JP2024056401A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 処理時間のかかる学習拡大処理の効果を事前に容易に確認でき、効率よく画像全体の拡大処理を実施することができる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】 拡大する画像の部分領域を、同じ拡大率で学習拡大処理及び従来拡大処理の夫々を適用して拡大した後、ユーザインターフェース画面300の部分拡大表示領域303に並べて表示する。その後、ユーザインターフェース画面300のチェックボックス304をユーザがチェックした場合、拡大する画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に学習拡大処理を決定し、学習拡大処理で拡大する画像の拡大画像を生成する。部分拡大表示領域303に表示される、学習拡大処理を適用して上記部分領域を拡大した画像と、従来拡大処理を適用して上記部分領域を拡大した画像とは、画素数が同じである。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関し、特に、学習モデルを参照して拡大画像を生成する画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、被写体認識、デモザイク、ノイズ除去、拡大(アップスケール)等の画像処理に学習モデルが広く利用されるようになってきている。
これらの画像処理の一つである拡大(アップスケール)処理は、学習モデルを利用しない従来方法の場合、拡大により不足する情報を補間して拡大画像を生成するため、画像の解像度が低下する問題があった。
一方、学習モデルを利用した拡大処理(以下、学習拡大処理という)は、解像度を低下させることなく画像を拡大することができる一方で、従来の方法を適用した拡大処理と比べ処理に時間がかかるという問題があった。
この問題の解消方法としては、画像の部分領域に対して処理を適用して効果を確認した上で、画像全体に拡大処理を適用するかどうか判断し、効率化を図る方法が考えられる。
このような画像処理を効率よく行う方法として例えば、選択中の複数の画像についての拡大倍率や拡大表示位置の設定を1つの操作で同時に実行し、複数の画像の詳細比較を容易にする方法(例えば特許文献1参照)が挙げられる。また、拡大処理ではなく色補正処理であるが、同一のサムネイルに異なる色補正処理を行い、得られた複数の画像を同時に表示することで、所望の色補正処理を選択する方法(例えば特許文献2参照)によっても、この問題は解消できる。
特開2006-5640号公報 特開2000-30039号公報
しかしながら、上述の特許文献1,2に開示される従来技術はいずれも、1つの画像を学習拡大処理した場合の効果を確認することは困難という課題がある。特許文献1の方法では、同じ位置を拡大表示することで複数の画像の詳細比較をすることができるが、1つの画像に学習拡大処理を行った場合の効果は確認しづらい。また、特許文献2の方法では、サムネイル画像が利用されているため、1つの画像に対し、複数の色補正処理を行った場合の夫々の効果の差異の視認は容易であるが、複数の拡大処理を行った場合の夫々の細かい領域に対する差異の視認は困難である。
そこで、本発明の目的は、処理時間のかかる学習拡大処理の効果を事前に容易に確認でき、効率よく画像全体の拡大処理を実施することができる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る画像処理装置は、拡大する画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記拡大する画像を拡大する画像処理装置であって、前記拡大する画像の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大手段と、前記部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大手段と、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示手段と、ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記拡大する画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定手段と、前記決定された拡大処理を適用して前記拡大する画像の拡大画像を生成する拡大画像生成手段と、を備え、前記部分拡大表示手段により表示される、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記部分領域を拡大した画像は、夫々の画素数が同一であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項2に係る画像処理装置は、第一の画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記第一の画像を拡大する画像処理装置であって、前記第一の画像の第一の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大手段と、前記第一の部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大手段と、前記第一の画像と異なる画素数の第二の画像の第二の部分領域を拡大する第三拡大手段と、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像、および前記第三拡大手段を適用して前