JP2024033622A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024033622000001
【課題】補給容器の装着時の力が現像ローラを介して像担持体に作用することを回避する。
【解決手段】画像形成装置は、像担持体を有する第1ユニットと、像担持体にトナーを供給する現像ローラと、補給容器を装着可能に構成された装着部と、補給容器から補給されたトナーを収容するための収容部とを有し、現像ローラが像担持体に当接する第1位置と現像ローラが像担持体から離間する第2位置とに移動可能な第2ユニットと、を備え、第2ユニットが第1位置から第2位置へ向かって移動するときの移動方向を離間方向として、第2ユニットは、補給容器が装着部に装着されるときに装着部が補給容器から受ける力により、離間方向に付勢されるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、像担持体(感光ドラム)の表面に形成した現像剤像(トナー像)を記録材に転写することで、記録材に画像を形成する。特許文献1には、現像剤を収容した補給容器を着脱可能な補給部を備え、装置内の現像剤が少なくなった場合は補給容器を補給部に接続することで装置外から現像剤を補給する方式(トナー補給方式)の画像形成装置が記載されている。
また、画像形成装置には、現像ローラを像担持体に対して当接及び離間させる構成を備えたものがある。特許文献2には、現像ローラを感光ドラムに対して当接及び離間させることが可能なトナー補給方式の画像形成装置において、補給容器の装着時の力が現像ローラを介して感光ドラムに作用することを抑制可能な構成が記載されている。この文献によると、現像ローラが感光ドラムから離間する位置に現像ユニットが位置する状態で現像ユニットを支持する支持部材を設けることにより、補給容器の装着時の力は、現像ユニットを介して支持部材が受け止める。
特開2021-26218号公報 特開2022-85402号公報
しかしながら、上記特許文献2では、補給容器の装着時の力により、現像ユニットは現像ローラを感光ドラムに近付けようとする向きに付勢される構成となっていた。
そこで、本発明は、補給容器の装着時の力が現像ローラを介して像担持体に作用することを回避可能な新たな構成を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、トナーを補給するための補給容器を着脱可能な画像形成装置であって、像担持体を有する第1ユニットと、前記像担持体にトナーを供給する現像ローラと、前記補給容器を装着可能に構成された装着部と、前記補給容器から補給されたトナーを収容するための収容部とを有し、前記現像ローラが前記像担持体に当接する第1位置と前記現像ローラが前記像担持体から離間する第2位置とに移動可能な第2ユニットと、を備え、前記第2ユニットが前記第1位置から前記第2位置へ向かって移動するときの移動方向を離間方向として、前記第2ユニットは、前記補給容器が前記装着部に装着されるときに前記装着部が前記補給容器から受ける力により、前記離間方向に付勢されるように構成されている、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、補給容器の装着時の力が現像ローラを介して像担持体に作用することを回避可能な新たな構成を備えた画像形成装置を提供することができる。
実施例1に係るプロセスユニットの説明図。 実施例1に係る画像形成システムの概略図(a)及び斜視図(b)。 実施例1に係る画像形成装置の斜視図。 実施例1に係るプロセスユニットの斜視図。 実施例1に係るプロセスユニットの分解図。 実施例1に係るプロセスユニットの側面図。 実施例1に係る開閉部材及び押圧板の説明図(a、b)。 実施例1に係る押圧板の説明図(a、b)。 実施例1に係るトナーパックの斜視図。 変形例1に係るプロセスユニットの説明図。 変形例2に係るプロセスユニットの説明図。 変形例3に係るプロセスユニットの説明図(a、b)。 実施例2に係るプロセスユニットの側面図(a、b)。 比較例に係るプロセスユニットの側面図。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
《実施例1》
(画像形成システム)
実施例1における画像形成システムについて説明する。以下の説明において、画像形成装置が水平面に設置された場合における画像形成装置の高さ方向(重力方向とは反対の方向)をZ方向とする。Z方向と交差し、後述する感光ドラム21の回転軸方向(主走査方向)と平行な方向をX方向とする。X方向及びZ方向の双方と交差する方向をY方向とする。X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに垂直に交差する。また便宜上、X方向においてプラス側を右側、マイナス側を左側と呼び、Y方向においてプラス側を前側または正面側、マイナス側を後側または背面側と呼び、Z方向においてプラス側を上側、マイナス側を下側と呼ぶ。本実施形態において、Z方向は鉛直方向と平行であり、X方向、Y方向は水平方向と平行である。
また、画像形成装置の構成要素の形状等は、画像形成装置に組み込まれた状態の姿勢を基準にして説明する。
図2(a)は、実施例1に係る画像形成システム1000の構成を示す概略断面図である。図2(b)は、画像形成システム1000の斜視図である。図3は、トナーパック100が装着されていない画像形成装置1の斜視図である。
画像形成システム1000は、画像形成装置1と、画像形成装置1に着脱可能(装着可能)な補給容器としてのトナーパック100(現像剤補給容器、トナー補給容器、トナー容器、トナーカートリッジ)と、を備える。
トナーパック100は、図3に示す画像形成装置1の装着部106に装着して画像形成装置1に補給するためのトナーを収容する。トナーパック100は、画像形成装置1の後述する装着部106に対して、所定の装着方向(図3の矢印M)に装着される。トナーの補給が終わると、トナーパック100は装着部106から取り外される。画像形成装置1は、トナーパック100が取り外された状態で、後述の画像形成動作を実行可能である。
