JP2024062163A - 印刷装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2024062163000001
【課題】ユーザの設置行動を考慮して初期設置作業性の操作性の高い印刷装置等を提供する。
【解決手段】初期設置時に用紙設置案内のための案内概要情報を表示可能な印刷装置において、用紙設置操作開始を検知する第1検知部(S604)と、用紙設置操作終了を検知する第2検知部(S607)と、初期設置時に、第1検知部(S604)により用紙設置操作開始が検出された場合、案内概要情報より詳細な案内情報を表示する案内表示部(S606)と、案内表示部による案内情報の表示開始後、第2検知部(S607)により用紙設置操作終了が検知された場合には印刷を開始する一方(S607のYes)、第2検知部(S607)により用紙設置操作終了が検知されない場合には印刷を開始しないように制御する制御部(S607のNo)と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、初期設置を案内表示可能な印刷装置、制御方法およびプログラムに関する。
印刷装置を購入したユーザは、印刷装置に対して初回電源投入後に初期設置を行う。初期設置としては、インクセットアップ、用紙設置、プリントヘッドの位置調整、外部機器との接続設定などの印刷準備処理が含まれる。特許文献1には、初期設置作業におけるユーザの誤操作を防止するために、印刷装置の販売地域に応じて設置誘導表示内容を切り替える技術が開示されている。例えば、地域毎の用紙サイズの使用状況を示す情報を地域情報としておき、印刷装置が設置された地域に対応する用紙サイズに適応する用紙カセットを装着するための操作ガイドが表示される。
特開2019-34447号公報
しかしながら、特許文献1に開示された印刷装置によれば、印刷装置の販売地域によってのみ初期設置態様を切り替えるガイド表示を行っていた。また、誤操作防止の切り替えのための判断が、印刷装置によりできない販売地域においては、誤操作防止対策を行うことができなかった。つまり、一人一人のユーザの設置行動に応じた適切なガイド(誘導)を行うことができない課題があった。
例えば、初期設置作業の中には印刷装置によるガイド表示に従わないとできないものと、ガイド表示に関わらずできるものとがある。プリントヘッドの位置調整は、印刷装置のガイド表示から実行指示するものを選択することでのみ動作が開始する一方、用紙設置はガイド表示にかかわらずできる。加えて、プリントヘッドの位置調整を開始するためには、用紙設置が完了した状態でないと動作開始ができない。このため、プリントヘッドの位置調整のガイド表示がされる場合には、用紙設置のガイド表示も同時に行われることとなる。
だが、印刷装置のガイド表示を参照するのではなく、マニュアルを参照して事前に用紙設置を行うようなユーザにとっては、用紙設置のガイド表示はかえって煩わしいものとなり得る。このように、ユーザの設置行動に応じて適切なガイド表示内容は変わりうるものであるが、特許文献1が開示する印刷装置にあっては、ユーザの行動に応じたガイド表示の切り替えを行うことができなかった。
このような課題に対し、本出願の発明者は、プリントヘッドの位置調整と用紙設置のガイド表示を開始する以前のユーザの設置行動を利用して、不要なガイド表示を行わずに適切なガイド表示のみを行うことができると思考した。例えば、用紙設置の有無について判断情報を用いて判定し、用紙設置が既に実施済みの場合には用紙設置のガイド表示を行わないようにすれば良いことになる。
このように、本発明の目的は、ユーザの設置行動を考慮して初期設置作業の操作性の高い印刷装置、制御方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、初期設置時に用紙設置案内のための案内概要情報を表示可能な印刷装置において、用紙設置操作開始を検知する第1検知部と、用紙設置操作終了を検知する第2検知部と、初期設置時に、前記第1検知部により前記用紙設置操作開始が検出された場合、前記案内概要情報より詳細な案内情報を表示する案内表示部と、前記案内表示部による案内情報の表示開始後、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知された場合には印刷を開始する一方、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知されない場合には印刷を開始しないように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの設置行動を考慮して初期設置作業の操作性の高い印刷装置、制御方法およびプログラムを提供することできるという効果が得られる。
