JP2024077334A - 熱変色性筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て時及び落下時の内筒体及び外筒体の損傷を確実に防止することができる熱変色性筆記具を提供する。【解決手段】熱変色性インキが内蔵され且つ該インキが吐出可能なペン先21を備える筆記具本体2、又は筆記具本体2のペン先21に取り付け可能なキャップ本体7を備える。筆記具本体2又はキャップ本体7が前記熱変色性インキの筆跡を摩擦する摩擦体6を備える。筆記具本体2又はキャップ本体7が、外筒体4と、該外筒体4の内面に嵌着される内筒体5とを備える。内筒体5には後方に面する内筒体当接部53が設けられる。摩擦体6には前方に面する摩擦体当接部62が設けられる。摩擦体当接部62と内筒体当接部53とが当接することにより、内筒体5の後方への移動が規制される。【選択図】 図1

Description

本発明は、熱変色性筆記具に関する。詳細には、摩擦体を備えた熱変色性筆記具の筆記具本体の後端部又はキャップ本体を外筒体により構成し、前記外筒体の内面に内筒体を嵌着してなる熱変色性筆記具に関する。
従来、特許文献1には、筆記具本体の後端に突出部材が嵌着され、筆記具本体を構成する筒体の内面に栓体の外面と気密嵌合する内側シール部を形成し、前記内側シール部後方の筒体の内面に、栓体の後面と前後方向に当接し且つ栓体の後方への移動を阻止する規制壁部を一体に形成した筆記具が開示されている。
また、特許文献2には、キャップ本体の内面に内側嵌合部を形成し、前記内側嵌合部より後方のキャップ本体内面に、前記内側嵌合部の内径より小さい内径を有する規制壁部を一体に形成し、前記内側嵌合部と内キャップ外面の外側嵌合部とを嵌合させるとともに、前記規制壁部に内キャップの後面を当接させた筆記具用キャップが開示されている。
特願2009-106070号公報 特願2008-143367号公報
特許文献1及び特許文献2の筆記具において、外筒体(筒体、キャップ本体)及び内筒体(栓体、内キャップ)は共に合成樹脂からなり、筆記具の組み立て時に外筒体内に内筒体が強く圧入されると、内筒体又は外筒体が損傷するおそれがあった。
また、特許文献1及び特許文献2の筆記具が落下した場合、内筒体と外筒体の規制壁部とが衝突し、内筒体又は外筒体が損傷するおそれがあった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、組み立て時及び落下時の内筒体及び外筒体の損傷を確実に防止することができる熱変色性筆記具を提供しようとするものである。本発明では、筒体において「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。キャップ本体において「前」とはキャップの開口側(即ちペン先挿入側)を指し、「後」とはその反対側を指す。
本願の第1の発明は、熱変色性インキが内蔵され且つ該インキが吐出可能なペン先を備える筆記具本体、又は前記筆記具本体の前記ペン先に取り付け可能なキャップ本体を備え、前記筆記具本体又は前記キャップ本体に取り付けられ、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦する弾性材料からなる摩擦体を備えた熱変色性筆記具であって、
前記筆記具本体又は前記キャップ本体が、外筒体と、該外筒体の内面に嵌着される内筒体とを備え、
前記外筒体が、前後方向に貫通する内孔と、該内孔に連通する前端開口部及び後端開口部とを備え、
前記内筒体には後方に面する内筒体当接部が設けられ、
前記摩擦体には前方に面する摩擦体当接部が設けられ、
前記外筒体の前記後端開口部に前記摩擦体が固着され、前記内孔内に位置した前記摩擦体当接部と前記内筒体当接部とが当接することにより、前記内筒体の後方への移動が規制されることを特徴とする。
前記第1の発明の熱変色性筆記具は、前記構成により、熱変色性筆記具を組み立てる際、外筒体内に内筒体が強く圧入された場合でも、摩擦体によって圧力が吸収され、内筒体及び外筒体の損傷を確実に防止することができる。また、熱変色性筆記具に強い衝撃が加わった場合でも、摩擦体によって内筒体の後方移動の衝撃が緩和され、内筒体及び外筒体の損傷を防止することができる。