(画像形成装置)
画像形成装置1は、外部機器から入力される画像情報に基づいて記録材Pに画像を形成するモノクロプリンターである。記録材Pには、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
図2(a)及び図2(b)に示すように、画像形成装置1は、記録材Pにトナー像を形成する画像形成部10と、画像形成部10に記録材Pを給送するピックアップローラ65と、を有する。また、画像形成装置1は、画像形成部10で形成されたトナー像を記録材Pに定着させる定着部70と、排出ローラ対80と、を有する。
画像形成部10は、スキャナユニット11と、電子写真方式のプロセスユニット20と、プロセスユニット20の感光ドラム21に形成された現像剤像としてのトナー像を記録材Pに転写する転写ローラ12と、を有する。プロセスユニット20は、感光ドラム21、帯電ローラ22及び前露光部23を含むドラムユニット25(第1ユニット)と、現像ローラ31を含む現像ユニット30(第2ユニット、現像装置)と、を有する。
感光ドラム21は、円筒型に成形された感光体である。感光ドラム21は、静電潜像及びトナー像(現像剤像)を担持する像担持体として機能する。本実施例の感光ドラム21は、アルミニウムで成形されたドラム状の基体上に、負帯電性の有機感光体で形成された感光層を有する。また、感光ドラム21は、モータによって所定の回転方向(図中時計周り方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
帯電ローラ22は、感光ドラム21に所定の圧接力で接触し、帯電部を形成する。また、帯電高圧電源によって所望の帯電電圧を印加されることで、感光ドラム21の表面を所定の電位に均一に帯電させる。本実施例では、感光ドラム21は帯電ローラ22により負極性に帯電する。前露光部23は、帯電部で安定した放電を生じさせるために、帯電部に到達する前の感光ドラム21の表面電位を除電する。
露光手段としてのスキャナユニット11は、外部機器から入力された画像情報に対応したレーザ光を、ポリゴンミラーを用いて感光ドラム21に照射することで、感光ドラム21の表面を走査露光する。この露光により、感光ドラム21の表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。なお、スキャナユニット11は、レーザスキャナ装置に限定されることはなく、例えば、感光ドラム21の長手方向に沿って複数のLEDが配列されたLEDアレイを有するLED露光装置を採用しても良い。
現像ユニット30は、現像剤を担持する現像ローラ31(現像剤担持体)と、現像ユニット30の枠体となる現像容器32(現像枠体)と、現像ローラ31に現像剤を供給可能な供給ローラ33と、を備える。現像ローラ31及び供給ローラ33は、現像容器32によって回転可能に支持される。また、現像ローラ31は、感光ドラム21に対向するように、現像容器32の開口部に配置される。供給ローラ33は現像ローラ31に回転可能に当接しており、現像容器32に収容される現像剤としてのトナーは供給ローラ33によって現像ローラ31の表面に供給される。なお、現像ローラ31に十分にトナーを供給できる構成であれば、必ずしも供給ローラ33は必要としない。
本実施例の現像ユニット30は、現像方式として接触現像方式を用いる。即ち、現像ローラ31に担持されたトナー層が、感光ドラム21と現像ローラ31とが対向する現像部(現像領域)において感光ドラム21と接触する。現像ローラ31には現像高圧電源によって現像電圧が印加される。現像電圧の下で、現像ローラ31に担持されたトナーが感光ドラム21の表面の電位分布に従って現像ローラ31からドラム表面に転移することで、静電潜像がトナー像に現像される。なお、本実施例では、反転現像方式を採用する。即ち、帯電工程において帯電させられた後、露光工程において露光されることで電荷量が減衰した感光ドラム21の表面領域にトナーが付着することでトナー像が形成される。
また、本実施例では、粒径が6μmで、正規の帯電極性が負極性のトナーを用いる。トナーは、一例として重合法により生成された重合トナーを採用する。また、本実施例のトナーは磁性成分を含有せず、主に分子間力や静電気力(鏡像力)によってトナーが現像ローラ31に担持される、所謂非磁性の一成分現像剤である。ただし、磁性成分を含有する一成分現像剤を用いてもよい。また、一成分現像剤には、トナー粒子以外にもトナーの流動性や帯電性能を調整するための添加物(例えば、ワックスやシリカ微粒子)が含まれる場合がある。また、現像剤として非磁性のトナーと磁性を有するキャリアとによって構成された二成分現像剤を用いてもよい。磁性を有する現像剤を用いる場合、現像ローラ(現像剤担持体)としては、例えば内側にマグネットが配置された円筒状のスリーブが用いられる。
現像容器32は、トナーを収容するトナー収容室36(収容部)を有する。トナー収容室36の内部には、撹拌部材34(トナー搬送部材)が設けられる。撹拌部材34は、不図示のモータに駆動されて回動することで、現像容器32内のトナーを撹拌すると共に、現像ローラ31及び供給ローラ33に向け、トナーを搬送する。また、撹拌部材34は、現像に使用されず現像ローラ31から剥ぎ取られたトナーを現像容器内で循環させ、現像容器内のトナーを均一化する役割を有する。なお、撹拌部材34は、回動する形態に限定されない。例えば、揺動する形態の撹拌部材を採用しても良い。
また、現像ローラ31が配置される現像容器32の開口部には、現像ローラ31に担持されるトナーの量を規制する現像ブレード35が配置される。現像ローラ31の表面に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って現像ブレード35との対向部を通過することで、均一に薄層化され、また摩擦帯電により負極性に帯電させられる。
