JP2024051066A - バルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡による視野においてバルーンの位置を良好な視認性をもって確認することのできる、新規なバルーンカテーテルを提供する。【解決手段】バルーンカテーテル10において、バルーン12に内側シャフト16が挿通されて軸方向で相対的に位置決めされていると共に、内側シャフト16のバルーン12への挿通部位において、基端側からの投光を基端側へ向けて反射する光反射面44が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、バルーンカテーテルに関するものである。
従来から、例えば食道等の消化管の管腔における狭窄部位の拡張などの施術に用いられる医療器具の一種として、バルーンカテーテルが知られている。具体的には、例えば特開2019-93071号公報(特許文献1)に、従来構造のバルーンカテーテルが開示されている。
ところで、バルーンカテーテルによる施術に際しては、管腔の狭窄部位などの治療部位に対して、バルーンを精度良く位置させる必要がある。
そこで、一般に、バルーンカテーテルには、カテーテルに対してリング状のX線不透過マーカが装着されており、施術者が、X線を照射して得られた画像を確認しつつ、バルーンを治療部位へ位置合わせしている。
特開2019-93071号公報
ところが、X線透視下の画像でX線不透過マーカを確認しつつバルーンの位置を確認したり修正等することは、患者や施術者の被曝量の増加に繋がる。
一方、バルーンカテーテルを用いた体内管腔等への施術に際しては、内視鏡を用いることが多い。そこで、本発明者は、内視鏡による視野(モニター)を利用してバルーンの位置を把握することを検討した。
しかしながら、内視鏡による視野が、カテーテルの長さ方向の基端側から略長さ方向に沿ったものであること等から、たとえカテーテルにマーカー等を付しても、バルーンの位置を十分な視認性をもって確認することが難しかった。
本発明の解決課題は、内視鏡による視野においてバルーンの位置を良好な視認性をもって確認することのできる、新規なバルーンカテーテルを提供することにある。
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
第1の態様は、バルーンに内側シャフトが挿通されて軸方向で相対的に位置決めされていると共に、該内側シャフトの該バルーンへの挿通部位において、基端側からの投光を基端側へ向けて反射する光反射面が設けられているバルーンカテーテルである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、一般に内視鏡に装備される光源を利用してバルーンに照射された光が、光反射面により基端側に向かって反射されることで、内視鏡が備えるカメラを通して得られた画像や映像において反射光が捉えられることから、管腔内でのバルーンの位置がより正確に特定され得る。
第2の態様は、前記第1の態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記光反射面が、前記内側シャフトの外周に設けられた段差状面によって構成されているものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、光反射面が、内側シャフトに対して段差状に設けられることから、基端側からの投光がより安定して基端側に向かって反射されて、内視鏡によりバルーンの位置がより正確に把握され得る。
第3の態様は、前記第1又は第2の態様に係るバルーンカテーテルであって、前記光反射面が前記内側シャフトの長さ方向で複数設けられているものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、例えば複数の光反射面が内側シャフトの長さ方向で連続して設けられることで、内視鏡下における反射光の視認性を向上させることができたり、複数の光反射面が内側シャフトの長さ方向で離隔して設けられることで、バルーンの長さ方向を確認することも可能となる。
第4の態様は、前記第1~第3の何れかの態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記光反射面が前記内側シャフトの周方向に延びる環状面であるものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、光反射面の面積を十分に広く確保することができることから、反射光の視認性をより向上させることができて、バルーンの位置が一層正確に把握され得る。また、光反射面の周方向位置に拘らず反射光を確認することができることから、例えば内視鏡のカメラの位置と光反射面とを周方向で位置合わせすること等が回避され得る。
