JP2024062873A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを提供する。【解決手段】半導体装置10は、フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを有するトランジスタ素子層100と、トランジスタ素子層の一方の面側に積層され、複数のトランジスタの少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第1配線層200と、トランジスタ素子層の他方の面側に積層され、複数のトランジスタの他の少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第2配線層300とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、「電源配線11~13は、それぞれ、埋め込み配線層に形成された埋め込み電源配線(BPR:Buried Power Rail)である。」(段落0048)と記載されている。特許文献2には、「ガラス等の絶縁材料、あるいはシリコンウェハー上に設けられた酸化珪素等の絶縁表面上に形成される絶縁ゲイト型電界効果トランジスタ(TFT)を用いた」(段落0001)と記載されている。特許文献3には、「半導体基板1上に…下層半導体層(11、12)が設けられ、さらに積層された層間絶縁膜6を介して上層半導体層(15~17)が設けられ…た積層構造のPチャネル及びNチャネルのMIS電界効果トランジスタからなるCMOS」(要約)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] WO2021/166645
[特許文献2] 特開平07-193188号公報
[特許文献3] 特開2018-107231号公報
本発明の第1の態様においては、半導体装置を提供する。半導体装置は、フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを有するトランジスタ素子層と、前記トランジスタ素子層の一方の面側に積層され、前記複数のトランジスタの少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第1配線層と、前記トランジスタ素子層の他方の面側に積層され、前記複数のトランジスタの他の少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第2配線層とを備える。
上記の半導体装置において、前記トランジスタ素子層は、前記複数のトランジスタのうちの各P型トランジスタを有するP型トランジスタ素子層と、前記P型トランジスタ素子層の片方の面側に積層され、前記複数のトランジスタのうちの各N型トランジスタを有するN型トランジスタ素子層とを有してもよい。
上記の何れかの半導体装置において、前記トランジスタ素子層は、前記複数のトランジスタのうち積層方向の同一領域に積層されたP型トランジスタおよびN型トランジスタ同士がCMOSとして機能するCFET(Complementary FET)構造を有してもよい。
上記の何れかの半導体装置において、前記第1配線層は、少なくとも1つの電源線を有してもよい。前記第2配線層は、少なくとも1つのグランド線を有してもよい。前記P型トランジスタ素子層は、前記トランジスタ素子層の前記一方の面側に位置してもよい。前記N型トランジスタ素子層は、前記トランジスタ素子層の前記他方の面側に位置してもよい。
上記の何れかの半導体装置において、前記トランジスタ素子層は、前記P型トランジスタ素子層および前記N型トランジスタ素子層に共通する、互いに対向配置された1組のゲート電極を有してもよい。前記1組のゲート電極のうちの一方のゲート電極は、前記第1配線層の信号線から延伸する第1コンタクトに接続されてもよい。前記1組のゲート電極のうちの他方のゲート電極は、前記第2配線層の信号線から延伸する第2コンタクトに接続されてもよい。
上記の何れかの半導体装置において、前記トランジスタ素子層は、前記P型トランジスタ素子層において互いに対向配置された1組のゲート電極と、前記N型トランジスタ素子層において互いに対向配置された他の1組のゲート電極とを有してもよい。前記1組のゲート電極は、前記第1配線層の信号線から延伸する第1コンタクトに接続されてもよい。前記他の1組のゲート電極は、前記第2配線層の信号線から延伸する第2コンタクトに接続されてもよい。
上記の何れかの半導体装置において、前記トランジスタ素子層は、ナノシート構造を有してもよい。
上記の何れかの半導体装置において、前記トランジスタ素子層は、FinFET構造を有してもよい。
本発明の第2の態様においては、半導体装置の製造方法を提供する。製造方法は、フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを有するトランジスタ素子層を形成することと、前記複数のトランジスタの少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第1配線層を前記トランジスタ素子層の一方の面側に積層することと、前記複数のトランジスタの他の少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第2配線層を前記トランジスタ素子層の他方の面側に積層することとを備える。
上記の製造方法において、前記トランジスタ素子層を形成することは、基板上に第1絶縁膜を形成し、前記第1絶縁膜上に、ナノシート構造またはFinFET構造を有するノンドープの積層体を形成すること、または、前記基板上に結晶構造を有する結晶構造層を形成して前記結晶構造層上に前記積層体を形成した後に、前記結晶構造層を選択除去して絶縁物質で置換することによって前記第1絶縁膜を形成することを含んでもよい。前記トランジスタ素子層を形成することは、前記積層体の少なくとも両端部に、P型またはN型にドーピングされたエピタキシャル層を形成し、これによって前記少なくとも両端部をP型またはN型にドーピングすることを含んでもよい。前記トランジスタ素子層を形成することは、前記積層体のうちのP型チャネル用の積層体におけるP型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな領域、および、前記積層体のうちのN型チャネル用の積層体におけるN型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな領域のそれぞれの全周を第2絶縁膜で包囲し、前記第2絶縁膜の全周を囲う少なくとも1つのゲート電極を形成することで、P型チャネルおよびN型チャネルを有するトランジスタを形成することを含んでもよい。前記トランジスタ素子層を形成することは、前記基板上の前記P型チャネル、前記N型チャネルおよび前記少なくとも1つのゲート電極を全体的に保護する絶縁層を形成することを含んでもよい。
