JP2024038898A - 後付けセンサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ類の動作に悪影響を与えないように盗難防止対策を施すことのできる後付けセンサ装置を提供する。【解決手段】後付けモジュール10は、電気機器に後付けされ、内蔵するセンサによって電気機器の動作状況を監視する。後付けモジュール10は、電気機器への取り付け時に電気機器と対向する設置面に設けられる複数の脚部11と、ワイヤ20を装着するためのワイヤ装着部12とを有している。ワイヤ装着部12は、平面視において、センサ(平面視における領域Rに配置)よりも脚部11の1つ(脚部11A)に対して近い位置に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、家電製品などの電気機器に後付けされ、内蔵するセンサによって電気機器の動作状況を監視する後付けセンサ装置に関する。
近年、家電製品のIoT化が進み、既存の家電製品に対しても後付けでIoTセンサを設ける仕組みが考えられている。すなわち、家電製品などの電気機器に対し、センサを用いて動作状況を監視するセンサ装置を後付けモジュールとして取り付けることがある(例えば、特許文献1)。このような後付けモジュールは、電気機器の筐体に磁石を用いて貼り付けるなど、簡易な取り付けが可能とされている。
後付けモジュールの取り付けが簡易である場合、一方で電気機器からの取り外しも容易となることから盗難の恐れがある。特に、後付けモジュールが、不特定多数の使用者が存在する環境において利用される場合、例えば、宿泊施設やコインランドリーなどに設置される洗濯機において取り付けられる場合、盗難防止の対策が必要となることもある。
特許文献2には、ホテル客室などのLED電球に対する盗難防止対策として、LED電球をチェーン部材またはワイヤ部材により照明スタンドなどに連結することが開示されている。
特開2019-109001号公報 特開2013-055023号公報
後付けモジュールに対して特許文献2の盗難防止対策を適用する場合、後付けモジュールにはワイヤ部材などを装着するための機構(ワイヤ装着部)が必要となる。一方、後付けモジュールが電気機器などの動作状況を監視するためのセンサ類を有する場合、ワイヤ装着部は、センサ類の動作に悪影響を与えないようにする必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、センサ類の動作に悪影響を与えないように盗難防止対策を施すことのできる後付けセンサ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の後付けセンサ装置は、電気機器に後付けされ、内蔵するセンサによって電気機器の動作状況を監視する後付けセンサ装置であって、前記電気機器への取り付け時に前記電気機器と対向する設置面に設けられる複数の脚部と、当該後付けセンサ装置にワイヤを装着するためのワイヤ装着部とを有しており、前記ワイヤ装着部は、平面視において、前記センサよりも前記脚部の1つに対して近い位置に配置されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、後付けセンサ装置に盗難防止対策のワイヤを装着することができ、かつ、ワイヤ装着部がセンサの動作に影響を与えないようにすることができる。すなわち、ワイヤ装着部がセンサよりも脚部に近接して配置されることにより、ワイヤを介して振動や熱が加わったとしても、この振動や熱は脚部を介して外部の電気機器により抑え込まれるため、後付けセンサ装置に備えられたセンサはその影響を受けにくくなる。
また、上記後付けセンサ装置では、前記ワイヤ装着部は、当該後付けセンサ装置の外表面に突起状に形成されており、前記ワイヤを通すための貫通孔を有している構成とすることができる。
上記の構成によれば、特別な工具などを使用することなく貫通孔にワイヤを挿入するだけで、後付けモジュール装置に対してワイヤを容易に装着することができる。
また、上記後付けセンサ装置では、前記ワイヤ装着部は、前記設置面に設けられ、前記脚部よりも高さが低くなるように形成されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、ワイヤ装着部が後付けセンサ装置の設置面に設けられることにより、電気機器に取り付けられた後付けセンサ装置においては、ワイヤ装着部が外部から視認しにくくなる。これにより、後付けセンサ装置の意匠性を向上させることができる。