本願の第2の発明は、前記第1の発明の熱変色性筆記具において、前記外筒体の前記後端開口部の内面に内向突起を一体に形成し、前記摩擦体の外面に外向突起を形成し、前記内向突起と前記外向突起とが前後方向に抜け止め係止され、前記摩擦体当接部が前記外向突起よりも前方に設けられていることが好ましい。
前記第2の発明の熱変色性筆記具は、前記構成により、内向突起と外向突起とによって摩擦体が外筒体に対して確実に抜け止め係止され、抜け止め係止された摩擦体によって内筒体の後方移動を確実に規制することができる。
本願の第3の発明は、前記第2の発明の熱変色性筆記具において、前記摩擦体当接部と前記内筒体当接部とが円周状に当接することが好ましい。
前記第3の発明の熱変色性筆記具は、前記構成により、摩擦体と内筒体との円周方向の位置決めをしなくとも、摩擦体当接部と内筒体当接部とを安定して当接させることができる。尚、円周状とは円形状の他に環状や円周上に分散配置された点状も含む。
本願の第4の発明は、前記第2の発明の熱変色性筆記具において、前記摩擦体当接部と前記内筒体当接部とを当接させることにより、前記摩擦体の外向突起の後端と前記外筒体の内向突起の前端とが当接することが好ましい。
前記第4の発明の熱変色性筆記具は、前記構成により、摩擦体が内向突起の前端と内筒体当接部とによって挟持されるため、摩擦体のがたつきを抑えることができる。
本願の第5の発明は、前記第1の発明において、前記外筒体が前記キャップ本体を構成し、前記内筒体が前記外筒体に対して前後方向に移動可能であり、前記キャップ本体に前記筆記具本体を取り付けることにより、前記内筒体当接部と前記摩擦体当接部とが圧接し、前記内筒体と前記筆記具本体とが圧接することが好ましい。
前記第5の発明の熱変色性筆記具は、前記構成により、筆記具本体に対する内筒体の気密性能が向上する。
本願の第6の発明は、前記第1乃至第5の何れかの発明において、前記内筒体当接部及び前記摩擦体当接部に接する仮想平面は軸方向に垂直であり、前記内筒体当接部又は前記摩擦体当接部の少なくとも一方が平面であることが好ましい。
前記第5の発明の熱変色性筆記具は、前記構成により、内筒体と摩擦体とを軸方向に垂直な平面上にて確実に当接させ、内筒体が軸心に対して傾くことを防ぐことができる。
本発明の熱変色性筆記具によれば、組み立て時及び落下時の内筒体及び外筒体の損傷を確実に防止することができる。
本発明の第1の実施の形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大縦断面図である。 図1の熱変色性筆記具の組み立て途中を示す要部拡大縦断面図である。 (a)は図1の摩擦体の正面図である。(b)は図1の摩擦体の斜視図である。 (a)は図1の摩擦体の別形状例の正面図である。(b)は図1の摩擦体の別形状例の斜視図である。 図2のA-A断面図である。 図2の別形状例のA‐A断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す縦断面図である。 図8の別形状例を示す縦断面図である。
<第1実施形態>
図1乃至図7に本発明の第1の実施の形態を示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、ペン先21と、該ペン先21が固着されるペン先保持筒3と、該ペン先保持筒3の後端と接続される外筒体4と、該外筒体4の後端開口部42に固着される摩擦体6と、該摩擦体6前方の外筒体4の内面に固着される内筒体5と、該内筒体5前方の外筒体4内部及びペン先保持筒3内部に収容されるインキ吸蔵体22と、を備えた筆記具本体2からなる。
・ペン先
前記ペン先21は、繊維の樹脂加工体からなる。前記ペン先21は、これ以外にも、例えば、ボールペンチップ、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、パイプ状ペン体、先端にスリットを有する万年筆型板状ペン体、毛筆ペン体、合成樹脂の多孔質気泡体、軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体等が挙げられる。
・インキ吸蔵体
前記インキ吸蔵体22は、インキを含浸可能な連続気孔を有する部材(即ち多孔質材料)からなるものであればよく、例えば、繊維束の熱融着加工体、繊維束の樹脂加工体、フェルトの樹脂加工体、フェルトのニードルパンチ加工体、合成樹脂の連続気泡体等が挙げられる。また、前記インキ吸蔵体22は、その外周面に合成樹脂フィルム等よりなる外皮を備える構成でもよい。尚、前記インキ吸蔵体22の前面にペン先21の後端部が突き刺し接続される。