次に、画像形成装置1の画像形成動作について説明する。画像形成装置1に画像形成の指令が入力されると、画像形成装置1に接続された外部のコンピュータから入力された画像情報に基づいて、画像形成部10による画像形成プロセスが開始される。スキャナユニット11は、入力された画像情報に基づいて、感光ドラム21に向けてレーザ光を照射する。感光ドラム21は、帯電ローラ22により予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム21上に静電潜像が形成される。その後、現像ローラ31によりこの静電潜像が現像され、感光ドラム21上にトナー像が形成される。
上述の画像形成プロセスに並行して、記録材Pはピックアップローラ65によって送り出され、転写ローラ12及び感光ドラム21によって形成される転写ニップに向けて搬送される。
転写ローラ12には、転写高圧電源から転写電圧が印加され、記録材Pに感光ドラム21に担持されているトナー像が転写される。トナー像を転写された記録材Pは、定着部70を通過する際にトナー像が加熱及び加圧される。これによりトナー粒子が溶融し、その後固着することで、トナー像が記録材Pに定着する。定着部70を通過した記録材Pは、排出手段としての排出ローラ対80によって画像形成装置1の外部に排出され、画像形成装置1の上部に形成された積載部としての排出トレイ81に積載される。
画像形成装置1の上部には、積載トレイとしてのトップカバー82が設けられており、トップカバー82の上面には、積載面としての排出トレイ81が形成される。トップカバー82には、図2(b)及び図3に示すように、前後方向に延びる回動軸83aを中心に開閉可能に支持された開閉部材83が設けられる。
また、画像形成装置1の上部には、トナーパック100を着脱可能(装着可能)な装着部106(補給部)が設けられる。トップカバー82の排出トレイ81には、上方に開口した開口部82aが形成される。開閉部材83は、開口部82aを塞ぐ閉位置(カバー位置)と、開口部82aを露出させる開位置(露出位置)との間で移動可能である。
図3に示すように、開閉部材83を開位置へ移動させると、開口部82aから装着部106が露出する。開閉部材83が開位置にあるとき、トナーパック100の画像形成装置1への装着は許容される。開閉部材83が閉位置にあるとき、トナーパック100の画像形成装置1への装着は制限される。なお、排出トレイ81の全体が、画像形成装置1の筐体に対して開閉可能な開閉部材によって形成されていてもよい。
開閉部材83は、閉位置において、排出トレイ81の一部として機能する。つまり、開閉部材83が閉位置にあるとき、画像形成動作によって画像を形成された記録材を排出トレイ81に排出し積載することが許容される。
開閉部材83及び開口部82aは、画像形成装置1の正面から見て排出トレイ81の左側に形成される。ここで述べる画像形成装置1の正面は、記録材Pがピックアップローラ65によって送り出される方向における画像形成装置1の上流側である。また、開閉部材83は、トップカバー82に設けられた溝部82bから指を掛けることで左方向に開かれる。
排出トレイ81の開口部82aは、上方から見て装着部106が露出するように開口しており、開閉部材83が開かれることで、ユーザは装着部106にアクセスすることができる。本実施例では、現像ユニット30が画像形成装置1に装着されている状態で、ユーザが装着部106にトナーパック100を装着しトナーパック100から現像ユニット30へとトナーを補給する方式(トナー補給方式、直接補給方式)を採用する。トナーパック100は、画像形成装置1の装着部106に装着された状態で、少なくとも一部が画像形成装置1の外部に露出する。
プロセスユニット20のトナー残量が少なくなった場合に、プロセスユニット20を画像形成装置1から取り出して新品のプロセスユニットに交換する作業が不要になるので、ユーザビリティを向上させることができる。また、プロセスユニット20全体を交換するよりも安価に現像容器32にトナーを補給することができる。なお、直接補給方式は、プロセスユニット20の現像ユニット30のみを交換する場合に比しても、各種のローラやギア等を交換する必要が無いので、コスト削減が可能となる。
(現像ユニットの支持構成)
次に、図4から図6を用いて、プロセスユニット20における現像ユニット30の支持構成について説明する。なお、感光ドラム21の回転軸線A1に沿った方向(X方向)において、感光ドラム21が駆動源から駆動力を受ける側(+X側)を駆動側、その反対側(-X側)を非駆動側とする。駆動側は、感光ドラム21の回転軸線A1の第1端側であり、非駆動側は、回転軸線A1の第1端側とは反対側の第2端側である。
図4は駆動側から見たプロセスユニット20の斜視図である。図5は非駆動側から見たプロセスユニット20の分解斜視図である。図6は非駆動側から見たプロセスユニット20の側面図である。
図4に示すように、プロセスユニット20は、感光ドラム21を含むドラムユニット25と、現像ローラ31を含む現像ユニット30と、を有する。ドラムユニット25は、感光ドラム21を回転軸線A1の周りで回転可能に支持するドラム枠体110を有する。ドラム枠体110は、以下で説明する構成の他に、例えば前述の帯電部を備えていてもよい。
感光ドラム21の駆動側の端部には、駆動源から入力される駆動力を受けるための入力部21a(駆動受部、カップリング)が設けられる。また、現像ユニット30を構成する現像容器32には、図2から図3を用いて説明した装着部106が固定される。つまり、本実施例の現像ユニット30は、補給容器(トナーパック100)を装着可能に構成された装着部106を有する。装着部106は、画像形成装置1に装着される補給容器の一部を収容して該補給容器から排出されるトナーを受け入れる受入部である。本実施例では、装着部106は現像容器32の非駆動側の端部に配置される。
図5に示すように、ドラム枠体110の駆動側の側板である第1側板110aには、第1穴部110cが設けられ、非駆動側の側板である第2側板110bには、第2穴部110dが設けられる。一方、現像容器32の駆動側の側面である第1側面32aには、第1ボス32cが設けられ、非駆動側の側面である第2側面32bには、第2ボス32dが設けられる。現像ユニット30は、第1ボス32cが第1穴部110cに嵌合し、第2ボス32dが第2穴部110dに嵌合することで、ドラム枠体110に支持される。つまり、現像ユニット30は、ドラムユニット25に対して連結されている。
