JP2024042038A - 無線システムにおけるユーザプレーンの処理 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいてユーザプレーンを処理するためのシステム、方法、および手段を提供する。【解決手段】無線通信システムは、柔軟性のある無線インターフェースにより特徴付けることができる。柔軟性のある無線インターフェースの一態様は、システムにおける無線送受信ユニット(WTRU)による送信が、異なる遅延要件など、異なるサービス品質(QoS)要件を有し得ることである。WTRUは、QoS要件に基づき、送信がその各QoS要件に従って実施され得るように、例えば、事前に構成されたリソース、リソース要求、自己スケジューリング、および/または同様のものを利用することにより、その挙動を調整することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、無線システムにおけるユーザプレーンの処理に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2016年3月30日に出願された米国特許仮出願第62/315,373号明細書の利益を主張するものであり、その開示全体を参照により本明細書に組み込む。
移動通信は、絶え間のない進化の途上にあり、既にその5番目の具体化-5Gの入り口にある。5Gネットワークは、柔軟な無線アクセス技術において構築することができる。
これらの新しい技術が出現すると、異なる特性を有する広範囲な種々の使用例をどのようにサポートするかの決定において問題が生ずる。
無線送受信ユニット(WTRU)からネットワークにアップリンクデータを送信するためのシステム、方法、および手段が本明細書で開示される。アップリンクデータは、アップリンクデータユニット(例えば、アップリンクデータパケット)を含むことができ、またアップリンクデータユニットの送信は、特定のサービス品質(QoS)要件を満たすように実施することができる。QoS要件は、タイミング要件とすることができる。例えば、QoS要件を、アップリンクデータユニットが比較的低遅延で送信されることとすることができる。
WTRUは、アップリンクデータユニットの送信遅延をモニタするために、生存時間(TTL)パラメータを維持することができる。例えば、TTLパラメータの値は、アップリンクデータユニットが送信に利用可能になってから経過した時間量、および/またはアップリンクデータユニットの送信に成功すると思われる前に残っている時間量を反映することができる。WTRUは、QoS要件に基づき、TTLパラメータに対する閾値を決定し、第1の送信モードを用いてアップリンクデータユニットの送信を試み、送信の成功が達成できる前に、TTLパラメータの値が閾値に達したと決定することができる。WTRUは、次いで、例えば、TTLパラメータが期限切れになるまで、第2の送信モードを用いてアップリンクデータユニットの送信を試みることができる。
第2の送信モードは、1つまたは複数の態様で第1の送信モードとは異なることができる。例えば、WTRUは、アップリンクデータユニットを、リソースの事前に構成されたセットを用いて第2の送信モードで送信することができる。WTRUは、例えば、ネットワークから、このような事前に構成されたリソースを受信することができる。ネットワークは、待ち状態のアップリンクデータユニットに関連付けられたQoS要件など、特定のQoS要件により特徴付けられた送信に対して、事前に構成されたリソースを予約しておくことができる。ネットワークは、その事前に構成されたリソースを、複数のWTRUにより共用されるように指定することができる。
WTRUは、最初にネットワークに登録したとき、事前に構成されたリソースを受信することができる。あるいは、またはさらに、WTRUは、ネットワークから専用のシグナリングを介して、事前に構成されたリソースを受信することができる(例えば、WTRUがすでにネットワークに登録した後になど)。WTRUは、ネットワークへのアップリンク送信を介して、リソースの事前に構成されたセットへのアクセス権を取得することができる。アップリンク送信は、例えば、WTRUが、事前に構成されたリソースを使用することを望む時間を示すことができる。WTRUは、アップリンク送信に応じて、ネットワークから確認応答を受信することができる。
WTRUは、第2の送信モードにおいて、アップリンク制御情報(UCI)をネットワークに送ることができる。UCIは、リソースを求める要求を含むことができる。UCIは、アップリンクデータユニットに関連付けられたQoS要件、またはアップリンクデータユニットの計算方式(ヌメロロジー:numerology)を示すことができる。WTRUは、UCIに応じて、ネットワークから許可(grant)を受信することができる。許可は、WTRUが、どのリソースを第2の送信モードで使用できるかを示すことができる。さらに、またはあるいは、許可は、WTRUが、第2の送信モードで使用できるスペクトル動作モード(SOM:spectrum operation mode)、またはトランスポートチャネルを指定することができる。例えば、許可は、WTRUが第2の送信モードで使用できる計算方式および/または波形を指定することができる。
WTRUは、第2の送信モードにおいて、アップリンクデータユニットを送信するために、既存のハイブリッド自動再送信要求(HARQ)に割り込むことができる。添付図面と併せて、例として示された以下の説明を読めば、より詳細な理解が得られよう。
1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用され得る例示的な無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用され得る例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用され得る別の例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用され得る別の例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークのシステム図である。 帯域幅柔軟性の例を示す図である。 柔軟なスペクトル割振りの例を示す図である。 TDD複信に対するタイミング関係の例を示す図である。 FDD複信に対するタイミング関係の例を示す図である。 優先順位が付けられた送信の例を示す図である。
例示的な実施形態の詳細な説明を、次に様々な図を参照して述べるものとする。この説明は、可能な実装形態の詳細な例を提供するが、その細部は、例示的であるように意図されており、決して、本出願の範囲を限定するものではないことに留意されたい。
以下の略語および頭字語は、例示的な実施形態の説明で使用されるものである。
Δf サブキャリア間隔
5gFlex 5Gフレキシブル無線アクセス技術
5gNB 5GFlex ノードB
ACK 確認応答
BLER ブロック誤り率
BTI 基本TI(1つまたは複数のシンボル持続時間の整数倍)
CB 競合ベース(例えば、アクセス、チャネル、リソース)
CoMP 多点協調送受信
CP 巡回プレフィックス
CP-OFDM コンベンショナルOFDM(巡回プレフィックスに依存する)
CQI チャネル品質表示
CN コアネットワーク(例えば、LTEパケットコア)
CRC 巡回冗長検査
CSI チャネル状態情報
CSG 限定加入者グループ
D2D デバイス間送信(例えば、LTEサイドリンク)
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DM-RS 復調参照信号
DRB データ無線ベアラ
EMBB 拡張モバイルブロードバンド
EPC 進化型パケットコア
FBMC フィルタバンドマルチキャリア
FBMC/OQAM オフセット直交振幅変調を使用するFBMC技法
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重
FEC 前方誤り訂正
ICC 産業用制御通信(Industrial Control Communication)
ICIC セル間干渉キャンセル
IP インターネットプロトコル
LAA ライセンス支援アクセス
LBT リッスンビフォアトーク
LCH 論理チャネル
LCG 論理チャネルグループ
LCP 論理チャネル優先度
LLC 低遅延通信
LTE ロングタームエボリューション、例えば、3GPP LTE
R8以上からのもの
MAC メディアアクセス制御
NACK 否定ACK
MBB 大量ブロードバンド通信
MC マルチキャリア
MCS 変調および符号化方式
MIMO 多入力多出力
MTC マシン型通信
NAS 非アクセス層
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OOB 帯域外(放射)
PBR 優先ビットレート
cmax 所与のTIにおける合計の利用可能なUE電力
PHY 物理レイヤ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PER パケット誤り率
PL 伝搬損失(推定)
PLMN 公衆陸上移動ネットワーク
PLR パケット損失率
PSS プライマリ同期信号
QoS サービス品質(物理レイヤの観点で)
RAB 無線アクセスベアラ
RACH ランダムアクセスチャネル(または手順)
RF 無線フロントエンド
RNTI 無線ネットワーク識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RTT 往復時間
SCMA シングルキャリア多元接続
SDU サービスデータユニット
SOM スペクトル動作モード
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
SRB シグナリング無線ベアラ
SWG スイッチングギャップ(自己完結型サブフレームで)
TB トランスポートブロック
TBS トランスポートブロックサイズ
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重
TI 時間間隔(1つまたは複数のBTIの複数倍で)
TTI 送信時間間隔(1つまたは複数のTIの複数倍で)
TRP 送信/受信点
TRx 送受信機
UFMC ユニバーサルフィルタマルチキャリア
UF-OFDM ユニバーサルフィルタOFDM
UL アップリンク
URC 超信頼性通信
URLLC 超信頼性低遅延通信
V2V 車車間通信
V2X 車両通信
WLAN 無線ローカルエリアネットワークおよび関連する技術(IE
EE802.xx分野)
WTRU 無線送受信ユニット
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、同報通信などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する複数のアクセスシステムとすることができる。通信システム100は、無線帯域幅を含むシステムリソースを共用することにより、複数の無線ユーザがこのようなコンテンツにアクセスできるようにする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDM)シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、オフセット直交振幅変調を備えた直交周波数分割多重(OFDM-OQAM)、ユニバーサルフィルタ直交周波数分割多重(UF-OFDM)、および同様のものなど、1つまたは複数のチャネルアクセス法を使用することができる。
図1Aで示すように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d(それらは、全体的に、または集合的に、WTRU102と呼ぶことができる)、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。
通信システム100はまた、例えば、基地局114aおよび基地局114bなど、いくつかの基地局を含むことができる。基地局114aおよび基地局114bのそれぞれは、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとり、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易に行えるように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、送受信機基地局(BTS)、ノードB、eNode B、ホームノードB、ホームeNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータ、おび同様のものとすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局、および/またはネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部とすることができ、それはさらに、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、中継ノードなど、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ぶことのできる特定の地理的な領域内で、無線信号を送信および/または受信するように構成することができる。セルは、セルセクタへとさらに分割することができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、すなわち、セルの各セクタに対して1つを含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を使用することができ、したがって、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用することができる。
基地局114a、114bは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることのできる無線インターフェース115/116/117を介して、WTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数のものと通信することができる。無線インターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて確立することができる。
より具体的には、前述のように、通信システム100は、複数のアクセスシステムとすることができ、またCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、OFDM-OQAM、UF-OFDM、および同様のものなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN103/104/105における基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができ、それは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を用いて無線インターフェース115/116/117を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)、および/または進化型HSPA(HSPA+)など、通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実施することができ、それは、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト(LTE-A)、および/または5gFLEXを用いて無線インターフェース115/116/117を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000EV-DO、暫定基準2000(IS-2000)、暫定基準95(IS-95)、暫定基準856(IS-856)、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM(登録商標))、GSMエボリューション拡張データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)、および同様のものなどの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeNode B、またはアクセスポイントとすることができ、また職場、家庭、車両、キャンパス、および同様のものなど、局所化されたエリア内で無線接続を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。さらに別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、5gFLEXなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aで示すように、基地局114bは、インターネット110との直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスする必要のない可能性がある。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信状態にあり、それは、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数のものに提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106/107/109は、コール制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供し、かつ/またはユーザ認証などの高水準のセキュリティ機能を実施することができる。図1Aに示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATを使用する、または異なるRATを使用する他のRANとの直接通信、または間接通信を行えることが理解されよう。例えば、E-UTRA無線技術を利用できるRAN103/104/105に接続されるのに加えて、コアネットワーク106/107/109はまた、GSM無線技術を使用する別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク106/107/109はまた、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしても働くことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群における送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの大域システムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運営される有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRAT、または異なるRATを使用できる1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか、またはすべては、マルチモード機能を含むことができる、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数の送受信機を含むことができる。例えば、図1Aで示されたWTRU102cは、セルラベースの無線技術を使用できる基地局114aと、またIEEE802無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bで示すように、WTRU102a、102b、102c、102dは、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信素子122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取外し不能メモリ130、取外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との一貫性を維持しながら、前述の要素のいずれかの下位の組合せを含み得ることが理解されよう。
WTRU102のプロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態マシン、および同様のものとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/または無線環境でWTRU102を動作できるようにする任意の他の機能を実施することができる。プロセッサ118は、送受信機120に結合することができ、送受信機120は、送信/受信素子122に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別々の構成要素として示しているが、プロセッサ118および送受信機120は共に、電子パッケージまたはチップに一体化できることが理解されよう。
WTRU102の送信/受信素子122は、無線インターフェース115/116/117を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、またはそこから信号を受信するように構成することができる。例えば、一実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送信/受信素子122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された発光源/検出器とすることができる。さらに別の実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号と光信号を共に送信および受信するように構成することができる。送信/受信素子122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成できることが理解されよう。
さらに送信/受信素子122が、単一の素子として図1Bに示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信素子122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、無線インターフェース115/116/117を介して、無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信素子122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