印刷装置100の外観図である。 印刷装置100の構成図である。 印刷装置100の他の構成例の構成図である。 印刷装置100の初期設置処理を示すフローチャートである。 印刷装置100のプリントヘッドの位置調整のための用紙設置案内表示処理を示すフローチャートである。 印刷装置100の用紙設置案内表示処理時の用紙設置操作終了検知における処理を示すフローチャートである。 印刷装置100の用紙設置案内表示処理時の用紙設置に要した時間に応じた処理を示すフローチャートである。 印刷装置100の用紙設置案内表示処理時に用紙ガイド位置を用いて表示の有無を切り替える処理を示すフローチャートである。 印刷装置100の用紙設置案内表示処理時に用紙ガイド位置を用いて表示の内容を切り替える処理を示すフローチャートである。 印刷装置100の表示画面の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施の形態に記載される構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施の形態に記載される構成によって限定されることはない。
<外部構成>
図1は、印刷装置100の外観図である。本実施形態においては、印刷装置100として、スキャナ機能、プリント機能等の複数の機能が一体化されたMFP(Multifunction Peripheral)を一例としている。印刷装置100は全体的に直方体型の外観を呈している。印刷装置100の正面略中央部には操作パネル101、電源ボタン102が設けられ、これらの下部には幅広の印刷用紙排出口107が設けられている。さらに、印刷装置100の正面下部には幅広の給紙カセット105が着脱可能に構成されている。また、印刷装置100の上面は原稿台103となっていて、原稿台103に対して印刷対象物を押し付けるための原稿台圧板104が設けられている。そして、印刷装置100の背面には、背面給紙トレイ106が背面に対して傾斜可能に設けられ、背面給紙口カバー108は給紙口(不図示)に対して開閉自在に構成されている。
操作パネル101には、印刷装置100の状態表示を行う画面や各種設定等を行うためのUI画面(UI:ユーザーインターフェイス)等が表示される。UI画面上には表示ボタン等が設けられ、ユーザはそれを指でタッチすることにより各種の入力操作を行うことができる。電源ボタン102は、印刷装置100の電源の「ON」と「OFF」とを切り替えるためのボタンである。印刷用紙排出口107は、所望の印刷が行なわれた印刷物の排出口である。給紙カセット105は、用紙を収納するためのカセットである。
原稿台103はガラス状の透明な台であり、原稿等の印刷対象物を載せてスキャナ部で読み取るときに使用するものである。原稿台圧板104は、印刷対象物をスキャナユニットで読み取りを行う際に印刷対象物が浮かないように原稿台103に押し付けるとともに、外光がスキャナユニットに入ることを防止するカバーである。背面給紙トレイ106は、印刷装置100の背面から用紙を設置可能なトレイである。背面給紙口カバー108は、背面給紙トレイ106の給紙口(不図示)に対して開閉自在に設けられたカバーであり、用紙設置時に開閉されて給紙口内に異物が混入するのを防止する。また、給紙カセット105および背面給紙トレイ106に設置された用紙は一枚ずつ印刷部(図1では不図示)に搬送され、所望の印刷が行われた印刷物が印刷用紙排出口107から排出される。
<印刷装置100の構成>
図2は印刷装置100の構成図である。印刷装置100は、制御部110、操作部120、印刷部130、スキャナ部140および通信部150を備える。制御部110は、CPU111と、データ記憶部112と、タイマー113とを有し、印刷装置100全体の制御を行う。データ記憶部112は、ROM、RAM等で構成され、CPU111が実行する各種プログラム、画像データ、制御データ等などを記憶する。CPU111がデータ記憶部112に記憶されたプログラムを実行することにより種々の所要の機能が実現される。この種々の機能は、印刷装置100の各構成要素等の制御機能、各種センサ等の検出機能、各種の表示機能などである。タイマー113は、時間計測のためのものである。操作部120は、図1で示した操作パネル101および電源ボタン102を有する。なお、操作パネル101は液晶等の表示部を備えていて、この表示部により初期設置のガイド表示(「案内表示」とも記す)がされる。
印刷部130は、印刷機構131、給紙カセット着脱センサ132、背面給紙口カバーセンサ133、給紙カセット105、背面給紙トレイ106および背面給紙口カバー108を有する。印刷機構131は、給紙カセット105または背面給紙トレイ106から用紙を引き込み、プリントヘッドからインクを吐出して印刷を行う。給紙カセット着脱センサ132は、印刷装置本体に給紙カセット105が取り付けられているか否かを検知するセンサである。背面給紙口カバーセンサ133は、背面給紙口カバー108の開閉状態を検知するセンサである。給紙カセット105、背面給紙トレイ106および背面給紙口カバー108は、図1で示したものである。
スキャナ部140は、スキャン機構141と、図1で示した原稿台103とを有して構成される。スキャン機構141は、原稿台103にセットされた原稿に対し、光源からの光を照射しその反射光をCCD等の光学センサにより検出して、原稿を画像として読み取る。通信部150は、無線LANモジュール151と、USBモジュール152とを有する。無線LANモジュール151は、無線LANを介してデータの送受信を行うための通信モジュールである。USBモジュール152は、USBケーブルを介してデータの送受信を行うための通信モジュールである。以上が印刷装置100の構成例である。