第1穴部110cに嵌合した第1ボス32cの中心と第2穴部110dに嵌合した第2ボス32dの中心とを結ぶ仮想直線を、揺動軸線Bとする。揺動軸線Bは、感光ドラム21の回転軸線A1及び現像ローラ31の回転軸線と、それぞれ実質的に平行である。また、揺動軸線Bの位置は、X方向に見た場合、第1側板110a及び第2側板110bの感光ドラム21とは反対側(図4の右側)の端部に設定される。
本実施例の現像ユニット30は、ドラムユニット25に対して、揺動軸線Bを中心として揺動可能(移動可能)である。より具体的には、現像ユニット30の枠体である現像容器32は、ドラムユニット25の枠体であるドラム枠体110に対して、揺動軸線Bの周りで揺動可能である。つまり、本実施例の現像ユニット30の移動方向は、X方向に見たときに揺動軸線Bを中心とする仮想円の円周に沿った方向(揺動軸線Bの周りの回転方向)である。なお、上述したように、本実施例において現像ユニット30はドラムユニット25に連結されているが、ドラムユニット25から独立していてもよい。
現像ユニット30は、ドラムユニット25に対して、現像ローラ31が感光ドラム21に当接する当接位置(第1位置)と、現像ローラ31が感光ドラム21から離間する離間位置(第2位置)と、に移動可能である。本実施例の離間位置は、後述するように開閉部材83の開放に伴って現像ユニット30が移動した位置(図8(b))である。以下、現像ユニット30の移動方向のうち、離間位置から当接位置に向かう方向を「当接方向D1」とし、当接位置から離間位置に向かう方向を「離間方向D2」とする。
プロセスユニット20は、現像ユニット30を付勢する付勢部材としてのバネ部材を備える。図5に示すように、プロセスユニット20の駆動側には第1バネ111が配置され、非駆動側には第2バネ112が配置される。第1バネ111は、ドラム枠体110の第1側板110aに設けられたフック110eと、現像容器32の第1側面32aに設けられたフック32eと、にそれぞれ接続された引張りバネである。第2バネ112は、ドラム枠体110の第2側板110bに設けられたフック110fと、現像容器32の第2側面32bに設けられたフック32fと、にそれぞれ接続された引張りバネである。
図6に示すように、第1バネ111及び第2バネ112の弾発力(復元力)の合力である付勢力F1により、現像ユニット30は当接方向D1のモーメントN1(力のモーメント。以下、本開示では力のモーメントを単に「モーメント」と呼ぶ)を受ける。これにより、現像ユニット30は当接位置に維持され、現像ローラ31は所定の加圧力で感光ドラム21に圧接される。
(装着過程)
次に、図1、図7(a、b)、図8(a、b)、図9を用いて装着部106にトナーパック100を装着する過程について説明する。
図1は、トナーパック100を装着部106に装着した状態を示すプロセスユニット20の断面図である。図7(a)は、開閉部材83が閉位置にあるときの開口部82aを示す図である。図7(b)は、開閉部材83が開位置にあるときの開口部82aを示す図である。図8(a)は、開閉部材83が閉位置にあるときの装着部106の断面図である。図8(b)は、開閉部材83が開位置にあるときの装着部106の断面図である。図9は、トナーパック100の斜視図である。
図7(a)に示すように、画像形成装置1の上面部に設けられた開口部82aには、開口118bを有する押圧板118が配置される。押圧板118は、ラック形状118aを有する。開閉部材83は、回動軸83aの周囲に設けられたギア部83bを有する。ギア部83bとラック形状118aとが噛合うことで、押圧板118は開閉部材83の開閉に連動して移動するように構成されている。
前述したように、開閉部材83は回動軸83aを中心に回動可能であり、閉位置(図7(a))と開位置(図7(b))とに移動する。開閉部材83を閉位置から開位置に向かって矢印D方向に回動させると、図7(b)に示すように押圧板118は矢印M方向に移動する。また、開閉部材83を開位置から閉位置に向かって矢印D方向とは反対方向に回動させると、押圧板118は矢印M方向とは反対方向に移動する。本実施例では、矢印M方向は略鉛直方向であり、押圧板118は開閉部材83の開放に伴って下降し、開閉部材83の閉鎖に伴って上昇する。
図8(a)に示す状態(開閉部材83の閉状態)から押圧板118が矢印M方向に移動すると、押圧板118の押圧面118c(下面)が装着部106の被押圧面106aを押圧する。その結果、現像ユニット30は、第1バネ111及び第2バネ112の付勢力(モーメントN1)に抗して、揺動軸線Bを中心に離間方向D2に揺動する(図8(b))。これにより、現像ローラ31は感光ドラム21から離間する。
また、現像ユニット30が当接位置から離間位置へ移動すると、現像容器32に設けられた当接部32gが、画像形成装置1に設けられた被当接部119の近傍に移動するように構成されている。被当接部119は、現像ユニット30と当接することで現像ユニット30の離間方向D2への移動を規制可能な規制部(ストッパ)として機能する。被当接部119は、画像形成装置1の装置本体(枠体)に対して固定された部材である。
図9に示すように、トナーパック100は、樹脂フィルム等の柔らかい素材で形成された袋部100a(トナー収容部)と、画像形成装置1との接続インタフェースとなるノズル部100bと、を有する。ノズル部100bは、略円筒状の外周面116と、円筒の底部に位置する先端部117と、を有する。また、ノズル部100bの内部には袋部100aの内部空間と連通する開口が設けられ、外周面116及び先端部117は開口を覆う位置と開口を露出させる位置とに移動可能なシャッタとして機能する。
一方、図8(b)に示すように、装着部106は、略円筒状の内周面114と、円筒の底部に位置する底面部115と、を有する。装着部106に対し、押圧板118の開口118bを介して矢印M方向にトナーパック100を装着すると、図1に示すようにトナーパック100の外周面116が装着部106の内周面114と係合する。これと同時に、トナーパック100の先端部117が装着部106の底面部115に当接する。ユーザがさらにトナーパック100を矢印M方向に押し込むと、装着部106は矢印M方向の装着力F2を受ける。現像ユニット30は、トナーパック100が装着部106に装着されるときに装着部106がトナーパック100から受ける装着力F2により、離間方向D2に付勢されるように構成されている。