・ペン先保持筒
前記ペン先保持筒3は、合成樹脂の射出成形により得られる。前記ペン先保持筒3は、先細形状の前端部にペン先21が圧入固着され、先細形状の前端部より前方にペン先21の前端が突出される。前記ペン先保持筒3の内部に、インキ吸蔵体22の前部が収容され、前記インキ吸蔵体22の前端にペン先21の後端が突き刺し接続される。前記ペン先保持筒3の後端開口部は、外筒体4の前端開口部41と気密嵌合により接続される。前記ペン先21外面とペン先保持筒3内面との間には、ペン先保持筒3内部と外気との連通が可能な通気路(図示せず)が形成される。
・外筒体
前記筒体4は、合成樹脂の射出成形より得られる円筒体からなる。前記筒体4は、内孔が軸方向に貫通され、前記内孔が前端開口部41及び後端開口部42より外部に連通される。前記筒体4の前端開口部41の内面は、ペン先保持筒3の後端外面と気密嵌合により接続される。
外筒体4の後部の内面には、環状の内側嵌合部43が形成される。前記内側嵌合部43は、環状平滑面又は環状突起からなる。内側嵌合部43の内径Cは外筒体4の内径Bより小さく設定し、内側嵌合部43と外筒体4の内面との間に環状の傾斜面を設けることにより、内筒体5の外筒体4内への挿入性が向上する。
外筒体4の後端開口部42内面には、内向突起44が一体に形成される。前記内向突起44は環状突起又は複数個の分散状突起からなる。前記内向突起44の内径(最小内径)Dは、内側嵌合部43の内径Cより小さく形成される。前記内向突起44の前端の角部は、鋭角又は直角に形成される。前記内向突起44の後面は、後方に向かい内径が次第に大きくなる傾斜面を有する。
尚、本実施形態において、外筒体4は、少なくとも筆記具本体2の後端部を構成するものであればよく、外筒体4が筆記具本体2の略全体を構成するものでもよいし、外筒体4が筆記具本体の後端部のみを構成するものでもよい。また、本発明において、外筒体4をペン先21に固定する構成は、例えば、外筒体4にペン先21を直接固定する構成、又は外筒体4にペン先保持筒3等の他の部材を介してペン先21を固定する構成が挙げられる。
・内筒体
前記内筒体5は、前端が開口され且つ後端が閉鎖された、合成樹脂の射出成形により得られる有底円筒体である。前記栓体5は、合成樹脂の射出成形により得られる。
前記内筒体5の外面には、環状の外側嵌合部51が一体に形成される。前記外側嵌合部51は、環状突起又は環状平滑面よりなる。前記外側嵌合部51は、内側嵌合部43の内径Cより僅かに大きい外径を有する。それにより、外側嵌合部51と内側嵌合部43との確実な気密嵌合が得られる。
前記栓体5の前端面には、前方に開口し且つ径方向に貫通する切り欠き52が形成される。前記栓体5の前端面には、インキ吸蔵体22の後端面が当接される。前記切り欠き52により、インキ吸蔵体22の後端面と外気との通気が可能となる。
内筒体5には後方に面する内筒体当接部53が設けられている。本実施形態では、内筒体当接部53は内筒体5の後端に設けられる。内筒体当接部53は、軸方向に対して垂直な平面からなる。
・摩擦体
摩擦体6は後端が閉鎖された有底状の円筒体であり、前端に開口部を有する。摩擦体6は、大径部と、大径部の前方に一体に連設される小径部とからなり、弾性材料により一体に形成される。前記摩擦体6は、合成ゴムやエラストマー等の弾性材料により形成される。本実施の形態では、前記摩擦体6は、熱変色性の筆跡の表面を擦って該筆跡を熱変色させる摩擦変色部材が採用される。前記摩擦体6は、外筒体4の後端開口部42に後方から前方に向かって挿着される。
前記大径部の後面は凸曲面状を有する。前記大径部の前端には、外筒体4の後端開口部42の開口端(具体的には外筒体4の後端)に当接可能な肩部が形成される。前記大径部の最大外径は、外筒体4の後端開口部42の内径よりも大きく且つ外筒体4の後端の外径よりも小さく設定される。
前記小径部の前端部の外周面には環状の外向突起61が一体に形成される。前記外向突起61の前面は、後方に向かうに従い外径が次第に大きくなる傾斜面(即ち円錐面)を有する。前記外向突起61の後端は、直角または鋭角の角部を有する。
