JP2024046967A - 防水装置及びサッシ - Google Patents
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Abstract
【課題】開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置することができる防水装置の提供。【解決手段】開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置される防水装置であって、前記開口部に障子SD1、SD2を設置するための枠体23の室内側の額縁Fの内側に取り付けられる防水部材取付枠12と、防水部材取付枠12に対して止水可能に取り付けられる止水板11と、を備える、防水装置1。【選択図】図2
Description
本発明は、開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置される防水装置及び当該防水装置を備えたサッシに関する。
従来、水害時における、建物等の開口部からの浸水を抑止若しくは低減させるための、開口部に設置する防水装置若しくは止水装置(以下「防水装置」という)が用いられている。
特許文献1には、このような防水装置として、防水シート若しくは止水シートを用いるものに関する技術が開示されており、特許文献2には、防水板を用いるものに関する技術が開示されている。
特許文献1には、このような防水装置として、防水シート若しくは止水シートを用いるものに関する技術が開示されており、特許文献2には、防水板を用いるものに関する技術が開示されている。
従来の防水装置は、建物等の開口部のうち、特に入口(即ち、基本的に開口の下端が地面と略同一レベルである箇所)に設けられるものであり、建物等の窓(開口の下端が地面よりも高い位置に形成されている開口部)に対して設けられる防水装置はなかった。
本発明は、上記の点に鑑み、開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置することができる防水装置を提供することを目的とする。
(構成1)
開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置される防水装置であって、前記開口部にパネル体を設置するための枠体の室内側の額縁の内側に取り付けられる防水部材取付枠と、前記防水部材取付枠に対して止水可能に取り付けられる止水板と、を備える、防水装置。
開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置される防水装置であって、前記開口部にパネル体を設置するための枠体の室内側の額縁の内側に取り付けられる防水部材取付枠と、前記防水部材取付枠に対して止水可能に取り付けられる止水板と、を備える、防水装置。
(構成2)
前記防水部材取付枠が、前記額縁の内側に突出し、前記額縁の縦材である額縁縦材の少なくとも下部側において前記額縁縦材に沿って上下に延びる凸部を有する、構成1に記載の防水装置。
前記防水部材取付枠が、前記額縁の内側に突出し、前記額縁の縦材である額縁縦材の少なくとも下部側において前記額縁縦材に沿って上下に延びる凸部を有する、構成1に記載の防水装置。
(構成3)
前記凸部が、前記額縁の下材である額縁下材にも設けられることにより、前記額縁の少なくとも下部側の三方において前記額縁に沿って内側に突出する、構成2に記載の防水装置。
前記凸部が、前記額縁の下材である額縁下材にも設けられることにより、前記額縁の少なくとも下部側の三方において前記額縁に沿って内側に突出する、構成2に記載の防水装置。
(構成4)
前記止水板が、前記凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える、構成2又は3に記載の防水装置。
前記止水板が、前記凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える、構成2又は3に記載の防水装置。
(構成5)
前記止水板の両側面にシール部材を備え、前記両側面のシール部材の外側までの幅が、両側の前記額縁縦材に設けられた前記凸部間の距離よりも大きく形成されている、構成2から4の何れかに記載の防水装置。
前記止水板の両側面にシール部材を備え、前記両側面のシール部材の外側までの幅が、両側の前記額縁縦材に設けられた前記凸部間の距離よりも大きく形成されている、構成2から4の何れかに記載の防水装置。
(構成6)
前記防水部材取付枠が、上方から差し込まれる前記止水板を受け入れるガイド溝を備える、構成1から5の何れかに記載の防水装置。
前記防水部材取付枠が、上方から差し込まれる前記止水板を受け入れるガイド溝を備える、構成1から5の何れかに記載の防水装置。
(構成7)
前記防水部材取付枠に上方から差し込まれる前記止水板の両側面に、前記防水部材取付枠を受け入れるガイド溝を備える、構成1から5の何れかに記載の防水装置。
前記防水部材取付枠に上方から差し込まれる前記止水板の両側面に、前記防水部材取付枠を受け入れるガイド溝を備える、構成1から5の何れかに記載の防水装置。
(構成8)