第5の態様は、前記第1~第4の何れかの態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記光反射面の形状が前記内側シャフトの周方向で異なっているものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、内視鏡により反射光の周方向の向きを確認することで、管腔内におけるバルーンの周方向の向きを把握することができる。それ故、例えばバルーンの外周面にブレード等が設けられてカッティングバルーンとされる場合には、内視鏡により得られた画像を確認してブレードの向きを調節することで、管腔壁における使用者が意図した箇所にブレードを的確に接触させることができる。
第6の態様は、前記第1~第5の何れかの態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記光反射面における前記内側シャフトの径方向の幅寸法が0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されているものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、光反射面における内側シャフトの径方向の幅寸法が上記範囲内に設定されることで、良好な視認性が得られるように光反射面の面積を確保することができると共に、バルーンの収縮時の外径寸法が大きくなり過ぎることが回避されて、例えば管腔や内視鏡の鉗子口への挿通も容易とされ得る。
第7の態様は、前記第1~第6の何れかの態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記光反射面が、前記内側シャフトの長さ方向と直交する方向に対して先端側へ0度~15度の範囲内で傾斜しているものである。
一般に、内視鏡の先端において、バルーンカテーテルが挿通される鉗子口等と光源とは、内視鏡の径方向で異なる位置に設けられることから、光源から照射された光は、内側シャフトの長さ方向(中心軸)に対して傾斜して光反射面に到達することとなる。それ故、本態様のバルーンカテーテルのように、上記傾斜角度をもって光反射面を設けることで、カメラ(内視鏡)の受光面が位置する基端側への反射効率の向上を図ることも可能となる。
第8の態様は、前記第1~第7の何れかの態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記光反射面がメッキ層により構成されているものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、例えば光反射面をより光の反射光率の良い金属等で形成することも可能となり、内視鏡によりバルーンの位置がより一層正確に把握され得る。
第9の態様は、前記第1~第8の何れかの態様に係るバルーンカテーテルにおいて、前記内側シャフトの外周に突出して設けられたマーカ部によって前記光反射面が形成されていると共に、該マーカ部の突出寸法が該光反射面から該内側シャフトの先端側に向かって小さくされているものである。
本態様のバルーンカテーテルによれば、マーカ部の突出寸法が軸方向で略一定とされる場合に比べて、バルーンの収縮時においてマーカ部の先端側の角部がバルーンに当接することが回避されて、バルーンが損傷するおそれが低減され得る。また、バルーンの収縮時において、バルーンがマーカ部に沿って配設されることで、マーカ部の形成位置においてカテーテルが先細形状とされることから、バルーンカテーテルの管腔内への挿通性の向上が図られる。
本発明に係るバルーンカテーテルによれば、内視鏡による視野においてバルーンの位置を良好な視認性をもって確認することが可能となる。
本発明の第1の実施形態としてのバルーンカテーテルをバルーンの膨張状態で示す縦断面図 図1に示されたバルーンカテーテルにおけるマーカ部を拡大して示す斜視図 図1に示されたバルーンカテーテルを管腔内で膨張させた際の内視鏡の画像の具体的な一例を説明するための説明図 本発明の第2の実施形態としてのバルーンカテーテルをバルーンの膨張状態で示す縦断面図 本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の別の態様を示す斜視図 本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の更に別の態様を示す斜視図 本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の更に別の態様を示す斜視図 本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の更に別の態様を示す斜視図 本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の更に別の態様を示す斜視図 本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の更に別の態様を示す斜視図
