JP2024042522A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を非接触で行う際に、画面の遠方から近傍に向けて対象物を操作してオブジェクトを選択する場合と比較して、オブジェクトの誤選択を抑制する。【解決手段】画像処理装置10は、CPU41を備える。CPU41は、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、画面の直上となる空間に、オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、第1領域よりも画面から離れた空間に、選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てる。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、ポインティング位置の移動によって所定の機能を実行する際に、誤動作の可能性を低減可能な情報処理装置が記載されている。この情報処理装置は、操作画面に対する操作体の位置を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて選択されるオブジェクト、および当該選択されたオブジェクトに関連するオブジェクトが順次展開して操作画面に表示されるように表示部を制御する制御部と、を備える。このオブジェクトは、所定の機能と関連づけられた機能オブジェクト、及び、所定の機能の実行処理と関連付けられた実行オブジェクトを含む。この制御部は、検出部により検出される操作体の位置が機能オブジェクトに対応する位置から実行オブジェクトに対応する位置へ遷移することに応じて、機能の実行処理を実行させ、検出部の検出結果に基づいてオブジェクトの選択がキャンセルされることに応じて、オブジェクトが展開時と逆の順番で畳まれるように操作画面の表示を制御する。
特許第5625599号公報
ところで、指等の対象物による非接触操作で画面内のオブジェクトを選択、実行する際に、対象物を画面の遠方から近傍に向けて操作することで、画面から離れた位置でオブジェクトを選択し、画面に近い位置で選択したオブジェクトを実行する技術がある。
しかしながら、対象物を画面の遠方から近傍に向けて操作してオブジェクトを選択する場合、画面の遠方では、対象物の位置を定めることが難しく、誤ったオブジェクトを選択してしまう場合がある。
本開示は、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を非接触で行う際に、画面の遠方から近傍に向けて対象物を操作してオブジェクトを選択する場合と比較して、オブジェクトの誤選択を抑制することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、前記画面の直上となる空間に、前記オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、前記第1領域よりも前記画面から離れた空間に、前記選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てる。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1領域で前記対象物が検知された場合に、前記対象物に対応するオブジェクトを選択し、前記第2領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択されたオブジェクトを実行する。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記選択されたオブジェクトの選択を確定するための第3領域を更に割り当てる。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1領域で前記対象物が検知された場合に、前記対象物に対応するオブジェクトを選択し、前記第3領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択されたオブジェクトの選択を確定し、前記第2領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択が確定されたオブジェクトを実行する。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記第3領域の前記画面に対して直交する方向における範囲が、前記第1領域の前記画面に対して直交する方向における範囲よりも長い。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記対象物が前記第1領域から前記第3領域に移動した後に、前記第1領域に戻った場合、又は、前記対象物が前記第1領域から前記第3領域に移動した後に、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の外に移動した場合、前記選択されたオブジェクトの選択をキャンセルする。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記対象物が前記第1領域にある場合に前記オブジェクトに関連付けて、第1マーカを表示させ、前記対象物が前記第2領域にある場合に前記オブジェクトに関連付けて、前記第1マーカとは表示形態が異なる第2マーカを表示させる制御を行う。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記オブジェクトの種類に応じて前記第1マーカ及び前記第2マーカの各々のサイズ又は形状を変更する。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記オブジェクト及び前記第1マーカを含む第1サブウインドウを、前記オブジェクトとは異なる画面領域に表示させ、前記オブジェクト及び前記第2マーカを含む第2サブウインドウを、前記画面領域に表示させる制御を行う。
更に、上記目的を達成するために、第10態様に係る情報処理プログラムは、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、前記画面の直上となる空間に、前記オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、前記第1領域よりも前記画面から離れた空間に、前記選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てることを、コンピュータに実行させる。
第1態様及び第10態様によれば、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を非接触で行う際に、画面の遠方から近傍に向けて対象物を操作してオブジェクトを選択する場合と比較して、オブジェクトの誤選択を抑制することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、対象物を画面から離す操作によって、第1領域で選択したオブジェクトを実行することができる、という効果を有する。
第3態様によれば、第1領域で選択したオブジェクトが即座に実行されることを防止することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、対象物を画面から離す操作によって、第1領域で選択したオブジェクトの選択を確定し、実行することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、第3領域で選択を確定したオブジェクトが実行されるまでの移動距離を長くすることができる、という効果を有する。
第6態様によれば、第3領域で選択を確定したオブジェクトをキャンセルすることができる、という効果を有する。
第7態様によれば、対象物の位置、及び位置に対応する操作の内容を把握することができる、という効果を有する。
第8態様によれば、オブジェクトがマーカで隠れないようにすることができる、という効果を有する。
第9態様によれば、オブジェクトが対象物で隠れて見えない場合であっても、オブジェクト及びマーカを視認することができる、という効果を有する。
