JP2024048581A - 案内システム、情報提供装置、案内方法、情報提供方法、およびプログラム - Google Patents

案内システム、情報提供装置、案内方法、情報提供方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望の検索結果の再表示を短時間で行える案内システム、情報提供装置、案内方法、情報提供方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】第1の案内装置20aの第1検索部210は、入力情報に基づいて検索を実行する。第1結果出力部220は、第1検索部210による検索結果と、検索結果に関連付けられた識別情報とを、表示および音声の少なくとも一方により出力する。第1情報出力部230は、互いに関連付けられた識別情報と検索結果とを検索情報記憶部300に保持させるよう出力する。第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250は、対象識別情報を取得する。検索結果取得部270は、対象識別情報に基づき、検索情報記憶部300に保持された一以上の検索結果のうち出力すべき検索結果を取得する。第2結果出力部290は、検索結果取得部270が取得した検索結果を、表示および音声の少なくとも一方により出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、案内システム、情報提供装置、案内方法、情報提供方法、およびプログラムに関する。
駅等では係員の負担軽減等のために、ユーザが操作して必要な情報を検索することができる装置が設置されている。
特許文献1には、複数箇所に設置されたデジタルサイネージ間の連携を行う技術が記載されている。特許文献1に記載された技術では、デジタルサイネージが経路検索を実行する毎に検索IDが生成する。そして、デジタルサイネージに検索IDが入力されると、その検索IDに紐付けられた検索情報を用いて経路検索が実行される。
特許文献2には、案内ロボットが連携して経路案内を行う技術が記載されている。特許文献2に記載された技術では、一の案内部が、経路案内および認識した利用者の情報を、案内すべき経路上にある他の案内部に送信することが記載されている。
特開2018-116445号公報 特開2021-117095号公報
上述した特許文献1の技術においては検索IDに検索条件が紐付けられるため、検索IDを用いて検索結果を読み出すときには、毎回再検索の実行が必要であるという問題点があった。そのため、検索結果の再表示に時間がかかったり、再検索を行う場所や時刻に依存して、異なる検索結果が得られ、混乱を生じたりするおそれがあった。
また、上述した特許文献2の技術においては、経路案内と利用者の情報とを組み合わせて他の案内部に送信するため、一人の利用者が行った複数の検索結果を区別して扱うことができなかった。
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、所望の検索結果の再表示を短時間で行える案内システム、情報提供装置、案内方法、情報提供方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
複数の案内装置を備え、
前記複数の案内装置のうち第1の案内装置は、
入力情報に基づいて検索を実行する第1検索手段と、
前記第1検索手段による検索結果と、前記検索結果に関連付けられた識別情報とを、出力する第1結果出力手段とを備え、
前記複数の案内装置のうち第2の案内装置は、
対象識別情報を取得する第1識別情報取得手段と、
前記対象識別情報に基づき、出力すべき前記検索結果を取得する検索結果取得手段と、
前記検索結果取得手段が取得した前記検索結果を出力する第2結果出力手段とを備える
案内システムが提供される。
本発明の一態様によれば、
第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段と、
第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段と、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段と、
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段とを備える
情報提供装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
第1の案内装置が、
入力情報に基づいて検索を実行し、
実行された前記検索による検索結果と、前記検索結果に関連付けられた識別情報とを出力し、
第2の案内装置が、
対象識別情報を取得し、
前記対象識別情報に基づき、出力すべき前記検索結果を取得し、
取得した前記検索結果を出力する
案内方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
一以上のコンピュータが、
第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させ、
第2の案内装置から対象識別情報を取得し、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定し、
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する
情報提供方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
コンピュータを
第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段、
第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段、および
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段として機能させるプログラムが提供される。
本発明の一態様によれば、所望の検索結果の再表示を短時間で行える案内システム、情報提供装置、案内方法、およびプログラムを提供できる。
第1の実施形態に係る案内システムの概要を示す図である。 第1の案内装置としても第2の案内装置としても機能することができる案内装置の機能構成を例示するブロック図である。 案内装置に表示される画面を例示する図である。 第1の実施形態に係る案内システムの構成を例示する図である。 第1の実施形態に係る情報提供装置の機能構成を例示するブロック図である。 情報提供装置を実現するための計算機を例示する図である。 第1の実施形態に係る案内方法の概要を例示する図である。 第1の実施形態に係る情報提供方法の概要を例示する図である。 第1の実施形態に係る案内システムで実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 第2の実施形態に係る案内システムの構成を例示する図である。 他の実施形態に係る第2の案内装置の構成を例示する図である。 他の実施形態に係る第2の案内装置および情報提供装置が行う処理の流れを例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る案内システム50の概要を示す図である。案内システム50は、複数の案内装置20を備える。複数の案内装置20のうち第1の案内装置20aは、第1検索部210、および第1結果出力部220を備える。第1検索部210は、入力情報に基づいて検索を実行する。第1結果出力部220は、第1検索部210による検索結果と、検索結果に関連付けられた識別情報とを出力する。複数の案内装置20のうち第2の案内装置20bは、第1識別情報取得部250、検索結果取得部270および第2結果出力部290を備える。第1識別情報取得部250は、対象識別情報を取得する。検索結果取得部270は、対象識別情報に基づき、出力すべき検索結果を取得する。第2結果出力部290は、検索結果取得部270が取得した検索結果を出力する。