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、本発明の第1の実施形態としてのバルーンカテーテル10が、バルーン12の膨張状態で示されている。本実施形態のバルーンカテーテル10は、食道の狭窄部位を拡張するためのバルーンカテーテルとされている。なお、以下の説明において、先端側とは、バルーンカテーテル10において患者に挿入される側である図1中の左側をいうと共に、基端側とは、バルーンカテーテル10を使用者が操作する側である図1中の右側をいう。
より詳細には、バルーン12は、バルーンカテーテル10を構成するシャフト14の先端部分に設けられている。本実施形態のシャフト14は、相互に内外挿された内側シャフトとしてのインナシャフト16とアウタシャフト18との二重管構造とされている。インナシャフト16は、アウタシャフト18よりも大きい長さ寸法を有しており、インナシャフト16がアウタシャフト18から長さ方向両側に突出している。なお、インナシャフト16やアウタシャフト18の材質としては、従来公知のカテーテルシャフトの材質が何れも採用され得るが、例えばポリアミドエラストマやナイロン樹脂等が好適に採用され得る。
バルーン12は、略筒状乃至は袋状とされており、可視光を透過する透明(半透明を含む)な軟質の合成樹脂等により形成されている。バルーン12は、インナシャフト16においてアウタシャフト18から先端側に突出する部分に外挿状態で固定されている。換言すれば、バルーン12の内部にインナシャフト16が挿通されている。バルーン12の先端は、インナシャフト16の先端の外周面に固着されて封止されていると共に、バルーン12の基端は、アウタシャフト18の先端に固着されている。なお、インナシャフト16の先端には、略筒状の先端チップ20が固着されており、バルーン12の先端は、インナシャフト16の先端に代えて、又は加えて、先端チップ20に固着されてもよい。
さらに、シャフト14の基端には、Y字コネクタ22が固定されている。即ち、インナシャフト16とアウタシャフト18の基端がそれぞれY字コネクタ22に固定されており、これにより、インナシャフト16とアウタシャフト18とが長さ方向で相互に位置決めされている。この結果、インナシャフト16及びアウタシャフト18に取り付けられるバルーン12とインナシャフト16とが長さ方向で相互に位置決めされている。
そして、アウタシャフト18よりも基端側に延びるインナシャフト16が、Y字コネクタ22のメインアーム24に略直線状に連通されていると共に、インナシャフト16とアウタシャフト18との径方向間の環状の空間が、Y字コネクタ22のサイドアーム26に連通されている。
これにより、先端チップ20とインナシャフト16とY字コネクタ22の各内孔により、バルーンカテーテル10の長さ方向(図1中の左右方向)に延びるルーメンが形成されており、当該ルーメンにより、ガイドワイヤ28が挿通されるガイドワイヤルーメン30が構成されている。
また、インナシャフト16とアウタシャフト18との径方向間の環状の空間は、バルーン12の内部に連通されている。これにより、インナシャフト16とアウタシャフト18との径方向間の環状の空間とサイドアーム26の内孔とにより、バルーン12に流体を供給、及びバルーン12から流体を排出する給排ルーメン32が構成されている。
なお、インナシャフト16やガイドワイヤ28には、長さ方向の適切な位置にX線不透過性を示す造影マーカ34が、例えば外嵌されて固定的に設けられている。
また、本実施形態では、Y字コネクタ22のメインアーム24内にそれぞれ略筒状とされた弾性部材36と押圧部材38が配設されている。メインアーム24の外周面と押圧部材38の内周面には相互に螺合するねじ部が設けられており、ねじ部を締め付けてメインアーム24に対して押圧部材38を前進移動させることで弾性部材36が圧縮されて内周側へ膨出変形して、弾性部材36に挿通されるガイドワイヤ28を締付固定するようになっている。一方、ねじ部を緩めてメインアーム24に対して押圧部材38を後退移動させることにより弾性部材36の圧縮が解除されて、ガイドワイヤ28とバルーンカテーテル10とが長さ方向で相対移動可能とされる。
