JP2024070090A - システム、サーバ、およびスキャナ - Google Patents

システム、サーバ、およびスキャナ Download PDF

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【課題】ショートカット情報を登録可能なスキャナを備えるシステムにおいて、スキャナごとに所定の目的にあったショートカット情報を登録し易い技術を提供すること。【解決手段】管理サーバ1には、目的レコード531を含む設定参照テーブル53が登録されている。目的レコード531は、所定の目的で使用するショートカット情報23ごとに生成され、ショートカット情報23のスキャン設定で設定可能な候補パラメータを含む。管理サーバ1は、スキャナ2Bから能力情報24を受信すると、目的レコード53と能力情報24とに基づいてスキャン設定の各設定項目についてスキャナ2Bで対応可能なパラメータを1つ選択し、ショートカット情報23を生成する。管理サーバ1は、生成したショートカット情報23をスキャナ2Bに送信する。スキャナ2Bは、受信したショートカット情報23をメモリ12に記憶する。【選択図】図1

Description

本明細書に開示される技術分野は、ショートカット情報を登録可能なスキャナを備えるシステム、サーバ、およびスキャナに関する。
従来、画像処理に関するある機能とその機能のパラメータとが含まれるショートカット情報を登録可能な画像処理装置が知られている。画像処理装置は、登録されたショートカット情報の選択をホーム画面等から受け付けた場合に、例えばそのショートカット情報に含まれる機能の選択とパラメータの設定とを完了させる、そのショートカット情報に含まれる機能に基づく画像処理をそのパラメータに従って実行する、といった処理を自動的に行う。このようなショートカット情報に関する技術として、例えば特許文献1には、異なるコピー条件が割り当てられた複数のキーを操作パネルに表示し、キーの操作によってコピー条件が選択される画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示される複数のキーがそれぞれショートカット情報に相当する。
特開2003-150009号公報
複数のスキャナが導入されるシステムにおいて、各スキャナを同じ目的で使用するために、その目的のためのスキャン設定のパラメータを含むショートカット情報を各スキャナに登録する場合がある。その際、スキャナの機種が統一されていない場合、その目的に合致するスキャン設定のパラメータが異なることがある。そのため、スキャナごとにその目的にあったショートカット情報を生成して登録することが望ましく、その登録作業は手間である。
上述した課題の解決を目的としてなされたシステムは、複数のスキャナと、サーバと、を備え、各スキャナがネットワークを介して前記サーバと接続可能なシステムにおいて、前記スキャナは、名称とスキャン設定とを含むショートカット情報を、前記スキャナのメモリに少なくとも1つ記憶可能であり、前記スキャン設定には、複数の設定項目それぞれについてのパラメータが含まれ、前記メモリに前記ショートカット情報が少なくとも1つ記憶されている状態で、前記スキャナのユーザインタフェースに、前記ショートカット情報ごとに対応する操作子を表示する表示処理を実行可能であり、前記操作子には、対応する前記ショートカット情報に含まれる前記名称を表示し、前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、スキャン処理を実行することが可能であり、前記スキャナはさらに、前記スキャナの能力情報を、前記ネットワークを介して前記サーバに送信する能力送信処理を実行可能であり、前記能力情報には、前記スキャン設定の設定項目ごとに、対応可能なパラメータを示す情報が含まれ、前記サーバは、所定の目的に対応する前記ショートカット情報ごとの情報を示す目的レコードが登録される設定参照テーブルを備え、前記設定参照テーブルには、複数の前記目的レコードが登録可能であり、前記目的レコードには、前記ショートカット情報に含められる、前記名称と、前記スキャン設定の複数の設定項目についてのパラメータと、を関連付けることが可能であり、前記複数の設定項目それぞれについて、1つの設定項目あたりに複数のパラメータを関連付けることが可能であり、前記サーバはさらに、前記複数のスキャナの1つである特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、対象の前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の設定項目ごとに、設定可能なパラメータの中から、受信した前記能力情報に基づいて、前記特定スキャナで対応可能なパラメータの1つを選択する選択処理と、対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、前記選択処理にて選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、を含む前記ショートカット情報を生成する生成処理と、前記生成処理にて生成された前記ショートカット情報を、前記特定スキャナに送信するショートカット送信処理と、を実行可能であり、前記スキャナは、前記サーバから、前記ネットワークを介して、前記ショートカット情報を受信した場合に、受信した前記ショートカット情報を、前記スキャナの前記メモリに記憶する記憶処理を実行する、ことが可能に構成される。
上記構成のシステムでは、サーバには、あらかじめ、所定の目的で使用するショートカット情報ごとに、スキャン設定で設定可能なパラメータを含む目的レコードを設定参照テーブルに登録しておく。サーバは、スキャナから能力情報を受信すると、設定参照テーブルに登録されている目的レコードそれぞれについて、対象の目的レコードに含まれるショートカット情報で設定可能なパラメータのうち、そのスキャナで対応可能なパラメータを設定項目ごとに1つ選択する。サーバは、対象の目的レコードに含まれる名称と、設定項目それぞれについて選択されたパラメータを含むスキャン設定と、を含むショートカット情報を生成する。サーバは、生成されたショートカット情報を、その能力情報を送信したスキャナに送信する。スキャナは、そのショートカット情報を記憶する。これにより、機種が統一されていない複数のスキャナを備えるシステムであっても、所定の目的で使用するショートカット情報を、スキャナごとに、そのスキャナの能力に合致するスキャン設定とすることができる。そのため、上記構成のシステムは、複数のスキャナに対して同じ目的で使用するショートカット情報を記憶する際の手間を軽減できる。
上記システムの機能を実現するためのサーバ、スキャナ、装置、制御方法、コンピュータプログラム、および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、ショートカット情報を登録可能なスキャナを備えるシステムにおいて、スキャナごとに所定の目的にあったショートカット情報を登録し易い技術が実現される。
本形態のシステムの概略構成図である。 スキャナの電気的構成を示すブロック図である。 管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 目的レコード登録処理の手順の例を示すフローチャートである。 設定参照テーブルの構成の一例を示す図である。 機能選択画面の一例を示す図である。 ショートカット情報の登録手順の例を示すシーケンス図である。 ショートカット情報生成処理の手順の例を示すフローチャートである。 能力情報の一例を示す図である。 ショートカット情報の一例を示す図である。 ショートカット情報の設定手順の例を示すシーケンス図である。
以下、ショートカット情報設定システムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書では、サーバと、複数のスキャナと、を含むシステムを開示する。
例えば図1に示すように、本形態のシステム100は、管理サーバ1と、複数のスキャナ2A,2B,2C,2D,2Eとを含み、これらがネットワーク3に接続可能な構成となっている。管理サーバ1は「サーバ」の一例である。システム100は、例えば、スキャナ2Bのように、スキャナ2の追加が可能である。管理サーバ1およびスキャナ2A,2B,2C,2D,2Eは、ネットワーク3を介してファイルサーバ5に通信可能に接続している。
本形態のシステム100は、例えば、本部と代理店との間で使用する帳票や申請書などの書類の管理に使用される。スキャナ2A,2Bは、A代理店に設置される。スキャナ2C,2Dは、B代理店に設置される。スキャナ2Eと、管理サーバ1と、ファイルサーバ5とは、本部に設置される。スキャナ2A~2Eは、スキャン処理を実行可能な装置である。スキャナ2A~2Eがスキャン処理を実行して取得したスキャンデータは、例えば、ファイルサーバ5にアップロードできる。
ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータは、例えば、本部のユーザが使用するパーソナルコンピュータ(以下「クライアントPC」とする)からアクセス可能である。例えば、スキャンデータは、文字認識が行われたり、プリンタで紙に印刷されたりする。
なお、以下の説明において、複数のスキャナ2A~2Eの区別が不要な場合、「スキャナ2」と総称することがある。スキャナ2やファイルサーバ5の数は、本形態に限定されない。管理サーバ1とファイルサーバ5は、1つのサーバで構成されてもよい。管理サーバ1は、システム100を管理者が使用可能なパーソナルコンピュータ(以下「管理PC」とする)でもよい。管理サーバ1とファイルサーバ5は、ウェブサーバでもよい。スキャナ2は、スキャン機能の他、電子メール送受信機能、FAX送受信機能、印刷機能の何れかを備えてもよい。
