JP2024060807A - 基板処理装置、及び基板処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の処理効率の低下を抑制すると共に、ヒータの消費電力を低減する、技術を提供する。【解決手段】基板処理装置は、基板の搬入出口が設けられる処理容器と、前記処理容器の内部で前記基板を水平に保持する基板保持部と、前記基板の下面に処理液を供給する液供給部と、前記基板の上面に向けてガスを吐出するガス吐出口が設けられたカバーと、前記ガスを供給するガス供給部と、前記ガスを加熱するヒータと、制御部と、を備える。前記制御部は、前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に、前記ヒータの温度を第2設定温度に維持する制御と、前記基板の搬出開始から次の前記基板の搬入完了までの待機工程の間に、前記ヒータの温度を第1設定温度に維持する制御と、前記待機工程の間に前記ヒータの出力を上げることで、次の前記基板の搬入完了までに前記ヒータの温度を前記第1設定温度から前記第2設定温度に上げる制御と、を行う。【選択図】図4
Description
本開示は、基板処理装置、及び基板処理方法に関する。
特許文献1に記載の基板処理装置は、基板を水平に保持して回転させる基板回転保持部と、基板回転保持部で保持された基板の下面に処理液を供給する処理液供給部とを備える。
本開示の一態様は、基板の処理効率の低下を抑制すると共に、ヒータの消費電力を低減する、技術を提供する。
本開示の一態様に係る基板処理装置は、基板の搬入出口が設けられる処理容器と、前記処理容器の内部で前記基板を水平に保持する基板保持部と、前記基板保持部で保持している前記基板の下面に処理液を供給する液供給部と、前記基板保持部で保持している前記基板の上面に向けてガスを吐出するガス吐出口が設けられたカバーと、前記カバーに前記ガスを供給するガス供給部と、前記カバーに設けられ、前記ガスを加熱するヒータと、制御部と、を備える。前記制御部は、前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に、前記ヒータの温度を第1設定温度よりも高い第2設定温度に維持する制御と、前記基板の搬出開始から次の前記基板の搬入完了までの待機工程の間に、前記ヒータの温度を前記第1設定温度に維持する制御と、前記待機工程の間に前記ヒータの出力を上げることで、次の前記基板の搬入完了までに前記ヒータの温度を前記第1設定温度から前記第2設定温度に上げる制御と、を行う。
本開示の一態様によれば、基板の処理効率の低下を抑制すると共に、ヒータの消費電力を低減することができる。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。本明細書において、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は互いに垂直な方向である。X軸方向およびY軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向である。
図1を参照して、一実施形態に係る基板処理装置1について説明する。基板処理装置1は、処理容器10と、基板保持部20と、回転駆動部35と、液供給部40と、カバー50と、ガス供給部60と、ヒータ70と、カバー昇降部75と、回収カップ80と、制御部90と、を備える。
処理容器10は、基板Wを収容する。処理容器10の側壁には、基板Wの搬入出口11が設けられる。ゲートバルブ12は、制御部90による制御下で、搬入出口11を開閉する。処理容器10の天井には、FFU(Fan Filter Unit)13設けられる。FFU13は、処理容器10の内部にダウンフローを形成するダウンフロー形成部の一例である。
基板Wは、シリコンウェハなどの半導体基板、またはガラス基板である。基板Wは、搬送装置2によって搬入出口11を介して処理容器10の内部に搬入される。基板Wは、処理液で処理された後、搬送装置2によって搬入出口11を介して処理容器10の外部に搬出される。