さらに、Y字コネクタ22の先端部分には、保護スリーブ40が、シャフト14に外挿された状態で固定されている。これにより、シャフト14とY字コネクタ22との接続部分が、保護スリーブ40により補強乃至は保護されている。
ここにおいて、バルーン12の内部において、インナシャフト16には、後述する内視鏡下においてマーカの効果を発揮するマーカ部42が設けられている。本実施形態では、マーカ部42が略筒状とされており、インナシャフト16とは別体とされたマーカ部42が、バルーン12の長さ方向略中央においてインナシャフト16に外挿されて固着されている。換言すれば、マーカ部42が、インナシャフト16から外周側に突出して設けられている。
特に、本実施形態では、マーカ部42が合成樹脂により形成されており、先端側を熱で溶融することによりマーカ部42の先端部分とインナシャフト16とが相互に固着されていると共に、マーカ部42において基端側よりも先端側が小径とされている。即ち、マーカ部42では、インナシャフト16からの外周側への突出寸法が、基端側に比べて先端側の方が小さくされている。本実施形態では、マーカ部42が、基端面である後述する光反射面44からインナシャフト16の先端側に向かって突出寸法が次第に小さくなる先細状のテーパ筒形状とされている。
また、マーカ部42の基端面は、後述するように、内視鏡に設けられた光源からの投光を反射する光反射面44とされている。本実施形態では、光反射面44が、インナシャフト16の長さ方向と直交する方向に広がり、且つインナシャフト16の周方向に延びる環状面とされている。即ち、光反射面44が、インナシャフト16の外周面に対して段差状に広がる段差状面とされている。
かかる光反射面44の色は限定されるものではないが、明度が高い色が好ましく、本実施形態では白色とされている。このような白色の光反射面44は、例えばマーカ部42の全体が白色に形成されてもよいし、マーカ部42の形成後、光反射面44が白色に着色されてもよい。
なお、光反射面44の径方向幅寸法(インナシャフト16の径方向における幅寸法)A(図2参照)は、0.1mm以上とされることが好適である。即ち、光反射面44の径方向幅寸法Aが0.1mmより小さいと、光反射面44の面積が小さくなって、内視鏡下においてバルーン12(光反射面44)を確認しづらくなるおそれがある。また、光反射面44の径方向幅寸法Aは、0.5mm以下とされることが好適であり、より好適には0.3mm以下とされる。即ち、光反射面44の径方向幅寸法Aが0.5mmより大きいと、バルーン12と強く接触してバルーン12が損傷したり、バルーン12が内視鏡の鉗子口を通りにくくなるおそれがある。
このようなマーカ部42は、金属や合成樹脂により形成され得るが、合成樹脂が好適であり、ポリアミド系の合成樹脂やポリカーボネート等の合成樹脂がより好適に採用され得る。
以上の如き構造とされた本実施形態のバルーンカテーテル10は、内視鏡の鉗子口を通じて食道等の管腔に挿入されて、バルーン12が、管腔の狭窄部位にデリバリされる。なお、かかるバルーン12のデリバリは、X線透視下で行われてもよいし、内視鏡下で行われてもよい。また、バルーンカテーテル10は、例えば内視鏡の鉗子口に挿通されたガイドワイヤ28に外挿された状態で前進するようになっていてもよく、バルーンカテーテル10は、管腔の狭窄部位までガイドワイヤ28により案内されるようになっていてもよい。
管腔の狭窄部位にバルーン12がデリバリされたことを確認した後は、サイドアーム26に接続されたシリンジ等によりバルーン12内に空気や生理食塩水、造影剤等の流体を供給することで、バルーン12が膨張せしめられて、管腔の狭窄部位が押し広げられる。これにより、内視鏡の光源からの投光が、マーカ部42の基端面である光反射面44により基端側に向かって反射されて、内視鏡のカメラにより撮像した画像(映像)において確認され得る。
なお、光反射面44を内視鏡で確認する際には、バルーン12の内部だけでなく、管腔内におけるバルーン12と内視鏡との間の領域も生理食塩水等の液体で満たすことが好適である。これにより、バルーン12の構造体と内外の領域とにおける光屈折率の差を小さくして、各界面(バルーン12の外面及び内面)における光の反射率を抑えることで、内視鏡のカメラへ入射される光反射面による反射光の光量をより効率的に確保することが可能になる。
