JP2024022875A - 光ファイババンドル構造の製造方法、光接続構造体の製造方法、光ファイババンドル構造、及び、光接続構造体 - Google Patents

光ファイババンドル構造の製造方法、光接続構造体の製造方法、光ファイババンドル構造、及び、光接続構造体 Download PDF

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【課題】光ファイバの光損失及び破断が抑制され得る光ファイババンドル構造の製造方法を提供する。【解決手段】光ファイババンドル構造の製造方法は、フェルールと複数の光ファイバとを準備する準備工程と、フェルールに対して複数の光ファイバを位置決めする位置決め工程とを有している。ファイバ収容部は、第一収容部と第二収容部とを含んでいる。複数の光ファイバの各々は、第一径部、第二径部、及び、第三径部を含んでいる。第三径部は、被膜によって覆われている。位置決め工程において、複数の光ファイバの第一径部は第一収容部に挿入され、フェルールに対して複数の光ファイバは位置決めされる。位置決め工程において、第一方向におけるフェルールのファイバ収容部から第三径部までの最短距離に基づいて、フェルールに対して複数の光ファイバの第三径部が位置決めされる。【選択図】図1

Description

本開示は、光ファイババンドル構造の製造方法、光接続構造体の製造方法、光ファイババンドル構造、及び、光接続構造体に関するものである。
特許文献1には、フェルールに複数の光ファイバが挿入された光ファイババンドル構造が開示されている。複数の光ファイバは、フェルールに挿入される第一径部と、被膜によって覆われている被膜部とを含んでいる。
国際公開第2012/121318号 特開2013-68891号公報 特開2017-181791号公報
特許文献1に開示されている光ファイババンドル構造において、複数の光ファイバの被覆部はフランジによって位置決めされている。このような構成においても、フェルールに対する被覆部の位置によって、光ファイバに曲げ損失が生じ得る。例えば、複数の光ファイバの被覆部の束がフェルールに近すぎれば、フェルールの径方向への各光ファイバが屈曲する。この結果、光ファイバの曲げ損失が生じ得る。例えば、接着剤によって光ファイバが位置決めされる場合、接着剤の熱変形によっても光ファイバに曲げ損失が生じうる。このような光ファイバにおける曲げ損失が抑制される構造であれば、所望の性能を有する製品の歩留まり及び生産スループットが向上し得る。
本開示は、光ファイバの光損失が抑制され得る光ファイババンドル構造の製造方法、及び、光接続構造体の製造方法を提供することを目的とする。
本開示に係る光ファイババンドル構造の製造方法は、フェルールと複数の光ファイバとを準備する準備工程と、フェルールに対して複数の光ファイバを位置決めする位置決め工程とを有している。フェルールは、第一ファイバ収容部を含んでいる。第一ファイバ収容部は、断面円形の中空形状に形成されていると共に第一方向に延在している。第一ファイバ収容部は、第一収容部と第二収容部とを含んでいる。第二収容部は、第一収容部の内径よりも大きい内径を有している。複数の光ファイバは、第一ファイバ収容部に収容されている。複数の光ファイバの各々は、第一径部、第二径部、及び、第三径部を含んでいる。第二径部は、第一径部の直径よりも大きい直径を有している。第三径部は、第二径部の直径よりも大きい直径を有している。第三径部は、被膜によって覆われている。位置決め工程において、複数の光ファイバの第一径部は第一収容部に挿入され、フェルールに対して複数の光ファイバは位置決めされる。位置決め工程において、第一方向における第一ファイバ収容部から第三径部までの最短距離に基づいて、フェルールに対して複数の光ファイバの第三径部が位置決めされる。
本開示の実施形態に係る光接続構造体の製造方法は、上記光ファイババンドル構造の製造方法によって製造された光ファイババンドル構造と、第一方向に延在する複数のコアと複数のコアを覆うクラッドとを含んでいるマルチコアファイバと、を接続する接続工程を有している。
本開示の実施形態に係る光ファイババンドル構造は、フェルールと、複数の光ファイバと、保持部とを備えている。フェルールは、第一ファイバ収容部を含んでいる。第一ファイバ収容部は、断面円形の中空形状に形成されていると共に第一方向に延在している。第一ファイバ収容部は、第一収容部と、第二収容部と、内径変換部とを備えている。第二収容部は、第一収容部の内径よりも大きい内径を有している。内部変換部は、第一収容部と第二収容部とを連結している。複数の光ファイバは、第一ファイバ収容部に収容されている。複数の光ファイバの各々が、第一径部、第二径部、及び、第三径部を含んでいる。第二径部は、第一径部の直径よりも大きい直径を有している。第三径部は、第二径部の直径よりも大きい直径を有していると共に被膜によって覆われている。保持部は、第一方向に延在している第二ファイバ収容部を含んでいる。保持部は、フェルールに連結している。複数の光ファイバの第一径部は、第一収容部に挿入されている。複数の光ファイバの第三径部は、第二ファイバ収容部に挿入されている。フェルールの第二収容部の中心と、複数の光ファイバの第二径部の束の中心とのズレは、第二径部の断面方向において、0.1mm以内である。保持部の内径と、複数の光ファイバの第三径部の束の外径との差は、0.2mm以下である。第二ファイバ収容部の延在方向に対する、複数の光ファイバの第三径部の延在方向の傾きは、10度未満である。
本開示の実施形態に係る光接続構造体において、上記光ファイババンドル構造と、マルチコアファイバとが接続されている。マルチコアファイバは、第一方向に延在する複数のコアと複数のコアを覆うクラッドとを含んでいる。
本開示によれば、光ファイバの光損失及び破断が抑制され得る光ファイババンドル構造の製造方法、光接続構造体の製造方法、光ファイババンドル構造、及び、光接続構造体を提供することができる。
図1は、実施形態における光接続構造体を示す斜視図である。 図2は、図1に示されている光接続構造体を分解した斜視図である。 図3は、図1に示されている光接続構造体のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、第一光ファイバ保持体の端面を示す図である。 図5は、第二光ファイバ保持体の端面を示す図である。 図6は、第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図7は、光ファイバの先端部分を示す部分拡大図である。 図8は、第一方向におけるフェルールの先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図9は、本実施形態の変形例における第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図10は、本実施形態の変形例における第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図11は、本実施形態の変形例における第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図12は、本実施形態の変形例における第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図13は、本実施形態の変形例における第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。 図14は、本実施形態の変形例における第二光ファイバ保持体の先端部分の断面を示す部分拡大図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