本形態のスキャナ2について、図2を参照して説明する。スキャナ2は、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。また、スキャナ2は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、画像読み取り部16と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。
ユーザIF13は、例えば、タッチパネル131を含む。タッチパネル131は、ユーザに情報を報知するための画面を表示するハードウェアと、ユーザによる操作を受け付けるハードウェアと、を含む。ユーザIF13は、さらに、ハードウェアキー、LEDランプ、スピーカ等を含んでもよい。ユーザIF13は、ディスプレイと、ボタン等の操作部と、の組み合わせであってもよい。
通信IF14は、外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14は、少なくともネットワーク3に接続可能なネットワークIF141を含む。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USBなどである。本部の管理サーバ1、ファイルサーバ5が接続しているネットワークと、代理店のスキャナ2が接続しているネットワークと、がインターネットを介して接続していてもよい。スキャナ2は、複数の通信規格に対応する複数の通信IF14を備えていてもよい。画像読み取り部16は、原稿の画像を読み取って、スキャンデータを生成する構成を含む。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12には、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)21と、動作制御プログラム22と、を含む各種のプログラムが記憶されている。メモリ12には、ショートカット情報23と、能力情報24と、を含む各種のデータが記憶されている。メモリ12は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU11が備えるバッファも、メモリ12の一例である。
能力情報24は、スキャナ2が有する能力を示す情報である。能力情報24は、スキャナ2の工場出荷時からメモリ12に記憶されている。能力情報24については後述する。
ショートカット情報23は、少なくともスキャン処理に使用するスキャン設定を含む情報である。ショートカット情報23は、例えば、所定の目的ごとにメモリ12に記憶されている。スキャナ2は、ショートカット情報23ごとに、ショートカットアイコンをタッチパネル131に表示することができる。ショートカットアイコンは、「操作子」の一例である。
メモリ12に記憶されるショートカット情報23は、1つでも、複数でもよい。ショートカット情報23は、工場出荷時にはメモリ12に記憶されておらず、工場出荷後にメモリ12に記憶される情報である。ショートカット情報23は、ユーザ操作によって生成されてもよいし、管理サーバ1によって生成されてもよい。ショートカット情報23については後述する。
スキャナ2は、動作制御プログラム22を実行することにより、画像読み取り部16を用いてスキャン処理を行うことができる。スキャナ2は、ショートカットアイコンの操作を受け付けた場合、そのショートカットアイコンに対応するショートカット情報23に含まれるスキャン設定に従ってスキャン処理を実行できる。
本形態の管理サーバ1について、図3を参照して説明する。管理サーバ1は、CPU31と、メモリ32と、を含むコントローラ30を備えている。また、管理サーバ1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)33と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)34と、を備え、これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
なお、図2中のコントローラ10および図3中のコントローラ30は、スキャナ2や管理サーバ1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にスキャナ2や管理サーバ1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU31は、それぞれ、自装置のメモリ32から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ32には、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)51と、目的レコード登録プログラム54と、ショートカット情報生成プログラム55と、を含む各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)が記憶されている。OS51は、例えば、Windows(登録商標)、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)である。
メモリ32には、スキャナデータベース(以下、「スキャナDB」とする)52と、設定参照テーブル53と、を含む各種のデータが記憶されている。メモリ32は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU31が備えるバッファも、メモリ32の一例である
なお、メモリ12,32の一例は、スキャナ2や管理サーバ1に内蔵されるROM、RAM、HDD等に限らず、CPU11,31が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
ユーザIF33は、表示部331と、操作部332と、を含む。表示部331は、情報を報知するための画面を表示するハードウェアを含む。操作部332は、操作を受け付けるハードウェアを含む。ユーザIF33は、ディスプレイと、キーボード、マウス、トラックボール等の操作部と、の組であってもよいし、表示機能と操作受付機能とを共に備えるタッチパネルであってもよい。
通信IF34は、ネットワークIF341を含む。ネットワークIF341は、ネットワーク3を介して、スキャナ2等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF34の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)などである。管理サーバ1、複数の通信規格に対応する複数の通信IF34を備えていてもよい。
スキャナDB52は、ネットワーク3を介して管理サーバ1と接続するスキャナ2に関する情報が登録されている。スキャナDB52には、スキャナ2を識別するデバイス識別情報と、スキャナ2の能力情報24と、が関連付けて記憶されている。
設定参照テーブル53は、管理サーバ1がショートカット情報23を生成する場合に使用する情報を記憶している。設定参照テーブル53には、1または2以上の目的レコードが登録されている。目的レコードは、所定の目的に対応するショートカット情報23ごとの情報を示す。設定参照テーブル53については後述する。
管理サーバ1は、スキャナ2から能力情報24を受信した場合にショートカット情報生成プログラム55を実行し、設定参照テーブル53に含まれる目的レコードと、スキャナ2から取得した能力情報24と、に基づいて、スキャナ2の能力に応じたショートカット情報23を作成することができる。管理サーバ1は、生成したショートカット情報23を能力情報24の送信元であるスキャナ2に送信することができる。管理サーバ1がショートカット情報23を生成してスキャナ2に送信する手順については、後述する。
次に、システム100において、管理サーバ1がスキャナ2からの要求に応じてショートカット情報23を生成し、送信する手順について説明する。管理サーバ1がショートカット情報23を生成する前提として、管理サーバ1は、設定参照テーブル53に目的レコード531を登録しておく必要がある。そこで、まず、目的レコード登録処理の手順について、図4のフローチャートを参照して説明する。
なお、以下の処理は、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU31,11の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU31,11の処理を表している。CPU31,11による処理は、OS21,51のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS21,51の記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOSのAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU31,11の処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU31,11が行う」のように記載することがある。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU31,11の処理を、「プログラムAが行う」のようにCPU31,11を省略した文言で記載することがある。
なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU31,11が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU31,11がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「要求する」、「指示する」とは、要求していることを示す情報や、指示していることを示す情報を相手に出力することを示す概念である。また、要求していることを示す情報や指示していることを示す情報のことを、単に、「要求」、「指示」とも記載する。
