JP2016029569A - レンタル商品の貸出返却システム - Google Patents

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    • B62H3/00Separate supports or holders for parking or storing cycles
    • B62H2003/005Supports or holders associated with means for bike rental

Abstract

【課題】 レンタル商品のレンタル開始時にユーザー認証と課金とを行うこと、またレンタル商品の使用終了時にレンタル開始時のレンタル商品と同一のものが確かに返却されたかを確認すること、の両方を可能にしたい。
【解決手段】 レンタル商品の錠の開閉を行う錠制御部51と、ユーザー認証とこのユーザーに対して課金を行う課金処理部50と、レンタル商品の返却を確認する返却確認部52とこれ等を以下のように管理するシステム管理部5とから成り、課金処理部50での課金処理が行われたら、ユーザーにレンタル商品の指定を行うと共に錠制御部51を以て前記錠を開けてレンタル商品の貸し出しを可能にし、またレンタル商品の返却時には、返却確認部52を以てレンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することで、レンタル商品の返却確認を行うようにした。
【選択図】図2

Description

この発明はレンタル商品の貸出返却システムに係り、特に高額商品を貸し出すと共にその使用終了時に、高額商品であるがゆえにレンタル開始時のレンタル商品と同一のものが確かに返却されたかを確認することを行うシステムに関する。
なおレンタル商品にはテレビ、衣料、家具、車両等々比較的高額で移動可能で、ものによっては換金しやすいものがあり、車両には自動車、自動二輪車、自転車など車両全般が含まれるが、説明を分かりやすくするために以下では自転車や電動アシスト自転車を以てこの発明を説明する。なおレンタル商品の収納装置すなわちこの場合には車両の駐車設備には、整地して白線で枠囲いしたような駐車スペースなども含まれるものとする。
近年観光地にあっては、自転車や電動アシスト自転車などの二輪車のレンタルサービス(レンタサイクルとも言う)が行われるようになって来た。同様に電気自動車などの四輪車両のレンタルサービスも提供されている。また二酸化炭素の排出削減のために自転車や徒歩での通勤や通学が推奨され、この結果車両のレンタルサービスを受ける人が増加して来てもいる。
特開2005−330770(後出)
自転車のレンタルサービスを行う際の問題点としては、ユーザーの正確な身元確認や、レンタル自転車が駐車台に戻されてロック(施錠)されたことによる返却確認が為されたと言ってもなお、貸し出したものと同一のレンタル自転車が返却されたか、別の自転車にすり替えられて返却されたものなのかを、無人で確認する手段を備えていないことが上げられる。
仮に貸し出し後に壊されてしまったものや、貸し出したものとは異なる古いものが駐車台に戻されたとしても、それをその場で確認することが出来ない。また仮に電動アシスト自転車を貸し出したにもかかわらず、電動アシスト自転車ではない普通の自転車が駐車台に戻されても、その場でそれと確認することが出来ない。その駐車台を利用したユーザーの身元が分かっているとしても、返却時にその場で問題があることを指摘しないと、後からでは原状回復したり追求したりすることが出来ないのが現状である。
この発明では上述のような問題点を解決して、自転車や電動アシスト自転車のレンタル開始時にユーザー認証と課金とを行うこと、また使用終了時にレンタル開始時のレンタル車両と同一のものが確かに返却されたかを確認すること、車両の同一性を無人で確認出来るようにすること、を可能にしたい。
上記課題の解決に先立ち当発明者は、特開2005−330770のカードキーの発明を行っている。ここでは本人確認や電子決済を行なうことが出来ると共にレンタサイクルなどの自転車の施錠開錠に利用することが可能なものとして、その第2実施形態に於いてプラスチックカード1の内部にICチップ2とこれに接続されたアンテナ20が、およびICチップ4とこれに接続されたアンテナ40が、すなわち2種類の制御装置が組み込まれたものが提案され、異なるサービスの異なる本人確認や電子決済を1枚のカードキーで利用することが出来たり、セキュリティー強化のために2種類の本人確認を1枚のカードキーで行なうと言う目的に利用することが出来るようになった。この技術は言わば2種類の開錠用の識別符号を使用するものである。さらに当発明者は、開錠用の識別符号を用いる他に、確かにレンタル時の自転車と同一のものを返却した、とその場で確認するための返却用の識別符号を用いるようにすれば良いと考え、特開2014−109187の車両の返却確認システムおよび車両の鍵の発明を行っている。
