JP2024018225A - 画像形成装置 - Google Patents

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覚 荒金
Manabu Aragane
雅司 大橋
Masashi Ohashi
浩一 次村
Koichi Tsugimura
悠 疇地
Yu Azechi
靖大 中野
Sasuhiro Nakano
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Abstract

Figure 2024018225000001
【課題】媒体の長さに限らず媒体が装置から落下するかどうかに影響する要因が適切に考慮されている。
【解決手段】排出トレイ7及び8は収納状態及び引出状態を選択的に取る。収納状態か引出状態かによって、排紙ローラ対24からトレイの下流端までの長さである排出長さが異なる。第1排出モードは、排紙ローラ対24に用紙Pを維持させつつ排紙トレイ7又は8に用紙Pが排出されるモードである。第2排出モードは、排紙ローラ対24に用紙Pを維持させずに排紙トレイ7又は8に用紙Pが排出されるモードである。制御部9は、第1排出モードか第2排出モードかを上記排出長さを示す状況に応じて選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像が形成された媒体が排出される排出部を有する画像形成装置に関する。
特許文献1の画像形成装置は、画像が形成されて排出された媒体が装置から落下するのを防止するため、排出された媒体を挟持した状態に維持することにより媒体を維持しつつ排出する手段を備えている。特許文献1の装置では、媒体であるシートの長さが閾値を超えた場合に、排出されたシートを排紙ローラに挟持させた状態で維持する。
特開2016-74513号公報
特許文献1では、上記の通り、排出される媒体を挟持した状態で維持するかどうかを媒体の長さに応じて判定する。しかしながら、媒体が装置から落下するかどうかに影響するのは媒体の長さに限られない。
本発明の目的は、媒体の長さに限らず媒体が装置から落下するかどうかに影響する要因を適切に考慮した画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、媒体を収容可能な媒体収容部と、前記媒体収容部が収容した媒体に対して画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された媒体が排出される排出部と、所定の搬送方向に沿って、前記媒体収容部が収容した媒体を前記画像形成部へと搬送すると共に、前記画像形成部により画像が形成された媒体を前記排出部へと搬送する媒体搬送部と、前記排出部に排出された媒体を前記排出部から垂れ下がった状態に維持することが可能な媒体維持部と、制御部とを備えており、前記排出部は、前記所定の搬送方向に関する前記媒体維持部から前記排出部の下流端までの長さである排出長さが変更可能であり、前記排出長さを示す状況を取得する取得部をさらに備え、前記制御部は、前記媒体維持部に媒体を維持させつつ前記排出部に媒体が排出される第1排出モード、及び、前記媒体維持部に媒体を維持させずに前記排出部に媒体が排出される第2排出モードの一方を、前記取得部が取得した前記排出長さを示す状況に少なくとも基づいて選択し、選択した前記第1排出モード及び前記第2排出モードの一方に基づいて前記画像形成部、前記媒体搬送部及び前記媒体維持部の動作を制御する。
媒体が装置から落下する可能性には、媒体維持部から排出部の下流端までの長さである排出長さが影響する。排出された媒体が支持され得る範囲は、媒体維持部から排出部の下流端までだからである。したがって、排出長さが小さい場合には、排出された媒体が支持され得る範囲が小さい。このため、媒体維持部に媒体を維持させないと媒体が落下する可能性が高くなる。本発明の画像形成装置によると、排出長さを示す状況に少なくとも基づいて、媒体維持部に媒体を維持させるか否か(第1排出モードか第2排出モードか)を選択するので、媒体の落下を適切に回避しやすい。
本発明の一実施形態に係るプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1の排紙トレイ周辺の部分拡大図である。 図1に示すプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 図1の制御部が第1排出モード及び第2排出モードから一方を選択する処理を示すフローチャートである。
本発明の好適な一実施形態に係るプリンタ100(本発明の「画像形成装置」に相当する)について、図1~図4を参照しつつ、以下に説明する。なお、図1に示す上下方向、前後方向及び左右方向を、プリンタ100の上下方向、前後方向及び左右方向とする。
