JP2024070992A - コイル線 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率良く冷却可能なコイル線を提供する。【解決手段】本開示に係るコイル線は、細長状である複数の小コイル20a,20bと、組み合わせられた複数の小コイル20a,20bを被覆する絶縁部材30と、を備え、複数の小コイル20a,20bは、組合せられると複数の小コイル20a,20b同士の間に長さ方向に連通する隙間を生じる。本開示に係るコイル線は、複数の小コイル20a,20b同士の間に生じた隙間に冷却油を通すことができるため、効率良く冷却可能である。【選択図】図1
Description
本開示は、コイル線に関する。
コイル線を小さな半径で曲げて使用する技術が知られている。
例えば特許文献1には、複数の細いフィラメントが束ねられているため、小さな半径で曲げることが可能なコイル線が開示されている。
例えば特許文献1には、複数の細いフィラメントが束ねられているため、小さな半径で曲げることが可能なコイル線が開示されている。
発明者は、コイル線に関し、以下の課題を見出した。
損失が少ない車載用モーターを実現するために、コイルを効率良く冷却し、電気抵抗を下げる必要がある。しかしながら、コイル線を覆う樹脂製の絶縁皮膜の熱伝導率が金属等に比べて劣るため、絶縁皮膜に覆われたコイル線を用いて形成されたコイルの冷却効率を高める必要があった。
損失が少ない車載用モーターを実現するために、コイルを効率良く冷却し、電気抵抗を下げる必要がある。しかしながら、コイル線を覆う樹脂製の絶縁皮膜の熱伝導率が金属等に比べて劣るため、絶縁皮膜に覆われたコイル線を用いて形成されたコイルの冷却効率を高める必要があった。
例えば、コイル線の冷却効率を高める方法として、銅線を中空状に加工して銅線内に冷却油を流す方法が考えられる。しかしながら、銅線は細長い形状であるため、中空状に加工することが困難であった。
本開示は、このような課題に鑑みなされたものであり、効率良く冷却可能なコイル線を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一態様は、コイル線であって、細長状である複数の小コイルと、組み合わせられた前記複数の小コイルを被覆する絶縁部材と、を備え、前記複数の小コイルは、組合せられると前記複数の小コイル同士の間に長さ方向に連通する隙間を生じる。
本開示によれば、効率良く冷却可能なコイル線を提供することができる。
以下では、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
まず、図1を参照して、本開示の実施形態1に係るコイル線について説明する。図1は、実施形態1に係るコイル線の模式図である。図1に示すように、コイル線10は、小コイル20a,20b及び絶縁部材30を備える。
まず、図1を参照して、本開示の実施形態1に係るコイル線について説明する。図1は、実施形態1に係るコイル線の模式図である。図1に示すように、コイル線10は、小コイル20a,20b及び絶縁部材30を備える。
コイル線10は、細長状のコイル線であり、例えば車載用モーターに好適である。小コイル20a,20bは、細長状の導体であり、断面矩形状である。小コイル20a,20bは、例えば銅製のコイルである。小コイル20a,20bは、長さ方向を揃えられた状態で組み合わせられる。すなわち、小コイル20a,20bは、束ねられる。小コイル20a,20bは、一方の端から他方の端まで連通する切り欠きを1つの面に有する。図1に示すように、小コイル20a,20bは、切り欠きを有する面同士が接するように組み合わせられる。そのため、小コイル20a,20bは、組合せられると互いに接する面同士の間に長さ方向に連通する隙間を生じる。
小コイル20a,20bの成形方法は特に限定されず、例えば、冷間鋳造によって成形されてもよいし、機械加工によって成形されてもよい。また、小コイル20a,20bが有する切り欠きの形状は特に限定されず、例えば、図1に示すように断面三角形状であってもよいし、断面半円状等であってもよい。
小コイル20a、20bは、組み合わせられた状態で絶縁部材30に被覆される。絶縁部材30は、樹脂製の熱収縮テープである。小コイル20a,20bは、組み合わせられた状態で絶縁部材30を巻き付けられて溶着されることによって固定される。絶縁部材30は、溶着時に熱収縮し、小コイル20a20bを固定する。そのため、小コイル20a,20bを固定するために小コイル20a,20b同士の接合等を行う必要がない。
このように、コイル線10は、中空加工を行うことなく、導体内に冷却油を通すための隙間を成形することができる。コイル線10は、小コイル20a,20b同士が接する面に長さ方向に連通する隙間を有するため、当該隙間に冷却油を通すことができる。そのため、コイル線10は、効率良く冷却可能である。
<実施形態2>
次に、図2を参照して、本開示の実施形態2に係るコイル線について説明する。図2は、実施形態2に係るコイル線の模式図である。コイル線11は、4つの小コイル21a~21dを備える点で実施形態1において説明したコイル線10と異なる。その他の構成については実施形態1において説明したものと同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
次に、図2を参照して、本開示の実施形態2に係るコイル線について説明する。図2は、実施形態2に係るコイル線の模式図である。コイル線11は、4つの小コイル21a~21dを備える点で実施形態1において説明したコイル線10と異なる。その他の構成については実施形態1において説明したものと同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
4つの小コイル21a~21dは、それぞれ断面正方形状のコイルであり、図2に示すように断面が格子状になるように組み合わせられる。それぞれの小コイル21a~21dは、2つの隣り合う面が他の小コイルと接しており、他の小コイルと接する面同士に挟まれた角に切り欠きを有する。コイル線11は、実施形態1において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
<実施形態3>
次に、図3を参照して、本開示の実施形態3に係るコイル線について説明する。図3は、実施形態3に係るコイル線の模式図である。コイル線12は、断面円形状の小コイル22a~22iを備える点で実施形態1において説明したコイル線10と異なる。その他の構成については実施形態1において説明したものと同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
次に、図3を参照して、本開示の実施形態3に係るコイル線について説明する。図3は、実施形態3に係るコイル線の模式図である。コイル線12は、断面円形状の小コイル22a~22iを備える点で実施形態1において説明したコイル線10と異なる。その他の構成については実施形態1において説明したものと同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
9つの小コイル22a~22iは、それぞれ断面円形状のコイルであり、束ねられると9つの小コイル22a~22i同士の間に、長さ方向に連通した隙間を生じる。コイル線12は、実施形態1において説明した効果と同様の効果を奏することができる。尚、図3に示す例においては、小コイルが9つある場合について説明したが、小コイルの個数は、2以上であれば特に限定されない。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10,11,12 コイル線
20a~20b,21a~21d,22a~22i 小コイル
30 絶縁部材
20a~20b,21a~21d,22a~22i 小コイル
30 絶縁部材
Claims (1)
- 細長状である複数の小コイルと、
組み合わせられた前記複数の小コイルを被覆する絶縁部材と、
を備え、
前記複数の小コイルは、組合せられると前記複数の小コイル同士の間に長さ方向に連通する隙間を生じる、
るコイル線。
Priority Applications (1)
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JP2022181665A JP2024070992A (ja) | 2022-11-14 | 2022-11-14 | コイル線 |
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JP2022181665A JP2024070992A (ja) | 2022-11-14 | 2022-11-14 | コイル線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=91129374
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JP2022181665A Pending JP2024070992A (ja) | 2022-11-14 | 2022-11-14 | コイル線 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2024070992A (ja) |
-
2022
- 2022-11-14 JP JP2022181665A patent/JP2024070992A/ja active Pending
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