JP2018042152A - 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理システムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理システムおよび画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 記録媒体の読取操作における煩雑さを低減すること。
【解決手段】 記録媒体を走査して読み取れる情報に基づく画像データを生成する画像処理部と、画像処理部における画像データの生成条件を設定する生成条件設定部と、画像データおよび生成条件を記憶する記憶部と、画像処理部において生成条件に基づいて生成された変換画像データの生成結果が当該変換画像データの使用条件を満たすか否かを判断する判断部と、を備え、画像処理部は、変換画像データの他に、生成条件を適用しない原画像データも生成し、記憶部は、原画像データ、変換画像データ、および前記原画像データと前記変換画像データの仕様情報を、それぞれ関連づけて記憶し、画像処理部は、判断部が変換画像データの生成結果が使用条件を満たさないと判断したとき、使用条件を満たすように変更した生成条件と原画像データに基づく再変換画像データを生成する、画像処理装置による。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理システムおよび画像処理方法に関する。
記録媒体に記録されている情報を走査して読み取り、読み取った情報に基づく画像データを生成する画像読取機能を備える画像処理装置が知られている。このような画像処理装置において、画像読取機能の他に、画像形成出力機能なども備え、複数の機能を利用できる装置をMFP(Multi Function Peripheral:複合機)という。MFPは、画像読取機能によって得られた画像データに対して、予め規定した処理条件に基づく様々な情報処理を組み合わせて構成するワークフローを実行するためのワークフローシステムにも用いられる。
MFPの画像読取機能を用いて画像データを生成する際に用いるパラメータ(生成条件)は、利用者が予め指定する。MFPからワークフローシステムに対して、生成された画像データを投入する前に、MFPは当該画像データの品質を事前確認するためのプレビュー画像を表示する処理を実行することもある。プレビュー画像を利用者が視認した段階で、画像データの品質に利用者が満足しなければ、画像データの生成に用いるパラメータを変更し、再度、画像読取機能を動作させて、画像データを生成し直す必要がある。
したがって、利用者は、プレビューを確認しながら、画像データの品質に満足するまで、パラメータの変更と画像読取処理を繰り返し実行することになる。一般的に、画像読取機能を利用するときには、利用者が情報読取り対象となる記録媒体を読取り領域に載置し、画像読取機能の動作させる操作をする。即ち、従来の画像処理装置が備える画像読取機能を繰り返し実行するには、利用者にとって煩雑な操作を繰り返すことになる。
上記のような、画像読取状態の確認と再読込における利用者の操作負担を軽減する目的で、読取り対象となる記録媒体を押さえつける圧板が閉じられたことを感知して自動的に画像読取動作を実行させる画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示された技術によれば、利用者が画像読取状態に満足するまで、記録媒体に対する再読込処理を行う必要がある。また、記録媒体を読取り可能状態にする操作や、圧板を閉じる等の操作を再度行う必要がある。したがって、特許文献1に開示された技術を用いて、記録媒体に対する画像読取処理により、要求する品質の画像データを得るための利用者の操作の煩雑さを低減するとしても、解決すべき課題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、記録媒体の読取操作における煩雑さを低減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、記録媒体を走査して読み取れる情報に基づく画像データを生成する画像処理部と、前記画像処理部における前記画像データの生成条件を設定する生成条件設定部と、前記画像データおよび前記生成条件を記憶する記憶部と、前記画像処理部において前記生成条件に基づいて生成された変換画像データの生成結果が当該変換画像データの使用条件を満たすか否かを判断する判断部と、を備え、前記画像処理部は、前記変換画像データの他に、前記生成条件を適用しない原画像データも生成し、前記記憶部は、前記原画像データ、前記変換画像データ、および前記原画像データと前記変換画像データの仕様情報を、それぞれ関連づけて記憶し、前記画像処理部は、前記判断部が前記変換画像データの生成結果が前記使用条件を満たさないと判断したとき、前記使用条件を満たすように変更した前記生成条件と前記原画像データに基づく再変換画像データを生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の読取操作における煩雑さを低減することができる。
本発明の実施形態に係るワークフローシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係るワークフローサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る設定画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像変換処理の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像変換処理の別の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置とワークフローサーバとの連携の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るデータ管理テーブルの例を示す図である。
<本発明の要旨>
