JP4197443B2 - オンライン手続システムにおけるデータの送信方法 - Google Patents

オンライン手続システムにおけるデータの送信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ同士をネットワークで接続し、端末からサーバにデータを送信するようにしたオンライン手続システムにおけるデータの送信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サーバにネットワークを介して端末を接続し、端末からサーバにデータを送信するようにしたオンライン手続システムとしては、戸籍の届出、戸籍の証明の請求に関する申請手続をすることができるようにするシステムが検討されている。この種のオンライン手続システムにおいては、戸籍の申請や証明の請求をする場合、申請人としての適格を求めるために、戸籍の筆頭者の氏名及び本籍の表記が要求され、しかも、戸籍に登録されている文字で正しく表記することが要求される。
【0003】
しかし、日本語対応のコンピュータの文字定義ファイル(キャラクタマップ)には、JIS第1水準、JIS第2水準の日本語文字セット(以下、基本日本語文字セットという)のみが定義され、JIS第3水準、JIS第4水準の文字コードは定義されておらず、そのフォントイメージのファイル(以下、フォントファイルという)も用意されていないので、戸籍に表記されている文字、すなわち、人名漢字及びその異形体並びに変体仮名を使用できないという問題がある。
【0004】
そこで、文字サーバ計算機で定義した外字のコードとその字体データとの一意な組み合わせ(以下、外字セットという)を、文書データの送信に先立って文書クライアント計算機に外字として登録し、文字サーバ計算機から送信された文書データを正しく表示する「プレロード外字処理」を利用し、文書クライアント計算機と文字サーバ計算機とのデータの互換性を確保することが試みられている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−293758号公報(段落[0026]〜[0028]、[0032]、図1、図2参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、文字サーバ計算機から送信した外字セットで文書クライアント計算機の外字領域を変更することは、文書クライアント計算機に既に登録されていたユーザ外字を消去してしまうことになるので、外字セットをクライアント計算機に対してどのように登録すればよいのかが課題となっている。また、別の課題として、JIS第1水準、JIS第2水準には、戸籍を取り扱う上で使用が禁止されている「誤字」が含まれているので、この誤字をチェックして排除するシステムも必要となる。なお、誤字は、正字、俗字とともに漢和辞典に定義されている文字のことである。
【0007】
そこで、端末の日本語文字の支援環境に加工を加えず、端末とサーバとの互換性がとれるようにするために解決すべき課題が生じるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、基本日本語文字セットとこれを補完する基本日本語補完文字セットとからなる日本語統一文字セットを格納した日本語文字統一データベースをサーバに接続したオンライン手続システムにおけるデータの送信方法であって、端末から送信された文字列を前記日本語統一文字セットの各コードにコード単位で対比して前記文字列に前記基本日本語文字セット以外の文字、基本日本語文字セット中の誤字を検出し、基本日本語文字セット以外の文字、基本日本語文字セット中の誤字を、前記日本語統一文字セットの基本日本語文字セット中の一般記号文字のフォントイメージに置換すると共に前記文字列の他の文字を日本語統一文字セットの同じ字形のフォントイメージに置換した後、置換した文字列を端末に返信して端末の画面に表示させると共に、前記日本語文字統一データベースを端末に利用可能に接続して前記日本語統一文字セットの文字により前記文字列の基本日本語文字セット以外の文字、基本日本語文字セット中の誤字を訂正させ、訂正した文字列を、再度サーバに送信させるようにしたオンライン手続システムにおけるデータの送信方法を提供するものである。
【0012】
そして、請求項1記載の発明は、前記日本語統一文字セットを検索する電子辞書を日本語文字統一データベースに格納し、この電子辞書を前記端末の日本語フロントエンドプロセッサ(FEP、キーボードからの入力を日本語変換する手段)で検索して前記基本日本語文字セット以外の文字、基本日本語文字セット中の誤字を訂正させるようにしたオンライン手続システムにおけるデータの送信方法を提供するものである。
【0013】