言い換えると、本実施例の現像ユニット30は、トナーパック100から装着部106が受ける装着力F2により、現像ユニット30を離間方向D2に移動させようとする力の作用を受けるように、構成されている。本実施例においては、装着力F2によって揺動軸線Bの周りのモーメントN2が生じ、現像ユニット30が離間方向D2に向けて付勢される。モーメントN2の向きが、揺動軸線Bの周りの回転方向である現像ユニット30の離間方向D2と一致する。
本実施例では、装着部106は、揺動軸線Bに直交する方向について、揺動軸線Bと現像ローラ31の回転軸線A2の間の位置で、装着力F2を受けるように構成されている。
本実施例では、図1に示すように現像ローラ31の回転軸線A2は、感光ドラム21の回転軸線A1よりも下方に位置する。また、装着部106は、Z方向の上側からトナーパック100を装着される(つまり、装着方向がZ方向に関して下向きとなる)ように構成されている。そして、図1のようにX方向に見たときに、水平方向において装着部106は感光ドラム21の回転軸線A1と揺動軸線Bとの間に位置する。同様に、水平方向において装着部106は現像ローラ31の回転軸線A2と揺動軸線Bとの間に位置する。また、揺動軸線Bに直交する方向について、装着部106と揺動軸線Bとの間の距離は、回転軸線A2と揺動軸線Bの距離、および回転軸線A1と揺動軸線Bとの間の距離よりも短い。ここで、装着力F2は、装着部106の各部分がトナーパック100から受ける力の合力である。装着部106の位置は、装着力F2の作用点である底面部115の中心を基準とする。
上記の構成により、装着部106がトナーパック100から下向きの装着力F2を受けた場合に、現像ユニット30には、現像ローラ31が下方に移動しようとする向き(即ち、離間方向D2)のモーメントN2が生じる。その結果、本実施例では現像ユニット30は離間方向D2に揺動し、現像容器32の当接部32gが装置本体の被当接部119に当接することで停止する。
このように、ユーザがトナーパック100を装着する時の装着力F2が、現像ユニット30を離間方向D2に移動させようとする力として作用する。このため、例えばユーザが不用意に強い力でトナーパック100を装着し大きな装着力F2が加えられたとしても、その力は当接部32gから被当接部119への当接力F3として被当接部119に受け止められる。したがって、装着力F2によって現像ローラ31が感光ドラム21に衝突することが避けられる。
以上説明した通り、本実施例によれば、補給容器の装着時の力が現像ローラを介して感光ドラムに作用することを回避可能な新たな構成を備えた画像形成装置を提供することができる。
比較例として、装着力F2によって現像ユニット30に対し現像ローラ31が感光ドラム21に接近する方向に力が作用する場合について考える。例えば、図14のように、装着部106が揺動軸線BよりもY方向のプラス側に位置する場合である。この場合、装着部106がトナーパック100から装着力F2を受けると、現像ユニット30には当接方向D1(図中時計回り方向)のモーメントN3が作用する。
しかし、比較例の構成では、装着力F2の大きさが、現像ユニット30を離間位置に保持している部材(例えば図7(b)のギア部83bやラック形状118a、特許文献2の支持部材)の強度限界を超えた場合に、部材の破損が生じる可能性がある。部材の破損を避けるために各部材の剛性を高めると、部材の大型化又は重量化により、画像形成装置1の大型化や重量化につながる。
これに対し、本実施例によれば、現像ユニット30が装着力F2により現像ユニット30を離間方向D2に移動させようとする力の作用を受けるにしたので、装着力F2が大きい場合でも現像ユニット30が当接方向D1に移動しようとすることがない。そのため、画像形成装置が不必要に大型化又は重量化することを回避することができる。つまり、本実施例によれば、簡素な構成で、補給容器の装着時の力が現像ローラを介して感光ドラムに作用することを回避することができる。
なお、図1に示すように、X方向に見たときに、現像ユニット30の揺動軸線Bから被当接部119(規制部)までの距離d1は、揺動軸線Bから装着部106までの距離d2よりも長いことが好ましい。本実施例ではトナーパック100の装着時に現像ユニット30が離間方向D2のモーメントN2を受けるところ、上記の構成によれば、てこの原理により、被当接部119が現像ユニット30から受ける当接力F3は、装着力F2より小さくなる。これにより、被当接部119に求められる強度が小さくなるので、被当接部119の小型化又は軽量化が可能となる。ただし、被当接部119の強度を確保できる場合等は、距離d1が距離d2より短くなるような配置としても構わない。
(変形例1)
実施例1では、開閉部材83を開く動作に連動して、開閉部材83に連動する押圧板118(図7(a、b)、図8(a、b))の作用により現像ユニット30が当接位置から離間位置へ移動する構成を説明した。これに限らず、例えば開閉部材83を開く動作に連動して第1バネ111及び第2バネ112の付勢力F1(図6)が現像ユニット30に作用しなくなる構成をとしてもよい。この場合、図10に示すように、開閉部材83を閉位置から開位置へ移動させると、付勢力F1が消失するため、現像ユニット30は自重(重力F4)により離間方向D2に揺動し、当接部32gにおいて被当接部119に当接した状態で停止する。この状態でトナーパック100を装着したときの動作は、実施例1と同様である。
一例として、第1バネ111及び第2バネ112を、ドラム枠体110のフック110e,110fに代えて、開閉部材83に連動して移動する部材に取り付けることができる。この場合、開閉部材83が閉位置にあるときは第1バネ111及び第2バネ112が実施例1と同様の付勢力F1を生じさせ、開閉部材83が開位置にあるときは付勢力F1が生じないようにする。
(変形例2)