また、CPU31,11による、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPU31,11による、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであることを示しているか、を判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
本形態の管理サーバ1は、例えば、目的レコード登録プログラム54が起動され、目的レコードを登録する指示を受け付けると、CPU31が、図4に示す目的レコード登録処理を開始する。CPU31は、ユーザIF33を用いて、目的レコードの入力を受け付け(S11)、入力された目的レコードを設定参照テーブル53に登録する(S12)。S11は、「レコード受付処理」の一例である。S12は、「登録処理」の一例である。
ここで、名称を「帳票」とする目的レコード531Aを登録する場合を例にして目的レコード登録処理を説明する。例えば、目的レコードを登録する指示を受け付けたCPU31は、目的レコード受付画面を表示部331に表示する。目的レコード受付画面には、例えば、名称、スキャン設定の設定項目、保存情報、ファイル名情報など、目的レコードに含められる項目が表示される。スキャン設定の設定項目は、例えば、カラー設定、原稿サイズ、解像度、画質、ファイルフォーマットである。目的レコード受付画面には、項目ごとに、情報を入力するための入力欄が設けられている。
管理者は、操作部332を用いて、各入力欄に情報を入力する。例えば、管理者は、「名称」の入力欄に、ショートカット情報23の目的を示す文字列「帳票」を入力する。また、スキャン設定の各設定項目には、項目ごとに許容されるパラメータ、すなわち、設定可能なパラメータを入力する。許容されるパラメータは、機種を問わず入力可能である。すなわち、許容されるパラメータは、全機種が対応可能なパラメータだけでなく、一部の機種が対応可能なパラメータも含む。例えば、管理者は、「帳票」のショートカットとして、グレースケールもカラースケールも許容する場合、「カラー設定」の入力欄に、「グレー」と、「カラー」とを入力する。スキャン設定の各設定項目についての入力欄には、許容されるパラメータを示す選択肢のリストを表示し、管理者が選択肢を選択するようにしてもよい。複数のパラメータが入力された設定項目では、パラメータの優先順位の入力を受け付けてもよい。例えば、目的レコード受付画面は、「グレー」を「カラー」より優先する入力を受け付けてもよい。
目的レコード受付画面には、例えば、入力確定ボタンが設けられている。CPU31は、この入力確定ボタンの操作を受け付けると、目的レコード受付画面に入力された情報に基づいて、名称を「帳票」とする目的レコード531Aを生成する。これにより、CPU31は、目的レコード531Aの入力を受け付ける。CPU31は、図5に示すように、受け付けた目的レコード531Aを設定参照テーブル53に登録する。このとき、CPU31は、目的レコード531Aにレコード識別情報を自動的に付与する。
管理者は、上記と同様に、操作部332を用いて、各入力欄に情報を入力することによって、名称を「申請書」、「図面」、「証明写真」とする目的レコード531B,531C,531Dを設定参照テーブル53に登録する。なお、本形態では、管理サーバ1は、ユーザIF33を介して目的レコード531Aに登録させる情報の入力を直接受け付けたが、ネットワーク3を介して外部デバイスから目的レコード531Aに登録させる情報の入力を受け付けてもよい。また、本形態では、目的レコード531A~531Dを設定参照テーブル53に1個ずつ登録したが、目的レコード531A~531Dに登録させる情報それぞれの入力を受け付けてから、受け付けた、それぞれの情報を設定参照テーブル53にまとめて登録してもよい。
図5に示す目的レコード531A~531Dは、それぞれ、ショートカット情報23に含められる、名称と、スキャン設定の設定項目についてのパラメータと、を関連付けて記憶している。本形態の目的レコード531A~531Dは、スキャン設定が複数の設定項目を有するが、スキャン設定の設定項目は1つでもよい。1つの設定項目あたりに関連付けられるパラメータは、1つでも、複数でもよい。
名称は、ショートカットアイコンに表示する文字列である。名称は、ショートカット情報23に対応する目的を示す文字列であることが好ましい。ショートカットアイコンに表示される文字列から、ユーザがショートカットの目的を容易に把握し、操作し易くなるからである。
スキャン設定の設定項目は、例えば、カラー設定、原稿サイズ、解像度、画質、ファイルフォーマットである。例えば、「カラー設定」に関連付けられるパラメータは、「グレー」、「カラー」である。図5に示す設定項目ごとのパラメータは、優先順位が高い順に、上から図示されている。例えば、設定項目「カラー設定」では、「グレー」は「カラー」より上に図示されており、「カラー」よりも優先順位が高い。
目的レコード531A~531Dには、スキャン処理と一連に行われる処理の設定条件が関連付けられている。例えば、目的レコード531A~531Dには、保存情報と、ファイル名情報とが関連付けられる。
保存情報は、スキャナ2でのスキャン処理によって出力されるスキャンデータの保存場所を示す情報である。例えば、スキャンデータをファイルサーバ5にアップロードする場合、保存情報には、ファイルサーバ5に設けられた保存場所を示す「アドレス1」が記憶される。保存場所は、ファイルシステム内のフォルダでもよい。フォルダは、ディレクトリと称されることもある。目的レコード531A~531Dの保存情報に記憶する情報によって、スキャンデータは目的に応じて異なる保存場所に保存される。
ファイル名情報は、スキャナ2でのスキャン処理にて出力されるスキャンデータのファイル名の少なくとも一部を示す情報である。例えば、目的レコード531Aには、ファイル名情報として、名称「帳票」をローマ字表記した文字列「Chohyo」と、連番と、を組み合わせることを示す情報が記憶される。
なお、ファイル名は、例えば、「Chohyo」の後に連番を組み合わせるものに限定する必要はない。例えば、ファイル名は、連番の後に「Chohyo」を組み合わせるものであってもよい。また、ファイル名は、日付を含んでもよい。さらに、ファイル名は、例えば、「Chohyo」以外の文字列を含んでもよい。例えば、目的レコード531Bに従ったスキャン処理によって2022年11月1日に生成されたスキャンデータのファイル名は、「20221101Shinseisyo」となる。
次に、管理サーバ1がショートカット情報23をスキャナ2に登録する手順について説明する。ここでは、管理サーバ1が、スキャナ2Bから能力情報24を受信してショートカット情報23の生成および送信を行う場合を例にして説明する。スキャナ2Bは「特定スキャナ」の一例である。
例えば、スキャナ2Bは、電源をオン状態にされると、図6に示すホーム画面80をタッチパネル131に表示する。ホーム画面80には、複数の操作アイコンが表示されている。操作アイコンは、例えば、スキャンアイコン81と、スキャナ登録アイコン82と、を含む。なお、ショートカット情報23A,23B,23Cがメモリ12に記憶されていない場合、ショートカットアイコン84,85,86はタッチパネル131に表示されない。
スキャンアイコン81は、例えば、スキャン処理を手動で実行する指示を受け付ける操作子である。スキャナ登録アイコン82は、自装置を管理サーバ1に登録する指示を受け付ける操作子である。
なお、1画面に表示される操作アイコンの数は、これに限らない。また、表示対象のアイコンは他にも有っても良く、スキャナ2Bは、ホーム画面80のスクロールやタブによる切替を受け付けることで、ホーム画面80に表示されるアイコンを切替可能であっても良い。
スキャナ2Bは、ホーム画面80のスキャナ登録アイコン82をタッチされることで、図7に示すように、スキャナ登録指示を受け付け(A01)、スキャナ2Bの登録を管理サーバ1に個別に要求する(A02)。スキャナ登録指示は、「第1指示」の一例である。A01は、「第1受付処理」の一例である。スキャナ2Bは、この要求と一緒に、メモリ12に記憶されている能力情報24と、自装置のデバイス識別情報と、を管理サーバ1に送信する(A02)。A02は、「能力送信処理」の一例である。デバイス識別情報には、スキャナ2Bのアドレスが含まれる。
管理サーバ1は、ネットワークIF341を用いて、スキャナ2Bから送信された能力情報24とデバイス識別情報とを受信すると、それらを関連付けてスキャナDB52に登録する(A03)。これにより、スキャナ2Bがシステム100に追加される。
スキャナ2Bの能力情報24を取得した管理サーバ1は、ショートカット情報生成処理を実行する(A04)。ショートカット情報生成処理では、設定参照テーブル53に登録されている目的レコード531A~531Dのそれぞれについて、スキャナ2Bで対応可能なショートカット情報23を生成する。つまり、スキャナ2Bが、目的レコード531A~531Dの全てに対応可能ならば、目的レコード531Aに対応する「帳票」のショートカット情報23A、目的レコード531Bに対応する「申請書」のショートカット情報23B、目的レコード531Cに対応する「図面」のショートカット情報23C、目的レコード531Dに対応する「証明写真」のショートカット情報23Dを生成する。一方、スキャナ2Bが、何れかの目的レコード531に対応可能でない場合は、対応可能でない目的レコード531に対応するショートカット情報23は生成しないことになる。
図8を参照してA04のショートカット情報生成処理について説明する。管理サーバ1のCPU31は、ショートカット情報生成プログラム55を起動し、メモリ32の設定参照テーブル53に目的レコード531が登録されているか否かを判断する(S50)。設定参照テーブル53に目的レコード531が登録されていない場合(S50:NO)、CPU31は、ショートカット情報生成処理を終了する。