WTRU102の送受信機120は、送信/受信素子122によって送信される信号を変調し、かつ送信/受信素子122によって受信される信号を復調するように構成することができる。前述のように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATにより通信できるようにする複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニット、または有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合することができ、かつユーザ入力データをそれらから受信することができる。プロセッサ118はまた、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に、ユーザデータを出力することができる。さらにプロセッサ118は、取外し不能メモリ130および/または取外し可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、かつそこにデータを記憶することができる。取外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。取外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード、および同様のものを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ上など、物理的にWTRU102上に位置していないメモリからの情報にアクセスし、かつそこにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、またWTRU102内の他の構成要素に電力を配布し、かつ/または電力を制御するように構成することができる。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム((NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Liイオン)など)、太陽電池、燃料電池、および同様のものを含むことができる。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成できるGPSチップセット136に結合することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)から、無線インターフェース115/116/117を介して位置情報を受信し、かつ/または2つ以上の近傍の基地局から受信される信号のタイミングに基づいて、その位置を決定することができる。WTRU102は、実施形態との一貫性を維持しながら、任意の適切な位置決定法により、位置情報を取得できることが理解されよう。
プロセッサ118は、さらなる特徴、機能、および/または有線もしくは無線接続を提供する1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含むことのできる他の周辺装置138にさらに結合することができる。例えば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信機、手を使用しないヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および同様のものを含むことができる。
図1Cは、実施形態によるRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。前述のように、RAN103は、無線インターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにUTRA無線技術を使用することができる。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信することができる。図1Cで示すように、RAN103は、ノードB140a、140b、140cを含むことができ、それは、それぞれ、無線インターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けることができる。RAN103はまた、RNC142a、142bを含むことができる。RAN103は、実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数のノードBおよびRNCを含み得ることが理解されよう。
図1Cで示されるように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信することができる。さらにノードB140cは、RNC142bと通信することができる。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して各RNC142a、142bと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信することができる。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続される各ノードB140a、140b、140cを制御するように構成することができる。さらにRNC142a、142bのそれぞれは、外側ループ電力制御、負荷制御、受付制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化、および同様のものなど、他の機能を実行する、またはサポートするように構成することができる。
図1Cで示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイル交換センタ(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、コアネットワーク運営者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運営され得ることが理解されよう。
RAN103のRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106におけるMSC146に接続され得る。MSC146は、MGW144に接続され得る。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
RAN103におけるRNC142aはまた、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106のSGSN148に接続することができる。SGSN148は、GGSN150に接続することができる。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
前述のように、コアネットワーク106はまた、ネットワーク112に接続することができ、それは、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができる。
図1Dは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。前述のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を使用して、無線インターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104はまた、コアネットワーク107と通信することができる。
RAN104は、eNode B160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数のeNode Bを含むことができることが理解されよう。eNode B160a、160b、160cは、それぞれ、無線インターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、eNode B160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、例えば、eNode B160aは、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつそこから無線信号を受信することができる。
eNode B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けることができ、また無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリング、および同様のものを処理するように構成することができる。図1Dで示されるように、eNode B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Dで示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、コアネットワーク運営者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運営され得ることが理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNode B160a、160b、160cのそれぞれに接続することができ、かつ制御ノードとして働くことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラの活動化/非活動化、WTRU102a、102b、102cの初期のアタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担当することができる。MME162はまた、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間を切り換えるための制御プレーンを提供することができる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNode B160a、160b、160cのそれぞれに接続することができる。サービングゲートウェイ164は、概して、WTRU102a、102b、102cとの間で、ユーザデータパケットの経路指定をし、転送することができる。サービングゲートウェイ164はまた、eNode B間のハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用できる場合にページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理し、かつ記憶すること、および同様のものなど、他の機能を実施することができる。
サービングゲートウェイ164はまた、PDNゲートウェイ166に接続することができ、それは、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと、従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108の間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができる、またはそれと通信することができる。さらにコアネットワーク107は、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことのできるネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eは、実施形態によるRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、IEEE802.16無線技術を使用して、無線インターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するアクセスサービスネットワーク(ASN)とすることができる。以下でさらに論じられるが、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクは、参照点として定義することができる。
図1Eで示されるように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含むことができるが、RAN105は、実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含み得ることが理解されよう。基地局180a、180b、180cは、それぞれ、RAN105における特定のセル(図示せず)と関連付けることができ、かつそれぞれは、無線インターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、基地局180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、例えば、基地局180aは、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ無線信号をそこから受信することができる。基地局180a、180b、180cはまた、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシー適用、および同様のものなどのモビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として働くことができ、また加入者プロファイルのページング、キャッシング、コアネットワーク109への経路指定、および同様のものを担当することができる。
WTRU102a、102b、102cとRAN105の間の無線インターフェース117は、IEEE802,16仕様を実施するR1参照点として定義することができる。さらに、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109の間の論理インターフェースは、R2参照点として定義することができ、それは、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用することができる。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間の通信リンクは、WTRUハンドオーバ、および基地局間のデータ転送を容易にするためのプロトコルを含むR8参照点として定義することができる。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182の間の通信リンクは、R6参照点として定義することができる。R6参照点は、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられたモビリティイベントに基づいてモビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eで示されるように、RAN105は、コアネットワーク109に接続することができる。RAN105とコアネットワーク109の間の通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティ管理機能を容易にするためのプロトコルを含むR3参照点として定義することができる。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP-HA)184、認証、認可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、コアネットワーク運営者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運営され得ることが理解されよう。
MIP-HAは、IPアドレス管理を担当することができ、またWTRU102a、102b、102cが、異なるASNおよび/または異なるコアネットワークの間をローミングできるようにする。MIP-HA184は、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にすることができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証、およびユーザサービスのサポートを担当することができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの相互接続を容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと、従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。さらにゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことのできるネットワーク112へのアクセスを提供することができる。
図1Eに示されていないが、RAN105は、他のASNに接続することができ、またコアネットワーク109は他のコアネットワークに接続できることが理解されよう。RAN105と他のASNの間の通信リンクは、R4参照点として定義することができ、それは、RAN105と他のASNの間でWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクは、R5参照として定義することができ、それは、ホームコアネットワークと在圏するコアネットワークの間の相互接続を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、以下の1つまたは複数のものを使用可能にする無線インターフェースをサポートすることができる、すなわち、改良されたブロードバンド性能(IBB:improved broadband performance)、産業用制御および通信(ICC)、車両用途(V2X)、ならびに大量マシン型通信(mMTC)である。無線インターフェースは、超低遅延通信(LLC)、超信頼性通信(URC)、および/またはMTC動作(例えば、狭帯域動作を含む)をサポートすることができる。LLCに関しては、以下の1つまたは複数のものがサポートされ得る、すなわち、低無線インターフェース遅延(例えば、1msRTT)、短いTTI(例えば、100μsと250μsの間)、超低アクセス遅延(例えば、アクセス遅延は、最初のシステムアクセスから、第1のユーザプレーンデータユニットの送信の完了までの時間量に関連付けることができる)、および/または低エンドツーエンド(e2e)遅延(例えば、ICCおよび/またはV2Xにおいて10ms未満)である。URCに関しては、送信/通信の信頼性は、例えば、99.999%の送信成功および/またはサービス可用性に達することができる。時速0~500kmの範囲の速度に対するモビリティが望ましいはずである。パケット損失率は、10-6未満(例えば、ICCおよびV2Xにおいて)であるように設計することができる。MTC動作に関しては、無線インターフェースは、狭帯域動作(例えば、200kHz未満を用いる)、延長された電池寿命(例えば、自立的に最高で15年)、および/または低減された通信オーバヘッド(例えば、1~100kbpsの範囲のデータレートで、および/または数秒から数時間のアクセス遅延を用いるものなど、少なくとも少量のおよび/または頻度の低いデータ送信に対して)をサポートすることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、波形としてOFDMを利用することができる(少なくともダウンリンクにおいて)。OFDMは、LTEおよび/またはIEEE802.11におけるデータ送信に対して基本的な信号フォーマットであり得る。OFDMの場合、スペクトルは、複数の並列な直交サブバンドへと分割することができる。サブキャリアは、時間ドメインにおいて長方形ウィンドウを用いて形成することができ、それは、周波数ドメインにおいてsinc形状のサブキャリアを得ることができる。OFDMAは、巡回プレフィックスの持続時間内で、高レベルの周波数同期化、および/またはアップリンクタイミング調整を達成すべく試みるように設計することができる(例えば、信号間の直交性を維持し、かつ/またはキャリア間干渉を最小化する)。OFDM(例えば、従来のOFDMまたはCP-OFDM)の同期化要件は、上記で述べた他の設計目標を達成するように設計された例示的な通信システムで満たすには課題が多い(例えば、WTRUは、同時に複数のアクセスポイントに接続される可能性があるため)。隣接する帯域へのスペクトル放射要件に準拠するために、さらなる電力低減が、アップリンク送信に適用される可能性がある(例えば、WTRU送信に対して断片化されたスペクトルの集約が存在する中で)。これらの課題を考慮すると、本明細書で述べる例示的な通信システムは、CP-OFDMに対してより厳しいRF要件を課す可能性がある(例えば、集約に依存しない大量の連続スペクトルが使用されるなど)。使用される場合、CP-OFDMベースの送信方式は、レガシシステムのものと同様のダウンリンク物理レイヤを生ずることができる(例えば、パイロット信号密度および位置に対する修正を用いて)。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、他の波形を利用することができる。例えば、例示的な通信システムにおけるダウンリンク送信方式は、マルチキャリア(MC)波形に基づくことができる。MC波形は、例えば、高いスペクトル抑制(例えば、低いサイドローブおよび/または低いOOB放射)により特徴付けることができる。MC波形は、チャネルをサブチャネルへと分割し、これらのサブチャネルにおけるサブキャリア上のデータシンボルを変調することができる。例示的なMC波形は、OFDM-OQAMである。OFDM-OQAMを用いると、フィルタが、OFDM信号に対して時間ドメインで適用され(例えば、サブキャリアごとに)て、例えば、OOBを低減させることができる。OFDM-OQAMは、隣接する帯域に対して低い干渉を生ずることができ、大きなガードバンドを必要とせず、また巡回プレフィックスを利用しない可能性がある。OFDM-OQAMは、適切なFBMC技法とすることができる。しかし、いくつかの例示的なシステムにおいて、OFDM-OQAMは、マルチパス作用、および直交性の点で高い遅延拡散に影響を受けやすいことに留意されたい。OFDM-OQAMを用いた等化およびチャネル推定は、複雑になる可能性がある。
使用され得る別の例示的なMC波形は、UFMC(UF-OFDM)である。UFMC(UF-OFDM)を用いると、時間ドメインにおいて、フィルタをOFDM信号に適用することができる(例えば、OOBを低減するために)。例では、スペクトル断片を使用できるように(実施の複雑さを低減するために)、フィルタリングをサブバンドごとに適用することができる。帯域におけるいくつかのスペクトル断片が未使用である場合、これらの断片におけるOOB放射は、高い状態に留まる可能性がある(例えば、従来のOFDMの場合に、そうなる可能性がある)。少なくともこの理由で、UF-OFDMは、フィルタされたスペクトルの少なくともエッジで使用するのに適した波形になり得る。
本明細書で述べられる波形は例であり、したがって、本明細書で述べられる実施形態が実施され得る唯一の波形ではないことに留意されたい。例示的な波形は、少なくとも非直交特性を有する信号(例えば、異なるサブキャリア間隔を有する信号など)において、多重化を可能にすることができる。例示的な波形は、(例えば、複雑な干渉キャンセル受信装置を必要とせずに)非同期信号の共存を可能にすることができる。例示的な波形は、RF処理の一部として断片化されたスペクトルを集約することに対する低価格の代替形態として、例えば、ベースバンド処理における断片化されたスペクトルの集約を容易にすることができる。
例示的な通信システムでは、同じ帯域内に異なる波形が共存することができる(例えば、SCMAを使用できるmMTC狭帯域動作を少なくともサポートするためになど)。動作のいくつかの、もしくはすべての態様に対して、ならびに/またはダウンリンクおよびアップリンク送信のいずれか、もしくは両方に対して、CP-OFDM、OFDM-OQAM、および/またはUF-OFDMなど、異なる波形の組合せをサポートすることができる。波形の共存は、例えば、異なるWTRU間で異なるタイプの波形を使用する送信、または同じWTRUからの送信を含むことができる(例えば、送信は、同時に、何らかの重複を含んで、または時間ドメインで連続的に行うことができる)。
他の共存態様は、例えば、ハイブリッドタイプの波形に対するサポート(例えば、送信ごとに変化するものなど、少なくとも変化する可能性のあるCP持続時間をサポートする波形および/または送信など)、CPおよび低電力テイル(例えば、ゼロテイル)の組合せに対するサポート、ハイブリッドガード間隔の形態に対するサポート(例えば、低電力CPおよび/または適応型低電力テイルを用いるなど)、および/または同様のものを含むことができる。例示的な波形は、動的な変動、および/またはフィルタリングなどの1つまたは複数の他の態様の制御をサポートすることができる。例えば、以下の1つまたは複数のものを、動的に変える、かつ/または制御することができる、すなわち、所与のキャリア周波数の送信を受信するために使用されるスペクトルのエッジでフィルタリングを適用すべきかどうか、特定のSOMに関連付けられた送信を受信するために使用されるスペクトルのエッジでフィルタリングを適用すべきかどうか、サブバンドごとに、またはグループごとにフィルタリングを適用すべきかどうか、および/または同様のものである。概して、波形/波形のタイプは、異なるタイプの送信方式を達成するために変えることのできる送信パラメータの例と見なすことができる。したがって、第1の送信方式は、第1のタイプの波形(例えば、CP-OFDM)を利用することができるが、第2の送信方式は、異なる波形(例えば、OFDM-OQAM)を利用することができる。異なる波形は、異なる可能なスループット、異なる遅延特性、異なるオーバヘッド要件など、異なる送信特性に関連付けることができる。
