JP2024034678A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024034678000001
【課題】通信品質を考慮して車両の挙動や通信を制御し、安全面や利便性において、さらなる改善を実現することができる情報処理装置および情報処理方法を提供すること。
【解決手段】情報処理装置は、車両に搭載され、移動体通信網を介して外部装置との間で通信を行う通信部を備えた情報処理装置であって、前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部と、前記判定の結果に基づいて、前記車両の挙動および前記通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行う制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)機能を備え、所定のネットワークを介して外部装置との間で常時通信を行う自動車、いわゆるコネクテッドカーが知られている。
特開2022-109023号公報
しかしながら、コネクテッドカーには、改善の余地があった。
本開示の目的は、さらなる改善を実現した情報処理装置および情報処理方法を提供することである。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、車両に搭載され、移動体通信網を介して外部装置との間で通信を行う通信部を備えた情報処理装置であって、前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部と、前記判定の結果に基づいて、前記車両の挙動および前記通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行う制御部と、を有する。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、移動体通信網を介して、車両に搭載された車載装置との間で通信を行う通信部を備えた情報処理装置であって、前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部と、前記判定の結果を示す判定結果情報を前記車載装置へ送信するように前記通信部を制御する制御部と、を有し、前記判定結果情報は、前記車載装置において前記車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御に用いられる。
本開示の一態様に係る情報処理方法は、車両に搭載され、移動体通信網を介して外部装置との間で通信を行う情報処理装置であって、前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行い、前記判定の結果に基づいて、前記車両の挙動および前記通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行う。
本開示の一態様に係る情報処理方法は、移動体通信網を介して、車両に搭載された車載装置との間で通信を行う情報処理方法であって、前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行い、前記判定の結果を示すとともに、前記車載装置において前記車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御に用いられる判定結果情報を前記車載装置へ送信する。
本開示によれば、さらなる改善を実現した情報処理装置および情報処理方法を提供することができる。
本開示の実施の形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図 本開示の実施の形態に係る情報処理装置およびサーバのそれぞれに含まれるコンピュータのハードウェア構成例を示す図 本開示の実施の形態に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャート 本開示の実施の形態に係る電波強度マップの表示例を模式的に示す図
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態に係る通信システム1の構成例について、図1を用いて説明する。図1は、通信システム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、通信システム1は、車両(図示略)に搭載される情報処理装置100と、ネットワーク上のサーバ200と、移動体通信網の無線基地局300とを含む。
移動体通信網としては、例えば、第5世代移動通信システム(5G)が挙げられる。サーバ200としては、例えば、低遅延クラウドサーバまたはMEC(Multi-access Edge Computing)サーバが挙げられる。サーバ200は、外部装置の一例に相当する。
本実施の形態では、車両が、自動運転を可能とするコネクテッドカーであり、情報処理装置100とサーバ200との通信により、ADAS(Advanced Driving Assistant System)が実現される場合を例に挙げて説明する。