また、実施例1では、開閉部材83の動作に連動して現像ユニット30が当接位置から離間位置へ移動する構成を説明したが、開閉部材83の動作に連動して現像ユニット30が移動しない構成としてもよい。図11は、開閉部材83を開いても現像ユニット30が当接位置に留まる構成の変形例において、トナーパック100を装着部106に装着したときの様子を示す。図11に示すように、現像ユニット30が当接位置に位置する状態でトナーパック100が装着された場合でも、装着力F2によって現像ユニット30には離間方向D2のモーメントN2が作用する。そのため、この変形例においても装着力F2が現像ローラ31を介して感光ドラム21に作用することが回避される。
(変形例3)
また、実施例1では、開閉部材83を開位置まで移動させると現像ユニット30の当接部32gが被当接部119の近傍まで移動する構成を説明した。これに限らず、例えば図12(a)に示すように、開閉部材83を開位置まで移動させると現像ユニット30の当接部32gが被当接部119に当接する構成としてもよい。この変形例では、当接部32gが被当接部119に当接した状態の現像ユニット30の位置が、現像ユニット30の離間位置となる。
図12(a)の状態でユーザがトナーパック100を装着し装着部106が装着力F2を受けた場合でも、現像ユニット30には離間方向D2のモーメントN2が作用する。ただし、実施例1と異なり、当接部32gが既に被当接部119と当接しているため、現像ユニット30は離間方向D2に揺動せずにその場に留まる(図12(b))。この変形例においても装着力F2が現像ローラ31を介して感光ドラム21に作用することが回避される。
(その他の変形例)
また、実施例1で説明した第1バネ111及び第2バネ112は付勢部材の一例であり、引張りバネ以外の付勢部材(例えば、圧縮バネ、ねじりバネ、磁石等)を用いてもよい。
また、実施例1において、第1バネ111及び第2バネ112の現像ユニット30とは反対側の端部は、ドラム枠体110に設けられたフック110e,110fに取り付けられていたが、必ずしもその必要はない。例えば、第1バネ111又は第2バネ112の現像ユニット30とは反対側の端部を、画像形成装置1の装置本体(プロセスユニット20以外の部分)に設けたフックに取付けてもよい。
また、実施例1の現像ユニット30は、現像容器32に設けた凸部(第1ボス32c及び第2ボス32d)をドラム枠体110に設けた凹部(第1穴部110c及び第2穴部110d)に嵌合させることでドラムユニット25に支持される構成とした。これに限らず、例えば凹部を現像容器32に設け、この凹部に嵌合する凸部をドラム枠体110に設けてもよい。
《実施例2》
次に、図13(a、b)を用いて実施例2に係るプロセスユニット20の構成を説明する。以下、実施例1と共通の参照符号を付した要素は、実施例1で説明したものと実質的に同じ構成及び作用を有するものとし、実施例1とは異なる部分を主に説明する。
図13(a)は、装着部106にトナーパック100が装着される前のプロセスユニット20を示す側面図である。図13(b)は、装着部106にトナーパック100が装着された時のプロセスユニット20を示す側面図である。
実施例1では、現像ユニット30がドラムユニット25に対して揺動する構成を説明した。本実施例では、現像ユニット30がドラムユニット25に対して直線運動(スライド)する構成を説明する。
図13(a)に示すように、ドラム枠体110の第2側板110bには、トナーパック100の装着方向である矢印M方向に延びるガイドスリット201が設けられる。第1側板110aにも同様のガイドスリット(不図示)が設けられる。一方、現像容器32の第2側面32bには、矢印M方向に延びる被ガイドリブ202が設けられ、第2側板110bのガイドスリット201と係合される。第1側面32aにも同様の被ガイドリブ202が設けられ、第1側板110aのガイドスリット201と係合される。これにより、ドラムユニット25に対する現像ユニット30の移動方向が、ガイドスリット201に沿った方向に制限される。
以下、ガイドスリット201に沿った方向のうち、現像ローラ31が感光ドラム21に接近するように現像ユニット30が移動する方向を当接方向D3とする。また、ガイドスリット201に沿った方向のうち、現像ローラ31が感光ドラム21から離間するように現像ユニット30が移動する方向を離間方向D4とする。
現像ユニット30は、実施例1と同様の第1バネ111(不図示)及び第2バネ112によって付勢されている。第1バネ111及び第2バネ112の付勢力F1の方向は、トナーパック100の装着方向(矢印M方向)とは反対の方向(矢印G方向)である。トナーパック100が装着されていないとき、第1バネ111及び第2バネ112の付勢力により、現像ローラ31が感光ドラム21に当接する。
図13(b)に示すように、ユーザがトナーパック100を装着部106に装着すると、現像ユニット30は装着部106が受ける装着力F2により、被ガイドリブ202をガイドスリット201にガイドされながら、付勢力F1に抗して矢印M方向に移動する。その結果、現像ローラ31は感光ドラム21から離間する。現像ユニット30は、現像容器32の当接部32gが画像形成装置1の被当接部119に当接する位置まで移動し、被当接部119によって停止される。
このように、本実施例の現像ユニット30は、トナーパック100から装着部106が受ける装着力F2により、現像ユニット30を離間方向D4に移動させようとする力の作用を受けるように、構成されている。言い換えると、現像ユニット30がドラムユニット25に対して直線移動する方向(矢印M方向及び矢印G方向)における装着力F2の向きは、離間方向D4と一致する。
この構成により、装着部106がトナーパック100から受ける装着力F2によって現像ユニット30は、離間方向D4に移動しようとするので、装着力F2が現像ローラ31を介して感光ドラム21に伝わることが避けられる。なお、離間方向D4に移動した現像ユニット30は、現像容器32の当接部32gが装置本体の被当接部119に当接する位置まで移動して被当接部119により停止される。