前記外向突起61の後端の外径は、内向突起44の内径Dより大きく形成され、外向突起61と内向突起44とが確実な抜け止め係止が可能となる。前記外向突起61の外径は、内向突起44後方の筒体4の後端開口部42の内径よりも小さく形成され、それにより、外向突起61と内向突起44後方の外筒体4の後端開口部内面とが非嵌合状態に維持され、外向突起61が内向突起44を乗り越える直前までの摩擦体6の円滑な挿入が可能となる。前記摩擦体6の外筒体4の後端開口部42への挿着が終了した状態で、外向突起61後方の摩擦体6の外面と内向突起44とが嵌合する。
図4に示すように、摩擦体6の外向突起61より前方には、前方に面する摩擦体当接部62が設けられている。本実施形態では、摩擦体当接部62は摩擦体6の前端に設けられる。摩擦体当接部62は、軸方向に対して垂直な平面からなる。
図5に示すように、摩擦体当接部62は円周上に分散配置された点状突起であってもよい。本実施形態では、軸心を中心とする同一円周上に等間隔に4つの点状突起が設けられている。各点状突起の軸方向の高さは同一である。点状突起を設けることにより、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが当接した際に、内筒体5及び摩擦体6の軸方向の寸法ばらつきを吸収することができる。
・熱変色性筆記具の組み立て
まず、図3に示すように外筒体4の後端開口部42に摩擦体6を挿着する。摩擦体6の挿着が終了した状態で、外向突起61の後端(即ち最大外径部)が内向突起44の前端(即ち最小内径部)よりも前方に位置し、内向突起44の前端と外向突起61の後端との間に軸方向の隙間Gが形成される。それにより、外向突起61が内向突起44を後方から前方に乗り越える時、外向突起61と内向突起44との滑りが悪くても、外向突起61が内向突起44を確実に乗り越えることができる。
続いて、図2に示すように外筒体4の前方から内筒体5を圧入し、内側嵌合部43と外側嵌合部51とを嵌合させる。この際、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが当接する。弾性材料からなる摩擦体6と内筒体5とが当接することにより、内筒体5を強く圧入したとしても摩擦体6により圧力が吸収され、内筒体5及び外筒体4の損傷を防ぐことができる。
図4の摩擦体6を使用した場合、内筒体当接部53と摩擦体当接部62との当接形状は図6の点線領域Xのような形状となる。図6においては、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが環状に当接する。内筒体当接部53及び摩擦体当接部62が軸方向に垂直な平面からなることにより、内筒体5と摩擦体6とを平面上にて確実に当接させ、内筒体5が軸心に対して傾くことを防ぐことができる。
図5の摩擦体6を使用した場合、内筒体当接部53と摩擦体当接部62との当接形状は図7の点線領域Xのような形状となる。図7においては、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが、円周上に分散配置された点状に当接する。摩擦体当接部62が点状突起であっても、摩擦体当接部62に接する仮想平面が軸方向に垂直であることにより、内筒体5が軸心に対して傾くことを防ぐことができる。
内筒体5の圧入が完了した状態では、内筒体5により摩擦体6が後方に押圧され、外筒体4の内向突起44の前端と外向突起61の後端とが当接して隙間Gが解消される。摩擦体6が内向突起44と内筒体5とに挟持されることにより、摩擦体6のがたつきが抑制される。
最後に、外筒体4の前方からインキ吸蔵体22を挿入し、予めペン先21を圧入固着したペン先保持筒3を外筒体4の前方に接続することで、熱変色性筆記具1の組み立てが完了する。組み立て後の熱変色性筆記具1において、内筒体5は摩擦体6の前端とインキ吸蔵体22とによって挟持されることにより、内筒体5の前方及び後方への移動が阻止される。
熱変色性筆記具1が落下した際など筆記具本体2に衝撃が加わった場合、内筒体5及びインキ吸蔵体22が後方移動しようとする力は摩擦体6によって吸収され、内筒体5及び外筒体4の損傷を防ぐことができる。
外筒体4に摩擦体6を挿着する前に、先に内筒体5を外筒体4内に圧入してもよい。先に内筒体5を圧入する場合、内筒体5を定位置より後方に圧入しておき、摩擦体6によって内筒体5を前方移動させることで、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とを当接させる。
