JP2024079304A - 対基板作業システム、および処理装置 - Google Patents

対基板作業システム、および処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】取り付け時の対基板作業装置と処理装置との干渉を回避し、処理装置の搬送安定性を確保する。【解決手段】基板に対して作業を実行する対基板作業装置110と、対基板作業装置110が設置される床面において搬送され、対基板作業装置110に着脱される処理装置130と、を備える対基板作業システム100であって、処理装置130は、対基板作業装置110に取り付けられた状態において、対基板作業装置110の少なくとも一部が嵌まり込む切欠部、または凹部を備える対基板作業システム100。【選択図】図1

Description

本発明は、基板に対して作業を実行する対基板作業装置と、前記対基板作業装置に着脱される処理装置と、を備える対基板作業システム、および対基板作業システムが備える処理装置に関する。
従来、プリント基板などに対して作業を実行する対基板作業装置と、対基板作業装置が設置される床面上において搬送され、対基板作業装置に対して処理を実行する処理装置と、を備えた対基板作用システムが存在している。具体的には、対基板作業装置の1つである部品実装装置に対してキャリアテープ等の部品を自動供給する処理装置の1つである部品供給装置は、床面に自立した状態で搬送される。
特許文献1には、処理装置が自動搬送装置によって搬送され、自動搬送装置によって対基板作業装置に着脱される技術が記載されている。
国際公開第2022/024676号
ところが、複数の対基板作業装置が設置される床面において、処理装置が搬送される通路が狭く、特に通路の幅方向寸法の抑制が求められる。また、対基板作業装置は、トレイ供給装置等の付加設備等が対基板作業装置本体から突出して配置される場合があり、処理装置を対基板作業装置の本体に取り付ける場合には付加設備などとの干渉を回避する必要がある。このような状況において、処理装置の形状を単にスリム化したとしても、搬送時の安定性を欠き、搬送に適した形状にはならない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、対基板作業装置との干渉を回避し、狭い通路でも安定して処理装置を搬送することができる対基板作業装置、および処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つである対基板作業システムは、基板に対して作業を実行する対基板作業装置と、前記対基板作業装置が設置される床面において搬送され、前記対基板作業装置に着脱される処理装置と、を備える対基板作業システムであって、前記処理装置は、前記対基板作業装置に取り付けられた状態において、前記対基板作業装置の少なくとも一部が嵌まり込む切欠部、または凹部を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明の他の1つである処理装置は、基板に対して作業を実行する対基板作業装置が設けられた床面上において搬送される処理装置であって、前記対基板作業装置に取り付けられた状態において、前記対基板作業装置の少なくとも一部が嵌まり込む切欠部、または凹部を備える。
本発明によれば、対基板作業装置との干渉を回避して処理装置を取り付けることができ、狭い通路でも安定して処理装置を搬送することができる。
対基板作業システムを示す斜視図である。 対基板作業システムを示す平面図である。 処理装置を無人搬送車と共に示す斜視図である。 延在部を省略した処理装置を無人搬送車と共に示す側面図である。 処理装置を無人搬送車と共に裏側から示す平面図である。 分離状態の処理装置と無人搬送車とを一部透過状態で示す斜視図である。 第一センサ、および第二センサの障害物検出エリアを示す図である。 処理装置が連結されていない状態の第一センサの障害物検出エリアを示す図である。 処理装置の別例1と無人搬送車の別例1とを一部透過状態で示す斜視図である。 処理装置の別例2を示す斜視図である。
以下、本発明に係る対基板作業システム、および処理装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。また、図中に示す場合があるX軸、Y軸、Z軸は、図の説明のために任意に設定した直交座標を示している。つまりZ軸は、鉛直方向に沿う軸とは限らず、X軸、Y軸は、水平面内に存在するとは限らない。
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
図1は、対基板作業システム100を隣接する対基板作業装置110と共に示す斜視図である。図2は、対基板作業システム100を隣接する対基板作業装置110と共に示す平面図である。対基板作業システム100は、基板(不図示)に対し作業を実行するためのシステムであり、対基板作業装置110と、処理装置130と、を備えている。本実施の形態の場合、対基板作業システム100は、処理装置130を搬送するための無人搬送車200を備えている。
