JP2024066532A - 寝具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、収納部分には、回転軸を受ける軸受けや、不意の横転を防止するストッパー機構等が設けられている。
このような構成により、マットレスを表出させてベッドとして使用する、或いはマットレスを収納部分に収納し、全体を床面として使用する、といった使用態様を、回転軸の回転でもって切替えることができる。
また、開口部には、手動操作により開閉自在な蓋体が設けられている。
このような構成により、開口部を蓋体で閉じて床面として使用する、蓋体を開いてエアーマットを表出させてベッドとして使用する、といった使用態様を、エアーポンプやエアーバッグでもって切替えることができる。
また、特許文献1及び特許文献2に記載の床下収納ベッドは、回転軸周りの機構やエアーポンプ等の機構といった、使用態様の切替えに要する機構により、構造が複雑化する。
前記小上がり部は、上方に向かって開口し、前記マットレス部を格納可能な格納空間を有し、
前記小上がり部の上面は、前記格納空間に格納された前記マットレス部の上面と略同一平面上に配置されるように構成されている。
また、小上がり部の上面と格納空間に格納されたマットレス部の上面と略同一平面上に配置されるように構成されていることで、マットレス部を格納した際の小上がり部全体が段差のないスッキリとした美観となり、部屋のスマートな空間デザインに資する。
さらに、小上がり部が部屋の床面及び壁面と別体に構成されていることで、部屋の間取りに合わせて、配置場所や小上がり部の形状等を容易に設計変更可能となる。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、これらの図において、符号Xは、本実施形態に係る寝具を示す。
以下、図1~図3を用いて、寝具Xの構成について説明する。
また、小上がり部1は、特に図2及び図3に示すように、上方に向かって開口し、マットレス部2を格納可能な、略直方体形状の格納空間Sを有している。
なお、マットレス部2において、簀の子22は設けられていなくても良く、マットレス部本体21のみでマットレス部2が構成されていても良い。
また、特に図2(b)に示すように、マットレス部2の上面の面積及び形状と格納空間Sの平面視における面積及び形状とは、略同一に構成されている。
また、机用天板T1及び各椅子用天板T2の外周縁には、それぞれ略半円状の一対の切り欠き部kが設けられている。
また、机用天板T1に設けられた各脚部32には、机用天板T1の上面の高さを調整する調整手段jが設けられている。
例えば、内筒の軸周りの回動でもって、外筒の内周面にかかる押圧力を調整することで、内筒の長さ方向への伸縮、及び調整手段jからの任意の突出長さでの固定が可能な機構を採用することができる。
この他、調整手段jとして、脚部32を2つの脚部構成体に分割し、分割された各脚部構成体をヒンジ結合することで、脚部32を折畳み可能な構成とし、折畳むことで高さを調整する構成を採用しても良い。
このため、机用天板T1及び各椅子用天板T2を、全体として略長方形状の外形となるように相互に当接させて、各脚部32を格納空間Sの底面に載置することで、図3(a)から図3(b)に示す状態となる。
また、各椅子用天板T2の高さd2は、格納空間Sの高さと略同一となるように構成されている。
これにより、特に図3(b)及び(c)に示すように、天板部31の上面は、格納空間Sの開口の略全面が被覆された状態において、小上がり部1の上面と略同一平面上に配置されることとなる。
以下、図4~図8を用いて、寝具Xの部屋Rでの使用態様について説明する。
また、各図において、小上がり部1における、二壁面Wに当接されていない(外部に露出している)二側面は、部屋Rの床面Fのデザインと同一のデザインが施されている。このデザインは、例えば、二側面に壁紙を貼付する等して施すことができる。
即ち、使用者は、机用天板T1の各脚部32を所望の長さに伸長させ、床面Fに配置し、机用天板T1の近傍の床面Fに、各椅子用天板T2を配置する。