<印刷装置100の他の構成>
図3は、印刷装置100の他の構成例を示す構成図である。図2、図3を比較して分かるように、図3の構成例は、図2の構成に加えて「給紙カセット用紙ガイドセンサ134」を備えている点に特徴がある。その他の構成には相違はない。給紙カセット用紙ガイドセンサ134は、給紙カセット着脱センサ132と連動し、印刷装置本体に給紙カセット105が装着された際に、給紙カセット105の用紙ガイド位置を検知する。
用紙ガイドは、A4用紙、A5用紙などの異なる大きさの用紙を給紙カセット105にセットする際に、前後左右のセット位置を正しくセット可能にするものである。これにより、給紙不良を防止することができる。給紙カセット用紙ガイドセンサ134により、用紙ガイドが、A4用紙サイズの位置、A5用紙サイズの位置、あるいは、レターサイズ用紙の位置になっているか否か等の用紙ガイドの位置を検知する。以上が印刷装置100の他の構成例である。
<図4:初期設置処理>
図4は、本実施形態における印刷装置100が実行する初期設置処理を示すフローチャートである。なお、本フローチャートで示す処理は、CPU111が、データ記憶部112のROMに格納されている制御プログラムをデータ記憶部112のRAMにロードし、当該制御プログラムを実行することにより実現される。本フローチャートは、ユーザが電源ボタン102を押下操作して印刷装置100の電源をオン状態とすることで開始する。
まず、ステップS401において、CPU111は、データ記憶部112から「初期設置フラグ」の値を読み出す。この「初期設置フラグ」の値は、印刷装置100が初期設置状態である(最初の起動である)ことを示す「True」、または、初期設置状態でない(2回目以降の起動である)ことを示す「False」のいずれかの値となっている。
次に、ステップS402において、CPU111は、読み出したフラグ値に応じて処理の切り分けを行う。具体的には、「初期設置フラグ」の値が「True」の場合、初期設置状態であると判断し、初期設置専用の起動制御を開始するためにステップS403へ進む(S402のYES)。一方、「初期設置フラグ」の値が「False」の場合、初期設置が完了していると判断し本処理を終える(S402のNo)。この場合、初期設置ではなく通常の起動制御へ移行することになる。
次に、ステップS403において、CPU111は、印刷機構131に対するインクセットアップを促すガイド表示(以下、「案内表示」とも記す)を行う。以下の表示は基本的に操作パネル101が行う。次に、ステップS404において、CPU111は、給紙カセット105または背面給紙トレイ106に用紙をセットさせる案内表示を行う。
次に、ステップS405において、CPU111は、セットされたインクと用紙を使用してプリントヘッドの位置調整を実行する。具体的には、先ず、給紙カセット105または背面給紙トレイ106から用紙を引き込んで、予め設定してある印刷パターンを用いたテスト印刷を実行する。そして、テスト印刷の結果をスキャン機構141で光学的に読み取り、CPU111は読取結果に基づいてインクの吐出タイミングを最適化する。プリントヘッドの位置調整を終えると、ステップS406において、CPU111は「初期設置フラグ」の値をクリアするする。つまり、CPU111は「初期設置フラグ」の値を「False」に更新する。これにより、印刷装置100は、次回以降電源がON状態とされた時には、通常の起動制御を実行するようになる。
<第1実施形態>
<用紙設置案内表示S404の詳細:図5、図6>
次に、図5、図6を参照して、図4のステップS404における「用紙設置案内表示(ステップS404)」の詳細について説明する。図5および図6に示す処理は、図4におけるインクセットアップ(ステップS403)が行われた後に開始される。図5は従来技術における処理であり、図6は本実施形態の処理例を示している。先ず図6について説明して、後に図5の処理との相違点について説明する。
本実施形態においては、ステップS404からステップS405に進む契機として、操作パネル101のボタン押下検知、または、「用紙設置操作終了検知」が必要なものとする。ここで、「用紙設置操作終了検知」は、給紙カセット着脱センサ132によって給紙カセット105が装着されたことを検知するか、または、背面給紙口カバーセンサ133により背面給紙口カバー108が閉じられたことを検知することによって行う。
まず、ステップS601において、CPU111はプリントヘッド位置調整の実行可否を確認する。つまり、ステップS602において、CPU111は、プリントヘッド位置調整実行のユーザ操作を待つ。ステップS602において、CPU111は、ユーザがプリントヘッド位置調整実行を行わないことを選択した場合、一連の処理を終了する(S602のNo)。一方、ステップS602において、CPU111が、ユーザがプリントヘッド位置調整実行を行うことを選択した場合(S602のYes)、ステップS603に進む。
