JP2024074882A - 管理装置、サービス提供方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引を可能にする、管理装置、サービス管理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】端末装置から物品提供依頼情報を取得する依頼取得手段と、取得した物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼手段と、ユーザが物品を受け取る際にユーザの第1の生体情報を取得する生体情報取得手段と、取得した第1の生体情報を用いた第1の生体認証においてユーザが認証された場合に、ユーザへの物品の受け渡しを許可する、受け渡し管理手段と、を備える、管理装置が提供される。【選択図】図2
Description
本発明は、管理装置及びサービス提供方法に関し、これらを実現するためのプログラムに関する。
旅行、出張等に際して、目的地で必要となる物品を事前に準備したり、目的地で大きな荷物を持ち運んだりすることは、旅行者、出張者の負荷となりやすい。このような荷造り及び荷物の持ち運びの負荷を軽減するため、例えば非特許文献1のように、目的地で必要となる物品を目的地でレンタルするサービスが提供されている。かかるサービスでは、旅行者、出張者は、事前に必要な物品をレンタル事業者に依頼することにより、目的地で必要となる物品を使用することができる。これにより、旅行者、出張者は、事前に準備する必要がなくなり、目的地で大きな荷物を持ち運ぶこともなくなるため、身軽に目的地へ出発し、目的地で快適に過ごすことができる。
株式会社KUROKO,"手ぶら旅",[令和2年1月31日検索],インターネット<URL:https://teburatabi.com/>
しかしながら、ユーザによりレンタルされた物品が破損等して返却される可能性もあり、レンタル事業者が損害を受けることもあり得る。また、物品をレンタルする際には、レンタルサービスの利用を依頼した依頼者へ、物品の受け取り時に必要となる受付番号等の情報がメール等により通知されることが一般的である。しかし、このような仕組みでは、利用者以外の人が当該受付番号を利用して、利用者になりすまして物品をレンタルすることもあり得る。このため、レンタル事業者が安心して物品を貸し出すことができる、信頼性のある取引を実現する仕組みが求められる。
本発明の目的の一例は、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引を可能にする、管理装置、サービス提供方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面によれば、
端末装置から物品提供依頼情報を取得する依頼取得手段と、
取得した上記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼手段と、
上記ユーザが上記物品を受け取る際に上記ユーザの第1の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
取得した上記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において上記ユーザが認証された場合に、上記ユーザへの上記物品の受け渡しを許可する、受け渡し管理手段と、を備える、管理装置が提供される。
端末装置から物品提供依頼情報を取得する依頼取得手段と、
取得した上記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼手段と、
上記ユーザが上記物品を受け取る際に上記ユーザの第1の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
取得した上記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において上記ユーザが認証された場合に、上記ユーザへの上記物品の受け渡しを許可する、受け渡し管理手段と、を備える、管理装置が提供される。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面によれば、
端末装置から物品提供依頼情報を取得し、
取得した上記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
上記ユーザが上記物品を受け取る際、上記ユーザの第1の生体情報を取得し、
取得した上記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において上記ユーザが認証された場合に、上記ユーザへの上記物品の受け渡しを許可する、サービス提供方法が提供される。
端末装置から物品提供依頼情報を取得し、
取得した上記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
上記ユーザが上記物品を受け取る際、上記ユーザの第1の生体情報を取得し、
取得した上記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において上記ユーザが認証された場合に、上記ユーザへの上記物品の受け渡しを許可する、サービス提供方法が提供される。
さらに、上記目的を達成するため、本発明の一側面によれば、
コンピュータに、
端末装置から物品提供依頼情報を取得し、
取得した上記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
上記ユーザが上記物品を受け取る際、上記ユーザの第1の生体情報を取得し、
取得した上記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において上記ユーザが認証された場合に、上記ユーザへの上記物品の受け渡しを許可する、処理を実行させるプログラムが提供される。
コンピュータに、
端末装置から物品提供依頼情報を取得し、
取得した上記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
上記ユーザが上記物品を受け取る際、上記ユーザの第1の生体情報を取得し、
取得した上記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において上記ユーザが認証された場合に、上記ユーザへの上記物品の受け渡しを許可する、処理を実行させるプログラムが提供される。
以上のように本発明によれば、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引が可能となる。
[1.第1の実施形態]
[1-1.システム構成]
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システム1の概略構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。
[1-1.システム構成]
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システム1の概略構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係るサービス提供システムは、ユーザに対して物品を提供するサービスを提供するためのシステムである。本実施形態に係るサービス提供システム1は、図1に示すように、管理装置100と、サービス提供装置200とが、ネットワーク5を介して接続されている。
管理装置100は、サービス提供者とユーザとの取引を管理する装置である。管理装置100は、生体認証部110と、サービス依頼部120とを有する。生体認証部110は、端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、ユーザの生体認証を行う。サービス依頼部120は、生体認証部110によりユーザが認証された場合に、サービス提供装置200に対して、ユーザが利用する物品の提供を依頼する。
サービス提供装置200は、ユーザにサービスを提供するために事業者に対して物品を手配する処理を行う装置である。サービス提供装置200は、サービス受付部210を有する。サービス受付部210は、管理装置100から、生体認証されたユーザに対する物品の提供の依頼を受け付ける。サービス受付部210は、物品の提供の依頼を受け付けると、例えば、物品提供事業者へ物品の確保を依頼し、物流事業者へ物品の配送を依頼する。
サービス提供システム1では、ユーザが事業者から物品の提供を受ける際に、本人確認のために生体認証が実施される。生体認証部110によりユーザが認証された場合にユーザは物品の利用が可能となり、管理装置100からサービス提供装置200へ、ユーザへの物品の提供が依頼される。物品の提供を受ける際にユーザに対して生体認証を実施することで、サービスを利用するユーザを特定することができる。その結果、貸し出した物品が破損して返却される等のトラブルの発生や、別人がユーザになりすまして物品を利用したりすることを防止できる。このように、サービス提供システム1は、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引を可能にする。
[1-2.サブスクリプションサービスへの適用]
次に、図2~図4に基づいて、本実施形態に係るサービス提供システム1によるサービス提供処理について説明する。以下では、具体例として、サブスクリプションサービスに対して本実施形態に係るサービス提供システム1を適用した場合について説明する。図2は、本実施形態に係るサービス提供システム1を適用したサブスクリプションサービスのネットワーク構成を示す概略構成図である。図3は、サブスクリプションサービスへ適用された本実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。図4は、本実施形態に係るサービス提供システム1による物品提供時の処理を示すシーケンス図である。
次に、図2~図4に基づいて、本実施形態に係るサービス提供システム1によるサービス提供処理について説明する。以下では、具体例として、サブスクリプションサービスに対して本実施形態に係るサービス提供システム1を適用した場合について説明する。図2は、本実施形態に係るサービス提供システム1を適用したサブスクリプションサービスのネットワーク構成を示す概略構成図である。図3は、サブスクリプションサービスへ適用された本実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。図4は、本実施形態に係るサービス提供システム1による物品提供時の処理を示すシーケンス図である。
(サービス概要)
