JP2024078229A - 画像形成装置及びテストシートの読取方法 - Google Patents

画像形成装置及びテストシートの読取方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024078229A
JP2024078229A JP2022190643A JP2022190643A JP2024078229A JP 2024078229 A JP2024078229 A JP 2024078229A JP 2022190643 A JP2022190643 A JP 2022190643A JP 2022190643 A JP2022190643 A JP 2022190643A JP 2024078229 A JP2024078229 A JP 2024078229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test sheet
glass
cover
image forming
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022190643A
Other languages
English (en)
Inventor
武法 大歳
Takenori Otoshi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2022190643A priority Critical patent/JP2024078229A/ja
Publication of JP2024078229A publication Critical patent/JP2024078229A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、画像形成部で印刷したテストシートを読取部で読取った結果に基づいて用紙エッジからの印刷距離を自動調整する。読取部は、読取る原稿を載置するOCガラス10と、読取部が原稿を読取る際に、OCガラス10を覆うOCカバー33と、を含み、読取部がテストシート14を読取る際にはOCカバー33を開放する。【選択図】図4B

Description

本開示は、用紙の表裏に印字する画像位置を合わせることができる画像形成装置及びテストシートの読取方法に関する。
用紙の表裏に印字する画像位置を合わせることができる画像形成装置として、特開2011-041099号公報(特許文献1)には、位置ずれ確認パターン(テストパターン)が印刷された記録媒体を印刷し、記録媒体をスキャナで読取ることで、印刷位置を補正することが記載されている。
特開2011-041099号公報
従来の用紙の表裏に印字する画像位置を合わせることができる画像形成装置は、上記のように構成されていた。
しかしながら、特許文献1のような構成では、テストパターンが印刷された記録媒体をスキャナで読取っているが、通常白い紙に対して読取り面を覆うカバーが白い場合は、紙のエッジが読み取れない、又は読取精度が落ちて、紙のエッジとテストパターンとの間の正確な距離が測定できず、補正の精度が悪くなるという問題があった。
本開示は上記のような問題点を解消するためになされたもので、紙のエッジとテストパターンとの間の正確な距離が測定でき、その結果、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本開示に係る画像形成装置は、画像形成部で印刷したテストシートを読取部で読取った結果に基づいて用紙エッジからの印刷距離を自動調整する画像形成装置である。読取部は、読取る原稿を載置するOCガラスと、読取部が原稿を読取る際に、OCガラスを覆うOCカバーと、を含み、読取部がテストシートを読取る際にはOCカバーを開放する。
好ましくは、OCガラスは周囲にOC枠を有し、読取部がテストシートを読取る際は、テストシートはOC枠の原点を挟んだ二辺に沿わせて載置される。
テストシートを読取部で読取る際にはOCガラスの読取り領域内にテストシートの4辺を載置してテストシートの片面の印刷位置を読取ってもよい。
OCガラスは周囲にOC枠を有し、テストシートは、四辺を有する矩形状であり、読取り部がテストシートを読取る際は、テストシートの四辺の内の少なくとも二辺をOC枠の原点を挟んだ二辺との間に隙間を持たせて載置されるのが好ましい。
テストシートは、長辺と短辺を有する四辺の矩形状を有し、テストシートを読取部で読取る際にはテストシートは、長辺の一端側に隣接する短辺の全てと少なくとも長辺の半分を含む矩形の領域を先に読取り、後に残りの長辺の他端側に隣接する短辺全てと少なくとも長辺の半分を含む矩形の領域を読取るのが好ましい。
OC枠はテストシートのX及びY方向の位置を合わせる2つのX方向位置合わせマークとY方向位置合わせマークを有し、読取り部がテストシートを読取る際、テストシートは、OC枠のX方向位置合わせマーク及びY方向位置合わせマークの2つの位置合わせマークに合わせて載置されてもよい。
Y方向位置合わせマークは、OCガラスの読取り領域の下端に設けられているOC枠の上端であってもよい。
テストシートは、Y方向位置合わせマークに対してはテストシート上に印刷された位置合わせマークで位置合わせされ、X方向位置合わせマークに対しては、テストシートのY方向の端部で位置合わせされてもよい。
この発明の他の局面においては、画像形成部で印刷したテストシートを読取部で読取った結果に基づいて用紙エッジからの印刷距離を自動調整する際のテストシートの読取方法である。読取部は、読取る原稿を載置するOCガラスと、読取部が原稿を読取る際に、OCガラスを覆うOCカバーと、を含み、テストシートをOCガラス上に載置する工程と、読取部がテストシートを読取る際にはOCカバーを開放する工程と、を含む。