上記の何れかの製造方法において、前記トランジスタ素子層を形成することは、前記絶縁層の側から、前記P型チャネルに形成された前記エピタキシャル層および前記N型チャネルに形成された前記エピタキシャル層の少なくとも何れかに接続される少なくとも1つの第1コンタクトを形成することを含んでもよい。前記第1配線層を前記トランジスタ素子層の前記一方の面側に積層することは、前記少なくとも1つの第1コンタクトに接続される少なくとも1つの信号線を含む前記第1配線層を前記絶縁層上に形成することを含んでもよい。
上記の何れかの製造方法において、前記トランジスタ素子層を形成することは、支持基板によって前記第1配線層の側を保持した状態で、前記基板を除去することにより、前記基板上に形成された前記第1絶縁膜を露出させることを含んでもよい。前記トランジスタ素子層を形成することは、露出した前記第1絶縁膜の側から、前記P型チャネルに形成された前記エピタキシャル層および前記N型チャネルに形成された前記エピタキシャル層の少なくとも何れかに接続される少なくとも1つの第2コンタクトを形成することを含んでもよい。前記第2配線層を前記トランジスタ素子層の前記他方の面側に積層することは、前記少なくとも1つの第2コンタクトに接続される少なくとも1つの信号線を含む第2配線層を前記露出した第1絶縁膜上に形成することを含んでもよい。
上記の何れかの製造方法において、前記積層体を形成することは、前記基板上において、前記少なくとも1つの第2コンタクトが形成される特定の領域に、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る前記第1絶縁膜を形成することを含んでもよい。前記少なくとも1つの第2コンタクトを形成することは、前記露出した第1絶縁膜のうち、前記特定の領域を選択的にエッチングしてスルーホールを形成し、前記スルーホールに前記少なくとも1つの第2コンタクトを形成することを含んでもよい。
上記の何れかの製造方法において、前記トランジスタを形成することは、前記積層体のうちのP型チャネル用の積層体におけるP型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな異なる2つの領域、および、前記積層体のうちのN型チャネル用の積層体におけるN型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな異なる2つの領域の全周をそれぞれ前記第2絶縁膜で包囲し、それぞれの前記第2絶縁膜の全周を囲う2つの前記ゲート電極を形成することで、前記P型チャネルおよび前記N型チャネルを有する前記トランジスタを形成することを含んでもよい。前記少なくとも1つの第1コンタクトを形成することは、前記絶縁層の側から、前記2つのゲート電極の一方に接続される第1コンタクトを形成することを含んでもよい。前記少なくとも1つの第2コンタクトを形成することは、前記露出した第1絶縁膜の側から、前記2つのゲート電極の他方に接続される第2コンタクトを形成することを含んでもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1実施形態による半導体装置10の模式的な斜視図である。 図1に示す半導体装置10をY軸方向に沿って2つに分解した模式的な斜視図である。 第1実施形態による半導体装置10の回路図の一例である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図4に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図6に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図8に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図10に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図12に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図14に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図16に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図18に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図20に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図22に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図24に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図26に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図28に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図30に示す状態をX軸負方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図32に示す状態をX軸負方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図34に示す状態をX軸負方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図36に示す状態をX軸負方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図38に示す状態をX軸負方向側から示した図である。 第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。 図40に示す状態をX軸正方向側から示した図である。 第2実施形態による半導体装置50の模式的な斜視図である。 図42に示す半導体装置50をY軸方向に沿って2つに分解した模式的な斜視図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1実施形態による半導体装置10の模式的な斜視図である。図1には、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を矢印で示す。以降の図においても、図1に示すXYZ軸に対応するXYZ軸を矢印で示す。以降の説明において、Z軸正側を上側と称し、Z軸負側を下側と称する場合がある。
第1実施形態による半導体装置10は、トランジスタ素子層100と、第1配線層200と、第2配線層300とを備える。半導体装置10は、例えば図1に示すような、積層型のCMOSセルを複数備えてもよい。なお、以降の説明においては、図1に示すセルを単に半導体装置10と称する場合がある。
トランジスタ素子層100は、フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを有する。トランジスタ素子層100におけるトランジスタは、例えば電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor、FET)である。トランジスタ素子層100における複数のトランジスタは、2入力NAND回路を構成してもよい。
