JP2024022260A - 発注計画策定装置、発注計画策定方法、および、発注計画策定プログラム - Google Patents

発注計画策定装置、発注計画策定方法、および、発注計画策定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仕入先、および/または、商品の特性に紐付けて設定された発注計画数の基準設定値に基づいて、対象期間の発注計画を策定することができる発注計画策定装置、発注計画策定方法、および、発注計画策定プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】対象期間に発注予定の商品、および/または、仕入先を設定した発注予定データを取得し、仕入先マスタ、商品マスタおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成する。【選択図】図2

Description

本発明は、発注計画策定装置、発注計画策定方法、および、発注計画策定プログラムに関する。
特許文献1には、商品の受け取り機会の数、支払金額の合計、商品の品質、在庫の量、発注の時期、および/または、商品の平均消費量に基づいて、発注する商品の種類および個数などの発注計画を生成する構成が開示されている。
再表2018/034034号
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、仕入先の取引習慣や商品毎の特性を考慮した設定がされていないという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、仕入先、および/または、商品の特性に紐付けて設定された発注計画数の基準設定値に基づいて、対象期間の発注計画を策定することができる発注計画策定装置、発注計画策定方法、および、発注計画策定プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る発注計画策定装置は、記憶部と制御部とを備えた発注計画策定装置であって、前記記憶部は、仕入先、および、発注計画数の基準設定値を紐付けて設定した仕入先マスタと、商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した商品マスタと、仕入先、前記商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した仕入先商品別基準値マスタと、を備え、前記制御部は、対象期間に発注予定の前記商品、および/または、前記仕入先を設定した発注予定データを取得する発注予定取得手段と、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成する発注計画作成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記発注計画作成手段は、前記発注予定データに設定された前記商品および前記仕入先が、前記仕入先商品別基準値マスタに紐付けて登録されていると判定した場合、前記仕入先商品別基準値マスタおよび前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の前記発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記発注計画作成手段は、前記発注予定データに設定された前記商品および前記仕入先が、前記仕入先商品別基準値マスタに紐付けて登録されていないと判定し、且つ、前記発注予定データに設定された前記商品に紐付けられた、前記商品マスタに設定された前記基準設定値が前記仕入先マスタの設定に従う以外であると判定した場合、前記商品マスタおよび前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の前記発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記発注計画作成手段は、前記発注予定データに設定された前記商品および前記仕入先が、前記仕入先商品別基準値マスタに紐付けて登録されていないと判定し、且つ、前記発注予定データに設定された前記商品に紐付けられた、前記商品マスタに設定された前記基準設定値が前記仕入先マスタの設定に従うであると判定した場合、前記仕入先マスタおよび前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の前記発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記発注計画作成手段は、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が固定を示す場合、当該基準設定値に対応する固定値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記記憶部は、過去所定期間の前記発注計画数、前記仕入先、発注計画年月、および、前記商品を紐付けて設定した過去の前記発注計画データを記憶する取引記憶手段、を更に備え、前記発注計画作成手段は、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が平均値を示す場合、前記過去の発注計画データに設定された前記過去所定期間の発注計画数の平均値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記記憶部は、過去所定期間の前記発注計画数、前記仕入先、発注計画年月、および、前記商品を紐付けて設定した過去の前記発注計画データを記憶する取引記憶手段、を更に備え、前記発注計画作成手段は、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が最大値を示す場合、前記過去の発注計画データに設定された前記過去所定期間の発注計画数の最大値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記記憶部は、過去所定期間の受注数、および、前記商品を紐付けて設定した過去の受注データを記憶する取引記憶手段、を更に備え、前記発注計画作成手段は、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が受注平均を示す場合、前記過去の受注データに設定された前記過去所定期間の受注数の平均値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記記憶部は、現在以後の未来所定期間の前記商品の納品の内示数、内示納期、および、前記商品を紐付けて設定した内示データを記憶する取引記憶手段、を更に備え、前記発注計画作成手段は、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が内示平均を示す場合、前記内示データに設定された前記未来所定期間の前記内示数の平均値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定装置において、前記記憶部は、現在の先月の前記発注計画数、前記仕入先、発注計画年月、および、前記商品を紐付けて設定した過去の前記発注計画データを記憶する取引記憶手段、を更に備え、前記発注計画作成手段は、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が先月同数を示す場合、前記過去の発注計画データに設定された前記先月の発注計画数である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定方法は、記憶部と制御部とを備えた発注計画策定装置に実行させるための発注計画策定方法であって、前記記憶部は、仕入先、および、発注計画数の基準設定値を紐付けて設定した仕入先マスタと、商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した商品マスタと、仕入先、前記商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した仕入先商品別基準値マスタと、を備え、前記制御部で実行させる、対象期間に発注予定の前記商品、および/または、前記仕入先を設定した発注予定データを取得する発注予定取得ステップと、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成する発注計画作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る発注計画策定プログラムは、記憶部と制御部とを備えた発注計画策定装置に実行させるための発注計画策定プログラムであって、前記記憶部は、仕入先、および、発注計画数の基準設定値を紐付けて設定した仕入先マスタと、商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した商品マスタと、仕入先、前記商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した仕入先商品別基準値マスタと、を備え、前記制御部において、対象期間に発注予定の前記商品、および/または、前記仕入先を設定した発注予定データを取得する発注予定取得ステップと、前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成する発注計画作成ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、取引状況に沿った正確な発注計画の策定をすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、基準値を元に24か月先までの発注計画を出力することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、先々の月別の発注計画を策定する際に、取引先毎に基準値を設定できる仕組みを用意し、取引状況に応じて複数の基準値を設定することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、過去の発注計画の平均値や最大値、受注や内示の情報を元に一定期間の平均値を基準値として設定することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、発注計画数と、実際の発注残数・納入残数も併せて出力することで、より正確な発注計画を立案することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、発注計画の精度を高めることにより、適正在庫の保持につなげ、経営効果にもつなげることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、担当者毎の判断のバラつきもなくなり、属人化防止につなげることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、取引先別に実取引データから平均、最大、固定値等の基準値に応じて発注計画データの算出ができ、発注計画の精緻化に繋げ、精緻化することで適正な在庫管理をすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、多品種を扱い、取引先と継続的に発注業務を行う会社にて、発注計画の精緻化、在庫管理の適正化をすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、商品の基準値設定を基に仕入先に対する発注計画データを生成することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態におけるデータ構成の一例を示すデータ関連図である。 図2は、本実施形態における発注計画策定装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態における基準設定値マスタの一例を示す図である。 図4は、本実施形態における仕入先マスタの一例を示す図である。 図5は、本実施形態における商品マスタの一例を示す図である。 図6は、本実施形態における仕入先商品別基準値マスタの一例を示す図である。 図7は、本実施形態における得意先マスタの一例を示す図である。 図8は、本実施形態における取引データの一例を示す図である。 図9は、本実施形態における取引データの一例を示す図である。 図10は、本実施形態における発注計画策定装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。 図12は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。 図13は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。 図14は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。 図15は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。 図16は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。 図17は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