この案内システム50によれば、所望の検索結果の再表示を短時間で行える。
以下、案内システム50の詳細例について説明する。
複数の案内装置20には、少なくとも一以上の第1の案内装置20aおよび一以上の第2の案内装置20bが含まれる。ただし、複数の案内装置20のうち一つ以上の案内装置20が、第1の案内装置20aと第2の案内装置20bの両方として機能してもよい。
図2は、第1の案内装置20aとしても第2の案内装置20bとしても機能することができる案内装置20の機能構成を例示するブロック図である。すなわち、本図に示す案内装置20は、第1検索部210、第1結果出力部220、第1識別情報取得部250、検索結果取得部270および第2結果出力部290を備える。ここで、第1結果出力部220は第2結果出力部290を兼ねることができる。また、本図の例において案内装置20は入力部200をさらに備える。本図の例において第1の案内装置20aは第1情報出力部230をさらに備える。すなわち、案内装置20は第1情報出力部230をさらに備える。第1情報出力部230は、互いに関連付けられた識別情報と検索結果とを検索情報記憶部300に保持させるよう出力する。
複数の案内装置20のそれぞれは表示、音声、および印刷の少なくともいずれかで、案内のための情報を出力する装置である。第1結果出力部220および第2結果出力部290はそれぞれ、音声を出力するスピーカー、画像等を表示させるディスプレイ、および情報を印刷するプリンターの少なくともいずれかであり得る。第1結果出力部220、および第2結果出力部290はそれぞれ、音声、表示、および印刷の少なくともいずれかで、案内のための情報を出力する。
案内装置20はまた、入力部200を備えており、入力部200を介して利用者からの入力を受け付けることができる。入力部200はたとえば、タッチパネル、スイッチ、マイク、およびカメラのうちの一以上である。なお、タッチパネルはディスプレイと一体であり得る。
案内装置20はたとえばデジタルサイネージを備えることができる。第1の案内装置20aおよび第2の案内装置20bがそれぞれデジタルサイネージを備えてもよい。また、案内装置20は、生き物を模したロボット等、ロボット型の装置を含んでもよい。第1の案内装置20aおよび第2の案内装置20bの種類は特に限定されず、同じ種類の装置であってもよいし、互いに異なる種類の装置であってもよい。案内システム50に含まれる複数の案内装置20の全てが同じ種類の装置(たとえばデジタルサイネージ)であってもよいし、複数の案内装置20には、二以上の種類の装置が含まれてもよい。
複数の案内装置20が利用される場所は特に限定されないが、案内装置20はたとえば道路、公園、広場、スタジアム、駅、空港、ショッピングモール等の公共の場に設置されている。利用者は、案内装置20を用いて様々な検索を行える。たとえば利用者は、案内装置20から、目的に沿うスポット(観光地、お店、トイレ、案内所、駅等)の情報を検索結果として得ることができる。スポットの情報には、たとえば、スポットの名称、位置、電話番号、利用可能時間、最寄り駅、説明、およびカテゴリ(飲食店、衣料品店、動物園等)が含まれうる。また、スポットの情報にはスポットに関連する写真等の画像が含まれてもよい。また、スポットの情報には、その案内装置20からスポットまでのルートが含まれていてもよい。
他にも利用者は案内装置20に目的地を入力し、その案内装置20から目的地までのルートを検索結果として得ることができる。利用者は、検索結果としてスポットの情報を得た後に、さらにそのスポットを目的地としたルートを検索してもよい。
本実施形態に係る案内装置20によれば、手持ちのスマートフォン等の端末の操作に不慣れな人でもローカルな情報を簡単に検索し、入手できる。
図3は、案内装置20に表示される画面400を例示する図である。本画面はたとえばタッチパネルに表示される。画面400には、その時の天気、時刻、日付、曜日が表示される。また、画面400のマップ領域401には、その画面400が表示されている案内装置20の周囲の二次元地図または三次元地図が表示される。このとき、マップ領域401にはその案内装置20の位置が示されている。各案内装置20は予め、その案内装置20の位置を示す情報を保持している。利用者は画面400に表示されたカーソル402をタッチすることにより、地図に表示される領域をシフトさせることができる。また、マップ領域401に三次元地図が表示されている場合には、カーソル402をタッチすることにより、視点を変更できてもよい。
画面400には音声入力ボタン403が設けられており、利用者はこのボタンをタッチした上で、案内装置20に対して音声入力を行える。たとえば、利用者が案内装置20に対して「近くの動物園を教えて。」と話しかけると、案内装置20が検索結果としてその案内装置20の近くにある一つ以上の動物園の情報を出力する。また、案内装置20が会話をするために機械学習されたモデル(チャットボット等)を含む場合、利用者は案内装置20と対話を通してコミュニケーションを図ることができる。案内装置20ではさらに、利用者との会話で得たデータを用いてモデルの学習が行われてもよい。
画面400にはまた、複数のメニューボタンが設けられている。たとえば利用者は「カテゴリ」ボタン404をタッチすることにより表示される複数の項目の中から、所望の項目を選ぶことにより目的の検索結果までたどり着くことができる。また、利用者は特定のカテゴリのお店を検索したい場合には、「お店検索」ボタン407をタップしても同様の検索が行える。
また、利用者は電車やバス等により目的地まで行く方法を知りたい場合、「乗換案内」ボタン405をタッチして検索することもできる。「乗換案内」ボタン405がタッチされると、出発地、目的地、および指定日時(出発日時または到着日時)を入力する画面が案内装置20に表示される。そして、利用者はそれらの項目を入力して検索を行える。案内装置20は検索結果として、出発地から目的地までのルートを出力する。
そのほか、利用者は特に定まった目的がない場合には、「おすすめ」ボタン406をタッチすることで、その案内装置20の周囲のおすすめスポットの情報を検索結果として得てもよい。
画面400にはさらに、これまでに検索された回数が高いワードを順に示す質問ランキング408が表示されている。利用者は、ランキングされた各ワードのボタンをタッチすることで、そのワードを検索することもできる。
画面400には複数の言語の言語指定ボタン409が設けられている。利用者はいずれかの言語指定ボタン409をタッチすることで、案内装置20で利用する言語を指定できる。外国から来た旅行者は日本語を理解できない場合が多い。そして、旅行者が所持しているスマートフォン等でローカルエリアの検索をしても、外国語のウェブサイトが無く情報収集が難しい場合がある。また、案内をする係員等もいくつもの言語に対応することは困難であり、負担が大きい。したがって、利用者にとっても係員にとっても、案内装置20は様々な言語で案内可能であることが好ましい。