設定参照テーブル53に目的レコード531が登録されている場合(S50:YES)、CPU31は、設定参照テーブル53から、ショートカット情報23を生成する処理を実行していない未処理の目的レコード531を1つ選択する(S51)。例えば、CPU31は、図5に示す設定参照テーブル53から先頭の目的レコード531Aを選択する。
CPU31は、選択した目的レコード531Aのスキャン設定から、パラメータを選択していない設定項目を1つ選択する(S52)。例えば、CPU31は、目的レコード531Aに含まれるスキャン設定から、設定項目「カラー設定」を選択する。
CPU31は、スキャナ2Bの能力情報24から、S52にて選択した設定項目に関連付けられているパラメータ(以下「特定パラメータ」とする)を全て取得する(S53)。例えば、図9に示すスキャナ2Bの能力情報24では、スキャン設定の設定項目毎に、スキャナ2Bで対応可能なパラメータが記憶されている。設定項目は、例えば、カラー設定、原稿サイズ、解像度、画質、ファイルフォーマットである。各設定項目に記憶されるパラメータは、1つでも複数でもよい。例えば、CPU31は、能力情報24のうち、設定項目「カラー設定」に含まれるパラメータ「モノクロ」、「グレー」、「カラー」を特定パラメータとして取得する。
CPU31は、S51にて選択した目的レコード531Aから、S52にて選択した設定項目に関連付けられ、ショートカット情報23に含める候補となるパラメータ(以下「候補パラメータ」とする)を全て取得する(S54)。例えば、CPU31は、図5に示す目的レコード531Aの設定項目「カラー設定」に関連付けられた候補パラメータの全てである「グレー」、「カラー」を取得する。
CPU31は、取得した候補パラメータから、ショートカット情報23に含めるパラメータを抽出する(S55)。例えば、CPU31は、S54にて取得した候補パラメータ「グレー」、「カラー」と、S53にて取得した特定パラメータ「モノクロ」、「グレー」、「カラー」とで重複しているパラメータ「グレー」、「カラー」を抽出する。つまり、CPU31は、選択中の設定項目について、目的レコード531Aに含まれる候補パラメータの中から、スキャナ2Bで対応可能なパラメータを抽出する。
抽出されたパラメータが複数有る場合には、CPU31は、さらに、抽出したパラメータの中から優先順位が最上位の候補パラメータを1つ抽出する。例えば、抽出した候補パラメータ「グレー」、「カラー」は、目的レコード531Aの設定項目「カラー設定」において、「グレー」が「カラー」より上位に設定されている。よって、抽出された候補パラメータ「グレー」、「カラー」の中で優先順位が最上位の候補パラメータは、「グレー」である。そこで、CPU31は、ショートカット情報23Aについて設定項目「カラー設定」に関連付けるパラメータとして、「グレー」を抽出する。
CPU31は、パラメータの抽出に成功したか否かを判断する(S56)。例えば、CPU31は、選択中の設定項目「カラー設定」について、パラメータ「グレー」を選択しており、パラメータの抽出に成功している。この場合(S56:YES)、CPU31は、抽出したパラメータ「グレー」を選択中の設定項目「カラー設定」に関連付けて、メモリ32に一時保存する(S57)。
CPU31は、全設定項目についてパラメータを選択したか否かを判断する(S58)。つまり、CPU31は、目的レコード531Aのスキャン設定に含まれる複数の設定項目それぞれについて、スキャナ2Bで対応可能なパラメータを設定したか否かを判断する。CPU31は、目的レコード531Aについて他の設定項目「原稿サイズ」などについてパラメータを選択していないので、全設定項目についてパラメータを選択していないと判断し(S58:NO)、S52の処理に戻る。
CPU31は、選択中の目的レコード531Aの中でパラメータを選択していない設定項目「原稿サイズ」を選択して(S52)、S53~S58の処理を実行する。これにより、図10に示すように、CPU31は、ショートカット情報23Aに含まれるスキャン設定の設定項目「原稿サイズ」について「A5」を選択し、それらを関連付けてメモリ32に一時保存する。
CPU31は、同様にS52~S58の処理を繰り返し、ショートカット情報23Aの他の設定項目「解像度」、「品質」、「ファイルフォーマット」について、パラメータ「300dpi」、「標準」、「PDF」を選択し、それらを関連付けてメモリ32に一時保存する。
CPU31は、選択中の目的レコード531Aに含まれるスキャン設定の全設定項目についてパラメータを選択すると(S58:YES)、「帳票」のショートカット情報23Aを生成する(S59)。例えば、CPU31は、図10に示すように、メモリ32に一時保存した設定項目ごとに1つずつ選択したパラメータを含むスキャン設定に、目的レコード531Aの「名称」、「保存情報」、「ファイル名情報」に関連付けられた情報「帳票」、「アドレス1」、「Chohyo+連番」を組み合わせることによって、「帳票」に対応するショートカット情報23Aを生成する。CPU31は、生成したショートカット情報23Aをメモリ32に一時保存する。
CPU31は、設定参照テーブル53に登録されている目的レコード531の中に、未処理の目的レコード531があるか否かを判断する(S60)。CPU31は、目的レコード531B,531C,531Dについてショートカット情報23を生成するための処理を行っていない。そこで、CPU31は、未処理の目的レコード531があると判断し(S60:YES)、S51の処理に戻る。CPU31は、図5の設定参照テーブル53から2番目の目的レコード531Bを選択して(S51)、S52~S58の処理を行う。これにより、図10に示す「申請書」に対応するショートカット情報23Bが生成される。CPU31は、さらに、3番目の目的レコード531CについてもS52~S58の処理を行い、「図面」に対応するショートカット情報23Cを生成する。
CPU31は、4番目の目的レコード531DについてもS52以降の処理を行う。しかし、図5に示す目的レコード531Dは、設定項目「ファイルフォーマット」の候補パラメータ「JPEG2000」が、図9に示す能力情報24の設定項目「ファイルフォーマット」に関連付けられたパラメータ「PDF」、「JPEG」、「TIFF」、「XPS」に含まれない。そのため、CPU31は、目的レコード531Dの設定項目「ファイルフォーマット」についてスキャナ2Bで対応可能なパラメータを抽出できない(S56:NO)。管理サーバ1がスキャナ2Bで対応不可能なパラメータを含むショートカット情報23Dを生成してスキャナ2Bに送信しても、スキャナ2Bが当該ショートカット情報23Dに基づくスキャン処理を適切に実行できない。
そこで、CPU31は、「証明写真」に対応するショートカット情報23Dを生成せずに、S60の処理に進む。このとき、CPU31は、「証明写真」のショートカット情報23Dを作成できなかったことを警告する(S63)。CPU31は、ユーザIF33を用いた表示や音声などにより管理者に警告してもよいし、スキャナ2Bへの通知によりスキャナ2Bのユーザに警告してもよい。また、作成できなかったことを警告するログ情報を、メモリ32に記憶させてもよい。
CPU31は、設定参照テーブル53に含まれる全ての目的レコード531A~531Dについて、ショートカット情報23を生成するための処理を実行した場合、未処理の目的レコード531はないと判断し(S60:NO)、ショートカット情報生成処理を終了する。なお、S51~S58は、「選択処理」の一例である。S59は、「生成処理」の一例である。
図7に戻り、ショートカット情報生成処理を実行した管理サーバ1は、メモリ33に一時保存したショートカット情報23A~23Cを、A02にて取得したデバイス識別情報に含まれるスキャナ2Bのアドレス宛てに、ネットワークIF341を用いて送信する(A05)。つまり、管理サーバ1は、能力情報24の送信元であるスキャナ2Bに生成したショートカット情報23A~23Cを送信する。A05は、「ショートカット送信処理」の一例である。
スキャナ2Bは、ネットワークIF141を用いて、管理サーバ1からショートカット情報23A,23B,23Cを受信すると、メモリ12に記憶する(A06)。A06は、「記憶処理」の一例である。
ショートカット情報23A,23B,23Cをメモリ12に記憶したスキャナ2Bは、例えば図6に示すホーム画面80に、ショートカットアイコン84,85,86を表示する(A101)。ショートカットアイコン84は、ショートカット情報23Aに対応しており、ショートカット情報23Aに含まれる名称「帳票」を表示する。ショートカットアイコン85は、ショートカット情報23Bに対応しており、ショートカット情報23Bに含まれる名称「申請書」を表示する。ショートカットアイコン86は、ショートカット情報23Cに対応しており、ショートカット情報23Cに含まれる名称「図面」を表示する。ショートカットアイコン84,85,86は、「操作子」の一例である。なお、スキャナ2Bは、「証明写真」に対応するショートカット情報23Dを管理サーバ1から受信しないので、「証明写真」のショートカットアイコンを表示部331に表示しない。
スキャナ2Bは、例えば、ショートカットアイコン84の選択操作を受け付けることで(A102)、ショートカットアイコン84に対応するショートカット情報23Aをメモリ12から読み出す(A103)。スキャナ2Bは、読み出したショートカット情報23Aに含まれるスキャン設定に従って、画像読み取り部16を用いてスキャン処理を実行する(A104)。
スキャナ2Bは、スキャン処理によって生成されたスキャンデータに、ファイル名を付与する(A105)。スキャナ2Bは、ショートカット情報23Aに含まれるフィル名情報「Chohyo+連番」に従って、「Chohyo」の文字列と、自装置が管理している連番と、を組み合わせた文字列からなるファイル名を作成し、スキャンデータに付与する。例えば、1番目に生成されたスキャンデータのファイル名は「Chohyo001」、2番目に生成されたスキャンデータのファイル名は「Chohyo002」となる。