まず、本発明の要旨について説明する。本発明は、記録媒体に記録されている情報を読み取り、この読み取った情報に基づく画像データを生成する画像読取機能を備える画像処理装置に関するものである。本発明は、画像読取処理後に生成された画像データの品質を利用者が視認した後に変更したい場合、画像読取処理を再度実行することなく、変更した画像読取条件に基づく画像データを生成できることを、その要旨の一つとする。即ち、利用者がいかなる画像読取条件を設定して画像読取処理を実行したとしても、画像読取状態に確認して、任意の画像読取条件を反映した画像データを得ることができる。
<画像情報処理システムの全体構成>
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明をする。まず、本発明に係る画像処理システムの一実施形態について説明する。本実施形態に係るワークフローシステム100は、記録媒体に記録されている情報を走査して、画像として読み取る画像読取機能や画像形成出力機能など複数の機能を備えるMFP(Multi Function Peripheral:複合機)10を中心とする。図1は、ワークフローシステム100の運用形態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るワークフローシステム100は、画像処理装置の実施形態であるMFP10、情報処理制御装置であるワークフローサーバ20、情報記録装置であるファイルサーバ30、管理者端末であるPC(Personal Computer)40を、ネットワークAを介して接続して構成される。MFP10の詳細は、後述する。なお、ネットワークAは、インターネットなどの公衆回線にも接続可能であって、ワークフローシステム100はインターネットを介して外部のサービスとも接続できる。
ここで、ワークフローサーバ20について説明する。ワークフローサーバ20は、ワークフローを構成する情報処理制御機能を“プラグイン”と呼ばれるソフトウェアモジュールによって提供し、このプラグインの組み合わせ、各プラグインにおける情報処理を制御する制御機能を備える。ワークフローサーバ20は、画像処理装置であるMFP10において生成された画像データに対する情報処理機能を実行する情報処理制御装置である。
ワークフローサーバ20において制御されるワークフローは、プラグインの組み合わせと、当該プラグインの動作に用いる動作パラメータ(設定項目)と、を関連付けて構成される。このワークフローにおける関連付けの設定は、利用者が、PC40を介して予め行うものとする。ワークフローにおける設定は、プラグインの組み合わせ情報(定義情報)と、当該プラグインにおける処理動作パラメータを示す設定項目とを含む情報(書誌情報)を含み、情報処理を制御するために用いられる情報群である。
プラグインの組み合わせ情報である「定義情報」について説明する。定義情報は、例えば、画像補正処理を実行するための画像補正プラグインと、PDF変換処理を実行するためのPDF変換プラグインと、OCR処理を実行するためのOCRプラグインと、フォルダ配信処理を実行するためのフォルダ配信プラグインと、この順番で実行するように定義する。このような定義によるワークフローを選択すると、以下のように処理が実行される。まず、MFP10が生成した画像データに対する画像補正処理を画像補正プラグインが行う。続いて、画像補正処理が行われた画像データをPDF変換プラグインがPDF形式に変換してPDFデータを生成する。続いて、PDFデータに対してOCRプラグインがOCR処理を行い、テキスト付きのPDFデータを生成する。最後に、フォルダ配信データプラグインが、生成されたテキスト付きのPDFデータを指定されたフォルダに送信する。
次に、各プラグインの処理に用いられるパラメータを含む情報である「書誌情報」について説明する。書誌情報は、例えば、「画像補正の種類(天地識別、傾き補正など)」、「PDF変換のバージョン」、「OCRの精度」、「フォルダ配信の配信先」である。
以上の定義情報と書誌情報によりワークフローが構成される。
ワークフローは、MFP10が記録媒体からの読み取った情報に基づいて生成された画像データに対して指定される。即ち、MFP10は、記録媒体からの情報読取機能と共に、ワークフローを指定する機能も備える。MFP10におけるワークフローの指定は、後述する操作部における利用者の操作による。ここで、MFP10におけるワークフローの指定は、ワークフローを個別に識別する識別情報であるワークフローIDを指定することによって実現される。ワークフローサーバ20は、MFP10が指定したワークフローIDに基づいて、予め設定されているワークフローを読み出して、その処理内容をMFP10に通知する。
ワークフローの設定は、ワークフローサーバ20が備える表示機能に基づくGUI(Graphical User Interface)を介して行われる。ワークフローサーバ20は、ワークフローの設定に必要なGUIを表示するための表示情報を生成して、この表示情報を後述するLCD206等に表示させる。ワークフローシステム100の管理者は、このGUIベースのインターフェースを用いて、ワークフローを設定する。なお、設定されたワークフローは、動作パラメータと共に、後述するHDD(Hard Disk Drive)205等に記憶される。
PC40は、ワークフローシステム100を利用する利用者が操作する情報処理端末である。また、PC40は、ワークフローによって文書情報や画像情報が配信される配信先の他、ワークフローにおいてエラーが生じた際の配信される修正情報の通知先としても機能する。
<ワークフローサーバ20のハードウェア構成>
次に、ワークフローサーバ20のハードウェア構成について説明する。図2に示すようにワークフローサーバ20は、一般的なサーバ等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態におけるワークフローサーバ20は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203およびI/F204がバス208を介して接続されている。また、I/F204には、HDD205、LCD(Liquid Crystal Display)206および操作部207が接続されている。