この一連の研究を踏まえて、自転車や電動アシスト自転車のレンタル開始時にユーザー認証と課金とを行うこと、また使用終了時にレンタル開始時のレンタル車両と同一のものが確かに返却されたかを確認することが可能な新たな仕組みを提供したいと考えた。すなわち上記課題は、レンタル商品が有する錠のまたはレンタル商品の収納装置が有する錠の施錠開錠を司る錠制御部と、レンタル商品のレンタルに対してユーザー認証とこのユーザーに対して課金を行うための課金処理部と、レンタル商品の返却を確認するための返却確認部と、これ等を総合して管理するためのシステム管理部とから成り、このシステム管理部は、ユーザー所有の決済機能を有する媒体による前記課金処理部での課金処理を行い、およびユーザーにレンタル商品の指定を行うか、またはユーザーからレンタル商品の指定を受け付けると共に、前記錠制御部を以て前記錠を開錠してレンタル商品を貸出可能にする処理を行い、またユーザーが前記レンタル商品を返却するに当っては、前記返却確認部を以て前記レンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することで前記レンタル商品の返却確認を行うものである、レンタル商品の貸出返却システムを提供することで解決される。
この発明のレンタル商品の貸出返却システムを説明するが、以下では説明を分かりやすくするためにレンタル自転車の貸出返却システムとして説明する。先ずシステム管理部はレンタル自転車のレンタルに際して、前記課金処理部によりユーザーが所有する決済機能を有する媒体を介してのユーザー認証とこのユーザーに対する課金とを行って、いつでも自転車をレンタル出来る状態にする。ユーザーが誰であるかが分かっており且つレンタル料金が受領出来ているからである。
そこでシステム管理部は錠制御部を用いて以下の処理を行う。錠制御部はレンタル自転車が有する錠を制御する場合にはこの錠を、或いはレンタル自転車の収納装置である駐車設備が有する錠を制御する場合にはこの錠を制御するものであるが、前記システム管理部はユーザーにレンタル商品の指定を行うかまたはユーザーからレンタル商品の指定を受け付けると共に、前記錠制御部を以て前記何れかの錠を開錠して自転車を出庫可能にするのである。例えば自転車の駐車設備が整地して白線で枠囲いしたような駐車スペースである場合には、レンタル自転車が備える錠を無線通信手段などによる遠隔操作によって解放する。或いは自転車の前輪を捕捉する錠のような駐車設備が備える錠の場合には、この錠を解放することにより自転車の拘束を解いて自転車を出庫可能にする。こうしてユーザーは自転車に乗ることが出来る。なおユーザーからレンタル商品の指定(選定)を受け付けるためには、例えば料金精算機にユーザーに操作させるための入力装置を設けておきこれを以て駐車台(自転車)を指定操作させるなどすれば良い。なおシステム管理部はユーザーにレンタル商品の指定を行うかまたはユーザーからレンタル商品の指定を受け付けることを行うが、この処理は前記課金処理部での課金処理の前に行うようにしても良いし、後に行うようにしても良い。
さてユーザーが自転車の使用を終えてこれを返却する際には、システム管理部は返却確認部を以て自転車の返却を確認するわけである。錠が施錠されているか否かの確認には、自転車の錠や、自転車の収納装置である駐車設備が有する錠に、例えば施錠されるとONになるリミットスイッチを設けておき、このON/OFF状態を前記錠制御部で調べるように構成すれば良い。自転車の錠の場合には例えばレンタル自転車のサドルポスト後方に取り付けるようにすると使い勝手が良好なものになる。また駐車設備が有する錠の場合には例えば自転車の車輪を捕捉する補足部に取り付けるようにすると良い。またこれ等の錠の開錠には、例えばソレノイドを設けておき、前記錠制御部がソレノイドに通電することによって開錠するように構成する。なおこれ等の錠に関してはどのようなタイプのものであってもこの発明が実装可能なものであれば採用し得る。さて上記返却確認部を以て自転車の返却を確認する際には、自転車にはこの自転車固有の識別符号が振られており、この識別符号を自転車と前記返却確認部との間で電子的にやり取りして返却確認部で確認することにより、自転車の返却確認を行うようにする。
すなわちシステム管理部はユーザーを特定し、このユーザーから支払いを受けて、このユーザーに特定の自転車を紐付け、この自転車の錠を解いて貸し出している。このようにしてシステム管理部はこの自転車が戻される際に、自転車固有の識別符号を受信してユーザーとの紐付けを確認することが出来るわけであるが、識別符号が受信され認証されたことでこの自転車が自己のレンタルサービスに係る自転車であること、またこのユーザーに貸し出した自転車そのものが戻されたこと、を確認するのである。従って特定の自転車のレンタル開始時にユーザー認証と課金とを行うこと、また使用終了時にはレンタル開始時に特定している自転車と同一のものが確かに返却されたかを確認することが可能になっており、車両の同一性を無人で確認出来るようになっており、所期の目的が達成されているのである。なお返却された自転車の錠は、レンタル自転車が備える錠を無線通信手段などによる遠隔操作によって掛けたり、或いは自転車の前輪を捕捉する錠のような駐車設備が備える錠の場合には、この錠を掛けることで自転車を拘束して出庫不能にすれば良い。
