JP2024048153A - 光学装置、光学部材および導光部材 - Google Patents

光学装置、光学部材および導光部材 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが容易にサイズを変更することができる光学装置に好適に用いられる光学部材を提供する。【解決手段】光学部材100は、複数の導光ブロック10Aが導光方向に沿って配列された導光ブロック列であって、各導光ブロックは、受光面と、受光面と反対側の出射面と、受光面と出射面との間の少なくとも3つの側面とを有し、受光面に形成された光拡散構造を有する第1導光ブロック、または、出射面に形成された光拡散構造を有する第2導光ブロックを含む、導光ブロック列と、第1導光ブロックの側面の上に配置された光取り出し層、または、第2導光ブロックの出射面側に配置された導光ブロックが有する側面の上に配置された光取り出し層とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学装置、光学部材および導光部材に関する。
近年、光源としてLED素子を用いた多様な光学装置が開発されている。その中に、光源と複数の導光層とを有する光学装置がある。
例えば、特許文献1には、複数の導光層を有するバックライトユニットが開示されている。また、特許文献2には、複数の導光層を有する標示装置が開示されている。
特開2011ー23353号公報 特開平9-212116号公報
特許文献1、2に記載されているような従来の光学装置は、予め決められたサイズの光学装置であり、ユーザーがサイズを変更することは想定されていない。
本発明は、例えば、ユーザーが容易にサイズを変更することができるなど、全く新しい利用形態を提供することが可能な光学装置、そのような光学装置に用いられる光学部材および導光部材を提供することを目的とする。
本発明の実施形態によると、以下の項目に記載の解決手段が提供される。
[項目1]
複数の導光ブロックが導光方向に沿って配列された少なくとも1つの導光ブロック列であって、前記複数の導光ブロックのそれぞれは、受光面と、前記受光面と反対側の出射面と、前記受光面と前記出射面との間の少なくとも3つの側面とを有し、前記受光面に形成された光拡散構造を有する第1導光ブロック、または、前記出射面に形成された光拡散構造を有する第2導光ブロックを含む、少なくとも1つの導光ブロック列と、
前記第1導光ブロックが有する前記少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層、または、前記第2導光ブロックの前記出射面側に配置された導光ブロックが有する前記少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層と
を有する、光学部材。
[項目2]
前記光拡散構造は、前記受光面または前記出射面に形成された凹凸構造である、項目1に記載の光学部材。
[項目3]
前記凹凸構造は、前記受光面または前記出射面を粗面化することによって形成された微細な凹凸構造である、項目2に記載の光学部材。
[項目4]
前記微細な凹凸構造の平均粗さRaは1.6μm以上100μm以下である、項目3に記載の光学部材。
[項目5]
前記少なくとも1つの導光ブロック列が有する前記複数の導光ブロックは、前記少なくとも3つの側面の上に光取り出し層を有しない、導光ブロックを含む、項目1から4のいずれかに記載の光学部材。
[項目6]
前記光取り出し層は、内部全反射によって光を取り出す複数の内部空間を有する、項目1から5のいずれかに記載の導光ブロック。
[項目7]
前記導光ブロックの形状は、略直方体である、項目1から6のいずれかに記載の導光ブロック。
[項目8]
前記少なくとも1つの導光ブロック列は、平行に配列された複数の導光ブロック列を含む、項目1から7のいずれかに記載の光学部材。
[項目9]
前記少なくとも1つの導光ブロック列は、前記光拡散構造上に配置された接着剤層をさらに有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の光学部材。
[項目10]
項目1から9のいずれかに記載の光学部材と、
前記複数の導光ブロック列に向けて光を出射するように配置された光源と
を有する、光学装置。
[項目11]
受光面と、前記受光面と反対側の出射面と、前記受光面と前記出射面との間の少なくとも3つの側面とを有する導光ブロックと、
前記少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層と、
前記受光面および前記出射面の少なくとも一方の上に配置された、光拡散性を有する粘着剤層と
を有する、導光部材。