対基板作業装置110は、基板に対し作業を実行するための装置であれば特に限定されるものではない。例えば、対基板作業装置110としては、プリント基板などの表面にハンダペーストを印刷するハンダ印刷装置、基板に部品を実装する部品実装装置、加温によりハンダペーストを溶融し冷却により基板に部品を機械的、かつ電気的に接続するリフロー炉など、回路基板製造ラインに組み込まれる装置を例示することができる。また、対基板作業装置110には、基板に部品を装着する各工程において検査を行う検査装置、各装置間を結び製造途中の基板等を搬送する搬送装置なども含まれる。本実施の形態の場合、対基板作業装置110としての部品実装装置を例にして説明する。
対基板作業装置110は、付加設備として対基板作業装置110の本体である作業装置本体111に部品を供給するトレイフィーダー112と、トレイストッカー113と、を備えている。本実施の形態の場合、複数の対基板作業装置110が床面上に隣接してインラインで配置されている。
トレイフィーダー112は、作業装置本体111において基板に装着される部品が格子状配列で格納されたトレイを、作業装置本体111の部品取り出し位置に移動させることにより、部品を供給する。処理装置130が着脱される方向である着脱方向(図中Y軸方向)において、トレイフィーダー112は、作業装置本体111から突出しており、対基板作業装置110に取り付けられた処理装置130の切欠部133に少なくとも一部が嵌まり込むように、切欠部133に対応した形状となっている。なお、切欠部133の詳細については後述する。
トレイストッカー113は、基板に装着される複数の部品を並べて格納したトレイを保持しておく装置である。複数の部品が配置されたトレイは、トレイフィーダー112により作業装置本体111に供給される。また、トレイストッカー113は、作業装置本体111において消費され空となったトレイをトレイフィーダー112を介して回収する。処理装置130が着脱される方向である着脱方向(図中Y軸方向)において、トレイストッカー113は、作業装置本体111から突出した位置に配置されており、対基板作業装置110に取り付けられた処理装置130の切欠部133に少なくとも一部が嵌まり込むように、切欠部133に対応した形状となっている。また、水平面において着脱方向と直交する左右方向(図中X軸方向)において、トレイストッカー113は、作業装置本体111から突出するように配置されており、隣接する対基板作業装置110に取り付けられた処理装置130の切欠部133に少なくとも一部が嵌まり込むように、切欠部133に対応した形状となっている。
図3は、処理装置130を無人搬送車200と共に示す斜視図である。図4は、延在部132を省略した処理装置130を無人搬送車200と共に示す側面図である。処理装置130は、対基板作業装置110が設置される床面において搬送され、対基板作業装置110に取り付けられた状態で対基板作業装置110に対して処理を実行し、処理が終了した後に対基板作業装置110から取り外される装置である。処理装置130は、他の装置の駆動力、または人力により床面の上を搬送される装置であり、処理装置本体部131と、延在部132と、を備えている。
図3中に二点鎖線で示す立方体の領域は、切欠部133であり、切欠部133の隣り合う鉛直面は、処理装置本体部131、および延在部132と当接している。切欠部133は、対基板作業装置110に処理装置130を取り付ける際に、対基板作業装置110の一部と処理装置130とが干渉しないように処理装置130に設けられた空間である。切欠部133は、対基板作業装置110に処理装置130が着脱される方向である着脱方向(図中Y軸方向)に直交し水平面内に延在する左右方向(図中X軸方向)において、対基板作業装置110に取り付けられた際の処理装置130の対基板作業装置110側の面の両端部の少なくとも一方(本実施の形態の場合は両方)に設けられている。なお、切欠部133に挿入される対基板作業装置110の一部の大きさは、延在部132が占める体積よりも大きい、または、処理装置本体部131の大きさの4分の1よりも大きい。
処理装置130の種類は、特に限定されるものではない。例えば処理装置130としては、対基板作業装置110の1つである部品実装装置にキャリアテープが収納された収容器であるテープカセットを供給するキャリアテープ供給装置、部品が載置されたトレイを供給するトレイ供給装置、ハンダ印刷装置にハンダペーストを供給するハンダ供給装置などを例示することができる。また、処理装置130は、部品を供給するのではなく、対基板作業装置110にアクセスして調整処理などを行う装置でもかまわない。なお、処理装置130の処理機能は、処理装置本体部131が主として担っている。また、処理装置130は、無人搬送車200が処理装置130に連結した状態で、対基板作業装置110に部品の供給などの処理をすることが可能である。
