JP2024027069A - 日程調整装置、日程調整方法、及びプログラム - Google Patents

日程調整装置、日程調整方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 開催者側の会合の参加者候補に対して、参加者候補のチーム分け及び既存予定の状況を考慮した上で会合への参加を割当てると同時に、ダブルブッキングなく日程調整を行うことを目的とする。【解決手段】 日程調整装置は、日程調整部が、割当て計算式に基づいて参加者候補をチームに区分し、前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、調整相手の選択に応じて前記第2の候補日程の中から会合日程を決定し、前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる。【選択図】 図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り (A1)令和3年8月30日掲載,サービスサイト(https://eeasy.jp/login) (A2)令和3年8月30日掲載,サービスサイト(https://eeasy.jp/) (B1)令和3年8月30日掲載,ニュースページ(https://eeasy.jp/news/n0021、WEB版) (B2)令和3年8月30日掲載,ニュースページ(https://eeasy.jp/news/n0021、PDF版) (C1)令和3年8月30日掲載,プレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000057389.html)
本発明は、日程調整装置、日程調整方法、及びプログラムに関する。
従来、ビジネスにおける会合の日程調整は、各参加者のスケジュールを確認したり、会場を確保したりする等の数多くの手順があるため、非常に面倒で手間の掛かる作業である。
なお、参加者のスケジュール確認については、昨今、多くのビジネスパーソンがインターネット上に提供されているカレンダツールを用いて予定を管理しているため、該カレンダツールを参照することが考えられる。
カレンダツールに関連し、例えば、特許文献1には「インターネットを介してスケジュール情報を配信し共有するシステムの会員であって、スケジュール情報の配信を申請する複数の申請者、及び配信のスケジュール情報を利用する複数の利用者が、それぞれ入会登録するステップ、スケジュール管理を行なうスケジューラが以下に実行するステップであって、前記申請者により前記スケジュール情報を前記利用者に公開して配信するステップ、前記利用者により、前記公開されたスケジュール情報の配信を所望する対象を登録するステップ、及び前記利用者の登録された所望配信対象に基づき、これに関連する前記スケジュール情報を、すべての利用者端末のカレンダに同期してプリセットするステップ、を含むスケジュール情報共有方法。」が記載されている。
特開2019-219831号公報
特許文献1に記載の技術は、システムの会員である複数の利用者が互いにスケジュール情報を共有することができるので、会合の日程調整に利用できる。しかしながら、該システムを使用したとしても、会合の参加者のスケジュールは時々刻々と更新、変更され得るため、各参加者それぞれの既存予定と、会合の開催時刻が重複することなく、すなわち、ダブルブッキングすることなく会合の日程調整を行うことは困難である。
また、例えば、日々多くの商談や採用面接等の会合を実施している企業の場合は、複数の担当者や担当チームに対して、各担当(担当者や担当チーム)の業務負荷やスケジュールを考慮しながら、商談等の会合への参加を各担当に分散して割当てることが多い。そのため、各担当に対する会合への参加の割当て業務と、日程調整業務とは、同時に実現できることが望ましい。しかしながら、従来の日程調整ツールでは、チーム分けや各担当の業務負荷(他の会合予定の状況)を考慮した会合への参加の割当てと同時に、ダブルブッキングなく日程調整することはできない。
本発明は、このような現状を鑑みてなされたものであり、開催者側の会合の参加者候補(商談や採用面接等を担当する開催者側の社員等)に対して、参加者候補のチーム分け及び既存予定の状況を考慮した上で会合への参加を割当てると同時に、ダブルブッキングなく日程調整を行うことを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係る日程調整装置は、異なる会合の日程調整に対して繰り返し使用できる調整条件雛形を設定する調整条件設定部と、前記調整条件雛形に基づいて会合日程の調整を行う日程調整部と、を備え、前記調整条件設定部は、調整開始者からの入力に基づき、前記会合への参加者候補、並びに、割当て計算式及び割当て順を含む割当て方式を含む調整条件を前記調整条件雛形に登録し、前記日程調整部は、前記調整条件雛形に対応するアクセス情報に基づいて調整相手がアクセスしてきたことに応じ、前記割当て計算式に基づいて前記参加者候補をチームに区分し、カレンダツールが管理する前記参加者候補のスケジュール情報を参照し、前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、前記第2の候補日程を前記調整相手が用いる端末装置に提示し、前記調整相手の選択に応じて、提示した前記第2の候補日程の中から前記会合日程を決定し、決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる。
前記調整条件設定部は、前記調整開始者からの入力に基づき、判定単位期間、及び割当て上限数を含む前記調整条件を前記調整条件雛形に登録することができ、前記日程調整部は、前記判定単位期間における前記参加者候補の判定対象予定の数が前記割当て上限数以上である前記判定単位期間における全ての日程を、前記判定単位期間における判定対象予定の数が前記割当て上限数以上である前記参加者候補が属する前記チームの前記第1の候補日程から除外することができる。
前記調整条件設定部は、前記調整開始者からの入力に基づき、判定単位期間を含む前記調整条件を前記調整条件雛形に登録することができ、前記日程調整部は、決定した前記会合日程が含まれる前記判定単位期間における前記参加者候補の判定対象予定の数をカウントし、前記チームに属する前記参加者候補の前記判定対象予定の数の最大値を、前記参加者候補が属する前記チームの前記判定対象予定の数と見做し、決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームのうち、決定した前記会合日程が含まれる前記判定単位期間において前記判定対象予定の数が最も小さい前記チームに対して前記会合日程の予定を割当てることができる。
前記調整条件設定部は、同一の前記調整条件雛形を使用して決定した会合日程の予定を前記判定対象予定とすることができる。
前記調整条件設定部は、前記調整開始者の入力に応じて、判定キーワードの指定を含む前記調整条件を前記調整条件雛形に登録し、前記スケジュール情報における前記参加者候補の既存予定のうち、前記既存予定に関する情報に前記判定キーワードが含まれる前記既存予定を前記判定対象予定とすることができる。
前記調整条件設定部は、前記判定単位期間として、日単位、月単位、または月単位を前記調整開始者に選択させることができる。
前記調整条件設定部は、前記割当て上限数として、前記チーム一律の割当て上限数、前記チーム毎の割当て上限数、前記参加者候補一律の割当て上限数、または前記参加者候補毎の割当て上限数のいずれかを前記調整開始者に選択させることができる。
前記日程調整部は、前記割当て計算式に基づき、前記参加者候補を、前記参加者候補が1人、または2人以上で構成される前記チームに区分することができる。
前記日程調整部は、前記会合日程の予定を割当てた前記チームを構成する前記参加者候補の前記スケジュール情報に前記会合日程の予定を登録することができる。
前記日程調整部は、前記会合日程の予定を割当てた前記チームを構成する前記参加者候補に対し、前記会合日程の予定を通知することができる。
本発明の他の態様に係る日程調整方法は、異なる会合の日程調整に対して繰り返し使用できる調整条件雛形を設定する調整条件設定ステップと、前記調整条件雛形に基づいて会合日程の調整を行う日程調整ステップと、を含み、前記調整条件設定ステップは、調整開始者からの入力に基づき、前記会合への参加者候補、並びに、割当て計算式及び割当て順を含む割当て方式を含む調整条件を前記調整条件雛形に登録し、前記日程調整ステップは、前記調整条件雛形に対応するアクセス情報に基づいて調整相手がアクセスしてきたことに応じ、前記割当て計算式に基づいて前記参加者候補をチームに区分し、カレンダツールが管理する前記参加者候補のスケジュール情報を参照し、前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、前記第2の候補日程を前記調整相手が用いる端末装置に提示し、前記調整相手の選択に応じて、提示した前記第2の候補日程の中から前記会合日程を決定し、決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる。
本発明のさらに他の態様に係るプログラムは、コンピュータを、異なる会合の日程調整に対して繰り返し使用できる調整条件雛形を設定する調整条件設定部と、前記調整条件雛形に基づいて会合日程の調整を行う日程調整部と、して機能させ、前記調整条件設定部は、調整開始者からの入力に基づき、前記会合への参加者候補、並びに、割当て計算式及び割当て順を含む割当て方式を含む調整条件を前記調整条件雛形に登録し、前記日程調整部は、前記調整条件雛形に対応するアクセス情報に基づいて調整相手がアクセスしてきたことに応じ、前記割当て計算式に基づいて前記参加者候補をチームに区分し、カレンダツールが管理する前記参加者候補のスケジュール情報を参照し、前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、前記第2の候補日程を前記調整相手が用いる端末装置に提示し、前記調整相手の選択に応じて、提示した前記第2の候補日程の中から前記会合日程を決定し、決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる。
本発明によれば、開催者側の会合の参加者候補に対して、参加者候補のチーム分け及びスケジュール上の既存予定の状況を考慮した上で会合への参加を割当てると同時に、ダブルブッキングなく日程調整を行うことが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態に係る日程調整システムの構成例を示す図である。 図2は、会員情報、ユーザ情報、調整条件雛形情報、及び日程調整情報それぞれの一例を示す図である。 図3は、会員登録、及び利用登録時の処理の一例を説明するシーケンス図である。 図4は、調整条件雛形作成処理の一例を説明するシーケンス図である。 図5は、調整条件雛形一覧画面の表示例を示す図である。 図6は、雛形管理情報入力画面の表示例を示す図である。 図7は、日時情報入力画面の表示例を示す図である。 図8は、参加者情報入力画面の第1の表示例を示す図である。 図9は、参加者情報入力画面の第2の表示例を示す図である。 図10は、参加者情報入力画面の第3の表示例を示す図である。 図11は、参加者情報入力画面の第4の表示例を示す図である。 図12は、参加者情報入力画面の第5の表示例を示す図である。 図13は、割当て計算式編集画面の表示例を示す図である。 図14は、日程調整処理の一例(雛形使用)を説明するシーケンス図である。 図15は、調整条件雛形一覧画面の表示例を示す図である。 図16は、コメント確認画面の表示例を示す図である。 図17は、割当て計算式によるチーム分けと第2の候補日程の決定方法の一例を説明するための図である。 図18は、割当て計算式によるチーム分けと第2の候補日程の決定方法の一例を説明するための図である。 図19は、日程選択画面の表示例を示す図である。 図20は、日程確認画面の表示例を示す図である。 図21は、予約者情報入力画面の表示例を示す図である。 図22は、割当て方法の一例を説明するための図である。 図23は、割当て方法の一例を説明するための図である。 図24は、割当て方法の一例を説明するための図である。 図25は、割当て方法の一例を説明するための図である。 図26は、日程通知画面の表示例を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、一実施形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合、及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでない。同様に、以下の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合、及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含む。
<本発明の一実施形態に係る日程調整システム10>
図1は、本発明の一実施形態に係る日程調整システム10の構成例を示している。
該日程調整システム10は、会合の日程調整を支援するためのものである。日程調整システム10は、ネットワーク11を介して接続された日程調整装置20、業務管理システム30、及び端末装置40A,40M,40Xを含む。
ネットワーク11は、インターネット、携帯電話通信網等に代表される双方向通信網である。
日程調整装置20は、会合に参加する調整相手との日程調整を支援するとともに、会合の開催者側の参加者候補に対する会合への参加割当てを行うものである。なお、図1には、調整相手として調整相手Xだけを例示しているが、調整相手は複数存在する。会合の開催者側の参加者としては、調整開始者A、調整開始者Aが属する組織(企業等。後述する法人会員)の所属者(会員管理者M(詳細後述)を含む)が想定される。なお、本明細書において、会合の「参加者」は、実際に会合に参加する人のうち、開催者側の参加者と定義し、明に記載しない限り、会合に参加する調整相手Xは「参加者」に含まない(「参加者」と称さない)ものとする。
