JP2024039872A - 超音波診断装置の制御方法および超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置の制御方法および超音波診断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが被検体における大腸の位置を容易に把握して円滑に検査を進めることができる超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法を提供する。【解決手段】超音波診断装置は、超音波プローブ(1)と、超音波プローブ(1)の位置を検出するプローブ位置検出部(3)と、超音波プローブ(1)を用いて被検体の超音波画像を取得する画像取得部(31)と、モニタ(23)と、多数の被検体の大腸の位置データにより学習された学習済みモデルを用いることにより、プローブ位置検出部(3)により検出された超音波プローブの位置に基づいて被検体の大腸における超音波プローブ(1)の位置から直腸までの道のりを推測する道のり推測部(25)と、道のり推測部(25)により推測された道のりを腹部の模型図に重畳させてモニタに表示する大腸表示部(26)とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、被検体の大腸の検査に使用される超音波診断装置の制御方法および超音波診断装置に関する。
従来から、いわゆる超音波診断装置を用いて被検体内の断層を表す超音波画像を取得し、取得された超音波画像に基づいて医師等のユーザが被検体を検査することが行われている。このような超音波診断装置を用いる検査において、ユーザは、いわゆる超音波プローブを被検体の体表面に接触させた状態で、超音波プローブを用いて被検体内への超音波ビームの送信と被検体内の超音波エコーの受信を行うことにより、超音波画像を撮影する場合がある。
このような場合に、ユーザは、通常、観察対象の部位が超音波画像に写るように超音波プローブの位置を調整する必要がある。そこで、ユーザが容易に超音波プローブの位置を調整できるように、例えば特許文献1に記載される技術が開発されている。特許文献1には、超音波画像に写る被検体の部位を検出し、検出された部位を撮影するための超音波プローブの最適位置に対する現在の測定位置のスコアを算出し、そのスコアをユーザに向けて表示することが開示されている。ユーザは、表示されたスコアを参照しながら超音波プローブの位置を調整する。
国際公開第2022/044391号
ところで、超音波診断装置を用いて被検体の大腸を走査することにより大腸内の便に関する検査が行われることがある。通常、ユーザは、大腸内の便の位置および性状を把握するために、超音波プローブにより盲腸に近い位置から直腸の位置まで順に走査することが多い。この際にユーザは、被検体における大腸の位置を把握していることが好ましいが、大腸は一般的に長い臓器であり且つその形状には個人差があるため、例えば実際に被検体の腹部を広範囲にわたって走査する必要がある等、大腸の位置を容易に把握できない場合があった。また、特許文献1の技術を用いることにより大腸を検査するための代表的な最適位置に超音波プローブを位置させることができるが、被検体における大腸の位置をユーザが把握するためには、特許文献1の技術の他に更なる工夫が必要である。
本発明はこのような従来の問題点を解消するためになされたものであり、ユーザが被検体における大腸の位置を容易に把握して円滑に検査を進めることができる超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法を提供することを目的とする。
以下の構成によれば、上記目的を達成できる。
〔1〕 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断装置であって、
超音波プローブと、
超音波プローブの位置を検出するプローブ位置検出部と、
超音波プローブを用いて被検体の超音波画像を取得する画像取得部と、
モニタと、
多数の被検体の大腸の位置データにより学習された学習済みモデルを用いることにより、プローブ位置検出部により検出された超音波プローブの位置に基づいて被検体の大腸における超音波プローブの位置から直腸までの道のりを推測する道のり推測部と、
道のり推測部により推測された道のりを腹部の模型図に重畳させてモニタに表示する大腸表示部と
を備える超音波診断装置。
〔2〕 道のり推測部は、超音波プローブの走査に伴ってプローブ位置検出部により検出された超音波プローブの位置の累積的なデータに基づいて道のりを随時推測する〔1〕に記載の超音波診断装置。
〔3〕 学習済みモデルは、大腸が分割された定められた複数の区間毎に位置データを学習し、
道のり推測部は、プローブ位置検出部により検出された超音波プローブの位置が複数の区間のうちいずれの区間に属するかを判定することにより道のりを推測し、
大腸表示部は、道のり推測部により推測された道のりをモニタに表示する〔1〕に記載の超音波診断装置。
〔4〕 学習済みモデルは、大腸の連続的な位置データを学習し、
道のり推測部は、プローブ位置検出部により検出された超音波プローブの被検体の大腸における位置を連続的に判定し、
大腸表示部は、道のり推測部により推測された道のりをモニタに表示する〔1〕に記載の超音波診断装置。
〔5〕 超音波画像から大腸内に存在する便を検出する便検出部を備え、
大腸表示部は、道のりに併せて便検出部により検出された便の位置をモニタに表示する〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔6〕 大腸表示部は、道のりを2次元画像としてモニタに表示する〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔7〕 大腸表示部は、道のりを3次元画像としてモニタに表示する〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔8〕 プローブ位置検出部により検出される超音波プローブの位置に基づいて超音波プローブによる大腸の走査済み領域をモニタに表示する走査済み領域表示部を備える〔1〕~〔7〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔9〕 ユーザの入力操作を受け付ける入力装置と、
画像取得部により取得される超音波画像をプローブ位置検出部により検出される超音波プローブの位置に紐付けて保存する画像メモリと
を備え、
走査済み領域表示部によりモニタに表示されている走査済み領域が入力装置を介してユーザにより指定されると、指定された領域において取得された超音波画像が画像メモリから読み出されてモニタに表示される〔8〕に記載の超音波診断装置。
〔10〕 プローブ位置検出部は、超音波プローブの位置を検出する位置センサを有する〔1〕~〔9〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔11〕 プローブ位置検出部は、
被検体の光学画像を取得する光学カメラと、
光学カメラにより取得された光学画像を解析することにより超音波プローブの位置を検出する光学画像解析部と
を有する〔1〕~〔9〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔12〕 プローブ位置検出部は、
被検体に対して検知信号を送信し且つ被検体から反射信号を受信する測距装置と、
測距装置により受信された反射信号を解析することにより超音波プローブの位置を特定するプローブ位置特定部と
を有する〔1〕~〔9〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔13〕 モニタは、ヘッドマウントディスプレイにより構成される〔1〕~〔12〕のいずれかに記載の超音波診断装置。