ユーザが非接触で操作を行う非接触ユーザインタフェースを備えた情報処理装置を含む情報処理システムの構成例を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置の要部を示す斜視図である。 (A)は操作パネルの断面図であり、(B)は操作パネルの表示面と対向する位置から操作パネルを眺めた場合の平面図である。 実施形態に係る画像処理装置の機能構成例を示す図である。 ユーザによる操作パネルの操作によって、操作パネルに表示される画面がどのように遷移するのかについて示した画面の遷移例を表す図である。 ユーザがホーム画面においてオブジェクトの一例であるコピーボタンを選択する選択例を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置の電気系統の要部構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る操作パネルを側面から見たときの空間上の領域の一例を模式的に示す図である。 実施形態に係る操作パネルを側面から見たときの空間上の領域の別の例を模式的に示す図である。 ユーザの指によるオブジェクトの実行方法の説明に供する図である。 ユーザの指が移動する軌跡を模式的に示す図である。 ユーザの指によるオブジェクトのキャンセル方法の説明に供する図である。 実施形態に係るユーザの指の位置に対応するホーム画面の一例を示す図である。 実施形態に係るユーザの指の位置に対応するキーボード画面の一例を示す図である。 実施形態に係るユーザの指の位置に対応するキーボード画面の別の例を示す図である。 実施形態に係るユーザの指の位置に対応するキーボード画面の更に別の例を示す図である。 実施形態に係るユーザの指の位置に対応するホーム画面の更に別の例を示す図である。 実施形態に係る情報処理プログラムによる領域割当処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理プログラムによるオブジェクト選択、実行処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態の一例について詳細に説明する。なお、動作、作用、機能が同じ働きを担う構成要素及び処理には、全図面を通して同じ符号を付与し、重複する説明を適宜省略する場合がある。各図面は、本開示の技術を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本開示の技術は、図示例のみに限定されるものではない。また、本実施形態では、本発明と直接的に関連しない構成や周知な構成については、説明を省略する場合がある。
図1は、ユーザが非接触で操作を行う非接触ユーザインタフェースを備えた情報処理装置を含む情報処理システム1の構成例を示す図である。
情報処理システム1における情報処理装置は、非接触ユーザインタフェースを備えていれば、何れの分野に適用される装置であってもよい。情報処理装置の一例として、画像処理装置、ATM(Automatic Teller Machine)、自動販売機、及び発券機等が含まれる。情報処理装置は、個人専用の装置であっても、不特定多数のユーザが使用する装置であってもよい。
図1及び図2を参照して、情報処理装置の一例として、職場等に設置された画像処理装置10について説明を行う。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置10の要部を示す斜視図である。
画像処理装置10は、後ほど説明するように、ユーザの指示に従って画像に関する機能を実行する装置である。画像処理装置10は、例えば、各々のユーザが使用する複数の端末4と通信回線2で接続されている。
ユーザは、端末4で生成した画像データを、通信回線2を通じて画像処理装置10へ送信することで、画像処理装置10に所望の画像処理を実行させる。又は、ユーザは、USB(Universal Serial Bus)メモリ若しくはメモリカード等の可搬型記憶媒体に画像データを記憶して画像処理装置10まで移動し、可搬型記憶媒体を画像処理装置10に接続することで、画像処理装置10に所望の画像処理を実行させてもよい。更に、ユーザは、文字及び画像の少なくとも一方が記載された原稿11を持って画像処理装置10まで移動し、原稿11を画像処理装置10に読み取らせることで、画像処理装置10に所望の画像処理を実行させてもよい。
画像処理装置10と端末4を接続する通信回線2の接続形態に制約はなく、有線、無線、又は有線と無線が混在した形態の何れであってもよい。また、画像処理装置10に接続される端末4の数にも制限はなく、例えば、端末4が画像処理装置10に一台も接続されていなくてもよい。
なお、端末4とは、ユーザが使用する情報機器のことである。端末4は、データ記憶機能及びデータ通信機能を備えていればどのような種類の情報機器であってもよい。端末4には、例えば、持ち運んで使用することを前提としていないコンピュータの他、スマートフォン及びウェアラブル装置のように持ち運んで使用することを前提とする携帯端末が含まれる。
図2に示すように、画像処理装置10は一例として、用紙等の記録媒体に記載された画像を画像データとして読み込むスキャン機能、画像データによって表される画像を記録媒体に形成するプリント機能、及び記録媒体に形成された画像と同一の画像を他の記録媒体に形成するコピー機能を有する。コピー機能、プリント機能、及びスキャン機能は、画像処理装置10における画像処理の一例である。
図2に示す画像処理装置10の上部には、例えば、原稿読み取りユニット12が設けられ、原稿読み取りユニット12の下方に画像形成ユニット14が配置されている。
原稿読み取りユニット12は、図示しない光学読み取り装置と原稿カバー16内の原稿搬送装置18を含んで構成される。原稿搬送装置18は、原稿カバー16に設けられている原稿台16A上に載せられた原稿11を順に引き込んで、図示しない搬送原稿読み取りガラス上に搬送する。原稿読み取りユニット12は、この搬送原稿読み取りガラス上に搬送された原稿11の内容を、光学読み取り装置で画像データとして読み取る。その後、原稿搬送装置18は、記載内容の読み込みが終了した原稿11を原稿カバー16に設けられている排出台16B上に排出する。
一方、画像形成ユニット14は、記録媒体の種別やサイズ毎に分類された収容棚19に収容される記録媒体上に、画像データによって表された画像を形成する。なお、画像形成ユニット14が記録媒体に形成する画像の色に制限はなく、カラー画像であってもモノクロ画像であってもよい。
画像処理装置10の正面には、コピー機能、プリント機能、及びスキャン機能といった各種機能を実行するための操作をユーザから受け付ける操作表示ユニット13が設けられている。
具体的には、操作表示ユニット13には、操作を行うユーザの情報を取得するリーダー装置17、及びユーザの操作を受け付ける操作パネル15が含まれる。
リーダー装置17は、例えば、ユーザが所有する社員証が近づけられると、社員証に内蔵されているICチップから、ユーザを一意に識別する識別情報(「ユーザID」という)を非接触で読み取る装置である。
操作パネル15は、タッチパネルが重畳されたディスプレイであり、操作パネル15には、ユーザが所望する機能を実行するために操作対象となるオブジェクトがアイコン画像として表示される。ユーザの操作対象となるものであればオブジェクトの種類に制約はなく、オブジェクトには、例えば、ボタン、スクロールバー、チェックボックス、及びラジオボタン等が含まれる。オブジェクトに対してユーザの操作が行われると、操作内容に対して予め対応付けた処理が画像処理装置10で実行され、操作に対する応答が操作パネル15に表示される。
図3は、ユーザの操作位置6を非接触で検知する操作パネル15の一例を示す図である。図3(A)は、操作パネル15の断面図であり、図3(B)は、操作パネル15の表示面と対向する位置から操作パネル15を眺めた場合の平面図である。
操作パネル15は、ユーザの指の位置、すなわち、操作位置6を非接触で検知する。「操作位置6を非接触で検知する」とは、ユーザが操作パネル15の表示面に指を押し当てなくても、操作パネル15の表示面の範囲内における操作パネル15の表示面上の空間内で、操作パネル15の表示面から離れた場所に指をかざすだけで、ユーザの指の位置を検知することをいう。以降では、操作パネル15の表示面の範囲内における操作パネル15の表示面上の空間のことを、「操作パネル15上」という。また、ユーザが操作パネル15上に「指をかざす」とは、操作パネル15の表示面に触れることなく、ユーザが操作パネル15上を指差すことをいう。
操作パネル15は、ユーザが操作パネル15上に指をかざすことによって生じる静電容量の変化から操作位置6を検知する、所謂、静電容量方式のタッチパネルを備えている。こうしたタッチパネルを備える操作パネル15では、ユーザの指から最も近い位置にある箇所の静電容量の変化が、他の箇所の静電容量の変化よりも大きくなる。したがって、操作パネル15は、操作パネル15の範囲内において、静電容量の変化が最も大きい箇所をユーザの操作位置6として出力する。
操作パネル15におけるユーザの操作位置6を特定するため、操作パネル15には、ユーザの指の位置を非接触で検知する検知領域を規定するための操作座標系が定義付けられている。操作座標系は、操作パネル15の何れかの箇所を原点Pとする3次元座標系として表される。図3(A)及び図3(B)に示す操作パネル15の例では、矩形状の操作パネル15の輪郭上にある頂点の1つに原点Pが設定されている。更に、図3(A)及び図3(B)に示す操作パネル15の例では、原点Pに対して、操作パネル15の横方向に沿ってX軸が設定され、操作パネル15の縦方向に沿ってY軸が設定され、X軸及びY軸とそれぞれ直交するようにZ軸が設定されている。Z軸方向を操作パネル15の高さ方向という。
操作パネル15におけるユーザの操作位置6は、操作パネル15の範囲内のうち、最も静電容量の変化が大きい箇所におけるX座標の座標値xと、Y座標の座標値yとの組み合わせである座標点(x,y)によって表される。