前記止水板が、展開可能な折り畳み構造を有し、折り畳みによって減少する幅寸法が、展開によって増大することに伴い、前記防水部材取付枠への取り付けが行われるように構成されている、構成1から5の何れかに記載の防水装置。
前記止水板が、展開可能な折り畳み構造を有し、折り畳みによって減少する幅寸法が、展開によって増大することに伴い、前記防水部材取付枠への取り付けが行われるように構成されている、構成1から5の何れかに記載の防水装置。
(構成9)
構成1から8の何れかに記載の防水装置を備えたサッシ。
構成1から8の何れかに記載の防水装置を備えたサッシ。
本発明の防水装置若しくはこれを備えたサッシによれば、開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して防水装置を設置することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するものではない。
図1、2は、本発明に係る実施形態1の防水装置をサッシ窓に取り付けた状態を示す概略図であり、図1:概略垂直断面図、図2:概略水平断面図である。
本実施形態の防水装置1は、サッシ窓に対して設置される防水装置であって、サッシ窓は「開口の下端が地面より高い位置にある開口部」である。
本実施形態の防水装置1は、開口部にガラス窓等のパネル体(外障子SD1、内障子SD2)を設置するための枠体であるサッシ枠の室内側の額縁Fの内側に取り付けられる防水部材取付枠12と、防水部材取付枠12に対して止水可能に取り付けられる止水板11と、を備えている。
なお、以下の説明における「幅方向」とは、窓の開閉方向(障子のスライド方向)に沿った方向であり、「幅寸法」とは幅方向に沿った部材の長さである。
本実施形態の防水装置1は、サッシ窓に対して設置される防水装置であって、サッシ窓は「開口の下端が地面より高い位置にある開口部」である。
本実施形態の防水装置1は、開口部にガラス窓等のパネル体(外障子SD1、内障子SD2)を設置するための枠体であるサッシ枠の室内側の額縁Fの内側に取り付けられる防水部材取付枠12と、防水部材取付枠12に対して止水可能に取り付けられる止水板11と、を備えている。
なお、以下の説明における「幅方向」とは、窓の開閉方向(障子のスライド方向)に沿った方向であり、「幅寸法」とは幅方向に沿った部材の長さである。
サッシ窓は、家屋の壁(外壁OWが取り付けられている壁面W)に形成された開口部に取り付けられた、上枠21、下枠22、及び左右一対の竪枠23によって構成されるサッシ枠に対して、ガラス窓等の外障子SD1と内障子SD2が設置されている、引き違い窓である。また、本実施形態におけるサッシ窓は、下枠22が、家屋の土台Bに対して設置され、窓の内側の額縁(化粧窓枠)Fの下側の額縁(額縁下材)が、床面と同一レベル(或いは、下側の額縁Fがフローリング材等の床面そのもの)となる掃き出し窓である。
下枠22には、それぞれ下端に戸車を有する外障子SD1、内障子SD2、網戸(特に図示せず)の走行をそれぞれガイドするレール部材222、レール部材223、レール部材221が形成されている。
なお、任意のサッシ窓に対して、本実施形態の防水装置の概念を適用できるものであるため、サッシ窓自体に関するこれ以上の詳しい説明を省略する。
下枠22には、それぞれ下端に戸車を有する外障子SD1、内障子SD2、網戸(特に図示せず)の走行をそれぞれガイドするレール部材222、レール部材223、レール部材221が形成されている。
なお、任意のサッシ窓に対して、本実施形態の防水装置の概念を適用できるものであるため、サッシ窓自体に関するこれ以上の詳しい説明を省略する。
止水板11は、以下で説明する防水部材取付枠12に取り付けられ、サッシ窓(開口部)の少なくとも下部側を室内側で止水することで、水害時の水位上昇時においてサッシ窓部分の止水を行うものである。止水板11の基本的な態様は、正面視で(図1の左側からみた場合、図2では上側から見た場合に)略矩形の部材であり、水圧に抗する強度を備えさせると共に軽量化のため、アルミ、スチール、鋼材、ステンレス等の金属、若しくはPVC(板、又は押出材を連結して板状にしたもの)、アクリル板、ポリカーボネート板などの樹脂部材、によって形成された中空のパネル体(又は中空の内部に発泡ウレタンなどの充填剤を充填したもの)の構成を有している。
図1、2に示されるように、止水板11の底面と両側面には、シール部材111が設けられている。即ち、止水板の3方を取り囲むように、シール部材111が設けられている。シール部材は遮水性を有しており、また、弾性を有していることが好ましく、軟質ゴム、発泡ゴムやウレタンなどの樹脂を用いて形成される。また、水膨張材(水を吸うことで膨張して隙間をふさぎ、止水する部材)を用いてもよい。
また、図2に示されるように、止水板11の幅方向の両端部には、止水板の室外側に形成され、止水板11の上部から下部まで延在する側壁112が形成されている。側壁112と、シール部材111とによって、防水部材取付枠12に対する取付部が構成される。
図1、2に示されるように、止水板11の底面と両側面には、シール部材111が設けられている。即ち、止水板の3方を取り囲むように、シール部材111が設けられている。シール部材は遮水性を有しており、また、弾性を有していることが好ましく、軟質ゴム、発泡ゴムやウレタンなどの樹脂を用いて形成される。また、水膨張材(水を吸うことで膨張して隙間をふさぎ、止水する部材)を用いてもよい。
