JP6752480B1 - 出願データと調査書データのマッチング方法 - Google Patents
出願データと調査書データのマッチング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6752480B1 JP6752480B1 JP2020075050A JP2020075050A JP6752480B1 JP 6752480 B1 JP6752480 B1 JP 6752480B1 JP 2020075050 A JP2020075050 A JP 2020075050A JP 2020075050 A JP2020075050 A JP 2020075050A JP 6752480 B1 JP6752480 B1 JP 6752480B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- school
- survey
- examination
- report
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 220
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 125
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 47
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 241001522296 Erithacus rubecula Species 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 235000014510 cooky Nutrition 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006386 memory function Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000009385 viral infection Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法であって、
前記Webサーバが、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む提出用調査書データのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記提出用調査書データのアップロードを受付する提出用調査書データ受付工程と、
前記Webサーバが、前記提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記提出用調査書データの仮登録を受付する仮登録受付工程と、
前記Webサーバが、前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記提出用調査書データ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行工程と、
前記Webサーバが、前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、
前記Webサーバが、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付工程と、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、
前記Webサーバが、出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示工程と、
を含むことを特徴とするマッチング方法を提供する。「サーバ群」には、複数のサーバの組み合わせのみならず、複数種類のサーバ機能を有する1つのサーバをも含む。各サーバは物理的に独立したサーバであっても、複数種類のサーバが物理的に同じサーバであっても、1つのサーバが物理的に複数のサーバで構成されていてもよい。データベースはいずれかのサーバ内にあってもよいし、独立したサーバにあってもよいし、複数のサーバに分散して存在してもよい。また、志願者は、入学試験の受験者の他、検定試験の受検者であってもよい。振仮名情報は、ひらがな表記でもカタカナ表記でもよいし、アルファベット表記でもよい。
前記提出用調査書データは、公開鍵又は共通鍵を用いて暗号化すること、
前記仮登録受付工程において、
前記Webサーバが、前記提出用調査書データを、前記公開鍵に対応する秘密鍵又は共通鍵を用いて復号することが好ましい。秘匿性の高い調査書データを含む提出用調査書データが、暗号化した状態でアップロードされるため、調査書データの情報漏洩を防止でき、セキュリティを強化できる。
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、出身校識別子と生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を検出し、出願データがある場合は出願が登録済みであることの情報を、出願データがない場合は未登録であることの情報を、各調査書データに含めて前記提出用調査書データの一覧を前記出身校端末に表示させること、
及び、
前記仮登録受付工程において、
前記Webサーバが、前記提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データのいずれかで漏れ又はミスが検出された場合に、仮登録を受け付けず、漏れ又はミスがあった個所のエラー表示を、各調査書データに含めて前記提出用調査書データの一覧を前記出身校端末に表示させることが好ましい。志願者が出願手続きを行っていないことが出身校で把握でき、かつ、志願者が出願手続き前でも、調査書データのエラーが表示されるので、出願締め切り前でも調査書の不備が確認でき、業務の集中を緩和することができる。
前記Webサーバが、受付した出願データに一意の出願識別子を追加すること、
及び、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出された調査書仮登録データに出願識別子が含まれるかを検出し、
出願識別子が検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、すでに調査書データが確定済であることを含めて、前記出身校端末に表示させることがより好ましい。すでに確定した調査書を二重に提出することを防止できる。
前記Webサーバが、出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新工程を含み、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出された調査書仮登録データに出願識別子が検出されなかった場合に、
対応する出願データにおいて受験料納付済情報の有無を検出し、
受験料納付済情報が検出されなかった場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書データを、未払いであることを含めて、前記出身校端末の画面に表示し、