業務管理システム30は、Webアプリケーションとしてのカレンダツール31を含み、情報共有や予定管理等による業務の効率化等のためのシステムであり、有償または無償で一般消費者や個人事業主、法人等に広く提供しているシステムを指す。カレンダツール31としては、例えば、Googleカレンダー(商標)やMicrosoft Outlook(商標)を採用できる。カレンダツール31は、カレンダツール31の利用者の行動予定や、利用者が利用可能な会合の会場の予約状況が登録されているスケジュール情報311を保持する。すなわち、業務管理システム30は、カレンダツール31の利用者の行動予定や、利用者が利用可能な会合の会場の予約状況が登録されているスケジュール情報311を管理している。
なお、本実施形態の場合、業務管理システム30は、日程調整装置20から独立した外部のシステムとして記載しているが、業務管理システム30は、日程調整装置20と同一装置内に存在していてもよい。また、カレンダツール31が日程調整装置20の中に内包されていてもよい。つまり、あるシステム上でスケジュール情報311を管理しているカレンダツール31が存在し、日程調整装置20が該カレンダツール31からスケジュール情報311を参照できればよい。
調整開始者Aが用いる端末装置40Aは、ネットワーク11を介して日程調整装置20に接続可能なパーソナルコンピュータ、スマートフォン等の一般的なコンピュータからなる。同様に、会員管理者Mが用いる端末装置40M、及び調整相手Xが用いる端末装置40Xは、一般的なコンピュータからなる。
なお、本実施形態においては、会合に参加する調整相手Xが端末装置40Xを操作することにしているが、実際には調整相手Xの代理人(秘書等)が端末装置40Xを操作してもよい。
調整開始者Aは、該日程調整装置20への会員登録、及び利用登録(日程調整装置20における日程調整機能を使用できる状態とするために必要な情報の登録)を済ませた企業等の所属者(社員等)である。以下、日程調整装置20への会員登録を済ませた企業等を法人会員と称する。また、法人会員(企業等)に属する所属者のうち、日程調整装置20への利用登録を済ませたユーザアカウントを有する所属者をユーザと定義する。調整開始者Aはユーザであることが必須である。よって、以下、調整開始者AをユーザAと称することがある。なお、日程調整装置20への会員登録、及び利用登録は企業等ではなく個人でも行うことができる。その場合、会員登録を済ませた個人を個人会員と称する。個人会員とユーザとは同一視できる。
会員管理者Mは、調整開始者Aと同一の法人会員である組織の所属者であって、法人会員としての会員アカウントを管理する。調整開始者Aと会員管理者Mとは、別人物であってもよいし、同一人物であってもよい。
会員管理者M、調整開始者Aと同じ法人会員に属する調整開始者A以外の所属者は、ユーザであってもよいが必須ではない。
日程調整装置20の法人会員に属する所属者は、自身の予定を、業務管理システム30が提供しているカレンダツール31を用いて管理しているものとする。また、日程調整装置20の法人会員は、会合の会場として所属者が利用可能な会議室、応接室、予備室等の予約状況を、業務管理システム30が提供しているカレンダツール31を用いて管理しているものとする。
したがって、いまの場合、カレンダツール31は、会合の開催者側の参加者となり得る調整開始者A等の予定、及び、調整開始者A等が利用可能な会合の会場の予約状況がそれぞれ登録されているスケジュール情報311を保持しているものとする。
なお、調整相手Xは、日程調整装置20のユーザであってもよいが必須ではない。また、調整相手Xは、カレンダツール31を利用していてもよいが必須ではない。また、調整相手Xは、調整開始者Aが利用するカレンダツール31とは別のベンダーが提供するカレンダツールを利用していてもよい。
日程調整装置20は、処理部21、記憶部22、及び通信部23の各機能ブロックを備える。日程調整装置20は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリ、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等のストレージ、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイス、ディスプレイ等の出力デバイス、及び、NIC(Network Interface Card)等の通信モジュール(いずれも不図示)を備えるサーバコンピュータ等の一般的なコンピュータからなる。
処理部21は、コンピュータのプロセッサにより実現される。処理部21は、認証部211、調整条件設定部212、及び日程調整部213の各機能ブロックを有する。これらの機能ブロックは、コンピュータのプロセッサがメモリにロードされた所定のプログラムを実行することによって実現される。ただし、これらの機能ブロックの一部または全部を集積回路等によりハードウェアとして実現してもよい。
認証部211は、例えば、端末装置40Mを用いた会員管理者Mによる、会員登録を受け付けて会員情報221を作成する。また、認証部211は、例えば、会員情報221を生成後に会員管理者Mが会員管理者としてのログインを行った場合には、会員管理者Mによる会員管理者としてのログインに応じ、会員管理者としての認証を行う。また、認証部211は、例えば、端末装置40Aを用いた調整開始者Aによる、ユーザによる初回のログイン時の利用登録に応じ、所定の条件を満たしている場合にユーザ情報222を作成する。
さらに、認証部211は、ネットワーク11を介して業務管理システム30にアクセスし、例えば、OAuth等のプロトコルに従い、記憶部22が保持する会員情報221に含まれる管理者権限アカウントや調整開始者A(ユーザA)に対応するユーザ情報222に含まれるユーザアカウント(いずれも図2)を用いて認証処理を行う。ただし、管理者権限アカウントやユーザアカウントは1回目の認証処理に用いればよく、2回目以降の認証処理では1回目の認証処理が終了した際に業務管理システム30から送信される管理者認証情報(アクセストークン等)やユーザ認証情報(アクセストークン等)(いずれも図2)を用いることができる。
調整条件設定部212は、会合の日程調整に必要な複数の項目からなる調整条件の雛形(以下、調整条件雛形と称する)を作成するための一連の調整条件雛形作成画面(図6~図13)を調整開始者Aの端末装置40Aに表示させ、調整条件雛形作成画面に対する調整開始者Aからの入力に応じて調整条件雛形を作成する。そして、調整条件設定部212は、作成した調整条件雛形を、調整開始者Aに対応するユーザ情報222に関連付けた調整条件雛形情報223として記憶部22に保持させる。ここで、調整条件には、開催者側の1人以上の参加者候補、割当て方式、割当て上限設定等が含まれるものとする。調整条件の詳細については後述する。
また、日程調整部213は、調整相手Xが端末装置40Xを用い、調整開始者Aが設定した、会合への参加予約を行う一連の予約受付画面(図16及び図19~図21)にアクセスするための予約受付用URL(Uniform Resource Locator)にアクセスしてきた場合、その時点において、以下の処理を行う。予約受付用URLは、本発明のアクセス情報に相当する。なお、調整相手Xが一連の予約受付画面を介して会合日程を確定する行為を「予約」、または「参加予約」とも称する。
すなわち、日程調整部213は、開催者側の参加者候補を、調整開始者Aが設定した割当て計算式(詳細後述)に従ってチーム分けを行う。ここで、チームは、複数の参加者候補により構成する場合だけでなく、1人の参加者候補によって構成する場合もある。また、日程調整部213は、参加者候補のスケジュール情報を参照し、チーム毎に、チームを構成する参加者候補全員の調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出する。そして、日程調整部213は、少なくとも1チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程とする。さらに、日程調整部213は、第2の候補日程を提示する予約受付画面としての日程選択画面を端末装置40Xに表示させる。
さらに、日程調整部213は、日程選択画面に表示された第2の候補日程の中から調整相手Xが会合日程を選択、確定したことに応じ、参加者候補、割当て方式、及び割当て上限設定に基づいて、確定した会合日程を参加者候補のチームに対して割当てを行い、割当てたチームを構成する参加者候補の全員を、開催者側の会合の参加者として確定する。またさらに、日程調整部213は、日程調整情報224を作成し、調整開始者Aに関連付けて記憶部22に保持させ、会合日程、開催者側の参加者、調整相手Xの情報等を登録する。
なお、調整相手Xが日程選択画面に表示された第2の候補日程のいずれかの日程を選択して会合日程として確定するまでの短い時間においても、例えば、調整相手Xが選択した日程に、別の調整相手が予約を入れてしまうこと等が起こり得る。よって、日程調整部213は、調整相手Xが会合日程を確定する直前においても、選択された日程が、少なくとも1チームの、チームを構成する参加者候補全員の調整条件を満たす共通の空き日程であることを最終確認する。そして、すべてのチームにおいて、選択された日程が、チームを構成する参加者候補全員の調整条件を満たす共通の空き日程でなくなっていた場合、例えば「選択した日程は埋まってしまいました。再度日程を選択し直してください」等のメッセージを端末装置40Xに表示し、日程選択画面に操作を差し戻すようにすればよい。これにより、いずれのチームも参加できない日程を会合日程として確定してしまうことを抑止できる。
またさらに、日程調整部213は、確定した会合日程に関する予定を、開催者側の参加者(割当てたチームを構成する参加者候補の全員)のスケジュール情報311に登録する。
そして、日程調整部213は、調整相手Xが使用する端末装置40Xに日程通知画面を表示することにより、調整相手Xに対して会合日程が確定した旨を通知する。また、日程調整部213は、調整相手Xおよび開催者である調整開始者A等に、会合日程が確定した旨を、メール等を使用して通知する。
記憶部22は、コンピュータのメモリ及びストレージによって実現される。記憶部22には、会員情報221、ユーザ情報222、調整条件雛形情報223、及び日程調整情報224が保持される。なお、記憶部22には、上述した各種情報以外の情報やデータ等を格納してもよい。
通信部23は、コンピュータの通信モジュールによって実現される。通信部23は、ネットワーク11を介し、業務管理システム30、端末装置40A,40M,40X等と接続して各種のデータや情報を通信する。
なお、日程調整装置20を構成する上述した機能ブロックの一部または全部は集積回路等のハードウェアによって実現してもよい。また、日程調整装置20は、複数のコンピュータによって実現してもよく、その場合、上述した機能ブロックは複数のコンピュータに分散して配置してもよい。
次に、図2は、記憶部22に保持される会員情報221、ユーザ情報222、調整条件雛形情報223、及び日程調整情報(確定情報)224の一例を示している。
会員情報221は、日程調整装置20への会員登録を済ませた法人会員に関する情報からなる。また、会員情報221は、法人会員の日程調整装置20への利用登録によって追加される、法人会員に関する情報を含む。具体的には、会員情報221は、会員アカウント、管理者権限アカウント、管理者認証情報、基本情報、所属者情報、及び会場情報を含む。
会員アカウントは、法人会員(企業等)の会員管理者M等が日程調整装置20にログインするための情報である。管理者権限アカウントは、法人会員(企業等)の会員管理者M等が業務管理システム30に管理者権限でアクセスするための情報である。なお、会員アカウントは、管理者権限アカウント(例えば、会員管理者M等のメールアドレス)と共通であることが望ましいが異なってもよい。会員アカウントと管理者権限アカウントとが共通である場合、会員情報221に対する管理者権限アカウントの登録は省略できる。
管理者認証情報は、日程調整装置20の認証部211が管理者権限アカウントを用い、業務管理システム30に初めて認証処理を行った際に認証処理の成功結果として業務管理システム30から得られるアクセストークン等である。管理者認証情報が得られた以降、認証部211は、管理者権限アカウントを用いることなく、管理者認証情報を用いてより速やかに業務管理システム30に対して認証処理を行うことができる。
基本情報は、法人会員の名称(企業名等)等である。基本情報は、会員登録時に記録され、会員登録後に変更が可能である。所属者情報は、法人会員である企業等に属する所属者の氏名、及び該所属者が業務管理システム30にアクセスするためのユーザアカウント等の一覧である。所属者情報は、会合の開催者側の参加者となり得る法人会員の所属者がカレンダツール31を既に使用していることを前提とし、業務管理システム30から取得して記録する。
会場情報は、法人会員に属する所属者が会合に利用できる会議室、応接室、予備室等の会場の名称、及び業務管理システムにおける会場の識別ID等の一覧である。会場情報は、日程調整に必要な会場のスケジュールがカレンダツール31によって既に管理されていることを前提とし、業務管理システム30から取得して記録する。
なお、所属者情報、及び会場情報は、業務管理システム30に対して管理者権限アカウントでアクセスした場合にだけ、その一部または全部を業務管理システム30から取得できる情報であり、例えば、管理者権限アカウントの代わりに管理者権限を有さないアカウントを用いた場合や、管理者権限アカウントと同等の権限を持つアカウントであるが、ユーザアカウントとして業務管理システム30にアクセスした場合には取得できない(ただし、業務管理システム30の種類によっては、その一部を取得できることもある)。
ユーザ情報222は、法人会員に属する所属者のうちの日程調整装置20の利用登録を済ませたユーザに関する情報からなる。ユーザ情報222は、法人会員に属する各所属者が日程調整装置20に初めてログインした際、業務管理システム30との認証処理に成功し、且つ、該所属者が会員情報221の所属者情報に含まれていることが確認できた場合に作成されて、会員情報221と関連付けられる。
ユーザ情報222は、ユーザアカウント、ユーザ認証情報、及びユーザ基本情報を含む。
ユーザアカウントは、調整開始者A等のユーザが日程調整装置20にログインするための情報である。ユーザアカウントは、ユーザが業務管理システム30にアクセスするためのアカウントと共通であることが望ましいが異なってもよい。以下、ユーザアカウントは、業務管理システム30にアクセスするためのアカウントと共通であることを前提として説明する。