情報処理装置100およびサーバ200は、それぞれ、図2に示すように、ハードウェアとして、例えば、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの主記憶装置20、コンピュータプログラムを格納したハードディスク、フラッシュメモリなどの補助記憶装置30、それらを接続するバス40を有する。
以下に説明する情報処理装置100およびサーバ200それぞれの機能は、CPU10が補助記憶装置30から読み出したコンピュータプログラムを主記憶装置20のRAMに展開して実行することにより実現される。なお、そのコンピュータプログラムは、所定の記録媒体に記録されて、または、ネットワーク配信により、ユーザ等に提供されてもよい。
まず、サーバ200の機能について説明する。
図1に示すように、サーバ200は、通信部210、展開部220、制御部230を有する。
通信部210は、無線基地局300を介して情報処理装置100との間で情報の送受信を行うデバイスである。なお、通信部210としては、例えば、クラウドゲートウェイを適用してもよい。
例えば、通信部210は、情報処理装置100から車両情報を受信する。車両情報は、例えば、車両の現在位置、車両の状態、および、車両の周辺状況などを示す情報である(詳細は後述)。
また、例えば、通信部210は、情報処理装置100へ指示情報を送信する。指示情報は、例えば、自動運転中の車両がとるべき挙動の指示を示す指示情報である(詳細は後述)。車両は、この指示情報に基づいて自動運転を実行する。
展開部220は、通信部210により受信された車両情報を展開(例えば、復号化、解凍等)し、制御部230へ出力するデバイスである。
制御部230は、車両情報および地図情報に基づいて車両が実行すべき挙動(走行に関する動作。例えば、加減速、操舵、制動等)を判断し、その挙動の指示を示す指示情報を情報処理装置100へ送信するように通信部210を制御するデバイスである。なお、指示情報には、地図情報に基づく走行経路の情報が含まれてもよい。
例えば、制御部230は、ADASアプリを実行する。ADASアプリとしては、例えば、車両の盗難を防止する盗難防止アプリ、車両を自宅に駐車させる自宅駐車アプリ、車両を乗り捨てたり、呼び出したりする駐車アプリ等が挙げられる。
次に、情報処理装置100の機能について説明する。
図1に示すように、情報処理装置100は、通信部110、位置推定部120、記憶部130、情報取得部140、判定部150、挙動制御部160、通信制御部170、通知部180を有する。
通信部110は、無線基地局300を介してサーバ200との間で情報の送受信を行うデバイスである。
例えば、通信部110は、上述した指示情報をサーバ200から受信したり、上述した車両情報をサーバ200へ送信したりする。
通信部110で受信された指示情報は、例えば、判定部150および挙動制御部160へ出力される。
位置推定部120は、車両の現在位置を推定するデバイスである。位置推定部120としては、例えば、GPS信号を受信するGPS(Global Positioning System)受信機、および、GPS信号を基に現在位置や進行方向等の推定を行うプロセッサが挙げられる。
また、位置推定部120は、各種情報(例えば、ジャイロセンサや加速度センサの検知結果、タイヤパルス、ステアリング角度等)に基づいて、デッドレコニングによる位置推定を行うプロセッサを含んでもよい。これにより、GPS信号を受信し難いエリア(例えば、屋内、トンネル内、アーバンキャニオン等)であっても、車両の現在位置を推定することができる。
位置推定部120で推定された現在位置を示す情報は、判定部150および通信制御部170へ出力される。なお、現在位置情報には、車両の進行方向を示す進行方向情報が含まれてもよい。
記憶部130は、各種情報を記憶するデバイスである。
例えば、記憶部130は、移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップ(電界強度マップと言ってもよい)を記憶する。電波強度マップは、地図上において位置毎に電波強度が定義されたデータである。この電波強度マップは、判定部150や挙動制御部160によって使用される。
情報取得部140は、各種情報を取得するデバイスである。
例えば、情報取得部140は、周辺状況情報、車両状態情報、ビッグデータ収集用情報などを取得する。
周辺状況情報は、車両の周辺状況を検知する各種センサ(例えば、カメラ、RADAR、LiDAR、ソナー等)による検知結果を示す情報である。車両状態情報は、各種車載装置の状態(例えば、ステアリング角度、駆動源の回転数、ギヤ比、タイヤパルス、残電力量、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)による計測結果等)を示す情報である。ビッグデータ収集用情報は、例えば、ビッグデータを構成するデータを含む車両ログである。
情報取得部140で取得された各種情報は、通信制御部170へ出力される。
判定部150は、各種判定を実行するデバイスである。
判定部150は、位置推定部120で推定された車両の現在位置と、記憶部130から読み出された電波強度マップとに基づいて、車両(通信部110と言ってもよい)の受信電波の強弱の判定(通信品質の判定と言ってもよい)を行う。この判定は、通信品質の判定と言い換えてもよい。