本開示によれば、OCカバーを開放して用紙のエッジとテストパターンとを読取るため、読取部の図示のないスキャナの読取りのテストシート14の領域以外のOCカバーから反射する光がなくなり、テストシートのエッジとテストパターンと得ることができる。その結果、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置及びテストシートの読取方法を提供できる。
本開示の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行なう後述の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
本開示の第1実施の形態における画像形成装置の読取部に設けられたテストシートのOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第1実施の形態における覆い紙を示す図である。 本開示の第1実施の形態におけるテストシートの上部を覆うように覆い紙を置いた状態を示す図である。 本開示の第2実施の形態の第1の例におけるテストシート及び覆い紙のOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第2実施の形態における覆い紙を示す図である。 本開示の第2実施の形態の第2の例におけるテストシート及び覆い紙のOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第2実施の形態の第2の例における第1サイズガイドに設けられた段差の断面形状を示す図である。 本開示の第3実施の形態におけるテストシート及び2枚の覆い紙のOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第3実施の形態における覆い紙を示す図である。 本開示の第4実施の形態におけるテストシートのOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第4実施の形態におけるOCカバーを開放したテストシートの読取り状態を示す図である。 OCカバーを開放してテストシートを読取ったときの画像データのイメージを示す図である。 本開示の第5実施の形態におけるOCガラスの周囲に設けられたテストシートの位置合わせ用のマークを示す図である。 本開示の第5実施の形態におけるテストシートのOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第5実施の形態におけるテストシートの上に覆い紙を載置した状態を示す図である。 本開示の第5実施の形態におけるテストシートの上の覆い紙を透過した状態を示す図である。 本開示の第5実施の形態におけるOCカバーを開放したテストシートの読取り方法を示す図である。 本開示の第6実施の形態におけるテストシートのOCガラス上への載置状態を示す図である。 本開示の第6実施の形態におけるテストシートの上への覆い紙の載置状態を示す図である。 本開示の第6実施の形態における1枚の覆い紙を示す図である。 本開示の第6実施の形態における覆い紙を透過した状態を示す図である。 本開示の第6実施の形態におけるテストシートの上への覆い紙の載置状態を示す図である。 本開示の第6実施の形態におけるテストシートの上への覆い紙の載置状態を示す図である。 本開示の第6実施の形態における2枚の覆い紙でOCガラスを覆った状態を示す図である。 本開示の第6実施の形態におけるOCカバーを開放したテストシートの読取り状態を示す図である。
[第1実施の形態]
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1Aは、本開示の第1実施の形態における画像形成装置の読取部に設けられたテストシートのOCガラス上への載置状態を示す図であり、用紙を載置する横長形状のOC(透明)ガラス10と、OCガラス10の左端部と上端部に設けられたOC枠11と、OCガラス10上に載置されたテストシート13と、を示している。ここで、OC枠11は横(X)方向に延びる第1サイズガイド12aと、縦(Y)方向に延びる第2サイズガイド12bとを含む。
第1サイズガイド12aと第2サイズガイド12bとの交点はOC枠11の原点10aを構成し、縦長の矩形状のテストシート13はOC枠11の原点10aに合わせるとともに、第1サイズガイド12aと第2サイズガイド12bに沿ってOCガラス10の上に載置される。ここで、第1サイズガイド12aと第2サイズガイド12bは、OCガラス10上に載置された用紙のサイズを示す表示を有している。
図1Bは、本開示の第1実施の形態における覆い紙17を示す図であり、図1Cは、本開示の第1実施の形態におけるテストシート13の上部を覆うように覆い紙17を置いた状態を示す図である。図1A~図1Cを参照して、本開示の第1実施の形態における、テストシート13のOCガラス10上への載置方法について説明する。
テストシート13は、画像位置を調整する画像形成装置の画像形成部で画像形成され、図1Aに示すように縦長の矩形状であり、表面側のその4隅の近傍、中央より上側の左右方向の中央に1カ所、及び中央より下側の左右方向の中央に2カ所、に所定のテストパタ-ン13aが印刷され、裏面にも同様のパターンが印刷されている。なお、テストシート13の中央部(図1Aにおいて点線で示す部分)にはテストパターン13aは設けられていない。
図1Bを参照して、覆い紙17は、少なくともテストシート13の幅よりも横に長い寸法を有する矩形状である。本開示では、覆い紙17は、画像形成装置の画像形成部で印刷し白色以外の色(例えばグレイ)で塗られ、覆い紙17の外周の4辺に一定の幅を有する白色のボイド部(ボイド領域)19が形成されているが、ボイド領域は必ずしもなくても良い。白色のボイド部19の内部は白色以外の色(例えばグレイ)で塗られている。また、覆い紙17をOCガラス10上へ載置した状態の右側の上端部には紙の上端の線又は上側のボイドの領域に平行に横方向の線が、左側の下端部には紙の左端の線又は左側のボイドの領域に平行に縦方向の線が、それぞれ位置を合わせるマーク18a,18bとして設けられている。