ところで、前記決済機能を有する媒体にペイメントカードすなわちクレジットカードやデビットカードやプリペイドカードを用いるようにすることが出来る。中でもクレジットカードやデビットカードは本人確認が容易である。またプリペイドカードには本人確認を行わないものもあるが、このようなものであっても例えば運転免許証による本人確認なり会員登録による認証なりを併用するようにすれば使用可能である。なお所謂電子マネーはプリペイドカードの機能を持っている。
次に上記課題は、レンタル商品が有する錠のまたはレンタル商品の収納装置が有する錠の施錠開錠を司る錠制御部と、レンタル商品のレンタルに対してユーザー認証とこのユーザーに対して課金を行うための課金処理部と、レンタル商品の返却を確認するための返却確認部と、これ等を総合して管理するためのシステム管理部とから成り、該システム管理部は、ユーザー所有の決済機能を有する通信デバイスでの課金処理を行い、及びユーザーにレンタル商品の指定を行うか、またはユーザーからレンタル商品の指定を受け付けると共に、前記錠制御部を以て前記錠を開錠してレンタル商品を貸出可能にする処理を行い、またユーザーが前記レンタル商品を返却するに当っては、前記返却確認部を以て前記レンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することで前記レンタル商品の返却確認を行うものである、レンタル商品の貸出返却システムを提供することにより解決される。
このレンタル商品の貸出返却システムで特徴的な点は、システム管理部がレンタル自転車のレンタルに際して、前記課金処理部によりユーザー所有の決済機能を有する通信デバイスを介してのユーザー認証とこのユーザーに対する課金とを行う点である。これ以降はいつでも自転車をレンタル出来る状態にする。ユーザーが誰であるかが分かっており且つレンタル料金が受領出来ているからである。実は上述のユーザー所有の決済機能を有する媒体、例えばクレジットカードやデビットカードのように通信手段を内蔵するものはここで言う通信デバイスであると言うことも出来るのであるが、ここで言う通信デバイスとは主に携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、これ等は現在ではタブレット端末やスマートフォンなどの携帯デバイスに形を変えたが、やモバイルPCなどのように一般的にはインターネットを利用する通信機能を備えたもののことであり、少なくともディスプレーを備えている。日本で「おサイフケータイ(商標である)」と呼ばれるものはこれに含まれる。
ところで前記決済機能を有する通信デバイスとして、ネットワークを介さずに直接前記システム管理部と近距離無線通信によってユーザー認証を行い、この認証結果に基づいて前記システム管理部はネットワークを介して課金処理を行うものを用いるようにすることが出来る。第1段でシステム管理部と通信デバイスとは近距離無線通信によってセキュアなリンクを確立し、安全な状態でユーザー認証が為されてユーザーのクレジットカードの情報がシステム管理部に渡されることになる。続いて第2段ではコネクションハンドオーバーによりシステム管理部と通信デバイスとが近接している必要がないインターネットなどのネットワークを介して接続され、セキュアにクレジットカードの情報などの受け渡しが行われる。従ってこの第2段ではユーザーにレンタル商品の指定を行うか、または特にユーザーからのレンタル商品の指定を受け付けることが出来、これに付いての課金処理を行うことが出来るのである。
次に、請求項1や請求項3のレンタル商品の貸出返却システムに関して、前記レンタル商品固有の識別符号を記憶する記録媒体が無線タグであるものとすることが出来る。無線タグは例えばICチップとアンテナとを内蔵して自転車に取り付けられ、一方で返却確認部に無線タグリーダを設けておき、この無線タグリーダからの電波を無線タグのアンテナで受けて起動し、ICチップが自己の識別符号を返却確認部に送信処理することで、このレンタルサービスに属する自転車であることを確実に認証してもらうことを行うものである。これによってどのユーザーにレンタルした自転車が戻されたかが分かるので、これを以てレンタル終了であることが確認される。すなわちレンタル時の自転車と同一のものが確かに返却されたかを無人で確認することが出来るのである。
この際に前記返却確認部の、前記無線タグから前記レンタル商品固有の識別符号を受け取る無線タグリーダは、複数の前記収納装置の纏まりである所の島を管理するものとしても良い。すなわち例えば10台の自転車を駐車させることが出来る10台の駐車台で1個の島を構成しているとすると、この島の駐車台上にある10台の自転車の無線タグを1台の無線タグリーダが受け持つようにするのである。これとは逆に、駐輪場の入口に1台の無線タグリーダを備えておき、この入口を通る全ての自転車の無線タグと更新して全ての自転車を管理するように構成することも可能である。なおこれまで述べた無線タグと無線タグリーダとの組み合わせではなく、赤外線通信装置やBluetooth(登録商標)等の無線通信装置を備えたものとして構成することも可能である。或いは自転車に取り付けたバーコードとバーコードリーダとの組み合わせるなども十分実用性がある。