以上説明した通り、本実施例の構成でも、補給容器の装着時の力が現像ローラを介して感光ドラムに作用することを回避可能な新たな構成を備えた画像形成装置を提供することができる。
(変形例)
実施例2では、ドラムユニット25に設けたガイドスリット201(溝部、凹部)に沿って現像ユニット30に設けた被ガイドリブ202(凸部)がガイドされる構成を説明した。これに代えて、現像ユニット30にガイドスリット201を設け、ドラムユニット25に被ガイドリブ202を設けてもよい。
また、実施例2では、トナーパック100の装着方向(矢印M方向)と現像ユニット30の移動方向(ガイドスリット201の延伸方向)が実質的に平行である場合を説明したが、装着方向と現像ユニット30の移動方向が交差するようにしてもよい。この場合、装着方向と現像ユニット30の離間方向D4との間の角が90°未満(好ましくは45°以下、より好ましくは30°以下)であればよい。これにより、装着力F2によって現像ユニット30は離間方向D4に移動しようとするため、実施例2と同様の利点が得られる。
(その他の実施形態)
実施例1では現像ユニット30がドラムユニット25に対して揺動(回動、回転)する構成を説明し、実施例2では現像ユニット30がドラムユニット25に対して直線移動する構成を説明したが、現像ユニット30の移動の態様はこれに限らない。現像ユニット30が、ドラムユニット25に対して揺動と直線移動とを組み合わせた軌道に沿って移動するように構成されていてもよい。この場合、「離間方向」とは、軌道に沿った現像ユニット30の移動方向のうち現像ローラ31が感光ドラム21から離れるように現像ユニット30が移動する方向を指す。
以上示した本実施形態は、少なくとも以下を開示する。
(構成1)
トナーを補給するための補給容器を着脱可能な画像形成装置であって、
像担持体を有する第1ユニットと、
前記像担持体にトナーを供給する現像ローラと、前記補給容器を装着可能に構成された装着部と、前記補給容器から補給されたトナーを収容するための収容部とを有し、前記現像ローラが前記像担持体に当接する第1位置と前記現像ローラが前記像担持体から離間する第2位置とに移動可能な第2ユニットと、
を備え、
前記第2ユニットが前記第1位置から前記第2位置へ向かって移動するときの移動方向を離間方向として、
前記第2ユニットは、前記補給容器が前記装着部に装着されるときに前記装着部が前記補給容器から受ける力により、前記離間方向に付勢されるように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
(構成2)
前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
前記第2ユニットが前記離間方向に付勢されるように、前記力によって前記揺動軸線の周りのモーメントが生じる、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成3)
前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
前記現像ローラの回転軸線は、前記像担持体の回転軸線よりも下方に位置し、
前記装着部は、鉛直方向の上側から前記補給容器が装着されるように構成され、
前記像担持体の回転軸方向に見たときに、前記装着部は、水平方向において前記像担持体の回転軸線と前記揺動軸線との間に位置する、
ことを特徴とする構成1又は2に記載の画像形成装置。
(構成4)
前記第1ユニットは、前記像担持体を回転可能に支持する枠体を有し、
前記枠体は、前記像担持体の回転軸線の第1端側に設けられた第1側板と、前記回転軸線の第2端側に設けられた第2側板と、を有し、
前記第2ユニットは、前記第1側板及び前記第2側板の前記像担持体とは反対側の端部において、揺動可能に支持されている、
ことを特徴とする構成3に記載の画像形成装置。
(構成5)
前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
前記装着部は、前記揺動軸線に直交する方向について前記揺動軸線と前記現像ローラの回転軸線の間の位置で、前記力を受けるように構成されている、
ことを特徴とする構成1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
(構成6)
前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
前記揺動軸線に直交する方向について、前記装着部と前記揺動軸線との間の距離は、前記現像ローラの回転軸線と前記揺動軸線との間の距離よりも短い、
ことを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
(構成7)
前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して直線移動するように構成される、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成8)
前記装着部を覆う閉位置と、前記装着部を露出させる開位置と、に移動可能な開閉部材を更に備え、
前記第2ユニットは、前記開閉部材の前記閉位置から前記開位置への移動に連動して、前記第1位置から前記第2位置へ移動するように構成されている、
ことを特徴とする構成1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
(構成9)
前記第2ユニットと当接することで前記第2ユニットの前記離間方向への移動を規制可能な規制部を更に備え、
前記開閉部材が前記開位置に位置し且つ前記補給容器が前記装着部に装着されていない状態では、前記第2ユニットは前記規制部と当接しておらず、
前記開閉部材が前記開位置に位置し且つ前記補給容器が前記装着部に装着されたときに、前記力によって前記第2ユニットは前記規制部と当接する位置まで移動する、
ことを特徴とする構成8に記載の画像形成装置。
(構成10)
前記第2ユニットと当接することで前記第2ユニットの前記離間方向への移動を規制可能な規制部を更に備え、
前記開閉部材の前記閉位置から前記開位置への移動に連動して、前記第2ユニットは前記規制部に当接する位置まで移動する、