基板保持部20は、処理容器10の内部で基板Wを水平に保持する。基板保持部20は、回転軸21と、ベースプレート22と、を有する。回転軸21は、上下方向に延びる。回転軸21は、中空の筒状に形成される。ベースプレート22は、回転軸21の上端に設けられる。ベースプレート22は、平面視で円形である。ベースプレート22の直径は、回転軸21の直径よりも大きい。ベースプレート22は、回転軸21と同心円状に形成される。
基板保持部20は、複数の支持ピン23を有する。複数の支持ピン23は、ベースプレート22の上面に設けられる。複数の支持ピン23は、基板Wの下面に当接し、基板Wを支持する。なお、基板保持部20は、複数の支持ピン23の代わりに、複数の爪部を有してもよい。複数の爪部は、基板Wの周縁を保持する。
ベースプレート22の上面の中央部には、凹部24が形成される。凹部24は、平面視で円形である。ベースプレート22および回転軸21には、凹部24の底面に連通する挿入孔25が形成される。挿入孔25には、基板中継部30の昇降軸31が挿入される。
基板中継部30は、昇降軸31と、昇降プレート32と、リフトピン33と、昇降駆動部34とを備える。昇降プレート32は、昇降軸31の上端に設けられる。昇降プレート32は、平面視で円形である。昇降プレート32の上面には、リフトピン33が設けられる。リフトピン33は、基板Wの下面に当接し、基板Wを支持する。リフトピン33の長さは、支持ピン23の長さよりも短い。
昇降駆動部34は、昇降プレート32を下降位置(図1参照)と上昇位置との間で昇降させることで、基板保持部20と搬送装置2の間で基板Wを中継する。昇降駆動部34は、モータと、モータの回転運動を昇降軸31の直線運動に変換するボールねじなどを含む。なお、昇降駆動部34は、空気圧シリンダなどで構成されてもよい。
昇降プレート32は、下降位置においてベースプレート22の凹部24に収容される。この時、リフトピン33は、基板保持部20で保持されている基板Wの下面よりも下方に位置する。一方、昇降プレート32が上昇位置に位置する時、リフトピン33で支持されている基板Wは回収カップ80よりも上方に位置する。
回転駆動部35は、基板保持部20を回転させる。回転駆動部35は、回転軸21を回転させることで基板保持部20を回転させる。回転駆動部35は、減速機構、およびモータなどを含む。モータの回転運動は、減速機構などを介して回転軸21に伝達される。
液供給部40は、基板保持部20で保持している基板Wの下面に処理液を供給する。処理液は、例えばエッチング液などの薬液である。液供給部40は、基板保持部20で保持している基板Wの下面に、処理液と、処理液を基板Wから除去するリンス液と、をこの順番で供給してもよい。リンス液は、例えばDIW(Deionized Water)などである。
液供給部40は、液供給源41と、液供給管42と、流量調整機構43と、を含む。液供給管42は、昇降軸31および昇降プレート32に設けられる。液供給管42は、上端に形成される供給口44から処理液またはリンス液を基板Wの下面に向けて吐出する。処理液とリンス液は、異なる供給口44から吐出してもよい。流量調整機構43は、液供給源41から液供給管42に処理液またはリンス液を送る配管の途中で、処理液またはリンス液の流量を調整する。流量調整機構43は、流量調整弁および開閉弁などを含む。
カバー50は、基板保持部20で保持している基板Wの上面に向かい合う。カバー50は、円環状である。カバー50の中央部には、カバー50を上下方向に貫通する開口部51が形成される。カバー50の直径は、基板Wの直径と略同一である。カバー50には、ガス吐出口52A、52Bが設けられる。
ガス吐出口52A、52Bは、開口部51の外側に設けられる。ガス吐出口52A、52Bは、基板Wの上面に向けてガスを吐出する。ガス吐出口52A、52Bは、ガスを真下に向けて吐出するが、ガスを斜め下方向に向けて吐出してもよい。斜め下方向は、具体的には下方に向かうほど基板Wの径方向外側に傾斜する方向である。ガスが基板Wの径方向外側に流れやすい。