図2に示すサブスクリプションサービスは、目的地にて必要な物品をユーザに提供するサービスである。図2に示すサブスクリプションサービスのサービス提供システム1は、図1に示した管理装置100及びサービス提供装置200と、端末装置300、物品提供サーバ400及び物流サーバ500とが、ネットワーク5を介して接続されている。端末装置300は、ユーザが情報を入力したり情報を表示させたりするための装置である。物品提供サーバ400は、物品提供事業者において物品を管理する処理を行う装置である。物流サーバ500は、物流事業者において物品の配送を管理する処理を行う装置である。
図2に示すサブスクリプションサービスは、目的地にて必要な物品をユーザに提供するサービスである。図2に示すサブスクリプションサービスのサービス提供システム1は、図1に示した管理装置100及びサービス提供装置200と、端末装置300、物品提供サーバ400及び物流サーバ500とが、ネットワーク5を介して接続されている。端末装置300は、ユーザが情報を入力したり情報を表示させたりするための装置である。物品提供サーバ400は、物品提供事業者において物品を管理する処理を行う装置である。物流サーバ500は、物流事業者において物品の配送を管理する処理を行う装置である。
なお、かかるサブスクリプションサービスの利用にあたり、ユーザは予め当該サービスを利用するための利用者登録を行っているものとする。利用者登録では、ユーザの生体情報の登録が行われ、ユーザに付与される固有のユーザIDと関連付けて記憶部(図3の記憶部140)に記録されている。記憶部に記録される生体情報を、登録生体情報ともいう。生体情報には、ユーザ固有の特徴量を抽出可能な生体器官の情報が用いられる。例えば、顔、指紋、虹彩、静脈等の情報が、生体情報として用いられる。生体情報は、例えば撮像装置により画像または映像として取得され、取得された画像または映像、あるいは、これらから抽出される特徴量が記憶部に記録される。このとき、ユーザの氏名、住所、メールアドレス等のユーザ情報の登録も受け付け、ユーザIDと関連付けて記憶部に記録させてもよい。さらに、パスポート情報等のようなユーザの証明書情報を、ユーザID及び登録生体情報と関連付けて、記憶部に記録してもよい。
ユーザは、例えば出発地において、端末装置300を用いて目的地で必要となる物品Aの提供を依頼する。ユーザに提供可能な物品には、例えば、衣服a1やカバンa2、歯ブラシa3等の消耗品等がある。サブスクリプションサービスでは、ユーザは、一定期間、サービス範囲内のサービスを定額で利用できる。このため、物品毎にレンタル費用を支払う必要があるレンタルサービスに比べ、ユーザは費用の増加を気にすることなく、必要な物品の提供を受けることができる。
また、例えば上記非特許文献1に開示されたサービスでは、提供する物品として主に衣服を対象にしており、歯ブラシ等の目的地で必要となる消耗品を対象にしていない。このため、旅行者、出張者といったユーザは、消耗品については自身で用意する必要がある。サブスクリプションサービスでは、消耗品も提供する物品に取り入れやすいことから、より利便性の高いサービスを提供することが可能である。かかるサービスにより、ユーザは、目的地で必要となる物品を事前に準備したり、目的地で大きな荷物を持ち運んだりすることなく、身軽に目的地へ出発し、目的地で快適に過ごすことができる。なお、ユーザは、物品の提供依頼を、必ずしも出発地で行う必要はなく、目的地でも端末装置300を用いて行うこともできる。
ユーザがサブスクリプションサービスを利用するとき、当該サービスを利用可能なユーザであることを確認するため、管理装置100は、端末装置300に対してユーザの生体情報の送信を要求する。端末装置300は、ユーザの生体情報を取得し、管理装置100へ送信する。管理装置100は、受信した生体情報に基づき認証処理を行い、認証された場合にサービス提供装置200に対してユーザへの物品の提供を依頼する。サービス提供装置200は、物品の提供依頼を受けると、ネットワーク5を介して、物品提供サーバ400に対して物品の確保を依頼し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。こうしてユーザから依頼された物品Aが手配され、目的地の受け渡し場所に配送される。物品Aの手配が完了した際に、管理装置100は、端末装置300に対して、手配の完了を通知したり、受け渡し場所の案内を通知したりしてもよい。かかる通知は、例えばメールにより行ってもよい。
ユーザが目的地にて物品Aを受け取る際、管理装置100は端末装置300に対してユーザの生体情報の送信を要求する。このとき、端末装置300は、スマートフォン等のユーザの所持する装置であってもよく、物品Aの受け渡し場所に設置された装置であってもよい。端末装置300は、ユーザの生体情報を取得し、管理装置100へ送信する。管理装置100は、受信した生体情報に基づき認証処理を行い、認証された場合にユーザへの物品Aの提供を許可する。このように、生体認証により物品を受け取るユーザの本人確認を行うことで、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引を実現することができる。
(システム構成)
図3に示すブロック図は、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、物品を依頼してから受け取るまでに機能するサービス提供システム1の機能部を示している。図3に示すように、サービス提供システム1は、管理装置100と、サービス提供装置200とを有する。管理装置100、サービス提供装置200、及び、端末装置300は、ネットワーク5を介して接続されている。
図3に示すブロック図は、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、物品を依頼してから受け取るまでに機能するサービス提供システム1の機能部を示している。図3に示すように、サービス提供システム1は、管理装置100と、サービス提供装置200とを有する。管理装置100、サービス提供装置200、及び、端末装置300は、ネットワーク5を介して接続されている。
管理装置100は、生体認証部110と、サービス依頼部120と、受け渡し管理部130と、記憶部140とを有する。管理装置100の生体認証部110及びサービス依頼部120と、サービス提供装置200のサービス受付部210は、それぞれ、図1にて説明したように機能する。このため、これらの詳細な説明は省略する。
受け渡し管理部130は、ユーザとの物品の受け渡しを管理する。受け渡し管理部130は、物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて生体認証部110によりユーザが認証されると、物品を受け渡し可能であることを、ネットワーク5を介して端末装置300へ通知する。
記憶部140は、管理装置100が当該サービス提供システム1においてサービス提供者とユーザとの取引を管理するために必要な各種情報を記憶する。記憶部140は、例えば、ユーザに付与される固有のユーザIDと関連付けて、ユーザの生体情報を記憶する。また、記憶部140には、例えば氏名、住所、メールアドレス等のユーザ情報がユーザIDと関連付けて記録される。
(サ―ビス提供処理)
以下、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、物品を依頼してから受け取るまでのサービス提供システム1の処理を、図4に基づき説明する。なお、かかるサブスクリプションサービスの利用にあたり、ユーザは予め当該サービスを利用するための利用者登録を行っているものとする。
以下、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、物品を依頼してから受け取るまでのサービス提供システム1の処理を、図4に基づき説明する。なお、かかるサブスクリプションサービスの利用にあたり、ユーザは予め当該サービスを利用するための利用者登録を行っているものとする。
まず、ユーザは、サブスクリプションサービスにて提供を受ける物品を選択し、提供を依頼する。サービスを利用するために、ユーザは端末装置300を用いて生体情報を取得し、管理装置100へ送信する(S101)。例えば、顔認証により本人確認を行う場合、端末装置300は、撮像装置305を用いて顔画像を取得し、撮影した顔画像を管理装置100へ送信する。撮像装置305は、端末装置300に設けられたカメラであってもよい。あるいは、撮像装置305は、端末装置300とは別の装置であって、取得した画像を端末装置300へ送信可能な装置であってもよい。
端末装置300から生体情報を受信した管理装置100は、生体認証部110により、予め記憶部140に記録された生体情報との照合を行い、本人確認を行う(S103)。生体認証部110は、認証結果を端末装置300へ送信する(S105)。
端末装置300は、ステップS105にて受信した認証結果をユーザに通知する。ユーザが認証されなかった場合には、端末装置300は、再度ユーザの生体情報を取得して、ステップS101からの処理を実行する。一方、ユーザが認証された場合には、ユーザはサービスの利用が可能となる。
サービス利用可能となったユーザは、端末装置300を用いて物品を選択し、選択した物品提供依頼を管理装置100へ送信する(S107)。物品提供依頼を受信した管理装置100は、サービス提供装置200へ物品提供依頼を送信する(S109)。サービス提供装置200は、物品の提供依頼を受け付ける(S111)。そして、サービス提供装置200は、物品が受け渡し場所へ配送されるように、ネットワーク5を介して、物品提供サーバ400に対して物品の確保を依頼し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。こうしてユーザから依頼された物品が手配され、指定された日時までに受け渡し場所に配送される(S113)。
その後、ユーザは、指定した日時に受け渡し場所にて物品を受け取る。物品の受取時、本人確認のため、管理装置100は、受け渡し管理部130は、受け渡し場所に存在する端末装置300に対してユーザの生体情報の送信を要求する。端末装置300は、スマートフォン等のユーザの所持する装置であってもよく、物品の受け渡し場所に設置された装置であってもよい。端末装置300は、ユーザの生体情報を取得し、管理装置100へ送信する(S115)。
端末装置300から生体情報を受信した管理装置100は、本人確認のため、生体認証部110にて、予め記憶部140に記録された生体情報との照合を行う(S117)。生体認証部110は、生体情報の照合を行い、認証結果を受け渡し管理部130へ出力する。受け渡し管理部130は、生体認証部110による認証結果に基づいて物品の提供可否を判定し(S119)、ネットワーク5を介して判定結果を端末装置300へ送信する(S121)。