ことを特徴とする構成8に記載の画像形成装置。
(構成11)
前記第2ユニットと当接することで前記第2ユニットの前記離間方向への移動を規制可能な規制部を更に備え、
前記像担持体の回転軸方向に見た場合に、前記揺動軸線から前記規制部と前記第2ユニットの当接位置までの距離は、前記揺動軸線から前記装着部までの距離よりも長い、
ことを特徴とする構成2から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(構成12)
前記補給容器が取り外された状態で、記録材に画像を形成する画像形成動作を実行可能である、
ことを特徴とする構成1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
21…像担持体(感光ドラム)/25…第1ユニット(ドラムユニット)/30…第2ユニット(現像ユニット)/31…現像ローラ/36…収容部(トナー収容室)/83…開閉部材/106…装着部/119…規制部(被当接部)/A1…像担持体の回転軸線/A2…現像ローラの回転軸線/B…揺動軸線/D2,D4…離間方向

Claims (12)

  1. トナーを補給するための補給容器を着脱可能な画像形成装置であって、
    像担持体を有する第1ユニットと、
    前記像担持体にトナーを供給する現像ローラと、前記補給容器を装着可能に構成された装着部と、前記補給容器から補給されたトナーを収容するための収容部とを有し、前記現像ローラが前記像担持体に当接する第1位置と前記現像ローラが前記像担持体から離間する第2位置とに移動可能な第2ユニットと、
    を備え、
    前記第2ユニットが前記第1位置から前記第2位置へ向かって移動するときの移動方向を離間方向として、
    前記第2ユニットは、前記補給容器が前記装着部に装着されるときに前記装着部が前記補給容器から受ける力により、前記離間方向に付勢されるように構成されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
    前記第2ユニットが前記離間方向に付勢されるように、前記力によって前記揺動軸線の周りのモーメントが生じる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
    前記現像ローラの回転軸線は、前記像担持体の回転軸線よりも下方に位置し、
    前記装着部は、鉛直方向の上側から前記補給容器が装着されるように構成され、
    前記像担持体の回転軸方向に見たときに、前記装着部は、水平方向において前記像担持体の回転軸線と前記揺動軸線との間に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1ユニットは、前記像担持体を回転可能に支持する枠体を有し、
    前記枠体は、前記像担持体の回転軸線の第1端側に設けられた第1側板と、前記回転軸線の第2端側に設けられた第2側板と、を有し、
    前記第2ユニットは、前記第1側板及び前記第2側板の前記像担持体とは反対側の端部において、揺動可能に支持されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
    前記装着部は、前記揺動軸線に直交する方向について前記揺動軸線と前記現像ローラの回転軸線の間の位置で、前記力を受けるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能であり、
    前記揺動軸線に直交する方向について、前記装着部と前記揺動軸線との間の距離は、前記現像ローラの回転軸線と前記揺動軸線との間の距離よりも短い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して直線移動するように構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記装着部を覆う閉位置と、前記装着部を露出させる開位置と、に移動可能な開閉部材を更に備え、
    前記第2ユニットは、前記開閉部材の前記閉位置から前記開位置への移動に連動して、前記第1位置から前記第2位置へ移動するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2ユニットと当接することで前記第2ユニットの前記離間方向への移動を規制可能な規制部を更に備え、
    前記開閉部材が前記開位置に位置し且つ前記補給容器が前記装着部に装着されていない状態では、前記第2ユニットは前記規制部と当接しておらず、
    前記開閉部材が前記開位置に位置し且つ前記補給容器が前記装着部に装着されたときに、前記力によって前記第2ユニットは前記規制部と当接する位置まで移動する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2ユニットと当接することで前記第2ユニットの前記離間方向への移動を規制可能な規制部を更に備え、
    前記開閉部材の前記閉位置から前記開位置への移動に連動して、前記第2ユニットは前記規制部に当接する位置まで移動する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2ユニットと当接することで前記第2ユニットの前記離間方向への移動を規制可能な規制部を更に備え、
    前記像担持体の回転軸方向に見た場合に、前記揺動軸線から前記規制部と前記第2ユニットの当接位置までの距離は、前記揺動軸線から前記装着部までの距離よりも長い、
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記補給容器が取り外された状態で、記録材に画像を形成する画像形成動作を実行可能である、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2022137307A 2022-08-30 2022-08-30 画像形成装置 Pending JP2024033622A (ja)

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