アップリンク送信方式は、ダウンリンク送信方式におけるものと同じ波形を、または異なる波形を使用することができる。同じセル内の異なるWTRUとの間の送信の多重化は、FDMAおよび/またはTDMAに基づくことができる。
本明細書で述べられる例示的な通信の設計は、高度のスペクトル柔軟性によって特徴付けることができる。このようなスペクトル柔軟性は、例えば、異なる複信構成、および/または異なるサイズの利用可能なスペクトルを含む(例えば、同じ帯域において、または異なる帯域において、連続および不連続なスペクトル割振りを含む)、異なる特性を備えた異なる周波数帯域において展開できるように(例えば、可能に)する。スペクトル柔軟性は、例えば、複数のTTI長さに対するサポート、および/または非同期送信に対するサポートなどを含む可変タイミング態様をサポートすることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、複信構成における柔軟性により特徴付けることができる。例えば、例示的な通信システムは、TDDとFDD複信方式を共にサポートすることができる。FDD動作に関しては、スペクトル集約を用いて、補助的なダウンリンク動作をサポートすることができる。フル複信FDDと半複信FDD動作を共にサポートすることができる。TDD動作の場合、DL/UL割振りは動的なものとすることができる。例えば、割振りは、固定されたDL/ULフレーム構成に基づくのではなく、DLまたはUL送信間隔の長さを送信機会ごとに設定することができる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、帯域幅割振りにおける柔軟性によって特徴付けることができる。例えば、異なる送信帯域幅が、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信で可能になり得る(例えば、送信帯域幅は、公称システム帯域幅から、システム帯域幅に対応する最大帯域幅までの範囲とすることができる)。例示的なシングルキャリア動作においては、サポートされるシステム帯域幅は、例えば、少なくとも5、10、20、40、および80MHzを含むことができる。例では、サポートされるシステム帯域幅は、所与の範囲(例えば、数MHzから最高で160MHzなど)内の任意の帯域幅とすることができる。公称帯域幅は、1つまたは複数の値(例えば、1つまたは複数の固定された値)を有することができる。最高で200kHzの狭帯域送信がサポートされ得る(例えば、それは、MTCデバイスの動作帯域幅に含まれ得る)。
図2は、例示的な通信システムによりサポートされ得る例示的な送信帯域幅を示す。本明細書で参照されるシステム帯域幅は、所与のキャリアネットワークにより管理され得るスペクトルの最大部分に関連付けることができる。このようなキャリアに対して、WTRUが、セルの取得、測定、およびネットワークへの最初のアクセスに対してサポートできる(例えば、最小限サポートできる)スペクトルの部分は、公称システム帯域幅に対応することができる。WTRUは、システム帯域幅全体の範囲に含まれるチャネル帯域幅で構成することができる。WTRUの構成されたチャネル帯域幅は、システム帯域幅の公称部分を含むことも、または含まないこともできる。
帯域幅柔軟性が、本明細書で述べる例示的な通信システムで達成できる1つの例示的な理由は、所与の動作帯域幅(例えば、最大の動作帯域幅)に対する適用可能なRF要件のいくつか、またはすべてを、その動作帯域に対して、さらなる許容されるチャネル帯域幅を導入することなく満たせることである。これは、例えば、関連する周波数ドメイン波形のベースバンドフィルタリングを効率的にサポートすることによる。本明細書で述べる実施形態は、シングルキャリア動作に対して、WTRUのチャネル帯域幅を構成する、再構成する、および/または動的に変えるための技法を利用することができる。本明細書で述べる実施形態は、狭帯域送信のために、公称システム帯域幅、システム帯域幅、または構成されたチャネル帯域幅内でスペクトルを割り振る(allocate)ことができる。例示的な通信システムの物理レイヤは帯域幅に依存しなくてもよい。物理レイヤは、免許された帯域(例えば、5GHz未満)の動作、ならびに免許不要帯域(例えば、5~6GHz以上の範囲)の動作をサポートすることができる。免許不要帯域における動作に対しては、LBT Cat4ベースのチャネルアクセスフレームワーク(例えば、LTE LAAと同様のチャネルアクセスフレームワーク)がサポートされ得る。本明細書で述べる実施形態は、異なるスペクトルブロックサイズに対して、セル特有の、および/またはWTRU特有のチャネル帯域幅をスケーリングおよび/または管理するための技法を利用することができる。これらの技法は、例えば、スケジューリング、リソースのアドレス指定、信号の同報通信、測定などに関連付けることができる。スペクトルブロックサイズは、任意のものとすることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、スペクトル割振りにおける柔軟性によって特徴付けることができる。ダウンリンク制御チャネルおよび信号は、FDM動作をサポートすることができる。WTRUは、例えば、システム帯域幅の公称部分(例えば、公称部分だけ)を介して送信を受信することにより、ダウンリンクキャリアを取得することができる。例えば、WTRUは、最初に、関係するキャリアネットワークにより管理される帯域幅全体を介して、送信を受信するようには構成されなくてもよい。
ダウンリンクデータチャネルは、公称システム帯域幅に対応できる、または対応できない帯域幅を介して割り振ることができる。その割振りは、例えば、WTRUの構成されたチャネル帯域幅内にあること以外の制限はないはずである。例えば、キャリアは、5MHzの公称帯域幅を用いて12MHzのシステム帯域幅で動作することができる。このような構成は、5MHzの最大RF帯域幅をサポートするデバイスに、システムを取得し、アクセスできるようにするが、+10から-10MHzのキャリア周波数を、最高で20MHzに相当するチャネル帯域幅をサポートする他のWTRUに割り振ることができる。
図3は、異なるサブキャリアを、異なるSOMに割り当てる(assign)(例えば、少なくとも概念的に)ことのできるスペクトル割振りの例を示す。異なるSOMは、異なる送信に対する異なる要件を満たすために使用することができる。SOMは、サブキャリア間隔、TTI長さ、または信頼性態様(例えば、HARQ処理の態様)のうちの1つまたは複数のものを含む/それらに基づいて定義することができる。SOMは、2次的な制御チャネルを備えることができる。例えば、SOMは、関連するWTRUがモニタするように構成できる別個の制御チャネル(例えば、主制御チャネルとは分離された)を含むことができる。SOMは、特定の波形を指すために使用することができるが、または例えば、FDMおよび/またはTDMを用いる同じキャリアにおける異なる波形の共存をサポートすること、またはFDDおよびTDDの共存をサポートすること(例えば、TDMのように、TDD帯域でFDD動作を実施すること)など、処理態様に関連付けることができる。
WTRUは、1つまたは複数のSOMに従って、送信を実施するように構成することができる。例えば、SOMは、以下の1つまたは複数のものを使用する送信に対応することができる、すなわち、特定のTTI持続時間、特定の初期電力レベル、特定のHARQ処理タイプ、HARQ受信/送信を成功させるための特定の上限、特定の送信モード、特定の物理チャネル(アップリンクまたはダウンリンク)、特定の波形タイプ、または特定のRAT(例えば、レガシLTEまたは5G送信技法を使用できる)による送信である。SOMは、QoSレベル、および/または最大/目標遅延、最大/目標BLER、および/または同様のものなどの関連態様に対応することができる。SOMは、スペクトル領域に、および/または特定の制御チャネルもしくはその態様(例えば、検索空間、DCIタイプなど)に対応することができる。例えば、WTRUは、URCタイプのサービス、LLCタイプのサービス、またはMBBタイプのサービスのうちの1つまたは複数のものに対してSOMで構成することができる。WTRUは、システムアクセスに対して、および/またはL3制御シグナリングの送信/受信(例えば、RRC)に対するSOMの構成を有することができる(例えば、WTRUは受信することができる)。例えば、WTRUは、本明細書で述べる公称システム帯域幅など、システムスペクトルの一部を用いて、L3制御シグナリングを送り、かつ/または受信するように構成することができる。
所与のSOMのリソースは、そのSOMに対する特定の計算方式に関して定義され、または述べることができる。例えば、第1のSOMは、第1の計算方式(例えば、第1のサブキャリア間隔、第1のシンボル長さ、第1のTTI長さ、第1の帯域幅、第1の波形タイプなど)を使用することができ、また第2のSOMは、第2の計算方式(例えば、第2のサブキャリア間隔、第2のシンボル長さ、第2のTTI長さ、第2の帯域幅、第2の波形タイプなど)を使用することができる。SOMおよび計算方式という用語は、本明細書で相互に交換可能に参照することができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムにおけるWTRUは、WTRUが、元の送信方式を用いて、送信を成功裏に完了できないと決定した場合、異なる送信方式へと切り換えるように構成することができる。本明細書で述べるように、送信方式は、リソース、送信技法、送信パラメータ、および/または送信の性能に関連付けられた他の動作的態様を包含することができる。例えば、異なる送信方式は、異なるSOMおよび/または異なる計算方式を利用することができる。したがって、SOMおよび/または計算方式は、異なるタイプの送信方式に対して変化する可能性のある動作態様の例とすることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、スペクトル集約をサポートすることができる(例えば、少なくともシングルキャリア動作に対して)。例えば、WTRUが、同じ動作帯域内の物理リソースブロック(PRB)の連続的および/または不連続的なセットを介して、複数のトランスポートブロックを送信および/または受信できる状況において、スペクトル集約をサポートすることができる。トランスポートブロックは、PRBの別々のセットにマップすることができる。異なるSOMに関連付けられた送信を、同時に実施することができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、マルチキャリア動作をサポートすることができる。このようなサポートは、例えば、同じ動作帯域内、または2つ以上の動作帯域にわたる連続および/または不連続なスペクトルブロックを用いることにより、提供することができる。例示的な通信システムは、スペクトルブロックの集約をサポートすることができる。例えば、スペクトルブロックは、FDDおよび/またはTDDなどの異なるモードを用いて、かつ/または6MHz未満の免許された、および免許不要の帯域動作などの異なるチャネルアクセス技法を用いて集約することができる。WTRUのマルチキャリア集約動作は、ネットワークおよび/またはWTRUにより構成される、再構成される、かつ/または動的に変更され得る。
ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信は、無線フレームへと編成することができる。無線フレームは、いくつかの固定された態様(例えば、ダウンリンク制御情報の位置など)、および/またはいくつかの変化する態様(例えば、送信タイミング、および/またはサポートされる送信タイプ)により特徴付けることができる。基本時間間隔(BTI)は、1つまたは複数のシンボルの数(例えば、整数)により表すことができる。シンボル持続時間は、時間-周波数リソースに適用可能なサブキャリア間隔に応ずることができる。少なくともFDDの場合、サブキャリア間隔は、所与のフレームに対して、アップリンクキャリア周波数fULと、ダウンリンクキャリア周波数fDLとの間で異なることができる。送信時間間隔(TTI)は、連続する送信間で、システムによりサポートされる最小の時間とすることができる。連続する送信の1つまたは複数のもの(例えば、それぞれ)は、ダウンリンク(TTIDL)および/またはアップリンク(UL TRx)に対して異なるトランスポートブロック(TB)に関連付けることができる。ダウンリンクおよび/またはアップリンク(適用可能な場合)のプリアンブルは、TTI決定から除外することができる。制御情報(例えば、ダウンリンクに対するDCI、またはアップリンクに対するUCI)は、TTI決定に含めることができる。TTIは、1つまたは複数のBTIの数(例えば、整数)により表すことができる。BTIは、特有のものであり、かつ/または所与のSOMおよび/または計算方式に関連付けることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、例えば、100μs、125μs(1/8ms)、142.85μs(例えば、1/7msまたは2nCP LTE OFDMシンボル)、および/または1msを含む様々なフレーム持続時間をサポートすることができる。フレーム持続時間は、レガシLTEタイミング構造と位置合わせできるように設定することができる。フレームは、関係するキャリア周波数(例えば、TDDに対するfUL+DL、およびFDDに対するfDL)に対してダウンリンクデータ送信(DL TRx)に先行する固定された時間期間tdciのダウンリンク制御情報(DCI)で開始することができる。TDD複信の場合(例えば、TDD複信だけの場合)、フレームは、ダウンリンク部分(例えば、DCIおよび/またはDL TRx)、および/またはアップリンク部分(例えば、UL TRx)を含むことができる。スイッチングギャップ(「swg」)は、存在する場合、フレームのアップリンク部分に先行する(例えば、常に先行する)ことができる。FDD複信の場合(例えば、FDD複信だけの場合)フレームは、ダウンリンク参照TTI、およびアップリンクに対して1つまたは複数のTTIを含むことができる。アップリンクTTIの開始は、アップリンクフレームの開始と重複できるダウンリンク参照フレームの開始から、適用されるオフセット(toffset)を用いて導出することができる。複信モード(例えば、TDD対FDD)は、送信方式の異なるタイプに対して変化することのできる動作態様の例とすることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、フレームにおいて、D2D/V2x/サイドリンク動作をサポートすることができる。例示的な通信システムは、様々な構成/技法を利用して、D2D/V2x/サイドリンクのサポートを提供することができる。例では(例えば、TDDが使用されるとき)、例示的な通信システムは、フレームのDCI+DL TRx部分(例えば、リソースの半静的な割振りが使用されるとき)、またはフレームのDL TRx部分(例えば、リソースの動的な割振りが使用されるとき)に、それぞれダウンリンク制御および前方向送信を含むことができる。さらに、またはあるいは、例示的な通信システムは、フレームのUL TRx部分に各逆方向送信を含むことができる。例では(例えば、FDDが使用されるとき)、例示的な通信システムは、例えば、フレームのUL TRx部分に、それぞれダウンリンク制御、前方向および逆方向送信を含むことによって、フレームのUL TRx部分において、D2D/V2x/サイドリンク動作をサポートすることができる。さらに各送信に関連付けられるリソースは、動的に割り当てる(assign)ことができる。
図4Aは、例示的なTDDフレーム構造を示す。図4Bは、例示的なFDDフレーム構造を示す。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、例えば、MACレイヤにおけるスケジューリング機能、ネットワークベースのスケジューリングモード、および/またはWTRUベースのスケジューリングモードを含む様々なスケジューリングおよび/またはレート制御技法を使用することができる。ネットワークベースのスケジューリングモードは、例えば、ダウンリンク送信および/またはアップリンク送信のリソース、タイミング、および/または送信パラメータに関して、厳しいスケジューリングになる可能性がある。WTRUベースのスケジューリングモードは、例えば、タイミングおよび/または送信パラメータに関して柔軟なものになり得る。スケジューリング技法(例えば、スケジューリングモード)の1つまたは複数のものに対して、スケジューリング情報は、単一のTTIに対して、または複数のTTIに対して有効であり得る。スケジューリング技法(例えば、スケジューリングモード)は、異なるタイプの送信方式に対して変化することのできる動作態様の例とすることができる。
ネットワークベースのスケジューリングは、ネットワークが、異なるWTRUに割り振られた無線資源を厳しく管理できるようにする(例えば、このようなリソースの共用を最適化するために)。少なくともいくつかの場合、ネットワークは、スケジューリングを動的に実行することができる。WTRUベースのスケジューリングは、WTRUが、必要に応じて最小の遅延を有する、および/またはネットワークにより割り当てられた共用もしくは専用アップリンクリソースのセットに含まれる、アップリンクリソースにアクセス(例えば、便宜主義的にアクセス)できるようにする。共用または専用アップリンクリソースは、動的に、または静的に割り当てる(assign)ことができる。WTRUは、同期化された、および/または非同期化された便宜的な送信を実施するように構成することができる。WTRUは、競合ベース送信および/または非競合送信を実施するように構成することができる。例えば、WTRUは、超低遅延要件(例えば、5Gに対して)、および/または省電力要件(例えばmMTCを使用する例で)を満たすように、便宜的な送信(例えば、スケジュールされた、またはスケジュールされない)を実施するように構成することができる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、論理チャネルに優先順位を付けることができる。例えば、例示的な通信システムは、データおよびリソースを関連付けるように構成することができる(例えば、アップリンク送信に対して)。例示的な通信システムは、同じトランスポートブロック内に異なるQoS要件を有するデータを多重化することができるが、それは、例えば、このような多重化が、サービスのQoS要件に負の影響を与えない場合、または不必要にシステムリソースを消費しない場合に限る。論理チャネルの優先順位付けは、異なるタイプの送信方式に対して変化し得る動作態様の例であり得る。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、異なるエンコーディング技法を用いて送信をエンコードすることができる。異なるエンコーディング技法は、異なる特性を有することができる。エンコーディング技法は、1つまたは複数の情報ユニットまたはブロックのシーケンスを生成することができる。情報ユニットまたはブロック(例えば、各情報ユニットまたはブロック)は、自己完結型のものとすることができる。例えば、第1のブロックの送信における誤りは、例えば、第2のブロックに誤りがない場合、および/または第2のブロックにおいて、または少なくとも一部が復号に成功した異なるブロックにおいて、十分な冗長性を見出すことができる場合、受信装置が第2のブロックを成功裏に復号する能力を損なわないはずである。
例示的なエンコーディング技法は、ラプタ/ファウンテンコードを含むことができ、それにより、送信は、N個のラプタコードのシーケンスを含むことができる。1つまたは複数のこのようなコードは、時間的に1つまたは複数の送信シンボルにマップすることができる。送信シンボルは、情報ビットの1つまたは複数のセットに対応することができる(例えば、1つまたは複数の8ビットバイト)。このようなエンコーディング技法を用いると、FECを送信に加えることができ、それにより、シンボルごとに1つのラプタコードの関係が存在すると仮定すると、送信は、N+1またはN+2個のラプタコードまたはシンボルを使用することができる。このように、送信は、例えば、時間で重複する別の送信による干渉および/またはパンクチャに起因するシンボル損失に対して弾力性を有することができる。エンコーディング/復号技法は、異なるタイプの送信方式に対して変化し得る動作態様の例とすることができる。
WTRUは、1つまたは複数のシステムシグネチャを受信し、かつ/または検出するように構成され得る。システムシグネチャは、シーケンスを用いる信号構造を備えることができる。信号は、同期信号と同様のものとすることができる。システムシグネチャは、所与のエリア内の特定のノードまたはTRPに特有のものとすることができる(例えば、ノードまたはTRPを一意に識別できる)、またはそれは、エリア内の複数のこのようなノードまたはTRPに共通のものとすることができる。前述の態様の1つまたは複数のものは、知られていない可能性がある、かつ/またはWTRUに無関係であり得る。WTRUは、システムのシグネチャシーケンスを決定および/検出することができ、またシステムに関連付けられた1つまたは複数のパラメータをさらに決定することができる。例えば、WTRUは、インデックスを導出して使用し、関連するパラメータを取得することができる(例えば、WTRUは、本明細書で述べるアクセステーブルなどのテーブルからパラメータを取得することができる)。WTRUは、開ループ電力制御に対するシステムシグネチャに関連付けられた受信電力を使用することができる(例えば、WTRUがシステムの適用可能なリソースを用いてアクセスおよび/または送信できると決定した場合、最初の送信電力を設定する)。例えば、WTRUが、システムの適用可能なリソースを用いて、アクセスおよび/または送信できると決定した場合、受信したシグネチャシーケンスのタイミングを使用して、送信のタイミングを設定することができる(例えば、PRACHリソース上のプリアンブル)。異なる信号構造を、異なるSOMおよび/または異なる計算方式に関連付けることができる。したがって、信号構造は、異なるタイプの送信方式に対して変化し得る動作態様の例とすることができる。
