JP2024072923A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】端子の放熱性を向上することができるワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス1において、端子3と、端子3に電気的に接続された電線5と、端子3と電線5とに接触し、端子3で発生した熱を電線5に伝える伝熱部材7とを有した。【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関する。
従来、ワイヤハーネスとしては、端子と、端子に電気的に接続された電線とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このワイヤハーネスでは、端子が、ハウジングに収容され、電線が、ハウジングから引き出される。電線には、ハウジングと電線との間をシールする防水栓が組付けられている。ハウジングには、ハウジングが組付けられるケースとハウジングとの間をシールする防水パッキンが組付けられている。防水パッキンは、熱伝導性を有している。このようなワイヤハーネスでは、端子で発生した熱が、電線に伝わり、防水栓を介してハウジングに伝わる。ハウジングに伝わった熱は、防水パッキンを介してケースに放出される。
特開2020-107483号公報
ところで、上記特許文献1のようなワイヤハーネスでは、端子で発生した熱が電線に伝わり、電線から外部に放熱されている。このため、端子の放熱性を高めるためには、端子から電線への伝熱を、効率的に行うことが重要である。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端子の放熱性を向上することができるワイヤハーネスを提供することにある。
本実施形態に係るワイヤハーネスは、端子と、前記端子に電気的に接続された電線と、前記端子と前記電線とに接触し、前記端子で発生した熱を前記電線に伝える伝熱部材とを有する。
本発明によれば、端子の放熱性を向上することができるワイヤハーネスを提供することができる。
本実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。 図1の要部拡大図である。 本実施形態に係るワイヤハーネスの他例を示す断面図である。 本実施形態に係るワイヤハーネスの他例を示す断面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係るワイヤハーネスについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
図1に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス1は、例えば、電動車両などの大電流を発生する高圧システムに適用される。ワイヤハーネス1は、例えば、バッテリや蓄電池などの電源(不図示)と、モータなどの駆動源(不図示)や車両に搭載された機器(不図示)との間を電気的に接続する。電源に電気的に接続されたワイヤハーネス1では、流れる大電流によって、電源側の発熱が増大する。ワイヤハーネス1の電源側における発熱の増大は、ワイヤハーネス1を構成する部材の大型化を引き起こす。このため、ワイヤハーネス1の電源側の発熱を抑制して、ワイヤハーネス1の大型化を抑制する必要がある。
図1~図4に示すように、ワイヤハーネス1は、端子3と、電線5と、伝熱部材7とを備えている。
端子3は、導電性材料からなり、筒状の電気接続部9を有する雌型端子からなる。端子3には、電気接続部9と連続する一部材で電線接続部11が設けられている。端子3は、電気接続部9に、電源側に電気的に接続されたタブ状の電気接続部を有する雄型端子からなる相手端子103が挿入されると、相手端子103と電気的に接続される。端子3は、ハウジング13に収容される。
ハウジング13は、金属材料からなり、端子3を収容可能な筐体状に形成されている。ハウジング13には、端子3に係合し、端子3をハウジング13に保持する係合部(不図示)が設けられている。ハウジング13には、例えば、電源側の金属材料からなるケース105に固定されるフランジ状の固定部15が設けられている。固定部15は、ケース105に対して、ボルト17を介して固定され、ハウジング13をケース105に固定する。固定部15とケース105との間には、ハウジング13とケース105との間をシールすると共に、ハウジング13からケース105へ熱を伝える第1伝熱シール部材19が配置されている。ハウジング13は、端子3が収容された状態で、電線5が外部に引き出される。
電線5は、導電性材料からなる導体21と、導体21の外周を覆う絶縁性材料からなる被覆23とを有する被覆電線からなる。電線5の一端側は、駆動源や機器などに電気的に接続されている。電線5の他端側は、被覆23が所定長さ剥がされ、露出した導体21に、圧着などによって、端子3の電線接続部11が電気的に接続される。電線5と端子3との間には、伝熱部材7が配置されている。
