JP2024036719A - 情報処理装置、加熱調理システム、加熱調理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、加熱調理システム、加熱調理方法及びプログラム Download PDF

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敏輝 大西
光洋 阿曽
博之 山口
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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を向上させる情報処理装置を提供する。【解決手段】本開示の情報処理装置200は、料理の材料及び分量と、料理の味を変更する操作を受け付けるボタン552、555、558と、を含む設定画面500Bを表示部213に表示させ、ボタン552、555、558により受け付けた操作により決定した料理の材料及び分量に対応する制御情報を第1記憶部240から取得し、取得した制御情報を加熱調理器100に送信する第1制御部230と、を備え、第1制御部230は、ボタン552、555、558により変更を受け付けた料理の味に対応する料理の材料及び分量を料理データ245から取得し、取得した料理の材料及び分量により設定画面500Bに表示する料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、加熱調理システム、加熱調理方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、調理器と、料理に関する情報を提供する情報提供サーバーと、端末装置と、備える情報提供システムを開示する。
調理器は、調理部と、制御部と、設定情報保持部と、入力部と、通信装置と、を備える。
調整部は、食品を調理して料理を作る手順のうち少なくとも一部を実行する。制御部は、調理部を制御する。設定情報保持部は、調理部が実行する手順を制御部が制御するための設定情報を料理の種類ごとに保持する。入力部は、設定情報保持部に設定情報が保持されている料理を、当該調理器を使用して作る手順に関するレシピ情報を端末装置に提供するよう要求する指示入力を受け付ける。通信装置は、レシピ情報の提供要求を送信する。
情報提供サーバーは、レシピ情報の提供要求を受け付けると、レシピ情報を端末装置に提供するレシピ情報提供部を備える。
端末装置は、情報提供サーバーから提供されたレシピ情報を提示する提示部を備える。
特開2021-48431号公報
本開示は、ユーザーの利便性を向上させる情報処理装置、加熱調理システム、加熱調理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の情報処理装置は、第1通信部と、表示部と、料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部と、料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を前記表示部に表示させ、前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を前記記憶部から取得し、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する第1制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する、情報処理装置である。
本開示の加熱調理システムは、情報処理装置と、サーバー装置と、加熱調理器とがネットワークを介して接続される加熱調理システムであって、前記情報処理装置は、第1通信部と、表示部と、料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を前記表示部に表示させ、前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理と、前記料理の材料及び分量を前記サーバー装置に送信する第1制御部と、を備え、前記サーバー装置は、第2通信部と、料理データと、前記加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部と、前記情報処理装置から受信した前記料理と、前記料理の材料及び分量とに対応する制御情報を前記記憶部から取得し、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する第2制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する、加熱調理システムである。
本開示の加熱調理方法は、料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を表示部に表示させるステップと、料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部から、前記操作部により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更するステップと、前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を取得するステップと、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信するステップと、を含む、加熱調理方法である。
本開示のプログラムは、コンピューターに、料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を表示部に表示させる手順と、料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部から、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する手順と、前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を取得する手順と、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する手順と、を実行させる、プログラムである。
本開示における情報処理装置、加熱調理システム、加熱調理方法及びプログラムは、変更された料理の味に対応する料理の材料及び分量を料理データから取得し、取得した料理の材料及び分量により設定画面に表示する料理の材料及び分量の少なくとも一方が変更される。このため加熱調理器によって作られる料理の味をユーザーの好みの味に変更することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