(1)本開示の実施形態に係る光ファイババンドル構造の製造方法は、フェルールと複数の光ファイバとを準備する準備工程と、フェルールに対して複数の光ファイバを位置決めする位置決め工程とを有している。フェルールは、第一ファイバ収容部を含んでいる。第一ファイバ収容部は、断面円形の中空形状に形成されていると共に第一方向に延在している。第一ファイバ収容部は、第一収容部と第二収容部とを含んでいる。第二収容部は、第一収容部の内径よりも大きい内径を有している。複数の光ファイバは、第一ファイバ収容部に収容されている。複数の光ファイバの各々は、第一径部、第二径部、及び、第三径部を含んでいる。第二径部は、第一径部の直径よりも大きい直径を有している。第三径部は、第二径部の直径よりも大きい直径を有している。第三径部は、被膜によって覆われている。位置決め工程において、複数の光ファイバの第一径部は第一収容部に挿入され、フェルールに対して複数の光ファイバは位置決めされる。位置決め工程において、第一方向における第一ファイバ収容部から第三径部までの最短距離に基づいて、フェルールに対して複数の光ファイバの第三径部が位置決めされる。
この光ファイババンドル構造の製造方法において、位置決め工程において、複数の光ファイバの第一径部は第一収容部に挿入され、フェルールに対して複数の光ファイバは位置決めされる。位置決め工程において、第一方向における第一ファイバ収容部から第三径部までの最短距離に基づいて、フェルールに対して複数の光ファイバの第三径部が位置決めされる。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失が低減され得る。
(2)上記(1)の光ファイババンドル構造の製造方法において、位置決め工程において、第一ファイバ収容部から第三径部までの最短距離と第三径部の径とに基づいて、フェルールに対して複数の光ファイバが位置決めされてもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(3)上記(1)または(2)の光ファイババンドル構造の製造方法において、準備工程において、第一方向に延在している第二ファイバ収容部を含んでいる保持部がさらに準備されてもよい。位置決め工程において、複数の光ファイバの第一径部が第一収容部に挿入されると共に、複数の光ファイバの第三径部が第二ファイバ収容部に挿入されてもよい。この場合、保持部によって、複数の光ファイバの第三径部が位置決めされる。この結果、複数の光ファイバにおける曲げ損失がさらに容易に低減され得る。
(4)上記(3)の光ファイババンドル構造の製造方法において、準備工程において、保持部として、フランジと当該フランジに接続されているスペーサをさらに含んでいてもよい。フランジは、第一方向に延在している。位置決め工程において、と共に、スペーサは、複数の光ファイバの第三径部の束の外周に接していてもよい。この場合、フランジとスペーサとによって、複数の光ファイバの第三径部が位置決めされる。この結果、複数の光ファイバにおける曲げ損失がさらに容易に低減され得る。
(5)上記(3)または(4)のいずれか一つの光ファイババンドル構造の製造方法において、位置決め工程において、第一ファイバ収容部から第三径部までの最短距離と、第二径部の径、第三径部の径、第二収容部の内径、第二ファイバ収容部の内径、及び、第二ファイバ収容部の延在方向に対する第三径部の延在方向の傾きの少なくとも1つとに基づいて、フェルールに対して複数の光ファイバの第三径部が位置決めされてもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(6)上記(3)から(5)のいずれか一つの光ファイババンドル構造の製造方法において、フェルールの第二収容部の中心と、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバの第二径部の束の中心とのズレは、第二径部の断面方向において、0.1mm以内であってもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(7)上記(3)から(6)のいずれか一つの光ファイババンドル構造の製造方法において、保持部の内径と、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバの第三径部の束の外径との差は、0.2mm以下であってもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(8)上記(3)から(7)のいずれか一つの光ファイババンドル構造の製造方法において、第二ファイバ収容部の延在方向に対する、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバの第三径部の延在方向の傾きは、10度未満であってもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(9)上記(3)から(8)の光ファイババンドル構造の製造方法において、第一方向における第一ファイバ収容部から、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバの第三径部までの最短距離は、2mm以上であってもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(10)上記(3)から(9)の光ファイババンドル構造の製造方法において、保持部の内径に対する、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバの第二径部の束の外径の比は、0.375~0.8であってもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(11)本開示の実施形態に係る光接続構造体の製造方法は、上記光ファイババンドル構造の製造方法によって製造された光ファイババンドル構造と、第一方向に延在する複数のコアと複数のコアを覆うクラッドとを含んでいるマルチコアファイバと、を接続する接続工程を有している。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失が低減され得る。
