JP2024075521A - 画像表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光の透過率の低下を抑制可能な画像表示装置及び電子機器を提供する【解決手段】画像表示装置は、第1層に配線される複数の第1配線と、前記第1層と異なる第2層に配線され、前記複数の第1配線とそれぞれ対応する複数の第2配線と、前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に駆動される複数の発光素子と、を備え、前記第1配線と対応する前記第2配線との組合せは、前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して受光又は発光する光学系の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する。【選択図】図5

Description

本開示は、画像表示装置及び電子機器に関する。
最近のスマートフォンや携帯電話、PC(Personal Computer)などの電子機器では、表示パネルの額縁(ベゼル)に、カメラなどの種々のセンサを搭載している。搭載されるセンサも増える傾向にあり、カメラの他に、顔認証用のセンサや赤外線センサ、動体検出センサなどがある。その一方で、デザイン上の観点や軽薄短小化の傾向から、画面サイズに影響を与えずに電子機器の外形サイズをできるだけコンパクトにすることが求められており、ベゼル幅は狭まる傾向にある。このような背景から、表示パネルの真下にイメージセンサモジュールを配置して、表示パネルを通過した被写体光をイメージセンサモジュールで撮影する技術が提案されている。
特開2011-175962号公報
しかしながら、表示パネル内部に存在する不透明な配線に起因して、透過光の透過率が減少したり、回折光が発生したりする可能性がある。
そこで、本開示では、光の透過率の低下を抑制可能な画像表示装置及び電子機器を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、第1層に設けられる複数の第1配線と、
前記第1層と異なる第2層に設けられる複数の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記第1配線および前記第2配線の一部は、受光又は発光する光学部品の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、画像表示装置が提供される。
前記第1画素領域内の画素は、
所定の発光面積を有する第1発光領域と、
可視光を透過させる第1透過窓を有する第1非発光領域と、を有し、
前記第2画素領域内の画素は、前記所定の発光面積よりも大きい発光面積を有する第2発光領域を有し、
前記第3画素領域内の画素は、前記第2発光領域の発光面積よりも大きい発光面積を有する第3発光領域を有してもよい。
前記第1配線と対応する前記第2配線の組合せは、前記方向の異なりに応じて前記光学系の光軸方向に対するずれ量が変化してもよい。
前記第1配線と対応する前記第2配線の少なくとも一つの組合せは、前記光学系の光軸方向に対して、少なくとも前記光学系の光路範囲内において領域が重畳してもよい。
第3層に配線される複数の第3配線と、
前記第3層と異なる第4層に配線され、前記複数の第3配線とそれぞれ対応する複数の第4配線と、を更に備え、
前記第3配線と対応する前記第4配線の組合せは、前記複数の第3配線及び前記複数の第4配線を介して受光又は発光する前記光学系の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有してもよい。
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は第1方向に延在し、
前記複数の第3配線及び前記複数の第4配線は前記第1方向と異なる第2方向に延在してもよい。
前記第1方向と前記第2方向とは直交してもよい。
前記複数の発光素子は二次元のアレイ状に配置されており、
前記複数の発光素子の配置される列又は行方向と前記第1方向は所定の角度を有してもよい。
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は円弧状に配線されてもよい。
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
前記光学系の光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りが抑制された状態で散乱する形状を有してもよい。
前記複数の第1配線は、対応する複数の発光素子を駆動する信号線であり、
前記複数の第2配線は、対応する複数の発光素子を駆動する定電位線であってもよい。
前記第1配線は、対応する第1発光素子を駆動する第1データ線であり、
前記第2配線は、前記第1発光素子に隣接する第2発光素子を駆動する第2データ線であってもよい。
前記複数の第1配線は、対応する複数の発光素子を駆動する信号線であり、
前記複数の第2配線は、対応する複数の発光素子を駆動する第1定電位線であり、
前記複数の第3配線は、対応する複数の発光素子を駆動する走査線であり、
前記複数の第4配線は、対応する複数の発光素子を駆動する第2定電位線であってもよい。
前記受光装置は、前記第1画素領域を透過した光を受光してもよい。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、複数の円弧状の第1配線と、
複数の円弧状の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して受光又は発光する光学系の
光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りがより低減された状態で散乱する形状を有する、画像表示装置が提供される。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、画像表示装置と、
前記画像表示装置を通して受光又は発光する光学系を有する受光装置と、を備え、
前記画像表示装置は、
第1層に設けられる複数の第1配線と、
前記第1層と異なる第2層に設けられる複数の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記第1配線および前記第2配線の一部は、受光又は発光する光学部品の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、電子機器が提供される。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、画像表示装置と、
前記画像表示装置を通して受光又は発光する光学系を有する受光装置と、を備え、
前記画像表示装置は、
複数の円弧状の第1配線と、
複数の円弧状の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して前記光学系の光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りが抑制された状態で散乱する形状を有する、電子機器が提供される。