実施の形態1の加熱調理システムのシステム構成図 実施の形態1の加熱調理器及び情報処理装置の構成を示すブロック構成図 APP画面を示す図 APP画面を示す図 APP画面を示す図 実施の形態1の情報処理装置の動作を示すフローチャート 実施の形態2の加熱調理システムのシステム構成図 実施の形態2の加熱調理器、情報処理装置及びサーバー装置の構成を示すブロック構成図 ユーザーDBの構成を示す図 実施の形態2の情報処理装置の動作を示すフローチャート サーバー装置の動作を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、料理の設定は、料理の分量の設定だけが可能であり、ユーザーの好みの味付け等を反映させた設定はできなかった。そうした状況下において、発明者らは、ユーザーの好みの味を反映させたレシピで加熱調理器により調理するという着想を得た。そして、発明者らは、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1-図7を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1は、加熱調理システム1Aのシステム構成を示す図である。
加熱調理システム1Aは、加熱調理器100Aと、情報処理装置200Aと、を備える。加熱調理器100Aと情報処理装置200Aとは、無線によって相互にデータ通信可能に接続されるが、加熱調理器100Aと情報処理装置200Aとの接続は有線であってよい。
加熱調理器100Aは、電子レンジや、オーブンレンジ、電気圧力鍋、炊飯器等の加熱調理を行う調理機器である。加熱調理器100Aは、情報処理装置200Aから受信した制御情報247に従い、加熱調理器100Aの庫内に収容された材料の加熱調理を行う。制御情報247は、加熱調理器100Aの加熱時間や出力等を制御する情報である。本実施形態では、加熱調理器100Aが電子レンジである場合について説明する。
情報処理装置200Aは、可搬型の情報処理装置であり、加熱調理システム1Aのサービスを受けるユーザーが所持する装置である。情報処理装置200Aには、例えば、スマートフォンや、タブレット型PC(Personal Computer)、ノート型PC等を用いることができるが、デスクトップPCを用いることも可能である。本実施の形態では、情報処理装置200Aがスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
情報処理装置200Aには、アプリケーションプログラム(以下、簡単にAPP243という)がインストールされている。このAPP243は、不図示のサーバー装置からダウンロードしたプログラムである。情報処理装置200Aは、APP243を実行してユーザーにサービスを提供する。APP243により提供されるサービスには、料理のレシピを表示する処理や、ユーザーが選択した料理を加熱調理器100Aに調理させるための制御情報247を取得し、取得した制御情報247を加熱調理器100Aに送信する処理等が含まれる。
図2は、加熱調理器100A及び情報処理装置200Aの構成を示すブロック構成図である。図2を参照しながら加熱調理器100A及び情報処理装置200Aの構成について、説明する。
まず、加熱調理器100Aの構成について説明する。
加熱調理器100Aは、調理器通信インターフェイス110、操作部120、表示部130、調理制御部140及び加熱調理部150を備える。以下、インターフェイスをI/Fと略記する。
調理器通信I/F110は、近距離無線通信用のアンテナ及びインターフェイス回路を備え、接続された情報処理装置200Aとの間で相互にデータ通信を行う。近距離無線通信には、例えば、Wi-Fi(登録商標)や、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field radio Communication)等が含まれる。
操作部120は、例えば、調理開始ボタンや、加熱時間、定格高周波出力等を設定する設定ボタン等を備える。操作部120は、調理開始ボタンや設定ボタンの操作を受け付けると、操作を受け付けたボタンに対応した操作信号を調理制御部140に出力する。
表示部130は、液晶パネル等の表示パネルを備え、調理制御部140の制御に従い、文字や画像を表示パネルに表示させる。例えば、表示パネルには、加熱調理する食品の画像や、加熱時間、定格高周波出力等の加熱情報が表示される。
調理制御部140は、操作部120で受け付けた操作や、情報処理装置200Aから受信した制御情報247に従い加熱調理部150を制御し、加熱調理を実行する。
加熱調理部150は、調理制御部140により設定された調理方法や調理時間に従い、不図示の加熱室内に収容された被調理物を加熱調理する。調理方法には、レンジ調理、オーブン調理、スチーム調理、グリル調理等が含まれる。
次に、情報処理装置200Aについて説明する。
情報処理装置200Aは、第1通信I/F211、表示部213及び第1制御部230を備える。
第1通信I/F211は、第1通信部に相当する。第1通信I/F211は、近距離無線通信用のアンテナ及びインターフェイス回路を備え、接続された加熱調理器100Aとの間で相互にデータ通信を行う。
表示部213は、液晶や有機EL(Electronic Luminescent)等の表示パネルと、タッチ操作を検出するタッチセンサーとを備えるタッチパネル215を備える。タッチセンサーは、ユーザーのタッチ操作を検出する。タッチ操作は、ユーザーが、ユーザーの指又は指示体をタッチパネル215にタッチさせる操作である。タッチセンサーは、検出したタッチ操作の位置を示す座標情報を第1制御部230に出力する。座標情報は、タッチパネル215に予め設定された座標系の座標を示す情報である。
第1制御部230は、第1記憶部240及び第1プロセッサー250を備えるコンピューターである。
第1記憶部240は、RAM(Random access memory)と、ROM(Read Only Memory)と、を備える。RAMは、第1プロセッサー250の演算領域に使用される。ROMは、OS(Operating System)241や、APP243等の制御プログラムや、料理データ245、制御情報247を記憶する。
料理データ245は、料理に関するデータであり、複数の料理の料理に関するデータの集合体のデータである。1つの料理の料理データ245には、料理名や、料理の画像、料理に必要な材料、各材料の分量、調理工程等のデータが含まれる。調理工程には、野菜の皮をむく、材料をカットする等のユーザーが行う調理や、加熱調理器100Aによる温め、焼く、蒸す等の料理の工程が含まれる。また、調理工程には、各工程での加熱調理器100Aの加熱時間や出力等のデータが含まれる。