ここで、フローティングボディー構造とは、トランジスタのチャネル部分の電位を固定するためのコンタクトが不要な構造を指してもよい。マルチゲートトランジスタとは、立体的なチャネルの2以上の側面にゲートが設けられている構造を指してもよく、例えばナノシートFET、フォークシートFET、FinFET、GAA FET(Gate All Around FET)等が挙げられる。
第1配線層200は、トランジスタ素子層100の一方の面側、例えばトランジスタ素子層100の上側に積層される。第1配線層200は、少なくとも1つの信号線210を有する。図1に示す例では、第1配線層200は、信号線211、信号線212および信号線213を有する。
信号線210は、トランジスタ素子層100が有する複数のトランジスタの少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するためのラインである。
第1配線層200は更に、少なくとも1つの電源線220を有してもよい。電源線220は、トランジスタ素子層100に形成される複数のトランジスタを用いて実現される回路に電源電圧を供給するためのラインである。電源線220は、トランジスタ素子層100が有する複数のトランジスタのうちの少なくとも一部のトランジスタのソースまたはドレインに接続され、接続されたソースまたはドレインに電源電流を流す。
第2配線層300は、トランジスタ素子層100の他方の面側、例えばトランジスタ素子層100の下側に積層される。第2配線層300は、少なくとも1つの信号線310を有する。図1に示す例では、第2配線層300は、信号線311、信号線312および信号線313を有する。
信号線310は、トランジスタ素子層100が有する複数のトランジスタのうち、信号線210によって接続される上述の少なくとも1組のトランジスタを除く、他の少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するためのラインである。
第2配線層300は更に、少なくとも1つのグランド線320を有してもよい。グランド線320は、トランジスタ素子層100に形成される複数のトランジスタを用いて実現される回路を接地するためのラインである。グランド線320は、一端を、トランジスタ素子層100が有する複数のトランジスタのうちの少なくとも一部のトランジスタのドレインまたはソースに接続され、他端を接地されている。
なお、信号線210および信号線310は、あるトランジスタのソースまたはドレインから他のトランジスタのゲートへとつながるライン、およびまたは、あるトランジスタのゲートにつながるラインとも言える。例えば、信号線210および信号線310はそれぞれ、Y軸方向に隣接する2つのCMOSセルにおける1組のトランジスタ同士において、一方のCMOSセルのソースと、他方のCMOSセルのゲートとの間を電気的に接続してもよく、一方のCMOSセルのドレインと、他方のCMOSセルのゲートとの間を電気的に接続してもよい。なお、信号線210および信号線310の電位は固定されておらず、変化する。なお、信号線210、信号線310、電源線220およびグランド線320は、例えば銅によって形成される。
本実施形態による半導体装置10は、トランジスタ素子層100の両面に配線層を備える。具体的には、トランジスタ素子層100は、一方の面側に第1配線層200が積層され、他方の面側に第2配線層300が積層されている。これにより、半導体装置10は、例えばトランジスタ素子層の下側に電源線またはグランド線のみを形成して信号線を上側のみに形成した半導体装置と比べて、信号線210および信号線310の密度を高め、且つ、第1配線層200および第2配線層300に形成する配線、例えば信号線210、信号線310、電源線220、グランド線320等の設計の自由度を高める。例えば、半導体装置10は、第1配線層200および第2配線層300の両方から、トランジスタ素子層100のトランジスタに接続されるコンタクトを形成可能にする。
図2は、図1に示す半導体装置10をY軸方向に沿って2つに分解した模式的な斜視図である。図2には、半導体装置10の2つに分解された部分同士を結ぶ、2本の直線状の破線を示す。
本実施形態において、トランジスタ素子層100は、P型トランジスタ素子層110と、N型トランジスタ素子層120と、P型トランジスタ素子層110およびN型トランジスタ素子層120に共通する、互いに対向配置された1組のゲート電極131、132とを有する。トランジスタ素子層100は更に、第1コンタクト141、142、143、144、145と、第2コンタクト151、152とを有する。
P型トランジスタ素子層110は、トランジスタ素子層100の上述した一方の面側に位置し、N型トランジスタ素子層120は、トランジスタ素子層100の上述した他方の面側に位置してもよい。具体的には、P型トランジスタ素子層110はトランジスタ素子層100の上側に位置し、N型トランジスタ素子層120はトランジスタ素子層100の下側に位置してもよい。
P型トランジスタ素子層110は、トランジスタ素子層100が有する複数のトランジスタのうちの各P型トランジスタを有する。P型トランジスタ素子層110は、ナノシート構造を有してもよく、例えば図2に示すセルにおいてナノシート構造のP型トランジスタ111、112を有する。
P型トランジスタ111は、1または複数のP型チャネル113、114と、P型エピタキシャル層115、116と、ゲート電極131とを含む。P型トランジスタ111は、1または複数のP型チャネル113、114の周囲に位置するゲート電極131によって、GAA構造のマルチゲートトランジスタを構成している。
P型トランジスタ112は、1または複数のP型チャネル113′、114′と、P型エピタキシャル層116、117と、ゲート電極132とを含む。P型トランジスタ112は、1または複数のP型チャネル113′、114′の周囲に位置するゲート電極132によって、GAA構造のマルチゲートトランジスタを構成している。なお、P型チャネル113′、114′はそれぞれ、P型チャネル113、114のそれぞれと一体的に形成されているが、P型チャネル113、114と区別して説明する場合もあり、総じてP型チャネル113、114と称する場合もある。
具体的には、P型チャネル113、114は、ゲート電極131の両側で、P型にドーピングされたP型エピタキシャル層115およびP型エピタキシャル層116が積層されており、これによって、ゲート電極131の両側がP型にドーピングされている。P型チャネル113、114はまた、ゲート電極132の両側で、P型にドーピングされたP型エピタキシャル層116およびP型エピタキシャル層117が積層されており、これによって、ゲート電極132の両側がP型にドーピングされている。P型チャネル113、114はまた、ゲート電極131およびゲート電極132の各位置においてノンドープな領域を有する。なお、P型チャネル113、114と、ゲート電極131およびゲート電極132のそれぞれとの間は、絶縁材料によって絶縁されている。