さてこの発明では、前記レンタル商品が動力用の二次電池を備えた電動車両であり、この電動車両の収納装置から前記二次電池への充電を非接触で行う非接触充電手段を備えており、前記返却確認部は前記電動車両に固有の識別符号を記憶する記録媒体との間で前記非接触充電手段を介して前記識別符号を確認するものとすることが出来る。非接触充電手段あるいはワイヤレス充電とは、例えば当発明者の発明に係る特許第4923169号の「充電装置付き駐車装置及び電動車輌の受電部材」を上げるが、電動車両を所定の位置に戻すだけで、駐車装置に電動車料を進入させるだけの必要最低限の作業のみで、充電されるようにすべく、電動車両を駐車させる駐車部材と、この駐車部材に電動車両が駐車された時に電動車両側に設けられた受電部材に近接する位置に、電動車両側の受電部材と非接触の状態で電気的に接続するための給電部材を設けたものである。この構成に於いて給電部材と受電部材とを利用して両者の間でデータ通信を行い、給電部材側の記録媒体に記憶させた前記電動車両に固有の識別符号を受電部材側に受け渡すようにする。
次にこの発明では、前記レンタル商品が手動で施錠や開錠を行う錠を備えており、前記システム管理部は前記手動で施錠開錠を行う錠に固有の開錠符号を記載した印刷物を発行するように構成しても良い。例えば手動で施錠開錠を行う錠に、複数列の数字ダイヤルを備えて、このダイヤルの数字を所定の並びに揃えた時に開錠されるいわゆるダイヤル錠を用いるのであれば、この数字列が開錠符号であることになるが、前記課金処理部によってユーザー認証とこのユーザーに対する課金とを行った際に紙媒体のレシートを発行するようにし、このレシートに更に上記数字の並びを印刷するようにするのである。ユーザーが自転車を止めて商店などに立ち寄る際にはこのダイヤル錠で施錠すればレンタル自転車の盗難防止となるが、次に開錠する際に上記開錠用の数字列を忘れたとしても、レシートを参照すれば良いのであるから心強い。なお上記レシートのような印刷物に開錠符号を記載する以外には、ユーザー所有の携帯電話機にメールアドレスを用いて、開錠符号を記載したメールを送信するなども可能である。このようにこの辺りの構成は自由に設計することが出来る。
この発明のレンタル商品の貸出返却システムによれば、レンタル商品に係る錠の施錠開錠を司る錠制御部と、レンタル商品のレンタルに際しユーザー認証とこのユーザーに対する課金を行うための課金処理部と、レンタル商品の返却を確認するための返却確認部と、これ等のシステム管理部とから成り、システム管理部はユーザーの決済機能による前記課金処理部での課金処理が行われたら、レンタル商品の指定の後に前記錠制御部を以て前記錠を開錠してレンタル商品を貸出可能にすると共に、ユーザーが前記レンタル商品を返却するに当っては、前記返却確認部を以て前記レンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することで、前記レンタル商品の返却確認を行うようにしている。この結果、自転車や電動アシスト自転車等のレンタル開始時にユーザー認証と課金とを行うこと、また使用終了時にレンタル開始時のレンタル車両と同一のものが確かに返却されたかを確認すること、を無人で行うことが可能になっている。
実施例1のレンタル商品の貸出返却システムの説明図である。 各ブロックで表した説明図である。 システム管理部5の開始時動作状態の説明図である。 システム管理部5の終了時動作状態の説明図である。 実施例2の駐輪ラックの錠と自転車の後輪錠との関係を表す説明図である。 実施例3のシステムを各ブロックで表した説明図である。 システム管理部5の開始時動作状態の説明図である。 実施例4のシステムを各ブロックで表した説明図である。 実施例5の島35の説明図である。 実施例6のシステムを各ブロックで表した説明図である。
以下、この発明のレンタル商品の貸出返却システムの実施例を説明するが、この発明はこれ等の実施例に限定されるものではない。
図1乃至図4を用いてこの実施例を説明するが、この実施例のレンタル商品の貸出返却システムは、レンタル自転車のサービスシステムに係り、この貸出返却システムを構成するものとしてクレジットカード2と自転車の駐車ラックやユーザーを管理する管理装置1と施錠装置31とICタグ4とを上げる。ユーザーが所持しているクレジットカード2とユーザーアカウント毎のユーザー管理機能を有する管理装置1と施錠装置31とICタグ4とにより、ユーザー本人(登録会員)とそのアカウント(課金口座)とレンタル自転車とが紐付けされる。
