JP2024031540A - 発光体の取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウイング車両のウイングルーフを開放して荷役作業を実施する際に、視認性に優れた作業環境を実現する発光体の取り付け構造を提供する。【解決手段】ウイングルーフ5は、天井を構成する屋根部5aと、側方面体を構成する側壁部5bとを備え、側壁部5bの下縁を構成するレールロアサイド16、又はレールロアサイド16の上方にレールロアサイド16に沿う長手方向に発光体が30埋設される。【選択図】図5

Description

本発明は、ウイング車両に配設される発光体の取り付け構造に関する。
貨物輸送用の車両であるトラックの荷台には、上方が開放された無蓋の荷台や、天井を備えると共に周囲が密閉される箱型の荷台がある。近年では、風雨などによる貨物の損傷が防止可能であって貨物の梱包を簡易化できるとともに、荷くずれ防止も容易な箱型の荷台が広く普及しており、迅速な貨物の積み降ろし等の荷役作業の合理化を目的として、跳ね上げ式のウイングルーフを備えたウイング車両も多く採用されている。
該ウイング車両の荷台においては、天井において前後方向に延びる中心線(センタービーム)に沿って左右に分割された屋根部と、該荷台の側方面体を構成する側壁部とが一体となって断面が略L字状のウイングルーフを構成し、該左右のウイングルーフは、センタービームに取り付けられるヒンジを中心として油圧シリンダ等のアクチュエータにより跳ね上げ式に開閉される。ウイング車両の荷台の側面の下部には下方に開く煽り板が配置されており、荷役作業を実施する際には、該ウイングルーフを上方に開くと共に該煽り板を下方に開き、荷台の側方を全面に亘り開放する。
ウイング車両の荷台には、荷室内を照らす照明器具が配設される。該照明器具は、一般的に、ウイングルーフの屋根部の幅方向における略中央に配設されるが、例えば、ウイングルーフが閉じているとき及び開いているときのいずれにおいても荷室内が照明されるように、該ウイングルーフを支持するセンタービームに配設される場合がある(例えば、特許文献1を参照。)。
また、上記したセンタービームではなく、ウイングルーフの屋根部と側壁部とを連結する上方の角部内側に該照明器具を配設することで、ウイングルーフを開いた場合に、荷台の外方周辺に向けて照明を照射し、夜間、荷台の周囲で荷役作業をする際の作業性を向上させることも提案されている(例えば特許文献2を参照。)。
実開平07-037861号公報 実用新案登録第3197718号公報
ところで、ウイング車両において荷役作業を実施する場合、ウイングルーフと煽り板を開くことで荷台の側方を全面的に開放し、フォークリフトを操作して、荷台の側方からパレットに搭載された貨物の出し入れをすることが多い。ここで、上記した従来技術のように、ウイングルーフを支持するセンタービームやウイングルーフの屋根部と側壁部とを連結する上方の角部内側に照明器具を配設した場合、いずれに設置した場合であっても、荷役作業を実施するフォークリフトの操縦者から見ると、前方に照明器具が位置することになる。特に、夜間、フォークリフトを使用して、貨物が積まれたパレットをウイング車両の荷台上から下ろす場合、上記した照明器具からの照明が荷台に積まれたパレット上の貨物に当たって手前側が陰になってしまう。その結果、パレットの手前側周辺の視認が困難となり、作業者がフォークリフトを操作して該フォークを該パレットの差し込み孔に挿入する作業に支障が生じ、作業性が悪いという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、その主たる技術課題は、ウイング車両のウイングルーフを開放して荷役作業を実施する際に、視認性に優れた作業環境を実現する発光体の取り付け構造を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、ウイング車両の荷台の一部を構成する左右一対のウイングルーフの荷室内側に配設される発光体の取り付け構造であって、該ウイングルーフは、天井を構成する屋根部と、側方面体を構成する側壁部とを備え、該側壁部の下縁を構成するレールロアサイド、又は該レールロアサイドの上方に該レールロアサイドに沿う長手方向に発光体が埋設される発光体の取り付け構造が提供される。