次に、ステップS603において、CPU111は、用紙設置案内の概要を表示し、印刷開始ボタン押下、または、用紙設置操作開始を検知するまで待機する。つまり、ステップS604において、ユーザ操作を待つ。ステップS604において、CPU111が、ユーザによる印刷開始ボタンの押下を検知した場合、ステップS605に進み、プリントヘッドの位置調整を開始する。ここで、「プリントヘッドの位置調整」とはプリントヘッドの位置調整用のテストパターンを実際に印刷する処理などを含む処理のことである。その後、プリントヘッドの位置調整が完了すると一連の処理を終了する。
一方、ステップS604において、CPU1111が、ユーザによる用紙設置操作開始を検知した場合、ステップS606に進む。ここで、「用紙設置操作開始検知」は次の3つのいずれかの検知態様によって行われる。第1は、給紙カセット着脱センサ132により、給紙カセット105が取り外されたことを検知することによって行われる。第2は、背面給紙口カバーセンサ133によって背面給紙口カバー108が開けられたことを検知することによって行われる。第3は、操作パネル101のボタン押下の検知によって行われる。次に、ステップS606において、CPU111は、用紙設置案内の概要表示を行い、用紙設置操作終了を検知するまで待機する。
つまり、ステップS607において、用紙設置のユーザ操作を待つ。即ち、ステップS607において、CPU111が、用紙設置操作終了を検知しない場合(No)、S606において、待機状態となる。一方、ステップS607において、CPU111が、用紙設置操作終了を検知した場合(Yes)、ステップS605に進み、プリントヘッドの位置調整を開始する。つまり、プリンタヘッドにより印刷を開始する。その後、プリントヘッドの位置調整が完了すると一連の処理を終了する。
<図5、図6の相違点>
図5、図6を参照すれば分かるように、図6におけるステップS607と、図5におけるステップS507との処理には相違点がある。ステップS507においては、用紙設置操作終了を検知した場合(S507のYes)、ステップS505ではなく、ステップS503に進む。一方、図6のS607においては、用紙設置操作終了を検知した場合(S607のYes)、ステップS605に進む。このように。図6に示した処理フローに従うと、ユーザの印刷開始ボタン押下を待たずに、用紙設置操作終了検知により自動的にプリントヘッドの位置調整を開始することができる。
図5および図6で説明した表示は、図10に示すように、印刷装置100の操作パネル101が表示を行う。ステップS501、ステップS601のプリントヘッド位置調整の実行可否の確認は、表示画面1001によって行われる。表示ボタン1002(「OK」)がタッチされるとプリントヘッド位置調整が実行され、表示ボタン1003(「あとから実行」)がタッチされると実行されない。また、ステップS503、ステップS603の用紙設置案内の概要表示は、表示画面1004によって行われる。表示ボタン1005(「印刷開始」)がタッチされると印刷が実行され、表示ボタン1006(「セット方法」)がタッチされると用紙セット方法が表示される。また、ステップS506、ステップS606の用紙設置案内の詳細表示は、表示画面1007によって行われる。表示ボタン1008(「戻る」)がタッチされると用紙セット方法(用紙設置方法)の一画面前が表示される。
<第2実施形態>
第1実施形態においては、図6に示すように、ユーザの印刷開始ボタン押下を待たずに、用紙設置操作終了検知により自動的にプリントヘッドの位置調整を開始する処理について説明した。一方、第2実施形態においては、用紙設置操作終了検知時に、用紙設置操作に要した時間に応じて処理を切り替える処理フローについて説明する。
図6に示す処理では、ステップS607で示したように、用紙設置操作終了を検知した場合に自動的にプリントヘッドの位置調整を開始する。しかしながら、ユーザが用紙の有無を確認するために給紙カセット105を取り外し、また即座に装着することがある。その場合、用紙がセットされていなければ、プリントヘッドの位置調整により「用紙無しエラー」が発生する可能性があり好ましくない。かかる問題を解決するために、実施形態2においては、用紙設置操作終了検知時に、用紙設置操作に要した時間に応じて処理を切り替える点について説明する。
図7を参照して、実施形態1と相違点について説明する。なお、本実施形態における各装置の構成は特に説明のない限り第1実施形態と同等であるものとして説明を省略する。図7の処理フローの開始条件も図4と同一である。まず、図7のステップS701~S705までの処理は、図6のステップS601~ステップS605と同一であるため説明を省略する。
まず、ステップS704において、CPU111が用紙設置操作開始を検知した場合、つまり、ユーザが用紙設置操作開始をした場合、ステップS706に進む。ステップS706においては、用紙設置案内の詳細表示にかかった時間の計測を開始する。CPU111がタイマー113を開始制御して、タイマー113が時間の計測を開始する。その後、ステップS707に進む。ステップS707においては、CPU111は、用紙設置案内の詳細を表示し、用紙設置操作終了を検知するまで待機する。つまり、ステップS708において、ユーザ操作を待つ。