制御情報247は、加熱調理器100Aの動作を制御して、加熱調理器100Aに加熱調理させるための情報である。具体的には、制御情報247は、加熱調理器100Aの加熱時間や出力等を制御する情報である。制御情報247は、料理データ245に含まれる料理ごとに作成されるデータである。また、制御情報247は、料理に使用する材料や、材料の分量ごとに作成される。つまり、料理に使用する材料や、材料の分量が異なる場合、制御情報247も異なる場合がある。
第1プロセッサー250は、CPU(Central Processing Unit)や、MPU(Micro Processor Unit)により構成される。第1プロセッサー250は、単一のプロセッサーにより構成してもよいし、複数のプロセッサーにより構成してもよい。また、第1プロセッサー250は、第1記憶部240の一部又は全部や、その他の回路と統合されたSoC(System on a chip)により構成してもよい。また、第1プロセッサー250は、プログラムを実行するCPUと、所定の演算処理を実行するDSP(Digital Signal Processor)との組合せにより構成してもよい。
第1制御部230は、機能的構成として、通信制御部251及び表示制御部253を備える。これらの機能的構成は、第1プロセッサー250が、第1記憶部240に記憶されたOS241やAPP243を実行することにより実現される機能である。
通信制御部251は、第1通信I/F211を介して加熱調理器100Aと相互にデータ通信を行う。
表示制御部253は、APP243を実行して、APP画面500をタッチパネル215に表示させる。このAPP画面500には、料理データ245に基づく画像や操作子等が表示される。また、表示制御部253は、タッチパネル215のタッチ操作に従ってAPP画面500の表示内容を変更する。
[1-2.APP画面について]
図3~図5は、APP画面500を示す図である。図3~図5を参照しながら第1制御部230がタッチパネル215に表示させるAPP画面500について説明する。
図3は、APP243が起動された直後にタッチパネル215に表示される初期画面500Aの一例を示す図である。初期画面500Aは、APP画面500に含まれる。
初期画面500Aには、検索欄510が表示される。ユーザーは、タッチ操作により、加熱調理器100Aにより調理したい料理の料理名や、料理に含まれる材料等のキーワードを検索欄510に入力する。
第1制御部230は、検索欄510に入力されたキーワードに基づいて料理データ245を検索し、入力された料理名の料理や、入力された材料を含む料理を検出する。第1制御部230は、検出した料理の一覧をAPP画面500に一覧表示する。料理の一覧が表示されたAPP画面500の図示は省略する。ユーザーは、APP画面500に一覧表示された料理の中から加熱調理器100Aにより調理したい料理をタッチ操作により選択する。
図4は、ユーザーにより選択された料理の設定画面500Bを示す図である。
設定画面500Bには、画像表示欄520、材料表示欄530、調理工程表示欄540、嗜好設定欄550、決定ボタン560及び送信ボタン570が表示される。
画像表示欄520は、ユーザーが選択した料理の画像を表示する。
第1制御部230は、ユーザーにより選択された料理の画像を料理データ245から取得し、取得した料理の画像を画像表示欄520に表示させる。
材料表示欄530には、材料表示531と、人数設定533とが表示される。
材料表示531には、料理に使用する材料と、各材料の分量とが表示される。
人数設定533は、加熱調理器100Aにより何人分の料理を作るかの設定を受け付ける。人数設定533に設定する人数を変更することで、材料表示531に表示される材料の分量が変更される。
調理工程表示欄540には、料理の調理工程が表示される。
調理工程には、野菜の皮をむく、材料をカットする等のユーザーが行う調理や、加熱調理器100Aによる温め、焼く、蒸す等の料理の工程が含まれる。
第1制御部230は、料理データ245から調理工程のデータを取得し、取得した調理工程のデータを設定画面500Bに表示させる。
嗜好設定欄550は、ユーザーの好みの料理の味つけや、料理に使用する材料の変更等を設定する設定欄である。例えば、図4に示すように嗜好設定欄550には、料理の味付けとして、味の濃さ551、塩味554、甘味557等が表示される。
嗜好設定欄550に表示される料理の味付けを設定する項目は、料理に応じて変更される。図4には、調理予定の料理が「豚の角煮」である場合に表示される項目として、味の濃さ551、塩味554及び甘味557を例示するが、他の料理が選択された場合、酸味、苦味、渋味、辛味及び香味等、調理する料理に対応した他の項目が表示される。
味の濃さ551、塩味554、甘味557の各項目は、「弱」、標準」、「強」の3段階で設定される。実施の形態1では、各項目の設定を、「弱」、標準」、「強」の3段階で設定する場合について説明するが、この段数は任意であり、例えば、5段階であってもよいし、7段階であってもよい。
また、図4に示す例では、味の濃さ551、塩味554、甘味557の項目ごとに、ボタン552、555、558と、これらのボタン552、555、558をスライドさせるスライド領域553、556、559とが表示される。ボタン552、555、558は、ユーザーのタッチ操作により、「弱」、「標準」及び「強」のいずれかの位置に表示される。ボタン552、555、558と、スライド領域553、556、559とは、操作子に相当する。
また、図示を省略するが、嗜好設定欄550に表示される項目には、「主材料の品種」や、「主材料の大きさ又は太さ」、「使用する材料の高価さ」等が含まれる。嗜好設定欄550に表示される「主材料の品種」、「主材料の大きさ又は太さ」、及び「使用する材料の高価さ」は、操作子により操作を受け付ける料理の味に含まれる。
主材料の品種は、例えば、米や小麦等の主材料の品種の設定であり、主材料の大きさ又は太さは、パスタ等の主材料の大きさや太さの設定である。嗜好設定欄550に「主材料の品種」や、「主材料の大きさ又は太さ」を表示する場合、「弱」、標準」、「強」の3段階の設定に代えて、主材料の品種を選択する選択欄や、主材料の大きさ又は太さを選択する選択欄が嗜好設定欄550に表示される。
使用する材料の高価さは、料理に材料を追加したり、料理に使用する材料をより高価な材料に変更したりする設定である。嗜好設定欄550に「使用する材料の高価さ」を表示する場合、「弱」、標準」、「強」の3段階の設定に代えて、材料名や、材料の単位数量当たりの単価を嗜好設定欄550に表示してもよい。また、新たに追加する材料を嗜好設定欄550に表示してもよい。
