JP2024025187A - 搬送装置及び組合せ計量システム - Google Patents
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Abstract
【課題】物品の付着対策を施しつつ、適切に補強すること。【解決手段】一実施形態に係る搬送装置1は、外部から物品を受け取り、上流Uから下流Dに向かう搬送方向MDに物品を搬送する搬送部材と、搬送部材を駆動させる駆動部とを有する。搬送部材は、物品を搬送する搬送面S1のうち、搬送面S1の裏面S2に補強部材101が配置されていない第1領域R1において、下流側の端部に搬送面S1から裏面S2に向けた開口PAが形成された複数の第1突出部P1を有し、搬送面S1のうち、裏面S2に補強部材101が配置されている第2領域R2において、開口PAが形成されない複数の第2突出部P2を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、搬送装置及び組合せ計量システムに関する。
従来から、物品の付着対策として鎧戸加工を採用している搬送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、鎧戸加工は、物品の付着対策として有効であるが、鎧戸加工が施された面には開口(穴)ができる。
一般的に、上述の開口が形成された箇所に対し他の部材を溶接するのは、フラット材やエンボス材と比較して非常に難しく、補強部材や取付部材の溶接を行う際の制限が大きかった。
特に、物品を搬送するトラフでは、搬送特性を維持するために、流路底面に補強部材を溶接するが、鎧戸加工では、その補強部材を溶接することが難しく剛性不足となる問題点があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、物品の付着対策を施しつつ、適切に補強できる搬送装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係る搬送装置は、外部から物品を受け取り、上流から下流に向かう搬送方向に前記物品を搬送する搬送部材と、前記搬送部材を駆動させる駆動部と、を有し、前記搬送部材は、前記物品を搬送する搬送面のうち、前記搬送面の裏面に補強部材が配置されていない第1領域において、下流側の端部に前記搬送面から前記裏面に向けた開口が形成された複数の第1突出部を有し、前記搬送面のうち、前記裏面に前記補強部材が配置されている第2領域において、前記開口が形成されない複数の第2突出部を有することを要旨とする。
本発明によれば、物品の付着対策を施しつつ、適切に補強できる搬送装置及び組合せ計量システムを提供できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
以下、図1~図6を参照して、本発明の第1実施形態に係る搬送装置1及び組合せ計量装置100を含む組合せ計量システムについて説明する。
以下、図1~図6を参照して、本発明の第1実施形態に係る搬送装置1及び組合せ計量装置100を含む組合せ計量システムについて説明する。
本実施形態では、搬送装置1によって組合せ計量装置100に物品を供給するケースを例に挙げて説明するが、本発明は、かかるケースに限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態に係る組合せ計量装置100は、案内シュート2と、分散テーブル6と、供給トラフ7と、プールホッパ10と、計量ホッパ11と、駆動部12と、集合シュート13とを備える。
図1に示すように、搬送装置1が、物品(被計量物)を分散テーブル6に対して供給(投入)するように構成されている。
搬送装置1は、上流Uから下流Dに向かう搬送方向MDに物品を搬送する搬送部材、及び、かかる搬送部材を駆動させる駆動部を有する。
例えば、かかる物品は、生の鶏肉等、柔らかく粘着性のある食品である。しかしながら、物品は、これらに限定されるものではない。具体的に、プルーン等の果物、砂糖が周りにコーティングされた飴等、どのような物品でも構わない。
搬送装置1と分散テーブル6との間の中間領域には、分散テーブル6の中央部に物品を確実に投入できるよう案内シュート2が配置されている。
分散テーブル6は、搬送装置1から落下する物品を供給トラフ7に向けて分散させる。図1の例では、分散テーブル6は、円錐状に形成されている。
供給トラフ7は、外部から物品を受け取り、上流から下流に向けて物品を搬送する。
本実施形態では、供給トラフ7は、分散テーブル6から供給される物品を、それぞれの下流に対応して設けられたプールホッパ10に供給するように構成されている。