記第二の部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示手段と、ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記第一の画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定手段と、前記決定された拡大処理を適用して前記第一の画像の拡大画像を生成する拡大画像生成手段と、を備え、前記部分拡大表示手段により表示される、前記第一拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第二拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第三拡大手段を適用して前記第二の部分領域を拡大した画像とは、夫々の画素数が同じであることを特徴とする。
本発明によれば、処理時間のかかる学習拡大処理の効果を事前に容易に確認でき、効率よく画像全体の拡大処理を実施することができる。
第一の実施例における画像処理装置としての撮像装置の外観図である。 図1の撮像装置の内部のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置の表示部に表示される、第一の実施例に係るユーザインターフェース画面を示す模式図である。 図3のユーザインターフェース画面の変形例を示す模式図である。 第一の実施例に係る画像処理のフローチャートである。 第二の実施例における画像処理装置としてのPCのハードウェア構成を示すブロック図である。 図6のPCの表示部に表示される、第二の実施例に係るユーザインターフェース画面の例を示す模式図である。 第二の実施例に係る画像処理のフローチャートである。 第二の実施例における部分領域の設定方法及び各画像の部分領域の拡大率を算出する方法について説明する模式図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第一の実施例)
以下、本発明の第一の実施例について説明する。
図1は、本実施例における画像処理装置としての撮像装置101の外観図である。図1(a)は、撮像装置101の正面図であり、図1(b)は、撮像装置101の背面図である。
撮像装置101は、光学部102、撮影ボタン103、表示部104、操作部105からなる。
光学部102は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、ブレ補正レンズ、絞り、シャッター(いずれも不図示)から構成され、被写体の光情報を集光する。
撮影ボタン103は、ユーザが撮影の開始を撮像装置101に指示するためのボタンである。表示部104は、液晶ディスプレイなどが用いられており、撮像装置101にてデータ処理された画像の表示や各種データなどを表示する。操作部105は、ユーザが撮影条件のパラメータなどを撮像装置101に指示するためのボタンや十字キー等から構成される。
図2は、撮像装置101の内部のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、図1に示す構成については同一の付番を付し、重複した説明は省略する。
撮像装置101は、撮像素子部201、CPU202、ROM203、RAM204、撮像系制御部205、制御部206、CG部207、A/D変換部208、画像処理部209、エンコーダ/デコーダ部210、及びメディアI/F211を備える。これら、撮像素子部201以外の各構成は、システムバス212を介して互いに接続する。
撮像素子部201は、光学部102にて集光された光情報を電流値へと変換する撮像素子で、カラーフィルタなどと組み合わせることで色情報を取得する。
ROM203は、Read Only Memoryであり、RAM204は、Rondom Access Memoryである。これらは、各種命令やプログラムを格納する。
CPU202は、各構成の処理すべてに関わり、ROM203やRAM204に格納された命令やプログラムを順次に読み込み、解釈し、その結果に従って処理を実行する。
撮像系制御部205は、光学部102に対して、フォーカスを合わせる、シャッターを開く、絞りを調整するなどのCPU202から指示された制御を行う。制御部206は、撮影ボタン103や操作部105からのユーザ指示によって、撮影動作の開始及び終了の制御を行う。
CG部207は、文字やグラフィックなどのキャラクターを生成する。A/D変換部208は、撮像素子部201にて検知した被写体の光量をデジタル信号値に変換する。画像処理部209は上記のデジタル信号値が示す画像に対して、画像処理を行う。画像処理部209にて画像処理済みの画像は表示部104に表示されたり、PC/メディア213に記録されたりする。
エンコーダ/デコーダ部210は、画像処理部209にて画像処理済の画像をJpegなどのファイルフォーマットに変換処理をしたり、逆にJpegなどのファイルフォーマットを表示用の形式に変換して、表示部104に表示したりする。
メディアI/F211は、外部のPC/メディア213(例えば、ハードディスク、メモリーカード、CFカード、SDカードなど)に画像のデータを送受信するためのインターフェースである。システムバス212はデータを送受信するためのバスである。
図3は、表示部104に表示される、本実施例に係るユーザインターフェース画面300を示す模式図である。
ユーザは、図3のユーザインターフェース画面300を参照して、画像の拡大処理の方法を選択する。
ユーザインターフェース画面300は、全体表示部301、部分拡大表示領域303、チェックボックス304、実行ボタン305、及びキャンセルボタン306を備える。