P型エピタキシャル層115およびP型エピタキシャル層117は、第1配線層200の電源線220から延伸する第1コンタクト141および第1コンタクト142に接続され、第1コンタクト141および第1コンタクト142を介して電源線220に導通している。P型エピタキシャル層116は、第1配線層200の信号線213から延伸する第1コンタクト143に接続され、第1コンタクト143を介して信号線213に導通している。
N型トランジスタ素子層120は、P型トランジスタ素子層110の片方の面側、例えば下側に積層される。N型トランジスタ素子層120は、トランジスタ素子層100が有する複数のトランジスタのうちの各N型トランジスタを有する。N型トランジスタ素子層120は、ナノシート構造を有してもよく、例えば図2に示すセルにおいてナノシート構造のN型トランジスタ121、122を有する。
N型トランジスタ121は、1または複数のN型チャネル123、124と、N型エピタキシャル層125、126と、ゲート電極131とを含む。N型トランジスタ121は、1または複数のN型チャネル123、124の周囲に位置するゲート電極131によって、GAA構造のマルチゲートトランジスタを構成している。
N型トランジスタ122は、1または複数のN型チャネル123′、124′と、N型エピタキシャル層126、127と、ゲート電極132とを含む。N型トランジスタ122は、1または複数のN型チャネル123′、124′の周囲に位置するゲート電極132によって、GAA構造のマルチゲートトランジスタを構成している。なお、N型チャネル123′、124′はそれぞれ、N型チャネル123、124のそれぞれと一体的に形成されているが、N型チャネル123、124と区別して説明する場合もあり、総じてN型チャネル123、124と称する場合もある。
具体的には、N型チャネル123、124は、ゲート電極131の両側で、N型にドーピングされたN型エピタキシャル層125およびN型エピタキシャル層126が積層されており、これによって、ゲート電極131の両側がN型にドーピングされている。N型チャネル123、124はまた、ゲート電極132の両側で、N型にドーピングされたN型エピタキシャル層126およびN型エピタキシャル層127が積層されており、これによって、ゲート電極132の両側がN型にドーピングされている。N型チャネル123、124はまた、ゲート電極131およびゲート電極132の各位置においてノンドープな領域を有する。なお、N型チャネル123、124と、ゲート電極131およびゲート電極132のそれぞれとの間は、絶縁材料によって絶縁されている。
N型エピタキシャル層125は、第1配線層200の信号線213から延伸する第1コンタクト144に接続され、第1コンタクト144を介して信号線213に導通している。N型エピタキシャル層127は、第2配線層300のグランド線320から延伸する第2コンタクト151に接続され、第2コンタクト151を介してグランド線320に導通している。
ゲート電極131は、第1配線層200の信号線211から延伸する第1コンタクト145に接続され、第1コンタクト145を介して信号線211に導通している。ゲート電極132は、第2配線層300の信号線311から延伸する第2コンタクト152に接続され、第2コンタクト152を介して信号線311に導通している。
このように、本実施形態によるトランジスタ素子層100は、P型トランジスタ素子層110およびN型トランジスタ素子層120のそれぞれにおいてナノシート構造を有する。トランジスタ素子層100はまた、複数のトランジスタのうち積層方向の同一領域に積層されたP型トランジスタ111およびN型トランジスタ121同士がCMOSとして機能するCFET(Complementary FET)構造を有する。トランジスタ素子層100はまた、複数のトランジスタのうち積層方向の同一領域に積層されたP型トランジスタ112およびN型トランジスタ122同士がCMOSとして機能するCFET構造を有する。
図3は、第1実施形態による半導体装置10の回路図の一例である。上述した通り、半導体装置10のトランジスタ素子層100におけるP型トランジスタ111、112およびN型トランジスタ121、122は、図3に示す2入力NAND回路を構成してもよい。図3の回路図上に示す番号は、図1および図2で説明した半導体装置10の各構成の参照番号に対応し、重複する説明を省略する。
図4から図41は、第1実施形態による半導体装置10の製造方法を説明するための図である。図4から図41における偶数番号の各図は、半導体装置10の製造過程における各状態をY軸負側から見た場合の模式的な図を示しているのであって、積層される各構成要素を特定のXZ平面で仮想的に切断した断面を表しているわけではない。同様に、図4から図41における奇数番号の図は、半導体装置10の製造過程における各状態をX軸正側から見た場合の模式的な図を示しているのであって、積層される各構成要素を特定のYZ平面で仮想的に切断した断面を表しているわけではない。すなわち、図4から図41の各図に示される各構成は、必ずしも同一のXZ平面内またはYZ平面内に位置しているわけではない。
半導体装置10の製造方法は、トランジスタ素子層100を形成することと、第1配線層200をトランジスタ素子層100の一方の面側に積層することと、第2配線層300をトランジスタ素子層100の他方の面側に積層することとを備える。
トランジスタ素子層100を形成することは、図4から図13に示すように、基板11上に第1絶縁膜13を形成し、第1絶縁膜13上に、ナノシート構造を有するノンドープの積層体を形成することを含んでもよい。
図4には、基板11上に第1絶縁膜13を形成した状態を示す。図5は、図4に示す状態をX軸正方向側から示した図である。第1絶縁膜13は、例えば酸化シリコンによって形成されてもよい。上述の積層体を形成することは、基板11上において、第2コンタクト151、152が形成される特定の領域14に、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る第1絶縁膜13を形成することを含んでもよい。
図6には、第1絶縁膜13上に、ナノシート構造を有するノンドープの積層体を形成するべく、シリコンゲルマニウム膜15とシリコン膜17とを交互に繰り返し積層した状態を示す。図7は、図6に示す状態をX軸正方向側から示した図である。シリコン膜17は、ナノシートの前身であり、P型イオンおよびN型イオンの何れによってもドーピングされていない。なお、シリコン膜17の積層数は、トランジスタ素子層100におけるナノシート数に対応する。
図8には、上述の積層体に対応する領域をマスクしてパターニングした状態を示す。図9は、図8に示す状態をX軸正方向側から示した図である。このパターニングを行うとき、第1絶縁膜13のパターンを基準にして、積層体に対応する領域のパターンの位置合わせを行ってもよい。その結果として、第1絶縁膜13における第2コンタクト151、152が形成される特定の領域14に対し、当該積層体が位置合わせされてもよい。
図10には、仮ゲート電極18をシリコンゲルマニウム膜15とシリコン膜17の繰り返し層の周囲に形成した状態を示す。図11は、図10に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図11に示すように、半導体装置10の互いに対向配置されるゲート電極131、132に対応して、1組の仮ゲート電極18をY軸に沿って互いに対向配置する。当該繰り返し層のY軸方向の端部および中央部は、1組の仮ゲート電極18によって囲われておらず、露出している。