そして、管腔内におけるバルーン12の位置を確認した結果、例えば管腔の狭窄部位とバルーン12の有効長部分とがずれている場合等には、必要に応じてバルーン12を適宜に収縮させ、内視鏡下で光反射面44により反射された光を確認しつつバルーンカテーテル10を押し引きすることで、狭窄部位とバルーン12の有効長部分とを位置合わせすることができる。
すなわち、本実施形態のバルーンカテーテル10では、バルーン12の内部に光反射面44が設けられており、施術者は、モニター等に表示される内視鏡からの画像(映像)中において光反射面44の位置、本実施形態ではバルーン12の長さ方向略中央を確認しつつバルーン12を狭窄部位に対して位置合わせすることができることから、X線の使用を軽減乃至は回避することも可能になり、X線の使用に伴う施術者や患者の被曝が回避され得る。
特に、本実施形態では、光反射面44が、インナシャフト16の長さ方向に対して交差する方向に広がっており、インナシャフト16の外周に対して段差状に広がる段差状面とされていることから、内視鏡の光源に対する反射効率が良好に確保され得る。
さらに、本実施形態では、光反射面44が、周方向の全周に亘って連続する環状面とされて光反射面44の面積が十分に確保されていることから、内視鏡下での反射光の視認性を向上することができて、管腔内における光反射面44、ひいてはバルーン12の位置の把握が容易とされ得る。更にまた、全周に亘って略一定の径方向幅寸法をもって周方向に連続する環状の光反射面44とされていることから、光反射面44の周方向位置、即ちバルーンカテーテル10の周方向の向きに拘らず、安定して反射光を確認することができる。
また、本実施形態では、マーカ部42が、全体として先細のテーパ筒形状とされていることから、例えばバルーン12のラッピング時においてバルーン12がマーカ部42に密着するように配される場合、マーカ部42の形成位置でバルーン12が先細形状とされることから、例えばマーカ部42の突出寸法がインナシャフト16の長さ方向で略一定とされる場合に比べて、バルーンカテーテル10の管腔や内視鏡への挿通性の向上が図られる。また、マーカ部42の全体がテーパ形状の外周面とされていることから、収縮状態等において外周面に接触するバルーン12への引っ掛かりや局所的に強い接触なども軽減され得る。
ちなみに、本発明者らは、本実施形態の構造に従うバルーンカテーテルを試作し、内視鏡を通じて管腔内へバルーンをデリバリして、管腔内でバルーンを膨張させた。その際、内視鏡により得られた画像を図3に示す。
図3に示されるように、内視鏡の光源からの光が光反射面44により基端側に反射されることで、反射された光を内視鏡のカメラで撮像(撮影)することできた。これにより、内視鏡下で管腔内におけるバルーン12の位置を特定することができて、X線の照射を伴うことなくバルーン12と狭窄部位との位置合わせを行うことができる。
次に、図4には、本発明の第2の実施形態としてのバルーンカテーテル50が示されている。本実施形態においても、バルーンカテーテル50のシャフト52の先端にバルーン54が設けられている。なお、以下の説明において、前記第1の実施形態と同一の部材及び部位には、図中に、前記第1の実施形態と同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
本実施形態では、シャフト52が、相互に内外挿された内側シャフトとしてのコアワイヤ56とアウタシャフト58とを含んで構成されている。また、シャフト52の基端(コアワイヤ56及びアウタシャフト58の基端)には略筒状のハブ60が固定されている。本実施形態では、アウタシャフト58の基端がハブ60の内周面に固着されていると共に、コアワイヤ56の基端がハブ60に埋め込まれている。これにより、コアワイヤ56とアウタシャフト58とが、長さ方向で相互に位置決めされている。なお、かかるコアワイヤ56のハブ60への埋込構造は、例えばハブ60の成形キャビティ内へコアワイヤ56をセットした状態でハブ60をインサート成形することで実現され得る。また、ハブ60の先端には、アウタシャフト58に外挿された状態で保護スリーブ40が固定的に設けられている。