請求項2記載の発明は、前記日本語統一文字セットに定義された文字を使用して地名辞典データベースを作成し、この地名辞典を前記サーバを介して前記端末に接続可能として戸籍に関する住所の入力に用いられるようにしたオンライン手続システムにおけるデータの送信方法を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本実施の形態に係るオンライン手続システムは、日本語統一文字セット、すなわち、基本日本語文字セット(JIS第1水準、JIS第2水準)と基本日本語補完文字セット、すなわち、JIS第3水準、JIS第4水準及び戸籍の申請に必要な戸籍特有の人名漢字及びその異形体並びに変体仮名を含む文字セットとを文字統一基盤の日本語文字統一データベースに格納しておき、申請受け付け側サーバで、申請側端末から送信された戸籍筆頭者等の文字列に誤字や表示できない文字(以下、誤記ともいう)があったとき、申請側端末に前記日本語文字統一データベースの利用を可能として申請者自身により前記戸籍筆頭者等の文字列の誤記を訂正させるようにするものである。以下、図1乃至図13を参照して本発明の一実施の形態を詳述する。
【0015】
図1は、本実施の形態に係る戸籍申請に係るオンライン手続システム1の解説図である。
オンライン手続システム1において、申請受け付け側サーバ2(地方公共団体側)と文字統一基盤3は、文字統一基盤インタフェイス5を介して互いに接続されており、請求又は届出者の照会のための認証機関4が申請受け付け側サーバ2に接続されている。なお、図1において、請求、届出等の申請を受け付ける申請受け付け側サーバ2(地方公共団体側)と、申請をするための申請側端末6とは分散形のネットワーク7で直接接続されているが、両者の間には、相互を認証するための認証基盤(図示せず)が存在する場合もある。申請受け付け側サーバ2は、戸籍システムにおいて戸籍の申請(届出、証明の請求)を処理するコンピュータであり、また、申請側端末6は、社会保険事務所、家庭等に設置されていてネットワーク7を介して申請受け付け側サーバ2に接続されているコンピュータである。また、前記認証機関4は、申請側端末6が申請受け付け側サーバ2にログインする際に使用するIDカード(図示せず)のID及び電子認証を検証してログインの許可、不許可を申請受け付け側サーバ2に送信するように構成された認証用のコンピュータであり、図示しない照会用のデータベースを保有している。なお、この認証機関4は、前記の説明に限定されることなく、要求に応じて失効リストを配信するサービスを行う等の様々な認証方法をとることが可能である。
【0016】
文字統一基盤3には、日本語文字統一データベースDB1の他、容易な地名入力のための地名辞典データベースDB2が設置されており、日本語文字統一データベースDB1には、基本日本語文字セットとこの基本日本語文字セットの文字を補完する基本日本語補完文字セット(JIS第3水準、JIS第4水準及び戸籍の申請に必要な戸籍特有の人名漢字及びその異形体並びに変体仮名を含む文字セット等)とが格納され、地名辞典データベースDB2には、日本国の新旧の住所編成に対応した地名辞典(辞書ファイル)が格納されている。
【0017】
図2は、申請側端末6、申請受け付け側サーバ2等に関する機能ブロック図である。
申請受け付け側サーバ2の日本語文字入力支援部2a、申請側端末6の日本語文字入力支援部6aは、それぞれ日本語フロントエンドプロセッサ(FEP、キーボードからの入力を日本語変換する手段)と基本日本語文字セットとで構成されている。
【0018】
申請側端末6の文字コード読取部6bは、この申請側端末6の入力画面に定義されている文字コードを読み取り、申請側端末6の符号化形式変換部6cは、文字コード読取部6bによって読み取られた、戸籍に関する証明の請求、戸籍の届出の文字コード、すなわち、戸籍の筆頭者の氏名、本籍、申請者の住所、氏名等の文字コードを所定の符号化形式(例えば、UTF−8)に変換する。そして、申請受け付け側サーバ2のコード変換部2bが、申請側端末6の符号化形式変換部6cにより符号化形式が変換された文字列のコードを、この申請受け付け側サーバ2が使用している基本日本語文字セットのコード体系に変換(デコード)する。
【0019】
その後、申請受け付け側サーバ2は、そのコード変換部2bで変換した文字列のコードを、コード判定部2cにより、日本語統一文字セットの基本日本語文字セットの各コードにコード単位で一文字ずつ対比して戸籍筆頭者の氏名の文字列の各コードに基本日本語文字セット以外のコード(外字を含む)が含まれているかどうかを判定すると共に、この戸籍筆頭者の氏名の文字列の各コードに、日本語統一文字セットの基本日本語文字セット中の誤字のコードと一致するコードが含まれているかどうかを判定する。
【0020】
そして、コード置換部2dが、その戸籍筆頭者の文字列に含まれている基本日本語文字セット以外のコード(外字を含む)や誤字のコードを、日本語統一文字セットの基本日本語文字セット中の一般記号のコードに置換するともに、文字列の他のコードを日本語統一文字セットの同じフォントイメージのコードに置換し、フォントイメージ取得部2eが、日本語統一文字セットのコード定義ファイルに割り付けられているフォントファィルからコード置換部2dで置換された文字と前記文字列の他の文字のフォントイメージとを取得する。