覆い紙17にボイド領域がある場合、位置を合わせるマーク18aの位置は、横長のマーク18aを読取部の第1の所定のライン(線)上に沿うように合わせた場合、覆い紙17のマーク18aに平行で近い側の白色ボイド部(ボイド領域)19がOCガラス10の上の外側(読取領域の上側より外側)に来るような位置に設けられている。マーク18aは上端のボイド領域近傍で、上端のボイド領域に平行で、上端のボイド領域より内側で、右端のボイド領域近傍に横長に設けられる。
覆い紙17にボイド領域がある場合、位置を合わせるマーク18bの位置は、縦長のマーク18bを読取部の第2の所定のライン(線)上に沿うように合わせた場合、覆い紙17のマーク18bに平行で近い側の白色のボイド部(ボイド領域)19がOCガラス10の左の外側(読取領域の左側より外側)に来るような位置に設けられている。マーク18bは、左端のボイド領域近傍で、左端のボイド領域に平行で、左端のボイド領域より内側で、下端のボイド領域近傍に縦長に設けられる。
覆い紙17にボイド領域が無い場合、位置を合わせるマーク18aの位置は、横長のマーク18aを読取部の第1の所定のライン(線)上に沿うように合わせた場合、覆い紙17のマーク18aに平行で近い側の覆い紙17の紙の端(上端)がOCガラス10の上の外側(読取領域の上端より外側)に来るような位置に設けられている。マーク18aは、覆い紙17の上端に平行で、覆い紙17の上端より内側で、覆い紙17の右端近傍に横長に設けられる。
覆い紙17にボイド領域が無い場合、位置を合わせるマーク18bの位置は、縦長のマーク18bを読取部の第2の所定のライン(線)上に沿うように合わせた場合、覆い紙17のマーク18bに平行で近い側の覆い紙17の紙の端(左端)がOCガラス10の上の外側(読取領域の左端より外側)に来るような位置に設けられている。マーク18bは、覆い紙17の左端近傍で、覆い紙17の左端に平行で、覆い紙17の左端より内側で、覆い紙17の下左端近傍に縦長に設けられる。
第1の所定のラインは、第1サイズガイド12aのOCガラス10面側の端部の線、第1サイズガイド12aの内側の線、読取領域の上端の線であり、第1サイズガイド12a上に描画された位置合わせ用のマークでも良い。
第2の所定のラインは、第2サイズガイド12bのOCガラス10面側の端部の線、第2サイズガイド12b内側の線、読取領域の左端の線であり、第2サイズガイド12bに描画された位置合わせ用のマークでも良い。
図1Cを参照して、上記したように、覆い紙17は位置を合わせるマーク18a,18bが前記第1の所定のライン(線)上、前記第2の所定のライン(線)上に沿うように載置され、それによって、テストシート13の上端及び左端の少なくとも原点を含む一部は、覆い紙17の白色以外の色(例えばグレイ)で塗られた領域に完全に覆われるように配置される。
この実施の形態においては、このようにテストシート13を、その左上の角部を原点10aに合わせるとともに、テストシート13の直交する2辺を第1サイズガイド12a,第2サイズガイド12bに沿わせ、かつテストシート13の少なくとも原点を挟んだ2辺又は少なくとも原点を挟んだ2辺を含む3辺の上に白色以外の色を有する覆い紙17を置くことによって、テストシート13の上の面が白色でなくなり、この状態でOCガラス10の下に設けられた図示のないスキャナでテストシート13を読取ることによって、テストシート13の上端、左の端部又は上端、左右の端部と中央のテストパターン13a、を確実に検出できる。
なお、このテストシート13は表面と裏面に同じテストパターン13aを有し、図1Aに示すような状態でその上部を読取った後、上下を180度回転してその下部を読取り、その後、裏面側の上部と下部の合計4回読取るが、具体的には、後に説明する。
その結果、テストシート13のテストシート13のエッジとテストパターン13aとの間の正確な距離が測定できると共に、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置を提供できる。
[第2実施の形態]
次に、本開示の第2実施の形態について説明する。本開示の第2実施の形態は第1の例と第2の例とを含む。図2Aは、本開示の第2実施の形態の第1の例におけるテストシート13及び覆い紙20のOCガラス10上への載置状態を示す図であり、図1Aと同様に、テストシート13をその左上の角部を原点10a(図1A参照)に当接し、第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bに沿うように配置し、覆い紙20をその左側の端部を第2サイズガイド22bの左側の端部に合わせ、上側の端部を第1サイズガイド22aの上側の端部に合わせた状態を示す図である。第1の例では、覆い紙20のボイド部21の幅が第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bの幅よりも小さい。
図2Bは、本開示の第2実施の形態における覆い紙20を示す図であり、図1Bに対応する。図2Bを参照して、この実施の形態においては、覆い紙20には、図1Bと同様の白色のボイド部21が設けられ、白色のボイド部21の内部は白色以外の色を有しているが、先の実施の形態と異なり、覆い紙には縦方向の線や横方向の位置合わせ線が設けられていない。
図2Cは、本開示の第2実施の形態の第2の例におけるテストシート13及び覆い紙20のOCガラス10上への載置状態を示す図であり、覆い紙20を覆う位置が図2Aに示した第1の例とは異なる。
