JP2024029917A - 退避走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】退避走行の走行性能の向上を図る。【解決手段】退避走行制御装置40は、負圧確保制御部40Cと、第1判断部40Dと、退避走行制御部40Eと、を備える。負圧確保制御部40Cは、内燃機関の異常により内燃機関の駆動が停止したときに、ブレーキブースターが0より大きい第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する。第1判断部40Dは、負圧確保制御によりブレーキブースターに第1負圧が確保されたか否かを判断する。退避走行制御部40Eは、第1負圧が確保されたと判断した場合、退避走行車速の車速制限値として予め定められた第1速度より速い第2速度を車速制限値として設定し、退避走行するように制御する。【選択図】図3

Description

本開示は、退避走行制御装置に関する。
従来、内燃機関およびモータジェネレータの2種類の動力源を備え、ブレーキブースターの負圧を内燃機関からの吸気圧力に依存するハイブリット車両が知られている。ハイブリッド車両では、内燃機関に異常が生じた場合、蓄電装置からの電力のみを用いたモータジェネレータの駆動により走行する退避走行が行われている。また、安全走行性能等の観点から、退避走行時には車速制限値を超低速に制限することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2017-65283号公報 特開2016-160781号公報
退避走行時に車速制限値を超低速に制限することで、内燃機関の異常によりブレーキブースターの負圧が確保されていない状態であっても、ドライバによるブレーキペダルの踏み込みにより車両を停止させることが可能となる。しかしながら、車両が幹線道路などを走行中に内燃機関の異常により車速制限値を超低速値に制限した退避走行を行うと、走行状況によっては危険な場面が生じる場合がある。しかし、退避走行時の車速制限値を単に上昇させる制御では、ブレーキブースターの負圧を確保できない状況の場合、制動距離が長くなることから危険な場面が生じる場合がある。このため、従来技術では、退避走行の走行性能の向上を図ることが困難となる場合があった。
本開示が解決しようとする課題は、退避走行の走行性能の向上を図ることができる、退避走行制御装置を提供することである。
本開示にかかる退避走行制御装置は、駆動輪へ駆動力を供給し回生制動により発電する走行用モータジェネレータと、内燃機関と、前記内燃機関により駆動され発電するモータリング用モータジェネレータと、前記走行用モータジェネレータおよび前記モータリング用モータジェネレータによって充放電される蓄電装置と、前記内燃機関の吸気負圧を利用してブレーキペダルの踏力を増幅させるブレーキブースターと、備えた車両に設けられている。退避走行制御装置は、前記内燃機関の異常により前記内燃機関の駆動が停止したときに、前記ブレーキブースターが0より大きい第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する負圧確保制御部と、前記負圧確保制御により前記ブレーキブースターに前記第1負圧が確保されたか否かを判断する第1判断部と、前記第1負圧が確保されたと判断した場合、退避走行車速の車速制限値として予め定められた第1速度より速い第2速度を前記車速制限値として設定し、退避走行するように制御する退避走行制御部と、を備える。
本開示にかかる退避走行制御装置によれば、退避走行の走行性能の向上を図ることができる。
図1は、実施形態の車両の概略構成を示す図である。 図2は、車両用制御装置の一例のハードウェア構成図である。 図3は、退避走行制御装置の機能的構成の一例のブロック図である。 図4は、情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本開示に係る退避走行制御装置の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の車両1の概略構成を示す図である。車両1は、ハイブリッド車両の一例である。
車両1は、車両用制御装置10と、内燃機関12と、モータリング用モータジェネレータ14と、走行用モータジェネレータ16と、蓄電装置18と、ブレーキブースター11と、電動パーキングブレーキ23と、を備える。