また、図2に示されるように、止水板11の幅方向の両端部には、止水板の室外側に形成され、止水板11の上部から下部まで延在する側壁112が形成されている。側壁112と、シール部材111とによって、防水部材取付枠12に対する取付部が構成される。
防水部材取付枠12は、止水板11を取り付けるための取付枠であり、額縁Fの内側に突出し、額縁Fの縦材である額縁縦材の下部側において額縁縦材に沿って上下に延びる凸部としての構成を有する。
図2に示されるように、防水部材取付枠12は、その断面形状が略矩形の中空の部材である。止水板11と同様に、止水板11を保持して水圧に抗する強度を備えさせると共に軽量化のため、アルミ、スチール、鋼材、ステンレス等の金属、若しくはPVC(板、又は押出材を連結して板状にしたもの)、アクリル板、ポリカーボネート板などの樹脂部材、によって形成された中空の部材(又は中空の内部に発泡ウレタンなどの充填剤が充填されたもの)である。
防水部材取付枠12は、額縁縦材に対してシール部材121を介して取り付けられる。なお、防水部材取付枠は額縁に対して止水機能を有して取り付けられるものであればよく、例えば、シール部材に替えてコーキング処理がされるもの等であってもよい。また、防水部材取付枠12の額縁縦材に対する取り付けは、接着などによって固定的取り付けられるものであっても良いし、ねじ止め等によって着脱可能に取り付けられるもの等であってもよい。
図2に示されるように、防水部材取付枠12は、その断面形状が略矩形の中空の部材である。止水板11と同様に、止水板11を保持して水圧に抗する強度を備えさせると共に軽量化のため、アルミ、スチール、鋼材、ステンレス等の金属、若しくはPVC(板、又は押出材を連結して板状にしたもの)、アクリル板、ポリカーボネート板などの樹脂部材、によって形成された中空の部材(又は中空の内部に発泡ウレタンなどの充填剤が充填されたもの)である。
防水部材取付枠12は、額縁縦材に対してシール部材121を介して取り付けられる。なお、防水部材取付枠は額縁に対して止水機能を有して取り付けられるものであればよく、例えば、シール部材に替えてコーキング処理がされるもの等であってもよい。また、防水部材取付枠12の額縁縦材に対する取り付けは、接着などによって固定的取り付けられるものであっても良いし、ねじ止め等によって着脱可能に取り付けられるもの等であってもよい。
止水板11の両側面のシール部材111の外側までの幅寸法(幅方向の両端のシール部材111の外側面の距離)は、両側の額縁縦材に設けられた防水部材取付枠12(凸部)間の距離よりも大きく形成されている。当該構成により、止水板11を防水部材取付枠12に取り付ける際に、止水板11(シール部材111)が防水部材取付枠12の間に圧入されるような形となる。止水板11を防水部材取付枠12にはめ込んだ際に生じるシール部材111の弾性力が、止水板11の取り付け状態を保持する係止力としても作用し、且つ止水機能を向上するように作用する。なお、このように変形を前提としたシール部材には、発泡シール材を用いるようにするとよい。止水機能がより向上されることが期待できる。
止水板11の下部側の止水機能は、図1に示されるように止水板11の下部側のシール部材111が、額縁Fの下材である額縁下材に密着することによって得られる。止水板11の取り付けの際には、止水板11を下方に押し込むようにして、額縁下材との密着を高めるようにするとよい。なお、このような止水板11を下方に押し込んだ状態(止水板11の下部側のシール部材111を額縁下材に密着させた状態)を維持するために、止水板11の高さ方向の取り付け位置を固定する固定部材(固定用の取付金具など)を設けたり、止水板を防水部材取付枠にネジ止めできる構成にする等してもよい。
止水板11は、防水部材取付枠若しくは額縁に対向する箇所にシール部材を備えることにより、サッシ窓の室内側で止水機能を発揮するものである。
止水板11の下部側の止水機能は、図1に示されるように止水板11の下部側のシール部材111が、額縁Fの下材である額縁下材に密着することによって得られる。止水板11の取り付けの際には、止水板11を下方に押し込むようにして、額縁下材との密着を高めるようにするとよい。なお、このような止水板11を下方に押し込んだ状態(止水板11の下部側のシール部材111を額縁下材に密着させた状態)を維持するために、止水板11の高さ方向の取り付け位置を固定する固定部材(固定用の取付金具など)を設けたり、止水板を防水部材取付枠にネジ止めできる構成にする等してもよい。
止水板11は、防水部材取付枠若しくは額縁に対向する箇所にシール部材を備えることにより、サッシ窓の室内側で止水機能を発揮するものである。
以上のごとく、本実施形態の防水装置1によれば、既存のサッシ窓に対して、比較的安価かつ手軽に止水対策を行うことができる。