WTRUは、アクセステーブルと呼ぶことのできるエントリ(例えば、動作パラメータ)のリストを用いて構成することができる。アクセステーブルと呼ばれるが、エントリのリストは、テーブル構造を含む任意の適切なタイプの構造に記憶できることに留意されたい。エントリのリスト、またはアクセステーブルは、エントリ(例えば、各エントリ)が、システムシグネチャに、および/またはそのシーケンスに関連付けられるように、インデックスを付けることができる。リストまたはアクセステーブルは、1つまたは複数のエリアに対する最初のアクセスパラメータを提供することができる。例えば、リスト中のエントリ(例えば、各エントリ)は、システムへの最初のアクセスを実施することに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを提供することができる。このようなパラメータは、例えば、時間および/または周波数における適用可能な物理レイヤリソース(例えば、PRACHリソース)、最初の電力レベル、および/または応答受信のための物理レイヤリソースなど、1つまたは複数のランダムアクセスパラメータを含むことができる。このようなパラメータは、PLMN識別および/またはCSG情報など、アクセス制限を含むことができる。このようなパラメータは、適用可能な経路指定エリアなど、経路指定に関する情報を含むことができる。エントリ(例えば、各エントリ)は、システムシグネチャに関連付ける、かつ/またはそれによりインデックスを付すことができる。エントリ(例えば、各エントリ)は複数のノードまたはTRPに対して共通のものとすることができる。WTRUは、専用のリソースを介した送信により(例えば、RRC構成)、および/または同報通信されたリソースを用いた送信により、このようなリストまたはアクセステーブルを受信することができる。少なくとも後者の場合、アクセステーブルの送信の周期性は、長くなる可能性がある(例えば、最高で10240ms)。例えば、アクセステーブルの送信の周期性は、シグネチャの送信の周期性よりも長くなり得る(例えば、それは、100msの範囲にあり得る)。上記で述べたアクセステーブルは、異なるタイプの送信方式に対して変化し得る動作態様の例とすることができる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、様々な使用例をサポートすることができる。各使用例は、QoS要件の異なるセットを含むことができる。適用可能な無線リソースおよび/または送信技法に関して、これらの使用例の中で差別化が存在し得る。例えば、使用例は、TTI持続時間、信頼性、送信に適用されるダイバーシティ、最大遅延などに関して異なる可能性がある。QoS差別化は、異なるデータパケット、データフロー、および/またはデータベアラ(またはそれらの均等な形態)に対して導入することができる。差別化は、最大の保証される遅延バジェット、パケット誤り率、データレート、および/または同様のものに関することができる。MACレイヤは、以下の態様のすべて、またはサブセットに対処するために、本明細書で述べる機能の1つまたは複数のものを処理することができる。
異なる可能な無線リソース、および/または異なる特性を有する送信技法が与えられると、WTRUは、データサービスのQoS要件をサポートするリソース(例えば、適切なアップリンク送信リソース)を要求し、決定し、かつ/またはアクセスするように構成することができる。異なる特性を有する異なる可能なリソース割振りが与えられると(例えば、アップリンクおよび/またはダウンリンクで)、WTRUは、ダウンリンクおよびアップリンク送信を介して制御(例えば、許可および/またはリソース割振りを制御する)を実施するように構成することができる(例えば、1つまたは複数のタイプの割振りを別々に決定し、処理する)。異なるトランスポートブロックに関連付けられた異なる特性が与えられると、WTRUは、適用可能なQoS要件を満たすMAC PDUを多重化および/または組み立てるように構成することができる。例えば、WTRUは、ルールの拡張されたセットに従って(例えば、関連データの、および/または関係するTBに関連付けられたSOMのQoS特性を考慮に入れることにより)、異なるベアラ、異なる論理接続、および/または同様のものに関連付けられたデータを割り当てることができる。本明細書で述べる使用例および送信技法が与えられると、WTRUは、アップリンク送信のための1つまたは複数の事前の必要条件を満たすように構成することができる(例えば、事前の必要条件は、UL TA、位置決め、WTRU速度、PL推定などを含むことができる)。例えば、WTRUは、所与のタイプの送信を実施するために十分な事前の必要条件を有するかどうかを管理および/または決定することができる。
例示的な通信システムは、QoS要件に基づいて、スケジューリングおよび/またはスケジューリングに関連する動作を実施することができる。ネットワークスケジューラは、単独で、常にすべてのタイプのデータに対するすべてのタイプのQoS要件を実施させることはできない。例えば、ネットワークベースのスケジューリング機能は、WTRUのバッファに、アップリンク送信に適用できるデータに関連付けられたQoS要件の適時な情報、および/または正確な知識を有することはできない。WTRUは、厳しい信頼性および/または遅延要件を有するサービスを可能にするように構成することができる(例えば、これらの挙動は、WTRUがURLLCサービスを受信できるようにする)。WTRUは、どのように/どのデータを送信するか(さらなるパラメータにより)に影響を与えることができる。例えば、WTRUは、どのようにデータが送信されるかに関する特徴付けに関連付けられる1つまたは複数のパラメータを用いて構成することができる。特徴付けは、WTRUが、データを送信するときに満たす、かつ/または実施することが期待される制約および/または要件を表すことができる。特徴付けに基づき、WTRUは、異なる動作を実施し、かつ/または、例えば、データの状態および/または特性に基づいて(例えば、データの状態および/または特性に応じて)、その挙動を調整することができる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、以下の時間に関連するQoS要件(例えば、時間に関連する特性)の1つまたは複数のものを含むことができる。これらの時間に関連するQoS要件は、例えば、ネットワークスケジューラが、単独で、タイミング/遅延要件を実施することができないときに有用であり得る(例えば、送信に適用できるデータの少なくともサブセットに対して)。WTRUは、1つまたは複数の特定の時間に関連するQoS要件に関連付けられたデータを送信するように構成することができる。これらの時間に関連するQoS要件に応じて、WTRUは、データの送信に使用される所与の送信方式の1つまたは複数の動作態様を変えることができる。例えば、WTRUが、データの送信に成功することなく(例えば、1つまたは複数の時間ベースのQoS要件を満たすことなく)、第1の送信方式を用いる送信の最後の近くにある場合、WTRUは、時間ベースのQoS要件が終了する前に試みてデータ送信を成功させるために、第1の送信方式の1つまたは複数の動作態様を変えて、第2の送信方式へと切り換えることができる。
本明細書で述べる時間ベースのQoS要件は、データ送信の1つまたは複数の態様(例えば、アップリンクデータ送信)を実現するために許容された最大時間を含むことができる。WTRUは、観察および/または推定に基づき、このような最大時間に達した、または超過したかどうかを決定することができる。時間ベースのQoS要件は、データ送信に適したリソースを取得するために許容される時間の最大量を含むことができる。WTRUは、制御チャネルをモニタすることにより、適切なリソースの取得に関連付けられた時間を決定することができる。例えば、WTRUは、制御チャネルを介して受信された許可に応じて、制御チャネルでシグナリングされたパラメータに応じて、および/または同様のものによりこのような時間を決定することができる。WTRUは、リソース取得に関連付けられたSOMをモニタすることにより、適切なリソースの取得に関連付けられた時間を決定することができる。WTRUは、WTRUの1つまたは複数の状態をモニタすることにより、適切なリソースの取得に関連付けられた時間を決定することができる。このような状態は、例えば、WTRUが同期化されているか、または非同期か、スケジューリング要求が進行しているかどうかを含むことができる。
時間ベースのQoS要件は、データが、WTRUの送信バッファに留まることのできる最大時間を含むことができる。WTRUは、データの最初の送信のタイミングに基づいて、このような最大時間を決定するように構成することができる。例えば、WTRUは、データが送信バッファに入ったときから、データの最初の送信が開始されるまでに経過した時間を追跡するタイマを維持することにより、データがどのくらい長くWTRUの送信バッファ内に留まっているかを決定するように構成することができる。
時間ベースのQoS要件は、データ送信がHARQ動作点に達する時間の最大量を含むことができる。例として、関連するデータを含むPDUのx番目の送信を用いて、WTRUがHARQ動作点に達する時間は、WTRUがPDUのx番目-1の再送信を実施するのに要した時間として決定することができる。
時間ベースのQoS要件は、データ送信を成功裏に完了する、またはデータを含むPDUの送信に対するフィードバックを受信するために許容される時間の最大量を含むことができる。WTRUは、いつWTRUが、対応するトランスポートブロックに対して、HARQ ACKなどのHARQフィードバックを受信したかに基づいて、このような時間を決定することができる。
時間ベースのQoS要件は、データに関連付けられた生存時間(TTL)パラメータに対する最大値を含むことができる。このようなTTLパラメータは、例えば、データパケットの送信、またはデータパケットに関してWTRUにより行われた任意の他のアクションに関連付けることができる。例えば、WTRUは、データパケットの送信に関連付けられた一定の閾値(例えば、Nミリ秒)を有するTTLパラメータを維持する(またはそれを用いて構成する)ことができる。WTRUは、データパケットが送信に利用可能になって以降(例えば、WTRUが、データパケットをそのバッファに受信した後)の時間経過をモニタすることができる。データパケットの送信に成功することなく閾値に達した場合、WTRUは、TTLが終了したと決定することができる。WTRUは、残っているTTLの量に基づいて、異なるアクションを実施することができる。例えば、WTRUは、TTLが閾値に達したと決定すると、異なる送信方式へと切り換えることができる。
時間ベースのQoS要件は、例えば、無線ベアラに基づき、データの論理的なグループ化を完了することができる最大の時間量を含むことができる。時間ベースのQoS要件は、最悪の場合、またはキューの先頭(head-of-queue)遅延を許容できる最大の時間量を含むことができる。WTRUは、例えば、WTRUのバッファ内で最も長い時間を費やすデータに基づいて、このような遅延を決定するように構成することができる。
時間ベースのQoS要件は、データ送信の1つまたは複数の態様に関連付けられた平均時間または正確な時間(punctual time)を含むことができる。WTRUは、観察および/または推定に基づいて、このような平均時間または正確な時間を決定することができる。例えば、時間ベースのQoS要件は、WTRUの送信バッファ内にデータが留まることのできる平均の時間量を含むことができる(同じ論理チャネル、グループ、および/またはSOMに関連させて)。WTRUは、例えば、データが送信に利用可能になったときと、データが送信されるときとの間の時間期間に基づいて、このような平均時間を決定するように構成することができる。WTRUは、送信リソースを要求および/もしくは取得する手順を開始するタイミング、ならびに/またはその結果に対して信号を送信するタイミングに基づき、このようなデータが、送信に利用できるようになった時間を決定することができる。WTRUは、例えば、データを最初に送信するタイミング、またはデータの送信に対するACKを受信するタイミングに基づき、このようなデータが送信される時間を決定することができる。本明細書で述べられる平均は、移動平均(例えば、特定の長さのウィンドウ内の)、データに関連付けられたバースト当たりの平均、WTRUがこのようなデータに対してリソースを最後に要求した後の平均、またはWTRUがこのようなデータの送信に対してリソースを最初に取得した後の平均とすることができる。
時間ベースのQoS要件は、平均時間からの許容し得る変動を含むことができる。変動は、例えば、平均に対する低減または増加に対応することができる。例として、前述のバッファ時間を用いると、タイミング要件は、データが、WTRUの送信バッファに留まることができる時間量が、特定の量に限って平均時間を超えることができるようにする。
時間ベースのQoS要件は、WTRUのバッファ内のデータを低減させることのできる平均時間または正確な時間を含むことができる。例えば、このような平均時間または正確な時間は、WTRUのバッファ内のデータ量を一定レベル(例えば、そのレベルは構成可能にすることができる)まで低減することに関連付けることができる。そのレベルは、成功裏に送信を完了させることのできる最大時間など、本明細書で述べる他の時間に関連する特性に対応することができる。WTRUは、推定または観察に基づいて、このような平均時間を決定することができる。
時間ベースのQoS要件は、最悪の場合の遅延、またはキューの先頭遅延に対する平均時間または正確な時間を含むことができる。WTRUは、最悪の場合の遅延の複数の発生に基づいて、このような平均時間または正確な時間を決定するように構成することができる。
時間ベースのQoS要件は、データの論理的なグループ化(例えば、無線ベアラおよび/または同様のものに基づく)を実施できる平均時間または正確な時間を含むことができる。
時間ベースのQoS要件は、HARQエンティティ、HARQプロセスタイプ、および/または進行中のHARQプロセスに関連することができる。
WTRUは、アップリンクデータユニット(例えば、アップリンクデータパケット)の送信がQoS要件を有すると決定することができる。QoS要件は、本明細書で述べるように、アップリンク送信の1つまたは複数の態様に関連付けられた時間に関連するQoS要件とすることができる。WTRUは、第1の送信方式を用いてアップリンクデータユニットの送信を試みることができる。WTRUは、例えば、送信に利用可能なデータの少なくともサブセットに対して、第1の送信方式を用いて、QoS要件を満たすことができるかどうかを決定することができる。例えば、QoS要件に基づき、WTRUは、WTRUがアップリンクデータユニットに対して維持するTTLパラメータが、一定の閾値を超えるべきではないことを決定することができる。TTLパラメータは、例えば、アップリンクデータユニットが送信に利用可能になったときから、アップリンクデータユニットが送信に成功するまでに経過した時間量を反映することができる。WTRUは、TTLパラメータをモニタすることができ、またアップリンクデータユニットを、第1の送信方式を使用して成功裏に送信できる前に、TTLが閾値に達していたと決定すると、WTRUは、第2の送信方式を選択してアップリンクデータユニットを送信することができる。第2の送信方式は、本明細書でより詳細に述べるように、少なくとも1つの動作態様で第1の送信方式とは異なることができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、以下の送信レートに関連する要件(例えば、送信レートに関連する特性)の1つまたは複数のものを含むことができる。本明細書で述べるように、ネットワークスケジューラは、それ自体で送信レートに関連する要件を(例えば、WTRUにおける送信に利用可能なデータの少なくともサブセットに対して)常に実施できない可能性がある。WTRUは、データのグループ化を、送信レートに関連する要件に関連付けられるように構成することができる。このようなグループ化は、LCH、LCGなど、データパケットおよび/もしくはPDUの間の論理的な関連付け、データとSOMおよび/もしくはその1つもしくは複数の態様との関連付け、データと無線ベアラとの関連付け、ならびに/または同様のものを含むことができる。例えば、WTRUは、このようなデータに対する送信レート(例えば、優先順位付けられたビットレートなど)を用いて構成することができる。WTRUは、送信レートを使用して、どれ位多くのデータを送信に含めるべきかを決定することができる(例えば、論理チャネル優先順位付け動作を実行することによる)。送信レートに関連する要件は、HARQエンティティ、HARQプロセスタイプ、および/または進行中のHARQプロセスに関連することができる。WTRUは、データの少なくともサブセットに対する送信のレートを観察する、かつ/または推定することができる(例えば、タイミングに関連する態様に対して本明細書で述べる同様のメトリクスを用いて)。WTRUは、関係する送信レート関連の要件を満たすことができるかどうかを決定し、決定に基づいて異なるアクションをとることができる(例えば、異なる送信方式に切り換えるなど)。
説明のためであるが、WTRUは、第1の送信方式を用いて、アップリンクデータユニットを送信しようと試みることができる。WTRUは、送信レートに関連する要件、またはより一般的に、アップリンク送信に関連付けられたQoS要件が、第1の送信方式を用いて満たされ得るかどうか(例えば、データの少なくともサブセットに対して)を決定することができる。WTRUが、送信レートに関連する要件を、第1の送信方式を用いて満たすことができないと決定した場合、WTRUは、関係する送信レートに関連する要件を満たすために、第2の送信方式へと切り換えるように決定することができる。第2の送信方式は、本明細書でより詳細に述べるように、少なくとも1つの動作態様において第1の送信方式とは異なることができる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムは、以下の構成に関連する要件(例えば、構成に関連する特性など)の1つまたは複数のものを含むことができる。例えば、WTRUは、1つまたは複数の他のQoS要件に取って代わる送信優先順位(例えば、絶対的な優先順位)を一定のデータに与えるように構成することができる。例では、WTRUは、例えば、他のタイミング、レート、または効率に関連するQoS要件にかかわらず、最高の優先順位を有するパケットを送信するように上位レイヤにより構成することができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、例えば、TRPに対するランダムアクセス、制御チャネルの変更および/もしくはモニタリング、許可および/もしくは送信パラメータ選択、SR方法選択、ならびに/または同様のものを含む他のWTRU挙動をできるようにする、かつ/または可能にすることができる。
本明細書で述べるように、WTRUは、送信(例えば、アップリンク送信)に関連する1つまたは複数のQoS要件が満たされない可能性があると決定するように構成され得る。このようなQoS要件は、例えば、タイミングおよび/またレートに関連することができる(例えば、本明細書で述べられるものなど)。QoS要件を満たすことができないことは、例えば、適用可能な手順の変更、送信方式の変更、および/または他の送信に関連する挙動への変更を生ずる可能性がある。例えば、WTRUは、第1の送信方式を用いてアップリンク送信をするように試みることができる。WTRUは、第1の送信方式を用いて(例えば、送信に利用可能なデータの少なくともサブセットに対して)、本明細書で述べるタイミングに関連する、または送信レートに関連する要件など、QoS要件が満たされるかどうかを決定することができる。WTRUが、QoS要件を、第1の送信方式を用いて満たすことができないと決定した場合、WTRUは、QoS要件を満たすために、その動作を調整することができる。例えば、WTRUは、送信に使用される送信方式を自律的に調整することができる。送信に使用されるリソースに対する増加、変更、または低減を含むことのできるその調整は、送信方式の1つまたは複数の動作態様を変更する結果になり得る(例えば、1つまたは複数の送信パラメータの変更)。
送信方式を変更するとき、ネットワークに対するWTRUの接続が影響を受ける/変更される可能性がある。したがって、接続タイプは、異なる送信方式の間で変わり得る動作態様の例とすることができる。例えば、接続タイプを変更すると、WTRUは、ネットワークとのアクセス手順を開始し、かつ/または再構成手順(例えば、L3再構成)を要求することができる。例では、WTRUは、その接続の再構成を要求するRRC手順を開始することができる。要求は、以下の1つまたは複数のものを含むことができる。要求は、適用可能な論理データのグループ化(例えば、LCH、LCG、SOM、および/または同様のものなど)の識別を含むことができる。要求は、接続の変更を求める要求をトリガしたQoS態様に関連する情報(例えば、改良のためのリソース調整の量、レート、またはタイミングなど)を含むことができる。要求は、送信すべきデータに関連する情報(例えば、キューの先頭遅延または平均遅延、未処理データなど)を含むことができる。WTRUは、要求に測定を含めることができる。
WTRUは、TRPアクセスおよび/またはランダムアクセスを開始することができる。例えば、WTRUは、利用可能なリソースの量を増加させるために、リソースのタイプを変更するために、関連するTRPの量を修正するために、および/または同様のもののために、システムへのアクセスを開始することができる。WTRUは、1つまたは複数のTRPがWTRUの範囲にあることを(シグネチャなどの参照信号の測定から)決定することができる。WTRUは、適切なランダムアクセスリソースを決定することができる(例えば、アクセステーブルに含まれる情報を用いる)。WTRUは、このようなリソース上でプリアンブルの送信を開始することができる。前述の動作は、WTRUに適用可能なリソースの異なるセットを生ずるはずである(例えば、リソースが増加する、もしくは減少する可能性がある、および/またはモニタすべき制御チャネルの異なるセットが存在する可能性がある)。例えば、WTRUは、利用可能なリソースのセットの増加を開始することができ、それは、より多くの物理レイヤリソース、より多くのキャリア、さらなるTRP、および/またはネットワークエンティティとのUuインターフェースの集約を生ずることができる(ネットワークエンティティは、eNB、および/またはTRPを含むことができ、インターフェースは、二重接続、または同様の技術などによることができる)。
送信方式を変更するとき、WTRUは、WTRUがモニタしている制御チャネルの識別および/または数を拡張または修正することができる。したがって、WTRUによりモニタされる1つまたは複数の制御チャネルのセットは、異なる送信モードに対して変わり得る動作態様の例とすることができる。例えば、WTRUは、異なるおよび/またはさらなる制御チャネルが、送信をスケジュールするために利用可能であると決定することができる。WTRUは、これらの制御チャネルを要求し、かつ/または活動化することができる。WTRUは、信号の送信(例えば、ネットワークへ)に続いて、その決定を行うことができる。信号は、このような制御チャネルを活動化するための要求を示すことができる。例では、WTRUは、システムへのアクセスを実施するのと同様な方法で(ただし、同じシグネチャおよび/またはセルに対して)、決定を行うことができる。WTRUは、制御チャネルを切り換える、かつ/または追加することができる。例えば、WTRUは、異なるSOMに関連付けられた制御チャネルに切り換える、かつ/または制御チャネルを追加することができる(例えば、制御チャネルは、異なる物理レイヤリソース、異なる物理データチャネル、および/または異なる計算方式に関連付けることができる)。
送信方式を変更するとき、WTRUは、利用可能なリソースを拡張し、かつ/または修正することができる。したがって、利用可能なリソースのセットは、異なる送信モードに対して変化し得る動作態様の例とすることができる。WTRUは、リソースの異なるセットが利用可能であると決定することができる。WTRUは、DCIの異なるセットおよび/またはDCIタイプに切り換えることができる。例えば、WTRUは、制御チャネル上のDCIの異なるセットの復号を試みることができると決定することができる。このようなDCIは、異なるSOM、異なる計算方式、PRBの異なるセット、および/または同様のものに関連付けることができる。WTRUは、その制御チャネルモニタリング動作を更新することができる(例えば、DRXを更新することができる)。例えば、WTRUは、制御チャネルに対するそのモニタリング頻度または強度(例えば、より強力に復号を開始するために)を変更することができる。WTRUは、より多くのリソースが望ましい場合、制御チャネルに対してアクティブモードに入ることができる。WTRUは、QoS要件に基づいて(例えば、QoS要件に応じて)要求をスケジュールするための方式を選択することができる。例えば、WTRUは、送信すべきデータに関連付けられたQoS要件に基づき(例えば、QoS要件に応じて)、送信リソースを取得するための特定の方式を選択することができる。WTRUが、データに対して適用可能なQoS要件を満たすことができると決定した場合、WTRUは、競合ベースの送信方式を使用することができる。WTRUが、データに対して適用可能なQoS要件を満たすことができないと決定した場合、WTRUは、送信のために、専用のSRリソースを使用することができる。WTRUが、複数のリソースおよび/または要求スケジューリング方式を利用可能であると決定した場合、WTRUは、その方式および/またはリソースが、適用可能な送信要件を満たす送信を行うことができる場合、SOMに関連付けられた要求スケジューリング方式および/またはリソースを選択することができる。