全体表示部301は、拡大処理の処理対象となる画像(以下、拡大する画像という)全体の表示部であり、その内部には、点線枠からなる部分領域302が存在する。ユーザは、全体表示部301に表示された拡大する画像を確認しながら部分領域302の位置や大きさを、操作部105等を操作することにより決定する。
部分拡大表示領域303(部分拡大表示手段)は、各種方法で拡大処理を行った後の部分領域302の画像を表示する表示領域であり、学習拡大画像表示領域303a及び従来拡大画像領域303bが含まれる。
学習拡大画像表示領域303aは、学習モデルを参照した拡大処理(以下、学習拡大処理:第一の拡大処理)を適用して部分領域302の画像を所定の拡大率で拡大した画像を表示する領域である。また、従来拡大画像領域303bは、学習モデルを参照しない拡大処理(以下、従来拡大処理:第二の拡大処理)を適用して部分領域302の画像を上記所定の拡大率と同じ拡大率で拡大した画像を表示する領域である。尚、部分領域302の画像の学習拡大処理及び従来拡大処理は、拡大後の部分領域302の画像の夫々の画素数が同一となるように実行される。
尚、部分拡大表示領域303は、部分領域302の画像を学習拡大処理及び従来拡大処理の夫々を適用し拡大した画像をユーザが比較しやすい形で表示されていれば他の表示方法であってもよい。例えば、図3のように学習拡大画像表示領域303a及び従来拡大画像領域303bを並べて表示しても良い。また、図4のユーザインターフェース画面300aのように、学習拡大画像表示領域303a及び従来拡大画像領域303bをタブで切り替えて表示するようにしても良い。
また、本実施例においては以下、従来拡大処理としてバイキュービック法を用いた拡大処理(バイキュービック拡大処理)が利用された場合について説明するが、学習モデルを参照しない拡大処理であれば他の処理であってもよい。例えば、従来拡大処理としては、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法等を用いた拡大処理が一般的である。
また、図4のユーザインターフェース画面300aにおいては、学習拡大処理及びバイキュービック拡大処理の他、他の複数の従来拡大処理を適用し拡大された部分領域302の画像についてもタブで切替可能に表示できるようにしても良い。
チェックボックス304は、全体表示部301に表示された画像全体に学習拡大処理を適用するか否かのユーザ入力を受け付けるチェックボックスである。図3に示すように、チェックボックス304へのユーザ入力によりチェックボックス304にチェックが入っている場合に全体表示部301に表示された画像全体への学習拡大処理が適用される。
実行ボタン305は、全体表示部301に表示された画像全体の拡大指示のユーザ入力を受け付けるボタンであり、実行ボタン305に対するユーザ入力があると、全体表示部301に表示された画像全体の拡大処理が開始される。
キャンセルボタン306は、実行ボタン305に対するユーザ入力により開始した拡大処理のキャンセル指示のユーザ入力を受け付けるボタンである。尚、実行ボタン305に対するユーザ入力の前にキャンセルボタン306に対するユーザ入力があった場合はユーザインターフェース画面300の表示部104への表示を終了する。
図5は、本実施例に係る画像処理のフローチャートである。
本処理は、図3に示すユーザインターフェース画面300に対するユーザ操作に応じて、CPU202がROM203からプログラムを読み出して実施される処理である。
ステップS501では、拡大する画像を設定する。具体的にはユーザ選択された画像が拡大する画像として設定される。例えばユーザは、撮像装置101で撮影した画像をそのまま選択してもよいし、PC/メディア213等に記録される撮影済みの画像の中から選択してもよい。ここで拡大する画像として設定された画像は全体表示部301に表示される。
ステップS502では、部分領域302を設定する。具体的にはユーザが操作部105などの操作により全体表示部301における部分領域302とする点線枠の領域を決定すると、その決定された領域が部分領域302として設定される。
ステップS503では、ステップS502にて設定された部分領域302の画像の拡大処理を行い、生成された画像を部分拡大表示領域303に表示する。本実施例では、部分拡大表示領域303において、学習拡大処理により拡大された部分領域302の画像を学習拡大画像表示領域303aに、バイキュービック法により拡大された部分領域302の画像を従来拡大画像領域303bに並べて表示する。ここで、例えば、ステップS502で設定された部分領域302の画素数が500×500で、学習拡大画像の拡大率が2倍の場合、1000×1000の画像が表示される。さらに、同じ部分領域302に対し、2倍の拡大率でバイキュービック法を用いて拡大した画像も従来拡大画像として表示する。従って、同じ画素数の2つの画像が部分拡大表示領域303に表示される。すなわち、学習拡大処理とバイキュービック拡大処理の2つの拡大処理方法を用いて拡大された部分領域302が同じサイズで部分拡大表示領域303に並列表示されることになる。このため、学習拡大処理とバイキュービック拡大処理にどの程度の差があるかをユーザは容易に比較して確認することができる。
ステップS504では、拡大する画像に適用する拡大処理が決定されたか否かを判別する。具体的には、実行ボタン305のユーザ入力があった場合、適用する拡大処理が決定されたと判断し(ステップS504でYES)、ステップS505に移行する。一方、ユーザが実行ボタン305のユーザ入力を行うことなく。部分領域302の位置や大きさを選択しなおした場合、適用する拡大処理が決定されいないと判断し(ステップS504でNO)、ステップS502に戻る。