受験料納付済情報が検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書データを、支払済であること及び内容確定の選択が可能なエリアを含めて、前記出身校端末の画面に表示し、内容確定の選択を受付すること、
さらに、
前記Webサーバが、前記マッチング結果表示工程において内容確定の選択がされた調査書データについて、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶工程を含むことがより好ましい。志願者が受験料納付手続きを行っていないことが出身校で把握でき、かつ、志願者が受験料納付手続き前でも、調査書データの仮登録ができるので、出身校の教員の業務集中を緩和することができる。
前記Webサーバが、前記出願データに志願者識別子を追加すること、
前記確定済調査書記憶工程において、
前記Webサーバが、前記確定済調査書データに志願者識別子を追加し、前記出願データに調査書確定フラグを追加すること、
及び、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で検出した出願データに調査書確定フラグを含むかを検出し、
調査書確定フラグが検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、すでに調査書データが確定済であることを含めて、前記出身校端末に表示させることが好ましい。すでに確定した調査書を二重に提出することを防止できる。
前記Webサーバが、受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付し、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内の受験校のデータベースに記憶された前記調査書データを表示しダウンロードする調査書出力工程を含むことが好ましい。表示する調査書データは、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データに含まれる。受験校側では、調査書と出願データとの突合せが不要となると同時に、ナンバリングも不要となり、出願受付業務が飛躍的に軽減される。したがって、情報の完全性、機密性に配慮しつつ簡便に、短期間に大量のインターネット出願システムで作成する出願データと調査書データを紐付けることができ、出身校側及び受験校側の試験事務に係るすべての教員の業務時間の削減ができる。
また、前記調査書用共通鍵を、受験校用パスフレーズを用いて暗号化して暗号化調査書用共通鍵(受験校用)として記憶していること、
前記提出用調査書データ受付工程において、
前記WEBサーバが、前記出身校用パスフレーズを受付すること、
前記登録番号発行工程において、
前記Webサーバが、前記調査書用共通鍵を、前記暗号化調査用共通鍵(出身校用)から、前記出身校用パスフレーズを用いて復号し、復号した前記調査書用共通鍵を用いて前記各調査書データを暗号化し、前記出身校識別子と前記登録番号とは、暗号化した前記各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとすること、
前記仮登録データ読込工程において、
前記Webサーバが、前記調査書用共通鍵を、前記暗号化調査用共通鍵(出身校用)から、前記出身校用パスフレーズを用いて復号し、復号した前記調査書用共通鍵を用いて、前記各調査書データを復号すること、
前記調査書出力工程において、
前記Webサーバが、受験校端末からの受験校用パスフレーズを受付し、
前記Webサーバが、前記調査書用共通鍵を、前記暗号化調査用共通鍵(受験校用)から、前記受験校用パスフレーズを用いて復号し、前記各調査書データを、復号した前記調査書用共通鍵を用いて復号して、表示しダウンロードすることが好ましい。秘匿性の高い調査書データを含む提出用調査書データを、暗号化した状態でアップロードを受付し、復号し、調査書データを調査書用共通鍵によって暗号化してデータベースに記憶するため、提出用調査書データ作成後、どの段階でも調査書データの情報漏洩を防止でき、セキュリティを強化できる。さらに、調査書用共通鍵の暗号化及び復号を組み合わせ、情報漏洩をより防止できる。また、受験校端末へ調査書データを表示するには、調査書データを復号する共通鍵を、出身校と別のパスフレーズを用いて復号するため、情報漏洩防止の観点から、セキュリティ面でより優れる。
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有し、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチングシステムであって、
前記Webサーバが、
志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む提出用調査書データのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記提出用調査書データのアップロードを受け付けする提出用調査書データ受付手段と、
前記提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記提出用調査書データの仮登録を受付する仮登録受付手段と、
前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記提出用調査書データ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行手段と、
前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付手段と、
出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付手段と、
前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込手段と、
出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出手段と、
前記出願データ検出手段で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示手段と、
を有することを特徴とするマッチングシステムを提供する。
前記Webサーバが、
出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新手段と、
前記マッチング結果表示手段によって内容確定の選択がされた調査書データについて、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶手段と、
前記受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする調査書出力手段と、
を有することが好ましい。志願者が受験料納付手続きを行っていないことが出身校で把握でき、かつ、志願者が受験料納付手続き前でも、調査書データの仮登録ができるので、出身校の教員の業務集中を緩和することができる。受験校側では、調査書と出願データとの突合せが不要となると同時に、ナンバリングも不要となり、出願受付業務が飛躍的に軽減される。