〔14〕 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断装置の制御方法であって、
超音波プローブの位置を検出し、
超音波プローブを用いて被検体の超音波画像を取得し、
多数の被検体の大腸の位置データにより学習された学習済みモデルを用いることにより、検出された超音波プローブの位置に基づいて被検体の大腸における超音波プローブの位置から直腸までの道のりを推測し、
推測された道のりを腹部の模型図に重畳させてモニタに表示する
超音波診断装置の制御方法。
本発明によれば、超音波診断装置が、超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断装置であって、超音波プローブと、超音波プローブの位置を検出するプローブ位置検出部と、超音波プローブを用いて被検体の超音波画像を取得する画像取得部と、モニタと、多数の被検体の大腸の位置データにより学習された学習済みモデルを用いることにより、プローブ位置検出部により検出された超音波プローブの位置に基づいて被検体の大腸における超音波プローブの位置から直腸までの道のりを推測する道のり推測部と、道のり推測部により推測された道のりを腹部の模型図に重畳させてモニタに表示する大腸表示部とを備えるため、ユーザが被検体における大腸の位置を容易に把握して円滑に検査を進めることができる。
本発明の実施の形態1に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における送受信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における画像生成部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において設定された大腸の区間の例を示す図である。 本発明の実施の形態1において推測された超音波プローブの位置から直腸まで道のりの表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波診断装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において推測された超音波プローブの位置から直腸まで道のりの他の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における便の位置の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における走査済み領域の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6における測距装置の構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされるが、本発明はそのような実施態様に限定されるものではない。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、「同一」、「同じ」は、技術分野で一般的に許容される誤差範囲を含むものとする。
実施の形態1
図1に本発明の実施の形態1に係る超音波診断装置の構成を示す。超音波診断装置は、超音波プローブ1と、超音波プローブ1に接続される装置本体2と、超音波プローブ1に取り付けられた位置センサ3を備えている。
超音波診断装置は、本発明において被検体の大腸を検査するために使用される。本明細書では、大腸を撮影した超音波画像として、特に断りがない限り、大腸の短軸像を撮影した超音波画像のことを指す。大腸の短軸像とは、大腸の走行方向に対してほぼ直交する大腸の断層面を表す画像のことをいう。
超音波プローブ1は、振動子アレイ11を有している。振動子アレイ11に送受信回路12が接続されている。
装置本体2は、超音波プローブ1の送受信回路12に接続される画像生成部21を有している。画像生成部21に、表示制御部22およびモニタ23が、順次、接続されている。位置センサ3に道のり推測部25が接続されている。道のり推測部25に大腸表示部26が接続されている。大腸表示部26は表示制御部22に接続している。また、送受信回路12、画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25および大腸表示部26に、本体制御部28が接続されている。また、本体制御部28に入力装置29が接続されている。
送受信回路12と画像生成部21により、画像取得部31が構成されている。また、画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26および本体制御部28により、装置本体2用のプロセッサ32が構成されている。
超音波プローブ1の振動子アレイ11は、1次元または2次元に配列された複数の超音波振動子を有している。これらの超音波振動子は、それぞれ送受信回路12から供給される駆動信号に従って超音波を送信すると共に、被検体からの超音波エコーを受信して、超音波エコーに基づく信号を出力する。各超音波振動子は、例えば、PZT(Lead Zirconate Titanate:チタン酸ジルコン酸鉛)に代表される圧電セラミック、PVDF(Poly Vinylidene Di Fluoride:ポリフッ化ビニリデン)に代表される高分子圧電素子およびPMN-PT(Lead Magnesium Niobate-Lead Titanate:マグネシウムニオブ酸鉛-チタン酸鉛固溶体)に代表される圧電単結晶等からなる圧電体の両端に電極を形成することにより構成される。
送受信回路12は、本体制御部28による制御の下で、振動子アレイ11から超音波を送信し且つ振動子アレイ11により取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する。送受信回路12は、図2に示すように、振動子アレイ11に接続されるパルサ41と、振動子アレイ11から順次直列に接続される増幅部42、AD(Analog to Digital)変換部43およびビームフォーマ44を有している。
パルサ41は、例えば、複数のパルス発生器を含んでおり、本体制御部28からの制御信号に応じて選択された送信遅延パターンに基づいて、振動子アレイ11の複数の超音波振動子から送信される超音波が超音波ビームを形成するようにそれぞれの駆動信号を、遅延量を調節して複数の超音波振動子に供給する。このように、振動子アレイ11の超音波振動子の電極にパルス状または連続波状の電圧が印加されると、圧電体が伸縮し、それぞれの超音波振動子からパルス状または連続波状の超音波が発生して、それらの超音波の合成波から、超音波ビームが形成される。
送信された超音波ビームは、例えば、被検体の部位等の対象において反射され、超音波プローブ1の振動子アレイ11に向かって伝搬する。このように振動子アレイ11に向かって伝搬する超音波エコーは、振動子アレイ11を構成するそれぞれの超音波振動子により受信される。この際に、振動子アレイ11を構成するそれぞれの超音波振動子は、伝搬する超音波エコーを受信することにより伸縮して、電気信号である受信信号を発生させ、これらの受信信号を増幅部42に出力する。
増幅部42は、振動子アレイ11を構成するそれぞれの超音波振動子から入力された信号を増幅し、増幅した信号をAD変換部43に送信する。AD変換部43は、増幅部42から送信された信号をデジタルの受信データに変換する。ビームフォーマ44は、AD変換部43から受け取った各受信データに対してそれぞれの遅延を与えて加算することにより、いわゆる受信フォーカス処理を行う。この受信フォーカス処理により、AD変換部43で変換された各受信データが整相加算され且つ超音波エコーの焦点が絞り込まれた音線信号が取得される。
画像生成部21は、図3に示すように、信号処理部45、DSC(Digital Scan Converter:デジタルスキャンコンバータ)46および画像処理部47が順次直列に接続された構成を有している。