本発明の実施形態によると、ユーザーが容易にサイズを変更することができる、全く新しい利用形態を提供することが可能な光学装置、そのような光学装置に好適に用いられる導光部材および光学部材が提供される。
本発明の実施形態による光学部材100Aの模式的な斜視図である。 光学部材100Aが有する導光部材10M1の模式的な斜視図である。 光学部材100Aが有する導光ブロック10Aの受光面RSを含む部分の模式的な部分断面である。 導光部材10M1の光取り出し層20を含む部分の模式的な部分断面図である。 本発明の他の実施形態による光学部材100Bの模式的な斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態による光学部材100Cの模式的な斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態による光学部材100Dの模式的な斜視図である。 本発明の実施形態による光学装置1000の模式的な斜視図である。 本発明の実施形態による光学部材の製造に用いられる光取り出しフィルム200の模式的な断面図である。 光取り出しフィルム200の模式的な平面図である。 内部空間24の模式的な断面図である。 内部空間24の模式的な平面図である。 本発明の実施形態による導光部材10M2の模式的な斜視図である。 試作した光学部材の光学像である。 試作した他の光学部材の光学像である。 試作したさらに他の光学部材の光学像である。 試作したさらに他の光学部材の光学像である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による光学装置、光学部材および導光部材を説明する。本発明の実施形態による光学装置、光学部材および導光部材は、以下で例示するものに限定されない。
本発明の実施形態による光学部材は、複数の導光ブロックが導光方向に沿って配列された少なくとも1つの導光ブロック列であって、複数の導光ブロックのそれぞれは、受光面と、受光面と反対側の出射面と、受光面と前記出射面との間の少なくとも3つの側面とを有し、受光面に形成された光拡散構造を有する第1導光ブロック(図1の導光ブロック10A参照)、または、出射面に形成された光拡散構造を有する第2導光ブロック(図6の導光ブロック10B参照)を含む、少なくとも1つの導光ブロック列と、第1導光ブロックが有する少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層、または、第2導光ブロックの出射面側に配置された導光ブロックが有する少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層とを有する。導光ブロック列に向けて光を出射するように光源を配置することよって本発明の実施形態による光学装置が得られる。もちろん、導光ブロックは、出射面および受光面の両方に形成された光拡散構造を有してもよい。
例えば、導光ブロック列を構成する複数の導光ブロックの数を変更すること、および/または、導光ブロック列の数を変更することによって、光学装置のサイズを容易に変更することができる。光学装置は、例えば、照明装置または表示装置として利用され得る。導光ブロック列の配列を変更することよって、種々の形状の照明装置を得ることができる。また、例えば、平行に配列された複数の導光ブロック列を有する表示装置は、1つの導光ブロックを1つのドットとして、ドット表示を行うことができる。また、種々の大きさまたは形状を有する導光ブロックを組み合わせることもできる。
図1~図4を参照して、本発明の実施形態による光学部材100Aの構造および動作を説明する。以下では、略直方体の導光ブロックを有する例を説明するが、導光ブロックは例えば、三角柱、あるいは五角柱以上の多角柱であってもよい。また、導光ブロックの形状は、例えば角柱のエッジが面取りされる等されてもよい。
まず、図1および図2を参照する。図1に本発明の実施形態による光学部材100Aの模式的な斜視図を示し、図2に、光取り出し層20を有する導光ブロック10Aの模式的な斜視図を示す。光取り出し層20を有する導光ブロック10Aを導光部材10M1ということがある。
図1に示すように、ここで例示する光学部材100Aは、3つの導光ブロック10Aが導光方向(z方向)に沿って配列された1つの導光ブロック列10R1を有している。図1中に白抜き矢印で示すように、導光ブロック列10R1に向けて下から出射された光は、導光ブロック10Aの光拡散構造によって拡散され、導光ブロック列10R1内をz方向に伝搬する。導光ブロック列10R1内を伝搬する光の内、光取り出し層20に入射した光の一部は、黒矢印で示すように外部に出射される。光学部材100Aは、光取り出し層を有しない1つの導光ブロック10Aと、導光ブロック10Aの1つの側面にのみ光取り出し層20を有する2つの導光部材10M1を有している。もちろん、光取り出し層20を配置する導光ブロック10Aは任意に変更され得るし、光取り出し層20の数も任意に変更され得る。