さらに、コアワイヤ56の先端には、略筒状とされた先端チューブ62が設けられていると共に、当該先端チューブ62の先端に略球状の先端チップ64が、例えば熱溶着により溶着されており、これら先端チューブ62と先端チップ64とが一体的に形成されている。具体的には、コアワイヤ56の先端部分には造影マーカ34がかしめられて外嵌固定されていると共に、コアワイヤ56の先端部分が先端チューブ62の内孔に差し入れられており、先端チューブ62と造影マーカ34とが相互に溶着されることで、コアワイヤ56の先端に先端チューブ62が固定されている。なお、先端チューブ62と先端チップ64の材質は、例えばポリアミドエラストマ等が好適に採用され得る。また、先端チューブ62は、比較的柔らかい材質で形成されることが好適である一方、先端チップ64は、比較的硬い材質で形成されることが好適である。即ち、先端チューブ62を比較的柔らかい材質で形成することで管腔壁における穿孔(孔が開く)のおそれが低減され得る。また、先端チップ64を比較的硬い材質で形成することで内視鏡の鉗子口等における挿通性が向上され得る。
なお、コアワイヤ56の先端部分において造影マーカ34よりも先端側は、先端側に向かって次第に小径とされており、これにより、先端チューブ62の内周面とコアワイヤ56の先端部分とが当接しないようにされている。この結果、バルーンカテーテル50の先端の曲げ変形がコアワイヤ56によって制限されることが抑制されて、バルーンカテーテル50の先端を柔軟に曲げることができる。また、先端チューブ62にコアワイヤ56が内挿されることから、先端チューブ62のキンクも防止され得る。
そして、先端チューブ62の基端部分における外周面にバルーン54の先端部分が固着されると共に、アウタシャフト58の先端部分における外周面にバルーン54の基端部分が固着されることで、シャフト52の先端部分にバルーン54が設けられている。これにより、バルーン54の内部においてコアワイヤ56がバルーン54の長さ方向に延びており、且つこれらバルーン54とコアワイヤ56とが長さ方向で相互に位置決めされている。
したがって、本実施形態では、バルーン54の内部がアウタシャフト58の内孔に連通されており、例えばハブ60に接続されるインデフレータによりバルーン54の内部に流体が供給、又はバルーン54の内部から流体が排出され得る。
なお、バルーンカテーテル50に対して固定的に取り付けられるコアワイヤ56は、例えば金属により形成されて、好適にはステンレス鋼(SUS304)により形成され得る。
本実施形態のバルーンカテーテル50においても、バルーン54の長さ方向略中央において、コアワイヤ56に、マーカ部42が設けられており、当該マーカ部42の基端面により光反射面44が形成されている。これにより、本実施形態においても、前記第1の実施形態と同様の効果が発揮され得る。
特に、食道のように比較的簡単な形状の管腔では、カテーテルがガイドワイヤによって案内される必要がなく、本実施形態のように、固定的に設けられるコアワイヤ56によって補強されて、且つプッシャビリティが向上されたバルーンカテーテル50が好適に採用され得る。また、カテーテルがガイドワイヤとセットで販売されることがなく、カテーテルの販売価格を安く抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はかかる実施形態における具体的な記載によって限定的に解釈されるものでなく、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良などを加えた態様で実施可能である。
以下、図5~10を示して、本発明に係るバルーンカテーテルに採用され得るマーカ部の別の態様について説明する。なお、マーカ部以外の構造は前記第1の実施形態や第2の実施形態と同様の構造が採用され得ることから、図5~10では、マーカ部付近の構造のみを示す。
例えば、前記実施形態では、光反射面44を含むマーカ部42が合成樹脂により形成されていたが、図5に示すマーカ部70のように、基端部分に金属のメッキ層72が設けられて、光反射面74が、当該メッキ層72により構成されてもよい。これにより、マーカ部70の材質と光反射面74の材質を異ならせることができて、光反射面74の材質として、例えばマーカ部70を構成する合成樹脂よりも反射効率の良い材質が採用され得る。なお、メッキ層72の材質としては、例えば金や白金等が好適に採用され得る。また、かかるメッキ層はマーカ部の基端面を含んでいればよく、例えばマーカ部の全面に亘ってメッキ層が設けられてもよい。
このようなメッキ層72を設けて当該メッキ層72により光反射面74を構成することにより、例えばマーカ部の基端面とは異なる形状や大きさ、位置等に光反射面を設けることができて、光反射面の設計自由度の向上が達成され得る。