前記データベースサーバには、前記調査書データを暗号化及び復号する調査書用共通鍵を、暗号化して記憶してあり、
前記Webサーバがアップロードを受付する前記提出用調査書データは、前記調査書用共通鍵とは別の鍵を用いて暗号化してあり、
前記仮登録受付手段が、
前記提出用調査書データを、暗号化した前記提出用調査書データから復号すること、
前記登録番号発行手段が、
前記調査書用共通鍵を、暗号化した前記調査書用共通鍵から復号し、
復号した前記調査書用共通鍵を用いて、各調査書データを暗号化すること、
前記仮登録データ読込手段が、
前記調査書用共通鍵を復号し、復号した前記調査書用共通鍵を用いて、前記Webサーバが各調査書データを復号すること、
及び、
前記Webサーバが、
出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新手段と、
前記マッチング結果表示手段によって内容確定の選択がされた調査書データについて暗号化し、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶手段と、
前記受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを、各調査書データは復号して、表示しダウンロードする調査書出力手段と、
を有することが好ましい。秘匿性の高い調査書データを含む提出用調査書データが、暗号化した状態でアップロードされ、暗号化された共通鍵によって暗号化されてデータベースに記憶されるため、サーバ運営にあたる運営者でも調査書データを閲覧できないため、さらに調査書データの情報漏洩を防止でき、セキュリティの強化を実現できる。
本実施例では、一例として、インターネットで出願受付を行う高校入学試験における、出願データと調査書のマッチングについて述べるが、高校入学試験に限定するものではなく、大学入学試験や中学校入学試験等、他の入学試験でもよく、さらには各種検定試験でもよい。志願者は、入学試験の受験者の他、検定試験の受検者であってもよい。
本実施例のマッチング方法は、入試又は検定のインターネット出願において、(A)志願者端末1と出身校端末2とにネットワーク4を介して接続された1又は複数のWebサーバ6と、Webサーバ6に相互に接続した1又は複数のデータベースサーバ7と、を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群5を有し、(B)志願者端末1から入力される出願データと出身校端末2から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法である。本実施例のマッチング方法は、(Step10)Webサーバ6が、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む提出用調査書データのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2に表示し、出身校端末2から、提出用調査書データのアップロードを受付する提出用調査書データ受付工程と、(Step20)Webサーバ6が、提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、提出用調査書データの仮登録を受付する仮登録受付工程と、(Step30)Webサーバが、ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した提出用調査書データ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに追加し、登録番号を出身校端末2に表示させる登録番号発行工程と、(Step40)Webサーバ6が、志願者端末1から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、(Step50)Webサーバ6が、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付工程と、(Step60)Webサーバ6が、データベースサーバ7内で受験校のデータベースから、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、(Step70)Webサーバ6が、ログインIDに関連付けられる出身校識別子が調査書仮登録データの有する出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無をデータベースサーバ7内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、(Step80)Webサーバ6が、出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、出身校端末2に表示させるマッチング結果表示工程と、を含むものである。
Webサーバ6は、出身校に配布された出身校画面情報に記載された出身校画面のURLにアクセスした出身校端末2から、IDとパスワードでログインを受付する。出身校画面にログインしたIDより特定される出身校識別子が、データベースサーバ7内の受験校のデータベース71に記憶される。ログインされたアカウント情報すなわちログインIDに出身校識別子が関連づけて記憶されている。
Webサーバ6は、出身校画面にログインした出身校端末2から、表計算ソフトで作成したマクロを含む所定の表計算ファイルフォーマットのダウンロードを受付する。図6は、本発明のマッチング方法の実施例1・実施例2における表計算ファイルのダウンロード受付画面例である。なお、図6において、パスフレーズ及びその枠については、後述する実施例2における画面例での追加内容であり、実施例1では表示しない。図6に示したように、出身校画面において、フォーマットとしてクリックしてダウンロード可能としてあり、ダウンロードを受け付ける。表計算ファイルのダウンロードをした出身校の教員は、上述した表計算ファイルに志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分入力する。既存のファイルからコピーしてペーストしてもよい。図7は、本発明のマッチング方法の実施例1・実施例2における所定の表計算ファイルの例である。上述した表計算ファイルには、提出用ファイル書き出しスイッチが設けてあり、クリックによりマクロがスタートし、提出用調査書データがデスクトップに自動作成される。
図8は、本発明のマッチング方法の実施例1・実施例2における提出用調査書データのアップロード受付画面から登録番号発行画面までの推移例である。例えば、図7において、一番左の組番、番号はマッチングに使用しない。左から2番目、3番目の性別情報はマッチングに使用してもよい。左から4番目の氏名の振仮名はマッチングに使用する。左から5番目の氏名漢字はマッチングに使用してもよい。左から6〜8番目の生年月日はマッチングに使用する。左から9〜18番目の内申書データはマッチングに使用しない。左から19番目の学校コードは受験校を特定するコードであり、マッチングに使用しない。出身校画面にログインしているアカウント情報により特定される出身校識別子はマッチングに使用される。提出用調査書データのアップロード受付画面から登録番号発行画面、そしてマッチング結果表示画面、登録確定の画面まで、出身校端末に表示する一連の画面を総称して調査書登録画面という。なお、図8において、パスフレーズ及びその枠については、後述する実施例2における画面例での追加内容であり、実施例1では表示しない。
