JP6850066B2 - 情報処理装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、観光ガイドとしての知識習得の為の情報処理装置及び方法、並びにプログラムに関する。
観光ガイド等に必要な知識は専門のガイドだけではなく、観光地を営業範囲とする、タクシードライバーにも必要とされる。何故ならタクシーでの移動中は、ドライバーと乗客がある程度の時間、個室に居合わせるも同然の状況であるので、タクシードライバーは自動車運転手であると同時に接客業に就く者である。
観光スポットを目的地として移動するまでの間、会話で乗客を楽しませることができれば付加価値を提供することができ、リピートに繋がる。また、乗客が地元住人ではない観光客であることが多い故に、目的地を、断片的な情報で伝達されることが有るが、この場合に運転手が目的地を理解できないと、折角の乗車希望者を他車に奪われることになってしまい、単に乗客用のガイドシステム(例えば、特許文献1参照)を導入するだけでは到底十分とは言えない。従来から、この様な知識の習得は、書籍等の教材や、学習支援システムを利用した座学形式にて行われていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−337354号公報 特開2012−118705号公報
しかしながら、従来のような教材や特許文献2を含む学習支援システムを利用するにも、タクシードライバーとしての業務時間外に利用せざるを得ず、安全確保の為に十分な休養を取ることが求められる業務の性格上、時間の確保は容易ではないことが、課題となっていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、タクシードライバーとして稼働中に効率良く観光ガイドとしての知識を習得することを可能とする技術を確立することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の第1の情報処理装置は、
携帯端末と双方向通信可能なネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
学習情報を受付ける学習情報受付手段と、
前記学習情報と関連付ける位置に関する情報を、関連位置情報として受付ける位置情報受付手段と、
前記学習情報と前記関連位置情報とを関連付けて記憶する学習情報記憶手段と、
前記携帯端末から現在位置を示す情報を、現在位置情報として受信する現在位置受信手段と、
前記現在位置情報に対応する関連位置情報を前記学習情報記憶手段から検索し、検索した関連位置情報に対応する学習情報を、前記学習情報記憶手段から取得する学習情報取得手段と、
取得された前記学習情報を前記携帯端末に送信する学習情報送信手段と、
を備える。
本発明の一態様の第1の情報処理方法及び第1のプログラムは、上述の第1の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様の第2の情報処理装置は、
サーバと双方向通信可能なネットワークを介して接続された携帯端末として機能する情報処理装置であって、
前記サーバは、
学習情報を受付ける学習情報受付手段と、
前記学習情報と関連付ける位置に関する情報を、関連位置情報として受付ける位置情報受付手段と、
前記学習情報と前記関連位置情報とを関連付けて記憶する学習情報記憶手段と、
前記携帯端末から現在位置を示す情報を、現在位置情報として受信する走行位置受信手段と、
前記走行位置情報に対応する関連位置情報を前記学習情報記憶手段から検索し、検索した関連位置情報に対応する学習情報を、前記学習情報記憶手段から取得する学習情報取得手段と、
取得された前記学習情報を前記携帯端末に送信する学習情報送信手段と、
を備え、
前記携帯端末として機能する前記情報処理装置は、
前記走行位置情報を前記前記サーバに送信する走行位置送信手段と、
前記走行位置情報の送信に対して前記サーバから送信されてきた前記学習情報を受信する学習情報受信手段と、
前記学習情報を提示する学習情報提示手段と、
を備える情報処理装置。
本発明の一態様の第2の情報処理方法及び第2のプログラムは、上述の第2の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
本発明によれば、タクシードライバーとして稼働中に効率良く観光ガイドとしての知識を習得することを可能とする技術を確立することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図1の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態としてのサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態としての車載端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムの機能的構成を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有するサーバの一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図4の機能的構成を有する車載端末の一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
[情報処理システムの概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、車載端末1とサーバ40とが、インターネット等のネットワークNを介して相互に接続されることで、構成されている。
本実施形態では、車載端末1は、搭載車両の位置に応じた情報を、操縦者に提示する機能を有する装置である。車載端末1は、例えばカーナビゲーションシステム(以下、「カーナビ」とも呼ぶ)、スマートフォン、モバイル端末、タブレット、携帯電話機等で構成される。