第1実施形態による画像表示装置を備えた電子機器の平面図及び断面図。 表示パネルの中央より上側の裏面側に二つのセンサを並べて配置した図。 センサの一例であるイメージセンサモジュールの断面図。 センサの別の例であるイメージセンサモジュールの断面図。 センサとセンサの上部に配置される表示パネル2の一部を模式的に示す図。 表示パネル内の構造例を模式的に示す平面図。 表示パネル内の別の構造例を模式的に示す平面図と正面図。 図4で示した配線例1と、図5で示した配線例2との光の透過率を示す図。 受光又は発光する光学系における点に対する配線の配置例を示す断面図。 平行に配置される第1配線、第2配線が投影線上に並ぶように配置する例を示す図。 投影線上に1配線、第2配線が並ぶように配置する例を示す図。 表示パネルのより広範囲の配線例を示す平面図、正面図、側面図。 OLEDを含む画素回路の基本構成を示す回路図。 画素回路の表示パネル内の配置例を示す図。 Δが0でない場合の画素回路の表示パネル内の配置例を示す図。 OLEDを含む画素回路の別の構成を示す回路図。 別の画素回路の表示パネル内の配置例を示す平面図。 Δが0でない場合の別の画素回路の表示パネル内の配置例を示す平面図。 表示パネル内の構造例を模式的に示す平面図。 表示パネル2内の別の構造例を模式的に示す平面図と正面図。 図17で示した配線例と、図18で示した配線例との光の透過率を示す図。 格子状の配線と、円弧状の配線に対する回折シミュレーソンを示す図。 格子状の配線と、円弧状の配線に対する自然光に対する回折シミュレーソンを示す図。 格子状の配線と、円弧状の配線に対する別の自然光に対する回折シュミレーソンを示す図。 画素回路における表示パネル内の円弧状の配置例を示す平面図。 Δが0でない場合の画素回路12aの表示パネル2内の円弧状の配置例を示す平面図。 乗物の後方から前方にかけての乗物の内部の様子を示す図。 乗物の斜め後方から斜め前方にかけての乗物の内部の様子を示す図。 電子機器の第2適用例であるデジタルカメラの正面図。 デジタルカメラの背面図。 電子機器の第3適用例であるHMDの外観図。 スマートグラスの外観図。 電子機器の第4適用例であるTVの外観図。 電子機器の第5適用例であるスマートフォンの外観図。
以下、図面を参照して、画像表示装置及び電子機器の実施形態について説明する。以下では、画像表示装置及び電子機器の主要な構成部分を中心に説明するが、画像表示装置及び電子機器には、図示又は説明されていない構成部分や機能が存在しうる。以下の説明は、図示又は説明されていない構成部分や機能を除外するものではない。
(第1実施形態)
図1Aは本開示の第1実施形態による画像表示装置1を備えた電子機器50の平面図及び断面図である。図示のように、本実施形態による画像表示装置1は、表示パネル2を備えている。表示パネル2には、例えばフレキシブル・プリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)3が接続されている。表示パネル2は、例えばガラス基板又は透明フィルム上に複数の層を積層したものであり、表示面2zには縦横に複数の自発光素子、及び複数の自発光素子を駆動する配線が配置されている。FPC3の上には、表示パネル2の駆動回路の少なくとも一部を内蔵するチップ(COF:Chip On Film)4が実装されている。なお、配線を介して複数の自発光素子を駆動する駆動回路をCOG(Chip On Glass)として表示パネル2に積層してもよい。
本実施形態による画像表示装置1は、表示パネル2の真下に、表示パネル2を通して光を受光する各種のセンサ5を配置可能としている。本明細書では、画像表示装置1とセンサ5を備えた構成を電子機器50と呼ぶ。電子機器50内に設けられるセンサ5の種類は特に問わないが、例えば、表示パネル2を通して入射された光を光電変換する撮像センサ5、表示パネル2を通して光を投光するとともに、対象物で反射された光を、表示パネル2を通して受光して、対象物までの距離を計測する距離計測センサ5、表示パネル2を通して入射された光に基づいて温度を計測する温度センサ5などである。このように、表示パネル2の真下に配置されるセンサ5は、受光光学系を介して光を受光する受光装置の機能を少なくとも備えている。なお、センサ5は、発光光学系を介して光を、表示パネル2を通して発光する発光装置の機能を備えていてもよい。
図1Aは表示パネル2の真下に配置されるセンサ5の具体的な場所の一例を破線で示している。図1Aのように、センサ5は、例えば、表示パネル2の中央よりも上側の裏面側に配置されている。なお、図1Aのセンサ5の配置場所は一例であり、センサ5の配置場所は任意である。表示パネル2の裏面側にセンサ5を配置することで、表示パネル2の周囲にセンサ5を配置しなくて済み、電子機器50のベゼルを極小化することができ、電子機器50の正面側のほぼ全域を表示パネル2にすることができ、表示パネル2の面積を小さくせずに電子機器50の外形サイズを小型化できる。
図1Bは表示パネルの中央より上側の裏面側に二つのセンサを並べて配置した図である。表示パネル2の中央より上側の裏面側に二つのセンサ5を並べて配置した例を示している。図1Aでは、表示パネル2の一箇所にセンサ5を配置する例を示しているが、図1Bに示すように複数箇所にセンサ5を配置してもよい。
図2Aはセンサ5の一例であるイメージセンサモジュール9の断面図である。図2Aに示すように、イメージセンサモジュール9は、支持基板9aの上に実装されるイメージセンサ9bと、IR(Infrared Ray)カットフィルタ9cと、レンズユニット9d(受光光学系)と、コイル9eと、磁石9fと、バネ9gとを有する。レンズユニット9dは、1つ又は複数のレンズを有する。レンズユニット9dは、コイル9eに流す電流の方向に応じて光軸L方向に移動可能とされている。なお、イメージセンサモジュール9の内部構成は、図2Aに示したものに限定されない。
図2Bはセンサ5の別の例であるイメージセンサモジュール9の断面図である。図2Bに示すように、イメージセンサモジュール9は、支持基板9aの上に実装される発光素子10と、レンズユニット9d(発光光学系)と、コイル9eと、磁石9fと、バネ9gとを有する。レンズユニット9dは、1つ又は複数のレンズを有する。レンズユニット9dは、コイル9eに流す電流の方向に応じて光軸L方向に移動可能とされている。なお、イメージセンサモジュール9の内部構成は、図2Bに示したものに限定されない。
図3は、センサ5とセンサ5の上部に配置される表示パネル2の一部を模式的に示す図である。図3に示すように、表示パネル2に配置される配線は不透明であり、センサ5に入射する入射光又はセンサ5から発光する発光光の障害となる。例えば、配線により光が反射したり、回折したりする。
図4は表示パネル2内の構造例を模式的に示す平面図である。自発光素子22は、例えば有機EL(Electroluminescence)素子(以下では、OLED:Organic Light Emitting Diodeとも呼ぶ)である。自発光素子22は、バックライトを省略できるため、表示パネル2の少なくとも一部を透明化することができる。以下では、自発光素子としてOLEDを用いる例を主に説明する。自発光素子22は、層M1に配置される。図4では、表示パネル2の上側の層をM1とし、下側の層をM2とする。すなわち、下側の層M2はセンサ5側の層である。
