JP2024021668A - 情報管理サーバ、情報管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】身分証明書に示された住所について要素ごとに区切られた住所を簡単に得る。【解決手段】利用者の身分を証明可能な証明媒体から、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得する第1取得部と、第1住所に対応する住所であり構成する要素ごとに区切られた第2住所を取得する第2取得部と、第1住所と第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、第2住所とを出力し、第1住所と第2住所とが一致しない場合には、端末装置から得られる、第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所と第1住所とが一致しているか否かに基づいて、第1住所と第3住所とが一致することを表す第2照合結果と3住所とを出力し、第3住所と第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と第3住所とを出力する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報管理サーバ、情報管理方法、及びプログラムに関する。
企業では、顧客情報として登録された顧客の住所を、企業が新製品の紹介など通知するため通知先の住所として利用する場合がある。このようなサービスを提供するにあたり、企業は、顧客情報を利用者に予め登録してもらう。顧客情報を登録する場合、例えば、企業は、顧客が顧客登録や手続を行う際に本人確認を行った上で登録をする。本人確認は、身分証明書等に示されている氏名や住所と、顧客登録や手続を行う者の氏名や住所が一致するか否かを判定することによって行われる。これにより、顧客情報として、本人確認に用いられた身分証明書等に示された住所が登録される。また、顧客情報における住所変更を行う場合においても、同様に、本人確認を行った上で、住所変更の手続きを行う。特許文献1には、画像表現された住所情報から住所を認識する場合において誤認識を低減させる技術が開示されている。
しかしながら、本人確認に用いられるような身分証明書等に示されている住所は、都道府県」の表記から、「市区町村」、「丁目番地号」まで、集合住宅等の場合には「建物名」、及び「部屋番号」の表記までを含む連なった1つの文字列として示されている。
一方、企業では、顧客の住所を表す文字列を、上述のような1つの文字列として連なった住所として管理するのではなく、「都道府県」、「市区町村」、「丁目番地号」等の要素毎に分けて管理する場合がある。このような管理方法では、連なった1つの文字列として表された住所を、企業の担当者等が、要素毎に分割することは負担が大きい。そのため、企業では、顧客の住所を、1つの文字列として連なった状態ではなく、住所を構成する要素ごとに区切られた状態で簡単に取得できることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、身分証明書に示された住所について要素ごとに区切られた住所を簡単に得ることができる情報管理サーバ、情報管理方法、及びプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる前記利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得する第1取得部と、住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベースを参照することによって、前記第1住所に対応する前記第2住所を取得する第2取得部と、前記第1住所と前記第2住所が一致しているか否かを判定する判定部と、出力部を有し、前記出力部は、前記判定結果に基づいて、前記第1住所と前記第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力し、前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合には、前記第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を前記利用者の端末装置に要求することで当該端末装置から得られる前記第3住所と前記第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、前記第3住所と前記第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力し、前記第3住所と前記第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力する。
また、本発明の一態様は、コンピュータが行う情報管理方法であって、第1取得部が、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる前記利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得し、第2取得部が、住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベースを参照することによって、前記第1住所に対応する前記第2住所を取得し、判定部が、前記第1住所と前記第2住所が一致しているか否かを判定し、出力部は、前記判定結果に基づいて、前記第1住所と前記第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力し、前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合には、前記第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を前記利用者の端末装置に要求することで当該端末装置から得られる前記第3住所と前記第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、前記第3住所と前記第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力し、前記第3住所と前記第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力する情報管理方法である。
また、本発明の一態様は、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる前記利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得し、住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベースを参照することによって、前記第1住所に対応する前記第2住所を取得し、前記第1住所と前記第2住所が一致しているか否かを判定し、前記判定結果に基づいて、前記第1住所と前記第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力し、前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合には、前記第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を前記利用者の端末装置に要求することで当該端末装置から得られる前記第3住所と前記第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、前記第3住所と前記第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力し、前記第3住所と前記第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力することをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、身分証明書に示された住所について要素ごとに区切られた住所を簡単に得ることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
<手続情報連携システム1の構成>
手続情報連携システム1は、手続サービスを提供するシステムである。手続サービスでは、利用者の依頼に応じて、各事業者における様々な手続が行われる。