近年の水害による被害の甚大化に伴い、床上浸水の被害も増大しており、床上浸水の被害を防止若しくは低減することのニーズが高まっている。床上浸水の被害を防止若しくは低減するためには、掃き出し窓における止水が不可欠であるが、引き違い窓等の引き戸式の窓においては、その構造上、止水をすることが容易でない面がある。これに対して、本実施形態の防水装置1によれば、既存のサッシ窓に対して、安価かつ手軽に止水対策を行うことができるため、非常に有用である。
近年の水害による被害の甚大化に伴い、床上浸水の被害も増大しており、床上浸水の被害を防止若しくは低減することのニーズが高まっている。床上浸水の被害を防止若しくは低減するためには、掃き出し窓における止水が不可欠であるが、引き違い窓等の引き戸式の窓においては、その構造上、止水をすることが容易でない面がある。これに対して、本実施形態の防水装置1によれば、既存のサッシ窓に対して、安価かつ手軽に止水対策を行うことができるため、非常に有用である。
なお、止水板11と防水部材取付枠12は、それぞれ相互に着脱可能であり、且つ、額縁に取り付けられてサッシ窓の少なくとも下部側を止水可能な構成であればよく、その具体的な構造としては種々の態様を取り得るものである。
図3~9には、止水板や防水部材取付枠に関する別の態様の例を示した。
図3~9には、止水板や防水部材取付枠に関する別の態様の例を示した。
図3は、防水装置の別の例を示す概略垂直断面図である。
図3の例における防水装置1´は、実施形態の防水装置1における両サイドの構成と同様の構成を下部側にも設けたものである。なお、下部側以外の構成は、実施形態の防水装置1と同様の構成である。
図3に示されるように、防水装置1´の止水板11´の下部側には、止水板の室外側に形成され、止水板の幅方向の両端まで延在する側壁112´が形成されている。側壁112´は両サイドの側壁112と連続的に形成され、従って、止水板の三方に連続的に設けられている。側壁112´とシール部材111とによって防水部材取付枠12に対する取付部が構成される点は実施形態と同様である。
また、図3に示されるように、額縁下材に対して防水部材取付枠12´が設けられている。防水部材取付枠12´の基本的概念は、実施形態1の防水部材取付枠12と同様であり、シール部材121を介して額縁下材に取り付けられる。防水部材取付枠12´は、幅方向に延びて両サイドの防水部材取付枠12と接続されており、従って、額縁Fの下方側の内側の三方に連続的に凸部(額縁に沿って内側に突出する凸部)が形成されるものである。
当該構成により、止水板の下部側の止水性が向上される。
なお、実施形態の側壁112及び図3の例における側壁112´について、上下方向若しくは幅方向に延在して連続的に設けられているものを例としたが、断続的に設けられるものや、一つ若しくは複数の凸部(係合部)として形成されるものであってもよい(防水部材取付枠12若しくは防水部材取付枠12´に対して係合可能なものであればよい)。
図3の例における防水装置1´は、実施形態の防水装置1における両サイドの構成と同様の構成を下部側にも設けたものである。なお、下部側以外の構成は、実施形態の防水装置1と同様の構成である。
図3に示されるように、防水装置1´の止水板11´の下部側には、止水板の室外側に形成され、止水板の幅方向の両端まで延在する側壁112´が形成されている。側壁112´は両サイドの側壁112と連続的に形成され、従って、止水板の三方に連続的に設けられている。側壁112´とシール部材111とによって防水部材取付枠12に対する取付部が構成される点は実施形態と同様である。
また、図3に示されるように、額縁下材に対して防水部材取付枠12´が設けられている。防水部材取付枠12´の基本的概念は、実施形態1の防水部材取付枠12と同様であり、シール部材121を介して額縁下材に取り付けられる。防水部材取付枠12´は、幅方向に延びて両サイドの防水部材取付枠12と接続されており、従って、額縁Fの下方側の内側の三方に連続的に凸部(額縁に沿って内側に突出する凸部)が形成されるものである。
当該構成により、止水板の下部側の止水性が向上される。
なお、実施形態の側壁112及び図3の例における側壁112´について、上下方向若しくは幅方向に延在して連続的に設けられているものを例としたが、断続的に設けられるものや、一つ若しくは複数の凸部(係合部)として形成されるものであってもよい(防水部材取付枠12若しくは防水部材取付枠12´に対して係合可能なものであればよい)。
図4は、止水板の別の例を示す図であり、止水板が複数のパネル体を用いて構成されたものの例である。
図4の止水板1-1は、2枚の止水板がヒンジHで接合されることにより、上下方向の軸に沿って左右に折り畳み及び展開可能な折り畳み構造を有している。2枚の止水板の接合部においては適宜止水構造(シール部材を備えさせること等による密着構造)が設けられる。
止水板1-1の両サイド及び底部の取付部の構成は、図3の止水板11´と同様の構成である。即ち、止水板1-1は、図3の止水板11´を2分割にして、ヒンジHで折り畳み可能に接合したものと同様の概念である。
止水板1-1の取り付けは、図4(a)、(b)に示されるように、止水板1-1を少し折り畳んだ状態として防水部材取付枠12の間に配し、折り畳みを展開することによって、止水板1-1を防水部材取付枠12の間に嵌合させる。即ち、止水板1-1は、「折り畳みによって減少する幅寸法が、展開によって増大することに伴い、防水部材取付枠への取り付けが行われるように構成されている」ものである。