第1制御部230は、嗜好設定欄550の設定が変更されると、料理データ245を参照して、変更後の嗜好設定欄550の設定に対応する材料や、材料の分量を取得し、取得した材料や、材料の分量を材料表示531に表示する。嗜好設定欄550を変更することで、料理の材料や、材料の分量が変更される。
また、第1制御部230は、嗜好設定欄550の設定が変更されると、料理データ245を参照して、変更後の嗜好設定欄550の設定に対応する調理工程のデータを取得する。第1制御部230は、取得した調理工程のデータを調理工程表示欄540に表示する。嗜好設定欄550を変更することで、加熱調理器100Aの加熱調理の設定(例えば、火力や、加熱時間等)が変更される場合がある。
図5は、図4に示す嗜好設定欄550の設定が変更された場合を示す。
図5は、図4に示す嗜好設定欄550の甘味557の設定が、「弱」から「標準」に変更された場合を示す。第1制御部230は、料理データ245を参照して、嗜好設定欄550に表示する砂糖の分量を「大さじ2」から「大さじ2及び小さじ1」に変更する。
決定ボタン560は、ユーザーが設定した人数設定533や嗜好設定欄550の設定を確定させるボタンである。
第1制御部230は、決定ボタン560が押下されると、人数設定533や嗜好設定欄550の設定に対応した制御情報247を第1記憶部240から取得する。第1制御部230は、人数設定533に設定された人数や、嗜好設定欄550の設定に対応する制御情報247を、第1記憶部240を参照して取得する。
送信ボタン570は、制御情報247の加熱調理器100Aへの送信を指示するボタンである。
第1制御部230は、送信ボタン570が押下されると、取得した制御情報247を加熱調理器100Aに送信する。
[1-3.動作]
図6は、情報処理装置200Aの動作を示すフローチャートである。
図6に示すフローチャートを参照しながら情報処理装置200Aの動作について説明する。
第1制御部230は、APP243が選択されると、選択されたAPP243を実行して起動させ(ステップS1)、APP画面500の1つである初期画面500Aをタッチパネル215に表示させる(ステップS2)。
次に、第1制御部230は、初期画面500Aの検索欄510に料理名や材料等のキーワードが入力されたか否かを判定する(ステップS3)。第1制御部230は、検索欄510にキーワードが入力されていない場合(ステップS3/NO)、APP243を終了させる終了操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS15)。第1制御部230は、APP243を終了させる終了操作を受け付けていない場合(ステップS15/NO)、キーワードが入力されたか否かを再度、判定する(ステップS3)。また、第1制御部230は、APP243を終了させる終了操作を受け付けた場合(ステップS15/YES)、この処理フローを終了させる。
第1制御部230は、検索欄510にキーワードが入力されると(ステップS3/YES)、入力されたキーワードに基づいて料理データ245を検索し、キーワードが示す料理や、キーワードが示す材料を含む料理を検出する(ステップS4)。第1制御部230は、検出した料理をAPP画面500に一覧表示する(ステップS5)。
次に、第1制御部230は、一覧表示された料理の中から調理する料理が選択されたか否かを判定する(ステップS6)。第1制御部230は、1の料理が選択されていない場合(ステップS6/NO)、1の料理が選択されるまで待機する。
第1制御部230は、1の料理が選択されると(ステップS6/YES)、選択された料理の設定画面500Bをタッチパネル215に表示させる(ステップS7)。
次に、第1制御部230は、設定画面500Bの設定が変更されたか否かを判定する(ステップS8)。第1制御部230は、設定画面500Bに表示される人数設定533や、嗜好設定欄550の設定が変更されたか否かを判定する。第1制御部230は、設定画面500Bの設定が変更されていない場合(ステップS8/NO)、ステップS10の判定に移行する。第1制御部230は、設定画面500Bの設定が変更された場合(ステップS8/YES)、変更後の人数に対応した人数分の材料を料理データ245から取得し、取得した材料を材料表示531に表示させる(ステップS9)。また、第1制御部230は、嗜好設定欄550の設定が変更されると、変更後の嗜好設定欄550の設定に対応する材料や、材料の分量を料理データ245から取得し、取得した材料や、材料の分量を材料表示531に表示する(ステップS9)。
次に、第1制御部230は、決定ボタン560が押下されたか否かを判定する(ステップS10)。第1制御部230は、決定ボタン560が押下されていない場合(ステップS10/NO)、設定画面500Bの設定が変更されたか否かを再度、判定する(ステップS8)。
第1制御部230は、決定ボタン560が押下されると(ステップS10/YES)、設定画面500Bの設定を確定させる(ステップS11)。第1制御部230は、人数設定533に設定された人数や、嗜好設定欄550の設定に対応する制御情報247を、第1記憶部240から取得する。
次に、第1制御部230は、送信ボタン570が押下されたか否かを判定する(ステップS12)。第1制御部230は、送信ボタン570が押下されていない場合(ステップS12/NO)、送信ボタン570が押下されるまで待機する。
第1制御部230は、送信ボタン570が押下されると(ステップS12/YES)、取得した制御情報247を加熱調理器100Aに送信する(ステップS13)。その後、第1制御部230は、図3に示す初期画面500Aをタッチパネル215に表示させる(ステップS14)。
次に、第1制御部230は、APP243を終了させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS15)。第1制御部230は、APP243を終了させる操作を受け付けていない場合(ステップS15/NO)、ステップS3の判定に戻る。また、第1制御部230は、APP243を終了させる操作を受け付けた場合(ステップS15/YES)、APP243を終了させてこのフローを終了させる。
(実施の形態2)
以下、図7-図11を用いて、実施の形態2を説明する。
[2-1.構成]
図7は、実施の形態2の加熱調理システム1Bのシステム構成を示す図である。
実施の形態2の加熱調理システム1Bは、情報処理装置200B及び加熱調理器100Bに加え、サーバー装置300Bを備える。