すなわち、ユーザが認証されなかった場合には、受け渡し管理部130は、ユーザが認証されなかったこと、及び、生体情報の再送依頼を端末装置300へ送信する。この場合、ユーザは、端末装置300を用いて再度ユーザの生体情報を取得し、ステップS115からの処理を実行する。
一方、ユーザが認証された場合には、受け渡し管理部130は、物品を受け渡し可能であることを、ネットワーク5を介して端末装置300へ送信する。物品を受け取ると、ユーザは、端末装置300を用いて、物品の受け取り完了報告を管理装置100へ送信する(S123)。これにより、管理装置100は、物品がユーザに提供されたことを認識できる。
その後、管理装置100は、端末装置300へ、ユーザによる物品の受け取りが完了した旨や、提供した物品の返却情報を送信してもよい(S125)。返却情報には、例えば、物品の返却場所、返却期限等が含まれる。ユーザは、物品を返却期限までに返却場所へ返却すればよい。この際、例えば、ユーザ本人による物品の返却が求められる場合には、物品の受取時と同様、返却場所にて生体認証による本人確認を実施してもよい。
なお、ユーザの物品の受け取りに関して、図2に示したように、ユーザが複数の物品の提供を依頼する場合もある。このとき、管理装置100のサービス依頼部120は、ユーザの端末装置300に対して、複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知してもよい。ユーザは、当該通知を受けると、依頼した複数の物品を同時に受け取るか否かの回答を、端末装置300を用いて管理装置100へ送信する。管理装置100は、端末装置300より複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、サービス提供装置200へ複数の物品を同時に配送する依頼を通知する。
また、上記説明において、物品の受け渡し場所は、例えば、ホテルのフロントや店舗等のように有人の場所であってもよい。あるいは、例えばホテルや駅、空港等のロッカーに端末装置300が設けられている場合には、当該ロッカーを物品の受け渡し場所とすることも可能である。この場合、ユーザは、ロッカーに設けられた端末装置300を用いて生体情報を入力する。管理装置100は、入力された生体情報の照合を行い、ユーザが認証されれば、物品が保管されたロッカーの扉を開錠すればよい。
以上、第1の実施形態に係るサービス提供システム1の構成と、係るサービス提供システム1により実施されるサービス提供処理について説明した。本実施形態によれば、ユーザが事業者から物品の提供を受ける際に、本人確認のために生体認証が実施される。生体認証部110によりユーザが認証された場合にユーザは物品の利用が可能となる。また、物品の提供を受ける際にユーザに対して生体認証を実施することで、サービスを利用するユーザを特定することができる。その結果、貸し出した物品が破損して返却される等のトラブルの発生や、別人がユーザになりすまして物品を利用したりすることを防止できる。このように、サービス提供システム1により、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引が可能となる。
なお、本実施形態に係るサービス提供システム1におけるサービス提供処理を実行するためのプログラムは、コンピュータを、図1または図3に示す機能部として実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施形態に係るサービス提供システム1の管理装置100及びサービス提供装置200と、サービス提供方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、管理装置100の生体認証部110、サービス依頼部120、さらには受け渡し管理部130として機能し、処理を行う。あるいは、コンピュータのプロセッサは、サービス提供装置200のサービス受付部210として機能し、処理を行う。
また、本実施形態では、記憶部140は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現されていてもよいし、別のコンピュータの記憶装置によって実現されていてもよい。コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。
さらに、本実施形態に係るプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されてもよい。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、管理装置100の生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130、サービス提供装置200のサービス受付部210のいずれかとして機能してもよい。
[2.第2の実施形態]
[2-1.システム構成]
次に、図5に基づいて、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供システム1の概略構成について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るサービス提供システム1は、図3に示した第1の実施形態に係るサービス提供システム1と比較して、ユーザ情報登録部150及びレコメンド部160を有する点で相違する。以下では、本実施形態に係るサービス提供システム1について、主として第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と同様の構成要素及びその機能についての詳細な説明は省略する。
[2-1.システム構成]
次に、図5に基づいて、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供システム1の概略構成について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るサービス提供システム1は、図3に示した第1の実施形態に係るサービス提供システム1と比較して、ユーザ情報登録部150及びレコメンド部160を有する点で相違する。以下では、本実施形態に係るサービス提供システム1について、主として第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と同様の構成要素及びその機能についての詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るサービス提供システム1は、図5に示すように、第1の実施形態と同様、管理装置100と、サービス提供装置200とを有する。管理装置100及びサービス提供装置200は、端末装置300とネットワーク5を介して接続されている。
管理装置100は、生体認証部110と、サービス依頼部120と、受け渡し管理部130と、記憶部140と、ユーザ情報登録部150と、レコメンド部160とを有する。生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130及び記憶部140は、第1の実施形態と同様に機能するため、ここでは説明を省略する。
ユーザ情報登録部150は、ユーザに関するユーザ情報を受信し、ユーザ情報を記憶部140に記録されているユーザの登録生体情報と関連付けて記録する。ユーザ情報は、上述したように、ユーザの氏名、住所あるいは滞在先、メールアドレス等のユーザ属性の他、例えば、ユーザの趣味や嗜好、体型等を含む。ユーザ情報は、ユーザが任意のタイミングで、例えば端末装置300を用いて入力することができる。ユーザが端末装置300から入力したユーザ情報は、管理装置100へ送信される。ユーザ情報登録部150は、受信したユーザ情報を当該ユーザの登録生体情報と関連付けて記憶部140に記録する。
レコメンド部160は、記憶部140に記録されたユーザ情報に基づいて、端末装置300に対してユーザが利用可能な物品を通知する。レコメンド部160は、例えば、ユーザが利用するサブスクリプションサービスにて提供可能な物品のうち、ユーザが目的地にて利用する物品をユーザ情報に基づき推定する。そして、レコメンド部160は、推定された物品に関する情報(以下、「レコメンド情報」ともいう。)を、端末装置300を介してユーザに配信する。ユーザは、端末装置300に配信されたレコメンド情報を参照して、物品の提供を依頼することができる。
このように、本実施形態に係るサービス提供システム1により、ユーザに応じた物品に関する情報をユーザに提供する。これにより、サブスクリプションサービスにおいて利用可能な範囲内で、十分にサービスを利用できるようユーザを促すことができ、ユーザのサービスへの満足度を高めることができる。レコメンド部160による処理の詳細については後述する。
サービス提供装置200は、第1の実施形態と同様、管理装置100から生体認証されたユーザに対する物品の提供の依頼を受け付けるサービス受付部210を有する。サービス受付部210は、物品の提供の依頼を受け付けると、例えば、物品提供事業者へ物品の確保を依頼し、物流事業者へ物品の配送を依頼する。
[2-2.サ―ビス提供処理(レコメンド情報配信)]
以下、図6に基づいて、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、サービス提供システム1からレコメンド情報の配信を受けて物品を依頼するまでの処理について説明する。図6は、本実施形態に係るサービス提供システム1によるレコメンド情報の配信処理を示すシーケンス図である。
以下、図6に基づいて、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、サービス提供システム1からレコメンド情報の配信を受けて物品を依頼するまでの処理について説明する。図6は、本実施形態に係るサービス提供システム1によるレコメンド情報の配信処理を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは、サービスを利用するために、ユーザは端末装置300を用いて生体情報を取得し、管理装置100へ送信する(S201)。例えば、顔認証により本人確認を行う場合、端末装置300は、撮像装置305を用いて顔画像を取得し、撮影した顔画像を管理装置100へ送信する。撮像装置305は、端末装置300に設けられたカメラであってもよい。あるいは、撮像装置305は、端末装置300とは別の装置であって、取得した画像を端末装置300へ送信可能な装置であってもよい。