CPU201は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM202は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU201が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM203は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
I/F204は、バス208と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。HDD205は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。LCD206は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザーインターフェースである。操作部207は、キーボードやマウス等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザーインターフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM203に格納されたプログラムや、HDD205等の記憶媒体からRAM202に読み出されたプログラムに基づく演算処理をCPU201が実行することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るワークフローサーバ20の機能を実現する機能ブロックが構成される。
<MFP10のハードウェア構成>
次に、本実施形態に係るMFP10のハードウェア構成について、図3を参照して説明する。図3に示すように、MFP10は、コントローラ110、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排出トレイ103、ディスプレイパネル104、給送テーブル105、画像形成ユニット106、排出トレイ107およびネットワークI/F108を有する。
コントローラ110は、CPU111、RAM112、ROM113およびI/F114がデータバス118を介して接続されている。また、I/F114には、HDD115、給送テーブル105、画像形成ユニット106、および排出トレイ107が接続されている。
CPU111は演算手段であり、画像処理装置全体の動作を制御する。RAM112は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU111が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM113は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
I/F114は、データバス118と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。HDD115は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
また、I/F114には、ADF101、ディスプレイパネル104、給送テーブル105、画像形成ユニット106、排出トレイ107、が接続されている。これらI/F114に接続されている各構成は、CPU111の制御に基づいて動作をする。
このようなハードウェア構成において、ROM113に格納されたプログラムや、HDD115等の記憶媒体からRAM112に読み出されたプログラムに基づく演算処理をCPU111が実行することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るMFP10の機能を実現する機能ブロックが構成される。
なお、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、情報が記録されるシート状の記録媒体(例えば、用紙)の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、MFP10の状態を視覚的に表示する出力インターフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザがMFP10を直接操作し、若しくはMFP10に対して情報を入力する際の入力インターフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル104は、情報読取機能を開始するための操作を実行する操作部と、読み取られた情報に基づく画像データを表示するプレビュー画像を表示する表示部と、を兼ねる。また、ディスプレイパネル104は、プレビュー画像を表示した後に、利用者が画像データ生成条件を規定するパラメータの変更と再設定を行う再設定値入力部としての機能も含む。
ネットワークI/F108は、MFP10がネットワークを介してワークフローサーバ20等の他の機器と通信するためのインターフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インターフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、TCP/IPプロトコルによる通信が可能である。また、ネットワークI/F108は、MFP10がファクシミリとして機能する際に、ファクシミリ送信を実行するためのインターフェースとしても機能する。そのため、ネットワークI/F108は、電話回線にも接続されている。
CPU111は、コントローラ110に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ110の各部に命令を与える。CPU111は、画像形成ユニット106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割も担う。CPU111は、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報も生成する。この描画情報とは、画像形成部である画像形成ユニット106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。