本実施形態では、サーバ40には、観光ガイドになるために学習により習得すべき情報(以下、単に「学習情報」と呼ぶ)が記録されている。即ち、サーバ40には、学習情報が位置情報と関連付けられて記憶されており、サーバ40は、車載端末1から通信ネットワークNを介して受信した搭載車両の位置に関連性の高い学習情報を、通信ネットワークNを介して車載端末1に送信する。車載端末1は、通信ネットワークNを介してサーバ40から受信した学習情報を車両操縦者に提示する。
本実施形態では、搭載車両はタクシーであり、車両操縦者はタクシードライバーである。タクシーは稼働中、常に乗客を乗せている訳ではなく、次の乗客を探して走行する空車時間が存在する。本発明に係る情報処理システムは、この空車時間中に、タクシードライバーが業務と並行して学習することを可能とするものであり、学習の為に業務を停止する必要が無く、時間を有効に活用することができる。
更に本実施形態では、学習情報を位置情報に応じてタクシードライバーに提示できる為、観光スポットに車両が接近する度に、当該観光スポットに関連する学習情報を提示することができ、単に学習情報を詰め込むのではなく、土地勘を伴って習得させることができる。
本実施形態では、車載端末1は、搭載車両の位置に応じて関連性の高い学習情報を、タクシードライバーに提示する。車載端末1は、走行中のタクシーの位置を取得して、タクシーとの距離が所定の距離以内に近付いた位置に関連付けて記憶された学習情報を、提示対象とする。タクシードライバーへの提示手法は、特に限定されず、ディスプレイに画像として表示する提示手法や、メッセージ等の音声を出力する提示手法等を採用することができる。
図2は、図1の情報処理システムのうち、本発明の情報処理装置の一実施形態としてのサーバ40のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ40は、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、バス44と、入出力インターフェース45と、出力部46と、入力部47と、記憶部48と、通信部49と、ドライブ50とを備えている。
CPU41は、ROM42に記録されているプログラム、又は、記憶部48からRAM43にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM43には、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU41、ROM42及びRAM43は、バス44を介して相互に接続されている。このバス44にはまた、入出力インターフェース45も接続されている。入出力インターフェース45には、出力部46、入力部47、記憶部48、通信部49、ドライブ50が接続されている。
出力部46は、スピーカや表示部等から構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部47は、キーボードやマウス等から構成され、各種情報を入力する。
記憶部48は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部49は、通信を介して他の装置(図1の例では車載端末1)との間で行う通信を制御する。
ドライブ50には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア55が適宜装着される。ドライブ50によってリムーバブルメディア55から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部48にインストールされる。また、リムーバブルメディア55は、記憶部48に記憶されている各種データを、記憶することができる。
図3は、図1の情報処理システムのうち、本発明の情報処理装置の一実施形態としての車載端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。
車載端末1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、表示部17と、記憶部18と、通信部19と、GPS部20と、ドライブ21とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、表示部17、記憶部18、通信部19、GPS部20及びドライブ21が接続されている。
入力部16は、例えば表示部17の表示領域に積層される静電容量式又は抵抗膜式の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。ここで、タッチ操作とは、入力部16に対する物体(ユーザの指やタッチペン等)の接触又は近接の操作をいう。なお、以下、タッチ操作がなされた位置を「タッチ位置」と呼び、タッチ位置の座標を「タッチ座標」と呼ぶ。
表示部17は、ディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
即ち、本実施形態では、入力部16と表示部17とにより、タッチパネルが構成されている。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、通信を介して他の装置(図1の例ではサーバ40)との間で行う通信を制御する。
GPS部20は、複数のGPS衛星から信号を受信することに基づいて、車載端末1の現在位置の情報を取得する。
ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ21によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データを、記憶することができる。
図4は、車載端末1及びサーバ40の機能的構成を示す機能ブロック図である。
車載端末1のCPU11においては、走行位置送信部61と、学習情報受信部62と、学習情報出力部63と、学習情報保存部64とが機能する。
