JP2024061280A - 太陽電池モジュールの配置構造 - Google Patents

太陽電池モジュールの配置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】水切り板において屋根材固定用の接着剤がはみ出すことにより、水が流れる部分が狭くなってしまうことで排水が阻害されることを抑制した太陽電池モジュールの配置構造を提供する。【解決手段】太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールに桁行方向で隣り合うように配置された屋根材と、野地板上で太陽電池モジュールと屋根材との境界に対応する位置に配置された水切り板とを備え、水切り板は、基板部と、基板部から上方に突出して屋根の傾斜方向に沿って延びる複数の突起とを備え、基板部上で複数の突起のうち隣り合う2本の間を含む部分が前記屋根材を固定するための接着剤が配置される接着領域とされ、基板部上で接着領域に隣り合う部分が排水領域とされ、接着領域に位置する突起のうち排水領域に近い突起の方が排水領域から遠い突起に比べ基板部からの突出寸法が大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の屋根に配置される太陽電池モジュールの配置構造に関する。
従来、建物の屋根に野地板を介して太陽電池モジュールを配置した配置構造が提案されている(特許文献1)。この配置構造は、野地板上にそれぞれ順に積層された、防水シート、複数の縦取り付け部材、及び、複数の太陽電池モジュール、を備える。縦取り付け部材は、複数設けられ、屋根の流れ方向に沿って互いに並列に配置されている。また、縦取り付け部材には、太陽電池モジュールが固定されている。さらに、この配置構造は、建物の屋根における野地板上に設けられ、太陽電池モジュールと屋根材との各裏面側にわたるように、雨水等を軒側に排水するための水切り板を備える。
特開2002-4528号公報
ところで、この水切り板上に接着剤で屋根材を固定する場合、水切り板において、屋根材固定用の接着剤がはみ出すと、水が流れる部分が狭くなってしまうことで雨水等の軒側への排水が阻害されるおそれがあった。
本発明は、水切り板において屋根材固定用の接着剤がはみ出すことにより、水が流れる部分が狭くなってしまうことで排水が阻害されることを抑制した太陽電池モジュールの配置構造を提供することを目的とする。
本発明の太陽電池モジュールの配置構造は、建物の屋根に配置された太陽電池モジュールと、前記屋根に、前記太陽電池モジュールに桁行方向で隣り合うように配置された屋根材と、前記屋根における野地板上で、前記太陽電池モジュールと前記屋根材との境界に対応する位置に配置された、前記境界を通る水分を上面で受けて前記屋根の軒側へと排水するための水切り板と、を備え、前記水切り板は、基板部と、前記基板部から上方に突出して、前記屋根の傾斜方向に沿って延びる複数の突起と、を備え、前記基板部上で、前記複数の突起のうち隣り合う2本の間を含む部分が前記屋根材を固定するための接着剤が配置される接着領域とされ、前記基板部上で、前記接着領域に隣り合う部分が排水領域とされ、前記接着領域に位置する前記突起のうち、前記排水領域に近い突起の方が前記排水領域から遠い突起に比べ、前記基板部からの突出寸法が大きい。
かかる構成によれば、排水領域に近い突起の方が排水領域から遠い突起に比べ、突出寸法が大きいため、接着剤が突起を乗り越えにくくでき、接着領域から排水領域に接着剤がはみ出しにくい。よって、はみ出た接着剤によって排水領域の幅が狭くなってしまうことで排水が阻害されることを抑制できる。
前記太陽電池モジュールの配置構造では、前記複数の突起として、少なくとも、前記水切り板における前記境界側に近い側から遠い側に順に配置された第1突起、第2突起、第3突起、及び、第4突起を備え、前記第1突起と前記第2突起との間及び前記第2突起と前記第3突起との間を含む部分が、前記排水領域とされ、前記第3突起と前記第4突起との間を含む部分が、前記屋根材を固定するための接着剤が配置される接着領域とされ、前記第3突起は、前記第4突起よりも前記基板部からの突出寸法が大きくてもよい。