図12には、図10および図11に示した繰り返し層の周囲からエッチャントを浸透させてシリコンゲルマニウム膜15を選択的に除去した状態を示す。図13は、図12に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図12および図13に示すように、除去されずに残ったシリコン膜17は、仮ゲート電極18によって基板11上で保持されている。図12および図13に示すように、半導体装置10のP型チャネル113、114およびN型チャネル123、124に対応して、4つのシリコン膜17、すなわち4つのナノシートが形成されている。このようにして、第1絶縁膜13上に、ナノシート構造を有するノンドープの積層体が形成されてもよい。
以上の図4から図13で説明したように、トランジスタ素子層100を形成することは、基板11上に第1絶縁膜13を形成し、第1絶縁膜13上に上述の積層体を形成することを含んでもよい。これに代えて、トランジスタ素子層100を形成することは、基板11上に結晶構造を有する結晶構造層を形成して結晶構造層上に上述の積層体を形成した後に、結晶構造層を選択除去して絶縁物質で置換することによって第1絶縁膜13を形成することを含んでもよい。結晶構造層を選択除去することは、上述の積層体の一部にエッチング用の開口を形成し、当該開口を介して結晶構造層を選択的に除去することを含んでもよい。当該結晶構造層は、例えばシリコンゲルマニウムによって形成されてもよい。第1絶縁膜13を成す当該絶縁物質は、上述の通り、例えば酸化シリコンによって形成されてもよい。
上述のトランジスタ素子層100を形成することは、図14から図15に示すように、上述の積層体の少なくとも両端部に、P型またはN型にドーピングされたエピタキシャル層を形成し、これによって当該少なくとも両端部をP型またはN型にドーピングすることを含んでもよい。
図14には、当該積層体における上側の2つのナノシートの、Y軸負側の端部において、P型エピタキシャル層115を形成し、当該積層体における下側の2つのナノシートの、Y軸負側の端部において、N型エピタキシャル層125を形成した状態を示す。
図15は、図14に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図15に示すように、当該積層体における上側の2つのナノシートの、1組の仮ゲート電極18の間に位置する中央部において、P型エピタキシャル層116を形成する。当該積層体における上側の2つのナノシートの、Y軸正側の端部において、P型エピタキシャル層117を形成する。
同様に、当該積層体における下側の2つのナノシートの、1組の仮ゲート電極18の間に位置する中央部において、N型エピタキシャル層126を形成する。当該積層体における下側の2つのナノシートの、Y軸正側の端部において、N型エピタキシャル層127を形成する。
P型エピタキシャル層115、116、117およびN型エピタキシャル層125、126、127が形成された積層体を熱処理することにより、積層体の各ナノシートにおける各エピタキシャル層に囲われている領域をP型またはN型にドーピングする。なお、積層体の各ナノシートにおける、各エピタキシャル層に囲われていない領域、すなわち1組の仮ゲート電極18に囲われている領域は、ノンドープのままである。
上述のトランジスタ素子層100を形成することは、積層体のうちP型チャネル用の積層体におけるP型にドーピングした上述の少なくとも両端部を除くノンドープな領域、および、積層体のうちのN型チャネル用の積層体におけるN型にドーピングした上述の少なくとも両端部を除くノンドープな領域のそれぞれの全周を第2絶縁膜19で包囲し、第2絶縁膜19の全周を囲う少なくとも1つのゲート電極を形成することで、P型チャネル113、114およびN型チャネル123、124を有するトランジスタを形成することを含んでもよい。図16から図17に示すように、トランジスタを形成することは、積層体のうちP型チャネル用の積層体におけるP型にドーピングした上述の少なくとも両端部を除くノンドープな異なる2つの領域、および、積層体のうちのN型チャネル用の積層体におけるN型にドーピングした上述の少なくとも両端部を除くノンドープな異なる2つの領域の全周をそれぞれ第2絶縁膜19で包囲し、それぞれの第2絶縁膜19の全周を囲う2つのゲート電極131、132を形成することで、P型チャネル113、114およびN型チャネル123、124を有するトランジスタを形成することを含んでもよい。なお、ここで言う、P型チャネル113、114およびN型チャネル123、124を有するトランジスタは、例えば、図2に示すP型トランジスタ111、112およびN型トランジスタ121、122を含む。
図16には、仮ゲート電極18をゲート電極131に置き換えた状態を示す。ゲート電極131とP型チャネル113、114およびN型チャネル123、124のそれぞれとの間には、図16中に破線で示す第2絶縁膜19が形成されている。図17は、図16に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図17に示すように、1組の仮ゲート電極18を1組のゲート電極131、132に置き換えている。ゲート電極132とP型チャネル113、114およびN型チャネル123、124のそれぞれとの間にも、図17中に破線で示す第2絶縁膜19が形成されている。
上述のトランジスタ素子層100を形成することは、図18から図19に示すように、基板11上のP型チャネル113、114、N型チャネル123、124およびゲート電極131、132を全体的に保護する絶縁層21を形成することを含んでもよい。
図18には、基板11上のP型チャネル113等を全体的に絶縁保護する絶縁層21を形成した状態を示す。図19は、図18に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図18および図19に示すように、第1コンタクト141、142、143、144、145が形成される特定の領域22に、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る絶縁層21を形成してもよい。
図20には、基板11上の絶縁層21を囲う第3絶縁膜23を形成した状態を示す。図21は、図20に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図20および図21に示すように、絶縁層21における領域22に対応する領域24に、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る第3絶縁膜23を形成してもよい。
