JP2024017146A - 撮影データ処理装置、撮影データ処理方法およびプログラム - Google Patents

撮影データ処理装置、撮影データ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供する。【解決手段】撮影データ処理装置100は、特定部111、撮影データ取得部112、判断部113および出力部114を有する。特定部111は、予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する。撮影データ取得部112は、車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得する。判断部113は、特定したユーザに基づいて撮影データの出力先を判断する。出力部114は、判断した出力先に撮影データを出力する。【選択図】図1

Description

本発明は撮影データ処理装置、撮影データ処理方法およびプログラムに関する。
車両に搭載されているドライブレコーダが撮影する撮影データを、所定のインシデントの記録という目的以外の目的に使用したいという要求が存在する。また車両の外部を撮影した撮影データを外部の機器等に保存するための様々な手法が提案されている。
例えば、車両の運行に関する運行情報を取得する情報取得部と、運行情報を近距離通信によって携帯電子機器へ送信する近距離通信部とを備える運行記録装置が開示されている(特許文献1)。
特開2014-235609号公報
しかしながら、上述の開示における装置は、車両の運転を行う者を特定しない。そのため、上述の技術は、複数のユーザが共通の車両を運転する場合には、記録された撮影データに関してプライバシーに配慮した処理を適切に行うことが難しい。
本開示は、この様な課題を解決するために成されたものであって、ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供する。
本開示にかかる撮影データ処理装置は、特定部、撮影データ取得部、判断部および出力部を有する。特定部は、予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する。撮影データ取得部は、車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得する。判断部は、特定したユーザに基づいて撮影データの出力先を判断する。出力部は、判断した出力先に撮影データを出力する。
本開示にかかる撮影データ処理方法は、コンピュータが以下の方法を実行する。コンピュータは、予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する。コンピュータは、車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得する。コンピュータは、特定したユーザに基づいて撮影データの出力先を判断する。コンピュータは、判断した出力先に撮影データを出力する。
本開示にかかるプログラムは、コンピュータに以下の撮影データ処理方法を実行させる。コンピュータは、予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する。コンピュータは、車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得する。コンピュータは、特定したユーザに基づいて撮影データの出力先を判断する。コンピュータは、判断した出力先に撮影データを出力する。
本開示によれば、ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供することができる。
実施の形態1にかかる撮影データ処理装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。 実施の形態1にかかるユーザ情報を示す図である。 実施の形態2にかかる撮影データ処理装置のブロック図である。 実施の形態2にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。 実施の形態3にかかる撮影データ処理装置のブロック図である。 実施の形態3にかかるユーザ情報と出力先の関係を示す図である。 実施の形態3にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。 実施の形態4にかかる撮影データ処理装置のブロック図である。 実施の形態4にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略、および簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかる撮影データ処理装置100を含む撮影システム10のブロック図である。図1に示す撮影システム10は、自動車に搭載され、自動車の外の風景またはキャビンの中の様子を撮影する。撮影システム10は、例えばドライブレコーダや、ナビゲーションシステムと称されるシステムの一部に含まれていてもよい。撮影システム10は、自動車に組み込まれていても良いし、自動車に着脱可能な形態であってもよい。撮影システム10は主な構成として、カメラ11、通信部12および撮影データ処理装置100を有している。またこれらの構成は、通信バス101により、それぞれが適宜、通信可能に接続されている。