本実施形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキが内蔵され且つ該インキが吐出可能なペン先21を備える筆記具本体2、又は筆記具本体2のペン先21に取り付け可能なキャップ本体7を備え、筆記具本体2又はキャップ本体7に取り付けられ、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦する弾性材料からなる摩擦体6を備えた熱変色性筆記具であって、筆記具本体2又はキャップ本体7が、外筒体4と、外筒体4の内面に嵌着される内筒体5とを備え、外筒体4が、前後方向に貫通する内孔と、該内孔に連通する前端開口部41及び後端開口部42とを備え、内筒体5には後方に面する内筒体当接部53が設けられ、摩擦体6には前方に面する摩擦体当接部62が設けられ、外筒体4の後端開口部42に摩擦体6が固着され、前記内孔内に位置した摩擦体当接部62と内筒体当接部53とが当接することにより、内筒体5の後方への移動が規制されることにより、熱変色性筆記具1を組み立てる際、外筒体4内に内筒体5が強く圧入された場合でも、摩擦体6によって圧力が吸収され、内筒体5及び外筒体4の損傷を確実に防止することができる。また、熱変色性筆記具1に強い衝撃が加わった場合でも、摩擦体6によって内筒体5の後方移動の衝撃が緩和され、内筒体5及び外筒体4の損傷を防止することができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、外筒体4の後端開口部42の内面に内向突起44を一体に形成し、摩擦体6の外面に外向突起61を形成し、内向突起44と外向突起61とが前後方向に抜け止め係止され、摩擦体当接部62が外向突起61よりも前方に設けられていることにより、内向突起44と外向突起61とによって摩擦体6が外筒体4に対して確実に抜け止め係止され、抜け止め係止された摩擦体6によって内筒体5の後方移動を確実に規制することができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦体当接部62と内筒体当接部53とが円周状に当接することにより、摩擦体6と内筒体5との円周方向の位置決めをしなくとも、摩擦体当接部62と内筒体当接部53とを安定して当接させることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦体当接部62と内筒体当接部53とを当接させることにより、摩擦体6の外向突起61の後端と外筒体4の内向突起44の前端とが当接することにより、摩擦体6が内向突起44の前端と内筒体当接部53とによって挟持されるため、摩擦体6のがたつきを抑えることができる。
本実施形態の熱変色性筆記具1は、内筒体当接部53及び摩擦体当接部62に接する仮想平面は軸方向に垂直であり、内筒体当接部53又は摩擦体当接部62の少なくとも一方が平面であることにより、内筒体5と摩擦体6とを軸方向に垂直な平面上にて確実に当接させ、内筒体5が軸心に対して傾くことを防ぐことができる。
<第2実施形態>
図8及び図9に本発明の第2実施形態を示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、外筒体4と、該外筒体4の後端開口部42に固着される摩擦体6と、該摩擦体6前方の外筒体4の内面に固着される内筒体5と、を備えたキャップ本体7からなる。
・外筒体
前記外筒体4は、合成樹脂の射出成形より得られる円筒体からなる。前記外筒体4は、内孔が軸方向に貫通され、前記内孔が前端開口部41及び後端開口部42より外部に連通される。
外筒体4の後部の内面には、環状の内側嵌合部43が形成される。前記内側嵌合部43は、環状平滑面又は環状突起からなる。内側嵌合部43の内径Cは外筒体4の内径Bより小さく設定される。
内側嵌合部43の後方の外筒体4内面(即ち外筒体4の後端開口部42内面)には、内向突起44が一体に形成される。前記内向突起44は環状突起又は複数個の分散状突起からなる。前記内向突起44の内径(最小内径)Dは、内側嵌合部43の内径Cより小さく形成される。前記内向突起44の前端の角部は、鋭角又は直角に形成される。前記内向突起44の後面は、後方に向かい内径が次第に大きくなる傾斜面を有する。
・内筒体
前記内筒体5は、前端が開口され且つ後端が閉鎖された、合成樹脂の射出成形により得られる有底円筒体である。前記内筒体5は、合成樹脂の射出成形により得られる。