【0021】
文字訂正指示部2fは、前記フォントイメージ取得部2eで取得したフォントイメージの配列をそのまま保持してこれを申請側端末6に返信して申請側端末6の画面に表示させ、データベース接続部2gは、日本語文字統一データベースDB1に申請側端末6を利用可能に接続する。
【0022】
この結果、申請側端末6の画面には、後記するように、戸籍筆頭者の氏名入力セルの文字列に、一般記号のフォントイメージ(例えば、●、■、◆、★等のいずれか一つのビットマップデータ)が表示される。
【0023】
この場合、申請者は、画面に一般記号で表示されている文字、例えば「●」が自分で入力した文字と異なっていることを認識し、画面に表示されている表記により「●」が誤記である旨を理解することになる。なお、誤記を、分かり易くするために、申請側端末6の画面に、「●で表示された文字は、戸籍に記載できない文字です。日本語文字統一データベースDB1を利用して戸籍に記載されている文字を入力して下さい。」、「日本語文字統一データベースDB1を使用する場合は、「検索」と表示された「検索」ボタンを押し、検索画面をご利用下さい。」などのメッセージを送信して申請画面に表示させるようにしてもよい。また、メッセージウインドウを表示してもよい。
【0024】
申請者は、後記するように、日本語文字統一データベースDB1の電子辞書を検索して「●」等で表示された文字を、日本語統一データベースDB1の日本語統一文字セット中から正しい文字を選択して訂正し、訂正後、この文字列を再度送信することになる。この結果、申請側端末6から再度送信した文字列は、申請受け付け側サーバ2で正しく表示でき、印刷できる申請として申請受け付け側サーバ2で受理される。
【0025】
図3は、Webを利用して戸籍の申請手続を実現する申請側端末6と申請受け付け側サーバ2との手続の流れを示すフローチャートの一例である。以下、図1乃至図3を参照してこのフローチャートを説明する。
【0026】
図3に示すように、申請受け付け側サーバ2で常時起動している申請受け付け側プログラムP1は、申請側端末6からログイン要求があると(S1)、パスワードを入力するためのパスワード入力セル(図示せず)と、申請者の住所、氏名を入力するための住所入力セル(図示せず)とを有するログイン手続用画面と、このログイン手続用画面を使用してログイン手続をするためのログイン手続用プログラムP2とを、データベース(図示せず)から取り出してこれを申請側端末6に送信する(S2)。
【0027】
申請側端末6で、ログイン手続用プログラムP2が起動されると(S3)、ログイン手続用プログラムP2は、申請側端末6に接続されているカードリーダ(図示せず)にセットされているIDカードから申請者の住所及び氏名のデータを読み取ってログイン手続用画面の住所入力セルに入力する(S4)。
【0028】
この後、申請側端末6のキーボードによりパスワード入力セルにパスワードが入力され(S5)、前記ログイン手続用画面に設けられている送信ボタン(図示せず)がマウスのクリックによりONされる(S6)と、ログイン手続用プログラムP2がIDカードから読み取った申請者の住所、氏名、ID、及び電子認証と、パスワードとを申請受け付け側サーバ2に送信する(S7)。
【0029】
続いて、申請側端末6から送信された電子認証等の情報を前記認証機関4(図1参照)に送信してその電子証明書の検証を要求する(S8)。
【0030】
認証機関4の検証により、申請者の電子認証が認証される(S9)と、申請受け付け側プログラムP1は、ログインを許可し(S10)、図4に示すように、証明の請求を選択するための「証明請求」ボタンB1と、戸籍の届出を選択するための「戸籍の届出」ボタンB2と、戸籍に関する請求又は届出手続をキャンセルするための「キャンセル」ボタンB3とが設けられている手続開始画面G0を申請側端末6に送信する(S11)と共に、この手続開始画面を使用して申請手続をするための申請手続用プログラムP3を申請側端末6に送信する(S12)。
【0031】
図5は申請手続用プログラムP3のフローチャートである。
申請側端末6で申請手続用プログラムP3が起動され、「証明請求」ボタンB1がマウスでクリックされONとなると(S14のYes)、申請受け付け側サーバ2の申請手続用プログラムP1に証明の手続を開始するための開始信号が送信される(S15)。また、「戸籍の届出」ボタンB2がマウスでクリックされONとなると(S16のYes)、申請受け付け側サーバ2に戸籍の届出の手続を開始するための開始信号が送信される(S17)。なお、キャンセルボタンB3がマウスでクリックされONとなると(S18のYes)、プログラムが終了する。
【0032】
図6は、図5に続く申請手続用プログラムP3のフローチャートである。
申請手続用プログラムP3により申請受け付け側サーバ2(申請受け付け側プログラムP1)に戸籍の請求手続の開始信号が送信されると(S19)、申請受け付け側プログラムP1は、請求書作成画面と証明請求画面とから成る証明申請用画面を申請側端末6に送信する(S20)と共に、この証明申請用画面を使用して戸籍の申請をできるようにするための証明請求手続用プログラムP4を、申請側端末6に送信する(S21)。