Webサーバ6が、提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、提出用調査書データの仮登録を受付する。図8左下に示すように、出身校画面には、入力した内容が表として表示される。
Webサーバが、ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した提出用調査書データ毎に同じ登録番号情報と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、データベースサーバ7内で受験校のデータベースの調査書仮登録テーブルに追加し、図8右下に示すように、登録番号を出身校端末2に表示させる。したがって、本実施例では、対応する出願データがデータベースサーバ7内になくても仮登録を受付することができる。調査書仮登録データは、登録番号、生年月日、氏名の振仮名、氏名の漢字、内申書データ、出身校識別子、調査書登録ナンバーの各属性(カラム)のレコード(要素)を有しており、出願識別子は有していない。調査書仮登録データは、そのほかに、性別や出願種別の各属性(カラム)のレコード(要素)を有してもよい。出身校端末2は、登録番号発行工程後、ログアウトして、後述する調査書確認受付工程(Step50)で再度ログインしてもよい。
Webサーバ6が、志願者端末1から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、データベースサーバ7内で受験校のデータベースの出願データテーブルに追加する。出願受付工程は、提出用調査書データ受付工程より前でもよい。確定済調査書記憶工程前までに完了していれば、その志願者の調査書データについては、確定済調査書記憶工程に進むことができる。出願受付工程において志願者端末1に表示させる画面は出願フォーム画面で、出願フォーム画面では、生年月日、氏名の漢字、氏名の振仮名、出身校識別子(出身校名での選択による自動入力でもよい)、クラス、クラス内の番号、住所、性別、出願種別のほか、電話番号や保護者名等を入力させてもよい。
Webサーバ6が、出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、出願データに受験料納付済情報を追加する。本実施例では、Webサーバ6が、志願者端末1から、受験料の支払を受付する。即時決済の場合は、決済会社のシステムとのインターフェースによって支払受付完了とともに受験料納付済情報がベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加される。即時決済でない場合は、決済会社のシステムとのインターフェースによって決済IDを取得し出願データに追加され、コンビニ決済等のクレジットカード決済以外の決済を決済会社のシステムとのインターフェースによって確認すると、受験料納付済情報が出願データに追加される。決済会社の情報は、本実施例のマッチングシステムが自動でアップデートを行う。コンビニやATMでの支払では、決済会社のシステムからPUSHで本実施例のマッチングシステムのサーバに情報を得て、あるいはPULL型では定期的問い合わせで情報を得て、受験料納付済情報を更新する。
本工程は、マッチングプログラムではなく受験番号発行プログラムによる。図5の下方に示したように、出願データ作成時において、Webサーバ6が、受験料納付済情報と受験番号の有無を検索し、受験料の支払が完了していて受験番号が未発行である場合、受験番号を発行してデータベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加する。出願データに調査書データ(確定済み調査書データ又は調査書仮登録データ)が関連づけられたとき、Webサーバ6が、受験料納付済情報と受験番号の有無を検索し、受験料の支払が完了していて受験番号が未発行である場合、受験番号を発行してデータベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加される。あるいは、出願データに受験料納付済情報が関連づけられた後、予め指定した期日が到来すると、Webサーバ6が、受験番号を発行してデータベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加されるものであってもよい。受験番号が発行されると、受験校端末3からも、受験番号を確認できるようにする。受験番号が発行されると受験票が発行可能となり、Webサーバ6は、志望者端末1から受験票発行要求を受付し、受験票を志望者端末1に表示しダウンロード可能とする。
図9は、本発明のマッチング方法の実施例1・実施例2における調査書確認画面からマッチング結果表示画面までの推移例である。なお、図9において、パスフレーズ及びその枠については、後述する実施例2における画面例での追加内容であり、実施例1では表示しない。図10は、本発明のマッチング方法の実施例1・実施例2におけるマッチング処理のフロー図である。登録番号発行工程(Step30)でログアウトして再度ログインする場合、Webサーバ6は、出身校に配布された出身校画面情報に記載された出身校画面のURLにアクセスした出身校端末2から、IDとパスワードでログインを受付する。出身校画面にログインしたIDにより特定されるアカウント情報により特定される出身校識別子が、データベースサーバ7内の受験校のデータベース71に記憶される。出身校画面において、図9左上に示したように、確認・登録確定のボタンをクリックすると、図9右上に示したように登録番号の入力画面が表示される。Webサーバ6が、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2から、登録番号の入力を受付する。
Webサーバ6が、データベースサーバ7内で受験校のデータベースから、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む。
Webサーバ6が、出身校識別子がログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無をデータベースサーバ7内で受験校のデータベース71から検出する。本実施例では、カタカナで入力されていても自動的にひらがなに統一してマッチングするが、カタカナで統一してマッチングしてもよいし、アルファベットで統一してマッチングしてもよい。
Webサーバ6が、出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、出身校端末2に表示させる。