操作パネル15にオブジェクトが表示されている場合、ユーザの操作位置6を含むように表示されているオブジェクトが、ユーザが操作を行っているオブジェクトとして認識される。図3(B)に示す操作パネル15の例では、操作パネル15に表示されている画面30内に配置されたボタン8の領域内にユーザの操作位置6が含まれるため、ユーザはボタン8を操作していると認識される。以降では、ユーザの操作位置6を含むように表示されているオブジェクトのことを、「操作位置6に対応したオブジェクト」ということがある。また、操作位置6は、本実施形態に係る「ユーザによる操作が検知された検知位置」の一例である。
図3(A)に示すように、操作パネル15上にかざされたユーザの指3から操作パネル15の表示面に下した垂線の長さ、すなわち、ユーザの指3から操作パネル15までの操作パネル15の高さ方向の距離を「操作距離D」とする。ユーザの指3は、ユーザが持つ対象物の一例である。この対象物は、ユーザの手、指以外の部位でもよく、あるいは、ユーザが所有するタッチペン等であってもよい。操作パネル15では、操作距離Dが短くなるにつれて、ユーザの操作位置6における静電容量の変化が大きくなる。反対に、操作パネル15では、操作距離Dが長くなるにつれて、ユーザの操作位置6における静電容量の変化が小さくなる。したがって、操作距離Dと静電容量の変化量の関係を予め対応付けておくことによって、操作パネル15における静電容量の変化量から操作距離Dが得られる。
操作距離Dと静電容量の変化量の対応関係を用いることで、操作パネル15は、ユーザの操作位置6を、操作パネル15の表示面に沿った2次元的な操作位置6としてだけでなく、操作距離Dを考慮した3次元的な操作位置6として認識することもできる。すなわち、ユーザの操作位置6を3次元で表す場合、ユーザの操作位置6は、操作パネル15の高さ方向の操作位置6を表す座標値zを座標点(x,y)に組み合わせた座標点(x,y,z)によって表される。座標値zは、原点PからZ軸に沿って操作距離Dだけ離れた位置におけるZ軸の座標値である。
なお、座標値z=0の場合は、ユーザが操作パネル15の表示面に指を接触して操作していることを意味する。したがって、画像処理装置10は、ユーザが操作パネル15を非接触で操作しているのか、それとも、操作パネル15に指を接触させて操作しているのかといった、ユーザの操作形態の違いについて認識することもできる。このように、操作パネル15は、ユーザが操作パネル15の表示面に指を接触して操作する接触操作、及びユーザが操作パネル15上に指をかざして操作する非接触操作の両方の操作に対応している。
上述したように、操作パネル15では、操作距離Dが長くなるにつれて、ユーザの操作位置6における静電容量の変化が小さくなることから、操作距離Dには上限が存在する。ユーザが操作距離Dの上限を超える位置で操作パネル15上に指をかざしても、ユーザの操作位置6における静電容量は変化しなくなるため、操作パネル15はユーザの操作に反応しない。
オブジェクトに対応する検知領域は、操作パネル15から例えば3cm程度離れた空間上の領域とされる。つまり、ユーザの指3を操作パネル15から3cm程度に近接させると、オブジェクト側の静電容量が変化し、非接触の入力が検知される。このとき、ユーザの指3の検知領域でのXYZ座標が操作位置6として取得される。そして、ユーザの指3を3cmより更に近接させると、その位置でのXYZ座標が取得される。
図4は、本実施形態に係る画像処理装置10の機能構成例を示す図である。画像処理装置10は、制御部20、受付部21、表示部22、原稿読み取り部23、及び画像形成部24の各機能部を含む。
受付部21は、操作表示ユニット13のリーダー装置17から、画像処理装置10を操作するユーザのユーザIDを受け付けると共に、操作表示ユニット13の操作パネル15から、操作パネル15におけるユーザの操作位置6を受け付ける。また、受付部21は、端末4又は画像処理装置10に接続された可搬型記憶媒体から画像データを受け付ける。受付部21は、受け付けたユーザID、ユーザの操作位置6、及び画像データを制御部20に通知する。
制御部20は、受付部21からユーザIDが通知された場合、ユーザIDによって表されるユーザが、画像処理装置10の利用を許可されたユーザ(「登録ユーザ」という)であるか否かを判定する認証処理を行う。制御部20は、受付部21から操作パネル15におけるユーザの操作位置6が通知された場合、操作パネル15に表示される画面30内において、ユーザの操作位置6に表示されているオブジェクトが選択されたか否かを判定し、選択されたオブジェクトに予め対応付けられた処理を実行する。例えば、オブジェクトがプリント機能を開始するボタン8であれば、制御部20は、受付部21で受け付けた画像データによって表される画像を記録媒体に形成するプリント機能を開始する。
画像処理装置10はコピー機能、プリント機能、及びスキャン機能を備えるため、制御部20には、スキャン機能を制御するスキャン制御部20A、プリント機能を制御するプリント制御部20B、及びコピー機能を制御するコピー制御部20Cがそれぞれ含まれる。ユーザによって操作されたオブジェクトと対応付けられている処理の内容に応じて、スキャン制御部20A、プリント制御部20B、及びコピー制御部20Cの何れかによる制御が行われる。なお、図示は省略するが、画像処理装置10はファクシミリ機能を備えていてもよく、この場合、制御部20にはファクシミリ機能を制御するファクシミリ制御部が含まれる。
オブジェクトを介したユーザの操作内容がスキャン機能に関する操作の場合、スキャン制御部20Aは、原稿読み取り部23を制御することによりスキャン機能を実行する。オブジェクトを介したユーザの操作内容がプリント機能に関する操作の場合、プリント制御部20Bは、画像形成部24を制御することによりプリント機能を実行する。オブジェクトを介したユーザの操作内容がコピー機能に関する操作の場合、コピー制御部20Cは、原稿読み取り部23を制御することにより、原稿11の画像データを生成する。その後、コピー制御部20Cは、画像形成部24を制御することにより、生成した画像データによって表される画像を記録媒体に形成する。
原稿読み取り部23は、スキャン制御部20A及びコピー制御部20Cの制御に従って原稿読み取りユニット12を駆動し、例えば、原稿台16A上に載せられた原稿11の搬送、及び搬送した原稿11の画像データの生成を行う。
画像形成部24は、プリント制御部20B及びコピー制御部20Cの制御に従って画像形成ユニット14を駆動し、例えば、収容棚19に収容された記録媒体の搬送、及び搬送した記録媒体への画像データによって表される画像の形成を行う。
表示部22は、制御部20の指示に従い、例えば、ユーザに対する認証処理の結果、及びオブジェクトを介したユーザの操作に対して制御部20が実行した処理の結果を、操作表示ユニット13内の操作パネル15に表示する。
図5は、ユーザによる操作パネル15の操作によって、操作パネル15に表示される画面30がどのように遷移するのかについて示した画面30の遷移例を表す図である。
なお、操作パネル15への画面30の表示は表示部22が行うが、表示部22は制御部20の指示に従って画面30を表示することから、制御部20が操作パネル15に画面30を表示するとも言える。また、操作パネル15に表示された画面30の表示範囲を底面とするZ軸に沿った空間のことを「画面30上」と表し、画面30内に表示されたオブジェクトの表示範囲を底面とするZ軸に沿った空間のことを「オブジェクト上」と表す。「画面30上」及び「オブジェクト上」という表記も「操作パネル15上」の表記と同じく、実空間における上下左右に基づいた上側という意味ではなく、それぞれ画面30と相対する方向の空間、及びオブジェクトと相対する方向の空間のことを指す。
説明の便宜上、画面30の種類を区別して説明する場合、画面30の種類毎に対応付けたアルファベットの符号を「画面30」の後ろに付加する。画面30の種類を区別して説明する必要がない場合には、各々の種類の画面30を総称して「画面30」と表す。また、オブジェクトの一例であるボタン8の種類を区別して説明する場合、ボタン8の種類毎に対応付けたアルファベットの符号を「ボタン8」の後ろに付加する。ボタン8の種類を区別して説明する必要がない場合には、各々の種類のボタン8を総称して「ボタン8」と表す。
制御部20は、認証処理によって、操作を行うユーザが登録ユーザであると判定した場合、操作パネル15にスタート画面30Aを表示する。スタート画面30Aには、例えば、「画面の上に手をかざしてください Touch Lessをはじめよう!」といったユーザへの指示が表示される。
ユーザがスタート画面30A上に指をかざすと、スタート画面30Aにおけるユーザの操作位置6にカーソルが表示される。図5に示すスタート画面30Aの例では、手の形をしたカーソルが表示されているが、カーソルの形状は一例であり、例えば、円形のカーソルを表示してもよい。ユーザがスタート画面30A上に指をかざすことで、ホーム画面30Bが表示される。なお、スタート画面30Aにおけるユーザへの指示は、ユーザに操作パネル15での操作方法を教える意味合いも兼ねる。