スキャナ2Bは、ファイル名を付与したスキャンデータを、ショートカット情報23Aによって指定されている出力先に出力する(A106)。例えば、スキャナ2Bは、ショートカット情報23Aに関連付けられた保存情報が示す「アドレス1」にネットワークIF141を用いてスキャンデータを送信する。これにより、スキャンデータがファイルサーバ5にアップロードされる。
なお、スキャンデータは、アップロードと異なる出力方法で出力されてもよい。例えば、ショートカット情報23Aは、保存情報の代わりに、USBメモリを特定する情報、プリンタを特定する情報、電子メールの送信先を特定する情報、あるいは、FAX送信先を特定する情報などが関連付けられていてもよい。この場合、スキャナ2Bは、ショートカット情報23Aに関連付けられた情報によって特定されるUSBメモリ、プリンタ、電子メール送信先、FAX装置に、スキャンデータを出力する。
ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータは、ファイルサーバ5において保存されてもよい。また、ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータは、さらに転送され、転送先で、保存されてもよい。ファイルサーバ5に保存されたスキャンデータおよび転送先に保存されたスキャンデータは、印刷や、文字認識に用いられてもよい。アップロード以外の方法で出力されたスキャンデータは、出力先で保存されてもよいし、印刷されてもよいいし、文字認識されてもよい。
このように、システム100では、スキャナ2Bの能力に合致するショートカット情報23をスキャナ2Bに個別に登録でき、スキャナ2Bをネットワーク3に追加する場合に有効である。一方で、システム100では、スキャナ2Bの能力に合致しないショートカット情報23Dはスキャナ2Bに登録されない。そのため、スキャナ2Bが、対応していないスキャン設定でスキャン処理を実行することを回避できる。
次に、システム100の応用形態について、図11のシーケンス図を参照して説明する。応用形態では、管理サーバ1が、管理者の指示によって能動的にスキャナ2から能力情報24を取得してショートカット情報23を生成し、スキャナ2に送信する。この点が、管理サーバ1が、スキャナ2からの指示によって受動的にスキャナ2から能力情報24を取得してショートカット情報23を生成し、スキャナ2に送信する上記実施形態と異なる。以下、上記形態と異なる処理を中心に説明し、共通する処理は適宜説明を省略する。
管理サーバ1は、操作部332を介して、ショートカット記憶指示を受け付けることで(B01)、ネットワークIF341を介してスキャナ2A~2Eに対し、能力情報24の送信を要求する要求コマンドをブロードキャスト送信する(B02)。ショートカット記憶指示は、「第2指示」の一例である。B01は、「第2受付処理」の一例である。B02は、「要求処理」の一例である。
要求コマンドを受信したスキャナ2A~2Eは、それぞれ、自装置のデバイス識別情報と能力情報24とを管理サーバ1に返信する(B03)。B03は、「能力送信処理」の一例である。デバイス識別情報には、それぞれ、スキャナ2A~2Eのアドレスが含まれている。
管理サーバ1は、例えば、能力情報24を受信した順番に、ショートカット情報生成処理を実行し(A04)、生成したショートカット情報23をデバイス識別情報に基づいてスキャナ2に送信する(A05)。スキャナ2A~2Eは、管理サーバ1が生成したショートカット情報23を受信すると、それらをメモリ12にそれぞれ記憶する(A06)。A04,A05,A06は上述したので説明を割愛する。
ショートカット情報23をメモリ12に記憶したスキャナ2A~2Eは、それぞれ、図7に示すA101~A106を実行する。例えば、スキャナ2Bとスキャナ2Cとは、機種が異なるとする。例えば、「証明写真」の目的レコード531Dに含まれるファイルフォーマット「JPEG2000」について、スキャナ2Bは対応できないが、スキャナ2Cは対応できるとする。
この場合、管理サーバ1は、スキャナ2Bから能力情報24を取得した場合、目的レコード531Dに基づくショートカット情報23Dを生成せず、スキャナ2Bに送信しない。そのため、スキャナ2Bは、「証明写真」に対応するショートカット情報23Dをメモリ12に記憶せず、「証明写真」のショートカットアイコンを表示できない。一方、管理サーバ1は、スキャナ2Cから能力情報24を取得した場合、目的レコード531Dに基づくショートカット情報23Dを生成し、スキャナ2Cに送信する。そのため、スキャナ2Cは、「証明写真」に対応するショートカット情報23Dをメモリ12に記憶し、「証明写真」のショートカットアイコンをタッチパネル131に表示できる。
このように、システム100では、管理サーバ1がスキャナ2B,2Cの能力に合致するショートカット情報23をスキャナ2B,2Cに送信できる。よって、スキャナ2Bおよびスキャナ2Cは、ユーザがそれぞれの能力に合致するスキャン設定を手入力しなくても、自装置が対応可能なショートカット情報23を管理サーバ1からそれぞれ受信し、自動的に登録することができる。
また例えば、スキャン設定の「カラー設定」について、スキャナ2Bは「モノクロ」、「グレー」、「カラー」に対応可能であるが、スキャナ2Cは、「モノクロ」、「カラー」に対応可能であるとする。
この場合、管理サーバ1は、スキャナ2Bから能力情報24を取得した場合、「カラー設定」について優先順位が最上位の「グレー」を含むショートカット情報23Aを生成し、スキャナ2Bに送信する。一方、管理サーバ1は、スキャナ2Cから能力情報24を取得した場合、「カラー設定」について「グレー」より優先順位の低い「カラー」を含むショートカット情報23Aを生成し、スキャナ2Cに送信する。
スキャナ2B,2Cは、それぞれ、同じ名称を含むショートカット情報23Aをサーバ1から受信して記憶する。そのため、スキャナ2B,2Cのタッチパネル131は、それぞれ、同じ名称「帳票」のショートカットアイコン84を表示可能である。
しかし、スキャナ2Bは、ショートカットアイコン84の操作を受け付けた場合、グレースケールでスキャン処理を実行する。一方、スキャナ2Cは、ショートカットアイコン84の操作を受け付けた場合、カラースケールでスキャン処理を実行する。よって、スキャナ2Bとスキャナ2Cとは、同じ名称のショートカットアイコン84を操作しても、能力に適したスキャン設定でスキャン処理を実行してスキャンデータを生成できる。
このように、システム100では、ネットワーク3に接続するスキャナ2に能力情報24の送信を要求し、受信した能力情報24に基づいて各スキャナ2について能力に合致するショートカット情報23を生成して送信することができる。そのため、例えば、システム100の初期導入時に、本部の管理者がネットワーク3に接続する各代理店のスキャナ2にショートカット情報23を一括登録する場合に、有効である。
なお、例えば、管理者がショートカット情報23を記憶させるための指示を管理サーバ1に入力する際、スキャナ2Bを特定し、その特定されたスキャナ2Bに要求コマンドを送信してもよい(B01、B02)。この場合、管理サーバ1は、特定したスキャナ2Bから能力情報24を取得し、特定したスキャナ2Bに対応するショートカット情報23を生成し、送信してもよい。これによれば、管理サーバ1の要求に応じてスキャナ2Bにショートカット情報23を個別に登録する場合に有効である。この場合、管理者が入力する指示は「第2指示」の一例である。管理者が入力する指示を受け付ける処理(B01)は、「第2受付処理」の一例である。要求コマンドを送信する処理(B02)は、「要求処理」の一例である。
例えば、管理サーバ1がスキャナ2B,2Cに送信したショートカット情報23Aは、同じ目的レコード531Aに基づいて生成されているため、同じ保存情報「アドレス1」が関連付けられている。そのため、スキャナ2B,2Cは、保存場所を指定するユーザ操作を受け付けなくても、「帳票」のショートカットアイコン84の操作に応じて同じファイルサーバ5に「帳票」のスキャンデータをアップロードできる。
また、管理サーバ1がスキャナ2B,2Cに送信したショートカット情報23Aには、同じ目的レコード531Aに基づいて生成されているため、同じファイル名情報が関連付けられている。そのため、スキャナ2B,2Cは、ファイル名を指定するユーザ操作を受け付けなくても、アップロードする「帳票」のスキャンデータのファイル名に同じ文字列を含ませることができる。
例えば、ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータは、紙に印刷される場合がある。目的レコード531のスキャン設定が、スキャン処理によって出力されるスキャンデータに基づく印刷が行われた場合の、印刷された画像の品質に影響する設定項目を含む場合、ショートカット情報23には、その設定項目についてのパラメータが含まれている。これによれば、ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータについて印字品質にばらつきが少ない印字結果が得られるようになる。
例えば、ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータは、文字認識が行われる場合がある。目的レコード531のスキャン設定が、スキャン処理によって出力されるスキャンデータに基づく文字認識(OCR;Optical Character Recognition)処理が行われた場合の、文字の認識精度に影響する設定項目を含む場合、ショートカット情報23には、その設定項目についてのパラメータが含まれている。これによれば、ファイルサーバ5にアップロードされたスキャンデータについて文字認識精度にばらつきが少ない印字結果が得られるようになる。