内燃機関12は、エンジンである。内燃機関12は、例えば、複数の気筒を包有する4ストロークエンジンである。
モータリング用モータジェネレータ14は、内燃機関12により駆動されて発電する。内燃機関12の回転軸であるクランクシャフトは、モータリング用モータジェネレータ14の回転軸と歯車機構を介して機械的に接続されている。内燃機関12が出力する回転駆動力がモータリング用モータジェネレータ14に入力されることで、モータリング用モータジェネレータ14が発電する。モータリング用モータジェネレータ14で発電された電力は蓄電装置18に充電され、走行用モータジェネレータ16に供給される。
また、モータリング用モータジェネレータ14は、回転駆動力を発生させて内燃機関12のクランクシャフトを回転駆動する電動機としても機能する。詳細には、モータリング用モータジェネレータ14は、内燃機関12に駆動力を供給し内燃機関12を強制的に回転させるモータリングを実行可能である。
走行用モータジェネレータ16は、駆動輪22へ駆動力を供給し回生制動により発電する。詳細には、走行用モータジェネレータ16は、モータリング用モータジェネレータ14および蓄電装置18から供給された電力により車両1の走行のための駆動力を発生させ、減速機20を介して駆動力を駆動輪22へ供給する。また、走行用モータジェネレータ16は、駆動輪22に連れ回されて回転することで発電し、車両1の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。この回生制動により発電された電力は、蓄電装置18に充電される。
蓄電装置18は、モータリング用モータジェネレータ14および走行用モータジェネレータ16によって充放電される。蓄電装置18は、モータリング用モータジェネレータ14および走行用モータジェネレータ16の各々で発電された電力を充電して蓄える。また、蓄電装置18は、モータリング用モータジェネレータ14および走行用モータジェネレータ16の各々を電動機として作動させるための電力を放電し、モータリング用モータジェネレータ14および走行用モータジェネレータ16の各々に必要な電力を供給する。蓄電装置18は、例えば、バッテリ、またはキャパシタなどである。
インバータ24およびインバータ26は、PCU(Power Control Unit)の一部として機能する。
インバータ24は、モータリング用モータジェネレータ14で発電された交流電力を直流電力に変換し、蓄電装置18およびインバータ26の少なくとも一方へ出力する。また、インバータ24は、モータリング用モータジェネレータ14を電動機として作動させる際、蓄電装置18およびインバータ26の少なくとも一方から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータリング用モータジェネレータ14へ出力する。
インバータ26は、蓄電装置18およびインバータ24の少なくとも一方から供給される直流電力を交流電力に変換し、走行用モータジェネレータ16へ出力する。また、インバータ26は、回生制動により走行用モータジェネレータ16で発電された交流電力を直流電力に変換し、蓄電装置18およびインバータ24の少なくとも一方へ出力する。
ブレーキブースター11は、内燃機関12の吸気負圧を利用してブレーキペダル13の踏力を増幅させる。ブレーキブースター11は、内燃機関12の吸気負圧を利用した負圧式の公知のブレーキブースターであればよい。ブレーキブースター11には内燃機関12の吸気負圧によって負圧が蓄えられ、ドライバによるブレーキペダル13の踏力はブレーキブースター11に蓄えられた負圧の作用によって増幅される。
本実施形態では、ブレーキブースター11には、負圧ポンプ15が設けられていてもよい。負圧ポンプ15は、内燃機関12の吸気負圧を利用することが出来ない場合等に、ブレーキブースター11に負圧を供給するための電気駆動式のポンプである。なお、車両1は、負圧ポンプ15を搭載した構成に限定されない。
電動パーキングブレーキ23は、電動モータの作動によって、車両1に設けられたパーキングブレーキを制御するシステムである。電動モータの駆動力は、ギア機構およびケーブル等を通してパーキング用のブレーキシューに伝達される。ブレーキシューは駆動輪22に設けられたブレーキドラムに押し付けられ、その摩擦力により制動力が発生する。