かかる構成によれば、水切り板における太陽モジュールと屋根材との境界に近い部分に排水領域を形成した場合に、はみ出た接着剤が排水領域を狭めることで、排水領域からあふれた水が野地板に流れてしまうことを抑制できる。
また、前記太陽電池モジュールの配置構造では、前記排水領域、及び、前記突出寸法が大きい突起は、屋根材の裏面側に配置されてもよい。
かかる構成によれば、接着剤は屋根材と水切り板との間に配置されるため、この接着剤の排水領域への影響を抑制できる。
また、前記太陽電池モジュールの配置構造では、前記接着領域において、突出寸法が大きい突起と小さい突起とが隣接して形成されていてもよい。
かかる構成によれば、突出寸法が小さい突起を目印に、作業者が接着剤を配置できるので、屋根材を水切り板に固定する際の施工性が良い。
以上より、水切り板において屋根材固定用の接着剤がはみ出すことにより、水が流れる部分が狭くなってしまうことで排水が阻害されることを抑制した太陽電池モジュールの配置構造を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る太陽電池モジュールの配置構造の模式図である。 図2は、図1の要部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。太陽電池モジュールの配置構造1(以下、単に「配置構造」とも称する)は、図1に示すように、建物の屋根10に配置された太陽電池モジュール2と、屋根10に、太陽電池モジュール2に桁行方向(図1における左右方向)で隣り合うように配置された屋根材3と、を備える。また、配置構造1は、屋根10における野地板11上で、太陽電池モジュール2と屋根材3との境界Bに対応する位置に配置された水切り板4を備える。
なお、本実施形態の適用対象である屋根10は、傾斜した屋根であり、軒(下)側から棟(上)側に延びている。また、この配置構造1では、野地板11と、太陽電池モジュール2、屋根材3、及び、水切り板4との間には、防水シート12が配置されている。
太陽電池モジュール2は、板状であり、例えば、発電面側を太陽の通る南側(北半球の場合)に向けた状態で配置されることが多い。また、太陽電池モジュール2は、屋根材3とは異なる形状であって、屋根に対して正対して見た形状が長方形状とされている。また、太陽電池モジュール2には、ブラケット20が突出形成されている。ブラケット20は、太陽電池モジュール2を支持して野地板11に固定するために設けられている。
屋根材3は、例えば、アスファルトシングル葺きの屋根材である。なお、屋根材3は、金属板葺きの屋根材や、スレート葺きの屋根材等であってもよい。
水切り板4は、境界Bを通る水分を上面で受けて屋根10の軒側へと排水するための板状の部材である。また、水切り板4は、屋根の桁行方向に幅をもち、軒棟方向に長さをもって延びる長尺状の部材である。さらに、水切り板4は、図2に示すように、基板部5と、基板部5から上方に突出して、屋根10の傾斜方向に沿って延びる複数の突起6と、を備える。本実施形態では、水切り板4は、基板部5から上方に突出して、太陽電池モジュール2と屋根材3とを遮断する遮断部7を備える。また、水切り板4は、上下方向に複数配置されている。具体的に、上下方向に隣り合う水切り板4では、軒側に配置される水切り板4の棟側の端部に、棟側に配置される水切り板4の軒側の端部が上側に重なっている。
遮断部7は、太陽電池モジュール2の裏面側への雨水等の侵入を防止する部材である。また、遮断部7は、太陽電池モジュール2と屋根材3との境界Bを含む位置に配置されている。さらに、遮断部7は、断面T字状であり且つ屋根の傾斜方向に沿って延びる長尺部材である。遮断部7は、金属製の板状の部材が折り返されて形成されたものである。