ステップS505では、チェックボックス304がオンであるか否かを判別する。チェックボックス304がオンである場合(ステップS505でYES)、学習拡大処理を適用すると判断し、ステップS506に移行する。一方、チェックボックス304がオフである場合(ステップS505でNO)、学習拡大処理を適用しないと判断し、ステップS507へ移行する。
ステップS506では、ステップS501で設定された拡大する画像全体に対して学習拡大処理を適用して拡大画像を生成した後、ステップS508に移行する。
ステップS507では、ステップS501で設定された拡大する画像全体に対してバイキュービック拡大処理を適用して拡大画像を生成した後、ステップS508に移行する。
ステップS508では、ステップS506或いはステップS507で生成された拡大画像をPC/メディア213に記録し、本処理を終了する。
以上の処理により、全体表示部301に表示される拡大する画像の部分領域302に対して、同一の拡大率で学習拡大処理とバイキュービック拡大処理(従来拡大処理)を夫々適用した画像を部分拡大表示領域303に表示する。これによりユーザは、学習拡大処理と従来拡大処理のどちらの拡大処理を適用するのが好ましいかを、拡大する画像全体にいずれかの拡大処理を適用する前に容易且つ効率よく確認することが可能になる。すなわち、処理時間のかかる学習拡大処理の効果を事前に容易に確認でき、効率よく画像全体の拡大処理を実施することができる。
(第二の実施例)
第一の実施例では、1枚の画像の拡大処理を実施する際、学習拡大処理及び従来拡大処理のいずれを適用するか決定する方法について説明した。一方本実施例では、PCなどのアプリケーションを用いて、複数の外部装置から取得した複数の画像の拡大処理を実施する際に学習拡大処理及び従来拡大処理のいずれを適用するか決定する方法について説明する。
従来、複数の画像の拡大処理を実施する際、画像の管理を容易にするため、同じ拡大率で夫々アップスケールしている。しかし、元の画像の画素数が異なる場合にこのようなアップスケールを行うと、拡大後の画像の表示サイズが異なり差異を比較しづらい。
そこで、本実施例では、画素数の異なる複数の画像の拡大処理を実施する場合に、夫々の画像のアップスケール効果を容易に確認した上で、適用するアップスケール処理を決定できる方法について説明する。尚、本実施例ではPC600が有する画像処理アプリケーションにより表示されるユーザインターフェース画面を用いて実施する方法について説明する。
図6は、本実施例における画像処理装置としてのPC600のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6において、PC600は、CPU601、RAM602、ROM603、汎用インターフェース(I/F)605、表示部608、及びメインバス609を備える。
汎用I/F605は、撮像装置101と、操作部606と、メモリーカードなどの外部メモリ607とをメインバス609に接続する。尚、撮像装置101は、図1、図2において不図示のI/Fを介して、PC600をシステムバス212に接続する。
以下では、CPU601がROM603に格納された各種ソフトウェア(コンピュータプログラム)を動作させることで実現する各種処理について述べる。
まず、CPU601は、ROM603に格納されているソフトウェアの1つである画像処理アプリケーションを起動し、RAM602に展開するとともに、表示部608にユーザインターフェース(UI)画面を表示する。続いて、ROM603や外部メモリ607に格納されている各種データ、撮像装置101で撮影された画像、操作部606からのユーザ指示などがRAM602に転送される。さらに、画像処理アプリケーション内の処理に従って、RAM602へデータ転送済の画像に対してCPU601からの指令に基づき各種演算が行われる。演算結果は表示部608に表示したり、ROM603、外部メモリ607に格納したりする。
以下、CPU601からの指令に基づき、画像処理アプリケーションに撮像装置101で撮影した画像や、ROM603に記録された画像などのデータを入力して拡大画像を生成する処理の詳細について説明する。
図7は、表示部608に表示される、本実施例に係るユーザインターフェース画面700の例を示す模式図である。
ユーザは、図6の表示部608に表示されるユーザインターフェース画面700を参照して、画像の拡大処理の方法を選択する。
ユーザインターフェース画面700は、全体表示部701,703、部分拡大表示領域705,706、チェックボックス707、実行ボタン708、及びキャンセルボタン709を備える。
全体表示部701は、拡大処理の処理対象となる画像A全体の表示部であり、その内部には、点線枠からなる部分領域702が存在する。また、全体表示部703は、すでに拡大処理済であって、画像Aの拡大処理の際に参照する画像B全体の表示部であり、その内部には、点線枠からなる部分領域704が存在する。
ユーザは、全体表示部701,703の夫々に表示された画像A、画像Bを確認しながら部分領域702,704の位置や大きさを操作部606を操作することにより決定する。尚、部分領域702,704として選択される領域は比較を容易にするためアスペクト比は同じであることが好ましい。