なお、机用天板T1にはテーブルクロスf3が敷設され、各各椅子用天板T2には座布団f4が敷設されている。
敷きパッド4は、本実施形態においては、その側面の面積及び形状が、小上がり部1の底面の面積及び形状と略同一に構成されており、図4~図6においては、マットレス部2の上面に加え、小上がり部1の上面の略全面を覆って敷設されている。
なお、クッションf5は、図3(c)に示した物品と共に、格納空間Sに収納しておくことができる。
これにより、使用者は、くつろぎスペースを活用しつつ、極力省スペースでもって、机用天板T1を囲んで食事、談話等可能なダイニングスペースを形成することができる。
即ち、使用者は、床面Fに、簀の子22を下にしてマットレス部2を配置し、その上に枕f1と掛布団f2を載置する。
なお、使用者は、このような物品を、不使用時に格納空間Sに収納しておくことができる。
本実施形態の寝具Xによれば、以下の効果を奏する。
即ち、本実施形態によれば、使用者は、格納空間Sにマットレス部2を格納することで、小上がり部1により就寝スペースやくつろぎスペースを形成することができ、格納空間Sからマットレス部2を取出すことで、マットレス部2単体で就寝スペースを形成し、小上がり部1を収納スペースとして使用することができる。
本実施形態によれば、小上がり部1が、部屋Rの床面F及び壁面Wと別体に構成されていることで、図9に示すように、部屋Rでの配置箇所を容易に変更でき、模様替えを迅速に行うことができる。
図10においては、小上がり部1について、二壁面Wのなす角に合わせた形状変更と共に、全体のサイズ感を上げることで上面の表面積を増大させており、これにより、上面を、一定の大きさを有する荷物を載置する物置きとして利用することができる。
即ち、天板部31の分割の仕方によって、天板部構成体Tの構成要素を変更可能であり、例えば、天板部構成体Tを、1つの机用天板T1と、3つ以上の椅子用天板T2或いは1つの椅子用天板T2と、により構成することができる。
また、天板部31を均等に二分割することで、天板部構成体Tを、2つの机用天板T1として構成することができる。
さらに、椅子用天板T2に設けられた脚部32に調整手段jが設けられていても良い。
1 小上がり部
S 格納空間
2 マットレス部
21 マットレス部本体
22 簀の子
3 蓋部
31 天板部
32 脚部
4 敷きパッド
R 部屋
F 床面
W 壁面
Claims (9)
- 部屋の床面及び壁面と別体に構成された小上がり部と、マットレス部と、を備え、
前記小上がり部は、上方に向かって開口し、前記マットレス部を格納可能な格納空間を有し、
前記小上がり部の上面は、前記格納空間に格納された前記マットレス部の上面と略同一平面上に配置されるように構成されている、寝具。 - 前記マットレス部を前記格納空間から取出した状態において、前記格納空間の開口の略全面を被覆可能な蓋部を備える、請求項1に記載の寝具。
- 前記蓋部は、天板部と、前記天板部の一側面から突設された脚部と、を有し、
前記天板部の上面は、前記格納空間の開口の略全面が被覆された状態において、前記小上がり部の上面と略同一平面上に配置可能に構成されている、請求項2に記載の寝具。 - 前記天板部は、複数枚の天板部構成体を含み、
前記脚部は、前記各天板部構成体に設けられている、請求項3に記載の寝具。 - 前記各天板部構成体には、机用天板と、前記机用天板と比してその側面の表面積が小さく構成された椅子用天板と、が設けられている、請求項4に記載の寝具。
- 前記机用天板に設けられた前記脚部には、前記机用天板の上面の高さを調整する調整手段が設けられている、請求項5に記載の寝具。
- 前記天板部の外周縁には、切り欠き部が設けられている、請求項3~6の何れかに記載の寝具。
- 前記天板部の上面又は前記マットレス部の上面の全面を覆って敷設される敷きパッドを備える、請求項3~6の何れかに記載の寝具。
- 前記小上がり部は、その隣接する二側面それぞれの全面が、前記部屋の隣接する二壁面それぞれに当接するように配置可能に構成されている、請求項1に記載の寝具。
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