図1及び図2で表すように、管理装置1(精算ポスト)のシステム管理部5は、個々のユーザーの個人認証と課金とレンタル自転車の貸出しとを行うことが出来るように構成されている。システム管理部5は課金処理部50を使って、クレジットカード2が管理装置1のカードリーダ10にかざされると、カードリーダ10を介してクレジットカード2との間で通信を行い、クレジットカード2からユーザーの個人情報を受信する。そしてこの個人情報に基づいて対応するユーザーアカウントを以て本人確認を行ない、契約ユーザー(新規契約済ユーザーを含む)であることが確認された場合には、このユーザーに対して課金処理を行う。
次いでシステム管理部5は錠制御部51を使って、貸し出し順番待ちのレンタル自転車が載っている駐輪ラック3の施錠装置31のランプ33を点灯させると共に、ロックバー32を開放する。これにより前輪Tはロックバー32から自由になり、前輪通路30上を引き出すことが出来るようになる。すなわち管理装置1と施錠装置31とは通信線11で接続されている。ここまでの処理で、どの登録会員の、どの課金口座からレンタル料金の支払いを受け、どの駐輪ラック上の自転車を貸し出したかを、紐付けして記憶したわけである。
この一連の処理をフローチャートで表したものが図3である。カードリーダ10でクレジットカード2の個人情報を読み込み(ステップS1)、本人確認が出来たなら課金処理を行い、この実施例では課金処理に関するレシートを発行する(ステップS2)。次いでレンタルする自転車が駐車されている駐輪ラック3を指定するべく、その駐輪ラック3のランプ33を点灯してユーザーに通知すると共に、その施錠装置31のロックバー32を外して自転車の前輪Tを自由にする(ステップS3)。
さてユーザーがこのレンタル自転車を返却するには、駐輪場に戻って、空いている駐輪ラック3の前輪通路30上に自転車の前輪Tを誘導し、前輪Tが施錠装置31の奥に至るまで押し込むようにする。この施錠装置31には図示しないリミットスイッチが設けられており、このリミットスイッチが前輪Tによって押されてON状態になると、その信号は通信線11を通って管理装置1のシステム管理部5にもたらされる。するとシステム管理部5は返却確認部52を使って、ICタグリーダ34と上記戻されたレンタル自転車Tのハンドルポストに取り付けられているICタグ4との間で通信を行い、このICタグ4から個体識別符号を読み込んでこのレンタルサービスに係る自転車である(先に貸し出した自転車が正しく戻された)ことを確認した場合には、このユーザーへのレンタルサービスを終了とする。
またシステム管理部5は錠制御部51を使って、正しく返却された自転車が載っている駐輪ラック3の施錠装置31のロックバー32を閉鎖する。これによって前輪Tはロックバー32に捕捉され引き出しが不能となる。ここまでの処理で、どの自転車が、どの駐輪ラック上に戻され(在って)、どの登録会員に対するレンタルサービスを終了したかを、確認したわけである。仮にレンタル自転車が正しく返却されず返却確認が行われることなくレンタルサービスが終了しない場合には、上記紐付けからユーザー本人(登録会員)とそのアカウント(課金口座)とを割り出すことが可能であるから、適時適切な対応を取るようにすれば良い。
なお上記ICタグリーダ34は、前輪通路30上に自転車の前輪Tが載せられた状態での、前輪Tのハンドルポストに取り付けられているICタグ4を読み取り易い駐輪ラック3の位置に設けられている。この実施例では自転車の前輪Tが施錠装置31の奥に至った状態でICタグ4に正対する位置の前輪通路30の側面に、ICタグリーダ34を設置している。
上記一連の処理をフローチャートで表したものが図4である。通信部すなわちICタグリーダ34でレンタル自転車の前輪TのハンドルポストのICタグ4から個体情報を読み込み(ステップS4)、個体確認が出来たなら正しいレンタル自転車が確かに返却されたことをシステム管理部5に通知する(ステップS5)。次いで施錠装置31のロックバー32を閉鎖して自転車の前輪Tを補足して、このレンタルサービスを終了する(ステップS6)。
なお上述した実施例では、システム管理部5は錠制御部51を使って貸し出し順番待ちのレンタル自転車が載っている駐輪ラック3の施錠装置31のランプ33を点灯させると共にロックバー32を開放するように構成されていた。これに対して貸出可能なレンタル自転車の中から任意の一を、管理装置1にキースイッチを設けておき、これを操作させてユーザーに指定させるように設計することも可能である。同様に返却時に入庫すべき駐輪ラック3を管理装置1からユーザーに指定するようにも設計可能である。またこの実施例の管理装置1の複数個を管理するセンター装置を設けて、複数個の管理装置1をそれぞれ離れた地域の駐輪場に設けるようにすると共に、ある駐輪場で貸し出されたレンタル自転車を、別の駐輪場に返却し得るように、レンタル自転車のサービスシステム全体を構成することも出来る。