判定部150は、電波強度マップに定められた電波強度が、予め設定された閾値以上であれば、受信電波が強いと判定し、閾値未満であれば、受信電波が弱いと判定する。なお、閾値は、例えば、情報の送受信を支障なく実現可能な最低限の電波強度である(以下、同様)。
判定部150は、現在位置と、電波強度マップとに基づいて、現在の受信電波(現在走行している経路における受信電波)の強弱を判定することができる。
また、判定部150は、現在位置と、予め設定された走行経路(例えば、指示情報で指示された経路)と、電波強度マップとに基づいて、将来の受信電波(これから走行する経路における受信電波)の強弱を判定することができる。
判定部150により判定された所定位置(例えば、現在走行中の走行経路、または、これから走行する予定の走行経路)における受信電波の強弱を示す情報は、挙動制御部160および通信制御部170へ出力される。
また、判定部150は、例えば、電波強度マップにおける車両の現在位置と走行経路を示す画像を通知部180に出力させてもよい。
通知部180は、車両の乗員に対して通知を行うデバイスである。通知部180としては、例えば、車室に搭載されたディスプレイが挙げられるが、これに限定されない。例えば、通知部180は、音声や警告音を出力するスピーカであってもよい。
車両の乗員は、通知部180に表示された上記画像を見ることにより、現在位置の受信電波の強弱や、これから走行する経路の受信電波の強弱を把握することができる。
挙動制御部160(制御部の一例)は、車両の挙動に係る制御を実行するデバイスである。
基本的には、挙動制御部160は、通信部110から受け取った指示情報に基づいて、自動運転が実行されるように車両の挙動に係る各種装置(図示略。例えば、操舵装置、加減速装置、制動装置等)を制御する。
また、本実施の形態の特徴的動作として、挙動制御部160は、判定部150による判定の結果に基づいて、上記各種装置を制御する。この制御の具体例については後述する。
通信制御部170(制御部の一例)は、車両の通信に係る制御を実行するデバイスである。
基本的には、通信制御部170は、位置推定部120から受け取った現在位置情報と、情報取得部140から受け取った周辺状況情報、車両状態情報、およびビッグデータ収集用情報とを含む車両情報をサーバ200へ送信するように、通信部110を制御する。
また、本実施の形態の特徴的動作として、通信制御部170は、判定部150による判定の結果に基づいて、通信部110を制御する。この制御の具体例については後述する。
なお、図1に示した情報処理装置100の構成要素のうち、例えば、位置推定部120、記憶部130、情報取得部140、および通知部180は、情報処理装置100の外部(ただし、車両内)に設けられてもよい。すなわち、情報処理装置100は、少なくとも、通信部110と、判定部150と、挙動制御部160と、通信制御部170とを有する構成であってもよい。または、情報処理装置100は、少なくとも、通信部110と、判定部150と、挙動制御部160および通信制御部170のうちいずれか一方とを有する構成であってもよい。
また、図1では、構成要素間に情報の行き先を示す矢印を図示しているが、矢印の図示がない構成要素間においても、情報の入出力が行われる場合があり、その矢印の図示は省略している。
以上、本実施の形態の通信システム1(情報処理装置100およびサーバ200)の構成例について、説明した。
次に、本実施の形態の情報処理装置100の動作例について、図3を用いて説明する。図3は、情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。図3のフローは、例えば、車両の自動運転が開始されたときに開始される。
まず、情報処理装置100は、車両の現在位置と電界強度マップに基づいて、車両の受信電波の強弱を判定する(ステップS1)。
次に、情報処理装置100は、ステップ1の判定結果に基づいて、車両の挙動および通信の少なくとも一方に係る制御を実行する(ステップS2)。
以上、実施の形態に係る情報処理装置100の動作例について、説明した。
次に、挙動制御部160と通信制御部170のそれぞれによる制御の具体例について、説明する。
<制御例1>
制御例1は、車両の挙動に係る制御の一例である。
判定部150によって、車両の走行経路における受信電波の強度が弱い(具体的には、予め設定された閾値未満である)と判定された場合、挙動制御部160は、受信電波の強度が弱い走行経路(換言すると、受信電波の強度が閾値未満である走行経路。以下、弱電波経路という)を車両が走行する間、車両を減速させる。
ここでの減速方法は、現在の車速を予め設定された車速まで落とす方法でもよいし、現在の車速に応じて定められた車速を現在の車速から差し引く方法でもよいし、これら以外の公知の方法でもよい。
判定部150による判定の対象となる走行経路(以下、判定対象走行経路という)は、これから走行する予定の経路(以下、走行予定経路という)でもよいし、現在走行中の経路(以下、走行中経路という)でもよい。
例えば、判定対象走行経路が走行中経路である場合、挙動制御部160は、直ちに車両を減速するように加減速装置(図示略。例えば、駆動源や変速機等)を制御してもよい。
また、例えば、判定対象走行経路が走行予定経路である場合、挙動制御部160は、車両が弱電波経路に到達した時または到達する前に、車両を減速するように加減速装置を制御してもよい。