また、申請手続用プログラムP3から申請受け付け側プログラムP1に戸籍の届出手続の開始信号が送信されると(S22)、申請受け付け側プログラムP1は、届出用画面を申請手続用プログラムP3に送信する(S23)と共に、この届出用画面を使用して戸籍の届出をできるようにするための届出手続用プログラムP5を申請側端末6に送信する(S24)。
【0033】
図7は、証明を請求するための請求書作成画面G1の一例である。
請求書作成画面G1には、申請者の氏名入力セル11、氏名のフリガナ入力セル12、住所入力セル13、住所の方書入力セル14、生年月日入力セル15、性別入力セル16、電話番号入力セル17、メールアドレス入力セル18の複数入力セルと、戸籍の筆頭者の氏名を入力するための氏名入力セル19、本籍を入力させるための本籍の住所入力セル20と、本籍の入力をする際に用いる「本籍の入力」ボタン21が設けられていて、これら入力セル11〜20に入力するデータによって申請者を特定するようになっている。
【0034】
なお、図示されていないが、前記申請受け付け側プログラムP1は、請求書作成画面G1の申請者の氏名入力セル11、住所入力セル13、方書入力セル14に前記IDカードから読み取ったデータを入力するようになっている。このとき、そのデータの入力を自動的に行うことも可能である。
【0035】
図8は、戸籍の証明請求画面G2の一例である。
証明請求画面G2には、複数の証明を縦一列に表示する証明名称欄22と、各証明1通当たりの手数料を表示する通数手数料表示欄23と、証明毎に通数を入力するための通数入力セル24と、通数入力セル24の手数料合計を表示するための手数料合計欄25とが設けられている。申請手続用プログラムP3は、この証明請求画面において、通数入力セル24に通数が入力されると、手数料合計を算出してこれを手数料合計欄25に表示する。そして、申請受け付け側サーバ2の申請受け付け側プログラムP1は、前記通数入力セル24に通数が入力され、下欄の「送信」ボタン26がクリックされると、手数料合計欄25の額を請求額とする請求明細書を申請側端末6に送信するようになっている。なお、図8では、戸籍全部事項証明(戸籍謄本)の横の通数入力セル24に1が入力されているので、申請側端末6には戸籍全部事項証明1通が送信され、戸籍全部事項証明1通分の請求明細書が送信されることになる。なお、図8に示すように、通数入力セル24毎に小計欄を設けて小計を表示できるようにしてもよい。
【0036】
請求書作成画面G1(図7)において、各セル11〜20にデータを入力する際は、申請側端末6の日本語フロントエンドプロセッサ(FEP)と、申請受け付け側サーバ2の日本語統一文字セットとを用いて行うが、戸籍筆頭者の本籍の入力の際は、簡便化のため、申請受け付け側サーバ2に接続されている地名辞典データベースDB2(図1、図2参照)を利用してもよい。
図9及び図10は、この地名辞典データベースDB2に格納されている地名辞典の一例であり、図7の請求書作成画面G1に設けられている地名辞典ボタン45によって起動する。なお、地名辞典ボタン45は、図2で説明したデータベース接続部2gと連動していて、地名辞典ボタン45をクリックすると、データベース接続部2gの切り換えによって、地名辞典データベースDB2と、日本語統一文字データベースDB1の使用を可能とする。
【0037】
地名辞典は、日本語文字統一データベースDB1の基本日本語文字セット及び基本日本語補完文字セットを用いて、新旧の住所編成に対応させて作成されたCSV形式等の辞書ファイルで構成されており、図9に示す都道府県名画面G3と図10に示す市区町村名画面G4の二つの画面で構成されている。
【0038】
都道府県名画面G3は、画面に表示されている都、道、府、県にマウスのポインタを移動してクリックすることにより、都道府県名が選択されるようになっており、市区町村名画面G4は、都道府県名画面G3で都道府県名が選択されたとき、切り替え画面として申請側端末6の画面に表示されるようになっている。
【0039】
市区町村名選択画面G4には、都道府県名画面G3で確定した都道府県名を表示するための都道府県名表示セル27と、市区町村名を表示するための市区町村名表示セル28と、市区町村に続く町字を表示するための町字名表示セル29と、市区町村名を選択するための市区町村名選択ボックス31と、市区町村に続く町字を選択するための町字名選択ボックス32と、都道府県名画面G3で選択した都道府県名の訂正のための都道府県名選択ボックス33とが設けられている。さらに、市区町村名画面G4には、地番入力のためのキー入力部34が設けられている。キー入力部34は、マウスのクリックによって地番の入力を可能とするものであり、0〜9までの数字と、「丁目」、「番」、「号」のほか、「甲」、「乙」等のキーで構成されている。
【0040】