図2に示すように、導光ブロック10Aは、受光面RSと、受光面RSと反対側の出射面OSと、受光面RSと出射面OSとの間の4つの側面SSa、SSb、SSc、SSdとを有している。ここでは、図面の下方から受光面RSに向けて(z方向に)光が出射されるので、受光面RSが下側、出射面OSが上側に配置されている。
導光ブロック10Aの受光面RSには、光拡散構造DSが形成されている。光拡散構造DSは、光を拡散(収束の反対)させる構造を広く含み、例えば、拡散レンズアレイ、拡散プリズムアレイ、および散乱構造(粗面)を含む。光拡散構造DSは、このような、受光面RSに形成された凹凸構造であることが好ましい。凹凸構造は、ブロックの平坦な面を加工をすることによって形成してもよいし、別途凹凸構造を有するフィルムをブロックの平坦な面に貼り付けてもよい。このとき、フィルム、接着剤およびブロックの間に光学的な界面が形成されないように、フィルム、接着剤およびブロックの屈折率は一致させることが好ましく、屈折率差は0.1以下であることが好ましい。なお、光拡散構造DSを構成する凹凸構造は小さい(例えば、高さの差、ピッチ(規則性を有しない場合は隣接間距離の平均値)は、約1μm以上約200μm以下)ので、光拡散構造DSを含む導光ブロック10Aは、略直方体(ここで略立方体)であると言える。また、光拡散構造DSは、凹凸構造に限られず、樹脂マトリクス中に、樹脂マトリクスと屈折率が異なる微粒子を分散させた光拡散層であってもよい(図10参照)。樹脂マトリクス(および必要に応じて用いられる接着剤)の屈折率は、ブロックの屈折率と一致することが好ましく、屈折率差は0.1以下であることが好ましい。
なお、図6を参照して後述する導光ブロック10Bは、出射面OSに光拡散構造DSを有している。導光ブロック10Bは、導光ブロック10Aを上下反対(導光方向に対して逆)にすれば得られるが、例えば、拡散レンズアレイ、拡散プリズムアレイの構造は、受光面RSに形成される場合と、出射面OSに形成される場合で異なり得る。また、散乱構造(粗面)は、受光面RSに形成される場合と、出射面OSに形成される場合とで同じであってよい。
導光ブロック10Aが有する4つの側面SSa、SSb、SSc、SSdの内の側面SSb上にのみ光取り出し層20が配置されている。光取り出し層20は、2以上の面に配置されてもよい。光取り出し層20は、公知の光取り出し構造を有する層であってよいが、図4を参照して後述するように、内部全反射によって光を取り出す複数の内部空間を有する光取り出し層を用いることが好ましい。
図1に示した導光ブロック列10R1は、z方向に3つの導光ブロック10Aが配列されている。例えば、z方向が鉛直方向の逆方向の場合、上の2つの導光ブロック10Aはその下の導光ブロック10Aの出射面OS上に受光面RSが対向するように積まれている。すなわち、上の導光ブロック10Aは、重力によって、下の導光ブロック10Aの出射面OS上に配置されている。受光面RSの光拡散構造DSが凹凸構造の場合、上の導光ブロック10Aの受光面RSを下の導光ブロック10Aの出射面OS(平坦面:光散乱が生じない程度の平坦性を有する)上に接触させても、出射面OSの平坦面と受光面RSの光拡散構造DSの凹凸構造との間に空気が介在することになる。空気が介在することにより、拡散レンズアレイおよび拡散プリズムアレイは、屈折作用によって、光を拡散させる。なお、出射面OSと受光面RSとは必ずしも接触させる必要はないが、出射面OSと受光面RSとの間から光が導光ブロック列10R1の外に漏れないように、なるべく近接させることが好ましい。出射面OSおよび/または受光面RSの光拡散構造DS上に表面の凹凸を埋めない接着剤層(粘着剤層を含む。)を設けて、互いに隣接する2つの導光ブロック10Aを貼り合わせてもよい。粘着剤層を用いると、利用者が容易に2つの導光ブロック10Aを剥がす(分離する)ことができる。また、導光ブロック列10R1は、別途設けた支持体を用いて固定してもよい。接着剤層および/または支持体を用いて導光ブロック列10R1を固定すれば、導光ブロック列10R1は鉛直方向に交差する方向、例えば、水平方向に配置することもできる。
粘着剤層としては、例えば(メタ)アクリル系、ポリエステル系で、25℃における貯蔵弾性率G’が1.2×10Pa以上である粘着剤層を用いることが好ましい。25℃における貯蔵弾性率G’に特に上限はないが、例えば1.0×10である。25℃における貯蔵弾性率G’が1.2×10Pa未満であると、光拡散構造の表面の凹凸が埋まりやすくなり、光取り出し層から取り出せる光量が減少する。
