JP2024060087A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】漏洩した冷媒の室内滞留を抑制できるサーキュレータを提供する。【解決手段】室内空間Aの空調を行う空気調和機1と、室内空間Aに空気を強制循環させるサーキュレータ12とを備えた空調システムにおいて、室内機2に冷媒漏洩を検知する第1冷媒漏洩検知センサ11を設け、室内機2およびサーキュレータ12に、運転状態の情報を相互にやりとりする第1、第2の無線通信部10a、10bを設けた。第1冷媒漏洩検知センサ11が異常を検知した時、第1、第2の無線通信部10a、10bによって、サーキュレータ12を運転させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、室内の空調システムに関するものである。
従来、室内の空調環境の改善のために、空気調和装置は、室内に空気調和機と気流制御装置と、相互にやり取りする通信手段とを備えて、空気調和機と気流制御装置の相互作用により居室内に生成された循環気流について、気流制御装置に搭載された複数の人体検知センサによって人の有無と位置を細分化して検知することで、気流の方向や強さを詳細に制御している。
また、気流制御装置の吹出し口にマイナスイオンや、内部に静電霧化装置を配置し、吹出す空気を除菌した気流を室内に循環させることで室内の気流感と空質改善を向上させる空気調和装置の技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005-121316号公報
しかしながら、近年、地球温暖化防止等の点から、空気調和機に使用される冷媒は、地球温暖化係数が小さい冷媒(例えばR32)に移行しつつあり、脱フロン系冷媒への転換が求められている。また、このような冷媒は可燃性の傾向があり、特に空気調和機のように冷媒量を多く封入する場合は、安全性に配慮する必要ある。
上記特許文献1の場合、空気調和機に封入された可燃性冷媒が室内機(例えば熱交換器)から漏洩した場合、室内機は一般的に内部に搭載される冷媒漏洩センサによって冷媒の漏洩を検知するが、全ての冷媒の漏洩を検知できない場合、室内機内の部分に冷媒が溜まり、特にR32の場合、空気より重いため、さらに室内機から下方の床面に溜るおそれがある。
そこで、本発明は、室内機から冷媒が漏れた時に、漏れた冷媒が室内の下方に滞留することを効率的に抑制することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、冷媒漏洩検知センサと、室内機と、サーキュレータとを少なくとも備える空調システムであって、前記サーキュレータは、室内空間の第1の側面壁の天井面近傍に設置され、前記室内機は、前記第1の側面壁に対向する第2の側面壁の天井面近傍に設置され、前記冷媒漏洩検知センサが冷媒漏洩を検知したことに基づいて、前記室内機と前記サーキュレータの一方が床面に向かって送風し、もう一方が天井面に沿う方向に送風することを特徴とする。
本発明によれば、室内機の冷媒漏洩検知手段が冷媒漏洩を検知した時、通信手段によって、サーキュレータを連動し、室内に漏れた冷媒を効率的に攪拌して、滞留するのを抑制することができる。
本発明の空気調和機とサーキュレータを設置した模式図である。 本発明の室内機とサーキュレータの概略図である。 本発明のサーキュレータを縦置きした時の概略図である。 本発明の冷媒漏洩時のフローチャートを示した図である。
以下、本発明に係る空調システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、空調システムは、少なくとも室内空間Aに備えられた空気調和機1の室内機2とサーキュレータ12とで構成され、室内機2から吐出される気流をサーキュレータ12でアシストして室内空間A内を快適にする空調システムである。
(空気調和機の構成)
図1において、空気調和機1は、室内機2と室外機3と、室内機2と室外機3をつなぐ配管4で構成されている。室内空間Aの側面壁に備えた室内機2は、室内側の送風回路から空気を前方に吹出す吹出し口5と、室内を循環した空気を吸い込む吸込み口6を備えている。