ステップS708において、CPU111が用紙設置操作終了を検知した場合(Yes)、ステップS709に進む一方、当該検知がされない場合(No)、ステップS707において待機する。次に、ステップS709において、CPU111はタイマー113の計時を停止制御して、用紙設置案内の詳細表示にかかった時間計測を終了し、ステップS706からステップS709までに要した時間の計算を行う。
次に、ステップS710において、CPU111は、ステップS706からステップS709までに要した時間が所定の閾値以上か否かを判定する。ステップS710の判定結果が所定閾値以上の場合(Yes)、ステップS705に進み、プリントヘッドの位置調整を開始する。つまり、プリンタヘッドによる印刷を開始する。その後、プリントヘッドの位置調整が完了すると一連の処理を終了する。一方、ステップS710の判定結果が所定閾値未満の場合(No)、ステップS703に進む。
ここで、ステップS710において設定する所定閾値は、ユーザの行動に基づいて決定することが望ましい。ユーザが用紙の有無を確認するために給紙カセット105を取り外し、即座に取り付ける行動よりも長い時間で、かつ、ユーザが用紙をセットするために給紙カセット105を取り外して、即座に取り付ける行動よりも短い時間であることが望ましい。例えば、用紙有無の確認では「1秒」、用紙セットでは「10秒」かかると想定した場合に所定閾値を「3秒」に設定することが例示される。
以上、図7で示した処理に従うと、用紙設置操作終了検知時に、用紙設置操作にかかった時間が長い場合には用紙設置操作終了検知により自動的にプリントヘッドの位置調整を開始することができる。一方、用紙設置操作にかかった時間が短い場合は用紙設置操作終了検知により自動的にプリントヘッドの位置調整を開始しないことができる。また、本実施形態では、ステップS710における判定結果が所定閾値未満の場合(No)、ステップS703に進むとして説明したが、ステップS706に進んでもよい。
また、本実施形態のステップS704における「用紙設置操作開始検知」について、第1実施形態で説明した3つの検知態様の一部に限定してもよい。例えば、第3の検知態様である、操作パネル101のボタン押下の検知よって行われる場合には、時間計測を行わずにステップS710において、「所定閾値未満」(Yes)であると判定してもよい。加えて、ステップS707において、給紙カセット105が取り外された場合、その時点から時間の計測を開始してもよい。その場合、ステップS709において、ステップS707において給紙カセット105が取り外されてから、ステップS709までに要した時間の計算を行うようにしてもよい。
<第3実施形態>
第1実施形態においては、用紙設置操作終了検知により、自動的にプリントヘッドの位置調整を開始する処理について説明した。一方、第3実施形態においては、事前に用紙設置操作が終了していると判断した場合には、用紙設置案内表示を行わずに、自動的にプリントヘッドの位置調整を開始する処理について説明する。
図8に示す処理について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、本実施形態における印刷装置100の構成について、特に説明のない限り第1実施形態と同等であるものとして説明を省略する。なお、図3に示したように、本実施形態の構成として給紙カセット用紙ガイドセンサ134を備えているものとする。
図8(A)におけるステップS801とステップS802とは、工場での印刷装置の生産時に作業者が行う処理である。ステップS803以降が、印刷装置を購入したユーザが行う処理である。図8に示すステップS803の開始条件は、図4と同一である。つまり、ユーザが電源ボタン102を押下操作して印刷装置100の電源をオン状態とすることで開始する。まず、ステップS802において、工場での各種出荷工程を実施する。次に、ステップS802において、給紙カセットの用紙ガイド位置を、プリントヘッドの位置調整を実行できない位置に変更したうえで梱包、出荷を行う。
そして、ユーザが印刷装置100を購入後に開梱、初期設置を行うことになる。ステップS403において、ユーザがインクセットアップ案内に基づいてインクセットアップを実施した後にステップS803に進む。ステップS803においては、CPU111は、給紙カセット用紙ガイドセンサ134のセンサ値を検出する。次に、ステップS804において、CPU111は、検出したセンサ値に基づいて、用紙ガイド位置がプリントヘッドの位置調整を実行可能な位置か否かを判定する。ここで、例えばCPU111は、用紙設置ガイド幅が印刷時に利用する用紙幅と一致している場合、プリントヘッドの位置調整が実行可能な位置であると判定する。