また、車両1には、負圧センサ17、ブレーキストロークセンサ19、車速センサ21、等の各種のセンサが設けられている。
負圧センサ17は、ブレーキブースター11に蓄えられている負圧のレベルを検知する。ブレーキストロークセンサ19は、ブレーキストロークを検知する。ブレーキストロークは、ブレーキ機構による制動力を調整するためのブレーキペダル13の操作量である。車速センサ21Bは、車両1の車速を検知する。
車両用制御装置10は、車両1を制御するコントローラである。
車両用制御装置10は、車両1に搭載された各種のセンサの検知結果を取得する。例えば、車両用制御装置10は、ブレーキブースター11に蓄えられている負圧のレベル、ブレーキストローク、車両1の車速、蓄電装置18の環境温度、蓄電装置18に対する充放電電流、蓄電装置18の残容量、アクセル開度、シフトポジション、スイッチのON/OFF、路面の勾配、モータリング用モータジェネレータ14の発電電力、走行用モータジェネレータ16の発電電力、などを取得する。車両用制御装置10は、これらの検知結果に応じて、走行用モータジェネレータ16の回転駆動力、内燃機関12の回転駆動力、およびモータリング用モータジェネレータ14が発電する電力の大きさなどを制御する。
車両用制御装置10は、例えば、HEV_ECU(Electronic Control Unit)30、エンジンECU32、発電機ECU34、バッテリECU36、および駆動機ECU38を有する。
HEV_ECU30、エンジンECU32、発電機ECU34、バッテリECU36、および駆動機ECU38は、CAN(Controller Area Network)などの電気通信回線を介して相互に通信可能に接続されている。
HEV_ECU30は、退避走行制御装置40を含む。HEV_ECU30および退避走行制御装置40については後述する。エンジンECU32は、内燃機関12を制御するエンジンコントローラである。発電機ECU34は、モータリング用モータジェネレータ14およびインバータ24を制御するコントローラである。バッテリECU36は、蓄電装置18を制御するコントローラである。駆動機ECU38は、走行用モータジェネレータ16およびインバータ26を制御するコントローラである。
図2は、車両用制御装置10の一例のハードウェア構成図である。
車両用制御装置10に設けられたHEV_ECU30、退避走行制御装置40、エンジンECU32、発電機ECU34、バッテリECU36、駆動機ECU38、および退避走行制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)11A、ROM(Read Only Memory)11B、RAM(Random Access Memory)11C、およびI/F11Dなどがバス11Eにより相互に接続され、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成である。
CPU11Aは、本実施形態の車両用制御装置10を制御する演算装置である。ROM11Bは、CPU11Aによる各種処理を実現するプログラムなどを記憶する。RAM11Cは、CPU11Aによる各種処理に必要なデータを記憶する。I/F11Dは、データを送受信するためのインターフェースである。
本実施形態の車両用制御装置10で実行される情報処理を実行するためのプログラムは、ROM11Bなどに予め組み込んで提供される。なお、本実施形態の車両用制御装置10で実行されるプログラムは、車両用制御装置10にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供するように構成してもよい。
図1に戻り説明を続ける。HEV_ECU30は、エンジンECU32、発電機ECU34、バッテリECU36、および駆動機ECU38などを相互に管理し制御する。HEV_ECU30は、内燃機関12の出力、モータリング用モータジェネレータ14および走行用モータジェネレータ16の出力などを車両負荷や走行状態などに応じて最適配分し、車両1が最も効率よく走行可能となるように車両1のハイブリッドシステム全体を制御する。
本実施形態では、HEV_ECU30は、退避走行制御装置40を有する。退避走行制御装置40は、退避走行のための制御を行うECUである。
退避走行とは、内燃機関12を停止した停止状態とし、蓄電装置18からの電力のみを用いた走行用モータジェネレータ16の駆動により走行することを表す。