本開示の第2実施の形態の第2の例においては、第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bには段差23が設けられており、その段差23の断面形状(図2Cにおいて、線2D-2Dで示す部分)を図2Dに示す。図2Dを参照して、段差23の低い部分23aのOCガラス10側の幅寸法は覆い紙20のボイド部21の幅方向の寸法より大きい。
図2A~図2Dを参照して、本開示の第2実施形態における、テストシート13のOCガラス10上への載置方法について説明する。
この実施の形態においても、テストシート13をその左上の角部を原点10aに合わせるとともに、テストシート13の直交する2辺を第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bに沿わせ、かつテストシート13の上に覆い紙20を置くという点では先の実施の形態と同様である。
一方、この実施の形態においては、覆い紙20の載置位置が先の実施の形態と異なる。すなわち、この実施の形態の第1の例では、覆い紙20を第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bの上側の端部及び左側の端部に合わせるのに対して(図2A参照)、第2の例では、覆い紙20をその左上の角部を挟む2辺のエッジが第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bの段差(突出部)23に合うように載置される。第1の例では、ボイド部21の幅が第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bの幅よりも小さいため、テストシート13の上の面が白色でなくなり、テストシート13の上部の左右
の端部を確実に検出できる。
一方、第2の例でも、段差23の低い部分23aのOCガラス10側の寸法は覆い紙20のボイド部21の幅方向の寸法より大きいため、このように覆い紙20を載置することにより、テストシート13の上の面が白色でなくなり、テストシート13の上部の左右の端部を確実に検出できる。
その結果、テストシート13のエッジとテストパターン13aとの間の正確な距離が測定できると共に、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置を提供できる。
なお、第2実施の形態の第2の例においては、位置合わせ部として、第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bの段差23を使用する場合について説明したが、これに限らず、突出部を設けても良いし、段差の代わりにOC枠に印刷マークを設けてもよい。
覆い紙にボイド領域がない場合にも適用できる第1の例では、第1サイズガイド22a,第2サイズガイド22bの幅は用紙がのるだけの幅(例えば5mm)以上あればよく、第2の例では段差23の低い部分23aのOCガラス10側の幅寸法は用紙がのるだけの幅(例えば5mm)以上あれば良い。
[第3実施の形態]
次に、本開示の第3実施の形態について説明する。この実施の形態においてもOCガラス全体を覆うのは先の実施の形態と同様であるが、覆い紙の載置位置の基準となるのがサイズガイドではなく、OCガラスの外部に設けられた画像形成装置の周辺のキャビネットの端部の線である点が先の実施の形態と異なる。又、この実施の形態においては、OCガラスと同程度の寸法の縦長の覆い紙が2枚横方向に並べて載置される。
図3Aは、本開示の第3実施の形態におけるテストシート13及び2枚の覆い紙25a,25bのOCガラス10上への載置状態を示す図であり、図3Bは、本開示の第3実施の形態における覆い紙25を示す図である。ここで使用される2枚の覆い紙25は同一であるので、参照番号は25で示し、2枚並べた場合はそれぞれを25a,25bで示す。図3Bを参照して、この実施の形態においても、覆い紙25には、その外周の4辺に白色のボイド部26が形成され、白色のボイド部26の内部は白色以外の色を有しており、覆い紙25には縦方向の線や横方向の位置合わせ線が設けられていない。
この実施の形態においては、OCガラス10の下方向には一定の幅寸法で横方向に延びる周辺のキャビネットの端部の線(画像形成装置のOCガラスの外部に設けられた樹脂製の外装部品)27が設けられており、周辺のキャビネットの端部の線27に2枚の覆い紙25a,25bの左右のエッジを合わせるように設けられている。また、この実施の形態においては、覆い紙25a,25bは、隣接する長手方向の2辺が当接するように2枚縦方向に連続して設けられている。
図3A~図3Bを参照して、本開示の第3実施形態における、テストシート13のOCガラス10上への載置方法について説明する。
この実施の形態においても、OCガラス10の原点10a及び第1サイズガイド28aに沿ってOCガラス10の上にテストシート13を載置し、その上に矩形状の覆い紙25a,25bをその長手方向を縦方向にして2枚並べて置き、1枚目の左側の覆い紙は左のキャビネットの端に合わせ、2枚目の右側の覆い紙は右のキャビネットの端に合わせる。
このとき、左側に置かれた覆い紙25aの左下の角部はOCガラス10の左端部に縦方向に延びる図示のない第2サイズガイドを覆い、覆い紙のボイド部がOCガラスの外に出るように載置される。また、覆い紙位置決め部29a,29bは、左側の覆い紙25aの左下の角部、及び右側の覆い紙25bの右下の角部を、そのボイド部26の内側で位置決めするように設けられる。これは、このようにボイド部26の内側で位置決めすることで、ボイド部26が図示のないスキャナの読取領域(OCガラス10内)に入らないようにするためである。
このように覆い紙25a,25bを載置することにより、テストシート13の上の面が白色でなくなり、テストシート13の上端と、左右の端部、及びテストパターンを確実に検出できる。