上述のトランジスタ素子層100を形成することは、図22から図23に示すように、絶縁層21の側から、P型チャネル113、114に形成されたP型エピタキシャル層115、116、117およびN型チャネル123、124に形成されたN型エピタキシャル層125、126、127の少なくとも何れかに接続される少なくとも1つの第1コンタクトを形成することを含んでもよい。当該少なくとも1つの第1コンタクトを形成することは、図22から図23に示すように、絶縁層21の側から、2つのゲート電極131、132の一方に接続される第1コンタクトを形成することを含んでもよい。
図22には、図20および図21に示した第3絶縁膜23の領域24および絶縁層21の領域22に、P型エピタキシャル層115、117に接続される第1コンタクト141、142と、P型エピタキシャル層116に接続される第1コンタクト143と、N型エピタキシャル層125に接続される第1コンタクト144と、ゲート電極132に接続される第1コンタクト145とを形成した状態を示す。図23は、図22に示す状態をX軸正方向側から示した図である。なお、図20および図21に示した第3絶縁膜23の領域24および絶縁層21の領域22は、選択的にエッチングされてスルーホールが形成された後、第1コンタクト141等がP型エピタキシャル層115等にランディングするように形成される。なお、第1コンタクト141等のこのような形成方法を、セルフアラインコンタクト(Self-Aligned Contact、SAC)と称する場合がある。
上述の第1配線層200をトランジスタ素子層100の一方の面側に積層することは、図24から図25に示すように、少なくとも1つの第1コンタクトに接続される少なくとも1つの信号線を含む第1配線層200を絶縁層21上に形成することを含んでもよい。
図24には、第3絶縁膜23によって覆われた絶縁層21上に第1配線層200を形成した状態を示す。図25は、図24に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図24および図25に示すように、第1配線層200は、複数の信号線210および電源線220と、これらの配線を互いに絶縁保護するように形成された第4絶縁膜230とを有する。図24に示すように、信号線211は第1コンタクト145の露出した端部上に形成され、信号線213は第1コンタクト143、144の露出した端部上に形成され、電源線220は第1コンタクト141、142の露出した端部上に形成される。
上述のトランジスタ素子層100を形成することは、図26から図31に示すように、支持基板25によって第1配線層200の側を保持した状態で、基板11を除去することにより、基板11上に形成された第1絶縁膜13を露出させることを含んでもよい。
図26には、第1配線層200側に支持基板25を貼り付けた状態を示す。図27は、図26に示す状態をX軸正方向側から示した図である。支持基板25は、第1配線層200側に接着されてもよい。
図28には、支持基板25によって第1配線層200の側を保持した状態で、基板11を除去した状態を示す。図29は、図28に示す状態をX軸正方向側から示した図である。基板11は、例えば機械研磨によって除去されてもよい。基板11が除去されることにより、トランジスタ素子層100のトランジスタのチャネルは、基板11からのコンタクトが無い、フローティング状態となる。
図30には、図28および図29に示したものをY軸周りに180度回転させて、第1絶縁膜13を上側に位置させた状態を示す。図31は、図30に示す状態をX軸負方向側から示した図である。
図32には、第1絶縁膜13上に第5絶縁膜26を形成した状態を示す。図33は、図32に示す状態をX軸負方向側から示した図である。図32および図33に示すように、第1絶縁膜13における領域14に対応する領域27に、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る第5絶縁膜26を形成してもよい。
上述のトランジスタ素子層100を形成することは、図34から図35に示すように、露出した第1絶縁膜13の側から、P型チャネル113、114に形成されたP型エピタキシャル層115、116、117およびN型チャネル123、124に形成されたN型エピタキシャル層125、126、127の少なくとも何れかに接続される少なくとも1つの第2コンタクトを形成することを含んでもよい。当該少なくとも1つの第2コンタクトを形成することは、図34から図35に示すように、露出した第1絶縁膜13の側から、2つのゲート電極131、132のうち、第1コンタクトに接続されていない方に接続される第2コンタクトを形成することを含んでもよい。
図34には、図32および図33に示した第1絶縁膜13の領域14および第5絶縁膜26の領域27に、ゲート電極131に接続される第2コンタクト152を形成した状態を示す。図35は、図34に示す状態をX軸負方向側から示した図であり、図32および図33に示した第1絶縁膜13の領域14および第5絶縁膜26の領域27に、N型エピタキシャル層127に接続される第2コンタクト151を形成した状態を示す。
上述の少なくとも1つの第2コンタクトを形成することは、露出した第1絶縁膜13のうち、特定の領域14を選択的にエッチングしてスルーホールを形成し、スルーホールに当該少なくとも1つの第2コンタクトを形成することを含んでもよい。図32および図33に示した第1絶縁膜13の領域14および第5絶縁膜26の領域27は、選択的にエッチングされてスルーホールが形成された後、第2コンタクト151がN型エピタキシャル層127にランディングし、第2コンタクト152がゲート電極131にランディングするように形成される。
上述の第2配線層300をトランジスタ素子層100の他方の面側に積層することは、図36から図37に示すように、少なくとも1つの第2コンタクトに接続される少なくとも1つの信号線を含む第2配線層300を露出した第1絶縁膜13上に形成することを含んでもよい。
図36には、第5絶縁膜26によって覆われた第1絶縁膜13上に第2配線層300を形成した状態を示す。図36は、図36に示す状態をX軸負方向側から示した図である。図36および図37に示すように、第2配線層300は、複数の信号線310およびグランド線320と、これらの配線を互いに絶縁保護するように形成された第6絶縁膜330とを有する。図36に示すように、信号線311は第2コンタクト152の露出した端部上に形成され、グランド線320は第2コンタクト151の露出した端部上に形成される。
図38には、第2配線層300の任意の信号線310にランディングするビア28と、ビア28の露出する端部上に位置する電極パッド29とを形成した状態を示す。図39は、図38に示す状態をX軸負方向側から示した図である。
図40には、図38および図39に示したものをY軸周りに180度回転させた状態を示す。図41は、図40に示す状態をX軸正方向側から示した図である。図40および図41では、第1配線層200側の支持基板25の図示を省略している。以上の図4から図41で説明した製造方法の一例によって、図40および図41に示すように、P型トランジスタ素子層110およびN型トランジスタ素子層120を有するトランジスタ素子層100と、第1配線層200と、第2配線層300とを備える半導体装置10が製造されてもよい。