まず、図1を参照して、本発明の概要を説明する。図1は、本実施形態におけるデータ構成の一例を示すデータ関連図である。
従来から、(1)全商品全取引先一律の設定ではなく、商品の性格、相手方の注文状況、取引習慣によって柔軟に基準値を設定し、(2)一定の基準値を元にした発注計画を策定したいという要求があった。
しかしながら、従来、発注計画策定においては、各担当者の判断に頼っており、前年同数と合わせるレベルのことしかできなかったため、精度にばらつきが生じていた。
そこで、本実施形態においては、発注計画数を求めるにあたり、過去データを元にした数値を算出できるように、一定の基準として基準設定値を設け、各仕入先に対する先々の発注計画を策定する必要がある場合の発注計画を立案する仕組みを提供している。
例えば、本実施形態においては、図1に示すデータ構成に基づいて、仕入先、商品毎に発注計画数を算出するための区分項目を設けた基準設定値を設定し、正確な発注計画の立案を可能とする仕組みを提供している。すなわち、本実施形態においては、基準設定値について、全体で一律ではなく各種マスタ毎に設定可能とし、仕入先毎に一律に設定したい場合、仕入先マスタを使用し、商品毎に細かく設定したい場合、商品マスタの設定を活用し、複数の仕入先から同一の商品を仕入することも考慮し、仕入先商品別基準値マスタを用意して「仕入先>商品」毎に設定をすることを可能とすることで、先方の注文状況、先方の取引習慣、商品毎の特性(例えば、季節等)を考慮した発注計画の策定を可能としてもよい。なお、本実施形態においては、基準設定値として「仕入先マスタの設定に従う」が特定された場合、商品マスタでのみで発注計画を策定可能とし、仕入先商品別基準値マスタや、仕入先マスタでは策定することはできない制約が付けられていてもよい。
[2.構成]
本実施形態に係る発注計画策定装置100の構成の一例について、図2から図10を参照して説明する。図2は、本実施形態における発注計画策定装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、発注計画策定装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、発注計画策定装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
発注計画策定装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。発注計画策定装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、発注計画策定装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、発注計画策定装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、基準設定値マスタ106aと仕入先マスタ106bと商品マスタ106cと仕入先商品別基準値マスタ106dと得意先マスタ106eと取引データベース106fとを備えている。
基準設定値マスタ106aは、基準設定値を設定したマスタである。ここで、基準設定値マスタ106aは、基準設定値の区分、および、設定内容が紐付けて設定されていてもよい。
ここで、図3を参照して、本実施形態における基準設定値マスタ106aの一例について説明する。図3は、本実施形態における基準設定値マスタ106aの一例を示す図である。
図3に示すように、本実施形態における基準設定値マスタ106aには、基準設定値の区分、設定内容、および、設定する理由および/または背景を示す補足が紐付けて設定されている。
図2に戻り、仕入先マスタ106bは、仕入先を設定したマスタである。ここで、仕入先マスタ106bは、仕入先、および、発注計画数の基準設定値が紐付けて設定されていてもよい。
ここで、図4を参照して、本実施形態における仕入先マスタ106bの一例について説明する。図4は、本実施形態における仕入先マスタ106bの一例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態における仕入先マスタ106bには、仕入先コード、仕入先名、および、基準設定値の区分が紐付けて設定されている。
図2に戻り、商品マスタ106cは、商品を設定したマスタである。ここで、商品マスタ106cは、商品、および、基準設定値が紐付けて設定されていてもよい。
ここで、図5を参照して、本実施形態における商品マスタ106cの一例について説明する。図5は、本実施形態における商品マスタ106cの一例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態における商品マスタ106cには、商品コード、主要仕入先コード、および、基準設定値の区分が紐付けて設定されている。
図2に戻り、仕入先商品別基準値マスタ106dは、仕入先別且つ商品別に基準設定値を設定したマスタである。ここで、仕入先商品別基準値マスタ106dは、仕入先、商品、および、基準設定値が紐付けて設定されていてもよい。
ここで、図6を参照して、本実施形態における仕入先商品別基準値マスタ106dの一例について説明する。図6は、本実施形態における仕入先商品別基準値マスタ106dの一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態における仕入先商品別基準値マスタ106dには、仕入先コード、商品コード、および、基準設定値の区分が紐付けて設定されている。
図2に戻り、得意先マスタ106eは、得意先を設定したマスタである。