また、図6に示されるように、インナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向において複数のマーカ部80が設けられてもよく、即ち本態様では、インナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向において複数の光反射面82が設けられる。なお、一般に内視鏡の先端においてバルーンカテーテルが挿通される鉗子口と光源とは異なる位置に設けられることから、光源から照射された光は、インナシャフト16の長さ方向に対して傾斜して光反射面に到達することとなり、図6に示される態様のように略同形状のマーカ部80がインナシャフト16の長さ方向で略同軸的に設けられる場合でも、それぞれの光反射面82を確認することができる。従って、このように複数の光反射面を設けることで、光反射面の総面積を増大させることができて、内視鏡下において光反射面の位置、即ち管腔内におけるバルーンの位置をより正確に把握することができる。なお、本態様では、各マーカ部80がそれぞれ略同形状とされていたが、互いに異なる大きさや形状とすることも可能であり、例えば先端側になるにつれて光反射面の外径寸法が大きくなるようになっていてもよい。また、前記実施形態では、マーカ部42がバルーン12,54の長さ方向略中央に設けられていたが、本態様のような複数のマーカ部が、バルーンの長さ方向の略全長に亘って連続して、又は断続的に設けられてもよいし、例えばバルーンの長さ方向の両端部に設けられてもよい。これにより、内視鏡下においてバルーンの長さ方向両端の位置を把握することも可能となる。
特に、本態様では、各光反射面82を有する各マーカ部80が、インナシャフト16からの突出寸法が先端側に向かって次第に小さくなるテーパ筒形状とされており、例えば先端のマーカ部80によりバルーンカテーテルの挿通性が向上されたり、バルーンとの当接に伴うバルーンの損傷のおそれが低減される等、前記実施形態と同様の効果が発揮され得る。
なお、上記図6に示される態様では、複数のマーカ部80が別個に設けられていたが、図7に示されるマーカ部90のように、インナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向に延びる螺旋状とされてもよい。かかる場合には、光反射面92もインナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向で螺旋状に形成される。
なお、本態様では、螺旋状のマーカ部90を備えていると共に、その基端面が螺旋状の光反射面92とされており、マーカ部90が、インナシャフト16からの突出寸法が先端側に向かって次第に小さくなる部分を有している。これにより、マーカ部90の先端では、バルーンカテーテルの挿通性が向上されたり、バルーンとの当接に伴うバルーンの損傷のおそれが低減され得る等、前記実施形態と同様の効果が発揮され得る。
さらに、前記第1及び第2の実施形態における光反射面44や上記図5~7に示される態様における光反射面74,82,92は、それぞれ周方向の略全周に亘って連続して形成されていたが、図8に示されるマーカ部100のように、光反射面102の形状がインナシャフト16(又はコアワイヤ56)の周方向で異なっていてもよく、本態様では、光反射面102が、周方向で部分的(本態様では周方向で3箇所)に設けられている。
このような場合には、例えばバルーンが、外周面における周方向の複数箇所にブレードを備えるカッティングバルーンとされてもよく、かかるブレードと略対応する周方向位置に光反射面が設けられてもよい。これにより、内視鏡下において光反射面の周方向位置を確認することでバルーン上のブレードの周方向位置を把握することができて、例えばブレードが管腔壁の特定部位を傷付けるおそれがある場合には、バルーンカテーテルを回転させてブレードと管腔壁の当該特定部位との接触を避けたり、管腔の狭窄部位により確実にブレードを接触させたりすることも容易となる。なお、本態様のように光反射面の形状を周方向で異ならせる場合には、光反射面を周方向で部分的に設ける他、環状の光反射面の外径寸法を周方向で部分的に異ならせたり、反射光の色(光反射面の色)を周方向で部分的に異ならせる等してもよい。
更にまた、図9に示されるマーカ部110のように、基端部分が、基端側に向かって段階的に小径となっていてもよい。これにより、先端側になるにつれて段階的に径寸法が大きくなる環状の光反射面112が複数形成され得る。なお、このように基端側に向かって段階的に小径となる部分は、例えばマーカ部の長さ方向の略全長に亘って設けられてもよい。
また、上述のように、内視鏡の光源からの光がインナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向に対して傾斜して照射されることを考慮して、図10に示されるマーカ部120のように、光反射面122を、インナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向(中心軸X)と直交する方向に対して先端側に傾斜するように設けてもよい。
