JP6715423B1 - 出願データと調査書データのマッチング方法 - Google Patents
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Abstract
Description
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法であって、
前記Webサーバが、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む調査書CSVデータのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記調査書CSVデータのアップロードを受付する調査書CSVデータ受付工程と、
前記Webサーバが、前記調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記調査書CSVデータの仮登録を受付する仮登録受付工程と、
前記Webサーバが、前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記調査書CSVデータ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行工程と、
前記Webサーバが、前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、
前記Webサーバが、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付工程と、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、
前記Webサーバが、出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示工程と、
を含むことを特徴とするマッチング方法を提供する。「サーバ群」には、複数のサーバの組み合わせのみならず、複数種類のサーバ機能を有する1つのサーバをも含む。各サーバは物理的に独立したサーバであっても、複数種類のサーバが物理的に同じサーバであっても、1つのサーバが物理的に複数のサーバで構成されていてもよい。データベースはいずれかのサーバ内にあってもよいし、独立したサーバにあってもよいし、複数のサーバに分散して存在してもよい。また、志願者は、入学試験の受験者の他、検定試験の受検者であってもよい。振仮名情報は、ひらがな表記でもカタカナ表記でもよいし、アルファベット表記でもよい。
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を検出し、出願データがある場合は出願が登録済みであることの情報を、出願データがない場合は未登録であることの情報を、各調査書データに含めて前記調査書CSVデータの一覧を前記出身校端末に表示させること、
及び、
前記仮登録受付工程において、
前記Webサーバが、前記調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データのいずれかで漏れ又はミスが検出された場合に、仮登録を受け付けず、漏れ又はミスがあった個所のエラー表示を、各調査書データに含めて前記調査書CSVデータの一覧を前記出身校端末に表示させることが好ましい。志願者が出願手続きを行っていないことが出身校で把握でき、かつ、志願者が出願手続き前でも、調査書データのエラーが表示されるので、出願締め切り前でも調査書の不備が確認でき、業務の集中を緩和することができる。
前記Webサーバが、受付した出願データに一意の出願識別子を追加すること、
及び、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出された調査書データに出願識別子が含まれるかを検出し、
出願識別子が検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、すでに調査書データが確定済であることを含めて、前記出身校端末に表示させることがより好ましい。すでに確定した調査書を二重に提出することを防止できる。
前記Webサーバが、出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新工程を含み、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出された調査書データに出願識別子が検出されなかった場合に、
対応する出願データにおいて受験料納付済情報の有無を検出し、
受験料納付済情報が検出されなかった場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書データを、未払いであることを含めて、前記出身校端末の画面に表示し、
受験料納付済情報が検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書データを、支払済であること及び内容確定の選択が可能なエリアを含めて、前記出身校端末の画面に表示し、内容確定の選択を受付すること、
さらに、
前記Webサーバが、前記マッチング結果表示工程において内容確定の選択がされた調査書データについて、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶工程を含むことがより好ましい。志願者が受験料納付手続きを行っていないことが出身校で把握でき、かつ、志願者が受験料納付手続き前でも、調査書データの仮登録ができるので、出身校の教員の業務集中を緩和することができる。
前記Webサーバが、前記出願データに志願者識別子を追加すること、
前記確定済調査書記憶工程において、
前記Webサーバが、前記確定済調査書データに志願者識別子を追加し、前記出願データに調査書確定フラグを追加すること、
及び、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で検出した出願データに調査書確定フラグを含むかを検出し、
調査書確定フラグが検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、すでに調査書データが確定済であることを含めて、前記出身校端末に表示させることが好ましい。すでに確定した調査書を二重に提出することを防止できる。
前記Webサーバが、受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする調査書出力工程を含むことが好ましい。受験校側では、調査書と出願データとの突合せが不要となると同時に、ナンバリングも不要となり、出願受付業務が飛躍的に軽減される。したがって、情報の完全性、機密性に配慮しつつ簡便に、短期間に大量のインターネット出願システムで作成する受験票データと調査書データを紐付けることができ、出身校側及び受験校側の試験事務に係るすべての教員の業務時間の削減ができる。