利用者は、自身が所持しているスマートフォン等の端末に、案内装置20から検索結果をダウンロードできてもよい。その場合、利用者はいつでも端末で検索結果を確認できる。一方、自身の端末にデータをダウンロードすることを好まない人もいる。また、利用者は検索結果を印刷できてもよい。その場合でも、利用者はその印刷物を紛失したり汚したりしてしまうこともある。本実施形態に係る案内システム50によれば、検索した案内装置20(第1の案内装置20a)で発行される識別情報を他の案内装置20(第2の案内装置20b)に入力することで、再度検索条件を入力することなく、その検索結果を確認できる。
図3の例では、画面400に「検索ID入力」ボタン410が設けられている。別の案内装置20で検索ID(識別情報)を取得した利用者は、このボタンをタップする。すると、検索IDを入力する画面が表示され、利用者が検索IDを入力することができる。
図4は、本実施形態に係る案内システム50の構成を例示する図である。本実施形態に係る案内システム50は、情報提供装置10をさらに備える。本図の例において、情報提供装置10は複数の案内装置20とは別途設けられている。ただし、情報提供装置10は複数の案内装置20のいずれかに含まれてもよい。また、情報提供装置10の機能が第1の案内装置20aと第2の案内装置20bの協働により実現されてもよい。その場合、案内システム50は情報提供装置10を備えなくてもよい。
情報提供装置10と各案内装置20とは、有線接続または無線接続により、通信可能である。また、情報提供装置10は、検索情報記憶部300にアクセス可能である。本図の例において、検索情報記憶部300は情報提供装置10の外部に設けられているが、検索情報記憶部300は、情報提供装置10の内部に設けられていてもよい。検索情報記憶部300は、案内システム50に含まれていてもよいし、案内システム50の外部に設けられていてもよい。また、各案内装置20が検索情報記憶部300に直接アクセス可能であってもよい。
図5は、本実施形態に係る情報提供装置10の機能構成を例示するブロック図である。
本実施形態に係る情報提供装置10は、検索情報取得部110、第2識別情報取得部130、特定部150、および第2情報出力部170を備える。検索情報取得部110は、第1の案内装置20aで実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた検索結果を取得して、検索情報記憶部300に保持させる。第2識別情報取得部130は、第2の案内装置20bから対象識別情報を取得する。特定部150は、検索情報記憶部300に保持された一以上の検索結果から、対象識別情報に基づいて出力すべき検索結果を特定する。第2情報出力部170は、特定した検索結果を第2の案内装置20bに対して出力する。
情報提供装置10のハードウエア構成について以下に説明する。情報提供装置10の各機能構成部(検索情報取得部110、第2識別情報取得部130、特定部150、および第2情報出力部170)は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報提供装置10の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図6は、情報提供装置10を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は任意の計算機である。例えば計算機1000は、SoC(System On Chip)、Personal Computer(PC)、サーバマシン、タブレット端末、またはスマートフォンなどである。計算機1000は、情報提供装置10を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。また、情報提供装置10は、一つの計算機1000で実現されてもよいし、複数の計算機1000の組み合わせにより実現されてもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、およびネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、およびネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、または ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置が接続される。入出力インタフェース1100が入力装置や出力装置に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ネットワークインタフェース1120は、計算機1000をネットワークに接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1120がネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。情報提供装置10は、ネットワークインタフェース1120を介して複数の案内装置20と通信可能である。すなわち、情報提供装置10の第2情報出力部170はネットワークインタフェース1120を用いて実現される。
ストレージデバイス1080は、情報提供装置10の各機能構成部を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
また、検索情報記憶部300が情報提供装置10の内部に設けられる場合、例えば検索情報記憶部300は、ストレージデバイス1080を用いて実現される。
第1の案内装置20aの第1検索部210および第1情報出力部230を実現する計算機のハードウエア構成は、情報提供装置10と同様に、例えば図6によって表される。ただし、第1の案内装置20aの第1検索部210および第1情報出力部230を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、第1の案内装置20aの第1検索部210および第1情報出力部230の各機能を実現するプログラムモジュールが記憶される。
第1の案内装置20aの第1検索部210および第1情報出力部230を実現する計算機1000の入出力インタフェース1100には、第1結果出力部220を実現するための出力装置(たとえばスピーカーおよびディスプレイ)および入力部200を実現するための入力装置(たとえばタッチパネル、スイッチ、マイク、およびカメラ)が接続される。第1の案内装置20aの第1情報出力部230は、ネットワークインタフェース1120を用いて実現される。
第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250および検索結果取得部270を実現する計算機のハードウエア構成は、情報提供装置10と同様に、例えば図6によって表される。ただし、第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250および検索結果取得部270を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250および検索結果取得部270の各機能を実現するプログラムモジュールが記憶される。
第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250および検索結果取得部270を実現する計算機1000の入出力インタフェース1100には、第2結果出力部290を実現するための出力装置(たとえばスピーカーおよびディスプレイ)および入力部200を実現するための入力装置(たとえばタッチパネル、スイッチ、マイク、およびカメラ)が接続される。