部分拡大表示領域705は、拡大処理後の部分領域702の画像を表示する表示領域であり、学習拡大処理を適用して部分領域702の画像を拡大した画像や、従来拡大処理を適用して部分領域702の画像を拡大した画像をタブ切替で表示する。部分拡大表示領域706は、従来拡大処理を行った後の部分領域704の画像を表示する表示領域である。尚、部分拡大表示領域705,706は、部分領域702の画像を学習拡大処理及び従来拡大処理の夫々を適用し拡大した画像をユーザが比較しやすい形で表示されていれば他の表示方法であってもよい。例えば、図3のユーザインターフェース画面300のように、学習拡大処理を適用して部分領域702の画像を拡大した画像と従来拡大処理を適用して部分領域702の画像を拡大した画像とを並べて表示しても良い。
また、従来拡大処理が学習モデルを参照しない拡大処理であれば他の処理であってもよいのは第一の実施例と同様である。
チェックボックス707は、全体表示部701に表示された画像全体に学習拡大処理を適用するか否かのユーザ入力を受け付けるチェックボックスである。図7に示すように、チェックボックス707へのユーザ入力によりチェックボックス707にチェックが入っている場合に全体表示部701に表示された画像全体への学習拡大処理が適用される。
実行ボタン708は、全体表示部701に表示された画像全体の拡大指示のユーザ入力を受け付けるボタンであり、実行ボタン708に対するユーザ入力があると、全体表示部701に表示された画像全体の拡大処理が開始される。
キャンセルボタン709は、実行ボタン708に対するユーザ入力により開始した拡大処理のキャンセルを指示するボタンである。尚、実行ボタン708に対するユーザ入力の前にキャンセルボタン709に対するユーザ入力があった場合はユーザインターフェース画面700の表示部608への表示を終了する。
図8は、本実施例に係る画像処理のフローチャートである。
本処理は、図7に示すユーザインターフェース画面700に対するユーザ操作に応じて、CPU601がROM602からプログラムを読み出して実施される処理である。
ステップS801では、拡大する画像Aと参照する画像Bとを設定する。例えばユーザは、撮像装置101で撮影した画像をそのまま選択してもよいし、外部メモリ607等に記録される撮影済みの画像の中から選択してもよい。ここで画像Aと画像Bは異なる画素数の画像であり、以下では夫々の画素数が6000×4000、8192×5468である場合について説明する。画像A、画像Bとして設定された画像は全体表示部701,703に夫々表示される。
ステップS802では、部分領域702,704を設定する。具体的にはユーザが操作部606などの操作により全体表示部701,703における夫々の画像の部分領域702,704とする点線枠の領域を決定すると、その決定された領域が部分領域302として設定される。
ステップS803では、ステップS802にて設定された部分領域702と、画像Aの拡大率から画像Bの部分領域の拡大率を算出する。
以下、図9を参照して、本実施例における部分領域の設定方法及び各画像の部分領域の拡大率を算出する方法について説明する。図9(a)は、所定の拡大率で画像Aを拡大した場合を示す図であり、図9(b)は、画像Aの拡大率から算出された拡大率で画像Bを拡大した場合を示す図である。尚、画像Aの拡大率は、ユーザが指定してもよいし、初期値として予め設定されていてもよい。
画像領域901は、画像Aの全体を表示する画像領域であり、画像領域902は、画像Aの部分領域704を表示する画像領域である。また、画像領域903は、画像Aの部分領域704を従来拡大処理(バイキュービック拡大処理)及び学習拡大処理の夫々を用いて所定の拡大率(本実施例では2倍)で拡大した画像を表示する画像領域である。
また、画像領域904は、画像Bの全体を表示する画像領域であり、画像領域905は、画像Bの部分領域702を表示する画像領域である。また、画像領域906は、画像Bの部分領域702を従来拡大処理を用いて拡大した画像を表示する画像領域である。
ここで、画像Aの部分領域704の画素数が1000×1000であり、画像Bの部分領域702の画素数が1365×1365である場合について説明する。
この場合、画像Aと画像Bのデータサイズが異なるため、例えば夫々を2倍に拡大すると夫々の拡大画像の画素数は2000×2000、2730×2730となり、表示サイズが異なり比較が困難になる。そこで、拡大後の画素数が同じになるように画像Bの拡大率を変更する。具体的には、画像Aの拡大率が2倍の場合、画像Bの拡大率は次式で得られる。
Figure 2024056401000002
尚、本実施例のように画像Aの部分領域704と画像Bの部分領域702のアスペクト比が同じ場合は縦横いずれかの画素数から拡大率は2*1000/1365倍で得られる。その結果、拡大後の画像サイズはいずれも2000×2000と同じ画素数となるため部分拡大表示領域705,706に表示される各画像の比較がしやすくなる。
図8に戻り、ステップS804では、所定の拡大率で画像Aの部分領域702に対して学習拡大処理及びバイキュービック拡大処理を適用する。また、ステップS803で算出された拡大率で画像Bの部分領域704に対してバイキュービック拡大処理を適用する。その後、部分拡大表示領域705,706に拡大処理後の部分領域702,704を表示する。
ステップS805~ステップS809の処理を行った後、本処理を終了する。尚、ステップS805~ステップS809については、図5のステップS505~ステップS508と同様であるため説明は省略する。
以上の処理により、拡大する画像(本実施例では画像A)と参照する画像(本実施例では画像B)の両画像の画素数が異なる場合、部分領域の画像を同じ表示サイズに拡大して表示する。これによりユーザは、学習拡大処理と従来拡大処理のどちらの拡大処理を拡大する画像に適用するのが好ましいかを、同一表示サイズで部分拡大表示される両画像を比較することで容易且つ効率よく確認することが可能になる。すなわち、処理時間のかかる学習拡大処理の効果を事前に容易に確認でき、効率よく拡大する画像全体の拡大処理を実施することができる。