そして、請求書作成画面G1(図7参照)の戸籍筆頭者の本籍となる住所入力セル20は、都道府県名表示セル27、市区町村名表示セル28、町字名表示セル29及び地番号セル38に連携していて、都道府県名表示セル27、市区町村名表示セル28、町字名表示セル29、地番号セル38に入力された都道府県名、市区町村名、町字、番地がこの順に請求書作成画面G1の戸籍筆頭者の本籍の住所入力セル20に入力されるようになっている。
【0041】
また、市区町村名画面G4には、前記市区町村名選択ボックス31、町字名選択ボックス32、都道府県名選択ボックス33の容易な検索のために、都道府県名検索セル40、市区町村名検索セル41及び町字名検索セル42が設けられると共に、検索入力のためのボタン、具体的には、「入力した検索条件で検索を行う場合ここを押して下さい」ボタン43や「はじめから検索条件を入力したい場合ここを押して下さい」ボタン44が設けられ、さらに、検索若しくは選択された都道府県、市区町村、町字、地番を並べて表示させるための本籍表示セル35〜38が設けられている。
「入力した検索条件で検索を行う場合ここを押して下さい」ボタン43は、都道府県名検索セル40、市区町村名検索セル41、町字名検索セル42の少なくとも一つに入力した検索条件で検索を開始するボタンであり、「はじめから検索条件を入力したい場合ここを押して下さい」ボタン44は、検索条件を初期化して新たに検索をする場合に用いられるボタンである。
【0042】
前記地名辞典を利用して戸籍筆頭者、申請者の住所を入力する場合、まず、請求書作成画面G1に表示されている「地名辞典」ボタン45をクリックし、申請側端末6の画面に都道府県名画面G3(図9)を出現させる。次に、都道府県名画面G3で、戸籍筆頭者の本籍となる都道府県(例えば、東京都)にマウスのポインタを位置させ、この状態でマウスをクリックする。前記したように都道府名画面G3は、市区町村名画面G4に連動しており、市区町村名画面G4の市区町村名選択ボックス31、町字名選択ボックス32に表示される市、区、町、村、町字は、それぞれ都道府県名を検索条件とするCSV形式等のファイルから呼び出される。このとき、市区町村名画面G4の都道府県名表示セル27及び前記請求書作成画面G1の戸籍筆頭者の本籍となる住所入力セル20には、前記都道府県名画面G3で選択した都、道、府、又は県が入力される。
【0043】
この状態で市区町村名選択ボックス31、町字名選択ボックス32に表示されている市区町村名、町字名を順次、選択すると、選択した市、区、町又は村名、町字名が同画面の市区町村名表示セル28、町字名表示セル29に入力される。
【0044】
最後に、同画面に表示されているキー表示部34の0〜9、「丁目」、「番」、「号」、「甲」、「乙」等のキーをマウスでクリックし、地番号セル38に地番を入力すると、地番号セル38に地番が入力され、戸籍筆頭者の本籍の入力が完了する。
【0045】
なお、画面下の「申請者入力画面に戻る」ボタン46は、図7に示した請求書作成画面G1に戻る場合に使用するボタンであり、「地名の入力を完了する」ボタン47は、市区町村名画面G4における入力を確定するボタンである。
【0046】
従って、請求書作成画面G1、都道府県名画面G3、市区町村名画面G4、請求作成画面G1、証明請求画面G2の順で入力を行うと証明の請求書(電子請求書)を簡単且つ正確に作成することができる。
【0047】
市区町村名画面G4による市区町村、町字の選択及び地番の入力を完了し、証明請求画面G2(図8参照)に設けられている送信ボタン26をクリックすると、申請受け付け側サーバ2に証明の請求が送信されるが、戸籍筆頭者の氏名の文字列に外字や誤字が含まれていたり、戸籍筆頭者の表記と異なる文字が含まれている場合がある。
【0048】
図11は、このような外字や、誤字、戸籍の筆頭者の表記と異なる文字を排除するための誤記処理プログラムのフローチャートの一例である。以下、図1、図2、図11を参照してこのフローチャートを説明する。
【0049】
図11に示すように、誤記処理プログラムは、前記証明請求画面G2の「送信」ボタン26のONによって起動する(S26)。誤記処理プログラムが起動すると、申請側端末6の文字コード読取部6b(図1、図2参照)によって請求書作成画面G1に定義されている文字コードが読み取られる(S27)。
【0050】
次に、符号化形式変換部6cが、文字コード読取部6bによって読み取られた、戸籍に関する証明の請求書、戸籍の届出の文字コード、すなわち、戸籍の筆頭者の氏名、本籍、申請者の住所、氏名等の文字コードを所定の符号化形式(例えば、UTF−8)に変換し(S28)、申請側端末6から申請受け付け側サーバ2に送信する。
なお、符号化形式の変換は、CSV形式等の符号化形式変換ファイルに基づいて実施する。
【0051】
申請受け付け側サーバ2では、コード変換部2bが、申請側端末6の符号化形式変換部6cにより符号化形式が変換された文字列のコードを、この申請受け付け側サーバ2が使用している基本日本語文字セットのコード体系に変換(デコード)する(S29)。