空気調和機1は、室内機2の運転モード(冷房、暖房など)あるいは気流制御の状態(例えば風量が強、中、弱設定など)の設定に応じて制御され、冷凍サイクルの冷媒流路が四方弁(図示しない)によって切替えられ、冷房時は室内熱交換器7が蒸発器として作用し冷房運転モードとなり、暖房時は室内熱交換器7が凝縮器として作用し暖房運転モードとなる。
室外機3内に配置した圧縮機(図示しない)には可燃性冷媒、例えばR32が封入されており、四方弁、室外熱交換器、膨張弁(図示しない)、そして室内熱交換器7を配管4で接続し冷凍サイクルを構成している。
また室内機2の内部には、室内熱交換器7と、室内熱交換器7で熱交換された空気を強制通風する第1送風ファン8であるクロスフローファンが備えられており、クロスフローファンを回転駆動させるファンモータ8aが接続されている。
第1送風ファン8は、風量設定が強、中、弱の設定に応じて、高回転(最大風量)、中回転、低回転(最小風量)となるようにファンモータ8aの回転数を制御して、風量を可変することができる。なお、ここでは風量設定が3つの場合について示したが、4つ以上であってもよい。すなわち、最も大きい設定が最大風量を、最も小さい設定が最小風量を意味する。また、風量設定が連続的に変化する場合、この最も大きい設定以上の範囲を最大風量、最も小さい設定以上の範囲を最小風量としてもよい。
また、室内機2には、制御装置9がファンモータ8aと第1冷媒漏洩検知センサ11と接続して制御されており、サーキュレータ12の第2無線通信部10bと無線で通信接続される第1無線通信部10aを備えている。制御装置9はCPUやメモリで構成され、特に説明が無い場合、室内機2の各構成は制御装置9の命令によって制御される。
また、第1冷媒漏洩検知センサ11は室内機2内に設置されており、室内熱交換器7から冷媒が漏れたことを検知し、具体的には室内熱交換器7を構成する配管の溶接接続部近傍に第1冷媒漏洩検知センサ11を配置している。
(サーキュレータの構成)
次にサーキュレータ12の構成について説明する。
サーキュレータ12は、樹脂製で略四角柱状に形成されたサーキュレータ外郭部12aと、第2送風ファン12bと、第2ファン12bを駆動するファンモータ12cと、冷媒漏洩を検知した時に表示する表示部12dと、これらを制御する制御装置12eで構成されている。制御装置12eはCPUやメモリで構成され、特に説明が無い場合、サーキュレータ12の各構成は制御装置12eの命令によって制御される。
サーキュレータ12も室内機2と同様に、気流制御の状態(例えば風量が強、中、弱設定など)の設定に応じて制御される。第2送風ファン12bは、風量設定が強、中、弱の設定に応じて、高回転(最大風量)、中回転、低回転(最小風量)となるようにファンモータ12cの回転数を制御して、風量を可変することができる。なお、ここでは風量設定が3つの場合について示したが、4つ以上であってもよい。すなわち、最も大きい設定が最大風量を、最も小さい設定が最小風量を意味する。また、風量設定が連続的に変化する場合、この最も大きい設定以上の範囲を最大風量、最も小さい設定以上の範囲を最小風量としてもよい。 第2送風ファン12bは室内機2に搭載した第1送風ファン8と同様のクロスフローファンであり、ファンモータ12cは第2送風ファン12bの回転軸方向の一端部に配置されている。サーキュレータ外郭部12aには空気の吸込み口12fと吐出口12gの開口孔が所定箇所に形成されている。
またサーキュレータ外郭部12aには表示部12dが設けられており、表示部12dの内部にLED基板(図示しない)を実装し、複数のLEDを有し、点灯または点滅させて室内空間Aの空気の状態を報知する。
また、サーキュレータ12には外部端末機と通信可能な第2無線通信部10bを有し、第2無線通信部10bはサーキュレータ外郭部12a内で、第2送風ファン12bに対してファンモータ12cとは反対側に設置されている。