図3に導光ブロック10Aの受光面RSを含む部分の模式的な部分断面を示す。受光面RSが有する光拡散構造DSは、凹凸構造であり、受光面RSを粗面化することによって形成された微細な凹凸構造であり、光を散乱させる。このような微細な凹凸構造の平均粗さRaは、例えば、1.6μm以上100μm以下である。
導光ブロック10Aは、可視光(波長が380nm以上780nm以下の光)の透過率が高い無色透明な材料で形成されている。例えば、導光ブロック10Aを構成する材料の可視光透過率は70%以上であることが好ましく、ヘイズ値は5%以下であることが好ましい。可視光透過率およびヘイズ値は、例えば、ヘイズメータ(村上色彩技術研究所製:商品名HM-150)を用いて測定することができる。
このような無色透明な材料としては、アクリル樹脂(例えばPMMA)、ポリカーボネートに代表される光学用プラスチックおよび光学ガラスを挙げることができる。光学プラスチックの表面の粗面化は、例えばサンドペーパーを用いて行うことができる。また、光学ガラスの表面の粗面化は、例えば砥石を用いて行うことができる。粗面の微細な凹凸の程度(表面粗さ)は、例えば、レーザー顕微鏡(KEYENCE製 VK-X1000)によって測定される平均粗さRaで評価することができる。平均粗さRaは、例えば、1.6μm以上100μm以下であり、1.7μm以上80μm以下であることがさらに好ましい。平均粗さRaが1.6μm未満であると、拡散(散乱)光が少なくなり、光取り出し層20によって取り出せる光の量が減少する。一方、平均粗さRaが100μmを超えても、拡散(散乱)光は増えず、粗面化に要する時間が不必要に長くなる。
図4に、導光部材10M1の光取り出し層20を含む部分の模式的な部分断面図を示す。光取り出し層20は、内部全反射(TIR)によって光を取り出す複数の内部空間24を透明部材22中に有している。内部空間(エアキャビティ)を有する光取り出し構造は、例えば、国際公開第2019/182091号、国際公開第2019/146628号、国際公開第2011/124765号および国際公開第2019/087118号に記載されている。これら4件の国際公開公報の開示内容のすべてを参照により本明細書に援用する。光取り出し層20の具体例は、図9等を参照して後述する。
図5に、本発明の他の実施形態による光学部材100Bの模式的な斜視図を示す。光学部材100Bは、図1に示した光学部材100Aと同様に、3つの導光ブロック10Aが導光方向(z方向)に沿って配列された1つの導光ブロック列10R1を有している。光学部材100Bは、中央の導光ブロック10Aの、光取り出し層20が配置されている側面が、光学部材100Aと異なっている。このように、光取り出し層20が配置されている側面の位置を変えるだけで、異なる照明を提供することが可能になる。もちろん、光取り出し層20を配置する導光ブロック10Aは任意に変更され得るし、光取り出し層20の数も任意に変更され得る。
図6に、本発明のさらに他の実施形態による光学部材100Cの模式的な斜視図を示す。光学部材100Cは、3つの導光ブロック10B、10B、10Cが導光方向(z方向)に沿って配列された1つの導光ブロック列10R2を有している。導光ブロック10Bは、出射面OSに光拡散構造DSを有している点で、図1に示した導光ブロック10Aと異なっている。一番上の導光ブロック10Cは、受光面RSにも出射面OSにも光拡散構造を有していない。光学部材100Bは、光取り出し層を有しない1つの導光ブロック10Bと、導光ブロック10Bの1つの側面にのみ光取り出し層20を有する1つの導光部材10M2と、導光ブロック10Cの1つの側面にのみ光取り出し層20を有する1つの導光部材10M3とを有している。もちろん、光取り出し層20を配置する導光ブロック10Bは任意に変更され得るし、光取り出し層20の数も任意に変更され得る。
図7に、本発明のさらに他の実施形態による光学部材100Dの模式的な斜視図を示す。光学部材100Dは、3つの導光ブロック10C、10A、10Aが導光方向(z方向)に沿って配列された1つの導光ブロック列10R3を有している。一番下の導光ブロック10Cは、受光面RSにも出射面OSにも光拡散構造を有していない。このように、光拡散構造を有しない導光ブロック10Cを組み合わせたブロック列を用いることもできる。受光面RSおよび出射面OSの両方に光拡散構造DSを有する導光ブロックを用いることもできる。
次に、図8に、本発明の実施形態による光学装置1000の模式的な斜視図を示す。光学装置1000が有する光学部材100Eは、平行に配列された6つの導光ブロック列110R1、110R2、110R3、110R4、110R5、110R6を有している。隣接する導光ブロック列の間には間隙(空気層)が設けられている。各ブロック列は、6つの導光ブロック10Aを有している。したがって、光学部材100Eは、6×6=36個の導光ブロック10Aを有している。36個の導光ブロック10Aの内、16個の導光ブロック10Aの同じ方向を向いている側面に光取り出し層20が配置されている。16個の光取り出し層20は、Nの字を構成するように配置されている。
