JP3200111U - 太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽モジュール等の屋根上設置物を設置しても屋根面に雪が溜まらず、屋根への浸水のおそれがない屋根を提供する。【解決手段】太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根は、屋根の外周縁に設けられたパラペット11と、屋根に設けられた排水部と、外周縁から排水部に向かって傾斜下降する屋根面と、を備え、屋根面には、屋根上設置物が載置される支持部材4が設けられ、支持部材は、屋根面の傾斜に沿ってパラペット11から排水部に向かって延設され、パラペットと接する接続部Jには、一対の2つの防水材51と継ぎ目Sに設けられる防水材52からなる3つの防水材5が設けられる。【選択図】図5
Description
本考案は、太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根に関する。
従来、屋根に太陽電池モジュール等の屋根上設置物を設置する場合、屋根上設置物を支持部材に載置し、この支持部材を屋根面に載置している。
特許文献1に示されたように、屋根の外周縁にパラペットが設けられ、屋根の中央に排水横樋が設けられ、パラペットから排水横樋に向かって傾斜下降する屋根面が設けられた無落雪屋根に、太陽電池モジュール、架台および架台レールが設けられている。
この架台レールは、屋根面の傾斜に沿って排水横樋とパラペットとの間に設けられ、架台レールの端部がパラペットとは接しておらず、パラペットと架台レールとの間に空間が形成されている。
特許文献1に示されたように、屋根の外周縁にパラペットが設けられ、屋根の中央に排水横樋が設けられ、パラペットから排水横樋に向かって傾斜下降する屋根面が設けられた無落雪屋根に、太陽電池モジュール、架台および架台レールが設けられている。
この架台レールは、屋根面の傾斜に沿って排水横樋とパラペットとの間に設けられ、架台レールの端部がパラペットとは接しておらず、パラペットと架台レールとの間に空間が形成されている。
しかしながら、特許文献1に記載の太陽モジュールを備えた無落雪屋根では、無落雪屋根の屋根面に設けられる架台レールと屋根面の外周縁に設けられるパラペットとの間に空間があり、この空間側の架台レール端部が屋根面の傾斜を流れていく雪を止めてしまうため、この空間に雪が溜まってしまう場合がある。
そして、このように、空間に雪が溜まってしまうと常に空間側の架台レール端部が水に曝されてしまうので浸水のおそれがある。
そして、このように、空間に雪が溜まってしまうと常に空間側の架台レール端部が水に曝されてしまうので浸水のおそれがある。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、屋根に太陽モジュール等の屋根上設置物を設置しても屋根面に雪が溜まらず、屋根への浸水のおそれをなくすことを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、例えば図2,5に示すように、太陽電池モジュール2等の屋根上設置物を備えた屋根1であって、前記屋根1は、前記屋根1の外周縁に設けられたパラペット11と、前記屋根1に設けられた排水部12と、前記外周縁から前記排水部12に向かって傾斜下降する屋根面13と、を備え、前記屋根面13には、前記屋根上設置物が載置される支持部材4と、が設けられ、前記支持部材4は、前記屋根面13の傾斜に沿って前記パラペット11から前記排水部12に向かって延設され、前記支持部材4が前記パラペット11と接する接続部Jには、防水材5が設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、支持部材4がパラペット11と接しているので、支持部材4とパラペット11との間に空間がなくなる。そのため、パラペット11側の支持部材4の端面41が屋根面13の傾斜を排水部12へと流れていく雪を止めてしまい、支持部材4とパラペット11との空間に雪が溜まるということを防ぐことができる。このため、空間に雪が溜まることで空間側の支持部材4の端面41が水に常に曝されるということがないので浸水のおそれをなくすことができる。
また、支持部材4とパラペット11とが接する接続部Jに防水材5が設けられているので、支持部材4とパラペット11との間からの浸水をより確実に防ぐことができる。