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有し、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチングシステムであって、
前記Webサーバが、
志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む調査書CSVデータのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記調査書CSVデータのアップロードを受け付けする調査書CSVデータ受付手段と、
前記調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記調査書CSVデータの仮登録を受付する仮登録受付手段と、
前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記調査書CSVデータ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行手段と、
前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付手段と、
出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付手段と、
前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込手段と、
出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出手段と、
前記出願データ検出手段で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示手段と、
を有することを特徴とするマッチングシステムを提供する。
前記Webサーバが、
出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新手段と、
前記マッチング結果表示手段によって内容確定の選択がされた調査書データについて、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶手段と、
前記受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする調査書出力手段と、
を有することが好ましい。志願者が受験料納付手続きを行っていないことが出身校で把握でき、かつ、志願者が受験料納付手続き前でも、調査書データの仮登録ができるので、出身校の教員の業務集中を緩和することができる。受験校側では、調査書と出願データとの突合せが不要となると同時に、ナンバリングも不要となり、出願受付業務が飛躍的に軽減される。
本実施例では、一例として、インターネットで出願受付を行う高校入学試験における、出願データと調査書のマッチングについて述べるが、高校入学試験に限定するものではなく、大学入学試験や中学校入学試験等、他の入学試験でもよく、さらには各種検定試験でもよい。志願者は、入学試験の受験者の他、検定試験の受検者であってもよい。
本実施例のマッチング方法は、入試又は検定のインターネット出願において、(A)志願者端末1と出身校端末2とにネットワーク4を介して接続された1又は複数のWebサーバ6と、Webサーバ6に相互に接続した1又は複数のデータベースサーバ7と、を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群5を有し、(B)志願者端末1から入力される出願データと出身校端末2から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法である。本実施例のマッチング方法は、(Step10)Webサーバ6が、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む調査書CSVデータのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2に表示し、出身校端末2から、調査書CSVデータのアップロードを受付する調査書CSVデータ受付工程と、(Step20)Webサーバ6が、調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、調査書CSVデータの仮登録を受付する仮登録受付工程と、(Step30)Webサーバが、ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した調査書CSVデータ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに追加し、登録番号を出身校端末2に表示させる登録番号発行工程と、(Step40)Webサーバ6が、志願者端末1から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、データベースサーバ7内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、(Step50)Webサーバ6が、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付工程と、(Step60)Webサーバ6が、データベースサーバ7内で受験校のデータベースから、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、(Step70)Webサーバ6が、ログインIDに関連付けられる出身校識別子が調査書仮登録データの有する出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無をデータベースサーバ7内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、(Step80)Webサーバ6が、出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、出身校端末2に表示させるマッチング結果表示工程と、を含むものである。
Webサーバ6は、出身校に配布された出身校画面情報に記載された出身校画面のURLにアクセスした出身校端末2から、IDとパスワードでログインを受付する。出身校画面にログインしたIDより特定される出身校識別子が、データベースサーバ7内の受験校のデータベース71に記憶される。ログインされたアカウント情報すなわちログインIDに出身校識別子が関連づけて記憶されている。