伝熱部材7は、例えば、高い熱伝導性を有し、導電性を有するグラファイトシートからなる。図2~図4に示すように、伝熱部材7は、電線5に対して、少なくとも被覆23から露出する導体21と接触するように配置される。図2~図4に示すように、伝熱部材7は、端子3に対して、電線接続部11に接触するように配置される。図2に示す伝熱部材7は、全体が電線5の導体21に接触され、端子3の電線接続部11の内面に接触されている。図3に示す伝熱部材7は、電線5の導体21と被覆23とに接触され、端子3の電線接続部11の内面に接触されている。図4に示す伝熱部材7は、電線5の導体21と被覆23とに接触され、端子3の電線接続部11の外面に接触されている。
伝熱部材7は、端子3と電線5とに接触することにより、端子3から電線5への伝熱を促進する。このため、端子3で発生した熱が、電線5に伝わりやすくなり、端子3の放熱性を高めることができる。
ここで、伝熱部材7は、端子3との接触面積より、電線5との接触面積が多くなるように、端子3より電線5に多く接触されている。伝熱部材7を電線5に多く接触させることにより、端子3の熱を電線5に伝わりやすくすることができ、端子3の放熱性を向上することができる。
加えて、伝熱部材7は、少なくとも電線5の導体21と接触されている。伝熱部材7を電線5の導体21に接触させることにより、端子3の熱を電線5に伝わりやすくすることができ、端子3の放熱性を向上することができる。このため、伝熱部材7を電線5の導体21に多く接触させれば、端子3の放熱性を高めることができる。加えて、伝熱部材7が導電性を有している場合には、端子3と電線5との電気的な接続信頼性を向上することができる。なお、伝熱部材7は、電気的な絶縁性を有していてもよく、この場合には、電線5の導体21を、被覆23と同様に、電気的に絶縁することができる。加えて、伝熱部材7を、電線5の被覆23のみに接触するように配置してもよい。また、伝熱部材7は、端子3より熱伝導性が高いことが好ましい。
ここで、電線5の外周には、第2伝熱シール部材25が配置されている。第2伝熱シール部材25の内周には、伝熱部材7に密着して接触する伝熱配置部27と、電線5に密着して接触する電線配置部29とが設けられている。第2伝熱シール部材25の外周は、ハウジング13に収容された状態で、ハウジング13の内面に密着される。第2伝熱シール部材25は、電線5とハウジング13との間をシールすると共に、伝熱部材7及び電線5からハウジング13へ熱を伝える。
このようなワイヤハーネス1における端子3で発生した熱は、電線接続部11を介して電線5に伝わる。このとき、端子3と電線5とに伝熱部材7が接触しているので、端子3から電線5への伝熱が促進される。電線5に伝達された熱は、第2伝熱シール部材25を介してハウジング13に伝わり、第1伝熱シール部材19を介してケース105に放出される。なお、ハウジング13から引き出された電線5の外周に、例えば、外気と接触するフィンなどの放熱部、或いは車両の搭載部品に接触する放熱部を有する放熱部材を設けてもよい。このように端子3と電線5とに接触する伝熱部材7を設けることにより、端子3から電線5への伝熱を促進することができ、端子3の放熱性を向上することができる。
このようなワイヤハーネス1では、端子3と、端子3に電気的に接続された電線5と、端子3と電線5とに接触し、端子3で発生した熱を電線5に伝える伝熱部材7とを有する。伝熱部材7は、端子3と電線5とに接触しているので、端子3から電線5への伝熱を促進することができる。このため、端子3で発生した熱が、電線5に伝わりやすくなり、端子3の放熱性を高めることができる。
従って、このようなワイヤハーネス1では、端子3の放熱性を向上することができる。
また、伝熱部材7は、端子3より電線5に多く接触されている。このため、端子3の熱を電線5に伝わりやすくすることができ、端子3の放熱性を向上することができる。
さらに、伝熱部材7は、少なくとも電線5の導体21に接触されている。このため、端子3の熱を電線5に伝わりやすくすることができ、端子3の放熱性を向上することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、端子は、雌型端子となっているが、これに限らず、端子を、タブ状の電気接続部を有する雄型端子としてもよく、電線と電気的に接続されるものであれば、端子はどのような形態であってもよい。
1 ワイヤハーネス
3 端子
5 電線
7 伝熱部材
21 導体

Claims (3)

  1. 端子と、
    前記端子に電気的に接続された電線と、
    前記端子と前記電線とに接触し、前記端子で発生した熱を前記電線に伝える伝熱部材と、
    を有するワイヤハーネス。
  2. 前記伝熱部材は、前記端子より前記電線に多く接触されている請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記伝熱部材は、少なくとも前記電線の導体に接触されている請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
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