信号処理部45は、送受信回路12から受信した音線信号に対し、本体制御部28により設定される音速値を用いて超音波の反射位置の深度に応じて距離による減衰の補正を施した後、包絡線検波処理を施すことにより、被検体内の組織に関する断層画像情報であるBモード画像信号を生成する。
DSC46は、信号処理部45で生成されたBモード画像信号を通常のテレビジョン信号の走査方式に従う画像信号に変換(ラスター変換)する。
画像処理部47は、DSC46から入力されるBモード画像信号に階調処理等の各種の必要な画像処理を施した後、Bモード画像信号を表示制御部22に送出する。以降は、画像処理部47により画像処理が施されたBモード画像信号を、超音波画像と呼ぶ。
表示制御部22は、本体制御部28の制御の下で、画像生成部21により生成された超音波画像等に対して所定の処理を施して、モニタ23に表示する。
モニタ23は、表示制御部22の制御の下で、種々の表示を行う。モニタ23は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)等のディスプレイ装置を含むことができる。
本体制御部28は、予め記録されたプログラム等に従って装置本体2の各部および超音波プローブ1を制御する。
入力装置29は、検査者による入力操作を受け付け、入力された情報を本体制御部28に送出する。入力装置29は、例えば、キーボード、マウス、トラックボール、タッチパッドおよびタッチパネル等の検査者が入力操作を行うための装置等により構成される。
超音波プローブ1に取り付けられた位置センサ3は、超音波プローブ1の位置を検出するセンサである。位置センサ3は、例えば、定められた位置を基準として、基準の位置からの相対的な座標を超音波プローブ1の位置として検出できる。位置センサ3としては、例えば、いわゆる磁気センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)センサまたは地磁気センサ等を用いることができる。位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置の情報は、道のり推測部25に送信される。
道のり推測部25は、多数の被検体の大腸の位置データにより学習された、いわゆる機械学習における学習済モデルを有し、且つ、学習済モデルを用いることにより、位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて、被検体の大腸における超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりを推測する。なお、被検体の大腸における超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりとは、被検体の大腸における超音波プローブ1の位置から直腸までの領域、すなわち、被検体の大腸における超音波プローブ1の位置から直腸までの道筋または経路のことを指す。
ここで、多数の被検体の大腸の位置データは、例えば、多数の被検体に対する大腸の全体における盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸および直腸等の大腸の特定の部分の位置を表すデータを含むことができる。
学習済みモデルは、例えば図4に示すように、大腸Pの全体を、盲腸から上行結腸までを表す第1区間E1、横行結腸を表す第2区間E2、下行結腸を表す第3区間E3およびS字結腸から肛門までを表す第4区間E4等の定められた複数の区間毎に位置データを学習できる。
ユーザが、モニタ23に表示された超音波画像に盲腸等の大腸Pの特定の部分が写っていると判断し且つ入力装置29を介してその特定の部分を入力した場合に、学習済みモデルは、ユーザにより入力された大腸Pの特定の部分と、その際にモニタ23に表示された超音波画像が撮影された際に位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置との少なくとも一方に基づいて、被検体における大腸Pの全体の位置を推測し、超音波プローブ1の位置が大腸Pの定められた複数の区間、例えば第1区間E1~第4区間E4のうちいずれの区間に属するかを判定できる。これにより、学習済みモデルは、大腸Pの複数の区間のいずれかを被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置として推測できる。学習済みモデルは、さらに、推測された区間よりも1つ先の区間すなわち推測された区間に対して直腸側に隣接する区間から直腸までの道のりを、超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりとして推測できる。
大腸表示部26は、例えば図5に示すように、道のり推測部25により推測された超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示する。図5の例では、大腸Pの第1区間E1~第4区間E4のうち第1区間E1が道のり推測部25により超音波プローブ1の位置として推測され、推測された位置から直腸までの道のりWとして第2区間E2~第4区間E4がモニタ23に表示されている。
大腸表示部26は、例えば、道のり推測部25により推測された被検体における大腸Pの全体の位置を腹部の模型図Mに重畳させて表示し、さらに、推測された位置から直腸までの道のりWを強調表示することもできる。この際に、大腸表示部26は、道のりWを、例えば、周囲とは異なる色または模様等の任意の表示態様により強調表示できる。
ユーザは、モニタ23に表示された超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを確認することにより、これから被検体上で走査を行う大腸Pの位置を容易に把握して、円滑に検査を進めることができる。
なお、画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26および本体制御部28を有するプロセッサ32は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、および、CPUに各種の処理を行わせるための制御プログラムから構成されるが、FPGA(Field Programmable Gate Array:フィードプログラマブルゲートアレイ)、DSP(Digital Signal Processor:デジタルシグナルプロセッサ)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:アプリケーションスペシフィックインテグレイテッドサーキット)、GPU(Graphics Processing Unit:グラフィックスプロセッシングユニット)、または、その他のIC(Integrated Circuit:集積回路)を用いて構成されてもよく、もしくはそれらを組み合わせて構成されてもよい。
また、プロセッサ32の画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26および本体制御部28は、部分的にあるいは全体的に1つのCPU等に統合させて構成されることもできる。
次に、図6のフローチャートを用いて実施の形態1に係る超音波診断装置の動作の例を説明する。
まず、ステップS1において、ユーザにより超音波プローブ1が被検体の腹部上に配置され、位置センサ3が、超音波プローブ1の位置を検出する。ここで検出された超音波プローブ1の位置は、道のり推測部25に送出される。