ユーザ認証情報は、認証部211がユーザアカウントを用い、業務管理システム30に初めて認証処理を行った際に認証処理の成功結果として業務管理システム30から得られるアクセストークン等である。ユーザ認証情報が得られた以降、認証部211は、ユーザアカウントを用いることなく、ユーザ認証情報を用いてより速やかに業務管理システム30に対して認証処理を行うことができる。
ユーザ基本情報は、ユーザの氏名等であり、ユーザが日程調整装置20に初めてログインした際のユーザアカウントに基づいて会員情報221の所属者情報から読み出されて記録される。ユーザ情報222に記録されたユーザ基本情報は、ユーザ自身が編集できるようにしてもよい。
調整条件雛形情報223は、ユーザ情報222に関連付けて作成される。調整条件雛形情報223は、複数存在し得る調整条件雛形情報223を一意に特定するための雛形ID、会合の目的に応じてユーザが設定した調整条件(参加者候補、割当て方式、割当て上限設定等を含む)、予約受付用URL、日程確定時の挙動情報、及び画面表示情報(予約受付画面のタイトル、説明等)を含む。
なお、調整条件雛形情報223は、ユーザによって作成されるため、ユーザ情報222に関連付けられているが、例えば、調整条件雛形情報223を会員情報221に関連付けるようにし、該会員情報221に対応する法人会員に属するユーザ間で調整条件雛形情報223を共有できるようにしてもよい。また、あるユーザが作成した調整条件雛形を他のユーザが利用できるようにしてもよい。
日程調整情報224は、調整相手Xが会合日程を選択して、会合への予約を完了した際、調整相手Xによる予約毎に、各ユーザに対応するユーザ情報222と調整条件雛形情報223とに関連付けて作成される。なお、調整条件雛形を作成したユーザとは別のユーザが調整条件雛形を使用して日程調整を行えるようにするため、日程調整情報224をユーザが属する法人会員の会員情報221に直接関連付けてもよい。
日程調整情報224には、雛形ID、確定した会合日時、参加者、調整相手Xの情報(氏名、メールアドレス、通知メールの送信タイミング等)、確定した会合の予定のカレンダツール31における予定ID等が記録される。
<日程調整システム10による会員登録、及び利用登録時の処理>
次に、図3は、日程調整システム10による会員登録、及び利用登録時の処理の一例を説明するシーケンス図である。
前提として、調整開始者A、及び会員管理者Mが属する法人会員の所属者のスケジュール管理、及び該所属者が会合に利用できる会場のスケジュール管理には、業務管理システム30が提供するカレンダツール31が利用されているものとする。また、業務管理システム30は、会員情報221に記録される所属者情報及び会場情報を既に管理しているものとする。そして、業務管理システム30は、その仕様として、管理者権限アカウント(または管理者認証情報)を用いてアクセスした日程調整装置20からの要求に応じ、会員情報221に記録される所属者情報及び会場情報の少なくとも一方を日程調整装置20に供給するものとする。
はじめに、会員管理者Mが、端末装置40Mを用い、ネットワーク11を介して日程調整装置20に会員登録を申請すると(ステップS1)、日程調整装置20の認証部211が、会員情報221を作成して記憶部22に記録する(ステップS11)。ただし、ここで、作成された会員情報221には、会員アカウント、及び基本情報だけが含まれており、管理者権限アカウント、管理者認証情報、所属者情報、及び会場情報は含まれていない。
次に、会員管理者Mが、業務管理システム30に対する管理者権限アカウントを入力して日程調整装置20に認証処理を要求すると(ステップS2)、次に、認証部211が、該管理者権限アカウントを用い、業務管理システム30に対して認証処理を行う(ステップS12)。
なお、変形例として、ステップS2,S12を実行した後にステップS1,S11を実行するようにしてもよい。
そして、ステップS12の認証処理の成功結果として、業務管理システム30から日程調整装置20に管理者認証情報(アクセストークン等)が送信されるので、次に、認証部211が、ステップS11で作成、記録した会員情報221に管理者権限アカウント、及び管理者認証情報を登録する(ステップS13)。なお、認証処理には、例えばOAuthを使用することができ、一時的に認証部211を介さず業務管理システム30に対して会員管理者Mにパスワードを入力させることで、会員管理者Mの入力した管理者権限アカウントが業務管理システム30によって認証される。調整開始者A等の他の者の認証処理についても同様である。
次に、認証部211が、会員情報221の管理者認証情報を用いて業務管理システム30に接続し、業務管理システム30が管理する、会員管理者Mが属する法人会員の所属者情報、及び会場情報を取得する(ステップS14)。次に、認証部211が、ステップS11で作成、記録した会員情報221に、ステップS14で取得した所属者情報、及び会場情報を登録する(ステップS15)。
この後、調整開始者Aが、自身のユーザアカウントにより、端末装置40Aを用い、ネットワーク11を介して日程調整装置20に初めてログインして利用登録を申請すると(ステップS31)、日程調整装置20の認証部211が、調整開始者Aのユーザアカウントを含む所属者情報が登録されている会員情報221の存在を確認し、所属者情報から調整開始者Aの氏名(ユーザ基本情報)等を取得する(ステップS16)。次に、認証部211が、調整開始者Aのユーザアカウントを用い、業務管理システム30に対して認証処理を行う(ステップS17)。
そして、ステップS17の認証処理の成功結果として、業務管理システム30から日程調整装置20にユーザ認証情報(アクセストークン等)が送信されるので、次に、認証部211が、調整開始者Aに対応するユーザ情報222を作成して、ステップS16で確認した会員情報221に関連付けて記憶部22に記録し、調整開始者Aのユーザアカウント、ユーザ認証情報、及びステップS16で取得したユーザ基本情報をユーザ情報222に登録する(ステップS18)。以上で、会員登録、及び利用登録時の処理は終了される。
以上に説明した会員登録、及び利用登録時の処理によれば、調整開始者Aが属する法人会員の会員情報221と、調整開始者Aのユーザ情報222とが関連付けられたので、これ以降、会員管理者Mが日程調整装置20にログインしていなくても、ユーザである調整開始者Aが日程調整装置20にログインしていれば、日程調整装置20の日程調整部213は、例えばWebAPI(Application Programming Interface)を通じて、業務管理システム30に保持されている、調整開始者A及び調整開始者Aと同じ法人会員に属する所属者の予定が登録されているスケジュール情報311、並びに、調整開始者A及び調整開始者Aと同じ法人会員に属する所属者が利用可能な会合の会場(会議室等)の予定が登録されているスケジュール情報311を、参照したり、更新したりすることが可能となる。
なお、上述した会員登録、及び利用登録時の処理では、法人会員の会員情報221が存在することを前提とし、法人会員に属するユーザのユーザ情報を生成した。変形例として、属する組織が法人会員ではなく会員情報221が存在しない場合に、ある個人が日程調整装置20にログインしてユーザ情報222を作成し、その後、該個人が管理者権限アカウントで業務管理システム30に対して新たに認証処理を行うことにより、該個人を法人会員とみなし、該個人のユーザアカウントを会員アカウントとみなして、該個人のユーザ情報222に基づいて、該個人に関連付けた会員情報221を生成するようにしてもよい。この場合、法人会員となった該個人は、管理者権限アカウントを有するので、属する組織の所属者情報及び会場情報を業務管理システム30から取得することが可能となる。
また、本実施形態においては、業務管理システム30から取得した所属者情報、及び会場情報を記憶部22に記憶されている会員情報221に登録するようにしたが、所属者情報、及び会場情報を会員情報221に登録せず、所属者情報、及び会場情報の参照が必要となる度に、業務管理システム30から取得するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、業務管理システム30上の管理者権限アカウントを使用して所属者情報、及び会場情報を取得したが、セキュリティの観点等により業務管理システム30の管理者権限アカウントを使用することが困難な場合には、業務管理システム30上の管理者権限アカウントを使用せずに、日程調整装置20に所属者情報、及び会場情報を直接登録するようにしてもよい。例えば、会員管理者Mまたは該法人会員のユーザが、所属者情報、及び会場情報が記録されているExcel(商標)ファイル等のデータを日程調整装置20にアップロードしたり、日程調整装置20によって端末装置40Mまたは端末装置40Aに表示された利用登録用の画面に対して直接入力したりする等により、所属者情報、及び会場情報を日程調整装置20に直接登録するようにしてもよい。また、管理者権限アカウントを使用せず、会員管理者Mのユーザアカウント権限、または該法人会員に属するユーザのユーザアカウント権限を使用して、業務管理システム30から取得可能な所属者情報、及び会場情報だけを業務管理システム30から取得し、日程調整装置20に登録するようにしてもよい。
また、会員情報221に登録した所属者情報や会場情報に編集(追加、変更、及び削除)が必要になった場合に対処するため、会員管理者Mが、会員アカウントを用いて日程調整装置20にログインし、所定の操作によって所属者情報編集画面、または会場情報編集画面(いずれも不図示)を端末装置40Mに表示させることにより、所属者情報、または会場情報を編集できるようにしてもよい。
なお、会員管理者Mが日程調整装置20に登録する所属者情報には、調整開始者A及び会員管理者Mと同じ組織に属していない外部者(外部パートナーや関連会社の社員等)の情報を含めることができる。一部のカレンダツールでは、所属者情報に含まれている外部者が調整開始者Aの所属する組織と同種類のカレンダツールを使用しており、且つ、調整開始者Aまたは調整開始者Aの所属する組織と特別なカレンダ共有の設定をしている場合には、調整開始者Aの認証情報及び業務管理システム30において該外部者を識別するためのIDによって、該外部者のスケジュール情報311を参照したり、更新したりすることが可能となる。
つまり、該外部者は、調整開始者Aと同じ組織に所属する会合の参加者と同等の扱いが可能となる。なお、会員管理者Mが日程調整装置20に登録する所属者情報に外部者が存在していたとしても、調整開始者Aの認証情報では該外部者の予定を管理しているスケジュール情報311を参照することができなければエラーとして扱い、該外部者を参加者として扱えないようにすればよい。なお、本実施形態においては、会員管理者Mが日程調整装置20に登録する所属者情報に含まれる外部者は、調整開始者Aまたは調整開始者Aの所属する組織と特別なカレンダ共有の設定をしていること、及び、調整開始者Aが指定する参加者として扱えることを前提とし、「調整開始者Aと同じ組織に属する所属者」と見做して説明するものとする。
なお、業務管理システム30上の管理者権限アカウントを使用して業務管理システム30から所属者情報を取得する代わりに、例えば、ある個人会員が法人会員としての法人会員管理者となり、別途ユーザとしての利用登録を行った他のユーザを含めた複数のユーザを集合化し、集合化した複数のユーザを自身が管理する法人会員に属するユーザと見做して会員情報221及びユーザ情報222を形成し、さらに、集合化した複数のユーザの情報を当該法人会員の所属者情報として形成するようにしてもよい。ユーザを集合化する手法としては、例えば、個人会員として利用登録を行ったユーザが、当該ユーザの同一組織に所属する者として、日程調整装置20に利用登録済の他のユーザに招待通知を送付したり、日程調整装置20に未登録の者に招待通知を送付して日程調整装置20に新たに利用登録をさせたりすることにより、ユーザ間に招待関係を持たせることで、ユーザの集合を形成すればよい。
<日程調整システム10による調整条件雛形作成処理>
次に、図4は、日程調整システム10による調整条件雛形作成処理の一例を説明するシーケンス図である。
調整開始者A等のユーザは、例えば、新卒採用一次面接用、新卒採用二次面接用、新卒採用最終面接用、新規商談用等の会合の用途に応じて調整条件雛形を作成することができる。
はじめに、調整開始者Aが、端末装置40Aを用い、ネットワーク11を介して日程調整装置20にログインを行うと(ステップS101)、次に、日程調整装置20の認証部211が、記憶部22が保持する調整開始者Aに対応するユーザ情報222に含まれるユーザアカウント(またはユーザ認証情報)を用い、業務管理システム30に対して認証処理を行う(ステップS121)。
次に、日程調整装置20の調整条件設定部212が、日程調整の方法として「雛形使用」または「カスタム調整」のどちらかを選択するための選択画面(不図示)を端末装置40Aに表示させる(ステップS122)。ここで、「雛形使用」とは、異なる日程の複数の会合に対して繰り返し使用可能な調整条件雛形を使用して日程調整を行う方法である。「カスタム調整」とは、会合毎に調整条件を設定して日程調整を行う方法である。以下、調整開始者Aが「雛形使用」を選択した場合について詳細に説明し、「カスタム調整」を選択した場合の説明は省略する。
次に、該選択画面において、調整開始者Aが日程調整の方法として「雛形使用」を選択すると(ステップS102)、次に、日程調整装置20の調整条件設定部212が、調整開始者Aに対応するユーザ情報222に関連付けられた調整条件雛形情報223を参照し、調整開始者Aが使用可能な現時点において作成済みの調整条件雛形の一覧を表す調整条件雛形一覧画面1000(図5)を端末装置40Aに表示させる(ステップS123)。
図5は、端末装置40Aに表示される調整条件雛形一覧画面1000の表示例を示している。調整条件雛形一覧画面1000には、調整条件雛形を新たに作成できる雛形管理情報入力画面1200(図6)への移動を指示するための「新規作成」ボタン1001、及び調整開始者Aが利用可能な調整条件雛形の一覧を示す雛形一覧1002が設けられている。雛形一覧1002には、雛形毎に管理用名称、分類、説明、及び予約受付用URLが表示される。さらに、雛形一覧1002には、雛形毎に、作成済みの調整条件雛形を編集できる画面(不図示)への移動を指示するための「編集」ボタン1003、及び予約受付用URLのコピーを指示するための「URLコピー」ボタン1004が設けられている。