情報処理装置200B、サーバー装置300B及び加熱調理器100Bは、ネットワーク10を介して接続される。ネットワーク10は、有線ネットワークであってもよく、一部に無線ネットワークが含まれていてもよい。ネットワーク10は、例えば、インターネットや、移動体通信網、WAN(Wide Area Network)等の広域ネットワークを含む構成としてもよいし、イントラネットやLAN(Local Area Network)等のプライベートネットワークにより構成してもよい。また、情報処理装置200B及び加熱調理器100Bのネットワーク10への接続形態は、有線であってもよいし、Wi-Fi等の無線であってもよい。
実施の形態1の情報処理装置200Aは、情報処理装置200Aが制御情報247を取得し、取得した制御情報247を直接、加熱調理器100Aに送信した。
実施の形態2の情報処理装置200Bは、設定画面500Bにより設定を受け付けた料理名や、人数情報、嗜好設定欄550により設定された料理の味付けや材料等の情報を含む設定データをサーバー装置300Bに送信する。
サーバー装置300Bは、情報処理装置200Bから受信した設定データに基づいて制御情報を取得し、取得した制御情報を対応する加熱調理器100Bに送信する。
図8は、加熱調理器100B、情報処理装置200B及びサーバー装置300Bの構成を示すブロック構成図である。図8を参照しながら加熱調理器100B、情報処理装置200B及びサーバー装置300Bの構成について説明する。なお、加熱調理器100B及び情報処理装置200Bについては、加熱調理器100A及び情報処理装置200Aとの相違点について説明する。
まず、加熱調理器100Bについて説明する。
加熱調理器100Bが備える調理器通信I/F110は、アンテナ及びインターフェイス回路を含む通信モジュールを備え、ネットワーク10を介してサーバー装置300と相互にデータ通信を行う。調理器通信I/F110の通信方式には、例えば、4G(Generation)、5G、Wi-Fi等の無線通信方式が採用される。
次に、情報処理装置200Bについて説明する。
情報処理装置200Bの第1通信I/F211も、アンテナ及びインターフェイス回路を含む通信モジュールを備え、ネットワーク10を介してサーバー装置300と相互にデータ通信を行う。
また、第1記憶部240は、OS241及びAPP243を記憶する。OS241及びAPP243は、第1記憶部240が備えるROMに記憶される。
また、第1記憶部240は、サーバー装置300Bからダウンロードされる料理データ245を記憶する。料理データ245は、RAMに記憶され、情報処理装置200Bの電源がオフされるとともに第1記憶部240から消去される。
次に、サーバー装置300Bの構成について説明する。
サーバー装置300Bは、第2通信I/F310と、第2制御部330と、を備える。
第2通信I/F310は、第2通信部に相当する。第2通信I/F310は、NIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタを備え、ネットワーク10を介して情報処理装置200Aや、加熱調理器100Bとデータ通信を行う。
第2制御部330は、第2記憶部340及び第2プロセッサー350を備える。
第2記憶部340は、例えば、ROMや、フラッシュメモリー等の不揮発性の記憶装置と、ハードディスクドライブや、SSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置により構成される。第2記憶部340は、制御プログラム341、ユーザーデータベース343、料理データ345、制御情報347及び各種の設定情報を記憶する。以下、データベースをDBと略記する。
図9は、ユーザーDB343の構成を示す図である。
ユーザーDB343は、加熱調理システム1Bを利用するユーザーの情報を登録したデータベースである。ユーザーDB343には、ユーザーが使用する加熱調理器100Bの種別や機種情報と、加熱調理器100Bの通信アドレスとが、ユーザーを識別するユーザー識別情報に対応づけて登録される。ユーザー識別情報には、ユーザーID及びパスワードが含まれる。
第2プロセッサー350は、例えば、CPUやMPUにより構成される。第2プロセッサー350は、単一のプロセッサーにより構成してもよいし、複数のプロセッサーにより構成してもよい。また、第2プロセッサー350は、第2記憶部340の一部又は全部や、その他の回路と統合されたSoC(System on a chip)により構成してもよい。また、第2プロセッサー350は、プログラムを実行するCPUと、所定の演算処理を実行するDSPとの組合せにより構成してもよい。
第2制御部330は、情報処理装置200Bからアクセスを受けると、情報処理装置200Bに認証情報の送信を要求する。第2制御部330は、ユーザーID及びパスワードを含む認証情報を情報処理装置200Bから受信すると、受信した認証情報が、ユーザーDB343に登録されたユーザー識別情報と一致するか否かを判定する。
第2制御部330は、情報処理装置200Bから受信した認証情報が、ユーザー識別情報に一致しなかった場合、認証失敗の通知を情報処理装置200Bに送信し、認証情報の再送を要求する。また、第2制御部330は、情報処理装置200Bから受信した認証情報が、ユーザー識別情報に一致した場合、認証成功の通知を情報処理装置200Bに送信する。その後、第2制御部330は、情報処理装置200Bから受信する料理データ345の取得要求に対応し、該当する料理データ345を情報処理装置200Bに送信する。
また、第2制御部330は、情報処理装置200Bから設定データを受信すると、まず、設定データからユーザーIDを取得し、該当する加熱調理器100Bの通信アドレスを取得する。
次に、第2制御部330は、設定データに含まれる料理名や、人数情報、嗜好設定欄550により設定された料理の味付けや材料等の情報に基づき、第2記憶部340から対応する制御情報を取得する。第2制御部330は、取得した制御情報を取得した通信アドレス宛に送信する。
[2-2.動作]
図10は、情報処理装置200Bの動作を示すフローチャートである。
図10を参照しながら情報処理装置200Bの動作について説明する。
まず、第1制御部230は、APP243が選択されると、選択されたAPP243を起動させる(ステップT1)。APP243を実行する第1制御部230は、認証情報の入力画面を表示させ、ユーザーに認証情報を入力させる(ステップT2)。第1制御部230は、認証情報が入力されたか否かを判定する(ステップT3)。
第1制御部230は、認証情報が入力されていない場合(ステップT3/NO)、認証情報が入力されるまで待機する。第1制御部230は、認証情報が入力されると(ステップT3/YES)、入力された認証情報をサーバー装置300Bに送信する(ステップT4)。