本実施の形態の場合、処理装置本体部131の下部であって連結した無人搬送車200側には、無人搬送車200の少なくとも一部が入り込める侵入空間134が設けられている。具体的には、処理装置本体部131は、図4に破線で示すように、第一処理装置本体部135と、第二処理装置本体部136と、を備えており、直方体形状の切り欠き空間である侵入空間134は、側面の1つが第一処理装置本体部135と当接し、上面が第二処理装置本体部136と当接している。
延在部132は、処理装置本体部131の左右方向における側面から左右方向の少なくとも一方に延びた部分である。本実施の形態の場合、延在部132は、左右方向において、第一処理装置本体部135の下部の両側面からそれぞれ突出状に配置されており、処理装置130は、着脱方向を含む鉛直面において、全体視面対称の形状を有している。
本実施の形態の場合、延在部132は、処理装置本体部131から左右方向に延在し、左右方向の先端部から連結した状態の無人搬送車200の側方へと延びる平面視L字形状のフレームである。つまり、処理装置本体部131の左右方向の両側に配置された2つの延在部132の間に連結された無人搬送車200が嵌まり込んだ状態で配置される。
以上のように処理装置130は、連結された無人搬送車200の側方にまで延在部132が延在することにより、無人搬送車200との間に所定の自由度で連結されている場合でも、安定した姿勢で搬送されることができる。また、処理装置130は、鉛直面に対して全体的に面対称であり、所定の複数方向に搬送される場合でも安定した姿勢で搬送されることができる。
処理装置130は、複数の機器を有し、延在部132には複数の機器の1つである第二センサ222(図6参照)が取り付けられている。なお、第二センサ222については後述する。
図5は、処理装置130を無人搬送車200と共に裏側から示す平面図である。処理装置本体部131、および延在部132には、処理装置130が床面の上を走行できるように車輪137が設けられている。処理装置130が備える車輪137の数は、限定されるものではないが、本実施の形態の場合、水平面内において処理装置130が対基板作業装置110に取り付けられ取り外される方向である着脱方向(図中Y軸方向)と直交する左右方向(図中X軸方向)に並んで一対の車輪137が処理装置本体部131の対基板作業装置110側(図中Y+側)に取り付けられている。また、2つの延在部132のそれぞれには、左右方向に並んだ一対の車輪137が取り付けられている。車輪137の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、いずれの車輪137にもキャスターが採用されている。処理装置130が備える車輪137をキャスターにすることにより、無人搬送車200は、対基板作業装置110と処理装置130との着脱方向(処理装置130と無人搬送車200との連結方向)に処理装置130を搬送するばかりでなく、水平面内において着脱方向に直交する方向などにも搬送することが可能となる。
また、処理装置130が備える被連結部138(詳細は後述)は、複数の車輪137を多角形の頂点として仮想の線(図5中の破線)でつないで囲まれた領域の内側に設けられている。このような配置の被連結部138が無人搬送車200から搬送のために受ける力を受けることにより、処理装置130は、安定した姿勢で搬送されることができる。
図6は、分離状態の処理装置130と無人搬送車200とを一部透過状態で示す斜視図である。無人搬送車200は、処理装置130の被連結部138と連結する連結部210を有し、連結した処理装置130を搬送する装置である。無人搬送車200は、自律的に床面を走行し、連結された処理装置130を所定の場所に搬送する。被連結部138と連結部210とが連結することにより、無人搬送車200は、処理装置130を着脱方向(図中Y軸方向)、左右方向(図中X軸方向)、およびこれらの方向の間の斜め方向のいずれにも搬送することができる。なお、処理装置130は、前述の通り、車輪137の全てがキャスターであることにより、無人搬送車200の移動方向の全てを許容している。また、被連結部138と連結部210とは、連結された状態でも上下方向(図中Z軸方向)のずれは許容される。これにより、床面の凹凸により無人搬送車200と処理装置130との姿勢が食い違った場合でも、連結が解除されることなく無人搬送車200は、処理装置130を搬送することが可能である。
連結部210は、被連結部138に対して自動的に着脱可能であり、無人搬送車200が処理装置130を対基板作業装置110に取り付けた後は、被連結部138と連結部210との連結を解除して、無人搬送車200のみ移動することが可能である。また、対基板作業装置110に取り付けられた処理装置130に対し、無人搬送車200が自律的に走行して被連結部138と連結部210とを連結させ、処理装置130を対基板作業装置110から取り外して床面の上を搬送することが可能である。