光学装置1000は、6つの導光ブロック列110R1、110R2、110R3、110R4、110R5、110R6に向けて光を出射するように配置された光源30を有している。ここでは、各導光ブロック列に1つの光源30を有する例を示しいてるが、6つの導光ブロック列110R1、110R2、110R3、110R4、110R5、110R6に1つの光源から光を出射するようにしてもよい。各導光ブロック列に1つの光源30を配置すると、例えば、各導光ブロック列で異なる色を表示することができる。
光学装置1000は、光源30を点灯することによって、Nの字を表示することができる。すなわち、平行に配列された複数の導光ブロック列を有する光学部材を用い、光取り出し層20を配置した導光ブロックの配置を変更することによって、種々の文字、絵などをドット表示することができる光学装置を得ることができる。
次に、図9、図10、図11A、図11Bを参照して、光取り出し層20Aの好ましい例を説明する。
図9は、本発明の実施形態による光学部材の製造に用いられる光取り出しフィルム200の模式的な断面図である。光取り出しフィルム200は、表面に凹部24(内部空間と同じ参照符号で示す。)を有する賦形フィルム22と、接着剤層26、基材層42と、粘着剤層28と、剥離シート44とを有している。
賦形フィルム22の表面の凹部24を覆うように接着剤層26を設けることよって、内部空間24を有する光取り出し層20Aが得られる。接着剤層26は、基材層42に支持された状態で、賦形フィルム22に接着させる。剥離シート44を剥離し、露出された粘着剤層28を導光ブロックの側面に接着させる。
光取り出し層20Aから出射される光の配向分布は、例えば、内部空間24の断面形状、平面形状、大きさ、配置密度、分布を調整することによって制御することができる。図11Aを参照して後述するように、前方傾斜面ISaの傾斜角θaは、例えば、10°以上70°以下である。また、後方傾斜面ISbの傾斜角θbは、例えば、50°以上100°以下である。内部空間24の断面形状は、ここで例示したように、三角形であるが、これに限られず、それぞれ独立に台形等であってもよい。
内部空間24は、光取り出し層20Aの主面の法線方向から見たときに、光取り出し層20Aの面積に占める複数の内部空間24の面積の割合(占有面積率)は、1%以上80%以下が好ましく、上限値は、50%以下がより好ましく、45%以下がさらに好ましく、高い透過率および/または低いヘイズ値を得るためには、30%以下が好ましく、10%以下がさらに好ましく、5%以下がさらに好ましい。例えば、内部空間の占有面積率が50%のとき、ヘイズ値30%を得ることができる。内部空間24の占有面積率は、例えば、均一である。
図10を参照して、内部空間24の平面形状および配置の例を説明する。図10は、光取り出しフィルム200の模式的な平面図を示す。また、図11A、図11Bを参照して、内部空間24の形状を説明する。図11Aは、内部空間24の模式的な断面図であり、図11Bは、内部空間24の模式的な平面図である。
図10に示したように、複数の内部空間24は、例えば、導光ブロックの導光方向(z方向)および導光方向に直交する方向(x方向)に離散的に配置されている。内部空間24の大きさ(長さL、幅W:図11A、図11B参照)は、例えば、長さLは10μm以上500μm以下であることが好ましく、幅Wは1μm以上100μm以下であることが好ましい。また、光取り出し効率の観点から、高さH(図11A参照)は、1μm以上100μm以下であることが好ましい。
ここでは、複数の内部空間24が、導光方向(z方向)および導光方向に直交する方向(x方向)に離散的に配置されている例を示したが、これに限られない。
複数の内部空間24は、例えば、導光方向および導光方向に交差する方向に離散的に配置される。離散的な配置は、少なくとも1つの方向において周期性(規則性)を有してもよいし、規則性を有しなくてもよい。ただし、量産性の観点からは、複数の内部空間24が一様に配置されることが好ましい。例えば、図10に示した例では、実質的に同一の形状で同一の方向に凸な曲面を有する複数の内部空間24が、光取り出し層20Aの導光方向(z方向)および導光方向に直交する方向(x方向)に離散的に、周期的に全領域に配置されている。このとき、ピッチPxは、例えば、10μm以上500μm以下であることが好ましく、ピッチPzは、例えば、10μm以上500μm以下であることが好ましい。図10に示した例では、z方向およびx方向のそれぞれに2分の1ピッチずれて配置された内部空間をさらに有している。