図3は、退避走行制御装置40の機能的構成の一例のブロック図である。図4は、本実施形態の退避走行制御装置40で実行される情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
退避走行制御装置40は、異常検知部40Aと、内燃機関停止検知部40Bと、負圧確保制御部40Cと、第1判断部40Dと、退避走行制御部40Eと、第2判断部40Fと、減速制御部40Gと、を備える。
異常検知部40A、内燃機関停止検知部40B、負圧確保制御部40C、第1判断部40D、退避走行制御部40E、第2判断部40F、および減速制御部40Gは、CPU11Aなどの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよい。また、充放電制御部30Aは、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよい。また、これらの各部は、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
異常検知部40Aは、内燃機関12の異常を検知する(ステップS100)。内燃機関12の異常とは、内燃機関12の吸気負圧をブレーキブースター11の負圧として利用することが困難な状況を表す。例えば、内燃機関12の異常は、内燃機関12の駆動に寄与するバルブなどの駆動系の故障などによって、内燃機関12が燃焼不可能となった状態である。例えば、異常検知部40Aは、エンジンECU32から内燃機関12の異常を表す異常信号を受付けた場合、内燃機関12の異常を検知する。なお、異常検知部40Aは、内燃機関12の異常を検知するセンサからの受信信号により内燃機関12の異常を検知してもよい。
内燃機関停止検知部40Bは、内燃機関12の異常発生による内燃機関12の停止を検知する(ステップS102)。例えば、内燃機関停止検知部40Bは、異常検知部40Aによって内燃機関12の異常が検知された後に、エンジンECU32から内燃機関12の停止を表す停止信号を受付けたときに、異常発生による内燃機関12の停止を検知する。なお、異常検知部40Aによって内燃機関12の異常が検知されたときに内燃機関12が駆動状態または駆動可能な状態である場合、内燃機関停止検知部40Bは、内燃機関12を停止するように停止制御してもよい。この場合、内燃機関停止検知部40Bは、異常検知部40Aによって内燃機関12の異常が検知されたときに、内燃機関12の駆動を停止するようにエンジンECU32を制御すればよい。
負圧確保制御部40Cは、内燃機関12の異常発生により内燃機関12の駆動が停止したときに、ブレーキブースター11が0より大きい第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する(ステップS104)。
第1負圧とは、ブレーキブースター11に蓄積される負圧であり、0より大きいレベルの負圧である。詳細には、第1負圧は、第1負圧を蓄えた状態のブレーキブースター11がブレーキペダル13の踏力を増幅して車両1のブレーキ機構に作用させることで、後述する第2速度で走行する車両1が所定の制動距離で走行停止可能なレベルの負圧である。第1負圧には、これらの条件を満たす負圧のレベルを予め定めればよい。
なお、第1負圧は、ある1つのレベルの負圧の値に限定されず、所定の幅を持った負圧のレベル範囲を表す値であってよい。所定の幅を持った負圧のレベル範囲である場合についても、第1負圧は、0(すなわち負圧無し)を含まないレベル範囲の負圧であればよい。
負圧確保制御部40Cは、モータリング用モータジェネレータ14のモータリング制御、および負圧ポンプ15の制御、の少なくとも一方の制御により、ブレーキブースター11が第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する。
上述したように、モータリング用モータジェネレータ14は、内燃機関12に駆動力を供給し内燃機関12を強制的に回転させるモータリングを実行可能である。負圧確保制御部40Cは、発電機ECU34を介してモータリング用モータジェネレータ14を制御し、異常発生により停止制御されている内燃機関12をモータリングする。内燃機関12のモータリングによって、内燃機関12の吸気負圧によりブレーキブースター11に負圧が蓄積され、ブレーキブースター11に第1負圧が確保される。