記憶部18の一領域として、再学習情報DB65が設けられている。
また、サーバ40のCPU41においては、学習情報受付部71と、位置情報受付部72と、走行位置受信部74と、学習情報問合部75と、学習情報送信部76とが機能する。
記憶部48の一領域として、学習情報DB73が設けられている。
本実施例では車載端末1は、カーナビゲーションシステムとしてタクシー車両に車載される端末であるが、専用端末であっても良いことは、言うまでもない。
走行位置送信部61は、車載端末1が備えるGPS部20から位置情報を取得する。走行位置送信部61は、通信ネットワークNを介して当該位置情報をサーバ40に送信する。
学習情報受信部62は、通信ネットワークNを介してサーバ40から学習情報を受信する。
学習情報出力部63は、通信ネットワークNを介してサーバ40から受信した学習情報又は再学習情報DB65から位置情報に基づいて取得した学習情報を、表示部17又はスピーカから出力する。また、学習情報出力部63は同時に、タッチパネル上に「知らない」等の文字を付した押下操作可能なソフトウェアのボタンを表示する。
学習情報保存部64は、「知らない」等の文字を付した上述のボタンが押下操作された場合に、学習情報と関連位置情報とを関連付けて、再学習情報DB65に記憶させる。
即ち、再学習情報DB65は、学習情報と関連位置情報とを関連付けて記憶する。
学習情報受付部71は、学習情報について、ユーザからの入力を受付ける。
ここで、ユーザとは、車載端末1を操作する者(学習者)ではなく、学習情報の製作者や取得者等を意味する。例えば観光ガイドとして役立つ情報であれば任意の情報を、学習情報とすることができるので、その地域に詳しい者から収集した情報、その地域の産地等に詳しい者から収集した情報、その地域の店舗の情報(セール情報や特典等のサービス情報)等を学習情報として採用することができる。このような各種各様な学習情報の製作者や取得者であれば、サーバ40のユーザとして、当該学習情報をサーバ40に対して入力することができる。なお、当然ながら、ユーザは、入力操作自体を、サーバ40に対して直接する必要は特に無く、図示せぬ自己の端末等にすることができる。
これらの学習情報は、カテゴリ別に分類され、カテゴリ毎にサーバ40に記憶される。カテゴリは、各種各様なものを採用することができ、例えば、その地域の店舗の情報(セール情報や特典等のサービス情報)等が分類される「リアルタイム(変動)」というカテゴリや、その地域の歴史情報等が分類される「歴史(固定)」というカテゴリを採用することができる。ここで、かっこ書きで示したように、「リアルタイム」に分類される学習情報は、所定タイミングで適宜更新されていく。これに対して、「歴史」に分類される学習情報は、原則として一度分類された後は、そのまま固定される。
位置情報受付部72は、上述の学習情報と関連付ける為の位置の情報である関連位置情報について、上述のユーザからの入力を受付ける。
学習情報受付部71及び位置情報受付部72は、協働して学習情報と関連位置情報とを関連付けてサーバ40に記憶させる。
学習情報DB73は、学習情報と関連位置情報とを関連付けて記憶する。
走行位置受信部74は、搭載車両の走行位置を示す情報である走行位置情報を、通信ネットワークNを介して車載端末1から受信する。
学習情報問合部75は、走行位置情報に基づいて学習情報DB73に、学習情報を問合せる。具体的には走行位置情報に基づいて2次元的範囲を決定し、当該範囲内の関連位置情報に関連付けられた学習情報が有れば取得する。
学習情報送信部76は、前記学習情報を、通信ネットワークNを介して車載端末1に送信する。
図5は、サーバ40の一連の処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS51において、学習情報受付部71及び位置情報受付部72は、学習情報を取得したか否かを判定する。即ち、学習情報受付部71は、ユーザからの学習情報の入力を待ち受ける。位置情報受付部72は、ユーザからの関連位置情報の入力を待ち受ける。
学習情報及び関連位置情報が取得された場合、ステップS51においてYESであると判定されて処理はステップS52に進み、一方、取得しなかった場合、ステップS51においてNOであると判定されて、処理はステップS53に進む。
ステップS52において、学習情報受付部71及び位置情報受付部72は、関連位置情報と学習情報とを関連付けて学習情報DB73に記憶させる。
このようにしてステップS52の処理が終了するか、又は、上述のようにステップS51においてNOであると判定された場合、処理はステップS53に進む。
ステップS53において、走行位置受信部74は、タクシー位置を取得したか否かを判定する。即ち、走行位置受信部74は、ネットワークNを介して車載端末1から送信される走行位置情報を待ち受ける。
位置情報が取得された場合、ステップS53においてYESであると判定されて、処理はステップS54に進み、一方、取得されなかった場合、ステップS53においてNOであると判定され、処理はステップS56に進む。
ステップS54において、学習情報問合部75は、位置と対応する学習情報があるか否かを判定する。即ち、学習情報問合部75は、走行位置情報に基づいて学習情報DB73に学習情報を問合わせる。具体的には例えば、学習情報問合部75は、走行位置情報に基づいて2次元的範囲を決定し、当該範囲内の関連位置情報に関連付けられた学習情報の、有無を調べる。
学習情報が存在した場合、ステップS54においてYESであると判定されて、処理はステップS55に進み、学習情報が存在しなかった場合、ステップS54においてNOであると判定されて、処理はステップS56に進む。
ステップS55において、学習情報問合部75は、走行位置情報に基づいて学習情報DB73から学習情報を抽出し、学習情報送信部76が、当該学習情報を車載端末1にネットワークNを介して送信する。