図4(a)、(b)の作業が、図2(c)に示される設置位置(高さ)で行われることで、又は、図4(a)、(b)の作業を止水板1-1の下端が防水部材取付枠12の下部側と干渉しない位置(高さ)で行った後に、図2(c)に示されるように、止水板1-1を下方にスライドさせることで、止水板1-1の取り付けが完了する。
図4の止水板1-1によれば、実施形態と同様の作用効果が得られると共に、止水板の収納時において折り畳みによってコンパクト化ができるという優れた作用効果を得ることができる。
なお、ここでは折り畳み箇所が1か所であるものを例としているが、図5にその一例である止水板1-1´を示したように、折り畳み箇所を複数とする(例えばアコーディオン状に折り畳めるようにする)ことで、収納時によりコンパクトにすることができるようにしてもよい。
図4の止水板1-1は、2枚の止水板がヒンジHで接合されることにより、上下方向の軸に沿って左右に折り畳み及び展開可能な折り畳み構造を有している。2枚の止水板の接合部においては適宜止水構造(シール部材を備えさせること等による密着構造)が設けられる。
止水板1-1の両サイド及び底部の取付部の構成は、図3の止水板11´と同様の構成である。即ち、止水板1-1は、図3の止水板11´を2分割にして、ヒンジHで折り畳み可能に接合したものと同様の概念である。
止水板1-1の取り付けは、図4(a)、(b)に示されるように、止水板1-1を少し折り畳んだ状態として防水部材取付枠12の間に配し、折り畳みを展開することによって、止水板1-1を防水部材取付枠12の間に嵌合させる。即ち、止水板1-1は、「折り畳みによって減少する幅寸法が、展開によって増大することに伴い、防水部材取付枠への取り付けが行われるように構成されている」ものである。
図4(a)、(b)の作業が、図2(c)に示される設置位置(高さ)で行われることで、又は、図4(a)、(b)の作業を止水板1-1の下端が防水部材取付枠12の下部側と干渉しない位置(高さ)で行った後に、図2(c)に示されるように、止水板1-1を下方にスライドさせることで、止水板1-1の取り付けが完了する。
図4の止水板1-1によれば、実施形態と同様の作用効果が得られると共に、止水板の収納時において折り畳みによってコンパクト化ができるという優れた作用効果を得ることができる。
なお、ここでは折り畳み箇所が1か所であるものを例としているが、図5にその一例である止水板1-1´を示したように、折り畳み箇所を複数とする(例えばアコーディオン状に折り畳めるようにする)ことで、収納時によりコンパクトにすることができるようにしてもよい。
図4や5の折り畳み方式とする場合に、展開状態を保持するための補強部材を設けるようにしてもよい。
図6にはこのようなものの一例を示した。
図6の防水装置1-2では、かんぬきとして機能するバー部材15と、かすがい部材16によって補強部材が構成されている。図6(a)に示されるように、防水装置1-2の折り畳み状態において、その折り畳みの内側となる面に、バー部材15と各かすがい部材16が設けられている。図6(b)~(d)に示されるように、防水装置1-2の展開後に、バー部材15をスライドさせて各かすがい部材16に通し、折り畳み箇所の両サイドにわたってバー部材15を位置させることで(図6(d))、かんぬきがかかり、防水装置1-2の展開状態を維持するように補強される。図6(a)に示されるように、折り畳みの内側となる面にバー部材15と各かすがい部材16が設けられていることにより、収納状態(折り畳み状態)におけるコンパクト化が図られている。なお、当該構成は、図5の止水板1-1´のように複数の折り畳み箇所を有する物にも適用することができる。複数の折り畳み箇所がある場合においても、隣り合う板の関係において、図6と同様の構成を適用すればよいものであり、これによって、図6と同様に、収納状態(折り畳み状態)におけるコンパクト化を図ることができる。
図6にはこのようなものの一例を示した。
図6の防水装置1-2では、かんぬきとして機能するバー部材15と、かすがい部材16によって補強部材が構成されている。図6(a)に示されるように、防水装置1-2の折り畳み状態において、その折り畳みの内側となる面に、バー部材15と各かすがい部材16が設けられている。図6(b)~(d)に示されるように、防水装置1-2の展開後に、バー部材15をスライドさせて各かすがい部材16に通し、折り畳み箇所の両サイドにわたってバー部材15を位置させることで(図6(d))、かんぬきがかかり、防水装置1-2の展開状態を維持するように補強される。図6(a)に示されるように、折り畳みの内側となる面にバー部材15と各かすがい部材16が設けられていることにより、収納状態(折り畳み状態)におけるコンパクト化が図られている。なお、当該構成は、図5の止水板1-1´のように複数の折り畳み箇所を有する物にも適用することができる。複数の折り畳み箇所がある場合においても、隣り合う板の関係において、図6と同様の構成を適用すればよいものであり、これによって、図6と同様に、収納状態(折り畳み状態)におけるコンパクト化を図ることができる。