図4に示すように、有機EL素子を用いた表示パネル2は、各自発光素子22の発光制御のための電源線や走査線などの不透明配線24a、24b、26a、26bが透明基板内を縦横方向に走査している。このように、複数の自発光素子22は二次元のアレイ状に配置されている。配線24a、24bは、第1方向に延在し、層M2に配置され、自発光素子22の駆動に用いられる。同様に、配線26a、26bは、第1方向と異なる第2方向に延在し、層M1に配置され、自発光素子22の駆動に用いられる。例えば第1方向と第2方向とは直交する。
このように、配線同士は接触しないように配置される。つまり、同じz位置(同じ層内)においてはxy面内(ディスプレイ上方から見た面内)で異なる位置に配置される。一方で、xy面内で重なり合う場合はz位置が異なるように配置される。配線層数を低層化した場合、一般的に積層プロセスが減ることで製造コストを下げることが可能となる。一方で、各層の配線はxy面内において重なり合うことができる部分が少なくなり、開口率が下がってしまう。
図5は表示パネル2内の別の構造例を模式的に示す平面図と正面図とである。表示パネル2の上側の層から順にM1、M2、M3、M4とする。図5に示すように、配線24a、24bはそれぞれ、第1方向に延在し、層M2と層M4とに配置される。配線24a、24bは、上面から見た場合に重畳するように配置される。一方で、配線26a、26bはそれぞれ、第1方向と異なる第2方向に延在し、層M1と層M3とに配置される。配線26a、26bは、上面から見た場合に重畳するように配置される。これらから分かるように、配線24a、24bを異なる層に配置し、重畳させ、配線26a、26bを異なる層に配置し、重畳させる。なお、二次元のアレイ状に配置される複数の自発光素子22の行方向と所定の角度を有するように第1方向を定めてもよい。同様に、二次元のアレイ状に配置される複数の自発光素子22の列方向と所定の角度を有するように第2方向を定めてもよい。
図6は、図4で示した配線例1と、図5で示した配線例2との光の透過率を示す図である。縦軸は、単位面積あたりの光の透過率を示す。例えば表示パネル2に対し波長550nmの光を垂直に入射した場合のデータである。これから分かるように、配線24a、24bを重畳し、配線26a、26bを重畳することにより、透過率は71.7パーセントから84.9パーセントに改善される。このように、配線24a、24bを異なる層に配置し、重畳させ、配線26a、26bを異なる層に配置し、重畳させることにより、表示パネル2の開口率を上げることが可能となる。
図7は、受光又は発光する光学系における点Oに対する配線の配置例を示す断面図である。点Oは、受光又は発光する光学系の光軸L上における例えば像面上の点である。異なる層に存在する複数の配線において、受光/発光光学系方向への射影像が重なり合うように配置する。すなわち、第1配線28a、第2配線28bは、面上の点Oに対する射影像28cが重なるように配置される。換言すると、第1配線28aと第2配線28bの組合せは第1配線28a及び第2配線28bを介して受光又は発光する光学系の所定範囲である点Oを起点とする方向に対して重なり領域を有する。なお、図7では所定範囲を点で示しているが、これに限定されない。例えば、所定範囲は所定の面積を有する面でもよい。
同様に、配線30a、30bは、面上の点Oに対する射影像30cが重なるように配置される。同様に、配線32a、33bは、面上の点Oに対する射影像32cが重なるように配置される。これにより、例えば光学系の光軸上の点Oへの射影像の面積をより低減できる。このため、光学系への2つの配線の映り込みをより低減可能となる。
図8及び図9に基づき配線の重ね方を幾何学的により詳細に説明する。図8は、xy平面に平行に配置される第1配線34a、第2配線34bが投影線L34上に並ぶように配置する例を示す図である。図9は、投影線L36上に1配線36a、第2配線36bが並ぶように配置する例を示す図である。
Figure 2024075521000002
Figure 2024075521000003
図8に示すように、第1配線34aと、第2配線34bとの組合せはz方向の間隔をHとし、受光/発光光学系の光軸Lと配線断面中心のなす角をθとすると、θの異なり応じて光軸Lの方向に対するずれ量(オフセット量)Δが(1)式にしたがい変化する。ここで、配線の厚みは、配線の幅に対して十分薄いとする。換言すると、(1)式で示すフセット量Δとなるように第1配線34aと、第2配線34bとを配置すると、第1配線34aと、第2配線34bとの射影像が重なり合う位置に配置される。例えば受光/発光系の直上においてθは0°となり、Δ=0となる。すなわち、受光/発光光学系の光軸L方向に対して、少なくとも受光/発光光学系の光路範囲内において第1配線34aと、第2配線34bとの領域が重畳する。これにより、受光系に対してほぼ垂直方向に透過してくる、もしくは発光系から垂直方向に出射する成分の光の透過率を向上させることが可能となる。
図9に示すように、受光/発光光学系に対してz軸から角度θ1の方向に位置する第1配線36aと、第2配線36bとの重なりを考えるとき、Δ=Htanθ1、角度θ2の位置においてはΔ=Htanθ2とすることで、斜め方向から入射する光における透過率をより向上させることが可能となる。さらに、(2)式に示すように、配線の傾きΦを設けることで射影像面積を更に減らすことが可能となる。すなわち、(2)式の範囲で配線の角度θ2を設けることにより、射影像面積が低減する効果が得られ、上式の範囲の最大値に近づくに応じて射影像面積がより小さくなる。単位配線構造当たりに重ねる配線の本数は2本に限定されない。例えば3本以上でもよい。また、配線の重ね方は、配線が縦方向及び横方向に走査しているとき、縦方向の配線のみを重ねてもよい。或いは、横方向の配線のみを重ねてもよい。或いは、縦、横方向の配線の双方を重ねてもよい。
図10は、表示パネル2のより広範囲の配線例を示す平面図、正面図、側面図である。図10は、x方向(第1方向)に走査する層M4の第1配線38a、層M3の第2配線38bと、y方向(第2方向)に走査する層M1の第3配線40a、層M2の第4配線40bと、を示す。これらの配線38a、38bは、(1)式の関係を有するように配置される。同様に、これらの配線40a、40bも、(1)式の関係を有するように配置される。これにより、センサ5への投影像の重なりを配線全体として低減可能となる。このように、第1配線38aと対応する第2配線38bとの組合せは、第1配線38a及び第2配線38bを介して受光又は発光する光学系の所定範囲であるセンサ5の対物面の範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する。同様に、第3配線40aと対応する第4配線40bとの組合せは、第3配線40a及び第4配線40bを介して受光又は発光する光学系の所定範囲であるセンサ5の対物面の範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する。