(12)本開示の実施形態に係る光ファイババンドル構造は、フェルールと、複数の光ファイバと、保持部とを備えている。フェルールは、第一ファイバ収容部を含んでいる。第一ファイバ収容部は、断面円形の中空形状に形成されていると共に第一方向に延在している。第一ファイバ収容部は、第一収容部と、第二収容部と、内径変換部とを備えている。第二収容部は、第一収容部の内径よりも大きい内径を有している。内部変換部は、第一収容部と第二収容部とを連結している。複数の光ファイバは、第一ファイバ収容部に収容されている。複数の光ファイバの各々が、第一径部、第二径部、及び、第三径部を含んでいる。第二径部は、第一径部の直径よりも大きい直径を有している。第三径部は、第二径部の直径よりも大きい直径を有していると共に被膜によって覆われている。保持部は、第一方向に延在している第二ファイバ収容部を含んでいる。保持部は、フェルールに連結している。複数の光ファイバの第一径部は、第一収容部に挿入されている。複数の光ファイバの第三径部は、第二ファイバ収容部に挿入されている。フェルールの第二収容部の中心と、複数の光ファイバの第二径部の束の中心とのズレは、第二径部の断面方向において、0.1mm以内である。保持部の内径と、複数の光ファイバの第三径部の束の外径との差は、0.2mm以下である。第二ファイバ収容部の延在方向に対する、複数の光ファイバの第三径部の延在方向の傾きは、10度未満である。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
(13)本開示の実施形態に係る光接続構造体において、上記(12)の光ファイババンドル構造と、第一方向に延在する複数のコアと複数のコアを覆うクラッドとを含んでいるマルチコアファイバとが接続されたものである。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失が低減され得る。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、一実施形態に係る光接続構造体を示す斜視図である。図2は、図1に示す光接続構造体を分解した斜視図である。図3は、図1に示す光接続構造体のIII-III線に沿った断面図である。図1から図3に示すように、光接続構造体1は、第一光ファイバ保持体10、第二光ファイバ保持体20、及び、割スリーブSを備える。第一光ファイバ保持体10は、マルチコアファイバ12(以下「MCF12」とも記す)、フェルール14、及び、保持部16を有する。第二光ファイバ保持体20は、複数の光ファイバ22、フェルール24、樹脂部25、及び、保持部26を有する。第二光ファイバ保持体20は、光ファイババンドル構造を備える。割スリーブSは、第一光ファイバ保持体10のMCF12の各コアの光軸と複数の光ファイバ22の各コアの光軸とを合わせるようにフェルール14とフェルール24とを外側から保持して調心する部材である。
MCF12は、方向Aに延在している。すなわち、方向Aは、MCF12の長手方向に相当する。MCF12は、図3及び図4に示すように、方向Aに延在する複数のコア12aと、方向Aに延在すると共に複数のコア12aをまとめて覆うクラッド12bと、先端面12cと、を有する。図4は、第一光ファイバ保持体10の端面を示す図である。図4には、MCF12の先端とフェルール14の端面とが示されている。先端面12cは、複数のコア12aの先端とクラッド12bの先端とから構成される。コア12aは、例えばゲルマニウム等のドーパントが添加されて屈折率が高められたシリカガラスからなり、クラッド12bは、例えばフッ素等のドーパンドが添加されて屈折率が低くされたシリカガラスからなってもよく、材料及びドーパント等の組み合わせは適宜選択することができる。このようなMCF12では、各コア12aによって所定波長の光信号を伝搬することができる。
MCF12では、例えば各コア12aは2次元状に配置されている。MCF12は、図4に示すように、1本のファイバ中に、例えば4本のコア12aを有している。MCF12におけるコア12aの数は、これに限定されない。図4に示す例では、4本のコア12aが正方配置されている。各コア12aのモードフィールド直径は、例えば15μm以下であってもよく、5μm以上であってもよい。各コア12aのコアピッチは、例えば20μm以上80μm以下であってもよい。「コアピッチ」とは、方向Aに直交する断面におけるコアの中心間の距離に相当する。クラッド12bの直径は、例えば200μm以下であってもよく、125μm以下であってもよく、100μm以下であってもよく、80μm以下であってもよく、50μm以上であってもよい。
フェルール14は、MCF12の先端部分12dを保持する円筒形状の部材であり、MCF12の先端部分12dを収容する貫通孔である内孔14aと、フェルール14の端面14bと、を有する。フェルール14は、MCF12の先端面12cが端面14bの内側において露出するようにMCF12の先端部分12dを内孔14aに固定する。内孔14aの内径は、MCF12の外径と同一又はやや大きい径であり、MCF12の先端部分12dは内孔14a内に挿入されることで嵌合される。方向Aにおけるフェルール14の長さは、例えば、6mm以上11mm以下である。フェルール14は、ジルコニアなどのセラミック材料又はガラス材料から構成される。
保持部16は、図3に示すように、フェルール14の後端部分を保持すると共に、MCF12を内部に収容する筒形状の部材である。保持部16内に収容されるMCF12の部分は、接着剤等によって保持部16内に固定されていてもよい。保持部16は、例えば金属または樹脂等から構成される。保持部16は、フランジに相当する。
複数の光ファイバ22は、MCF12に光接続される光ファイバである。各光ファイバ22は、図3及び図5に示すように、方向Aに延在するコア22aと、方向Aに延在すると共にコア22aを覆うクラッド22bと、先端面22cと、を有する。図5は、第二光ファイバ保持体20の端面を示す図である。図5には、複数の光ファイバ22の先端とフェルール24の端面とが示されている。先端面22cは、コア22aの先端とクラッド22bの先端とから構成される。コア22aは、例えばゲルマニウム等のドーパントが添加されて屈折率が高められたシリカガラスからなり、クラッド22bは、例えばフッ素等のドーパンドが添加されて屈折率が低くされたシリカガラスからなってもよく、材料やドーパント等の組み合わせは適宜選択することができる。このような光ファイバ22では、各コア22aによって所定波長の光信号が伝搬される。複数の光ファイバ22の各々は、1つのコアを有するシングルコア光ファイバである。本実施形態の変形例として、複数の光ファイバ22の各々は、例えばマルチコア光ファイバを含む光ファイババンドル構造であってもよく、シングルコア光ファイバとマルチコア光ファイバとが混在する構造であってもよい。
第二光ファイバ保持体20では、方向Aから見て、各光ファイバ22は2次元状に配置されている。第二光ファイバ保持体20は、図5に示すように、例えば4本の光ファイバ22を有している。各光ファイバ22は、例えば、シングルモード型の光ファイバである。各光ファイバ22は、単峰型の屈折率分布プロファイルを有している。本実施形態の変形例として、各光ファイバ22は、コア22aとクラッド22bとの間に、クラッド22bよりも屈折率が低い層を有しており、トレンチ型の屈折率分布プロファイルを有していてもよい。本実施形態の変形例として、各光ファイバ22は、マルチモード型の光ファイバであってもよい。