次に、ステップS2において、画像取得部31により超音波画像が取得される。この際に、超音波プローブ1の振動子アレイ11により被検体内に超音波ビームが送信され且つ被検体内から超音波エコーが受信され、受信信号が生成される。画像取得部31の送受信回路12は、受信信号に対して、本体制御部28の制御の下でいわゆる受信フォーカス処理を行って音線信号を生成する。送受信回路12により生成された音線信号は、画像生成部21に送出される。画像生成部21は、送受信回路12から送出された音線信号を用いて超音波画像を生成する。ここで生成された超音波画像は表示制御部22に送出され、モニタ23に表示される。
続くステップS3において、本体制御部28は、ステップS2で取得された超音波画像内に例えば盲腸等の大腸Pの特定の部分が認識されたか否かを判定する。本体制御部28は、例えば、ユーザが、モニタ23に表示された超音波画像に盲腸等の大腸Pの特定の部分が写っていると判断し且つ入力装置29を介してその特定の部位を入力した場合に、大腸Pの特定の部分が認識されたと判定できる。本体制御部28は、例えば、ユーザにより大腸Pの特定の部分が入力されない場合に、大腸Pの特定の部分が認識されていないと判定できる。
ステップS3で大腸Pの特定の部分が認識されていないと判定される限り、ステップS1~ステップS3の処理が繰り返される。ステップS3で大腸Pの特定の部分が認識されたと判定された場合にステップS4に進む。
ステップS4において、道のり推測部25は、ステップS3でユーザにより入力された大腸Pの特定の部分と、直近のステップS1で検出された超音波プローブ1の位置とに基づいて、被検体における大腸Pの全体の位置と、大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを推測する。この際に、道のり推測部25は、例えば、多数の被検体の大腸Pの位置データを予め学習した、機械学習における学習済みモデルを用いて超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを推測できる。
ここで、学習済みモデルは、例えば図4に示すように、大腸Pの全体を第1区間E1~第4区間E4等の定められた複数の区間毎に位置データを学習でき、超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWの推測結果を、複数の区間を用いて出力できる。
ここで、一般的に、被検体の大腸Pを走査することにより大腸P内に存在する便の検査が行われている。このような検査において、ユーザは、通常、大腸Pにおける盲腸側の位置から直腸まで順に走査を行うことが多い。ユーザは、検査を円滑に行うために、被検体の大腸Pの全体の位置を把握することが好ましいが、大腸は一般的に長い臓器であり且つその形状には個人差があるため、実際に被検体の腹部を広範囲にわたって走査する必要がある等、大腸Pの位置を把握することが困難な場合があった。
道のり推測部25によれば、大腸Pの一部のみを走査することにより、大腸Pの全体の位置と、大腸Pにおける現在の超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを容易に推測できる。
ステップS5において、大腸表示部26は、ステップS4で推測された超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを、例えば図5に示すように、腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示する。図5の例では、大腸Pの第1区間E1~第4区間E4のうち第1区間E1が道のり推測部25により超音波プローブ1の位置として推測され、推測された位置から直腸までの道のりWとして第2区間E2~第4区間E4がモニタ23に表示されている。
ユーザは、ステップS5でモニタ23に表示された超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを確認することにより、これから走査する大腸Pの位置を容易に把握して、検査を円滑に進めることができる。
ステップS6において、本体制御部28は、超音波プローブ1の位置が次の区間に入ったか否かを判定する。ここで、次の区間とは、大腸Pの複数の区間、例えば第1区間E1~第4区間E4のうち、ステップS5で超音波プローブ1の位置として推測された区間に対して直腸側に隣接する区間のことを指す。
本体制御部28は、例えば、ユーザがモニタ23に表示された超音波画像に上行結腸等の大腸Pの特定の部位が写っていると判断し且つ入力装置29を介して入力された特定の部位が、ステップS5で超音波プローブ1の位置として推測された区間の次の区間に属している場合に、超音波プローブ1の位置が次の区間に入ったと判定できる。また、本体制御部28は、入力装置29を介してユーザに入力された特定の部位が、ステップS5で超音波プローブ1の位置として推測された区間と同一の区間に属している場合に、超音波プローブ1の位置が次の区間に入っていないと判定できる。
ステップS6において超音波プローブ1の位置が次の区間に入ったと判定された場合に、ステップS4に戻る。このステップS4において、道のり推測部25は、大腸の走査が開始されてから現在までに検出された超音波プローブ1の位置の累積的なデータに基づいて、超音波プローブ1の現在の位置から直腸までの道のりWを推測できる。この際に、道のり推測部25は、例えば、直前のステップS6で超音波プローブ1の位置が第2区間E2に入ったと推測された場合に、第1区間E1の途中の位置から第1区間E1の終了位置までの累積的なデータを加味して、第1区間E1の次の区間である第2区間E2から直腸までの区間を道のりWとして推測できる。続くステップS5において、大腸表示部26は、ステップS4で推測された超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示する。
このようにして、超音波プローブ1の位置が次の区間に入ったとステップS6で判定される限り、ステップS4~ステップS6の処理が繰り返される。
ステップS6において超音波プローブ1の位置が次の区間に入っておらず、そのままの区間にあると判定された場合に、ステップS7に進む。ステップS7において、本体制御部28は、超音波プローブ1によって最後の区間が走査されたか否かを判定する。ここで、最後の区間とは、大腸Pの複数の区間、例えば第1区間E1~第4区間E4のうち、最も直腸側に位置する区間のことを指す。
ステップS7において最後の区間が走査されていないと判定された場合に、ステップS5に戻る。このステップS5において、大腸表示部26は、前回のステップS5と同一の道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示する。ステップS5が完了すると、ステップS6で超音波プローブ1の位置が次の区間に入ったか否かが判定される。以降は、超音波プローブ1の位置が最後の区間に入るまでステップS4~ステップS7が繰り返される。
ステップS7において超音波プローブ1により最後の区間が走査されたと判定された場合に、図6のフローチャートに示す超音波診断装置の動作が完了する。
以上から、本発明の実施の形態1に係る超音波診断装置によれば、道のり推測部25が、学習済みモデルを用いることにより、位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを推測し、大腸表示部26が、推測された道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示するため、ユーザは、これから走査する大腸Pの位置を容易に把握して、円滑に検査を進めることができる。
なお、送受信回路12が超音波プローブ1に備えられることが説明されているが、送受信回路12は装置本体2に備えられていてもよい。
また、画像生成部21が装置本体2に備えられることが説明されているが、画像生成部21は超音波プローブ1に備えられていてもよい。