図11はOLED22を含む画素回路12の基本構成を示す回路図である。図11の画素回路12は、OLED22の他に、ドライブトランジスタDrTrと、サンプリングトランジスタTr1と、画素容量Cとを備えている。サンプリングトランジスタTr1は、信号線DataとドライブトランジスタDrTrのゲートとの間に接続されている。サンプリングトランジスタTr1のゲートには、走査線Scanが接続されている。画素容量Cは、ドライブトランジスタDrTrのゲートとOLED22のアノード電極との間に接続されている。ドライブトランジスタDrTrは、電源電圧ノードVccとOLED22のアノードとの間に接続されている。
図12は、画素回路12L,12Rの表示パネル2内の配置例を示す図である。左図が平面図であり、右図がAA断面図である。(1)式のΔ=0の例であり、画素回路12L,12Rは左右対称に配置されている。画素回路12L,12Rは図11と同等の回路である。信号線Data1(M2)が画素回路12Lの信号線であり、信号線Data2(M1)が画素回路12Rの信号線である。電源電圧ノード(定電位線)Vcc(M3)は、画素回路12L,12Rで共通に構成される。このように、信号線(第1配線)Data1(M2)、信号線(第2配線)Data2(M1)、電源電圧ノード(第2’配線)Vcc(M3)を重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。なお、表示パネル2の上側の層をM1とし、下側の層をM6とする。
図13は、Δが0でない場合の画素回路12L,12Rの表示パネル2内の配置例を示す図である。左図が平面図であり、右図がAA断面図である。(1)式のΔが0でない例であり、画素回路12L,12Rは左右対称に配置されている。画素回路12L,12Rは図11と同等の回路である。信号線Data1(M2)が画素回路12Lの信号線であり、信号線Data2(M1)が画素回路12Rの信号線である。電源電圧ノードVccは、画素回路12L,12Rで共通に構成される。このように、信号線Data1(M2)、信号線Data2(M1)、電源電圧ノードVcc(M3)を(1)、(2)式に従い重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。なお、本実施形態に係る信号線(第1配線)Data1、信号線(第2配線)Data2、電源電圧ノード(第2’配線)Vccは、異なる層(M1、M2、M3)に設けられているが、これに限定されない。例えば、信号線(第1配線)Data1、及び信号線(第2配線)Data2を同層に設けてもよい。この場合、信号線(第1配線)Data1、及び信号線(第2配線)Data2を層M1に設け、電源電圧ノード(第2’配線)Vccを層M2に設けてもよい。或いは、信号線(第1配線)Data1、及び信号線(第2配線)Data2を層M2に設け、電源電圧ノード(第2’配線)Vccを層M1に設けてもよい。
図14はOLED22を含む画素回路12aの別の構成を示す回路図である。図14は、本発明の一実施形態における表示装置において、1つの画素に関する構造を示すものである。本発明の有機電界発光表示装置は、複数のゲートラインと、複数のデータラインと、複数の電源ラインと、複数のゲートライン、データライン及び共通電源ラインのうち該当する1つのゲートライン、データライン及び電源ラインに各々配列される複数の画素とを備える。図1には、該当するゲートライン、データライン及び電源ラインに配列された1つの画素12aを図示している。
図14に示すように画素回路12aは、8つのトランジスタTr1-Tr8と、コンデンサcと、OLED22とを備える。すなわち画素回路12aは、印加される駆動電流に対応する光を発光するOLED22と、該当するスキャンラインに印加される現在スキャンライン信号SCANに応答して、該当するデータラインに印加される電圧レベルのデータ信号DataをスイッチングするためのトランジスタTr1と、トランジスタTr1を介してゲートに入力される電圧レベルのデータ電圧に対応して、OLED22の駆動電流を供給する駆動トランジスタTr8と、駆動トランジスタT8のゲートに印加されるデータ信号を格納するためのコンデンサcとを備える。
すなわち、トランジスタTr1は、信号線DataとトランジスタTr2を介してコンデンサcの一端と接続される。コンデンサcの他端は電源線VDD(M2)に接続される。また、トランジスタTr3の一端は駆動トランジスタTr8に接続され、他端はOLED22のアノードに接続され、トランジスタTr3のゲートはEM線(M4)に接続される。また、トランジスタTr4の一端は電源線VDD(M2)に接続され、他端は駆動トランジスタTr8の一端に接続され、他トランジスタTr4のゲートはEM線(M4)に接続される。トランジスタTr5の一端はOLED22のアノードに接続され、他端はVSS線(M3)に接続され、トランジスタTr5のゲートはSEL線(M5)に接続される。トランジスタTr6の一端はVSS線(M3)に接続され、他端はSEL線(M5)に接続され、トランジスタTr6のゲートはSEL線(M5)に接続される。トランジスタTr5のゲートはSEL線(M5)に接続される。トランジスタTr6の一端はVSS線(M3)に接続され、他端はSEL線(M5)に接続され、トランジスタTr6のゲートはSEL線(M5)に接続される。トランジスタTr7の一端はコンデンサcに接続され、他端はSEL線(M5)に接続され、トランジスタTr7のゲートはVDD線(M2)に接続される。
図15は、画素回路12aの表示パネル2内の配置例を示す平面図である。(1)式のΔ=0の例である。信号線Data(第1配線)(M1)、及び電源線VDD(第2配線)(M2)を重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。同様に、VSS線(第3配線)(M3)、EM線(第4配線)(M4)、及びSEL線(第4’配線)(M5)を重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。
図16は、Δが0でない場合の画素回路12aの表示パネル2内の配置例を示す平面図である。このように、信号線Data(第1配線)(M1)、及び電源線VDD(第2配線)(M2)を(1)、(2)式に従い重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。同様に、VSS線(第3配線)(M3)、EM線(第4配線)(M4)、及びSEL線(第4’配線)(M5)を(1)、(2)式に従い重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。
以上説明したように、本実施解体によれば、画像表示装置1におけるセンサ5の受光光学系又は発光光学系に対して複数配線の射影像が重なり合うように配置することとした。これにより、受光光学系又は発光光学系に対する光の透過率をより向上させることが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態による画像表示装置1は、円弧状の配線構造を有することで、第1実施形態に係る画像表示装置1と相違する。以下では、第1実施形態に係る画像表示装置1と相違する点を説明する。
