JP2024044804A - 電気接続箱 - Google Patents

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亮 田辺
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Abstract

【課題】フレームにコネクタ仮保持部が設けられた電気接続箱の大型化を抑制する。【解決手段】電気接続箱1のフレーム2には、パワーインテグレーションを収容する第1の収容部21と、樹脂ブロック6を収容する第2の収容部22と、パワーインテグレーションが第1の収容部21に収容される前にコネクタ7を仮保持するコネクタ仮保持部23と、が設けられている。パワーインテグレーションは、自動車組立工場にて後付けされる。コネクタ7は、ワイヤハーネスの電線群の端末に取り付けられたものであり(電線群の図示は省略している)、パワーインテグレーションの底面に嵌合される。第1の収容部21と第2の収容部22とは隣接配置されている。コネクタ仮保持部23は、第2の収容部22の上の空間から第1の収容部21にかけて設けられている。【選択図】図6

Description

本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行う電気接続箱が知られている。電気接続箱は様々な構造のものがあるが、例えば、樹脂製フレームの上面側にリレー、ヒューズ、パワーインテグレーション等の複数の電子部品が装着され、フレームの下面側にバスバ、電線、コネクタ等が装着されたものがある。
上述した各種部品をフレームに装着する作業は主に電気接続箱の製造工場で行われているが、幾つかの部品が自動車組立工場にて後付けされる場合もある。例えばパワーインテグレーションが自動車組立工場にてフレームに装着されることがある。この場合、パワーインテグレーションに接続されるワイヤハーネスのコネクタが、フレームの上面側に設けられた仮保持部に仮保持された状態で自動車組立工場に搬送されていた(例えば特許文献1を参照)。
特開2009-201292号公報
上述した従来品においては、ワイヤハーネスのコネクタがフレームの上面側に仮保持された状態で自動車組立工場に搬送されるので、自動車組立工場でのパワーインテグレーションとコネクタとの接続作業を容易に行うことができる。しかしながら、この従来品においては、フレームにコネクタの仮保持部を設けることで、電気接続箱が大型化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、フレームにコネクタ仮保持部が設けられた電気接続箱の大型化を抑制することを目的とする。
本発明は、フレームと、前記フレームの上面に取り付けられるアッパカバーと、前記フレームの外壁外面に沿わされて前記フレームと前記アッパカバーとの間を通され、その端末が前記フレームの上面に固定される電線と、を備え、前記フレームの外壁に、上下方向に延びて前記電線に沿う電線姿勢制御壁が形成され、該電線姿勢制御壁は、前記外壁の下端側から前記外壁の上端よりも上まで延びていることを特徴とする電気接続箱である。
本発明によれば、フレームにコネクタ仮保持部が設けられた電気接続箱の大型化を抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の斜視図である。 図1の電気接続箱において、パワーインテグレーションが第1の収容部に収容される前に、コネクタ仮保持部にコネクタが仮保持された状態を示す斜視図である。 図2の電気接続箱において、樹脂ブロックを外した状態を示す斜視図である。 図3のフレームのみを示す斜視図である。 図2の電気接続箱を別の角度からみた斜視図である。 図5中のA-A線に沿った断面図である。 図4のフレームを別の角度からみた斜視図である。 図7のフレームを別の角度からみた斜視図である。
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」について、図1~8を参照して説明する。
図1に示す電気接続箱1は、自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行うものである。この電気接続箱1は、複数の部品が装着されたフレーム2と、フレーム2の上面2aに取り付けられるアッパカバーと、フレーム2の下面2bに取り付けられるロアカバー4と、を備えている。
フレーム2は、絶縁性の合成樹脂で構成されたものであり、金型を用いた射出成形により得られたものである。フレーム2は、上面2a及び下面2bに開口した筒状の外壁20と、外壁20の内側に設けられた内壁25とで構成された二重壁を備えている。この二重壁の内側には、第1の収容部21、第2の収容部22、コネクタ仮保持部23、及びコネクタ仮保持部24が設けられている。これらは一体成形されている。
第1の収容部21は、「第1の部品」としてのパワーインテグレーション5を収容する部位である。パワーインテグレーション5は、自動車組立工場にて後付けされる電子部品である。パワーインテグレーション5は、平面視が長方形の直方体形状である。パワーインテグレーション5の底面にはワイヤハーネスのコネクタ7,8が接続される。このため、コネクタ仮保持部23,24にコネクタ7,8が仮保持された状態で電気接続箱1が自動車組立工場に搬送される。そして、自動車組立工場にてコネクタ仮保持部23,24から取り外されたコネクタ7,8がフレーム2の上方にてパワーインテグレーション5の底面に嵌合され、コネクタ7,8が接続された状態でパワーインテグレーション5が第1の収容部21に収容される。
なお、上記コネクタ7,8はワイヤハーネスの電線群の端末に取り付けられたものであり、電線群はフレーム2とロアカバー4との間を配索されたものである。この電線群は、コネクタ7,8がコネクタ仮保持部23,24に仮保持されている状態でコネクタ7,8と繋がっているが、図2,3,5,6においては図示を省略している。