手続情報連携システム1は、手続サービスを提供するシステムである。手続サービスでは、利用者の依頼に応じて、各事業者における様々な手続が行われる。
図1は、実施形態に係る情報管理サーバ20が適用される手続情報連携システム1の構成例を示すブロック図である。手続情報連携システム1は、例えば、利用者端末10と、情報管理サーバ20と、認証サーバ30と、事業者サーバ40と、住所検索サーバ50とが、ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。
利用者端末10は、スマートフォン、携帯電話、タブレット、コンピュータ等の端末装置である。利用者端末10は、利用者によって操作される。利用者は、利用者端末10を操作することによって、各種手続サービスを受けることが可能である。
認証サーバ30は、サーバ、クラウドサーバ、PCなどのうちいずれかのコンピュータである。認証サーバ30は、マイナンバーカードを用いた公的個人認証に関する処理を行う。具体的には、認証サーバ30は、利用者のマイナンバーカードに埋め込まれた電子証明書の有効性を判定する。認証サーバ30は、情報管理サーバ20からの要求に応じて、電子証明書が有効であるか否かを判定し、判定結果を情報管理サーバ20に通知する。
事業者サーバ40は、サーバ、クラウドサーバ、PCなどのうちいずれかのコンピュータである。事業者サーバ40は、例えば、企業や事業者によって運用される。事業者サーバ40は、企業や事業者によって提供されるサービスに係る手続を行う。サービスは、例えば、通信、水道、電気、ガス、金融、保険などのいずれであってもよい。また、事業者サーバ40は、利用者から申請された手続に係る情報を情報管理サーバ20から受信し、受信した情報を用いて手続を行う。手続としては、例えば住所変更手続きがある。
住所検索サーバ50は、サーバ、クラウドサーバ、PCなどのうちいずれかのコンピュータである。住所検索サーバ50は、住所DB520を備える。住所DB520には、郵便番号と、その郵便番号に応じた住所が記憶されている。
住所DB520は、例えば、日本郵便株式会社が公開する郵便番号検索サイトに掲載された情報に基づいて作成される。住所DB520に記憶されている住所は、都道府県、市区町村、丁目番地号などの住所を構成する要素に対応する項目ごとに、その項目に応じた情報が記憶される。
図2は、住所DB520の構成例を示す図である。住所DB520は、郵便番号ごとに生成される。住所DB520は、例えば、番号、項目、値などの欄に対応する情報により構成される。番号は、項目を一意に識別する。項目は、住所を構成する要素の名称を表す。住所を構成する要素の名称は、例えば、郵便番号、都道府県、市区町村1、市区町村2、町名、丁目番地号、建物名、部屋番号、旧・都道府県、旧・市区町村1、旧・市区町村2、旧・町名、旧・丁目番地号、旧・建物名、旧・部屋番号がある。値は、項目に対応する住所である。
図2は、住所DB520の構成例を示す図である。住所DB520は、郵便番号ごとに生成される。住所DB520は、例えば、番号、項目、値などの欄に対応する情報により構成される。番号は、項目を一意に識別する。項目は、住所を構成する要素の名称を表す。住所を構成する要素の名称は、例えば、郵便番号、都道府県、市区町村1、市区町村2、町名、丁目番地号、建物名、部屋番号、旧・都道府県、旧・市区町村1、旧・市区町村2、旧・町名、旧・丁目番地号、旧・建物名、旧・部屋番号がある。値は、項目に対応する住所である。
この図では、郵便番号が「123-4567」に対応する住所の例が示されている。郵便番号が「123-4567」に対応する住所について、都道府県が「埼玉県」であり、市区町村1が「さいたま市」であり、市区町村2が「小宮区」であり、町名が「中町」であり、丁目番地号が「1-1」であり、建物名が「ティーエフ館」であり、部屋番号が「101号」であることが示されている。
また、旧住所表記として、旧・都道府県が「埼玉県」であり、旧・市区町村1が「さいたま市」であり、旧・市区町村2のデータが無く(例えば、NULL)、町名が「小宮中町」であり、丁目番地号が「1-1」であり、建物名が「ティーエフ館」であり、部屋番号が「101号」であることが示されている。
これは、当該住所が、合併等があったことに伴って住所表記に変更があり、住所表記が変更される前の住所では「・・・さいたま市小宮中町・・・」と表記されていたことを示している。そして、変更後の最新の住所表記が、「・・・さいたま市小宮区中町・・・」であることが示されている。
住所DB520は、市区町村の合併などに伴い表記が変更された住所については、変更前の住所の表記を合併情報として、変更後の住所の表記に対応づけられて記憶されている。ここでは、合併情報は、番号9から番号15までのデータに相当する。
これは、当該住所が、合併等があったことに伴って住所表記に変更があり、住所表記が変更される前の住所では「・・・さいたま市小宮中町・・・」と表記されていたことを示している。そして、変更後の最新の住所表記が、「・・・さいたま市小宮区中町・・・」であることが示されている。
住所DB520は、市区町村の合併などに伴い表記が変更された住所については、変更前の住所の表記を合併情報として、変更後の住所の表記に対応づけられて記憶されている。ここでは、合併情報は、番号9から番号15までのデータに相当する。
郵便番号検索サイトに登録された郵便番号や住所は、市町村合併、町字名の変更があったことに応じて定期的に更新されている。住所DB520は、郵便番号検索サイトにおいて住所や郵便番号が更新されると、住所DB520に記憶された住所と郵便番号も郵便番号検索サイトに記憶された住所や郵便番号に一致するように更新される。
住所検索サーバ50は、住所を検索キーワードとして情報管理サーバ20から受信すると、受信した検索キーワードに基づいて住所DB520を参照することによって、検索キーワードに示された住所に対応する、要素毎に分割された住所のデータを住所DB520から抽出し、要素毎に分割された住所のデータを、検索キーワードに対応する検索結果として情報管理サーバ20に送信する。
また、住所検索サーバ50は、検索キーワードが変更前の住所の表記であっても、その検索キーワードに基づいて住所DB520の合併情報を参照することによって、変更前の住所の表記に対応する変更後の住所であって、要素毎に分割された住所を、検索結果として情報管理サーバ20に送信することが可能である。
また、住所検索サーバ50は、検索キーワードが変更前の住所の表記であっても、その検索キーワードに基づいて住所DB520の合併情報を参照することによって、変更前の住所の表記に対応する変更後の住所であって、要素毎に分割された住所を、検索結果として情報管理サーバ20に送信することが可能である。
また、住所検索サーバ50は、例えば、住所を検索キーワードとして情報管理サーバ20から受信すると、受信した検索キーワードに基づいて住所DB520を参照することによって、検索キーワードに示された住所に対応する、郵便番号を住所DB520から抽出し、抽出した郵便番号を検索キーワードに対応する検索結果として情報管理サーバ20に送信することもできる。
<情報管理サーバ20の構成>
次に、情報管理サーバ20の構成について説明する。図3は、情報管理サーバ20の構成を示す概略機能ブロック図である。情報管理サーバ20は、例えば、サーバ、クラウドサーバ、PCなどのうちいずれかのコンピュータである。情報管理サーバ20は、手続サービスを提供する。情報管理サーバ20は、利用者の本人確認を行う。
次に、情報管理サーバ20の構成について説明する。図3は、情報管理サーバ20の構成を示す概略機能ブロック図である。情報管理サーバ20は、例えば、サーバ、クラウドサーバ、PCなどのうちいずれかのコンピュータである。情報管理サーバ20は、手続サービスを提供する。情報管理サーバ20は、利用者の本人確認を行う。
ここで、本人確認には、利用者の身分を証明可能な証明媒体が用いられる。証明媒体は、例えばマイナンバーカード、自動車運転免許証等である。この実施形態では、証明媒体がマイナンバーカードである場合について説明する。
本人確認に用いられる住所は、証明媒体から得られる住所である。証明媒体から得られる住所は、住所を構成する要素が一続きにつなげられて示されている住所である。具体的に、証明媒体から得られる住所は、「都道府県」の表記から、「市区町村」、「丁目番地号」、「建物名」、及び「部屋番号」などの要素毎に区切られていない、一続きにつなげられた状態の文字列である。証明媒体に示された住所の一例としては、「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」等がある。このような住所は、証明媒体に記憶されていてもよいし、証明媒体に応じた住所を認証サーバ30から得るようにしてもよい。