端末装置300から生体情報を受信した管理装置100は、生体認証部110により、予め記憶部140に記録された生体情報との照合を行い、本人確認を行う(S203)。生体認証部110は、認証結果を端末装置300へ送信する(S205)。
端末装置300は、ステップS205にて受信した認証結果をユーザに通知する。ユーザが認証されなかった場合には、端末装置300は、再度ユーザの生体情報を取得して、ステップS201からの処理を実行する。一方、ユーザが認証された場合には、ユーザはサービスの利用が可能となる。このように、ステップS201~S205の処理は、図4に示したステップS101~S105の処理と同様に行ってもよい。
サービス利用可能となったユーザは、端末装置300を用いて、ユーザ情報を入力する。端末装置300は、入力されたユーザ情報を管理装置100へ送信する(S207)。管理装置100は、ユーザ情報を受信すると、ユーザ情報登録部150により、受信したユーザ情報を当該ユーザの登録生体情報と関連付けて記憶部140に記録する(S209)。ユーザは、任意のタイミングでユーザ情報を入力したり、更新したりできる。
次いで、管理装置100のレコメンド部160は、記憶部140に記録されているユーザ情報に基づいて、ユーザの端末装置300にレコメンド情報を配信する(S211)。レコメンド部160は、レコメンド情報を、所定のタイミングでユーザの端末装置300へ配信してもよい。例えば、図2に示したようにユーザが目的地にて物品の提供を受けるサービスを利用する場合には、レコメンド部160は、ユーザが目的地へ出発する前あるいは目的地に滞在している間に、レコメンド情報をユーザの端末装置300へ配信するようにしてもよい。
ユーザは、レコメンド情報を見て利用したい物品があった場合には、端末装置300を用いて物品を選択し、選択した物品提供依頼を管理装置100へ送信する(S213)。物品提供依頼を受信した管理装置100は、サービス提供装置200へ物品提供依頼を送信する(S215)。サービス提供装置200は、物品の提供依頼を受け付ける(S217)。そして、サービス提供装置200は、物品が受け渡し場所へ配送されるように、ネットワーク5を介して、物品提供サーバ400に対して物品の確保を依頼し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。
こうしてユーザから依頼された物品が手配され、指定された日時までに受け渡し場所に配送される。ステップS213~S217の処理は、図4に示したステップS107~S111の処理と同様に行ってもよい。物品の受け取り時には、第1の実施形態にて説明したように、図4に示したステップS115~S125の処理を行えばよい。
[2-3.具体例]
図7に基づいて、本実施形態に係るサービス提供システム1によるレコメンド情報の配信処理の一例を説明する。図7は、図2に示した物品を提供するサブスクリプションサービスにおいて、本実施形態に係るサービス提供システム1によるレコメンド情報の配信処理を実施したときの一例を示す説明図である。
図7に基づいて、本実施形態に係るサービス提供システム1によるレコメンド情報の配信処理の一例を説明する。図7は、図2に示した物品を提供するサブスクリプションサービスにおいて、本実施形態に係るサービス提供システム1によるレコメンド情報の配信処理を実施したときの一例を示す説明図である。
ユーザは、サブスクリプションサービスにより物品の提供を受けるにあたり、端末装置300を用いて、ユーザ情報を入力する。図7上段に、端末装置300の表示部302に表示されるユーザ情報登録画面310の一例を示す。ユーザ情報登録画面310には、予め記憶部140に登録されているユーザ情報のうち、ユーザ属性であるユーザの顔画像及び氏名を表示させてもよい。さらに、滞在先である宿泊ホテル名がユーザ情報として登録されている場合には、滞在先もユーザ情報登録画面310に表示させてもよい。
ユーザは、旅行前あるいは旅行中のユーザの都合のよい時間に、ユーザ情報登録画面310から未登録のユーザ情報を登録することができる。例えば、ユーザは、ユーザ情報としてユーザの趣味や嗜好、体型等のパーソナルデータを入力してもよい。図7上段に示すユーザ情報登録画面310では、ユーザの衣服の好みを示すファッションタイプ、ユーザの肌質等がパーソナルデータ312として登録されている。パーソナルデータ312は、ユーザが端末装置300を用いて記入した情報であってもよく、ユーザ情報登録画面310に提示されたプルダウンから選択した情報であってもよい。
ユーザ情報登録画面310に入力された情報は、例えばユーザが端末装置300のボタンを押下する等の登録処理が行われることで、管理装置100へ送信される。管理装置100は、入力されたユーザ情報を、当該ユーザの登録生体情報と関連付けて記憶部140に記録する。
次いで、管理装置100のレコメンド部160は、予め登録されているユーザ情報に基づいて、ユーザがサブスクリプションサービスにより利用可能な物品を、レコメンド情報として端末装置300に配信する。図7中段に、レコメンド情報321を表示するレコメンド情報表示画面320の一例を示す。レコメンド情報表示画面320には、ユーザにレコメンドする物品として、化粧品、服、カバンが表示されている。レコメンド部160は、パーソナルデータ312のファッションタイプに基づきレコメンドする服及びカバンを決定し、パーソナルデータ312の肌質に基づきレコメンドする化粧品を決定することができる。なお、レコメンドする物品の決定は、例えば、機械学習によって生成された、物品利用者あるいは物品購入者のパーソナルデータと物品との関係性を表すモデルを用いて決定してもよい。
ユーザは、端末装置300に配信されたレコメンド情報を参照して、物品の提供を依頼することができる。図7下段に、物品提供依頼画面330の一例を示す。図7下段に示す物品提供依頼画面330の注文情報331には、レコメンド情報321によりレコメンドされた化粧品及びカバンが含まれている。レコメンド情報321に含まれている物品は、レコメンド情報表示画面320にて、ユーザが提供を依頼する物品として選択可能であってもよい。また、物品提供依頼画面330において、ユーザが物品の受け渡し場所333を指定できるようにしてもよい。さらに、物品提供依頼画面330において、ユーザによる物品の受け取り日時を指定できるようにしてもよい。
ユーザは、端末装置300を用いて注文情報331、受け渡し場所333等の、物品提供依頼に必要な情報を入力すると、物品提供依頼を管理装置100へ送信する。物品提供依頼を受信した管理装置100は、サービス提供装置200へ物品提供依頼を送信する。サービス提供装置200は、物品の提供依頼を受け付けると、物品が受け渡し場所へ配送されるように、ネットワーク5を介して、物品提供サーバ400に対して物品の確保を依頼し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。こうしてユーザから依頼された物品が手配され、指定された日時までに受け渡し場所に配送される。
このように、本実施形態に係るサービス提供システム1により、ユーザに応じた物品に関する情報をユーザに提供する。これにより、サブスクリプションサービスにおいて利用可能な範囲内で、十分にサービスを利用できるようユーザを促すことができ、ユーザのサービスへの満足度を高めることができる。
また、他の具体例として、レコメンド部160は、ユーザ情報として目的地でのスケジュールが登録されている場合には、当該スケジュールに応じて、レコメンド情報を配信してもよい。ユーザ情報としてツアーの予約情報が登録されている場合には、レコメンド部160は、ツアーの予約情報から目的地でのユーザのスケジュールを推測し、推測されたスケジュールに応じてレコメンド情報を配信してもよい。
例えば、ユーザ情報として目的地で登山することが登録されているとする。あるいは、ユーザ情報として登録されているツアーの予約情報から、ユーザが目的地で登山することが推定されたとする。この場合、レコメンド部160は、登山前(例えば、目的地への出発前あるいは登山の前日等)に、提供可能な物品であって、靴、ウェア等の登山用品や食料、飲料等の消耗品のように登山で必要な物品に関する情報を、ユーザの端末装置300へ配信してもよい。このように、ユーザのスケジュールに応じたレコメンド情報を配信することにより、ユーザは、目的地で必要となる物品がサブスクリプションサービスにおいて利用可能であることを知ることができる。そして、ユーザは、物品の提供を受けることで、目的地で必要となる物品を事前に準備したり、目的地で大きな荷物を持ち運んだりすることなく、身軽に目的地へ出発し、目的地で快適に過ごすことができる。
以上、第2の実施形態に係るサービス提供システム1の構成と、係るサービス提供システム1により実施されるサービス提供処理について説明した。本実施形態によれば、レコメンド部160により、ユーザに応じた物品に関する情報がユーザに提供される。これにより、サブスクリプションサービスにより利用可能な範囲内で、十分にサービスを利用できるようユーザを促すことができ、ユーザのサービスへの満足度を高めることができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1は、第1の実施形態が備える機能部を有することから、第1の実施形態と同様、ユーザが事業者から物品の提供を受ける際に、本人確認のために生体認証が実施される。生体認証部110によりユーザが認証された場合にユーザは物品の利用が可能となる。また、物品の提供を受ける際にユーザに対して生体認証を実施することで、サービスを利用するユーザを特定することができる。その結果、貸し出した物品が破損して返却される等のトラブルの発生や、別人がユーザになりすまして物品を利用したりすることを防止できる。このように、サービス提供システム1により、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引が可能となる。
なお、本実施形態に係るサービス提供システム1におけるサービス提供処理を実行するためのプログラムは、コンピュータを、図5に示す機能部として実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施形態に係るサービス提供システム1の管理装置100及びサービス提供装置200と、サービス提供方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、管理装置100の生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130、ユーザ情報登録部150及びレコメンド部160として機能し、処理を行う。あるいは、コンピュータのプロセッサは、サービス提供装置200のサービス受付部210として機能し、処理を行う。