次に、第1制御部230は、サーバー装置300Bから認証成功の通知を受信したか否かを判定する(ステップT5)。第1制御部230は、サーバー装置300Bから認証失敗の通知を受信した場合(ステップT5/NO)、ステップT2の処理に戻る。
また、第1制御部230は、サーバー装置300Bから認証成功の通知を受信した場合(ステップT5/YES)、初期画面500Aを表示させ(ステップT6)、検索欄510にキーワードが入力されたか否かを判定する(ステップT7)。
第1制御部230は、キーワードが入力されていない場合(ステップT7/NO)、APP243を終了させる終了操作を受け付けたか否かを判定する(ステップT20)。第1制御部230は、APP243を終了させる終了操作を受け付けたると(ステップT20/YES)、この処理フローを終了させる。
また、第1制御部230は、APP243を終了させる終了操作を受け付けていない場合(ステップT20/NO)、ステップT7の判定に戻る。
また、第1制御部230は、キーワードが入力されると(ステップT7/YES)、入力されたキーワードをサーバー装置300Bに送信する(ステップT8)。そして、第1制御部230は、キーワードが示す料理の料理データ、又はキーワードが示す材料を含む料理の料理データをサーバー装置300Bから受信したか否かを判定する(ステップT9)。第1制御部230は、料理データを受信していない場合(ステップT9/NO)、料理データを受信するまで待機する。
第1制御部230は、サーバー装置300Bから料理データを受信した場合(ステップT9/YES)、一覧画面をタッチパネル215に表示させる(ステップT10)。そして、第1制御部230は、一覧画面に表示された料理の1つが選択されたか否かを判定する(ステップT11)。ステップT11~ステップT17までの動作は、図6に示すフローチャートのステップS5~ステップS12と同一であるため、詳細な説明は省略する。
第1制御部230は、送信ボタン570が押下されたか否かを判定する(ステップT17)。第1制御部230は、送信ボタン570が押下されていない場合(ステップT17/NO)、送信ボタン570が押下されるまで待機する。第1制御部230は、送信ボタン570が押下された場合(ステップT17/YES)、設定画面500Bで受け付けた料理や、人数設定、嗜好設定の情報を含む設定データをサーバー装置300Bに送信する(ステップT18)。その後、第1制御部230は、初期画面500Aをタッチパネル215に表示させる(ステップT19)。
次に、第1制御部230は、APP243を終了させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップT20)。第1制御部230は、APP243を終了させる操作を受け付けていない場合(ステップT20/NO)、ステップT7の判定に戻る。また、第1制御部230は、APP243を終了させる操作を受け付けた場合(ステップT20/YES)、APP243を終了させてこのフローを終了させる。
図11は、サーバー装置300Bの動作を示すフローチャートである。
図11に示すフローチャートを参照しながらサーバー装置300Bの動作について説明する。
まず、第2制御部330は、認証要求を情報処理装置200Bから受信したか否かを判定する(ステップU1)。第2制御部330は、認証要求を受信していない場合(ステップU1/NO)、認証要求を受信するまで待機する。
第2制御部330は、認証要求を受信すると(ステップU1/YES)、受信した認証要求に含まれる認証情報と、ユーザーDB345に登録されたユーザー識別情報とが一致するか否かを判定してユーザー認証を行う(ステップU2)。
第2制御部330は、受信した認証要求に含まれる認証情報と、ユーザーDB345に登録されたユーザー識別情報とが一致しなかった場合、認証失敗と判定し(ステップU3/NO)、認証失敗を情報処理装置200Bに送信する(ステップU4)。その後、第2制御部330は、情報処理装置200Bから認証情報を受信したか否かを判定する(ステップU5)。第2制御部330は、情報処理装置200Bから認証情報を受信していない場合(ステップU5/NO)、認証情報を受信するまで待機する。第2制御部330は、情報処理装置200Bから認証情報を受信した場合(ステップU5/YES)、ユーザー認証をW再度行う(ステップU2)。
また、第2制御部330は、受信した認証要求に含まれる認証情報と、ユーザーDB345に登録されたユーザー識別情報とが一致した場合、認証成功と判定し(ステップU3/YES)、認証成功を情報処理装置200Bに送信する(ステップU6)。
次に、第2制御部330は、情報処理装置200Bからキーワードを受信したか否かを判定する(ステップU7)。第2制御部330は、情報処理装置200Bからキーワードを受信していない場合(ステップU7/NO)、ステップU10の判定に移行する。
第2制御部330は、情報処理装置200Bからキーワードを受信すると(ステップU7/YES)、受信したキーワードが示す料理の料理データ、又は受信したキーワードが示す材料を含む料理の料理データを第2記憶部340から取得する(ステップU8)。第2制御部330は、取得した料理データを情報処理装置200Bに送信する(ステップU9)。
次に、第2制御部330は、設定データを情報処理装置200Bから受信したか否かを判定する(ステップU10)。第2制御部330は、情報処理装置200Bから設定データを受信していない場合(ステップU10/NO)、ステップU1の判定に戻る。
また、第2制御部330は、情報処理装置200Bから設定データを受信すると(ステップU10/YES)、設定データに含まれるユーザーIDに対応づけられた通信アドレスを第2記憶部340から取得する(ステップU11)。また、第2制御部330は、受信した設定データに含まれる料理や人数設定、嗜好設定に対応する制御情報を第2記憶部340から取得する(ステップU11)。第2制御部330は、取得した制御情報を、取得した通信アドレス宛に送信する(ステップU12)。
[3.他の実施の形態動作]
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
(構成1)
第1通信部と、
表示部と、
料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部と、
料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を前記表示部に表示させ、
前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を前記記憶部から取得し、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する第1制御部と、を備え、