なお、挙動制御部160は、減速を実行する前に、その旨の通知を行うように通知部180を制御してもよい。これにより、通知部180は、減速が実行される旨の通知(例えば、画像の表示や音声の出力)を実行する。これにより、乗員は、減速が実行されることを事前に知ることができる。
本制御例では、サーバ200からの指示情報が受信しにくい弱電波経路では車両を減速させるので、より安全性を向上させることができる。
<制御例2>
制御例2は、車両の挙動に係る制御の一例である。
判定部150によって、車両の走行経路における受信電波の強度が弱いと判定された場合、挙動制御部160は、車両に、弱電波経路を回避させ、強電波経路(受信電波の強度が閾値以上である走行経路)を走行させる。
この場合、例えば、挙動制御部160は、車両の現在位置と電波強度マップに基づいて、強電波経路を選択してもよい。
また、例えば、挙動制御部160は、電波強走行経路のうち、走行時間が最短となる経路を選択し、車両にその経路を走行させてもよい。
また、例えば、挙動制御部160は、受信電波の強度が閾値未満である地点を含まずに走行経路を生成し(受信電波の強度が閾値以上の地点のみを通るように走行経路を生成し)、車両にその走行経路を走行させてもよい。
本制御例では、車両に、サーバ200からの指示情報が受信しにくい弱電波経路を避けて、強電波経路を走行させるので、より安全性を向上させることができる。
なお、挙動制御部160は、電波強度マップ上に、車両の現在位置と、変更後の走行経路とを示した画像を表示するように通知部180を制御してもよい。
この画像の一例を図4に示す。図4において、Vは車両、aは受信電波が強い領域、bは受信電波がaより弱い領域、cは受信電波がbより弱い領域を示している。
図4に示す点線の矢印は、変更後の走行経路を示している。変更後の走行経路は、b、cの領域を避けて、受信電波の強度が最も強いaの領域に設定されている。
このような画像の表示により、車両の乗員は、受信電波が弱い領域を避けるように走行経路が変更されたことを認識することができる。
<制御例3>
制御例3は、車両の挙動に係る制御の一例である。
判定部150によって、車両の走行経路における受信電波の強度が弱いと判定された場合、挙動制御部160は、車両に、弱電波経路のうち、走行時間が最短となる経路を選択し、その経路を走行させてもよい。
本制御例では、例えば弱電波経路の走行を回避できない状況の場合(受信電波の強度が強い領域がなく、強電波経路への変更ができない場合)、弱電波経路を走行する時間をなるべく少なくするので、より安全性を向上させることができる。
また、本制御例を上述した制御例1と組み合わせることで、さらに安全性を向上させることができる。
<制御例4>
制御例4は、車両の挙動に係る制御の一例である。
ここでは、複数の駐車スペースを含む駐車施設(例えば、商業施設等の大型駐車場)において、車両が自動駐車を行う場合を例に挙げて説明する。具体的には、駐車施設の入口で車両の乗員が降車し、その後、車両が自動運転により入口から所定の空き駐車スペースまで走行し、その空き駐車スペースへ自動駐車を行う場合を想定する。
まず、車両が駐車施設の入口に存在するときに、挙動制御部160は、空き駐車スペースの位置を示す空き情報を取得する。この空き情報は、例えば、通信部110がサーバ200または図示しない他の装置から受信したものでよいし、他の方法で取得されたものでもよい。
次に、挙動制御部160は、空きの駐車スペースの位置と、車両の現在位置と、電波強度マップとに基づいて、受信電波の強度が閾値以上である空き駐車スペース(以下、電波強駐車スペースという)を選択するとともに、入口からその空き駐車スペースまでの経路のうち、強電波経路を選択する。
次に、挙動制御部160は、車両に、選択した強電波経路を走行させ、選択した電波強駐車スペースへ駐車させる。
本制御例では、駐車施設において駐車スペースや経路毎に受信電波の強弱が異なる場合であっても、自動駐車を行う車両は、強電波経路を走行して電波強駐車スペースへ駐車することができるので、より安全性を向上させることができる。
<制御例5>
制御例5は、車両の通信に係る制御の一例である。
判定部150によって、車両の走行経路における受信電波の強度が弱いと判定された場合、通信制御部170は、車両が弱電波経路を走行する間、サーバ200との通信に係る設定を変更する。
具体的には、通信制御部170は、フレームレートを現在値から下げるように変更したり、圧縮率を現在値から上げるように変更したりする。なお、通信制御部170は、フレームレートと圧縮率のいずれかを変更してもよいし、両方を変更してもよい。
例えば、判定対象走行経路が走行中経路である場合、通信制御部170は、直ちにフレームレートおよび圧縮率の少なくとも一方を変更するように通信部110を制御してもよい。
また、例えば、判定対象走行経路が走行予定経路である場合、通信制御部170は、車両が弱電波経路に到達した時に、フレームレートおよび圧縮率の少なくとも一方を変更するように通信部110を制御してもよい。
本制御例では、サーバ200からの指示情報が受信しにくい弱電波経路では通信設定を変更するので、車両における各種情報の送受信を安定させることができ、より安全性を向上させることができる。
<制御例6>
制御例6は、車両の通信に係る制御の一例である。