送信方式を変更する場合、WTRUは、特定の送信パラメータまたは許可を修正する、かつ/または選択することができる。したがって、送信パラメータおよび/または許可は、異なる送信モードに対して変化し得る動作態様の例とすることができる。例えば、WTRUは、送信パラメータの異なるセットが適用可能であり、かつ/またはデータ送信に使用できると決定することができる。WTRUは、データ送信の1つまたは複数の特性が修正され得るように複数の許可の中から許可を選択することができる。このような特性は、信頼性、HARQ動作点、送信に適用されるダイバーシティ、送信電力などを含むことができる。
送信方式を変更するとき、WTRUは、データ送信に関連付けられた多重化、組立て、ならびに/またはセグメント化技法および/もしくはルールを修正することができる。したがって、多重化、組立て、およびセグメント化は、異なる送信モードに対して変化し得る動作態様の例とすることができる。例えば、WTRUは、データの送信用にMAC PDUを作成するとき、その多重化ルール、組立ておよび/もしくはセグメント化ルール、ならびに/または同様のものを変更することができる。例えば、WTRUは、QoS要件が満たされない可能性のあるデータを処理するとき、MACレイヤにおいて、パケットのセグメント化をスキップすることができる。
WTRUは、データの第2のサブセットではなく、データの第1のサブセットに対して、遅延に関連する特性または基準(例えば、時間に関連するQoS要件)を維持し、かつ/または反応するように構成することができる。データの第1のサブセットは、第1の論理チャネル、第1のフロー、第1のサービス、第1のデータタイプ、および/または同様のものに関連付けることができる。データの第2のサブセットは、第2の論理チャネル、第2のフロー、第2のサービス、第2のデータタイプ、および/または同様のものに関連付けることができる。例では、レートに関連する基準は、他の論理チャネルに対してではなく、1つまたは複数の論理チャネルの特定のセットに関連付けることができる。例では、QoS要件は、上位レイヤから、いずれかの論理チャネルまたはフローでパケットと共に提供され得る。QoS要件は、必要に応じて提供され得る。
送信方式を変更するとき、WTRUは、WTRUが送信しようとしているアップリンクデータに関連付けられた情報をネットワークに提供することができる。例えば、WTRUは、QoSに関連する情報を送信することができる。WTRUは、QoSに関連する情報を、関連するデータパケット、SDU、および/またはバイトの集合体(例えば、MAC PDUで)と共に送信することができる。例えば、WTRUは、TTLを、その関連するパケット、SDU、および/またはバイトの集合体と共に送信することができる。TTL(または絶対時間)は、時間単位で表すことができる(例えば、ミリ秒)。TTLは、絶対時間の少なくともかなりの部分を占める可能性がある(例えば、受信者が絶対時間が何であるかを決定できるようにするために)。
QoSに関連する情報は、関連データに添付することができる。QoSに関連する情報が共に送られるデータの受信エンティティは、ネットワークノード(例えば、基地局)、または受信するWTRUとすることができる。受信エンティティは、例えば、V2V通信を可能にするように(例えば、宛先に直接、UL送信を転送することにより)構成されたeNBなど、中継および/または転送などのデータ動作において含まれ得る。受信エンティティは、QoS関連情報を用いて、受信されたデータをどのように処理するかを決定することができる。受信エンティティ(例えば、基地局)は、最終的な宛先にデータを送信することに関連付けられた最良のまたは好ましい経路、リソース、TTI、SOM、および/または同様のものを決定および/または修正することができる。受信エンティティは、QoS要件に従って、受信されたデータのその処理を修正および/または優先順位付けすることができる。例えば、受信エンティティは、リソース受信優先順位の実施を、修正および/または優先順位付けすることができる(例えば、RFまたはベースバンド制限のある場合)。受信エンティティは、受信されたデータを中継するために使用されるリソース、RAT、および/または機構(例えば、SC-PTM対ユニキャスト対eMBMS)を修正することができる。受信エンティティは、データを転送するために、関連するセルまたはネットワークに対する経路を選択することができる。例えば、受信エンティティは、ネットワークにおけるアプリケーションサーバにデータを来るべきか、またはセルもしくはTRPに位置するプロキシアプリケーションサービスにデータを送るべきかを決定することができる。
時間に関連する要件(例えば、遅延に関連するものなど)は、WTRUにおいて様々な表現を有することができる。WTRUは、いつWTRUが第1の送信方式から第2の送信方式へと切り換えるべきかを決定するための基準として、時間ベースの要件を使用することができる。例えば、WTRUは、遅延要件を維持することができる。WTRUは、例えば、上位レイヤから、送信遅延要件を取得することができる。WTRUは、このような要件を使用して、例えば、スケジューリング判断および/またはリソース使用量判断を行い、リソースの要求に関連する態様をガイドする、多重化/非多重化を実施する、かつ/または送信を制御することができる。例えば、WTRUは、データパケットの受信から、データパケットの送信が成功するまでに経過した時間を表すことのできるTTLパラメータを維持し、かつ/またはモニタすることができる。WTRUは、送信段階で(例えば、各送信段階で)TTLパラメータを利用して、挙動、手順、および/または同様なものを、時間に関連するQoS要件を満たすように調整することができる。WTRUは、パケット、SDU、バイトの集合体、および/または同様のものに対して、TTLを維持することができる。TTLは、無線インターフェースを介して送信を成功させるように割り振られた時間量に関連付けることができる。
WTRUは、TTLが一定の値に達したとき、または一定の範囲を超えたとき、特定の動作を(例えば、その送信スタック内で)実施して、WTRUの挙動を変更することができる。例えば、WTRU MACは、MAC PDUに関連付けられたTTLが、一定の閾値に達したとき、本明細書で述べる技法の1つまたは複数のものを用いて(例えば、競合ベースのリソースを使用して)、自律的な送信を開始するように判断することができる。
MACは、例えば、MAC PDUに関連付けられたTTLが一定の閾値に達したとき、別のものではなく1つのHARQを、別のものではなく1つのTTIを、別のものではなく1つのトランスポートチャネルを、および/または別のものではなく1つの符号化率を利用するように判断することができる。したがって、TTI長さ、トランスポートチャネル識別、符号化率などは、WTRUが送信方式を変更したときに変化し得る動作態様の例とすることができる。WTRUは、TTLが一定の閾値に達したとき、リソースをネットワークに求める特定の要求をトリガする(例えば、特定のSOMで)、または異なる機構を使用してこのような要求を発行するように判断することができる。
本明細書で使用されるTTLの概念は、いずれかの1つの特定の定義に限定されないことに留意されたい。例えば、TTLの概念は、1つまたは複数のQoS要件を定義し、かつ表すための任意の機構を包含することができる。したがって、いくつかの例は、いつ送信方式を切り換えるべきか、かつ/または送信パラメータメータを変更すべきかを決定するためにTTLを使用することに関して述べることができるが、1つまたは複数のQoS要件を示す他の情報はまた、いつ送信方式を切り換えるべきか、かつ/または送信パラメータメータを変更すべきかを決定するための基準として使用することもできる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、少なくとも適切な送信リソースの要求、決定、およびアクセスに関する機能により特徴付けることができる。例えば、これらの機能は、1つまたは複数の適用可能な制御チャネル(例えば、SOM特有の制御チャネル)のスケジューリングおよび/または決定に関連することができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、特定のQoS要件(例えば、時間に関連するQoS要件)を満たすために、ネットワークアクセス(例えば、適切なリソースへのアクセス)を要求するための特有の機構により特徴付けることができる。例示的な一実施形態では、WTRUは、ネットワークに対してリソース要求(RR)を送ることができる。RRは、新しい、または修正されたリソースを求める要求を含むことができ、かつ/またはバッファ状況を示すことができる。RRは、ネットワークに対する接続の変更を求める要求を含むことができる。RRは、リソースの変更を求める要求を含むことができる。RRは、モニタまたは構成すべき制御チャネルの変更を求める要求を含むことができる。RRは、TRPの変更を求める要求を含むことができる。RRは、SOMの変更を求める要求を含むことができる。RRは、本明細書で述べる他の態様の変更を求める要求を含むことができる。
RRは、QoSに関連するパラメータを示すことができ、かつ/またはQoS要件を満たせないことのインジケーション、または満たせないことの可能性のインジケーションを提供することができる。QoSに関連する要求を満たすために、異なるリソース要求機構および/またはフォーマットが、異なるサービス、論理チャネル、論理チャネルグループ、および/またはQoSグループに対して定義され、かつ使用され得る。RRのタイプは、1つまたは複数のQoSパラメータが一定の閾値に達したことに基づいて決定することができる。RRは、1つまたは複数のQoSパラメータが一定の閾値に達した(例えば、TTLが閾値に達した)ことに基づいて送ることができる。
RRは、使用されるトランスポートフォーマットのタイプ、RRが送信されるリソースのタイプ、RR内に提供される情報、RR送信に使用されるTTI長さ、SOM、および/または同様なものにより特徴付けることができる。WTRUは、1つまたは複数のQoS特性に基づき、どのRRを使用すべきかを決定することができる。
RRで送信される情報は、例えば、リソースを求める要求、割り当てられたリソースの修正を求める要求、バッファ状況のインジケーション、および/または一定のQoS要件を満たせないこと、または可能性のある満たせないことのインジケーションを含むことができる。RRは、今後のリソースで、および/またはRRが使用する予定のリソースで送信する意図のインジケーションを含むことができる。RRは、RRがトリガされたデータに関連付けられた一定のQoS要件を満たすために、リソースが要求されていることのインジケーションを含むことができる。いくつかの例では、このようなインジケーションは、RRで提供される唯一の情報とすることができる。他の例では、送信に関する、および/または送信するWTRUに関する情報など、さらなる情報をRRで提供することができる。
WTRUは、RRにおいて、RRが適用される特定のサービス、SOM、および/またはLCGの1つまたは複数のものを識別することができる。例では、RRに含まれるインジケーションは、RRが送信されているSOM/トランスポートチャネルに対してさらなるリソースを割り振るための要求をシグナリングすることができる(例えば、異なるSOM/トランスポートチャネルに対して別々の物理リソースが使用されると仮定する)。WTRUは、単一のSOMで、複数のRRを送信することができる(例えば、各SOMに関連付けられたリソースに対して1つ)。RR(例えば、複数のRRのそれぞれ)は、異なるSOMに関連付けられたリソースを求める要求をシグナリングすることができる。RRと、RRが送られているSOMとの間の関連付けは、タグに基づく(例えば、タグは、RRに含まれ得る)、使用されるリソースに基づく(例えば、時間もしくは周波数またはその両方におけるビットの位置)に基づく、RR送信の他の物理特性に基づく(例えば、送信電力/エネルギー、変調方式など)、RRのフォーマットに基づく、RRのサイズに基づく、RRのタイミングに基づく(例えば、RRがWTRUによって送られるとき)、および/または同様のものに基づくことができる。
RRにおけるインジケーションは、一定の値を有することができる。例えば、インジケーションは、2つの可能な値(例えば、1ビット値)の一方をとることができる。インジケーションは、少なくとも1つのPDUに対して、送信の完了に成功する予想時間が、現在の時間にPDUのTTLを加えたものを超える場合、第1の値をとることができる。そうではない場合、インジケーションは第2の値をとることができる。別の例では、RRにおけるインジケーションは、4つの可能な値のうちの1つをとることができる(例えば、2ビット値)。WTRUは、各PDUに対して、完了の成功の予想時間と、現在の時間およびPDUのTTLの合計との間の差を決定することができる。WTRUは、送信されるすべてのPDUにわたるこのような差の最高のものに基づき、インジケーションの値を設定することができる。インジケーションは、差が第1の閾値を超える場合、第1の値に、差が第2の閾値を超える(ただし、第1の閾値を超えない)場合、第2の値に、差が第3の閾値を超える(ただし、第2の閾値を超えない場合)第3の値に、かつその他の場合、第4の値に設定することができる。閾値の値は、より上位のレイヤによって事前に定義される、またはシグナリングされ得る。インジケーションに対する可能な値の数を増加することは、割り振られるリソースのより速い、またはより正確な調整を可能にすることができる。
RRにおける指示は、一定の値を有することができる。例えば、指示は、2つの可能な値(例えば、1ビット値)の一方をとることができる。指示は、少なくとも1つのPDUに対して、送信の完了に成功する予想時間が、現在の時間にPDUのTTLを加えたものを超える場合、第1の値をとることができる。そうではない場合、指示は第2の値をとることができる。別の例では、RRにおける指示は、4つの可能な値のうちの1つをとることができる(例えば、2ビット値)。WTRUは、各PDUに対して、完了の成功の予想時間と、現在の時間およびPDUのTTLの合計との間の差を決定することができる。WTRUは、送信されるすべてのPDUにわたるこのような差の最高のものに基づき、指示の値を設定することができる。指示は、差が第1の閾値を超える場合、第1の値に、差が第2の閾値を超える(ただし、第1の閾値を超えない)場合、第2の値に、差が第3の閾値を超える(ただし、第2の閾値を超えない場合)第3の値に、かつその他の場合、第4の値に設定することができる。閾値の値は、より上位のレイヤによって事前に定義される、または伝えられ得る。指示に対する可能な値の数を増加することは、割り振られるリソースのより速い、またはより正確な調整を可能にすることができる。
いくつかの選択肢において、またはいくつかのRRタイプの場合、RRは、本明細書で述べるように、QoSに関連するスケジューリング情報から導出された情報を含むことができる。例えば、WTRUは、受信ノードに、遅延に関連する、またはいずれかのQoSに関連する情報を送信することができる。情報は、RRにおいて、MAC PDUにおいて、またはRRCシグナリングメッセージにおいて送信することができる。情報は、ネットワークにより使用されて、例えば、リソースをスケジュールする、かつ/またはリソースを必要とする異なるWTRUの中で優先順位を付けることができる。RRに(例えば、WTRUによって)含まれ得る情報は、以下の形態の1つまたは複数のものをとることができる、またはそれに応ずることができる。
WTRUは、TTLに関連付けられた情報をRRに含むことができる。例えば、WTRUは、送信用にWTRUのキューに現在あるパケット、PDUに対する最小のTTL、またはTTLなどを含むことができる。WTRUは、遅延制限が厳しい複数の送信キューを維持することができる。WTRUは、複数の送信キューの各キューの先頭に対してTTLを送信することができる。
WTRUは、バッファサイズに関連付けられた情報をRRに含むことができる。例えば、WTRUは、TTL要件で構成されるデータのバッファサイズ、要求をトリガしたサービスに対して多重化され得るデータのバッファサイズ、またはWTRUにおけるデータのすべてのバッファサイズを含むことができる(例えば、それらの関連する優先順位および/または要件と共に)。
WTRUは、特定のパケット、PDUなどに対するタイミング範囲、および/またはそれらの各バッファサイズに関連付けられた情報をRRに含むことができる。例えば、WTRUは、PDUまたはデータのセットに対して許容できる遅延範囲に対する最小値および最大値を送信することができる。
WTRUは、無線を介してパケットまたはデータ量を送信/受信するための絶対時間に、または許容できる遅延に対する絶対時間の範囲に関連付けられた情報をRRに含むことができる。WTRUは、QoSクラスもしくはデータの絶対的な優先順位に関連付けられた情報、レートに関連する情報、および/または少なくとも1つのPDUの送信を完了するのに成功することが予想される時間をRRに含むことができる(例えば、現在割り振られたリソースで)。予想される時間は、次いで、以下の1つまたは複数のものに応ずることができる。予想される時間は、PDUが、所与の優先順位付けルールのセットの下で最初に物理レイヤにサブミットされたトランスポートブロックに含まれ得る予想される時間に応ずることができる。予想される時間は、再送信に対する予想時間に応ずることができる。本明細書で述べるパラメータの1つまたは複数のものは、事前に定義された値に設定される、または上位レイヤにより伝えられたものとすることができる。
WTRUは、WTRUがリソースに対して使用できる特定のTTI(例えば、2シンボル、または0.5ms)に、時間単位当たりのリソースブロックの数(例えば、xフレームの固定期間におけるリソースブロックの数)に、および/またはこのようなリソースが配置され得る周波数範囲(例えば、WTRUによりサポートされる、またはWTRUの無線特性に起因してWTRUにより好まれる特定の狭帯域幅において)に関連付けられた情報をRRに含むことができる。
WTRUは、PHYリソース上の送信に関連付けられたリソース、タイミング、エンコーディング、電力、および/または同様のものを選択することにより、特定のRRに関連する情報を示す(例えば、暗黙的に示す)ことができる。例えば、WTRUは、RRを送信するために使用する時間/周波数リソースに基づいて、WTRUに割り振るべきさらなるリソースの量を示すことができる。RRに関連する情報は、RR送信で使用されるフォーマットおよび/またはトランスポート機構により示すことができる。RRは、例えば、PHYレイヤで(例えば、特定のPHY制御チャネル上で、またはデータでピギーバックされる)、および/またはMACレイヤで(例えば、MAC CEおよび/または同様のものを用いて)送信することができる。RRは、PHYレイヤで完全に送信することができる。PHYレイヤで送信された場合、RRは、以下の1つまたは複数のものを介して送信され得る。
RRは、WTRUのアップリンク送信に関連付けられた(例えば、事前定義の、または構成された位置において)単一のOFDMシンボルを用いて、またはリソースブロックの1つにおける単一シンボルを用いて送信することができる。例では、RRは、最大のインデックスを有するOFDMサブキャリアの最後のシンボル(例えば、時間的に最後のシンボル)で送信することができる。RRは、アップリンク制御チャネルを用いて、またはアップリンク制御チャネルで送信され得るWTRUの自律的なスケジューリング情報の一部として、送信することができる。
RRは、専用のPHYリソースを用いて送信することができ、その位置は、ネットワークにおけるシグナリング(例えば、RRCシグナリング)を介してWTRUに提供され得る、またはWTRUに送られるアクセステーブルに含まれる情報により取得することができる。RRを、(例えば、PHYリソースの位置を導出するために)識別またはタイミングに関連する情報を用いて(例えば、前述のものと併せて)送信することができる。
RRは、RACHまたは同様のシグナリングなど、競合ベースのリソースを用いて送信することができる。競合ベースのリソースは、他のWTRUにより利用されているPHYリソースを介して拡散させることができ、これらのWTRUとの干渉全体を最小化するようにする(例えば、CDMAを用いる、または特定のWTRUに関連付けられたわずかな/少数の干渉されたリソース要素が使用されるようにパンクチャするなど)。LTE支援の5Gflexの厳密な相互接続の例の場合、WTRUは、LTE PUCCHを介してRRを送信するように構成することができる。PUCCH SRは拡張されて、要求が、5Gシステムより満たすことのできるQoS特性に関連しているとの情報を担持する。より具体的には、SRは、WTRUが、5Gリソースを要求していることを示すことができる。このことは、例えば、SRフォーマットがさらなるビットを含むように変更することにより、SRでトリガされる5G要求が送られる特別なリソースを予約することにより、および/または同様のものにより使用可能になり得る。
WTRUは、RRを送信するためのリソースまたは機構の複数のセットにアクセスすることができる。例えば、異なるサービスに対して、RRは、例えば、異なるフォーマットもしくはタイプ、送信するための時間の異なる値(例えば、無線を介して要求をトリガしてから送信するまでの時間)、異なるシンボル、異なるシグナリング機構、異なるトランスポートフォーマット、および/または同様のものを含む異なる特性を用いて定義することができる。WTRUは、以下の1つまたは複数のものに基づいて、これらの異なる機構から選択することが可能になる。WTRUは、キューにあるデータ、または送信すべきデータの遅延特性に基づき、RRを送信するための機構を選択することができる(例えば、データは、遅延制限が厳しい、または厳しくない可能性がある)。WTRUは、送るべき1つまたは複数のパケットまたはデータのTTLに基づいて、RRを送信するための機構を選択することができる(例えば、TTLは、閾値に対するものである、またはそうではないこともあり得る)。WTRUは、データまたはサービスタイプの優先順位に基づいて、RRを送信するための機構を選択することができる。WTRUは、本明細書で述べるQoS要件(例えば、時間ベースの、またはレートベースのQoS要件)の1つまたは複数のものに基づいてRRを送信するための機構を選択することができる。例えば、WTRUは、例えば、RRが送られる/トリガされるバッファ内のデータの時間的危険度、優先順位、および/またはタイミング要件に応じて、異なるTTIを用いて、PHYにおけるサービス(例えば、ULLRCまたはeMBB)に対するRRを送ることができる。