第1の収容部21は、図4,7,8に示すように、パワーインテグレーション5を囲む4つの壁31,32,33,34と、パワーインテグレーション5に係止するための係止構造と、で構成されている。壁31は、上述した二重壁の内壁25の一部である。この壁31と壁32とが対向配置されている。また、壁33と壁34とが対向配置されている。前記係止構造として、壁31の壁33寄りの端部から壁32側に突出したリブ31a、壁32の壁33寄りの端部から壁31側に突出したリブ32a、壁33に形成された凹部33aが設けられている。これらリブ31a、リブ32a、凹部33aは、パワーインテグレーション5の長手方向一端側に係止する。また、パワーインテグレーション5の長手方向他端側に係止する係止構造として、壁31の壁34寄りの端部から壁32側に突出したリブ31b、壁32の壁34寄りの端部から壁31側に突出したリブ32b、壁34に形成された凹部34aが設けられている。
パワーインテグレーション5は、第1の収容部21の上方から第1の収容部21内に嵌め込まれることで、上述した係止構造により第1の収容部21に取り付けられる。
第2の収容部22は、「第2の部品」としての樹脂ブロック6を収容する部位である。樹脂ブロック6は、絶縁性の合成樹脂で構成されたものであり、上面側にリレー、ヒューズ等の複数の電子部品が装着され、下面側にバスバ、電線等が装着される。図6に示すように、樹脂ブロック6の側面には、第2の収容部22の第2の部品ロック26に係止するロック受け部66が設けられている。ロック受け部66は、樹脂ブロック6の複数の側面に設けられている。各ロック受け部66は、ロックアーム66aと、ロックアーム66aの両側に配置され、上下方向に延びた一対のレール66bと、で構成されている。
第2の収容部22は、樹脂ブロック6の側面に沿う内壁25及び壁32と、これら内壁25及び壁32に設けられた複数の第2の部品ロック26と、で構成されている。壁32は、上述したようにパワーインテグレーション5を囲むとともに、樹脂ブロック6の側面に沿う。即ち、第1の収容部21と第2の収容部22とは、壁32を共有しており、壁32を介して隣接配置されている。各第2の部品ロック26は、ロック受け部66のロックアーム66aに係合する突起26aと、突起26aの両側に配置され、上下方向に延びた一対のレール26bと、で構成されている。一対のレール26bは、ロック受け部66の一対のレール66bと噛み合う。
樹脂ブロック6は、第2の収容部22の下方から第2の収容部22内に嵌め込まれることで、各ロック受け部66が各第2の部品ロック26に係止して第2の収容部22に取り付けられる。
コネクタ仮保持部23は、パワーインテグレーション5が第1の収容部21に収容される前にコネクタ7を仮保持する部位である。同様に、コネクタ仮保持部24は、パワーインテグレーション5が第1の収容部21に収容される前にコネクタ8を仮保持する部位である。
コネクタ仮保持部23は、図2~8に示すように、壁31の上端部を切り欠いた切欠き31cと、壁32の上端部を切り欠いた切欠き32cと、切欠き32cの内縁部に連なり、壁31と反対側に膨出した壁35と、コネクタロック36と、で構成されている。コネクタロック36は、壁35の一部で構成され、壁31と反対側に撓むことが可能なアーム部36aと、アーム部36aの上端から壁31側に突出した爪36bと、で構成されている。アーム部36aは、壁35に2本のスリットが形成されることで、その上端が自由端とされた片持ち板状に形成されている。
コネクタ7は、図2,3,5,6に示すように、切欠き31c及び切欠き32cに差し込まれ、コネクタロック36がその側面及び上面に沿う(即ち仮係止する)ことでコネクタ仮保持部23に仮保持される。
図3,4に示すように、第2の収容部22側から第1の収容部21側に向かって見る(図6中の矢印L1方向)と、第2の部品ロック26の上にコネクタロック36が配置されている。また、上から見る(図6中の矢印L2方向)と、コネクタロック36が第2の部品ロック26よりも第1の収容部21から離れた位置に配置されている。第2の部品ロック26とコネクタロック36をこのような配置としているので、フレーム2の上下方向(深さ方向)に開閉する金型を用いて当該フレーム2を射出成形することができる。
図6に示すように、樹脂ブロック6が第2の収容部22に収容されかつコネクタ7がコネクタ仮保持部23に仮保持された状態では、樹脂ブロック6のロック受け部66がコネクタ7の下に配置されている。また、樹脂ブロック6に装着された電子部品9がコネクタ7と隣接配置されている。なお、電子部品9は、コネクタロック36が撓んだ際に干渉しないスペースをあけてコネクタ7と隣接配置されている。
このように、コネクタ仮保持部23は、第2の収容部22の上の空間から第1の収容部21にかけて設けられている。即ち、コネクタ仮保持部23は、最終的にパワーインテグレーション5が収まる空間と、樹脂ブロック6のロック受け部66の真上の空間を利用して設けられている。このため、フレーム2の投影面積は、コネクタ仮保持部23を設けない場合と同等になり、電気接続箱1の大型化を抑制することができる。また、ロック受け部66は、電子部品9のように交換が必要になることがないので、コネクタ仮保持部23の下に配置されていても不都合はない。
コネクタ仮保持部24は、図2~4,7,8に示すように、壁31の上端部を切り欠いた切欠き31dと、壁32の上端部を切り欠いた切欠き32dと、リブ32bの上端面と、コネクタロック37と、で構成されている。コネクタロック37は、壁34の上端部を切り欠いた切欠き34bの内縁部から突出している。
コネクタ8は、図2,3に示すように、二つの角部が切欠き31d及び切欠き32dにそれぞれ差し込まれ、リブ32bの上端面に載置され、コネクタロック37がその側面及び上面に沿う(即ち仮係止する)ことでコネクタ仮保持部24に仮保持される。
コネクタ仮保持部24も、最終的にパワーインテグレーション5が収まる空間を利用して設けられているため、フレーム2の投影面積は、コネクタ仮保持部24を設けない場合と同等になり、電気接続箱1の大型化を抑制することができる。
上述した実施形態では、第1の部品としてのパワーインテグレーション5、及び、第2の部品としての樹脂ブロック6を例に説明したが、第1の部品及び第2の部品は、これらに限定されない。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 電気接続箱
2 フレーム
5 パワーインテグレーション(第1の部品)
6 樹脂ブロック(第2の部品)
21 第1の収容部
22 第2の収容部
23 コネクタ仮保持部
26 第2の部品ロック
36 コネクタロック