本実施の形態の場合、無人搬送車200は、処理装置本体部131に設けられた侵入空間134に入り込む第一本体部201と、第一本体部201と一体に連結され、侵入空間134に入り込まない第二本体部202と、を有し、第二本体部202の高さ位置は、第一本体部201の高さ位置よりも高い位置である。連結部210は、第一本体部201に取り付けられており、第一本体部201の一部が侵入空間134に入り込んだ状態で被連結部138と連結部210とが連結する。つまり、無人搬送車200が処理装置130と連結した状態における着脱方向(連結方向)における全体の長さを第一寸法とした場合、着脱方向における処理装置130単体の長さである第二寸法と着脱方向における無人搬送車200単体の長さである第三寸法の和は、第一寸法より大きい(第一寸法<第二寸法+第三寸法)。
以上のように、無人搬送車200の連結部210と、処理装置130の被連結部138は、床面に近い低い位置で連結するため、無人搬送車200は、処理装置130を安定した状態で搬送することが可能となる。
図7は、第一センサ221、および第二センサ222の障害物検出エリアを示す図である。図8は、処理装置130が連結されていない状態の第一センサ221の障害物検出エリアを示す図である。無人搬送車200は、レーザー光を照射して物体を検知するライダーなどの第一センサ221(図7、図8参照)を有し、第一センサ221のレーザー光が照射される高さ位置は、処理装置130が備える延在部132の上面の高さ位置よりも高い。これにより、第一センサ221は、処理装置130が連結された状態でも延在部132に邪魔されることなく障害物を広い第一検出範囲301で検出することが可能である。なお、本実施の形態では、図8に示すように、処理装置130が連結されていない状態における第一検出範囲301は、図7に示す第一検出範囲301と等しい。なお、第一センサ221として360度視野のセンサを用いて全周方向において物体を検知してもよい。
また、一対の延在部132の左右方向における端部にはそれぞれレーザー光を照射して物体を検知する第二センサ222が設けられており、無人搬送車200は、第二センサ222が検知した情報を取得する。これにより、無人搬送車200は、処理装置本体部131による第一センサ221の検出領域の死角となる領域を一対の第二センサ222で補うことができ、処理装置130を障害物に接触させることなく搬送することができる。
本実施の形態の場合、処理装置130は、第二センサ222の信号を通信可能に接続する第一コネクタ231を有し、無人搬送車200は、第一コネクタ231と接続される第二コネクタ232を有している(図6参照)。第一コネクタ231と第二コネクタ232とは、無人搬送車200の連結部210と処理装置130の被連結部138との連結により接続される。なお、本実施の形態では、第二センサ222の信号を有線通信により無人搬送車200に送信する場合を説明したが、第二センサ222の信号は、無線通信により無人搬送車200に送信しても構わない。
無人搬送車200は、無人搬送車200、および連結した処理装置130を移動させる駆動輪240と、駆動輪240の舵を切る(駆動輪240を操向する)一対の電動機241(図6参照)と、を有し、一対の電動機241とモータアンプ等は、無人搬送車200の第二本体部202に収容されている。駆動輪240の内部には、駆動輪240の推進力を発生する図示しない電動機が駆動輪240の中心軸と同軸で設けられている。
上記実施の形態に係る対基板作業システムによれば、対基板作業装置110の着脱方向に突出する部分と、処理装置130との干渉を回避して処理装置130を作業装置本体111に取り付けることができる。また、処理装置本体部131から左右方向に突出する延在部132により、処理装置本体部131と無人搬送車200とが並ぶ着脱方向ばかりでなく、左右方向にも走行安定性を確保することができ、狭い通路でも安定して処理装置を搬送することができる。
また、一対の延在部132の両方に車輪137を設けることで車輪137の接地間隔を大きく取ることができ、左右方向においても、処理装置本体部131の加速、減速、緊急減速などの運動に対して安定性を確保することができる。これにより、無人搬送車200が処理装置130を搬送する効率を高めることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、図9に示すように、処理装置本体部131は、侵入空間134を備えなくてもよい。
また、処理装置130の延在部132は、フレームではなく、筐体を備え、処理装置が備える複数の機器の一部を、延在部132を構成する筐体に収容しても構わない。これにより、処理装置130の重心を下げることができ、処理装置130の走行安定性の向上を図ることが可能となる。