なお、印刷された画像の品質に影響する設定項目、および、文字の認識精度に影響する設定項目は、例えば、カラー設定、原稿サイズ、解像度、画質である。文字の認識精度に影響する設定項目は、印刷された画像の品質に影響する設定項目と異なってもよい。
以上説明したように、本形態のシステム100では、管理サーバ1には、あらかじめ、所定の目的で使用するショートカット情報23ごとに、スキャン設定で設定可能なパラメータを含む目的レコード531を設定参照テーブル53に登録しておく。管理サーバ1は、スキャナ2から能力情報24を受信すると、ショートカット情報23で設定可能な候補パラメータのうちそのスキャナ2で対応可能なパラメータが選択されたスキャン設定を含むショートカット情報23を生成する。管理サーバ1は、生成されたショートカット情報23を、その能力情報24を送信したスキャナ2に送信する。スキャナ2は、そのショートカット情報23を記憶する。これにより、機種が統一されていない複数のスキャナ2を備えるシステム100であっても、所定の目的で使用するショートカット情報23を、スキャナ2ごとに、そのスキャナ2の能力に合致するスキャン設定とすることができる。そのため、上記構成のシステム100は、複数のスキャナ2に対して同じ目的で使用するショートカット情報23を記憶する際の手間を軽減できる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。従って本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。システム100は、上記形態と異なる用途に使用されてもよい。上記形態にて図示した画面の表示態様は一例であり、画面に表示されるアイコンの個数、種類や配置、表示される文言等は、図示の例に限るものではない。
目的レコード531には、保存情報が関連付けられていなくてもよい。ただし、目的レコード531が保存情報を含むようにすれば、各スキャナ2で読み取ったスキャンデータを共通の保存場所にアップロードすることを目的とするショートカット情報23を、スキャナ2の能力に合わせて生成できる。
目的レコード531は、スキャン設定の設定項目に、ファイルフォーマットが含まれていなくてもよい。ただし、目的レコード531のスキャン設定がファイルフォーマットを含むことにより、複数のスキャナ2からアップロードされるスキャンデータについてファイルフォーマットが揃えられることから、アップロード先に集められたスキャンデータを利用し易くなる。
目的レコード531は、ファイル名情報を関連付けて記憶していなくてもよい。ただし、目的レコード531がファイル名情報を関連付けられていることにより、そのファイル名情報に基づくファイル名のスキャンデータがアップロードされるようになるので、アップロードされたスキャンデータがどの目的のショートカット情報23に基づくものから区別しやすい。
管理サーバ1は、図4に示す目的レコード登録処理を実行しなくてもよい。ただし、管理サーバ1が、図4に示す目的レコード登録処理を実行することで、管理サーバ1が設定参照テーブル53用の目的レコード531の入力を受け付けて、設定参照テーブル53に少なくとも1つの目的レコード531が登録されている状態で、ショートカット情報23を生成してスキャナ2に送信することが可能になる。
管理サーバ1は、図8のS57の処理を省略し、スキャナ2の能力に合わないパラメータを含むショートカット情報23でも生成してスキャナ2に送信するようにしてもよい。この場合、スキャナ2側で、能力に合わないショートカット情報23の受信を拒否してもよいし、受信しても自動削除してもよいし、メモリ12に記憶しても実行不能にしてもよい。ただし、管理サーバ1が、図8の57の処理を実行し、スキャナ2の能力に合わないパラメータを含むショートカット情報23の生成および送信をしないようにすれば、スキャナ2における、不適切なスキャン設定を含むショートカット情報23の記憶およびそのショートカット情報23に基づくスキャン処理の実行を回避できる。
設定参照テーブル53は、複数の候補パラメータを含む設定項目について、複数の候補パラメータそれぞれに優先順位が設けられていなくてもよい。この場合、管理サーバ1は、図8のS55では、例えば、複数の候補パラメータの中から高性能の候補パラメータを1つ選択したり、ランダムに候補パラメータを1つ選択したりして、パラメータを抽出してもよい。ただし、管理サーバ1が、その優先順位に基づいてパラメータを選択することにより、より適切なパラメータが選択されたショートカット情報23を生成できる。例えば、管理サーバ1が、スキャン設定の設定項目「カラー設定」に「グレー」を関連付けたショートカット情報23を生成してスキャナ2に送信することで、スキャンデータの印刷に使用する場合を節約できる。
また、実施の形態に開示されている任意のシーケンス図において、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1……管理サーバ、2……スキャナ、3……ネットワーク、100……システム

Claims (19)

  1. 複数のスキャナと、サーバと、を備え、各スキャナがネットワークを介して前記サーバと接続可能なシステムにおいて、
    前記スキャナは、
    名称とスキャン設定とを含むショートカット情報を、前記スキャナのメモリに少なくとも1つ記憶可能であり、前記スキャン設定には、複数の設定項目それぞれについてのパラメータが含まれ、
    前記メモリに前記ショートカット情報が少なくとも1つ記憶されている状態で、前記スキャナのユーザインタフェースに、前記ショートカット情報ごとに対応する操作子を表示する表示処理を実行可能であり、前記操作子には、対応する前記ショートカット情報に含まれる前記名称を表示し、
    前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、スキャン処理を実行することが可能であり、
    前記スキャナはさらに、
    前記スキャナの能力情報を、前記ネットワークを介して前記サーバに送信する能力送信処理を実行可能であり、前記能力情報には、前記スキャン設定の設定項目ごとに、対応可能なパラメータを示す情報が含まれ、
    前記サーバは、
    所定の目的に対応する前記ショートカット情報ごとの情報を示す目的レコードが登録される設定参照テーブルを備え、前記設定参照テーブルには、複数の前記目的レコードが登録可能であり、前記目的レコードには、前記ショートカット情報に含められる、前記名称と、前記スキャン設定の複数の設定項目についてのパラメータと、を関連付けることが可能であり、前記複数の設定項目それぞれについて、1つの設定項目あたりに複数のパラメータを関連付けることが可能であり、
    前記サーバはさらに、
    前記複数のスキャナの1つである特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、
    対象の前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の設定項目ごとに、設定可能なパラメータの中から、受信した前記能力情報に基づいて、前記特定スキャナで対応可能なパラメータの1つを選択する選択処理と、
    対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、前記選択処理にて選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、を含む前記ショートカット情報を生成する生成処理と、
    前記生成処理にて生成された前記ショートカット情報を、前記特定スキャナに送信するショートカット送信処理と、
    を実行可能であり、
    前記スキャナは、
    前記サーバから、前記ネットワークを介して、前記ショートカット情報を受信した場合に、受信した前記ショートカット情報を、前記スキャナの前記メモリに記憶する記憶処理を実行する、
    ことが可能に構成されるシステム。
  2. 請求項1に記載されるシステムにおいて、
    前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記スキャン処理によって出力されるスキャンデータの保存場所を示す保存情報が関連付けられており、
    前記サーバは、
    前記生成処理では、対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、前記選択処理にて選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、対象の前記目的レコードにある前記保存情報と、を含む前記ショートカット情報を生成し、
    前記スキャナは、
    前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、前記スキャン処理を実行することが可能であり、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータを、前記ショートカット情報に含まれる前記保存情報に示される前記保存場所にアップロードする、
    ことが可能に構成されるシステム。
  3. 請求項2に記載されるシステムにおいて、
    前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定には、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータに基づく印刷が行われた場合の、印刷された画像の品質に影響する設定項目が含まれる、
    ように構成されるシステム。
  4. 請求項2に記載されるシステムにおいて、