【0052】
次に、コード判定部2cにより、コード変換部2bで変換した基本日本語文字セットのコードを、日本語統一文字セットの基本日本語文字セットの各コードにコード単位で一文字ずつ対比する。すなわち、戸籍筆頭者の氏名の文字列の各コードに基本日本語文字セット以外のコード(外字を含む)が含まれているかどうかを判定し(S30)、この戸籍筆頭者の氏名の文字列の各コードに、日本語統一文字セットの基本日本語文字セット中の誤字のコードと一致するコードが含まれているかどうかを判定する(S31)。
【0053】
そして、コード置換部2dが、その戸籍筆頭者の文字列に含まれている基本日本語文字セット以外のコードや誤字のコードを、日本語統一文字セットの基本日本語文字セット中の一般記号のコードに置換するとともに、文字列の他のコードを日本語統一文字セットの同じフォントイメージのコードに置換し(S32)、続いてフォントイメージ取得部2eが、日本語統一文字セットのフォントファィルからこのコード置換部2dで置換された文字と前記文字列の他の文字のコードに対応するフォントイメージとを取得する(S33)。次に、文字訂正指示部2fが、前記フォントイメージ取得部2eで取得したフォントイメージの配列をそのまま保持、すなわち、文字列を崩さずにこれを申請側端末6に返信して申請側端末6の請求書作成画面G1の氏名入力セル19に表示させて訂正を指示する(S34)と共に、データベース接続部2gが、申請側端末6を日本語文字統一データベースDB1に利用可能に接続し(S35)、更に、前記請求書作成画面に、電子辞書ボタン(図示せず)を表示させる。
【0054】
この結果、申請側端末6の請求書作成画面G1の戸籍筆頭者の氏名入力セル19には、図12に示すように、戸籍筆頭者の氏名入力セルの文字列に、ステップS30、ステップS31で検出された文字が一般記号のフォントイメージ(例えば、●、★、◆、■等のいずれか一つ)で表示され、申請者に対して誤字の提示がなされる。
【0055】
申請者は、請求書作成画面G1の氏名入力セル19の文字、「●」が自分で入力した文字と異なっていることを認識し、画面の「筆頭者氏名で入力できない文字がある方」ボタン50をクリックして、この文字「●」を正しい文字に訂正して再度、前記送信ボタン26ではなく、再送信ボタン(図示せず)をクリックして申請受け付け側サーバ2に送信することになる。この再送信ボタンは、誤記処理プログラムの起動時に前記請求書作成画面G1に表示される。
【0056】
文字を訂正する場合、申請側端末6のキーボード、日本語フロントエンドプロセッサ(FEP)を利用して日本語文字統一データベースDB1に格納されている電子辞書を使用することになる。
この電子辞書は、前記日本語統一文字セットを利用する辞書ファイルで構成されており、日本語統一文字セットのコード定義ファイルに割り付けられているフォントファイルのフォントイメージを呼び出すCSV形式等のファイルである。電子辞書の辞書ファイルは、読み、部首、コード(UNIコード、シフトJISコード)、画数、単漢字、大漢和辞典検索のほか、へん、つくり、かんむり等の部品検索に対応した各種の辞書ファイルと、登録に対応した辞書登録ファイルとに区分されている。この場合に、部品検索用の辞書ファイルは、例えば、「心」、「土」、「可」、「付」等のようにそれ自身が読みや意味を持つ漢字を検索部品として、この検索部品により、それぞれ「芯」、「塞」、「荷」、「府」等の部品を持つ漢字を検索するようにした、言わば、漢字で漢字を検索するCSV形式等のファイルである。
そして、前記電子辞書ボタンは、マウスによりクリックされると、検索プログラムを呼び出すようになっている。
この検索プログラムは、呼び出されると同時に起動して、最初に検索方式選択画面を呼び出すようになっており、検索方式選択画面は、読み検索ボタン、部首検索ボタン、コード検索ボタン(UNIコード検索ボタン、シフトJISコード検索ボタン)、画数検索ボタン、単漢字検索ボタン、大漢和辞典検索ボタン、へん、つくり、かんむり等の部品検索ボタン等が表示された画面で構成されている。
検索方式選択画面において、各ボタンにより検索方式を選択すると、対応する辞書ファイルによる検索が可能となり、検索セルが表示される。例えば、読み検索ボタンをマウスでクリックした場合には、読み検索用の辞書ファイルを検索するための検索セルが表示され、部首検索ボタンをクリックした場合は、部首検索用の辞書ファイルを検索するための検索セルが表示される。
例えば、読み検索画面で、「こう」の読みを検索セルに入力し、同画面の検索開始ボタンをクリックした場合は、読みが「こう」の漢字が多数、表示された候補画面が出現する。候補画面は、フォントイメージで表示された各文字にマウスのポインタが重なった状態でマウスが1度クリックされると、その文字を置換文字として確定し、同じく、各文字にマウスのポインタが重なった状態でマウスが2度クリックされると、確定をキャンセルするようになっている。