図7は、防水装置のさらに別の例を示す概略水平断面図である。なお、図7は、防水装置1-3の一方の端部付近を示した図であるが、他方の端部付近も同様(対称)の構成である。
図7の例における防水装置1-3の止水板の基本的構成は実施形態1と同様であるが、幅方向の両端部に設けられるシール部材111-3は、実施形態1のシール部材111が延在される形で側壁(取付部)112の室内側にも設けられている。これにより、側壁112と防水部材取付枠12-3の間にシール部材が配されるものであり、即ち、「止水板が、凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える」ものである。
また、防水部材取付枠12-3は、額縁Fと接触する側面が室外側へと延長されてさらにその先端に室外側側壁が形成され、断面視(上面視)で数字の6のような形状を有している。
額縁Fとの接触面の延長部において、額縁Fに対するネジ止めのためのネジ取付部が形成され、また、室外側側壁によってガイド溝123が形成されている。ガイド溝123は、上方から差し込まれる止水板11(側壁(取付部)112)を受け入れるガイド溝である。側壁112を受け入れる溝であることにより、止水板11を保持する(室外側への倒れ等を防止する)ものである。
図7の例によれば、同図からも理解され得るように、水害時において水圧が外部からかかると、当該水圧によって止水板を防水部材取付枠に押し付ける力(即ち、シール部材111-3を防水部材取付枠に密着させる力)が生じるため、防水性をより向上することができる。なお、図7の例では、側壁112の室内側に設けられたシール部材に加え、実施形態1と同様に止水板の側面にもシール部材があるもの(シール部材が上面視でL字状)であるものとしているが、側壁112の室内側に設けられたシール部材のみとするものであってもよい。
なお、防水装置1-3の下部側の止水構造は、実施形態1と同様のもの、図3と同様のもの、或いは、上記説明した防水装置1-3の両端部の止水構造と同様のものが下部にも連続的に設けられているもの(三方に上記説明の構成を有するもの)等の、何れであっても良い。
図7の例における防水装置1-3の止水板の基本的構成は実施形態1と同様であるが、幅方向の両端部に設けられるシール部材111-3は、実施形態1のシール部材111が延在される形で側壁(取付部)112の室内側にも設けられている。これにより、側壁112と防水部材取付枠12-3の間にシール部材が配されるものであり、即ち、「止水板が、凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える」ものである。
また、防水部材取付枠12-3は、額縁Fと接触する側面が室外側へと延長されてさらにその先端に室外側側壁が形成され、断面視(上面視)で数字の6のような形状を有している。
額縁Fとの接触面の延長部において、額縁Fに対するネジ止めのためのネジ取付部が形成され、また、室外側側壁によってガイド溝123が形成されている。ガイド溝123は、上方から差し込まれる止水板11(側壁(取付部)112)を受け入れるガイド溝である。側壁112を受け入れる溝であることにより、止水板11を保持する(室外側への倒れ等を防止する)ものである。
図7の例によれば、同図からも理解され得るように、水害時において水圧が外部からかかると、当該水圧によって止水板を防水部材取付枠に押し付ける力(即ち、シール部材111-3を防水部材取付枠に密着させる力)が生じるため、防水性をより向上することができる。なお、図7の例では、側壁112の室内側に設けられたシール部材に加え、実施形態1と同様に止水板の側面にもシール部材があるもの(シール部材が上面視でL字状)であるものとしているが、側壁112の室内側に設けられたシール部材のみとするものであってもよい。
なお、防水装置1-3の下部側の止水構造は、実施形態1と同様のもの、図3と同様のもの、或いは、上記説明した防水装置1-3の両端部の止水構造と同様のものが下部にも連続的に設けられているもの(三方に上記説明の構成を有するもの)等の、何れであっても良い。
図8は、防水装置のさらに別の例を示す概略水平断面図である。なお、図8は、防水装置1-4の一方の端部付近を示した図であるが、他方の端部付近も同様(対称)の構成である。
図8の例における防水装置1-4の止水板11-4は、その両端部において室内側の側壁113を備えており、これによって、止水板の幅方向の両端部においてガイド溝114が形成されている。止水板11-4のその他の構成は、図7の防水装置1-3(シール部材111-3を含む)と同様である。
一方、防水部材取付枠12-4は、実施形態1の防水部材取付枠12の内側の側面(額縁Fに対する取付面に対向する面)を有しないことにより、上面視でコ字状の形状を有している。額縁Fに対する取付面は、ネジ止めのためのネジ取付部であり、上面視でコ字状の形状であることにより、防水部材取付枠12-4の取り付け(若しくは取り外し)時のネジに対するアクセスがしやすいものである。
防水装置1-4は、図7の防水装置1-3と同様に、止水板の取り付けが、防水部材取付枠に対してその上方から差し込むようにして行われるものであり、止水板の幅方向の両端部におけるガイド溝114は、防水部材取付枠112-4を受け入れるガイド溝である。