図7は、本実施形態に係る案内方法の概要を例示する図である。本実施形態に係る案内方法は、ステップS10、ステップS11、ステップS13、ステップS14、およびステップS15を含む。ステップS10では、第1の案内装置20aが、入力情報に基づいて検索を実行する。ステップS11では、第1の案内装置20aが、実行された検索による検索結果と、検索結果に関連付けられた識別情報とを出力する。ステップS13では、第2の案内装置20bが、対象識別情報を取得する。ステップS14では、第2の案内装置20bが、対象識別情報に基づき、出力すべき検索結果を取得する。そして、ステップS15では、第2の案内装置20bが、取得した検索結果を出力する。
本実施形態に係る案内方法は、本実施形態に係る案内システム50により実現される。
図8は、本実施形態に係る情報提供方法の概要を例示する図である。本実施形態に係る情報提供方法は、一以上のコンピュータにより実行される。本実施形態に係る情報提供方法は、ステップS20からステップS23を含む。ステップS20では、第1の案内装置20aで実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた検索結果が取得され、検索情報記憶部300に保持される。ステップS21では、第2の案内装置20bから対象識別情報が取得される。ステップS22では、検索情報記憶部300に保持された一以上の検索結果から、対象識別情報に基づいて出力すべき検索結果が特定される。ステップS23では、特定された検索結果が第2の案内装置20bに対して出力される。
本実施形態に係る情報提供方法は本実施形態に係る情報提供装置10によって実現される。
図9は、本実施形態に係る案内システム50で実行される処理の流れを例示するフローチャートである。図1、図2、図5、および図9を参照して、第1の案内装置20a、第2の案内装置20b、および情報提供装置10について詳しく説明する。
入力部200に対して利用者が入力を行うと、第1の案内装置20aの第1検索部210は入力情報を取得する。入力情報には、検索に関する情報が含まれる。入力情報は、たとえば検索条件を示す。たとえばスポットを検索する場合、検索条件には、場所、利用予定の日時、その第1の案内装置20a(すなわち利用者の現在地)からの距離範囲、カテゴリ(飲食店、観光スポット、衣料品店等)、対応可能言語、食事制限(宗教による制限やベジタリアンなど)への対応の有無等が含まれうる。たとえばルートを検索する場合、検索条件には、出発地、目的地、および指定日時(出発日時または到着日時)等が含まれうる。ただし、検索条件としてこれらの全てが含まれる必要はない。また、上述した「おすすめ」ボタン406をタッチした場合など、入力情報は利用者の気分や状況を示す情報でもよく、必ずしも具体的な検索条件を含まなくてもよい。
利用者による入力の方法は特に限定されず、たとえば、スイッチをプッシュすること、タッチパッドをタッチすること、言葉を発すること、ジェスチャーをすること等により、案内装置20への入力が行われ得る。たとえば第1検索部210は、人の声やジェスチャーを認識することにより、入力情報を取得してもよい。また、案内装置20は、利用者との複数回のやり取りを介して、一つの検索に関する入力情報を取得してもよい。
第1検索部210は、入力情報を取得すると、取得した入力情報に基づいて検索を実行する(ステップS10)。案内装置20はたとえば、複数の情報提供システムと連携している。複数の情報提供システムには、交通情報システム、地図情報システム、観光情報システム、飲食店情報システム等が含まれる。第1検索部210は、通信ネットワークを介して各情報提供システムと通信可能である。第1検索部210は、入力情報に基づく検索内容に応じて検索結果を得るための情報提供システムを特定する。そして、第1検索部210は特定した情報提供システムに検索条件を送信する。なお、第1検索部210は、検索条件を送信する前に必要に応じ、入力情報に対して情報の追加および修正を行って、特定した情報提供システムに適した形式の検索条件を生成してもよい。
第1検索部210は、情報提供システムから、送信した検索条件に対する検索結果を取得(受信)する。第1検索部210は、検索結果を取得する度に、その検索結果に対して識別情報を付与する。そして、第1の案内装置20aの第1結果出力部220は、第1検索部210による検索結果と、検索結果に関連付けられた識別情報とを、表示、音声、および印刷の少なくともいずれかにより出力する(ステップS11)。ただし第1検索部210は、検索結果を取得する度に識別情報を付与する代わりに、検索結果が第1結果出力部220により出力される度に、その検索結果に対して識別情報を付与してもよい。
検索結果の表示内容に地図が含まれる場合、その案内装置20の位置が地図上に合わせて示されることが好ましい。利用者は、第1結果出力部220により出力された検索結果を確認して、希望に沿うスポットの情報や、目的の場所への行き方を把握することができる。
上述した通り、検索結果にはスポットの情報が含まれ得る。また、検索結果は目的地までのルートを含むことができる。ルートは、電車やバス等の交通機関を利用するルートであってもよいし、徒歩や車で行くための道路等のルートであってもよい。ルートを示す情報はたとえば、複数のノードと一以上のリンクの組み合わせを含んで構成される。各ノードはたとえば交差点、道路の構造変化点、駅、バス停、スポットのいずれかを示す。リンクは、ノードとノードを連結する線分を意味する。出発地を示すノードであるSノード、目的地を示すノードであるGノード、SノードとGノードの間のノード、およびノードとノードの間をそれぞれ繋ぐリンクの組み合わせにより一つのルートが示される。また、ルートが、電車やバス等の交通機関を利用するルートである場合、ルートを示す情報には、乗車すべき乗り物の発着時刻等がさらに含まれてもよい。なお、検索結果のルートが表示される際の形式は、特に限定されない。
識別情報はたとえば、数字や記号の組み合わせとして出力される。識別情報が、数字や記号の組み合わせで出力される場合、識別情報はディスプレイに表示されてもよいし、音声で出力されてもよい。利用者は、第1結果出力部220により出力された識別情報を、紙またはスマートフォン等の端末上で書き留めたり、写真(画像)に撮影したり、音声を録音したりして、その識別情報を記録する。識別情報は、一次元コードまたは二次元コードとして出力されてもよい。識別情報が一次元コードまたは二次元コードとして出力される場合、利用者は、その一次元コードまたは二次元コードの写真(画像)を撮影して保存する。また、識別情報はプリンターなどで印刷されても良い。利用者は、識別情報が印刷された紙などを持ち運んでも良い。検索結果が出力される方法と、識別情報が出力される方法とは、同じであっても良いし、互いに異なっていても良い。
識別情報が第1結果出力部220により出力される際には、「この検索IDを他の案内装置に入力すると、検索結果を再表示できます。」等の説明があわせて出力されてもよい。