CPU111がプリントヘッドの位置調整を実行可能な位置であると判定した場合(Yes)、ステップS809へ進み、プリントヘッドの位置調整を開始する。つまり、プリンタヘッドによる印刷を開始する。その後、プリントヘッドの位置調整が完了すると一連の処理を終了する。一方、ステップS804において、CPU111がプリントヘッドの位置調整を実行可能な位置ではないと判定した場合(No)、ステップS805へ進む。ステップS805~ステップS811における処理は、図6のステップS601~ステップS607における処理と同一であるため説明を省略する。
以上、図8に示した処理フローに従うと、事前に用紙設置操作が終了していると判断した場合には、用紙設置案内をせずに自動的にプリントヘッドの位置調整を開始することができる。
<第4実施形態>
第3実施形態においては、事前に用紙設置操作が終了していると判断した場合には用紙設置案内をせずに自動的にプリントヘッドの位置調整を開始する処理について説明した。一方、第4実施形態においては、事前に用紙設置操作が終了していると判断した場合には用紙設置案内の内容を他の表示内容に切り替える処理について説明する。
図9に示す処理と第3実施形態の処理との相違点を説明する。なお、本実施形態における印刷装置100の構成について、特に説明のない限り第3実施形態と同等であるものとして説明を省略する。なお、図3に示したように、本実施形態の構成として給紙カセット用紙ガイドセンサ134を備えているものとする。図9(A)における工場での処理は、図8(A)に示すものと同じである。また、ステップS901~ステップS911における処理は、図8のステップS801~ステップS811における処理と同一であるため説明を省略する。
ステップS904において、CPU111は検出したセンサ値がプリントヘッドの位置調整を実行可能な位置であると判定した場合(Yes)、ステップS912へと進む。ここで、例えばCPU111は、用紙設置ガイド幅が印刷時に利用する用紙幅と一致している場合、プリントヘッドの位置調整が実行可能な位置であると判定する。次に、ステップS912において、プリントヘッド位置調整実行の最終確認を行いステップS913に進む。なお、この最終確認において、図10を参照して後述するように案内表示を切り替える。ステップS913においては、ユーザ操作を待つ。つまり、ステップS913において、CPU111が、ユーザが実行しないことを選択したと判定した場合(No)、一連の処理を終了する。一方、ステップS913において、CPU111が、ユーザが実行することを選択したと判定した場合(Yes)、ステップS909に進み、プリントヘッドの位置調整を実行開始する。つまり、プリンタヘッドにより印刷を開始する。その後、プリントヘッドの位置調整が完了すると一連の処理を終了する。
以上、図9に示した処理フローに従うと、事前に用紙設置操作が終了していると判断された場合には用紙設置案内の内容を他の表示内容に切り替えることができる。図9で説明した表示は、図10に示すように、印刷装置100の操作パネル101に表示を行う。ステップS912におけるプリントヘッド位置調整実行最終確認は、図10の表示画面1009により行われる。表示ボタン1010(「印刷開始」)がタッチされると印刷が実行され、表示ボタン1011(「あとから実行」)がタッチされると実行されない。
<他の実施形態>
第3実施形態、第4実施形態においては、給紙カセット用紙ガイドセンサ134を用いることで、事前に用紙設置操作が終了しているかを判断していた。給紙カセット用紙ガイドセンサ134を搭載していない印刷装置において、給紙カセット着脱センサ132のみを用いて事前の用紙設置操作が終了しているか否かを判定してもよい。すなわち、図4のステップS401~ステップS403において、CPU111が用紙設置操作終了検知をした場合に「終了」を検知したことをデータ記憶部112に記憶する。次に、ステップS804、ステップS904において、「終了」を検知したことをデータ記憶部112が記憶している場合に、それぞれステップS809、ステップS912に進むように処理を行っても良い。
以上の他の実施形態によれば、CPU111は、操作パネル101により案内情報が表示される以前に、用紙設置操作の終了が検知された場合、操作パネル101による案内情報を表示されずとも印刷を開始する処理を実行することもできる。また、案内情報が表示される以前に、用紙設置操作の終了が検出された場合、操作パネル101の案内情報の内容を変更する処理を行うこともできる。
<変形例>
(1)第1乃至第4実施形態における処理は、携帯端末(スマートフォン、タブレット端末)と印刷装置100とが相互に情報を通信するようにしても行うことができる。このためには、例えば特定サイトからダウンロードした専用アプリを携帯端末にインストールさせておくようにする。例えば図6に示すS606、S607の処理などは専用アプリで実行可能である。S606の処理は専用アプリによって携帯端末に表示し、またS607の処理は用紙設置操作終了情報を携帯端末に入力して印刷装置側に送信することで、図6の一連の処理が実現できる。(2)PCと印刷装置100とをUSBケーブルで接続し、特定サイトの特定表示ボタンをクリックすることによって、例えば図6に示すS603、S606の処理などを実行することも可能である。この態様によれば、より大型の画面で案内情報を見ることができ、音声情報を付加することにより一層ユーザの初期設置作業性が向上する。なお、案内画面内には主人公キャラクタ等が登場して注意点を促すアクションを行うようにすることもできる。また、PCに接続された3次元画像用のゴーグルを掛けることにより3次元画面が現れ、3次元画面に登場する予め作成したユーザのアバタがアクションを行いながらトークするようにして初期設置の案内情報を紹介する3次元画面を表示させることもできる。