一方、請求書作成画面G1(図7)の氏名入力セル19は、この氏名入力セル19に表示されている氏名の文字列の一文字、例えば「●」が置換候補としてマウスでクリックされると、その文字を置換候補として確定するようになっており、また、前記検索プログラムは、前記電子辞書の候補画面で置換文字が選択されたときは、その辞書ファイルからコードを取得してそのフォントイメージで氏名入力セル19の「●」を書き換えるようになっている。
【0057】
つまり、図11の例で説明すると、送信ボタン26のクリックによって戸籍の筆頭者の氏名「戸籍◆糸力◆助」が申請側端末6から申請受け付け側サーバ2に送信される。文字列「戸籍◆糸力◆助」は、申請側端末6で別のコード体系の文字列(UTF−8形式等)に変換された後、申請受け付け側サーバ2に送信される。この文字列「戸籍◆糸力◆助」は、さらに、申請受け付け側サーバ2でUNIコード体系にデコード(逆変換)される。文字列の各コードは、日本語統一文字セットの基本日本語文字セット以外の文字を含んでいるか、また、基本日本語文字セットの誤字を含んでいるかが判定される。図11の例では、「戸」の文字は、「E688D8」に、「籍」の文字は、「E7818D」に、「糸力」の文字は「EE8080」、「助」の文字は「E58AA9」となり、全体は、「E688D8 E7818D EE8080 E58AA9」となるが、「EE8080」の文字は、外字であり、日本語統一文字セットにも存在しない文字であるので判定不能(FAIL)となる。検出された外字は、日本語文字統一データベースDB1の基本日本語文字セットの一般記号文字の文字コードに置換され、文字列の他の文字も統一基本日本語データベースDB1の同じフォントイメージのコードに変換される。そして、日本語統一文字セットから取得されたフォントイメージの日本語統一文字セットのコードで申請側端末6にフォントイメージで返信される。なお、この例において、「戸籍◆糸力◆助」の◆と◆の間の「糸力」という文字は、JIS第1水準、JIS第2水準に存在せず表記できない文字であるため、便宜上、2つの文字(2つの2バイト文字)で表現しているものである。また、◆の文字も説明の便宜上、「糸力」の文字を文字列中の他の文字から区別するために表記した文字であり、申請側端末6から送信された戸籍の筆頭者の氏名の文字列に実際に含まれているものではない。また、図11において、日本語統一文字セットではコードで文字列(戸籍筆頭者の氏名)が返されるように表示されているが、これは、フォントイメージがどのようなコードなのかを例示したものであり、コードで送信する例を示したものではない。
【0058】
この結果、図12に示した請求書作成画面G1の戸籍筆頭者の氏名入力セル19の「戸籍●助」は「戸籍◆糸力◆助」となり、この状態で、返信すると、戸籍の証明の請求書及び戸籍の届出は、表示可能で誤字のないものとして受付され、戸籍筆頭者の氏名として確定される。
【0059】
なお、図13は、日本語統一文字セットのコード定義ファイル(キャラクタマップBMP)の一例を示す概略図である。この例では、日本語統一文字セットのコード定義ファイルは、UNIコード対応となっていて、00面から16面までの17面構成となっており、図13に示すように、その01面に、基本日本語文字セット(JIS X 6226−1978、JIS X 0206−1983、JIS X 208−1997、JIS X 0208−2000)が定義され、同じく01面に、基本日本語補完文字セット(戸籍特有の人名漢字、その異形文字、変体文字を含む文字セット(JIS X 0221相当))が定義されている。ここで、例えば、BMP面以外の文字フォントファイルが申請側端末6にインストールされるようになった場合は、ISO/IECの規格に沿って文字のイメージデータの番号付けを実施することも考えられる。また、申請受け付け側サーバ2でISO/IECの規格に沿ったコード体系及びフォントファイルを用意することによって、イメージデータとして処理するのではなく、文字コードとして処理することも可能となる。
【0060】
従って、本実施の形態に係るオンライン手続システム1によれば、申請側端末6の外字を変更することなく、戸籍の申請、証明の請求を行うことができ、また、申請側端末2の外字を使用した戸籍の申請がなされた場合でも、申請者自身が訂正することになるので、信頼性が高いシステムとすることができる。
【0061】
以上本発明について好適な実施の形態について一例を示したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)前記実施の形態では、申請者のアクセス権限の確認処理を、ログイン手続に伴って行うようにしたが、届出書や請求書の提出のときに実施してもよい。
(2)前記実施の形態では、証明請求手続用プログラムや届出手続用プログラムを申請側端末に送信して、申請側端末において請求データや届出データの確認処理を行うようにしたが、申請受け付け側サーバにおいてその確認処理を行うようにしてもよい。