(その他の実施形態)
尚、本実施形態では、1つ以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステムまたは装置のコンピュータに供給し、そのシステムまたは装置のシステム制御部がプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。システム制御部は、1つまたは複数のプロセッサーまたは回路を有し、実行可能命令を読み出し実行するために、分離した複数のシステム制御部または分離した複数のプロセッサーまたは回路のネットワークを含みうる。
プロセッサーまたは回路は、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッシングユニット(MPU)、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含みうる。また、プロセッサーまたは回路は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、データフロープロセッサ(DFP)、またはニューラルプロセッシングユニット(NPU)を含みうる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成、方法、並びにプログラムを含む。
(構成1)拡大する画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記拡大する画像を拡大する画像処理装置であって、前記拡大する画像の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大手段と、前記部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大手段と、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示手段と、ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記拡大する画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定手段と、前記決定された拡大処理を適用して前記拡大する画像の拡大画像を生成する拡大画像生成手段と、を備え、前記部分拡大表示手段により表示される、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記部分領域を拡大した画像は、夫々の画素数が同一であることを特徴とする画像処理装置。
(構成2)第一の画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記第一の画像を拡大する画像処理装置であって、前記第一の画像の第一の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大手段と、前記第一の部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大手段と、前記第一の画像と異なる画素数の第二の画像の第二の部分領域を拡大する第三拡大手段と、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像、および前記第三拡大手段を適用して前記第二の部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示手段と、ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記第一の画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定手段と、前記決定された拡大処理を適用して前記第一の画像の拡大画像を生成する拡大画像生成手段と、を備え、前記部分拡大表示手段により表示される、前記第一拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第二拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第三拡大手段を適用して前記第二の部分領域を拡大した画像とは、夫々の画素数が同じであることを特徴とする画像処理装置。
(構成3)前記第一の部分領域と、前記第二の部分領域とは、アスペクト比が同じであることを特徴とする構成2記載の画像処理装置。
(構成4)前記部分拡大表示手段は、前記第一拡大手段で拡大した画像と、前記第二拡大手段で拡大した画像とを並べて表示することを特徴とする構成1乃至3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(構成5)前記部分拡大表示手段は、前記第一拡大手段で拡大した画像と、前記第二拡大手段で拡大した画像とを切り替えて表示することを特徴とする構成1乃至3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(構成6)前記第二の拡大処理は、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法のいずれかを用いた拡大処理であることを特徴とする構成1乃至5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(構成7)前記部分拡大表示手段は、チェックボックスを更に表示し、前記チェックボックスがユーザによりチェックされた場合、前記決定手段により決定される拡大処理を前記第一の拡大処理とすることを特徴とする構成1乃至