この他、カードリーダ10はこの実施例ではクレジットカード2に対応させているが、デビットカードやプリペイドカードに対応するように構成することが出来る。プリペイドカードで本人確認が出来ない場合には、運転免許証による本人確認なり、会員登録による認証なり、指紋認証や顔認証を併用するようにしても良い。またこの実施例では返却確認に無線タグの一種であるICタグ4とICタグリーダ34とを組み合わせているが、この他にも赤外線通信装置やBluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)等の無線通信装置を用いるように設計して良い。このような無線通信方式は例えば自転車の駐車設備が整地して白線で枠囲いしたような駐車スペースである場合の、レンタル自転車が備える錠の制御のために使用することが出来る。またこのような無線通信のための設備はレンタル自転車をインターネットに接続させて位置情報や地図情報や観光案内情報等にアクセスするための手段として使用することが可能である。なお上記では本人確認で課金処理を行った後、レンタルする自転車が駐車されている駐輪ラック3を指定したが、逆に好みの自転車が駐車されている駐輪ラック3を、ユーザーに指定させるように構成することも可能である。
上述したように実施例1では、ユーザーが所持しているクレジットカード2とユーザーアカウント毎のユーザー管理機能を有する管理装置1と施錠装置31とICタグ4とによって、ユーザー本人(登録会員)とそのアカウント(課金口座)とレンタル自転車とが紐付けされている。駐輪ラック3の施錠装置31は、管理装置1が開錠施錠の処理を司る。これに対してユーザーは、レンタル自転車を自由に乗り回すわけであるが、途中で自転車から降りて離れるというようなことが生じる場合がある。
そこでこの実施例2では、図5で示すように、このレンタル自転車に後輪錠6を設けておき、手動で後輪錠6のつまみ61を操作してロックバー62にて施錠することが出来るように構成した。次に開錠する際には、ユーザーは後輪錠6に設けたテンキーボタン60から暗証番号を入力するようにする。この際の暗証番号は、実施例1で課金処理部50が本人確認を実行し課金処理を行って、課金処理に関するレシート(印刷物)を発行していたが、このレシートに印刷するように構成する。なお上記暗証番号をレシートに印刷するのでなければ、例えば会員登録の際に電子メールアドレスを登録させるようにして、この電子メールアドレスに宛てて上記暗証番号を記した電子メールを送信するように設計しても良い。コンピュータプログラムのPRINT(印刷)コマンドは、表示画面への表示を意味する場合がある。
図6及び図7を用いてこの実施例を説明するが、この貸出返却システムを構成するものとしてスマートフォン7と自転車の駐車ラックやユーザーを管理する管理装置12と実施例1で説明した施錠装置31とICタグ4とを上げる。ユーザー所有のスマートフォン7とユーザーアカウント毎のユーザー管理機能を有する管理装置12と施錠装置31とICタグ4とによって、ユーザー本人(登録会員)とそのアカウント(課金口座)とレンタル自転車とが紐付けされる。図6で表すように管理装置12(返却確認部は実施例1に倣うものであり、図示していないため、管理装置12は精算ポストの一部と言うことになる)のシステム管理部53は、個々のユーザーの個人認証と課金とレンタル自転車の貸出しとを行うことが出来るように構成されている。実施例3のシステム管理部53は、スマートフォン7とは2種類の異なるリンクを設定して、コネクションハンドオーバーにより安全の内に個人情報をやり取りしてユーザー認証と課金処理とを行う。
スマートフォン7を管理装置12にかざすと互いの近接通信部55,71で近接通信して、互いのシステム管理部53,70でユーザー認証を行いセキュアにクレジットカードの情報などの受け渡しを行う。この状態は、管理装置12のウェブ管理部56とスマートフォン7のネットワーク通信部72とがインターネットNを介して行う遠隔通信にコネクションハンドオーバーされ、前記近接通信でのユーザー認証に基づきレンタル商品の課金処理が課金処理部54にて行われるように、全体のシステムが構成されている。
この一連の処理をフローチャートで表したものが図7である。互いの近接通信部55,71での近接通信でコネクションを確立してセキュア通信で個人認証とクレジットカード情報の受け渡しを行い(ステップS7)、ウェブ管理部56が用意した図示しないウェブページにHTTPでネットワーク通信部72に接続させてコネクションハンドオーバーを行い、ユーザーに好みのレンタル自転車が駐車されている駐輪ラック3を図示しない精算ポストで指定させ(ステップS8)、上記個人認証に基づいて課金処理を行い、指定された駐輪ラック3のランプ33を点灯してユーザーに通知すると共に、その施錠装置31のロックバー32を外して自転車の前輪Tを自由にする(ステップS9)。この駐輪ラック3での自転車の貸し出し処理と後の返却確認の処理とは、上述した実施例1に倣うものである。
上述した実施例1では、クレジットカード2が管理装置1のカードリーダ10にかざされると、カードリーダ10を介してクレジットカード2との間で通信を行い、クレジットカード2からユーザーの個人情報を受信して、この個人情報に基づいて本人確認を行なうようにしていた。しかしながら一々クレジットカード2をカードリーダ10にかざしての本人確認が必要であるため、いささか面倒であると感じる場合がある。