通信制御部170は、車両が弱電波経路を走行する間、サーバ200へ送信すべき情報(例えば、車両情報)を記憶部130に貯めておき、受信電波の強度が閾値以上である位置(例えば、強電波経路)に車両が到達したときに、貯めておいた情報をサーバ200へ送信するように通信部170を制御する。
本制御例では、サーバ200へ情報を送信しにくい弱電波経路では情報の送信を行わず、通信品質が改善されたときに、まとめて情報の送信を行うので、確実にサーバ200へ情報を送信することができ、より安全性を向上させることができる。
なお、上述した制御例1~6のうち、いずれか1つのみが行われてもよいし、2つ以上が行われてもよい。
以上、挙動制御部160と通信制御部170それぞれによる制御の具体例について説明した。
上述した本実施の形態の情報処理装置(例えば、情報処理装置100)は、車両に搭載され、移動体通信網を介して外部装置(例えば、サーバ200)との間で通信を行う通信部(例えば、通信部110)を備えた情報処理装置であって、車両の現在位置と、移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部(例えば、判定部150)と、判定の結果に基づいて、車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行う制御部(例えば、挙動制御部160および通信制御部170のうち少なくとも一方)と、を有することを特徴とする。
この特徴により、通信品質を考慮して車両の挙動や通信を制御することができるので、例えば安全面や利便性において、さらなる改善を実現することができる。
上述した実施の形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
以下、実施の形態に適用可能な変形例について説明する。
[変形例1]
電波強度マップは予め生成されたデータであるため、車両の自動運転中に、受信電波の強度が電波強度マップに定められた値とは異なる値に変化することもありうる。このような事態に対応するため、車両(または情報処理装置)には、受信電波の強度を測定する測定部(図示略)が設けられてもよい。
例えば、車両の自動運転中において、判定部150は、随時、測定部により測定された受信電波の強度(以下、測定強度という)が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。
判定部150によって、測定強度が閾値未満であると判定された場合、まず、挙動制御部160は、自動運転から手動運転へ切り替える旨の通知を行うように通知部180を制御する。これにより、通知部180は、自動運転から手動運転へ切り替える旨の通知(例えば、画像の表示や音声の出力)を実行する。これにより、乗員は、手動運転を行う準備ができる。
次に、挙動制御部160は、自動運転から手動運転への切り替え制御を行う。これにより、車両の挙動に係る各種装置(例えば、操舵装置、加減速装置、制動装置等)は、乗員の操作に基づく動作を実行する。
さらに、挙動制御部160は、ガイド画像の表示を行うように通知部180を制御してもよい。ガイド画像は、例えば、車両の現在位置から、受信電波の強度が閾値以上である位置(例えば、強電波経路)までの経路を示す画像である。これにより、手動運転を実行している乗員は、自動運転を再開できる位置まで容易に辿り着くことができる。
本変形例では、電波強度マップに定められた電波強度が変化する事態に対応できるので、より安全性を向上させることができる。
[変形例2]
変形例1で述べた測定強度を用いて、別の制御を行ってもよい。
例えば、車両の自動運転中において、判定部150によって、測定強度が閾値未満であると判定された場合、挙動制御部160は、車両の現在位置から、走行してきた経路を経て出発地点に戻るように車両を走行させてもよい。
本変形例では、例えば、現在位置の周辺に受信電波の強度が閾値以上となる位置がなく、自動運転を継続することが困難な事態が生じても、現在までに走行してきた経路を辿って出発地点に戻ることができるので、より安全性を向上させることができる。
[変形例3]
実施の形態において、判定部150は、電波強度マップの代わりに、または、電波強度マップとともに、測定された通信の遅延時間、または、通信帯域に基づいて電波通信の通信品質の高低を判定し、挙動制御部160が、通信品質が高い場合には受信電波の強度が強い場合と同様の、通信品質が低い場合には受信電波の強度が弱い場合と同様の、車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行ってもよい。
[変形例4]
実施の形態では、情報処理装置100が受信する情報が、車両を制御するための指示情報である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、他の情報(例えば、コンテンツ情報等)であってもよい。
[変形例5]
実施の形態では、位置推定部120、記憶部130、および判定部150が情報処理装置100(車両)に設けられる場合を例に挙げて説明したが、これらは、サーバ200に設けられてもよい。
その場合、情報取得部140で取得された各種情報(例えば、周辺状況情報、車両状態情報、ビッグデータ収集用情報等)は、通信制御部170の制御により通信部110からサーバ200へ送信され、位置推定部120の位置推定処理に用いられる。