また、装置本体2は、いわゆる据え置き型でもよく、持ち運びが容易な携帯型でもよく、例えばスマートフォンまたはタブレット型のコンピュータにより構成される、いわゆるハンドヘルド型でもよい。このように、装置本体2を構成する機器の種類は特に限定されない。
また、装置本体2のモニタ23は、いわゆるヘッドマウントディスプレイにより構成されることもできる。モニタ23を構成するヘッドマウントディスプレイは、ユーザの頭部に装着され、ユーザの目に近接するディスプレイを有するものであれば、その形状およびディスプレイ形式等の形態は特に限定されない。
また、大腸Pの各部のうち盲腸から走査する例が説明されているが、大腸Pにおいて走査を開始する部分は、盲腸に特に限定されず、どの部分でもよい。例えば、横行結腸から走査を開始し、超音波画像において認識された部位として入力装置29を介してユーザにより横行結腸が入力された場合に、道のり推測部25は、超音波プローブ1の位置として例えば第2区間E2を推測できる。大腸表示部26は、第2区間E2よりも肛門側に位置する第3区間E3および第4区間E4を、超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWとしてモニタ23に表示できる。このように、大腸Pのどの部分から走査が開始されても、大腸表示部26により、超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWがモニタ23に表示されるため、ユーザは、これから走査する大腸Pの位置を容易に把握して、検査を円滑に進めることができる。
また、道のり推測部25は、超音波プローブ1の走査に伴って位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置の累積的なデータに基づいて、道のりWを随時推定できる。この際に、道のり推測部25は、例えば、入力装置29を介してユーザにより、モニタ23において超音波画像をいわゆるフリーズ表示する旨の指示がなされたタイミングまたは定められたフレーム数の超音波画像が取得されたタイミング等の定められたタイミングで、大腸の走査が開始されてから現在までに位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置の累積的なデータに基づいて道のりWを随時推測できる。これにより、道のり推測部25は、道のりWの推測の精度を向上できる。大腸表示部26は、道のり推測部25により道のりWが推測される毎に、モニタ23における道のりWの表示を随時更新できる。
また、大腸表示部26が超音波プローブ1から直腸までの道のりWを2次元画像としてモニタ23に表示することが説明されているが、道のりWを3次元画像としてモニタ23に表示することもできる。ここで、例えば、道のり推測部25の学習済みモデルが多数の被検体の大腸Pの位置データとして3次元の位置データを予め学習することにより、3次元の道のりWを推測できる。大腸表示部26は、道のり推測部25により推測された3次元の道のりWを3次元画像としてモニタ23に表示できる。ユーザは、3次元画像として表示された道のりWを確認することにより、これから走査する大腸Pの位置をより詳細に把握できる。
また、例えば入力装置29を介してユーザにより、被検体の年齢、身長、体重および性別等の、被検体の特徴を表す被検体情報を超音波診断装置に入力できる。この場合に、道のり推測部25は、例えば、多数の被検体の大腸Pの位置データと、それらの被検体の被検体情報を予め学習した学習済みモデルを用いることにより、入力された被検体情報を加味して、被検体の大腸Pの全体の位置および大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを推測できる。道のり推測部25は、被検体情報を加味することにより、被検体の特徴に応じた大腸Pのサイズ、形状および位置を反映してより正確な大腸Pの位置および道のりWを推測できる。
実施の形態2
実施の形態1では、盲腸等の大腸Pにおける特定の部分が認識されたことを入力装置29を介してユーザが入力することが説明されているが、大腸Pにおける特定の部分を自動的に認識することもできる。
図7に、本発明の実施の形態2に係る超音波診断装置の構成を示す。実施の形態2の超音波診断装置は、図1に示す実施の形態1の超音波診断装置において、装置本体2の代わりに装置本体2Aを備えている。装置本体2Aは、実施の形態1における装置本体2において大腸認識部51が追加され、本体制御部28の代わりに本体制御部28Aを備えている。
装置本体2Aにおいて、画像生成部21に大腸認識部51が接続されている。大腸認識部51に道のり推測部25および本体制御部28Aが接続されている。また、画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26、本体制御部28Aおよび大腸認識部51により、装置本体2A用のプロセッサ32Aが構成されている。
大腸認識部51は、画像生成部21により生成された超音波画像を解析することにより、超音波画像に写る大腸Pを検出し、検出された大腸Pが盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸および直腸等の複数の特定の部分のうちいずれであるかを認識する。
大腸認識部51は、例えば、大腸を表す複数のテンプレートを記憶しており、これらの複数のテンプレート画像を用いた、いわゆるテンプレートマッチングの方法により超音波画像内をサーチして、大腸Pの検出および認識を行うことができる。また、大腸認識部51は、例えば、大腸が写る大量の超音波画像を学習した機械学習モデルを有し、この機械学習モデルを用いて超音波画像に写る大腸Pの検出および認識を行うこともできる。
道のり推測部25は、大腸認識部51により認識された大腸Pの特定の部分と、大腸認識部51により認識の処理がなされた超音波画像が撮影された際に位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて、被検体における大腸Pの全体の位置と、大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを推測する。
大腸表示部26は、例えば図5に示すように、道のり推測部25により推測された道のりWを腹部の模型図Mに重畳してモニタ23に表示する。
以上から、大腸認識部51が大腸Pの特定の部分を自動的に認識する場合でも、実施の形態1の超音波診断装置と同様に、道のり推測部25が、学習済みモデルを用いることにより、位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸までの道のりWを推測し、大腸表示部26が、推測された道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示するため、ユーザは、これから走査する大腸Pの位置を容易に把握して、円滑に検査を進めることができる。
なお、大腸認識部51は、超音波画像を解析することにより、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸および直腸等の、既知の名称により区分けされる複数の部位のうちいずれであるかを認識することが説明されているが、さらに、大腸Pが写る大量の超音波画像と大腸Pにおける位置との関係を学習した機械学習モデルを認識の処理に用いることにより、これらの部分における超音波プローブ1の詳細な位置を認識することもできる。
この場合に、道のり推測部25は、大腸Pの連続的な位置データを学習した学習済みモデルを用いることにより、例えば図8に模式的に示すように、大腸Pを複数の区間に分けずに、超音波プローブ1の位置SPを連続的に判定できる。
大腸表示部26は、このような道のり推測部25による推測結果に対して、図8に示すように、推測された超音波プローブ1の位置SPから直腸REまでの道のりW1を腹部の模型図Mに重畳してモニタ23に表示できる。ユーザは、このようにして表示された道のりWを確認することにより、これから走査する大腸Pの位置をより詳細に把握できる。
