JP2024041896A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. ＡＳＨ１ＬおよびＥ３リガーゼ複合体に結合可能であるタンパク質分解標的キメラ（ＰＲＯＴＡＣ）化合物またはその塩を含む組成物であって、前記ＰＲＯＴＡＣ化合物の構造は：
   
   を含み、
   ＸはＣＨまたはＮであり；
   ＺはＳまたはＯであり；
   Ｒ ^１ は
   
   から選択され；
   Ｒ _９ 、Ｒ _１０ は、Ｒ ^１ 置換基中に存在する場合、それぞれ独立してＨ、ＣＨ _３ 、Ｆ、ＣＦＨ _２ 、ＣＦ _２ Ｈ、ＣＦ _３ およびＯＨから選択され；
   Ｒ _８ は、前記Ｒ ^１ 置換基中に存在する場合、
   
   から選択され；
   Ｒ ^１１ は、前記Ｒ _８ 置換基中に存在する場合、
   
   から選択され；
   Ｒ ^７ は、独立してＨ、ハロゲン、ＣＨ _３ 、ＯＨ、ＳＨ、ＮＨ _２ 、ＣＮ、ＣＦ _３ 、ＣＣｌ _３ 、－ＣＨ _２ －ＣＨ _３ 、－ＣＨ _２ －ＯＨ、－ＣＨ _２ ＮＨ _２ 、ＣＨ _２ Ｃｌ、ＣＨ _２ Ｂｒ、ＣＨ _２ Ｆ、ＣＨＦ _２ 、ＣＨ _２ ＣＮ、およびＣＨ _２ ＣＦ _３ から選択され；
   Ａは、
   
   であり；ｎは０～２であり；
   リガーゼリガンドはＥ３リガーゼ複合体に結合可能な分子であり、
   
   から選択され；
   リンカーはリガーゼリガンドとＡとを結合可能な官能基である、組成物。
2. ＺがＳであり、ＸがＣＨである、請求項１に記載の組成物。
3. Ｒ ^７ がＨまたはハロゲンである、請求項１に記載の組成物。
4. Ｒ ^１ は下記
   
   から選択され；
   Ｒ ^１ 置換基中に存在する場合、Ｒ _９ は、ＨおよびＣＨ _３ から選択され、Ｒ _１０ はＨであり；
   Ｒ ^１ 置換基中にＲ _８ が存在する場合、Ｒ ^８ は
   
   から選択され；
   Ｒ _８ 置換基中にＲ ^１１ が存在する場合、Ｒ ^１１ は、
   
   から選択される；
   請求項１に記載の組成物。
5. 前記ＸがＣＨであり；
   前記ＺがＳであり；
   前記Ｒ ^７ がＨまたはハロゲンであり；
   Ｒ ^１ が
   
   から選択され；
   Ｒ ^１ 置換基中に存在する場合、Ｒ _９ は、ＨおよびＣＨ _３ から選択され、Ｒ _１０ がＨであり、Ｒ _８ はＲ ^１ 置換基中に存在する場合、
   
   から選択され；
   Ｒ ^１１ は、Ｒ _８ 置換基中に存在する場合、
   
   から選択される、請求項１に記載の組成物。
6. 前記ＸがＣＨであり；前記ＺがＳであり；
   前記Ｒ ^７ がＨまたはハロゲンであり；
   Ｒ ^１ が
   
   から選択され；
   Ａが
   
   であり、ｎが０であり；
   リガーゼリガンドがＥ３リガーゼ複合体に結合可能な分子であり、
   
   から選択され；
   リンカーが下記（ｉ）および（ｉｉ）から選択される、請求項１に記載の組成物：
   （ｉ）
   
   式中、ｎが２～６、Ｘが存在せず、ｍが０、ｋが２～４、ＹがＯ、Ｉが１である；
   （ｉｉ）
   
   式中、ｎが６～１０、ｍが１、ＸはＮＨまたはＯである。