第二光ファイバ保持体20の光ファイバ22のコア22aの数及び配置は、第一光ファイバ保持体10のMCF12の複数のコア12aの数及び配置に対応している。言い換えると、複数の光ファイバ22のそれぞれのコア22aの配置は、MCF12の複数のコア12aの配置に一致している。但し、複数の光ファイバ22のコア22aの合計数と配置がMCF12のコア12aの数と配置に完全に一致している必要はなく、一部が光接続しない構成であってもよい。第二光ファイバ保持体20の複数の光ファイバ22のコア22aは、フェルール24の中心軸を中心とする回転調整によって、第一光ファイバ保持体10のMCF12の各コア12aと光結合するように構成されている。
光接続構造体1において、MCF12に含まれる複数のコア12aの少なくとも1つと複数の光ファイバ22の少なくとも1つのコア22aとが、光学的に結合されている。例えば、光ファイバ22がシングルモード型のシングルコア光ファイバである場合には、光ファイバ22のそれぞれのコア22aと、第一光ファイバ保持体10のMCF12のコア12aとは、一対一で対応する。例えば、光ファイバ22がマルチコア光ファイバである場合には、1つの光ファイバ22の中の複数のコア22aと、第一光ファイバ保持体10のMCF12の複数のコア12aとが対応する。
各光ファイバ22は、例えば、曲率半径5mmの環状に1回転巻かれた状態において波長1.550μmの光が通光された際の光損失が0.15dB以下となるように構成されている。各光ファイバ22は、曲率半径5mmの環状に1回転巻かれた状態において波長1.625μmの光が通光された際の光損失が0.45dB以下となるように構成されている。各光ファイバ22は、波長1.550μmの光に対する上記特性と、波長1.625μmの光に対する上記特性との双方を有していてもよいし、いずれか一方の特性を有していてもよい。
フェルール24は、複数の光ファイバ22の先端部分22dをまとめて保持する円筒形状の部材であり、複数の光ファイバ22の各先端部分22dを収容する貫通孔である内孔24aと、端面24bとを有する。フェルール24は、例えば、ジルコニアなどのセラミック材料又はガラス材料から構成される。
フェルール24は、複数の光ファイバ22の各先端面22cがフェルール24の端面24bの内側において露出するように複数の光ファイバ22の各先端部分22dを樹脂部25によって内孔24a内に固定する。内孔24aの内径は、複数の光ファイバ22を束ねたものの外径と同一又はやや大きい径であり、複数の光ファイバ22の先端部分22dは内孔24a内に挿入されて、それらの隙間に充填された樹脂部25により接着固定される。
樹脂部25は、例えば、結線接着剤である。樹脂部25は、例えば熱硬化型の接着剤であり、樹脂部25を所定箇所に注入した後、樹脂部25を加熱することにより硬化することができる。フェルール24が主としてセラミック材料からなる場合には、樹脂部25は例えば熱硬化型のエポキシ系接着剤又は熱硬化型のアクリル系接着剤である。フェルール24が主としてガラス材料からなる場合には、樹脂部25は例えば熱硬化型のエポキシ系接着剤、熱硬化型のアクリル系接着剤、紫外線硬化型のエポキシ系接着剤、又は、紫外線硬化型のアクリル系接着剤である。樹脂部25は、フェルール24の材料によらず、これらに限定されない。
保持部26は、図3に示すように、フェルール24の後端部分を保持すると共に、複数の光ファイバ22を内部に収容する筒形状の部材である。換言すれば、保持部26は、フェルール24及び複数の光ファイバ22を保持する。保持部26は、フェルール24に対して複数の光ファイバ22を位置決めする。
次に、図6から図8を参照して、本実施形態における第二光ファイバ保持体20の一例についてさらに詳細に説明する。図6は、方向Aにおける第二光ファイバ保持体20の先端部分の断面を示している。図7は、光ファイバ22の先端部分を示している。図8は、方向Aにおけるフェルール24の先端部分の断面を示している。
図6及び図7に示されているように、複数の光ファイバ22の各々は、第一径部31と、第二径部32と、テーパ部33と、第三径部34とを含んでいる。第一径部31は、細径光ファイバ部に相当し、一般的な外径よりも細径化されている。第一径部31は、例えば、フッ化水素酸水などによるエッチング処理を用いた細径加工によって形成されている。第二径部32は、一般的な外径を有する部分に相当する。第二径部32は、第一径部31の直径よりも大きい直径を有している。テーパ部33は、テーパ面33aを含んでいる。テーパ面33aは、テーパ形状を呈している。テーパ部33は、テーパ面33aによって第一径部31と第二径部32とを連結している。光ファイバ22の外径は、第二径部32から第一径部31に向かって徐々に小さくなっている。第三径部34は、第二径部32の直径よりも大きい直径を有している。第三径部34は、被膜によって覆われている。第三径部34は、被覆部に相当する。第二径部32と第三径部34とは、接続部分35において接続されている。
第一径部31の直径は、例えば、20μm以上80μm以下である。図7に示されている構成においては、第一径部31の直径は、40μmである。第二径部32の直径は、例えば、50μm以上200μm以下である。図7に示されている構成においては、第二径部32の直径は、125μmである。
各光ファイバ22は、第三径部34をさらに含んでいる。第三径部34は、第二径部32と同様の直径を有している部分を、光ファイバ22の外形に沿って覆っている。第三径部34は、第二径部32の直径よりも大きな直径を有している。第三径部34の直径は、例えば、170μm以上260μm以下である。図7に示されている構成においては、第三径部34の直径は、250μmである。
図5に示されているように、先端面22cにおいて、第一径部31の外接円の直径は、MCF12のクラッド直径に対応している。第一径部31の外接円の直径は、フェルール24の内孔24aの内径に相当する。先端面22cにおいて、複数の光ファイバ22が内孔24aに2次元的に最密充填されている。「2次元的に最密充填」とは、内孔24aに配置可能な最大数の光ファイバ22が、内孔24aにおいて、各光ファイバ22が動かないように配置されることを意味する。例えば、先端面22cの内孔24aにおいて、複数の光ファイバ22が互いに接するように配置されている。複数の光ファイバ22と内孔24aとの間に、クリアランス(隙間)が設けられてもよい。先端面22cにおいて、4つの第一径部31の各々の直径が40μmであり、内孔24aの内径が96.6μmである場合、複数の光ファイバ22と内孔24aとのクリアランスがゼロである。
各コア22aのモードフィールド直径は、例えば15μm以下である。各コア22aのモードフィールド直径は、例えば、5μm以上であってもよい。先端面22cにおいて、各コア22aのコアピッチは、例えば20μm以上80μm以下である。先端面22cにおいて、クラッド22bの直径は、例えば20μm以上125μm以下である。フェルール24の内孔24aの内径は、例えば200μm以下である。当該外接円の直径は、例えば125μm以下であってもよく、100μm以下であってもよく、80μm以下であってもよく、50μm以上であってもよい。
図6及び図8に示されているように、フェルール24は、断面円形の中空形状に形成されていると共に方向Aに延在している。フェルール24は、ファイバ収容部40を含んでいる。ファイバ収容部40は、方向Aに延在しており、断面円形である。ファイバ収容部40には、樹脂部25が充填されている。ファイバ収容部40は、上述した内孔24aに相当する。複数の光ファイバ22は、ファイバ収容部40に収容されている。ファイバ収容部40は、第一収容部41と、内径変換部42と、第二収容部43とを含んでいる。
第二収容部43は、第一収容部41の内径よりも大きい内径を有している。内径変換部42は、テーパ形状を呈している。内径変換部42は、テーパ状の面によって第一収容部41と第二収容部43とを連結している。内径変換部42は、湾曲面によって第一収容部41と第二収容部43とを連結していてもよい。
複数の光ファイバ22の各々の第一径部31は、第一収容部41、内径変換部42、及び、第二収容部43に位置している。複数の光ファイバ22の各々の第二径部32は、第一収容部41及び内径変換部42に位置しておらず、第二収容部43のみに位置している。複数の光ファイバ22に含まれている複数のテーパ部33の全体が、第二収容部43内に位置している。各光ファイバ22は、内径変換部42においてフェルール24の内面44aから離間している。内面44aは、内孔24aを画定する面である。
フェルール24は、方向Aにおいて、上述した端面24bに対向する端面24cを含んでいる。端面24bはフェルール24の先端側の端面であり、端面24cはフェルール24の後端側の端面である。方向Aにおけるフェルール24は、例えば、方向Aにおける長さが6mm以上11mm以下である。フェルール24は、ジルコニアなどのセラミック材料又はガラス材料から構成される。図8に示されている構成において、方向Aにおけるフェルール24の長さは、6.5mmである。方向A、すなわちフェルール24の延在方向における第一収容部41の長さは、例えば2mm以上である。フェルール24の延在方向における内径変換部42の長さは、例えば1mm以上である。フェルール24の延在方向における第二収容部43の長さは、例えば2mm以上である。各光ファイバ22の第一径部31と第二径部32との接続部分は、方向Aにおいて、内径変換部42と第二収容部43との境界から0.5mm以上離れている。各光ファイバ22の第一径部31とテーパ部33との境界は、方向Aにおいて、内径変換部42と第二収容部43との境界から0.5mm以上離れている。
複数の光ファイバ22と内孔24aとの間にクリアランスが設けられている場合、光ファイバ22が配列されるピッチはクリアランスの範囲内で変化し得る。複数の光ファイバ22の第一径部31と第一収容部41の内孔24aとの間におけるクリアランスは、複数の光ファイバ22の第二径部32と第二収容部43の内孔24aとの間におけるクリアランスよりも小さい。複数の光ファイバ22の第一径部31と第一収容部41の内孔24aとの間におけるクリアランスは、実質的にゼロである。例えば、先端面22cにおいて、4つの第一径部31の各々の直径が40μmである場合、第一収容部41の内孔24aの内径は97μm程度に構成される。4つの第二径部32の各々の直径が125μmである場合、第二収容部43の内孔24aの内径は310μm以上400μm以下程度に構成される。フェルール24の第二収容部43の中心と、複数の光ファイバ22の第二径部32の束の中心とのズレは、例えば、第二径部32の断面方向において、0.1mm以内である。第二径部32の断面方向は、例えば、方向Aに直交する方向に相当する。方向Aにおけるフェルール24のファイバ収容部40から複数の光ファイバ22の第三径部34までの最短距離Lは、例えば、2mm以上である。
図6に示されているように、保持部26は、方向Aに延在しているファイバ収容部27を含んでいる。保持部26は、フェルール24に対して複数の光ファイバ22の第三径部34を位置決めする。保持部26の内径と、複数の光ファイバ22の第三径部34の束の外径との差は、例えば、0.2mm以下である。保持部26のファイバ収容部27の延在方向に対する複数の光ファイバ22の第三径部34の延在方向の傾きは、例えば、10度未満である。保持部26の内径に対する複数の光ファイバ22の第二径部32の束の外径の比は、例えば、0.375~0.8である。ファイバ収容部40が第一ファイバ収容部である場合、ファイバ収容部27が第二ファイバ収容部に相当する。
ファイバ収容部27は、保持部26の内面26aによって画定されている。保持部26の内面26aは、例えば、接着剤によって、複数の光ファイバ22の第三径部34の束の外周34aに接続されている。複数の光ファイバ22の第三径部34は、ファイバ収容部27に収容される。保持部26内に収容される複数の光ファイバ22の部分は、接着剤等によって保持部26内に固定されていてもよい。
方向Aにおいて、保持部26の長さは、4mm以上10mm以下であることが好ましい。方向Aにおいて、ファイバ収容部27の長さは、4mm以上10mm以下であることが好ましい。保持部26又はファイバ収容部27の長さが10mm以下であれば、光ファイバ22の固定に要する接着剤が低減され、曲げ損失がさらに抑制され得る。保持部26又はファイバ収容部27の長さが4mm以上であれば、光ファイバ22の固着強度が確保され得る。
保持部26は、例えば、フランジ50を含んでいる。フランジ50の材料は、例えば金属、及び、樹脂から選択された少なくとも一つを含んでいる。フランジ50は、筒形状を呈している。フランジ50は、内面51、方向Aにおいて互いに対向する一対の端面52,53、及び、フェルール24との当接面54を含んでいる。端面52は、端面53よりも光ファイバ22の先端部分22d側に位置している。換言すれば、端面52はフランジ50の前端を形成し、端面53はフランジ50の後端を形成している。当接面54は、例えば、接着剤によってフェルール24の端面24cに接続されている。最短距離Lは、フランジ50の端面53からの第三径部34の挿入量と相関する。
図6に示されている例において、保持部26は、さらに、スペーサ60を含んでいる。スペーサ60は、例えば、方向Aに沿った方向から見て、ファイバ収容部27と同心軸上に位置していると共に円筒形状を呈している。スペーサ60は、フランジ50に接続されている。スペーサ60は、例えば、複数の光ファイバ22の第三径部34の束の外周34aに接している。図6に示されている例において、スペーサ60は、例えば、フランジ50の内面51に設けられている。例えば、スペーサ60は、接着剤によって内面51に接続されている。スペーサ60の材料は、例えば、金属、ガラス、及び、樹脂から選択された少なくとも一つを含んでいる。