ここで、図7を参照して、本実施形態における得意先マスタ106eの一例について説明する。図7は、本実施形態における得意先マスタ106eの一例を示す図である。
図7に示すように、本実施形態における得意先マスタ106eには、得意先コード、および、得意先名が紐付けて設定されている。
図2に戻り、取引データベース106fは、商品の取引データを記憶する。ここで、取引データは、受注データ、発注データ、内示データ、および、発注計画データを含んでいてもよい。また、取引データベース106fは、過去所定期間の発注計画数、仕入先、発注計画年月、および、商品を紐付けて設定した過去の発注計画データを記憶していてもよい。また、取引データベース106fは、過去所定期間の発注計画数、仕入先、発注計画年月、および、商品を紐付けて設定した過去の発注計画データを記憶していてもよい。また、取引データベース106fは、過去所定期間の受注数、および、商品を紐付けて設定した過去の受注データを記憶していてもよい。また、取引データベース106fは、現在以後の未来所定期間の商品の納品の内示数、内示納期、および、商品を紐付けて設定した内示データを記憶していてもよい。また、取引データベース106fは、現在の先月の発注計画数、仕入先、発注計画年月、および、商品を紐付けて設定した過去の発注計画データを記憶していてもよい。
ここで、図8および図9を参照して、本実施形態における取引データの一例について説明する。図8および図9は、本実施形態における取引データの一例を示す図である。
図8に示すように、本実施形態における取引データベース106fにおいては、得意先コード、商品コード、受注納期および受注数を紐付けて設定した受注データ、仕入先コード、商品コード、発注日および発注数を紐付けて設定した発注データ、ならびに、得意先コード、商品コード、内示納期および内示数を紐付けて設定した内示データが記憶されている。更に、図9に示すように、本実施形態における取引データベース106fにおいては、仕入先コード、商品コード、発注計画年月、および、発注計画数を紐付けて設定した発注計画データが記憶されている。
図2に戻り、制御部102は、発注計画策定装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、発注予定取得部102aと発注計画作成部102bとを備えている。
発注予定取得部102aは、商品の発注予定データを取得する。ここで、発注予定取得部102aは、対象期間に発注予定の商品、および/または、仕入先を設定した発注予定データを取得してもよい。
発注計画作成部102bは、商品の発注計画データを作成する。ここで、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品および仕入先が、仕入先商品別基準値マスタ106dに紐付けて登録されていると判定した場合、仕入先商品別基準値マスタ106dおよび発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品および仕入先が、仕入先商品別基準値マスタ106dに紐付けて登録されていないと判定し、且つ、発注予定データに設定された商品に紐付けられた、商品マスタ106cに設定された基準設定値が仕入先マスタ106bの設定に従う以外であると判定した場合、商品マスタ106cおよび発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品および仕入先が、仕入先商品別基準値マスタ106dに紐付けて登録されていないと判定し、且つ、発注予定データに設定された商品に紐付けられた、商品マスタ106cに設定された基準設定値が仕入先マスタ106bの設定に従うであると判定した場合、仕入先マスタ106bおよび発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値が固定を示す場合、当該基準設定値に対応する固定値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値が平均値を示す場合、過去の発注計画データに設定された過去所定期間の発注計画数の平均値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値が最大値を示す場合、過去の発注計画データに設定された過去所定期間の発注計画数の最大値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値が受注平均を示す場合、過去の受注データに設定された過去所定期間の受注数の平均値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値が内示平均を示す場合、内示データに設定された未来所定期間の内示数の平均値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cおよび/もしくは仕入先商品別基準値マスタ106d、ならびに、発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、当該基準設定値が先月同数を示す場合、過去の発注計画データに設定された先月の発注計画数である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成してもよい。また、発注計画作成部102bは、発注計画データを出力させてもよい。また、発注計画作成部102bは、発注計画データをファイル出力させてもよい。
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図10から図17を参照して説明する。
[発注計画策定処理]
ここで、図3および図10を参照して、本実施形態における発注計画策定処理の一例について説明する。図10は、本実施形態における発注計画策定装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、発注予定取得部102aは、ユーザにより入力装置112を介して対象期間に発注予定の商品、および/または、仕入先が設定された場合、当該商品、および/または、当該仕入先を設定した発注予定データを取得する(ステップSA-1)。
そして、発注計画作成部102bは、対象期間の受注データ、発注データ、内示データ、および、発注計画データを取引データベース106fから抽出する(ステップSA-2)。なお、本実施形態においては、データ毎に、「過去23カ月分」「希望納期ベース過去90日分」または「当月以降の3ヶ月分」といった切り口でデータが集計されてもよい。