また、上記後付けセンサ装置は、外部から電源供給を受けるための電源供給部を有しており、前記ワイヤ装着部および前記電源供給部は、当該後付けモジュールの平面視において、同一辺から導出され、かつ、前記同一辺に沿った方向において互いに逆方向に設けられる構成とすることができる。
上記の構成によれば、ワイヤ装着部および電源供給部を互いに逆方向に設けることにより、後付けセンサ装置の重量バランスを向上させることができる。
また、上記後付けセンサ装置では、前記ワイヤは、前記ワイヤ装着部の前記貫通孔に通されるワイヤ本体と、前記ワイヤ本体の一端に設けられ、前記貫通孔の内径よりも太く形成された脱落防止部とを有しており、前記ワイヤ装着部は、前記脱落防止部との接触面に振動抑制部材が設けられている構成とすることができる。
上記の構成によれば、ワイヤから後付けセンサ装置に伝わる振動をさらに抑制することができる。
本発明の後付けセンサ装置は、ワイヤ装着部をセンサよりも脚部に近接して配置することにより、ワイヤから伝わる振動や熱を脚部によって抑えることができ、後付けセンサ装置に対して、センサの動作に悪影響を与えないように盗難防止対策を施すことができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すものであり、実施の形態1に係る後付けモジュールを正面側から見た斜視図である。 図1の後付けモジュールを設置面側から見た斜視図である。 図1の後付けモジュールの裏面図である。 ワイヤの他端の固定方法を示す斜視図である。 実施の形態2に係る後付けモジュールの正面図である。 実施の形態3に係る後付けモジュールの裏面図である。 実施の形態3に係る後付けモジュールの変形例であって、ワイヤ装着部の構成を示す部分断面図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る後付けモジュール(後付けセンサ装置)10を正面側から見た斜視図である。図2は、後付けモジュール10を設置面(裏面)側から見た斜視図である。ここで、後付けモジュール10の設置面とは、家電製品などの電気機器に取り付けられた状態の後付けモジュール10において、電気機器と対向する側の面を指す。
後付けモジュール10の一例として、電気機器が洗濯機である場合、振動検知によって洗濯機の運転状況を監視し、その結果をインターネット通信によって使用者のスマホなどに連絡する後付けモジュールなどがある。但し、後付けモジュール10において、その機能や取り付けられる電気機器の種類などは特に限定されるものではない。
後付けモジュール10は、通常、操作が行いやすくなるような状態(例えば、操作面を上に向けた状態)で電気機器に取り付けることが想定される。このため、後付けモジュール10は、電気機器への取り付け時において想定される向きの状態を基本姿勢とし、以下の説明中における各方向は基本姿勢における方向を指すものとする。但し、後付けモジュール10において、通常、基本姿勢での取り付けは推奨であって必須ではない。
図1および図2に示すように、後付けモジュール10は、ワイヤ20を装着することによって盗難防止対策を施す構成とされている。後付けモジュール10の設置面には、4隅のそれぞれに脚部11が設けられ、脚部11のそれぞれには装着用マグネット111が嵌め込まれている。すなわち、脚部11の先端は、装着用マグネット111の吸着面となっている。これにより、後付けモジュール10は、電気機器の筐体に対して設置面を対向させた状態で、装着用マグネット111の磁力により、ガタツキなく貼り付けることができる。尚、後付けモジュール10の電気機器への取り付けは、装着用マグネット111によるものには限定されない。例えば、脚部11の先端に粘着層(両面テープなど)を設け、この粘着層によって後付けモジュール10を電気機器の筐体に貼り付けることも可能である。
また、後付けモジュール10の設置面には、ワイヤ20を装着するためのワイヤ装着部12が形成されている。ワイヤ装着部12は、後付けモジュール10の設置面より突出する突起状に形成されているが、突起の高さは脚部11よりも低くされている。このため、後付けモジュール10を電気機器の筐体に対して貼り付ける際に、ワイヤ装着部12が邪魔となることはない。