なお、以上の図4から図41で説明した製造方法の一例において、第1コンタクト141等や第2コンタクト151等を形成するために、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る絶縁層21等や第1絶縁膜13等を形成することを説明した。これに代えて又は加えて、絶縁層21等や第1絶縁膜13等にエッチストップ層を形成し、エッチストップ層までをエッチングすることにより、第1コンタクト141等や第2コンタクト151等を形成してもよい。
以上で説明した通り、本実施形態による半導体装置10は、トランジスタ素子層100の両面に配線層を備える。具体的には、トランジスタ素子層100は、一方の面側に第1配線層200が積層され、他方の面側に第2配線層300が積層されている。これにより、半導体装置10は、例えばトランジスタ素子層の下側に電源線またはグランド線のみを形成して信号線を上側のみに形成した半導体装置の比較例と比べて、信号線210および信号線310の密度を高め、且つ、第1配線層200および第2配線層300に形成する配線、例えば信号線210、信号線310、電源線220、グランド線320等の設計の自由度を高めることができる。
例えば、半導体装置10は、第1配線層200および第2配線層300の両方から、トランジスタ素子層100のトランジスタに接続されるコンタクトを形成することが可能である。例えば、半導体装置10は、第1配線層200および第2配線層300から対称に、トランジスタ素子層100のトランジスタに接続されるコンタクトを形成することが可能である。例えば、半導体装置10は、P型トランジスタ111、112およびN型トランジスタ121、122に対して、コンタクト抵抗の観点で有効な面から接続を行うことができる。なお、半導体装置10は、上述した半導体装置の比較例と同様の電源入出力が可能である。
図42は、第2実施形態による半導体装置50の模式的な斜視図である。図43は、図42に示す半導体装置50をY軸方向に沿って2つに分解した模式的な斜視図である。
第2実施形態による半導体装置50は、第1実施形態による半導体装置10と異なる点として、トランジスタ素子層400が、1組のゲート電極131、132に代えて、2組のゲート電極431、432とゲート電極433、434とを有する。これに伴い、トランジスタ素子層400は更に、第1コンタクト446および第2コンタクト453を追加的に有する。第2実施形態による半導体装置50における他の構成は、第1実施形態による半導体装置10と同様であり、第1実施形態による半導体装置10の各構成と同様の参照番号を用い、重複する説明を省略する。
第2実施形態による半導体装置50のトランジスタ素子層400は、P型トランジスタ素子層110において互いに対向配置された1組のゲート電極431、432と、N型トランジスタ素子層120において互いに対向配置された他の1組のゲート電極433、434とを有する。1組のゲート電極431、432は、第1配線層200の信号線211、212から延伸する第1コンタクト145、446に接続される。他の1組のゲート電極433、434は、第2配線層300の信号線311、313から延伸する第2コンタクト152、453に接続される。
このような構成を備える第2実施形態による半導体装置50によれば、第1実施形態による半導体装置10と同様の効果を奏する。第2実施形態による半導体装置50によれば更に、上側のゲート電極431、432には上から第1コンタクト145、446を接続し、下側のゲート電極433、434には下から第2コンタクト152、453を接続することで、コンタクト距離を短くすることができ、寄生抵抗の影響による性能劣化を軽減できる。
以上の複数の実施形態において、トランジスタ素子層100、400の上側に積層される第1配線層200に電源線220を形成し、トランジスタ素子層100、400の下側に積層される第2配線層300にグランド線320を形成することとしたが、電源線220を第2配線層300に形成し且つグランド線320を第1配線層200に形成してもよく、電源線220およびグランド線320の両方を第1配線層200または第2配線層300に形成してもよい。
以上の複数の実施形態において、トランジスタ素子層100、400はナノシート構造を有するものとして説明した。これに代えて又は加えて、トランジスタ素子層100、400は、FinFET構造を有してもよい。具体的には、トランジスタ素子層100、400のトランジスタは、P型チャネル113、114およびN型チャネル123、124の少なくとも一方がトランジスタ素子層100、400の積層面に対して縦方向に形成された構造を有してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 半導体装置
100 トランジスタ素子層
110 P型トランジスタ素子層
111、112 P型トランジスタ
113、113′、114、114′ P型チャネル
115、116、117 P型エピタキシャル層
120 N型トランジスタ素子層
121、122 N型トランジスタ
123、123′、124、124′ N型チャネル
125、126、127 N型エピタキシャル層
131、132 ゲート電極
141、142、143、144、145 第1コンタクト
151、152 第2コンタクト
200 第1配線層
210、211、212、213 信号線
220 電源線
300 第2配線層
310、311、312、313 信号線
320 グランド線
11 基板
13 第1絶縁膜
14 領域
15 シリコンゲルマニウム膜
17 シリコン膜
18 仮ゲート電極
19 第2絶縁膜
21 絶縁層
22 領域
23 第3絶縁膜
24 領域
230 第4絶縁膜
25 支持基板
26 第5絶縁膜
27 領域
330 第6絶縁膜
28 ビア
29 電極パッド
50 半導体装置
400 トランジスタ素子層
431、432、433、434 ゲート電極
446 第1コンタクト
453 第2コンタクト

Claims (14)

  1. フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを有するトランジスタ素子層と、
    前記トランジスタ素子層の一方の面側に積層され、前記複数のトランジスタの少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第1配線層と、
    前記トランジスタ素子層の他方の面側に積層され、前記複数のトランジスタの他の少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第2配線層と
    を備える半導体装置。
  2. 前記トランジスタ素子層は、
    前記複数のトランジスタのうちの各P型トランジスタを有するP型トランジスタ素子層と、
    前記P型トランジスタ素子層の片方の面側に積層され、前記複数のトランジスタのうちの各N型トランジスタを有するN型トランジスタ素子層と
    を有する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記トランジスタ素子層は、前記複数のトランジスタのうち積層方向の同一領域に積層されたP型トランジスタおよびN型トランジスタ同士がCMOSとして機能するCFET(Complementary FET)構造を有する、