また、支持部材4とパラペット11とが接する接続部Jに防水材5が設けられているので、支持部材4とパラペット11との間からの浸水をより確実に防ぐことができる。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の太陽電池モジュール2等の屋根上設置物を備えた屋根1において、例えば図1,図3〜6に示すように、前記支持部材4が角材により形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の考案によれば、支持部材4が角材により形成されるので、安価で、かつ、容易に加工することができ、上面や側面が平坦であるため、支持部材4に防水材5を容易に設けられるので、接続部Jを容易に防水加工することができる。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール2等の屋根上設置物を備えた屋根1において、例えば図4に示すように、前記接続部Jにコーキングが施されることを特徴とする。
請求項3に記載の考案によれば、支持部材4とパラペット11とが接する接続部Jにコーキングが施されるので、例えば、接続部Jに隙間Nが生じたとしてもコーキング材Cにより隙間Nを埋め塞ぐので、浸水をより確実に防ぐことができる。
請求項4に記載の考案は、請求項1から3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール2等の屋根上設置物を備えた屋根1において、例えば図5に示すように、前記防水材5が複数の部材により構成されることを特徴とする。
請求項4に記載の考案によれば、防水材5が複数の部材により構成されるので、支持部材4の寸法の違い、並びに、屋根面13の傾斜角度A1の違いによるパラペット11と支持部材4との角度の違いによって接続部Jの形状が異なる場合でも、複数の部材をそれぞれ適宜重ね合わせることで柔軟に対応することができる。
請求項5に記載の考案は、請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール2等の屋根上設置物を備えた屋根1において、例えば図5に示すように、前記防水材5が前記パラペット11から前記支持部材4に跨って設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の考案によれば、防水材5がパラペット11から支持部材4に跨って設けられるので、パラペット11と支持部材4との間を防水加工できる。このため、接続部Jから浸水するおそれをなくすことができる。
本考案によれば、屋根に太陽モジュール等の屋根上設置物を設置しても屋根面に雪が溜まらず、屋根への浸水のおそれをなくすことができる。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本考案を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
図1に示すように、建物Bの屋根は、積雪を建物Bの外周へと落雪させずに屋根に載せたまま融雪処理する無落雪屋根1となっている。
この無落雪屋根1には、光を受けて発電する太陽電池モジュール2と、この太陽電池モジュール2を載置する架台3と、この架台3を載置する支持部材4と、が設けられている。
この無落雪屋根1には、光を受けて発電する太陽電池モジュール2と、この太陽電池モジュール2を載置する架台3と、この架台3を載置する支持部材4と、が設けられている。
無落雪屋根1は、建物Bの外周縁に沿って低く立ち上がった壁を有するパラペット11と、建物Bの南北寸法の中央から北側に偏って無落雪屋根1を分割するように東西に延設された排水部12と、この排水部12と並行するパラペット11から排水部12に向かって傾斜角度A1で下降する屋根面13と、を備えている。
太陽電池モジュール2は、矩形平面を有する太陽電池セル21を隣接配置させて矩形平面が形成されたものである。この太陽電池モジュール2を隣接配置させて矩形平面が形成されたものが太陽電池アレイである。
架台3は、太陽電池モジュール2が載置される骨組みであって、支持部材4と当接するレール状部材31を備え、このレール状部材31が支持部材4と直交するように載置される。
また、レール状部材31には、複数の架台柱32が立設され、この架台柱32の上端には図示しない支持フレームが設けられており、この支持フレームに太陽電池モジュール2が載置される。
また、架台3は、太陽電池モジュール2が効率よく太陽光を受光するよう太陽の南中高度に合わせて太陽電池モジュール2の角度を随時調整可能な構成となっている。
また、レール状部材31には、複数の架台柱32が立設され、この架台柱32の上端には図示しない支持フレームが設けられており、この支持フレームに太陽電池モジュール2が載置される。
また、架台3は、太陽電池モジュール2が効率よく太陽光を受光するよう太陽の南中高度に合わせて太陽電池モジュール2の角度を随時調整可能な構成となっている。