本人確認に用いられる住所は、証明媒体から得られる住所である。証明媒体から得られる住所は、住所を構成する要素が一続きにつなげられて示されている住所である。具体的に、証明媒体から得られる住所は、「都道府県」の表記から、「市区町村」、「丁目番地号」、「建物名」、及び「部屋番号」などの要素毎に区切られていない、一続きにつなげられた状態の文字列である。証明媒体に示された住所の一例としては、「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」等がある。このような住所は、証明媒体に記憶されていてもよいし、証明媒体に応じた住所を認証サーバ30から得るようにしてもよい。
情報管理サーバ20は、例えば、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備える。
通信部21は、利用者端末10、認証サーバ30、事業者サーバ40、及び住所検索サーバ50と通信を行う。
通信部21は、利用者端末10、認証サーバ30、事業者サーバ40、及び住所検索サーバ50と通信を行う。
記憶部22は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部22は、第1住所と、第2住所と、照合結果を表す情報とを記憶する。
第1住所は、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である。身分証明媒体がマイナンバーカードである場合、第1住所は、認証サーバ30において認証を行い、本人確認がとれた場合にマイナンバーカードから基本4情報として取得することができる。基本4情報に含まれる住所は、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である。記憶部22は、利用者のマイナンバーカードにおける電子証明書から取得した、利用者の基本4情報を記憶することで、第1住所を記憶することができる。
第1住所は、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である。身分証明媒体がマイナンバーカードである場合、第1住所は、認証サーバ30において認証を行い、本人確認がとれた場合にマイナンバーカードから基本4情報として取得することができる。基本4情報に含まれる住所は、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である。記憶部22は、利用者のマイナンバーカードにおける電子証明書から取得した、利用者の基本4情報を記憶することで、第1住所を記憶することができる。
図4は、記憶部22に記憶される、利用者基本4情報220の構成例を示す図である。利用者基本4情報220は、例えば、氏名、生年月日、住所、性別などの項目に対応する情報により構成される。氏名には、基本4情報から取得された利用者の氏名を示す情報が記憶される。生年月日には、基本4情報から取得された利用者の生年月日を示す情報が記憶される。住所には、基本4情報から取得された利用者の住所を示す情報が記憶される。性別には、基本4情報から取得された利用者の性別を示す情報が記憶される。
この図の例では、基本4情報から取得された利用者の氏名が「汐留花子」であることが示されている。また、基本4情報から取得された利用者の住所が「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」であることが示されている。このように、基本4情報から取得される住所は、住所を構成する要素が一続きにつながって示されている。
この図の例では、基本4情報から取得された利用者の氏名が「汐留花子」であることが示されている。また、基本4情報から取得された利用者の住所が「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」であることが示されている。このように、基本4情報から取得される住所は、住所を構成する要素が一続きにつながって示されている。
第2住所は、住所を構成する要素ごとに区切られた住所である。
図5は、記憶部22に記憶される、利用者情報221の構成例を示す図である。利用者情報221は、利用者の氏名、住所、フラグを示す情報であって、住所については、住所を構成する要素ごとに区切られた情報である。利用者情報221は、例えば、項目と値の欄に対応する情報により構成されている。
図5は、記憶部22に記憶される、利用者情報221の構成例を示す図である。利用者情報221は、利用者の氏名、住所、フラグを示す情報であって、住所については、住所を構成する要素ごとに区切られた情報である。利用者情報221は、例えば、項目と値の欄に対応する情報により構成されている。
項目には、項目の名称を示す情報が記憶される。項目の名称として、氏名と住所とフラグとがある。
住所は、その住所を構成する要素ごとに項目が設定されている。この図の例では、郵便番号、都道府県、市区町村1、市区町村2、町名、丁目番地号、建物名、部屋番号が要素として設定されている。
住所は、その住所を構成する要素ごとに項目が設定されている。この図の例では、郵便番号、都道府県、市区町村1、市区町村2、町名、丁目番地号、建物名、部屋番号が要素として設定されている。
値には、項目に対応する情報が記憶される。この図の例では、氏名の項目に対して「汐留花子」が値として記憶されていることを示す。またこの利用者の住所として、郵便番号が「123-4567」であり、都道府県が「埼玉県」であり、市区町村1が「さいたま市」であり、市区町村2が「小宮区」であり、町名が「中町」であり、丁目番地号が「1-1」であり、建物名が「ティーエフ館」であり、部屋番号が「101号」として、値が記憶されていることを示す。
フラグは、第1住所と第2住所が一致しているか否かを表す情報であり、例えば、フラグ「1」は、第1住所と第2住所が一致していることを表し、フラグ「0」は第1住所と第2住所とが一致していないことを表す。この図では、利用者情報221に含まれるフラグが「0」であるため、第1情報と第2情報とが一致していないことを表している。
フラグは、第1住所と第2住所が一致しているか否かを表す情報であり、例えば、フラグ「1」は、第1住所と第2住所が一致していることを表し、フラグ「0」は第1住所と第2住所とが一致していないことを表す。この図では、利用者情報221に含まれるフラグが「0」であるため、第1情報と第2情報とが一致していないことを表している。
記憶部22は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)、または、これらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。記憶部22は、情報管理サーバ20の各種の処理を実行するためのプログラム、及び各種の処理を行う際に利用される一時的なデータを記憶する。
図3に戻り、制御部23は、情報管理サーバ20の各構成を制御する。制御部23は、利用者端末10、認証サーバ30、及び住所検索サーバ50などから通知された各種の情報を、通信部21を介して受信する機能と、情報管理サーバ20から、利用者端末10、認証サーバ30、及び住所検索サーバ50のいずれかに通信部21を介して情報を送信する機能等を有する。
制御部23は、例えば、情報管理サーバ20のCPU(Central Processing Unit)が記憶部22に予め記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部23は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路として実現されてもよい。制御部23は、例えば、第1取得部231と、第2取得部232と、判定部233と、出力部234と、認証部235と、装置制御部236とを備える。
制御部23は、例えば、情報管理サーバ20のCPU(Central Processing Unit)が記憶部22に予め記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部23は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路として実現されてもよい。制御部23は、例えば、第1取得部231と、第2取得部232と、判定部233と、出力部234と、認証部235と、装置制御部236とを備える。