該発光体は、該ウイングルーフが開放されることにより、ウイング車両の荷台を構成する床面の車幅方向端部の上方に位置付けられると共に、該発光体から照射される光が、荷室内方向及び該床面の車幅方向端部よりも外方向に照射されるように該ウイングルーフに埋設されることが好ましい。また、該レールロアサイドの荷室内側の上端に長尺のデバイダが配設され、該デバイダの長手方向に沿って、長尺の該発光体が収容される収容凹部が形成されていることが好ましい。
該デバイダの荷室内側端面は、該側壁部の荷室内側に配設される内張り板を支持する内張り板支持部材の荷室内側端面よりも荷室内側に突出しないように形成されていることが好ましい。さらに、該発光体は、該デバイダの該収容凹部に、断面が略C字形状であって長手方向に開口する開口部を有するスペーサを介して収容され、該発光体が配設される位置においては、該デバイダの凹部の開口部に該スペーサの開口部が一致するように該スペーサを収容すると共に、該発光体が配設されない位置においては、該スペーサによって該デバイダの該収容凹部の開口部を閉塞するように該スペーサを収容するようにすることが好ましい。また、該ウイング車両には、該ウイングルーフが閉じた際に該発光体を消灯させるリミットスイッチが配設されていることが好ましい。
本発明の発光体の取り付け構造は、ウイング車両の荷台の一部を構成する左右一対のウイングルーフの荷室内側に配設される発光体の取り付け構造であって、該ウイングルーフは、天井を構成する屋根部と、側方面体を構成する側壁部とを備え、該側壁部の下縁を構成するレールロアサイド、又は該レールロアサイドの上方に該レールロアサイドに沿う長手方向に発光体が埋設されるものであることから、該発光体から照射される光が、荷室の内側方向に加え、床面の両側端部よりも外側にも照射され、例えば、荷台上において貨物が載せられたパレットに対し、フォークリフトのフォークの先端を位置付ける際の視認性が向上し、作業性の向上に貢献する。また、発光体が、ウイングルーフを構成する側壁部に埋設されるものであることから、該発光体が荷室内を圧迫して容積を低下させることもなく、貨物を損傷させる等の問題も生じない。
ウイング車両の後方斜視図である。 図1に記載のウイング車両に装着されるウイングルーフの側面図である。 図2にA-Aで示す位置の断面図である。 (a)図2にB-Bで示す位置の断面図、(b)図2にC-Cで示す位置の断面図である。 レールロアサイド及び発光体が埋設されたデバイダの近傍を荷室の内側の斜め後方から見た斜視図である。 図1に示すウイング車両において荷役作業をする態様を示す概念図である。
以下、本発明に基づく発光体の取り付け構造の実施形態について添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本実施形態の発光体の取り付け構造を備えたウイング車両1である。ウイング車両1は、進行方向(図中左方奥側)に対して車両本体2の後方側に架装された荷台3と、荷台3の前方側に搭載されドライバーの居住空間を構成するキャビン4とを備える。図1は、荷台3の一方(左側)のウイングルーフ5を開き、他方(右側)のウイングルーフ5を閉じた状態のウイング車両1を左側斜め後方から見た斜視図である。荷台3は、上記したウイングルーフ5、5に加え、煽り板6、前壁7、床面8、及び後方開口部9を備えている。
ウイングルーフ5は、荷台3の左右両側を構成するものであり、連結されて断面略L字形状をなす屋根部5a及び側壁部5bを備える。ウイングルーフ5が閉じた状態で、左右のウイングルーフ5の屋根部5aが荷台3の天井を構成し、側壁部5bは、荷台3の側方面体を構成する。側壁部5bの荷室20の内側面には、内張り板14が配設されており、貨物の転倒や荷崩れを防止すべく配設されるラッシングベルト(図示はしていない)を固定するためのラッシングレール15が車両前後方向に沿って配設されている。ウイングルーフ5の側壁部5bの下縁には、車両本体2の前後方向に延びるアルミ製のレールロアサイド16が配設されている。本実施形態では、ウイングルーフ5の側壁部5bの内側であって、該レールロアサイド16の上方に隣接して、デバイダ17が配設され、該デバイダ17に、追って説明する長尺の発光体30が埋設される。なお、図1のウイングルーフ5は一部の構成を省略し簡略化して示している。