前記第1制御部は、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する、情報処理装置。
この構成により、操作部で受け付けた料理の味に対応する料理の材料及び分量が表示部に表示され、決定した料理の材料及び分量に対応する制御情報が生成され、加熱調理器に制御情報が送信される。このため、ユーザーの嗜好にあった料理を加熱調理器に作らせることができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
(構成2)
前記操作部は、前記料理の甘味、酸味、塩味、苦味、渋味、辛味及び香味の少なくとも1つの変更を受け付ける、構成1記載の情報処理装置。
この構成により、料理の甘味、酸味、塩味、苦味、渋味、辛味及び香味の少なくとも1つが変更される。このため、ユーザーの嗜好にあった料理を加熱調理器に作らせることができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
(構成3)
前記操作部は、前記料理に追加する材料、前記材料の品種、大きさ又は太さを変更する操作を受け付ける、構成1又は2記載の情報処理装置。
この構成により、料理に材料を追加したり、材料の品種や、大きさ又は太さを変更したりすることができる。このため、ユーザーの嗜好にあった料理を加熱調理器に作らせることができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
(構成4)
情報処理装置と、サーバー装置と、加熱調理器とがネットワークを介して接続される加熱調理システムであって、
前記情報処理装置は、
第1通信部と、
表示部と、
料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を前記表示部に表示させ、
前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理と、前記料理の材料及び分量を前記サーバー装置に送信する第1制御部と、を備え、
前記サーバー装置は、
第2通信部と、
料理データと、前記加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部と、
前記情報処理装置から受信した前記料理と、前記料理の材料及び分量とに対応する制御情報を前記記憶部から取得し、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する第2制御部と、を備え、
前記第1制御部は、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する、加熱調理システム。
この構成により、情報処理装置では、操作部で受け付けた料理の味に対応する料理の材料及び分量が表示部に表示され、決定した料理と、料理の材料及び分量とがサーバー装置に送信される。サーバー装置では、情報処理装置から受信した料理と、料理の材料及び分量とに対応する制御情報が生成され、生成された制御情報が加熱調理器に送信される。加熱調理器では、サーバー装置から受信した制御情報に基づき、料理の材料が加熱調理される。
このため、ユーザーの嗜好にあった料理が加熱調理器で作ることができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
(構成5)
料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を表示部に表示させるステップと、
料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部から、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更するステップと、
前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を取得するステップと、
取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信するステップと、を含む、加熱調理方法。
この構成により、操作部で受け付けた料理の味に対応する料理の材料及び分量が表示部に表示され、決定した料理の材料及び分量に対応する制御情報が生成され、加熱調理器に制御情報が送信される。このため、ユーザーの嗜好にあった料理を加熱調理器に作らせることができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
(構成6)
コンピューターに、
料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を表示部に表示させる手順と、
料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部から、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する手順と、
前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を取得する手順と、
取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する手順と、を実行させる、プログラム。
この構成により、操作部で受け付けた料理の味に対応する料理の材料及び分量が表示部に表示され、決定した料理の材料及び分量に対応する制御情報が生成され、加熱調理器に制御情報が送信される。このため、ユーザーの嗜好にあった料理を加熱調理器に作らせることができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、図6に示すステップS13で制御情報を加熱調理器100Aに送信した後、第1制御部230は、設定画面500Bの設定を設定データとして第1記憶部240に記憶させてもよい。そして、第1制御部230は、第1記憶部240に設定データを記憶した料理と同一の料理が選択された場合、第1記憶部240から設定データを読み出し、読み出した設定データに基づいて設定画面500Bを表示させてもよい。これにより、ユーザーの好みの味付けに対応した表示を設定画面500Bに表示させることができ、設定画面500Bの設定を変更する手間を軽減することができる。実施の形態2の第1制御部230についても同様であり、設定データを第1記憶部240、又はサーバー装置300Bに送信し、サーバー装置300Bに記憶させてもよい。