また、サーキュレータ外郭部12aの吸込み口12f近傍には第2冷媒漏洩検知センサ14が備えられている。
また、ファンモータ12cと表示部12dと第2冷媒漏洩検知センサ14とは制御装置12eに接続され制御されている。
室内空間Aの側面壁A1にサーキュレータ12を設置する場合、サーキュレータ外郭部12aの吐出口12gと対向する面を側面壁A1に固定し、サーキュレータ外郭部12aの底面に吸込み口12fが形成される。
したがって、第2冷媒漏洩検知センサ14はサーキュレータ外郭部12aの上部に配置されている。
側面壁A1の対向面に設置した室内機2から送風される空気は、サーキュレータ12のファンモータ12cの駆動によって第2送風ファン12bが回転し、室内空間内の対流を促進し、温度分布の改善を図ることができる。
また、室内空間Aの床面A2にサーキュレータ12の長手方向が鉛直方向になるように立てて設置する場合、サーキュレータ外郭部12aの長手方向の一端部には設置台13が着脱可能に構成されており、第2送風ファン12bの回転軸方向が床面A2に対して垂直になるように設置される。
図3のように、設置台13にサーキュレータ外郭部12aの短手方向の一端側が固定さ
れており、短手方向の他端側が自由端となって鉛直方向に延在している。他端側に表示部12dが配置するように形成されており、
また設置台13は、第2送風ファン12bのファンモータ12cが設置台13側になるようにサーキュレータ外郭部12aと固定される。
サーキュレータ12の第2冷媒漏洩検知センサ14は第2送風ファン8のクロスフローファンの投影面内で、第2送風ファン8のクロスフローファンの長手方向中心より制御装置12e側に配置している。
また、室内空間Aの天井面A3にサーキュレータ12を設置する場合、サーキュレータ外郭部12aの天面部には吐出口も吸込み口も形成しないので、天面部を天井面A3に接触して設置することができる。
以上のように構成された空調システムについて、以下その動作、作用を説明する。
図4は、空気調和機1の室内機2から冷媒が漏れた時の室内機2の送風ファン8とサーキュレータ12の第2送風ファン12bの運転を示すフローチャートである。
空気調和機1が冷房運転中(ステップST1)に、室内機2に配置した第1冷媒漏洩検知センサ11が室内熱交換器7からの冷媒漏洩を検知する(ステップST2)と、電動膨張弁(図示しない)が閉じられ圧縮機(図示しない)を運転するいわゆるポンプダウン運転がなされる。そして、室内機2の第1送風ファン8は、冷媒漏洩モードとなって以下のステップの処理がなされる。まず、室内機2の第1送風ファン8を最小風量となるようにファンモータ8aを低回転で運転する(ステップST3)。これにより、室内空間Aに漏洩冷媒が急激に向かうことの防止と、冷媒が室内機2に溜まることの抑制とを両立することができる。ポンプダウン運転を所定時間継続した後、圧縮機を停止するが、第1送風ファン8は最小風量を維持したまま運転を継続する。
第1冷媒漏洩検知センサ11による冷媒漏洩の検知情報に基づいて制御装置9は、冷媒漏洩情報(例えば冷媒が漏れたことを示す検知信号)を第1無線通信部10aを介して第2無線通信部10bへ送る(ステップST4)。
冷媒漏洩情報が第2無線通信部10bを介してサーキュレータ12の制御装置12eに入力され、サーキュレータ12は冷媒漏洩モードとなってファンモータ12cを制御して、第2送風ファン12bを運転開始させる(ステップST5)。サーキュレータ12の第2送風ファン12bは、冷媒漏洩モードとなって以下のステップの処理がなされる。
サーキュレータ12はファンモータ12cを制御されて第2送風ファン12bを最小風量で運転する(ステップST6)。冷媒漏洩直後は室内空間Aに漏洩している冷媒量は少ないため、第2送風ファン12bを最小風量で運転しても燃焼限界(LFL)に到達する恐れは低い。一方、第2送風ファン12bの風量を急激に上昇させると、騒音や温度低下によって周囲の人への不快感が生じる恐れがある。したがって、第2送風ファン12bを最小風量で運転することで、室内空間Aに漏洩した冷媒の撹拌による燃焼限界(LFL)への到達の抑制と、周囲の人への不快感の抑制とを両立することができる。