第1取得部231は、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を利用者端末10または認証サーバ30から取得する。
第2取得部232は、住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベース520を参照することによって、第1住所に対応する第2住所を取得する。
第2取得部232は、住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベース520を参照することによって、第1住所に対応する第2住所を取得する。
判定部233は、第1住所と第2住所が一致しているか否かを判定する。ここで、判定部233は、第2住所について各要素の値(住所)を順に連結し、要素毎に区切られていない一つ続きにつなげられた住所を生成し、この生成された住所と第1住所とが一致しているか否かを判定する。第1住所と第2住所が一致しているか否かの判定は、住所検索サーバ50から送信される解析ログを用いるようにしてもよいし、第2住所を構成する各要素を順に連結し、連結された住所が第1住所と一致するか否かを判定するようにしてもよい。
出力部234は、判定部233の判定結果に基づいて、判定結果に基づく情報を出力する。出力部234は、判定結果に基づく情報を記憶部22に書き込むことで出力してもよいし、判定結果に基づく情報を通信部21を介して事業者サーバ40に送信することで出力してもよい。
例えば、出力部234は、第1住所と第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果(例えばフラグ)と、第2住所とを出力する。これにより、第2住所が、第1住所に一致する住所であって、要素毎に分割された住所であることを把握することができる。
例えば、出力部234は、第1住所と第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果(例えばフラグ)と、第2住所とを出力する。これにより、第2住所が、第1住所に一致する住所であって、要素毎に分割された住所であることを把握することができる。
出力部234は、第1住所と第2住所とが一致しない場合には、第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を利用者の端末装置(利用者端末10)に要求することで当該端末装置から得られる第3住所と第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、第3住所と第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と第3住所とを出力し、第3住所と第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と第3住所とを出力する。
これにより、利用者に入力してもらった住所が、第1住所に一致する住所であって、要素毎に分割された住所であることを把握することができ、あるいは、利用者に入力してもらった住所が第1住所とは一致していない住所であって、要素毎に分割された住所であることを把握することができる。
これにより、利用者に入力してもらった住所が、第1住所に一致する住所であって、要素毎に分割された住所であることを把握することができ、あるいは、利用者に入力してもらった住所が第1住所とは一致していない住所であって、要素毎に分割された住所であることを把握することができる。
また、出力部234は、第1住所と第2住所とが一致しない場合であって、当該一致しない要因が市町村合併である場合には、市町村合併に基づく不一致であることを示す解析結果と、第1住所と第2住所とが一致しないことを表す照合結果と、第2住所とを出力する。これにより、第1住所と第2住所とが一致していないが、その要因が市町村合併に基づく不一致であり、利用者の所在は実質的に変更されていないことを把握することができる。
認証部235は、本人確認を行う。認証部235は、利用者端末10から送信される認証情報を認証サーバ30に送信し、認証情報が有効であると認証サーバ30において判定された場合に、利用者の電子証明書から基本4情報を取得する。
<処理の流れ>
次に、手続情報連携システム1が利用者の顧客情報を事業者サーバ40に送信する処理の流れを説明する。図6及び図7は、実施形態の手続情報連携システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。
次に、手続情報連携システム1が利用者の顧客情報を事業者サーバ40に送信する処理の流れを説明する。図6及び図7は、実施形態の手続情報連携システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。
〈図6:基本4情報の取得〉
ステップS1:利用者端末10は、手続サービスにログインを行う。例えば、利用者端末10は、利用者の入力操作により手続サービスのログイン画面に入力されたログインIDやそのパスワードの情報を情報管理サーバ20に送信することによって、手続サービスのサイトにログインを行う。
ステップS1:利用者端末10は、手続サービスにログインを行う。例えば、利用者端末10は、利用者の入力操作により手続サービスのログイン画面に入力されたログインIDやそのパスワードの情報を情報管理サーバ20に送信することによって、手続サービスのサイトにログインを行う。
ステップS2:情報管理サーバ20は、認証画面を表示させるための情報を、利用者端末10に送信する。認証画面は、本人確認に用いる個人情報を取得する画面である。例えば、情報管理サーバ20は、利用者端末10から通知されたログインIDやそのパスワードの組合せが正しい組合せか否かを判定する。情報管理サーバ20は、正しい組合せである場合に手続サービスへのログインを許可し、認証画面を表示させるための情報を、利用者端末10に送信する。
ここでの本人確認は、マイナンバーカードに記憶されている基本4情報を用いて行われる。マイナンバーカードには、署名用電子証明書(以下、電子証明書)が記憶されている。電子証明書には、利用者の基本4情報が含まれている。基本4情報は、個人を識別したり同定したりする場合に用いられる個人情報であり、氏名、住所、生年月日、及び性別のそれぞれを示す情報である。
ステップS3:利用者端末10は、認証情報を情報管理サーバ20に送信する。認証情報は、本人確認を行うために用いられる情報である。認証情報には、マイナンバーカードから読取られた利用者の基本4情報が含まれている。認証情報は、認証画面にしたがった操作が行われることによって生成される。
具体的に、利用者端末10は、情報管理サーバ20から受信した情報に基づいて、認証画面を表示する。認証画面には、例えば、「電子証明書のパスワードを入力してください」などのメッセージと共に、パスワード入力欄が表示されている。利用者は、画面の表示にしたがって利用者端末10のタッチパネル等を操作し、パスワード入力欄に、電子証明書のパスワードを入力する。利用者は、入力したパスワードに誤りがないこと等を確認した後、OKボタンを押下する。これにより、利用者端末10は、利用者によって入力された電子証明書のパスワードを取得する。
利用者端末10が電子証明書のパスワードを取得すると、利用者端末10の画面には、例えば、「カードをタッチ操作してください」などのメッセージが表示される。利用者は、画面の表示にしたがって、タッチ操作を行う。タッチ操作は、マイナンバーカードのカード面を、利用者端末10のカード読取部分に近づける操作である。これにより、マイナンバーカードと利用者端末10との間で通信が行われる。
例えば、利用者端末10からマイナンバーカードに正しいパスワードが通知された場合、マイナンバーカードは、利用者端末10にマイナンバーカードに記憶された電子証明書に関する情報(認証情報)を送信する。これにより、利用者端末10は、認証情報を取得する。
利用者端末10は、取得した認証情報を情報管理サーバ20に送信する。
利用者端末10は、取得した認証情報を情報管理サーバ20に送信する。
情報管理サーバ20は、利用者端末10から受信した認証情報を、認証サーバ30に通知する。なお、情報管理サーバ20を経由することなく、直接、利用者端末10から認証サーバ30に、認証情報が通知されるようにしてもよい。この場合、ステップS3において、利用者端末10は認証情報を認証サーバ30に通知する。
ステップS4:認証サーバ30は、受信した認証情報に基づいて、利用者のマイナンバーカードに記憶されている電子証明書の有効性を判定する。認証サーバ30は、電子証明書が有効性を判定した判定結果を、有効情報として情報管理サーバ20に送信する。