本実施形態では、遮断部7は、接続部70、71と、遮断壁部72と、を備えている(図2参照)。接続部70、71は、基板部5と接続される板状部位である。また、接続部70、71は、太陽電池モジュール2と屋根材3との境界Bを挟む両側にそれぞれ配置されている。遮断壁部72は、接続部70、71から立ち上がった壁部である。また、遮断壁部72は、太陽電池モジュール2と屋根材3との境界Bに配置されている。
基板部5は、野地板11を覆う略平板状の部位である。また、基板部5は、太陽電池モジュール2と屋根材3との境界Bを含む位置に配置されている。即ち、基板部5は、太陽電池モジュール2及び屋根材3の両方に対応して配置されている。
基板部5上で、複数の突起6のうち隣り合う2本(本実施形態では、突起63、64)の間を含む部分が接着領域51とされる。また、基板部5上で、接着領域51に隣り合う部分が排水領域50とされる。
排水領域50は、屋根10の軒側へ排水される水分のうち屋根材3の下方に伝わった水分が通過する領域である。本実施形態では、排水領域50は、基板部5の境界Bに近い部分に位置している。排水領域50のうち屋根材3の下方に位置する部分は、複数の突起6のうち隣り合う2本(突起61、62)の間の部分を含んでいる。具体的に、排水領域50は、突起61、62の間に加えて、突起61よりも境界Bに近い部分(遮断部7の遮断壁部72と突起61との間)及び突起62よりも境界Bから遠い部分(突起62と突起63との間)を含んでいる。即ち、排水領域50は、遮断壁部72と突起63とで規定されている。なお、排水領域50は、突起61、62の間、及び、突起61よりも境界Bに近い部分のみに位置していてもよい、即ち、遮断壁部72と突起62とで規定されていてもよい。
接着領域51は、屋根材3を固定するための接着剤8が配置される領域である。本実施形態では、接着領域51は、突起63、64の間に加えて、突起64近傍の突起64よりも境界Bから遠い側(図2における右側)にも広がっている。なお、接着領域51は、突起63、64の間のみに位置していてもよい。
排水領域50には、水切り板4を野地板11に固定するためのねじ13を貫通させる貫通孔52が形成されている。この貫通孔52は、例えば、突起62、63の間に形成されている。また、貫通孔52は、棟側に配置される別の水切り板4が上側に重なってくる水切り板4の棟側端部にのみ形成されている。この構成では、ねじ13の上に、棟側に配置される水切り板4が重なることで、漏水を防止することができる。なお、水切り板4を、いわゆる「吊り子」のようなねじ13以外の固定部材で野地板11に固定してもよい。
突起6は、基板部5に設けられ且つ屋根の流れ方向に延びる凸条である。接着領域51に位置する突起63、64のうち、排水領域50に近い突起63の方が、排水領域50から遠い突起64に比べ、基板部5からの突出寸法(図2の上下方向における寸法)が大きい。このため、接着剤8が排水領域50に近い突起63を乗り越えにくくでき、接着領域51から排水領域50に接着剤がはみ出しにくい。よって、はみ出た接着剤8によって排水領域50の幅が狭くなってしまうことで排水が阻害されることを抑制できる。
本実施形態では、水切り板4において、排水領域50、及び、突出寸法が大きい突起63は、屋根材3の裏面30側に配置される。これにより、接着剤8は屋根材3と水切り板4との間に配置されるため、この接着剤8の排水領域50への影響を抑制できる。
また、本実施形態では、接着領域51において、突出寸法が大きい突起63と小さい突起64とが隣接して形成されている。そのため、突出寸法が小さい突起64を目印に、作業者が接着領域51に接着剤8を配置できるので、屋根材3を水切り板4に固定する際の施工性が良い。
本実施形態では、基板部5及び突起6は一体である。また、基板部5及び突起6は、例えば、金属製の板状の部材が折り曲げられて形成されたものである。具体的に、基板部5及び突起6は、金属板にロール成形或いはプレス加工を施すことにより形成される。