SOM(例えば、各SOMに対する)、所与のサービス、または論理チャネルに対するRRは、どのようにRRがPHYレイヤで送信されるかに関連する異なる特性を有することができる。例では、RRは、異なるTTI(different TTIs)およびダイバーシティ/信頼性を用いて、専用の(例えば、それに対する共用/競合ベースの)リソースを用いて(using dedicated recourses)、ならびに/または他の機構/技法(mechanisms/techniques)を用いて、異なるトランスポートチャネル(different transport channels)を介して異なる符号化方式(different coding schemes)で送信することができる。WTRUは、SOM、または含まれるサービスに応じて、異なるRR機構を利用することができる。例えば、ULLサービスを用いて構成されたWTRUは、1ビットPHYレイヤRR機構を使用してULLサービスに対するリソースを要求することができるが、WTRUは、PHYレイヤにおけるRRに関するバッファ状況が、IBBタイプのサービスを求める要求を示す場合、MACレイヤRRを使用することができる。
WTRUは、以下の1つまたは複数のものに基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、本明細書で述べるQoS要件(例えば、QoSに関連するイベント)に基づいて、RRをトリガすることができる。例えば、WTRUは、遅延に関連するイベントに基づいてRRをトリガすることができる。このような遅延に関連するイベントは、例えば、MACレイヤまたは上位レイヤにおいて、時間制限が厳しいパケットの到来を含むことができる。WTRUは、閾値未満に下がった1つまたは複数のパケットまたはデータのTTLに基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、WTRUにおいて、サービス、TRP、論理チャネル、SOM、および/または同様のものの開始、構成または再構成に基づいて、RRをトリガすることができる。WTRUは、進行中の送信とは異なるQoSクラスを有するパケットの到来に基づいて、RRをトリガすることができる。WTRUは、レートに関連するQoS要件を満たさないデータ、および/または同様のものに基づいて、RRをトリガすることができる。
WTRUは、以下の1つまたは複数のものに基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、アプリケーションレイヤからのインジケーションに基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、タイマの周期的な終了に基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、バッファがもはや空ではないというインジケーション(または他のバッファ占有情報)に基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、1つまたは複数のHARQエンティティが、スリープ、DRX、および/または同様のものから回復したとき再送信を実施すべきであると示したことに基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、サービスの開始、構成、または再構成に基づいて、RRをトリガすることができる。WTRUは、論理チャネル(例えば、低遅延通信を必要とする論理チャネル)の作成に基づいてRRをトリガすることができる。WTRUは、WTRUがネットワークに接続されたことに基づいてRRをトリガすることができる。最近の例示的なトリガイベントに関して、ネットワークがLTE支援のネットワークである場合、かつ新しいデータが、LTEサービスにより満たすことのできない要件を備えて到来した場合、WTRUは、5GFlex RRをトリガすることができる。
別のサービスまたは別の論理チャネルのサービスをしているリソース上のデータ送信が進行中である、または開始している間に、WTRUは、サービスまたは論理チャネルに対してRRをトリガすることができる。このシナリオでは、WTRUは、例えば、優先順位の決定、リソース量、および/または送るべきデータ量に基づいて(絶対的な期間中に、または各サービスに対する現在のQoS特性に基づいて)以下のアクションの1つまたは複数のものを実施することができる。WTRUは、進行中のデータ送信にRR情報を追加することができる、またはWTRUは、RRの送信を、進行中のデータ送信が完了するまで遅延させることができる。しかし時間に影響を受けやすい送信の場合、WTRUがRRの送信を遅延させた場合、または追加される情報がTTIの最後にネットワークにより復号される場合、RR遅延は行われない可能性がある。WTRUは、RRをネットワークに直ちに送ることができる。WTRUは、RRの送信を回避し、かつリソース優先順位付けを行って、既存のリソースを用いてRRをトリガした新しいサービスに対処することができる。
説明のためであるが、WTRUは、進行中のウェブブラウジングセッションを有することができ、また送信に利用可能なリソースを有することができる。そのとき、WTRUが、厳密性の低いQoS要件(例えば、時間に関連するQoS要件)を有するデータを受信した場合、WTRUは、データと共にリソース要求情報を送信することができる(例えば、MAC PDUを用いて、またはRRをPHYレイヤに組み込んで)。受信したデータが、厳密なQoS要件を有する場合、または遅延要件が満たされない場合、WTRUは、サービスに関連付けられたRR特性を用いて、RRの送信をトリガすることができる(例えば、RRの送信に使用されるRR特性は、RRが適用されるサービスを暗黙的に示すことができる、RR特性は、計算方式、タイミング、リソース、送信技法、および/または同様のものを反映することができる)。このような場合、WTRUは、進行中のデータ送信と並列にRRを送信することができる(例えば、異なるリソース上で)、またはWTRUは、データの送信を遅延させて、RRを送信することができる。例えば、データが、進行中の送信の途中に到来し、RRがトリガされた場合、WTRUは、第1の利用可能なリソースでデータを送信する(例えば、直ちに送信する)ことができる。無線インターフェースで、対応するRRを送信するための時間より後の時間に、次の利用可能なリソースが生じた場合、WTRUは、進行している送信中にRRを送信することができる。長いTTIの送信が進行している間に、および/またはRR特有のリソースが制限されている、もしくは利用できない間にRRを送信するための機構が本明細書で述べられる。
本明細書で述べられる例示的な通信システムにおいて、WTRUは、ネットワークからの許可によりリソースへのアクセス権を取得することができる。許可されたリソースを用いるかどうかは、WTRUが、送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。WTRUは、許可において、以下の1つまたは複数のものを受信することができる。WTRUは、WTRUがアクセスできるリソースに関する情報(例えば、インジケーション)を受信することができる。リソースは、例えば、事前に構成されたリソースインデックスとして指定され得るか、または許可において明示的にシグナリングすることができる。WTRUは、許可が有効であるSOMまたはトランスポートチャネルに関する情報を受信することができる。例えば、情報は、WTRUが使用できる計算方式、TTI、および/または波形を示すことができる。WTRUは、WTRUが、与えられた許可に対して使用できる論理チャネル、サービスタイプ、優先順位、および/または同様のものに関する情報を受信することができる。情報は、WTRUとネットワークの間で共通に理解される識別子または値を含むことができる。WTRUは、許可のトランスポートフォーマットに関する情報を受信することができる(例えば、MCS、ブロックサイズ、開始時間など)。WTRUは、TTI長さに関する情報を受信することができる。WTRUは、許可の妥当性に関する情報を受信することができる。例えば、その情報は、許可に対してWTRUが使用できるTTIまたはTTIの範囲、期間長さなどを示すことができる。WTRUは、許可と共に使用できる、または許可から除外される可能性のある論理チャネル、優先順位、および/またはサービスの範囲に関する情報を受信することができる。範囲は、一定の優先順位値を超える、またはそれ未満であり得る(例えば、それは、許可においてネットワークにより示すことができる)。
WTRUは、論理チャネルの送信を優先順位付けすることができる。このような論理チャネル送信の優先順位付けは、WTRUが送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。例えば、WTRUは許可を利用して、許可で伝えられた値未満の、またはそれを超える優先順位値を有する、または許可で伝えられた一定の範囲内にある(例えば、最小値から最大値まで)論理チャネル(例えば、任意の論理チャネル)を送信することができる。許容可能な優先順位値の範囲内で、WTRUは、一定の優先順位レベルを除外することができる。
WTRUは、許可されたリソースの使用を優先順位付けるように構成することができる。様々なサービスの中で許可されたリソースの優先順位付けは、WTRUが送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。例えば、5Gサービスの優先順位範囲は、許可されたリソースのスケジューリングおよび使用に関連付けられた10個の異なる優先順位レベルを含むことができ、レベル10は、ULLCサービスタイプに関連付けることのできる最高の優先順位である。WTRUは、より高い優先順位サービスに対して最初にリソースを指定するように構成することができる(例えば、これらの高い優先順位サービスが、送信すべきデータを有するとき)。例えば、WTRUは、優先順位レベル5に割り当てられた許可を受信することができる。したがって、WTRUは、5以上の優先順位レベルにタグ付けされたトランスポートブロックに対して、または最高の優先順位が5未満である場合、最高の優先順位を有するトランスポートブロックに対して、許可を(例えば、許可に関連付けられたリソースを)利用するように構成することができる。MACレイヤは、PHYレイヤから許可のインジケーションを受信すると、5以上の優先順位レベルを有する、または最高の優先順位が5未満である場合、最高の優先順位を有するパケットをその送信バッファ内で選択することができ、そのパケットを、送信のためにPHYレイヤに送ることができる。
WTRUは、リソース優先順位付けを、PHYレイヤにおける特定タイプのリソースに結合するように構成することができる。リソース優先順位付けをリソースタイプに結合することは、WTRUが送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。例えば、WTRUは、特定の優先順位の論理チャネルに対してだけ、特定のSOMを使用するように構成することができる。説明のためであるが、WTRUは、優先順位レベル5に割り当てられた許可を受信することができる。WTRUは、5以下の優先順位レベルでタグ付けされたトランスポートブロックに対して許可(例えば、許可に関連付けられたリソース)を利用するように構成することができる。したがって、WTRUは、より高い優先順位データ(例えば、5を超える優先順位レベルを有するデータ)に対する許可に関連付けられたリソースを利用することが阻止される可能性があるが、それは、これらのリソースが、より高い優先順位レベルのデータに適応するように構成されていない可能性があるからである(例えば、信頼性または適時性に関して)。
WTRUは、許可されたリソースを使用できる優先順位レベルの範囲から特定の優先順位レベルを除外するように構成することができる。特定の優先順位レベルを除外することは、WTRUが送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。WTRUにより除外され得る特定のレベルは、仕様により定義することができる、またはWTRUに伝えることができる。例えば、優先順位レベル10は、そのレベルは、超低遅延通信の最高の形態に関連付けることができ(例えば、常に関連付けることができ)、したがって、別個に許可され得る(例えば、特別の優先順位レベルを示すことにより、または異なる機構により)特別なタイプのリソースが必要になり得るため、除外することができる。
WTRUは、自律的にリソース(例えば、事前に構成されたリソース)にアクセスするように構成することができる。リソースの自律的なアクセスは、WTRUが、送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。WTRUは、WTRUが自律的に実施できる送信のセットを用いて事前に構成することができる。このような能力は、例えば、IoT分野、産業分野、車両通信、および/または同様のもので望ましいはずである。これらのシナリオの1つまたは複数のものにおいて、WTRUは、長い時間期間の間、アップリンク送信がほとんどない、または全くない状態から、非常に低遅延を含む規則的な(例えば、定期的な)送信を有する状態へと移動することができる。低遅延を含む規則的な送信を開始するために、WTRUは、事前に構成されたリソースのセットを用いて構成することができる。WTRUは、これらの事前に構成されたリソースの1つまたは複数のものを用いて、一定のQoS要件を有するデータを送信することができる。例えば、WTRUは、UL、DL、サイドリンクなどに対するリソースを用いて構成することができる。このような構成は、必ずしもWTRUに対してリソースを予約する必要はないはずであるが、WTRUに、必要な場合どのリソースをWTRUが利用できるかを示すことができる。
事前に構成されるリソースは、1つまたは複数の重複する、または重複しない時間-周波数リソースの静的な構成を含むことができる。リソースは、有限の時間期間続くことができる、かつ/または一定の周期性を有して存在することができる。例えば、1つの事前に構成されるリソースは、特定のフレームまたはサブフレーム番号に位置する単一のリソースブロックを含むことができる。WTRUは、ネットワークに登録および/または接続すると、ネットワークからの専用のシグナリング(例えば、RRCシグナリングと同様の)を介して、アクセステーブル(例えば、システムシグネチャに関連付けられた)を介して、WTRUもしくはサービスに対応する識別を使用することにより、ならびに/またはこのような事前に構成されたリソースが必要になり得るサービス、無線ベアラ、論理チャネル、および/もしくは同様のものを確立することにより、事前に構成されたリソースを受信する、または事前に構成されたリソースの修正を要求することができる。
WTRUは、例えば、短いアップリンク送信を介して、またはRRもしくはスケジューリング情報(SI)の送信を介して、事前に構成されたリソースへのアクセス権を得ることができる。このようなアップリンク送信は、以下の1つまたは複数のものを含むことができる。送信は、送信する要求を含むことができる。送信は、事前に構成されたリソースセットにおける望ましい事前に構成されたリソースを識別するインデックスまたは識別子を含むことができる。送信は、事前に構成されたリソースの使用の持続時間を指定する情報を含むことができる(例えば、WTRUは、リソースを1回使用したいのか,または周期的に使用したいのか、WTRUがリソースを使用することを望む時間期間など)。送信は、事前に構成されたリソースがもはや有効ではないかどうか、および/または有効ではなくなったときを定義するために使用できる可能性のある条件を含むことができる。送信は、事前に構成されたリソースに関する情報に関連する識別子/インデックス、および他のタイミング持続時間を求める要求を含むことができる。送信は、WTRUが事前に構成されたリソースを使用できる時間期間を含むことができる。送信は、RRまたはSIに担持され得る他の情報を含むことができる。WTRUは、例えば、WTRU特有のRRもしくはSIリソースにより、または本明細書で述べる明示的な識別子により、送信において識別することができる。
要求(例えば、本明細書で述べるRRなど)を送信すると、WTRUは、要求をトリガした、サービスまたはQoSクラスに関連付けられた1つまたは複数の制御チャネルのモニタを開始することができる。例えば、低遅延データの送信が要求される場合、WTRUは、低遅延サービス、または対応するSOMに関連付けられた1つまたは複数の制御チャネルのモニタリングを開始することができる。WTRUは、適時に確認を受信することができる(例えば、本明細書で述べられるものと同様な方法で)。WTRUは、本明細書で述べるように、短いアップリンク送信を送った後、ネットワークから応答を受信することができる。WTRUは、その応答から、以下のいずれか、または両方を受信することができる、すなわち、短いアップリンク送信におけるものであり得るインデックスおよび/またはタイミングに関連する情報、またはリソースの使用に対する確認応答である。例えば、WTRUは、特定のサービスまたはSOMのためのリソースを求める要求を示す短いUL送信を行うことができる。ネットワークは、事前に構成されたリソースに対するインデックスで応ずることができる。事前の構成条件、および/または要求されたサービスタイプに応じて、事前に構成されたリソースは、少なくとも1つの送信に使用することができる。
WTRUは、ダウンリンク(DL)において、事前に構成されたリソースが提供され得る。例えば、提供は、本明細書で述べる応答機構を用いて行うことができる(例えば、提供は、ネットワークからの応答に含まれ得る)。WTRUは、事前に構成されたリソースを使用不能にすることができる(例えば、事前に構成されたリソースを使用可能にできる方法と同様に)。例えば、WTRUは、例えば、バッファ内の遅延制限が厳しいデータ量が閾値未満である場合など、RRを送信することにより、事前に構成されたリソース送信を使用不能に(例えば、暗黙的に)することができる。事前に構成されたリソースを求める要求、および/またはその使用可能/使用可能は、WTRUが、送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例である。
WTRUは、例えば、WTRUに必ずしも割り振られない可能なリソースを用いて自律的なアップリンク送信を実施することができる。このような送信に対して、WTRUは、事前に構成されたリソースの利用を可能にすることができ、かつ/またはこのようなリソースがWTRUによって利用されていることをネットワークに知らせることができる。さらに、またはあるいは、WTRUは、低遅延アップリンク制御チャネル上で、またはWTRUに割り当てられた、もしくは1つもしくは複数のWTRUに専用の低遅延データ送信(例えば、短いTTIを含む)を介して、アップリンク送信を実施することができる。自律的なアップリンク送信は、WTRUが、送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例である。
WTRUは、アップリンク送信に対してスケジュールされたリソースを介してMAC CE または他の同様の制御メッセージにより、事前に構成されたリソースを可能にするためのUL送信を実施することができる。WTRUは、UL送信を自律的に送る代わりに、前述のものを実施することができる。事前に構成されたリソースを可能にするためにスケジュールされたリソースを用いることは、WTRUが、送信方式を切り換えるときに変化し得る動作態様の例とすることができる。
WTRUは、事前に構成されたリソースを求める要求を、または事前に構成されたリソースを使用するインジケーションを、本明細書で述べる任意の適切な技法により送信することができる。例えば、WTRUは、RRを送信するのと同様な方法で、要求またはインジケーションを送信することができる。例えば、WTRUは、RRを介して事前に構成されたリソースを使用可能にすることができる(例えば、RRのコンテンツに基づく)。WTRUは、例えば、望ましいリソース構成を示すために、RRを送ることにより、明示的に事前に構成されたリソースを使用可能にすることができる。WTRUは、例えば、RRにQoSに関連するパラメータを含めることにより、暗黙的に事前に構成されたリソースを使用可能にすることができ、それは、特定タイプのリソース構成を求める自動要求として解釈され得る。WTRUは、特定のトリガ条件を含むRRが送信されると、事前に構成されたリソースを暗黙的に使用できるようになる。このような条件は、事前に構成されたリソースそれ自体の初期の事前構成の一部とすることができる。例えば、WTRUは、特定の閾値を超える遅延制限が厳しいデータの量を示すRRが送信されると、事前に構成されたリソースを利用するように構成することができる。
WTRUは、以下の機構の1つまたは複数のものを用いて、本明細書で述べるアップリンク送信を実施するように構成することができる。WTRUは、1つまたは複数のWTRUがネットワークにシグナリングするために予約された短いPHYレイヤ信号を用いて、アップリンク送信を実施するように構成することができる。WTRUは、複数のWTRUの中で共用されるチャネルを介して送られるCDMAと同様の信号、またはパンクチャされた信号を用いて、アップリンク送信を実施するように構成することができる。WTRUは、特定の、明確な時間インスタンスで実施されるRACHと同様のアップリンク送信を用いて、アップリンク送信を実施するように構成することができる。WTRUは、事前に構成されたリソースに関連付けられたリソースの1つにおける最初の送信により、アップリンク送信を実施するように構成することができる。ダウンリンクにおけるネットワーク送信(例えば、それは、ACKまたはインジケーションを含むことができる)は、低遅延制御チャネル、短いTTIを有するデータチャネル、または別の適切なDLチャネルを用いて実施することができる。
WTRUには、1つまたは複数のサービスに対してデータを送信するためのリソースを割り振ることができる。WTRUは、割り振られたリソースのすべて、またはサブセットを用いて、データ送信を動的にスケジュール(例えば、自己スケジューリングにより)することができる。割り振られたリソースは、時間ドメインにおける1つまたは複数の特定のウィンドウ内に制約され得る(例えば、このような時間ウィンドウは、2~3ミリ秒から数ミリ秒の持続時間を有することができる)。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の時間ウィンドウは、周期的に繰り返すことができる(例えば、実質的に周期的に)。割り振られたリソースは、周波数ドメインにおける一定の範囲内に制約され得る。周波数の範囲は、時間(例えば、周波数ダイバーシティを提供する)に応ずることができる。割り振られたリソースは、WTRUがデータおよび制御情報を送信できる少なくとも1つのアップリンク物理チャネル(UPCH)により使用することができる。割り振られたリソースは、1つまたは複数のサイドリンク物理チャネル(SPCH)により使用することができる。リソースは、いくつかのリソースが特定タイプのサービス用に予約され得るように、サービスタイプに基づいて(例えば、各タイプのサービスに対して)、割り振ることができる。
WTRUには、スケジューリング情報(SI)、他のアップリンク制御情報(UCI)、および/またはサイドリンク制御情報(SCI)を送信するように、リソースを割り振ることができる。これらの情報は、例えば、HARQ-ACKおよび/またはCSIフィードバックを含むことができる。本明細書におけるSIに関する論議は、リソース要求(RR)に適用可能であることに留意されたい(例えば、RRは、SIのタイプと見なすることができ、またSIと相互に交換可能に参照することができる、例えば、SIに関して述べられる例は、RRにも適用可能であり、その反対も同様である)。同様に、RRに関する本明細書の論議は、SIに適用可能である。例えば、前述のものは、SIを送信するためのリソース割振りを論ずるが、当業者であれば、その機構は、RRの送信にも適用可能であることが理解されよう。SIおよび/または他のUCI/SCIの送信用に割り振られたリソースは、自己スケジューリング動作に対して割り振られたリソースのブロックの一部とすることができる、または別個に割り振られたものであり得る。いくつかの実施形態では、リソースは、データを送信するのに利用可能にすることができる、SIおよび/または他のUCI/SCIの送信は、特定の物理制御チャネル(例えば、アップリンクまたはサイドリンク物理制御チャネル)上で行うことができる。SIおよび/または他のUCI/SCIは、(例えば、データと共に)アップリンクまたはサイドリンク物理チャネルでエンコードされ、かつ多重化することができる(例えば、帯域内で)。