ステップS5:情報管理サーバ20は、基本4情報を取得する。例えば、情報管理サーバ20は、認証サーバ30から有効情報を受信し、受信した有効情報に電子証明書が有効であることが示されていた場合、認証情報に含まれる基本4情報を取得する。情報管理サーバ20は、取得した基本4情報を、後述する利用者基本4情報220として記憶部22に記憶させる。
ここで、情報管理サーバ20は、取得した基本4情報を用いて利用者の本人確認を行う。例えば、情報管理サーバ20は、利用者の電子証明書から取得した基本4情報と、予め手続サービスに登録されている利用者の氏名や住所等を突合させ、両者が一致するか否かを判定する。情報管理サーバ20は、両者が一致する場合に、本人確認が正しく行われたと判定する。情報管理サーバ20は、両者が一致しない場合に、本人確認が正しく行われなかったと判定する。
ステップS6:情報管理サーバ20は、ステップS5において取得された基本4情報のうち、住所を示す情報を取得する。ここで取得した情報は、本人確認に用いられた住所を示す情報であり、住所を構成する要素毎に分かれておらず、住所を表す文字列が一続きにつなげられて示されている住所を示す情報である。例えば、取得される住所は、「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」である。
〈図7:事業者サーバ40に対する第2住所の提供〉
ステップS10:図7において、情報管理サーバ20は、基本4情報に含まれる住所である第1住所を検索キーとして住所検索サーバ50に送信する。例えば、情報管理サーバ20は、インターネット経由でAPI(Application Programming Interface)連携をする。
ステップS10:図7において、情報管理サーバ20は、基本4情報に含まれる住所である第1住所を検索キーとして住所検索サーバ50に送信する。例えば、情報管理サーバ20は、インターネット経由でAPI(Application Programming Interface)連携をする。
ステップS11:住所検索サーバ50は、情報管理サーバ20から第1住所を受信すると、第1住所を検索キーとして住所DB520を参照することによって、検索キーワードに示されている第1住所に対応する第2住所を検索する。
検索するにあたり、住所検索サーバ50は、第1住所に一致する第2住所があるか否かを検索し、一致する第2住所がある場合に、第2住所を読み出す。一致するか否かを判定は種々の方法があるが、例えば住所検索サーバ50は、住所が要素毎に分かれておらず、住所を表す文字列が一つ付きにつなげられて示されている住所と、住所が要素毎に分かれて示されている住所とについて、一致するものが対応付けられた対応情報を記憶しており、第1住所を検索キーとして、対応情報を参照することで、検索キーに対応する第2住所を抽出するようにしてもよい。ここで検索結果として得られる第2住所は、住所の要素毎に分割された住所である。
検索するにあたり、住所検索サーバ50は、第1住所に一致する第2住所があるか否かを検索し、一致する第2住所がある場合に、第2住所を読み出す。一致するか否かを判定は種々の方法があるが、例えば住所検索サーバ50は、住所が要素毎に分かれておらず、住所を表す文字列が一つ付きにつなげられて示されている住所と、住所が要素毎に分かれて示されている住所とについて、一致するものが対応付けられた対応情報を記憶しており、第1住所を検索キーとして、対応情報を参照することで、検索キーに対応する第2住所を抽出するようにしてもよい。ここで検索結果として得られる第2住所は、住所の要素毎に分割された住所である。
また、住所検索サーバ50は、第1住所に一致する第2住所がない場合には、各種解析処理を行い、第1住所に対応する第2住所があるかを検索する。
住所検索サーバ50は、検索を行うと、検索結果と、行われた解析処理に応じた解析コードとを情報管理サーバ20に送信する。
住所検索サーバ50は、解析コードについて、第1住所に一致する第2住所が得られた場合には、「一致」を示す解析コードを送信してもよいし、解析コードの送信を省略してもよい。また、ここでは、第2住所が得られる場合について説明するが、住所だけでなく、郵便番号についても住所DB520から取得するようしてもよい。
住所検索サーバ50は、検索を行うと、検索結果と、行われた解析処理に応じた解析コードとを情報管理サーバ20に送信する。
住所検索サーバ50は、解析コードについて、第1住所に一致する第2住所が得られた場合には、「一致」を示す解析コードを送信してもよいし、解析コードの送信を省略してもよい。また、ここでは、第2住所が得られる場合について説明するが、住所だけでなく、郵便番号についても住所DB520から取得するようしてもよい。
住所検索サーバ50が行う解析処理は、様々な解析処理があるが、例えば、次のような解析がある。
〈合併情報を用いた解析〉
例えば、第1住所を検索キーとし、第2住所に対応付けられた合併情報を参照することで、市区町村の合併などに伴い表記が変更された住所と一致する住所があるかを検索する。合併情報のうち、第1住所と一致する住所が得られた場合には、住所検索サーバ50は、その住所を第2住所とし、合併情報を適用したことを示す解析コードとともに情報管理サーバ20に送信する。
ここでは、合併情報として記憶された第2住所についても、要素毎に分割された住所と、要素毎に分割されていない一続きとされた住所とが対応付けされた対応情報を記憶しており、対応情報を参照することで、合併等によって表記に変更があった住所についても、第1住所と第2住所として一致する住所があるか否かを検索することができる。
〈合併情報を用いた解析〉
例えば、第1住所を検索キーとし、第2住所に対応付けられた合併情報を参照することで、市区町村の合併などに伴い表記が変更された住所と一致する住所があるかを検索する。合併情報のうち、第1住所と一致する住所が得られた場合には、住所検索サーバ50は、その住所を第2住所とし、合併情報を適用したことを示す解析コードとともに情報管理サーバ20に送信する。
ここでは、合併情報として記憶された第2住所についても、要素毎に分割された住所と、要素毎に分割されていない一続きとされた住所とが対応付けされた対応情報を記憶しており、対応情報を参照することで、合併等によって表記に変更があった住所についても、第1住所と第2住所として一致する住所があるか否かを検索することができる。
〈一部の文字の除去〉
住所検索サーバ50は、第1住所に含まれる住所の一部の文字を除去(削除)し、除去後の第1住所を検索キーとし、住所DB520を参照することで検索する。除去する文字としては、例えば、「大字」、「字」、「小字」等の文字である。除去後の第1住所を検索キーとして第2住所から一致する住所が得られた場合には、得られた第2住所と、文字の一部を除去したことを示す解析コードとともに情報管理サーバ20に送信する。
住所検索サーバ50は、第1住所に含まれる住所の一部の文字を除去(削除)し、除去後の第1住所を検索キーとし、住所DB520を参照することで検索する。除去する文字としては、例えば、「大字」、「字」、「小字」等の文字である。除去後の第1住所を検索キーとして第2住所から一致する住所が得られた場合には、得られた第2住所と、文字の一部を除去したことを示す解析コードとともに情報管理サーバ20に送信する。
〈一部の文字の追加〉
住所検索サーバ50は、第1住所に含まれる住所の一部の文字を追加し、追加後の第1住所を検索キーとし、住所DB520を参照することで検索する。追加する文字としては、「町」である。住所の町名の後ろに「町」の文字が記載されていない住所については、「○○町」のように、町名の後ろに「町」を追加することで、第2住所と一致する場合がある。
住所検索サーバ50は、「町」を追加した後の第1住所を検索キーとして第2住所から一致する住所が得られた場合には、得られた第2住所と、「町」の文字を追加したことを示す解析コードとともに情報管理サーバ20に送信する。
なお、解析処理は、他に、異字体を用いることで一致する住所が得られるか否かの解析、通り名の「る」等を追加または削除することで一致する住所が得られるか否かの解析等がある。
住所検索サーバ50は、第1住所に含まれる住所の一部の文字を追加し、追加後の第1住所を検索キーとし、住所DB520を参照することで検索する。追加する文字としては、「町」である。住所の町名の後ろに「町」の文字が記載されていない住所については、「○○町」のように、町名の後ろに「町」を追加することで、第2住所と一致する場合がある。