Webサーバ6は、出身校画面にログインした出身校端末2から、表計算ソフトで作成したマクロを含む所定の表計算ファイルフォーマットのダウンロードを受付する。図6は、本発明のマッチング方法の実施例1における表計算ファイルのダウンロード受付画面例である。図6に示したように、出身校画面において、フォーマットとしてクリックしてダウンロード可能としてあり、ダウンロードを受け付ける。表計算ファイルのダウンロードをした出身校の教員は、上述した表計算ファイルに志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分入力する。既存のファイルからコピーしてペーストしてもよい。図7は、本発明のマッチング方法の実施例1における所定の表計算ファイルの例である。上述した表計算ファイルには、提出用CSV書き出しスイッチが設けてあり、クリックによりマクロがスタートし、調査書CSVデータがデスクトップに自動作成される。
図8は、本発明のマッチング方法の実施例1における調査書CSVデータのアップロード受付画面から登録番号発行画面までの推移例である。例えば、図7において、一番左の組番、番号はマッチングに使用しない。左から2番目、3番目の性別情報はマッチングに使用してもよい。左から4番目の氏名の振仮名はマッチングに使用する。左から5番目の氏名漢字はマッチングに使用してもよい。左から6〜8番目の生年月日はマッチングに使用する。左から9〜18番目の内申書データはマッチングに使用しない。左から19番目の学校コードは受験校を特定するコードであり、マッチングに使用しない。出身校画面にログインしているアカウント情報により特定される出身校識別子はマッチングに使用される。調査書CSVデータのアップロード受付画面から登録番号発行画面、そしてマッチング結果表示画面、登録確定の画面まで、出身校端末に表示する一連の画面を総称して調査書登録画面という。
Webサーバ6が、調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、調査書CSVデータの仮登録を受付する。図8左下に示すように、出身校画面には、入力した内容が表として表示される。
Webサーバが、ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した調査書CSVデータ毎に同じ登録番号情報と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、データベースサーバ7内で受験校のデータベースの調査書仮登録テーブルに追加し、図8右下に示すように、登録番号を出身校端末2に表示させる。したがって、本実施例では、対応する出願データがデータベースサーバ7内になくても仮登録を受付することができる。調査書仮登録データは、登録番号、生年月日、氏名の振仮名、氏名の漢字、内申書データ、出身校識別子、調査書登録ナンバーの各属性(カラム)のレコード(要素)を有しており、出願識別子は有していない。調査書仮登録データは、そのほかに、性別や出願種別の各属性(カラム)のレコード(要素)を有してもよい。出身校端末2は、登録番号発行工程後、ログアウトして、後述する調査書確認受付工程(Step50)で再度ログインしてもよい。
Webサーバ6が、志願者端末1から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、データベースサーバ7内で受験校のデータベースの出願データテーブルに追加する。出願受付工程は、調査書CSVデータ受付工程より前でもよい。確定済調査書記憶工程前までに完了していれば、その志願者の調査書データについては、確定済調査書記憶工程に進むことができる。出願受付工程において志願者端末1に表示させる画面は出願フォーム画面で、出願フォーム画面では、生年月日、氏名の漢字、氏名の振仮名、出身校識別子(出身校名での選択による自動入力でもよい)、住所、性別、出願種別のほか、電話番号や保護者名等を入力させてもよい。
Webサーバ6が、出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、出願データに受験料納付済情報を追加する。本実施例では、Webサーバ6が、志願者端末1から、受験料の支払を受付する。即時決済の場合は、決済会社のシステムとのインターフェースによって支払受付完了とともに受験料納付済情報がベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加される。即時決済でない場合は、決済会社のシステムとのインターフェースによって決済IDを取得し出願データに追加され、コンビニ決済等のクレジットカード決済以外の決済を決済会社のシステムとのインターフェースによって確認すると、受験料納付済情報が出願データに追加される。決済会社の情報は、本実施例のマッチングシステムが自動でアップデートを行う。コンビニやATMでの支払では、決済会社のシステムからPUSHで本実施例のマッチングシステムのサーバに情報を得て、あるいはPULL型では定期的問い合わせで情報を得て、受験料納付済情報を更新する。
本工程は、マッチングプログラムではなく受験番号発行プログラムによる。図5の下方に示したように、出願データ作成時において、Webサーバ6が、受験料納付済情報と受験番号の有無を検索し、受験料の支払が完了していて受験番号が未発行である場合、受験番号を発行してデータベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加する。出願データに調査書データ(確定済み調査書データ又は調査書仮登録データ)が関連づけられたとき、Webサーバ6が、受験料納付済情報と受験番号の有無を検索し、受験料の支払が完了していて受験番号が未発行である場合、受験番号を発行してデータベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加される。あるいは、出願データに受験料納付済情報が関連づけられた後、予め指定した期日が到来すると、Webサーバ6が、受験番号を発行してデータベースサーバ7内の受験校のデータベース71の出願データに追加されるものであってもよい。受験番号が発行されると、受験校端末3からも、受験番号を確認できるようにする。受験番号が発行されると受験票が発行可能となり、Webサーバ6は、志望者端末1から受験票発行要求を受付し、受験票を志望者端末1に表示しダウンロード可能とする。
図9は、本発明のマッチング方法の実施例1における調査書確認画面からマッチング結果表示画面までの推移例である。図10は、本発明のマッチング方法の実施例1におけるマッチング処理のフロー図である。登録番号発行工程(Step30)でログアウトして再度ログインする場合、Webサーバ6は、出身校に配布された出身校画面情報に記載された出身校画面のURLにアクセスした出身校端末2から、IDとパスワードでログインを受付する。出身校画面にログインしたIDにより特定されるアカウント情報により特定される出身校識別子が、データベースサーバ7内の受験校のデータベース71に記憶される。出身校画面において、図9左上に示したように、確認・登録確定のボタンをクリックすると、図9右上に示したように登録番号の入力画面が表示される。Webサーバ6が、出身校毎のログインIDにより受付された出身校端末2から、登録番号の入力を受付する。