プリンタ100は、図1に示すように、筐体100a、給送トレイ1x及び1y、搬送機構2、カッター3、キャリッジ4、ヘッド5、移動機構6、排紙トレイ7及び8並びに制御部9を主に備えている。
給送トレイ1x(本発明の「媒体収容部」に相当する)は、画像形成に用いられる用紙Pを収容する部材である。本実施形態に係る用紙Pには、長尺のロール紙Rpとロール紙Rpより短尺のカット紙Kpとがある。カット紙Kpは、例えばA4サイズやB5サイズの定形サイズの用紙である。給送トレイ1xは、ロール体R及びカット紙Kpを収容可能である。給送トレイ1xは、ロール体R及びカット紙Kpを同時に収容可能であってもよいし、ロール体R及びカット紙Kpのいずれかを選択的に収容可能であってもよい。
給送トレイ1xは、ロール体Rを支持するロール体支持部11と、カット紙Kpが載置される載置面12とを有している。給送トレイ1xは、筐体100a内においてヘッド5の下方に配置されている。ロール体Rは、円筒状の芯部材Rcの外周面にロール紙Rpがロール状に巻回されたものである。カット紙Kpは、複数積層された状態で載置面12上に載置される。給送トレイ1xは、筐体100aの前壁に形成された開口100pを介して筐体100aに対して前後方向に沿って挿抜可能である。
給送トレイ1y(本発明の「媒体収容部」に相当する)は、画像形成に用いられるカット紙Kpを収容する平板状の部材であり、給送トレイ1xとは別に設置されている。給送トレイ1yは、後方の部分ほど上方に位置するように傾斜して配置されている。給送トレイ1yのそれぞれにおいて、斜め上方に面した表面にカット紙Kpが載置される。
搬送機構2(本発明の「媒体搬送部」に相当する)は、給送トレイ1x及び1yに収容された用紙Pを選択的にヘッド5へと搬送可能である。給送トレイ1xからは、主搬送経路ρ0(図1においてロール紙Rpを表す太い実線に沿った経路)を通じてヘッド5へと用紙Pが搬送される。主搬送経路ρ0は、給送トレイ1xからヘッド5を経由して排紙トレイ7まで延びている。以下、「上流」及び「下流」の用語は、主搬送経路ρ0に沿った用紙Pの搬送方向D0に関して上流及び下流をそれぞれ表すものとする。
搬送機構2は、主搬送経路ρ0に沿って用紙Pを搬送する構成として、給送ローラ21、中間ローラ対22及び搬送ローラ対23及び排紙ローラ対24を有している。これらのローラ及びローラ対は、主搬送経路ρ0に沿って上流から下流に向かって、給送ローラ21、中間ローラ対22、搬送ローラ対23及び排紙ローラ対24の順に配置されている。
給送ローラ21は、ロール体支持部11に支持されたロール体Rから巻き解かれたロール紙Rp又は載置面12に載置されたカット紙Kpを給送トレイ1xから給送する。
給送ローラ21は、給送モータ21a(図3参照)の駆動により回転する。制御部9の制御により給送モータ21aが駆動されると、給送ローラ21が回転して、給送ローラ21と接触する用紙Pに対して前方から後方に向かう方向の搬送力が付与される。これにより、用紙Pが給送トレイ1xから送り出される。なお、給送トレイ1xの後方側の端部に設けられた後壁15は、上端部が下端部よりも後方に位置するように傾斜している。したがって、給送トレイ1xから送り出された用紙Pは、斜め上方に向かう。
中間ローラ対22は、中間モータ22a(図3参照)の駆動により回転する駆動ローラと駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。制御部9の制御により中間モータ22aが駆動されると、中間ローラ対22が用紙Pを挟持しつつ回転して用紙Pを搬送する。中間ローラ対22は、給送トレイ1xの後方側の端部の上方に位置している。中間ローラ対22は、給送ローラ21によって給送トレイ1xから送り出されて斜め上方に向かう用紙Pを挟持しつつ上方に搬送する。
搬送ローラ対23は、搬送モータ23a(図3参照)の駆動により回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。排紙ローラ対24(本発明の「媒体維持部」に相当する)は、排紙モータ24a(図3参照)の駆動により回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。搬送ローラ対23及び排紙ローラ対24は、前後方向にヘッド5を挟んで配置されており、搬送ローラ対23はヘッド5よりも後方(搬送方向D0の上流)に、排紙ローラ対24はヘッド5よりも前方(搬送方向D0の下流)に配置されている。
制御部9の制御により搬送モータ23a及び排紙モータ24aが駆動されると、搬送ローラ対23及び排紙ローラ対24が用紙Pを挟持しつつ回転して用紙Pを搬送する。搬送ローラ対23は、中間ローラ対22からの用紙Pをヘッド5の下面と対向する位置に送る。ヘッド5の下面と対向する位置において、後述のヘッド5の画像形成動作により、用紙Pの上面である画像形成面に画像が形成される。排紙ローラ対24は、搬送ローラ対23によって送られた用紙Pを受け取り、さらに前方に向かって送る。