支持部材4は、屋根面13に複数載置される長尺の正四角柱の角材であって、一端が東西に延設されるパラペット11のうち南側に位置するパラペット11に接続し、他端が屋根面13の傾斜に沿って北側へと排水部12に向かって延設されている。
これらの構成をまとめると、無落雪屋根1には、屋根面13に支持部材4が載置され、この支持部材4に架台3が載置され、この架台3に太陽電池モジュール2が載置されることで、太陽電池モジュール2が設けられている。
これらの構成をまとめると、無落雪屋根1には、屋根面13に支持部材4が載置され、この支持部材4に架台3が載置され、この架台3に太陽電池モジュール2が載置されることで、太陽電池モジュール2が設けられている。
図2に示すように、支持部材4は、排水部12より南側の屋根面13に南北に延設されており、一端が東西に延設されたパラペット11のうち南側のパラペット11に接続し、他端が排水部12の近傍まで延設されている。このような支持部材4が東西に間隔を空けて複数配置されている。そして、これら複数の支持部材4に跨って太陽電池モジュール2が設置されている。
具体的には、排水部12は、東西に延設されたパラペット11のうち南側のパラペット11から3867.5mm以上間隔を空けて延設されている。
支持部材4は、南北に延設されたパラペット11から1365mm以上間隔を空けて配置され、支持部材4と支持部材4との間は1820mm間隔を空けて配置されている。
太陽電池モジュール2は、東西に延設されたパラペット11のうち南側のものから1365mm以上間隔を空けて配置され、南北に延設されたパラペット11から500mm以上間隔を空けて載置されている。このように、太陽電池モジュール2は、パラペット11から間隔を空けて設置されるので、定期点検等で作業員が太陽電池モジュール2の周囲で作業可能となっている。
具体的には、排水部12は、東西に延設されたパラペット11のうち南側のパラペット11から3867.5mm以上間隔を空けて延設されている。
支持部材4は、南北に延設されたパラペット11から1365mm以上間隔を空けて配置され、支持部材4と支持部材4との間は1820mm間隔を空けて配置されている。
太陽電池モジュール2は、東西に延設されたパラペット11のうち南側のものから1365mm以上間隔を空けて配置され、南北に延設されたパラペット11から500mm以上間隔を空けて載置されている。このように、太陽電池モジュール2は、パラペット11から間隔を空けて設置されるので、定期点検等で作業員が太陽電池モジュール2の周囲で作業可能となっている。
また、支持部材4は、一端が東西に延設されたパラペット11と接しているため支持部材4とパラペット11との間に空間が形成されておらず、一方、他端側は東西に延設される排水部12まで延設されていないため支持部材4と排水部12との間に空間が形成されている。
具体的には、支持部材4は、3640mm以上の寸法で南北に延設され、その他端が北側にある排水部12から227.5mm以上の間隔を空けて南側に位置している。
具体的には、支持部材4は、3640mm以上の寸法で南北に延設され、その他端が北側にある排水部12から227.5mm以上の間隔を空けて南側に位置している。
次に、支持部材4とパラペット11との接続部Jについて説明する。
図3に示すように、パラペット11と支持部材4とが接する接続部Jは、支持部材4が長尺の正四角柱の角材であるため、パラペット11の鉛直に切り立つ内壁面11aと支持部材4の端面41とが屋根面13の傾斜角度A1分だけ位相差角A2を生じる。この位相差角A2により、パラペット11と支持部材4との間にくさび形状の隙間Nが形成されることになる。
図4に示すように、パラペット11と支持部材4との間に形成された隙間Nをコーキング材Cで埋め塞いでコーキングを施している。
図3に示すように、パラペット11と支持部材4とが接する接続部Jは、支持部材4が長尺の正四角柱の角材であるため、パラペット11の鉛直に切り立つ内壁面11aと支持部材4の端面41とが屋根面13の傾斜角度A1分だけ位相差角A2を生じる。この位相差角A2により、パラペット11と支持部材4との間にくさび形状の隙間Nが形成されることになる。
図4に示すように、パラペット11と支持部材4との間に形成された隙間Nをコーキング材Cで埋め塞いでコーキングを施している。
図5に示すように、コーキング材Cで埋め塞いだ接続部Jには防水材5が設けられている。この防水材5は、止水プレートであり、平板を屈曲してパラペット11の内壁面11aに当接する面と、支持部材4の側面42に当接する面と、を形成している。
止水プレートの素材としては、樹脂製や金属製など特に限定しないが、施工現場で切除や折曲のできる程度の硬度や厚みであることが好ましい。