図17は表示パネル2内の構造例を模式的に示す平面図である。図17に示すように、OLED22を用いた表示パネル2は、OLED22の発光制御のための電源線や走査線などの円弧状の不透明配線44、46が透明基板内に走査している。配線44は、層M2に配置され、自発光素子22の駆動に用いられる。例えば配線46は、配線44と絶縁膜を介して積層されるように層M2に配置され、OLED22の駆動に用いられる。
図18は表示パネル2内の別の構造例を模式的に示す平面図と正面図とである。表示パネル2の上側の層から順にM1、M2、とする。図18に示すように、円弧状の第1配線42、第2配線44はそれぞれ、層M1と層M2とに配置され、上面から見た場合に重畳するように配置される。これらから分かるように円弧状の第1配線42、円弧状の第2配線44を異なる層に配置し、重畳させる。
図19は、図17で示した配線例3と、図18で示した配線例4との光の透過率を示す図である。縦軸は、単位面積あたりの光の透過率を示す。例えば表示パネル2に対し波長550nmの光を垂直に入射した場合のデータである。これから分かるように、円弧状の配線42、44を重畳することにより、透過率は66.8パーセントから75.5パーセントに改善される。このように、円弧状の配線42、44を異なる層に配置し、重畳させることにより、表示パネル2の開口率を上げることが可能となる。
図20は、格子状の配線と、円弧状の配線に対する回折シミュレーションを示す図である。図G10は光軸L(図2A参照)上の点光源を示す。図G12は格子状の配線に図G10の点光源が入射した場合の回折光を示し、図G14は円弧状の配線に図G10の点光源が入射した場合の回折光を示す。格子状の配線である図G12は十文状の強い光線が出るのに対し、円弧状の配線である図G12では全方向に光が散っていることが分かる。このように、円弧状の第1配線及び円弧状の第2配線は、円弧状の第1配線及び円弧状の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が光軸Lに直交する平面の全方向に偏りがより低減された状態で散乱する形状を有する
図21は、格子状の配線と、円弧状の配線に対する自然光に対する回折シミュレーションを示す図である。図G20は自然光を模した面光源を示す。図G22は格子状の配線に図G20の面光源が入射した場合の回折光を示し、図G24は円弧状の配線に図G20の面光源が入射した場合の回折光を示す。格子状の配線である図G22は十文状の光線が出るのに対し、円弧状の配線である図G24では全方向に光が散っており、より自然な画像が生成される。また、これらから分かるように、配線の円弧形状をデザインすることにより、回折光のパターンを調整可能となる。
図22は、格子状の配線と、円弧状の配線に対する別の自然光に対する回折シミュレーションを示す図である。図G30は自然光を模した複数の光源を示す。図G32は格子状の配線に図G30の複数の光源が入射した場合の回折光を示し、図G34は円弧状の配線に図G30の数の光源が入射した場合の回折光を示す。格子状の配線である図G32は十文状の光線が出るのに対し、円弧状の配線である図G34では全方向に光が散っており、より自然な画像が生成される。
図23は、画素回路12aにおける表示パネル2内の円弧状の配置例を示す平面図である。(1)式のΔ=0の例である。Data線(M1)、VDD線(M2)、SCAN線(M3)、EM線(M4)及びSEL線(M5)を円弧状にすることにより、回折光を抑制できる。また、信号線Data(第1配線)(M1)、電源線VDD(第2配線)(M2)、SCAN線(M3)、及びEM線(第4配線)(M4)を重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。同様に、VSS線(第3配線)(M3)、及びSEL線(第4’配線)(M5)を重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。
図24は、Δが0でない場合の画素回路12aの表示パネル2内の円弧状の配置例を示す平面図である。このように、Data線(M1)、VDD線(M2)、SCAN線(M3)、EM線(M4)及びSEL線(M5)を円弧状にすることにより、回折光を抑制できる。また、信号線Data(第1配線)(M1)、電源線VDD(第2配線)(M2)、SCAN線(M3)、及びEM線(第4配線)(M4)を(1)、(2)式に従い重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。同様に、VSS線(第3配線)(M3)、及びSEL線(第4’配線)(M5)を(1)、(2)式に従い重ねることにより、射影像面積を低減することが可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像表示装置1におけるセンサ5の受光光学系又は発光光学系に対して円弧状の複数配線の射影像が重なり合うように配置することとした。これにより、複数配線による回折光を抑制できる。また、受光光学系又は発光光学系に対する光の透過率をより向上させることが可能となる。
(本開示による画像表示装置1及び電子機器50の適用例)
(第1適用例)
本開示による画像表示装置1及び電子機器50は、種々の用途に用いることができる。図25及び図26は本開示による画像表示装置1を備えた電子機器50の第1適用例である乗物100の内部の構成を示す図である。図25は乗物100の後方から前方にかけての乗物100の内部の様子を示す図、図26は乗物100の斜め後方から斜め前方にかけての乗物100の内部の様子を示す図である。
図25及び図26の乗物100は、センターディスプレイ101と、コンソールディスプレイ102と、ヘッドアップディスプレイ103と、デジタルリアミラー104と、ステアリングホイールディスプレイ105と、リアエンタテイメントディスプレイ106とを有する。
センターディスプレイ101は、ダッシュボード107上の運転席108及び助手席109に対向する場所に配置されている。図38では、運転席108側から助手席109側まで延びる横長形状のセンターディスプレイ101の例を示すが、センターディスプレイ101の画面サイズや配置場所は任意である。センターディスプレイ101には、種々のセンサ5で検知された情報を表示可能である。具体的な一例として、センターディスプレイ101には、イメージセンサで撮影した撮影画像、ToFセンサ5で計測された乗物前方や側方の障害物までの距離画像、赤外線センサ5で検出された乗客の体温などを表示可能である。センターディスプレイ101は、例えば、安全関連情報、操作関連情報、ライフログ、健康関連情報、認証/識別関連情報、及びエンタテイメント関連情報の少なくとも一つを表示するために用いることができる。