搬送機構2は、給送ローラ21、中間ローラ対22、搬送ローラ対23及び排紙ローラ対24が送り出した用紙Pを案内するガイド部材を有している。ガイド部材は、主搬送経路ρ0に沿って用紙Pが進むように用紙Pと接触してこれを案内する。例えば、中間ローラ対22の上方にはガイド部材25が配置されている。ガイド部材25は、中間ローラ対22によって上方に搬送される用紙Pを前方に案内する。
また、排紙ローラ対24の前方には、排紙ローラ対24によって前方に搬送される用紙Pを排紙トレイ7及び8に振り分けるガイド部材26が配置されている。ガイド部材26は、図1及び図2の実線で示す位置と二点鎖線で示す位置との間で移動可能に筐体100aに支持されている。実線の位置は、排紙ローラ対24からの用紙Pを排紙トレイ7へと案内する位置である。二点鎖線の位置は、排紙ローラ対24からの用紙Pを排紙トレイ8へと案内する位置である。ガイド部材26は、ガイドモータ26aの駆動により動作する(図3参照)。
制御部9の制御によりガイドモータ26aが駆動されると、ガイドモータ26aの正転及び逆転に応じてガイド部材26が実線の位置と二点鎖線の位置の間で移動する。ガイド部材26が実線の位置にあるときには、排紙ローラ対24から搬送方向D0に沿って送られた用紙Pが、そのまま搬送方向D0に沿って移動して前方の排紙トレイ7に向かう。ガイド部材26が二点鎖線の位置にあるときには、排紙ローラ対24から搬送方向D0に沿って送られた用紙Pがガイド部材26に当たって進行方向を変え、分岐経路ρ2に沿って搬送される。分岐経路ρ2は、ガイド部材26において主搬送経路ρ0から分岐し、一旦下方に向かった後、搬送方向D1に沿って前方の排紙トレイ8に向かう経路である。
さらに、給送トレイ1yの下端の少し下方にはガイド部材29が配置されている。ガイド部材29は、後述の給送ローラ27からの用紙Pを主搬送経路ρ0へと案内する。
給送トレイ1yからは、給送経路ρ1と主搬送経路ρ0を通じてヘッド5へと用紙Pが搬送される。給送経路ρ1は給送トレイ1y及びガイド部材29によって規定されている。搬送機構2は、給送経路ρ1に沿って用紙Pを搬送する部材として給送ローラ27を有している。給送ローラ27は、給送トレイ1yから用紙Pを給送する。給送ローラ27は、給送トレイ1yに載置された用紙Pと接触する。給送ローラ27は、給送モータ27a(図3参照)の駆動により回転する。制御部9の制御により給送モータ27aが駆動されると、給送ローラ27が回転して、給送ローラ27と接触する用紙Pに対して図1の矢印D2に沿った方向の搬送力が付与される。これにより、用紙Pが、給送経路ρ1に沿って給送トレイ1yから送り出される。送り出された用紙Pは、主搬送経路ρ0における搬送ローラ対23のやや上流の位置に送り込まれる。
カッター3は、主搬送経路ρ0において中間ローラ対22より上流側であって、給送トレイ1xの後方側の端部と中間ローラ対22との間の位置に配置されている。カッター3は、例えば円板状の回転刃及び従動刃からなる。カッター3は、切断モータ3a(図3参照)の駆動により回転刃が回転し、且つ、左右方向に沿って往復移動する。ロール体Rから巻き解かれて搬送されたロール紙Rpは、制御部9の制御により切断モータ3aが駆動されることで、切断後の長さが後述の画像データが示す切断長となるように、カッター3によりロール紙Rpの幅方向に切断される。これにより、ロール紙Rpに後端が形成され、1枚ごとの用紙となって排紙トレイ7又は8に排紙される。
ヘッド5(本発明の「画像形成部」に相当する)は、下面に形成された複数のノズルと、ドライバIC52(図3参照)とを含む。制御部9の制御によりドライバIC52が駆動されると、ノズルからインクが吐出され、そのインクが用紙Pに付着してドットを形成する。ヘッド5は、キャリッジ4に搭載されている。
移動機構6は、2つのガイドレール61、62と、キャリッジモータ63(図3参照)と、を有している。2つのガイドレール61、62は、前後方向に互いに離隔して配置され、各々が左右方向に延設されている。キャリッジ4は、2つのガイドレール61、62を跨ぐように配置されている。キャリッジ4は、ベルト(不図示)などを介してキャリッジモータ63に接続されている。制御部9の制御によりキャリッジモータ63が駆動されると、キャリッジ4がガイドレール61、62に沿って走査方向(左右方向)に移動する。
ヘッド5は、用紙Pに対して以下の通りに画像形成動作を行う。ヘッド5がキャリッジ4の移動に伴って走査方向に往復移動しつつ吐出したインクによって、走査方向に沿ってドットが順に形成される。このような走査方向に沿ったドットの列が、搬送機構2によって用紙Pが搬送されつつ順に形成される。用紙P上の画像形成領域には、走査方向及び搬送方向D0の両方向にドットが並び、このようなドットの配列からなる画像が表れる。画像形成領域は、画像のサイズに応じた長方形の領域である。