止水プレートの素材としては、樹脂製や金属製など特に限定しないが、施工現場で切除や折曲のできる程度の硬度や厚みであることが好ましい。
防水材5は、3つの部材から構成されており、一対の2つの第1防水材51と、これら第1防水材51の継ぎ目Sに設けられる第2防水材52とを備えている。
図5a)に示すように、2つの第1防水材51は、支持部材4の軸線を対称にしてパラペット11の内壁面11aから支持部材4の側面42にわたり接続部Jを被覆している。
図5b)に示すように、第2防水材52は、接続部Jを被覆した2つの第1防水材51の継ぎ目Sを内壁面11aから支持部材4の側面42にわたり第1防水材51を被覆している。
このように、パラペット11と支持部材とが接する接続部Jは、第1防水材51および第2防水材52を設けることにより防水加工されている。
そして、最後に、屋根面13、支持部材4、防水材5およびパラペット11の内壁面11aに跨って屋根下葺材を設けてルーフィングする。
図5a)に示すように、2つの第1防水材51は、支持部材4の軸線を対称にしてパラペット11の内壁面11aから支持部材4の側面42にわたり接続部Jを被覆している。
図5b)に示すように、第2防水材52は、接続部Jを被覆した2つの第1防水材51の継ぎ目Sを内壁面11aから支持部材4の側面42にわたり第1防水材51を被覆している。
このように、パラペット11と支持部材とが接する接続部Jは、第1防水材51および第2防水材52を設けることにより防水加工されている。
そして、最後に、屋根面13、支持部材4、防水材5およびパラペット11の内壁面11aに跨って屋根下葺材を設けてルーフィングする。
以上のように、本実施形態では、例えば図2,5に示すように、太陽電池モジュール2を備えた無落雪屋根1であって、無落雪屋根1は、無落雪屋根1の外周縁に設けられたパラペット11と、無落雪屋根1に設けられた排水部12と、外周縁から排水部12に向かって傾斜下降する屋根面13と、を備え、屋根面13には、光を受けて発電する太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュール2が載置される架台3と、架台3が載置される支持部材4と、が設けられ、支持部材4は、屋根面13の傾斜に沿ってパラペット11から排水部12に向かって延設され、支持部材4がパラペット11と接する接続部Jには、防水材5が設けられるものとした。
こうすることで、支持部材4がパラペット11と接しているので、支持部材4とパラペット11との間に空間が形成されることなくなる。パラペット11側の支持部材4の端面41が屋根面13の傾斜を流れていく雪を止めてしまい、支持部材4とパラペット11との空間に雪が溜まるということを防ぐことができる。
このため、空間に雪が溜まることで空間側の支持部材4の端面41が水に常に曝されるということがないので浸水のおそれをなくすことができる。
また、支持部材4とパラペット11とが接する接続部Jに防水材5が設けられているので、支持部材4とパラペット11との間からの浸水をより確実に防ぐことができる。
このため、空間に雪が溜まることで空間側の支持部材4の端面41が水に常に曝されるということがないので浸水のおそれをなくすことができる。
また、支持部材4とパラペット11とが接する接続部Jに防水材5が設けられているので、支持部材4とパラペット11との間からの浸水をより確実に防ぐことができる。
また、本実施形態では、例えば図1,図3〜6に示すように、支持部材4が角材により形成されるものとした。
こうすることで、支持部材4を安価で、かつ、容易に加工することができ、支持部材4に防水材5を容易に設けられるので、接続部Jを容易に防水加工することができる。
こうすることで、支持部材4を安価で、かつ、容易に加工することができ、支持部材4に防水材5を容易に設けられるので、接続部Jを容易に防水加工することができる。
また、本実施形態では、例えば図4に示すように、支持部材4とパラペット11とが接する接続部Jにコーキングが施されるものとした。
こうすることで、例えば、接続部Jに隙間Nが生じたとしてもコーキング材Cにより隙間Nを埋め塞ぐので、浸水をより確実に防ぐことができる。
こうすることで、例えば、接続部Jに隙間Nが生じたとしてもコーキング材Cにより隙間Nを埋め塞ぐので、浸水をより確実に防ぐことができる。
また、本実施形態では、例えば図5に示すように、防水材5が第1防水材51と第2防水材52とにより構成されるものとした。
こうすることで、支持部材4の寸法の違い、並びに、屋根面13の傾斜角度A1の違いによるパラペット11と支持部材4との接続部Jの形状が異なる場合でも、一対の第1防水材51を対称配置させ、この継ぎ目Sを第2防水材52で被覆するので、それぞれの部材を接続部Jに合わせて適宜重ね合わせることで柔軟に対応することができる。