このようにしてステップS55の処理が終了するか、又は、上述のようにステップS514おいてNOであると判定された場合、処理はステップS56に進む。
ステップS56において、CPU41は、処理終了指示が有るか否かを判定する。処理終了指示は特に限定されず、例えば電源遮断の指示を処理終了指示として採用することができる。処理終了指示が有る場合、ステップS56においてYESであると判定されて、サーバ40の処理は終了する。これに対して、処理終了指示が無い場合、ステップS56においてNOであると判定されて、処理はステップS51に戻され、それ以降の一連の処理が繰り返される。
図6は、車載端末1の一連の処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS61において、走行位置送信部61は、GPS部20から走行位置情報を取得して、サーバ40にネットワークNを介して送信する。
ステップS62において、学習情報受信部62又は学習情報出力部63は、学習情報を取得したか否かを判定する。
即ち、学習情報受信部62は、サーバ40からネットワークNを介して送信される学習情報を待ち受ける。
なお、学習情報がサーバ40から受信されない場合であっても、所定の条件を満たした場合、過去に提示された(過去にサーバ40から受信された)学習情報が、学習情報出力部63により取得される場合がある。この場合、学習情報出力部63は、走行位置情報に基づいて再学習情報DB65を参照して、学習情報を取得する。具体的には、学習情報出力部63は、走行位置情報に基づいて2次元的範囲を決定し、当該範囲内の関連位置情報に関連付けられた学習情報を取得する。
学習情報受信部62により学習情報が受信された場合又は学習情報出力部63により学習情報が取得した場合、ステップS62においてYESであると判定されて、処理はステップS63に進み、一方、学習情報が受信又は取得されなかった場合、ステップS62においてNOであると判定されて、処理はステップS66に進む。
ステップS63において、学習情報出力部63は、学習情報を表示部17又はスピーカにより出力し、タッチパネル上に「知らない」等の文字を付した押下操作可能なボタンを表示する。
ステップS64において、学習情報保存部64は、「知らない」ボタンが押下されたか否かを判定する。即ち、学習情報保持部64は、入力部16からのボタンが押下されたことを示す信号を待ち受ける。
ボタン押下されたことを示す信号が入力された場合、ステップS64においてYESであると判定されて、処理はステップS65に進み、一方、当該信号が入力されなかった場合、ステップS64においてNOであると判定されて、処理はステップS66に進む。
ステップS56において、CPU41は、処理終了指示が有るか否かを判定する。処理終了指示は特に限定されず、例えば電源遮断の指示を処理終了指示として採用することができる。処理終了指示が有る場合、ステップS56においてYESであると判定されて、サーバ40の処理は終了する。これに対して、処理終了指示が無い場合、ステップS56においてNOであると判定されて、処理はステップS51に戻され、それ以降の一連の処理が繰り返される。
以上説明したように、本実施形態では、タクシー内に設置された車載端末1に、タクシーの付近の観光スポットに関する情報が、当該タクシーが観光スポットの近辺に存在する際に、学習情報として提示される。従って、タクシードライバーは、当該学習情報を土地勘を伴って習得することができる。さらに、タクシードライバーは、空車中の時間を有効に活用できるので、タクシードライバーにとっては便宜である。
さらに、「知らない」ボタンを表示して、タクシードライバーが未習得である学習情報を車載端末1に記憶させて反復学習できるので、タクシードライバーにとってはさらに便宜であり、高い学習効果を発揮する。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態において、タクシードライバーに提示する情報は、学習情報を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、乗客向けにタイムセール等の商業的、広告的な情報を、タクシードライバーに提示させることができる。
また、上述の実施形態において、「知らない」ボタンの押下操作が有った場合は、車載端末1が備える再学習情報DB65に学習情報を記憶させる例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、「知らない」ボタンの押下操作が有った場合は、サーバ40が備える学習情報DB73に学習情報記憶させることができる。この場合、タクシードライバーではなく、乗客が学習情報について知らなかったことをフィードバックさせて、システムを利用する他のタクシーと、その情報を共有しても良い。
また、上述の実施形態において、タクシーの走行位置が近づいた観光スポットに関連する学習情報を提示させる例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、カーナビゲーションシステムに設定された目的地までの経路に沿って移動する場合、経路付近の観光スポットに関する情報を、まだ距離が有るうちから通過するまで順次提示させることができる。
また例えば本発明は、タクシーを実走させず、カーナビゲーションシステム上でタクシーの走行をシミュレートする場合に適用しても良い。
また、上述の実施形態において、学習者はタクシーの運転手とされたが、特にこれに限定されない。
つまり、とある地域の学習をしたい者であれば誰でも学習者になり得る。この場合、学習用の端末は、車載端末である必要は特に無く、学習者が操作可能な端末(スマートフォンであれば足りる)。
即ち、上述の実施形態では、車載端末から搭載車両の走行位置を示す情報が、走行位置情報としてサーバに受信され、当該走行位置情報に対応する関連位置情報が検索され、検索された関連位置情報に対応する学習情報が、当該車載端末に送信された。