Claims (3)

  1. 第1の部品と、該第1の部品に接続されるコネクタと、第2の部品と、フレームと、を備え、
    前記フレームに、前記第1の部品を収容する第1の収容部と、前記第2の部品を収容する第2の収容部と、前記第1の部品が前記第1の収容部に収容される前に前記コネクタを仮保持するコネクタ仮保持部と、が設けられ、
    前記第1の収容部と前記第2の収容部とが隣接配置され、
    前記コネクタ仮保持部が、前記第2の収容部の上の空間から前記第1の収容部にかけて設けられている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記第2の収容部が、前記第2の部品に係止する第2の部品ロックを備え、
    前記コネクタ仮保持部が、前記コネクタに仮係止するコネクタロックを備え、
    前記第2の収容部側から前記第1の収容部側に向かって見ると前記第2の部品ロックの上に前記コネクタロックが配置されており、上から見ると前記コネクタロックが前記第2の部品ロックよりも前記第1の収容部から離れた位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記第2の部品が、複数の電子部品が装着される樹脂ブロックであり、
    前記樹脂ブロックが前記第2の収容部に収容されかつ前記コネクタが前記コネクタ仮保持部に仮保持された状態で、
    前記樹脂ブロックにおける前記第2の部品ロックに係止したロック受け部が前記コネクタの下に配置され、前記樹脂ブロックに装着された電子部品が前記コネクタと隣接配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
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