Webサーバ6が、マッチング結果表示工程において内容確定の選択がされた調査書データについて、出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとしてデータベース7内で受験校のデータベース71に調査書仮登録データと関連付けて記憶する。確定済調査書データは、登録番号、調査書登録ナンバー、出願識別子、志願者識別子の各属性(カラム)のレコード(要素)を有する。確定済調査書データは、生年月日、氏名の振仮名、氏名の漢字、内申書データ、出身校識別子については、物理的にコピーを有しておらず、これらの要素については、物理的には、確定済調査書データに関連づけられた調査書仮登録データが有する。調査書仮登録データが有していて確定済調査書データに関連づけられる他の要素として、性別や出願種別を有してもよい。一人の志願者が複数の受験を併願する場合がある。また、出願識別子に対する確定済調査書データが存在しない場合は、志願者識別子に対する調査書データを用いてもよい。確定済調査書データと関連付けられた出願データには、調査書確定フラグが立つ。
Webサーバ6が、受験校端末3からの確定済調査書データ要求を受付け、データベースサーバ7内で受験校のデータベース71に記憶された確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする。調査書出力工程において受験校端末3に表示させる画面は出願&調査書管理画面で、出願&調査書管理画面では、確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを、出願データ毎に一行に並べて表形式で一覧表示させて印刷するここともできるし、出願データ毎に一枚のシートに、確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示させて印刷することもできる。受験校のデータベース71において各調査書データは確定済調査書データに含まれている。調査書出力工程では、確定済み調査書データ要求を受けて表示される確定済調査書データには、各生徒の調査書データが含まれている。
本実施例によれば、インターネット出願する志願者が受験校に提出する出願情報と出身校が受験校に提出する調査書情報について、情報の完全性、機密性に配慮しつつ簡便に、短期間に大量にマッチングすることができる。また、これにより、出身校側において試験事務に係る教員の業務時間の削減を実現することができる。さらに、受験校側において試験事務に係る教員の業務時間の削減を実現することができる。
本実施例のマッチング方法は、入試又は検定のインターネット出願において、(A)志願者端末1と出身校端末2とにネットワーク4を介して接続された1又は複数のWebサーバ6と、Webサーバ6に相互に接続した1又は複数のデータベースサーバ7と、を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群5を有し、(B)志願者端末1から入力される出願データと出身校端末2から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法である。本実施例のマッチング方法は、(Step10)Webサーバ6が、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む提出用調査書データのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2に表示し、出身校端末2から、調査書用共通鍵とは別の鍵を用いて暗号化した提出用調査書データ(調査書データ第1暗号化ファイル)のアップロードを受付する提出用調査書データ受付工程と、(Step20)Webサーバ6が、提出用調査書データを復号し、提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、提出用調査書データの仮登録を受付する仮登録受付工程と、(Step30)Webサーバが、調査書用共通鍵を、暗号化した調査書用共通鍵(暗号化調査書用共通鍵(出身校用))から、出身校パスフレーズを用いて復号し、復号した調査書用共通鍵を用いて、各調査書データを暗号化し、ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した提出用調査書データ毎に同じ登録番号と、を暗号化した各調査書データ(調査書データ第2暗号化ファイル)に関連付けて調査書仮登録データとして、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに追加し、登録番号を出身校端末2に表示させる登録番号発行工程と、(Step40)Webサーバ6が、志願者端末1から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、(Step50)Webサーバ6が、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2から、登録番号の入力と出身校パスフレーズとを受付する調査書確認受付工程と、(Step60)Webサーバが、調査書用共通鍵を、暗号化した調査書用共通鍵(暗号化調査書用共通鍵(出身校用))から、出身校用パスフレーズを用いて復号し、復号した調査書用共通鍵を用いて、各調査書データを復号し、Webサーバ6が、データベースサーバ7内で受験校のデータベースから、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、(Step70)Webサーバ6が、ログインIDに関連付けられる出身校識別子が調査書仮登録データの有する出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無をデータベースサーバ7内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、(Step80)Webサーバ6が、出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、出身校端末2に表示させるマッチング結果表示工程と、を含むものである。また、Webサーバが、受験校端末3にネットワークを介して接続されており、確定済調査書記憶工程の後に、(Step100)Webサーバが、受験校端末3からの確定済調査書データ要求を受験校パスフレーズとともに受付け、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを、各調査書データは復号して、表示し、ダウンロードする調査書出力工程を含む。その他のステップについては、暗号化及び復号を行う以外は上述した実施例1と同様である。
出身校に配布される出身校画面情報は、本実施例では、出身校画面又は地域共通の出願ポータルサイトのURLとIDとパスワードと、出身校パスフレーズである。Webサーバ6は、出身校に配布された出身校画面情報に基づいて出身校画面にアクセスした出身校端末2から、IDとパスワードでログインを受付する。出身校画面にログインしたIDより特定される出身校識別子が、データベースサーバ7内の受験校のデータベース71に記憶される。ログインされたアカウント情報すなわちログインIDに出身校識別子が関連づけて記憶されている。出身校画面は、複数の出身校と複数の受験校が利用可能な(例えば地域共通の)出願ポータルサイトから受験校を選択して遷移する受験校別の出身校画面であってもよい。また、出身校画面は、IDとパスワードでログインを複数の出身校から受付し、ログイン成功時に出身校別の表示がされるものであってもよい。出身校パスフレーズは、本実施例では、出身校毎のパスフレーズであるが、さらに受験校毎にも異なることが好ましい。