また、道のり推測部25の学習済みモデルは、大腸認識部51による大腸Pの検出結果と位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて、大腸Pにおける走査済みの部分の実際の位置を算出して、算出された大腸Pの位置の累積的なデータを学習できる。この学習済みモデルにより、道のり推測部25は、位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置の累積的なデータに基づいて道のりWを随時推測できるため、被検体における大腸Pの位置および大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWの推測の精度を向上できる。
実施の形態3
超音波診断装置は、超音波画像を解析することにより被検体の大腸P内に存在する便を検出することもできる。
図9に、実施の形態3に係る超音波診断装置の構成を示す。実施の形態3の超音波診断装置は、図1に示す実施の形態1の超音波診断装置において装置本体2の代わりに装置本体2Bを備えている。装置本体2Bは、実施の形態1における装置本体2において、便検出部52が追加され、本体制御部28の代わりに本体制御部28Bを備えている。
装置本体2Bにおいて、画像生成部21に便検出部52が接続されている。便検出部52は、大腸表示部26および本体制御部28Bに接続している。また、画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26、本体制御部28Bおよび便検出部52により装置本体2B用のプロセッサ32Bが構成されている。
便検出部52は、画像生成部21により生成された超音波画像を解析することにより、大腸P内に存在する便を検出する。便検出部52は、例えば、パターンマッチングにより便を検出することができる。また、便検出部52は、例えば、大腸P内の便が写る大量の超音波画像を学習した機械学習モデルにより便を検出することもできる。
大腸表示部26は、道のり推測部25により推測された大腸Pにおける超音波プローブ1の位置と、この際に便検出部52による便の検出結果に基づいて、例えば図10に示すように、被検体における大腸Pの位置に併せて便検出部52により検出された便Gの位置をモニタ23に表示できる。図10では、大腸Pの第1区間E1~第4区間E4のうち第3区間E3に便Gが位置している例が示されている。医師等のユーザは、大腸P内のどの位置に便が存在しているかを容易に且つ正確に把握して、例えば便秘等の診断の精度、および、いわゆる摘便の実施の判断の精度等を向上できる。
以上から、実施の形態3の超音波診断装置によれば、便検出部52が大腸P内の便Gを検出し、大腸表示部26が大腸P内の便Gの位置をモニタ23に表示するため、医師等のユーザは、被検体の便Gに関する診断をより正確に行うことができる。
なお、実施の形態3の超音波診断装置は、実施の形態1の超音波診断装置に便検出部52が追加されたものとして説明されているが、実施の形態2の超音波診断装置に便検出部52を追加することもできる。
実施の形態4
実施の形態1では、推測された超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWを表示することが説明されているが、さらに、実際に走査された走査済み領域を表示することもできる。
図11に、実施の形態4に係る超音波診断装置の構成を示す。実施の形態4の超音波診断装置は、図1に示す実施の形態1の超音波診断装置において、装置本体2の代わりに装置本体2Cを備えている。装置本体2Cは、実施の形態1における装置本体2において、画像メモリ53および走査済み領域表示部54が追加され、本体制御部28の代わりに本体制御部28Cを備えている。
装置本体2Cにおいて、位置センサ3、画像生成部21、モニタ23および本体制御部28Cに画像メモリ53が接続されている。また、位置センサ3、表示制御部22、大腸表示部26および本体制御部28Cに走査済み領域表示部54が接続されている。
画像メモリ53は、画像生成部21により生成された超音波画像を、その超音波画像が撮影された際に位置センサ3により検出された超音波プローブ1の位置に紐付けて保存する。
画像メモリ53としては、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)、SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)、FD(Flexible Disk:フレキシブルディスク)、MOディスク(Magneto-Optical disk:光磁気ディスク)、MT(Magnetic Tape:磁気テープ)、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)、CD(Compact Disc:コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disc:デジタルバーサタイルディスク)、SDカード(Secure Digital card:セキュアデジタルカード)、または、USBメモリ(Universal Serial Bus memory:ユニバーサルシリアルバスメモリ)等の記録メディア等を用いることができる。
走査済み領域表示部54は、位置センサ3により検出される超音波プローブ1の位置にと、大腸表示部26により表示された大腸Pの位置に基づいて、例えば図12に示すように、超音波プローブ1による大腸Pの走査済み領域R1をモニタ23に表示する。図12では、大腸Pの第1区間E1~第4区間E4のうち、第2区間E2が走査済み領域R1として表示され、第3区間E3および第4区間E4が、超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりとして表示される例が示されている。
走査済み領域表示部54は、例えば、超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWの表示色、および、推測された超音波プローブ1の位置よりも盲腸側で且つ走査が行われていない大腸Pの位置の表示色とは異なる表示色により走査済み領域R1をモニタ23に強調表示できる。なお、走査済み領域表示部54は、走査済み領域R1の表示色を変える代わりに、模様等の任意の表示態様を変えることにより走査済み領域R1を強調表示することもできる。
本体制御部28Cは、走査済み領域表示部54によりモニタ23に表示されている走査済み領域R1が入力装置29を介してユーザにより指定されると、指定された領域において取得された超音波画像を画像メモリ53から読み出してモニタ23に表示させることができる。
以上から、実施の形態4の超音波診断装置によれば、走査済み領域表示部54が、超音波プローブ1による大腸Pの走査済み領域R1をモニタ23に表示するため、ユーザは、大腸Pの検査の進行状況を容易に把握して、検査を円滑に行うことができる。
また、本体制御部28Cが、走査済み領域R1において入力装置29を介してユーザに指定された領域に対応する超音波画像をモニタ23に表示できるため、ユーザは、被検体の大腸Pのうち所望の位置に対応する超音波画像を容易に確認して、大腸Pの検査をより詳細に行うことができる。
なお、実施の形態4の超音波診断装置は、実施の形態1の超音波診断装置に走査済み領域表示部54が追加されたものとして説明されているが、実施の形態2の超音波診断装置および実施の形態3の超音波診断装置に走査済み領域表示部54を追加することもできる。
実施の形態5
実施の形態1~4では、超音波プローブ1の位置を検出するプローブ位置検出部が位置センサ3により構成されているが、プローブ位置検出部の構成はこれに限定されない。