Webサーバ6が、データベースサーバ7内で受験校のデータベースから、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む。
Webサーバ6が、出身校識別子がログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無をデータベースサーバ7内で受験校のデータベース71から検出する。本実施例では、カタカナで入力されていても自動的にひらがなに統一してマッチングするが、カタカナで統一してマッチングしてもよいし、アルファベットで統一してマッチングしてもよい。
Webサーバ6が、出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、出身校端末2に表示させる。
Webサーバ6が、マッチング結果表示工程において内容確定の選択がされた調査書データについて、出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとしてデータベース7内で受験校のデータベース71に調査書仮登録データと関連付けて記憶する。確定済調査書データは、登録番号、調査書登録ナンバー、出願識別子、志願者識別子の各属性(カラム)のレコード(要素)を有する。確定済調査書データは、生年月日、氏名の振仮名、氏名の漢字、内申書データ、出身校識別子については、物理的にコピーを有しておらず、これらの要素については、物理的には、確定済調査書データに関連づけられた調査書仮登録データが有する。調査書仮登録データが有していて確定済調査書データに関連づけられる他の要素として、性別や出願種別を有してもよい。一人の志願者が複数の受験を併願する場合がある。また、出願識別子に対する確定済調査書データが存在しない場合は、志願者識別子に対する調査書データを用いてもよい。確定済調査書データと関連付けられた出願データには、調査書確定フラグが立つ。
Webサーバ6が、受験校端末3からの確定済調査書データ要求を受付け、データベースサーバ7内で受験校のデータベース71に記憶された確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする。調査書出力工程において受験校端末3に表示させる画面は出願&調査書管理画面で、出願&調査書管理画面では、確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを、出願データ毎に一行に並べて表形式で一覧表示させて印刷するここともできるし、出願データ毎に一枚のシートに、確定済調査書データ及び確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示させて印刷することもできる。
本実施例によれば、インターネット出願する志願者が受験校に提出する出願情報と出身校が受験校に提出する調査書情報について、情報の完全性、機密性に配慮しつつ簡便に、短期間に大量にマッチングすることができる。また、これにより、出身校側において試験事務に係る教員の業務時間の削減を実現することができる。さらに、受験校側において試験事務に係る教員の業務時間の削減を実現することができる。
2 出身校端末
3 受験校端末
4 ネットワーク
5 サーバ群
6 Webサーバ
61 WebサーバA
62 WebサーバB
7 データベースサーバ
71 受験校のデータベース
Claims (9)
- インターネットを介した出願において、
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチング方法であって、
前記Webサーバが、志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む調査書CSVデータのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記調査書CSVデータのアップロードを受付する調査書CSVデータ受付工程と、
前記Webサーバが、前記調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記調査書CSVデータの仮登録を受付する仮登録受付工程と、
前記Webサーバが、前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記調査書CSVデータ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行工程と、
前記Webサーバが、前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付工程と、
前記Webサーバが、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付工程と、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込工程と、
前記Webサーバが、出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出工程と、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示工程と、
を含むことを特徴とするマッチング方法。 - 前記仮登録受付工程において、
前記Webサーバが、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を検出し、出願データがある場合は出願が登録済みであることの情報を、出願データがない場合は未登録であることの情報を、各調査書データに含めて前記調査書CSVデータの一覧を前記出身校端末に表示させること、
及び、
前記仮登録受付工程において、
前記Webサーバが、前記調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データのいずれかで漏れ又はミスが検出された場合に、仮登録を受け付けず、漏れ又はミスがあった個所のエラー表示を、各調査書データに含めて前記調査書CSVデータの一覧を前記出身校端末に表示させることを特徴とする請求項1記載のマッチング方法。 - 前記出願受付工程において、
前記Webサーバが、受付した出願データに一意の出願識別子を追加すること、