ガス吐出口52Aとガス吐出口52Bは、基板Wの径方向に間隔をおいて設けられる。以下、ガス吐出口52Aを第1ガス吐出口52Aと記載し、ガス吐出口52Bを第2ガス吐出口52Bと記載することがある。第2ガス吐出口52Bは、第1ガス吐出口52Aよりも基板Wの径方向外側に設けられる。第1ガス吐出口52Aと第2ガス吐出口52Bは、それぞれ、基板Wの周方向に沿って等間隔で複数設けられる。
カバー50は、ガス流路53A、53Bを内部に有する。以下、ガス流路53Aを第1ガス流路53Aと記載し、ガス流路53Bを第2ガス流路53Bと記載することがある。第1ガス流路53Aの末端に第1ガス吐出口52Aが設けられ、第2ガス流路53Bの末端に第2ガス吐出口52Bが設けられる。
第1ガス流路53Aと第2ガス流路53Bは、基板Wの径方向に並べて設けられる。第2ガス流路53Bは、第1ガス流路53Aよりも基板Wの径方向外側に設けられる。第1ガス流路53Aと第2ガス流路53Bは、それぞれ、壁などによって屈曲している。壁が設けられることで、カバー50とガスの接触面積を増やすことができ、ガスの加熱効率を向上できる。
ガス供給部60は、カバー50にガスを供給する。ガス供給部60は、ガス供給源61と、ガス配管62と、流量調整機構63と、を有する。ガス配管62は、ガス供給源61からカバー50にガスを送る。流量調整機構63は、ガス配管62の途中に設けられ、ガスの流量を調整する。流量調整機構63は、流量調整弁および開閉弁などを含む。流量調整機構63は、第1ガス流路53Aの流量と第2ガス流路53Bの流量とを独立に調整可能である。
ヒータ70は、カバー50に設けられ、ガスを加熱する。加熱したガスが基板Wの上面に吐出され、基板Wが加熱される。ヒータ70は、例えば、シーズヒータである。ヒータ70は、カバー50の内部に設けられる。ヒータ70は、ガス流路53A、53Bの上側に設けられるが、下側に設けられてもよく、上下両側に設けられてもよい。
カバー昇降部75は、カバー50を、基板Wの下面に対する処理液の供給中に位置する処理位置(図1参照)と、処理位置よりも上方の待機位置と、の間で昇降させる。カバー昇降部75は、カバー50を支持するアーム76と、アーム76を昇降させるアーム駆動部77と、を有する。アーム駆動部77は、アーム76を旋回させることも可能である。
回収カップ80は、基板Wに供給した処理液を回収する。回収カップ80は、ベースプレート22の周囲を覆うように設けられる。回収カップ80は、第1壁部81と、第2壁部82と、天井部83と、底部84とを含む。第1壁部81は、円環状に形成される。第1壁部81は、ベースプレート22よりも外側に形成される。第2壁部82は、円環状に形成される。第2壁部82は、第1壁部81よりも内側に形成される。第2壁部82は、処理液が第2壁部82よりも内側に流れずに、第2壁部82よりも外側に流れるように形成される。
天井部83は、第1壁部81の上端から内側に突出するように形成される。天井部83には、天井部83を上下方向に貫通する開口部85が形成される。開口部85は、平面視で円形である。開口部85の直径は、基板Wの直径およびカバー50の直径よりも大きい。基板Wおよびカバー50は、開口部85において昇降可能である。
底部84には、排液管86と、排気管87とが接続される。排液管86は、第2壁部82よりも外側において、処理液またはリンス液を外部へ排出する。排気管87は、第2壁部82よりも内側において、ガスを外部に排出する。排気管87は、排気装置88に接続される。排気装置88は、ポンプなどを含む。
制御部90は、例えばコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)等の演算部と、メモリ等の記憶部と、を備える。記憶部には、基板処理装置1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部90は、記憶部に記憶されたプログラムを演算部に実行させることにより、基板処理装置1の動作を制御する。
次に、図2を参照して、基板処理装置1におけるガスと処理液の流れの一例について説明する。基板処理装置1では、処理液Lの残渣がパーティクルとして基板Wに付着するおそれがある。そのため、基板処理装置1は、FFU13を備える。FFU13は、処理容器10の内部にダウンフローを形成することで、パーティクルの巻き上げを抑制する。