また、判定部150による判定結果を示す判定結果情報は、制御部230の制御により通信部210から情報処理装置110へと送信され、挙動制御部160および通信制御部170へ入力される。そして、挙動制御部160および通信制御部170は、その判定結果情報に基づいて、上述した各種制御(制御例1~6)を実行する。
なお、制御例1~3、5では、上記判定結果情報は、例えば、車両の走行経路における受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す情報である。また、制御例2では、上記判定結果情報は、電波強度マップ上に、車両の現在位置と、変更後の走行経路とを示した画像を示す情報を含んでもよい。また、制御例4では、上記判定結果情報は、例えば、駐車施設における受信電波の強度が予め設定された閾値以上である経路および空き駐車スペースの位置を示す情報である。また、制御例5では、上記判定結果情報は、例えば、受信電波の強度が予め設定された閾値未満である走行経路の位置を示す情報である。また、
また、本変形例と変形例1、2と組み合わせた場合では、通信部210は、情報処理装置100から測定強度を示す情報を受信し、判定部150は、その測定強度がが予め設定された閾値以上であるか否かを判定してもよい。この場合、情報処理装置100へ送信される判定結果情報は、測定強度が閾値未満である旨を示す情報である。また、判定結果情報は、上述したガイド画像を含んでもよいし、車両の現在位置から、走行してきた経路を経て出発地点に戻るまでの強電波経路の位置情報を含んでもよい。
上述した本変形例の情報処理装置(例えば、サーバ200)は、移動体通信網を介して、車両に搭載された車載装置(例えば、情報取得部100)との間で通信を行う通信部(例えば、通信部210)を備えた情報処理装置であって、車両の現在位置と、移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部(例えば、判定部150)と、前記判定の結果を示す判定結果情報を前記車載装置へ送信するように通信部を制御する制御部(例えば、制御部230)と、を有し、判定結果情報は、車載装置において車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御に用いられることを特徴とする。
この特徴により、通信品質を考慮して車両の挙動や通信を制御することができるので、例えば安全面や利便性において、さらなる改善を実現することができる。
以上、各変形例について説明した。上記変形例は、適宜組み合わせてもよい。
本開示の情報処理装置および情報処理方法は、移動体通信網を介した通信を行う移動体に有用である。
1 通信システム
100 情報処理装置
110 通信部
120 位置推定部
130 記憶部
140 情報取得部
150 判定部
160 挙動制御部
170 通信制御部
180 通知部
200 サーバ
210 通信部
220 展開部
230 制御部
300 無線基地局

Claims (26)

  1. 車両に搭載され、移動体通信網を介して外部装置との間で通信を行う通信部を備えた情報処理装置であって、
    前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部と、
    前記判定の結果に基づいて、前記車両の挙動および前記通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行う制御部と、を有する、
    情報処理装置。
  2. 前記判定部によって、前記車両の走行経路における前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満であると判定された場合、
    前記制御部は、
    前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路を前記車両が走行する間、前記車両を減速させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部によって、前記車両の走行経路における前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満であると判定された場合、
    前記制御部は、
    前記車両に、前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路を回避させ、前記閾値以上の走行経路を走行させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記車両に、前記受信電波の強度が前記閾値以上である走行経路のうち、走行時間が最短となる経路を走行させる、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部によって、前記車両の走行経路における受信電波の強度が予め設定された閾値未満であると判定された場合、
    前記制御部は、