(3)前記実施の形態には記載していないが、申請された文字と戸籍データとの確認処理を、戸籍データを管理しているシステムと連携して実施している。この確認処理において、文字の完全一致検索が困難な場合があると考えられる。例えば、戸籍上は「齋藤」又は「齊藤」であるが一般社会生活において「斎藤」を使っている者が、戸籍上も「斎藤」であると勘違いして、オンライン申請において「斎藤」と入力した場合等である。この場合、厳密には文字が異なるわけであるが、このような入力を却下するのは、実際の運用上支障を来すと思われる。そこで、「齋」「齊」「斎」等の文字をグループ化し、そのグループ化した情報を日本語文字統一データベースに登録しておき、申請された文字と戸籍データとの確認処理に役立てるようにすることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したことから明らかなように、本発明によれば次の如き優れた効果が発揮される。
(1)端末の日本語文字の支援環境に加工を加えずに、端末から送信した文字をサーバで表示可能で且つ印刷可能なデータとして受理することができる。
(2)また、戸籍特有の人名漢字及びその異形体、並びに変体仮名の文字列でもサーバで表示可能で且つ印刷可能なデータとして受理することができ、誤字を排除することができる。
(3)さらに、端末の画面にサーバに送信する文字列をフォントイメージで表示するセルを表示させ、このセルに、前記サーバから返信する文字列のフォントイメージを表示させて申請側に誤記を指示するので、誤記の認識が容易なものとなる。
(4)端末側の日本語フロントエンドプロセッサ(FEP)で検索できるようにしたので、訂正の作業を容易にすることができる。
(5)また、地名辞典データベースを利用できるので戸籍に関する住所の入力を正確且つ容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る戸籍申請に係るオンライン手続システムの解説図である。
【図2】申請側端末、申請受け付け側サーバ等に関する機能ブロック図である。
【図3】Webを利用して戸籍の申請手続を実現する申請側端末と申請受け付け側サーバとの手続の流れを示すフローチャートの一例である。
【図4】申請側端末の手続開始画面を示す図である。
【図5】申請手続用プログラムのフローチャートである。
【図6】図5に続く申請手続用プログラムのフローチャートである。
【図7】証明を請求するための請求書作成画面の一例である。
【図8】戸籍の証明請求画面の一例である。
【図9】地名辞典データベースに格納されている地名辞典の都道府県名画面の一例を示す解説図である。
【図10】地名辞典データベースに格納されている地名辞典の市区町村名画面の一例を示す解説図である。
【図11】外字や、誤字、戸籍の筆頭者の表記と異なる文字を排除するための誤記処理プログラムのフローチャートの一例を示すフローチャートである。
【図12】申請受け付け側サーバから申請側端末に返信する場合の端末の画面に表示される文字列の状態を示す請求書作成画面の一例を示す図である。
【図13】日本語統一文字セットの文字コード定義ファイル(キャラクタマップ)の概略図である。
【符号の説明】
1 オンライン手続システム
2 申請受け付け側サーバ
2d コード置換部
2c コード判定部
2e フォントイメージ取得部
2g データベース接続部
6 申請側端末
6c 符号化形式変換部
DB1 日本語文字統一データベース
DB2 地名辞典データベース

Claims (2)

  1. 基本日本語文字セットとこれを補完する基本日本語補完文字セットとからなる日本語統一文字セットと、その日本語統一文字セットを検索するための統一電子辞書とを格納した日本語文字統一データベースをサーバに接続したオンライン手続システムにおけるデータの送信方法であって、
    端末から送信された文字列を前記日本語統一文字セットの各コードにコード単位で対比して前記文字列に前記基本日本語文字セット以外の文字、基本日本語文字セット中の誤字を誤記として検出し、
    前記誤記を、前記日本語統一文字セットの基本日本語文字セット中の一般記号文字のフォントイメージに置換すると共に前記文字列の他の文字を日本語統一文字セットの同じ字形のフォントイメージに置換した後、置換した文字列を端末に返信して端末の画面に表示させると共に、
    前記日本語文字統一データベースを端末に利用可能に接続して、前記端末の日本語フロントエンドプロセッサで、前記統一電子辞書の前記日本語統一文字セットの文字を検索して入力することにより前記文字列の前記誤記を訂正させ、
    前記訂正した文字列を、再度サーバに送信させるようにしたことを特徴とするオンライン手続システムにおけるデータの送信方法。
  2. 前記日本語統一文字セットに定義された文字を使用して地名辞典データベースを作成し、この地名辞典を前記サーバを介して前記端末に接続可能として戸籍に関する住所の入力に用いられるようにした請求項1に記載のオンライン手続システムにおけるデータの送信方法。
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