図13に、実施の形態5に係る超音波診断装置の構成を示す。実施の形態5の超音波診断装置は、図1に示す実施の形態1の超音波診断装置において、位置センサ3の代わりに光学カメラ55が追加され、装置本体2の代わりに装置本体2Dを備えている。装置本体2Dは、実施の形態1における装置本体2において、光学画像解析部56が追加され、本体制御部28の代わりに本体制御部28Dを備えている。
装置本体2Dにおいて、光学画像解析部56は、道のり推測部25、本体制御部28Dおよび光学カメラ55に接続している。本体制御部28Dは光学カメラ55に接続している。また、光学カメラ55と光学画像解析部56によりプローブ位置検出部57が構成されている。画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26、本体制御部28Dおよび光学画像解析部56により、装置本体2D用のプロセッサ32Dが構成されている。
プローブ位置検出部57の光学カメラ55は、例えばいわゆるCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)イメージセンサまたはいわゆるCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)イメージセンサ等のイメージセンサを含み、被検体の腹部と、腹部上に配置された超音波プローブ1を撮影して光学画像を取得する。光学カメラ55は、取得された光学画像を光学画像解析部56に送出する。
光学画像解析部56は、例えば、超音波プローブ1と被検体の腹部を表す複数のテンプレート画像を記憶しており、これらの複数のテンプレート画像を用いたテンプレートマッチングの方法により光学画像内をサーチして超音波プローブ1と被検体の腹部を検出し、被検体の腹部上における超音波プローブ1の位置を検出できる。また、光学画像解析部56は、一般的な超音波プローブと被検体の腹部が写る大量の光学画像を学習した機械学習モデルを有し、この機械学習モデルを用いて被検体の腹部上における超音波プローブ1の位置を検出することもできる。
道のり推測部25は、学習済モデルを用いることにより、光学画像解析部56により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて、実施の形態1と同様にして、被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWを推測する。
以上のように、超音波診断装置が、実施の形態1における位置センサ3の代わりに、光学カメラ55と光学画像解析部56により構成されるプローブ位置検出部57を備えている場合でも、道のり推測部25が、学習済みモデルを用いることにより、プローブ位置検出部57により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWを推測し、大腸表示部26が、推測された道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示するため、ユーザは、これから走査する大腸Pの位置を容易に把握して、円滑に検査を進めることができる。
実施の形態6
実施の形態5では、光学カメラ55により撮影された光学画像に基づいて超音波プローブ1の位置を検出しているが、例えば、いわゆる測距装置を用いて超音波プローブ1の位置を検出することもできる。
図14に、実施の形態6の超音波診断装置の構成を示す。実施の形態6の超音波診断装置は、図1に示す実施の形態1の超音波診断装置において、測距装置58が追加され、装置本体2の代わりに装置本体2Eを備えている。装置本体2Eは、実施の形態1における装置本体2において、プローブ位置特定部59が追加され、本体制御部28の代わりに本体制御部28Eを備えている。
装置本体2Eにおいて、プローブ位置特定部59は、道のり推測部25および本体制御部28Eおよび測距装置58に接続している。測距装置58とプローブ位置特定部59により、プローブ位置検出部60が構成されている。また、画像生成部21、表示制御部22、道のり推測部25、大腸表示部26、本体制御部28Eおよびプローブ位置特定部59により、装置本体2E用のプロセッサ32Eが構成されている。
プローブ位置検出部60の測距装置58は、図15に示すように、送信部61と受信部62を有している。測距装置58は、超音波プローブ1を被検体の体表に接触させて検査を行うユーザと被検体の近くに配置され、ユーザおよび被検体に対して検知信号を送信し、且つ、それらからの反射信号を受信する。
測距装置58の送信部61は、ユーザおよび被検体に対して検知信号を送信する。送信部61は、いわゆる電磁波の無線送信機であり、例えば、電磁波を送信するアンテナ、発振回路等の信号源、信号を変調する変調回路および信号を増幅する増幅器等を含む。
受信部62は、電磁波を受信するアンテナ等を含み、ユーザおよび被検体からの反射信号を受信する。
測距装置58は、例えば、2.4GHzまたは5GHzの中心周波数を有する電磁波からなる、いわゆるWi-Fi(登録商標)規格の検知信号を送受信するレーダにより構成されることができ、1.78GHzの中心周波数を有する広帯域の検知信号を送受信するレーダにより構成されることもできる。また、測距装置58は、紫外線、可視光線または赤外線等の短波長の電磁波を検知信号として送信する、いわゆるLIDAR(Light Detection and Ranging:光検出と測距、または、Laser Imaging Detection and Ranging:レーザ画像検出と測距)センサにより構成されることもできる。
プローブ位置特定部59は、測距装置58により受信された反射信号を解析して、ユーザおよび被検体の姿勢情報を取得し、取得された姿勢情報に基づいて、例えばユーザの手先の位置を特定することにより、被検体に対する超音波プローブ1の位置を特定する。
プローブ位置特定部59は、例えば、測距装置58により人体に対して検知信号を送信した場合の反射信号を学習した機械学習モデルを用いてユーザおよび被検体の姿勢情報を取得できる。具体的には、プローブ位置特定部59は、例えば、「ZHAO, Mingmin, et al. Through-wall human pose estimation using radio signals. In: Proceedings of the IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition. 2018. p. 7356-7365.」、「VASILEIADIS, Manolis; BOUGANIS, Christos-Savvas; TZOVARAS, Dimitrios. Multi-person 3D pose estimation from 3D cloud data using 3D convolutional neural networks. Computer Vision and Image Understanding, 2019, 185: 12-23.」、「JIANG, Wenjun, et al. Towards 3D human pose construction using WiFi. In: Proceedings of the 26th Annual International Conference on Mobile Computing and Networking. 2020. p. 1-14.」、または、「WANG, Fei, et al. Person-in-WiFi: Fine-grained person perception using WiFi. In: Proceedings of the IEEE/CVF International Conference on Computer Vision. 2019. p. 5452-5461.」に記載されている方法を用いて、姿勢情報を取得できる。