カメラ11は、対物レンズ、撮像素子および画像処理をするための演算装置等を含む。カメラ11は、例えば自動車の前方の風景を撮影するように設けられる。これによりカメラ11は、自動車を運転する運転者の目線に近い画角の風景を撮影し、これを撮影データとして撮影データ処理装置100に供給できる。
またカメラ11は、運転席に存在している運転者であるユーザを撮影する。これにより、カメラ11は、ユーザを特定するためのユーザの画像を含む撮影データを生成し、生成した撮影データを撮影データ処理装置100に供給する。ユーザの画像は、撮影データ処理装置100がユーザを特定するための画像であって、例えばユーザの顔の画像である。ユーザの画像は、ユーザを特定可能であれば、顔の画像に限られず、虹彩や耳の形状等を含むものであってもよい。
カメラ11は、例えばユーザの顔を撮影可能な位置に設置された全方位カメラである。これによりカメラ11は、自動車の外の風景と、運転席に存在するユーザの画像と、をそれぞれ撮影できる。またカメラ11が全方位カメラの場合に、カメラ11は、例えば駐車中における自動車の周辺の状況およびキャビンの中の様子を同時に撮影出来る。またカメラ11は、自動車に複数設置されていてもよい。これによりカメラ11は、例えば自動車の外の風景と、キャビンの中のユーザの画像とを、それぞれ撮影できる。またカメラ11は、ズーム、パン、チルトを行うものであってもよい。
カメラ11は、撮影した画像のデータである撮影データを生成し、生成した撮影データを、撮影データ処理装置100に供給する。カメラ11は例えば毎秒30フレームや毎秒60フレーム程度のフレームレートを有する。すなわちカメラ11は、30分の1秒ごとに、あるいは、60分の1秒ごとに、撮影した画像データを、撮影データとして撮影データ処理装置100に供給する。なお、カメラ11は、マイクロホンを含んでいても良い。マイクロホンを含むことにより、カメラ11は、撮影データに音声を含めることが出来る。
通信部12は、撮影システム10の外部の装置との通信を行うためのアンテナや送受信する信号を暗号化および復号するための信号処理装置等を含む。通信部12は例えばWi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)の規格に準拠しており、ユーザが所有するユーザ端末を含む出力先との通信を行う。これにより、通信部12は、カメラ11が撮影した撮影データを、ユーザ端末へ送信できる。なお、ユーザ端末とは例えばスマートホン、タブレット端末、ノートPC等である。なお、出力先はユーザ端末に限らず、ユーザに紐づくクラウド上の記憶領域でもよい。ここで、出力先は一つではなく複数でもよく、例えば複数のユーザ端末を出力先としてもよい。
また通信部12は、所定の公衆通信回線に通信可能に接続するものであってもよい。例えば通信部12は、データ通信が可能な電話回線やインターネット接続可能な通信回線に接続するものであってもよい。これにより、通信部12は、例えば所定のユーザに紐付くクラウド上の記憶領域を出力先としてアクセスし、この記憶領域に撮影データを送信できる。
撮影データ処理装置100は、カメラ11から撮影データを受け取り、受け取った撮影データの出力先を判断して通信部12を介して所定の出力先に撮影データを出力する。撮影データ処理装置100は、例えばCPU(Central Processing Unit)やMCU(Micro Controller Unit)などの演算装置を含む。撮影データ処理装置100は主な構成として、特定部111、撮影データ取得部112、判断部113、出力部114、記憶部115およびバッファメモリ116を有している。
特定部111は、予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する。より具体的には、特定部111は、カメラ11からユーザの画像を含む撮影データを受け取り、受け取ったユーザの画像からユーザを特定する。ユーザを特定する際、特定部111は例えば撮影データからユーザの画像を抽出し、抽出したユーザの画像と、記憶部115に記憶しているユーザ情報とを照合することによりユーザを特定する。特定部111は、ユーザの画像からさらに虹彩を抽出し、抽出したユーザの虹彩と、記憶部115に記憶しているユーザの虹彩情報とを照合することによりユーザを特定してもよい。特定部111は、カメラ11からの画像による特定方法だけでなく、図示しないキーボードなどを介してユーザによって入力されたパスワード、図示しない指紋センサを介して取得したユーザの指紋、または図示しないマイクを介して取得したユーザの声紋等を用いてユーザを特定してもよい。特定部111は、画像からユーザを特定できなかった場合、ユーザが「不明」であると特定してもよい。
撮影データ取得部112は、車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得する。より具体的には、撮影データ取得部112は、カメラ11が生成した撮影データを、通信バス101を介して取得する。