6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(方法1)拡大する画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記拡大する画像を拡大する画像処理装置の画像処理方法であって、前記拡大する画像の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大ステップと、前記部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大ステップと、前記第一拡大ステップ及び前記第二拡大ステップを適用して前記部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示ステップと、ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記拡大する画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定ステップと、前記決定された拡大処理を適用して前記拡大する画像の拡大画像を生成する拡大画像生成ステップと、を有し、前記部分拡大表示ステップにおいて表示される、前記第一拡大ステップ及び前記第二拡大ステップを適用して前記部分領域を拡大した画像は、夫々の画素数が同一であることを特徴とする画像処理方法。
(方法2)第一の画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記第一の画像を拡大する画像処理装置の画像処理方法であって、前記第一の画像の第一の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大ステップと、前記第一の部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大ステップと、前記第一の画像と異なる画素数の第二の画像の第二の部分領域を拡大する第三拡大ステップと、前記第一拡大ステップ及び前記第二拡大ステップを適用して前記第一の部分領域を拡大した画像、および前記第三拡大ステップを適用して前記第二の部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示ステップと、ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記第一の画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定ステップと、前記決定された拡大処理を適用して前記第一の画像の拡大画像を生成する拡大画像生成ステップと、を有し、前記部分拡大表示ステップにより表示される、前記第一拡大ステップを適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第二拡大ステップを適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第三拡大ステップを適用して前記第二の部分領域を拡大した画像とは、夫々の画素数が同じであることを特徴とする画像処理方法。
(プログラム1)コンピュータを、構成1乃至7のいずれか1つに記載の画像処理装置の各手段として機能させる、コンピュータにより実行可能なプログラム。
301,701,703 全体表示部
302,702,704 部分領域
303,705,706 部分拡大表示領域
304,707 チェックボックス
305,708 実行ボタン
306,709 キャンセルボタン

Claims (10)

  1. 拡大する画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記拡大する画像を拡大する画像処理装置であって、
    前記拡大する画像の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大手段と、
    前記部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大手段と、
    前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示手段と、
    ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記拡大する画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定手段と、
    前記決定された拡大処理を適用して前記拡大する画像の拡大画像を生成する拡大画像生成手段と、を備え、
    前記部分拡大表示手段により表示される、前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記部分領域を拡大した画像は、夫々の画素数が同一であることを特徴とする画像処理装置。
  2. 第一の画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記第一の画像を拡大する画像処理装置であって、
    前記第一の画像の第一の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大手段と、
    前記第一の部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大手段と、
    前記第一の画像と異なる画素数の第二の画像の第二の部分領域を拡大する第三拡大手段と、