なお、基板部5及び突起6は、例えば、アルミニウム製である場合には、押出成形により形成されてもよい。また、基板部5及び突起6は、樹脂製であってもよく、この場合も押出成形により形成されることが考えられる。なお、基板部5及び突起6は、別体であってもよく、例えば、平板状の基板部5の上に棒状の突起6を取り付けた構成であってもよい。
本実施形態では、水切り板4は、複数の突起6として、少なくとも4つの突起61、62、63、64を備える。この水切り板4では、水切り板4における境界Bに近い側(図2における左側)から遠い側に(図2における右側)にかけて、第1突起61、第2突起62、第3突起63、及び、第4突起64が順に配置されている。これらの突起61、62、63、64は、いずれも、例えば、水切り板4の材料となる板材の幅方向端部よりも幅方向内側の部位を、上方に折り曲げることで形成された、逆V字状の突起である。
第1突起61は、水切り板4における境界Bに最も近い部分に配置されている。本実施形態では、第1突起61は、水切り板4における屋根材3側に、遮断壁部72と隣り合って配置されている。第1突起61は、水切り板4における幅方向と直交する方向である縦方向(以下、「水切り板4の縦方向」)に連続して設けられている。
第2突起62は、第1突起61よりも水切り板4における幅方向外側に形成される。本実施形態では、第2突起62は、水切り板4の縦方向に連続して設けられている。また、第2突起62の形状及びサイズは、第1突起61の形状及びサイズと同一である。
第3突起63は、第2突起62よりも水切り板4における幅方向外側に形成される。本実施形態では、第3突起63は、水切り板4の縦方向に連続して設けられている。また、第3突起63の突出寸法を除く形状及びサイズは、第1突起61及び第2突起62の形状及びサイズと同一である。
第4突起64は、第3突起63よりも水切り板4における幅方向外側に形成される。本実施形態では、第4突起64は、水切り板4の縦方向に連続して設けられている。第4突起64の形状及びサイズは、第1突起61及び第2突起62の形状及びサイズと同一である。また、第4突起64の突出寸法を除く形状及びサイズは、第3突起63の形状及びサイズと同一である。
第3突起63は、第4突起64よりも基板部5からの突出寸法(高さ寸法)が大きい。そのため、水切り板4における太陽電池モジュール2と屋根材3との境界Bに近い部分に排水領域50を形成した場合に、接着剤8が第3突起63を水切り板4の幅方向内側(図2の左側)に乗り越えにくい。これにより、この水切り板4では、はみ出た接着剤8が排水領域50を狭めることで、排水領域50からあふれた水が野地板11に流れてしまうことを抑制できる。
本実施形態では、第3突起63は、排水領域50を規定する突起63と、接着領域51を規定する突起63、64のうち一方の突起を兼ねている。そのため、この水切り板4では、遮断壁部72と第3突起63との間の排水領域50と、第3突起63と第4突起64との間を含む部分である接着領域51とが、第3突起63を挟んで水切り板4における幅方向に連続している。
本実施形態では、水切り板4は、水切り板4における幅方向端部に形成された第5突起65を備える。例えば、第5突起65は、水切り板4における幅方向両端部に形成されている。即ち、第5突起65は、境界Bを挟んで一対配置されている。また、第5突起65は、水切り板4における幅方向端部に形成された折返し部である。さらに、第5突起65は、水切り板4の縦方向に連続して設けられている。具体的に、第5突起65は、水切り板4の材料となる板材の幅方向端部を、幅方向内側且つ斜め上方を向くように折り曲げることで形成される。
本実施形態では、水切り板4は、遮断壁部72を挟んで突起61、62、63、64と反対側に配置された第6突起66を備える。第6突起66は、水切り板4の太陽電池モジュール2の裏面側に位置する部分にも少なくとも1つ(例えば、4つ、図1も参照)設けられている。第6突起66は、水切り板4の補強のために設けられている。第6突起66の形状及びサイズは、突起61、62、64の形状及びサイズと同一である。また、第6突起66の形成方法は、突起61、62、64の形成方法と同じである。そのため、水切り板4の製造がしやすい。