ホーム画面30Bには、例えば、画像処理装置10が有する各種機能を選択するためのボタン8と、ユーザが操作を行う上で有益な情報を表示するナビゲーションバー9が表示される。画像処理装置10は、コピー機能、プリント機能、及びスキャン機能を有するため、ホーム画面30Bにはコピー機能を選択するコピーボタン8A、プリント機能を選択するプリントボタン8B、及びスキャン機能を選択するスキャンボタン8Cが表示される。ナビゲーションバー9には、例えば、「ユーザA」のように認証を行ったユーザの名前、「ホーム」のように操作パネル15に表示している画面名、及び「Touch Less」のように、操作パネル15が非接触での操作モードとなっていることをユーザに知らせる情報等が表示される。
ユーザがコピーボタン8A上に指をかざすと、コピーボタン8Aが選択される。コピーボタン8Aが選択されると、操作パネル15にコピー画面30Dが表示される。コピー画面30Dには、コピー条件を設定するボタン8D~8Gと、設定されたコピー条件でコピーを開始するコピー開始ボタン8Hが表示される。
図5に示すコピー画面30Dには、コピー条件を設定するボタン8の例として、例えば、コピーの色を選択するカラーモードボタン8D、コピー面を選択する両面/片面選択ボタン8E、記録媒体への画像の割り付け方法を選択するNアップボタン8F、及びコピーする部数を選択する部数ボタン8Gが表示されている。
コピー条件を設定するボタン8D~8Gのうち、ユーザが何れかのボタン8上に指をかざすと、ユーザの操作位置6に対応したボタン8が選択され、選択されたボタン8に対応したコピー条件を設定する画面30が表示される。コピー画面30Dで両面/片面選択ボタン8Eが選択された場合、コピー画面30Dにコピー面を選択する両面/片面選択画面30Gが重畳された形態で操作パネル15に表示される。
図5に示す両面/片面選択画面30Gには、例えば、原稿11の両面の内容を、記録媒体の両面に順次コピーする両面→両面選択ボタン8S、片面だけに文章等が記載されている原稿11の内容を、記録媒体の両面に順次コピーする片面→両面選択ボタン8T、及び片面だけに文章等が記載されている原稿11の内容を、記録媒体の片面に順次コピーする片面→片面選択ボタン8Uが表示される。
両面/片面選択画面30Gにおけるボタン8S~8Uのうち、ユーザが何れかのボタン8S~8U上に指をかざすと、ユーザの操作位置6に対応したボタン8が選択され、選択されたボタン8に対応したコピー面が設定される。図5に示す両面/片面選択画面30Gの例は、ユーザによって両面→両面選択ボタン8Sが選択された状態を示している。
両面/片面選択画面30Gでコピー面が設定されると、コピー画面30Dが操作パネル15に表示される。コピー面設定後におけるコピー画面30Dの両面/片面選択ボタン8E内には、両面/片面選択画面30Gで選択したコピー面が表示される。
上記では、ユーザがコピー画面30Dにおいて両面/片面選択ボタン8Eを選択した例について説明した。ユーザがコピー画面30Dにおいてカラーモードボタン8D、Nアップボタン8F、及び部数ボタン8Gの何れかを選択した場合にも、両面/片面選択画面30Gのような各ボタン8に対応したコピー条件を選択する選択画面が操作パネル15に表示される。
コピー画面30Dにおいてユーザがコピー開始ボタン8H上に指をかざすと、コピー開始ボタン8Hが選択される。コピー開始ボタン8Hが選択されると、設定されたコピー条件に従って、原稿11の記載内容を記録媒体にコピーするコピー処理が実行される。なお、コピー条件を設定する前のコピー画面30Dにおけるボタン8D~8Gには、予め設定されたコピー条件の初期設定が表示される。
一方、ホーム画面30Bにおいて、ユーザがプリントボタン8B上に指をかざすと、プリントボタン8Bが選択される。プリントボタン8Bが選択されると、操作パネル15にプリント画面30Eが表示される。
プリント画面30Eには、プリント対象となる画像データの情報を表示したプリント情報ボタン8Jと、各々のプリント情報ボタン8Jに対応したすべての画像データのプリントを開始する全プリント開始ボタン8Mが表示される。図5に示すプリント画面30Eの例は、プリント対象となる画像データを2つ受け付けた場合のプリント画面30Eを表している。すなわち、プリント画面30Eには、プリント対象としてユーザから受け付けた画像データの数だけ、各々の画像データに対応したプリント情報ボタン8Jが表示される。
対応するプリント情報ボタン8Jを一度にプリント画面30E内に表示しきれない数の画像データが存在する場合には、ユーザがプリント情報ボタン8Jの上下方向に指を移動させるジェスチャを行うと、操作パネル15が操作位置6の移動を検知して、プリント情報ボタン8Jをスクロールさせる。これにより、プリント画面30E内に表示しきれていないプリント情報ボタン8Jもプリント画面30E内に表示される。
各々のプリント情報ボタン8Jには、プリント対象となる画像データのファイル名と、画像データに対してユーザが予め設定したプリント条件が表示される。例えば、ユーザが端末4から画像処理装置10に画像データを送信した場合には、ユーザが端末4から設定したプリント条件がプリント情報ボタン8Jに表示される。
ユーザが全プリント開始ボタン8M上に指をかざすと、全プリント開始ボタン8Mが選択される。全プリント開始ボタン8Mが選択されると、設定されたプリント条件に従って、画像データによって表される画像を記録媒体にプリントするプリント処理が実行される。
また、ユーザが何れかのプリント情報ボタン8J上に指をかざすと、指をかざしたプリント情報ボタン8Jが選択される。プリント情報ボタン8Jが選択されると、操作パネル15にプリント編集画面30Hが表示される。図5に示すプリント編集画面30Hは、ユーザが「資料B.pdf」の画像データに対応したプリント情報ボタン8Jを選択した場合の表示例を表している。
プリント編集画面30Hには、例えば、選択されたプリント情報ボタン8Jに対応する画像データを削除する削除ボタン8V、選択されたプリント情報ボタン8Jに対応する画像データのプリント条件を変更する変更ボタン8W、及び、選択されたプリント情報ボタン8Jに対応する画像データのみをプリントする個別プリント開始ボタン8Xが表示されている。図5に示すプリント編集画面30Hでは、変更ボタン8Wの例として、プリントする部数の変更を行う変更ボタン8Wが表示されている。なお、例えば、プリントする画像の色といった他のプリント条件を変更する変更ボタン8Wもプリント編集画面30Hに表示されるが、図示を省略している。
一方、ホーム画面30Bにおいて、ユーザがスキャンボタン8C上に指をかざすと、スキャンボタン8Cが選択される。スキャンボタン8Cが選択されると、操作パネル15にスキャン画面30Fが表示される。
スキャン画面30Fには、スキャン条件を設定するスキャン設定ボタン8Nと、設定されたスキャン条件で原稿11の読み取りを開始するスキャン開始ボタン8Rが表示される。
ユーザがスキャン設定ボタン8N上に指をかざすと、ユーザの操作位置6に対応したスキャン設定ボタン8Nが選択され、選択されたスキャン設定ボタン8Nに対応したスキャン条件の選択を行う選択画面(図示省略)が表示される。すなわち、ユーザは、コピー画面30Dからコピー条件を設定する操作と同じ要領で、スキャン設定ボタン8Nと対応付けられたスキャン条件の設定を行う。ユーザがスキャン開始ボタン8R上に指をかざすと、スキャン開始ボタン8Rが選択される。スキャン開始ボタン8Rが選択されると、設定されたスキャン条件に従って、原稿11の記載内容を画像データに変換するスキャン処理が実行される。
一方、ホーム画面30Bにおいて、ユーザがナビゲーションバー9上に指をかざすと、ナビゲーションバー9が選択される。ナビゲーションバー9が選択されると、認証されたユーザのログアウト処理が行われ、画面30Cに示すように、ナビゲーションバー9にログアウトが完了したことを示す表示が行われる。
ここまで、ユーザがボタン8上に指をかざすことでボタン8が選択される例について説明してきた。非接触操作の場合、指が操作パネル15に接しないため、指がふらつくことがある。したがって、領域内に操作位置6が含まれるからと言って、領域内に操作位置6が含まれるオブジェクトを単純にユーザが選択したオブジェクトとしてしまうと、指のふらつきに伴い、操作しようとしているオブジェクトの隣にある他のオブジェクトが誤って選択されることがある。また、操作しようとしているオブジェクト上まで指を移動させる過程において、指が操作対象ではない他のオブジェクト上を通過することがあるため、この場合においても他のオブジェクトが誤って選択されることがある。
したがって、例えば、オブジェクト上で予め定めた時間(一定時間)に亘り継続して指がかざされた場合に、指がかざされたオブジェクトをユーザが意図的に選択したオブジェクトとして判定してもよい。換言すれば、操作パネル15において、ユーザの操作位置6が特定のオブジェクトの領域内に予め定めた時間(一定時間)に亘って留まり続けている場合に、ユーザが当該オブジェクトを選択したと判定される。なお、本実施形態では、上記予め定めた時間として3秒を適用している。しかし、この例に限られない。例えば、上記予め定めた時間として3秒以外の時間を適用してもよい。なお、操作位置6を検知する方法は、静電容量方式のタッチパネルである操作パネル15により検知する方法に限られない。例えば、操作位置6を検知する方法として、ToF(Time of Flight)カメラ等を用いた方法を適用してもよい。