    前記第一拡大手段及び前記第二拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像、および前記第三拡大手段を適用して前記第二の部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示手段と、
    ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記第一の画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定手段と、
    前記決定された拡大処理を適用して前記第一の画像の拡大画像を生成する拡大画像生成手段と、を備え、
    前記部分拡大表示手段により表示される、前記第一拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第二拡大手段を適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第三拡大手段を適用して前記第二の部分領域を拡大した画像とは、夫々の画素数が同じであることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記第一の部分領域と、前記第二の部分領域とは、アスペクト比が同じであることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記部分拡大表示手段は、前記第一拡大手段で拡大した画像と、前記第二拡大手段で拡大した画像とを並べて表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 前記部分拡大表示手段は、前記第一拡大手段で拡大した画像と、前記第二拡大手段で拡大した画像とを切り替えて表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  6. 前記第二の拡大処理は、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法のいずれかを用いた拡大処理であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  7. 前記部分拡大表示手段は、チェックボックスを更に表示し、
    前記チェックボックスがユーザによりチェックされた場合、前記決定手段により決定される拡大処理を前記第一の拡大処理とすることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 拡大する画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記拡大する画像を拡大する画像処理装置の画像処理方法であって、
    前記拡大する画像の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大ステップと、
    前記部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大ステップと、
    前記第一拡大ステップ及び前記第二拡大ステップを適用して前記部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示ステップと、
    ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記拡大する画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定ステップと、
    前記決定された拡大処理を適用して前記拡大する画像の拡大画像を生成する拡大画像生成ステップと、を有し、
    前記部分拡大表示ステップにおいて表示される、前記第一拡大ステップ及び前記第二拡大ステップを適用して前記部分領域を拡大した画像は、夫々の画素数が同一であることを特徴とする画像処理方法。
  9. 第一の画像を取得し、学習モデルを参照した第一の拡大処理及び前記学習モデルを参照しない第二の拡大処理の一方を適用して前記第一の画像を拡大する画像処理装置の画像処理方法であって、
    前記第一の画像の第一の部分領域を、前記第一の拡大処理を適用して拡大する第一拡大ステップと、
    前記第一の部分領域を、前記第二の拡大処理を適用して前記第一の拡大処理と同じ拡大率で拡大する第二拡大ステップと、
    前記第一の画像と異なる画素数の第二の画像の第二の部分領域を拡大する第三拡大ステップと、
    前記第一拡大ステップ及び前記第二拡大ステップを適用して前記第一の部分領域を拡大した画像、および前記第三拡大ステップを適用して前記第二の部分領域を拡大した画像を表示する部分拡大表示ステップと、
    ユーザ選択された、前記第一の拡大処理及び前記第二の拡大処理のうちの一方の処理を、前記第一の画像の全体の拡大を行う際に適用される拡大処理に決定する決定ステップと、
    前記決定された拡大処理を適用して前記第一の画像の拡大画像を生成する拡大画像生成ステップと、を有し、
    前記部分拡大表示ステップにより表示される、前記第一拡大ステップを適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第二拡大ステップを適用して前記第一の部分領域を拡大した画像と、前記第三拡大ステップを適用して前記第二の部分領域を拡大した画像とは、夫々の画素数が同じであることを特徴とする画像処理方法。
  10. コンピュータを、請求項1又は2に記載の画像処理装置の各手段として機能させる、コンピュータにより実行可能なプログラム。
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