図8の例によれば、図7の防水装置1-3と同様の作用効果を得ることができる。なお、シール部材111-3について、側壁112の室内側に設けられたシール部材のみとするものであってもよい点は、防水装置1-3と同様である。
防水装置1-4の下部側の止水構造は、実施形態1と同様のもの、図3と同様のもの、図7と同様のもの、或いは、上記説明した防水装置1-4の両端部の止水構造と同様のものが下部にも連続的に設けられているもの(三方に上記説明の構成を有するもの)等の、何れであっても良い。
図8の例における防水装置1-4の止水板11-4は、その両端部において室内側の側壁113を備えており、これによって、止水板の幅方向の両端部においてガイド溝114が形成されている。止水板11-4のその他の構成は、図7の防水装置1-3(シール部材111-3を含む)と同様である。
一方、防水部材取付枠12-4は、実施形態1の防水部材取付枠12の内側の側面(額縁Fに対する取付面に対向する面)を有しないことにより、上面視でコ字状の形状を有している。額縁Fに対する取付面は、ネジ止めのためのネジ取付部であり、上面視でコ字状の形状であることにより、防水部材取付枠12-4の取り付け(若しくは取り外し)時のネジに対するアクセスがしやすいものである。
防水装置1-4は、図7の防水装置1-3と同様に、止水板の取り付けが、防水部材取付枠に対してその上方から差し込むようにして行われるものであり、止水板の幅方向の両端部におけるガイド溝114は、防水部材取付枠112-4を受け入れるガイド溝である。
図8の例によれば、図7の防水装置1-3と同様の作用効果を得ることができる。なお、シール部材111-3について、側壁112の室内側に設けられたシール部材のみとするものであってもよい点は、防水装置1-3と同様である。
防水装置1-4の下部側の止水構造は、実施形態1と同様のもの、図3と同様のもの、図7と同様のもの、或いは、上記説明した防水装置1-4の両端部の止水構造と同様のものが下部にも連続的に設けられているもの(三方に上記説明の構成を有するもの)等の、何れであっても良い。
図9は、防水装置のさらに別の例を示す概略水平断面図である。なお、図9は、防水装置1-5の一方の端部付近を示した図であるが、他方の端部付近も同様(対称)の構成である。
図9の例における防水装置1-5の止水板11-5は、上記各例で説明した幅方向の両端部の側壁を備えておらず、止水板(パネル体)の端部自体が「取付部」として機能し、止水板自体の端部にシール部材111-5が設けられている。シール部材111-5は、止水板11-5の側面から室内側へと延在するように形成され、止水板11-5の上部から下部まで設けられている。シール部材111-5の、止水板の室内側の面に形成される部分は、防水部材取付枠(凸部)12-5に対して室外側から接するものであり、即ち、「止水板が、凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える」ものである。
防水部材取付枠12-5は、構造的には図8の防水部材取付枠12-4と同様のものであるが、コ字状の構造によって、上方から差し込まれる止水板を受け入れるガイド溝123-5としての機能を有している。
図9の例によれば、図7や図8の防水装置と同様の作用効果を得ることができる。なお、シール部材111-5について、止水板の室内側に設けられたシール部材のみとするものであってもよい点は、図7や図8の例と同様である。
防水装置1-5の下部側の止水構造は、実施形態1と同様のもの、図3、7、8と同様のもの、或いは、上記説明した防水装置1-5の両端部の止水構造と同様のものが下部にも連続的に設けられているもの(三方に上記説明の構成を有するもの)等の、何れであっても良い。
図9の例における防水装置1-5の止水板11-5は、上記各例で説明した幅方向の両端部の側壁を備えておらず、止水板(パネル体)の端部自体が「取付部」として機能し、止水板自体の端部にシール部材111-5が設けられている。シール部材111-5は、止水板11-5の側面から室内側へと延在するように形成され、止水板11-5の上部から下部まで設けられている。シール部材111-5の、止水板の室内側の面に形成される部分は、防水部材取付枠(凸部)12-5に対して室外側から接するものであり、即ち、「止水板が、凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える」ものである。
防水部材取付枠12-5は、構造的には図8の防水部材取付枠12-4と同様のものであるが、コ字状の構造によって、上方から差し込まれる止水板を受け入れるガイド溝123-5としての機能を有している。
図9の例によれば、図7や図8の防水装置と同様の作用効果を得ることができる。なお、シール部材111-5について、止水板の室内側に設けられたシール部材のみとするものであってもよい点は、図7や図8の例と同様である。
防水装置1-5の下部側の止水構造は、実施形態1と同様のもの、図3、7、8と同様のもの、或いは、上記説明した防水装置1-5の両端部の止水構造と同様のものが下部にも連続的に設けられているもの(三方に上記説明の構成を有するもの)等の、何れであっても良い。