ダウンフローが形成されることで、カバー50の開口部51から基板Wの中央部にガスが流入し、基板Wとカバー50との隙間においてガスの旋回流が安定化する。ガスの旋回流は、基板Wの回転方向に向かうほど基板Wの径方向外側に流れ、パーティクルを基板Wよりも外側に排出する。
また、ダウンフローが形成されることで、カバー50の開口部51から基板Wの中央部にガスが流入し、基板Wの中央部における負圧の発生が抑制される。基板Wの中央部が負圧によって上に凸に湾曲することが抑制され、基板Wとカバー50との接触が抑制される。
但し、ダウンフローが形成されることで、基板Wの温度が下がるおそれがある。基板Wの温度が下がるほど、処理液Lによる処理速度(例えばエッチング速度)が低下する。また、ガスの旋回流が発生することで、基板Wの径方向に基板Wの温度がばらつくおそれがある。基板Wの温度のばらつきは、処理速度のばらつきにつながる。
ヒータ70は、カバー50に設けられ、ガスを加熱する。加熱したガスが基板Wの上面に吐出され、基板Wが加熱される。これにより、処理速度の低下を抑制できる。ヒータ70は、基板Wの温度の面内均一性を向上することも可能であり、処理速度のばらつきを低減することも可能である。
次に、図3を参照して、一実施形態に係る基板処理方法について説明する。基板処理方法は、図3に示すステップS101~S105を有する。ステップS101~S105は、制御部90による制御下で実施される。
先ず、搬送装置2が、基板Wを処理容器10の内部に搬入する(ステップS101)。基板Wは、基板中継部30によって搬送装置2から基板保持部20に受け渡される。基板保持部20が基板Wを保持することで、基板Wの搬入が完了する。
基板Wの搬入完了後、カバー昇降部75がカバー50を待機位置P2から処理位置P1まで下降させる(図4参照)。また、基板Wの搬入完了後、回転駆動部35が基板保持部20と共に基板Wを回転させる。
次に、液供給部40が、基板Wの下面に処理液Lを供給する(ステップS102)。処理液Lは、回転する基板Wの下面の中央部に供給され、遠心力によって基板Wの径方向外側に流れ、基板Wの下面全体に濡れ広がる。その後、液供給部40が処理液Lの供給を停止する。
次に、液供給部40が、基板Wの下面にリンス液を供給する(ステップS103)。リンス液は、回転する基板Wの下面の中央部に供給され、遠心力によって基板Wの径方向外側に流れ、処理液Lを置換しながら、基板Wの下面全体に濡れ広がる。その後、液供給部40がリンス液の供給を停止する。
次に、回転駆動部35が引き続き基板保持部20と共に基板Wを回転させることで、基板Wを乾燥する(ステップS104)。その後、回転駆動部35が基板保持部20の回転を停止し、基板保持部20が基板Wの保持を解除する。
次に、搬送装置2が、基板Wを処理容器10の内部に搬出する(ステップS105)。基板Wは、基板中継部30によって基板保持部20から搬送装置2に受け渡された後、搬送装置2によって搬出される。
以下、n(nは1以上の整数)枚目の基板Wの搬入完了から、n枚目の基板Wの搬出開始までの期間を、プロセス工程と記載することがある。プロセス工程は、基板保持部20がn枚目の基板Wの保持を開始してから、n枚目の基板Wの保持を解除するまでの期間である。
また、プロセス工程以外の期間を、待機工程と記載することがある。待機工程は、n枚目の基板Wの搬出開始から、(n+1)枚目の基板Wの搬入完了までの期間である。待機工程は、基板処理装置1の電源投入から、1枚目の基板Wの搬入完了までの期間であってもよい。
次に、図4を参照して、基板処理装置1の動作タイミングの一例について説明する。図4の破線Aに示すように、制御部90は、待機工程の間にヒータ70の温度を第1設定温度T1に維持する制御と、処理液Lの供給中にヒータ70の温度を第2設定温度T2(T2>T1)に維持する制御と、を行う。待機工程では、基板Wを処理しないので、基板Wを加熱する必要が無い。待機工程の間にヒータ70の出力を絞ることで、消費電力を低減できる。