安全関連情報は、居眠り検知、よそ見検知、同乗している子供のいたずら検知、シートベルト装着有無、乗員の置き去り検知などの情報であり、例えばセンターディスプレイ101の裏面側に重ねて配置されたセンサ5にて検知される情報である。操作関連情報は、センサ5を用いて乗員の操作に関するジェスチャを検知する。検知されるジェスチャは、乗物100内の種々の設備の操作を含んでいてもよい。例えば、空調設備、ナビゲーション装置、AV装置、照明装置等の操作を検知する。ライフログは、乗員全員のライフログを含む。例えば、ライフログは、乗車中の各乗員の行動記録を含む。ライフログを取得及び保存することで、事故時に乗員がどのような状態であったかを確認できる。健康関連情報は、温度センサ5を用いて乗員の体温を検知し、検知した体温に基づいて乗員の健康状態を推測する。あるいは、イメージセンサを用いて乗員の顔を撮像し、撮像した顔の表情から乗員の健康状態を推測してもよい。さらに、乗員に対して自動音声で会話を行って、乗員の回答内容に基づいて乗員の健康状態を推測してもよい。認証/識別関連情報は、センサ5を用いて顔認証を行うキーレスエントリ機能や、顔識別でシート高さや位置の自動調整機能などを含む。エンタテイメント関連情報は、センサ5を用いて乗員によるAV装置の操作情報を検出する機能や、センサ5で乗員の顔を認識して、乗員に適したコンテンツをAV装置にて提供する機能などを含む。
コンソールディスプレイ102は、例えばライフログ情報の表示に用いることができる。コンソールディスプレイ102は、運転席108と助手席109の間のセンターコンソール110のシフトレバー111の近くに配置されている。コンソールディスプレイ102にも、種々のセンサ5で検知された情報を表示可能である。また、コンソールディスプレイ102には、イメージセンサで撮像された車両周辺の画像を表示してもよいし、車両周辺の障害物までの距離画像を表示してもよい。
ヘッドアップディスプレイ103は、運転席108の前方のフロントガラス112の奥に仮想的に表示される。ヘッドアップディスプレイ103は、例えば、安全関連情報、操作関連情報、ライフログ、健康関連情報、認証/識別関連情報、及びエンタテイメント関連情報の少なくとも一つを表示するために用いることができる。ヘッドアップディスプレイ103は、運転席108の正面に仮想的に配置されることが多いため、乗物100の速度や燃料(バッテリ)残量などの乗物100の操作に直接関連する情報を表示するのに適している。
デジタルリアミラー104は、乗物100の後方を表示できるだけでなく、後部座席の乗員の様子も表示できるため、デジタルリアミラー104の裏面側に重ねてセンサ5を配置することで、例えばライフログ情報の表示に用いることができる。
ステアリングホイールディスプレイ105は、乗物100のハンドル113の中心付近に配置されている。ステアリングホイールディスプレイ105は、例えば、安全関連情報、操作関連情報、ライフログ、健康関連情報、認証/識別関連情報、及びエンタテイメント関連情報の少なくとも一つを表示するために用いることができる。特に、ステアリングホイールディスプレイ105は、運転者の手の近くにあるため、運転者の体温等のライフログ情報を表示したり、AV装置や空調設備等の操作に関する情報などを表示するのに適している。
リアエンタテイメントディスプレイ106は、運転席108や助手席109の背面側に取り付けられており、後部座席の乗員が視聴するためのものである。リアエンタテイメントディスプレイ106は、例えば、安全関連情報、操作関連情報、ライフログ、健康関連情報、認証/識別関連情報、及びエンタテイメント関連情報の少なくとも一つを表示するために用いることができる。特に、リアエンタテイメントディスプレイ106は、後部座席の乗員の目の前にあるため、後部座席の乗員に関連する情報が表示される。例えば、AV装置や空調設備の操作に関する情報を表示したり、後部座席の乗員の体温等を温度センサ5で計測した結果を表示してもよい。
上述したように、画像表示装置1の裏面側に重ねてセンサ5を配置することで、周囲に存在する物体までの距離を計測することができる。光学的な距離計測の手法には、大きく分けて、受動型と能動型がある。受動型は、センサ5から物体に光を投光せずに、物体からの光を受光して距離計測を行うものである。受動型には、レンズ焦点法、ステレオ法、及び単眼視法などがある。能動型は、物体に光を投光して、物体からの反射光をセンサ5で受光して距離計測を行うものである。能動型には、光レーダ方式、アクティブステレオ方式、照度差ステレオ法、モアレトポグラフィ法、干渉法などがある。本開示による画像表示装置1は、これらのどの方式の距離計測にも適用可能である。本開示による画像表示装置1の裏面側に重ねて配置されるセンサ5を用いることで、上述した受動型又は能動型の距離計測を行うことができる。
(第2適用例)
本開示による画像表示装置1は、乗物で用いられる種々のディスプレイに適用されるだけでなく、種々の電子機器50に搭載されるディスプレイにも適用可能である。
図27は電子機器50の第2適用例であるデジタルカメラ120の正面図、図28はデジタルカメラ120の背面図である。図27及び図28のデジタルカメラ120は、レンズ121を交換可能な一眼レフカメラの例を示しているが、レンズ121を交換できないカメラにも適用可能である。
図27及び図28のカメラは、撮影者がカメラボディ122のグリップ123を把持した状態で電子ビューファインダ124を覗いて構図を決めて、焦点調節を行った状態でシャッタ125を押すと、カメラ内のメモリに撮影データが保存される。カメラの背面側には、図28に示すように、撮影データ等やライブ画像等を表示するモニタ画面126と、電子ビューファインダ124とが設けられている。また、カメラの上面には、シャッタ速度や露出値などの設定情報を表示するサブ画面が設けられる場合もある。
カメラに用いられるモニタ画面126、電子ビューファインダ124、サブ画面等の裏面側に重ねてセンサ5を配置することで、本開示による画像表示装置1として用いることができる。
(第3適用例)
本開示による画像表示装置1は、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDと呼ぶ)にも適用可能である。HMDは、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)、MR(Mixed Reality)、又はSR(Substitutional Reality)等に利用されることができる。
図29は電子機器50の第3適用例であるHMD130の外観図である。図29のHMD130は、人間の目を覆うように装着するための装着部材131を有する。この装着部材131は例えば人間の耳に引っ掛けて固定される。HMD130の内側には表示装置132が設けられており、HMD130の装着者はこの表示装置132にて立体映像等を視認できる。HMD130は例えば無線通信機能と加速度センサなどを備えており、装着者の姿勢やジェスチャなどに応じて、表示装置132に表示される立体映像等を切り換えることができる。
また、HMD130にカメラを設けて、装着者の周囲の画像を撮影し、カメラの撮影画像とコンピュータで生成した画像とを合成した画像を表示装置132で表示してもよい。例えば、HMD130の装着者が視認する表示装置132の裏面側に重ねてカメラを配置して、このカメラで装着者の目の周辺を撮影し、その撮影画像をHMD130の外表面に設けた別のディスプレイに表示することで、装着者の周囲にいる人間は、装着者の顔の表情や目の動きをリアルタイムに把握可能となる。