<追記>
本実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1) 初期設置時に用紙設置案内のための案内概要情報を表示可能な印刷装置において、
用紙設置操作開始を検知する第1検知部と、
用紙設置操作終了を検知する第2検知部と、
初期設置時に、前記第1検知部により前記用紙設置操作開始が検出された場合、前記案内概要情報より詳細な案内情報を表示する案内表示部と、
前記案内表示部による案内情報の表示開始後、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知された場合には印刷を開始する一方、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知されない場合には印刷を開始しないように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする印刷装置。
(構成2)前記案内表示部は更に、
前記制御部により印刷を開始しないように制御された場合、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知されるまで前記案内情報の表示を継続することを特徴とする構成1に記載の印刷装置。
(構成3)前記第1検知部により検出された前記用紙設置操作開始から前記第2検知部で検知された前記用紙設置操作終了までに要した用紙設置時間を計測する時間計測部を更に備え、
前記制御部は更に、
初期設置時に、前記時間計測部により計測された用紙設置時間が所定閾値以上の場合には前記第2検知部により検知された用紙設置操作終了を契機として印刷を開始する一方、前記時間計測部により計測された用紙設置時間が所定閾値未満の場合には前記第2検知部により検知された用紙設置操作終了を契機にして印刷を開始しないように制御することを特徴とする構成1乃至構成2のいずれか一項に記載の印刷装置。
(構成4)用紙設置ガイドの幅を検知するガイド幅検知部を更に備え、
前記制御部は更に、
初期設置時に、前記ガイド幅検知部により検知された用紙設置ガイド幅が印刷時に利用する用紙幅と一致している場合、前記案内表示部による案内情報が表示せれずとも印刷を開始するように制御することを特徴とする構成1乃至構成3のいずれか一項に記載の印刷装置。
(構成5)用紙設置ガイドの幅を検知するガイド幅検知部を更に備え、
前記案内表示部は更に、
初期設置時に、前記ガイド幅検知部により検知された用紙設置ガイド幅が印刷時に利用する用紙幅と一致している場合、表示する案内情報の内容を変更することを特徴とする構成1乃至構成3に記載の印刷装置。
(構成6)用紙設置操作の終了を検知する操作検知部を更に備え、
前記制御部は更に、
初期設置時に、前記案内表示部により案内情報が表示される以前に前記操作検知部により用紙設置操作の終了が検知された場合、前記案内表示部により案内情報が表示せれずとも印刷を開始するように制御することを特徴とする構成1乃至構成5のいずれか一項に記載の印刷装置。
(構成7)用紙設置操作の終了を検知する操作検知部を更に備え、
前記案内表示部は更に、
初期設置時に、案内情報を表示する以前に前記操作検知部により用紙設置操作の終了が検出された場合、前記案内情報の内容を変更することを特徴とする構成1乃至構成5のいずれか一項に記載の印刷装置。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。例えば、本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記録媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータのプロセッサがプログラムを読みだして実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 印刷装置
101 操作パネル
102 電源ボタン
103 原稿台
104 原稿台圧板
105 給紙カセット
106 背面給紙トレイ
107 印刷用紙排出口
108 背面給紙口カバー
110 制御部
111 CPU
112 データ記憶部
113 タイマー
120 操作部
130 印刷部
131 印刷機構
132 給紙カセット着脱センサ
133 背面給紙口カバーセンサ
134 給紙カセット用紙ガイドセンサ
140 スキャナ部
141 スキャン機構
150 通信部
151 無線LANモジュール
152 USBモジュール

Claims (9)