図10に示したように、光取り出し層20Aの主面に対する法線方向から見たとき、前方傾斜面ISaは光源LS側に凸な曲面を形成している。離散的な内部空間24に代えて、例えば、x方向に延びる溝(例えば三角柱)のような内部空間であってもよい。
図11Aに示すように、内部空間24の断面形状は、例えば、三角形である。光源LS側の前方傾斜面ISaの傾斜角θaは、例えば、10°以上70°以下である。傾斜角θaが10°よりも小さいと配光の制御性が低下し、光取り出し効率も低下することがある。一方、傾斜角θaが70°を超えると、例えば製造が困難になることがある。また、後方傾斜面ISbの傾斜角θbは、例えば、50°以上100°以下である。傾斜角θbが50°より小さいと、意図しない方向に迷光が発生することがある。一方、傾斜角θbが100°を超えると、例えば製造が困難になることがある。図11Bに示すように、内部空間24の長さLは10μm以上500μm以下であることが好ましく、幅Wは1μm以上100μm以下であることが好ましい。長さLは、例えば、幅Wの2倍以上である。高さH(図11A参照)は、1μm以上100μm以下であることが好ましい。
本発明の実施形態による照明装置の各構成要素の好ましい例を説明する。
内部空間を形成するための賦形フィルムは、例えば、以下のようにして製造され得る。特表2013-524288号公報に記載の方法にしたがって凹凸賦形フィルムを製造した。具体的には、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)フィルムの表面をラッカー(三洋化成工業社製ファインキュアー RM-64)でコーティングし、当該ラッカーを含むフィルム表面上に光学パターンをエンボス加工し、その後ラッカーを硬化させることによって目的の凹凸賦形フィルムを製造した。凹凸賦形フィルムの総厚さは130μmである。
基材層の厚さは、例えば1μm以上1000μm以下であり、10μm以上100μm以下が好ましく、20μm以上80μm以下がさらに好ましい。基材層の屈折率は、それぞれ独立に、1.40以上1.70以下が好ましく、1.43以上1.65以下がさらに好ましい。
接着剤層の厚さは、それぞれ独立に、例えば0.1μm以上100μm以下であり、0.3μm以上100μm以下が好ましく、0.5μm以上50μm以下がさらに好ましい。接着剤層の屈折率は、それぞれ独立に、好ましくは1.42以上1.60以下であり、より好ましくは1.47以上1.58以下である。また、接着剤層の屈折率は、それが接する導光層、賦形フィルムまたは基材層の屈折率と近いことが好ましく、屈折率の差の絶対値が0.2以下であることが好ましい。
賦形フィルムの表面の凹部に接し、内部空間を構成する接着剤層は、賦形フィルムの表面の凹部を埋めることなく接着できることが好ましい。このような接着剤層の形成に好適な接着剤としては、本出願人による国際公開第2021/167090号、国際公開第2021/167091号または国際出願PCT/JP2022/004554に記載の接着剤を好適に用いることができる。これらの出願の開示内容のすべてを本明細書に援用する。特に、国際出願PCT/JP2022/004554に記載のポリエステル系接着剤が好ましい。
さらに、光学部材の例えば前面に、低屈折率層、ハードコート層、反射防止層、防汚層などを設けてもよい。これらは、公知の材料を用いて形成され得る。
低屈折率層の屈折率nは、例えば1.30以下であることが好ましく、1.20以下であることがより好ましく、1.15以下がさらに好ましい。低屈折率層は固体であることが好ましく、屈折率は、例えば1.05以上であることが好ましい。導光ブロックの屈折率と低屈折率層の屈折率層との差は、好ましくは0.20以上であり、より好ましくは0.23以上であり、さらに好ましくは0.25以上である。屈折率が1.30以下の低屈折率層は、例えば多孔質材料を用いて形成され得る。低屈折率層の厚さは、例えば、0.3μm以上5μm以下である。
低屈折率層が内部に空隙を有する多孔質材料である場合、その空隙率は、好ましくは35体積%以上であり、より好ましくは38体積%以上であり、特に好ましくは40体積%以上である。このような範囲であれば、屈折率が特に低い低屈折率層を形成することがで
きる。低屈折率層の空隙率の上限は、例えば、90体積%以下であり、好ましくは75体積%以下である。このような範囲であれば、強度に優れる低屈折率層を形成することができる。空隙率は、エリプソメーターで測定した屈折率の値から、Lorentz‐Lorenz’s formula(ローレンツ-ローレンツの式)より算出された値である。