また、APP画面500にお気に入りボタン等を表示してもよい。ユーザーは、好みの設定を見つけた場合に、このお気に入りボタンを押下する。第1制御部230は、お気に入りボタンが押下されると、嗜好設定欄550の設定をお気に入りとして第1記憶部240に記憶させる。また、第1制御部240は、ユーザーの操作を受け付けると、お気に入りとして登録した料理の設定を第1記憶部240から読み出し、APP画面500表示させる。
嗜好設定欄550は図4に示す人数設定533のようにプルバーで「甘口、標準、辛い」等の3段階で選択できても良い。
また、図2及び図8に示した各部は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した実施の形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
また、例えば、図6及び図10のフローチャートに示す動作の単位は、情報処理装置200の動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。また、図11に示すサーバー装置300の動作を示すフローチャートについても同様である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
以上のように、本発明の情報処理装置、加熱調理システム、加熱調理方法及びプログラムは、料理に関する情報をユーザーに提供する用途に利用可能である。
1A、1B 加熱調理システム
10 ネットワーク
100A、100B 加熱調理器
110 調理器通信I/F
120 操作部
140 第1記憶部
140 調理制御部
150 加熱調理部
160 第1制御部
200A、200B 情報処理装置
211 第1通信I/F
215 タッチパネル
230 第1制御部
240 第1記憶部
241 OS
243 APP
245 料理データ
247 制御情報
250 第1プロセッサー
251 通信制御部
300B サーバー装置
310 第2通信I/F
330 第2制御部
340 第2記憶部
341 制御プログラム
343 ユーザーDB
345 料理データ
347 制御情報
350 第2プロセッサー
500 APP画面
500A 初期画面
500B 設定画面
510 検索欄
520 画像表示欄
530 材料表示欄
531 材料表示
533 人数設定
540 調理工程表示欄
550 嗜好設定欄
552、555、558 ボタン
553、556、559 スライド領域
560 決定ボタン
570 送信ボタン

Claims (6)

  1. 第1通信部と、
    表示部と、
    料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部と、
    料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を前記表示部に表示させ、
    前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を前記記憶部から取得し、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する第1制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する、情報処理装置。
  2. 前記操作子は、前記料理の甘味、酸味、塩味、苦味、渋味、辛味及び香味の少なくとも1つの変更を受け付ける、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記操作子は、前記料理に追加する材料、前記材料の品種、大きさ又は太さを変更する操作を受け付ける、請求項1記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置と、サーバー装置と、加熱調理器とがネットワークを介して接続される加熱調理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    第1通信部と、
    表示部と、
    料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を前記表示部に表示させ、
    前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理と、前記料理の材料及び分量を前記サーバー装置に送信する第1制御部と、を備え、
    前記サーバー装置は、
    第2通信部と、
    料理データと、前記加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置から受信した前記料理と、前記料理の材料及び分量とに対応する制御情報を前記記憶部から取得し、取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する第2制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する、加熱調理システム。
  5. 料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を表示部に表示させるステップと、
    料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部から、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更するステップと、
    前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を取得するステップと、
    取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信するステップと、を含む、加熱調理方法。
  6. コンピューターに、
    料理の材料及び分量と、前記料理の味を変更する操作を受け付ける操作子と、を含む設定画面を表示部に表示させる手順と、
    料理データと、加熱調理器の動作を制御する制御情報と、を記憶する記憶部から、前記操作子により変更を受け付けた前記料理の味に対応する前記料理の材料及び分量を前記料理データから取得し、取得した前記料理の材料及び分量により前記設定画面に表示する前記料理の材料及び分量の少なくとも一方を変更する手順と、
    前記操作子により受け付けた操作により決定した前記料理の材料及び分量に対応する制御情報を取得する手順と、
    取得した前記制御情報を前記加熱調理器に送信する手順と、を実行させる、プログラム。
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