その結果、テストシート13のエッジとテストパターン13aとの間の正確な距離が測定できると共に、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置を提供できる。
[第4実施の形態]
次に、本開示の第4実施の形態について説明する。この実施の形態においては、テストシートを覆い紙で覆うことなく、読取部の読取り時にOCガラスを覆うOCカバーを開放して読取る。OCカバーを開放して読取ることにより、読取部の図示のないスキャナの読取りのテストシート14の領域以外のOCカバーから反射する光がなくなり、覆い紙で覆うのと同様の効果が得られる。
図4Aは、本開示の第4実施の形態におけるテストシート14のOCガラス10上への載置状態を示す図である。
ここでは、縦長の矩形状のテストシート14をその左上の角部を第1サイズガイド31a,第2サイズガイド31bの原点10aに合わせるとともに、テストシート14の左上の角部を挟む2辺が原点10aで直交する第1サイズガイド31a,第2サイズガイド31bの2辺に沿うように配置する。また、テストシート14には、中央部と4隅の近傍に□形状のテストパターン14aが設けられており、ここでは、中央部から上の3つのテストパターン14aがOCガラス10上の読取領域に位置している。
図4Bは、本開示の第4実施の形態におけるOCカバー33を開放したテストシート14の読取り状態を示す図であり、図4Cは、OCカバー33を開放してテストシート14を読取ったときの画像データのイメージを示す図である。図4Bに示すように、OCカバー33を開放した状態でテストシート14を図示のないスキャナで読取るため、テストシート14が無い領域では読取部から照射された光が反射されず濃度が高く認識される。
その結果、覆い紙を用いることなく、用紙のエッジを正確に読取ることができる。
[第5実施の形態]
次に、本開示の第5実施の形態について説明する。この実施の形態におけるOCガラスの周囲のOC枠は第4実施の形態と同様にOCガラスの全周に設けられている。
図5Aは、本開示の第5実施の形態におけるOCガラス10の周囲に設けられたテストシートの位置合わせ用のマーク37a,37b,37cを示す図であるが、37aは無くてもよい。図5Aを参照して、第1サイズガイド35a、及び下側のOC枠のうちの横方向に延びるOC枠36aにテストシートの縦方向の位置合わせ用のマーク37a,37b(図においては黒色で表示しているが、実際は緑色等の他の色でもよく、ここでは、緑色で表示されているものとする)が設けられている。図5Bは、本開示の第5実施の形態におけるテストシート15のOCガラス10上への載置状態を示す図であり、テストシート
15を、その左端部をマーク37a,37bの所定の位置に合わせて載置した状態を示す図である。なお、マーク37a,37bは第1サイズガイド35a及び下側のOC枠の幅を有する縦方向に延びる線であり、マーク37cは下側のOC枠の上端部に横方向に延びる線である。
なお、マーク37a、及び37bは、OC枠11のX方向の位置合わせマークに対応する。
ここでは、テストシート15は、その左上の角部を挟む2辺を第1サイズガイド35a,第2サイズガイド35bから隙間を持たせてOCガラス10上に載置されている。
図5Bを参照して、テストシート15は説明文付きであり、図4Aで説明したものと同様の5つのテストパターン15aとともに、中央のテストパターン15aを中心として、その上下に対称的に、横方向に延びる2本の線(実際は緑色等の他のマークや文字の色で表示)と、それらの線から中央方向に延びる一対の矢印(実際は緑色等の他のマークや文字の色で表示)、及び下記の説明文が記載されている。
「上↑この向きは、この線の線を枠の緑の横線と合わせてください。←用紙のエッジを←左の枠の緑の縦線と合わせてください。」
ここで、この説明文の意味は、図5Bを参照して、「上↑この向きは、この緑の線48を下側のOC枠11の緑のマーク37c(下側のOC枠11のY方向の位置合わせマーク)と合わせてください。←用紙のエッジを←左の(下側のOC枠11の緑のマーク37b(OC枠11のX方向の位置合わせマーク)と合わせてください。」という意味である。このようにテストシート15を読取ることによって、長辺側を有する矩形状のテストシート15の上半分(長辺側の半分)の中央のテストパターン15aを含む上半分を読取ることができる。
この後、テストシート15を上下に180度回転させて下半分(残りの半分)を読取り、その後、裏面の上側、下側の順に、上述したように、合計4回読取る。このようにして、テストシート15のエッジからOC枠11までの距離、表面のテストパターン15aの位置と大きさ、及び裏面のテストパターン15aの位置と大きさを読取る。
図5Cは本開示の第5実施の形態におけるテストシート15の上に覆い紙38を載置した状態を示す図であり、図5Bに示したテストシート15の上に、第1サイズガイド35a,第2サイズガイド35bの原点10aに合わせて覆い紙38を載置した状態を示す図である。ここで、覆い紙38は、これまでと同様に白色ではなく周囲に白いボイド部39を有している。この状態で、図示のないスキャナでOCガラス10を読取る。
図5Dは、本開示の第5実施の形態におけるテストシート15において、上の覆い紙を透過した状態を示す図である。図5Dを参照して、説明文に記載されたようにテストシート15が読取領域に載置されているのが分かる。
図5A~図5Dを参照して、位置合わせ用のマーク37bにテストシート15の左端のエッジを合わせて、覆い紙38を原点合わせで覆った際に、テストシート15の左端が覆い紙38の左端のボイド部39より右側に来る位置になる。
さらに位置合わせ用のマーク37bの位置が、覆い紙38を原点合わせで載置した際の覆い紙38の左端のボイド部39より右側に来る位置でもある。