さらに第1の案内装置20aの第1情報出力部230は、互いに関連付けられた識別情報と検索結果とを検索情報記憶部300に保持させるよう出力する(ステップS12)。本実施形態において第1情報出力部230は、互いに関連付けられた識別情報と検索結果とを、情報提供装置10に対して出力する。利用者が複数の検索を行った場合、生成された検索結果のそれぞれに識別情報が付与され、検索結果と共に出力される。なお、案内装置20と情報提供装置10との間の通信においては、第1結果出力部220が出力した一次元コードまたは二次元コードをデコードして得られるテキスト情報を、識別情報として送受信してもよい。
情報提供装置10の検索情報取得部110は、第1の案内装置20aから、識別情報が関連付けられた検索結果を取得して、検索情報記憶部300に保持させる(ステップS20)。
なお、識別情報には、その検索結果を得たときの検索条件がさらに関連付けられてもよいし、関連付けられなくてもよい。識別情報に、その検索結果を得たときの検索条件がさらに関連付けられる場合、検索条件がさらに第1の案内装置20aの第1情報出力部230から出力され、情報提供装置10の検索情報取得部110により取得される。そして、検索情報取得部110は検索条件をさらに検索情報記憶部300に保持させる。
また、第1検索部210が検索を実行する際、その検索を行った利用者の情報を取得してもよい。そして、識別情報にはさらに利用者の情報が関連付けられてもよい。この場合、第1の案内装置20aの第1情報出力部230からさらに利用者の情報が出力され、情報提供装置10の検索情報取得部110は利用者の情報をさらに取得する。情報提供装置10は、利用者の情報をさらに検索情報記憶部300に保持させる。利用者の情報はたとえば、画像において利用者の顔を識別可能な顔識別情報、音声において利用者の声を識別可能な声識別情報、センサ等によって利用者の指紋を識別可能な指紋識別情報、および利用者が所持するカード等から読み取り可能な登録識別情報の少なくともいずれかであり得る。
第1の案内装置20aの第1結果出力部220は必要に応じて、利用者の情報を取得するための要求(顔をカメラに向ける、所定の言葉を発する、センサに指をあてる、カードを読み取らせる等)を示すメッセージを利用者に対してさらに出力してもよい。ただし、第1検索部210は、入力情報を得る操作(タッチパネル操作や音声入力等)の過程で利用者の情報を取得してもよい。
第1の案内装置20aにおいて識別情報(検索ID)を取得した利用者は、第1の案内装置20aの位置から移動し、目的地に向かう途中や散策の途中で、再度検索結果を確認したくなった場合に、その時の最寄りの案内装置20を利用することができる。この案内装置20は第2の案内装置20bとして機能することができる。
利用者は、第2の案内装置20bの入力部200を介して、第2の案内装置20bに対し、第1の案内装置20aで得た識別情報を入力する。第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250は、入力部200に入力された識別情報を、対象識別情報として取得する(ステップS13)。たとえば、第2の案内装置20bには上述したような「検索ID入力」ボタン410が設けられている。利用者は、「検索ID入力」ボタン410をタップし、識別情報を入力する画面を表示させる。そして、ハードウエアまたはソフトウエアによるキーボードで第2の案内装置20bに識別情報を入力する。そのほか、識別情報が、数字や記号の組み合わせである場合、利用者は音声入力により識別情報を入力してもよい。識別情報が一次元コードまたは二次元コードである場合、利用者は、自身が所持する端末に、一次元コードまたは二次元コードの画像を表示させる。そして、利用者は、第2の案内装置20bに入力部200として設けられたカメラにその画像を撮像させることで、第2の案内装置20bに識別情報を入力する。
そのほか、上述したように、識別情報に利用者の情報が関連付けられている場合、第1識別情報取得部250は、利用者の情報に基づいて、対象識別情報を取得してもよい。たとえば、検索結果を再確認したい利用者が第2の案内装置20bの前に来ると、第2の案内装置20bのカメラが利用者の顔を撮像し、得られた画像を対象利用者の情報として情報提供装置10へ送信する。情報提供装置10の検索情報取得部110は、第2の案内装置20bから出力された画像(対象利用者の情報)を取得し、検索情報記憶部300に保持された複数の利用者の情報と照合する。そして検索情報取得部110は、対象利用者の情報に最も類似する利用者の情報を特定する。対象利用者の情報は、利用者の顔の画像の代わりに、利用者の声の音声データであってもよいし、指紋データであってもよいし、利用者が所持するカード等の登録識別情報であってもよい。対象利用者の情報と利用者の情報との照合は、画像や音声等の特徴量を用いて行われてもよい。
情報提供装置10の検索情報取得部110は、特定された利用者の情報に関連付けられた一以上の識別情報を検索情報記憶部300から読み出して第1の案内装置20aに送信する。第1の案内装置20aの第1識別情報取得部250が、情報提供装置10から一以上の識別情報を取得すると、第2結果出力部290が取得した一以上の識別情報を出力する。利用者はたとえば、表示された一以上の識別情報のうち、確認したい検索結果の識別情報を選択する操作を行う。具体的には、タッチパッドディスプレイに一以上の識別情報が表示され、利用者がその内の一つをタップする。なお、第2結果出力部290は、一以上の識別情報それぞれについて、検索結果の一部や検索条件等、検索の概要を把握できるような情報をあわせて出力してもよい。そうすることで、利用者がどの識別情報を選択すべきか判断しやすくなる。そして、第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250は、利用者による識別情報の選択を受け付ける。第1識別情報取得部250は、選択された識別情報を、対象識別情報として取得する。
このような案内システム50によれば、利用者は自身の端末を取り出して操作する手間が省ける。また、端末を所持していない利用者にとっても案内システム50を利用しやすくなる。
以上のように、第1識別情報取得部250は、対象識別情報を取得できる。
第2の案内装置20bの検索結果取得部270は、対象識別情報に基づき、検索情報記憶部300に保持された一以上の検索結果のうち出力すべき検索結果を取得する。具体的には検索結果取得部270はまず、対象識別情報を情報提供装置10に対して送信する(ステップS141)。情報提供装置10の第2識別情報取得部130は、第2の案内装置20bから対象識別情報を取得する(ステップS21)。
特定部150は、検索情報記憶部300に保持された一以上の検索結果から、対象識別情報に基づいて出力すべき検索結果を特定する(ステップS22)。すなわち、特定部150は、対象識別情報に一致する識別情報に関連付けられた検索結果を、出力すべき検索結果として特定する。そして第2情報出力部170は、特定した検索結果を第2の案内装置20bに対して出力する(ステップS23)。
第2の案内装置20bは、第2情報出力部170から出力すべき検索結果を取得する(ステップS142)。そして第2の案内装置20bの第2結果出力部290は、検索結果取得部270が取得した検索結果を、表示、音声、および印刷の少なくともいずれかにより出力する(ステップS15)。第2結果出力部290が検索結果を出力する方法の例は、第1結果出力部220が検索結果を出力する方法の例と同じである。ただし、地図が表示される場合、その地図には第2の案内装置20bの位置が現在位置として合わせて表示される。こうして利用者は、第2結果出力部290で出力された検索結果を確認することができる。
<変形例>