図6は、ユーザがホーム画面30Bにおいてオブジェクトの一例であるコピーボタン8Aを選択する選択例を示す図である。
例えば、ユーザがコピーボタン8A上に指をかざすと、コピーボタン8Aの領域内で操作位置6が検知され、コピーボタン8Aが選択される。
さらに、ユーザによる所定の操作にしたがって、図6に示すように、選択されたコピーボタン8Aが実行され、操作パネル15にコピー画面30Dが表示される。
なお、コピー開始ボタン8Hが選択されるとコピー処理が実行されるように、画面30内のオブジェクトの各々には、オブジェクトが選択された場合に実行される処理が予め対応付けられている。オブジェクトには、どのような処理を実行するオブジェクトであるかをユーザに知らせるため、例えば、コピー開始ボタン8Hに「コピー」というような、オブジェクトを選択することで実行される処理の内容を示唆する情報が表示される。ユーザは、オブジェクトが選択された場合に実行される処理の内容を表す情報、すなわち、オブジェクトに対応付けられた項目を見ることで、オブジェクトがどのような処理を実行するオブジェクトであるかを把握する。このように、オブジェクトは、処理する内容を表す項目と対応付けられて画面30に表示される。したがって、各々のオブジェクトは、本実施形態に係る「画面に表示される項目」の一例である。
次に、図7を参照しながら、画像処理装置10の電気系統の要部構成について説明する。画像処理装置10は、例えば、コンピュータ40を用いて構成される。
コンピュータ40では、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)43、不揮発性メモリ44、及び入出力インタフェース(I/O)45がバス46を介して各々接続される。
CPU41は、図4に示した画像処理装置10の各機能部の処理を担うプロセッサの一例である。RAM42は、CPU41の一時的な作業領域として使用される記憶媒体の一例である。ROM43は、CPU41で実行される情報処理プログラムを記憶する記憶媒体の一例である。不揮発性メモリ44は、不揮発性メモリ44に供給される電力が遮断されても、記憶した情報が維持される記憶媒体の一例であり、例えば半導体メモリが用いられるがハードディスクを用いてもよい。不揮発性メモリ44は、必ずしもコンピュータ40に内蔵されている必要はなく、例えばメモリカードのようにコンピュータ40に着脱される記憶媒体であってもよい。
I/O45には、例えば、原稿読み取りユニット12、画像形成ユニット14、入力ユニット31、表示ユニット32、及び通信ユニット33が接続される。
原稿読み取りユニット12及び画像形成ユニット14は、既に説明した通りの動作を行う装置である。入力ユニット31は、ユーザの指示及びユーザIDを受け付けてCPU21に通知する装置であり、操作パネル15を構成するタッチパネル及びリーダー装置17は入力ユニット31の一例である。表示ユニット32は、CPU41によって処理された情報を視覚的に表示する装置であり、操作パネル15を構成するディスプレイは表示ユニット32の一例である。通信ユニット33は通信回線2に接続され、端末4と通信を行う通信プロトコルを備える。なお、I/O45に接続されるユニットは図7に例示したユニットに限定されない。I/O45には、画像処理装置10が有する機能に応じて、機能の実現に必要となるユニットが接続される。
ところで、上述したように、対象物の一例であるユーザの指3を画面30の遠方から近傍に向けて操作してオブジェクトを選択する場合、画面30の遠方では、ユーザの指3の位置を定めることが難しく、誤ったオブジェクトを選択してしまう場合がある。
このため、本実施形態に係る画像処理装置10では、画面30内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、画面30の直上となる空間に、オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、第1領域よりも画面30から離れた空間に、選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てる。このように、画面30の直上となる空間に、オブジェクトを選択するための第1領域を割り当てることにより、ユーザの指3の位置を定めることが容易となり、誤ったオブジェクトを選択してしまうことが抑制される。
具体的に、本実施形態に係る画像処理装置10のCPU41は、ROM43に記憶されている情報処理プログラムをRAM42に書き込んで実行することにより、図8に示す各部として機能する。
図8は、本実施形態に係る画像処理装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10のCPU41は、割当部41A、検知部41B、距離判定部41C、操作処理部41D、及び表示制御部41Eとして機能する。
割当部41Aは、画面30の直上となる空間に、オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、第1領域よりも画面30から離れた空間に、選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てる。
不揮発性メモリ44には、割当部41Aにより割り当てられた領域に関する領域割当情報44Aが記憶される。領域割当情報44Aは、分割する領域数及び各領域に割り当てる操作内容等が含まれる。
図9は、本実施形態に係る操作パネル15を側面から見たときの空間上の領域の一例を模式的に示す図である。
図9の例では、空間上の領域が第1領域R1、第2領域R2の2つの領域に分割され、第1領域R1には「オブジェクトを選択する操作」が割り当てられ、第2領域R2には「選択されたオブジェクトを実行する操作」が割り当てられる。つまり、上記の領域割当情報44Aとは、これらの領域分割数及び各領域に割り当てられた操作内容等が含まれる。「オブジェクトを選択する操作」は、画面30のあるオブジェクトを選択する操作であり、「選択されたオブジェクトを実行する操作」は、画面30の選択されたオブジェクトを実行する操作である。なお、領域分割数は、2つに限らず、後述するように、3つでもよい。
また、第1領域R1と第2領域R2とは第1閾値Th1によって区切られる。第1閾値Th1は、画面30からユーザの指3までの距離(つまり、操作距離D)に対する閾値であり、ユーザの指3を検知可能な距離を超えない範囲で、適切な値が設定される。なお、この閾値についても領域割当情報44Aとして保持される。つまり、第1領域R1及び第2領域R2は、画面30からの距離に応じて区切られ、非接触の操作に対して異なる操作内容(つまり、選択及び実行)が予め割り当てられている。
検知部41Bは、画面30上でユーザの指3を検知し、検知した位置を特定する。なお、検知位置は、上述したように、座標点(x,y,z)として特定される。
距離判定部41Cは、画面30から検知部41Bで検知されたユーザの指3までの距離(操作距離D)を判定する。画面30からユーザの指3までの距離(操作距離D)は、上述したように、例えば、静電容量の変化により判定される。
操作処理部41Dは、距離判定部41Cにより判定された距離から、ユーザの指3が位置する空間上の領域を特定し、特定した空間上の領域に割り当てられた操作内容を、領域割当情報44Aから特定する。操作処理部41Dは、特定した操作内容に応じた操作を実行する。具体的に、図9の例では、第1領域R1内の位置P1でユーザの指3が検知された場合に、ユーザの指3に対応するオブジェクトを選択し、第2領域R2内の位置P2でユーザの指3が検知された場合に、選択されたオブジェクトを実行する。
なお、画面30の直上に設けられた第1領域R1において、ユーザの指3がオブジェクトの上で一定時間かざされた場合に、当該オブジェクトを選択するようにしてもよい。また、ユーザの指3が第1領域R1から第2領域R2に移動すると、選択されたオブジェクトが実行される。このとき、ユーザの指3が第2領域R2に一定時間留まった後に、選択されたオブジェクトを実行するようにしてもよい。つまり、ユーザの指3が第2領域R2で検知された時点で、選択されたオブジェクトを即座に実行してもよいが、ユーザの指3が第2領域R2に一定時間留まったことを検知してから、選択されたオブジェクトを実行するようにしてもよい。第2領域R2では、一定時間、選択されたオブジェクトの選択が確定した状態とされ、選択確定状態では、選択されたオブジェクトが変更されることはない。
また、図10に示すように、割当部41Aは、第1領域R1と第2領域R2との間に、選択されたオブジェクトの選択を確定するための第3領域R3を更に割り当てるようにしてもよい。
図10は、本実施形態に係る操作パネル15を側面から見たときの空間上の領域の別の例を模式的に示す図である。