また、図4の破線Aに示すように、制御部90は、待機工程の間にヒータ70の出力を上げることで、基板Wの搬入完了までにヒータ70の温度を第1設定温度T1から第2設定温度T2に上げる制御を行う。基板Wの搬入完了までにヒータ70の昇温を完了しておくことで、速やかに基板Wの下面に対する処理液Lの供給に移行でき、基板Wの処理効率の低下を抑制できる。
制御部90は、ヒータ70の昇温完了から基板Wの搬入完了までの時間が設定時間以内になるように(好ましくはゼロになるように)、ヒータ70の温度を第1設定温度T1から第2設定温度T2に上げ始めるタイミングを決める。制御部90は、ホストコンピュータなどから基板Wの処理計画を取得し、その処理計画を参照して基板Wの搬入完了のタイミングを求める。制御部90は、基板Wの搬入完了のタイミングを基に、ヒータ70の温度を第1設定温度T1から第2設定温度T2に上げ始めるタイミングを決める。
図4の破線Bに示すように、制御部90は、処理液Lの供給完了以降(処理液Lの供給完了と同時を含む)であって、リンス液の供給開始以前(リンス液の供給開始と同時を含む)に、ヒータ70の出力を下げることでヒータ70の温度を第2設定温度T2から下げる制御を行う。リンス液の供給中、ヒータ70の出力をゼロに維持することが好ましい。
リンス液は、処理液Lを基板Wから除去する。処理液Lが基板Wと反応するのに対し、リンス液は基板Wとは反応しない。それゆえ、リンス液は、反応速度を制御する必要がない。処理液Lの供給完了以降であってリンス液の供給開始以前にヒータ70の出力を下げれば、基板Wの処理品質を維持しつつ、消費電力を低減できる。
なお、図4では、処理液Lの供給完了とリンス液の供給開始との間に、遅延時間があるが、遅延時間はなくてもよい。処理液Lの供給完了と、リンス液の供給開始と、ヒータ70の出力低下とは、同時に行われてもよい。
図4の破線Cに示すように、制御部90は、待機工程の開始から設定時間内に(好ましくは待機工程の開始と同時に)ヒータ70の出力を上げることで、ヒータ70の温度を第1設定温度T1に戻す制御を行う。リンス液の供給中に低下したヒータ70の温度を第1設定温度T1に戻しておけば、その後に一定の時間で第2設定温度T2に上げることが可能であり、次の基板Wの搬入に備えることができる。
図4の破線Dに示すように、制御部90は、待機工程の間にガスの吐出流量を第1設定流量F1に維持する制御と、処理液Lの供給中にガスの吐出流量を第2設定流量F2(F2>F1)に維持する制御とを行う。待機工程では、基板Wを処理しないので、基板Wを加熱する必要が無い。待機工程の間にガスの吐出流量を絞ることで、ガスの使用量を低減できる。
図4の破線Dに示すように、制御部90は、ヒータ70の温度を第1設定温度T1から第2設定温度T2に上げる間に、基板Wを加熱するガスの吐出流量を第1設定流量F1から第2設定流量F2に上げる制御を行う。ヒータ70の温度が安定化した後にガスの吐出流量が変動すると、ヒータ70の温度が変動し得る。ヒータ70の温度が安定化する前にガスの吐出流量を上げておくことで、短時間でヒータ70の温度を安定化できる。
図4の破線Eに示すように、制御部90は、ガスの吐出流量を第2設定流量F2に維持した状態で、カバー50を待機位置P2から処理位置P1に下降する制御を行う。ヒータ70の温度が安定化した状態で、カバー50が基板Wの上面にガスを吐出でき、基板Wの温度が所望の温度で安定化しやすい。
図4の破線Fに示すように、制御部90は、処理液Lの供給完了以降であって、カバー50を処理位置P1から待機位置P2に上昇する前(好ましくは、リンス液の供給開始以前)に、ガスの吐出流量を第2設定流量F2から第1設定流量F1に下げる制御を行う。処理液Lの供給完了以降は、基板Wを加熱する必要が無い。処理液Lの供給完了以降においてガスの吐出流量を絞ることで、ガスの使用量を低減できる。
次に、図5を参照して、ヒータ70の温度を、第1設定温度T1よりも低い温度Ta、Tbから第1設定温度T1まで上げる制御の一例について説明する。図5に示す制御は、例えば図4に破線Cで示す期間に行われる。あるいは、基板処理装置1の電源投入から、1枚目の基板Wの搬入完了までに行われる。