    車両に、前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路のうち、走行時間が最短となる経路を走行させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部によって、前記車両の走行経路における前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満であると判定された場合、
    前記制御部は、
    前記車両が、前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路を走行する間、前記通信に係るフレームレートおよび圧縮率の少なくとも一方を変更する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 複数の駐車スペースを含む駐車施設の入口において前記車両の乗員が降車し、その後、前記車両が自動運転により前記入口から所定の空き駐車スペースまで走行し、当該空き駐車スペースへの駐車を行う場合、
    前記制御部は、
    前記車両に、前記入口から前記受信電波の強度が予め設定された閾値以上である経路を走行させ、前記受信電波の強度が閾値以上である空き駐車スペースへ駐車させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記車両が、前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満である走行経路を走行する間、前記外部装置へ送信すべき情報を貯めておき、
    前記受信電波の強度が前記閾値以上である位置に前記車両が到達したときに、貯めておいた前記情報を前記外部装置へ送信するように前記通信部を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記受信電波の強度を測定する測定部と、
    前記車両の乗員に対して通知を行う通知部と、をさらに有し、
    前記車両の自動運転中に、前記測定部により測定された前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満となった場合、
    前記通知部は、
    自動運転から手動運転へ切り替える旨の通知を行い、
    前記制御部は、
    自動運転から手動運転へ切り替える制御を行う、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記通知部は、
    前記通知の実行とともに、前記車両の現在位置から、前記受信電波の強度が前記閾値以上である位置までの経路を示す画像を表示する、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記受信電波の強度を測定する測定部をさらに有し、
    前記車両の自動運転中に、前記測定部により測定された前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満となった場合、
    前記制御部は、
    前記車両の現在位置から、走行してきた経路を経て出発地点に戻るように前記車両を走行させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記通信部は、
    前記車両の現在位置、各種車載装置の状態、および前記車両の周辺状況を示す車両情報を前記外部装置へ送信し、前記車両情報に基づいて判断された前記車両の挙動の指示を示す指示情報を前記外部装置から受信し、
    前記制御部は、
    前記指示情報に基づいて、前記車両に自動運転を実行させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 移動体通信網を介して、車両に搭載された車載装置との間で通信を行う通信部を備えた情報処理装置であって、
    前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行う判定部と、
    前記判定の結果を示す判定結果情報を前記車載装置へ送信するように前記通信部を制御する制御部と、を有し、
    前記判定結果情報は、
    前記車載装置において前記車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御に用いられる、
    情報処理装置。
  14. 前記判定結果情報が、前記車両の走行経路における前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す場合、
    前記車載装置は、
    前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路を前記車両が走行する間、前記車両を減速させる、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記判定結果情報が、前記車両の走行経路における前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す場合、
    前記車載装置は、
    前記車両に、前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路を回避させ、前記閾値以上の走行経路を走行させる、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記車載装置は、