また、本実施形態では、記憶部140は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現されていてもよいし、別のコンピュータの記憶装置によって実現されていてもよい。コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。
さらに、本実施形態に係るプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されてもよい。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、管理装置100の生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130、ユーザ情報登録部150、レコメンド部160、サービス提供装置200のサービス受付部210のいずれかとして機能してもよい。
[3.第3の実施形態]
[3-1.システム構成]
次に、図8に基づいて、本発明の第3の実施形態に係るサービス提供システム1の概略構成について説明する。図3は、本発明の第3の実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るサービス提供システム1は、図3に示した第1の実施形態に係るサービス提供システム1と比較して、決済処理部170を有する点で相違する。以下では、本実施形態に係るサービス提供システム1について、主として第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と同様の構成要素及びその機能についての詳細な説明は省略する。
[3-1.システム構成]
次に、図8に基づいて、本発明の第3の実施形態に係るサービス提供システム1の概略構成について説明する。図3は、本発明の第3の実施形態に係るサービス提供システム1の一構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るサービス提供システム1は、図3に示した第1の実施形態に係るサービス提供システム1と比較して、決済処理部170を有する点で相違する。以下では、本実施形態に係るサービス提供システム1について、主として第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と同様の構成要素及びその機能についての詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るサービス提供システム1は、図8に示すように、第1の実施形態と同様、管理装置100と、サービス提供装置200とを有する。管理装置100及びサービス提供装置200は、端末装置300とネットワーク5を介して接続されている。
管理装置100は、生体認証部110と、サービス依頼部120と、受け渡し管理部130と、記憶部140と、決済処理部170とを有する。生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130及び記憶部140は、第1の実施形態と同様に機能するため、ここでは説明を省略する。
決済処理部170は、決済処理を行う。本実施形態に係るサービス提供システム1では、ユーザが効率よく物品を購入することができるように、生体情報に基づく決済が可能である。生体情報に基づく決済のため、ユーザは、ユーザ情報として決済手段情報を登録する。決済手段情報は、例えばクレジットカード情報や電子決済サービス情報等のキャッシュレス決済を行うための情報である。決済手段情報と登録生体情報とを関連付けることにより、生体認証による決済が可能となる。
物品の購入時、ユーザは生体情報を管理装置100へ送信すると、管理装置100は、生体認証部110によりユーザの生体認証を行う。そして、ユーザが認証された場合に、決済処理部170は、登録されている決済手段情報に基づき決済処理を実行する。決済が完了すると、サービス依頼部120は、サービス提供装置200に対して決済完了情報を送信する。
サービス提供装置200は、第1の実施形態と同様、管理装置100から生体認証されたユーザに対する物品の提供の依頼を受け付けるサービス受付部210を有する。本実施形態において、サービス受付部210は、購入された物品の配送を手配する。サービス受付部210は、物品の購入依頼があったときに物品提供サーバ400に対して、物品の確保可否を確認し、確認結果を管理装置100へ送信する。また、サービス受付部210は、決済完了情報を受信すると、物品提供サーバ400へ物品の購入が完了したことを通知し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。
[3-2.サ―ビス提供処理(物品購入)]
以下、図9に基づいて、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、サービス提供システム1を利用して物品を購入する処理について説明する。図9は、本実施形態に係るサービス提供システム1による物品の購入処理を示すシーケンス図である。図2に示したサブスクリプションサービスは、物品の一定期間の貸し出すサービスであるが、ユーザが借りた物品を気に入り、購入を希望することも考えられる。そこで、サービス提供システム1において物品の購入も可能とすることで、サービスの利便性を高める。
以下、図9に基づいて、図2に示したサブスクリプションサービスを利用するユーザが、サービス提供システム1を利用して物品を購入する処理について説明する。図9は、本実施形態に係るサービス提供システム1による物品の購入処理を示すシーケンス図である。図2に示したサブスクリプションサービスは、物品の一定期間の貸し出すサービスであるが、ユーザが借りた物品を気に入り、購入を希望することも考えられる。そこで、サービス提供システム1において物品の購入も可能とすることで、サービスの利便性を高める。
まず、ユーザは、サービスを利用するために、ユーザは端末装置300を用いて生体情報を取得し、管理装置100へ送信する(S301)。例えば、顔認証により本人確認を行う場合、端末装置300は、撮像装置305を用いて顔画像を取得し、撮影した顔画像を管理装置100へ送信する。撮像装置305は、端末装置300に設けられたカメラであってもよい。あるいは、撮像装置305は、端末装置300とは別の装置であって、取得した画像を端末装置300へ送信可能な装置であってもよい。
端末装置300から生体情報を受信した管理装置100は、生体認証部110により、予め記憶部140に記録された生体情報との照合を行い、本人確認を行う(S303)。生体認証部110は、認証結果を端末装置300へ送信する(S305)。
端末装置300は、ステップS305にて受信した認証結果をユーザに通知する。ユーザが認証されなかった場合には、端末装置300は、再度ユーザの生体情報を取得して、ステップS301からの処理を実行する。一方、ユーザが認証された場合には、ユーザはサービスの利用が可能となる。このように、ステップS301~S305の処理は、図4に示したステップS101~S105の処理と同様に行ってもよい。
サービス利用可能となったユーザは、端末装置300を用いて購入する物品を選択し、選択した物品を購入する依頼を管理装置100へ送信する(S307)。物品購入依頼には、購入する物品、購入する物品の受け渡し場所等の情報が含まれる。物品購入依頼を受信した管理装置100のサービス依頼部120は、サービス提供装置200へ物品購入依頼を送信する(S309)。サービス提供装置200は、物品購入依頼を受け付ける(S311)。
サービス提供装置200は、物品提供サーバ400に対して、物品の確保可否を確認する。サービス提供装置200は、物品を確保可能であれば、物品購入受付完了を管理装置100へ通知する(S313)。なお、物品の確保ができない場合、サービス提供装置200は、物品を購入することができないことを管理装置100へ通知する。そして、管理装置100は、ユーザが物品を購入できないことをユーザの端末装置300へ通知する。このとき、管理装置100は、代替としてユーザが購入可能な物品に関する情報を、合わせて端末装置300に送信してもよい。
サービス提供装置200から物品購入受付完了を受信した管理装置100は、決済処理部170より、ユーザの端末装置300に決済依頼を送信する(S315)。決済依頼を受けると、ユーザは、端末装置300を用いて、生体情報を取得し、管理装置100へ送信する(S317)。管理装置100の決済処理部170は、端末装置300から生体情報を受信すると、生体認証部110に対し、予め記憶部140に記録されている登録生体情報との照合を行うよう指示する。生体認証部110は、生体情報の照合を行い(S319)、認証結果を決済処理部170へ出力する。
決済処理部170は、生体認証部110による認証結果に基づいて物品の決済可否を判定する。ユーザが認証されなかった場合には、決済処理部170は、ユーザが認証されなかったこと、及び、生体情報の再送依頼を端末装置300へ送信する。この場合、ユーザは、端末装置300を用いて再度ユーザの生体情報を取得し、ステップS317からの処理を実行する。
一方、ユーザが認証されれば、決済処理部170は、記憶部140に記録されている決済手段情報に基づき決済処理を実行する(S321)。そして、決済が完了すると、決済処理部170は、端末装置300に対して決済が完了したことを通知する(S323)。また、サービス依頼部120は、ネットワーク5を介してサービス提供装置200へ決済完了情報を送信する(S325)。サービス提供装置200は、決済完了情報を受けて、物品提供サーバ400へ物品の購入が完了したことを通知し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。こうしてユーザが購入した物品が、指定された日時までに受け渡し場所に配送される(S327)。
なお、物品の受け取り時に、本人確認のため、第1の実施形態にて説明したように、図4に示したステップS115~S125の処理を行ってもよい。
[3-3.具体例]
図10に基づいて、本実施形態に係るサービス提供システム1による決済処理の一例を説明する。図10は、図2に示した物品を提供するサブスクリプションサービスにおいて、本実施形態に係るサービス提供システム1による決済処理を実施したときの一例を示す説明図である。なお、以下では、ユーザの決済手段情報は予め登録されているものとする。