プールホッパ10は、供給トラフ7から供給される物品を一時的に滞留させる。プールホッパ10の下部には、ゲート(図示せず)がそれぞれ設けられており、ゲートの開閉動作により、プールホッパ10に滞留されている物品は、ゲートの下方に設けられた計量ホッパ11に排出される。
計量ホッパ11は、プールホッパ10が排出する物品を一時的に滞留させる。計量ホッパ11の下部には、ゲート(図示せず)がそれぞれ設けられて、かかるゲートの開閉動作により、計量ホッパ11に滞留されている物品は、かかるゲートの下方に配置される集合シュート13に排出される。
プールホッパ10及び計量ホッパ11は、メインフレーム12に取り付けられている。メインフレーム12内には、物品の排出指令を受けてプールホッパ10及び計量ホッパ11に設けられたゲートを開閉せる開閉駆動装置、及び、計量ホッパ11内の物品の重量を計量する計量装置が収納されている。
集合シュート13は、複数の計量ホッパ11から排出される物品を集合させ、下方に向けて落下させる。
以下、図2~図7を参照して、本実施形態に係る搬送装置1の一例について説明する。
図2に示すように、搬送装置(搬送部材)1の裏面S2には、補強部材101が配置されている。ここで、図2に示すように、補強部材101は、搬送装置1の上流U側に設けられている。ここで、補強部材101は、搬送装置1と一体形状であってもよいし、搬送装置1と別の部材によって構成されていてもよい。
図3に示すように、搬送装置1は、物品を搬送する搬送面S1に複数の突出部P1/P2を有している。すなわち、搬送装置1の搬送面S1には、鎧戸加工が施されている。鎧戸加工は、ルーバー加工でも構わない。
図3に示すように、搬送装置1において物品を搬送する搬送面S1は、第1領域R1及び第2領域R2を有している。
ここで、第1領域R1は、搬送面S1の裏面S2に補強部材101が配置されていない領域であり、第2領域R2は、搬送面S1の裏面S2に補強部材101が配置されている領域である。
図3に示すように、第1領域R1には、複数の第1突出部P1が設けられており、第2領域R2には、複数の第2突出部P2が設けられている。
図4及び図5に示すように、第1突出部P1の下流D側の端部に搬送面S1から裏面S2に向けた開口PAが形成されている。
このような第1突出部P1の構成によれば、搬送面S1に粘着性の高い物品が接触した場合であっても、開口PAから空気が流入する。そのため、搬送面S1と物品との間に空気の層を形成でき、搬送面S1と物品とが接触する部分に置いても気圧がかかるようになる。これにより、搬送面S1への物品の付着を低減できる。
換言すると、図4に示すように、搬送装置1は、複数の開口PAを有する搬送面S1と、かかる開口PAの一部を塞ぐ滑走面Pとを有している。
かかる滑走面Pは、上述の開口PAの上流側U、左側L及び右側Rにおいて搬送面S1に連続して形成されている。
図4に示すように、滑走面Pは、左側平面PLと、右側平面PRと、上側平面PUとを有する。
ここで、左側平面PLは、図4に示すように、開口PAの左側Lにおいて搬送面S1から立ち上がるように形成されている。
また、右側平面PRは、図4に示すように、開口PAの右側Rにおいて搬送面S1から立ち上がるように形成されている。
上記における左側平面PL及び右側平面PRは、三角形状の平面で構成される。
さらに、上側平面PUは、図4に示すように、左側平面PLと右側平面PRとを連結するように形成されている。この上側平面PUは、略台形形状の平面で構成される。
図6に示すように、第2突出部P2には、第1突出部P1とは異なり、搬送面S1から裏面S2に向けた開口PAが形成されていない。
第2突出部P2の外観は、開口PAが設けられていないことを除いて、図4に示す第1突出部P1の外観に類似していてもよい。
かかる搬送装置1における搬送面S1において、物品は、搬送面S1及び滑走面Pの上側平面PUに沿って、上側Uから下側Dに滑走する。
かかる構成によれば、搬送面S1の第2領域R2には開口が設けられておらず、搬送面S1の第2領域R2に対応する裏面S1に補強部材101を設けることができるため、鎧戸加工を施した場合であっても、搬送装置1の裏面S2と補強部材101との間のかす等の詰まりを抑制しつつ、搬送装置1の剛性を適切に維持できる。
また、かかる構成によれば、供給トラフ7における搬送面S1に第1突出部P1及び第2突出部P2が設けられているため、粘着性の高い物品と搬送面S1との接触面積を減らせ、搬送面S1への物品の付着を低減でき、適切に搬送制御できる。この場合、搬送面S1における第1領域R1及び第2領域R2それぞれには、突起が形成されるため、第2領域R2から第1領域R1へ物品が通過する際に極端に搬送特性が変化しない。これにより、搬送装置1は、物品を円滑に搬送できる。さらに、第1領域R1における物品の搬送速度は、第2領域R2における物品の搬送速度よりも速い。そのため、物品が搬送方向MDへ搬送される場合、物品が搬送方向MDに対して伸びる。結果、物品をプールホッパ10へ個別に投入可能となる。
また、物品は、第1突出部P1及び第2突出部P2の端部により後ろ方向への移動が規制されるため、円滑に下流D側へ搬送される。
図3に示すように、第1領域R1は、第2領域R2よりも上流U側に設けられていてもよい。
換言すると、図3に示すように、搬送方向MDの上流U側に、複数の第1突出部P1が設けられ、搬送方向MDの下流D側に、複数の第2突出部P2が設けられていてもよい。
また、図5及び図6に示すように、搬送面S1に対する第1突出部P1の下流D側の起立部の角度A1は、搬送面S1に対する第2突出部P2の下流D側の起立部の角度A2よりも大きくなるように構成されていてもよい。
例えば、上述の角度A1は、90°程度であり、上述の角度A2は、60°程度であってもよい。
さらに、図5及び図6に示すように、第1突出部P1の高さ(H1)は、第2突出部P2の高さ(H2)よりも高くなるように構成されていてもよい。
第1突出部P1及び第2突出部P2を、上述のような構成とすることにより、第2突出部P2における物品の搬送速度が、第1突出部P2における物品の搬送速度よりも速くなる。
この結果、下流Dにおいて物品の搬送速度が速く、上流Uにおいて物品の搬送速度が遅くなるため、物品が固まって搬送されるという事態を回避することができる。
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100…組合せ計量装置
1…搬送装置
2…案内シュート
3…支持アーム
6…分散テーブル
7…供給トラフ
101…補強部材
10…プールホッパ
11…計量ホッパ
12…メインフレーム
13…集合シュート
S1…搬送面
S2…裏面
R1…第1領域
R2…第2領域
P1…第1突出部
P2…第2突出部
1…搬送装置
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12…メインフレーム
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S1…搬送面
S2…裏面
R1…第1領域
R2…第2領域
P1…第1突出部
P2…第2突出部
Claims (5)
- 外部から物品を受け取り、上流から下流に向かう搬送方向に前記物品を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材を駆動させる駆動部と、を有し、
前記搬送部材は、
前記物品を搬送する搬送面のうち、前記搬送面の裏面に補強部材が配置されていない第1領域において、下流側の端部に前記搬送面から前記裏面に向けた開口が形成された複数の第1突出部を有し、
前記搬送面のうち、前記裏面に前記補強部材が配置されている第2領域において、前記開口が形成されない複数の第2突出部を有する、搬送装置。 - 前記搬送方向の下流側に、前記複数の第1突出部が設けられ、
前記搬送方向の上流側に、前記複数の第2突出部が設けられる、請求項1に記載の搬送装置。 - 前記搬送面に対する前記第1突出部の下流側の起立部の角度は、前記搬送面に対する前記第2突出部の下流側の起立部の角度よりも大きい、請求項1に記載の搬送装置。
- 前記第1突出部の高さは、前記第2突出部の高さよりも高い、請求項1に記載の搬送装置。
- 請求項1~4のいずれか一項に記載の搬送装置及び組合せ計量装置を有する、組合せ計量システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022128427A JP2024025187A (ja) | 2022-08-10 | 2022-08-10 | 搬送装置及び組合せ計量システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2022128427A Pending JP2024025187A (ja) | 2022-08-10 | 2022-08-10 | 搬送装置及び組合せ計量システム |
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2022
- 2022-08-10 JP JP2022128427A patent/JP2024025187A/ja active Pending
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