    前記車両に、前記受信電波の強度が前記閾値以上である走行経路のうち、走行時間が最短となる経路を走行させる、
    請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記判定結果情報が、前記車両の走行経路における受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す場合、
    前記車載装置は、
    車両に、前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路のうち、走行時間が最短となる経路を走行させる、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  18. 前記判定結果情報が、前記車両の走行経路における前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す場合、
    前記車載装置は、
    前記車両が、前記受信電波の強度が前記閾値未満である走行経路を走行する間、前記通信に係るフレームレートおよび圧縮率の少なくとも一方を変更する、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  19. 複数の駐車スペースを含む駐車施設の入口において前記車両の乗員が降車し、その後、前記車両が自動運転により前記入口から所定の空き駐車スペースまで走行し、当該空き駐車スペースへの駐車を行う場合において、
    前記判定結果情報が、前記駐車施設における受信電波の強度が予め設定された閾値以上である経路および空き駐車スペースの位置を示す情報である場合、
    前記車載装置は、
    前記車両に、前記入口から前記受信電波の強度が予め設定された閾値以上である経路を走行させ、前記受信電波の強度が閾値以上である空き駐車スペースへ駐車させる、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  20. 前記判定結果情報が、受信電波の強度が予め設定された閾値未満である走行経路の位置を示す情報である場合、
    前記車載装置は、
    前記車両が、前記受信電波の強度が予め設定された閾値未満である走行経路を走行する間、前記外部装置へ送信すべき情報を貯めておき、
    前記受信電波の強度が前記閾値以上である位置に前記車両が到達したときに、貯めておいた前記情報を前記外部装置へ送信するように前記通信部を制御する、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  21. 前記判定結果情報が、自動運転中の前記車両により測定された受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す場合、
    前記車載装置は、
    自動運転から手動運転へ切り替える旨の通知を行い、自動運転から手動運転へ切り替える制御を行う、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  22. 前記判定結果情報には、前記車両の現在位置から、前記受信電波の強度が前記閾値以上である位置までの経路を示す画像が含まれ、
    前記車載装置は、
    前記通知の実行とともに、前記画像を表示する、
    請求項21に記載の情報処理装置。
  23. 前記判定結果情報が、自動運転中の前記車両により測定された受信電波の強度が予め設定された閾値未満である旨を示す場合、
    前記車載装置は、
    前記車両の現在位置から、走行してきた経路を経て出発地点に戻るように前記車両を走行させる、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  24. 前記通信部は、
    前記車両の現在位置、各種車載装置の状態、および前記車両の周辺状況を示す車両情報を前記車載装置から受信し、前記車両情報に基づいて判断された前記車両の挙動の指示を示す指示情報を前記車載装置へ送信し、
    前記車載装置は、
    前記指示情報に基づいて、前記車両に自動運転を実行させる、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  25. 車両に搭載され、移動体通信網を介して外部装置との間で通信を行う情報処理装置であって、
    前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行い、
    前記判定の結果に基づいて、前記車両の挙動および前記通信のうちの少なくとも一方に係る制御を行う、
    情報処理方法。
  26. 移動体通信網を介して、車両に搭載された車載装置との間で通信を行う情報処理装置であって、
    前記車両の現在位置と、前記移動体通信網における電波強度を示す電波強度マップとに基づいて、前記車両の受信電波の強弱の判定を行い、
    前記判定の結果を示すとともに、前記車載装置において前記車両の挙動および通信のうちの少なくとも一方に係る制御に用いられる判定結果情報を前記車載装置へ送信する、
    情報処理方法。
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