位置合わせ用のマーク37cの位置は、OCガラス10の下端にあるOC枠11の上端の位置にある。
テストシート15側の位置合わせ線48の位置は、位置合わせ線48を位置合わせ用のマーク37c又はOCガラス10の下端にあるOC枠11の上端の位置に合わせたテストシート15を載置し、覆い紙38を原点合わせで覆った際に、テストシート15の上端が覆い紙38の上端のボイドより下側に来る位置である。
なお、図5Cに示すように覆い紙38でテストシート15をカバーして読取ってもよいし、図5Eに示すように、覆い紙38でテストシート15をカバーすることなく、OCカバー33を開放してテストシート15を読取ってもよい。
このように覆い紙38を載置する、又はOCカバー33を開放することにより、テストシート15の上の面が白色でなくなり、テストシート15の上部の左右の端部を確実に検出できる。
その結果、紙のエッジとテストパターンとの間の正確な距離が測定できると共に、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置を提供できる。
[第6実施の形態]
次に、本開示の第6実施の形態について説明する。この実施の形態においては、テストシートの4辺を1度に検出する点がこれまでの実施の形態と異なる。また、この実施の形態においても、OCガラスの周囲のOC枠はOCガラスの全周に設けられており、OCガラスの原点側のX方向に延びる第1サイズガイド41aと、Y方向に延びる第2サイズガイド41bと、を含む。なお、図6Aには、第1サイズガイド41aと第2サイズガイド41bにOCガラス10の読取領域を挟んで対向して設けられた下側のOC枠42a(X
方向に設けられている)と右側のOC枠42b(Y方向に設けられている)も示している。
図6Aは、本開示の第6実施の形態におけるテストシート16のOCガラス10上への載置状態を示す図であり、図6Bは、本開示の第6実施の形態におけるテストシート16の上への覆い紙43の載置状態を示す図であり、図6Cは、本開示の第6実施の形態における1枚の覆い紙43を示す図である。図6A~図6Cを参照して、この実施の形態においては、テストシート16はその寸法がOCガラス10より少し小さいA3サイズであり読取部の図示のないスキャナで読取る際にはOCガラス10の読取領域内にテストシート16の4辺を載置してテストシート16を読取る。
テストシート16上には図4Aと同様に5つのテストパターン16aが設けられ、図中印付きの線で示された、テストシート16の4辺のエッジからのテストパターン16aまでの距離が一気に測定される。
図6AのようにOCガラス10上にテストシート16を載置した後、図6Bに示すように、テストシート16の上にテストシート16と直交する方向に同じくA3の大きさの覆い紙43を、少なくとも第1サイズガイド41a,第2サイズガイド41b、及び下側のOC枠42a,右側のOC枠42bのOCガラス10側の端部を覆うように載置する。
なお、覆い紙43は外周にボイド部44を有しても良いがボイドは無くても良い。ここでは、横方向にA3の覆い紙43を2枚、テストシート16の上に載置して、OCガラス10全体を覆う。
図6Cは、2枚のA3の覆い紙43のうちの1枚を示す図であり、そこには、覆い紙43を2枚連続して配置する場合の覆い紙重ねマーク(位置を合わせるマーク)45が設けられている。図6Cを参照して、覆い紙重ねマーク45は、覆い紙43の右側端部近傍に設けられた縦方向に延びる線45aと線45aの上下方向に間隔を開けて,設けられた右向に頂点を有する▲マーク45bとを含む。
なお、図6Cには、後に説明する、 覆い紙43上にサイズガイドに合わせる位置合わせマーク46も示している。
横方向に連続してA3の覆い紙43を2枚載置するときは、図6Cに示した線45aと、▲マーク45bを基準として、その右側に2枚目のA3の覆い紙43を載置する。このように載置したときの覆い紙43を透過した状態の図を図6Dに示す。この状態でテストシート16を図示のないスキャナで読取る。
次に、この実施の形態における覆い紙43の位置合わせ方法について説明する。まず、左側の覆い紙43のY(上下)方向の位置を合わせる。この位置合わせ方法には、次のいずれかによって行なう。
(1)第1実施の形態の図1Bの様に覆い紙上の位置を合わせるマーク18aを説明したのと同様に、少なくとも左側の覆い紙43上にサイズガイドに合わせる位置合わせマーク46を設け(図6C参照)、これを第1サイズガイド41aのエッジに合わせる。
また左側の覆い紙43上の位置を合わせるマーク46は、第1サイズガイド41aと平行に設けられる読取領域下側のOC枠42aに合わせる様に覆い紙43の下部に設けられても良い(このように読取領域下側のOC枠42aの上端の線に合わせる様に覆い紙43の下部に位置を合わせるマーク46bを設けた状態を図6Eに示す)。
(2)第2実施の形態で説明したのと同様に、第1サイズガイド41aに段差を設け、左側の覆い紙43の上端を第1サイズガイド41aの上端の段差に合わせる。
(3)第2実施の形態で説明したのと同様に、第1サイズガイド41aにマークを設け、覆い紙の上端又は左側の覆い紙43上に設けられた位置合わせマークを第1サイズガイド41a上に描画されたマークに合わせる。
(4)左側の覆い紙43の上端を第1サイズガイド41aの上端のエッジに合わせる。
次に、左側の覆い紙43のX方向の位置を合わせる。この位置合わせ方法には、次のいずれかによって行なう。
(1)第2実施の形態で説明したのと同様に、第2サイズガイド41bに段差を設け、左側の覆い紙43の左端を第2サイズガイド41bの段差に合わせる。
(2)第2実施の形態で説明したのと同様に、第2サイズガイド41bにマークを設け、左側の覆い紙の左端を第2サイズガイド上に描画されたマークに合わせる。