また、CPU111は、スキャナユニット102において記録媒体から読み取った情報に基づくデータ処理を実行して画像データを生成する。ここで生成される画像データは、利用者が予め指定した条件に基づくものではなく、MFP10において生成可能な最も大きなデータサイズになる画像データと、利用者が予め指定した条件に基づいて実行される変換処理により生成される画像データである。前者を「原データ」とし、後者を「変換画像データ」とする。CPU111において生成されるこれら2つの画像データは、情報読取処理の結果としてHDD115に格納され、若しくはネットワークI/F108を介してファイルサーバ30に送信されて格納される。なお、変換画像データの生成に用いられる条件は画像データの生成条件であって、スキャナユニット102を介して読み取られた情報に基づいて、変換画像データを生成するための読取り条件でもある。
また、CPU111は、ディスプレイパネル104に対して、処理パラメータの設定画面の表示や、ワークフローの指定画面の表示を行う。また、ディスプレイパネル104を介して入力された情報(処理パラメータや選択されたワークフローID)を取得し、取得した情報に基づく処理を実行する。
MFP10は、スキャナユニット102などの情報読取機能を実現するハードウェア構成と、一般的なコンピュータが備えるハードウェア構成とを含むハードウェア構成と、後述する画像処理プログラムとの組み合わせにより、画像処理装置として構成される。
<MFP10の機能構成>
次に、本実施形態に係るMFP10の機能構成について説明する。図4は、本実施形態に係るMFP10の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るMFP10は、主制御部11、情報読取部12、操作表示部13、記録媒体出力部14、入出力制御部15、エンジン制御部16、画像処理部17、操作表示制御部18、記憶部19を有する。
図4に示す各機能ブロックは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM113に格納されたプログラムがRAM112に読み出されてCPU111における演算処理が実行されることで構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアによって構成される。
操作表示部13は、MFP10の状態を視覚的に表示する出力インターフェースであるディスプレイパネル104によって実現される機能であって、タッチパネルとしてユーザが直接操作した内容を情報として入力する入力インターフェースでもある。即ち、操作表示部13は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。また、操作表示部13は、プレビュー画像を表示する機能も備える。
ここで、操作表示部13において表示される画面の例を図5に示す。図5において、設定画面50は、設定内容の記憶を指示するOKボタン51と、プレビュー機能の動作を指示するプレビューボタン52と、選択可能な設定である処理パラメータ53と、を含んで構成されている。設定画面50に表示される各ボタン等を利用者が触れることで、これらに関連付蹴られている設定情報が選択され、また、動作が指示される。
図5に示すように処理パラメータ53には、解像度や原稿種類、生成される画像データのファイル形式や、生成される画像データにおける画像濃度などを指定できるボタン群が配置されている。図5に示すようにMFP10における最高解像度は、600dpiである。
図4に戻る。操作表示制御部18は、図5に示した設定画面50のように操作表示部13に表示されるユーザーインターフェースを介して入力された情報を主制御部11に通知する。画像処理部17において生成される画像データの生成条件は、設定画面50を介して設定される。即ち、操作表示部13と操作表示制御部18によって生成条件設定部が構成される。
入出力制御部15は、MFP10がネットワークを介してワークフローサーバ20等の他の機器と通信するためのインターフェースとしての機能を備える。入出力制御部15は、図3に示すネットワークI/F108によって実現される。
主制御部11は、MFP10全体を制御する制御部として機能する。主制御部11は、MFP10に含まれる各機能ブロックにおける処理および制御を実行する役割を担い、機能ブロックに対する動作指示を実行する。エンジン制御部16は、記録媒体出力部14や情報読取部12、および画像処理部17等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。画像処理部17は、主制御部11の制御に従い、画像データを生成する。この画像データとは、記録媒体出力部が備える画像形成部が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報としても用いることができる。
また、画像処理部17は、情報読取部12が読み取った情報と操作表示部13を介して入力されたパラメータを用いて、すでに説明をした2つの画像データを生成する処理を実行する。なお、画像処理部17において用いられる処理パラメータは生成条件である。この生成条件は、図5を用いて例示したとおり、例えば、画像データの形式(ビットマップ形式、JPEG形式、PNG形式など)や、画像データの解像度(1200dpi、600dpi、300dpiなど)、およびカラー/モノクロの設定などを含む。
入出力制御部15は、外部から入力される情報を主制御部11に入力する。入出力制御部15は、主制御部11からの画像データを外部に出力する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物としてMFP10の記憶領域に格納され若しくは入出力制御部15を介して他の情報処理端末や記憶装置に送信される情報である。