SIおよび/または他のUCI/SCIの送信に対するリソース割振りは、送信に対して高い頻度の機会を提供するために、最短の適用可能なTTIごとになど、規則的な間隔で行うように構成することができる。SIの単一のインスタンスの送信に使用されるリソースは、割振りの周波数ドメインにおける全範囲を占めることができる。このように、SIの1つのインスタンスを送信するために構成された時間シンボルの数を低減する(例えば、最小化する)ことができる。SIは、他のUCI/SCIと一緒にエンコードすることができる。SIおよび/または他のUCI/SCIは、変調、レイヤマッピング、および/またはリソース要素マッピングの前に、別々にエンコードする、また多重化する(例えば、連結する)ことができる。符号化率、符号化方式、および/または変調は、本明細書で述べる技法の1つまたは複数のものを用いて決定することができる。
WTRUは、SIおよび/またはUCI/SCIの送信に関連付けられたパラメータに関する情報を送信することができる。このような情報は、ネットワークノード、または別のWTRUなど、受信ノードがSIおよび/またはUCI/SCIを復号するのを助けることができる。例えば、WTRUは、情報ビットの数、変調および符号化方式、および/またはSIおよび/または他のUCI/SCIに関連付けられたリソース情報(例えば、時間シンボルの数)を指定することができる。このような情報は、SIおよび/またはUCI/SCIから別々にエンコードすることができ、かつ/または割り振られたリソースの知られた部分にマップすることができる。WTRUは次の時間シンボルが、SIおよび/またはUCI/SCIを含むかどうかのインジケーションを含むことができる(例えば、SIおよび/またはUCI/SCIを含む各時間シンボルに対して)。
WTRUは、1つまたは複数のTTIでデータを送信することができる。WTRUは、1つもしくは複数のサービス、1つもしくは複数の論理もしくはトランスポートチャネル、および/または1つもしくは複数の受信装置(例えば、ネットワークノードまたは他のWTRU)に対してデータを送信することができる。WTRUは、1つまたは複数の受信装置がデータを復号するのを助けるために、SI(例えば、SIのインスタンス)におけるデータに関連付けられた情報を含むことができる。SIのインスタンスは、1つまたは複数のTTIにおけるデータ送信の前に送信することができる。SIの送信は、固定のタイミング関係に従って行うことができる。
WTRUは、データの送信がTTI内で行われているかどうかをSIで示すことができる。例えば、SIは、TTIに関する、またはTTI内の送信の適用可能なタイプに関する以下の1つまたは複数のものを示すことができる。SIは、データがTTI内で送信されるかどうかを示すことができる。SIは、送信に含まれるデータ、サービス、または論理チャネルのタイプを示すことができる。SIは、TTIのタイミングインジケーションを含むことができる(例えば、SIインスタンスからの時間単位の数など)。SIは、TTIの持続時間を示すことができる。SIは、WTRUに対する識別子を示すことができる(例えば、RNTIなど)。SIは、宛先ノード(例えば、ネットワークノード(TRP)、または別のWTRUなど)のインジケーションを含むことができる。SIは、WTRUの識別子など、別のフィールドと組み合わされた、またはマスクされたCRCなどの巡回冗長検査(CRC)を示すことができる。SIは、コードワードの数を示すことができる。SIは、電力に関連する情報を示すことができる(例えば、電力ヘッドルームなど)。SIは、スケジューリング要求および/もしくはバッファ状況レポート、HARQ-ACKもしくはCSIフィードバック、ならびに/または送信電力制御コマンドなど他の制御情報を示すことができる。
WTRUは、SIにおいて、コードワードに対して情報がどのように送信されるかの記述を示すことができる。その場合、その記述は、以下の1つまたは複数のものを含むことができる。記述は、トランスポートチャネルタイプを含むことができる。記述は、畳み込みまたはターボなどの符号化タイプを含むことができる。記述は、変調および符号化方式(MCS)を含むことができる。記述は、新規データインジケーション(NDI)、プロセス識別、および/または再送信シーケンス数などのHARQ情報を含むことができる。記述は、割り振られたリソース内、またはTTI内の周波数/時間割振りを含むことができる。記述は、送信ダイバーシティまたは空間多重化方式、および/または送信レイヤの数などの空間処理情報を含むことができる。記述は、アンテナポート、および/または参照信号情報を含むことができる。
WTRUは、単一フィールドを使用して、本明細書で述べるパラメータの複数のものを伝え、または示し、例えば、オーバヘッドを低減することができる。例えば、フィールドは、MCSおよび符号化タイプまたはトランスポートチャネルタイプの組合せを示すことができる。組合せ値と、対応するパラメータの値との間のマッピングは、事前に定義される、または上位レイヤにより構成され得る。WTRUは、送信をスケジュールするために、および/または送信に関するパラメータを設定するために、以下の技法の1つまたは複数のものを使用することができる。
WTRUは、周波数または空間ドメインにおいて、送信を多重化するように構成することができる。例えば、WTRUは、本明細書で述べるように、サービスタイプ、および/またはTTLなどの他のパラメータに基づき、データの送信の優先順位を付けることができる。WTRUは、高い優先順位のデータの開始時間は、低い優先順位のデータよりも早くなるように、優先順位を適用することができる。WTRUは、同じ時間間隔中に異なる優先順位のデータを送信することができる(例えば、優先順位の高いデータのすべてが、時間間隔中に送信できるという条件下で)。このような場合、高い優先順位のデータは、電力、周波数、および/または空間ドメインにおいて利用可能なリソースの一部を用いて送信することができる。
利用可能なリソースは、周波数ドメインにおいて分割することができる。WTRUは、必要に応じた量の周波数リソースを高い優先順位のデータに割り振り、残りのリソースを、より低い優先順位のデータを送信するために使用することができる。WTRUは、事前に定義されたルールに従って、送信に対する(例えば、各送信に対する)周波数割振りを決定することができる。例えば、WTRUは、最高の、または最低の周波数のいずれかを最初に割り振ることができる。割振りは、受信装置からの周波数選択性チャネル品質フィードバックに基づく、かつ/または送信の優先順位に基づくことができる。WTRUは、より高いチャネル品質を有する周波数部分を、より高い優先順位送信にまず割り振ることができる。例えば、WTRUは、自己スケジューリング動作に割り振られた周波数範囲の第1の部分が、第2の部分よりも高い品質を有するというインジケーションを、ネットワークノードから受信しておくことができる。このような場合、WTRUは、周波数範囲の少なくとも第1の部分を用いて、より高い優先順位の送信を実施することができる。
空間多重化を使用できる場合、WTRUは、必要に応じた数の送信レイヤを高い優先順位のデータに割り振り、残りの空間レイヤを低い優先順位のデータを送信するために使用することができる。WTRUは、例えば、事前に定義されたルールに従って、または受信装置からのレイヤ特有のチャネル品質フィードバックに基づき、送信に対する(例えば、各送信に対する)レイヤ選択を決定することができる。
WTRUは、1つまたは複数の適合原理に従って、送信電力、MCS、および/または空間送信方式を選択することができる。例えば、WTRUは、送信電力を構成する、また再構成する(例えば、調整する)ことができる。このような送信電力は、例えば、最大送信電力の比として表現することができる。WTRUは、物理レイヤシグナリング、上位レイヤシグナリング、またはそれらの組合せに基づいて、送信電力を構成する、また再構成する(例えば、調整する)ことができる。その構成および再構成(例えば、調整)を支援するために、WTRUは、構成された電力レベルで、またはネットワークにより伝えられた電力レベルを用いて、参照信号を送信することができる。WTRUは、1つまたは複数のリソースブロックに対して(例えば、各リソースブロックに対して)、同じ送信電力を使用することができる。送信電力は、合計の送信電力が、送信が行われるリソースブロックの数に依存できるように、リソースブロックベースで構成することができる。
WTRUは、特定のデータタイプで使用するために、MCSおよび/または符号化タイプのインジケーションを受信することができる。例えば、WTRUは、第1のタイプのサービス(例えば、URLLC)に使用するために、第1の符号化タイプ(例えば、畳み込み符号化)、第1の変調および符号化方式(例えば、QPSKおよびレート1/3)、および/または第1の空間送信方式(例えば、SFBCなど送信ダイバーシティ)のインジケーションを受信することができる。WTRUは、第2のタイプのサービス(例えば、eMBB)に使用するために、第2の符号化タイプ(例えば、ターボ)、第2の変調および符号化方式(例えば、16-QAMおよびレート1/2)、および/または第2の空間送信方式(例えば、ランク2の空間多重化)のインジケーションを受信することができる。
WTRUは、受信装置からのチャネル品質フィードバックに応じて、および/または送信すべきデータのタイプに応じて、MCSおよび/または符号化タイプを選択することができる。例えば、受信装置からのチャネル品質フィードバックの所与の値に対して、WTRUは、送信すべきデータが第1のタイプのサービス(例えば、URLLC)に対応する場合、第1の符号化タイプ、第1の変調および符号化方式、ならびに/または第1の空間送信方式を選択することができる。WTRUは、送信すべきデータが第2のタイプのサービス(例えば、eMBB)に対応する場合、第2の符号化タイプ、第2の変調および符号化方式、ならびに/または第2の空間送信方式を選択することができる。特定タイプのサービスに使用するためのチャネル品質フィードバック値と、MSCおよび/または符号化タイプの間のマッピングは、上位レイヤにより構成することができる。
WTRUは、物理レイヤシグナリングを介して、チャネル品質、MCS、および/または符号タイプのインジケーションを受信することができる。例えば、自己スケジューリング動作に対してリソースを割り振る他のパラメータと共に、ダウンリンク制御情報において、インジケーションをシグナリングすることができる。インジケーションは、規則的に(例えば、数TTIの程度とすることのできる間隔で)シグナリングすることができる。
WTRUは、TTIに適用可能な動的なインジケーションに基づいて、MCS、送信方式、および/または送信電力のその選択を調整することができる。WTRUは、物理レイヤシグナリングを介して、ネットワークからこのようなインジケーションを受信することができる。例えば、WTRUは、インジケーションが第1の値に設定される場合、より控えめな(conservative)MCSレベルおよび/または送信方式を選択することができ、またインジケーションが第2の値に設定される場合、あまり控えめではないMCSおよび/または送信方式を適用することができる。インジケーションを用いると、ネットワークは、例えば、別のWTRUが、そのTTIで同じリソースを使用することが予想されるかどうか(例えば、マルチユーザMIMOの場合など)に基づき、送信のロバスト性を調整することができる。インジケーションを用いると、ネットワークは、一定数のHARQ再送信の後、送信のロバスト性を増加することができる。WTRUは、様々なインジケーションを、MCS/送信方式の組合せにマップすることができる。MCSと送信方式の組合せは、最も控えめではないものから、最も控えめなものへとランク付けすることができる。例えば、WTRUは、このようなランク付けをテーブルに記憶することができ、またインジケーションを、テーブルの1つまたは複数のエントリにリンクするオフセットへとマップすることができる。オフセットは、上位レイヤにより構成することができ、かつ/またはサービスタイプもしくはトランスポートチャネルに依存することができる。
WTRUは、実施される再送信の数、最初のデータ送信からの遅延、および/またはデータのTTLに基づいて、MCS、符号化タイプ、および/または送信電力のその選択を調整することができる。例えば、WTRUは、送信により搬送されるデータのTTLが、閾値未満に下がったとき、より控えめなMCSレベルおよび/または送信方式を適用することができる。調整はMCSおよび/または送信方式のテーブルに適用されるオフセットを含むことができる。調整は、送信に対して、割り振られたリソースの多くの部分を割り振ることになるが、送信のロバスト性、および完了の成功に対する可能性を高めることができる。WTRUは、データのTTLが閾値未満に低下した場合、オフセットにより送信電力を高めることができる。
WTRUは、複数の受信装置に送信するように構成することができる(例えば、複数のMACインスタンスを用いる、および/または同じ時間に)。例では、第1のMACインスタンスは、第1のネットワークノードへの送信に対応することができ、また第2のMACインスタンスは、第2のネットワークノードへの送信に対応することができる。例では、第1のMACインスタンスは、ネットワークノードへの送信に対応することができ、また第2のMACインスタンスは、別のWTRUへの送信に対応することができる。送信に(例えば、各送信に)適用可能なMCSおよび/または符号化タイプは、受信装置により提供されるチャネル品質フィードバックおよび/または他の指示に依存ずることができる。
リソースは、自己スケジューリング動作に対して構成することができる。1つまたは複数のタイプのサービスに対して(例えば、各タイプのサービスに対して)、これらのリソースは、以下の1つまたは複数のものを含むことができる。自己スケジューリングに対するリソースは、データおよび/または制御情報(例えば、SIおよび/またはSCI/UCIなど)の送信に対するリソースを含むことができる。自己スケジューリングのためのリソースは、制御情報を受信するためのリソースを含むことができる(例えば、チャネル品質フィードバック、HARQフィードバック、および/または他のインジケーションなどのダウンリンクまたはサイドリンク制御情報など)。自己スケジューリングのためのリソースは、リンク適合のためのパラメータを含むことができる(例えば、送信電力、さらに電力、MCS,および/または送信方式を調整するためのオフセットなど)。自己スケジューリングのためのリソースは、上位レイヤにより、または物理レイヤシグナリングと上位レイヤシグナリングの組合せにより構成することができる。例えば、WTRUは、例えば、物理制御チャネルからのダウンリンク制御シグナリングを介してなど、自己スケジューリングのためのリソースの構成に関連付けられたパラメータのセットにマップされ得るフィールドを受信することができる。このようなマッピングは、上位レイヤにより構成することができる。
WTRUは、特定タイプのサービス(例えば、URLLCなど)に専用のリソースへのアクセス権を有することができる。このようなリソースは、複数のWTRUに共通のものとすることができる(例えば、WTRUにより共用され得る)。複数のWTRUは、URLLCデータを(少なくとも時々)送信することができる。専用のリソースは、特定のリソースブロックまたはサブキャリアなどの特定の時間/周波数リソースを含むことができる。リソースは、フレームまたはサブフレームの所与のセットに対して、または長い時間期間にわたって、使用することができる。WTRUは、例えば、ネットワークによる同報通信もしくは専用のシグナリングに基づき、またはアクセステーブルにより、特定のサービスに(例えば、URLLCに対して)専用のリソースを決定することができる。
WTRUは、専用のPHYリソース上で自律的に送信を行うことができる。例えば、WTRUは、専用のPHYリソースが、WTRU用に(例えば、そのWTRUに対してだけ)予約されている場合、このような自律的な送信を行うように構成することができる。WTRUは、低遅延ダウンリンク制御チャネルを介して、ネットワークからACKを受信することができる。例えば、ACKは、制御チャネルを介して送ることができる。ACKは、インジケーションと同じサブフレーム内で、および/または短縮されたTTIを使用することにより送ることができる。ACKは、どのリソースを使用すべきかのインジケーションを含むことができる。ACKは、一定の時間周波数空間内の専用のシンボルを介して送ることができる(例えば、時間周波数空間を、この特定の目的に対して予約することができる)。例えば、シンボルのセットを、ダウンリンクACKを受信するためにWTRU(例えば、各WTUR)用にとって置くことができる。このようなシンボルは、例えば、インジケーションからの応答をWTRUが予想していないサブフレームまたはTTI上で、他の目的で働くことができる(例えば、シンボルは、参照シンボルとして働くことができる)。
WTRUは、短縮されたTTIを用いて送信するために使用できる(例えば、特に予約できる)PHYレイヤにおけるリソースを用いて構成することができる。例えば、特定の時間/周波数リソース(例えば、各yフレームに対してxリソースブロック)を、短縮されたTTI送信(例えば、2OFDMシンボル)を行うために、WTRUに対して予約することができる。WTRUは、以下の例示的な技法の1つまたは複数のものを用いて、短縮されたTTIのために予約されたリソースを決定することができる。リソースは、WTRUに対して静的に定義することができる。リソースは、専用のシグナリングを介して、またはアクセステーブルで、ネットワークにより伝えることができる。リソースは、WTRUのデバイスタイプに基づき、サービスタイプに基づき、および/またはWTRUにより現在管理されているトラフィックのタイプに基づき定義/作成され得る(例えば、暗黙的に)。WTRUは、自律的にリソースを選択するように構成することができる。
いくつかのタイプの送信を、他のものに対して優先順位を付けることができる。図5は、優先順位付けられた送信の例を示す。このような送信の優先順位付けは、URLLC送信、差別化されたQoS eMBB送信、非多重化URLLC送信、および/または同様のものを含む様々な使用例に適用することができる。送信の優先順位付けは、例えば、以下の1つまたは複数ものに基づいて実現することができる。送信の優先順位付けは、要求の差別化により実現することができる。送信の優先順位付けは、トランスポートチャネル選択により実現することができる。送信の優先順位付けは、高い優先順位のHARQおよび/または異なるトランスポートチャネルへの送信リソースの再関連付けにより実現することができる。優先順位が付けられた送信は、特定の計算方式を示す、かつ/または利用することができる。優先順位が付けられた送信は、送信の完了を成功させるために許容された最大時間を用いて構成されたPDUを含むことができる(例えば、URLLC送信、または差別化されたQoS eMBB送信の場合など)。優先順位が付けられた送信は、特定の論理チャネルに関連付けられたPDUを含むことができる(例えば、非多重化URLLC送信の場合など)。
本明細書で述べるように、例示的な通信システムは、低遅延通信をサポートすることができる。WTRUは、MAC/PHYレイヤにおいて、低遅延パケットを直ちに、または処理遅延(例えば、可能な最小の遅延)を含んで送信するように構成することができる。WTRUは、すでに処理中の送信、キャンセルされた送信、および/または低遅延パケットに優先順位を与えるために終了された送信を遅延させるように構成することができる。低遅延通信を優先させるための例示的な方式では、スケジュールされたアップリンク送信を実施しようとするWTRUは、スケジュールされた送信を遅延させて、スケジュールされた送信に割り振られたリソースを利用し、低遅延要件を有する送信を送信する、または再送信するように、自律的に判断することができる。
WTRUにより遅延され得る送信の例は、動的にスケジュールされるアップリンク送信、半永続的な送信、または静的なアップリンクの許可された送信、スケジュールされた再送信、および/または同様のものを含むことができる。例では、複数の進行中のHARQプロセスを有するWTRUは、HARQプロセスの1つを中断して、低遅延データの送信を可能にすることができる。例では、WTRUは、再送信すべきトランスポートブロックまたは送信を中断し、再送信するように意図されたリソースを利用して、低遅延要件を備えたトランスポートブロックまたはデータの最初の送信を実施することができる。例では、WTRUは、特定の優先順位の送信、論理チャネル、および/またはサービスに関連付けられた許可を受信することができ、またWTRUは、許可された送信用に意図されたリソースを利用して、低遅延パケットを送信するように判断することができる。例えば、低遅延パケットは、非低遅延リソースを求める要求および対応する許可が行われた後、MACレイヤに達することができる。このようなシナリオでは、WTRUは、リソースが現在予約されている非低遅延送信に関し、かつWTRUがリソースを代わりに使用するように意図する異なるサービス、優先順位、または論理チャネルに関するインジケーションをネットワークに送ることができる。そのインジケーションは、本明細書で述べるフォーマットおよび/または技法を用いて送信することができる。
WTRUは、非低遅延送信などの送信を遅延させることを判断すると、送信を、別の送信(例えば、低遅延送信)のために遅延させたというインジケーションをネットワークに送信することができる。そのインジケーションは、許可またはリソース割振りが上書きされていることを示すことができる。インジケーションは、遅延されたデータに関連付けられたHARQ IDまたはプロセスを示すことができる。インジケーションは、新しいデータに関連付けられたHARQ IDまたはプロセスを示すことができる。インジケーションは、遅延されたデータを再送信するために使用できるリソース、位置、および/または手順を示すことができる。インジケーションは、本明細書で述べるUCI/SCI、SI、および/またはRRにおいて提供され得る。インジケーションは、遅延される、または送信すべきデータのタイプを含むことができる。例えば、WTRUは、送信は低遅延送信であり、それに従って処理すべきであることを示すことができる。WTRUは、送信されているデータのトランスポートフォーマット(例えば、MCS、符号化など)、および/または同じリソースを介してデータを送信するために使用されるPHYレイヤパラメータ(例えば、TTIパラメータ)を示すことができる。ネットワークは、インジケーションを受信すると、割り込まれた特定のHARQプロセスに対するHARQ処理を中断することができる。ネットワークは、低遅延トランスポートブロックの送信が成功裏に完了した後、HARQ処理を再開することができる。
元の送信に対して新しい送信(例えば、低遅延送信)を優先させると、WTRUは、新しい送信に対して、元の送信用に意図されたものと同じ変調および/または符号化技法を利用することができる。あるいは、WTRUは、新しい送信のために、新しいTTI、変調および/または符号化技法を選択して、WTRUが、同じリソース内で、または同じリソースの部分内で、新しい送信を送信できるようにする。