図10の例では、空間上の領域が第1領域R1、第2領域R2、及び第3領域R3の3つの領域に分割され、第1領域R1には「オブジェクトを選択する操作」が割り当てられ、第3領域R3には、「選択されたオブジェクトの選択を確定する操作」が割り当てられ、第2領域R2には「選択が確定されたオブジェクトを実行する操作」が割り当てられる。つまり、上記の領域割当情報44Aとは、これらの領域分割数及び各領域に割り当てられた操作内容等が含まれる。「選択されたオブジェクトの選択を確定する操作」は、画面30の選択されたオブジェクトの選択を確定する操作であり、「選択が確定されたオブジェクトを実行する操作」は、画面30の選択が確定されたオブジェクトを実行する操作である。
また、第1領域R1と第3領域R3とは第1閾値Th1によって区切られ、第3領域R3と第2領域R2とは第2閾値Th2によって区切られる。第1閾値Th1及び第2閾値Th2の各々は、画面30からユーザの指3までの距離(つまり、操作距離D)に対する閾値であり、ユーザの指3を検知可能な距離を超えない範囲で、適切な値が設定される。なお、これらの閾値についても領域割当情報44Aとして保持される。つまり、第1領域R1、第3領域R3、及び第2領域R2は、画面30からの距離に応じて区切られ、非接触の操作に対して異なる操作内容(つまり、選択、選択確定、及び実行)が予め割り当てられている。これらの第1領域R1、第3領域R3、及び第2領域R2の各々を特に区別して説明する必要がない場合には、各々の領域を総称して「領域R」という。
図10の例では、第1領域R1の位置P1でユーザの指3が検知された場合に、ユーザの指3に対応するオブジェクトを選択し、第3領域R3の位置P3でユーザの指3が検知された場合に、選択されたオブジェクトの選択を確定し、第2領域R2の位置P2でユーザの指3が検知された場合に、選択が確定されたオブジェクトを実行する。つまり、オブジェクトの選択、選択確定、及び実行は、ユーザの指3を位置P1、P3、P2の順で移動させることで行われる。
ここで、第3領域R3の画面30に対して直交する方向(Z軸方向)における範囲は、第1領域R1の画面30に対して直交する方向(Z軸方向)における範囲よりも長いことが望ましい。第3領域R3では、オブジェクトの選択は確定されているが、実行は保留されている状態である。第3領域R3内においてユーザの指3が移動しても、選択が確定したオブジェクトが変更されることはない。第3領域R3の範囲を第1領域R1の範囲と比較して長くすることで、選択が確定されたオブジェクトが実行されるまである程度の距離が確保される。ユーザの指3が第3領域R3に留まっている限り、オブジェクトが実行されることはないため、ユーザはオブジェクトの実行を中止する、あるいは、オブジェクトの選択をやり直す等の判断をすることが可能となる。
図9及び図10の例によれば、空間上では操作の開始位置(つまり、選択位置)が分かり難いが、画面30に最も近い位置が操作の開始位置となるため、分かり易い。また、画面30に最も近い位置でオブジェクトの選択が行えるため、オブジェクトの誤選択が抑制される。
図11は、ユーザの指3によるオブジェクトの実行方法の説明に供する図である。
図11に示すように、本実施形態では、オブジェクトの選択、選択確定、及び実行に至るまでに、ユーザの指3を位置P1、P3、P2の順に移動させる形態に限らない。例えば、ユーザの指3を位置P1、P2、P4の順に移動させるようにしてもよい。
図12は、ユーザの指3が移動する軌跡を模式的に示す図である。
図12に示すように、画面30に対してユーザの指3を対象物とした場合、指の付け根を支点として、指を上方向に移動させると、移動の軌跡が弧を描くため、上に移動するほど、画面30内の選択対象のオブジェクトからずれていく。手首を支点とした場合も同様である。
これに対して、本実施形態によれば、図11に示すように、ユーザの指3が第1領域R1から第3領域R3へ移動する際に、オブジェクトに対して垂直に移動させる必要がないため、誤操作が抑制される。
図13は、ユーザの指3によるオブジェクトのキャンセル方法の説明に供する図である。
図13に示すように、操作処理部41Dは、ユーザの指3が第1領域R1の位置P1から第3領域R3の位置P3に移動した後に、第1領域R1の位置P5に戻った場合、又は、ユーザの指3が第1領域R1の位置P1から第3領域R3の位置P3に移動した後に、第1領域R1、第2領域R2、及び第3領域R3の外である位置P6に移動した場合、選択されたオブジェクトの選択をキャンセルする。なお、位置P5に移動した場合、選択していたオブジェクトは一旦キャンセルされ、オブジェクトの再選択が可能とされる。一方、位置P6に移動した場合、選択していたオブジェクトはキャンセルされる。
図8に戻り、表示制御部41Eは、操作処理部41Dにより実行される操作に応じて画面30の表示を制御する。以下、図14~図18を参照して、ユーザの指3がどの領域(例えば、第1領域R1、第2領域R2、及び第3領域R3)にあり、どの状態(例えば、選択、選択確定、及び実行)であるかを視覚的に表示する表示形態について説明する。
図14は、本実施形態に係るユーザの指3の位置に対応するホーム画面50の一例を示す図である。なお、ホーム画面50は、画面30の一例である。図14の例では、第1領域R1、第2領域R2、及び第3領域R3が割り当てられた形態(図10)について説明するが、第1領域R1及び第2領域R2が割り当てられた形態(図9)についても同様である。
図14において、(A)に示すように、表示制御部41Eは、ユーザの指3が第1領域R1の位置P1にある場合にオブジェクトB1に関連付けて、第1マーカ51をホーム画面50に表示させる制御を行う。また、(B)に示すように、表示制御部41Eは、ユーザの指3が第3領域R3の位置P3にある場合にオブジェクトB1に関連付けて、第3マーカ53をホーム画面50に表示させる制御を行う。また、(C)に示すように、表示制御部41Eは、ユーザの指3が第2領域R2の位置P2にある場合にオブジェクトB1に関連付けて、第2マーカ52をホーム画面50に表示させる制御を行う。
これらの第1マーカ51、第2マーカ52、及び第3マーカ53は、互いに表示形態が異なっている。図14の例では、表示形態の違いを線の太さの違いで表しているが、これに限定されない。例えば、マーカの形状、色、線種、サイズ等の違いで表してもよく、各マーカを識別可能な表示形態であれば特に限定されない。また、第2領域R2の少し手前で第3マーカ53を点滅させて実行が近いことを通知するようにしてもよい。
図14の例によれば、ユーザは第1マーカ51、第2マーカ52、及び第3マーカ53を見ることで、自身の指がどの領域(例えば、第1領域R1、第2領域R2、及び第3領域R3)にあり、どの状態(例えば、選択、選択確定、及び実行)にあるかを把握することができる。
ここで、オブジェクトの種類(例えば、キーボード等)によっては、選択中のオブジェクトの文字がマーカで隠れて見えない場合がある。このため、表示制御部41Eは、オブジェクトの種類に応じて第1マーカ51、第2マーカ52、及び第3マーカ53の各々のサイズ又は形状を変更するようにしてもよい。
図15は、本実施形態に係るユーザの指3の位置に対応するキーボード画面60の一例を示す図である。なお、キーボード画面60は、画面30の一例である。
図15において、(A)に示すように、キーボード画面60の文字「t」を選択対象とした場合、ユーザの指3の位置に対応するマーカ61が文字「t」の上に表示されると、文字「t」がマーカ61で隠れて見えなくなってしまう。このため、例えば、(B)に示すように、文字「t」が見えるように、マーカ61のサイズを小さく変更したマーカ62を表示する。あるいは、(C)に示すように、文字「t」が見えるように、マーカ61の形状を変更したマーカ63を表示するようにしてもよい。マーカ63は、例えば、文字「t」の周囲を囲む矩形状の枠とされる。なお、マーカ62及びマーカ63は、一例であり、文字「t」が見える状態であればいかなる形態であってもよい。
また、選択対象とするオブジェクトがユーザの指3で隠れて見えない場合がある。この場合、表示制御部41Eは、オブジェクト及び第1マーカ51を含む第1サブウインドウを、オブジェクトとは異なる画面領域に表示させる制御を行う。また、表示制御部41Eは、オブジェクト及び第3マーカ53を含む第3サブウインドウを、画面領域に表示させる制御を行う。また、表示制御部41Eは、オブジェクト及び第2マーカ52を含む第2サブウインドウを、画面領域に表示させる制御を行う。
図16は、本実施形態に係るユーザの指3の位置に対応するキーボード画面60の別の例を示す図である。
図16において、(A)に示すように、キーボード画面60の文字「e」を選択対象とした場合、ユーザの指3の位置に対応する文字「e」がユーザの指3で隠れて見えない場合がある。このため、例えば、(B)に示すように、文字「e」及びマーカ65を含むサブウインドウ64を、文字「e」とは異なる画面領域に表示させる。また、同様に、キーボード画面60の文字「i」を選択対象とした場合、ユーザの指3の位置に対応する文字「i」がユーザの指3で隠れて見えないため、例えば、(C)に示すように、文字「i」及びマーカ65を含むサブウインドウ64を、文字「i」とは異なる画面領域に表示させる。サブウインドウ64では、ユーザの指3が選択しているオブジェクト(例えば、文字「e」又は文字「i」)が拡大表示されるため、ユーザは選択中のオブジェクトを視認し易くなる。
図17は、本実施形態に係るユーザの指3の位置に対応するキーボード画面60の更に別の例を示す図である。