なお、MFP10を画像形成装置として動作させる場合は、まず、入出力制御部15が外部から印刷ジョブを受信する。即ち、入出力制御部15が画像形成出力命令取得部として機能する。入出力制御部15は、受信した印刷ジョブを主制御部11に転送する。主制御部11は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部17を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画データを生成させる。
画像処理部17によって描画データが生成されると、エンジン制御部16は、記録媒体出力部14を制御し、上記にて生成された描画データに基づき、搬送されるシート状の記録媒体に対して画像形成処理をさせる。即ち、画像処理部17、エンジン制御部16および記録媒体出力部14が画像形成出力部として機能する。
MFP10をスキャナとして動作させる場合は、利用者による操作表示部13の操作若しくは入出力制御部15を介してPC40等の他の端末からスキャン実行指示が入力されたときである。このスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部18若しくは入出力制御部15が主制御部11にスキャン実行信号を転送する処理を実行する。主制御部11は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部16を制御する。
エンジン制御部16は、情報読取部12を動作させて対象原稿からの情報を読み取る処理を実行する。即ち、エンジン制御部16が、読取制御部として機能する。
読み取り動作においては、情報読取部12が備える機能により対象原稿の光学像が取得されて、これに基づく読み取り画像情報が生成される。エンジン制御部16は、読み取り画像情報を画像処理部17に転送する。画像処理部17は、主制御部11の制御に従い、エンジン制御部16から受信した読み取り画像情報に基づき画像データを生成する。このような機能により、MFP10は、ワークフローシステム100に画像データを入力するための画像入力装置としても機能する。
画像処理部17が生成した画像データは、主制御部11が取得する。主制御部11は、MFP10に装着された記憶媒体である記憶部19に保存される。画像処理部17によって生成される画像データは、MFP10において設定可能な最大解像度と最大読み取りサイズに係る原データと、設定画面50を介して利用者が設定した条件に係る変換後データの2つの画像データである。主制御部11は、上記の2つの画像データを記憶部19において個別に記憶する。
以上のとおり、MFP10において、操作表示部13、操作表示制御部18および画像処理部17により生成条件設定部が構成される。主制御部11により判断部が構成される。
<画像情報読取装置における処理フロー>
次に、MFP10において実行される画像処理プログラムの処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。画像処理プログラムを実行するMFP10を含むことで、ワークフローシステム100は所定の画像処理を含む画像処理方法を実行できる構成になる。
本実施形態に係る画像処理プログラムは、図6のフローチャートに示すように、MFP10が備える情報読取機能(スキャン機能)を動作させて情報読取処理を開始する。まず、利用者は、操作表示部13を介してワークフローを選択する(S601)。MFP10は、S601において選択されたワークフローをワークフローサーバ20から取得する(S602)。
ここで、S602の詳細について図9のシーケンス図を用いて説明する。図9に示すようにMFP10がワークフローサーバ20に対してワークフローIDを通知する。ワークフローIDは、MFP10において設定されたワークフローを一意に識別するための識別情報である。
ワークフローサーバ20は、MFP10からワークフローIDが通知されると(S901)、ワークフローサーバ20は、通知されたワークフローIDに関連付けられているワークフローを読み出して、その内容をMFP10に通知する(S902)。ワークフローを構成するプラグインは、ワークフローサーバ20が保持していて、ワークフローに含まれる定義情報、書誌情報と共にワークフローサーバ20が備えるHDD205などの記憶手段に記憶されている。
したがって、ワークフローサーバ20は、MFP10からのワークフローIDの通知に応じて、HDD205などに記憶されているワークフローを読出し、その内容をMFP10に返信する。MFP10は、ワークフローサーバ20から通知されたワークフローの内容に応じた画像処理を実行する。例えば、通知されたワークフローにおいて画像データに含まれる情報を解析した結果により制御される処理が含まれている場合などは、画像データをワークフローに投入する前に品質を確認する必要がある。このような場合、後述するように、プレビュー表示後の判断処理の内容が決定される。
図6に戻る。S602に続いて、取得されたワークフローに含まれる設定およびワークフロー設定を行うパラメータ設定処理が実行される(S603)。S603において、MFP10は、取得したワークフローに含まれる定義情報や書誌情報に基づいて、パラメータ設定およびワークフロー設定を行うための画面を表示する。ユーザは表示された画面においてパラメータの選択および設定と、ワークフローの設定とを行う。設定が完了したら、ユーザは、ワークフローの実行指示(スキャンの実行指示)を行う。その後、スキャンが実行される。
S603に続いて、情報読み取り処理が実行される(S604)。S604は、情報読取部12の機能により実現される処理であって、スキャナユニット102を駆動させて記録媒体を走査して情報を読み取り画像データを生成する処理である。S604において生成される画像データは、S603において指定されたパラメータに基づく画像変換処理などを実行することなく、MFP10が読み取り可能な最大解像度と最大読取りサイズによって生成される原画像データである。