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1配線層は、少なくとも1つの電源線を有し、
    前記第2配線層は、少なくとも1つのグランド線を有し、
    前記P型トランジスタ素子層は、前記トランジスタ素子層の前記一方の面側に位置し、
    前記N型トランジスタ素子層は、前記トランジスタ素子層の前記他方の面側に位置する、
    請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記トランジスタ素子層は、前記P型トランジスタ素子層および前記N型トランジスタ素子層に共通する、互いに対向配置された1組のゲート電極を有し、
    前記1組のゲート電極のうちの一方のゲート電極は、前記第1配線層の信号線から延伸する第1コンタクトに接続され、
    前記1組のゲート電極のうちの他方のゲート電極は、前記第2配線層の信号線から延伸する第2コンタクトに接続される、
    請求項2に記載の半導体装置。
  6. 前記トランジスタ素子層は、前記P型トランジスタ素子層において互いに対向配置された1組のゲート電極と、前記N型トランジスタ素子層において互いに対向配置された他の1組のゲート電極とを有し、
    前記1組のゲート電極は、前記第1配線層の信号線から延伸する第1コンタクトに接続され、
    前記他の1組のゲート電極は、前記第2配線層の信号線から延伸する第2コンタクトに接続される、
    請求項2に記載の半導体装置。
  7. 前記トランジスタ素子層は、ナノシート構造を有する、
    請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記トランジスタ素子層は、FinFET構造を有する、
    請求項1に記載の半導体装置。
  9. 半導体装置の製造方法であって、
    フローティングボディー構造のマルチゲートトランジスタである複数のトランジスタを有するトランジスタ素子層を形成することと、
    前記複数のトランジスタの少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第1配線層を前記トランジスタ素子層の一方の面側に積層することと、
    前記複数のトランジスタの他の少なくとも1組のトランジスタ同士のソース-ゲート間またはドレイン-ゲート間を電気的に接続するための少なくとも1つの信号線を有する第2配線層を前記トランジスタ素子層の他方の面側に積層することと
    を備える製造方法。
  10. 前記トランジスタ素子層を形成することは、
    基板上に第1絶縁膜を形成し、前記第1絶縁膜上に、ナノシート構造またはFinFET構造を有するノンドープの積層体を形成すること、または、前記基板上に結晶構造を有する結晶構造層を形成して前記結晶構造層上に前記積層体を形成した後に、前記結晶構造層を選択除去して絶縁物質で置換することによって前記第1絶縁膜を形成することと、
    前記積層体の少なくとも両端部に、P型またはN型にドーピングされたエピタキシャル層を形成し、これによって前記少なくとも両端部をP型またはN型にドーピングすることと、
    前記積層体のうちのP型チャネル用の積層体におけるP型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな領域、および、前記積層体のうちのN型チャネル用の積層体におけるN型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな領域のそれぞれの全周を第2絶縁膜で包囲し、前記第2絶縁膜の全周を囲う少なくとも1つのゲート電極を形成することで、P型チャネルおよびN型チャネルを有するトランジスタを形成することと、
    前記基板上の前記P型チャネル、前記N型チャネルおよび前記少なくとも1つのゲート電極を全体的に保護する絶縁層を形成することと
    を含む、請求項9に記載の製造方法。
  11. 前記トランジスタ素子層を形成することは、前記絶縁層の側から、前記P型チャネルに形成された前記エピタキシャル層および前記N型チャネルに形成された前記エピタキシャル層の少なくとも何れかに接続される少なくとも1つの第1コンタクトを形成することを含み、
    前記第1配線層を前記トランジスタ素子層の前記一方の面側に積層することは、前記少なくとも1つの第1コンタクトに接続される少なくとも1つの信号線を含む前記第1配線層を前記絶縁層上に形成することを含む、請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記トランジスタ素子層を形成することは、
    支持基板によって前記第1配線層の側を保持した状態で、前記基板を除去することにより、前記基板上に形成された前記第1絶縁膜を露出させることと、
    露出した前記第1絶縁膜の側から、前記P型チャネルに形成された前記エピタキシャル層および前記N型チャネルに形成された前記エピタキシャル層の少なくとも何れかに接続される少なくとも1つの第2コンタクトを形成することと
    を含み、
    前記第2配線層を前記トランジスタ素子層の前記他方の面側に積層することは、前記少なくとも1つの第2コンタクトに接続される少なくとも1つの信号線を含む第2配線層を前記露出した第1絶縁膜上に形成することを含む、請求項11に記載の製造方法。
  13. 前記積層体を形成することは、前記基板上において、前記少なくとも1つの第2コンタクトが形成される特定の領域に、周囲の領域とはエッチングレートが異なる特定の材料から成る前記第1絶縁膜を形成することを含み、
    前記少なくとも1つの第2コンタクトを形成することは、前記露出した第1絶縁膜のうち、前記特定の領域を選択的にエッチングしてスルーホールを形成し、前記スルーホールに前記少なくとも1つの第2コンタクトを形成することを含む、
    請求項12に記載の製造方法。
  14. 前記トランジスタを形成することは、前記積層体のうちのP型チャネル用の積層体におけるP型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな異なる2つの領域、および、前記積層体のうちのN型チャネル用の積層体におけるN型にドーピングした前記少なくとも両端部を除くノンドープな異なる2つの領域の全周をそれぞれ前記第2絶縁膜で包囲し、それぞれの前記第2絶縁膜の全周を囲う2つの前記ゲート電極を形成することで、前記P型チャネルおよび前記N型チャネルを有する前記トランジスタを形成することを含み、
    前記少なくとも1つの第1コンタクトを形成することは、前記絶縁層の側から、前記2つのゲート電極の一方に接続される第1コンタクトを形成することを含み、
    前記少なくとも1つの第2コンタクトを形成することは、前記露出した第1絶縁膜の側から、前記2つのゲート電極の他方に接続される第2コンタクトを形成することを含む、
    請求項12に記載の製造方法。
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