排紙トレイ7及び8(両方で本発明の「排出部」に相当し、それぞれ本発明の「支持部材」に相当する)は、筐体100a内においてヘッド5の前方であって、給送トレイ1xより上方に配置されている。排紙トレイ7及び8は前後方向に沿って延びており、互いに上下方向に並んでいる。排紙トレイ7は、排紙トレイ8より前後方向に短い。
排紙トレイ7(第1の排出部)は、搬送方向D0に沿って前後方向に移動可能である。排紙トレイ8(第2の排出部)は、搬送方向D1に沿って前後方向に移動可能である。なお、排紙トレイ7及び8がこのように移動可能であることが、本発明の「前記支持部材が、前記所定の搬送方向について前記画像形成部から離隔する方向とその反対方向との両方向に移動可能」に相当する。このうち、排紙トレイ7及び8の前方への移動が「画像形成部から離隔する方向」への移動に相当し、排紙トレイ7及び8の後方への移動が「その反対方向」への移動に相当する。
排紙トレイ7及び8は、ユーザの手動操作によって、筐体100aの前壁に形成された開口100qを介して筐体100aの前方に向かって引き出されたり、筐体100a内に収納されたりすることがそれぞれ可能である。図1及び図2の実線は、排紙トレイ7及び8が筐体100aの前方に向かって最大限まで引き出された位置(本発明の「第2位置」に相当する)を示す。この状態で、排紙トレイ8の前端は排紙トレイ7の前端より前方に位置している。図1及び図2の二点鎖線は、排紙トレイ7及び8が筐体100a内に完全に収納された位置(本発明の「第1位置」に相当する)を示す。
排紙トレイ7において、前方に最大限まで引き出された状態(以下、「引出状態」とする)の搬送方向D0における下流端(前端)の位置をT1、筐体100a内に収納された状態(以下、「収納状態」とする)の搬送方向D0における下流端(前端)の位置をT2とする。排紙トレイ8において、引出状態にあるときの搬送方向D1における下流端(前端)の位置をT3、収納状態にあるときの搬送方向D1における下流端(前端)の位置をT4とする。このとき、排紙ローラ対24の位置T0から用紙Pの搬送方向に沿って位置T1~T4に至るまでの各長さ(本発明の「排出長さ」に相当する)が以下の(1)~(3)を満たす。
(1)位置T0から主搬送経路ρ0に沿って位置T1に至るまでの長さが、位置T0から主搬送経路ρ0に沿って位置T2に至るまでの長さより大きい。(2)位置T0から主搬送経路ρ0及び分岐経路ρ2に沿って位置T3に至るまでの長さが、位置T0から主搬送経路ρ0及び分岐経路ρ2に沿って位置T4に至るまでの長さより大きい。(3)位置T0から主搬送経路ρ0に沿って位置T1に至るまでの長さが、位置T0から主搬送経路ρ0及び分岐経路ρ2に沿って位置T3に至るまでの長さより小さい。
なお、位置T1及びT2が上記(1)を満たすことは、本発明の「第1位置と、前記第1位置にあるときより前記排出長さが大きい第2位置」に相当する。また、位置T3及びT4が上記(2)を満たすことは、本発明の「第1位置と、前記第1位置にあるときより前記排出長さが大きい第2位置」に相当する。
また、排紙トレイ7について、上記(1)の通り、位置T0から下流端までの長さが収納状態と引出状態とで異なることが、本発明の「前記排出部は、前記所定の搬送方向に関する前記媒体維持部から前記排出部の下流端までの長さである排出長さが変更可能」であることに相当する。排紙トレイ8について、上記(2)の通り位置T0から下流端までの長さが収納状態と引出状態とで異なることが、本発明の「前記排出部は、前記所定の搬送方向に関する前記媒体維持部から前記排出部の下流端までの長さである排出長さが変更可能」であることに相当する。さらに、いずれも引出状態にある排紙トレイ7と排紙トレイ8の間で位置T0から下流端までの長さが異なることが、本発明の「前記排出部は、前記所定の搬送方向に関する前記媒体維持部から前記排出部の下流端までの長さである排出長さが変更可能」であることに相当する。
排紙トレイ7及び8の近傍にはトレイセンサ96及び97がそれぞれ設置されている。トレイセンサ96及び97は、排紙トレイ7及び8が、それぞれ、図1及び図2の実線の位置にあるか二点鎖線の位置にあるか、つまり、筐体100a内に収納されているか前方へと最大限に引き出されているかを検出する。トレイセンサ96及び97の検出結果は制御部9に送られる。
筐体100a内にはカートリッジ装着部が設置されている。カートリッジ装着部には、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインクをそれぞれ貯留する4つのインクカートリッジが着脱自在に装着可能である。チューブなどを介して、カートリッジ装着部に装着されたインクカートリッジからヘッド5にインクが供給される。