図17において、(A)に示すように、キーボード画面60の文字「e」を選択対象とした場合、ユーザの指3が第1領域R1の位置P1にある場合に文字「e」に関連付けて、マーカ66をキーボード画面60に表示させるようにしてもよい。マーカ66は、選択対象の文字「e」が視認可能なように、文字「e」の背景色が例えば「青色」として表示される。そして、ユーザの指3が第2領域R2の位置P2に移動した場合に文字「e」に関連付けて、マーカ67をキーボード画面60に表示させる。マーカ67は、実行対象の文字「e」が視認可能なように、文字「e」の背景色が例えば「赤色」として表示される。このように、ユーザの指3の位置に応じて、マーカの背景色を変化させることで、ユーザの指3がどの領域にあるかを把握することができる。
図17の例では、キーボード画面60の表示について示したが、上述の図14に示すホーム画面50についても同様の表示が可能である。
図18は、本実施形態に係るユーザの指3の位置に対応するホーム画面50の更に別の例を示す図である。
図18において、(A)に示すように、ホーム画面50のオブジェクトB1を選択対象とした場合、ユーザの指3が第1領域R1の位置P1にある場合にオブジェクトB1に関連付けて、マーカ54をホーム画面50に表示させるようにしてもよい。マーカ54は、選択対象のオブジェクトB1が視認可能なように、オブジェクトB1の背景色が例えば「青色」として表示される。そして、ユーザの指3が第2領域R2の位置P2に移動した場合にオブジェクトB1に関連付けて、マーカ55をホーム画面50に表示させる。マーカ55は、実行対象のオブジェクトB1が視認可能なように、オブジェクトB1の背景色が例えば「赤色」として表示される。このように、図17の例と同様に、ユーザの指3の位置に応じて、マーカの背景色を変化させることで、ユーザの指3がどの領域にあるかを把握することができる。
次に、図19及び図20を参照して、本実施形態に係る画像処理装置10の作用を説明する。
図19は、本実施形態に係る情報処理プログラムによる領域割当処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図19の例では、3つの領域を割り当てる場合について説明するが、2つの領域を割り当てる場合も同様である。
まず、操作パネル15における領域割当処理の実行が指示されると、CPU41により情報処理プログラムが起動され、以下の各ステップを実行する。
図19のステップS101では、CPU41が、一例として、上述の図10に示すように、操作パネル15の画面30の直上空間に、オブジェクトを選択するための第1領域R1を割り当てる。
ステップS102では、CPU41が、ステップS101で割り当てた第1領域R1よりも、画面30から離れた空間に、選択したオブジェクトを実行するための第2領域R2を割り当てる。
ステップS103では、CPU41が、第1領域R1と第2領域R2との間に、選択したオブジェクトの選択を確定するための第3領域R3を割り当てる。
ステップS104では、CPU41が、上記ステップS101~ステップS103で割り当てた情報を領域割当情報44Aとして不揮発性メモリ44に記憶し、本情報処理プログラムによる領域割当処理を終了する。
図20は、本実施形態に係る情報処理プログラムによるオブジェクト選択、実行処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図20の例では、図19に示す領域割当処理により割り当てられた3つ領域を用いて、オブジェクトの選択、実行を行う場合について説明する。
まず、操作パネル15におけるオブジェクト選択、実行処理の実行が指示されると、CPU41により情報処理プログラムが起動され、以下の各ステップを実行する。
図20のステップS111では、CPU41が、不揮発性メモリ44から領域割当情報44Aを読み込む。
ステップS112では、CPU41が、ユーザからの非接触の入力を検知したか否かを判定する。ユーザからの非接触の入力を検知したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS113に移行し、ユーザからの非接触の入力を検知しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS112で待機となる。
ステップS113では、CPU41が、ユーザからの非接触の入力を第1領域R1で検知したか否かを判定する。第1領域R1で検知したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS114に移行し、第1領域R1で検知していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS113で待機となる。
ステップS114では、CPU41が、第1領域R1に対して、ユーザからの非接触の入力に対応するオブジェクトを選択する。
ステップS115では、CPU41が、ユーザからの非接触の入力を第3領域R3で検知したか否かを判定する。第3領域R3で検知したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS116に移行し、第3領域R3で検知していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS115で待機となる。
ステップS116では、CPU41が、第3領域R3に対して、ステップS114で選択したオブジェクトの選択を確定する。
ステップS117では、CPU41が、ユーザからの非接触の入力を第2領域R2で検知したか否かを判定する。第2領域R2で検知したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS118に移行し、第2領域R2で検知していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS117で待機となる。
ステップS118では、CPU41が、第2領域R2に対して、ステップS116で選択を確定したオブジェクトを実行する。
ステップS119では、CPU41が、終了タイミングが到来したか否かを判定する。終了タイミングが到来していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS112に戻り処理を繰り返し、終了タイミングが到来したと判定した場合(肯定判定の場合)、本情報処理プログラムによるオブジェクト選択、実行処理を終了する。なお、ここでいう終了タイミングとは、例えば、電源がオフされた場合、スリープモードに移行した場合等が想定される。
このように本実施形態によれば、画面の直上空間に、オブジェクトを選択するための第1領域が割り当てられ、画面から離れた空間に、選択したオブジェクトを実行するための第2領域が割り当てられる。このため、オブジェクトの誤選択が抑制され、選択したオブジェクトを確実に実行させることが可能となる。
なお、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えば、GPU:Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
以上、実施形態に係る情報処理装置として画像処理装置を例示して説明した。実施形態は、情報処理装置の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、これらのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下を開示する。
(((1)))に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、前記プロセッサが、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、前記画面の直上となる空間に、前記オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、前記第1領域よりも前記画面から離れた空間に、前記選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てる。
(((2)))に係る情報処理装置は、(((1)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1領域で前記対象物が検知された場合に、前記対象物に対応するオブジェクトを選択し、前記第2領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択されたオブジェクトを実行する。
(((3)))に係る情報処理装置は、(((1)))又は(((2)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記選択されたオブジェクトの選択を確定するための第3領域を更に割り当てる。