又は第1サイズガイド41a及び第1サイズガイド41aと平行に対向する読取領域下側のOC枠42aに位置合わせマーク47a,47bを設けて(図6F参照)左側の覆い紙43の右端を合わせるようにしても良い。
(3)左側の覆い紙43の左端を第2サイズガイド41bの左端のエッジに合わせる。
なお、左側の覆い紙43の上端の位置を合わせるのと、左側の覆い紙43の左端の位置を合わせる処理とは、いずれかの処理を先にすればよい。
その後、右側の覆い紙43が左側の覆い紙43と合わせて読取領域を全て覆うように、右側の覆い紙43の上下(上端)位置は左側の覆い紙43に合わせ、右側の覆い紙43の左右位置は右側の覆い紙43の左端を線45aに合わせる。又は、第1サイズガイド41a又は第1サイズガイド41aと平行に設けられる読取領域下側のOC枠42a(読取領域右側のOC枠42b上でもある41a,42aと右側のOC枠42bの交差部分)に設けられた位置合わせマーク49a,49bに右側の覆い紙43の右端を合わせる様にしても良い(図6F参照)。
又、覆い紙重ね線45a及び第1サイズガイド41a,又は第1サイズガイド41aと平行に設けられる読取領域下側のOC枠42aに設けられた位置合わせマーク49a,49b(図6F及び図6G参照)は、右側の覆い紙43と左側の覆い紙43と合わせて読取領域を全て覆う位置に来るように、又は右側の覆い紙43の右端が矩形の読取領域の右端より外側に来る位置になるように設けられている。
なお、上記では、2枚の縦方向に連続して配置された覆い紙43でテストシート16を覆って読取る場合について説明したが、これに限らず、図6Hに示すようにOCガラス10を覆うOCカバー33を開放して読取ってもよい。
また、上記実施の形態においては、テストシートがOCガラスの読取領域より小さい場合について説明したが、これに限らず、テストシートがOCガラスのサイズを超える場合には、テストシートを読取部で読取る際、テストシートの長辺側の半分を先に読取り後、残りの半分を読み取ってもよい。
又、各実施の形態では矩形の覆い紙のボイドが無い場合は原点側の二辺の端部、ボイドがある場合は原点側の二辺の端部のボイド領域が矩形の読取領域の原点側の端部の二辺よりも外側になるような位置に、覆い紙上の位置合わせマーク及び読取領域周囲の枠の位置合わせマークは設けられている。
本開示は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他の種々な形で実施することができる。そのため、上述の実施形態は例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
本開示の特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本開示の範囲内のものである。
本開示によれば、用紙の表裏に印字する画像位置を正確に合わせることができる画像形成装置及びテストシートの読取方法を提供できるため、画像形成装置として有用である。
10 OCガラス
10a 原点
11 OC枠
12a,22a,28a,31a,35a,41a 第1サイズガイド
12b,22b,31b,35b,41b 第2サイズガイド
13,14,15,16 テストシート
13a,14a,15a,16a テストパターン
17,20,25,38,43 覆い紙
18a,18b 位置を合わせるマーク
19,21,26,39,44 ボイド部(ボイド領域)
23 段差
27 周辺のキャビネットの端部の線
29a,29b 覆い紙位置決め部
36a OC枠
33 OCカバー
37a,37b マーク
42a 下側のOC枠
42b 右側のOC枠
45 覆い紙重ねマーク
46,47 位置合わせマーク

Claims (9)

  1. 画像形成部で印刷したテストシートを読取部で読取った結果に基づいて用紙エッジからの印刷距離を自動調整する画像形成装置において、
    前記読取部は、読取る原稿を載置するOCガラスと、前記読取部が前記原稿を読取る際に、前記OCガラスを覆うOCカバーと、を含み、
    前記読取部が前記テストシートを読取る際には前記OCカバーを開放する、画像形成装置。
  2. 前記OCガラスは周囲にOC枠を有し、
    前記読取部が前記テストシートを読取る際は、前記テストシートは前記OC枠の原点を挟んだ二辺に沿わせて載置される、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記テストシートを前記読取部で読取る際には前記OCガラスの読取り領域内に前記テストシートの4辺を載置して前記テストシートの片面の印刷位置を読取る、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記OCガラスは周囲にOC枠を有し、
    前記テストシートは、四辺を有する矩形状であり、前記読取り部が前記テストシートを読取る際は、前記テストシートの四辺の内の少なくとも二辺を前記OC枠の原点を挟んだ二辺との間に隙間を持たせて載置される、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記テストシートは、長辺と短辺を有する四辺の矩形状を有し、
    前記テストシートを前記読取部で読取る際には前記テストシートは、前記長辺の一端側に隣接する短辺の全てと少なくとも長辺の半分を含む矩形の領域を先に読取り、後に残りの前記長辺の他端側に隣接する短辺全てと少なくとも長辺の半分を含む矩形の領域を読取る、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記OC枠は前記テストシートのX及びY方向の位置を合わせる2つのX方向位置合わせマークとY方向位置合わせマークを有し、