最小風量で運転を開始してから所定時間が経過する(ステップST7)と、第2送風ファン12bは高回転モードで運転する。高回転モードでは、サーキュレータ12のファンモータ12cを制御して第2送風ファン12bの風量をアップし最大風量で運転する。また室内機2の送風ファン8は最小風量での運転を継続する(ステップST8)。これによって、冷媒が室内機2に溜まることの抑制と、室内空間Aに漏洩した冷媒の撹拌による燃
焼限界(LFL)への到達の抑制と、を両立することができる。
更に所定時間経過すると(ステップST9)、室内機2の第1送風ファン8を停止し、サーキュレータ12は、ファンモータ12cを制御して第2送風ファン12bを最大風量で運転する(ステップST10)。室内空間Aへの冷媒漏洩が多くなると、第2送風ファン12bを最大風量で運転しても燃焼限界(LFL)に到達しやすくなり、発火リスクが上がる。そのため、所定時間経過した場合に第1送風ファン8を停止して室内空間Aに漏洩冷媒が向かうことを防止し、第2送風ファン12bを最大風量で運転することで、室内空間Aにおける燃焼限界(LFL)への到達を防止することができる。なお、このとき、室内機2から漏洩冷媒が室内空間Aに向かわないように、吹出し口5や吸込み口6を図示しないフラップ等を閉止する制御をしてもよい。
なお、冷媒漏洩モード時には、サーキュレータ12は最大風量で運転したままで、第2送風ファン12bの運転を停止する操作を無効にし、コンセントから電源を抜かない限り、サーキュレータ12の第2送風ファン12bが停止しないように制御される。
したがって、サーキュレータ12を強制的に運転し、簡単に停止しないように制御することで、室内に漏れた冷媒が滞留するのを防止することができ、発火を抑制することができる。
サーキュレータ12の設置位置について説明する。
室内機2と対向面となる側面壁A1にサーキュレータ12が設置される場合、室内機2の第1送風ファン8のクロスフローファンの運転によって、空気よりも比重が大きい可燃性冷媒が室内空間Aの床面付近に溜ってしまうので、サーキュレータ12の第2送風ファン12bを無線通信によって連動させて運転することで、サーキュレータ外郭部12aの下面部に形成した吸込み口から床面付近に溜った冷媒を含んだ空気を吸込んで、サーキュレータ外郭部12aの前面あるいは上面に形成した吐出口から吐出して室内に攪拌することができ、冷媒濃度を低下させることができる。
また、冷媒漏洩検知によってサーキュレータ12を連動させた場合、サーキュレータ12の第2送風ファン12bは停止禁止モードとなって運転されるので、利用者がスイッチ(図示しない)を押圧してオフしてもサーキュレータ12の電源をコンセントから抜かない限り運転を強制的に継続するので、室内の冷媒濃度低下を維持することができる。
冷媒漏洩時、第1無線通信部10aと第2無線通信部10bとの通信のみでサーキュレータ12の運転制御を行ったが、さらにサーキュレータ12に第2冷媒漏洩検知センサ14を備えてもよく、上記第2無線通信部10bが第1無線通信部10aから第1冷媒漏洩検知センサ11による冷媒漏洩情報を受信し、第2冷媒漏洩検知センサ14により冷媒が漏洩していると検知された後に、サーキュレータ12の運転を開始してもよい。これによって、誤検知によるサーキュレータ12の誤動作を防止することができ、冷媒漏れ時のみにサーキュレータ12の停止禁止運転を行うことができる。
また、冷媒漏洩によって、サーキュレータ12の第2送風ファン12bを強制的に運転した時、表示部12dのLEDを点滅、あるいは通常運転時とは異なる色のLEDを点灯又は点滅させ、異常を検知したことを報知する。
第1冷媒漏洩検知センサ11が冷媒漏洩を検知する前からサーキュレータ12が運転している場合は、冷媒漏洩を検知後、冷媒漏洩モードで運転を継続し、表示部12dのLEDを通常状態とは異なる色で点灯または点滅させ、利用者に異常を検知したことを知らせ
る。
また、第1無線通信部10aまたは第2無線通信部10bから利用者の携帯端末に通信し、室内機2から冷媒が漏洩していることを報知することができる。