なお、本発明の太陽電池モジュールの配置構造は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
例えば、突起61~66の形状は、上記実施形態のものに限定されず種々の形態であってもよい。また、上記実施形態の配置構造1の水切り板4では、補強用の第6突起66は、太陽電池モジュール2の裏面側に位置する部分に配置されていたが、この部分に加えて、又は、この部分の代わりに、屋根材3の裏面側に位置する部分に配置されていてもよい。
また、水切り板4は、少なくとも、接着領域51を規定する突起63、64を備えていればよく、他の突起6を備えていなくてもよい。例えば、突起61及び突起62を備えない場合、排水領域50は遮断壁部72及び突起63で規定される。また、水切り板4は、突起65や突起66を備えなくてもよい。
また、上記実施形態では、基板部5からの突出寸法が小さい突起64は、水切り板4の縦方向に連続して設けられていたが、縦方向に延び且つ縦方向に隙間をあけた状態で設けられていてもよい。また、突起61、62、65、66についても同様である。
排水領域50を規定する突起6は、接着領域51を規定する突起6の一部を前記実施形態のように兼ねるものではなく、別の突起6であってもよい。この場合、排水領域50と接着領域51との間に、突起6が設けられていない隙間領域が存在することになる。
1…太陽電池モジュールの配置構造(配置構造)、2…太陽電池モジュール、3…屋根材、4…水切り板、5…基板部、6…突起、7…遮断部、8…接着剤、10…屋根、11…野地板、12…防水シート、20…ブラケット、50…排水領域、51…接着領域、52…貫通孔、61…第1突起、62…第2突起、63…第3突起、64…第4突起、65…第5突起、66…第6突起、70、71…接続部、72…遮断壁部、B…境界

Claims (4)

  1. 建物の屋根に配置された太陽電池モジュールと、
    前記屋根に、前記太陽電池モジュールに桁行方向で隣り合うように配置された屋根材と、
    前記屋根における野地板上で、前記太陽電池モジュールと前記屋根材との境界に対応する位置に配置された、前記境界を通る水分を上面で受けて前記屋根の軒側へと排水するための水切り板と、を備え、
    前記水切り板は、基板部と、前記基板部から上方に突出して、前記屋根の傾斜方向に沿って延びる複数の突起と、を備え、
    前記基板部上で、前記複数の突起のうち隣り合う2本の間を含む部分が前記屋根材を固定するための接着剤が配置される接着領域とされ、
    前記基板部上で、前記接着領域に隣り合う部分が排水領域とされ、
    前記接着領域に位置する前記突起のうち、前記排水領域に近い突起の方が前記排水領域から遠い突起に比べ、前記基板部からの突出寸法が大きい、太陽電池モジュールの配置構造。
  2. 前記複数の突起として、少なくとも、前記水切り板における前記境界側に近い側から遠い側に順に配置された第1突起、第2突起、第3突起、及び、第4突起を備え、
    前記第1突起と前記第2突起との間及び前記第2突起と前記第3突起との間を含む部分が、前記排水領域とされ、
    前記第3突起と前記第4突起との間を含む部分が、前記屋根材を固定するための接着剤が配置される接着領域とされ、
    前記第3突起は、前記第4突起よりも前記基板部からの突出寸法が大きい、請求項1に記載の太陽電池モジュールの配置構造。
  3. 前記排水領域、及び、前記突出寸法が大きい突起は、屋根材の裏面側に配置される、請求項1または2に記載の太陽電池モジュールの配置構造。
  4. 前記接着領域において、突出寸法が大きい突起と小さい突起とが隣接して形成されている、請求項1または2に記載の太陽電池モジュールの配置構造。
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