また、処理装置130を無人搬送車200で搬送する場合を説明したが、処理装置130は、被連結部138を備えず、人力などで搬送されても構わない。
また、処理装置130は、図10に示すように対基板作業装置110に取り付けられた状態において、対基板作業装置110の少なくとも一部が嵌まり込む凹部103を備えても構わない。これにより、対基板作業装置110の形状に対応しつつ、広範囲に車輪137を処理装置130に配置することができ、走行安定性を向上させることが可能となる。
本発明は、対基板作業装置によって構成される対基板作業ラインが設置されるフロア上を走行し、取り付けられた対基板作業装置に対して処理を実行する処理装置、および当該処理装置を備えた対基板作業システムなどに利用可能である。
100 対基板作業システム
103 凹部
110 対基板作業装置
111 作業装置本体
112 トレイフィーダー
113 トレイストッカー
130 処理装置
131 処理装置本体部
132 延在部
133 切欠部
134 侵入空間
135 第一処理装置本体部
136 第二処理装置本体部
137 車輪
138 被連結部
200 無人搬送車
201 第一本体部
202 第二本体部
210 連結部
221 第一センサ
222 第二センサ
231 第一コネクタ
232 第二コネクタ
240 駆動輪
241 電動機
301 第一検出範囲

Claims (13)

  1. 基板に対して作業を実行する対基板作業装置と、前記対基板作業装置が設置される床面において搬送され、前記対基板作業装置に着脱される処理装置と、を備える対基板作業システムであって、
    前記処理装置は、
    前記対基板作業装置に取り付けられた状態において、前記対基板作業装置の少なくとも一部が嵌まり込む切欠部、または凹部を備える
    対基板作業システム。
  2. 前記切欠部、または前記凹部は、
    前記対基板作業装置に前記処理装置が着脱される方向である着脱方向に直交し水平面内に延在する左右方向において、前記対基板作業装置に取り付けられた際の前記処理装置の前記対基板作業装置側の面の両端部の少なくとも一方に設けられる
    請求項1に記載の対基板作業システム。
  3. 前記対基板作業装置の少なくとも一部は、前記切欠部または前記凹部に対応した形状を有する、
    請求項2に記載の対基板作業システム。
  4. 前記処理装置は、
    処理装置本体部と、前記処理装置本体部の側面から左右方向に延びた延在部を有し、
    前記切欠部、または前記凹部は、
    前記処理装置本体部、および前記延在部によって形成される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の対基板作業システム。
  5. 前記処理装置は、複数の車輪を有し、
    複数の前記車輪の一部は、前記延在部に取り付けられている
    請求項4に記載の対基板作業システム。
  6. 前記処理装置は、複数の機器を有し、
    前記複数の機器の一部は、前記延在部に取り付けられている
    請求項4に記載の対基板作業システム。
  7. 前記処理装置は、着脱方向を含む鉛直面において、全体視面対称の形状を有する
    請求項1に記載の対基板作業システム。
  8. 前記処理装置の前記切欠部、または前記凹部に少なくとも一部が嵌まり込む前記対基板作業装置の一部は、前記対基板作業装置の本体に部品を供給するトレイフィーダーまたはトレイストッカーである
    請求項1に記載の対基板作業システム。
  9. 前記処理装置の被連結部と連結する連結部を有し、連結した前記処理装置を搬送する無人搬送車を備える
    請求項1に記載の対基板作業システム。
  10. 前記処理装置の下部には、前記無人搬送車の少なくとも一部が入り込める侵入空間が設けられており、
    前記無人搬送車の少なくとも一部が前記侵入空間に入り込んだ状態で前記被連結部と前記連結部とが連結する、
    請求項9に記載の対基板作業システム。
  11. 前記処理装置は、
    処理装置本体部と、前記処理装置本体部の側面から左右方向に延びた延在部を有し、
    前記無人搬送車の少なくとも一部が前記延在部の間に入り込んだ状態で前記被連結部と前記連結部とが連結する、
    請求項9に記載の対基板作業システム。
  12. 前記無人搬送車は、
    連結した前記処理装置を水平面において着脱方向と直交する左右方向に搬送する
    請求項9に記載の対基板作業システム。
  13. 基板に対して作業を実行する対基板作業装置が設けられた床面上において搬送される処理装置であって、
    前記対基板作業装置に取り付けられた状態において、前記対基板作業装置の少なくとも一部が嵌まり込む切欠部、または凹部を備える
    処理装置。
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