こうすることで、支持部材4の寸法の違い、並びに、屋根面13の傾斜角度A1の違いによるパラペット11と支持部材4との接続部Jの形状が異なる場合でも、一対の第1防水材51を対称配置させ、この継ぎ目Sを第2防水材52で被覆するので、それぞれの部材を接続部Jに合わせて適宜重ね合わせることで柔軟に対応することができる。
また、本実施形態では、例えば図5に示すように、防水材5がパラペット11から支持部材4に跨って設けられているものとした。
こうすることで、パラペット11と支持部材4との間を防水加工でき、接続部Jから浸水するおそれをなくすことができる。
こうすることで、パラペット11と支持部材4との間を防水加工でき、接続部Jから浸水するおそれをなくすことができる。
また、本実施形態では、排水部12側の支持部材4の端部が排水部12から間隔を空けて設けられるものとした。
こうすることで、排水部12へと流れた雪が排水部12に入りきらずにあふれるような場合でも、あふれた雪が支持部材4と接触することを防ぐことができる。
こうすることで、排水部12へと流れた雪が排水部12に入りきらずにあふれるような場合でも、あふれた雪が支持部材4と接触することを防ぐことができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、防水材5が2つの第1防水材51と1つの第2防水材52とであるとしたが、これに限らず、例えば図6に示すように、防水材5を1つの部材である第3防水材53としてもよい。
例えば、支持部材4の寸法や屋根面13の傾斜角度A1が規格化されており接続部Jの形状が一定となる場合、この第3防水材53は、射出成型などにより定型としてもよい。
こうすることで、継ぎ目Sがない防水材5とすることができ、複数の部材を用いる場合に比べて防水性能を向上させることができる。
例えば、本実施形態では、防水材5が2つの第1防水材51と1つの第2防水材52とであるとしたが、これに限らず、例えば図6に示すように、防水材5を1つの部材である第3防水材53としてもよい。
例えば、支持部材4の寸法や屋根面13の傾斜角度A1が規格化されており接続部Jの形状が一定となる場合、この第3防水材53は、射出成型などにより定型としてもよい。
こうすることで、継ぎ目Sがない防水材5とすることができ、複数の部材を用いる場合に比べて防水性能を向上させることができる。
本実施形態では、排水部12を東西に延設して支持部材4を南北に延設するとしたが、これに限らず、例えば図7に示すような排水部12を南北に延設して支持部材4を東西に延設する構成としてもよい。
図7に示すように、排水部12は、屋根面13の略中央を東西に2分割するように設けられている。具体的には、屋根面13は南北に5005mm以上、東西に少なくとも3185mm以上の寸法に形成されており、排水部12は南北に延設されたパラペット11からそれぞれ1592.5mm以上離れるように設けられている。
屋根面13は、南北に延設されたパラペット11から排水部12に向かって傾斜角度A1で下降している。
屋根面13は、南北に延設されたパラペット11から排水部12に向かって傾斜角度A1で下降している。
支持部材4は、排水部12により分割された屋根面13の東西両側にそれぞれ東西に延設して設けられ、支持部材4の一端が南北に延設されたパラペット11に接し、他端が排水部12から間隔を空けて設けられている。
具体的には、支持部材4は、東西に延設されるパラペット11のうち北側のパラペット11から1365mm以上の間隔を空けて配置され、南側のパラペット11からは1820mm以上間隔を空けて配置され、支持部材4と支持部材4との間は1820mmの間隔を空けて配置されている。
また、支持部材4は、東西に1365mm以上の寸法で延設され、排水部12側の端部が排水部12から227.5mm以上の間隔を空けて設けられている。
太陽電池モジュール2は、東西に延設されたパラペット11のうち南側のものから1820mm以上間隔を空けて配置され、南北に延設されたパラペット11から500mm以上間隔を空けて載置されている。このように、太陽電池モジュール2は、パラペット11から間隔を空けて設置されるので、定期点検等で作業員が太陽電池モジュール2の周囲で作業可能となっている。
具体的には、支持部材4は、東西に延設されるパラペット11のうち北側のパラペット11から1365mm以上の間隔を空けて配置され、南側のパラペット11からは1820mm以上間隔を空けて配置され、支持部材4と支持部材4との間は1820mmの間隔を空けて配置されている。
また、支持部材4は、東西に1365mm以上の寸法で延設され、排水部12側の端部が排水部12から227.5mm以上の間隔を空けて設けられている。