図10に基づいて、本実施形態に係るサービス提供システム1による決済処理の一例を説明する。図10は、図2に示した物品を提供するサブスクリプションサービスにおいて、本実施形態に係るサービス提供システム1による決済処理を実施したときの一例を示す説明図である。なお、以下では、ユーザの決済手段情報は予め登録されているものとする。
ユーザは、物品を購入する場合、端末装置300を用いて購入する物品を入力し、入力した物品の購入依頼を管理装置100へ送信する。図10上段に、物品購入依頼画面340の一例を示す。図10上段に示す物品購入依頼画面340の注文情報341には、購入対象の物品名として、化粧品及びカバンが表示されている。注文情報341には購入する物品の個数、単価等を表示させてもよい。また、物品購入依頼画面340において、ユーザが物品の受け渡し場所343を指定できるようにしてもよい。
ユーザは、端末装置300を用いて注文情報341、受け渡し場所343等の、物品購入依頼に必要な情報を入力すると、物品購入依頼を管理装置100へ送信する。物品購入依頼を受信した管理装置100のサービス依頼部120は、サービス提供装置200へ物品購入依頼を送信する。サービス提供装置200は、物品購入依頼を受け付け、物品提供サーバ400に対して、物品の確保可否を確認する。物品の確保が可能であった場合、サービス提供装置200は、物品購入受付完了を管理装置100へ通知する。
サービス提供装置200から物品購入受付完了を受信した管理装置100は、決済処理部170より、ユーザの端末装置300に決済依頼を送信する。図10中段に、決済画面350の一例を示す。決済画面350には、決済情報351として、購入対象の物品と支払金額が表示される。また、決済画面350に、決済処理のために生体情報を送信することをユーザに指示する指示情報353を表示させてもよい。
ユーザは、決済画面350の決済情報351を確認し、決済情報351に誤りがなければ端末装置300を用いて生体情報を取得して、管理装置100へ送信する。管理装置100は、端末装置300から生体情報を受信すると、予め記憶部140に記録されている登録生体情報との照合を行う。そして、ユーザが認証されれば、管理装置100は、決済処理部170により、記憶部140に記録されている決済手段情報に基づき決済処理を実行する。決済が完了すると、管理装置100は、端末装置300に対して決済が完了したことを通知する。図10下段に、決済完了通知画面360の一例を示す。端末装置300の表示部302に決済完了通知画面360が表示されることで、ユーザは決済が完了したことを把握できる。
また、管理装置100は、決済が完了すると、ネットワーク5を介してサービス提供装置200へ決済完了情報を送信する。サービス提供装置200は、決済完了情報を受けて、物品提供サーバ400へ物品の購入が完了したことを通知し、物流サーバ500へ物品の配送を依頼する。こうしてユーザが購入した物品が、指定された日時までに受け渡し場所に配送される。
このように、本実施形態に係るサービス提供システム1により、ユーザが所望の物品を効率的に購入することができ、利便性の高いサービスを提供することができる。
以上、第3の実施形態に係るサービス提供システム1の構成と、係るサービス提供システム1により実施されるサービス提供処理について説明した。本実施形態によれば、決済処理部170により、ユーザが所望の物品を、生体認証を用いて決済処理を行い購入することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1は、第1の実施形態が備える機能部を有することから、第1の実施形態と同様、ユーザが事業者から物品の提供を受ける際に、本人確認のために生体認証が実施される。生体認証部110によりユーザが認証された場合にユーザは物品の利用が可能となる。また、物品の提供を受ける際にユーザに対して生体認証を実施することで、サービスを利用するユーザを特定することができる。その結果、貸し出した物品が破損して返却される等のトラブルの発生や、別人がユーザになりすまして物品を利用したりすることを防止できる。このように、サービス提供システム1により、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引が可能となる。
さらに、第3の実施形態に係るサービス提供システム1による決済処理に関する機能は、上記第2の実施形態に係るサービス提供システム1に組み込むことも可能である。
なお、本実施形態に係るサービス提供システム1におけるサービス提供処理を実行するためのプログラムは、コンピュータを、図8に示す機能部として実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施形態に係るサービス提供システム1の管理装置100及びサービス提供装置200と、サービス提供方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、管理装置100の生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130及び決済処理部170として機能し、処理を行う。あるいは、コンピュータのプロセッサは、サービス提供装置200のサービス受付部210として機能し、処理を行う。
また、本実施形態では、記憶部140は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現されていてもよいし、別のコンピュータの記憶装置によって実現されていてもよい。コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。
さらに、本実施形態に係るプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されてもよい。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、管理装置100の生体認証部110、サービス依頼部120、受け渡し管理部130、決済処理部170、サービス提供装置200のサービス受付部210のいずれかとして機能してもよい。
[4.物理構成]
上記実施形態に係るプログラムを実行することによって、サービス提供システム1の管理装置100を実現するコンピュータの物理構成について、図11を用いて説明する。図11は、本発明の各実施形態に係る管理装置100を実現するコンピュータ900の一例を示すブロック図である。なお、サービス提供装置200についても、図11に示す物理構成を有するコンピュータによって実現可能である。
上記実施形態に係るプログラムを実行することによって、サービス提供システム1の管理装置100を実現するコンピュータの物理構成について、図11を用いて説明する。図11は、本発明の各実施形態に係る管理装置100を実現するコンピュータ900の一例を示すブロック図である。なお、サービス提供装置200についても、図11に示す物理構成を有するコンピュータによって実現可能である。
図11に示すように、コンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901と、メインメモリ902と、記憶装置903と、入力インターフェイス904と、表示コントローラ905と、データリーダ/ライタ906と、通信インターフェイス907とを備える。これらの各部は、バス911を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
また、コンピュータ900は、CPU901に加えて、又はCPU901に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていてもよい。この態様では、GPU又はFPGAが、上記実施形態におけるプログラムを実行することができる。
CPU901は、記憶装置903に格納された、コード群で構成された実施の形態におけるプログラムをメインメモリ902に展開し、各コードを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ902は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。
また、上記実施形態に係るプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体910に格納された状態で提供される。なお、上記実施形態におけるプログラムは、通信インターフェイス907を介して接続されたインターネット上で流通するものであってもよい。
また、記憶装置903の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス904は、CPU901と、キーボード及びマウスといった入力機器908との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ905は、ディスプレイ装置909と接続され、ディスプレイ装置909での表示を制御する。
データリーダ/ライタ906は、CPU901と記録媒体910との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体910からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ900における処理結果の記録媒体910への書き込みを実行する。通信インターフェイス907は、CPU901と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体910の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、上記実施形態に係る管理装置100は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。さらに、管理装置100は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)~(付記28)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
管理装置と、サービス提供装置と、を有し、
前記管理装置は、
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行う、生体認証部と、
前記ユーザが認証された場合に、前記サービス提供装置に対して、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼部と、
を有し、
前記サービス提供装置は、
前記管理装置からの前記物品の提供の依頼を受けて、生体認証された前記ユーザに対する前記物品の提供の依頼を受け付ける、サービス受付部と、
を有する、サービス提供システム。
管理装置と、サービス提供装置と、を有し、