図3は、後付けモジュール10の裏面図である。図3に示すように、ワイヤ装着部12は、後付けモジュール10の設置面において、所定の辺に沿った箇所、もしくは所定の辺に近接する箇所に設けられる。この場合の所定の辺は、基本姿勢の後付けモジュール10における下辺とすることが好ましい。
ワイヤ装着部12には、ワイヤ20を通すための貫通孔121が設けられている。貫通孔121は、その中心軸が設置面と平行であり、かつ、所定の辺と直交するように設けられる。一方、ワイヤ20は、ワイヤ本体21と、ワイヤ本体21の一端に設けられた脱落防止部22とを有している。
ワイヤ装着部12に対するワイヤ20の装着は、貫通孔121の上側からワイヤ本体21を挿入することで行う。挿入は、ワイヤ本体21の他端側(脱落防止部22と反対側)から行う。脱落防止部22は貫通孔121の内径よりも太く形成されており、ワイヤ本体21の挿入は脱落防止部22がワイヤ装着部12の上面に接触したところで停止する。すなわち、ワイヤ20は、脱落防止部22をワイヤ装着部12の上面に係合させることでワイヤ装着部12からの抜け落ちが防止される。
尚、後付けモジュール10の設置面には、ワイヤ装着部12の上方に配置されるワイヤ押さえ部13が設けられていてもよい。ワイヤ押さえ部13を設けることにより、ワイヤ装着部12とワイヤ押さえ部13との間で脱落防止部22を保持することができ、ワイヤ20の端部がワイヤ装着部12の上面から大きく突出して、後付けモジュール10の上辺からはみ出すことを防止できる。
ワイヤ装着部12における上記構造は、特別な工具などを使用することなく貫通孔121にワイヤ20を挿入するだけで、後付けモジュール10に対してワイヤ20を容易に装着することができる。また、貫通孔121からワイヤ20を抜き取ることも容易に行える。これにより、後付けモジュール10に対して盗難防止対策が不要な場合には、ワイヤ20を取り外すことも容易となる。すなわち、ユーザが、ワイヤ20の使用/不使用を容易に選択できる。
また、ワイヤ装着部12が後付けモジュール10の設置面に設けられることにより、電気機器に取り付けられた後付けモジュール10においては、ワイヤ装着部12および脱落防止部22が外部から視認しにくくなる。これにより、後付けモジュール10の意匠性も向上させることができる。
さらには、後付けモジュール10を防水仕様とする場合、設置面に(すなわち、後付けモジュール10の外表面に)設けられるワイヤ装着部12は、防水機能に対して影響を与えない。すなわち、後付けモジュール10からワイヤ20を外しても、後付けモジュール10の防水機能が低下することはない。
後付けモジュール10に装着されたワイヤ20は、図4に示すように、他端側を適切な固定部30に巻き付けた後、その先端を金具23でカシメるなどして、後付けモジュール10と固定部30とを連結することができる。このように、後付けモジュール10は、ワイヤ20によって固定部30と連結されることが盗難防止対策とされる。尚、ワイヤ20が巻き付けられる固定部30は、特に限定されるものではなく、電気機器の一部(電気機器の電源コードや脚部など)であってもよく、電気機器とは別体(電気機器の近傍にある柱など)であってもよい。また、ワイヤ20は、盗難防止の目的で使用されることから、容易に切断できないような強度が要求され、通常は金属製ワイヤが使用される。
ここで、後付けモジュール10は、電気機器に対して動作状況を監視する用途で用いられるものであり、電気機器の動作状況を監視するためのセンサ類(図示せず)や、動作状況を外部に送信するための通信部(図示せず)を備えている(内蔵している)。後付けモジュール10にワイヤ20を装着する場合は、ワイヤ20によってセンサ類に悪影響が生じないようにする必要がある。
このため、後付けモジュール10では、平面視におけるワイヤ装着部12の設置箇所を、内蔵されたセンサよりも脚部11の1つに対して近い位置としている。例えば、図3の平面図において、センサの配置領域を領域Rとする場合、ワイヤ装着部12は左下隅部の脚部11Aに近接して配置されており、ワイヤ装着部12と脚部11Aとの間の距離は、ワイヤ装着部12と領域Rとの間の距離よりも短くされている。