住所検索サーバ50は、「町」を追加した後の第1住所を検索キーとして第2住所から一致する住所が得られた場合には、得られた第2住所と、「町」の文字を追加したことを示す解析コードとともに情報管理サーバ20に送信する。
なお、解析処理は、他に、異字体を用いることで一致する住所が得られるか否かの解析、通り名の「る」等を追加または削除することで一致する住所が得られるか否かの解析等がある。
ステップS12:情報管理サーバ20は、住所検索サーバ50から、検索結果と解析コードを受信する。ここで受信する第2住所は、住所検索サーバ50において最新の住所として記憶された住所であり、住所の要素毎に分割された住所である。ここで最新の住所とは、例えば、市町村合併があった場合には、その合併がされた後の住所である。例えば、市区町村の合併などに伴い住所の表記が変更された場合において、マイナンバーカードの電子証明書には、基本4情報の住所が、変更前の住所の表記のまま記憶されている場合がある。このような場合、マイナンバーカードに変更前の住所(第1住所)の表記にて記憶されていたとしても、変更後の住所の表記(第2住所)を取得することもできるようになっている。
例えば、証明媒体に示された住所が「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」である場合には、住所の要素毎に分割された住所として、「都道府県」の項目に対応する住所の一部が「埼玉県」、「市」の項目に対応する住所の一部が「さいたま市」、「区町村」の項目に対応する住所の一部が「小宮中町」、「丁目番地号」に対応する住所の一部が「1-1」、「建物名」の項目に対する住所の一部が「ティーエフ館」、「部屋番号」の項目に対応する住所の一部が「101号」である住所が得られる。
また、第1住所に一致する第2住所が得られていた場合には、解析コードの送信が省略される場合があるため、解析コードは受信されず、第2住所のみを受信する場合がある。
例えば、証明媒体に示された住所が「埼玉県さいたま市小宮中町1-1ティーエフ館101号」である場合には、住所の要素毎に分割された住所として、「都道府県」の項目に対応する住所の一部が「埼玉県」、「市」の項目に対応する住所の一部が「さいたま市」、「区町村」の項目に対応する住所の一部が「小宮中町」、「丁目番地号」に対応する住所の一部が「1-1」、「建物名」の項目に対する住所の一部が「ティーエフ館」、「部屋番号」の項目に対応する住所の一部が「101号」である住所が得られる。
また、第1住所に一致する第2住所が得られていた場合には、解析コードの送信が省略される場合があるため、解析コードは受信されず、第2住所のみを受信する場合がある。
ステップS13;情報管理サーバ20は、取得した第2住所について修正が必要であるか否かを判定する。
例えば、情報管理サーバ20は、修正が必要であるか否かの判定を、解析コードに基づいて行う。解析コードが得られなかった場合、または、「一致」を示す解析コードが得られた場合には、住所の修正が不要であると判定し(ステップS13-NO)、解析コードに応じて、照合結果を表すフラグ「1」を第1照合結果として設定する。ここでは、フラグ「1」第1照合結果は、基本4情報と同じ住所記載であって、住所の要素毎に分割された住所が第2住所として得られていることを表す。
例えば、情報管理サーバ20は、修正が必要であるか否かの判定を、解析コードに基づいて行う。解析コードが得られなかった場合、または、「一致」を示す解析コードが得られた場合には、住所の修正が不要であると判定し(ステップS13-NO)、解析コードに応じて、照合結果を表すフラグ「1」を第1照合結果として設定する。ここでは、フラグ「1」第1照合結果は、基本4情報と同じ住所記載であって、住所の要素毎に分割された住所が第2住所として得られていることを表す。
また、情報管理サーバ20は、合併情報を適用したことを表す解析コードが得られた場合には、住所の修正が不要であると判定し(ステップS13-NO)、解析コードに応じて、フラグ「0」を第1照合結果として設定し、合併情報を利用したため第1住所と第2住所とが一致しないことを表す解析結果を設定する。ここでは、第1照合結果のフラグ「0」は、基本4情報とは異なる住所が第2住所として得られていることを表す。
一方、情報管理サーバ20は、解析コードが得られており、その解析コードが「一致」、「合併情報を適用した」ことを示す解析コードとは異なる解析コードである場合(例えば、「一部文字の除去」、「一部文字の追加」、「異字体の利用」、「通り名の文字編集」等)である場合には、住所の修正が必要であると判定し(ステップS13-YES)、住所入力画面を表示させるための情報を、利用者端末10に送信する。住所入力画面は、利用者の住所を入力させる画面である。
ステップS14:利用者端末10は、情報管理サーバ20から送信された住所入力画面の情報を受信し、表示画面上に住所入力画面を表示する。
ここで、住所入力画面について説明する。図8は、実施形態に係る利用者端末10に表示される、住所入力画面の例を示す図である。
ここで、住所入力画面について説明する。図8は、実施形態に係る利用者端末10に表示される、住所入力画面の例を示す図である。
図8に示すように、住所入力画面には、「マイナンバーカードに登録された住所を入力してください」のメッセージと共に、郵便番号、都道府県、市区町村1、市区町村2、町名、丁目番地号、建物名、部屋番号などの項目、及び、それぞれの項目に対応する入力欄100が表示される。
ユーザは、住所入力画面の各項目について、それぞれ文字入力をする。この図8では、郵便番号、都道府県、市区町村1、市区町村2、町名までの入力欄100に対して入力された時点において図示されている。ユーザは、丁目番地号、建物名、部屋番号についても引き続き入力をする。
なお、住所入力画面の各項目において、第2住所のうち、第1住所と一致している項目については、その一致している住所が入力された状態で表示されるようにしてもよい。これにより、ユーザは、不足している項目(例えば、建物名、部屋番号)について手入力するようにしてもよい。
なお、住所入力画面の各項目において、第2住所のうち、第1住所と一致している項目については、その一致している住所が入力された状態で表示されるようにしてもよい。これにより、ユーザは、不足している項目(例えば、建物名、部屋番号)について手入力するようにしてもよい。
ステップS14:図7に戻り、利用者端末10は、住所入力画面において入力された、利用者住所を示す情報を送信する。利用者住所は、住所を構成する要素ごとに区切られた利用者の住所である。
利用者は、住所入力画面に表示された内容にしたがって利用者端末10のタッチパネル等を操作し、入力欄100に、住所を入力する。ここでは、マイナンバーカードに記憶された住所と同じ内容となるように住所を入力する。そして利用者は、入力した住所に誤りがないこと等を確認した後、送信ボタンを押下する。これにより、利用者端末10は、情報管理サーバ20に、住所入力画面に表示された各項目と各項目に対応する住所を示す情報を、利用者住所を示す情報として送信する。
ステップS15:情報管理サーバ20は、利用者端末10から受信した、要素毎に区切られた住所と、第1住所とを突合する。ここでは、情報管理サーバ20は、利用者端末10から受信した、要素毎に区切られた住所を、要素毎に順に連結することで、区切られていない一続きにつなげられた住所を生成し、この生成された住所と第1住所とを突合する。
ステップS16:情報管理サーバ20は、突合結果に基づいて、利用者端末10から受信した住所と第1住所とが一致するか否かを判定する。
ステップS17:利用者端末10から受信した住所と第1住所とが一致する場合(ステップS16-YES)、情報管理サーバ20は、フラグ「1」を第2照合結果として設定する。ここでは、フラグ「1」は、基本4情報に一致する住所が利用者端末10から得られていることを表す。
ステップS16:情報管理サーバ20は、突合結果に基づいて、利用者端末10から受信した住所と第1住所とが一致するか否かを判定する。
ステップS17:利用者端末10から受信した住所と第1住所とが一致する場合(ステップS16-YES)、情報管理サーバ20は、フラグ「1」を第2照合結果として設定する。ここでは、フラグ「1」は、基本4情報に一致する住所が利用者端末10から得られていることを表す。
ステップS18:利用者端末10から受信した住所と第1住所とが一致しない場合(ステップS16-NO)、情報管理サーバ20は、フラグ「0」を第2照合結果として設定する。ここでは、フラグ「0」は、基本4情報に含まれる住所の表記とは異なる表記の住所が利用者端末10から得られていることを表す。