図4に戻る。端末装置40Aに表示された調整条件雛形一覧画面1000において調整開始者Aが「新規作成」ボタン1001を操作すると(ステップS103)、次に、調整条件設定部212が、調整条件雛形作成画面としての雛形管理情報入力画面1200(図6)を端末装置40Aに表示させる(ステップS124)。
図6は、雛形管理情報入力画面1200の表示例を示している。雛形管理情報入力画面1200には、調整開始者A及び調整開始者Aが属する法人会員のユーザが雛形を管理するための管理情報として、雛形の管理用名称を入力するための入力欄1201、雛形の分類を入力するための入力欄1202、雛形の用途や説明等を入力するための入力欄1203が設けられている。
また、雛形管理情報入力画面1200には、調整相手Xからの予約を受け付ける予約受付画面の情報として、画面タイトルを入力するための入力欄1204、予約受付用URLを入力するための入力欄1205、調整相手Xへのコメントを入力するための入力欄1206、調整相手Xに入力を要求する項目を選択するためのチェックボックス1207が設けられている。
さらに、雛形管理情報入力画面1200には、登録する予定の情報として、決定された会合日程を予定としてカレンダツール31に登録する際の件名を入力するための入力欄1208、決定された会合日程を予定としてカレンダツール31に登録する際に非公開とするか否かを選択するためのチェックボックス1209、次に表示される日時情報入力画面1300(図7)への移動を指示するための「次へ」ボタン1210が設けられている。
予約受付用URLは、調整開始者A等が決定して入力欄1205に入力する必要があるが、調整条件設定部212が自動生成して、入力欄1205に反映させるようにしてもよい。なお、予約受付用URLは、調整相手Xが予約受付用URLに基づいてアクセスしたことに応じ、日程調整部213が該予約受付用URLに対応する調整条件雛形情報223を一意に識別できる必要がある。したがって、調整条件設定部212は、調整条件雛形を作成するに際して、決定された予約受付用URLが日程調整装置20の中において一意であることを確認する。
また、調整条件雛形は、同一の調整条件雛形を使用して、複数の調整相手からそれぞれ別の会合に関する予約を受付けられるものであるため、予約された各会合がどの調整相手から予約された会合であるのかを容易に識別できることが望ましい。そのため、登録する予定の件名の入力欄1208では、チェックボックス1207によって調整相手Xに要求して入力させた調整相手Xに関する情報(会社名、氏名等)を含めることができる。これにより、カレンダツール31に登録された予定の会合の件名を見るだけで、当該会合がどの調整相手との会合であるのかを容易に識別することができる。
図4に戻る。端末装置40Aに表示された雛形管理情報入力画面1200において調整開始者Aが、例えば、図6に示されたように、管理情報、予約受付画面の情報、及び登録する予定の情報を入力し、「次へ」ボタン1210を操作すると(ステップS104)、次に、調整条件設定部212が、調整条件雛形作成画面としての日時情報入力画面1300(図7)を端末装置40Aに表示させる(ステップS125)。
図7は、日時情報入力画面1300の表示例を示している。日時情報入力画面1300には、会合の所要時間を入力するための選択入力欄1301、会合の前後それぞれの確保時間を入力するための選択入力欄1302、候補日程の抽出期間を入力するための選択入力欄1303、抽出期間の計算方法を指定するための選択入力欄1304、会合可能時間帯を曜日毎に入力するための選択入力欄1305、次に表示される参加者情報入力画面1400(図8)への移動を指示するための「次へ」ボタン1306が設けられている。
ここで、会合の前後それぞれの確保時間とは、会場への移動、準備作業、撤収作業、休憩等のための時間であり、該調整条件雛形情報223を使用して予約される会合の日程と、スケジュール情報311に登録されている既存予定との間に、該前後の確保時間の分の余裕時間を確保するために設けられている。すなわち、該調整条件雛形情報223を使用して調整相手Xに提示される候補日程は、既存予定との間に、該前後の確保時間の分の時間を空けて算出することになる。
また、調整条件雛形は、異なる日程の複数の会合に対して繰り返し使用可能であるため、候補日程の抽出期間は、調整相手Xが予約受付用URLを使用して予約受付画面にアクセスしたタイミングを起点とし、その起点を基準とした一定期間を指定できるようになっている。
したがって、該調整条件雛形情報223を使用して調整相手Xに提示される候補日程は、候補日程の抽出期間及び会合可能時間帯を満たす参加者候補の空き日程であり、且つ、参加者候補のスケジュール情報311上の既存予定との間に前後の確保時間を空けた日程であり、且つ、候補日程の連続した時間の中で会合の所要時間が確保できる日程となる。
図4に戻る。端末装置40Aに表示された日時情報入力画面1300において調整開始者Aが、例えば、図7に示されたように、日時情報としての会合の所要時間等を入力し、「次へ」ボタン1306を操作すると(ステップS105)、次に、調整条件設定部212が、調整条件雛形作成画面としての参加者情報入力画面1400(図8)を端末装置40Aに表示させる(ステップS126)。
図8は、参加者情報入力画面1400の第1の表示例を示している。参加者情報入力画面1400には、会員情報221の所属者情報に基づく所属者一覧の中から開催者側の参加者候補(調整開始者Aを含んでもよいし、含まなくてもよい)を1名以上選択、指定するための選択入力欄1401が設けられている。
また、参加者情報入力画面1400には、割当て方式の一項目である割当て参加者を選択するためのラジオボタン1403が設けられている。ここで、割当て参加者としては、全ての参加者候補を参加者とする「全員を割当て」、参加者候補のうちの1人を参加者とする「自動割当て(誰か1人を割当て)」、または「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」を選択できる。
割当て参加者としてラジオボタン1403により「全員を割当て」が選択された場合、さらに、参加者情報入力画面1400には、参加者候補に対する会合の割当て上限設定として、単位期間あたりの割当て上限数を設けるか否かを選択するためのチェックボックス1404、判定対象予定の数をカウントする際の判定単位期間を選択するためのラジオボタン1405、判定単位期間における割当て上限数の値を入力するための入力欄1406、判定対象予定を選択するためのラジオボタン1407、一連の調整条件雛形作成画面に入力された情報を調整条件雛形情報223として登録するための「登録」ボタン1409が設けられる。なお、判定単位期間、割当て上限数、判定対象予定の各入力項目は、チェックボックス1404がチェックされ、単位期間あたりの割当て上限数を指定する場合にのみ設けられる。
判定対象予定の数をカウントする際の判定単位期間については、暦日の1日間を判定単位期間とする日単位、日曜日から土曜日までの7日間を判定単位期間とする週単位、暦月の1日を起点日とする1か月間を判定単位期間とする月単位を選択できる。なお、週単位、または月単位の場合、その起点となる曜日や日付を指定できるようにしてもよい。また、判定単位期間として、例えば、3日間、2週間、6か月等のように、任意の日数、週数、月数等を指定できるようにしてもよい。
判定対象予定とは、各参加者候補の業務負荷の状況を図るための指標として、割当て上限数と比較するために判定単位期間、及び参加者候補毎にカウントする既存予定の定義を意味する。判定対象予定としての定義の選択では、「この調整条件雛形から予約された予定の数で上限判定する」、または「キーワードが件名に含まれる既存予定の数で上限判定する」を選択できる。後者が選択された場合、判定キーワードを入力するための入力欄1408が設けられる。
割当て上限数とは、指定した判定単位期間毎において、各参加者候補に対し、一定数以上の会合の予約を受付けないようにするための上限値であり、一定期間内における各参加者候補の会合の数を一定範囲内に抑えることで、各参加者候補に対する業務負荷が過大になることを抑止できる。
例えば、判定単位期間が1週間、割当て上限数が3件、判定対象予定の定義として「キーワード(商談)が件名に含まれる既存予定の数で上限判定する」が選択された場合、日程調整部213は、参加者候補のスケジュール情報311を参照して件名に(商談)が含まれている既存予定の数を1週間毎にカウントし、その数が3件以上である週が存在した場合には、該当週の全ての日程を、該当参加者候補の「空き日程ではない日程」として扱う。つまり、該当週の全ての日程は、該当参加者候補に会合を割当てることができない日程となる。
また、例えば、判定単位期間が1週間、割当て上限数が3件、判定対象予定の定義として「この調整条件雛形から予約された予定の数で上限判定する」が選択された場合、日程調整部213は、記憶部22に保持されている日程調整情報224を参照し、参加者候補が参加者となっており、且つ、同一の調整条件雛形の雛形IDが記録されている日程調整情報224の数を1週間毎にカウントし、その数が3件以上である週が存在した場合には、該当週の全ての日程を、該当参加者候補の「空き日程ではない日程」として扱う。つまり、該当週の全ての日程は、該当参加者候補に会合を割当てることができない日程となる。なお、日程調整情報224を参照するだけでなく、さらに、日程調整情報224に記録されている予定IDを使用してスケジュール情報311を参照し、過去に同じ調整条件雛形を介して確定された会合が該当参加者候補のスケジュール情報311にいまなお日時変更されずに存在していることを確認し、スケジュール情報311上でも存在を確認できた既存予定の数を判定対象予定の数としてカウントするようにしてもよい。
上限判定に関し、参加者候補のチームが2人以上で構成される場合、判定対象予定の数のカウントは、チームを構成する参加者候補毎に行い、チーム内の最大値をチームの判定対象予定の数と見做すようにする。つまり、例えば、参加者候補としてA,B,Cの3人が指定され、A,B,Cによって1つのチームを構成しており、ある判定単位期間における判定対象予定の数がAは3、Bは1、Cは4であった場合、該チームの該判定単位期間における判定対象予定の数は、該3人の内の最大値となるため、チーム内の最大値であるCと同じ「4」と見做すことになる。
次に、図9は、参加者情報入力画面1400の第2の表示例を示している。該第2の表示例は、第1の表示例(図8)において、割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択され、割当て順を選択するためのラジオボタン1410(後述)により「ランダム」が選択された場合に対応する表示例である。なお、該第2の表示例における表示物のうち、第1の表示例(図8)における表示物と共通するものについては同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
該第2の表示例は、第1の表示例と大部分が同様である。ただし、該第2の表示例には、割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択されたことにより、割当て方式の一項目として、割当て順を選択するためのラジオボタン1410が第1の表示例(図8)に追加して設けられる。また、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択された場合(詳細後述)も同様に、ラジオボタン1410が追加して設けられる。
割当て順としては、ランダム変数を用いて参加者候補のチームに対して会合への参加を割当てる「ランダム」、調整開始者Aが設定した優先順に従い参加者候補のチームに対して会合への参加を割当てる「優先順」、または、判定単位期間における判定対象予定の数が小さい順に参加者候補のチームに対して会合への参加を割当てる「均等割当て」をラジオボタン1410により選択できる。
なお、割当て順として選択可能な「ランダム」と「均等割当て」との違いは、例えば、スケジュール情報311における空き日程の割合が全ての参加者候補において同程度であり、割当て上限数も参加者候補の全チームにおいて同数であると仮定すると、「ランダム」が選択された場合には、長期的には「均等割当て」が選択された場合と同様の結果を得られるが、ランダム変数の性質上、短期的には割当てに偏りが生じ得る。一方、「均等割当て」が選択された場合には、判定単位期間毎に均等に、または、均等に近づけるような割当てを行うことができる。
また、割当て順として「優先順」が選択された場合には、各参加者候補または各チームへの割当て優先順は、各参加者候補または各チームの並び順をカーソル操作等で変更することにより指定される。
具体的には、割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択され、割当て順として「優先順」が選択された場合、参加者候補の選択入力欄1401において、カーソル操作等による参加者候補の並び替えが可能となり、選択入力欄1401において指定された並び順が割当て優先順となる。
また、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て順として「優先順」が選択された場合、割当て計算式を表示する表示欄1421(後述)においてカーソル操作等によるチーム単位の並び替えが可能となり、表示欄1421において指定されたチームの並び順が割当て優先順となる。
割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択された場合、参加者情報入力画面1400には、割当て上限数の設定単位として「全員一律」、または「参加者候補毎」を選択するためのラジオボタン1413が追加される。
割当て上限数の設定単位としてラジオボタン1413により「全員一律」が選択された場合には、第1の表示例(図8)で設けられた入力欄1406が継続して表示され、入力欄1406に入力された件数が、参加者候補の全員に一律で適用される割当て上限数となる。
次に、図10は、参加者情報入力画面1400の第3の表示例を示している。該第3の表示例は、第2の表示例(図9)において、割当て順として「優先順」が選択された場合に対応する表示例である。なお、該第3の表示例における表示物のうち、第1の表示例(図8)及び第2の表示例(図9)における表示物と共通するものについては同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
該第3の表示例は、第2の表示例と大部分が同様である。ただし、該第3の表示例に示すように、割当て上限数の設定単位として「参加者候補毎」が選択された場合には、参加者候補毎の割当て上限数の値を入力できる画面(不図示)への移動を指示するための「参加者候補毎の上限数設定」ボタン1416が設けられる。また、該第3の表示例には、第1の表示例(図8)と同様、判定対象予定の定義として「キーワードが件名に含まれる既存予定の数で上限判定する」が選択されているため、判定キーワードを入力するための入力欄1408が設けられている。
次に、図11は、参加者情報入力画面1400の第4の表示例を示している。該第4の表示例は、第2の表示例(図9)において、割当て順として「均等割当て」が選択された場合に対応する表示例である。なお、該第4の表示例における表示物のうち、第1~第3の表示例(図8~図10)における表示物と共通するものについては同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
該第4の表示例は、第2の表示例と大部分が同様である。ただし、割当て順として「均等割当て」が選択された場合、割当て上限設定に関する一部の項目は、割当て上限数の判断に使用される項目であると同時に、割当ての均等化の判断にも使用される項目になるため、割当て順として「ランダム」または「優先順」が選択された場合とは、割当て上限設定に関する入力項目の表示順、表示制御、表示内容が変化する。
具体的には、判定単位期間、及び判定対象予定の入力項目は、割当て上限数の判断に使用される項目であると同時に、割当ての均等化の判断に使用される項目でもあるため、割当て順として「均等割当て」が選択された場合には、チェックボックス1404に対するチェックの有無に拘わらず、常に設けられる項目となる。そのため、判定単位期間、及び判定対象予定の2項目は、チェックボックス1404よりも上部に配置される。
また、チェックボックス1404に対してチェックが行われたことに応じて追加表示される項目は、割当ての均等化の判断には使用しない割当て上限数の項目のみとなる。したがって、当該項目のみが、チェックボックス1404よりも下部に配置される。
さらに、判定対象予定の定義を選択するためのラジオボタン1407は、割当ての均等化の判断にも使用される項目になるため、選択肢に含まれる「上限判定する」という文言が「均等化する」という文言に変更される。ただし、当該文言変更は、調整開始者A等の操作者が分かりやすいように文言を変更しているだけであり、判定対象予定の定義については前述したものと変わりはない。
次に、図12は、参加者情報入力画面1400の第5の表示例を示している。該第5の表示例は、第2の表示例(図9)において、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択された場合に対応する表示例である。なお、該第5の表示例における表示物のうち、第1~第4の表示例(図8~図11)における表示物と共通するものについては同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
該第5の表示例は、第2の表示例(図9)と大部分が同様である。ただし、該第5の表示例には、割当て方式の一項目として、割当て計算式を表示する表示欄1421、割当て計算式を編集可能な割当て計算式編集画面1500(図13)への移動を指示するための「編集」ボタン1422が追加される。なお、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択された場合、割当て上限数の設定単位はチーム単位となるため、割当て上限数の設定単位を選択するためのラジオボタン1413の文言は「全チーム一律」及び「チーム毎」となる。そして、割当て上限数の設定単位として「全チーム一律」が選択された場合、第2の表示例(図9)と同様に入力欄1406が設けられ、入力欄1406で入力された割当て上限数は、すべてのチームに一律に適用される割当て上限数となる。一方、割当て上限数の設定単位として「チーム毎」が選択された場合(不図示)、第3の表示例(図10)のボタン1416と同様の、チーム毎の割当て上限数の値を入力できる画面(不図示)への移動を指示するための「チーム毎の上限数設定」ボタン(不図示)が設けられる。
なお、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択された場合、割当て上限数の設定単位をチーム単位とするため、該第5の表示例における割当て上限数の設定単位としての選択肢は「全チーム一律」及び「チーム毎」としたが、割当て上限数と比較する判定単位期間毎の判定対象予定の数は参加者候補毎にカウントするため(詳細後述)、割当て上限数の設定単位は参加者候補単位としてもよい。したがって、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択された場合であっても、割当て上限数の設定単位としての選択肢は、第3の表示例(図10)と同様に「全員一律」及び「参加者候補毎」としてもよい(なお、割当て上限数の設定単位として「参加者候補毎」が選択された場合には、第3の表示例(図10)と同様に「参加者候補毎の上限数設定」ボタン1416が設けられる)。
図4に戻る。端末装置40Aに表示された参加者情報入力画面1400において、調整開始者Aが、参加者情報入力画面1400における一部の入力項目を入力する(ステップS106)。具体的には、参加者情報入力画面1400の選択入力欄1401に開催者側の参加者候補を入力し、割当て方式の一項目である割当て参加者をラジオボタン1403により選択する。ここでは、割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択されたものとする。次に、参加者情報入力画面1400において調整開始者Aが、「編集」ボタン1422を操作して割当て計算式編集画面1500(図13)の表示を指示すると(ステップS107)、次に、調整条件設定部212が、調整条件雛形作成画面としての割当て計算式編集画面1500(図13)を端末装置40Aに表示させる(ステップS127)。
図13は、割当て計算式編集画面1500の表示例を示している。割当て計算式編集画面1500には、参加者情報入力画面1400の選択入力欄1401に入力された参加者候補にA,B,C等の符号を付与して表示する表示欄1501、参加者候補に付与した符号を用いて、割当て計算式を入力、編集するための入力欄1502、割当て計算式に関する規則を表示する表示欄1503、割当て計算式の編集のキャンセルを指示するための「キャンセル」ボタン1504、割当て計算式の編集を終えて、編集後の割当て計算式を反映した参加者情報入力画面1400への移動を指示するための「編集完了」ボタン1505が設けられている。
入力欄1502において入力、編集する割当て計算式は、いわゆる論理式であり、参加者候補に付与した符号(A,B,C等)、「and」、「or」、「スペース」、「括弧()」を用いて記入することで、参加者候補のチーム分けを行うものである。同一のチームを構成する参加者候補は、A,B,C等の符号を「and」で結合することで指定し、チームの区分けは「or」で区切ることで指定する。具体的には、例えば、「(A and B) or C」、「A or (A and B)」、「(A and B) or (A and C)」、「(A and B) or (C and D)」、「(A and B) or (B and C) or (C and A)」、「(A and B) or (A and C) or D」、「(A and B) or (A and C) or (D and B) or (D and C)」、「(A and B) or (A and C) or (D and E) or (D and F)」等の割当て計算式を記入できる。つまり、複数のチームに関して、各チームを構成する参加者候補をそれぞれ決めることにより各チームを構成する。なお、該割当て計算式は、少なくとも1チームは複数の参加者候補により構成する。また、ある1人の参加者候補が異なる複数のチームに属してもよい。
該割当て計算式は、ある1人の参加者候補が異なる複数のチームに属してもよいという前提の中で、「and」「or」「括弧()」を使用して自由にチーム分けを作成できる論理式であるため、想定し得るあらゆるパターンのチーム分けを指定することができる。つまり、例えば、「すべてのチームの構成人数が同数であり、各参加者候補がそれぞれ1チームにのみ属する場合の単純なチーム分け」はもとより、「すべてのチームの構成人数が同数ではない場合のチーム分け」、「1人以上の上司と複数の部下の中から、上司1人と部下1人とを自由に組み合わせることで1チームを構成する場合のチーム分け」、「3つの部門からそれぞれ少なくとも1人ずつ選出して3人以上で1チームを構成する場合のチーム分け」等、該割当て計算式では、ビジネスの現場で発生し得るあらゆるチーム分けを指定可能である。
図13に示された割当て計算式「(A and B) or C」の場合、参加者候補A,B,Cは、参加者候補A,Bの2人で構成されたチーム(AB)と、参加者候補Cの1人だけで構成されたチーム(C)との2チームにチーム分けされる。
なお、参加者情報入力画面1400において、割当て参加者として「全員を割当て」、または「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択された場合、割当て計算式を表示する表示欄1421、及び、割当て計算式編集画面1500(図13)への移動を指示するための「編集」ボタン1422は表示されないが、内部処理としては割当て計算式が自動で設定されるものとする。
例えば、参加者情報入力画面1400において、参加者候補としてA,B,Cの3人が指定され、且つ、割当て参加者として「全員を割当て」が選択された場合、割当て計算式「A and B and C」が設定されたものと見做してチーム分けが行われる。この場合、参加者候補A,B,Cは、参加者候補A,B,Cの全員で構成されたチーム(ABC)の1チームにチーム分けされる。また、例えば、参加者情報入力画面1400において、参加者候補としてA,B,Cの3人が指定され、且つ、割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択された場合、割当て計算式「A or B or C」が設定されたものと見做してチーム分けが行われる。この場合、参加者候補A,B,Cは、参加者候補A,B,Cのそれぞれが1人だけで構成されたチーム(A),(B),(C)の3チームにチーム分けされる。
換言すれば、参加者情報入力画面1400において割当て参加者として「全員を割当て」を選択することは、参加者候補の全員をすべて「and」で接続する割当て計算式(例えば、「A and B and C」)の設定を指示することになる。また、参加者情報入力画面1400において割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」を選択することは、参加者候補の全員をすべて「or」で接続する割当て計算式(例えば、「A or B or C」)の設定を指示することになる。
なお、本実施形態では、割当て計算式編集画面1500(図13)を用いて参加者候補のチーム分けを行うようにしたが、割当て計算式を用いずにチーム分けを行ってもよい。例えば、割当て計算式編集画面1500に代わるチーム分け画面(不図示)に各参加者候補を表すアイコン等を表示し、各アイコンをカーソル操作によって移動したり、複製したりできるようにし、当該チーム分け画面上に複数のチームそれぞれに対応するエリアを設け、参加者候補に対応するアイコンをチームのエリアに移動することにより、参加者候補を複数のチームに分けられるようにしてもよい。また例えば、当該チーム分け画面上に設けた各チームのエリアにおいて、当該チームを構成する参加者候補を1人以上指定するための選択入力欄を設けるようにしてもよい。
図4に戻る。端末装置40Aに表示された割当て計算式編集画面1500において調整開始者Aが、割当て計算式を入力、編集し、「編集完了」ボタン1505を操作すると(ステップS108)、次に、調整条件設定部212が、入力、編集された割当て計算式を反映した参加者情報入力画面1400を端末装置40Aに表示させる(ステップS128)。
なお、ステップS106に続くステップS107が実行されなかった場合、すなわち、ステップS106において、参加者情報入力画面1400上で割当て参加者として「自動割当て(高度な割当て計算式を利用)」が選択されず、「全員を割当て」または「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択された場合、ステップS127,S108,S128は省略される。
次に、端末装置40Aに表示された参加者情報入力画面1400において、調整開始者Aが、参加者情報の未入力項目の入力及び選択を終えて(ステップS109)、「登録」ボタン1409を操作すると(ステップS110)、調整条件設定部212が、調整開始者Aのユーザ情報222に関連付けて新たに調整条件雛形情報223を生成して記憶部22に保持させ、調整条件雛形作成画面に入力された各種の情報を調整条件雛形情報223に登録する(ステップS129)。以上で、調整条件雛形作成処理は終了される。
以上に説明した調整条件雛形作成処理によれば、異なる会合の日程調整に何度でも繰り返して使用可能であって、参加者候補、割当て方式、及び割当て上限設定を含む調整条件、及び予約受付用URL等からなる調整条件雛形を作成できる。
<調整条件雛形を使用する日程調整処理>
次に、図14は、図4に示された調整条件雛形作成処理によって作成された調整条件雛形を使用する日程調整処理の一例を説明するシーケンス図である。
該日程調整処理は、図4に示された調整条件雛形作成処理と同様のステップS101,S121,S122,S102,S123を経る。
図15は、ステップS123において、端末装置40Aに表示された調整条件雛形一覧画面1000の表示例を示している。図15の調整条件雛形一覧画面1000は、上述した調整条件雛形作成処理により、図5の調整条件雛形一覧画面1000に対して、管理用名称「○○サービス 新規商談」の調整条件雛形が追加されたものとなっている。
図14に戻る。次に、調整開始者Aは、調整条件雛形一覧画面1000(図15)において、管理用名称「○○サービス 新規商談」の調整条件雛形の「URLコピー」ボタン1004を操作して予約受付用URLをコピーし、電子メール等にペーストして調整相手Xの端末装置40Xに送信する(ステップS141)。なお、予約受付用URLを電子メール等により調整相手Xに送信する代わりに、または、加えて、予約受付用URLを、例えば開催者側のホームページ等において公開するようにしてもよい。これ以降、調整開始者Aの操作は不要である。
次に、調整相手Xが端末装置40Xを用いて予約受付用URLにアクセスすると(ステップS151)、日程調整部213が、予約受付画面としてのコメント確認画面1600(図16)を端末装置40Xに表示させる(ステップS161)。
図16は、コメント確認画面1600の表示例を示している。コメント確認画面1600には、調整開始者Aが入力した会合に関する情報として、開催者からのコメント等が表示される。また、コメント確認画面1600には、開催者からのコメントを確認した場合にチェックするチェックボックス1601、及び、予約する日程を選択できる日程選択画面1800(図19)への移動を指示するための「日程選択へ」ボタン1602が設けられている。
なお、本実施形態では、コメント確認画面1600において、調整相手Xに対する開催者側のコメントだけを一方的に表示しているが、コメント確認画面1600において、開催者からのコメントに対する調整相手Xからのコメントを入力できるようにしてもよい。また、調整開始者Aが調整条件雛形を作成する際に、調整相手Xからのコメントの入力の可否を設定できるようにしてもよい。
図14に戻る。次に、調整相手Xがコメント確認画面1600においてチェックボックス1601をチェックし、「日程選択へ」ボタン1602を操作すると(ステップS152)、日程調整部213が、該予約受付用URLに対応する調整開始者Aの調整条件雛形情報223から調整条件(会合の所要時間、前後の確保時間、候補日程の抽出期間、会合可能時間帯、参加者候補、割当て方式(割当て計算式を含む)、割当て上限設定)を読み出し、参加者候補を割当て計算式に従ってチームに分けする。また、日程調整部213は、カレンダツール31が管理する参加者候補のスケジュール情報311を参照し、チーム毎に、チームを構成する参加者候補全員の調整条件(会合の所要時間、前後の確保時間、候補日程の抽出期間、会合可能時間帯、割当て上限設定)を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、少なくとも1チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定する(ステップS162)。
なお、割当て上限設定としての割当て上限数が設定されている場合(参加者情報入力画面1400におけるチェックボックス1404にチェックが付いている場合)、日程調整部213は、参加者候補のスケジュール情報311または日程調整情報224、もしくはその両方を参照し、各参加者候補における判定単位期間毎の判定対象予定の数をカウントする。そして、ある判定対象期間における、ある参加者候補の判定対象予定の数が割当て上限数以上である場合、該当判定対象期間における該当参加者候補の全ての日程を「空き日程ではない日程」として扱う。つまり、該当参加者候補が属するチームの参加者候補全員の共通の空き日程は存在しないこととなるため、該当判定対象期間における該当参加者候補が属するチームの第1の候補日程も存在しないこととなる。
ステップS162の処理について、図17、及び図18を参照して詳述する。
図17は、割当て上限数の指定が無い場合における、割当て計算式によるチーム分けと、第2の候補日程の決定方法の一例を説明するための図である。
同図に示すように、参加者候補はA,B,Cの3人を想定する。また、同図の既存予定の状況は、候補日程の抽出期間に含まれるある1日の会合可能時間帯における各参加者候補のスケジュール情報311に登録されている既存予定の状況を示している。
同図に示すように、参加者候補Aには時間枠4,6,7,8に既存予定(同図において斜線で示す時間枠)が存在し、参加者候補Bには時間枠3,5,6,8に既存予定が存在し、参加者候補Cには時間枠2,5,7,8に既存予定が存在する場合を想定する。また、説明の便宜上、調整条件に含まれる前後の確保時間は0分とする。
例えば、割当て方式の割当て参加者として「全員を割当て」が選択されていた場合、割当て計算式「A and B and C」が適用されて、参加者候補A,B,Cはチーム(ABC)の1チームにチーム分けされる。この場合、チーム(ABC)を構成する参加者候補A,B,Cの共通の空き日程は時間枠1だけなので、時間枠1だけがチーム(ABC)の第1の候補日程となる。そして、他にチームは存在しないので、チーム(ABC)の第1の候補日程である時間枠1が第2の候補日程となる。
また例えば、割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択されていた場合、割当て計算式「A or B or C」が適用されて、参加者候補A,B,Cはチーム(A),(B),(C)の3チームにチーム分けされる。この場合、チーム(A)を構成する参加者候補Aの空き日程は時間枠1,2,3,5なので、時間枠1,2,3,5がチーム(A)の第1の候補日程となる。また、チーム(B)を構成する参加者候補Bの空き日程は時間枠1,2,4,7なので、時間枠1,2,4,7がチーム(B)の第1の候補日程となる。さらに、チーム(C)を構成する参加者候補Cの空き日程は時間枠1,3,4,6なので、時間枠1,3,4,6がチーム(C)の第1の候補日程となる。そして、3チーム(A),(B),(C)の少なくとも1チームの第1の候補日程である時間枠1,2,3,4,5,6,7が第2の候補日程となる。
さらに例えば、割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、例えば、割当て計算式「(A and B)or C」が設定されていた場合、参加者候補A,B,Cはチーム(AB),(C)の2チームにチーム分けされる。この場合、チーム(AB)を構成する参加者候補A,Bの共通の空き日程は時間枠1,2なので、時間枠1,2がチーム(AB)の第1の候補日程となる。また、チーム(C)を構成する参加者候補Cの空き日程は時間枠1,3,4,6なので、時間枠1,3,4,6がチーム(C)の第1の候補日程となる。そして、2チーム(AB),(C)の少なくとも1チームの第1の候補日程である時間枠1,2,3,4,6が第2の候補日程となる。
次に、図18は、割当て上限数の指定がある場合における、割当て計算式によるチーム分けと、第2の候補日程の決定方法の一例を説明するための図である。具体的には、判定単位期間は「日単位」、割当て上限数は全員一律またはチーム一律で3、判定対象予定は「キーワード「商談」が件名に含まれる既存予定の数で上限判定する」が設定されているものとして説明を継続する。
図18は、図17と大部分が同様であるため、同様である内容については説明を省略する。ただし、既存予定の時間枠に「商談」と記載されている時間枠は、キーワード「商談」が件名に含まれる既存予定(以下、既存予定「商談」と称する)が登録されていることを示しているものとする。
同図の場合、参加者候補Bはキーワード「商談」が件名に含まれる既存予定が当該日に既に3つ存在しているため、日単位の割当て上限数3に達している。よって、参加者候補Bが属するチーム(A,B,C),(B),(AB)の該当日における空き日程は存在しないものとして扱われるため、参加者候補Bが属するチーム(A,B,C),(B),(AB)の該当日における第1の候補日程は存在しないこととなる。
例えば、割当て方式の割当て参加者として「全員を割当て」が選択されていた場合、割当て計算式「A and B and C」が適用されて、参加者候補A,B,Cはチーム(ABC)の1チームにチーム分けされる。この場合、前述のとおり、チーム(ABC)の第1の候補日程は存在しないため、第2の候補日程も存在しないこととなる。
また例えば、割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択されていた場合、割当て計算式「A or B or C」が適用されて、参加者候補A,B,Cはチーム(A),(B),(C)の3チームにチーム分けされる。この場合、チーム(A)の第1の候補日程は、図17と同様、時間枠1,2,3,5となる。また、チーム(B)の第1の候補日程は、前述のとおり存在しない。さらに、チーム(C)の第1の候補日程は、図17と同様、時間枠1,3,4,6となる。そして、3チーム(A),(B),(C)の少なくとも1チームの第1の候補日程である時間枠1,2,3,4,5,6が第2の候補日程となる。
さらに例えば、割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定されていた場合、参加者候補A,B,Cはチーム(AB),(C)の2チームにチーム分けされる。この場合、チーム(AB)の第1の候補日程は、前述のとおり、存在しない。また、チーム(C)の第1の候補日程は、図17と同様、時間枠1,3,4,6となる。そして、2チーム(AB),(C)の少なくとも1チームの第1の候補日程である時間枠1,2,4,6が第2の候補日程となる。
図14に戻る。次に、日程調整部213が、決定した第2の候補日程を調整相手Xに提示して選択させるために、予約受付画面としての日程選択画面1800(図19)、及び日程確認画面1900(図20)を端末装置40Xに順に表示させる(ステップS163)。
図19は、日程選択画面1800の表示例を示している。日程選択画面1800には、日付を横軸、時刻を縦軸として格子状に表示したカレンダ1801、及び、第2の候補日程が一覧化された候補日程一覧1803が表示される。また、日程選択画面1800には、日程選択画面1800に示された第2の候補日程が不都合である場合に操作する「不都合」ボタン1804、及び、選択した会合日程を確認するための「次へ」ボタン1805が設けられている。
カレンダ1801には、第2の候補日程を表す候補日程枠1802がその他の枠と区別できるように色等を変えて表示される。調整相手Xは、カレンダ1801における候補日程枠1802のいずれか、または候補日程一覧1803の中の第2の候補日程枠のいずれかを選択することにより会合日程を選択することができる。
調整相手Xが「不都合」ボタン1804を操作した場合、日程調整部213が、現在実行中の日程調整処理を中断し、調整相手Xが「不都合」ボタン1804を操作した旨を調整開始者Aに対して通知する。調整相手Xが会合日程を選択して「次へ」ボタン1805を操作した場合、日程調整部213が、端末装置40Xに対し、調整相手X自身が選択した会合日程を確認するための日程確認画面1900(図20)を表示する。
いまの場合、調整相手Xが日程選択画面1800(図19)において、例えば、5月10日(月)16:00~17:00の候補日程を会合日程に選択して「次へ」ボタン1805を操作したとする。
次に、図20は、日程確認画面1900の表示例を示している。日程確認画面1900には、日付を横軸、時刻を縦軸として格子状に表示したカレンダ1901、及び、会合の日程1903が表示される。
カレンダ1901には、日程選択画面1800において、調整相手X自身が選択した会合日程を表す会合日程枠1902がその他の枠と区別できるように色等を変えて表示される。また、会合の日程1903には調整相手Xが選択した会合日程が表示される。
また、日程確認画面1900には、日程選択画面1800(図19)に戻るための「戻る」ボタン1904、及び、予約者情報入力画面2000(図21)に移動するための「次へ」ボタン1905が設けられている。
図14に戻る。端末装置40Xに表示された日程確認画面1900(図20)において、調整相手Xが「次へ」ボタン1905を操作すると(ステップS153)、次に、日程調整部213が、調整相手Xに予約者情報を入力させるための予約受付画面としての予約者情報入力画面2000(図21)を端末装置40Xに表示させる(ステップS164)。
図21は、予約者情報入力画面2000の表示例を示している。予約者情報入力画面2000には、調整開始者Aが雛形管理情報入力画面1200のチェックボックス1207において設定した調整相手Xに入力を要求する項目が設けられ、該表示例においては、調整相手Xが会社名(学校名)を入力するための入力欄2001、氏名を入力するための入力欄2002、メールアドレスを入力するための入力欄2003が設けられている。また、予約者情報入力画面2000には、会合内容を知らせる通知メールの通知タイミングを指定するためのチェックボックス2004,2005、日程確認画面1900に戻るための「戻る」ボタン2006、及び、予約者情報入力画面2000の入力確定と予約受付画面の一連の操作確定を指示するための「確定」ボタン2007が設けられている。
図14に戻る。予約者情報入力画面2000において、調整相手Xが自身の予約者情報(会社名(学校名)、氏名、メールアドレス)を入力して「確定」ボタン2007を操作すると(ステップS154)、次に、日程調整部213が、調整相手Xが確定しようとしている会合日程が現時点においても予約可能であることを最終確認する(ステップS165)。
具体的には、日程調整部213が、カレンダツール31が管理する参加者候補のスケジュール情報311を参照し、確定しようとしている会合日程が、少なくとも1チームの、チームを構成する参加者候補全員の調整条件を満たす共通の空き日程であることを最終確認する。なお、ステップS162において、割当て可能なチームはすでに判明しているため、該空き日程であることの最終確認は、割当て可能なチームに限定して行ってもよい。
例えば、すべてのチームにおいて、調整相手Xが確定しようとしている会合日程が、チームを構成する参加者候補全員の調整条件を満たす共通の空き日程でなくなっていた場合、例えば「選択した日程は埋まってしまいました。再度日程を選択し直してください」等のメッセージを端末装置40Xに表示し、処理をステップS162に戻して、日程選択画面1800に対する調整相手Xの操作からやり直せばよい。
反対に、確定しようとしている会合日程が、少なくとも1チームの、チームを構成する参加者候補全員の調整条件を満たす共通の空き日程であることを確認できた場合、日程調整部213が、会合予定の割当て可能なチームに対して、調整条件に含まれる割当て方式の割当て順に従い、当該会合への参加を割当てる。そして、日程調整部213が、調整開始者Aのユーザ情報222、及び使用された調整条件雛形情報223に関連付けて、調整相手Xが予約を完了した情報として日程調整情報224を新たに登録する(ステップS166)。
ステップS166の処理について、図22~図25を参照して詳述する。各図に示すように、参加者候補はA,B,Cの3人を想定する。また、各図の既存予定の状況は、ステップS166時点における、候補日程の抽出期間に含まれるある1日の会合可能時間帯における各参加者候補のスケジュール情報311に登録されている既存予定の状況を示している。なお、該既存予定の状況は、ステップS162の時点から変更がないものとして説明を継続する。
図22は、割当て順がランダムまたは優先順であり、割当て上限数を設けない場合に対応する、会合の割当て可能なチーム及び割当て方法の一例を説明するための図である。なお、チーム分け、参加者候補A,B,Cの既存予定の状況、及び割当て上限数に関する設定は図17と同様であるため、調整相手Xに対して提示される第2の候補日程も図17と同様である。したがって、「×」と記載された時間枠が、調整相手Xに提示される第2の候補日程に含まれることはなく、調整相手Xが会合日程として選択することはない。
割当て方式の割当て参加者として「全員を割当て」が選択されていた場合、参加者候補のチームはチーム(ABC)だけであり、チーム(ABC)のみが割当て可能である。したがって、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択した場合、チーム(ABC)に会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択され、割当て順として「ランダム」が選択されていた場合、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(B),(C)のいずれかにランダムに時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(B)のどちらか一方にランダムに時間枠2の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択され、割当て順として「優先順」が選択され、優先順が高い方からチーム(C),(B),(A)の順に設定されていた場合、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(B),(C)のうち、優先順が最上位のチーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(B)のうち、優先順が上位のチーム(B)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定され、割当て順として「ランダム」が選択されていた場合、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(AB),(C)のどちらか一方にランダムに時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、チーム(AB)だけが割当て可能なので、チーム(AB)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定され、割当て順として「優先順」が選択され、割当て順として優先順が高い方からチーム(C),(AB)の順に設定されていた場合、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(AB),(C)のうち、優先順が上位のチーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、チーム(AB)だけが割当て可能なので、チーム(AB)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
次に、図23は、割当て順がランダムまたは優先順であり、割当て上限数を設け、判定単位期間は「日単位」、割当て上限数は「全員一律」または「チーム一律」で3、判定対象予定は「キーワード「商談」が件名に含まれる既存予定の数で上限判定する」の場合に対応する、会合の割当て可能なチーム及び割当て方法の一例を説明するための図である。なお、チーム分け、参加者候補A,B,Cの既存予定の状況、及び割当て上限数に関する設定(判定単位期間、割当て上限数、及び判定対象予定)は図18と同様であるため、調整相手Xに対して提示される第2の候補日程も図18と同様である。したがって、「×」と記載された時間枠が、調整相手Xに提示される第2の候補日程に含まれることはなく、調整相手Xが会合日程として選択することはない。また、図23は、図18と同様に、当該日における既存予定「商談」は、参加者候補Aに1つ、参加者候補Bに3つ、参加者候補Cに2つが存在している状態である。
図23の場合、参加者候補Bには既存予定「商談」が当該日に既に3つ存在しているため、日単位の割当て上限数3に達している。よって、参加者候補Bが属するチーム(A,B,C),(B),(AB)に対する会合予定の割当ては行われない。
割当て方式の割当て参加者として「全員を割当て」が選択されていた場合、参加者候補のチームはチーム(ABC)の1チームだけである。ただし、図18に示されたとおり、チーム(ABC)は、属する参加者候補Bの既存予定「商談」の数が割当て上限数3に達しているので、ステップS162において、当該日の時間枠1~8はチーム(ABC)にとっての第1の候補日程とならず、第2の候補日程にもならないので、当該日の時間枠1~8はいずれも、調整相手Xが会合日程として選択することはない。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択され、割当て順として「ランダム」が選択されていた場合、上述したように、チーム(B)には割当て不可なので、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(C)のどちらか一方にランダムに時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、割当て可能なチームがチーム(A)だけなので、チーム(A)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択され、割当て順として「優先順」が選択され、優先順が高い方からチーム(C),(B),(A)の順に設定されていた場合、上述したように、チーム(B)には割当て不可なので、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(C)のうち、優先順が上位のチーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、割当て可能なチームがチーム(A)だけなので、チーム(A)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定され、割当て順として「ランダム」が選択されていた場合、上述したように、チーム(AB)には割当て不可であって割当て可能なチームがチーム(C)だけなので、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、チーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠3を選択したときには、割当て可能なチームがチーム(C)だけなので、チーム(C)に時間枠3の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定され、割当て順として「優先順」が選択され、割当て順として優先順が高い方からチーム(C),(AB)の順に設定されていた場合、上述したように、チーム(AB)には割当て不可であって割当て可能なチームがチーム(C)だけなので、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、チーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠3を選択したときには、割当て可能なチームがチーム(C)だけなので、チーム(C)に時間枠3の会合予定が割当てられる。
次に、図24は、割当て順が均等割当てであり、割当て上限数を設けず、判定単位期間は「日単位」、判定対象予定は「キーワード「商談」が件名に含まれる既存予定の数を均等化する」の場合に対応する、会合を割当てるチーム及び割当て方法の一例を説明するための図である。なお、チーム分け、参加者候補A,B,Cの既存予定の状況、及び割当て上限数に関する設定は図17と同様であるため、調整相手Xに対して提示される第2の候補日程も図17と同様である。したがって、「×」と記載された時間枠が、調整相手Xに提示される第2の候補日程に含まれることはなく、調整相手Xが会合日程として選択することはない。また、図24は、図17に加えて、均等割当ての判断に使用される当該日における既存予定「商談」は、参加者候補Aに1つ、参加者候補Bに3つ、参加者候補Cに2つが存在している状態であるとする。
割当て方式の割当て参加者として「全員を割当て」が選択されていた場合、参加者候補のチームはチーム(ABC)だけであり、チーム(ABC)のみが割当て可能である。したがって、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択した場合、チーム(ABC)に時間枠1の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択されていた場合、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、時間枠1に既存予定がないチーム(A),(B),(C)のうち、チーム(A)に時間枠1の会合予定が割当てられる。すなわち、当該日における既存予定「商談」の数が、チーム(A)は1、チーム(B)は3、チーム(C)は2であるので、既存予定「商談」の数を均等化するために、既存予定「商談」の数が最も小さいチーム(A)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠4を選択したときには、時間枠4に既存予定がないチーム(B),(C)のうち、チーム(C)に時間枠4の会合予定が割当てられる。すなわち、当該日における既存予定「商談」の数が、チーム(B)は3、チーム(C)は2であるので、既存予定「商談」の数を均等化するために、既存予定「商談」の数が最も小さいチーム(C)に時間枠4の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定されていた場合、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、時間枠1に既存予定がないチーム(AB),(C)のうち、チーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。すなわち、当該日において、既存予定「商談」の数が、チーム(AB)は3(属する参加者候補A,Bの既存予定「商談」の数の大きい方の値)、チーム(C)は2であるので、既存予定「商談」の数を均等化するために、既存予定「商談」の数が最も小さいチーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、時間枠2に既存予定がないチームはチーム(AB)だけなので、チーム(AB)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
次に、図25は、割当て順が均等割当てであり、割当て上限数を設け、判定単位期間は「日単位」、割当て上限数は「全員一律」または「チーム一律」で3、判定対象予定は「キーワード「商談」が件名に含まれる既存予定の数を均等化する」の場合に対応する、会合を割当てるチーム及び割当て方法の一例を説明するための図である。なお、チーム分け、参加者候補A,B,Cの既存予定の状況、及び割当て上限数に関する設定(判定単位期間、割当て上限数、及び判定対象予定)は図18と同様であるため、調整相手Xに対して提示される第2の候補日程も図18と同様である。したがって、「×」と記載された時間枠が、調整相手Xに提示される第2の候補日程に含まれることはなく、調整相手Xが会合日程として選択することはない。また、図25は、図18と同様に、当該日における既存予定「商談」は、参加者候補Aに1つ、参加者候補Bに3つ、参加者候補Cに2つが存在している状態である。
図25の場合、参加者候補Bは既存予定「商談」の数が割当て上限数3に達している。よって、参加者候補Bが属するチーム(A,B,C),(B),(AB)に対する会合予定の割当ては行われない。
割当て方式の割当て参加者として「全員を割当て」が選択されていた場合、参加者候補のチームは1チーム(ABC)の1チームだけである。ただし、図18に示されたとおり、チーム(ABC)は、属する参加者候補Bの既存予定「商談」の数が割当て上限数3に達しているので、ステップS162において、当該日の時間枠1~8はチーム(ABC)にとっての第1の候補日程とならず、第2の候補日程にもならないので、当該日の時間枠1~8はいずれも、調整相手Xが会合日程として選択することはない。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(誰か1人を割当て)」が選択されていた場合、上述したように、チーム(B)には割当て不可なので、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(A),(C)のうち、チーム(A)に時間枠1の会合予定が割当てられる。すなわち、当該日において、既存予定「商談」の数が、チーム(A)は1、チーム(C)は2であるので、既存予定「商談」の数を均等化するために、既存予定「商談」の数が最も小さいチーム(A)に時間枠1の会合予定が割当てられる。また例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠2を選択したときには、割当て可能なチームがチーム(A)だけなので、チーム(A)に時間枠2の会合予定が割当てられる。
割当て方式の割当て参加者として「自動割当て(高等な割当て計算式を利用)」が選択され、割当て計算式「(A and B)or C」が設定されていた場合、上述したように、チーム(AB)には割当て不可なので、例えば、調整相手Xが会合日程として時間枠1を選択したときには、割当て可能なチーム(C)に時間枠1の会合予定が割当てられる。時間枠3,4,6が選択された場合も同様である。
なお、図24、及び図25には例示していないが、調整相手Xが会合日程として選択した時間枠において、既存予定「商談」の数の最も小さい数のチームが複数存在していることも起こり得る。その場合、該複数チームのうち、いずれのチームに会合予定を割当てたとしても、均等化の状態は変わらないため、該複数チームのいずれかのチームにランダムに会合予定を割当てればよい。もしくは、参加者候補の選択入力欄1401の並び順等、一定のルールに従って会合予定を割当てしてもよい。
図14に戻る。次に、日程調整部213が、カレンダツール31が管理する、会合予定を割当てたチームに属する参加者候補のスケジュール情報311に、会合の予定を登録する(ステップS167)。なお、その際、日程調整部213は、カレンダツール31上において登録した予定を識別するための予定IDをカレンダツール31から取得し、ステップS166で登録した日程調整情報224に該予定IDを追加登録する。
次に、日程調整部213が、日程通知画面2100(図26)を端末装置40Xに表示させる(ステップS168)。
図26は、日程通知画面2100の表示例を示している。日程通知画面2100には、確定した会合の日程、開催者からコメント等が表示される。また、日程通知画面2100には、ある特定種類のカレンダツールに対して予定の登録を指示するための登録ボタン2101、及び、ある既定のデータフォーマットを使用したカレンダツールに対して予定の登録を指示するための登録ボタン2102が設けられている。調整相手Xは、自身が使用しているカレンダツールの種類に応じて、登録ボタン2101、または登録ボタン2102を操作することで、調整相手X自身が使用するカレンダツールに、確定された会合の予定を調整相手X自身の予定として登録することができる。
なお、本実施形態では、会合予定を割当てるチームを決定した後、ステップS166において、日程調整情報224に確定した会合の情報を登録し、次に、ステップS167において、会合予定を割当てたチームに属する参加者候補のスケジュール情報311に会合の予定を登録するようにしたが、日程調整情報224への情報登録とスケジュール情報311への予定登録の順序は入れ替えてもよい。
次に、日程調整部213が、調整相手Xが自身で選択した通知タイミングに従い、調整相手Xに会合の内容を知らせる通知メールを、調整相手Xが指定したメールアドレスに送信する(ステップS169)。
ただし、本実施形態では、調整相手Xが端末装置40Xにおいて電子メールを受信することを想定し、ステップS169として、日程調整装置20から端末装置40Xへの矢印を図示しているが、調整相手Xは端末装置40X以外の電子機器により日程調整装置20からの通知メールを受信してもよい。
次に、日程調整部213が、該調整条件雛形を作成した調整開始者Aに対して、会合の内容を知らせる通知メールを送信する(ステップS170)。なお、調整開始者Aだけでなく、会合予定を割当てた参加者候補に対しても通知メールを送信するようにしてもよい。あるいは、会合予定を割当てた参加者候補に対してのみに通知メールを送信するようにしてもよい。
以上に説明した日程調整処理によれば、調整開始者Aの操作としては、調整条件雛形を作成した後は、調整条件雛形を選択して予約受付用URLを調整相手Xに送信するだけで、新規商談等への予約を自動で受け付けることができるため、調整開始者Aの手間を大幅に軽減することができる。
また、日程調整装置によれば、各参加者候補のスケジュール上の空き日程を考慮しながら自動で日程調整することができるため、各参加者候補のスケジュールにおけるダブルブッキング(予定の重複)の発生を防止できる。
さらに、日程調整処理によれば、複数の参加者候補を割当て計算式に従ってチーム分けし、調整相手Xが確定した日程に参加可能なチームに対して、その予定をランダム、優先順、または単位期間において均等に割当てることができる。
またさらに、単位期間における既存予定の状況を判断基準にして、参加者候補や参加者候補のチームに対して、単位期間において一定数以上の会合の予定が入らないように制御することができる。
付け加えると、調整条件雛形は繰り返し使用でき、調整条件雛形に対応する予約受付用URLは固定されているため、例えば、企業のホームページにリンクを張ったり、問合せフォームの入力後に予約受付用URLのリンクを張って誘導したりすることにより、調整相手Xに予約受付用URLを送信する手間を省いて日程調整を行うことができる。
また、一斉配信メール等に予約受付用URLを記載することにより、複数の調整相手Xに対して同時に予約受付用URLを送信することができる。
本実施形態の日程調整装置は、典型的には例えばWebページとして各種の操作画面を用意し、端末装置のWebブラウザに表示させることができる。しかし、この態様に限られない。例えば、端末装置に各種の操作画面を備える専用アプリケーションをインストールしてもよい。この場合、日程調整装置は、各種の操作画面に表示させる一部内容(候補日程等のデータ)を端末装置に送信するだけで、端末装置の専用アプリケーションに各種操作画面を表示させることができる。すなわち、本発明の日程調整装置は、端末装置に画面を表示させることができる様々な態様も含むことができる。
本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、さらに様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態や変形例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある変形例の一部を他の変形例に置き換えたり、変形例を組み合わせたりすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10・・・日程調整システム、11・・・ネットワーク、20・・・日程調整装置、21・・・処理部、211・・・認証部、212・・・調整条件設定部、213・・・日程調整部、22・・・記憶部、221・・・会員情報、222・・・ユーザ情報、223・・・調整条件雛形情報、224・・・日程調整情報、23・・・通信部、30・・・業務管理システム、31・・・カレンダツール、311・・・スケジュール情報、40A,40M,40X・・・端末装置、1000・・・調整条件雛形一覧画面、1200・・・雛形管理情報入力画面、1300・・・日時情報入力画面、1400・・・参加者情報入力画面、1500・・・計算式編集画面、1600・・・コメント確認画面、1800・・・日程選択画面、1900・・・日程確認画面、2000・・・予約者情報入力画面、2100・・・日程通知画面

Claims (12)

  1. 異なる会合の日程調整に対して繰り返し使用できる調整条件雛形を設定する調整条件設定部と、
    前記調整条件雛形に基づいて会合日程の調整を行う日程調整部と、を備え、
    前記調整条件設定部は、
    調整開始者からの入力に基づき、前記会合への参加者候補、並びに、割当て計算式及び割当て順を含む割当て方式を含む調整条件を前記調整条件雛形に登録し、
    前記日程調整部は、
    前記調整条件雛形に対応するアクセス情報に基づいて調整相手がアクセスしてきたことに応じ、
    前記割当て計算式に基づいて前記参加者候補をチームに区分し、
    カレンダツールが管理する前記参加者候補のスケジュール情報を参照し、
    前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、
    少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、
    前記第2の候補日程を前記調整相手が用いる端末装置に提示し、
    前記調整相手の選択に応じて、提示した前記第2の候補日程の中から前記会合日程を決定し、
    決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる
    日程調整装置。
  2. 請求項1に記載の日程調整装置であって、
    前記調整条件設定部は、
    前記調整開始者からの入力に基づき、判定単位期間、及び割当て上限数を含む前記調整条件を前記調整条件雛形に登録し、
    前記日程調整部は、
    前記判定単位期間における前記参加者候補の判定対象予定の数が前記割当て上限数以上である前記判定単位期間における全ての日程を、前記判定単位期間における判定対象予定の数が前記割当て上限数以上である前記参加者候補が属する前記チームの前記第1の候補日程から除外する
    日程調整装置。
  3. 請求項1に記載の日程調整装置であって、
    前記調整条件設定部は、
    前記調整開始者からの入力に基づき、判定単位期間を含む前記調整条件を前記調整条件雛形に登録し、
    前記日程調整部は、
    決定した前記会合日程が含まれる前記判定単位期間における前記参加者候補の判定対象予定の数をカウントし、
    前記チームに属する前記参加者候補の前記判定対象予定の数の最大値を、前記参加者候補が属する前記チームの前記判定対象予定の数と見做し、
    決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームのうち、決定した前記会合日程が含まれる前記判定単位期間において前記判定対象予定の数が最も小さい前記チームに対して前記会合日程の予定を割当てる
    日程調整装置。
  4. 請求項2または3に記載の日程調整装置であって、
    前記調整条件設定部は、
    同一の前記調整条件雛形を使用して決定した会合日程の予定を前記判定対象予定とする
    日程調整装置。
  5. 請求項2または3に記載の日程調整装置であって、
    前記調整条件設定部は、
    前記調整開始者の入力に応じて、判定キーワードの指定を含む前記調整条件を前記調整条件雛形に登録し、
    前記スケジュール情報における前記参加者候補の既存予定のうち、前記既存予定に関する情報に前記判定キーワードが含まれる前記既存予定を前記判定対象予定とする
    日程調整装置。
  6. 請求項2または3に記載の日程調整装置であって、
    前記調整条件設定部は、
    前記判定単位期間として、日単位、月単位、または月単位を前記調整開始者に選択させる
    日程調整装置。
  7. 請求項2に記載の日程調整装置であって、
    前記調整条件設定部は、
    前記割当て上限数として、前記チーム一律の割当て上限数、前記チーム毎の割当て上限数、前記参加者候補一律の割当て上限数、または前記参加者候補毎の割当て上限数のいずれかを前記調整開始者に選択させる
    日程調整装置。
  8. 請求項1に記載の日程調整装置であって、
    前記日程調整部は、
    前記割当て計算式に基づき、前記参加者候補を、前記参加者候補が1人、または2人以上で構成される前記チームに区分する
    日程調整装置。
  9. 請求項1に記載の日程調整装置であって、
    前記日程調整部は、
    前記会合日程の予定を割当てた前記チームを構成する前記参加者候補の前記スケジュール情報に前記会合日程の予定を登録する
    日程調整装置。
  10. 請求項1に記載の日程調整装置であって、
    前記日程調整部は、
    前記会合日程の予定を割当てた前記チームを構成する前記参加者候補に対し、前記会合日程の予定を通知する
    日程調整装置。
  11. 日程調整装置による日程調整方法であって、
    異なる会合の日程調整に対して繰り返し使用できる調整条件雛形を設定する調整条件設定ステップと、
    前記調整条件雛形に基づいて会合日程の調整を行う日程調整ステップと、を含み、
    前記調整条件設定ステップは、
    調整開始者からの入力に基づき、前記会合への参加者候補、並びに、割当て計算式及び割当て順を含む割当て方式を含む調整条件を前記調整条件雛形に登録し、
    前記日程調整ステップは、
    前記調整条件雛形に対応するアクセス情報に基づいて調整相手がアクセスしてきたことに応じ、
    前記割当て計算式に基づいて前記参加者候補をチームに区分し、
    カレンダツールが管理する前記参加者候補のスケジュール情報を参照し、
    前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、
    少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、
    前記第2の候補日程を前記調整相手が用いる端末装置に提示し、
    前記調整相手の選択に応じて、提示した前記第2の候補日程の中から前記会合日程を決定し、
    決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる
    日程調整方法。
  12. コンピュータを、
    異なる会合の日程調整に対して繰り返し使用できる調整条件雛形を設定する調整条件設定部と、
    前記調整条件雛形に基づいて会合日程の調整を行う日程調整部と、して機能させ、
    前記調整条件設定部は、
    調整開始者からの入力に基づき、前記会合への参加者候補、並びに、割当て計算式及び割当て順を含む割当て方式を含む調整条件を前記調整条件雛形に登録し、
    前記日程調整部は、
    前記調整条件雛形に対応するアクセス情報に基づいて調整相手がアクセスしてきたことに応じ、
    前記割当て計算式に基づいて前記参加者候補をチームに区分し、
    カレンダツールが管理する前記参加者候補のスケジュール情報を参照し、
    前記チーム毎に、前記チームを構成する前記参加者候補の全員の前記調整条件を満たす共通の空き日程を第1の候補日程として抽出し、
    少なくとも1つの前記チームの第1の候補日程である日程を第2の候補日程に決定し、
    前記第2の候補日程を前記調整相手が用いる端末装置に提示し、
    前記調整相手の選択に応じて、提示した前記第2の候補日程の中から前記会合日程を決定し、
    決定した前記会合日程が前記第1の候補日程として抽出されている前記チームに対し、前記割当て順に従って前記会合日程の予定を割当てる
    プログラム。
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