JP2024074502A - 回収システム - Google Patents
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Abstract
Description
気体と吸収液のミストとを接触させ、該気体に含まれる二酸化炭素を該吸収液に吸収させる吸収塔と、
前記吸収塔において二酸化炭素を吸収した前記吸収液が供給され、該吸収液から二酸化炭素を放出させる放出塔と、
を備えた二酸化炭素の回収システムであって、
前記吸収塔から排出され、前記放出塔に供給される前の前記吸収液である第一の吸収液を前記吸収塔内に噴霧する第一の噴霧部と、
前記放出塔において二酸化炭素が放出された前記吸収液である第二の吸収液を、前記吸収塔内において前記第一の噴霧部とは異なる位置で噴霧する第二の噴霧部と、を備える、
ことを特徴とする回収システムが提供される。
図1は実施形態に係る二酸化炭素の回収システム1の構成例を示す図である。回収システム1は、吸収処理装置である吸収塔10、放出処理装置である放出塔20、及び、制御装置40を有する。また、補器類として、複数の配管、複数のポンプP(P1,P1a,P2,P2a,及びP3)、排気ファンF、弁V、複数の電磁弁SV(SV1a,SV1b,SV1c,SV2a,SV2b,SV3,SV4,SV4a,SV5,SV6,SV7,SV8b,SV9,SV10,SV11)、及び、複数の比例制御弁MV(MV1,MV2,MV3,MV8a,MV8c,MV8d)、複数の流量計FM(FM1,FM2,FM3)、冷却装置31、液体供給装置32、熱交換器33、加熱装置25及びキャリアガス供給装置26を含む。なお、図1において、配管は経路の途中で省略して図示されており、CN(CN1,CN2,CN3,CN4)は、省略した配管の接続点を示す。
吸収塔10は、上下方向に延びる中空体であり、その内部に吸収槽10aを形成する。吸収槽10aの下部には、吸収液を貯留する貯液部18が設けられている。貯液部18の液位は、液面検出センサLS1により検出される。制御装置40は、液面検出センサLS1により液位が所定値より下にあることが検出されると、液体供給装置32から制御弁SV1aを介して貯液部18に液体(例えば水道水や、洗浄液等)を補給する。液体供給装置32は、液体を補給するタンクとポンプとを備えた装置であってもよい。
放出塔20は、上下方向に延びる中空体であり、その内部に放出槽20aを形成する。放出槽20aの下部は吸収液(リーン液)を貯留する貯液部23であり、上部は貯液部23に貯留された吸収液から放出された二酸化炭素等の回収気体が存在する回収空間である。貯液部23の液位は、液面検出センサLS2により電気的に検出され、検出結果は制御装置40に入力される。
図2は制御装置40のブロック図である。制御装置40は回収システム1の全体を制御する。制御装置40は、処理部41、記憶部42、インタフェース部(I/F部)43を含む。処理部41は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部42に記憶されたプログラムを実行する。記憶部42は、RAM、ROM、ハードディスクなどの記憶デバイスである。I/F部43は、センサ45の検知結果や入力装置46の入力内容等が入力される入力インタフェースと、アクチュエータ44に対する制御指示や表示装置47に対する表示情報等を出力する出力インタフェースとを含む。センサ45には、濃度センサDS1,DS2、DS3、回収量センサFS、液面検出センサLS1,LS2、流量計FM1,FM2,FM3が含まれる。アクチュエータ44には、弁V,SV,MV、ファンF、液体供給装置32、冷却装置31、ポンプP、加熱装置25及びキャリアガス供給装置26が含まれる。入力装置46は、回収システム1を操作するユーザからの入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル形式のデバイスであってもよい。表示装置47は、回収システム1の動作状態等の情報をユーザに提示する装置である。
制御装置40の制御例について説明する。本実施形態では、回収システム1を複数種類の運転モードの中から選択される一の運転モードで運転することができる。複数種類の運転モードは、吸収単独運転モード、放出単独運転モード、吸収・放出同時運転モードを含む。
吸収単独運転モードは、放出塔20を作動せず、吸収塔10を作動して吸収液に対する気体中の二酸化炭素を吸収する動作のみを行う運転状態である。図3は吸収単独運転モードの説明図であり、吸収液と気体の流れが太線で示されている。