WTRUは、上記で述べたインジケーションを、WTRUに割り振られたリソースのサブセットを用いてネットワークに送ることができる。例えば、WTRUは、インジケーションを、トランスポートブロックで、リソース要素のセットで、またはサブキャリアのセットで送ることができる。リソースのサブセットは、このような目的のために事前に定義することができる。説明のためであるが、WTRUは、第1のトランスポートブロックの第1のN個のサブキャリアを用いてインジケーションを送ることができる。WTRUは、インジケーションが存在することをネットワークにシグナリングするために、事前定義のシーケンスをさらに送信することができる。このような技法は、ネットワークが、まず専用のリソース要素を復号して、事前定義のシーケンス、中断インジケーション、物理レイヤパラメータ、および/または同様のものの存在を決定できるようにする。
さらに、またはあるいはWTRUは、上記で述べたインジケーションを、UL低遅延制御通信に使用される制御チャネルなど、別個の制御チャネル上で送ることができる。WTRUは、短縮されたTTIを有するリソースの異なるセット上でインジケーションを送ることができる。ネットワークは、WTRUにより送信された情報を手探りで(blindly)復号するように構成することができる。WTRUは、UCI/SCI、UL制御チャネル、SI、またはRRを使用して、新しいスケジューリング情報を搬送し、かつ/または新しいHARQ情報、新しい物理レイヤパラメータ、新しいSOM、および/または新しいTTIを示すことができる。WTRUは、本明細書で述べる技法の1つまたは複数のものを使用して、関連情報を送信し、かつ/または関連パラメータを選択することができる。
WTRUは、別の送信が進行している間に、RR、SI、および/または低遅延データを送信するように構成することができる。RRが、別の送信が進行している間にトリガされた場合、WTRUは、進行している送信の最中にRRを送信することができる。TTI内で、時間制限が厳しいデータに対してRRを送信するために、いくつかのシンボルおよび/またはリソースを予約しておくことができる。WTRUは、CDMAと同様の信号を用いて、RRおよび/またはSIを送信することができる。WTRUは、時間制限が厳しいデータをパンクチャし、かつデータ信号またはチャネルにRR要求を組み込むことができる。データの受信エンティティは、データがパンクチャされているという通知を受信することができる。
データ送信が、RRおよび/または時間制限が厳しいデータによって割り込まれた場合、いくつかのビット(例えば、割込み後に続くすべてのビット)を削除することができる。WTRUは、前の送信からのデータは削除され、新しい送信が開始されたこと、またはRR/SIが送信されていることを受信エンティティに示す情報を信号に組み込むことができる。WTRUは、データ(割込み後に続くすべてのデータ)は削除されたことを受信エンティティ(例えば、ネットワーク)に通知することができる。時間制限が厳しいデータを処理するために、WTRUは、その送信バッファからパケットを削除する、またはRANによってパケットが処理される前に、上位レイヤから受信するパケットを削除することができる。WTRUは、任意のレイヤにおけるパケットを削除するように構成することができる。例えば、パケットは、それが上位レイヤから受信されたとき、削除することができる。別の例として、WTRUにおける特定のレイヤは、上位のレイヤからWTRUが受信したSDUを削除することができる。
パケットを削除するとき、WTRUは、1つまたは複数のアクションを実施することができる。WTRUは、削除されるパケットおよび/またはSDUが、特定のシーケンス番号を占めないように、シーケンス番号付けを再調整することができる。WTRUは、送信と共に特定のインジケーション(例えば、MAC CEまたは同様の制御メッセージ)を送り、削除されたパケットのインジケーションをネットワークに提供することができる。パケットを削除できる例示的な条件は、以下の1つまたは複数のものを含む。WTRUは、パケットまたはSDUが予想される送達時間よりも遅れて着いたとき、パケットまたはSDUを削除することができる。例えば、予想される送達時間が、パケットまたはSDUが着いたとき、すでに終了している可能性がある。WTRUは、パケットまたはSDUの予想される処理時間(例えば、現在のレイヤおよび/または下位のレイヤにより予想されるもの)が、送信する前にパケットまたはSDUの予想される送達時間を期限切れにさせた場合、パケットまたはSDUを削除することができる。WTRUは、パケットまたはSDUが、パケットの削除が許容される論理チャネル、フロー、および/またはサービスに関連付けられているとき、パケットまたはSDUを削除することができる。関係する論理チャネル、フロー、および/またはサービスは、開始時に、パケットの削除を許容するように構成することができる。WTRUは、パケットまたはSDUを、時間制限が厳しい遅延要件を有する他のパケットと共に多重化されるとき、またパケットまたはSDUそれ自体が、時間制限が厳しい遅延要件を有していないとき、パケットまたはSDUを削除することができる。
WTRUは、パケットが削除された下位レイヤ、上位レイヤ、またはアプリケーションレイヤにインジケーションを送信するように構成することができる。例えば、WTRUは、送信に利用可能なリソース量を増加するために、PHYレイヤにインジケーションを送信するように構成することができる。例えば、WTRUは、起こり得る正しくない動作に関して、アプリケーションレイヤに通知するように構成することができる。
本明細書で述べる例示的な通信システムは、MACレイヤ制御シグナリングのために、いくつかのMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージを利用することができる。このようなメッセージの一例は、例えば、TRPハンドオーバ、切換え、追加、活動化、および/または非活動化を含むTRP修正に関連付けることができる。ネットワークは、このようなメッセージを送り、WTRUに、1つのTRP上のTx/Rxから、別のTRP上のTx/Rxへの移動を命令するように構成することができる。メッセージは、WTRUに、2つの異なるTRPに対して組み合わされたTX/RXを開始するように命令することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、ターゲットTRP識別子、ターゲットTRP構成(例えば、リソース、電力、タイマなど)、ターゲットTRPキャリア周波数および帯域幅、ターゲットTRP RACHもしくはWTRU自律送信構成、および/またはタイミング合わせである。WTRUは、事前にターゲットTRP構成で構成することができ、TRPにアクセスするための構成のインデックスおよび/またはサブセットを受信することができる。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージを、TRP接続要求に関連付けることができる。WTRUは、このような要求を送り、特定のTRPへの接続を要求するように構成することができる。メッセージは、WTRU識別情報、論理チャネルおよび/またはサービスのリスト、接続要求の理由、および/または同様のものを含むことができる。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、TRP測定リストに関連付けることができる(例えば、メッセージは、TRP測定リストを含むことができる)。ネットワークは、WTRUが測定すべきTRPのリストをWTRUに提供するように構成することができる。例えば、WTRUは、TRPのリストに関連するDL品質を測定するように命令され得る。ネットワークは、WTRUが位置決定参照信号(PRS)を測定すべきであるというTRPのリストをWTRUに提供するように構成することができる(例えば、WTRUの位置を決定するために)。ネットワークは、WTRUが、所与の時間におけるULタイミング合わせを維持すべきであるというTRPリストをWTRUに提供するように構成することができる。TRP測定リストを含むメッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、メッセージタイプ、TRP識別のリスト(例えば、各TRPに対するインデックスまたは同様の識別子)、および/またはTRPに(例えば、あらゆるTRPに)関連付けられた閾値である。例では、TRP測定リストに関連付けられた情報を、RRおよび/またはSI情報の一部として提供することができる。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、TRP間(cross-TRP)スケジューリング構成に関連付けることができる。ネットワークは、例えば、半静的なTRP間スケジューリング構成を構成するために、WTRUに、このようなメッセージを送るように構成することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、ソースTRP識別、ターゲット/宛先TRP識別、および/またはソースと宛先リソースとの間のリソースマッピングである。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージを、TRPの位置に関連付けることができる。ネットワークは、このようなメッセージをWTRUに送り、WTRUの近傍にあるTRPの各位置を提供するように構成することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわちWTRUの近傍にあるTRPの識別、TRPによって使用されるシステムシグネチャ、および/またはTRPの各位置である。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージを、タイミング合わせ要求に関連付けることができる。WTRUは、このようなメッセージをネットワークに送り、ネットワークに、ULタイミング合わせをWTRUに提供し、かつ/またはタイミング合わせ手順を開始すべく要求するように構成することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、タイミング合わせを使用可能にする/使用不能にする要求、およびタイミング合わせが要求されるSOMである。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、向上させたタイミングアドバンスに関連付けることができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、TRPの識別子、各TRPに関連付けられたタイミングオフセット、各SOMに関連付けられたタイミングオフセット、および/またはアップリンクタイミング合わせのための許容された/許容されない技法のインジケーションである。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、向上させたバッファ状況レポートに関連付けることができる。メッセージは、以下の1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、論理チャネルIDまたは論理チャネルグループID,キューの中のバイトの数、データの優先順位、QoSクラス、RRに関連付けられた1つまたは複数の情報、トランスポートチャネルタイプ、第1の閾値よりも低いTTLを有するキューにおけるバイトの数、および/または閾値を超えるが、第2の閾値未満であるTTLを有するキューにおけるバイトの数である。異なるMAC CEは、異なるRRタイプに対して定義することができる。MAC CEは、MAC CEがどのRRタイプに対応しているかを示すヘッダを含むことができる。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージを、削除されるパケットインジケーションに関連付けることができる。このようなメッセージは、WTRUによりネットワークに、またはネットワークによりWTRUに送られて、WTRUまたはネットワークスケジューラにおけるSDU順序付けエンティティに、シーケンスにおけるパケット削除を知らせることができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数ものを含むことができる、すなわち、パケットが削除された論理チャネルもしくはフロー、および/または削除されたパケットのインデックス(例えば、または削除されたパケットの範囲のインデックス)である。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、SPS構成に関連付けることができる。ネットワークは、このようなメッセージをWTRUに送り、WTRUにおいて半永続的にスケジュールされたリソース(それは事前に構成することができる)を構成および/または再構成するように構成することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、リソース識別(例えば、時間、周波数、持続時間、周期性など)、使用量制限、リソースに対する識別子、もしくはリソースの集合体(例えば、いくつかのリソースを構成することができる)に対する識別子、および/またはリソースもしくはリソースの集合体に関連付けられたSOMである。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、SPSリソースの使用可能または使用不能に関連付けることができる。WTRUは、このようなメッセージをネットワークに送り、事前に構成されたSPSリソース、またはSPSリソースの集合体を使用可能にする、または使用不能にするように構成することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、SPSを使用可能にする、もしくは使用不能にするインジケーション、および/またはリソースもしくはリソース集合体に対する識別子である。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、リソース要求、リソース増加もしくは減少、および/またはリソースインジケーションに関連付けることができる。WTRUは、このようなメッセージをネットワークに送り、ネットワークに、特定タイプのリソース(例えば、短いTTIリソース)を求める要求を示し、このように割り振られたリソース量の継時的な増加もしくは減少を要求し、かつ/またはWTRUが現在特定のリソースを利用している、もしくは利用しようとしていることをネットワークに示すように構成することができる。メッセージは、以下のフィールドの1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、メッセージタイプ、SOM識別、増加/減少量、要求されるリソースの量、ならびに/またはリソースおよび/もしくは制限のタイプである。
別の例示的なMAC CEまたはMACレイヤ制御メッセージは、接続再構成に関連付けることができる。ネットワークは、このようなメッセージをWTRUに送り、TRPへの特定の接続を再構成するように構成することができる。メッセージは、1つまたは複数の以下のものを含むことができる(例えば、TRPに接続される各SOMに対して)、すなわち、新しい無線構成、リソース構成、電力構成、タイマ構成、および/または同様のものである。
特徴および要素が、特定の組合せで上記において述べられているが、当業者であれば、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用できることが理解されよう。さらに、本明細書で述べる方法は、コンピュータまたはプロセッサにより実行するためのコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線または無線接続を介して送信される)、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、これだけに限らないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取外し可能なディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD-ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。ソフトウェアに関連付けられたプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用される無線周波数送受信機を実施するために使用することができる。

Claims (20)

  1. 無線送受信ユニット(WTRU)についてのアップリンク送信グラントおよび前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度を示す情報を受信することと、
    第1の論理チャネルに関連付けられるデータが送信のために利用可能であることを決定することと、
    前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度および前記第1の論理チャネルに関連付けられる優先度に少なくとも基づいて、前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになることを決定することと、
    前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータを前記アップリンク送信グラントを使用して送信することと
    を実行するように構成されたプロセッサ
    を備えたWTRU。
  2. 前記プロセッサは、前記第1の論理チャネルに関連付けられる優先度を示す構成情報を受信するようにさらに構成される、請求項1に記載のWTRU。
  3. 前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになるという決定は、前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度を前記第1の論理チャネルに関連付けられる優先度とマッチすることによって行われる、請求項1に記載のWTRU。
  4. 前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになるという決定は、前記アップリンク送信グラントに関連付けられるサブキャリア間隔が前記第1の論理チャネルに関連付けられる1つまたは複数のサブキャリア間隔の中にあるという決定にさらに基づく、請求項1に記載のWTRU。
  5. 前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになるという決定は、前記アップリンク送信グラントに関連付けられる送信タイミングパラメータにさらに基づく、請求項1に記載のWTRU。
  6. 前記プロセッサは、第2の論理チャネルに関連付けられるデータが送信のために利用可能であることを決定し、および前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度および前記第2の論理チャネルに関連付けられる優先度に少なくとも基づいて、前記第2の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されないことを決定するようにさらに構成される、請求項1に記載のWTRU。
  7. 前記プロセッサは、前記第2の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されないという決定に応答して、スケジューリング要求(SR)を基地局に送信するようにさらに構成される、請求項6に記載のWTRU。
  8. 前記SRは、前記第2の論理チャネルについて構成された1つまたは複数のSRリソースを使用して前記基地局に送信される、請求項7に記載のWTRU。
  9. 前記プロセッサは、前記第2の論理チャネルについて構成された1つまたは複数のSRリソースを示す構成情報を受信するようにさらに構成される、請求項8に記載のWTRU。
  10. 前記アップリンク送信グラントおよび前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度を示す情報は、ダウンリンク制御チャネルを介して受信される、請求項1に記載のWTRU。
  11. 無線送受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、
    WTRUについてのアップリンク送信グラントおよび前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度を示す情報を受信することと、
    第1の論理チャネルに関連付けられるデータが送信のために利用可能であることを決定することと、
    前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度および前記第1の論理チャネルに関連付けられる優先度に少なくとも基づいて、前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになることを決定することと、
    前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータを前記アップリンク送信グラントを使用して送信することと
    を備える方法。
  12. 前記第1の論理チャネルに関連付けられる優先度を示す構成情報を受信することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになるという決定は、前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度を前記第1の論理チャネルに関連付けられる優先度とマッチすることによって行われる、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになるという決定は、前記アップリンク送信グラントに関連付けられるサブキャリア間隔が前記第1の論理チャネルに関連付けられる1つまたは複数のサブキャリア間隔の中にあるという決定にさらに基づく、請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されることになるという決定は、前記アップリンク送信グラントに関連付けられる送信タイミングパラメータにさらに基づく、請求項11に記載の方法。
  16. 第2の論理チャネルに関連付けられるデータが送信のために利用可能であることを決定すること、および前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度および前記第2の論理チャネルに関連付けられる優先度に少なくとも基づいて、前記第2の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されないことを決定することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  17. 前記第2の論理チャネルに関連付けられるデータが前記アップリンク送信グラントを使用して送信されないという決定に応答して、スケジューリング要求(SR)を基地局に送信することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記SRは、前記第2の論理チャネルについて構成された1つまたは複数のSRリソースを使用して前記基地局に送信される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2の論理チャネルについて構成された1つまたは複数のSRリソースを示す構成情報を受信することをさらに備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記アップリンク送信グラントおよび前記アップリンク送信グラントに関連付けられる優先度を示す情報は、ダウンリンク制御チャネルを介して受信される、請求項11に記載の方法。
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