そこで実施例4では顔認証を併用する。すなわち図8で示すようにこの顔パスレンタルシステムは、顔認証部8が、予めクレジットカード情報を記憶しておくためのICカード情報データベース83、および予め参照用の顔画像情報を記憶しておくための顔画像情報データベース82、顔画像を得るための顔画像撮像部81、この顔画像撮像部81で得られた顔画像から特徴を抽出して上記顔画像情報データベース82に当たる情報照合部80を備える。而して顔画像撮像部81で撮影した顔画像にマッチングする顔画像情報データベース82内のデータがあれば、これに紐付いているICカード情報データベース83内の会員を抽出して、本人確認とするのである。
上述した実施例1では、上記ICタグリーダ34は、前輪通路30上に自転車の前輪Tが載せられた状態での、前輪Tのハンドルポストに取り付けられているICタグ4を読み取り易い駐輪ラック3の位置に設けられていた。すなわちICタグリーダ34とICタグ4とは一対一の関係にある。しかしながらICタグリーダ34の設置数を幾らかでも減らすことが出来れば、コストの低減に繋がるわけである。
そこで実施例5では、2列に横設した設置台37,37の間に、各々平行に架け渡した駐輪ラック36の10台分を1つの島35とし、この島35に入庫する10台の自転車の各々に取り付けられたICタグ4を、ただ1個のICタグリーダ38で読むように構成している。ICタグリーダ38がこの島35ではない隣り合う別の島に入庫している自転車のICタグを読んでしまうことが仮にあるとしても、この島35に属さない自転車のICタグは除外するように設定すれば良いとしたのである。なお設置台37,37をレールに替えて、このレールの上を駐輪ラック36が横方向にスライドする所のいわゆるスライドラックとして構成することも可能である。
なお同様のことは、多くの駐輪ラックを抱えて管理する駐輪場の入口にただ1個のICタグリーダを備えるようにして、ここを通過する全てのレンタル自転車の出入りを監視し得るように構成する場合に付いても適用可能である。
上述した実施例1では、レンタル自転車の個体識別のために、システム管理部5は返却確認部52を使ってICタグリーダ34とレンタル自転車Tのハンドルポストに取り付けられているICタグ4との間で通信を行い、このICタグ4から個体識別符号を読み込んでいた。
これに対して実施例6では、レンタル自転車が動力モータ駆動用の二次電池9を備えた電動アシスト自転車であり、この電動アシスト自転車の収納装置から二次電池9への充電を非接触で行う非接触充電手段を備えていると共に、返却確認部はこの電動アシスト自転車に固有の識別符号を、上記非接触充電手段を介して受け渡すようにした。すなわち上記レンタル自転車側には非接触充電手段としての、電磁誘導を利用するコイル94が設けられており、このコイル94から充放電コントローラ90に送られた交流電力はここで直流電力に変換されて二次電池9を充電する。またこの充放電コントローラ90には、コイル94が二次電池9を過充電させないようにすべく二次電池9への充電電圧をコントロールする役割がある。またコイル94に電力が誘導されていない時に、二次電池9からコイル94へ電流が逆流しないようにする役割がある。コイル94の出力端からは充放電コントローラ90に配線されこの出力端からは二次電池9に配線されている。一方電動アシスト自転車の収納装置側にも非接触充電手段としての電磁誘導を利用するコイル97が設けられておりこのコイル97は充電回路95に接続している。従って充電回路95からコイル97に印加された交流電力はコイル97を介して非接触で二次電池9に充電されるから、充電回路95と二次電池9とを直接接続したり、接続を外したりする手間が要らない。
この電磁誘導を利用して、コイル94に充電用電力の影響を受けないようにして交信部93を接続し、コイル97には同様にして交信部96を接続して、交信部93から交信部96へ、レンタル自転車の個体識別のための個体識別符号を送信するように構成したのである。と同時にこの実施例では、充放電コントローラ90のモータ91用の出力端子に、充放電コントローラ90からモータ91のON/OFFを制御し得る電源スイッチ92が設けられている。このスイッチ92も電磁誘導を利用して、交信部96から交信部93へON/OFFの制御信号が伝達される。すなわち電動アシスト自転車の収納装置側からしかこのスイッチ92をONにすることが出来ず、しかもこのスイッチ92がOFFの状態ではモータ91を動作させることが出来ず、電動アシスト自転車を動かすことが出来ず、実質的に錠が掛けられたも同然の状態にあり、逆にこのスイッチ92をON状態にすることでモータ91を動作させられ、電動アシスト自転車を動かすことが出来、実質的に錠が外されたも同然の状態にあることから、このスイッチ92周りの構成はこの発明で言う所の錠制御部(拘束制御部あるいはレンタル商品を動かせなくしたり動かせるようにしたりする構成)なのである。なお上述した実施例1の施錠装置31を併用しても良い。