図5に示すように、制御部90は、昇温開始時の温度Ta、Tb(Ta<Tb)に関係なく、予め設定された一定の昇温時間で昇温するように、ヒータ70の出力を制御する。昇温開始時の温度が高い場合に、低い場合と同じ昇温速度で昇温を行うと、図5(B)に破線で示すように、ヒータ70の温度が第1設定温度T1に達するタイミングが早すぎ、ヒータ70の消費電力が増大してしまう。
本実施形態では、上記の通り、制御部90は、昇温開始時の温度Ta、Tb(Ta<Tb)に関係なく、予め設定された一定の昇温時間で昇温するように、ヒータ70の出力を制御する。これにより、ヒータ70の温度が第1設定温度T1に達するタイミングを一定にすることができ、ヒータ70の消費電力を低減できる。
次に、図6を参照して、第1設定温度T1の変更の一例を示す断面図である。図6に示すように、制御部90は、待機工程中に、時間の経過に応じて第1設定温度T1を段階的に下げる制御を行う。つまり、制御部90は、待機工程中に、時間の経過に応じてヒータ70の温度を段階的に下げる制御を行う。第1設定温度T1として2つ以上(図6では4つ)の温度が予め準備される。待機工程の時間が長くなる場合に、ヒータ70の出力を段階的に低減でき、ヒータ70の消費電力を低減できる。
次に、図7を参照して、第1変形例に係る基板処理装置1について説明する。以下、本変形例と上記実施形態との相違点について主に説明する。基板Wの径方向に沿って複数のヒータ70A、70Bが設けられる。以下、ヒータ70Aを第1ヒータ70Aと記載し、ヒータ70Bを第2ヒータ70Bと記載することがある。
第2ヒータ70Bは、第1ヒータ70Aよりも基板Wの径方向外側に設けられる。第1ヒータ70Aは、第1ガス流路53Aを加熱する。第2ヒータ70Bは、第2ガス流路53Bを加熱する。制御部90は、第1ヒータ70Aの出力と第2ヒータ70Bの出力とを独立に制御可能である。
制御部90は、複数のヒータ70A、70Bの出力を独立に制御可能である。複数のヒータ70A、70Bの出力を独立に制御することで、基板Wを径方向に複数の領域に分け、領域毎に適切な熱量を与えることができ、消費電力を低減できる。なお、消費電力が少なければ、ヒータ70の数は1つでもよい。
次に、図8を参照して、第2変形例に係る基板処理装置1について説明する。以下、本変形例と上記第1変形例との相違点について主に説明する。カバー50は、第1ガス吐出口52Aおよび第2ガス吐出口52Bに加えて、第3ガス吐出口52Cを有する。第3ガス吐出口52Cは、第2ガス吐出口52Bよりも基板Wの径方向外側に設けられ、基板Wの周方向に等間隔で複数設けられる。
第3ガス吐出口52Cは、基板Wの外周部に向けて、ガスを斜め下方向に向けて吐出する。斜め下方向は、具体的には下方に向かうほど基板Wの径方向外側に傾斜する方向である。基板Wの外周部に向けてガスを斜め下方向に吐出することで、処理液Lが基板Wの上面に回り込むことを抑制できる。
カバー50は、第1ガス流路53Aおよび第2ガス流路53Bに加えて、第3ガス流路53Cを有する。第3ガス流路53Cは、第2ガス流路53Bよりも基板Wの径方向外側に設けられる。第3ガス流路53Cの末端に、第3ガス吐出口52Cが設けられる。
基板処理装置1は、第1ヒータ70Aと第2ヒータ70Bに加えて、第3ヒータ70Cを備える。第3ヒータ70Cは、第2ヒータ70Bよりも基板Wの径方向外側に設けられる。第3ヒータ70Cは、第3ガス流路53Cを流れるガスを加熱する。
制御部90は、複数のヒータ70A、70B、70Cの出力を独立に制御可能である。複数のヒータ70A、70B、70Cの出力を独立に制御することで、基板Wを径方向に複数の領域に分け、領域毎に適切な熱量を与えることができ、消費電力を低減できる。
以上、本開示に係る基板処理装置、及び基板処理方法の実施形態等について説明したが、本開示は上記実施形態等に限定されない。特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更、修正、置換、付加、削除、及び組み合わせが可能である。それらについても当然に本開示の技術的範囲に属する。
1 基板処理装置
10 処理容器