Webサーバ6は、出身校画面にログインした出身校端末2から、表計算ソフトで作成したマクロを含む所定の表計算ファイルフォーマットのダウンロードを受付する。かかる表計算ファイルフォーマットには、公開鍵C1をマクロに埋め込んである。公開鍵C1及びこれに対応する秘密鍵H1は、データベースサーバに記憶されている。図6に示したように、Webサーバ6は、実施例1と同様に、出身校画面においてダウンロードを受け付ける。出身校の教員は、実施例1と同様に、上述した表計算ファイルに入力し、図7に示したように、提出用ファイル書き出しスイッチのクリックによりマクロがスタートし、提出用調査書データが一時的にメモリ上で作成され、作成された提出用調査書データは、ダウンロードした表計算ファイル内のマクロに埋め込まれた公開鍵C1を用いて公開鍵方式で暗号化され、暗号化した提出用調査書データ(調査書データ第1暗号化ファイル)がデスクトップに自動作成される。調査書データ第1暗号化ファイルは暗号化情報である。出身校端末を操作するユーザには公開鍵の存在を意識されることなく暗号化した提出用調査書データ(調査書データ第1暗号化ファイル)が作成される。暗号化される提出用調査書データは、CSV、エクセル(登録商標)、タブ区切り等の表形式で表現されたデータでもよいし、XML、JSONのデータでもよく、データの種類は限定されない。本実施例によれば、暗号化していないファイルが出身校端末に保存されることがないので、調査書の内容等が外部に流出するリスクを抑制できる。本実施例では、提出用調査書データについて、公開鍵方式による暗号化を行っているため、秘密鍵を持つ本実施例のマッチングシステム以外で復号されるリスクが抑制され、かつ作成時にパスワードを設定する等の手間がかからず、暗号化を意識することもなく利便性が高い。暗号化の方法は公開鍵方式による暗号化が好ましいが、共通鍵方式による暗号化でもよい。共通鍵方式の場合、本発明のマッチングシステムで自動生成した共通鍵で共通鍵方式により暗号化したものであってもよい。高度なセキュリティを要求されない場合は、Step2で作成してStep10で受付する調査書データ第1暗号化ファイル(暗号化した提出用調査書データ)が、公開鍵による暗号化でなく、出身校端末を操作するユーザが設定する提出用パスワードで共通鍵方式により暗号化したものであってもよい。
図8に示したように、Webサーバ6は、実施例1と同様に、提出用調査書データのアップロードを受付する。マッチングに使用する情報についても実施例1と同様である。
Webサーバ6が、提出用調査書データを、調査書データ第1暗号化ファイル(暗号化した提出用調査書データ)から、公開鍵C1に対応してデータベースサーバに記憶されている秘密鍵H1を用いて公開鍵方式で復号する。なお、調査書データ第1暗号化ファイルが提出用パスワードを用いて暗号化されている場合は、出身校端末から入力された提出用パスワードを用いて共通鍵方式で復号する。本発明のマッチングシステムで生成した共通鍵を用いて暗号化されている場合はデータベースに記憶されている共通鍵を用いて共通鍵方式で復号する。復号できなかった場合はエラーとなり、調査書データ第1暗号化ファイルは受付されない。
Webサーバが、調査書用共通鍵(出身校用)を、暗号化した調査書用共通鍵(暗号化調査書用共通鍵(出身校用))(いろは中学校の場合は「GRH(以下省略)」)から、出身校端末から入力された出身校パスフレーズを用いて共通鍵方式で復号する。復号できない場合はエラーとなり登録番号は発行されず仮登録は完了しない。復号した調査書用共通鍵(いろは中学校の場合は「iroha」)は調査書データの暗号化及び復号に使用する。
登録番号発行工程(Step30)でログアウトして再度出身校画面又は地域共通の出願ポータルサイトからログインする場合のログイン方法は、図9に示したように、IDによるログインから登録番号の入力受付まで、出身校パスフレーズの入力も受け付ける点以外は、実施例1と同様であるが、上述したように、所定の場合は出身校パスフレーズの入力は省略できる。また、調査書データを出身校端末に表せずマッチング結果のみを表示する場合は出身校パスフレーズの入力は省略できる。
Webサーバ6が、データベースサーバ7内で受験校のデータベースから、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む。Webサーバ6が、調査書用共通鍵(出身校用)を、調査書確認受付工程(調査書確認受付工程での入力を省略できた場合は、提出用調査書データ受付工程)で入力された出身校パスフレーズを用いて、暗号化調査書用共通鍵(出身校用)(図11の例では「GRH(以下省略)」)から共通鍵方式で復号する。Webサーバが、復号された調査書用共通鍵(図11の例では「iroha」)を用いて、各調査書データを、読み込んだ調査書仮登録データに含まれる各生徒の暗号化された調査書データ(調査書データ第2暗号化ファイル)から復号する。出身校パスフレーズが入力されなかった場合は、かかる復号を行わない。
受験校端末3に、例えば、いろは中学校からの出願について調査書を出力させたい場合について説明する。Webサーバ6が、受験校端末3からの確定済調査書データ要求を受験校パスフレーズ(図12の例では「juken」)とともに受付する。Webサーバ6が、入力された受験校パスフレーズを用いて、調査書用共通鍵(図12の例では、いろは中学校については「iroha」、にほへ中学校については「nihohe」)を、暗号化調査書用共通鍵(受験校用)(図12の例では、いろは中学校については「uoI(以下省略)」、にほへ中学校については「OLA(以下省略)」)から、共通鍵方式により復号する。Webサーバが、復号された調査書用共通鍵(図12の例では、いろは中学校については「iroha」、にほへ中学校については「nihohe」)を用いて、各調査書データを、読み込んだ確定済調査書データに含まれる各生徒の暗号化された調査書データ(調査書データ第2暗号化ファイル)から復号する。出力させる出身校を選択し、対応する出身校IDに関連付けられた暗号化調査書用共通鍵のみ復号してもよい。
本実施例によれば、本発明の実施例1が奏する上述した効果のほか、情報漏洩をより防止でき、セキュリティの強化を実現できる。秘匿性の高い調査書データを含む提出用調査書データが、暗号化した状態でアップロードされ、調査書用共通鍵によって暗号化されてデータベースに記憶されるため、出身校内の情報環境においてもシステム環境においても、提出用調査書データが作成された後、アップロード時もサーバでの蓄積時も常に調査書の情報漏洩を防止でき、セキュリティの強化を実現できる。
2 出身校端末
3 受験校端末
4 ネットワーク
5 サーバ群
6 Webサーバ
61 WebサーバA
62 WebサーバB
7 データベースサーバ
71 受験校のデータベース