前記管理装置は、
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行う、生体認証部と、
前記ユーザが認証された場合に、前記サービス提供装置に対して、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼部と、
を有し、
前記サービス提供装置は、
前記管理装置からの前記物品の提供の依頼を受けて、生体認証された前記ユーザに対する前記物品の提供の依頼を受け付ける、サービス受付部と、
を有する、サービス提供システム。
(付記2)
前記管理装置は、前記ユーザとの物品の受け渡しを管理する受け渡し管理部を備え、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記管理装置は、
前記生体認証部により、前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記受け渡し管理部により、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する、付記1に記載のサービス提供システム。
前記管理装置は、前記ユーザとの物品の受け渡しを管理する受け渡し管理部を備え、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記管理装置は、
前記生体認証部により、前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記受け渡し管理部により、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する、付記1に記載のサービス提供システム。
(付記3)
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記管理装置の前記サービス依頼部は、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、前記サービス提供装置へ前記依頼を通知する、付記2に記載のサービス提供システム。
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記管理装置の前記サービス依頼部は、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、前記サービス提供装置へ前記依頼を通知する、付記2に記載のサービス提供システム。
(付記4)
前記管理装置は、ユーザに関するユーザ情報を受け付けるユーザ情報登録部を有し、
前記ユーザ情報登録部は、前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、付記1~3のいずれか1つに記載のサービス提供システム。
前記管理装置は、ユーザに関するユーザ情報を受け付けるユーザ情報登録部を有し、
前記ユーザ情報登録部は、前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、付記1~3のいずれか1つに記載のサービス提供システム。
(付記5)
前記管理装置は、前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知するレコメンド部を有する、付記4に記載のサービス提供システム。
前記管理装置は、前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知するレコメンド部を有する、付記4に記載のサービス提供システム。
(付記6)
前記管理装置は、決済処理を行う決済処理部を有し、
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記管理装置は、
前記生体認証部により、前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済処理部により、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、付記4または5に記載のサービス提供システム。
前記管理装置は、決済処理を行う決済処理部を有し、
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記管理装置は、
前記生体認証部により、前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済処理部により、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、付記4または5に記載のサービス提供システム。
(付記7)
前記サービス提供装置は、サブスクリプションサービスを提供するための装置である、付記1~6のいずれか1つに記載のサービス提供システム。
前記サービス提供装置は、サブスクリプションサービスを提供するための装置である、付記1~6のいずれか1つに記載のサービス提供システム。
(付記8)
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
前記物品の提供の依頼を受けて、生体認証された前記ユーザに対する前記物品の提供の依頼を受け付ける、サービス提供方法。
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
前記物品の提供の依頼を受けて、生体認証された前記ユーザに対する前記物品の提供の依頼を受け付ける、サービス提供方法。
(付記9)
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する、付記8に記載のサービス提供方法。
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する、付記8に記載のサービス提供方法。
(付記10)
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、物品の同時受け取り依頼を行う、付記9に記載のサービス提供方法。
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、物品の同時受け取り依頼を行う、付記9に記載のサービス提供方法。
(付記11)
前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、付記8~10のいずれか1つに記載のサービス提供方法。
前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、付記8~10のいずれか1つに記載のサービス提供方法。
(付記12)
前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知する、付記11に記載のサービス提供方法。
前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知する、付記11に記載のサービス提供方法。
(付記13)
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、付記11または12に記載のサービス提供方法。
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、付記11または12に記載のサービス提供方法。
(付記14)
前記サービス提供方法は、サブスクリプションサービスを提供する、付記8~13のいずれか1つに記載のサービス提供方法。
前記サービス提供方法は、サブスクリプションサービスを提供する、付記8~13のいずれか1つに記載のサービス提供方法。
(付記15)
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行う、生体認証部と、
前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼部と、を有する、管理装置。
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行う、生体認証部と、
前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼部と、を有する、管理装置。
(付記16)
前記ユーザとの物品の受け渡しを管理する受け渡し管理部を備え、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記生体認証部により、前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記受け渡し管理部により、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する、付記15に記載の管理装置。
前記ユーザとの物品の受け渡しを管理する受け渡し管理部を備え、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記生体認証部により、前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記受け渡し管理部により、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する、付記15に記載の管理装置。
(付記17)
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記サービス依頼部は、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、物品の同時受け取り依頼を行う、付記16に記載の管理装置。
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記サービス依頼部は、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、物品の同時受け取り依頼を行う、付記16に記載の管理装置。
(付記18)
ユーザに関するユーザ情報を受け付けるユーザ情報登録部を有し、
前記ユーザ情報登録部は、前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、付記15~17のいずれか1つに記載の管理装置。
ユーザに関するユーザ情報を受け付けるユーザ情報登録部を有し、
前記ユーザ情報登録部は、前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、付記15~17のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記19)