20 基板保持部
40 液供給部
50 カバー
52A、52B ガス吐出口
60 ガス供給部
70 ヒータ
90 制御部
W 基板
10 処理容器
20 基板保持部
40 液供給部
50 カバー
52A、52B ガス吐出口
60 ガス供給部
70 ヒータ
90 制御部
W 基板
Claims (20)
- 基板の搬入出口が設けられる処理容器と、
前記処理容器の内部で前記基板を水平に保持する基板保持部と、
前記基板保持部で保持している前記基板の下面に処理液を供給する液供給部と、
前記基板保持部で保持している前記基板の上面に向けてガスを吐出するガス吐出口が設けられたカバーと、
前記カバーに前記ガスを供給するガス供給部と、
前記カバーに設けられ、前記ガスを加熱するヒータと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に、前記ヒータの温度を第1設定温度よりも高い第2設定温度に維持する制御と、
前記基板の搬出開始から次の前記基板の搬入完了までの待機工程の間に、前記ヒータの温度を前記第1設定温度に維持する制御と、
前記待機工程の間に前記ヒータの出力を上げることで、次の前記基板の搬入完了までに前記ヒータの温度を前記第1設定温度から前記第2設定温度に上げる制御と、
を行う、基板処理装置。 - 前記液供給部は、前記基板保持部で保持している前記基板の下面に、前記処理液と、前記処理液を前記基板から除去するリンス液と、をこの順番で供給し、
前記制御部は、前記処理液の供給完了以降であって前記リンス液の供給開始以前に前記ヒータの出力を下げることで前記ヒータの温度を前記第2設定温度から下げる制御を行う、請求項1に記載の基板処理装置。 - 前記制御部は、前記待機工程の開始から設定時間内に、前記ヒータの出力を上げることで前記ヒータの温度を前記第1設定温度に戻す制御を行う、請求項2に記載の基板処理装置。
- 前記カバーの中央部には、前記カバーを上下方向に貫通する開口部が設けられており、
前記基板処理装置は、前記処理容器の天井に設けられるダウンフロー形成部を備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 前記制御部は、
前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に、前記ガスの吐出流量を第1設定流量よりも大きい第2設定流量に維持する制御と、
前記待機工程の間に前記ガスの吐出流量を前記第1設定流量に維持する制御と、
前記ヒータの温度を前記第1設定温度から前記第2設定温度に上げる間に、前記ガスの吐出流量を前記第1設定流量から前記第2設定流量に上げる制御と、
を行う、請求項1~3のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 前記カバーを、前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に位置する処理位置と、前記処理位置よりも上方の待機位置と、の間で昇降させる昇降部を備え、
前記制御部は、前記ガスの吐出流量を前記第2設定流量に維持した状態で、前記カバーを前記待機位置から前記処理位置に下降する制御を行う、請求項5に記載の基板処理装置。 - 前記制御部は、前記処理液の供給完了以降であって、前記カバーを前記処理位置から前記待機位置に上昇する前に、前記ガスの吐出流量を前記第2設定流量から前記第1設定流量に下げる制御を行う、請求項6に記載の基板処理装置。
- 前記制御部は、前記ヒータの温度を、前記第1設定温度よりも低い温度から前記第1設定温度まで、予め設定された昇温時間で昇温するように、前記ヒータの出力を制御する、請求項1~3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記制御部は、前記待機工程中に、時間の経過に応じて前記第1設定温度を段階的に下げる制御を行う、請求項1~3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記ガス吐出口は、前記基板の径方向に沿って複数設けられ、