空隙を有する低屈折率層は、シリカ粒子、微細孔を有するシリカ粒子、シリカ中空ナノ粒子等の略球状粒子、セルロースナノファイバー、アルミナナノファイバー、シリカナノファイバー等の繊維状粒子、ベントナイトから構成されるナノクレイ等の平板状粒子等を含む。1つの実施形態において、空隙を有する低屈折率層は、粒子(例えば微細孔粒子)同士が直接的に化学的に結合して構成される多孔体である。また、空隙を有する低屈折率層を構成する粒子同士は、その少なくとも一部が、少量(例えば、粒子の質量以下)のバインダ一成分を介して結合していてもよい。低屈折率層の空隙率および屈折率は、当該低屈折率層を構成する粒子の粒径、粒径分布等により調整することができる。
空隙を有する低屈折率層を得る方法としては、例えば、特開2010-189212号公報、特開2008-040171号公報、特開2006-011175号公報、国際公開第2004/113966号、およびそれらの参考文献に記載された方法が挙げられる。特開2010-189212号公報、特開2008-040171号公報、特開2006-011175号公報、国際公開第2004/113966号の開示内容のすべてを参照により本明細書に援用する。
空隙を有する低屈折率層として、シリカ多孔体を好適に用いることができる。シリカ多孔体は、例えば、以下の方法で製造される。ケイ素化合物;加水分解性シラン類および/またはシルセスキオキサン、ならびにその部分加水分解物および脱水縮合物の少なくともいずれか1つを加水分解および重縮合させる方法、多孔質粒子および/または中空微粒子を用いる方法、ならびにスプリングバック現象を利用してエアロゲル層を生成する方法、ゾルゲル法により得られたゲル状ケイ素化合物を粉砕し、得られた粉砕体である微細孔粒子同士を触媒等で化学的に結合させた粉砕ゲルを用いる方法、等が挙げられる。ただし、低屈折率層は、シリカ多孔体に限定されず、製造方法も例示した製造方法に限定されず、どのような製造方法により製造しても良い。ただし、多孔質層は、シリカ多孔体に限定されず、製造方法も例示した製造方法に限定されず、どのような製造方法により製造しても良い。なお、シルセスキオキサンは、(RSiO1.5、Rは炭化水素基)を基本構成単位とするケイ素化合物であり、SiOを基本構成単位とするシリカとは厳密には異なるが、シロキサン結合で架橋されたネットワーク構造を有する点でシリカと共通しているので、ここではシルセスキオキサンを基本構成単位として含む多孔体もシリカ多孔体またはシリカ系多孔体という。
シリカ多孔体は、互いに結合したゲル状ケイ素化合物の微細孔粒子から構成され得る。ゲル状ケイ素化合物の微細孔粒子としては、ゲル状ケイ素化合物の粉砕体が挙げられる。シリカ多孔体は、例えば、ゲル状ケイ素化合物の粉砕体を含む塗工液を、基材に塗工して形成され得る。ゲル状ケイ素化合物の粉砕体は、例えば、触媒の作用、光照射、加熱等により化学的に結合(例えば、シロキサン結合)し得る。
図12に、本発明の実施形態による導光部材10M2の模式的な斜視図を示す。
導光部材10M2は、受光面RSと、受光面RSと反対側の出射面OSと、受光面RSと出射面OSとの間の4つの側面とを有する導光ブロック10Cを有している。導光ブロック10Cは、光拡散構造を有していない。導光部材10M2は、1つの側面の上に配置された光取り出し層20を有している。導光部材10M2は、光拡散構造の代わりに、受光面RS上に配置された、光拡散性を有する粘着剤層18を有している。粘着剤層18は、粘着剤マトリクス中に、粘着剤マトリクスと屈折率が異なる微粒子を分散させた光拡散性を有する粘着剤層18である。粘着剤層18は、出射面OSに設けてもよい。この導光部材10M2を用いても、上記の実施形態と同様の光学部材を得ることができる。
図13A~図13Dに試作した光学部材の光学像を示す。
図13Aに示す光学部材は、2つの導光ブロックを積み重ねることによって得た。図13Aは、光学部材に下側からLED(エーシック製 Al-1030)で光を照射した状態の光学像である。
下側の導光ブロック(BLaという。)は、略直方体形状を有し、横幅100mm×奥行20mm×高さ40mmのアクリル板を用いて形成した。アクリル板の上面(出射面)を粗面化することによって微細な凹凸構造を形成した。微細な凹凸構造の平均粗さRaは2.0μmであった。4つの側面には光取り出し層を設けていない。したがって図13Aにおいて下側の導光ブロックは暗い。
上側の2つ目の導光ブロック(BLbという。)は、下側の導光ブロックと同様に形成した導光ブロックを用いた。上面(出射面)に微細な凹凸構造の平均粗さRaは2.0μmであった。4つの側面のうち1つ(図中の正面)に光取り出し層を設けた。光取り出し層を特徴づけるパラメータ(図10、図11A、図11B参照)を以下に示す。
厚さ:100μm
凹部:L=80μm、W=20μm、H=10μm