本変形例では、第1検索部210は、人の声を認識することにより、言語を特定する。そして、第1結果出力部220および第2結果出力部290は、特定された言語で検索結果を出力する。
本変形例では、第1検索部210は利用者の声を音声認識することにより、入力情報を取得する。その際、第1検索部210は利用者が使用している言語を特定する。言語の特定には、既存の技術を用いることができる。なお、第1検索部210は、上述した言語指定ボタン409で指定された言語を、利用者が使用している言語として特定してもよい。音声認識により言語を特定した場合、検索結果のみならず、第1の案内装置20aおよび第2の案内装置20bから出力される表示および音声が、自動的に特定した言語で出力されるようにしてもよい。
第1情報出力部230は、特定した言語を示す言語情報を、その利用者が行った検索の識別情報にさらに関連付ける。そして、上述したステップS12およびステップS20において、言語情報が検索結果等と合わせて第1情報出力部230から出力され、検索情報取得部110で取得され、検索情報記憶部300に保持される。
本変形例において、ステップS21で第2識別情報取得部130が対象識別情報を取得すると、ステップS22において特定部150は、対象識別情報に基づいて、使用するべき言語をさらに特定する。すなわち、特定部150は、対象識別情報に一致する識別情報に関連付けられた言語情報が示す言語を、使用すべき言語として特定する。そして第2情報出力部170は、ステップS23において、特定した言語を示す言語情報を第2の案内装置20bに対して出力する。ステップS142において第2の案内装置20bの検索結果取得部270は、第2情報出力部170から言語情報を取得する。そしてステップS15において、第2の案内装置20bの第2結果出力部290は、検索結果取得部270が取得した言語情報に示された言語で、検索結果を出力する。
以上、本実施形態によれば、第2の案内装置20bの検索結果取得部270は、対象識別情報に基づき、検索情報記憶部300に保持された一以上の検索結果のうち出力すべき検索結果を取得する。したがって、所望の検索結果の再表示を短時間で行える。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態に係る案内システム50の構成を例示する図である。本実施形態に係る案内システム50は、以下に説明する点を除いて第1の実施形態に係る案内システム50と同じである。本実施形態に係る案内システム50は、検索結果に基づく投影を行う投影装置60をさらに備える。
投影装置60はたとえばプロジェクターである。投影装置60は、地面または床に設置されていてもよいし、天井や柱等に取り付けられていてもよい。検索結果にルートが含まれる場合、投影装置60は、そのルートを案内するための画像を地面、床、壁、柱等に投影することができる。例として投影装置60は、ルート上の床または地面に、進行方向を示す矢印を投影する。
案内システム50は、複数の投影装置60を含むことができる。また、複数の投影装置60は、以下に説明するような第1の投影装置60aおよび第2の投影装置60bを含むことができる。ただし、案内システム50は一以上の第1の投影装置60aのみを含んでもよいし、一以上の第2の投影装置60bのみを含んでもよい。
第1の投影装置60aは、案内システム50に含まれるいずれかの案内装置20に関連付けられている。第1の投影装置60aは、その第1の投影装置60aに関連付けられた案内装置20の近くに位置し、案内装置20の近く(たとえば3メートル以内)に画像を投影可能な状態で設置されている。第1の投影装置60aは、案内装置20に備えられていてもよい。第1の投影装置60aが関連付けられた案内装置20は、第1の案内装置20aおよび第2の案内装置20bの少なくとも一方でありえる。第1の投影装置60aが関連付けられた案内装置20に検索結果のルートが表示されると、第1の投影装置60aはそのルートをたどるために、案内装置20からどちらの方向に進めばよいかを示す画像を投影する。この画像はたとえば矢印を含むことができる。第1の投影装置60aは案内装置20からルートを示す情報を取得し、ルートを示す情報および、投影位置に基づいて画像を投影することができる。ただし、第1の投影装置60aは、情報提供装置10からルートに関する情報を取得してもよい。
一方、第2の投影装置60bは、いずれの案内装置20にも関連付けられていない。第2の投影装置60bは、隣り合う案内装置20と案内装置20との間に位置する。第2の投影装置60bは、隣り合う案内装置20と案内装置20との中点の近く(たとえば3メートル以内)に画像を投影可能な状態で設置されている。第2の投影装置60bは、案内装置20と案内装置20の間に画像を投影することで、近くに案内装置20がない場所におけるルート案内を行う。
第2の投影装置60bは情報提供装置10と通信可能である。第2の投影装置60bはカメラを有しており、カメラで、第2の投影装置60bの投影領域付近にいる人を撮像する。第2の投影装置60bは、カメラで撮像した画像を情報提供装置10に送信する。本実施形態において、検索情報記憶部300には、検索結果と識別情報に加えて利用者の顔識別情報が保持されている。情報提供装置10は、第2の投影装置60bから取得した画像と検索情報記憶部300に保持された複数の顔認識情報とを照合する。そして、第2の投影装置60bから取得した画像に含まれる人の顔との類似度(一致度)が所定の基準以上である場合、その顔認識情報に関連付けられた最新の検索結果を特定する。そして、特定した検索結果にルートを示す情報が含まれる場合、情報提供装置10は、第2の投影装置60bに対してそのルートを示す情報を出力する。第2の投影装置60bは、情報提供装置10からルートを示す情報を取得すると、ルートを示す情報および、その第2の投影装置60bの投影位置に基づいて画像を投影する。
次に、本実施形態の作用および効果について説明する。本実施形態においては第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。加えて、本実施形態に係る案内システム50は、検索結果に基づく投影を行う投影装置60をさらに備える。したがって、利用者がより簡単に、検索して得られたルートをたどることができる。
(他の実施形態)
図11は、他の実施形態に係る第2の案内装置20bの構成を例示する図である。本実施形態に係る案内システム50は、以下に説明する点を除いて第1または第2の実施形態に係る案内システム50と同じである。本実施形態に係る案内システム50において第2の案内装置20bは、その第2の案内装置20bの位置および現在の日時の少なくとも一方に基づいて、検索結果を更新すべきか否かを判定する判定部280をさらに備える。以下に詳しく説明する。
図11の例において第2の案内装置20bは第2検索部285および第3情報出力部295を備える。第2検索部285および第3情報出力部295は、第1の実施形態で説明した第1の案内装置20aの第1検索部210および第1情報出力部230とそれぞれ同じである。第2の案内装置20bが第1の案内装置20aを兼ねる場合、第1検索部210が第2検索部285として機能する。第2の案内装置20bが第1の案内装置20aを兼ねる場合、第1情報出力部230が第3情報出力部295として機能する。本実施形態において、検索情報記憶部300には、識別情報に関連付けられた検索条件がさらに保持されている。