電気機器の壁面などに後付けモジュール10が取り付けられた場合、後付けモジュール10の脚部11が電気機器に最も近く接しており、電気機器に対する熱的や機械的な結合状態が強い箇所となる。後付けモジュール10が加速度センサ(振動センサ)や熱センサを有している場合、ワイヤ装着部12が領域Rよりも脚部11Aに近接して配置されていることから、ワイヤ20から振動や熱が加わったとしても、この振動や熱は脚部11Aを介して外部に(電気機器の筐体に)伝達しやすくなる。電気機器は、通常、後付けモジュール10よりも大きく重いことが多い。したがって、電気機器は後付けモジュール10よりも熱容量が大きい場合が多く、ワイヤ20から伝わった熱は電気機器に伝達して吸収される。また、電気機器は後付けモジュール10よりも重量が重い場合が多く、ワイヤ20から伝わった振動は電気機器の慣性力に吸収される。すなわち、ワイヤ20から後付けモジュール10に伝わる振動や熱は領域Rには伝達しにくく、領域Rに配置されたセンサ類はその影響を受けにくくなる。尚、本発明は、後付けモジュール10が、振動センサや熱センサ以外にも、振動が検知結果に影響を与えるセンサ(マイクや測距センサなど)を有する場合にも有用である。
尚、後付けモジュール10が加速度センサによって振動を検知するものである場合、ワイヤ装着部12における脱落防止部22との接触面(本例では、ワイヤ装着部12の上面)にクッション性を有する振動抑制部材122(図3参照)を配置してもよい。この振動抑制部材122により、ワイヤ20から後付けモジュール10に伝わる振動をさらに抑制することができる。
後付けモジュール10は、その動作のために電源が必要であり、外部から電源供給を受けるための電源供給部を有していてもよい。また、電源供給部は、後付けモジュール10に対して固定的に取り付けられた電源コードであってもよく、あるいは、電源コードを着脱可能に取り付けるコネクタであってもよい。後付けモジュール10では、電源供給部となるコネクタとしてUSBポート14(図2参照)を備えた構成を例示する。
USBポート14は、ワイヤ装着部12が近接配置される所定の辺と接する面、ここでは、後付けモジュール10の下面に設けられる。これにより、USBポート14に接続される電源コードは、後付けモジュール10の平面視において、ワイヤ20と同じく下辺から導出される。また、USBポート14およびワイヤ装着部12は、これらが共に導出される辺に沿った方向において、互いに逆方向(少なくとも後付けモジュール10の重心に対して逆方向)に設けられることが好ましい。このように、ワイヤ装着部12とUSBポート14とを互いに逆方向に設けることにより、ワイヤ20および電源コードが取り付けられた後付けモジュール10において、重量バランス(特に、基本姿勢における左右のバランス)を向上させることができる。これにより、後付けモジュール10が加速度センサによって電気機器の振動を検知する場合、後付けモジュール10の左右のバランスが取れていることによって検知精度が向上する。また、重量バランスが取りやすくなることで、後付けモジュール10の傾きが軽減される。
〔実施の形態2〕
上記実施の形態1では、ワイヤ装着部12を後付けモジュール10の設置面に設ける構成を例示した、しかしながら、ワイヤ装着部12の配置箇所はこれに限定されるものではない。例えば、ワイヤ装着部12は、図5に示すように、後付けモジュール10の側面から側方に突出するように設けられていてもよい。無論、この場合も、ワイヤ装着部12の上方にワイヤ押さえ部13が設けられていてもよい。
このように、ワイヤ装着部12を後付けモジュール10の側面に設ける場合であっても、平面視におけるワイヤ装着部12の設置箇所を、内蔵されたセンサよりも脚部11の1つに対して近い位置とすることができる。これにより、ワイヤ20を介して後付けモジュール10に振動や熱が加わったとしても、後付けモジュール10内のセンサ類はその影響を受けにくくなる。
〔実施の形態3〕
上記実施の形態1では、ワイヤ装着部12を後付けモジュール10の設置面に、すなわち後付けモジュール10の外表面に設ける構成を例示した、しかしながら、ワイヤ装着部12の配置箇所はこれに限定されるものではなく、ワイヤ20は後付けモジュール10の内部で装着されるものであってもよい。
この場合、ワイヤ装着部12は後付けモジュール10の内部にインサート成形され、後付けモジュール10の筐体には、ワイヤ20を外部に導出するための導出孔が設けられる。この導出孔は、後付けモジュール10の下面に設けられる。このように、ワイヤ装着部12を後付けモジュール10の内部に設ける場合であっても、平面視におけるワイヤ装着部12の設置箇所を、内蔵されたセンサよりも脚部11の1つに対して近い位置とすることができる。これにより、ワイヤ20を介して後付けモジュール10に振動や熱が加わったとしても、後付けモジュール10内のセンサ類はその影響を受けにくくなる。