道のり推測部25は、学習済モデルを用いることにより、プローブ位置特定部59により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて、実施の形態1と同様にして、被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWを推測する。
以上のように、超音波診断装置が、実施の形態1における位置センサ3の代わりに、測距装置58とプローブ位置特定部59により構成されるプローブ位置検出部60を備えている場合でも、道のり推測部25が、学習済みモデルを用いることにより、プローブ位置検出部60により検出された超音波プローブ1の位置に基づいて被検体の大腸Pにおける超音波プローブ1の位置から直腸REまでの道のりWを推測し、大腸表示部26が、推測された道のりWを腹部の模型図Mに重畳させてモニタ23に表示するため、ユーザは、これから走査する大腸Pの位置を容易に把握して、円滑に検査を進めることができる。
1 超音波プローブ、2,2A,2B,2C,2D,2E 装置本体、3 位置センサ、11 振動子アレイ、12 送受信回路、21 画像生成部、22 表示制御部、23 モニタ、25 道のり推測部、26 大腸表示部、28,28A,28B,28C,28D,28E 本体制御部、29 入力装置、31 画像取得部、32,32A,32B,32C,32D,32E プロセッサ、41 パルサ、42 増幅部、43 AD変換部、44 ビームフォーマ、45 信号処理部、46 DSC、47 画像処理部、51 大腸認識部、52 便検出部、53 画像メモリ、54 走査済み領域表示部、55 光学カメラ、56 光学画像解析部、57,60 プローブ位置検出部、58 測距装置、59 プローブ位置特定部、61 送信部、62 受信部、E1 第1区間、E2 第2区間、E3 第3区間、E4 第4区間、G 便、M 模型図、P 大腸、R1 走査済み領域、RE 直腸、SP 位置、W 道のり。

Claims (14)

  1. 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断装置であって、
    前記超音波プローブと、
    前記超音波プローブの位置を検出するプローブ位置検出部と、
    前記超音波プローブを用いて前記被検体の超音波画像を取得する画像取得部と、
    モニタと、
    多数の被検体の大腸の位置データにより学習された学習済みモデルを用いることにより、前記プローブ位置検出部により検出された前記超音波プローブの位置に基づいて前記被検体の前記大腸における前記超音波プローブの位置から直腸までの道のりを推測する道のり推測部と、
    前記道のり推測部により推測された前記道のりを腹部の模型図に重畳させて前記モニタに表示する大腸表示部と
    を備える超音波診断装置。
  2. 前記道のり推測部は、前記超音波プローブの走査に伴って前記プローブ位置検出部により検出された前記超音波プローブの位置の累積的なデータに基づいて前記道のりを随時推測する請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記学習済みモデルは、大腸が分割された定められた複数の区間毎に前記位置データを学習し、
    前記道のり推測部は、前記プローブ位置検出部により検出された前記超音波プローブの位置が前記複数の区間のうちいずれの区間に属するかを判定することにより前記道のりを推測し、
    前記大腸表示部は、前記道のり推測部により推測された前記道のりを前記モニタに表示する請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記学習済みモデルは、大腸の連続的な前記位置データを学習し、
    前記道のり推測部は、前記プローブ位置検出部により検出された前記超音波プローブの前記被検体の前記大腸における位置を連続的に判定し、
    前記大腸表示部は、前記道のり推測部により推測された前記道のりを前記モニタに表示する請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 前記超音波画像から前記大腸内に存在する便を検出する便検出部を備え、
    前記大腸表示部は、前記道のりに併せて前記便検出部により検出された前記便の位置を前記モニタに表示する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  6. 前記大腸表示部は、前記道のりを2次元画像として前記モニタに表示する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  7. 前記大腸表示部は、前記道のりを3次元画像として前記モニタに表示する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  8. 前記プローブ位置検出部により検出される前記超音波プローブの位置に基づいて前記超音波プローブによる前記大腸の走査済み領域を前記モニタに表示する走査済み領域表示部を備える請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  9. ユーザの入力操作を受け付ける入力装置と、
    前記画像取得部により取得される前記超音波画像を前記プローブ位置検出部により検出される前記超音波プローブの位置に紐付けて保存する画像メモリと
    を備え、
    前記走査済み領域表示部により前記モニタに表示されている前記走査済み領域が前記入力装置を介して前記ユーザにより指定されると、指定された領域において取得された前記超音波画像が前記画像メモリから読み出されて前記モニタに表示される請求項8に記載の超音波診断装置。
  10. 前記プローブ位置検出部は、前記超音波プローブの位置を検出する位置センサを有する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  11. 前記プローブ位置検出部は、
    前記被検体の光学画像を取得する光学カメラと、
    前記光学カメラにより取得された前記光学画像を解析することにより前記超音波プローブの位置を検出する光学画像解析部と
    を有する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  12. 前記プローブ位置検出部は、
    前記被検体に対して検知信号を送信し且つ前記被検体から反射信号を受信する測距装置と、
    前記測距装置により受信された前記反射信号を解析することにより前記超音波プローブの位置を特定するプローブ位置特定部と
    を有する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  13. 前記モニタは、ヘッドマウントディスプレイにより構成される請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  14. 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断装置の制御方法であって、
    前記超音波プローブの位置を検出し、
    前記超音波プローブを用いて前記被検体の超音波画像を取得し、
    多数の被検体の大腸の位置データにより学習された学習済みモデルを用いることにより、検出された前記超音波プローブの位置に基づいて前記被検体の前記大腸における前記超音波プローブの位置から直腸までの道のりを推測し、
    推測された前記道のりを腹部の模型図に重畳させてモニタに表示する
    超音波診断装置の制御方法。
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