基本4情報に含まれる住所の表記とは異なる表記の住所が得られる場合としては、例えば、マイナンバーカードに記憶された住所とは異なる地域の住所(例えば、合併後の住所、基本4情報に含まれた住所とは別の地域の住所等)が入力された場合、外観または読み方は類似しているが文字としては異なる住所が入力された場合等がある。
基本4情報に含まれる住所の表記とは異なる表記の住所が得られる場合としては、例えば、マイナンバーカードに記憶された住所とは異なる地域の住所(例えば、合併後の住所、基本4情報に含まれた住所とは別の地域の住所等)が入力された場合、外観または読み方は類似しているが文字としては異なる住所が入力された場合等がある。
外観が類似しているが文字としては異なる住所が入力された場合としては、漢字の「一」を表す文字をハイフン「-」を表す文字として入力された場合、ハイフン「-」を表す文字を漢字の「一」を表す文字として入力された場合、数字の「0」を表す文字を、記号の丸である「○」として入力された場合等がある。
ここでは、外観が類似している文字について、企業の担当者が目視で確認しようとしても、文字が同じであるか否かの判断がつきにくいが、情報管理サーバ20は、文字コードが一致するか否かを判定することで、外観が類似していたとしても、同じ文字であるか否かを正確に判定することができる。
ここでは、外観が類似している文字について、企業の担当者が目視で確認しようとしても、文字が同じであるか否かの判断がつきにくいが、情報管理サーバ20は、文字コードが一致するか否かを判定することで、外観が類似していたとしても、同じ文字であるか否かを正確に判定することができる。
読み方が類似しているが文字としては異なる住所が入力された場合としては、ひらがなの「が」を表す文字を小書きされたカタカナの「ヶ」を表す文字として入力された場合、
小書きされたカタカナの「ヶ」を表す文字を、ひらがなの「が」を表す文字として入力された場合、小書きされたカタカナの「ッ」を表す文字を、ひらがなの「つ」を表す文字として入力された場合等がある。
小書きされたカタカナの「ヶ」を表す文字を、ひらがなの「が」を表す文字として入力された場合、小書きされたカタカナの「ッ」を表す文字を、ひらがなの「つ」を表す文字として入力された場合等がある。
ステップS19:情報管理サーバ20は、第2照合結果を示すフラグが設定されると、得られた第2住所を利用者情報221として記憶部22に記憶させる。ここでは情報管理サーバ20は、第2住所の他に、ステップS6において得られた第1住所と、第1照合結果を表すフラグとについても第2住所に対応づけて記憶部22に記憶する。
これにより、情報管理サーバ20の記憶部22に、利用者端末10の利用者に関する顧客情報が登録されたり、あるいは記憶部22に記憶されていた利用者の住所が変更される。
これにより、情報管理サーバ20の記憶部22に、利用者端末10の利用者に関する顧客情報が登録されたり、あるいは記憶部22に記憶されていた利用者の住所が変更される。
ステップS20:情報管理サーバ20は、事業者サーバ40に、住所に関連する情報を送信することで連携する。ここで、住所に関連する情報には、第1住所、第2住所、照合結果(第1照合結果または第2照合結果)を表すフラグとが含まれる。
ステップS21:事業者サーバ40は、情報管理サーバ20から住所に関連する情報を受信すると、事業者サーバ40のデータベースに顧客情報として記憶する。ここでは、第1住所と、第2住所と、照合結果を表すフラグとが対応付けられて記憶される。
ステップS21:事業者サーバ40は、情報管理サーバ20から住所に関連する情報を受信すると、事業者サーバ40のデータベースに顧客情報として記憶する。ここでは、第1住所と、第2住所と、照合結果を表すフラグとが対応付けられて記憶される。
企業は、マイナンバーカードのような証明媒体に示された住所に基づくサービスを提供する場合であって、要素毎に分割された住所を利用したい場合には、第1照合結果を表すフラグが「1」である場合には、第2住所が証明媒体に示された住所と一致していることを確認した上で、第2住所を利用して後続する手続(例えば、住所変更手続き等)を効率的に進め、サービスを提供することができる。
また、企業は、第1照合結果を表すフラグが「0」である場合には、第2住所が証明媒体に示された住所と一致していないため、手続は行わずに利用者へ住所の確認をしたりする等の対応することができる。
また、第1照合結果のフラグ「0」であり、基本4情報とは異なる住所が第2住所として得られている場合において、合併情報を適用したことを表す解析コードが得られた場合には、合併情報を利用したため第1住所と第2住所とが一致しない旨を把握することができる。ここで、企業における手続によっては、合併によって住所表記が変更されたことが要因であり、第1住所と第2住所が異なっている場合には、証明媒体に示された住所を用いて手続を行う場合もある。このような場合、第1住所について要素毎に区切られた住所を用いる場合がある。また、合併によって住所表記が変更されたことが要因であり、第1住所と第2住所が異なっている場合には、証明媒体に示された住所ではなく、合併に伴い変更された後の住所表記を用いて手続を行うことが許容される場合も存在する。このような場合には、第2住所を用いて手続を行うことができる。このように、第1住所と第2住所が一致しない場合であっても、一致しない要因が市町村合併であることを示す解析結果を参照することで、合併に伴って表記が変更された後の住所表記を用いるか、表記が変更される前の住所表記を用いるかについて、後続の手続に応じて選択的に利用することができる。
また、第1照合結果のフラグ「0」であり、基本4情報とは異なる住所が第2住所として得られている場合において、合併情報を適用したことを表す解析コードが得られた場合には、合併情報を利用したため第1住所と第2住所とが一致しない旨を把握することができる。ここで、企業における手続によっては、合併によって住所表記が変更されたことが要因であり、第1住所と第2住所が異なっている場合には、証明媒体に示された住所を用いて手続を行う場合もある。このような場合、第1住所について要素毎に区切られた住所を用いる場合がある。また、合併によって住所表記が変更されたことが要因であり、第1住所と第2住所が異なっている場合には、証明媒体に示された住所ではなく、合併に伴い変更された後の住所表記を用いて手続を行うことが許容される場合も存在する。このような場合には、第2住所を用いて手続を行うことができる。このように、第1住所と第2住所が一致しない場合であっても、一致しない要因が市町村合併であることを示す解析結果を参照することで、合併に伴って表記が変更された後の住所表記を用いるか、表記が変更される前の住所表記を用いるかについて、後続の手続に応じて選択的に利用することができる。
以上説明した実施形態によれば、情報管理サーバ20は、利用者の住所について、証明媒体に基づく、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所(第1住所)を用いて、住所を構成する要素ごとに区切られた住所(第2住所)を得ることができる。したがって、使い勝手がよい状態にして、利用者の住所を企業に提供することが可能である。
情報管理サーバ20は、第2住所を事業者サーバ40に提供する際に、フラグ(第1照合結果)についても送信するようにした。これにより、事業者は、このフラグを参照することにより、要素毎に分割された住所が、証明媒体に基づいて得られた、要素毎に分割されていない一つ続きにつらねられた住所と同じであるか否かを把握することができる。これにより事業者は、第2住所が第1住所と同じであることを確認した上で、第2住所を用いることができる。また、第2住所が得られたとしても、第1住所とは異なっていることを把握した上で、サービスを提供するにあたり、必要な対応をとることも可能となる。
情報管理サーバ20は、第2住所を事業者サーバ40に提供する際に、フラグ(第1照合結果)についても送信するようにした。これにより、事業者は、このフラグを参照することにより、要素毎に分割された住所が、証明媒体に基づいて得られた、要素毎に分割されていない一つ続きにつらねられた住所と同じであるか否かを把握することができる。これにより事業者は、第2住所が第1住所と同じであることを確認した上で、第2住所を用いることができる。また、第2住所が得られたとしても、第1住所とは異なっていることを把握した上で、サービスを提供するにあたり、必要な対応をとることも可能となる。