前記ヒータは、前記基板の径方向に沿って複数設けられ、
前記制御部は、複数の前記ヒータの出力を独立に制御する、請求項1~3のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 基板処理装置を用いて基板を処理することを有する、基板処理方法であって、
前記基板処理装置は、前記基板の搬入出口が設けられる処理容器と、前記処理容器の内部で前記基板を水平に保持する基板保持部と、前記基板保持部で保持している前記基板の下面に処理液を供給する液供給部と、前記基板保持部で保持している前記基板の上面に向けてガスを吐出するガス吐出口が設けられたカバーと、前記カバーに前記ガスを供給するガス供給部と、前記カバーに設けられ、前記ガスを加熱するヒータと、制御部と、を備え、
前記基板処理方法は、
前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に、前記ヒータの温度を第1設定温度よりも高い第2設定温度に維持することと、
前記基板の搬出開始から次の前記基板の搬入完了までの待機工程の間に、前記ヒータの温度を前記第1設定温度に維持することと、
前記待機工程の間に前記ヒータの出力を上げることで、次の前記基板の搬入完了までに前記ヒータの温度を前記第1設定温度から前記第2設定温度に上げることと、
を有する、基板処理方法。 - 前記液供給部は、前記基板保持部で保持している前記基板の下面に、前記処理液と、前記処理液を前記基板から除去するリンス液と、をこの順番で供給し、
前記基板処理方法は、前記処理液の供給完了以降であって前記リンス液の供給開始以前に前記ヒータの出力を下げることで前記ヒータの温度を前記第2設定温度から下げることを有する、請求項11に記載の基板処理方法。 - 前記待機工程の開始から設定時間内に、前記ヒータの出力を上げることで前記ヒータの温度を前記第1設定温度に戻すことを有する、請求項12に記載の基板処理方法。
- 前記カバーの中央部には、前記カバーを上下方向に貫通する開口部が設けられており、
前記基板処理装置は、前記処理容器の天井に設けられるダウンフロー形成部を備える、請求項11~13のいずれか1項に記載の基板処理方法。 - 前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に、前記ガスの吐出流量を第1設定流量よりも大きい第2設定流量に維持することと、
前記待機工程の間に前記ガスの吐出流量を前記第1設定流量に維持することと、
前記ヒータの温度を前記第1設定温度から前記第2設定温度に上げる間に、前記ガスの吐出流量を前記第1設定流量から前記第2設定流量に上げることと、
を有する、請求項11~13のいずれか1項に記載の基板処理方法。 - 前記基板処理装置は、前記カバーを、前記基板の下面に対する前記処理液の供給中に位置する処理位置と、前記処理位置よりも上方の待機位置と、の間で昇降させる昇降部を備え、
前記基板処理方法は、前記ガスの吐出流量を前記第2設定流量に維持した状態で、前記カバーを前記待機位置から前記処理位置に下降することを有する、請求項15に記載の基板処理方法。 - 前記処理液の供給完了以降であって、前記カバーを前記処理位置から前記待機位置に上昇する前に、前記ガスの吐出流量を前記第2設定流量から前記第1設定流量に下げることを有する、請求項16に記載の基板処理方法。
- 前記ヒータの温度を、前記第1設定温度よりも低い温度から前記第1設定温度まで、予め設定された昇温時間で昇温するように、前記ヒータの出力を制御することを有する、請求項11~13のいずれか1項に記載の基板処理方法。
- 前記待機工程中に、時間の経過に応じて前記第1設定温度を段階的に下げることを有する、請求項11~13のいずれか1項に記載の基板処理方法。
- 前記ガス吐出口は、前記基板の径方向に沿って複数設けられ、
前記ヒータは、前記基板の径方向に沿って複数設けられ、
前記基板処理方法は、複数の前記ヒータの出力を独立に制御することを有する、請求項11~13のいずれか1項に記載の基板処理方法。
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