制御部9は、プリンタ100全体の制御を行うものである。制御部9には、図3に示すように、給送モータ21a及び27a、中間モータ22a、搬送モータ23a、排紙モータ24a、切断モータ3a、ドライバIC52、キャリッジモータ63並びにトレイセンサ96及び97が電気的に接続されている。
制御部9は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)94等を備えている。
ROM92には、CPU91及びASIC94が実行するプログラム等が格納されている。また、ROM92には各種の基準値が格納されている。例えば、基準値には、カット紙Kpの搬送方向に関する用紙長、用紙Pの排出モードを選択する際に使用される後述の閾値等が含まれている。閾値には、排紙トレイ7に関する閾値と排紙トレイ8に関する閾値とがある。前者の閾値は後者の閾値より小さい。
RAM93は、プログラム実行時に必要なデータを一時的に記憶するものである。このデータには、PC等の外部装置から送信されたり記録媒体から読み出されたりした画像データが含まれる。画像データは、用紙Pに形成されるべき画像を示すデータや、その画像形成の関連情報に関するユーザの指示を示すデータを含んでいる。上記関連情報には、カット紙Kp及びロール紙Rpのいずれが使用されるかを示す情報、ロール紙Rpが使用される場合には搬送方向D0に関する切断長を示す情報、排紙トレイ7及び8のいずれが使用されるか(以下、「使用トレイ」とする)を示す情報等が含まれる。
なお、制御部9は、CPU91のみが各種処理を行うものであってもよいし、ASIC94のみが各種処理を行うものであってもよいし、CPU91とASIC94とが協働して各種処理を行うものであってもよい。また、制御部9は、1つのCPU91が単独で処理を行うものであってもよいし、複数のCPU91が処理を分担して行うものであってもよい。また、制御部9は、1つのASIC94が単独で処理を行うものであってもよいし、複数のASIC94が処理を分担して行うものであってもよい。
制御部9は、RAM93に格納された画像データに基づき、画像形成処理を実行する。画像形成処理においては、搬送機構2により用紙Pを搬送経路に沿って所定距離ずつ搬送する処理と、移動機構6によりキャリッジ4を走査方向に往復移動させつつ、ヘッド5の複数のノズルから用紙Pに対してインクを吐出させる処理とが交互に繰り返し実行される。
用紙Pがロール紙Rpである場合には、ロール紙Rpは、搬送機構2によって搬送されつつヘッド5から吐出されたインクを受ける。ロール紙Rpは、制御部9による制御に従ったカッター3の動作によって、画像データが示す切断長に切断される。カッター3によって切断されたロール紙Rpは、画像データが示す画像が形成された1枚ごとの用紙となって排紙トレイ7又は8へと排出される。制御部9は、排紙トレイ7及び8のうち、画像データが示す使用トレイにロール紙Rpが排出されるように、ガイド部材26を適宜動作させる。
用紙Pがカット紙Kpである場合には、カット紙Kpは、搬送機構2によって搬送されつつヘッド5から吐出されたインクを受ける。これにより、カット紙Kpは、画像データが示す画像が形成された用紙となって排紙トレイ7へと排出される。制御部9は、排紙トレイ7及び8のうち、画像データが示す使用トレイにロール紙Kpが排出されるように、ガイド部材26を適宜動作させる。
ところで、制御部9は、上記画像形成処理において、用紙Pが排紙トレイ7又は8に排出される際に第1排出モード及び第2排出モードの一方を選択し、選択したモードに基づいて搬送機構2及びヘッド5を制御する。第1排出モードは、排紙ローラ対24に用紙Pの後端部(搬送方向D0において上流側の端部)を挟持させることで、図1及び図2の一点鎖線に示すように排紙トレイ7又は8の前端から垂れ下がった状態で用紙Pを維持するモードである。具体的には、搬送機構2の制御において、用紙Pを排紙トレイ7又は8に排出させる際に、排紙ローラ対24が用紙Pの後端部を挟持した状態で排紙ローラ対24の駆動を停止させる。これにより、排紙トレイ7又は8の前端から用紙Pが落下するのが抑制される。第2排出モードは、このような用紙Pの維持を排紙ローラ対24に行わせずに排紙トレイ7又は8へと用紙Pを排出するモードである。具体的には、搬送機構2の制御において、用紙Pを排紙トレイ7又は8に排出させる際に、用紙Pの後端が排紙ローラ対24を通過してから排紙ローラ対24の駆動を停止させる。