  1. 初期設置時に用紙設置案内のための案内概要情報を表示可能な印刷装置において、
    用紙設置操作開始を検知する第1検知部と、
    用紙設置操作終了を検知する第2検知部と、
    初期設置時に、前記第1検知部により前記用紙設置操作開始が検出された場合、前記案内概要情報より詳細な案内情報を表示する案内表示部と、
    前記案内表示部による案内情報の表示開始後、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知された場合には印刷を開始する一方、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知されない場合には印刷を開始しないように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記案内表示部は更に、
    前記制御部により印刷を開始しないように制御された場合、前記第2検知部により前記用紙設置操作終了が検知されるまで前記案内情報の表示を継続することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1検知部により検出された用紙設置操作開始から前記第2検知部で検知された用紙設置操作終了までに要した用紙設置時間を計測する時間計測部を更に備え、
    前記制御部は更に、
    初期設置時に、前記時間計測部により計測された用紙設置時間が所定閾値以上の場合には前記第2検知部により検知された用紙設置操作終了を契機として印刷を開始する一方、前記時間計測部により計測された用紙設置時間が所定閾値未満の場合には前記第2検知部により検知された用紙設置操作終了を契機にして印刷を開始しないように制御することを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の印刷装置。
  4. 用紙設置ガイドの幅を検知するガイド幅検知部を更に備え、
    前記制御部は更に、
    初期設置時に、前記ガイド幅検知部により検知された用紙設置ガイド幅が印刷時に利用する用紙幅と一致している場合、前記案内表示部による案内情報が表示せれずとも印刷を開始するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  5. 用紙設置ガイドの幅を検知するガイド幅検知部を更に備え、
    前記案内表示部は更に、
    初期設置時に、前記ガイド幅検知部により検知された用紙設置ガイド幅が印刷時に利用する用紙幅と一致している場合、表示する案内情報の内容を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  6. 用紙設置操作の終了を検知する操作検知部を更に備え、
    前記制御部は更に、
    初期設置時に、前記案内表示部により案内情報が表示される以前に前記操作検知部により用紙設置操作の終了が検知された場合、前記案内表示部により案内情報が表示せれずとも印刷を開始するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  7. 用紙設置操作の終了を検知する操作検知部を更に備え、
    前記案内表示部は更に、
    初期設置時に、案内情報を表示する以前に前記操作検知部により用紙設置操作の終了が検出された場合、前記案内情報の内容を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  8. 初期設置時に用紙設置案内のための案内概要情報を表示可能な印刷装置の制御方法において、
    用紙設置操作開始を検知する第1検知工程と、
    用紙設置操作終了を検知する第2検知工程と、
    初期設置時に、前記第1検知工程により前記用紙設置操作開始が検出された場合、前記案内概要情報より詳細な案内情報を表示する案内表示工程と、
    前記案内表示工程による案内情報の表示開始後、前記第2検知工程により前記用紙設置操作終了が検知された場合には印刷を開始する一方、前記第2検知工程により前記用紙設置操作終了が検知されない場合には印刷を開始しないように制御する制御工程と、を有する印刷装置の制御方法。
  9. 初期設置時に用紙設置案内のための案内概要情報を表示可能な印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記制御方法は、
    用紙設置操作開始を検知する第1検知工程と、
    用紙設置操作終了を検知する第2検知工程と、
    初期設置時に、前記第1検知工程により前記用紙設置操作開始が検出された場合、前記案内概要情報より詳細な案内情報を表示する案内表示工程と、
    前記案内表示工程による案内情報の表示開始後、前記第2検知工程により前記用紙設置操作終了が検知された場合には印刷を開始する一方、前記第2検知工程により前記用紙設置操作終了が検知されない場合には印刷を開始しないように制御する制御工程と、を有することを特徴とするプログラム。
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