続いて、原画像データと、S603において設定されたパラメータとを関連付けて記憶部19に記憶する(S605)。図10において、記憶部19に記憶されるデータ管理テーブル80の例を示す。データ管理テーブル80は、原画像データや、後述する変換画像データを一意に識別するための画像IDが主制御部11において自動的に付番され、これを識別情報として用いるように構成されている。データ管理テーブル80は、画像IDを識別情報として、各データの解像度やファイル形式などの仕様情報と、当該変換画像データが関連付けられたワークフローID(ジョブID)と共に記憶する構造を備えている。図10において画像ID「0」として記憶されているデータが原画像データに相当する。
続いて、画像変換処理が実行される(S606)。S606は、S603において設定されたパラメータに基づいて、原画像データから変換画像データを生成する処理である。
ここで、S606の詳細な処理の流れの例について、図7を用いて説明する。図7に示すように、まず、主制御部11が記憶部19から原画像データを読み出して画像処理部17に渡す(S701)。続いて、画像処理部17は、S603において設定されたパラメータに基づいて原データに対する画像変換処理を実行する。これによって変換画像データが生成される(S702)。S702において生成された変換画像データは、図10に例示したデータ管理テーブル80において、記憶部19に記憶される(S703)。データ管理テーブル80における画像ID「1」が付与されているデータが、変換画像データの例である。
図6に戻る。続いて、主制御部11は、操作表示制御部18に対して変換画像データを用いたプレビュー画像を表示するように指示し、これによって操作表示部13にプレビュー表示が実行される(S607)。利用者は、操作表示部13に表示されたプレビュー画像を視認して、画像変換の結果(生成結果)が使用条件を満たすものであれば(S609:YES)、情報読取処理を終了する。情報読取処理が終了した後は、S601において選択され、S603において設定されたワークフローに則ってワークフローサーバ20における処理が進行する。したがって、MFP10が変換画像データをワークフローサーバ20に送信する。
ここで、使用条件とは、ワークフローサーバ20において実行される変換画像データへのワークフローにより要求される条件であって、情報読取処理において選択されたワークフローにおける処理に係る要求により決定される。
S607において、表示されたプレビュー画像が使用条件を満たすものでなければ(S609:NO)、変換パラメータ再設定処理が実行される(S608)。S608は、操作表示部13に表示されているプレビュー画像に替えて、設定画面50を表示し、利用者が処理パラメータ53を適宜変更して、パラメータを変更する処理である。変換パラメータの再設定が終了した後、処理は、画像変換処理であるS606に戻る。
再び、S606において実行される画像変換処理に用いられるパラメータは、S608において変更されたパラメータ(変更生成条件)である。したがって、図7に示すように、主制御部11は記憶部19から原データを読み出して(S701)、S608における変更後のパラメータに基づいて原データに対する再変換処理を実行する(S702)。再変換処理によって生成された再変換画像データを記憶部19に保存する(S703)。
以上のとおり、本実施形態に係る画像処理プログラムは、S604において説明した情報読み取り処理を一度だけ実行すれば、このときに生成される原データと、生成に用いたパラメータを関連付けて記憶部19に記憶する。その後、プレビュー画像を用いて読み取り状態を確認し、利用者が満足できる状態でなければ、再変換処理を実行する。この場合の再変換処理は、再度の情報読み取り処理(S603)を実行するのではなく、すでに保存されている原データを利用して、パラメータを変更し、これを用いた変換処理である。
パラメータの変更と再変換処理を、利用者の要求を満足する読取状態になるまで繰り返す。しかし、記録媒体を走査する情報読み取り処理(S604)を繰り返し実行はしない。したがって、本実施形態に係る画像処理プログラムを実行するMFP10であれば、いわする再スキャンを行うことなく、パラメータの変更のみを用いて、好適な変換画像データを得るための処理を実行できる。すなわち、本実施形態に係るMFP10によれば、好適な変換画像の取得に関わる操作の利便性を向上できる。
次に、画像変換処理(S606)における別の処理の例について図8を用いて説明する。図6を用いて説明したとおり、S605において、記憶部19に原データと設定パラメータが記憶される。また、図7を用いて説明したとおり、S606において変換された変換画像データも記憶部19に記憶される(S703)。記憶部19における原データ等の記憶構造は、データ管理テーブル80において示したとおりである。
図8を用いて説明する画像変換処理(S606)の別例は、S608において変換パラメータを再設定した後に、再度、画像変換処理(S606)を実行するときの処理である。図8に示すように、既変換データの有無をまず判定する(S801)。ここで、既変換データとは、事前の画像変換処理(S606)において記憶部19にすでに記憶されている変換画像データをいう。
既変換データがデータ管理テーブル80において保持されていなければ(S801:NO)、主制御部11が記憶部19から原データを読出し(S803)、画像変換処理をし(S805)、変換画像データを保存する(S806)。この一連の処理は、すでに説明をした処理を同様である。
既変換データがデータ管理テーブル80において保持されている場合(S801:YES)、主制御部11は、既変換データが関連付けられている仕様が再設定された変換パラメータに基づく仕様と同一形式か否かを判定する処理を実行する(S802)。ここで、既存変換データが関連付けられている仕様には、ファイル形式や解像度などが含まれる。例えば、既変換データに関連付けられているファイル形式が、再設定された変換パラメータに基づくファイル形式と同一の形式であるか否かを判定する。この判定処理において、例えばファイル形式が異なれば(S802:NO)、主制御部11は、原データを記憶部19から読み出して、画像変換処理(S805)を実行する。