以下、制御部9が第1排出モード及び第2排出モードの一方を選択する処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部9は、トレイセンサ96又は97の検出結果に基づき、画像データが示す使用トレイが引出状態にあるか収納状態にあるかを判定する(S1)。使用トレイが収納状態にあると判定すると(S1、収納状態)、制御部9は第1排出モードを選択する(S4)。そして、一連の処理を終了する。使用トレイが引出状態にあると判定すると(S1、引出状態)、制御部9は、使用トレイについてROM92から閾値を取得する(S2)。次に、制御部9は、画像データが示す用紙長がS2で取得した閾値を超えているか否かを判定する(S3)。用紙長は、使用されているのがカット紙Kpである場合にはROM92から取得され、使用されているのがロール紙Rpである場合には画像データが示す切断長に相当する。用紙長が閾値を超えていると判定すると(S3、Yes)、制御部9は第1排出モードを選択する(S4)。そして、一連の処理を終了する。これに対し、用紙長が閾値以下であると判定すると(S3、No)、制御部9は第2排出モードを選択する(S5)。そして、一連の処理を終了する。
以上説明した本実施形態によると以下の効果が奏される。用紙Pが使用トレイから落下する可能性には、排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さが影響する。使用トレイに排出された用紙Pが支持される範囲は排紙ローラ対24付近から使用トレイの下流端までだからである。したがって、例えば、排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さが小さい場合には、排出された用紙Pが支持される範囲が小さい。このため、排紙ローラ対24に用紙Pを維持させないと用紙Pが落下する可能性が高くなる。
これに対し、本実施形態によると、図4のフローチャートに示すように、使用トレイの状態と、用紙長と閾値の比較とに基づいて第1排出モードか第2排出モードかが選択される。上記(1)(2)に示す通り、使用トレイの状態(収納状態か引出状態か)に応じて排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さが異なる。したがって、使用トレイの状態に基づくことで、排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さに基づいて第1排出モードか第2排出モードかが選択されることになる。
具体的には、使用トレイが収納状態にあるとき、つまり、排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さが比較的小さいときには、用紙Pの落下を抑制する第1排出モードが選択される。また、使用トレイが引出状態にあるとき、つまり、排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さが比較的大きいときには、さらに用紙長と閾値の比較に基づいて第1排出モードか第2排出モードかが選択される。ここで、使用トレイが排紙トレイ7である場合の閾値は、使用トレイが排紙トレイ8である場合の閾値より小さい。したがって、排紙トレイ7が使用される場合には排紙トレイ8が使用される場合に比べて第1排出モードが選択されやすい。これは、上記(3)に示す通り、トレイが引出状態において、排紙ローラ対24から排紙トレイ7の下流端までの長さが排紙ローラ対24から排紙トレイ8の下流端までの長さより小さいため、排紙トレイ7に排出される場合には用紙Pが比較的落下しやすいことに応じている。このように、使用されるのが排紙トレイ7であるか排紙トレイ8であるかに応じ、第1排出モード及び第2排出モードの選択に当たって用紙長が適切に評価される。
以上の通り、排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さに基づいて第1排出モードか第2排出モードかが適切に選択されることになる。また、使用トレイが収納状態にあるときには、用紙長に関わらず第1排出モードが選択される。これは、使用トレイが収納状態にあると用紙Pが使用トレイから落下する蓋然性が高いためである。一方、使用トレイが引出状態であるときには、用紙長と閾値の比較に基づいてモードが選択される。このため、用紙Pが落下する可能性に適切に応じた選択がなされる。このように、使用トレイの状態に応じた適切な制御が実行される。
なお、制御部9がトレイセンサ96又は97の検出結果に基づき、排出トレイ7又は8の状態を取得する機能は、本発明の「前記排出長さを示す状況を取得する取得部」の機能に相当する。上記の通り、第1排出モードか第2排出モードかの判定に当たって排出トレイ7又は8の状態に基づくことは、上記判定に当たって排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さを示す状況に基づくことに対応するからである。同様の観点で、制御部9が排出トレイ7又は8の状態として収納状態及び引出状態のいずれにあるかを取得することは、本発明の「前記支持部材が前記第1位置及び前記第2位置のいずれにあるかに基づいて、前記排出長さを示す状況を取得する」ことに相当する。