(((4)))に係る情報処理装置は、(((3)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1領域で前記対象物が検知された場合に、前記対象物に対応するオブジェクトを選択し、前記第3領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択されたオブジェクトの選択を確定し、前記第2領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択が確定されたオブジェクトを実行する。
(((5)))に係る情報処理装置は、(((3)))又は(((4)))に係る情報処理装置において、前記第3領域の前記画面に対して直交する方向における範囲が、前記第1領域の前記画面に対して直交する方向における範囲よりも長い。
(((6)))に係る情報処理装置は、(((3)))~(((5)))の何れか1に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記対象物が前記第1領域から前記第3領域に移動した後に、前記第1領域に戻った場合、又は、前記対象物が前記第1領域から前記第3領域に移動した後に、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の外に移動した場合、前記選択されたオブジェクトの選択をキャンセルする。
(((7)))に係る情報処理装置は、(((1)))又は(((2)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記対象物が前記第1領域にある場合に前記オブジェクトに関連付けて、第1マーカを表示させ、前記対象物が前記第2領域にある場合に前記オブジェクトに関連付けて、前記第1マーカとは表示形態が異なる第2マーカを表示させる制御を行う。
(((8)))に係る情報処理装置は、(((7)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記オブジェクトの種類に応じて前記第1マーカ及び前記第2マーカの各々のサイズ又は形状を変更する。
(((9)))に係る情報処理装置は、(((7)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記オブジェクト及び前記第1マーカを含む第1サブウインドウを、前記オブジェクトとは異なる画面領域に表示させ、前記オブジェクト及び前記第2マーカを含む第2サブウインドウを、前記画面領域に表示させる制御を行う。
(((10)))に係る情報処理プログラムは、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、前記画面の直上となる空間に、前記オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、前記第1領域よりも前記画面から離れた空間に、前記選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てることを、コンピュータに実行させる。
(((1)))及び(((10)))によれば、画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を非接触で行う際に、画面の遠方から近傍に向けて対象物を操作してオブジェクトを選択する場合と比較して、オブジェクトの誤選択を抑制することができる、という効果を有する。
(((2)))によれば、対象物を画面から離す操作によって、第1領域で選択したオブジェクトを実行することができる、という効果を有する。
(((3)))によれば、第1領域で選択したオブジェクトが即座に実行されることを防止することができる、という効果を有する。
(((4)))によれば、対象物を画面から離す操作によって、第1領域で選択したオブジェクトの選択を確定し、実行することができる、という効果を有する。
(((5)))によれば、第3領域で選択を確定したオブジェクトが実行されるまでの移動距離を長くすることができる、という効果を有する。
(((6)))によれば、第3領域で選択を確定したオブジェクトをキャンセルすることができる、という効果を有する。
(((7)))によれば、対象物の位置、及び位置に対応する操作の内容を把握することができる、という効果を有する。
(((8)))によれば、オブジェクトがマーカで隠れないようにすることができる、という効果を有する。
(((9)))によれば、オブジェクトが対象物で隠れて見えない場合であっても、オブジェクト及びマーカを視認することができる、という効果を有する。
1 情報処理システム
2 通信回線
3 ユーザの指
4 端末
6 操作位置
8 ボタン
8A コピーボタン
8B プリントボタン
8C スキャンボタン
9 ナビゲーションバー
10 画像処理装置
11 原稿
12 原稿読み取りユニット
13 操作表示ユニット
14 画像形成ユニット
15 操作パネル
20 制御部
21 受付部
22 表示部
23 原稿読み取り部
24 画像形成部
30 画面
30B ホーム画面
31 入力ユニット
32 表示ユニット
33 通信ユニット
40 コンピュータ
41 CPU
41A 割当部
41B 検知部
41C 距離判定部
41D 操作処理部
41E 表示制御部
42 RAM
43 ROM
44 不揮発性メモリ
44A 領域割当情報
45 I/O

Claims (10)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、前記画面の直上となる空間に、前記オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、
    前記第1領域よりも前記画面から離れた空間に、前記選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てる
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記第1領域で前記対象物が検知された場合に、前記対象物に対応するオブジェクトを選択し、前記第2領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択されたオブジェクトを実行する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記選択されたオブジェクトの選択を確定するための第3領域を更に割り当てる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記第1領域で前記対象物が検知された場合に、前記対象物に対応するオブジェクトを選択し、前記第3領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択されたオブジェクトの選択を確定し、前記第2領域で前記対象物が検知された場合に、前記選択が確定されたオブジェクトを実行する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第3領域の前記画面に対して直交する方向における範囲は、前記第1領域の前記画面に対して直交する方向における範囲よりも長い
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記対象物が前記第1領域から前記第3領域に移動した後に、前記第1領域に戻った場合、又は、前記対象物が前記第1領域から前記第3領域に移動した後に、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の外に移動した場合、前記選択されたオブジェクトの選択をキャンセルする
    請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、前記対象物が前記第1領域にある場合に前記オブジェクトに関連付けて、第1マーカを表示させ、
    前記対象物が前記第2領域にある場合に前記オブジェクトに関連付けて、前記第1マーカとは表示形態が異なる第2マーカを表示させる制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記オブジェクトの種類に応じて前記第1マーカ及び前記第2マーカの各々のサイズ又は形状を変更する
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記オブジェクト及び前記第1マーカを含む第1サブウインドウを、前記オブジェクトとは異なる画面領域に表示させ、
    前記オブジェクト及び前記第2マーカを含む第2サブウインドウを、前記画面領域に表示させる制御を行う
    請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 画面内のオブジェクトに対する選択、実行の操作を対象物による非接触の操作で行う場合に、前記画面の直上となる空間に、前記オブジェクトを選択するための第1領域を割り当て、
    前記第1領域よりも前記画面から離れた空間に、前記選択されたオブジェクトを実行するための第2領域を割り当てることを、
    コンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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