    前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定には、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータに基づく文字認識が行われた場合の、文字の認識精度に影響する設定項目が含まれる、
    ように構成されるシステム。
  5. 請求項2に記載されるシステムにおいて、
    前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の設定項目には、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータのファイルフォーマットが含まれ、
    前記スキャナは、
    前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、前記スキャン処理を実行することが可能であり、前記スキャン処理では、前記スキャン設定にて設定されたファイルフォーマットの前記スキャンデータを出力し、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータを、前記ショートカット情報に含まれる前記保存情報に示される前記保存場所にアップロードする、
    ことが可能に構成されるシステム。
  6. 請求項2に記載されるシステムにおいて、
    前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記スキャナでの前記スキャン処理にて出力される前記スキャンデータのファイル名の少なくとも一部を示すファイル名情報が関連付けられており、
    前記サーバは、
    前記生成処理では、対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、前記選択処理にて選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、対象の前記目的レコードにある前記保存情報および前記ファイル名情報と、を含む前記ショートカット情報を生成し、
    前記スキャナは、
    前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、前記スキャン処理を実行することが可能であり、前記スキャン処理では、前記ショートカット情報に含まれる前記ファイル名情報に基づくファイル名の前記スキャンデータを出力し、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータを、前記ショートカット情報に含まれる前記保存情報に示される前記保存場所にアップロードする、
    ことが可能に構成されるシステム。
  7. 請求項1に記載されるシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記目的レコードの入力を受け付けるレコード受付処理を実行可能であり、前記レコード受付処理にて前記目的レコードの入力を受け付けた場合に、受け付けた前記目的レコードを前記設定参照テーブルに登録する登録処理を実行し、
    前記登録処理によって前記目的レコードが少なくとも1つ前記設定参照テーブルに登録されている状態で、前記複数のスキャナの1つである前記特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、前記選択処理と、前記生成処理と、前記ショートカット送信処理と、を実行する、
    ことが可能に構成されるシステム。
  8. 請求項7に記載されるシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記設定参照テーブルに複数の前記目的レコードが登録されている場合に、登録されている前記目的レコードそれぞれについて、前記ショートカット情報を生成して前記特定スキャナに送信可能であり、
    前記登録処理によって前記目的レコードが少なくとも1つ前記設定参照テーブルに登録されている状態で、前記複数のスキャナの1つである前記特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、
    対象の前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の複数の設定項目それぞれについて、設定項目1つごとに、前記特定スキャナで対応可能なパラメータが含まれているか否かを判断し、全ての設定項目について、前記特定スキャナで対応可能なパラメータが含まれている場合に、その対象の前記目的レコードについて、前記選択処理、前記生成処理、および前記ショートカット送信処理を実行可能な一方、いずれかの設定項目について、前記特定スキャナで対応可能なパラメータが含まれている場合には、その対象の前記目的レコードについて、前記選択処理、前記生成処理、および前記ショートカット送信処理を実行しない、
    ことが可能に構成されるシステム。
  9. 請求項7に記載されるシステムにおいて、
    前記設定参照テーブルでは、前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の前記複数の設定項目のうち、複数のパラメータが関連付けられている設定項目については、前記複数のパラメータそれぞれに優先順位が設けられており、
    前記サーバは、
    前記選択処理では、複数の対応可能なパラメータが有る設定項目について、前記複数の対応可能なパラメータの中から優先順位が最上位のパラメータを選択する、
    ことが可能に構成されるシステム。
  10. 請求項7に記載されるシステムにおいて、
    前記スキャナは、
    前記ショートカット情報を記憶させる第1指示を、前記スキャナのユーザインタフェースを介して受け付ける第1受付処理を実行可能であり、前記第1受付処理にて前記第1指示を受け付けた場合に、前記能力送信処理を実行可能であり、
    前記サーバは、
    前記特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記第1指示に基づく前記能力送信処理によって送信された前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記選択処理と、前記生成処理と、前記ショートカット送信処理と、を実行可能であり、
    前記スキャナは、
    前記第1指示に基づく前記能力送信処理の後、前記ネットワークを介して、前記能力情報を前記サーバが受信したことによって前記サーバによって生成された前記ショートカット情報を受信した場合に、前記記憶処理を実行する、
    ことが可能に構成されるシステム。
  11. 請求項7に記載されるシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記ショートカット情報を前記スキャナに記憶させる第2指示の入力を受け付ける第2受付処理を実行可能であり、前記第2受付処理にて前記第2指示の入力を受け付けた場合に、前記ネットワークを介して、能力の送信を要求する要求コマンドを前記スキャナに送信する要求処理を実行可能であり、
    前記スキャナは、
    前記サーバから、前記ネットワークを介して、前記要求コマンドを受信した場合に、前記能力送信処理を実行可能であり、
    前記サーバは、
    前記スキャナから、前記ネットワークを介して、前記要求コマンドに基づく前記能力送信処理によって送信された前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記選択処理と、前記生成処理と、前記ショートカット送信処理と、を実行可能であり、
    前記スキャナは、
    前記要求コマンドに基づく前記能力送信処理の後、前記ネットワークを介して、前記能力情報を前記サーバが受信したことによって前記サーバによって生成された前記ショートカット情報を受信した場合に、前記記憶処理を実行する、
    ことが可能に構成されるシステム。
  12. 複数のスキャナとネットワークを介して接続可能なサーバにおいて、
    前記サーバは、
    所定の目的に対応するショートカット情報ごとの情報を示す目的レコードが登録される設定参照テーブルを備え、前記ショートカット情報には、名称とスキャン設定とが含まれ、前記スキャン設定には、複数の設定項目それぞれについてのパラメータが含まれ、前記設定参照テーブルには、複数の前記目的レコードが登録可能であり、前記目的レコードには、前記ショートカット情報に含められる、前記名称と、前記スキャン設定の複数の設定項目についてのパラメータと、を関連付けることが可能であり、前記複数の設定項目それぞれについて、1つの設定項目あたりに複数のパラメータを関連付けることが可能であり、
    前記サーバはさらに、
    前記複数のスキャナの1つである特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記特定スキャナの能力情報であって、前記スキャン設定の設定項目ごとに、対応可能なパラメータを示す情報を含む、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、
    対象の前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の設定項目ごとに、設定可能なパラメータの中から、受信した前記能力情報に基づいて、前記特定スキャナで対応可能なパラメータの1つを選択する選択処理と、
    対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、前記選択処理にて選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、を含む前記ショートカット情報を生成する生成処理と、