放出単独運転モードは、吸収塔10を作動せず、放出塔20を作動して吸収液から二酸化炭素を放出して回収する動作のみを行う運転状態である。放出単独運転モードは、吸収単独運転モードの後に、二酸化炭素がリッチな吸収液を貯液部23に貯液した状態で開始される。貯液部18から貯液部23へのリッチ液の移送は、例えば、貯液部18→槽内スクリーン15→ストレーナ16→電磁弁SV4→ポンプP1→冷却装置31→電磁弁SV11→接続点CN3→ポンプP2→電磁弁SV7→配管RT3→電磁弁SV8b→貯液部23の経路で行うことができる。
吸収・放出同時運転モードは、吸収塔10及び放出塔20を同時に作動して、吸収液に対する気体中の二酸化炭素の吸収する動作と、吸収液から二酸化炭素を放出して回収する動作とを並行して行う運転状態である。図5は、吸収・放出同時運転モードの説明図であり、吸収液と気体の流れが太線で示されている。吸収・放出同時運転モードでは、ファンF、ポンプP1,P1a,P2,P2a,P3が全て作動される。
本実施形態では、吸収・放出同時運転モードでは、噴霧部12は吸収塔10から排出され、放出塔20に供給される前の吸収液であるリッチ液を噴霧し、噴霧部11は放出塔20において二酸化炭素が放出された吸収液であるリーン液を噴霧する。吸収液の噴霧位置が異なる噴霧部11と噴霧部12とで、二酸化炭素の含有量が異なる吸収液を噴霧することで、より効率的に気体から吸収液に二酸化炭素を吸収することができる。
Claims (9)
- 気体と吸収液のミストとを接触させ、該気体に含まれる二酸化炭素を該吸収液に吸収させる吸収塔と、
前記吸収塔において二酸化炭素を吸収した前記吸収液が供給され、該吸収液から二酸化炭素を放出させる放出塔と、
を備えた二酸化炭素の回収システムであって、
前記吸収塔から排出され、前記放出塔に供給される前の前記吸収液である第一の吸収液を前記吸収塔内に噴霧する第一の噴霧部と、
前記放出塔において二酸化炭素が放出された前記吸収液である第二の吸収液を、前記吸収塔内において前記第一の噴霧部とは異なる位置で噴霧する第二の噴霧部と、を備える、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項1に記載の回収システムであって、
前記吸収塔は、
前記気体が導入される導入部と、
前記気体が外部に排出される排出部と、を備え、
前記排出部は、前記導入部よりも高い位置に配置され、
前記第一の噴霧部と前記第二の噴霧部は、高さ方向で前記導入部と前記排出部との間の範囲に配置され、
前記第二の噴霧部は、前記第一の噴霧部よりも高い位置に配置されている、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項2に記載の回収システムであって、
前記第一の噴霧部及び前記第二の噴霧部は、それぞれ、高さ方向と交差する平面内に配列された複数のノズルを備える、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項1に記載の回収システムであって、
前記第二の噴霧部は、前記第一の吸収液と前記第二の吸収液とを選択的に噴霧可能である、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項1に記載の回収システムであって、
前記放出塔の運転状態に基づいて、前記第二の噴霧部は、前記第一の吸収液と前記第二の吸収液とを選択的に噴霧する、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項5に記載の回収システムであって、
前記放出塔の運転を停止している場合、前記第二の噴霧部は、前記第一の吸収液を噴霧する、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項5に記載の回収システムであって、
前記放出塔を運転している場合、前記第二の噴霧部は、前記第二の吸収液を噴霧する、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項1に記載の回収システムであって、
前記第一の吸収液を冷却する冷却装置と、
前記吸収塔において二酸化炭素を吸収し前記放出塔に供給される前記吸収液と、前記第二の吸収液との間で熱交換を行う熱交換器と、を備える、
ことを特徴とする回収システム。 - 請求項1に記載の回収システムであって、
前記第一の噴霧部及び前記第二の噴霧部に、液体を供給する供給装置を備える、
ことを特徴とする回収システム。
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