    前記読取り部が前記テストシートを読取る際、前記テストシートは、前記OC枠の前記X方向位置合わせマーク及び前記Y方向位置合わせマークの2つの位置合わせマークに合わせて載置される、請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記Y方向位置合わせマークは、前記OCガラスの読取り領域の下端に設けられている前記OC枠の上端である、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記テストシートは、前記Y方向位置合わせマークに対しては前記テストシート上に印刷された位置合わせマークで位置合わせされ、前記X方向位置合わせマークに対しては、前記テストシートのY方向の端部で位置合わせされる、請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成部で印刷したテストシートを読取部で読取った結果に基づいて用紙エッジからの印刷距離を自動調整する際のテストシートの読取方法であって、
    前記読取部は、読取る原稿を載置するOCガラスと、前記読取部が前記原稿を読取る際に、前記OCガラスを覆うOCカバーと、を含み、
    前記テストシートを前記OCガラス上に載置する工程と、
    前記読取部が前記テストシートを読取る際には前記OCカバーを開放する工程と、を含む、テストシートの読取方法。
JP2022190643A 2022-11-29 2022-11-29 画像形成装置及びテストシートの読取方法 Pending JP2024078229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022190643A JP2024078229A (ja) 2022-11-29 2022-11-29 画像形成装置及びテストシートの読取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022190643A JP2024078229A (ja) 2022-11-29 2022-11-29 画像形成装置及びテストシートの読取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024078229A true JP2024078229A (ja) 2024-06-10

Family

ID=91377342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022190643A Pending JP2024078229A (ja) 2022-11-29 2022-11-29 画像形成装置及びテストシートの読取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024078229A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0856402B1 (en) Image position error detection technique
US5835194A (en) Apparatus and method for aligning and printing integral images
TW432133B (en) Method and apparatus for automatic adjustment of thread tension
US5959718A (en) Alignment and printing of integral images
JP4597224B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
KR20110102361A (ko) 곡률 보정을 위한 이미지 처리
KR20090093786A (ko) 패턴 묘화 장치 및 패턴 묘화 방법
CN112420674A (zh) 套刻对准标记和套刻误差测量方法
US20050046889A1 (en) Immediate verification of printed copy
JP2024078229A (ja) 画像形成装置及びテストシートの読取方法
JP2024072210A (ja) 画像形成装置及びテストシートの読取方法
JP2004130798A (ja) 印刷された紙ウェブ上のマークの位置および/または形状を決定するためのプロセスおよび装置
KR20080053480A (ko) 포토마스크 및 그것을 사용한 노광 방법
JPH06223175A (ja) 画像パターンの走査処理方法および装置
US6253031B1 (en) Stereo photographic system
JP2017228165A (ja) 画像処理装置及び画像形成システム並びに画像処理プログラム
JPH11352441A (ja) 印刷物、レンチキュラー印刷物および製造方法
EP0709720B1 (en) A method for enlarging images for lenticular prints
US20050083556A1 (en) Image cropping based on imaged cropping markers
JP3871115B2 (ja) 形状測定装置、文書スキャナ及びプロジェクタ
JP3034267U (ja) 寫眞印画の位置決め容易な額縁の構造
CN115718404B (zh) 光学邻近修正方法、掩膜板及显示面板
KR20170025856A (ko) 중첩 보안패턴의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 잠상 인쇄물
JP3286253B2 (ja) ステレオ写真システム
US6568071B1 (en) Angular offset method for fabricating a registration guide