前記内筒体5の外面(内筒体5の大外径部の外面)には、外側嵌合部51が一体に形成される。前記外側嵌合部51は、環状突起又は複数の分散状突起よりなる。前記外側嵌合部51は、内側嵌合部43の内径Cより僅かに大きい外径を有する。図8に示すように、内側嵌合部43が環状突起からなる場合、内筒体5は外筒体4に対して抜け止め係止によって固着される。内側嵌合部43が環状平滑面からなる場合、内筒体5は外筒体4に対して圧入嵌合によって固着される。
本実施形態では外側嵌合部51の外径は外筒体4の内径と略同一に設定される。さらに、外側嵌合部51の最大外径部は軸方向に延びる壁面を有する。
前記内筒体5の前端の内面には、筆記具本体2の外面と気密嵌合する環状シール部54が形成される。環状シール部54は、環状突起又は環状平滑面よりなる。環状シール部54は径方向に変形可能に構成するため、外側嵌合部51は環状シール部54より後方に設けられる。
外側嵌合部51より後方の内筒体5の外径は後方に向かうにつれて小さくなっている。本実施の形態において、内筒体5の後端は切頭円錐形状である。栓体5の外径が後方に向かうにつれて小さくなっていることにより、内筒体5の外筒体4内への挿入性が向上する。
内筒体5には後方に面する内筒体当接部53が設けられている。本実施形態では、内筒体当接部53は内筒体5の後端に設けられる。内筒体当接部53は、軸方向に対して垂直な平面からなる。
・摩擦体
摩擦体6は後端が閉鎖された有底状の円筒体であり、前端に開口部を有する。摩擦体6は、大径部と、大径部の前方に一体に連設される小径部とからなり、弾性材料により一体に形成される。前記摩擦体6は、合成ゴムやエラストマー等の弾性材料により形成される。本実施の形態では、前記摩擦体6は、熱変色性の筆跡の表面を擦って該筆跡を熱変色させる摩擦変色部材が採用される。前記弾性材料からなる摩擦体6は、これ以外にも、消しゴム等が挙げられる。前記摩擦体6は、外筒体4の後端開口部に後方から前方に向かって挿着される。
前記大径部の後面は凸曲面状を有する。前記大径部の前端には、外筒体4の後端開口部42の開口端(具体的には外筒体4の後端)に当接可能な肩部が形成される。前記大径部の最大外径は、外筒体4の後端開口部42の内径よりも大きく且つ外筒体4の後端の外径よりも小さく設定される。
前記小径部の前端部の外周面には環状の外向突起61が一体に形成される。前記外向突起61の前面は、後方に向かうに従い外径が次第に大きくなる傾斜面(即ち円錐面)を有する。前記外向突起61の後端は、直角または鋭角の角部を有する。
前記外向突起61の上端の外径は、内向突起44の内径Dより大きく形成され、外向突起61と内向突起44とが確実な抜け止め係止が可能となる。前記外向突起61の外径は、内向突起44後方の外筒体4の後端開口部42の内径よりも小さく形成され、それにより、外向突起61と内向突起44後方の外筒体4の後端開口部内面とが非嵌合状態に維持され、外向突起61が内向突起44を乗り越える直前までの摩擦体6の円滑な挿入が可能となる。前記摩擦体6の外筒体4の後端開口部42への挿着が終了した状態で、外向突起61後方の摩擦体6の外面と内向突起44が嵌合する。
摩擦体6には前方に面する摩擦体当接部62が設けられている。本実施形態では、摩擦体当接部62は摩擦体6の前端に設けられる。摩擦体当接部62は、軸方向に対して垂直な平面からなる。
・熱変色性筆記具の組み立て
まず、外筒体4の後端開口部42に摩擦体6を挿着する。第1実施形態と同様に、摩擦体6の挿着が終了した状態で、外向突起61の後端(即ち最大外径部)が内向突起44の前端(即ち最小内径部)よりも前方に位置し、内向突起44の前端と外向突起61の後端との間に軸方向の隙間が形成される。それにより、外向突起61が内向突起44を後方から前方に乗り越える時、外向突起61と内向突起44との滑りが悪くても、外向突起61が内向突起44を確実に乗り越えることができる。
続いて、外筒体4の前方から内筒体5を圧入し、内側嵌合部43と外側嵌合部51とを嵌合させる。この際、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが当接する。内筒体5が摩擦体当接部62と内側嵌合部43とによって挟持されることにより、内筒体5の前方及び後方への移動が阻止される。弾性材料からなる摩擦体6と内筒体5とが当接することにより、内筒体5を強く圧入したとしても摩擦体6により圧力が吸収され、内筒体5及び外筒体4の損傷を防ぐことができる。