そして、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品および仕入先が、仕入先商品別基準値マスタ106dに紐付けて登録されていか否かを判定する(ステップSA-3)。
そして、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品および仕入先が、仕入先商品別基準値マスタ106dに紐付けて登録されていると判定した場合(ステップSA-3:登録あり)、仕入先商品別基準値マスタ106dおよび発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、処理をステップSA-5に移行させる。
一方、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品および仕入先が、仕入先商品別基準値マスタ106dに紐付けて登録されていないと判定した場合(ステップSA-3:登録なし)、処理をステップSA-4に移行させる。
そして、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品に紐付けられた、商品マスタ106cに設定された基準設定値が「9:仕入先マスタ106bの設定に従う」以外であるか否かを判定する(ステップSA-4)。
そして、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品に紐付けられた、商品マスタ106cに設定された基準設定値が「9:仕入先マスタ106bの設定に従う」以外であると判定した場合(ステップSA-4:仕入先設定に従う以外)、商品マスタ106cおよび発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、処理をステップSA-5に移行させる。
一方、発注計画作成部102bは、発注予定データに設定された商品に紐付けられた、商品マスタ106cに設定された基準設定値が「9:仕入先マスタ106bの設定に従う」であると判定した場合(ステップSA-4:仕入先設定に従う)、仕入先マスタ106bおよび発注予定データに基づいて、発注予定に対する基準設定値を特定し、処理をステップSA-5に移行させる。
そして、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が0~5のいずれかであるかを判定する(ステップSA-5)。
そして、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が0であると判定した場合(ステップSA-5:固定)、図3に示す基準設定値マスタ106aに基づいて、当該基準設定値に対応する固定値(=0)である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成し(ステップSA-6)、処理をステップSA-12に移行させる。
また、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が1であると判定した場合(ステップSA-5:平均値)、図3に示す基準設定値マスタ106aに基づいて、過去の発注計画データに設定された過去23か月の発注計画数の平均値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成し(ステップSA-7)、処理をステップSA-12に移行させる。
また、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が2であると判定した場合(ステップSA-5:最大値)、図3に示す基準設定値マスタ106aに基づいて、過去の発注計画データに設定された過去23か月の発注計画数の最大値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成し(ステップSA-8)、処理をステップSA-12に移行させる。
また、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が3であると判定した場合(ステップSA-5:受注平均)、図3に示す基準設定値マスタ106aに基づいて、過去の受注データに設定された過去90日の受注数の平均値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成し(ステップSA-9)、処理をステップSA-12に移行させる。
また、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が4であると判定した場合(ステップSA-5:内示平均)、図3に示す基準設定値マスタ106aに基づいて、内示データに設定された当月以降3か月の内示数の平均値である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成し(ステップSA-10)、処理をステップSA-12に移行させる。
また、発注計画作成部102bは、特定した基準設定値の区分が5であると判定した場合(ステップSA-5:先月同数)、図3に示す基準設定値マスタ106aに基づいて、過去の発注計画データに設定された先月の発注計画数である発注計画数、仕入先、および、商品を設定した対象期間の発注計画データを作成し(ステップSA-11)、処理をステップSA-12に移行させる。
そして、発注計画作成部102bは、発注計画データをExcel(登録商標)等にファイル出力させ(ステップSA-12)、処理を終了する。
ここで、図11から図17を参照して、本実施形態における発注計画策定処理の一例について説明する。図11から図17は、本実施形態における発注計画策定処理の一例を示す図である。
図11に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、基準設定値として「0:0固定」が特定された場合、発注計画数を全て固定値:0にて発注計画データが作成される。
また、図12に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、仕入先コード:A001および商品コード:S002をキーとして持つ過去の発注計画データが抽出され、基準設定値として「1:平均値(過去23か月前までの分の平均)」が特定された場合、過去23か月分の発注計画数の平均値が算出され、算出された平均値を用いて発注計画データが作成される。