上記の例において、既変換データのファイル形式が、再設定された変換パラメータに基づくファイル形式と同一の形式のものであれば(S802:YES)、主制御部11は、このファイル形式に関連付けられている既変換データを記憶部19から読み出す。読み出した既変換データに対して変換後パラメータを用いた画像変換処理を実行する(S805)。
既変換データを利用した再変換処理(S805)を実行することで、原画像データからの変換処理よりも、処理効率を高めることができる。例えば、原画像データのファイル形式がビットマップ形式(bmp形式)であって、変換画像データのファイル形式がJPEG形式である場合について説明する。原画像データの解像度とは異なる解像度の変換画像データを生成する画像変換処理(S805)は、まず、ファイル形式の変換処理を実行したのちに、解像度の変換処理を実行することになる。ここで、JPEG形式の変換画像データが既に記憶部19に記憶されていれば、その解像度が今回適用する変換後パラメータよりも高解像度のものである場合、bmp形式からの変換処理を省略することができる。これによって、再画像変換処理の実行速度が速くなる。即ち、変換処理を効率的に実行することができる。
<MFP10における別の処理フロー>
次に、MFP10を含んで構成されるワークフローシステム100において実行される画像処理の流れの別の例について説明する。図6のフローチャートを用いてすでに説明をした処理フローの例では、画像変換処理が利用者の満足を満たしているか否かの判断基準として、プレビュー表示を用いていた。
例えば、選択されたワークフローにおいてOCR(Optical CharacterRecognition:光学文字認識)処理が含まれている場合は、プレビュー表示を用いて利用者の視認による判断ではなく、認識確信度を用いて判断する方が妥当である。ここで認識確信度とは、OCRにおける文字認識の信頼度を示す指標である。この認識確信度が一定値を超えていれば、情報読取処理の後段において実行されるワークフローに使用できるものと判断できる。
そこで、図6に示す画像変換処理(S606)に続いて、プレビュー表示(S607)を実行しつつ、合わせて認識確信度を算出し、この認識確信度を用いて判定処理を実行する(S609)。ここで、認識確信度が予め規定する基準値(一定値)を超えていなければ(S609:NO)、変換パラメータ再設定処理(S608)を実行するために設定画面50を表示するときに、認識確信度不足を知らせる表示を同時に行う。
以上説明したとおり、OCR処理における信頼度を判断するための認識確信度を用いて変換画像データの品質を確保することで、以下のような場面にMFP10を適用することができる。
例えば、OCR処理やバーコード処理など、画像データを厳密に解析する必要がある処理を、ワークフローに含む場合が想定される。OCR処理は、情報読取処理によって取得された変換画像データにおいて画像として表される文字列をテキストデータとして認識できるように処理をする。また、バーコード処理は、変換画像データに含まれるバーコードを解析して、当該バーコードから文字列を抽出することで、その文字列の情報を元にワークフローを制御する。
これらの画像を認識する機能は、画像データの解像度の良し悪しによって画像解析の性能が左右される。例えば解像度の低い画像では文字が潰れてしまい、OCRにおける文字認識がエラーになる、または、誤認識が発生する可能性が高まる。また、バーコードにおいても画像データの解像度の良し悪しにより解析処理がエラーになり、文字列を抽出できないか、または、異なる文字列を抽出する可能性が高まる。
以上説明をした実施形態に係るMFP10によれば、OCRやバーコード認識における変換画像データの解析処理に対する信頼度を、利用者の判断により高めることができる。例えば、200dpiの設定で情報読取処理を実行したときに、認識確信度が一定値以下のであれば、それを一旦ワークフローサーバ20に配信した後に、ワークフローサーバ20において認識確信度の判定処理を実行することもできる。この場合、認識確信度が一定値以下であるときは、ワークフローサーバ20からMFP10に対してその旨の通知をMFP10に返信させればよい。
なお、本発明に係る画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理システムおよび画像処理方法は、上記の実施形態に限られるものではなく、以下の実施形態を含むものである。
例えば、ワークフローに含まれる定義情報と書誌情報は、ワークフローサーバ20とは別の管理サーバに記憶する形態でもよい。この場合、S602におけるパラメータ/ワークフロー設定処理において、MFP10は、管理サーバに対してワークフローIDを通知し、管理サーバから当該ワークフローIDに関連する定義情報や書誌情報を受信する。この場合、MFP10は、S608における画像変換状態の確認がYESの後に、変換画像データおよびワークフローの定義情報と書誌情報をワークフローサーバ20に送信すればよい。
また、ワークフローサーバ20と、管理者端末40と、ファイルサーバ30および上記管理サーバのうち、任意の複数の装置の機能を1台の装置(ハードウェア)に同居させてもよい。
また、MFP10がワークフローサーバ20の機能を備える、いわゆるサーバレス構成にしてもよい。この場合、MFP10のみで上記のワークフローを実行することができる。
100 ワークフローシステム
10 MFP
11 主制御部
12 情報読取部
13 操作表示部
14 記録媒体出力部
15 入出力制御部
16 エンジン制御部
17 画像処理部
18 操作表示制御部
19 記憶部
20 ワークフローサーバ
30 ファイルサーバ
50 設定画面
51 OKボタン
52 プレビューボタン
53 処理パラメータ
80 データ管理テーブル
100 ワークフローシステム
102 スキャナユニット
103 排出トレイ
104 ディスプレイパネル
105 給送テーブル
106 画像形成ユニット
107 排出トレイ
108 ネットワークI/F
110 コントローラ