本実施形態の第2の案内装置20bの第1識別情報取得部250および検索結果取得部270を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、第2の案内装置20bの判定部280、第2検索部285、および第3情報出力部295の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。第2の案内装置20bの第3情報出力部295は、ネットワークインタフェース1120を用いて実現される。
検索結果にルートが含まれる場合、そのルートは多くの場合、検索位置からスムーズに移動できる場合を想定した最適ルートである。しかし、その地域に詳しくない利用者は、道を間違えたり、ルートをたどるのに想定以上の時間を要したりする。たとえば利用者が、ルートをはずれた場合、当初のルートに戻るよりも、異なるルートをたどる方が、目的地に早くつける可能性がある。また、電車やバス等の交通機関を利用するルートである場合、当初のルートで乗ることを想定していた乗り物の出発に間に合わないことがある。その場合、代替ルートを検索する必要がある。
本実施形態に係る判定部280は、検索結果を更新すべきか否かを判定する。判定部280が検索結果を更新すべきと判定したとき、第2結果出力部290はその旨の出力をおこなう。第2の案内装置20bはたとえば、「ルートを外れました。再検索します。」や「乗車予定のバスがすでに発車しました。再検索します。」といったメッセージを出力する。そして、再検索が実行される。
図12は、本実施形態に係る第2の案内装置20bおよび情報提供装置10が行う処理の流れを例示するフローチャートである。本実施形態に係る案内システム50で第1の案内装置20a、情報提供装置10、および第2の案内装置20bが行う処理は、ステップS142まで、第1の実施形態で説明した処理と同じである。
案内装置20は、ステップS142で検索結果が取得されると、判定部280はその検索結果を更新すべきか否かを判定する(ステップS143)。判定部280が検索結果を更新すべきか否かを判定する方法については詳しく後述する。
判定部280が検索結果を更新すべきでないと判定した場合(ステップS143のNo)、第2の案内装置20bの第2結果出力部290は、その検索結果を出力する(ステップS15)。第2結果出力部290が検索結果を出力する方法は、第1の実施形態で説明した通りである。
一方、判定部280が検索結果を更新すべきと判定した場合(ステップS143のYes)、第2の案内装置20bの第2検索部285は、検索を実行する(ステップS144)。ステップS144において第2検索部285は、ステップS142において取得した検索結果を得たときの検索条件であり、検索情報記憶部300に保持されている検索条件を取得して、検索に用いることができる。検索条件の取得は、ステップS142において検索結果の取得と合わせて行われてもよい。ただし、第2検索部285は検索条件を修正することができる。第2検索部285は検索条件において、その第1の案内装置20aの位置を出発地として設定し、その時の日時を出発日時として設定した上で、検索を実行する。第2検索部285は第1の実施形態で説明した第1の案内装置20aの第1検索部210と同様にして検索を実行し、検索結果を得ることができる。
第2検索部285が検索結果を得ると、得られた検索結果によって、ステップS142で取得した検索結果を更新する(ステップS145)。すなわち、対象識別情報に一致する識別情報には、新たな検索結果が関連付けられる。第2検索部285はさらに、対象識別情報に一致する識別情報に関連付けられた検索条件を更新してもよい。
さらに第2の案内装置20bの第3情報出力部295は、互いに関連付けられた、識別情報と更新された検索結果とを検索情報記憶部300に保持させるよう出力する(ステップS16)。本実施形態において第3情報出力部295は、互いに関連付けられた識別情報と検索結果とを、情報提供装置10に対して出力する。
情報提供装置10の検索情報取得部110は、第2の案内装置20bから、更新された検索結果と識別情報を取得し検索情報記憶部300に保持させる(ステップS24)。すなわち、検索情報取得部110は、検索情報記憶部300に保持された複数の検索結果のうち、その識別情報に関連付けられた検索結果を更新する。また、得られた結果を第2結果出力部290が出力する(ステップS15)。なお、第2結果出力部290が検索結果を出力した後に、第3情報出力部295が識別情報と検索結果とを検索情報記憶部300に保持させるよう出力してもよい。
判定部280が検索結果を更新すべきか否かを判定する方法について、以下に詳しく説明する。判定部280が検索結果を更新すべきか否かを判定する方法の例としては例えば以下の第1例および第2例が挙げられる。判定部280は、第1例および第2例の一方を用いて判定を行ってもよいし、第1例と第2例とを組み合わせて判定を行ってもよい。たとえば、判定部280は、第1例と第2例の少なくとも一方の方法で検索結果を更新すべきと判定された場合に、検索結果を更新すべきとの最終判定を行い、それ以外の場合に検索結果を更新すべきでないとの最終判定を行う。
<第1例>
第1例において、判定部280は、第2の案内装置20bの位置とルートとの関係に基づき、検索結果を更新すべきか否かを判定する。判定部280は、検索結果に示されたルートに対して、第2の案内装置20bの位置が所定の距離以上離れている場合に、検索結果を更新すべきと判定する。一方、検索結果に示されたルートに対して、第2の案内装置20bの位置が所定の距離以上離れていない場合、検索結果を更新すべきでないと判定する。
本例の方法によれば、利用者がルートを外れて第2の案内装置20bに至った場合に、第2の案内装置20bの第2検索部285が再検索を行うことができる。
<第2例>
第2例において、検索結果に示されるルートは乗り物を利用するルートである。そして、判定部280は、現在の日時と乗り物の出発日時とに基づいて、検索結果を更新すべきか否かを判定する。具体的には、判定部280は、ルートを示す情報に含まれる、乗る予定の乗り物の出発日時が、現在の日時以前である場合に、検索結果を更新すべきと判定する。一方、乗る予定の乗り物の出発日時が、現在の日時より後である場合に、検索結果を更新すべきでないと判定する。判定部280は、その乗り物の乗り場(駅やバス停)と第2の案内装置20bとの間の所要時間Tにさらに基づいて判定を行ってもよい。すなわち、現在の日時から、所要時間T経過した日時が、乗り物の出発日時より後である場合に、検索結果を更新すべきと判定する。現在の日時から、所要時間T経過した日時が、乗り物の出発日時以前である場合に、検索結果を更新すべきでないと判定する。なお、各乗り場についての所要時間Tは、その第2の案内装置20bから乗り場までの道のりに基づいて予め定めておくことができる。
本例の方法によれば、利用者が予定の乗り物に乗れない場合に、第2の案内装置20bの第2検索部285が再検索を行うことができる。
次に、本実施形態の作用および効果について説明する。本実施形態においては第1または第2の実施形態と同様の作用および効果が得られる。加えて、本実施形態に係る案内システム50において第2の案内装置20bは、その第2の案内装置20bの位置および現在の日時の少なくとも一方に基づいて、検索結果を更新すべきか否かを判定する判定部280をさらに備える。したがって、必要に応じて第2の案内装置20bが再検索を実行できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1-1.