前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知するレコメンド部を有する、付記18に記載の管理装置。
前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知するレコメンド部を有する、付記18に記載の管理装置。
(付記20)
決済処理を行う決済処理部を有し、
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記生体認証部により、前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済処理部により、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、付記18または19に記載の管理装置。
決済処理を行う決済処理部を有し、
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記生体認証部により、前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済処理部により、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、付記18または19に記載の管理装置。
(付記21)
前記管理装置は、サブスクリプションサービスを提供するための装置である、付記15~20のいずれか1つに記載の管理装置。
前記管理装置は、サブスクリプションサービスを提供するための装置である、付記15~20のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記22)
コンピュータに、
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
前記物品の提供の依頼を受けて、生体認証された前記ユーザに対する前記物品の提供の依頼を受け付ける、処理を実行させるプログラム。
コンピュータに、
端末装置から送信されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
前記物品の提供の依頼を受けて、生体認証された前記ユーザに対する前記物品の提供の依頼を受け付ける、処理を実行させるプログラム。
(付記23)
コンピュータに、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する処理をコンピュータに実行させる、付記22に記載のプログラム。
コンピュータに、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、
前記物品の受け渡し場所にて取得されたユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記物品を受け渡し可能であることを前記端末装置へ通知する処理をコンピュータに実行させる、付記22に記載のプログラム。
(付記24)
コンピュータに、
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、物品の同時受け取り依頼を行う処理をコンピュータに実行させる、付記23に記載のプログラム。
コンピュータに、
ユーザが複数の物品の利用を依頼したとき、
前記ユーザの端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知し、
前記端末装置より前記複数の物品を同時に受け取る依頼を受けた場合には、物品の同時受け取り依頼を行う処理をコンピュータに実行させる、付記23に記載のプログラム。
(付記25)
コンピュータに、
前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける処理をコンピュータに実行させる、付記22~24に記載のプログラム。
コンピュータに、
前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける処理をコンピュータに実行させる、付記22~24に記載のプログラム。
(付記26)
コンピュータに、
前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知する処理をコンピュータに実行させる、付記25に記載のプログラム。
コンピュータに、
前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知する処理をコンピュータに実行させる、付記25に記載のプログラム。
(付記27)
コンピュータに、
前記登録生体情報に、前記ユーザ情報として決済手段情報を関連付け、
前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する処理をコンピュータに実行させる、付記25または26に記載のプログラム。
コンピュータに、
前記登録生体情報に、前記ユーザ情報として決済手段情報を関連付け、
前記端末装置からユーザの物品の購入の依頼とともに送信された前記ユーザの生体情報に基づいて、前記ユーザの生体認証を行い、
前記ユーザが認証された場合に、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する処理をコンピュータに実行させる、付記25または26に記載のプログラム。
(付記28)
コンピュータに、
サブスクリプションサービスを提供する処理をコンピュータに実行させる、付記22~27のいずれか1つに記載のプログラム。
コンピュータに、
サブスクリプションサービスを提供する処理をコンピュータに実行させる、付記22~27のいずれか1つに記載のプログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上のように本発明によれば、サービス提供者とユーザとの信頼性のある取引を可能とすることができる。本発明は、サービス提供者とユーザとの間での取引を管理するシステムに有用である。
1 サービス提供システム
5 ネットワーク
100 管理装置
110 生体認証部
120 サービス依頼部
130 管理部
140 記憶部
150 ユーザ情報登録部
160 レコメンド部
170 決済処理部
200 サービス提供装置
210 サービス受付部
300 端末装置
302 表示部
305 撮像装置
400 物品提供サーバ
500 物流サーバ
900 コンピュータ
901 CPU
902 メインメモリ
903 記憶装置
904 入力インターフェイス
905 表示コントローラ
906 データリーダ/ライタ
907 通信インターフェイス
908 入力機器
909 ディスプレイ装置
910 記録媒体
911 バス
5 ネットワーク
100 管理装置
110 生体認証部
120 サービス依頼部
130 管理部
140 記憶部
150 ユーザ情報登録部
160 レコメンド部
170 決済処理部
200 サービス提供装置
210 サービス受付部
300 端末装置
302 表示部
305 撮像装置
400 物品提供サーバ
500 物流サーバ
900 コンピュータ
901 CPU
902 メインメモリ
903 記憶装置
904 入力インターフェイス
905 表示コントローラ
906 データリーダ/ライタ
907 通信インターフェイス
908 入力機器
909 ディスプレイ装置
910 記録媒体
911 バス
Claims (8)
- 端末装置から物品提供依頼情報を取得する依頼取得手段と、
取得した前記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼するサービス依頼手段と、
前記ユーザが前記物品を受け取る際に前記ユーザの第1の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
取得した前記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザへの前記物品の受け渡しを許可する、受け渡し管理手段と、を備える管理装置。 - 前記物品提供依頼情報に複数の物品が含まれる場合、前記サービス依頼手段は、前記端末装置に対して、前記複数の物品を同時に受け取るか否かの確認を通知する、請求項1に記載の管理装置。
- ユーザに関するユーザ情報を受け付けるユーザ情報登録手段を備え、
前記ユーザ情報登録手段は、前記端末装置から送信されたユーザの前記ユーザ情報を、本人確認のために登録されている前記ユーザの登録生体情報と関連付ける、請求項1又は2に記載の管理装置。 - 前記ユーザ情報に基づいて、前記端末装置に対して、前記ユーザが利用可能な物品を通知するレコメンド手段を有する、請求項3に記載の管理装置。
- 決済処理を行う決済処理手段を有し、
前記登録生体情報には、前記ユーザ情報として決済手段情報が関連付けられており、
前記生体情報取得手段は、前記ユーザが物品を購入する際に前記ユーザの第2の生体情報を取得し、
前記決済処理手段は、前記第2の生体情報を用いた第2の生体認証において前記ユーザが認証された場合に、前記決済手段情報に基づき決済処理を実行する、請求項3又は4に記載の管理装置。 - 前記生体情報取得手段は、前記物品提供依頼情報の取得にともない前記ユーザの第3の生体情報を取得し、
前記サービス依頼手段は、前記第3の生体情報を用いた第3の生体認証において前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザが利用する前記物品の提供を依頼する、請求項1~5のいずれか一項に記載の管理装置。 - 端末装置から物品提供依頼情報を取得し、
取得した前記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、前記ユーザの第1の生体情報を取得し、
取得した前記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザへの前記物品の受け渡しを許可する、サービス提供方法。 - コンピュータに、
端末装置から物品提供依頼情報を取得し、
取得した前記物品提供依頼情報に基づいて、ユーザが利用する物品の提供を依頼し、
前記ユーザが前記物品を受け取る際、前記ユーザの第1の生体情報を取得し、
取得した前記第1の生体情報を用いた第1の生体認証において前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザへの前記物品の受け渡しを許可する、処理を実行させるプログラム。
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2020
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