また、後付けモジュール10の設置面において、内部のワイヤ装着部12と対応する箇所には凸部15が形成されていてもよい(図6参照)。この凸部15は、実施の形態1におけるワイヤ装着部12よりは高さの低いものとすることでき、これに伴って脚部11の高さも低くすることができる。
また、後付けモジュール10の筐体は、通常、表面側カバー部材と裏面側カバー部材との2つの部材からなり、これらの部材を裏面側からネジ止めすることで形成される。このとき、ネジ止め箇所を脚部11と重なる位置とし、上から装着用マグネット111を被せることでネジに対する目隠しとすることもできる。この構成においては、ワイヤ装着部12は、平面視で脚部11と重畳するように形成することもできる。
すなわち、図7に示すように、ワイヤ20の一端部にリング部24を設け、後付けモジュール10の筐体をネジ止めするためのネジSをリング部24に通して共締めする。この場合、ネジSによるネジ止め部がワイヤ装着部12となる。ネジの上に装着用マグネット111を被せて脚部11とすれば、ワイヤ装着部12は平面視で脚部11と重畳する。
このように、ワイヤ装着部12を脚部11と重畳させる場合、ワイヤ装着部12を脚部11の1つに対して最も近く配置することができる。これにより、ワイヤ20を介して後付けモジュール10に振動や熱が加わったとしても、後付けモジュール10内のセンサ類はその影響を受けにくくなる。
尚、後付けモジュール10を防水仕様とする場合には、ワイヤ装着部12と装着用マグネット111との間に防水シート16を設けたり、ワイヤ20を外部に導出するための導出孔に防水ゴム17を設けたりすればよい。また、ワイヤ装着部12を脚部11と重畳させる別の案として、ワイヤ20を装着用マグネット111の周囲に巻き付けるように装着することも考えられる。
今回開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
10 後付けモジュール(後付けセンサ装置)
11,11A 脚部
111 装着用マグネット
12 ワイヤ装着部
121 貫通孔
122 振動抑制部材
13 ワイヤ押さえ部
14 USBポート(電源供給部)
15 凸部
16 防水シート
17 防水ゴム
20 ワイヤ
21 ワイヤ本体
22 脱落防止部
23 金具
24 リング部
30 固定部

Claims (5)

  1. 電気機器に後付けされ、内蔵するセンサによって電気機器の動作状況を監視する後付けセンサ装置であって、
    前記電気機器への取り付け時に前記電気機器と対向する設置面に設けられる複数の脚部と、
    当該後付けセンサ装置にワイヤを装着するためのワイヤ装着部とを有しており、
    前記ワイヤ装着部は、平面視において、前記センサよりも前記脚部の1つに対して近い位置に配置されていることを特徴とする後付けセンサ装置。
  2. 請求項1に記載の後付けセンサ装置であって、
    前記ワイヤ装着部は、当該後付けセンサ装置の外表面に突起状に形成されており、前記ワイヤを通すための貫通孔を有していることを特徴とする後付けセンサ装置。
  3. 請求項2に記載の後付けセンサ装置であって、
    前記ワイヤ装着部は、前記設置面に設けられ、前記脚部よりも高さが低くなるように形成されていることを特徴とする後付けセンサ装置。
  4. 請求項1に記載の後付けセンサ装置であって、
    外部から電源供給を受けるための電源供給部を有しており、
    前記ワイヤ装着部および前記電源供給部は、当該後付けモジュールの平面視において、同一辺から導出され、かつ、前記同一辺に沿った方向において互いに逆方向に設けられることを特徴とする後付けセンサ装置。
  5. 請求項2に記載の後付けセンサ装置であって、
    前記ワイヤは、前記ワイヤ装着部の前記貫通孔に通されるワイヤ本体と、前記ワイヤ本体の一端に設けられ、前記貫通孔の内径よりも太く形成された脱落防止部とを有しており、
    前記ワイヤ装着部は、前記脱落防止部との接触面に振動抑制部材が設けられていることを特徴とする後付けセンサ装置。
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