しかしながら、この一連の処理は、タクシーの運転手等の乗車している者が学習者であることを前提とした処理であり、一例に過ぎない。
つまり、任意の者が学習者になる場合、次のような一連の処理が実行されれば足りる。即ち、携帯端末から現在位置を示す情報が、現在位置情報としてサーバに受信され、当該現在位置情報に対応する関連位置情報が検索され、検索された関連位置情報に対応する学習情報が、当該携帯端末に送信される、といった一連の処理が実行されれば足りる。
また例えば、本発明が適用される情報処理システムを構成する装置として、電子機器一般に適用することができる。具体的には例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理システムのサーバとして機能する情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、上述の実施形態を含め各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、携帯端末と双方向通信可能なネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
学習情報を受付ける学習情報受付手段と、
前記学習情報と関連付ける位置に関する情報を、関連位置情報として受付ける位置情報受付手段と、
前記学習情報と前記関連位置情報とを関連付けて記憶する学習情報記憶手段と、
前記携帯端末から現在位置を示す情報を、現在位置情報として受信する現在位置受信手段と、
前記現在位置情報に対応する関連位置情報を前記学習情報記憶手段から検索し、検索した関連位置情報に対応する学習情報を、前記学習情報記憶手段から取得する学習情報取得手段と、
取得された前記学習情報を前記携帯端末に送信する学習情報送信手段と、
を備える。
これにより、例えば学習者がタクシードライバーである場合には、タクシードライバーとして稼働中に、効率良く観光ガイドとしての知識を習得することを可能とする技術を確立することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が車載端末1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組合せで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)、等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM42及び図3のROM12や、図2の記憶部48及び図3の記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、本アプリケーションから他アプリケーションの順にされる実行処理は、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
1・・・車載端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・表示部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・GPS部、21・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、40・・・サーバ、41・・・CPU、42・・・ROM、43・・・RAM、44・・・バス、45・・・入出力インターフェース、46・・・出力部、47・・・入力部、48・・・記憶部、49・・・通信部、50・・・ドライブ、55・・・リムーバブルメディア、61・・・走行位置送信部、62・・・学習情報受信部、63・・・学習情報出力部、64・・・学習情報保存部、65・・・学習情報DB、71・・・学習情報受付部、72・・・位置情報受付部、73・・・学習情報DB、74・・・走行位置受信部、75・・・学習情報問合部、76・・・学習情報送信部、N・・・ネットワーク

Claims (2)

  1. 第1情報処理装置と、
    車両の運転手により操作される第2情報処理装置と、
    前記運転手に学習により習得させるべき所定位置に関する情報である学習情報を複数記憶する学習データベースと、
    を含む情報処理システムにおいて、
    前記第1情報処理装置は、
    前記車両の走行位置を走行位置情報として取得する位置取得手段と、
    複数の前記学習情報のうち、前記走行位置に基づく所定範囲に含まれる前記所定位置に関する前記学習情報を前記学習データベースから取得する学習情報取得手段と、
    取得された前記学習情報を前記第2情報処理装置に提供する学習情報提供手段と、
    を備え、
    前記第2情報処理装置は、
    前記第1情報処理装置から提供された前記学習情報を前記運転手に提示する提示手段と、
    前記学習情報に対する未習得である旨の回答を前記運転手から受け付けると共に、提示された前記学習情報のうち前記車両の乗客がその内容を知らなかった学習情報を受け付ける回答受付手段と、
    を備え、
    前記第1情報処理装置又は前記第2情報処理装置は、
    未習得である旨の前記回答が受け付けられた際に提示された前記学習情報を、再学習用の学習情報として、前記走行位置情報と対応付けて管理する未習得情報管理手段と、
    を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記提示手段は、さらに、
    現在の走行位置情報に基づいて、当該現在の走行位置情報に基づく所定範囲に含まれる過去の前記走行位置情報と対応付けられた前記再学習用の学習情報を提示する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
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