さてこの発明では、返却時に返却確認部を以てレンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することでレンタル商品の返却を行うわけであるが、この際に貸出時に行ったように、再度ユーザー認証を行うように設計しても良い。
上述した実施例では自転車を取り扱ったが、この発明はこれ以外の車両にも適用することが出来る。車両の前記錠がGPS(Global Positioning System)を備えて車両の地図上の位置を常に把握出来るようにしても良い。またレンタルではない用途に於ける返却確認にも適用可能である。これ等もまたこの発明の権利範囲内にある。
1 管理装置
10 カードリーダ
11 通信線
12 管理装置
2 クレジットカード
3 駐輪ラック
30 前輪通路
31 施錠装置
32 ロックバー
33 ランプ
34 ICタグリーダ
35 島
36 駐輪ラック
37 設置台
4 ICタグ
5 システム管理部
50 課金処理部
51 錠制御部
52 返却確認部
53 システム管理部
54 課金処理部
55 近接通信部
56 ウェブ管理部
6 後輪錠
60 テンキーボタン
61 つまみ
62 ロックバー
7 スマートフォン
70 システム管理部
71 近接通信部
72 ネットワーク通信部
8 顔認証部
80 情報照合部
81 顔画像撮像部
82 顔画像情報データベース
83 ICカード情報データベース
9 二次電池
90 充放電コントローラ
91 モータ
92 電源スイッチ
93 交信部
94 コイル
95 充電回路
96 交信部
97 コイル

Claims (8)

  1. レンタル商品が有する錠のまたはレンタル商品の収納装置が有する錠の施錠開錠を司る錠制御部と、レンタル商品のレンタルに対してユーザー認証とこのユーザーに対して課金を行うための課金処理部と、レンタル商品の返却を確認するための返却確認部と、これ等を総合して管理するためのシステム管理部とから成り、このシステム管理部は、ユーザー所有の決済機能を有する媒体による前記課金処理部での課金処理を行い、およびユーザーにレンタル商品の指定を行うか、またはユーザーからレンタル商品の指定を受け付けると共に、前記錠制御部を以て前記錠を開錠してレンタル商品を貸出可能にする処理を行い、またユーザーが前記レンタル商品を返却するに当っては、前記返却確認部を以て前記レンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することで前記レンタル商品の返却確認を行うものである、レンタル商品の貸出返却システム。
  2. 前記決済機能を有する媒体にクレジットカードまたはデビットカードまたはプリペイドカードを用いる、請求項1に記載のレンタル商品の貸出返却システム。
  3. レンタル商品が有する錠のまたはレンタル商品の収納装置が有する錠の施錠開錠を司る錠制御部と、レンタル商品のレンタルに対してユーザー認証とこのユーザーに対して課金を行うための課金処理部と、レンタル商品の返却を確認するための返却確認部と、これ等を総合して管理するためのシステム管理部とから成り、このシステム管理部は、ユーザー所有の決済機能を有する通信デバイスでの課金処理を行い、及びユーザーにレンタル商品の指定を行うか、またはユーザーからレンタル商品の指定を受け付けると共に、前記錠制御部を以て前記錠を開錠してレンタル商品を貸出可能にする処理を行い、またユーザーが前記レンタル商品を返却するに当っては、前記返却確認部を以て前記レンタル商品に備えられたレンタル商品固有の識別符号を確認することで前記レンタル商品の返却確認を行うものである、レンタル商品の貸出返却システム。
  4. 前記決済機能を有する通信デバイスが、ネットワークを介さずに直接前記システム管理部と近距離無線通信によってユーザー認証を行い、この認証結果に基づいて前記システム管理部はネットワークを介して課金処理を行うものである、請求項3に記載のレンタル商品の貸出返却システム。
  5. 前記レンタル商品固有の識別符号を記憶する記録媒体が無線タグである、請求項1または請求項3に記載のレンタル商品の貸出返却システム。
  6. 前記返却確認部の、前記無線タグから前記レンタル商品固有の識別符号を受け取る無線タグリーダは、複数の前記収納装置の纏まりである島を管理するものである、請求項5に記載のレンタル商品の貸出返却システム。
  7. 前記レンタル商品が動力用の二次電池を備えた電動車両であり、この電動車両の収納装置から前記二次電池への充電を非接触で行う非接触充電手段を備えており、前記返却確認部は、前記電動車両に固有の識別符号を記憶する記録媒体との間で前記非接触充電手段を介して前記識別符号を確認するものである、請求項1または請求項3に記載のレンタル商品の貸出返却システム。
  8. 前記レンタル商品が手動で施錠開錠を行う錠を備えており、前記システム管理部は前記手動で施錠開錠を行う錠に固有の開錠符号を記載した印刷物を発行する請求項1または請求項3に記載のレンタル商品の貸出返却システム。
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