次に、サーキュレータ12が床面A2に設置される場合、室内機2から冷媒が漏洩した時、上記側面壁A1に設置されている場合と同様に、室内機2の第1送風ファン8、サーキュレータ12の第2送風ファン12bは動作する。
第2送風ファン12bはクロスフローファンであり、第2送風ファン12bを覆うサーキュレータ外郭部12aの長手方向の一端部が設置台13に支持されて、ファン12bの軸方向が垂直方向になるように床面A2に設置される。
ファンモータ12cはファン12bの軸方向の一端側で、ファン12bと設置台13との間に位置している。設置台13側にファンモータ12cがあるので、サーキュレータ12の重心位置を高さ方向で設置台13側の低い位置にすることができ、ファン12bが運転によって回転しても、安定して運転することができ、サーキュレータ12の転倒を抑制することができる。
また、第2無線通信部10bは、ファン12bに対して、ファンモータ12cと反対側に配置し、設置台13に支持されるサーキュレータ外郭部12aの非支持側の自由端部に位置しているので、第1無線通信部10aや外部端末との通信障害を低減することができ、室内機2の冷媒漏れた時に、第1無線通信部10aと無線通信を行って、冷媒が室内空間Aの床面近傍に溜るのを防止することができる。
また冷媒漏洩時、第1無線通信部10aと第2無線通信部10bとの通信のみでサーキュレータ12の運転制御を行ったが、上記通信部間の通信が行われ、さらにサーキュレータ12に備えた第2冷媒漏洩検知センサ14により冷媒が漏洩していると検知された後に、表示部12dを点灯または点滅させ、サーキュレータ12の運転を開始してもよい。
これによって、誤検知や誤通信による冷媒漏れの誤った判断となるのを防止することができる。
また、サーキュレータ12が天井面A3に設置される場合、天井面A3に取付部材(図示しない)を介してサーキュレータ外郭部12aを固定し、サーキュレータ外郭部12aの底面に備えた吸込み口12fから空気を吸い込み、サーキュレータ12の前面に備えた吐出口12gから空気を吐出する。
サーキュレータ12および室内機2の動作は上記と同様である。
上記のように、利用者の好みによってサーキュレータ12は、室内の側面壁や天井、そして床面に設置することが可能であり、万が一、室内機2から冷媒が漏洩した場合、室内空間A内に滞留するのを防止し、拡散することができる。
天井面A3にサーキュレータ12を設置する場合も、第1無線通信部10aと第2無線通信部10bとの通信のみでサーキュレータ12の運転制御を行ったが、上記無線通信部間の通信が行われ、さらにサーキュレータ12に備えた第2冷媒漏洩検知センサ14により冷媒が漏洩していると検知された後に、表示部12dを点灯または点滅させ、サーキュレータ12の運転を開始してもよい。
これによって、誤検知や誤通信による冷媒漏れの誤った判断となるのを防止することができる。
また、室内機2は壁掛け用の室内機としたが、天井埋め込み式の室内機であってもよい。
なお、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明における空調システムは、R32等の可燃性冷媒を特に冷媒量の多い業務用の空気調和機に用いる場合に有用である。
1 空気調和機
2 室内機
11 第1冷媒漏洩検知センサ
12 サーキュレータ
10a 第1無線通信部
10b 第2無線通信部

Claims (1)

  1. 冷媒漏洩検知センサと、室内機と、サーキュレータとを少なくとも備える空調システムであって、
    前記サーキュレータは、室内空間の第1の側面壁の天井面近傍に設置され、
    前記室内機は、前記第1の側面壁に対向する第2の側面壁の天井面近傍に設置され、
    前記冷媒漏洩検知センサが冷媒漏洩を検知したことに基づいて、前記室内機と前記サーキュレータの一方が床面に向かって送風し、もう一方が天井面に沿う方向に送風することを特徴とする空調システム。
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