複数の案内装置を備え、
前記複数の案内装置のうち第1の案内装置は、
入力情報に基づいて検索を実行する第1検索手段と、
前記第1検索手段による検索結果と、前記検索結果に関連付けられた識別情報とを、出力する第1結果出力手段とを備え、
前記複数の案内装置のうち第2の案内装置は、
対象識別情報を取得する第1識別情報取得手段と、
前記対象識別情報に基づき、出力すべき前記検索結果を取得する検索結果取得手段と、
前記検索結果取得手段が取得した前記検索結果を出力する第2結果出力手段とを備える
案内システム。
1-2. 1-1.に記載の案内システムにおいて、
前記検索結果は目的地までのルートを含む
案内システム。
1-3. 1-2.に記載の案内システムにおいて、
前記第2の案内装置は、その第2の案内装置の位置および現在の日時の少なくとも一方に基づいて、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する判定手段をさらに備える
案内システム。
1-4. 1-3.に記載の案内システムにおいて、
前記判定手段は、
前記第2の案内装置の位置と前記ルートとの関係に基づき、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
案内システム。
1-5. 1-3.または1-4.に記載の案内システムにおいて、
前記ルートは乗り物を利用するルートであり、
前記判定手段は、現在の日時と前記乗り物の出発日時とに基づいて、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
案内システム。
1-6. 1-2.から1-5.のいずれか一つに記載の案内システムにおいて、
前記検索結果に基づく投影を行う投影装置を更に備える
案内システム。
1-7. 1-1.から1-6.のいずれか一つに記載の案内システムにおいて、
前記第1検索手段は、人の声を認識することにより、前記入力情報を取得する
案内システム。
1-8. 1-7.に記載の案内システムにおいて、
前記第1検索手段は、前記人の声を認識することにより、言語を特定し、
前記第1結果出力手段および前記第2結果出力手段は、特定された前記言語で前記検索結果を出力する
案内システム。
1-9. 1-1.から1-8.のいずれか一つに記載の案内システムにおいて、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置はそれぞれデジタルサイネージを備える
案内システム。
2-1. 第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段と、
第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段と、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段と、
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段とを備える
情報提供装置。
2-2. 2-1.に記載の情報提供装置において、
前記検索結果は目的地までのルートを含む
情報提供装置。
2-3. 2-1.または2-2.に記載の情報提供装置において、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置はそれぞれデジタルサイネージを備える
情報提供装置。
3-1. 第1の案内装置が、
入力情報に基づいて検索を実行し、
実行された前記検索による検索結果と、前記検索結果に関連付けられた識別情報とを出力し、
第2の案内装置が、
対象識別情報を取得し、
前記対象識別情報に基づき、出力すべき前記検索結果を取得し、
取得した前記検索結果を出力する
案内方法。
3-2. 3-1.に記載の案内方法において、
前記検索結果は目的地までのルートを含む
案内方法。
3-3. 3-2.に記載の案内方法において、
前記第2の案内装置はさらに、その第2の案内装置の位置および現在の日時の少なくとも一方に基づいて、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
案内方法。
3-4. 3-3.に記載の案内方法において、
前記第2の案内装置は、前記第2の案内装置の位置と前記ルートとの関係に基づき、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
案内方法。
3-5. 3-3.または3-4.に記載の案内方法において、
前記ルートは乗り物を利用するルートであり、
前記第2の案内装置は、現在の日時と前記乗り物の出発日時とに基づいて、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
案内方法。
3-6. 3-2.から3-5.のいずれか一つに記載の案内方法において、
投影装置が、前記検索結果に基づく投影を行う
案内方法。
3-7. 3-1.から3-6.のいずれか一つに記載の案内方法において、
前記第1の案内装置は、人の声を認識することにより、前記入力情報を取得する
案内方法。
3-8. 3-7.に記載の案内方法において、
前記第1の案内装置は、前記人の声を認識することにより、言語を特定し、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置は、特定された前記言語で前記検索結果を出力する
案内方法。
3-9. 3-1.から3-8.のいずれか一つに記載の案内方法において、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置はそれぞれデジタルサイネージを備える
案内方法。
4-1. 一以上のコンピュータが、
第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させ、
第2の案内装置から対象識別情報を取得し、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定し、
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する
情報提供方法。
4-2. 4-1.に記載の情報提供方法において、
前記検索結果は目的地までのルートを含む
情報提供方法。
4-3. 4-1.または4-2.に記載の情報提供方法において、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置はそれぞれデジタルサイネージを備える
情報提供方法。
5-1. コンピュータを
第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段、
第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段、および
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段として機能させるプログラム。
5-2. 5-1.に記載のプログラムにおいて、
前記検索結果は目的地までのルートを含む
プログラム。
5-3. 5-1.または5-2.に記載のプログラムにおいて、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置はそれぞれデジタルサイネージを備える
プログラム。
6-1. プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムは、コンピュータを
第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段、
第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段、
前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段、および
特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段として機能させる記録媒体。
6-2. 6-1.に記載の記録媒体において、
前記検索結果は目的地までのルートを含む
記録媒体。
6-3. 6-1.または6-2.に記載の記録媒体において、
前記第1の案内装置および前記第2の案内装置はそれぞれデジタルサイネージを備える
記録媒体。
10 情報提供装置
20 案内装置
20a 第1の案内装置
20b 第2の案内装置
50 案内システム
60 投影装置
60a 第1の投影装置
60b 第2の投影装置
110 検索情報取得部
130 第2識別情報取得部
150 特定部
170 第2情報出力部
200 入力部
210 第1検索部
220 第1結果出力部
230 第1情報出力部
250 第1識別情報取得部
270 検索結果取得部
280 判定部
285 第2検索部
290 第2結果出力部
295 第3情報出力部
300 検索情報記憶部
1000 計算機

Claims (10)

  1. 複数の案内装置を備え、
    前記複数の案内装置のうち第1の案内装置は、
    入力情報に基づいて検索を実行する第1検索手段と、
    前記第1検索手段による検索結果と、前記検索結果に関連付けられた識別情報とを、出力する第1結果出力手段とを備え、
    前記複数の案内装置のうち第2の案内装置は、
    対象識別情報を取得する第1識別情報取得手段と、
    前記対象識別情報に基づき、出力すべき前記検索結果を取得する検索結果取得手段と、
    前記検索結果取得手段が取得した前記検索結果を出力する第2結果出力手段とを備える
    案内システム。
  2. 請求項1に記載の案内システムにおいて、
    前記検索結果は目的地までのルートを含む
    案内システム。
  3. 請求項2に記載の案内システムにおいて、
    前記第2の案内装置は、その第2の案内装置の位置および現在の日時の少なくとも一方に基づいて、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する判定手段をさらに備える
    案内システム。
  4. 請求項3に記載の案内システムにおいて、
    前記判定手段は、前記第2の案内装置の位置と前記ルートとの関係に基づき、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
    案内システム。
  5. 請求項3または4に記載の案内システムにおいて、
    前記ルートは乗り物を利用するルートであり、
    前記判定手段は、現在の日時と前記乗り物の出発日時とに基づいて、前記検索結果を更新すべきか否かを判定する
    案内システム。
  6. 請求項1または2に記載の案内システムにおいて、
    前記第1検索手段は、人の声を認識することにより、前記入力情報を取得する
    案内システム。
  7. 第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段と、
    第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段と、
    前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段と、
    特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段とを備える
    情報提供装置。
  8. 第1の案内装置が、
    入力情報に基づいて検索を実行し、
    実行された前記検索による検索結果と、前記検索結果に関連付けられた識別情報とを出力し、
    第2の案内装置が、
    対象識別情報を取得し、
    前記対象識別情報に基づき、出力すべき前記検索結果を取得し、
    取得した前記検索結果を出力する
    案内方法。
  9. 一以上のコンピュータが、
    第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させ、
    第2の案内装置から対象識別情報を取得し、
    前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定し、
    特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する
    情報提供方法。
  10. コンピュータを
    第1の案内装置で実行された検索の検索結果であり、識別情報が関連付けられた前記検索結果を取得して、検索情報記憶手段に保持させる検索情報取得手段、
    第2の案内装置から対象識別情報を取得する第2識別情報取得手段、
    前記検索情報記憶手段に保持された一以上の前記検索結果から、前記対象識別情報に基づいて出力すべき前記検索結果を特定する特定手段、および
    特定した前記検索結果を前記第2の案内装置に対して出力する情報出力手段
    として機能させるプログラム。
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