太陽電池モジュール2は、東西に延設されたパラペット11のうち南側のものから1820mm以上間隔を空けて配置され、南北に延設されたパラペット11から500mm以上間隔を空けて載置されている。このように、太陽電池モジュール2は、パラペット11から間隔を空けて設置されるので、定期点検等で作業員が太陽電池モジュール2の周囲で作業可能となっている。
また、本実施形態では、支持部材4を長尺の正四角柱の角材としたが、これに限らず、例えば、断面が矩形状の柱材でも、半円柱の部材でも、三角柱でも、架台3を屋根面13から離間させることができる構成であればいずれでもよい。
また、支持部材4を正四角柱の角材とし、パラペット11と支持部材14との接続部Jに隙間Nが生じるとしたが、これに限らず、例えば、支持部材4を屋根面13に載置した際、端面41が鉛直になるように加工してもよい。つまり、端面41と側面42との角度を直角から位相差角A2分だけずれるように端面41を形成する。
こうすることで、接続部Jに隙間Nが生じることがなく、ここに防水材5を設けることで、より良好な防水性を発揮することができる。
こうすることで、接続部Jに隙間Nが生じることがなく、ここに防水材5を設けることで、より良好な防水性を発揮することができる。
また、本実施形態では、屋根上設置物を太陽電池モジュール2としたが、これに限らず、例えば、太陽熱温水器などでもよく、屋根上に設置するものであればいずれでもよい。
また、本実施形態では、無落雪屋根1としたが、これに限らず、例えば、立ち上がりを有する片流れ屋根などでも構わず、屋根上設置物が載置できる屋根であれば、いずれでもよい。
また、本実施形態では、太陽電池モジュール2が架台3に載置されるものとしたが、これに限らず、例えば、太陽電池モジュール2と架台3とが一体に構成された太陽電池ユニットのようなものでもよい。
1 無落雪屋根
2 太陽電池モジュール
3 架台
4 支持部材
5 防水材
11 パラペット
11a 内壁面
12 排水部
13 屋根面
21 太陽電池パネル
31 レール状部材
32 架台柱
41 端面
42 側面
51 第1防水材
52 第2防水材
53 第3防水材
A1 傾斜角度
A2 位相差角
B 建物
C コーキング材
J 接続部
N 隙間
S 継ぎ目
2 太陽電池モジュール
3 架台
4 支持部材
5 防水材
11 パラペット
11a 内壁面
12 排水部
13 屋根面
21 太陽電池パネル
31 レール状部材
32 架台柱
41 端面
42 側面
51 第1防水材
52 第2防水材
53 第3防水材
A1 傾斜角度
A2 位相差角
B 建物
C コーキング材
J 接続部
N 隙間
S 継ぎ目
Claims (5)
- 太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根であって、
前記屋根は、前記屋根の外周縁に設けられたパラペットと、前記屋根に設けられた排水部と、前記外周縁から前記排水部に向かって傾斜下降する屋根面と、を備え、
前記屋根面には、前記屋根上設置物が載置される支持部材と、が設けられ、
前記支持部材は、前記屋根面の傾斜に沿って前記パラペットから前記排水部に向かって延設され、
前記支持部材が前記パラペットと接する接続部には、防水材が設けられることを特徴とする太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根。 - 請求項1に記載の太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根において、
前記支持部材が角材により形成されることを特徴とする太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根。 - 請求項1または2に記載の太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根において、
前記接続部にコーキングが施されることを特徴とする太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根において、
前記防水材が複数の部材により構成されることを特徴とする太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根において、
前記防水材が前記パラペットから前記支持部材に跨って設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール等の屋根上設置物を備えた屋根。
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