また、負圧確保制御部40Cは、負圧ポンプ15を制御することで、ブレーキブースター11に第1負圧を確保する負圧確保制御を実行してもよい。
負圧確保制御部40Cは、モータリング用モータジェネレータ14のモータリング制御および負圧ポンプ15の制御の双方を、負圧確保制御として実行してもよい。また、負圧確保制御部40Cは、モータリング可能か否かを判断し、モータリング可能である場合、モータリング用モータジェネレータ14のモータリング制御を負圧確保制御として実行してもよい。そして、負圧確保制御部40Cは、内燃機関12がモータリング不可能である場合、負圧ポンプ15の制御を負圧確保制御として実行してもよい。
第1判断部40Dは、ブレーキブースター11に第1負圧が確保されたか否かを判断する(ステップS106)。第1判断部40Dは、負圧センサ17による検知結果が第1負圧以上を表すか否かを判別することで、第1負圧が確保されたか否かを判断すればよい。
退避走行制御部40Eは、ブレーキブースター11に第1負圧が確保されたと判断した場合(ステップS106:Yes)、第1速度より速い第2速度を退避走行車速の車速制限値として設定し(ステップS108)、退避走行するように制御する(ステップS110)。
第1速度とは、退避走行車速の車速制限値として予め定められた速度である。退避走行車速とは、退避走行時の車両1の車速である。第1速度は、ブレーキブースター11に負圧が確保されていない状態、すなわちブレーキブースター11の負圧が0(ゼロ)の状態であっても、ドライバによるブレーキペダル13の踏力によって車両1が所定の制動距離で走行停止可能な速度である。第1速度は、具体的には、例えば、アクセルペダルを踏まない状態で車両1が前進または後退するクリープ走行時の速度などである。第1速度は、ある1つの値に限定されず、所定の幅をもった速度範囲を表す速度であってよい。
第2速度とは、第1速度より速い速度である。詳細には、第2速度は、第1速度より速く、且つ、ブレーキブースター11に第1負圧が確保されている状態であれば、ドライバによるブレーキペダル13の踏力によって車両1が所定の制動距離で走行停止可能な速度である。第2速度は、ある1つの値に限定されず、所定の幅を持った速度範囲を表す速度であってよい。なお、所定の幅を持った速度範囲である場合、第1速度と第2速度とは非重複な速度範囲であり、第2速度は第1速度より速い速度である。
第2速度には、上記条件を満たす速度を予め定めればよい。そして、退避走行制御部40Eは、ブレーキブースター11に第1負圧が確保されたと判断した場合、予め定められた第2速度を退避走行車速の車速制限値として設定すればよい。
なお、退避走行制御部40Eは、負圧確保制御部40Cによってブレーキブースター11に確保された第1負圧のレベルに応じた第2速度を算出し、退避走行車速の車速制限値として設定してもよい。具体的には、負圧確保制御部40Cは、負圧確保制御部40Cによってブレーキブースター11に確保された第1負圧のレベルを負圧センサ17から取得する。そして、負圧確保制御部40Cは、該レベルの第1負圧が確保されている状態であれば、ドライバによるブレーキペダル13の踏力によって車両1が所定の制動距離で走行停止可能な速度を第2速度として算出する。すなわち、負圧確保制御部40Cは、確保された第1負圧のレベルに応じて該条件を満たす第2速度を算出することで、確保された第1負圧のレベルが高いほど、より速い第2速度を算出する。そして、退避走行制御部40Eは、算出した第2速度を、退避走行車速の車速制限値として設定すればよい。
退避走行制御部40Eは、第2速度を退避走行車速の車速制限値として設定し、退避走行するように走行用モータジェネレータ16を制御する退避走行制御を実行する。詳細には、退避走行制御部40Eは、蓄電装置18からの電力のみを用いた走行用モータジェネレータ16の駆動により走行し、且つ、車速制限値として設定した第2速度で走行するように、駆動機ECU38を介して走行用モータジェネレータ16を制御する。
すなわち、負圧確保制御部40Cによってブレーキブースター11に第1負圧が確保された場合、退避走行制御部40Eは、第1速度より速い第2速度を車速制限値とした退避走行を行うように走行用モータジェネレータ16を制御する退避走行制御を実行する。
次に、負圧確保制御部40Cは、負圧確保制御を継続するか否かを判断する(ステップS112)。