また、制御部9が画像データに基づいて使用トレイを取得することは、本発明の「前記第1の排出部と前記第2の排出部とのいずれが使用されるかに基づいて、前記排出長さを示す状況を取得する」ことに相当する。上記の通り、第1排出モードか第2排出モードかの判定に当たって使用トレイが排紙トレイ7であるか排紙トレイ8であるかに基づくことは、上記判定に当たって排紙ローラ対24から使用トレイの下流端までの長さを示す状況に基づくことに対応するからである。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態に係る図4のフローチャートによると、使用トレイが引出状態にある場合(S1、引出状態)には、さらに用紙長と閾値の比較がなされ(S3)、その結果に基づいて第1排出モードか第2排出モードかが選択されている。しかし、使用トレイが引出状態にある場合には用紙長に基づかず、第2排出モードが選択されてもよい。
また、上述の実施形態に係る第1排出モードは、用紙Pが排紙トレイ7又は8から垂れ下がった状態で用紙Pの後端部が排紙ローラ対24に挟持された状態に維持されることが想定されている。これに対し、排紙トレイのサイズや切断長等の状況によっては、第1排出モードにおいて、用紙Pが排紙トレイ7又は8からはみ出さず、垂れ下がらない状態で用紙Pの後端部が排紙ローラ対24に挟持された状態に維持されることがあってもよい。
また、上述の実施形態では、使用トレイが収納状態か引出状態かに少なくとも基づいて第1排出モードか第2排出モードかが選択されている。そして、収納状態は、筐体100a内に完全に収納された位置にある状態を指す。引出状態は、筐体100aから最大限まで引き出された位置にある状態を指す。これに対し、第1排出モードか第2排出モードかの選択が、使用トレイのその他の状態に基づいてなされてもよい。例えば、使用トレイが収納状態か、収納状態から少しでも引き出された状態かに応じて選択されてもよい。また、位置T0から使用トレイの下流端までの長さが第1の範囲にある状態か第2の範囲にある状態かに応じて選択されてもよい。第1及び第2の範囲は、例えば、一方がL1以上且つL2未満の範囲であり、他方がL2以上の範囲であってもよい。ここで、L1<L2とする。
また、上述の実施形態は、画像が形成された用紙Pが、画像データが示す使用トレイに排出されるように構成されている。これに対し、使用される用紙Pの種類(カット紙Kpかロール紙Rpか、A4用紙かA3用紙か等)や、使用される給紙トレイが給紙トレイ1x及び1yのいずれであるか等に応じて使用される排紙トレイがあらかじめ定められていてもよい。この場合、制御部9は、画像データが示す用紙Pの種類や使用される給紙トレイに応じて排紙トレイを選択する。
また、上述の実施形態では、本発明の取得手段に対応する構成として、(イ)制御部9がトレイセンサ96又は97の検出結果に基づき、排出トレイ7又は8の状態を取得することと、(ロ)制御部9が画像データに基づいて使用トレイを取得することとの2つの構成が採用されている。これらに代えて、又は加えて、本発明の取得手段に対応する構成として、排紙トレイ7又は8上の何らかの基準部位を検出するセンサが設置され、制御部9がそのセンサの検出結果に基づいて排紙トレイ7又は8の状態を取得する構成が採用されていてもよい。この場合、基準部位が排紙トレイ7又は8の前端に設定されていてもよいし、そのように設定されていなくてもよい。例えば、排紙トレイ7の前端から排紙ローラ対24に近い方に若干離隔した箇所が基準部位に設定されてもよい。この場合であっても、この基準部位が搬送方向D0に関してどの位置にあるかをセンサによって検出することで、排紙トレイ7が引出状態にあるか収納状態にあるか等の状況、つまり、本発明の排出長さを示す状況を取得可能である。
また、上述の実施形態においては、排紙トレイ7又は8に排出される用紙Pに対して排紙ローラ対24が維持動作を行うことでその用紙Pが維持される。これに対し、排紙ローラ対24に代えて、又は加えて、排紙トレイ7又は8に排出される用紙Pを維持する別の手段(本発明の「媒体維持部」に相当する)がプリンタ100に設置されてもよい。例えば、ブロック状の部材を上方から用紙Pに接触させ、当該部材と排紙トレイ7又は8との間に用紙Pを挟み込むことでこれを維持する手段がプリンタ100に設置されてもよい。この場合、ブロック状の部材は、筐体100aの内側及び外側のいずれに配置されていてもよい。また、用紙Pと排紙トレイ7又は8の間の空気を吸引することで用紙Pを排紙トレイ7又は8に吸着させ、もって、用紙Pを維持するような吸引手段がプリンタ100に設置されてもよい。