なお、HMD130には種々のタイプが考えられる。例えば、図30のように、本開示による画像表示装置1は、メガネ134に種々の情報を映し出すスマートグラス130aにも適用可能である。図30のスマートグラス130aは、本体部135と、アーム部136と、鏡筒部137とを有する。本体部135はアーム部136に接続されている。本体部135は、メガネ134に着脱可能とされている。本体部135は、スマートグラス130aの動作を制御するための制御基板や表示部を内蔵している。本体部135と鏡筒は、アーム部136を介して互いに連結されている。鏡筒部137は、本体部135からアーム部136を介して出射される画像光を、メガネ134のレンズ138側に出射する。この画像光は、レンズ138を通して人間の目に入る。図30のスマートグラス130aの装着者は、通常のメガネと同様に、周囲の状況だけでなく、鏡筒部137から出射された種々の情報を合わせて視認できる。
(第4適用例)
本開示による画像表示装置1は、テレビジョン装置(以下、TV)にも適用可能である。最近のTVは、小型化の観点及び意匠デザイン性の観点から、額縁をできるだけ小さくする傾向にある。このため、視聴者を撮影するカメラをTVに設ける場合には、TVの表示パネル2の裏面側に重ねて配置するのが望ましい。
図31は電子機器50の第4適用例であるTV140の外観図である。図31のTV140は、額縁が極小化されており、正面側のほぼ全域が表示エリアとなっている。TV140には視聴者を撮影するためのカメラ等のセンサ5が内蔵されている。図31のセンサ5は、表示パネル2内の一部(例えば破線箇所)の裏側に配置されている。センサ5は、イメージセンサモジュールでもよいし、顔認証用のセンサや距離計測用のセンサ、温度センサなど、種々のセンサが適用可能であり、複数種類のセンサをTV140の表示パネル2の裏面側に配置してもよい。
上述したように、本開示の画像表示装置1によれば、表示パネル2の裏面側に重ねてイメージセンサモジュール9を配置できるため、額縁にカメラ等を配置する必要がなくなり、TV140を小型化でき、かつ額縁により意匠デザインが損なわれるおそれもなくなる。
(第5適用例)
本開示による画像表示装置1は、スマートフォンや携帯電話にも適用可能である。図32は電子機器50の第5適用例であるスマートフォン150の外観図である。図32の例では、電子機器50の外形サイズの近くまで表示面2zが広がっており、表示面2zの周囲にあるベゼル2yの幅を数mm以下にしている。通常、ベゼル2yには、フロントカメラが搭載されることが多いが、図32では、破線で示すように、表示面2zの例えば略中央部の裏面側にフロントカメラとして機能するイメージセンサモジュール9を配置している。このように、フロントカメラを表示面2zの裏面側に設けることで、ベゼル2yにフロントカメラを配置する必要がなくなり、ベゼル2yの幅を狭めることができる。
なお、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1) 第1層に設けられる複数の第1配線と、
前記第1層と異なる第2層に設けられる複数の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記第1配線および前記第2配線の一部は、受光又は発光する光学部品の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、画像表示装置。
(2)前記第1配線と対応する前記第2配線の組合せは、前記方向の異なりに応じて前記光学系の光軸方向に対するずれ量が変化する、(1)に記載の画像表示装置。
(3)前記第1配線と対応する前記第2配線の少なくとも一つの組合せは、前記光学系の光軸方向に対して、少なくとも前記光学系の光路範囲内において領域が重畳する、(1)に記載の画像表示装置。
(4)第3層に配線される複数の第3配線と、
前記第3層と異なる第4層に配線され、前記複数の第3配線とそれぞれ対応する複数の第4配線と、を更に備え、
前記第3配線と対応する前記第4配線の組合せは、前記複数の第3配線及び前記複数の第4配線を介して受光又は発光する前記光学系の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の画像表示装置。
(5)前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は第1方向に延在し、
前記複数の第3配線及び前記複数の第4配線は前記第1方向と異なる第2方向に延在する、(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の画像表示装置。
(6)前記第1方向と前記第2方向とは直交する、(5)に記載の画像表示装置。
(7)前記複数の発光素子は二次元のアレイ状に配置されており、
前記複数の発光素子の配置される列又は行方向と前記第1方向は所定の角度を有する、(6)又は(7)に記載の画像表示装置。
(8)前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は円弧状に配線される、(1)乃至(7)のいずれか一項に記載の画像表示装置。
(9)前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
前記光学系の光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りが抑制された状態で散乱する形状を有する、(8)に記載の画像表示装置。
(10)前記複数の第1配線は、対応する複数の発光素子を駆動する信号線であり、
前記複数の第2配線は、対応する複数の発光素子を駆動する定電位線である(1)乃至(9)のいずれか一項に記載の画像表示装置。
(11)前記第1配線は、対応する第1発光素子を駆動する第1データ線であり、
前記第2配線は、前記第1発光素子に隣接する第2発光素子を駆動する第2データ線である、(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の画像表示装置。
(12)前記複数の第1配線は、対応する複数の発光素子を駆動する信号線であり、
前記複数の第2配線は、対応する複数の発光素子を駆動する第1定電位線であり、
前記複数の第3配線は、対応する複数の発光素子を駆動する走査線であり、
前記複数の第4配線は、対応する複数の発光素子を駆動する第2定電位線である、(5)に記載の画像表示装置。
(13)複数の円弧状の第1配線と、
複数の円弧状の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して受光又は発光する光学系の
光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りがより低減された状態で散乱する形状を有する、画像表示装置。
(14)画像表示装置と、
前記画像表示装置を通して受光又は発光する光学部品を有する受光装置と、を備え、
前記画像表示装置は、
第1層に設けられる複数の第1配線と、
前記第1層と異なる第2層に設けられる複数の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記第1配線および前記第2配線の一部は、受光又は発光する光学部品の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、電子機器。