例えば、負圧確保制御部40Cは、車両1が走行している状態でブレーキペダル13Bが操作された場合、負圧確保制御を継続すると判断する。詳細には、負圧確保制御部40Cは、車速センサ21によって検知された車速が0を超える車速であり、且つ、ブレーキストロークセンサ19によってブレーキペダル13の踏み込みを表すブレーキストロークが検知された場合、負圧確保制御を継続すると判断する。また、負圧確保制御部40Cは、車速センサ21によって検知された車速が0を超える車速であり、ブレーキブースター11の負圧が第1負圧未満であり、且つ、ブレーキストロークセンサ19によってブレーキペダル13の踏み込みを表すブレーキストロークが検知された場合、負圧確保制御を継続すると判断してもよい。また、負圧確保制御部40Cは、車速センサ21によって第2車速を超える車速が検知された場合、負圧確保制御を継続すると判断してもよい。
負圧確保制御部40Cが負圧確保制御を継続すると判断した場合(ステップS112:Yes)、上記ステップS104へ戻る、負圧確保制御部40Cが負圧確保制御を継続しないと判断した場合(ステップS112:No)、本ルーチンを終了する。
一方、第1判断部40Dがブレーキブースター11に第1負圧が確保されないと判断した場合(ステップS106:No)、第2判断部40Fは、減速制御により車両1を減速可能か否か判断する(ステップS114)。
詳細には、第2判断部40Fは、車両1に設けられている、ブレーキブースター11以外の減速制御機構の減速制御により車両1を減速可能であるか否かを判断する。本実施形態では、第2判断部40Fは、ブレーキブースター11以外の減速制御機構として、電動パーキングブレーキ23を用いる形態を一例として説明する。
このため、本実施形態では、第2判断部40Fは、電動パーキングブレーキ23の電動モータが正常駆動するか否かを判別することで、電動パーキングブレーキ23の減速制御により車両1を減速可能か否か判断する。
退避走行制御部40Eは、電動パーキングブレーキ23の駆動制御である減速制御により減速可能と判別した場合(ステップS114:Yes)、第2速度を車速制限値として設定する(ステップS116)。第2速度は上記と同様である。
そして、減速制御部40Gは、減速制御により車両1を減速可能と判断した場合、減速制御を開始する(ステップS118)。減速制御とは、ブレーキストロークセンサ19および車速センサ21の各々の検知結果に基づいた電動パーキングブレーキ23の電動モータの駆動制御を表す。
減速制御部40Gは、ブレーキストロークセンサ19により検知されたブレーキストロークに応じた制動力が実現されるように、検知されたブレーキストロークに応じて電動パーキングブレーキ23の電気モータを駆動制御する。また、減速制御部40Gは、車速センサ21によって検知された車両1の車速が車速制限値として設定された第2速度以下の車速を維持するように、検知された車速に応じて電動パーキングブレーキ23の電気モータを駆動制御する。減速制御部40Gは、減速制御により減速可能と判断した場合、これらの減速制御を開始する。
そして、退避走行制御部40Eは、第2速度を退避走行車速の車速制限値として退避走行するように走行用モータジェネレータ16を制御する退避走行制御を実行する(ステップS120)。詳細には、退避走行制御部40Eは、蓄電装置18からの電力のみを用いた走行用モータジェネレータ16の駆動により走行し、且つ、車速制限値として設定した第2速度の車速で走行するように、駆動機ECU38を介して走行用モータジェネレータ16を制御する。
次に、減速制御部40Gが、ステップS118で開始した減速制御を継続するか否かを判断する(ステップ122)。例えば、減速制御部40Gは、車両1が走行している状態でブレーキペダル13Bが操作された場合、減速制御を継続すると判断する。詳細には、減速制御部40Gは、車速センサ21によって検知された車速が0を超える車速であり、且つ、ブレーキストロークセンサ19によってブレーキペダル13の踏み込みを表すブレーキストロークが検知された場合、減速制御を継続すると判断する。
減速制御部40Gは、減速制御を継続しないと判断(ステップS122:No)するまで、肯定判断(ステップS122:Yes)を繰り返す。減速制御部40Gは、減速制御を継続しないと判断(ステップS122:No)すると、本ルーチンを終了する。