及び、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出された調査書データに出願識別子が含まれるかを検出し、
出願識別子が検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、すでに調査書データが確定済であることを含めて、前記出身校端末に表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマッチング方法。 - 前記Webサーバが、決済会社のシステムに接続され、
前記Webサーバが、出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新工程を含み、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で出願データが検出された調査書データに出願識別子が検出されなかった場合に、
対応する出願データにおいて受験料納付済情報の有無を検出し、
受験料納付済情報が検出されなかった場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書データを、未払いであることを含めて、前記出身校端末の画面に表示し、
受験料納付済情報が検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書データを、支払済であること及び内容確定の選択が可能なエリアを含めて、前記出身校端末の画面に表示し、内容確定の選択を受付すること、
さらに、
前記Webサーバが、前記マッチング結果表示工程において内容確定の選択がされた調査書データについて、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶工程を含むことを特徴とする請求項3記載のマッチング方法 - 前記出願受付工程において、
前記Webサーバが、前記出願データに志願者識別子を追加すること、
前記確定済調査書記憶工程において、
前記Webサーバが、前記確定済調査書データに志願者識別子を追加し、前記出願データに調査書確定フラグを追加すること、
及び、
前記マッチング結果表示工程において、
前記Webサーバが、前記出願データ検出工程で検出した出願データに調査書確定フラグを含むかを検出し、
調査書確定フラグが検出された場合には、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、すでに調査書データが確定済であることを含めて、前記出身校端末に表示させることを特徴とする、請求項4に記載のマッチング方法。 - 前記出願データが、出願識別子と受験番号情報と出願種別情報と志願者識別子とを有する個別受験データ及び、志願者識別子と生年月日情報と振仮名情報と出身校識別子とを有する志願者データと、を有することを特徴とする、請求項5に記載のマッチング方法。
- 前記Webサーバが、さらに、受験校端末にネットワークを介して接続されており、
前記Webサーバが、受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする調査書出力工程を含むことを特徴とする、請求項4に記載のマッチング方法。 - インターネットを介した出願において、
志願者端末及び出身校端末にネットワークを介して接続された1又は複数のWebサーバと、
前記Webサーバに相互に接続した1又は複数のデータベースサーバと、
を含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有し、
前記志願者端末から入力される出願データと前記出身校端末から入力される調査書データとをマッチングさせるマッチングシステムであって、
前記Webサーバが、
志願者1人につき1又は複数の調査書データを1又は複数人分含む調査書CSVデータのアップロード受付画面を、出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末に表示し、前記出身校端末から、前記調査書CSVデータのアップロードを受け付けする調査書CSVデータ受付手段と、
前記調査書CSVデータに生年月日情報と氏名の振仮名情報と内申書データの漏れ又はミスがないかを検出し、漏れ及びミスがない場合に、前記調査書CSVデータの仮登録を受付する仮登録受付手段と、
前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と、仮登録を受付した前記調査書CSVデータ毎に同じ登録番号と、を各調査書データに関連付けて調査書仮登録データとして、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加し、前記登録番号を前記出身校端末に表示させる登録番号発行手段と、
前記志願者端末から、受験校に提出する生年月日情報と氏名の振仮名情報と出身校識別子を含む出願データを受付して、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに追加する出願受付手段と、
出身校毎のログインIDにより受付された前記出身校端末から、登録番号の入力を受付する調査書確認受付手段と、
前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを読み込む仮登録データ読込手段と、
出身校識別子が前記ログインIDに関連付けられる出身校識別子と一致する出願データのうち、生年月日情報と氏名の振仮名情報が一致する出願データの有無を前記データベースサーバ内で受験校のデータベースから検出する出願データ検出手段と、
前記出願データ検出手段で出願データが検出されなかった調査書データについては、前記登録番号と関連づけられている調査書仮登録データを、出願が未登録であることを含めて、前記出身校端末に表示させるマッチング結果表示手段と、
を有することを特徴とするマッチングシステム。 - 前記Webサーバが決済会社のシステム及び受験校端末に接続されており、
前記Webサーバが、
出願データ毎の受験料納付済情報を受信し、前記出願データに受験料納付済情報を追加する納付状況更新手段と、
前記マッチング結果表示手段によって内容確定の選択がされた調査書データについて、前記出願データに含まれる出願識別子を追加して確定済調査書データとして前記データベース内で受験校のデータベースに前記調査書仮登録データと関連付けて記憶する確定済調査書記憶手段と、
前記受験校端末からの確定済調査書データ要求を受付け、前記データベースサーバ内で受験校のデータベースに記憶された確定済調査書データ及び前記確定済調査書データに関連付けられた出願データを表示しダウンロードする調査書出力手段と、
を有することを特徴とする請求項8記載のマッチングシステム。
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