また、上述した実施形態によれば、情報管理サーバ20は、第1住所と第2住所が一致しない場合に、一致しない要因が市町村合併であるか否かを判定し、合併に基づく要因である場合には、一致しない要因が市町村合併に基づく住所表記の変更であることを示す解析結果とともに第2住所を事業者サーバ40に送信するようにした。
これにより、事業者は、第1住所と第2住所が異なっていたとしても、基本4情報としてマイナンバーカードに住所が登録された後で、市町合併が行われ、その結果、住所が一致していないことを把握することができる。そのため、事業者は、第1住所と第2住所とが一致しないが、第2住所が市町村合併が行われた後の住所であるため、利用者の実質的な所在には変更がないものとした上で、必要な手続やサービスを提供することもできる。
これにより、事業者は、第1住所と第2住所が異なっていたとしても、基本4情報としてマイナンバーカードに住所が登録された後で、市町合併が行われ、その結果、住所が一致していないことを把握することができる。そのため、事業者は、第1住所と第2住所とが一致しないが、第2住所が市町村合併が行われた後の住所であるため、利用者の実質的な所在には変更がないものとした上で、必要な手続やサービスを提供することもできる。
なお、上述した実施形態では、マイナンバーカードに記憶された基本4情報の住所を用いる場合を例示して説明したが、これに限定されない。本人確認に用いることが可能な公的書類に記載された住所、例えば運転免許証などに記載された住所を用いることも可能である。
上述した実施形態における情報管理サーバ20の全部又は一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…手続情報連携システム、10…利用者端末、20…情報管理サーバ、21…通信部、22…記憶部、220…利用者基本4情報、221…利用者情報、23…制御部、231…第1取得部、232…第2取得部、233…判定部、234…出力部、235…認証部、236…装置制御部、30…認証サーバ、40…事業者サーバ、50…住所検索サーバ、520…住所DB(住所データベース)
Claims (4)
- 利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる前記利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得する第1取得部と、
住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベースを参照することによって、前記第1住所に対応する前記第2住所を取得する第2取得部と、
前記第1住所と前記第2住所が一致しているか否かを判定する判定部と、
出力部を有し、
前記出力部は、
前記判定された結果に基づいて、
前記第1住所と前記第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力し、
前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合には、前記第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を前記利用者の端末装置に要求することで当該端末装置から得られる前記第3住所と前記第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、
前記第3住所と前記第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力し、
前記第3住所と前記第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力する
を有する情報管理サーバ。 - 前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合であって、当該一致しない要因が市町村合併である場合には、市町村合併に基づく不一致であることを示す解析結果と、前記第1住所と前記第2住所とが一致しないことを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力する
請求項1に記載の情報管理サーバ。 - コンピュータが行う情報管理方法であって、
第1取得部が、利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる前記利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得し、
第2取得部が、住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベースを参照することによって、前記第1住所に対応する前記第2住所を取得し、
判定部が、前記第1住所と前記第2住所が一致しているか否かを判定し、
出力部は、前記判定された結果に基づいて、
前記第1住所と前記第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力し、
前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合には、前記第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を前記利用者の端末装置に要求することで当該端末装置から得られる前記第3住所と前記第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、
前記第3住所と前記第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力し、
前記第3住所と前記第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力する
情報管理方法。 - 利用者の身分を証明可能な証明媒体から得られる前記利用者の住所であって、住所を構成する要素ごとに区切られていない一続きにつなげられた住所である第1住所を取得し、
住所を構成する要素ごとに区切られた第2住所が記憶された住所データベースを参照することによって、前記第1住所に対応する前記第2住所を取得し、
前記第1住所と前記第2住所が一致しているか否かを判定し、
前記判定された結果に基づいて、
前記第1住所と前記第2住所とが一致する場合には、当該一致することを表す第1照合結果と、前記第2住所とを出力し、
前記第1住所と前記第2住所とが一致しない場合には、前記第1住所を構成する要素毎に区切られた第3住所の入力を前記利用者の端末装置に要求することで当該端末装置から得られる前記第3住所と前記第1住所とが一致しているか否かの判定結果に基づいて、
前記第3住所と前記第1住所とが一致している場合には一致することを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力し、
前記第3住所と前記第1住所とが一致しない場合には一致しないことを表す第2照合結果と前記第3住所とを出力する
ことをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022124666A JP2024021668A (ja) | 2022-08-04 | 2022-08-04 | 情報管理サーバ、情報管理方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022124666A JP2024021668A (ja) | 2022-08-04 | 2022-08-04 | 情報管理サーバ、情報管理方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024021668A true JP2024021668A (ja) | 2024-02-16 |
Family
ID=89854950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022124666A Pending JP2024021668A (ja) | 2022-08-04 | 2022-08-04 | 情報管理サーバ、情報管理方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024021668A (ja) |
-
2022
- 2022-08-04 JP JP2022124666A patent/JP2024021668A/ja active Pending
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