内筒体5の圧入が完了した状態では、内筒体5により摩擦体6が後方に押圧され、外筒体4の内向突起44の前端と外向突起61の後端とが当接する。摩擦体6が内向突起44と内筒体5とに挟持されることにより、摩擦体6のがたつきが抑制される。
図8においては、第1実施形態の図6と同様に、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが環状に当接する。内筒体当接部53及び摩擦体当接部62が軸方向に垂直な平面からなることにより、内筒体5と摩擦体6とを平面上にて確実に当接させ、内筒体5が軸心に対して傾くことを防ぐことができる。また、第1実施形態の図5及び図7と同様に、摩擦体当接部62は点状突起であってもよい。
図4及び図5に示すように、熱変色性筆記具を組み立てる前における摩擦体当接部62の前端から外向突起61の後端までの軸方向の寸法をEとする。図8に示すように、キャップ本体7を組み立てた後における内向突起44の前端から内筒体当接部53の後端までの軸方向の距離をFとする。FをEよりも僅かに小さく設定することにより、摩擦体6の外向突起61より前方が僅かに圧縮された状態でキャップ本体7が組み立てられ、内筒体5が常に前方に押圧されることとなり、内筒体5が外筒体4に対してがたつくことがない。さらに、内筒体5からの圧力により外向突起61が径方向外方に変形するため、摩擦体6の外筒体4に対する嵌合力が向上する。
図9に示すように、外筒体4の後部の内面にある内側嵌合部43をより前方に設け、内筒体5を外筒体4に対して前後方向に移動可能に構成し、筆記具本体2をキャップ本体7に装着した際に内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが前後方向に圧接する構成としてもよい。内筒体当接部53と外筒体当接部62とが圧接することにより、内筒体5が摩擦体6によって前方に押圧され、内筒体5と筆記具本体2とが密着する。これにより、筆記具本体2に対する内筒体5の気密性能を向上させることができる。
本実施形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキが内蔵され且つ該インキが吐出可能なペン先21を備える筆記具本体2、又は筆記具本体2のペン先21に取り付け可能なキャップ本体7を備え、筆記具本体2又はキャップ本体7に取り付けられ、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦する弾性材料からなる摩擦体6を備えた熱変色性筆記具であって、筆記具本体2又はキャップ本体7が、外筒体4と、外筒体4の内面に嵌着される内筒体5とを備え、外筒体4が、前後方向に貫通する内孔と、該内孔に連通する前端開口部41及び後端開口部42とを備え、内筒体5には後方に面する内筒体当接部53が設けられ、摩擦体6には前方に面する摩擦体当接部62が設けられ、外筒体4の後端開口部42に摩擦体6が固着され、前記内孔内に位置した摩擦体当接部62と内筒体当接部53とが当接することにより、内筒体5の後方への移動が規制されることにより、熱変色性筆記具1を組み立てる際、外筒体4内に内筒体5が強く圧入された場合でも、摩擦体6によって圧力が吸収され、内筒体5及び外筒体4の損傷を確実に防止することができる。また、熱変色性筆記具1に強い衝撃が加わった場合でも、摩擦体6によって内筒体5の後方移動の衝撃が緩和され、内筒体5及び外筒体4の損傷を防止することができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、外筒体4の後端開口部42の内面に内向突起44を一体に形成し、摩擦体6の外面に外向突起61を形成し、内向突起44と外向突起61とが前後方向に抜け止め係止され、摩擦体当接部62が外向突起61よりも前方に設けられていることにより、内向突起44と外向突起61とによって摩擦体6が外筒体4に対して確実に抜け止め係止され、抜け止め係止された摩擦体6によって内筒体5の後方移動を確実に規制することができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦体当接部62と内筒体当接部53とが円周状に当接することにより、摩擦体6と内筒体5との円周方向の位置決めをしなくとも、摩擦体当接部62と内筒体当接部53とを安定して