また、図13に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、仕入先コード:A001および商品コード:S003をキーとして持つ過去の発注計画データが抽出され、基準設定値として「2:最大値(過去23か月前までの分の最大値)」が特定された場合、過去23か月分の発注計画数の最大値が抽出され、抽出された最大値を用いて発注計画データが作成される。
また、図14に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、商品コード:S004をキーとして持つ受注データが抽出され、商品マスタ106cの主要仕入先コードから仕入先コード:A001が特定され、基準設定値として「3:受注平均(受注納期ベース過去90日の1か月平均)」が特定された場合、現在日付(2022/03/31)を起点として過去90日(≒3ヶ月分)の受注数が集計され、受注数の平均値が算出され、算出された平均値を用いて発注計画データが作成される。
また、図15に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、商品コード:S005をキーとして持つ内示データが抽出され、商品マスタ106cの主要仕入先コードから仕入先コード:A001が特定され、基準設定値として「4:内示平均(当月以降の3か月内示÷3)」が特定された場合、現在日付(2022/03/31)を起点として当月以降の3か月分の内示数が集計され、内示数の平均値が算出され、算出された平均値を用いて発注計画データが作成される。
また、図16に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、仕入先コード:A001および商品コード:S006をキーとして持つ過去の発注計画データが抽出され、基準設定値として「5:先月同数」が特定された場合、現在日付(2022/03/31)を起点として先月(2022/02)の発注計画数が抽出され、抽出された発注計画数を用いて発注計画データが作成される。
また、図17に示すように、本実施形態においては、2022/03/31時点において対象期間「2022/04~2024/03」の発注計画数が算出される際に、仕入先コード:A002および商品コード:S007をキーとして、商品マスタが参照され、基準設定値として「9:仕入先マスタの設定に従う」が特定され、仕入先マスタ106bの基準設定値が参照され、基準設定値として「1:平均値(過去23か月前までの分の平均)」が特定された場合、過去23か月分の発注計画数の平均値が算出され、算出された平均値を用いて発注計画データが作成される。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、発注計画策定装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、発注計画策定装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて発注計画策定装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、発注計画策定装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、発注計画策定装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、発注計画策定装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、多品種を扱う特定の取引先と継続的に発注業務を行う製造業界、または、製造業務がない機械商社を含むサービス業界等の業界において有用である。
100 発注計画策定装置
102 制御部
102a 発注予定取得部
102b 発注計画作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 基準設定値マスタ
106b 仕入先マスタ
106c 商品マスタ
106d 仕入先商品別基準値マスタ
106e 得意先マスタ
106f 取引データベース
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (12)

  1. 記憶部と制御部とを備えた発注計画策定装置であって、
    前記記憶部は、
    仕入先、および、発注計画数の基準設定値を紐付けて設定した仕入先マスタと、
    商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した商品マスタと、
    仕入先、前記商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した仕入先商品別基準値マスタと、
    を備え、
    前記制御部は、
    対象期間に発注予定の前記商品、および/または、前記仕入先を設定した発注予定データを取得する発注予定取得手段と、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成する発注計画作成手段と、
    を備えたことを特徴とする発注計画策定装置。
  2. 前記発注計画作成手段は、
    前記発注予定データに設定された前記商品および前記仕入先が、前記仕入先商品別基準値マスタに紐付けて登録されていると判定した場合、前記仕入先商品別基準値マスタおよび前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の前記発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  3. 前記発注計画作成手段は、
    前記発注予定データに設定された前記商品および前記仕入先が、前記仕入先商品別基準値マスタに紐付けて登録されていないと判定し、且つ、前記発注予定データに設定された前記商品に紐付けられた、前記商品マスタに設定された前記基準設定値が前記仕入先マスタの設定に従う以外であると判定した場合、前記商品マスタおよび前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の前記発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  4. 前記発注計画作成手段は、
    前記発注予定データに設定された前記商品および前記仕入先が、前記仕入先商品別基準値マスタに紐付けて登録されていないと判定し、且つ、前記発注予定データに設定された前記商品に紐付けられた、前記商品マスタに設定された前記基準設定値が前記仕入先マスタの設定に従うであると判定した場合、前記仕入先マスタおよび前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の前記発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  5. 前記発注計画作成手段は、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が固定を示す場合、当該基準設定値に対応する固定値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  6. 前記記憶部は、
    過去所定期間の前記発注計画数、前記仕入先、発注計画年月、および、前記商品を紐付けて設定した過去の前記発注計画データを記憶する取引記憶手段、
    を更に備え、
    前記発注計画作成手段は、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が平均値を示す場合、前記過去の発注計画データに設定された前記過去所定期間の発注計画数の平均値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  7. 前記記憶部は、
    過去所定期間の前記発注計画数、前記仕入先、発注計画年月、および、前記商品を紐付けて設定した過去の前記発注計画データを記憶する取引記憶手段、
    を更に備え、
    前記発注計画作成手段は、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が最大値を示す場合、前記過去の発注計画データに設定された前記過去所定期間の発注計画数の最大値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  8. 前記記憶部は、
    過去所定期間の受注数、および、前記商品を紐付けて設定した過去の受注データを記憶する取引記憶手段、
    を更に備え、
    前記発注計画作成手段は、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が受注平均を示す場合、前記過去の受注データに設定された前記過去所定期間の受注数の平均値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  9. 前記記憶部は、
    現在以後の未来所定期間の前記商品の納品の内示数、内示納期、および、前記商品を紐付けて設定した内示データを記憶する取引記憶手段、
    を更に備え、
    前記発注計画作成手段は、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が内示平均を示す場合、前記内示データに設定された前記未来所定期間の前記内示数の平均値である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  10. 前記記憶部は、
    現在の先月の前記発注計画数、前記仕入先、発注計画年月、および、前記商品を紐付けて設定した過去の前記発注計画データを記憶する取引記憶手段、
    を更に備え、
    前記発注計画作成手段は、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値が先月同数を示す場合、前記過去の発注計画データに設定された前記先月の発注計画数である前記発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の発注計画策定装置。
  11. 記憶部と制御部とを備えた発注計画策定装置に実行させるための発注計画策定方法であって、
    前記記憶部は、
    仕入先、および、発注計画数の基準設定値を紐付けて設定した仕入先マスタと、
    商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した商品マスタと、
    仕入先、前記商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した仕入先商品別基準値マスタと、
    を備え、
    前記制御部で実行させる、
    対象期間に発注予定の前記商品、および/または、前記仕入先を設定した発注予定データを取得する発注予定取得ステップと、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成する発注計画作成ステップと、
    を含むことを特徴とする発注計画策定方法。
  12. 記憶部と制御部とを備えた発注計画策定装置に実行させるための発注計画策定プログラムであって、
    前記記憶部は、
    仕入先、および、発注計画数の基準設定値を紐付けて設定した仕入先マスタと、
    商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した商品マスタと、
    仕入先、前記商品、および、前記基準設定値を紐付けて設定した仕入先商品別基準値マスタと、
    を備え、
    前記制御部において、
    対象期間に発注予定の前記商品、および/または、前記仕入先を設定した発注予定データを取得する発注予定取得ステップと、
    前記仕入先マスタ、前記商品マスタおよび/もしくは前記仕入先商品別基準値マスタ、ならびに、前記発注予定データに基づいて、前記発注予定に対する前記基準設定値を特定し、当該基準設定値に対応する発注計画数、前記仕入先、および、前記商品を設定した前記対象期間の発注計画データを作成する発注計画作成ステップと、
    を実行させるための発注計画策定プログラム。
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