(15) 画像表示装置と、
前記画像表示装置を通して受光又は発光する光学系を有する受光装置と、を備え、
前記画像表示装置は、
複数の円弧状の第1配線と、
複数の円弧状の第2配線と、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
を備え、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して前記光学系の光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りが抑制された状態で散乱する形状を有する、電子機器。
本開示の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本開示の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本開示の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1:画像表示装置、2:表示パネル、9d:レンズユニット(光学系)、24a、24b、26a、26b、28a、28b、30a、30b、32a、33b、34a、34b、36a、36b、38a、38b、40a、40b:配線、50:電子機器。

Claims (15)

  1. 第1層に設けられる複数の第1配線と、
    前記第1層と異なる第2層に設けられる複数の第2配線と、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
    を備え、
    前記第1配線および前記第2配線の一部は、受光又は発光する光学部品の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、画像表示装置。
  2. 前記第1配線と対応する前記第2配線の組合せは、前記方向の異なりに応じて前記光学系の光軸方向に対するずれ量が変化する、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記第1配線と対応する前記第2配線の少なくとも一つの組合せは、前記光学系の光軸方向に対して、少なくとも前記光学系の光路範囲内において領域が重畳する、請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 第3層に配線される複数の第3配線と、
    前記第3層と異なる第4層に配線され、前記複数の第3配線とそれぞれ対応する複数の第4配線と、を更に備え、
    前記第3配線と対応する前記第4配線の組合せは、前記複数の第3配線及び前記複数の第4配線を介して受光又は発光する前記光学系の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は第1方向に延在し、
    前記複数の第3配線及び前記複数の第4配線は前記第1方向と異なる第2方向に延在する、請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記第1方向と前記第2方向とは直交する、請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記複数の発光素子は二次元のアレイ状に配置されており、
    前記複数の発光素子の配置される列又は行方向と前記第1方向は所定の角度を有する、請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は円弧状に配線される、請求項1に記載の画像表示装置。
  9. 前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
    前記光学系の光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りが抑制された状態で散乱する形状を有する、請求項8に記載の画像表示装置。
  10. 前記複数の第1配線は、対応する複数の発光素子を駆動する信号線であり、
    前記複数の第2配線は、対応する複数の発光素子を駆動する定電位線である、請求項1に記載の画像表示装置。
  11. 前記第1配線は、対応する第1発光素子を駆動する第1データ線であり、
    前記第2配線は、前記第1発光素子に隣接する第2発光素子を駆動する第2データ線である、請求項1に記載の画像表示装置。
  12. 前記複数の第1配線は、対応する複数の発光素子を駆動する信号線であり、
    前記複数の第2配線は、対応する複数の発光素子を駆動する第1定電位線であり、
    前記複数の第3配線は、対応する複数の発光素子を駆動する走査線であり、
    前記複数の第4配線は、対応する複数の発光素子を駆動する第2定電位線である、請求項5に記載の画像表示装置。
  13. 複数の円弧状の第1配線と、
    複数の円弧状の第2配線と、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に駆動される複数の発光素子と、
    を備え、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して受光又は発光する光学系の
    光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りがより低減された状態で散乱する形状を有する、画像表示装置。
  14. 画像表示装置と、
    前記画像表示装置を通して受光又は発光する光学部品を有する受光装置と、を備え、
    前記画像表示装置は、
    第1層に設けられる複数の第1配線と、
    前記第1層と異なる第2層に設けられる複数の第2配線と、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
    を備え、
    前記第1配線および前記第2配線の一部は、受光又は発光する光学部品の所定範囲を起点とする方向に対して重なり領域を有する、電子機器。
  15. 画像表示装置と、
    前記画像表示装置を通して受光又は発光する光学系を有する受光装置と、を備え、
    前記画像表示装置は、
    複数の円弧状の第1配線と、
    複数の円弧状の第2配線と、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に接続される複数の発光素子と、
    を備え、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線は、
    前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線を介して前記光学系の光軸上の点光源から前記複数の第1配線及び前記複数の第2配線に光が入射する場合に、散乱方向が前記光軸に直交する平面の全方向に偏りが抑制された状態で散乱する形状を有する、電子機器。
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