なお、かかる光反射面122の、インナシャフト16(又はコアワイヤ56)の長さ方向と直交する方向に対する傾斜角度α(図10参照)は、0度<α≦15度の範囲内に設定されることが好適である。これにより、光反射面122における周方向の一部を、内視鏡の光源から照射される光aに対して0度に一層近い入射角となる面(入射光に対して略直交する面)をもって広がるように形成することも可能になって、反射効率(カメラへの入射光量)の向上が図られ得る。また、光反射面は、上述の各実施態様のように内側シャフトに対して段差状に広がる平坦面(直線状の面)である必要はなく、例えば円弧形状をもって段差状に広がる湾曲面などであっても良い。更にまた、光反射面は、上述の各実施形態のように外周側へ突出した段差状面に限定されるものでなく、例えば凹状乃至は窪み状の面によって光反射面を構成することも可能である。
さらに、本発明に係るバルーンカテーテルと用いられ得る内視鏡は限定されるものではなく、従来公知の内視鏡が採用され得るが、例えば柔軟に変形する消化管用内視鏡や気管支鏡等の軟性鏡や、腹腔鏡、胸腔鏡、膀胱鏡等の硬性鏡であってもよい。更にまた、前記実施形態では、バルーンカテーテル10,50が食道用とされていたが、本発明に係るバルーンカテーテルが挿通される管腔は、食道以外の消化管(胃、十二指腸、結腸、大腸、胆管等)や気管支や肺等の循環器、尿道等であってもよい。
また、上記図5に示された態様では、金によるメッキ層72が設けられて当該メッキ層72により光反射面74が形成されていたが、例えばマーカ部の基端面にカラーホイルを貼付したり光沢のある顔料や染料を塗布してもよい。これにより、例えば複数のマーカ部(光反射面)が設けられる場合、マーカ部毎(光反射面毎)に反射光の色が異なるようになっていてもよい。
さらに、バルーンのデリバリは、X線透視下や内視鏡下で行われてもよく、本発明においてX線不透過性を示す造影マーカは必須なものではない。
更にまた、前記第1の実施形態のバルーンカテーテル10は、ガイドワイヤルーメン30がカテーテルの全長に亘って延びるオーバーザワイヤタイプとされていたが、ラピッドエクスチェンジタイプでもよい。
また、前記第1の実施形態では、Y字コネクタ22のメインアーム24に、ガイドワイヤ28を締付固定可能な弾性部材36と押圧部材38が設けられていたが、これらは必須なものではなく、メインアームの基端側開口部に直接シリンジ等が接続されるようになっていてもよい。
なお、前記実施形態では、マーカ部42が先端側に向かって次第に小径となるテーパ筒形状とされており、光反射面44がインナシャフト16の長さ方向と直交する方向に広がるマーカ部42の基端面により構成されていたが、マーカ部が、例えば先端側に向かって次第に大径となるテーパ筒形状とされる場合などのように、光反射面をマーカ部の外周面により構成することも可能である。
また、前記実施形態では、マーカ部42が、インナシャフト16及びコアワイヤ56とは別体として形成されて後固着されていたが、インナシャフトやコアワイヤと一体成形等により形成されてもよい。
10 バルーンカテーテル
12 バルーン
14 シャフト
16 インナシャフト(内側シャフト)
18 アウタシャフト
20 先端チップ
22 Y字コネクタ
24 メインアーム
26 サイドアーム
28 ガイドワイヤ
30 ガイドワイヤルーメン
32 給排ルーメン
34 造影マーカ
36 弾性部材
38 押圧部材
40 保護スリーブ
42 マーカ部
44 光反射面(段差状面、環状面)
50 バルーンカテーテル
52 シャフト
54 バルーン
56 コアワイヤ(内側シャフト)
58 アウタシャフト
60 ハブ
62 先端チューブ
64 先端チップ
70 マーカ部
72 メッキ層
74 光反射面
80 マーカ部
82 光反射面
90 マーカ部
92 光反射面
100 マーカ部
102 光反射面
110 マーカ部
112 光反射面
120 マーカ部
122 光反射面

Claims (1)

  1. バルーンに内側シャフトが挿通されて軸方向で相対的に位置決めされていると共に、
    該内側シャフトの該バルーンへの挿通部位において、基端側からの投光を基端側へ向けて反射する光反射面が設けられており、
    該光反射面が該内側シャフトの長さ方向と直交する方向に対して先端側に傾斜しているバルーンカテーテル。
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