加えて、上述の各実施形態においては、プリンタ100に対して本発明を適用する場合について説明したが、これには限定されない。本発明は、ヘッドからインクを吐出するインクジェット式のその他の画像形成装置、例えば、複合機やコピー機などに適用されてもよい。また、インクジェット方式でインクを用紙Pに付着させる代わりに、トナーを用紙Pに付着させることで画像記録処理を実行するレーザー式の画像形成装置に適用されてもよい。
2 搬送機構
3 カッター
4 キャリッジ
5 ヘッド
6 移動機構
7,8 排紙トレイ
9 制御部
100 プリンタ
P 用紙
Rp ロール紙
Kp カット紙

Claims (7)

  1. 媒体を収容可能な媒体収容部と、
    前記媒体収容部が収容した媒体に対して画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成された媒体が排出される排出部と、
    所定の搬送方向に沿って、前記媒体収容部が収容した媒体を前記画像形成部へと搬送すると共に、前記画像形成部により画像が形成された媒体を前記排出部へと搬送する媒体搬送部と、
    前記排出部に排出された媒体を前記排出部から垂れ下がった状態に維持することが可能な媒体維持部と、
    制御部とを備えており、
    前記排出部は、前記所定の搬送方向に関する前記媒体維持部から前記排出部の下流端までの長さである排出長さが変更可能であり、
    前記排出長さを示す状況を取得する取得部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記媒体維持部に媒体を維持させつつ前記排出部に媒体が排出される第1排出モード、及び、前記媒体維持部に媒体を維持させずに前記排出部に媒体が排出される第2排出モードの一方を、前記取得部が取得した前記排出長さを示す状況に少なくとも基づいて選択し、選択した前記第1排出モード及び前記第2排出モードの一方に基づいて前記画像形成部、前記媒体搬送部及び前記媒体維持部の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記排出長さを示す状況と、前記排出部に排出される媒体の前記所定の搬送方向の長さである媒体長さとに少なくとも基づいて、前記第1排出モード及び前記第2排出モードの一方を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排出部が、排出された媒体を支持する支持部材を有しており、
    前記支持部材が、第1位置と、前記第1位置にあるときより前記排出長さが大きい第2位置とを選択的に取り得るものであり、
    前記取得部は、前記支持部材が前記第1位置及び前記第2位置のいずれにあるかに基づいて、前記排出長さを示す状況を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記支持部材が前記第1位置にある場合には、前記排出部に排出される媒体の前記搬送方向の長さである媒体長さに関わらず前記第1排出モードを選択し、
    前記支持部材が前記第2位置にある場合には、前記媒体長さに基づいて前記第1排出モード及び前記第2排出モードの一方を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材が、前記所定の搬送方向について前記画像形成部から離隔する方向とその反対方向との両方向に移動可能であり、
    前記第1位置が、前記所定の搬送方向について前記画像形成部に最も近接した位置であり、
    前記第2位置が、前記所定の搬送方向について前記第1位置から離隔した位置であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記排出部は、第1の排出部と、前記第1の排出部より前記排出長さが大きい第2の排出部とを含んでおり、
    前記取得部は、前記第1の排出部と前記第2の排出部とのいずれが使用されるかに基づいて、前記排出長さを示す状況を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1の排出部が使用される場合には、前記排出部に排出される媒体の前記所定の搬送方向の長さである媒体長さと第1閾値との比較に少なくとも基づいて前記第1排出モード及び前記第2排出モードの一方を選択し、
    前記第2の排出部が使用される場合には、前記媒体長さと前記第1閾値より大きい第2閾値との比較に少なくとも基づいて前記第1排出モード及び前記第2排出モードの一方を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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