一方、第2判断部40Fが減速制御により車両1を減速不可能と判断した場合(ステップS114:No)、退避走行制御部40Eは、第1速度を退避走行車速の車速制限値として設定する(ステップS124)。そして、退避走行制御部40Eは、第1速度を車速制限値として退避走行するように、走行用モータジェネレータ16を制御する退避走行制御を実行する(ステップS126)。詳細には、退避走行制御部40Eは、蓄電装置18からの電力のみを用いた走行用モータジェネレータ16の駆動により走行し、且つ、車速制限値として設定した第1速度で走行するように、駆動機ECU38を介して走行用モータジェネレータ16を制御する。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施形態の退避走行制御装置40は、車両1に設けられている。車両1は、駆動輪22へ駆動力を供給し回生制動により発電する走行用モータジェネレータ16と、内燃機関12と、内燃機関12により駆動され発電するモータリング用モータジェネレータ14と、走行用モータジェネレータ16およびモータリング用モータジェネレータ14によって充放電される蓄電装置18と、内燃機関12の吸気負圧を利用してブレーキペダル13の踏力を増幅させるブレーキブースター11と、備える。退避走行制御装置40は、負圧確保制御部40Cと、第1判断部40Dと、退避走行制御部40Eと、を備える。負圧確保制御部40Cは、内燃機関12の異常により内燃機関12の駆動が停止したときに、ブレーキブースター11が0より大きい第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する。第1判断部40Dは、負圧確保制御によりブレーキブースター11に第1負圧が確保されたか否かを判断する。退避走行制御部40Eは、第1負圧が確保されたと判断した場合、退避走行車速の車速制限値として予め定められた第1速度より速い第2速度を車速制限値として設定し、退避走行するように制御する。
このため、本実施形態の退避走行制御装置40は、内燃機関12の異常による退避走行時に、退避走行時の車速制限値を第1速度から第2速度へ向上させ、且つ、適切な制動距離を確保することができる。よって、本実施形態の退避走行制御装置40では、超低車速の退避走行によって生じる他の車両との速度差増大などによる危険性を抑制し、且つ、適切な制動距離を確保可能な退避走行を実行することができる。
従って、本実施形態の退避走行制御装置40は、退避走行の走行性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態の退避走行制御装置40では、負圧確保制御によってブレーキブースター11の第1負圧が確保できない場合、減速制御部40Gが減速制御を開始する。そして、減速制御部40Gにより減速制御が開始されると、退避走行制御部40Eは、第2速度を車速制限値として設定し、退避走行するように制御する。
内燃機関12の異常の程度によって、モータリング用モータジェネレータ14による内燃機関12のモータリングが困難な状況である場合がある。このような場合であっても、減速制御部40Gがブレーキブースター11以外の駆動機構を用いた減速制御を行うことで、退避走行時の車速制限値を第1速度から第2速度へ向上させ、且つ、適切な制動距離を確保することができる。
また、減速制御部40Gは、電動パーキングブレーキ23の駆動制御による減速制御を行う。
ブレーキブースター11の第1負圧が確保されない場合、回生減速度を上昇させることで、走行用モータジェネレータ16により減速制御を行う方法が挙げられる。しかし、蓄電装置18が満充電である場合や車両1が超低温環境にある場合、回生制動を行うことが出来ない場合がある。一方、電動パーキングブレーキ23の駆動制御による減速制御は、蓄電装置18の充電状況および車両1の環境温度に拘わらず、安定して減速制御が可能となる。
このため、減速制御部40Gが電動パーキングブレーキ23の駆動制御による減速制御を行うことで、上記効果に加えて、退避走行の走行性能の向上を安定して図ることができる。
なお、本実施形態では、負圧確保制御部40Cは、内燃機関12の異常により内燃機関12の駆動が停止したときに、第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する形態を説明した。そして、第1判断部40Dが第1負圧の確保を判断した場合、退避走行制御部40Eが第2速度を車速制限値として設定し、退避走行するように制御する形態を説明した。