Claims (6)
- インターネットを介した出願において、
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法であって、
前記Webサーバが、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む提出用調査書データのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記提出用調査書データのアップロードを受付する提出用調査書データ受付工程と、
前記Webサーバが、前記提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記提出用調査書データの仮登録を受付する仮登録受付工程と、
前記Webサーバが、前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記提出用調査書データ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行工程と、
前記Webサーバが、前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、
前記Webサーバが、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付工程と、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、
前記Webサーバが、出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示工程と、
を含むことを特徴とするマッチング方法 - 前記提出用調査書データ受付工程において、
前記提出用調査書データは、公開鍵又は共通鍵を用いて暗号化すること、
前記仮登録受付工程において、
前記Webサーバが、前記提出用調査書データを、前記公開鍵に対応する秘密鍵又は共通鍵を用いて復号することを特徴とする請求項1記載のマッチング方法。 - 前記Webサーバが、さらに、受験校端末にネットワークを介して接続されており、
前記Webサーバが、受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付し、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内の受験校のデータベースに記憶された前記調査書データを表示しダウンロードする調査書出力工程を含むことを特徴とする請求項1記載のマッチング方法。 - 前記データベースサーバには、前記調査書データの暗号化及び復号する調査書用共通鍵を、出身校用パスフレーズを用いて暗号化して暗号化調査書用共通鍵(出身校用)として記憶し、
また、前記調査書用共通鍵を、受験校用パスフレーズを用いて暗号化して暗号化調査書用共通鍵(受験校用)として記憶していること、
前記提出用調査書データ受付工程において、
前記WEBサーバが、前記出身校用パスフレーズを受付すること、
前記登録番号発行工程において、
前記Webサーバが、前記調査書用共通鍵を、前記暗号化調査用共通鍵(出身校用)から、前記出身校用パスフレーズを用いて復号し、復号した前記調査書用共通鍵を用いて前記各調査書データを暗号化し、前記出身校識別子と前記登録番号とは、暗号化した前記各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとすること、
前記仮登録データ読込工程において、
前記Webサーバが、前記調査書用共通鍵を、前記暗号化調査用共通鍵(出身校用)から、前記出身校用パスフレーズを用いて復号し、復号した前記調査書用共通鍵を用いて、前記各調査書データを復号すること、
前記調査書出力工程において、
前記Webサーバが、受験校端末からの受験校用パスフレーズを受付し、
前記Webサーバが、前記調査書用共通鍵を、前記暗号化調査用共通鍵(受験校用)から、前記受験校用パスフレーズを用いて復号し、前記各調査書データを、復号した前記調査書用共通鍵を用いて復号して、表示しダウンロードすることを特徴とする、請求項3に記載のマッチング方法。 - インターネットを介した出願において、
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有し、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチングシステムであって、
前記Webサーバが、
志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む提出用調査書データのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記提出用調査書データのアップロードを受け付けする提出用調査書データ受付手段と、
前記提出用調査書データに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記提出用調査書データの仮登録を受付する仮登録受付手段と、
前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記提出用調査書データ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行手段と、
前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付手段と、
出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付手段と、
前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込手段と、
出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出手段と、
前記出願データ検出手段で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示手段と、
を有することを特徴とするマッチングシステム。 - 前記Webサーバが決済会社のシステム及び受験校端末に接続されており、
前記データベースサーバには、前記調査書データを暗号化及び復号する調査書用共通鍵を、暗号化して記憶してあり、
前記Webサーバがアップロードを受付する前記提出用調査書データは、前記調査書用共通鍵とは別の鍵を用いて暗号化してあり、
前記仮登録受付手段が、
前記提出用調査書データを、暗号化した前記提出用調査書データから復号すること、
前記登録番号発行手段が、
前記調査書用共通鍵を、暗号化した前記調査書用共通鍵から復号し、
復号した前記調査書用共通鍵を用いて、各調査書データを暗号化すること、
前記仮登録データ読込手段が、
前記調査書用共通鍵を復号し、復号した前記調査書用共通鍵を用いて、前記Webサーバが各調査書データを復号すること、
及び、
前記Webサーバが、
出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新手段と、