スペーサ60は、内面61、及び、方向Aにおいて互いに対向する一対の端面62,63を含んでいる。端面62は、端面63よりも光ファイバ22の先端部分22d側に位置している。換言すれば、端面62はスペーサ60の前端を形成し、端面63はスペーサ60の後端を形成している。スペーサ60の内面61は、保持部26の内面26aに相当する。スペーサ60は、複数の光ファイバ22の第三径部34の束とフランジ50の内面51との隙間に配置され、第三径部34の束とファイバ収容部27との隙間が削減される。図6に示されている例において、端面62は、フェルール24の端面24cと接している。端面63は、方向Aにおいて、フランジ50の端面53から突出している。スペーサ60がフランジ50の端面53から延在している場合、フランジ50から延在している第三径部34が補強され得る。スペーサ60の一部は、方向Aに直交する方向からみて、フランジ50から露出している。
次に、光接続構造体1の製造方法について説明する。光接続構造体1の製造方法は、第二光ファイバ保持体20の製造方法、すなわち、光ファイババンドル構造の製造方法を含んでいる。
まず、複数の光ファイバ22とフェルール24と保持部26とが準備される。例えば、保持部26として、フランジ50及びスペーサ60が準備される。スペーサ60は、例えば、フランジ50に接続されている。
次に、複数の光ファイバ22の第一径部31が、第一収容部41に挿入される。フェルール24に対して、複数の光ファイバ22が位置決めされる。方向Aにおけるフェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lに基づいて、フェルール24に対して複数の光ファイバ22の第三径部34が位置決めされる。例えば、フェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lと第三径部34の径とに基づいて、フェルール24に対して複数の光ファイバ22が位置決めされてもよい。例えば、フェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lと、第二径部32の径、第三径部34の径、第二収容部43の内径、保持部26のファイバ収容部27の内径、及び、保持部26のファイバ収容部27の延在方向に対する第三径部34の延在方向の傾きの少なくとも1つとに基づいて、フェルール24に対して複数の光ファイバ22の第三径部34が位置決めされる。
フェルール24の第二収容部43の中心と、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第二径部32の束の中心とのズレは、例えば、第二径部32の断面方向において、0.1mm以内である。保持部26の内径と、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第三径部34の束の外径との差は、例えば、0.2mm以下である。
保持部26のファイバ収容部27の延在方向に対する、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第三径部34の延在方向の傾きは、例えば、10度未満である。方向Aにおけるフェルール24のファイバ収容部40から、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第三径部34までの最短距離Lは、例えば、2mm以上である。保持部26の内径に対する、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第二径部32の束の外径の比は、例えば、0.375~0.8である。
次に、第二光ファイバ保持体20と第一光ファイバ保持体10とが接続される。例えば、第二光ファイバ保持体20とマルチコアファイバ12とが接続される。マルチコアファイバ12は、方向Aに延在する複数のコア22aと複数のコア12aを覆うクラッド12bとを含んでいる。以上によって、光接続構造体1が製造される。
次に、図9から図14を参照して、本実施形態の変形例における光ファイババンドル構造について説明する。図9から図14は、第二光ファイバ保持体の端面を示す図である。本変形例は、概ね、上述した実施形態と類似又は同じである。以下、上述した実施形態と変形例との相違点を主として説明する。
図9に示されている例において、第二光ファイバ保持体20Aは、スペーサ60がフェルール24に接していない点において、上述した実施形態と相違する。本変形例において、スペーサ60はフェルール24の端面24cに接しておらず、フランジ50の内面51のみに設けられている。本変形例において、スペーサ60は、第二径部32と第三径部34との接続部分35よりもフランジ50の端面53に近い位置から、方向Aに延在している。
図10に示されている例において、第二光ファイバ保持体20Bは、スペーサ60がフランジ50の端面53から方向Aに延在している点において、上述した実施形態と相違する。本変形例において、スペーサ60はフェルール24の端面24cに接しておらず、フランジ50の端面53に接している。本変形例において、スペーサ60は、フランジ50の端面53から、方向Aに延在している。第三径部34は、フランジ50の内部に設けられていない。第三径部34は、接着剤によってスペーサ60の内面61に接続されている。
図11に示されている例において、第二光ファイバ保持体20Cは、スペーサ60によって、フランジ50の内面51に段差が設けられている点において、上述した実施形態と相違する。本変形例において、第二径部32は、フェルール24の端面24cから突出し、スペーサ60の内部を延在している。第三径部34は、スペーサ60の外部、かつ、フランジ50の内部に設けられている。第三径部34は、フランジ50の内部に設けられている。例えば、方向Aにおけるスペーサ60の端面62と端面63との最短距離が、最短距離Lに相当する。
図12に示されている例において、第二光ファイバ保持体20Dは、スペーサ60が設けられておらず、フランジ50の代わりにフランジ50Dを備えている点において、上述した実施形態と相違する。フランジ50Dは、内部に段差部55が形成されている点においてフランジ50と異なる。本変形例において、第二径部32は、フェルール24の端面24cから突出し、フランジ50Dの段差部55の内部を延在している。第三径部34は、段差部55の外部、かつ、フランジ50の内部に設けられている。第三径部34は、フランジ50の内部に設けられている。
図13に示されている例において、第二光ファイバ保持体20Eは、スペーサ60が設けられておらず、フランジ50の代わりにフランジ50Eを備えている点において、上述した実施形態と相違する。フランジ50Eの内面51がテーパ状に形成されている。フランジ50Eの内面51によって画定される内径は、フランジ50Eの端面53に近づくにつれて、大きくなっている。第三径部34は、フランジ50の内部に設けられている。
図14に示されている例において、第二光ファイバ保持体20Fは、スペーサ60が設けられておらず、複数の光ファイバ22の第三径部34の位置が方向Aにおいて互いにズレている点において、上述した実施形態と相違する。
次に、光接続構造体1の製造方法、及び、第二光ファイバ保持体20の光ファイババンドル構造の製造方法による作用効果について説明する。
この光ファイババンドル構造の製造方法において、位置決め工程において、複数の光ファイバ22の第一径部31は第一収容部41に挿入され、フェルール24に対して複数の光ファイバ22は位置決めされる。位置決め工程において、方向Aにおけるフェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lに基づいて、フェルール24に対して複数の光ファイバ22の第三径部34が位置決めされる。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失が低減され得る。
例えば、第二径部32の直径が125μmであり、かつ、第三径部34の直径が250μmである場合に、第二径部32が4本束ねられた束の直径が302μmであり、第三径部34の束の直径は604μm程度である。本明細書において「直径」とは、外径に相当する。4つの第三径部34のコア22aは、直径479μmの円に沿うように配置される。この場合、方向Aにおけるフェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lが小さいほど、第二径部32が屈曲する。この第二径部32の屈曲部分の曲率は、曲げ損失を抑制するために、例えば、第二径部32の曲げ耐性として規定されている曲げ半径の2倍以上であることが好ましい。
例えば、フェルール24の内径が330μmでありフランジ50の内径が1000μmである場合、フェルール24の内径をフランジ50の内径で割った比率は、0.33である。この場合、フランジ50の内径が大きすぎ、第三径部34とのクリアランスで曲げ損失が発生する。フェルール24の内径をフランジ50の内径で割った比率は、0.33/0.7=0.471程度であることが好ましい。フランジ50の内径を第三径部34の直径で割った比率は、0.7/0.265=0.264であることが望ましい。
位置決め工程において、フェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lと第三径部34の径とに基づいて、フェルール24に対して複数の光ファイバ22が位置決めされてもよい。この場合、複数の光ファイバ22における曲げ損失がより確実に低減され得る。
位置決め工程において、複数の光ファイバ22の第一径部31が第一収容部41に挿入されると共に、複数の光ファイバ22の第三径部34が保持部26のファイバ収容部40に挿入される。保持部26によって、複数の光ファイバ22の第三径部34が位置決めされる。この結果、複数の光ファイバ22における曲げ損失がさらに容易に低減され得る。
スペーサ60は、フランジ50に接続されている。例えば、位置決め工程において、スペーサ60は、複数の光ファイバ22の第三径部34の束の外周34aに接する。この場合、フランジ50とスペーサ60とによって、複数の光ファイバ22の第三径部34が位置決めされる。この結果、複数の光ファイバ22における曲げ損失がさらに容易に低減され得る。汎用的なフランジ50が流用されるため、コストが低減され得る。
位置決め工程において、フェルール24のファイバ収容部40から第三径部34までの最短距離Lと、第二径部32の径、第三径部34の径、第二収容部43の内径、保持部26のファイバ収容部27の内径、及び、保持部26のファイバ収容部27の延在方向に対する第三径部34の延在方向の傾きの少なくとも1つとに基づいて、フェルール24に対して複数の光ファイバ22の第三径部34が位置決めされる。この場合、複数の光ファイバ22における曲げ損失がより確実に低減され得る。
例えば、第三径部34の直径が250μmである場合、第三径部34が4本束ねられた束の直径は0.6mmmであり、ファイバ収容部27の内径は0.6mm以上0.8mm以下が好ましい。ファイバ収容部27の内径が0.7mmの場合、第三径部34がファイバ収容部27の内壁に接しても第二径部32の曲率は15mm程度であると考えられる。
複数の光ファイバ22の第三径部34にスペーサ60が固定され、ファイバ収容部27内における第三径部34の可動範囲が縮小されてもよい。この場合、複数の光ファイバ22がファイバ収容部27内に挿入される場合に、複数の光ファイバ22がファイバ収容部27内において、ばらけることが抑制され得る。
フェルール24の第二収容部43の中心と、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第二径部32の束の中心とのズレは、第二径部32の断面方向において、0.1mm以内であってもよい。この場合、複数の光ファイバ22における曲げ損失がより確実に低減され得る。
保持部26の内径と、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第三径部34の束の外径との差は、0.2mm以下であってもよい。この場合、複数の光ファイバ22における曲げ損失がより確実に低減され得る。
第三径部34がファイバ収容部27内で傾くほど、第二径部32の曲率が小さくなる。保持部26のファイバ収容部27の延在方向に対する、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第三径部34の延在方向の傾きは、10度未満であってもよい。この場合、複数の光ファイバ22における曲げ損失がより確実に低減され得る。
方向Aにおけるフェルール24のファイバ収容部40から、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第三径部34までの最短距離Lは、2mm以上であってもよい。この場合、複数の光ファイバ22における曲げ損失がより確実に低減され得る。
保持部26の内径に対する、位置決め工程において位置決めされた複数の光ファイバ22の第二径部32の束の外径の比は、0.375~0.8であってもよい。この場合、複数の光ファイバにおける曲げ損失がより確実に低減され得る。
以上、本開示の実施形態について詳細に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な実施形態に適用することができる。例えば、第二光ファイバ保持体20が4本の光ファイバ22を有して構成を示した。しかし、第二光ファイバ保持体20における光ファイバ22の数は、これに限定されない。例えば、第二光ファイバ保持体20は、3本の光ファイバ22を有していてもよいし、7本の光ファイバ22を有していてもよいし、8本の光ファイバ22を有していてもよいし、19本の光ファイバ22を有していてもよい。同様に、MCF12は、3本のコア12aを有していてもよいし、7本のコア12aを有していてもよいし、8本のコア12aを有していてもよいし、19本のコア12aを有していてもよい。
1…光接続構造体
10…第一光ファイバ保持体
12…MCF,マルチコアファイバ
12a…コア
12b…クラッド
12c…先端面
12d…先端部分
14…フェルール
14a…内孔
14b…端面
16…保持部
20…第二光ファイバ保持体
20A…第二光ファイバ保持体
20B…第二光ファイバ保持体
20C…第二光ファイバ保持体
20D…第二光ファイバ保持体
20E…第二光ファイバ保持体
20F…第二光ファイバ保持体
22…光ファイバ
22a…コア
22b…クラッド
22c…先端面
22d…先端部分
24…フェルール
24a…内孔
24b…端面
24c…端面
25…樹脂部
26…保持部
26a…内面
27…ファイバ収容部
31…第一径部
32…第二径部
33…テーパ部
33a…テーパ面
34…第三径部
34a…外周
35…接続部分
40…ファイバ収容部
41…第一収容部
42…内径変換部
43…第二収容部
44a…内面
50…フランジ
50D…フランジ
50E…フランジ
51…内面
52…端面
53…端面
54…当接面
55…段差部
60…スペーサ
61…内面
62…端面
63…端面
A…方向
L…最短距離
S…割スリーブ

Claims (13)

  1. 断面円形の中空形状に形成されていると共に第一方向に延在しており、第一収容部と前記第一収容部の内径よりも大きい内径を有している第二収容部とを含んでいる第一ファイバ収容部を含むフェルールと、前記第一ファイバ収容部に収容されており、かつ、各々が、第一径部、前記第一径部の直径よりも大きい直径を有している第二径部、及び、前記第二径部の直径よりも大きい直径を有していると共に被膜によって覆われている第三径部を含んでいる複数の光ファイバと、を準備する準備工程と、
    前記複数の光ファイバの前記第一径部を前記第一収容部に挿入し、前記フェルールに対して前記複数の光ファイバを位置決めする位置決め工程と、を有しており、
    前記位置決め工程において、前記第一方向における前記第一ファイバ収容部から前記第三径部までの最短距離に基づいて、前記フェルールに対して前記複数の光ファイバの前記第三径部が位置決めされる、光ファイババンドル構造の製造方法。
  2. 前記位置決め工程において、前記第一ファイバ収容部から前記第三径部までの最短距離と前記第三径部の径とに基づいて、前記フェルールに対して前記複数の光ファイバが位置決めされる、請求項1に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  3. 前記準備工程において、前記第一方向に延在している第二ファイバ収容部を含んでいる保持部がさらに準備され、
    前記位置決め工程において、前記複数の光ファイバの前記第一径部が前記第一収容部に挿入されると共に、前記複数の光ファイバの前記第三径部が前記第二ファイバ収容部に挿入される、請求項1または請求項2に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  4. 前記準備工程において、前記保持部として、第一方向に延在しているフランジと、前記フランジに接続されているスペーサがさらに準備され、
    前記位置決め工程において、前記スペーサは、前記複数の光ファイバの前記第三径部の束の外周に接する、請求項3に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  5. 前記位置決め工程において、前記第一ファイバ収容部から前記第三径部までの最短距離と、前記第二径部の径、前記第三径部の径、前記第二収容部の内径、前記第二ファイバ収容部の内径、及び、前記第二ファイバ収容部の延在方向に対する前記第三径部の延在方向の傾きの少なくとも1つとに基づいて、前記フェルールに対して前記複数の光ファイバの前記第三径部が位置決めされる、請求項4に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  6. 前記フェルールの前記第二収容部の中心と、前記位置決め工程において位置決めされた前記複数の光ファイバの前記第二径部の束の中心とのズレは、前記第二径部の断面方向において、0.1mm以内である、請求項3に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  7. 前記保持部の内径と、前記位置決め工程において位置決めされた前記複数の光ファイバの前記第三径部の束の外径との差は、0.2mm以下である、請求項3に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  8. 前記第二ファイバ収容部の延在方向に対する、前記位置決め工程において位置決めされた前記複数の光ファイバの前記第三径部の延在方向の傾きは、10度未満である、請求項3に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  9. 前記第一方向における前記第一ファイバ収容部から、前記位置決め工程において位置決めされた前記複数の光ファイバの前記第三径部までの最短距離は、2mm以上である、請求項3に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  10. 前記保持部の内径に対する、前記位置決め工程において位置決めされた前記複数の光ファイバの前記第二径部の束の外径の比は、0.375~0.8である、請求項3に記載の光ファイババンドル構造の製造方法。
  11. 請求項1または請求項2に記載の光ファイババンドル構造の製造方法によって製造された光ファイババンドル構造と、前記第一方向に延在する複数のコアと前記複数のコアを覆うクラッドとを含んでいるマルチコアファイバと、を接続する接続工程を有している、光接続構造体の製造方法。
  12. 断面円形の中空形状に形成されていると共に第一方向に延在しており、第一収容部と、前記第一収容部の内径よりも大きい内径を有している第二収容部と、前記第一収容部と前記第二収容部とを連結している内径変換部と、を備えている第一ファイバ収容部を含むフェルールと、
    前記第一ファイバ収容部に収容されており、かつ、各々が、第一径部、前記第一径部の直径よりも大きい直径を有している第二径部、及び、前記第二径部の直径よりも大きい直径を有していると共に被膜によって覆われている第三径部、を含んでいる複数の光ファイバと、
    前記第一方向に延在している第二ファイバ収容部を含むと共に、前記フェルールに連結している保持部と、を備え、
    前記複数の光ファイバの前記第一径部が前記第一収容部に挿入されており、
    前記複数の光ファイバの前記第三径部が前記第二ファイバ収容部に挿入されており、
    前記フェルールの前記第二収容部の中心と、前記複数の光ファイバの前記第二径部の束の中心とのズレは、前記第二径部の断面方向において、0.1mm以内であり、
    前記保持部の内径と、前記複数の光ファイバの前記第三径部の束の外径との差は、0.2mm以下であり、
    前記第二ファイバ収容部の延在方向に対する、前記複数の光ファイバの前記第三径部の延在方向の傾きは、10度未満である、光ファイババンドル構造。
  13. 請求項12に記載の光ファイババンドル構造と、前記第一方向に延在する複数のコアと前記複数のコアを覆うクラッドとを含んでいるマルチコアファイバと、が接続された光接続構造体。
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