しかし、内燃機関12の異常により内燃機関12の駆動が停止した後であって、且つ負圧確保制御部40Cによる負圧確保制御の実行前に、第1判断部40Dが、ブレーキブースター11に第1負圧が確保されているか否かを更に判断してもよい。そして、負圧確保制御の実行前に第1負圧が確保されていると判断した場合、負圧確保制御を省略し、退避走行制御部40Eが第2速度を車速制限値として設定した退避走行制御を行ってもよい。そして、ブレーキブースター11に第1負圧が確保されていないと判断した場合、負圧確保制御部40Cが負圧確保制御を実行してもよい。
本実施形態の退避走行制御装置40で実行される上記各処理を実行するためのプログラムは、HDDに記憶されていてもよい。また、本実施形態の退避走行制御装置40で実行される上記各処理を実行するためのプログラムは、ROM11Bに予め組み込まれて提供されていてもよい。
また、本実施形態の退避走行制御装置40で実行される上記処理を実行するためのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disc)、フレキシブルディスク(FD)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されてコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるようにしてもよい。また、本実施形態の退避走行制御装置40で実行される上記処理を実行するためのプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の退避走行制御装置40で実行される上記処理を実行するためのプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。
なお、上記には、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 車両
11 ブレーキブースター
12 内燃機関
14 モータリング用モータジェネレータ
16 走行用モータジェネレータ
18 蓄電装置
23 電動パーキングブレーキ
40 退避走行制御装置
40C 負圧確保制御部
40D 第1判断部
40E 退避走行制御部
40F 第2判断部
40G 減速制御部

Claims (3)

  1. 駆動輪へ駆動力を供給し回生制動により発電する走行用モータジェネレータと、内燃機関と、前記内燃機関により駆動され発電するモータリング用モータジェネレータと、前記走行用モータジェネレータおよび前記モータリング用モータジェネレータによって充放電される蓄電装置と、前記内燃機関の吸気負圧を利用してブレーキペダルの踏力を増幅させるブレーキブースターと、備えた車両に設けられ、
    前記内燃機関の異常により前記内燃機関の駆動が停止したときに、前記ブレーキブースターが0より大きい第1負圧を確保するように負圧確保制御を実行する負圧確保制御部と、
    前記負圧確保制御により前記ブレーキブースターに前記第1負圧が確保されたか否かを判断する第1判断部と、
    前記第1負圧が確保されたと判断した場合、退避走行車速の車速制限値として予め定められた第1速度より速い第2速度を前記車速制限値として設定し退避走行するように制御する退避走行制御部と、
    を備える退避走行制御装置。
  2. 前記第1負圧が確保されないと判断した場合、減速制御により前記車両を減速可能か否か判断する第2判断部と、
    前記減速制御により減速可能と判断した場合、前記減速制御を開始する減速制御部と、
    を備え、
    前記退避走行制御部は、
    前記減速制御により減速可能と判断した場合、前記第2速度を前記車速制限値として設定し退避走行するように制御する、
    請求項1に記載の退避走行制御装置。
  3. 前記減速制御部は、
    前記減速制御により減速可能と判断した場合、前記車両に設けられたブレーキストロークセンサおよび車速センサの各々の検知結果に基づいた電動パーキングブレーキの駆動制御である前記減速制御を開始する、
    請求項2に記載の退避走行制御装置。
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