なお、上記各説明では、防水部材取付枠と止水板との間のシール部材が、止水板側に設けられるものを例としているが、防水部材取付枠と止水板との間のシール部材が、防水部材取付枠側に設けられるものであっても良い。
上記各説明においては、引き違いのサッシ窓について説明したが、本発明をこれに限るものでは無い。例えば、片開きのサッシ窓の他、任意の引き戸式の窓に対して、上記説明した概念を適用することができる。
また、掃き出し窓を例として説明したが、本発明をこれに限るものではなく、腰高窓等に対しても、上記説明した概念を適用することができる。
また、掃き出し窓を例として説明したが、本発明をこれに限るものではなく、腰高窓等に対しても、上記説明した概念を適用することができる。
また、上記各説明では、防水装置として、サッシ窓(開口部)の下部側(サッシ窓の一部)を覆うものを例としているが、本発明をこれに限るものではなく、サッシ窓(開口部)の全体を覆うようにするもの(止水部材を、サッシ窓の全体を覆う大きさで形成するもの)であってもよい。
1...防水装置
11...止水板
111...シール部材(取付部)
112...側壁(取付部)
114...ガイド溝
12...防水部材取付枠
123...ガイド溝
21...上枠(枠体)
22...下枠(枠体)
23...竪枠(枠体)
SD1、SD2...障子(パネル体)
F...額縁
11...止水板
111...シール部材(取付部)
112...側壁(取付部)
114...ガイド溝
12...防水部材取付枠
123...ガイド溝
21...上枠(枠体)
22...下枠(枠体)
23...竪枠(枠体)
SD1、SD2...障子(パネル体)
F...額縁
Claims (9)
- 開口の下端が地面より高い位置にある開口部に対して設置される防水装置であって、
前記開口部にパネル体を設置するための枠体の室内側の額縁の内側に取り付けられる防水部材取付枠と、
前記防水部材取付枠に対して止水可能に取り付けられる止水板と、
を備える、防水装置。 - 前記防水部材取付枠が、前記額縁の内側に突出し、前記額縁の縦材である額縁縦材の少なくとも下部側において前記額縁縦材に沿って上下に延びる凸部を有する、請求項1に記載の防水装置。
- 前記凸部が、前記額縁の下材である額縁下材にも設けられることにより、前記額縁の少なくとも下部側の三方において前記額縁に沿って内側に突出する、請求項2に記載の防水装置。
- 前記止水板が、前記凸部に対してシール部材を介して室外側から接する取付部を備える、請求項2又は3に記載の防水装置。
- 前記止水板の両側面にシール部材を備え、前記両側面のシール部材の外側までの幅が、両側の前記額縁縦材に設けられた前記凸部間の距離よりも大きく形成されている、請求項2又は3に記載の防水装置。
- 前記防水部材取付枠が、上方から差し込まれる前記止水板を受け入れるガイド溝を備える、請求項1から3の何れかに記載の防水装置。
- 前記防水部材取付枠に上方から差し込まれる前記止水板の両側面に、前記防水部材取付枠を受け入れるガイド溝を備える、請求項1から3の何れかに記載の防水装置。
- 前記止水板が、展開可能な折り畳み構造を有し、折り畳みによって減少する幅寸法が、展開によって増大することに伴い、前記防水部材取付枠への取り付けが行われるように構成されている、請求項1から3の何れかに記載の防水装置。
- 請求項1から3の何れかに記載の防水装置を備えたサッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022152360A JP2024046967A (ja) | 2022-09-26 | 2022-09-26 | 防水装置及びサッシ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022152360A JP2024046967A (ja) | 2022-09-26 | 2022-09-26 | 防水装置及びサッシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024046967A true JP2024046967A (ja) | 2024-04-05 |
Family
ID=90527376
Family Applications (1)
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JP2022152360A Pending JP2024046967A (ja) | 2022-09-26 | 2022-09-26 | 防水装置及びサッシ |
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Country | Link |
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-
2022
- 2022-09-26 JP JP2022152360A patent/JP2024046967A/ja active Pending
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