    前記生成処理にて生成された前記ショートカット情報を、前記特定スキャナに送信するショートカット送信処理と、
    を実行可能であり、前記ショートカット情報を受信した前記スキャナは、受信した前記ショートカット情報を、前記スキャナのメモリに記憶し、前記メモリに前記ショートカット情報が記憶されている状態で、前記スキャナのユーザインタフェースに、前記ショートカット情報に対応する操作子を表示可能であり、前記操作子には、前記ショートカット情報に含まれる前記名称を表示し、前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子への操作を受け付けた場合に、前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、スキャン処理を実行することが可能である、
    ことが可能に構成されるサーバ。
  13. 請求項12に記載されるサーバにおいて、
    前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、スキャンデータの保存場所を示す保存情報が関連付けられており、
    前記サーバは、
    前記生成処理では、対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、前記選択処理にて選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、対象の前記目的レコードにある前記保存情報と、を含む前記ショートカット情報を生成し、前記ショートカット情報を受信した前記スキャナは、前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子への操作を受け付けた場合に、前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、前記スキャン処理を実行することが可能であり、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータを、前記ショートカット情報に含まれる前記保存情報に示される前記保存場所にアップロードする、
    ことが可能に構成されるサーバ。
  14. 請求項12に記載されるサーバにおいて、
    前記サーバは、
    前記目的レコードの入力を受け付けるレコード受付処理を実行可能であり、前記レコード受付処理にて前記目的レコードの入力を受け付けた場合に、受け付けた前記目的レコードを前記設定参照テーブルに登録する登録処理を実行し、
    前記登録処理によって前記目的レコードが少なくとも1つ前記設定参照テーブルに登録されている状態で、前記複数のスキャナの1つである前記特定スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、前記選択処理と、前記生成処理と、前記ショートカット送信処理と、を実行する、
    ことが可能に構成されるサーバ。
  15. 請求項14に記載されるサーバにおいて、
    前記サーバは、
    前記特定スキャナから、前記ネットワークを介して、第1指示に基づいて送信された前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記選択処理と、前記生成処理と、前記ショートカット送信処理と、を実行可能であり、前記スキャナは、前記第1指示を、前記スキャナのユーザインタフェースを介して受け付け可能であり、前記第1指示を受け付けた場合に、前記スキャナの前記能力情報を、前記ネットワークを介して前記サーバに送信することが可能であり、前記第1指示に基づく前記能力情報の送信後、前記ネットワークを介して、前記能力情報を前記サーバが受信したことによって前記サーバによって生成された前記ショートカット情報を受信した場合に、受信した前記ショートカット情報を前記スキャナのメモリに記憶する、
    ことが可能に構成されるサーバ。
  16. 請求項14に記載されるサーバにおいて、
    前記サーバは、
    前記ショートカット情報を前記スキャナに記憶させる第2指示の入力を受け付ける第2受付処理を実行可能であり、前記第2受付処理にて前記第2指示の入力を受け付けた場合に、前記ネットワークを介して、能力の送信を要求する要求コマンドを前記スキャナに送信する要求処理を実行可能であり、前記要求コマンドを受信した前記スキャナは、前記スキャナの前記能力情報を、前記ネットワークを介して前記サーバに送信することが可能であり、
    前記サーバは、
    前記スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記選択処理と、前記生成処理と、前記ショートカット送信処理と、を実行可能であり、前記スキャナは、前記要求コマンドに基づく前記能力情報の送信後、前記ネットワークを介して、前記能力情報を前記サーバが受信したことによって前記サーバによって生成された前記ショートカット情報を受信した場合に、受信した前記ショートカット情報を前記スキャナのメモリに記憶する、
    ことが可能に構成されるサーバ。
  17. サーバとネットワークを介して接続可能なスキャナにおいて、
    前記スキャナは、
    名称とスキャン設定とを含むショートカット情報を、前記スキャナのメモリに少なくとも1つ記憶可能であり、前記スキャン設定には、複数の設定項目それぞれについてのパラメータが含まれ、
    前記メモリに前記ショートカット情報が少なくとも1つ記憶されている状態で、前記スキャナのユーザインタフェースに、前記ショートカット情報ごとに対応する操作子を表示する表示処理を実行可能であり、前記操作子には、対応する前記ショートカット情報に含まれる前記名称を表示し、
    前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、スキャン処理を実行することが可能であり、
    前記スキャナはさらに、
    前記スキャナの能力情報を、前記ネットワークを介して前記サーバに送信する能力送信処理を実行可能であり、前記能力情報には、前記スキャン設定の設定項目ごとに、対応可能なパラメータを示す情報が含まれ、前記サーバは、所定の目的に対応する前記ショートカット情報ごとの情報を示す目的レコードが登録される設定参照テーブルを備え、前記設定参照テーブルには、複数の前記目的レコードが登録可能であり、前記目的レコードには、前記ショートカット情報に含められる、前記名称と、前記スキャン設定の複数の設定項目についてのパラメータと、を関連付けることが可能であり、前記複数の設定項目それぞれについて、1つの設定項目あたりに複数のパラメータを関連付けることが可能であり前記サーバはさらに、前記スキャナから、前記ネットワークを介して、前記能力情報を受信した場合に、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードそれぞれについて、前記ショートカット情報を生成して前記スキャナに送信可能であり、前記ショートカット情報を生成する際、対象の前記目的レコードに含まれる前記スキャン設定の設定項目ごとに、設定可能なパラメータの中から、受信した前記能力情報に基づいて、前記スキャナで対応可能なパラメータの1つを選択し、対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、を含む前記ショートカット情報を生成し、
    前記スキャナはさらに、
    前記サーバから、前記ネットワークを介して、前記ショートカット情報を受信した場合に、受信した前記ショートカット情報を、前記スキャナの前記メモリに記憶する記憶処理を実行する、
    ことが可能に構成されるスキャナ。
  18. 請求項17に記載されるスキャナにおいて、
    前記スキャナは、
    前記ユーザインタフェースを介して、前記操作子の1つへの操作を受け付けた場合に、受け付けた前記操作子に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記スキャン設定に従って、前記スキャン処理を実行することが可能であり、前記スキャン処理によって出力されるスキャンデータを、前記ショートカット情報に含まれる保存情報に示される保存場所にアップロードし、前記サーバでは、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記スキャン処理によって出力される前記スキャンデータの前記保存場所を示す前記保存情報が関連付けられており、前記ショートカット情報を生成する際、対象の前記目的レコードにある前記複数の設定項目それぞれについて、選択された1つのパラメータを含む前記スキャン設定と、対象の前記目的レコードにある前記名称と、対象の前記目的レコードにある前記保存情報と、を含む前記ショートカット情報を生成する、
    ことが可能に構成されるスキャナ。
  19. 請求項17に記載されるスキャナにおいて、
    前記スキャナは、
    前記ショートカット情報を記憶させる第1指示を、前記スキャナのユーザインタフェースを介して受け付ける第1受付処理を実行可能であり、前記第1受付処理にて前記第1指示を受け付けた場合に、前記能力送信処理を実行可能であり、前記第1指示に基づく前記能力送信処理によって送信された前記能力情報を受信した前記サーバは、前記設定参照テーブルに登録されている前記目的レコードごとに、前記ショートカット情報を生成して前記スキャナに送信することが可能であり、
    前記スキャナはさらに、
    前記第1指示に基づく前記能力送信処理の後、前記ネットワークを介して、前記能力情報を前記サーバが受信したことによって前記サーバによって生成された前記ショートカット情報を受信した場合に、前記記憶処理を実行する、
    ことが可能に構成されるスキャナ。
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