ウイングルーフ5は、天井の中心を通りウイング車両1の前後方向に延びるセンタービーム51に支持されて、該センタービーム51を回転軸としウイングルーフ5の前後端部に配設された油圧等によって作動するシリンダ52によって開閉される。なお、図1では、左側のウイングルーフ5のみが開いた状態を示しているが、右側のウイングルーフ5も同様の構成により開閉される。
荷台3の床面8の車幅方向の両側端部に、該両側端部を中心に回動する煽り板6が配設されている。ウイングルーフ5と煽り板6とを閉じることで、荷台3の側面が閉じられる。なお、図に示す実施形態の煽り板6は、荷台3の前後方向で2分割されるが、特にこれに限定されるものではない。
後方開口部9は、後方開口部9の両側部を構成する一対のリアポスト10、10と、一対のリアポスト10、10の上端部を左右方向で連結するリアアッパー11とを備え、床面8の後端部上に、門型の開口フレームを形成している。これに加え、リアポスト10、10には、ヒンジ12が上下方向で見て複数個設置されており、後方開口部9の該開口フレームを観音開き動作によって閉鎖、開放する左右のリアドア13が軸支されている。ウイングルーフ5、煽り板6、及びリアドア13を閉鎖することで、床面8上に形成される荷室20が閉鎖空間とされる。
図2には、右側のウイングルーフ5を荷室20内側から見た側面図が示されている(説明の都合上、途中が省略されている。)。図2において矢印Fで示す左方側がウイング車両1の前方側であり、矢印Bで示す右方側がウイング車両1の後方側を示している。図3は、図2にA-Aで示す位置の断面図を、図4(a)は、図2にB-Bで示す位置の断面図を、図4(b)は、図2にC-Cで示す位置の断面図を示している。また、図5は、該レールロアサイド16、及び発光体30が埋設されたデバイダ17の近傍を荷室20の内側の斜め後方から見た斜視図を示しており、本発明の発光体の取り付け構造に基づき、発光体30がウイングルーフ5に取り付けられた状態を示している。なお、説明の都合上、図3においては、側壁部5bの一部を省略して示し、図4、図5は、倍率を変更して示すと共に要部を拡大して示している。また、図5は、上記した図2にB-Bで示した位置でレールロアサイド16及びデバイダ17を断面とし、発光体30を収容したスペーサ18を、説明の都合上、該レールロアサイド16及びデバイダ17とは異なる手前側の位置で断面とし、発光体30を断面とせずに斜視図で示した図を示している。
図3を参照することにより理解されるように、側壁部5bの荷室20側の内面には、内張り板14が配設されており、上部側の内張り板14と下部側の内張り板14とに分割されている。上部側の内張り板14と下部側の内張り板14との間には、ラッシングレール15が配設されている。側壁部5bの外側(図中右側)には、断面が波形状となる外板5cが配設され、側壁部5bの内部は、中空とされるか又は断熱材が装着される。
本実施形態では、図4(a)及び図5にその一部を拡大して示すように、側壁部5bの荷室20側において、レールロアサイド16の上端に隣接して、該レールロアサイド16に沿う様に発光体30を収容する収容凹部17aを備えたデバイダ17が配設されている。デバイダ17の下端側に形成された係合凹部17bには、レールロアサイド16の荷室20側の上端に形成された係合凸部16aが係合し、デバイダ17の上端に形成された係合凸部17cが内張り板14を支持する内張り板支持部材19の係合凹部19aに係合している。レールロアサイド16には、ウイングルーフ5を閉じる際に、先に閉じられる煽り板6(この図では省略されている。)との間をシールするシール部材16b、16cが配設されている。
デバイダ17の収容凹部17aは、デバイダ17の長手方向に沿って形成された垂下部17d及び立設部17eにより形成された開口部を有し、該収容凹部17aには、断面が略C字形状のスペーサ18を介して発光体30が収容される。
本実施形態において、ウイングルーフ5に配設される発光体30は、図5に示すように長尺であって配線34により電力が供給されて発光する複数のLEDの発光部32を備えている。図示は省略しているが、本実施形態の発光体30は、一定の間隔を空けて配線34によって直列に複数接続される。発光体30をデバイダ17に収容する際には、スペーサ18の開口部18aとデバイダ17の収容凹部17aの上記した開口部とを一致させて、発光体30の発光部32がデバイダ17の該開口部から荷室20側に露出するようにする。また、デバイダ17に沿って複数の発光体30を収容する場合において、間隔をおいて発光体30を接続する配線34のみがデバイダ17の該開口部から露出する領域においては、図4(b)、図5から理解されるように、スペーサ18の開口部18aをデバイダ17の収容凹部17aの内側に向けて収容することで、デバイダ17の収容凹部17aの該開口部を閉塞する。これにより、デバイダ17の収容凹部17a内の配線34を保護し、埃やごみが収容凹部17aに入り込むことを防止すると共に、配線34を見えないようにすることで、美観を損ねないようにしている。
なお、上記した説明では、右側のウイングルーフ5に発光体30が取り付けられた場合の構造について説明したが、反対側(左側)のウイングルーフ5においても、左右が反転した上記と同様の構成により発光体30が配設される(詳細な説明については省略する)。
さらに、図1に示す本実施形態のウイング車両1においては、ウイングルーフ5の屋根部5aを軸支するセンタービーム51の近傍において、該屋根部5aの開閉動作が行われる位置にリミットスイッチ53が配設されている。該リミットスイッチ53は、左右のウイングルーフ5のそれぞれに対応して配設され、ウイングルーフ5が閉じた場合に作動するスイッチである。仮に発光体30の点灯スイッチが作業者の手元の操作によりONとなっている場合であっても、ウイングルーフ5が閉じられることにより、このリミットスイッチ53が作動して発光体30が消灯する。すなわち、図1に示すウイング車両1において、作業者が発光体30を点灯させる操作を行った場合は、左側のウイングルーフ5に配設された上記の発光体30のみが点灯し、右側のウイングルーフ5に配設された発光体30は消灯となる。このようなリミットスイッチ53が配設されていることにより、ウイングルーフ5が開放された側で荷役作業を行う作業者の目線に、閉じられたウイングルーフ5の発光体30の光が入り、荷役作業の作業性を低下するという問題が解消される。
上記した発光体の取り付け構造によれば、ウイング車両1のウイングルーフ5を開放して夜間や、暗い工場内で荷役作業をする際に、視認性に優れた作業環境が実現される。より具体的には、図6に示すように、ウイングルーフ5が開放されることで、ウイング車両1の荷台3を構成する床面8の車幅方向の両側端部の上方に発光体30が位置付けられることから、該発光体30から照射される光Gが、荷室20の内方向に加え、床面8の両側端部よりも外側にも照射され、貨物60が載せられたパレット62に対し、フォークリフト40のフォーク42の先端が位置付けられる領域の視認性が向上し、作業性の向上に貢献する。特に、発光体30が、ウイングルーフ5を開いたとき、ウイング車両1の荷台3の車幅方向の側端部(図6に1点鎖線Pで示す位置)よりも外側になるように位置付けられている場合は、該側端部よりも外側から、荷室20の内側方向に光Gが照射されることになり、荷室20内の貨物60に光Gが遮られることなくフォーク42の先端領域が照らされて、フォークリフト40を操作する作業者Hにとって、より良好な作業環境が提供される。なお、図6では、説明の都合上、荷台3のリアドア13は省略されている。
さらに、本実施形態では、図4(a)の左方に拡大して示すように、発光体30を収容するデバイダ17の荷室20側の端面は、該側壁部5bの荷室20側に配設される内張り板支持部材19の内側端面(図中2点鎖線Lで示す)よりも荷室20の内側に突出しないように埋設されている。これにより、従来の構成に対し、本発明に基づき発光体30を装着した場合であっても、荷室20の容積が圧迫されることなく、また、荷室20内に収容された貨物に突き当たることないため、該貨物を破損することもない。
上記した実施形態では、ウイングルーフ5を構成するレールロアサイド16の上方にデバイダ17を配設して、該デバイダ17の収容凹部17aに発光体30を埋設して該発光体をウイングルーフ5に取り付ける構造について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、側壁部5bの荷室20内側において、デバイダ17を配設せずに、レールロアサイド16と内張り板支持部材19を直接接続するように形成し、レールロアサイド16に、上記した収容凹部17aに相当する収容凹部を形成して、発光体30を収容するようにしてもよい。また、発光体30を収容する収容凹部を、レールロアサイド16よりも上方の内張り板支持部材19、又は内張り板支持部材19よりも屋根部5a側に形成した別の部材に形成して発光体30を収容するようにしてもよい。さらに、左右のウイングルーフ5のそれぞれに、発光体30を、間隔をおいて複数配設する際に、左右のウイングルーフ5において配設される発光体30の位置を、前後方向に互い違いになるように、すなわち千鳥状に配設するようにしてもよい。そのように配設することで、ウイング車両の周辺全体を、発光体30によって効率よく照らすことができる。
なお、ウイングルーフ5に対して発光体30を取り付ける構造は、以下のように構成しても有用に機能する。
すなわち、ウイングルーフ5の側方面体を支持するフレーム、例えば、図1に記載されたレールアッパサイド54、ポストサイドフロント55、ポストサイドリア56に沿って上記した長尺のデバイダ17と同様のデバイダを配設し、該デバイダに形成された収容凹部に上記したのと同様の発光体30を収容して取り付けることができる。それにより、荷室20内の容積を圧迫することなく、発光体30を配設することができる。その際は、上記のスペーサ18と同様のスペーサを介して該収容凹部に発光体30を収容することが好ましい。
1:ウイング車両
2:車両本体
3:荷台
4:キャビン
5:ウイングルーフ
5a:屋根部
5b:側壁部
51:センタービーム
52:シリンダ
53:リミットスイッチ
54:レールアッパサイド
55:ポストサイドフロント
56:ポストサイドリア
6:煽り板
7:前壁
8:床面
9:後方開口部
10:リアポスト
11:リアアッパー
12:ヒンジ
13:リアドア
14:内張り板
15:ラッシングレール
16:レールロアサイド
16a:係合凸部
17:デバイダ
17a:収容凹部
17b:係合凹部
17c:係合凸部
18:スペーサ
18a:開口部
19:内張り板支持部材
19a:係合凹部
20:荷室
30:発光体(LED)
32:発光部
34:配線
40:フォークリフト
42:フォーク
60:貨物
62:パレット
H:作業者
G:光

Claims (6)

  1. ウイング車両の荷台の一部を構成する左右一対のウイングルーフの荷室内側に配設される発光体の取り付け構造であって、
    該ウイングルーフは、天井を構成する屋根部と、側方面体を構成する側壁部とを備え、該側壁部の下縁を構成するレールロアサイド、又は該レールロアサイドの上方に該レールロアサイドに沿う長手方向に発光体が埋設される発光体の取り付け構造。
  2. 該発光体は、該ウイングルーフが開放されることにより、ウイング車両の荷台を構成する床面の車幅方向端部の上方に位置付けられると共に、該発光体から照射される光が、荷室内方向及び該床面の車幅方向端部よりも外方向に照射されるように該ウイングルーフに埋設される請求項1に記載の発光体の取り付け構造。
  3. 該レールロアサイドの荷室内側の上端に長尺のデバイダが配設され、該デバイダの長手方向に沿って、長尺の該発光体が収容される収容凹部が形成されている請求項2に記載の発光体の取り付け構造。
  4. 該デバイダの荷室内側端面は、該側壁部の荷室内側に配設される内張り板を支持する内張り板支持部材の荷室内側端面よりも荷室内側に突出しないように形成されている請求項3に記載の発光体の取り付け構造。
  5. 該発光体は、該デバイダの該収容凹部に、断面が略C字形状であって長手方向に開口する開口部を有するスペーサを介して収容され、該発光体が配設される位置においては、該デバイダの凹部の開口部に該スペーサの開口部が一致するように該スペーサを収容すると共に、該発光体が配設されない位置においては、該スペーサによって該デバイダの該収容凹部の開口部を閉塞するように該スペーサを収容する請求項3に記載の発光体の取り付け構造。
  6. 該ウイング車両には、該ウイングルーフが閉じた際に該発光体を消灯させるリミットスイッチが配設されている請求項1~5に記載の発光体の取り付け構造。
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