当接させることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦体当接部62と内筒体当接部53とを当接させることにより、摩擦体6の外向突起61の後端と外筒体4の内向突起44の前端とが当接することにより、摩擦体6が内向突起44の前端と内筒体当接部53とによって挟持されるため、摩擦体6のがたつきを抑えることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、外筒体4がキャップ本体7を構成し、内筒体5が外筒体4に対して前後方向に移動可能であり、キャップ本体7に筆記具本体2を取り付けることにより、内筒体当接部53と摩擦体当接部62とが圧接し、内筒体5と筆記具本体2とが圧接することにより、筆記具本体2に対する内筒体5の気密性能が向上する。
本実施形態の熱変色性筆記具1は、内筒体当接部53及び摩擦体当接部62に接する仮想平面は軸方向に垂直であり、内筒体当接部53又は摩擦体当接部62の少なくとも一方が平面であることにより、内筒体5と摩擦体6とを軸方向に垂直な平面上にて確実に当接させ、内筒体5が軸心に対して傾くことを防ぐことができる。
1 筆記具
2 筆記具本体
21 ペン先
22 インキ吸蔵体
3 ペン先保持筒
4 外筒体
41 前端開口部
42 後端開口部
43 内側嵌合部
44 内向突起
5 内筒体
51 外側嵌合部
52 切り欠き
53 内筒体当接部
54 環状シール部
6 摩擦体
61 外向突起
62 摩擦体当接部
7 キャップ本体
B 外筒体の内径
C 内側嵌合部の内径
D 内向突起の内径
E 摩擦体の前端から外向突起の後端までの軸方向の寸法
F 内向突起の前端から内筒体の後端までの軸方向の距離
G 内向突起の前端と外向突起の後端との間の隙間
X 内筒体当接部と摩擦体当接部との当接形状

Claims (6)

  1. 熱変色性インキが内蔵され且つ該インキが吐出可能なペン先を備える筆記具本体、又は前記筆記具本体の前記ペン先に取り付け可能なキャップ本体を備え、前記筆記具本体又は前記キャップ本体に取り付けられ、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦する弾性材料からなる摩擦体を備えた熱変色性筆記具であって、
    前記筆記具本体又は前記キャップ本体が、外筒体と、該外筒体の内面に嵌着される内筒体とを備え、
    前記外筒体が、前後方向に貫通する内孔と、該内孔に連通する前端開口部及び後端開口部とを備え、
    前記内筒体には後方に面する内筒体当接部が設けられ、
    前記摩擦体には前方に面する摩擦体当接部が設けられ、
    前記外筒体の前記後端開口部に前記摩擦体が固着され、前記内孔内に位置した前記摩擦体当接部と前記内筒体当接部とが当接することにより、前記内筒体の後方への移動が規制されることを特徴とする熱変色性筆記具。
  2. 前記外筒体の前記後端開口部の内面に内向突起を一体に形成し、前記摩擦体の外面に外向突起を形成し、前記内向突起と前記外向突起とが前後方向に抜け止め係止され、前記摩擦体当接部が前記外向突起よりも前方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱変色性筆記具。
  3. 前記摩擦体当接部と前記内筒体当接部とが円周状に当接することを特徴とする請求項2に記載の熱変色性筆記具。
  4. 前記摩擦体当接部と前記内筒体当接部とを当接させることにより、前記摩擦体の外向突起の後端と前記外筒体の内向突起の前端とが当接することを特徴とする請求項2に記載の熱変色性筆記具。
  5. 前記外筒体が前記キャップ本体を構成し、前記内筒体が前記外筒体に対して前後方向に移動可能であり、前記キャップ本体に前記筆記具本体を取り付けることにより、前記内筒体当接部と前記摩擦体当接部とが圧接し、前記内筒体と前記筆記具本体とが圧接することを特徴とする請求項1に記載の熱変色性筆記具。
  6. 前記内筒体当接部及び前記摩擦体当接部に接する仮想平面は軸方向に垂直であり、前記内筒体当接部又は前記摩擦体当接部の少なくとも一方が平面であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の熱変色性筆記具。
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