前記マッチング結果表示手段によって内容確定の選択がされた調査書データについて暗号化し、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶手段と、
前記受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを、各調査書データは復号して、表示しダウンロードする調査書出力手段と、
を有することを特徴とする請求項5記載のマッチングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020075050A JP6752480B1 (ja) | 2020-04-20 | 2020-04-20 | 出願データと調査書データのマッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020075050A JP6752480B1 (ja) | 2020-04-20 | 2020-04-20 | 出願データと調査書データのマッチング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6752480B1 true JP6752480B1 (ja) | 2020-09-09 |
JP2021174075A JP2021174075A (ja) | 2021-11-01 |
Family
ID=72333538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020075050A Active JP6752480B1 (ja) | 2020-04-20 | 2020-04-20 | 出願データと調査書データのマッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6752480B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7012400B1 (ja) * | 2021-08-06 | 2022-01-28 | 株式会社アットシステム | 調査書データ調製方法及び調査書データ調製プログラム |
-
2020
- 2020-04-20 JP JP2020075050A patent/JP6752480B1/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7012400B1 (ja) * | 2021-08-06 | 2022-01-28 | 株式会社アットシステム | 調査書データ調製方法及び調査書データ調製プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021174075A (ja) | 2021-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102545407B1 (ko) | 분산된 문서 및 엔티티 검증 엔진 | |
CA2786386C (en) | Computer form action zone summary system and method | |
US10067923B2 (en) | Unified electronic forms management system | |
CN112740216B (zh) | 文档认证和公布的系统和基于计算机的方法 | |
US20080034213A1 (en) | Electronic document management system | |
CN100334830C (zh) | 自动交易机数字签名系统和方法 | |
US20050231738A1 (en) | Electronic document management system | |
US8666065B2 (en) | Real-time data encryption | |
JP3853528B2 (ja) | 認証管理システム及び認証管理方法 | |
US20010034835A1 (en) | Applied digital and physical signatures over telecommunications media | |
JP5184290B2 (ja) | 文書作成支援装置、文書作成支援方法およびプログラム | |
KR20080078841A (ko) | 디지털 id 제공 방법, 시스템, 및 컴퓨터 판독가능 매체 | |
TW202201243A (zh) | 建立用於完美自動化剖析的增強型文件的系統及方法 | |
US20210098096A1 (en) | System, Method, and Apparatus for Universally Accessible Personal Records | |
JP2000322440A (ja) | 個人情報管理システム及び方法並びに個人情報管理プログラムを記録した記憶媒体 | |
JP6752480B1 (ja) | 出願データと調査書データのマッチング方法 | |
US11729157B2 (en) | Bootstrapping trust in decentralized identifiers | |
US20220318757A1 (en) | System for verifying education and employment of a candidate via a blockchain network | |
US20050188204A1 (en) | Electronic notary service | |
US8493581B2 (en) | Electronic document having authentication function | |
JP6715423B1 (ja) | 出願データと調査書データのマッチング方法 | |
JPH07182431A (ja) | 捺印機能付き電子伝票処理システム | |
JP2002117368A (ja) | データ送受信方法及びフォーム提供システム | |
Anderson et al. | Jikzi—a new framework for security policy, trusted publishing and electronic commerce | |
Kita et al. | The Practice of Basic Informatics 2021 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200430 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200430 |
|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20200428 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200812 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6752480 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |