JP2024063313A - 処理装置、処理プログラム及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】決算業務のタスクに関わる各種の処理およびタスク状況の把握を容易にすること。【解決手段】決算業務に係る指定期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定し、設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定し、前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する。【選択図】 図1

Description

本開示は、決算業務のタスクに係る処理装置、処理プログラム及び処理方法に関する。
従来より、設備保全業務などの業界において、必要なタスクとその期限を自動で管理可能な設備保存支援システムが知られていた。例えば、特許文献1には、受付システム、モバイルシステム、ネットシステム及び基盤システムを備えた設備保全支援システムであって、前記基盤システムは、複数のタスクが規定されたタスク管理テーブルを有しており前記受付システムは、前記タスク管理テーブルに基づいて、前記複数のタスクの内の任意の第1のタスクについて、次のタスクである第2のタスクに遷移するための条件が充足されたとの通知を前記モバイルシステム又は前記ネットシステムから受信した場合には、前記受付システム、前記モバイルシステム及び前記ネットシステムの状態を次のタスクである前記第2のタスクに自動的に遷移させる手段を有することを特徴とする設備保全支援システムが記載されている。
設備保全業務のような場合、各タスクは明確に分離可能であり、タスク自体の数量及び種類が膨大になることは一般的にはない。また、各タスクに必要とされる書類が互いに関連することも多くはなく、各タスクに必要な書類の作成が一般的に容易に行えた。このため、設備保全業務に関して、期限管理は容易に実現可能であった。しかしながら、会社の決算開示に係る業務において、必要タスク及び作成すべき書類は膨大であり、互いに関連している場合が多く、期限管理が複雑になっていた。
特開2021-114098号公報
本開示は、上述した背景からなされたものであり、決算業務のタスクに関わる各種の処理およびタスク状況の把握を容易にすることができる処理装置、処理プログラム及び処理方法を提供する。
本開示の一態様によれば、「決算業務に係る複数のタスクのスケジュールを作成するための処理を実行する少なくとも一つのプロセッサを具備する処理装置であって、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記決算業務に係る指定期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定し、設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定し、前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する、ための処理を実行するように構成された処理装置。」が提供される。
本開示の一態様によれば、「少なくとも一つのプロセッサを具備するコンピュータにおいて前記少なくとも一つのプロセッサを、決算業務に係る指定期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定し、設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定し、間を設定し、前記タスクごとに設定された前記作業期間から第2の期限を設定し、前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する、ように機能させる処理プログラム。」が提供される。
本開示の一態様によれば、「少なくとも一つのプロセッサを具備するコンピュータにおいて前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される処理方法であって、決算業務に係る指定期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定する段階と、設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定する段階と、前記タスクごとに設定された前記作業期間から第2の期限を設定する段階と、前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する段階と、を含む処理方法。」が提供される。
本開示によれば、決算業務のタスクに関わる各種の処理およびタスク状況の把握を容易にすることができる処理装置、処理プログラム及び処理方法を提供することができる。
なお、上記効果は説明の便宜のための例示的なものであるにすぎず、限定的なものではない。上記効果に加えて、又は上記効果に代えて、本開示中に記載されたいかなる効果や当業者であれば明らかな効果を奏することも可能である。
図1は、本開示の実施形態に係る処理システム1に係る期限管理処理の概要を概略的に示す図である。 図2は、本開示の実施形態に係る処理システム1の構成を概略的に示す概念図である。 図3は、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100の構成の例を示すブロック図である。 図4は、本開示の実施形態に係るサーバ装置200の構成の例を示すブロック図である。 図5Aは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200に記憶されるタスク管理テーブルを概念的に示す図である。 図5Bは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200に記憶される担当者管理テーブルを概念的に示す図である。 図6Aは、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100とサーバ装置200との間で実行される処理シーケンスを示す図である。 図6Bは、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100に出力される画面の例を示す図である。 図6Cは、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100に出力される画面の例を示す図である。 図6Dは、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100に出力される画面の例を示す図である。 図7Aは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において実行される処理フローを示す図である。 図7Bは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において実行されるスケジュール作成処理の一例の概要を概略的に示す図である。 図8は、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において実行される処理フローを示す図である。
添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、図面における共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
1.本開示に係る処理システム1の概要
本開示に係る処理システム1は、一例としては、会社の決算業務に係る複数のタスクについて作業期間を設定し、各タスクのスケジュール管理を実施するために用いられる。特に、処理システム1は、例えば、決算日が異なる企業から、当該決算日から自動的に算出される法定期限よりも前に設定される当該企業の社内指定期限(指定期限)の情報を取得することにより、各企業に合わせた最適なスケジュールを提供する場合に好適に用いられる。具体的には、処理システム1は、当該社内指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて各タスクの作業期間の開始期限(開始予定日)又は終了期限(終了予定日)を設定し、設定された当該開始期限又は終了期限とタスクごとに設定された標準作業期間とに基づいてタスクごとに作業期間を設定する。また、当該作業期間の設定に際して、処理システム1は、複数のタスクに設定された処理順序も考慮されており、タスクの期限管理の最適化を図っている。
図1は、本開示の実施形態に係る処理システム1に係る期限管理処理の概要を概略的に示す図である。具体的には、ユーザであるA社及びB社から決算業務に係るタスクのスケジュール管理の依頼があった場合が示されている。図1によれば、A社及びB社は、互いに異なる決算日が規定されている。このため、A社及びB社は、当該決算日に合わせたタスクのスケジュール管理が必要となり、A社は決算日を12月15日とし、B社は決算日を3月31日として、タスクのスケジュール管理の依頼を行う。この際、A社及びB社は、決算日から自動的に決まる法定期限よりも前に社内指定期限を設定することになる。
処理システム1を構成する決算スケジュール作成サーバ装置(以下、単にサーバ装置と称する)は、取得した決算日及び社内指定期限に基づいて、決算業務に係る複数のタスクのスケジュールを作成する。図1によれば、サーバ装置は、A社の決算日(12月15日)と社内指定期限(11月30日)に基づいて、A社専用のスケジュールを作成し、タスクの作業期間をダッシュボード化したA社用タスク管理表を提供する。一方、サーバ装置は、B社の決算日(3月31日)と社内指定期限(3月1日)に基づいて、A社とは異なるB社専用のスケジュールを作成し、タスクの作業期間をダッシュボード化したB社用タスク管理表を提供する。特に、本開示に係る処理システム1は、ダッシュボード化した情報に基づいて、ユーザによるタスクの期限管理の把握を簡単にして、期限管理自体も容易に行えるようにしている。
また、本開示において、「タスク」とは決算業務に係る仕事及び作業といった意味に過ぎない。特に、本開示において、「タスク」は決算業務に関する専門的な知識に基づいて細分化されており、400以上の膨大なタスクが設定されている。ただし、「タスク」の内容及び数量は固定されるものでなく、内容及び数量は適宜設定することができる。なお、決算業務とは決算開示業務を含んでおり、決算に関連する一連の業務内容である。このため、本開示の実施形態においては、決算開示業務に係るタスクを想定して説明しているが、本開示におけるタスクとは決算開示業務に係るものに限られず、決算業務として広く対象とすることができる。
また、本開示の実施形態において、「指定期限」としてユーザが設定する社内指定期日を例示して説明するが、「指定期限」は日付に限定されることなく、週又は時間単位で設定されてもよい。同様に、本開示の実施形態においては、「オフセット値」としてサーバ装置側においてタスクごとにあらかじめ設定する日付を例示して説明するが、「オフセット値」は日付に限定されることなく、週又は時間単位で設定されてもよい。そして、本開示の実施形態において、各タスクの終了期限として当該社内指定期日から当該オフセット値を差し引いて算出した日付を例示して説明するが、当該終了期限は日付に限定されることなく、週又は時間単位で設定されてもよい。同様に、本開示における各タスクの開始期限も、開始日に限定されずに、週又は時間単位で設定されてもよい。すなわち、本開示においては、決算業務に係るタスクのスケジュールは、日単位、週単位、又は時間単位によって管理可能である。
また、本開示の実施形態において、「指定期限」及び「タスクの終了期限」として社内的な日付を例示して説明するが、企業等の会社の内部に関する日付に限定されない。すなわち、本開示においては、「指定期限」「タスクの終了期限」、及び「タスクの開始期限」は、会社の内外に係る日付などの期限に限定されず、一般的な会社のみならず、一定の組織内(例えば、士業)に係る日付を含む。換言すると、本開示の決算業務に係るタスクのスケジュール管理は、会社以外の事務所、法人等の一定の組織内で行われることもある。
なお、本開示においては、各装置につけられた呼称は、各装置を互いに区別するために用いられているに過ぎず、各装置の機能に応じては他の呼称がなされてもよい。
また、本開示において、「第1」や「第2」等の記載がなされていたとしても、これらが付された二つの要素のみに限定されることを意味するわけではない。当然に、「第3」、「第4」及びそれ以上の複数の要素が含まれてもよい。
2.処理システム1の構成
図2は、本開示の実施形態に係る処理システム1の構成を概略的に示す概念図である。図2に示すように、処理システム1は、決算業務を行う企業内に設置されたユーザ端末装置100、及びユーザ端末装置100からの依頼に基づいてタスクのスケジュールを作成する処理装置であるサーバ装置200を含んでいる。ここで、ユーザ端末装置100とサーバ装置200とは、ネットワーク300を介して双方向に通信可能に接続されている。ネットワーク300は、例えばインターネットである。すなわち、ユーザ端末装置100及びサーバ装置200は、有線又は無線によってインターネット回線に接続され、各種の情報等の送受信が可能である。
なお、図2の例では、ユーザ端末装置100は1台しか記載されていないが、決算業務を行う会社がユーザとなるため、複数台のユーザ端末装置100がネットワーク300を介して通信可能に接続されている。また、サーバ装置200は単一のものとして記載されているが、サーバ装置200の各構成要素及び処理を複数のサーバ装置やクラウドサーバ装置に分配することも可能である。
3.ユーザ端末装置100の構成
図3は、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100の構成の例を示すブロック図である。ユーザ端末装置100は、図3に示す構成要素の全てを備える必要はなく、一部を省略した構成をとることも可能であるし、他の構成要素を加えることも可能である。
ユーザ端末装置100は、典型的には、ラップトップパソコン又はデスクトップパソコンに代表される無線通信可能な端末装置が挙げられるが、当該装置のみには当然限られない。例えば、ユーザ端末装置100としては、スマートフォン、フィーチャーフォン、携帯情報端末、PDA、携帯型ゲーム機、据え置き型ゲーム機など、本開示に係るプログラムを実行可能な装置であれば、いずれでも好適に適用することが可能である。また、上記のとおり、複数のユーザ端末装置100がサーバ装置200と通信可能である場合に、ユーザ端末装置100のそれぞれは、常に同種又は同じ端末装置である必要はなく、互いに異なる種類の端末装置であってもよい。
図3によると、ユーザ端末装置100は、出力インターフェイス111、プロセッサ112、RAM、ROM、又は不揮発性メモリ(場合によっては、HDD)等を含むメモリ113、通信処理回路及びアンテナを含む通信インターフェイス114、並びにマウス115a及びキーボード115bを含む入力インターフェイス115を含む。そして、これらの各構成要素が制御ライン及びデータラインを介して互いに電気的に接続される。
出力インターフェイス111は、プロセッサ112の指示に応じて、本開示に係るプログラムを実行することによってサーバ装置200から受信する表示情報を、ディスプレイやプリンタ等の機器に出力する出力部として機能する。なお、このようなディスプレイは、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ又は電子ペーパー等から構成される。
プロセッサ112は、CPU(マイクロコンピュータ:マイコン)から構成され、メモリ113に記憶された各種プログラムに基づいて、接続された他の構成要素を制御する制御部として機能する。具体的には、プロセッサ112は、各種のアプリケーションを実行するためのプログラムやOSを実行するためのプログラムをメモリ113から読み出して実行する。本開示においては、プロセッサ112は、特に、後述する処理シーケンスで記載された処理の一部を実行する。処理の詳細については、図6A以降の説明の際において詳細に説明する。なお、プロセッサ112は、単一のCPUで構成されても良いが、複数のCPUやGPUを組み合わせて構成しても良い。
メモリ113は、ROM、RAM、不揮発性メモリ、HDD等から構成され、記憶部として機能する。ROMは、本開示に係るアプリケーションやOSを実行するための指示命令をプログラムとして記憶する。RAMは、ROMに記憶されたプログラムがプロセッサ112により処理されている間、データの書き込み及び読み込みをするために用いられる。不揮発性メモリは、当該プログラムの実行によってデータの書き込み及び読み込みが実行されるメモリであって、ここに書き込まれたデータは、当該プログラムの実行が終了した後でも保存される。本開示においては、メモリ113は、特に、後述する処理シーケンスで記載された処理の一部を実行するプログラムを記憶する。処理の詳細については、図6B以降の説明の際に詳細に説明する。
通信インターフェイス114は、通信処理回路及びアンテナを介して、遠隔に設置されたサーバ装置200との間で情報の送受信をする通信部として機能する。通信処理回路は、処理システム1において用いられるプログラムや各種情報等を処理の進行に応じて、サーバ装置200から情報を送受信するための処理をする。本開示においては、特に、決算業務に関するユーザ情報(社内指定期日、及びタスクを担当する部署・職位など)、及びタスクの進行状況に関する情報がサーバ装置200に送信され、タスクのスケジュールに関する情報等がサーバ装置200から送信される。
通信処理回路は、LTE方式に代表されるような広帯域の無線通信方式に基づいて処理されるが、IEEE802.11に代表されるような無線LANやBluetooth(登録商標)のような狭帯域の無線通信に関する方式や非接触無線通信に関する方式に基づいて処理することも可能である。また、無線通信に代えて、又は加えて、有線通信を用いることも可能である。
入力インターフェイス115は、例えば、マウス115a及びキーボード115bから構成され、本開示に係るプログラムの実行に係る指示入力や、様々な情報を登録するための操作入力等を受け付ける入力部として機能する。マウス115a及びキーボード115bは、プロセッサ112等を備える本体に無線又は有線で接続される。なお、入力インターフェイス115の構成はこれに限られず、タッチパネルや他のハードキー等を用いてもよい。例えば、タッチパネルを用いる場合、出力インターフェイス111を被覆するように当該タッチパネルが配置され、出力インターフェイス111からディスプレイに出力される画像のデータに対応する位置座標の情報を、プロセッサ112に送信する。タッチパネル方式としては、抵抗膜方式、静電容量結合方式、超音波表面弾性波方式など、公知の方式を利用することができる。本開示においては、タッチパネルは、指示体により出力インターフェイス111に表示された各アイコン等に対するスワイプ操作やタップ操作を検出する。
4.サーバ装置200の構成
図4は、本開示の実施形態に係るサーバ装置200の構成の例を示すブロック図である。サーバ装置200は、図4に示す構成要素の全てを備える必要はなく、一部を省略した構成をとることも可能であるし、他の構成要素を加えることも可能である。また、サーバ装置200は図4に図示するものを単一の筐体に備える必要はなく、サーバ装置200の各構成要素及び処理を複数のサーバ装置やクラウドサーバ装置に分配することも可能である。
図4によると、サーバ装置200は、RAM、ROM、及び不揮発性メモリ、HDD等を含むメモリ211、CPU等から構成されるプロセッサ212、入出力インターフェイス213及び通信インターフェイス214を含む。そして、これらの各構成要素が制御ライン及びデータラインを介して互いに電気的に接続される。
メモリ211は、RAM、ROM、不揮発性メモリ、HDDを含み、記憶部として機能する。ROMは、本開示に係るアプリケーションやOSを実行するための指示命令をプログラムとして記憶する。このようなプログラムは、プロセッサ212によってロードされ実行される。RAMは、ROMに記憶されたプログラムがプロセッサ212によって処理されている間、データの書き込み及び読み込みを実行するために用いられる。不揮発性メモリは、当該プログラムの実行によってデータの書き込み及び読み込みが実行されるメモリであって、ここに書き込まれたデータは、当該プログラムの実行が終了した後でも保存される。
本開示において、メモリ211は、「決算業務に係る指定期限を受信すると当該指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定する処理」、「設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定する処理」、「複数のタスクに対して設定された作業期間に基づいて複数のタスクをディスプレイに出力する処理」等のためのプログラムを記憶する。また、メモリ211は、サーバ装置200の使用が許可されたユーザに関する情報、決算業務のタスクに関する情報、決算業務に関する一般的な情報、及び決算業務に関する法的な情報を記憶する。
プロセッサ212は、CPU(マイクロコンピュータ:マイコン)から構成され、メモリ211に記憶された各種プログラムに基づいて、接続された他の構成要素を制御するための制御部として機能する。具体的には、プロセッサ212は、本開示に係るアプリケーションを実行するためのプログラムやOSを実行するためのプログラムをメモリ211から読み出して実行する。本開示においては、プロセッサ212は、特に、「決算業務に係る指定期限を受信すると当該指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定する処理」、「設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定する処理」、「複数のタスクに対して設定された作業期間に基づいて複数のタスクをディスプレイに出力する処理」等を実行する。なお、プロセッサ212は、単一のCPUで構成されても良いが、複数のCPUで構成しても良い。
入出力インターフェイス213は、プロセッサ212の指示に応じて、本開示に係るプログラムを実行することによってユーザ端末装置100から受信する情報、及び決算業務に関する情報をディスプレイやプリンタ等の機器に出力する出力部として機能する。なお、このようなディスプレイは、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ又は電子ペーパー等から構成される。また、入出力インターフェイス213は、本開示に係るプログラムの実行に係る指示入力や、様々な情報を登録するための操作入力等を受け付ける入力部として機能する。例えば、マウス及びキーボードが、無線又は有線で接続される。なお、入出力インターフェイス213の構成はこれに限られず、タッチパネルや他のハードキー等を用いてもよい。タッチパネル方式としては、抵抗膜方式、静電容量結合方式、超音波表面弾性波方式など、公知の方式を利用することができる。
通信インターフェイス214は、通信処理回路及びアンテナを介して、遠隔に設置されたユーザ端末装置100や他のサーバ装置との間で情報の送受信をする通信部として機能する。通信処理回路は、処理システム1において用いられるプログラムや各種情報等を処理の進行に応じて、ユーザ端末装置100や他のサーバ装置から情報を送受信するための処理をする。本開示においては、特に、通信インターフェイス214を介して、サーバ装置200の使用が許可されたユーザに関する情報、決算業務のタスクに関する情報、決算業務に関する一般的な情報、及び決算業務に関する法的な情報が、サーバ装置200とユーザ端末装置100との間で送受信される。
通信処理回路は、LTE方式に代表されるような広帯域の無線通信方式に基づいて処理されるが、IEEE802.11に代表されるような無線LANやBluetooth(登録商標)のような狭帯域の無線通信に関する方式や非接触無線通信に関する方式に基づいて処理することも可能である。また、無線通信に代えて、又は加えて、有線通信を用いることも可能である。
なお、入出力インターフェイス213及び通信インターフェイス214は、同一規格の装置を使用する場合には共通のインターフェイスとして構成してもよい。例えば、入出力インターフェイス213が無線通信を行う接続装置とする場合には、通信インターフェイス214に入出力インターフェイス213を含めるようにしてもよい。
5.サーバ装置200のメモリ211に記憶される情報
図5Aは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200に記憶されるタスク管理テーブルを概念的に示す図である。当該タスク管理テーブルに記憶される情報のうち、ID、上位タスク、中位タスク、下位タスク、関連タスクID、担当部署、対応可職位、書類名、標準作業期間、及びオフセット値については、ユーザ端末装置100から送信されるスケジュール管理の依頼有無にかかわらず、処理システム1の利用開始時から初期状態として登録されている情報である。また、担当者、ステータス、開始日、及び終了日については、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に対してスケジュール管理の依頼があった場合に、自動的に入力される情報であり、ユーザ端末装置100から受信する追加情報及び更新情報によって変更が可能な情報である。更に、作業詳細、工数、及び備考については、スケジュール管理が開始され、実際のタスクが進行している際に、ユーザ端末装置100から受信する更新情報によって入力又は変更が可能な情報である。
「ID」は、決算業務に係る各タスクについて付与される識別番号である。図5Aに示すように、IDは2種類に分かれており、後述する上位タスクに付されるものと、後述する中位タスク及び下位タスクに付されるものとは、IDの形式が異なっている。具体的には、当該上位タスクに該当するものには、例えば「xx」、「yy」のような符号が付される。一方、当該中位タスク及び下位タスクについては、上位タスクの符号の後にハイフン及び通し番号が付される(例えば、「xx-001」、「yy-001」)。これにより、当該上位タスクと、その構成タスクである中位タスク及び下位タスクとが、関連付けられることになり、タスクの識別が容易になる。なお、IDの形式については、上記内容に限定されることはなく、各タスクを識別することが可能であれば、どのような形式が用いられてもよい。例えば、「xx」及び「yy」の部分については、数字、アルファベット、又は他の記号等を更に付加してもよい。
決算業務に係るタスクについては、決算業務の内容によって階層分けがなされ、「上位タスク」、「中位タスク」、「下位タスク」の3つの段階に分けられている。換言すると、決算業務の内容は、親タスク(上位タスク)、子タスク(中位タスク)、及び孫タスク(下位タスク)に分けられている。このため、上位タスクの中に複数の中位タスクが存在し、各中位タスクの中に複数の下位タスクが存在している。ただし、中位タスクの内容によっては、下位タスクが存在しないこともある。なお、タスクの階層については、3つの段階に限定されることなく、2つ又は、4つ以上に設定してもよく、ユーザの属する業種の決算業務に合わせて適宜変更してもよい。
ここで、タスク管理テーブルには、上位タスク、中位タスク、及び下位タスクのそれぞれに対してタスク名が記憶されている。図5Aにおいては、便宜上のため上位タスク名として「A1」、「A2」、中位タスクとして「B1」、「B2」など、下位タスクとして「C1」、「C2」などを記載しているが、実際には決算業務の内容に関連したタスク名があらかじめ記憶されている。
「上位タスク」は、決算業務の内容及び進行を考慮して、大きな概念の位置付けとして設定されたタスクである。例えば、「決算短信」、「計算書類」、「業務報告」、「有価証券報告書」、及び「招集通知」が上位タスクとして設定される。なお、これらのタスクは、決算業務に関して一般的に知られている代表的なタスクであるが、上位タスクの種別は上記5つに限定されることがない。
「中位タスク」は、決算業務の内容及び上位タスクとの関係を考慮して、当該上位タスクを実行するために必要となる中間的な位置づけとして設定されたタスクである。特に、「中位タスク」としては、上位タスクを行うための準備、必要な書類の作成、監査等に関連する内容が規定されている。このため、全ての中位タスクが完了すると、当該中位タスクの上層に位置する上位タスクが完了することになる。また、上位タスクのそれぞれに対しては、同一名の中位タスクが設定されていることもあるが、中位タスク自体の内容は上位タスクの内容に対応して異なっている。換言すると、中位タスクのタスク名が同一であっても、当該中位タスクに含まれる下位タスクが異なることになる。
例えば、上位タスクが「決算短信」の場合には、「準備」、「サマリー情報の作成」、「添付資料の作成」、「社内レビュー」、「印刷会社確認」、「修正」、「監査法人チェック」、「会議体承認」、及び「開示」が中位タスクとして設定される。上位タスクが「計算書類」の場合には、「準備」、「計算書類の作成」、「付属明細書の作成」、「連結計算書類の作成」、「監査法人監査」、「会議体承認」、及び「開示」が中位タスクとして設定される。上位タスクが「業務報告」の場合には、「準備」、及び「事業報告書の作成」が中位タスクとして設定される。上位タスクが「有価証券報告書」の場合には、「準備」、「有価証券報告書の作成」、「監査法人監査」、「社内レビュー」、「印刷会社確認」、「修正」、「監査法人監査」、「会議体承認」、及び「開示」が中位タスクとして設定される。上位タスクが「招集通知」の場合には、「準備」、「招集通知の作成」、「社内レビュー」、「印刷会社確認」、「修正」、「監査法人監査」、「監査報告書」、「会議体承認」、「印刷依頼」、及び「発送」が中位タスクとして設定される。なお、これらのタスクについても、決算業務に関して一般的に知られている代表的なタスクであるが、中位タスクがこれらに限定されることはない。
「下位タスク」は、決算業務の内容及び中位タスクとの関係を考慮して、当該中位タスクを実行するために必要となる詳細な位置づけとして設定されたタスクである。特に、「下位タスク」としては、中位タスクを詳細かつ具体的に示したタスクが設定されており、書類の詳細事項、書類に対する対応内容、必要な各種の資料等が規定されている。このため、全ての下位タスクが完了すると、当該下位タスクの上層に位置する中位タスクが完了することになる。
例えば、上位タスクが「決算短信」であって中位タスクが「準備」である場合には、「履歴事項全部証明書」、「組織図」、「予算の資料」、「連結精算表、連結組替表」、「配当の状況の資料」等が下位タスクとして設定される。上位タスクが「計算書類」であって中位タスクが「準備」である場合には、「決算処理方針表」、「自己株式台帳」、「経理規程」、「資本関係図」、「関係会社一覧」等が下位タスクとして設定される。上位タスクが「事業報告」であって中位タスクが「準備」である場合には、「関係会社一覧」、「人員一覧」、「借入金台帳」、「株主名簿」、「定款」等が下位タスクとして設定される。上位タスクが「有価証券報告書」であって中位タスクが「準備」である場合には、「沿革の資料」、「従業員の状況の資料」、「大株主名簿」、「事業の内容の資料」、「株式等の状況の資料」等が下位タスクとして設定される。上位タスクが「招集通知」であって、中位タスクが「準備」である場合には「決議事項一覧」が下位タスクとして設定され、中位タスクが「招集通知の作成」である場合には「決議事項」、「報告事項」及び「招集通知の作成」が下位タスクとして設定される。なお、上記の下位タスクについては代表的な例示に過ぎず、実際には400以上の膨大な下位タスクが設定されている。
「関連タスクID」は、下位タスク同士の内容に関連性がある場合に、当該関連性があるタスクのIDである。すなわち、下位タスク同士において、業務上の関係性が高く、共通作業又は共通資料が存在したり、類似する業務フローであったりする場合等に、「関連タスクID」の欄には関連する他のタスクのIDが記憶され、関連する他のタスクがない場合には空欄となる。なお、上位タスク及び中位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されているため、関連タスクIDが記憶されることはない。
図5Aに示すように、関連タスクIDは、中位タスクが共通する場合に記憶されることがある。例えば、ID「xx-006」、「xx-007」の関連タスクIDの欄には、互いのタスクが関連していることを示すように、相手方のIDが記憶されている。これにより、ID「xx-006」とID「xx-007」とのタスクの関連性を確認することが可能となり、例えば、両タスクに対して同一の担当者を割当てることの判断材料が提供されることになる。
また、上位タスク及び中位タスクが共通しない場合であっても、関連タスクIDが記憶されることがある。例えば、ID「xx-006」、「yy-002」の関連タスクIDの欄には、互いのタスクが関連していることを示すように、相手方のIDが記憶されている。すなわち、作業内容として全く異なる場合や、作成する書類が全く異なる場合であっても、作業又は書類の共通性等を総合的に判断して、関連タスクIDが記憶されることがある。このような場合にも、両タスクに対して同一の担当者を割当てることの判断材料が提供されることになり、特に下位タスクのタスク名を確認しただけでは関連性が低いと考えられる場に非常に有益な情報となる。
「担当部署」は、各タスクを実際に行う部署の情報である。決算関連のタスクの実行であるため、「担当部署」には、IR、経理、又は総務等の決算業務の実施が想定される部署名が記憶される。ただし、準備する書類又は資料によっては、技術部門、製造部門が担当することもある。なお、ユーザによっては実際の部署名が「担当部署」に記憶される名称と異なり、又は存在しないこともあるため、「担当部署」として記憶される情報は、ユーザ情報によって適宜変更することも可能であり、更には初期の設定から除外されるようにしてもよい。また、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、複数部署による対応も考えられるため、「担当部署」が記憶されない設定になっている。
「対応可職位」は、各タスクを実際に行うために必要となる役職の情報である。「対応可職位」には、例えば、一般以上、主任以上、課長以上、部長以上等のように、タスクの重要度などに応じて実行できる者を限定する情報が記憶されている。なお、ユーザによっては実際の役職名が「対応可職位」に記憶される名称と異なり、又は存在しないこともあるため、「対応可職位」として記憶される情報は、ユーザ情報によって適宜変更することも可能であり、更には初期の設定から除外されるようにしてもよい。また、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、担当者が複数となる場合も考えられるため、「対応可職位」が記憶されない設定になっている。
「書類名」は、各タスクの実行によって一部又は全部が作成される書類の情報である。図5Aにおいては、便宜上のため「D1」、「D2」、「D3」、「D4」、「D5」を記載しているが、実際には決算業務の内容に関連した書類名があらかじめ記憶されている。例えば、上位タスク、中位タスク、又は下位タスクの名称に含まれる書類名が該当する。具体的には、「履歴事項全部証明書」、「組織図」、「計算書類」、「事業報告書」、「有価証券報告書」、「招集通知」等があらかじめ記憶されることになる。
「標準作業期間」は、各タスクを実行するのに必要となる、業界の標準的な作業時間の情報である。このため、タスクを実行する者の能力や経験が考慮された情報ではなく、タスク完了までに一般的に必要となる時間(日数)が「標準作業期間」の欄に記憶されている。ここで、中位タスクについては、全ての下位タスクを実行することによって完了するため、中位タスクの標準作業期間は、当該中位タスクに含まれる下位タスクの標準作業時間の合計よりも大きくなる。なお、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、「標準作業期間」が記憶されない設定になっている。
「オフセット値」は、各タスクの実行について、スケジュールの設定及び管理をするために設定されたものである。「オフセット値」は、例えば、中位タスク及び下位タスクの標準作業期間等を考慮して、各タスクに対してあらかじめ設定されている。当該設定については、サーバ装置200の管理者側において、適宜行われるものであり、ユーザ側が関与することはない。このような「オフセット値」を用いることにより、社内指定期日(第1の期限)の変更に対応する場合、次年度のスケジュールを新たに生成する場合、スケジュールを複製する場合において、単なる作業期間の設定とは異なり、土曜日又は日曜日等の休日(非稼働日)が考慮されて作業期間、開始日、終了日が簡単に設定可能となる。
「担当者」は、各タスクを実際に実行する者の氏名の情報である。「担当者」は、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に対してスケジュール管理の依頼があった場合に、自動的に設定され且つ記憶される情報である。ただし、ユーザの状況によっては、当該依頼があった際に該当者がいない場合もあり、このような場合には「割当てなし」と記憶される。また、ユーザ端末装置100から担当者に関する追加情報をサーバ装置200が受信すると、「担当者」が新たに設定される又は更新されることになる。なお、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、「担当者」が記憶されない設定になっている。
「ステータス」は、各タスクの進捗情報である。「ステータス」の欄には、「未着手」、「作業中」、又は「終了」のいずれかが記憶されることになる。タスクのスケジュール管理の開始においては、「未着手」が各タスクの状態として記憶されるが、ユーザ端末装置100から受信する進捗に応じた報告に応じて、記憶された情報が「作業中」更には「終了」と変更されることになる。なお、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、「ステータス」が記憶されない設定になっている。
「開始日」は各タスクの作業開始日の情報であり、「終了日」は各タスクの作業終了日の情報である。「開始日」及び「終了日」は、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に対してスケジュール管理の依頼があった場合に、自動的に設定され且つ記憶される情報である。ここで、当該自動的に設定される「終了日」は、終了期限である終了予定日のことであり、自動的に設定される「開始日」も当該終了予定日と作業期間とから算出された開始予定日のことである。ただし、ユーザ端末装置100から受信する進捗に応じた報告に応じて、「開始日」及び「終了日」の日付は更新されることになる。ここで、中位タスクについては、全ての下位タスクを実行することによって完了するため、中位タスクの開始日は当該中位タスクに含まれる下位タスクの最も早い日付となり、中位タスクの終了日は当該中位タスクに含まれる下位タスクの最も遅い日付となる。なお、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、「開始日」及び「終了日」が記憶されない設定になっている。
「作業詳細」は、各タスクを実行するにあたり、作業として必要となる詳細な情報である。「工数」は、各タスクを実行して終了させた場合に、実際にかかった時間又は日数の情報である。「備考」は、各タスクを実行するにあたり、注意すべき事項の情報、タスク実行に付随する情報である。いずれの情報の欄においても、ユーザ端末装置100から各タスクに関する更新情報をサーバ装置200が受信すると、その受信した情報が記憶される。なお、上位タスクについては、タスクの内容が幅広く設定されており、「作業詳細」、「工数」及び「備考」が記憶されない設定になっている。
図5Bは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200に記憶される担当者管理テーブルを概念的に示す図である。当該担当者管理テーブルには、ユーザである企業の従業員の情報が含まれる。具体的には、「担当者」、「職種」、「役職」、及び「過去の担当履歴」に関する情報が記憶される。ここで、「担当者」は、図5Aのタスク管理テーブルの「担当者」と同一の情報であり、タスク管理テーブルと担当者管理テーブルとを紐づける情報でもある。「職種」は、タスクの担当者が所属する部署名の情報であり、「経理」、「総務」、又は「IR」等の部署名が記憶されている。また、「役職」は、タスクの担当者の職位に関する情報であり、「部長」、「課長」、「係長」、「主任」、「一般」等の役職名が記憶されている。これら情報は、ユーザである企業において人事異動や部門転換等があった場合に、更新されることになる。
「過去の担当履歴」とは、各担当者が今までに担当したタスクのIDの情報である。すなわち、「過去の担当履歴」には、各担当者が経験したタスク情報が記憶されている。「過去の担当履歴」については、各年度又は年度ごとの各期の決算業務が終了した場合に、更新されることになる。これにより、タスクの担当者を自動又は手動にて割当てる際に、過去の実績を考慮して最適な担当者を決定することができる。また、同一タスクの過去実績がない場合であっても、上述した関連タスクIDの情報と合わせることにより、関連性のあるタスクの経験者を担当者として自動又は手動にて割り当てることも可能となり、担当者の選択幅が広がることにもなる。すなわち、タスクの割当の際に、「過去の担当履歴」は非常に有益な情報となる。
なお、メモリ211は、上述したタスク管理テーブル及び担当者管理テーブルを別々に記憶せず、2つのテーブルデータを組み合わせた管理テーブルを記憶してもよい。この場合には、サーバ装置200のプロセッサ212は、当該1つのテーブルから必要な情報から構成されるテーブルなどを適宜生成してもよい。
サーバ装置200のメモリ211は、上述したタスク管理テーブル及び担当者管理テーブルに加えて、各ユーザの決算日及び当該決算日から算出される法定期限を記憶している。当該ユーザの決算日は、ユーザによる本システムの利用開始の段階(すなわち、初期設定段階)において、ユーザの指定による設定される。例えば、当該決算日に係る情報は、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に送信されて自動的にサーバ装置200において記憶されてもよく、又はサーバ装置200の管理者がユーザから別途連絡を受けた後にサーバ装置200において設定されてもよい。また、法定期限は、例えば、決算日から45日後として設定される場合があるが、各種の条件によって変わることもある。なお、ユーザによっては、決算月を指定する場合があるが、このような場合にはサーバ装置200側において、例えば当該決算月の最終日を決算日として登録するとともに、当該最終日から法定期限を算出してもよい。
6.処理システム1により実行される処理シーケンス
図6Aは、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100とサーバ装置200との間で実行される処理シーケンスを示す図である。また、図6B、図6C、及び図6Dは、本開示の実施形態に係るユーザ端末装置100に出力される画面の例を示す図である。以下において、各図面を参照しつつ、処理の流れ及びユーザに提供される情報について説明する。
図6Aに示すように、ユーザ端末装置100は、タスクのスケジュール管理の依頼を開始するための起動処理を実行する(S11)。具体的には、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、出力インターフェイス111を介して接続されたディスプレイにログイン画面を表示する。その後、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、端末操作者(ユーザの従業員)によって入力されたログインID及びパスワード(以下、ログイン情報)を受信し、受信したログイン情報を通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。すなわち、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、処理システム1へのログイン要求をサーバ装置200に対して行う(T11)。
サーバ装置200において、通信インターフェイス214を介してログイン情報が受信されると、サーバ装置200のプロセッサ212は、認証処理を実行する(S12)。具体的に、サーバ装置200のプロセッサ212は、受信したログイン情報と、メモリ211に記憶されたユーザ情報と比較して両情報が一致するか否かを判定する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス114を介して認証結果をユーザ端末装置100に送信する(T12)。
ユーザ端末装置100において、ログイン要求を承認する認証結果が通信インターフェイス114を介して受信されると、ユーザ端末装置100のディスプレイには、社内指定期日を入力するための画面が表示される。一方、ログイン要求を承認しないとする認証結果が通信インターフェイス114を介して受信されると、ユーザ端末装置100のディスプレイには、再度のログイン情報の入力を要求する画面が表示される。ここでは、当然のことながらログイン要求が承認された場合を想定して説明する。
ユーザ端末装置100において、社内指定期日の入力を要求する画面が表示された後に、ユーザの設定情報としてあらかじめ社内で決められている社内指定期日が端末操作者によって入力される(S13)と、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、社内指定期日を受信する。そして、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、受信した社内指定期日を設定情報として、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する(T13)。これにより、決算業務に係るタスクのスケジュール管理の依頼が、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に対して実行されたことになる。
サーバ装置200において、通信インターフェイス214を介して設定情報が受信されると、サーバ装置200のプロセッサ212は、メモリ211に設定情報を記憶する(S14)。その後、サーバ装置200のプロセッサ212は、メモリ211に記憶されたプログラムを読み出し、設定情報を利用してスケジュール作成処理を実行し、社内指定期日から逆算してタスクごとに作業期間を設定してスケジュール情報を作成する(S15)。具体的なスケジュール作成処理については、図7及び図8を参照して後述する。ここで、スケジュール情報は、図6Bに示す全タスクのスケジュール表、図6Cに示すタスクの一覧表、図6Dに示す各タスクの詳細情報を含み、タスクの作業期間がダッシュボード化された情報になる。当該スケジュール情報は、ユーザ端末装置100のディスプレイに表示されるため、その説明は後述する。
その後、サーバ装置200のプロセッサ212は、作成したスケジュール情報を通信インターフェイス214を介してユーザ端末装置100に送信する(T14)。すなわち、決算業務に係るタスクのスケジュール管理の依頼に対する応答が、サーバ装置200からユーザ端末装置100に対して実行されたことになる。
ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して受信したスケジュール情報を出力インターフェイス111を介してディスプレイ等の表示部に表示する(S16)。具体的には、図6Bに示すように、各タスク(上位タスク、中位タスク、下位タスク)について、カレンダー上に作業期間が横棒グラフで表示されたスケジュール表が表示される。当該スケジュール表には、タスク名、タスクの開始日、終了日、ステータス、及び担当者も表示されている。また、図6Bにおいては、上位タスクの「招集通知」が選択された状態であり、更に当該「招集通知」の中位タスクのそれぞれも選択されることによって下位タスクのそれぞれも表示されている。すなわち、タスク名の欄に表示された「上位タスク」及び「中位タスク」がマウス115aによってクリックされると、クリックしたタスクの下層に位置する各タスクが表示されることになる。
S16において受信したスケジュール情報において、開始日及び終了日の欄には、S15において自動的に設定された開始予定の日付及び終了予定の日付が表示されている。また、担当者の欄については、S15において自動的に設定された部分については担当者名が表示され、自動的に設定されなかった部分については、該当者なしと表示されている。一方で、ステータスの欄については、S15において自動的に判定されず、「未着手」という初期状態が一律に表示されている。
上述したように、上位タスク及び中位タスクについては、下層に含まれるタスクが全て終了すると上層のタスクが終了するため、上位タスク及び中位タスクの作業期間を示す棒グラフは、下層に含まれるタスクの作業期間を表記する棒グラフをつなげた状態で表示されている。これにより、詳細な下位タスクの各作業期間の把握が容易となりつつも、上層に位置づけられる上位タスク及び中位タスクである包括的なタスクの作業期間の把握も容易となる。すなわち、各担当者が把握すべき個別のタスクだけでなく、管理職等が把握すべきタスク全体のスケジュールも同時且つ容易に把握することが可能になる。
また、ユーザ端末装置100のディスプレイに表示される情報としては、図6Cに示すようなタスク一覧が含まれる。例えば、タブの切り替えによって図6Bの表示から図6Cの表示に切り替えが行われてもよく、図6Bのスケジュール表に併記してタスク一覧の表示が行われてもよい。図6Cに示すように、タスク一覧の表示には全タスクを表示させることが可能であり、条件を設定することによって一部のタスクを表示させることも可能である。具体的には、年度、担当者、書類名、決算期、ステータス、開始日、終了日、及び更新期間について選択するための表示がなされている。また、キーワードが入力されることによってタスクのキーワード検索も可能になっている。
そして、検索条件を選択する表示の下方には、検索結果としてのタスク一覧が表示される。タスクの表示項目としては、例えば、タスク名、ステータス、担当者、及び書類名が表示されるが、これに限定されることなく、タスクの表示項目は、ユーザ端末装置100の端末操作者が適宜選択及び変更することができる。例えば、ユーザ端末装置100の端末操作者は、担当者が割当てられていないタスクや、処理が進んでいないタスク(未着手のタスク)を抽出することが可能となり、担当者の新たな割当て、及びスケジュールの見直し等を容易に行うことが可能になる。
更に、ユーザ端末装置100のディスプレイに表示される情報としては、図6Dに示すようなタスク詳細が含まれる。例えば、図6Cの各タスクの名称を選択することにより、図6Dのタスク詳細の画面が表示されるようにしてもよい。また、タブの切り替えによって図6B又は図6Bの表示から図6Dの表示に切り替えが行われてもよく、図6B及び図6Cの表示に併記してタスク詳細の表示が行われてもよい。図6Dに示すように、タスク詳細の表示には、選択されているタスクの名称(監査報告書)が含まれるとともに、当該タスクの名称の上方には、当該タスクに関連する階層の表示(一覧へ戻る>有価証券報告書の作成>監査報告書)が含まれている。これにより、現状のタスク確認が容易に行われ、更には選択しているタスクから他のタスク及びタスク一覧への画面遷移が容易に行えることなる。
選択したタスクの名称の下方には、ステータス、担当者、開始日、終了日、作業詳細、及び作業タスクが表示される。ステータス、担当者、開始日及び終了日については、図6Bのスケジュール表の記載と連動しており、各内容を適宜変更することができる。作業詳細及び作業タスクの欄は、実際のタスクが進んだ段階において、ユーザ端末装置100の端末操作者が入力する項目になっている。
そして、タスク詳細の情報には、関連タスク情報が含まれており、選択されているタスクと関連があるタスクの名称、作業期間、担当者、ステータスが表示されることになる。すなわち、選択されているタスクの詳細情報として、図5Aに示した関連タスクIDに関する情報(すなわち、関連性があるタスクの内容)が表示されることになる。これにより、選択したタスクの状況のみならず、関連性のあるタスクの状況も把握することが容易となり、ユーザ端末装置100の端末操作者は、担当者が割り当てられていないタスクや、処理が進んでいないタスク(未着手のタスク)に対して、担当者の新たな割り当て、及びスケジュールの見直し等を容易に行うことが可能になる。特に、タスクの横断的な進捗状況の把握が可能となり、上位タスク及び中位タスクのスケジュール管理が高精度且つ容易に実現できることになる。
ユーザ端末装置100のディスプレイに表示されたスケジュール情報を端末操作者が確認し、追加及び修正すべき内容(追加設定情報)があると判定された場合に、追加設定情報が端末操作者によって入力され(S17)、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、当該追加設定情報を受信する。当該追加設定情報としては、例えば、未設定の担当者、及び自動的に設定されたタスクの開始日並びに終了日が含まれる。そして、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、受信した追加設定情報を通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する(T15)。これにより、決算業務に係るタスクのスケジュール管理の設定変更要求が、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に対して実行されたことになる。
サーバ装置200において、通信インターフェイス214を介して追加設定情報が受信されると、サーバ装置200のプロセッサ212は、メモリ211に追加設定情報を記憶する(S18)。これにより、決算業務に係るタスクのスケジュール管理の設定変更要求が承認され、ユーザによるスケジュール管理が開始されることになる。なお、追加設定情報がない場合には、S16の段階からタスクのスケジュール管理が開始されていることになる。なお、タスクの開始日及び終了日について修正が加えられた場合には、サーバ装置200のプロセッサ212は、再度のスケジュール作成処理を行ってもよい。すなわち、サーバ装置200のプロセッサ212は、変更されたタスクの開始日又は終了日を考慮し、他のタスクに関する作業期間の変更の必要性を判断し、1つ又は複数のタスクの作業期間を再設定してもよい。この場合に、サーバ装置200のプロセッサ212は、修正前の開始日及び終了日と修正された開始日及び終了日とを比較して、オフセット値の修正を行ってもよい。
その後、タスク処理が進むと、タスクの更新情報が端末操作者によって入力され(S19)、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、当該更新情報を受信する。当該更新情報としては、例えば、タスク処理が実際に開始された日付、終了した日付、及び新たに設定された担当者等の情報が含まれる。そして、ユーザ端末装置100のプロセッサ112は、受信した更新情報を通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する(T16)。これにより、決算業務に係るタスクのスケジュール管理の更新要求が、ユーザ端末装置100からサーバ装置200に対して実行されたことになる。
サーバ装置200において、通信インターフェイス214を介して更新情報が受信されると、サーバ装置200のプロセッサ212は、メモリ211に更新情報を記憶する(S20)。これにより、決算業務に係るタスクのスケジュール管理の更新要求が承認され、スケジュール管理が最新状態に更新されることになる。
7.サーバ装置200において実行される処理フロー
以下、図6Aに記載されたスケジュール作成処理(S15)ついて、サーバ装置200において実行される処理フローを具体的に説明する。
図7Aは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において実行される処理フローを示す図である。当該処理フローは、主にサーバ装置200のプロセッサ212がメモリ211に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより行われる。また、図7Bは、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において実行されるスケジュール作成処理の一例の概要を概略的に示す図である。
図7Aに示すように、プロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、ユーザ端末装置100から社内指定期日を含む設定情報を受信したか否かを判定する(S31)。当該設定情報を受信しない場合(S31:No)、本処理フローは終了する。一方、当該設定情報を受信した場合(S31:Yes)、プロセッサ212は、当該設定情報に含まれる社内指定期日を社内的な指定期限として設定し、メモリ211に記憶する(S32)。図7Bに示すように、以下においては、3月31日が決算日として初期段階で設定され、当該決算日から社が期日である法定期限が5月15日と自動的に設定され、当該法定期限よりも早い付けとして3月10日を社内指定期日(指定期限)として設定した場合を想定して説明を行う。
ここで、社外期日とは、社内的な期限の期日とは異なり、法的に必要となる期日又は社外向けに通知若しくは発表する期日のことである。すなわち、プロセッサ212は、当該社外期日を決算業務に係る最終的な完了日として設定しつつ、社内指定期日を社内で遵守すべき社内的な期限として設定することになる。
次に、プロセッサ212は、記憶した社内指定期日からあらかじめタスクごとに設定されたオフセット値を差し引き、各タスクの社内的な終了期限である終了日をタスクごとに算出して設定する(S33)。具体的に、プロセッサ212は、受信した社内指定期日からメモリ211に記憶された各タスクのオフセット値を差し引き、各タスクの終了期限を当該社内指定期日よりも前に設定し、社内指定期日までに全タスクが完了するようしている。例えば、図7Bに示すように、プロセッサ212は、監査報告書受領のタスクに対して、社内指定期日である3月10日から設定されたオフセット値である10日を差し引き、タスクの終了期限である終了日を2月24日に設定する。同様に、プロセッサ212は、監査役監査のタスクに対して、社内指定期日である3月10日から設定されたオフセット値である12日を差し引き、タスクの終了期限である終了日を2月22日に設定する。ここで、監査役監査のタスクは監査報告書受領よりも先に完了しなければ実行できないタスクであるが、タスクの完了順序が考慮された日数がオフセット値に設定さているため、社内指定期日からオフセット値を差し引くだけで、適切な終了日を設定することができる。ここで、オフセット値には実稼働日のみ(月曜日から金曜日)が対象となるように設定されているため、設定される終了日は更に前倒しで設定されることになる。具体的には、2月25日(土曜)、2月26日(日曜)が休日であるため両日はオフセットから除外されるため、監査報告書受領のタスクの終了日は、社内指定期日である3月10日の12日前である2月24日となる。なお、当該実稼働日のみを対象とするために、メモリ211には一般的なカレンダー情報が記憶されており、プロセッサ212は当該カレンダー情報を利用して作業期間を設定している。
次に、プロセッサ212は、S33にて設定した各タスクの終了日、及びメモリ211に記憶された各タスクの標準作業期間から、各タスクの作業の予定期間(初期設定時の作業期間)を設定し、メモリ211に記憶する(S34)。具体的に、プロセッサ212は、監査報告書受領のタスクに対して、設定した終了日である2月24日と、メモリ211に記憶された標準作業期間1日とに基づき、作業期間を2月24日の1日と設定する。同様に、プロセッサ212は、監査役監査のタスクに対して、設定した終了日である2月22日と、メモリ211に記憶された標準作業期間4日とに基づき、作業期間を2月17日から2月22日までの6日間に設定する。ここで、作業期間の設定についてもオフセット値の取り扱いと同様に、実稼働日のみを対象とするように設定されているため、作業期間内に休日が含まれる場合に、作業期間は標準作業期間よりも長く設定される。そして、本開示の実施形態においては、図5Aにおける各タスクの開始日及び終了日の欄に、上記処理にて算出された終了日と作業期間の初日である開始日が記憶される。
次に、プロセッサ212は、設定した各タスクの作業期間をダッシュボード化した情報を生成して、メモリ211に記憶する(S35)。すなわち、プロセッサ212は、S34の段階において、各タンスの作業期間の数値データのみを設定しているが、当該数値データを用いて図7Bに示すようなスケジュールのグラフ表記に関する情報を生成する。また、プロセッサ212は、各タスクの担当者の自動割当に係る処理を実行し、スケジュール情報としてメモリ211に記憶する(S36)。例えば、プロセッサ212は、メモリ211に記憶された関連タスクID、担当部署、対応可職位、及び過去の担当履歴の情報に基づいて自動割当を行う。当該自動割当については、図8を参照して後述する。
その後、プロセッサ212は、担当者が自動割当された状態のスケジュール情報を、通信インターフェイス214を介して、ユーザ端末装置100に送信する(S37)。
次に、図8を参照しつつS36に係る詳細な処理フローを説明する。図8は、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において実行される処理フローを示す図である。当該処理フローは、主にサーバ装置200のプロセッサ212がメモリ211に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより行われる。
先ず、プロセッサ212は、メモリ211に記憶されたタスクから担当者を割当るタスクを1つ選択する(S301)。当該選択の対象タスクは、中位タスク及び下位タスクとなるため、例えば、プロセッサ212は、上位タスクを除いたタスクについて、IDの順番にて選択を行う。
次に、プロセッサ212は、選択したタスクについて、部署及び職位を考慮して担当可能な人数を計算する(S302)。具体的に、プロセッサ212は、メモリ211に記憶された担当者、担当部署及び対応可職位の情報に基づいて、対象者をカウントすることになる。プロセッサ212は、担当可能な人数が1人の場合、該当者を担当者として自動割当し(S307)、本処理フローを終了する。一方、プロセッサ212は、担当可能な人数が0人の場合には、当該タスクに自動割当ができないため、割当なしを選択し(S308)、本処理フローを終了する。
部署及び職位を考慮して算出した該当者が複数いる場合に、プロセッサ212は、S301において選択したタスクについて、過去の担当履歴で最多の担当者が1人に限定されるかを判定する(S303)。具体的に、プロセッサ212は、メモリ211に記憶された過去の担当職歴を含む担当者の情報に基づいて、対象者をカウントすることになる。プロセッサ212は、該当者が1人の場合、その該当者を担当者として自動割当し(S307)、本処理フローを終了する。
過去の担当履歴で最多の担当者が0人又は複数の場合には該当者が1名に絞られていないため、プロセッサ212は、S301において選択したタスクについて、関連タスクが登録されているかを判定する(S304)。具体的に、プロセッサ212は、選択したタスクに関して、関連タスクIDとして他のタスクのIDがメモリ211に記憶されているか否かを判定する。その後、関連タスクの登録がある場合、プロセッサ212は、関連タスクの担当者が1人である否かを判定する(S305)。具体的に、プロセッサ212は、S304において抽出した関連タスクの数量、及び各関連タスクについて自動割当された担当者の情報に基づいて、該当者が1人なるか否かを判定する。なお、プロセッサ212は、関連タスクについて、現段階で自動割当された担当者のみならず、過去の担当履歴に関する情報も含め、本処理を実行してもよい。プロセッサ212は、該当者が1人の場合、その該当者を担当者として自動割当し(S307)、本処理フローを終了する。
一方、選択したタスクに関連タスクの登録がない場合(S304:No)、及び関連タスクの担当者が0人又は複数の場合(S305:No)、該当者が1名に絞られていないため、プロセッサ212は、職位、過去の担当履歴、及び関連タスクを考慮し、総合的な判断に基づいて該当者を1人に絞る(S306)。そして、プロセッサ212は、その該当者を担当者として自動割当し(S307)、本処理フローを終了する。例えば、職位、過去の担当履歴、及び関連タスクについて、あらかじめ重み付けが設定されていることにより、プロセッサ212は当該重み付けに関する数値に基づいて、最適者を該当者として抽出してもよく、又は職位の高い従業員を単純に選択してもよい。更に、当該総合判断については、機械学習又は深層学習等の技術を用いて、判定精度を高めてもよい。
なお、上述した担当者の自動割当フローは、一例に過ぎず、更に追加的な判断項目を追加してもよく、又は一部の判断項目を削除してもよい。例えば、関連タスクに関する判断を取り入れず、部署、職位、過去の担当履歴を総合的に判断して、担当者の自動割当を実施してもよい。
8.本開示の実施形態のまとめ
本開示の実施形態に係るサーバ装置200は、決算業務に係る複数のタスクのスケジュールを作成する処理装置であって、当該スケジュールを作成するための処理を実行する少なくとも一つのプロセッサ212を具備する。ここで、プロセッサ212は、当該決算業務に係る指定期限を受信すると該指指定期限からタスクごとにあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて各タスクの終了期限である終了日を設定し、設定された終了日とタスクごとに設定された標準作業期間とから各タスクの作業期間を設定し、当該複数のタスクに対して設定された作業期間に基づいて複数のタスクをディスプレイに出力するための処理を実行するように構成されている。このような構成により、ユーザは、自社の状況に合わせて最適化されたタスクのスケジュールを受け取ることができ、会社の決算業務のタスクに関わる処理を容易に行える。特に、タスク全体及びタスクのそれぞれの把握が、ユーザによって容易に行われることになる。
また、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において、プロセッサ212は、タスクごとに詳細情報をディスレレイに出力し、当該詳細情報は、タスク同士で関連する場合に設定される関連タスク情報を含んでいる。ここで、当該関連タスク情報は、当該決算業務に係る異なる書類同士に対しても設定される。このような構成により、決算業務に係るタスク同士が紐づけられ、タスクの担当者を手動にて割当てる際に、担当者候補を幅広く抽出しつつ、最適な担当者を容易に選択することが可能になる。
また、本開示の実施形態に係るサーバ装置200において、プロセッサ212は、タスクごとに担当者を自動設定する。ここで、プロセッサ212は、担当者の部署、職位、タスクの過去の担当者情報、又は関連タスク情報基づいて担当者を自動割当してもよい。このような構成により、各タスクの担当者候補を幅広く抽出しつつ、最適な担当者を自動的に選択することが可能になる。
本開示の実施形態に係るサーバ装置200における処理プログラムは、決算業務に係る指定期限を受信すると、当該指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて各タスクの終了期限である終了日を設定し、設定された終了日とタスクごとに設定された標準作業期間とから各タスクの作業期間を設定し、複数のタスクに対して設定された作業期間に基づいて複数のタスクをディスプレイに出力するようにプロセッサ212を機能させる。このようなプログラムにより、ユーザは、自社の状況に合わせて最適化されたタスクのスケジュールを受け取ることができ、会社の決算業務のタスクに関わる処理を容易に行える。特に、タスク全体及びタスクのそれぞれの把握が、ユーザによって容易に行われることになる。
本開示の実施形態に係るサーバ装置200による処理方法は、プロセッサ212によって実行され、決算業務に係る指定期限を受信すると、当該指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて各タスクの終了期限である終了日を設定する段階と、設定された終了日とタスクごとに設定された標準作業期間とから各タスクの作業期間を設定する段階と、当該複数のタスクに対して設定された作業期間に基づいて複数のタスクをディスプレイに出力する段階とを含んでいる。このような方法により、ユーザは、自社の状況に合わせて最適化されたタスクのスケジュールを受け取ることができ、会社の決算業務のタスクに関わる処理を容易に行える。特に、タスク全体及びタスクのそれぞれの把握が、ユーザによって容易に行われることになる。
9.変形例
上述した実施形態においては、設定された社内指定期日は変更されることがないことを前提としていが、各タスクの作業中において、当該社内指定期日は変更されてもよい。この場合には、指定社内期日を再設定し、再度のスケジュール作成処理を実施することになる。このような場合であっても、各タスクに対してオフセット値が設定されているため、指定期限である社内指定期日からオフセット値を差し引くことによって各タスクの終了日が簡単に設定され、更には土日等の休日を考慮したスケジュールの再作成が容易に行えることになる。また、この際には、完了したタスクの作業期間が考慮され、未完了部分のタスクに係るスケジュールが作成されてもよい。
上述した実施形態においては、社内指定期日からタスクごとに設定されたオフセット値を差し引いて各タスクの終了日を設定し、当該終了日と各タスクの標準作業期間とからタスクごとに作業期間を設定していたが、作業期間の設定方法はこれに限定されない。具体的には、社内指定期日からタスクごとに設定されたオフセット日数を差し引いて、各タスクの開始期限である開始日を設定し、当該開始日と各タスクの標準作業期間とからタスクごとに作業期間を設定してもよい。すなわち、オフセット値に標準作業期間が含まれるような数値が設定されている場合には、各タスクの作業の開始予定日を設定した後に、各タスクの作業期間を設定してもよい。換言すると、タスクの開始期限である開始日を基準にタスクの作業期間を設定してもよい。このような場合であっても、各タスクに対してオフセット値が設定されているため、指定期限である社内指定期日からオフセット値を差し引くことによって各タスクの終了日が簡単に設定され、更には土日等の休日を考慮したスケジュールの再作成が容易に行えることになる。
本明細書で説明される処理及び手順は、本開示において明示的に説明されたものによってのみならず、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせによっても実現可能である。具体的には、本明細書で説明された処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージ等の媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理・手順をコンピュータプログラムとして実装し、端末装置やサーバ装置を含む各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明される処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理又は手順は、複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は、複数のモジュールによって実行されるものとすることができる。また、本明細書中で説明される各種情報が単一のメモリや記憶部に格納される旨が説明されたとしても、そのような情報は、単一の装置に備えられた複数のメモリ又は複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されるものとすることができる。さらに、本明細書において説明されるソフトウェア及びハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、又は、より多い構成要素に分解することによって実現されるものとすることができる。
100 ユーザ端末装置
200 サーバ装置(処理装置)

Claims (11)

  1. 決算業務に係る複数のタスクのスケジュールを作成するための処理を実行する少なくとも一つのプロセッサを具備する処理装置であって、
    前記少なくとも一つのプロセッサは、
    前記決算業務に係る指定期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定し、
    設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定し、

    前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する、
    ための処理を実行するように構成された処理装置。
  2. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タスクごとに詳細情報を前記ディスプレイに出力し、
    前記詳細情報は、タスク同士で関連する場合に設定される関連タスク情報を含む、請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記関連タスク情報は、前記決算業務に係る異なる書類同士に対しても設定される、請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タスクごとに担当者を自動割当する、請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記担当者の部署及び職位に基づいて自動割当する、請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タスクの過去の担当者情報に基づいて自動割当する、請求項4又は5に記載の処理装置。
  7. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記関連タスク情報に基づいて自動割当する、請求項4又は5に記載の処理装置。
  8. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記指定期限の変更を受信すると前記タスクごとに前記開始期限又は前記終了期限を再設定する、請求項1に記載の処理装置。
  9. 前記オフセット値は、前記タスクごとに設定されている、請求項1に記載の処理装置。
  10. 少なくとも一つのプロセッサを具備するコンピュータにおいて前記少なくとも一つのプロセッサを、
    決算業務に係る指定期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定されたオフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定し、
    設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定し、
    前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する、
    ように機能させる処理プログラム。
  11. 少なくとも一つのプロセッサを具備するコンピュータにおいて前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される処理方法であって、
    決算業務に係る第1の期限を受信すると前記指定期限からあらかじめ設定オフセット値を差し引いて前記タスクごとに作業期間の開始期限又は終了期限を設定する段階と、
    設定された前記開始期限又は前記終了期限及び前記タスクごとに設定された標準作業期間に基づいて前記タスクごとに作業期間を設定する段階と、

    前記複数のタスクに対して設定された前記作業期間に基づいて前記複数のタスクをディスプレイに出力する段階と、
    を含む処理方法。

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