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 I/F
115 HDD
118 データバス
131 主制御部
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 I/F
205 HDD
206 LCD
207 操作部
208 バス
特開2012−253672

Claims (8)

  1. 記録媒体を走査して読み取れる情報に基づく画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部における前記画像データの生成条件を設定する生成条件設定部と、
    前記画像データおよび前記生成条件を記憶する記憶部と、
    前記画像処理部において前記生成条件に基づいて生成された変換画像データの生成結果が当該変換画像データの使用条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記変換画像データの他に、前記生成条件を適用しない原画像データも生成し、
    前記記憶部は、前記原画像データ、前記変換画像データ、および前記原画像データと前記変換画像データの仕様情報を、それぞれ関連づけて記憶し、
    前記画像処理部は、前記判断部が前記変換画像データの生成結果が前記使用条件を満たさないと判断したとき、前記使用条件を満たすように変更した前記生成条件と前記原画像データに基づく再変換画像データを生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理部は、前記再変換画像データを生成するときに、前記記憶部にすでに記憶されている前記変換画像データのうち、変更した前記生成条件と同一の仕様に関連付けられている既変換データに基づいて前記再変換画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記判断部における前記使用条件を満たすか否かの判断は、前記変換画像データを表示した状態に基づく、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記生成条件は、前記画像データの解像度である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記使用条件は、前記変換画像データに対する光学文字認識を行う際の認識確信度である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. コンピュータを、
    記録媒体を走査して読み取れる情報に基づく画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部における前記画像データの生成条件を設定する生成条件設定部と、
    前記画像データおよび前記生成条件を記憶する記憶部と、
    前記画像処理部において前記生成条件に基づいて生成された変換画像データの生成結果が当該変換画像データの使用条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    を含む処理を実行する画像処理装置として動作させ、
    前記画像処理部が、前記変換画像データの他に、前記生成条件を適用しない原画像データを生成し、
    前記記憶部が、前記原画像データ、前記変換画像データ、および前記原画像データと前記変換画像データの仕様情報を、それぞれ関連づけて記憶し、
    前記画像処理部が、前記判断部が前記変換画像データの生成結果が前記使用条件を満たさないと判断したとき、前記使用条件を満たすように変更した前記生成条件と前記原画像データに基づく再変換画像データを生成する、処理を実行することを特徴とする画像処理プログラム。
  7. 記録媒体を走査して読み取れる情報に基づく画像データを生成する画像処理装置と、
    前記画像処理装置において生成された前記画像データに対する情報処理機能を実行する複数のモジュールを備える情報処理制御装置と、を含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部における前記画像データの生成条件を設定する生成条件設定部と、
    前記画像データおよび前記生成条件を記憶する記憶部と、
    前記画像処理部において前記生成条件に基づいて生成された変換画像データの生成結果が当該変換画像データの使用条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記変換画像データの他に、前記生成条件に基づかない原画像データを生成し、
    前記記憶部は、前記原画像データ、前記変換画像データ、および前記原画像データと前記変換画像データの仕様情報を、それぞれ関連づけて記憶し、
    前記画像処理部は、前記判断部が前記変換画像データの生成結果が前記使用条件を満たさないと判断したとき、前記使用条件を満たすように変更した前記生成条件と前記原画像データに基づく再変換画像データを生成する、
    ことを特徴とする画像処理システム。
  8. 記録媒体を走査して読み取れる情報に基づく画像データを生成する画像処理装置と、前記画像処理装置において生成された前記画像データに対する情報処理機能を実行する複数のモジュールを備える情報処理制御装置と、を含む画像処理システムにおいて実行される画像処理方法であって、
    前記画像データの生成条件を設定し、
    前記生成条件の基づく変換画像データと、前記生成条件に基づかない原画像データを生成し、
    前記原画像データ、前記変換画像データ、および前記原画像データと前記変換画像データの仕様情報を、それぞれ関連づけて記憶し、
    前記変換画像データの生成結果が使用条件を満たさないと判断されたとき、前記使用条件を満たすように前記生成条件を変更した変更生成条件と前記原画像データに基づいて再変換画像データを生成する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
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