第1傾斜面:曲面(4次曲線)、傾斜角θa=30°
第2傾斜面:平面(直線)、傾斜角θb=70°
ピッチPx=200μm、ピッチPz=100μm、占有面積率5%
また、光取り出し層の表面には、低屈折率層を形成し、低屈折率層の上にハードコート層を形成した。低屈折率層は、上述のシリカ多孔体を用いて形成し、屈折率は1.20で、厚さは約0.9μmであった。ハードコート層(表面硬度:2H~3H)は、最表面の中空シリカ層とその下の有機系導電性ハードコート層を用いて形成した。中空シリカ層の厚さは約80~100nmで、有機系導電性ハードコート層の厚さは約10μmであった。
図13Bに示す光学部材は、図13Aに示した光学部材の上に、上記導光ブロックBLbと同じ構成の導光ブロック(3つ目の導光ブロック)を積み重ねることによって得た。図13Cに示す光学部材は、図13Bに示した光学部材の上に、さらに導光ブロックBLbと同じ構成の導光ブロック(4つ目の導光ブロック)を積み重ねることによって得た。図13Dに示す光学部材は、下から1つ目、3つ目、および5つ目の導光ブロックを上記導光ブロックBLaと同じ構成の導光ブロックとし、2つ目、4つ目および6つ目の導光ブロックを上記導光ブロックBLbと同じ構成の導光ブロックとした。
このように、光取り出し層を設けた導光ブロックから効率よく光を取り出せることが分かる。種々の導光ブロックを組み合わせた導光ブロック列を用いて、多様な照明や表示を行うことができる。また、導光ブロックの数、導光ブロックの種類、導光ブロック列の配置、およびこれらの組み合わせを利用者が容易に変更できる。
本発明の実施形態による光学装置、導光ブロックおよび光学部材は、ユーザーが容易にサイズを変更することができる、全く新しい利用形態を提供することができる。
10A 導光ブロック
10R1 導光ブロック列
20 光取り出し層
100A 光学部材

Claims (11)

  1. 複数の導光ブロックが導光方向に沿って配列された少なくとも1つの導光ブロック列であって、前記複数の導光ブロックのそれぞれは、受光面と、前記受光面と反対側の出射面と、前記受光面と前記出射面との間の少なくとも3つの側面とを有し、前記受光面に形成された光拡散構造を有する第1導光ブロック、または、前記出射面に形成された光拡散構造を有する第2導光ブロックを含む、少なくとも1つの導光ブロック列と、
    前記第1導光ブロックが有する前記少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層、または、前記第2導光ブロックの前記出射面側に配置された導光ブロックが有する前記少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層と
    を有する、光学部材。
  2. 前記光拡散構造は、前記受光面または前記出射面に形成された凹凸構造である、請求項1に記載の光学部材。
  3. 前記凹凸構造は、前記受光面または前記出射面を粗面化することによって形成された微細な凹凸構造である、請求項2に記載の光学部材。
  4. 前記微細な凹凸構造の平均粗さRaは1.6μm以上100μm以下である、請求項3に記載の光学部材。
  5. 前記少なくとも1つの導光ブロック列が有する前記複数の導光ブロックは、前記少なくとも3つの側面の上に光取り出し層を有しない、導光ブロックを含む、請求項1に記載の光学部材。
  6. 前記光取り出し層は、内部全反射によって光を取り出す複数の内部空間を有する、請求項1に記載の光学部材。
  7. 前記導光ブロックの形状は、略直方体である、請求項1に記載の光学部材。
  8. 前記少なくとも1つの導光ブロック列は、平行に配列された複数の導光ブロック列を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の光学部材。
  9. 前記少なくとも1つの導光ブロック列は、前記光拡散構造上に配置された接着剤層をさらに有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の光学部材。
  10. 請求項1に記載の光学部材と、
    前記複数の導光ブロック列に向けて光を出射するように配置された光源と
    を有する、光学装置。
  11. 受光面と、前記受光面と反対側の出射面と、前記受光面と前記出射面との間の少なくとも3つの側面とを有する導光ブロックと、
    前記少なくとも3つの側面の少なくとも1つの側面の上に配置された光取り出し層と、
    前記受光面および前記出射面の少なくとも一方の上に配置された、光拡散性を有する粘着剤層と
    を有する、導光部材。
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