判断部113は、特定したユーザに基づいて撮影データの出力先を判断する。より具体的には、記憶部115が記憶するユーザ情報を参照し、特定したユーザに紐付く出力先に関する情報を選択し、選択した出力先に撮影データを出力することを示す信号を出力部114に供給する。
出力部114は、判断部113が判断した出力先に撮影データを出力する。すなわち出力部114は、判断部113から受け取った信号に含まれる出力先と撮影データ取得部112が取得した撮影データを紐付け、この撮影データを所定の出力先に出力するために通信部12に撮影データを供給する。
記憶部115は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを含む記憶装置である。記憶部115は、ユーザ情報を少なくとも記憶している。ユーザ情報は、ユーザを特定するための情報と、特定されたユーザに対応した出力先の情報と、を含む。ユーザを特定するための情報は、例えばユーザの顔画像の特徴量などである。ユーザに対応した出力先補情報は、ユーザが所有するユーザ端末に撮影データを送信するための送信プロトコルを含む。送信プロトコルは例えばユーザ端末のMACアドレスを含む。あるいは、送信プロトコルは例えばユーザがアクセス可能なクラウドのアドレス情報を含む。
バッファメモリ116は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリである。バッファメモリ116は、撮影データ取得部112が取得した撮影データを一時的に蓄積する。またバッファメモリ116は、蓄積した撮影データを、出力部114に順次供給する。なお、バッファメモリ116は、不揮発性メモリにより構成されていてもよい。
通信バス101は、カメラ11、通信部12および撮影データ処理装置100のそれぞれに接続し、上述の各構成が本開示における機能を発揮するための通信を実現する。撮影システム10が一体の装置の場合、通信バス101は装置内の通信を担うバスである。また撮影システム10が自動車のシステムに組み込まれている場合、通信バス101は例えばCAN(Controller Area Network)などの車内ネットワークの一部であってもよい。
以上、撮影システム10の構成について説明した。撮影システム10は、上述の構成に加えて、ユーザからの操作を受け付けるための入力インタフェースを有していても良い。入力インタフェースは、例えばボタン、スイッチまたはタッチパネル等である。また撮影システム10は、撮影データをユーザに視聴させるための再生装置を有していても良い。再生装置は、撮影データの画像を表示する表示部を含む。またカメラ11がマイクを含む場合、再生装置はスピーカを含んでいても良い。
次に、図2を参照して撮影データ処理装置100が実行する処理について説明する。図2は、実施の形態1にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。撮影データ処理装置100は例えば、撮影システム10が起動することにより以下の撮影データ処理方法を実行する。
まず、撮影データ処理装置100は、カメラ11に撮影を開始させるか否かを判断する(ステップS10)。カメラ11に撮影を開始させるか否かの判断は、例えばユーザの操作を受け付けることにより行う。カメラ11に撮影を開始させるか否かの判断は、図示しない所定のセンサ等により、自動車のエンジンの始動や、ドアの開閉、所定の加速度の検出等をトリガとしてもよい。カメラ11に撮影を開始させると判定しない場合(ステップS10:NO)、撮影データ処理装置100は、ステップS10を繰り返す。カメラ11に撮影を開始させると判定する場合(ステップS10:YES)、撮影データ処理装置100は、ステップS11に進む。
ステップS11において、撮影データ取得部112は、カメラ11から撮影データを取得する(ステップS11)。撮影データ取得部112は、取得した撮影データを、特定部111に供給する。ここで、ステップS11における撮影データの撮影期間は、例えばエンジンが始動してからエンジンが停止するまでの期間である。または例えば10分間など任意の期間でもよい。また、バッファメモリ116のデータ容量に基づいて、例えばバッファメモリ116に蓄積される撮影データのファイルサイズがバッファメモリ116のデータ容量の半分になるように撮影期間を設定してもよい。
次に、特定部111は、撮影データ取得部112から受け取った撮影データからユーザの画像を抽出し、予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する(ステップS12)。特定部111は、ユーザを特定すると、特定したユーザに関する情報を判断部113に供給する。また、ステップS12の後に判断部113はユーザが変更したかどうかを判断し、ユーザが変更した場合にのみステップS13に進んでもよい。この場合、ユーザが変更していない場合にはステップS11に戻ってもよい。
次に、判断部113は、特定部111から受け取ったユーザに関する情報から、撮影データの出力先を判断する(ステップS13)。より具体的には、判断部113は、特定したユーザに関する情報と、記憶部115が記憶するユーザ情報とを参照して、出力先を決定する。判断部113は判断した出力先に関する信号を、出力部114に供給する。
次に、出力部114は、判断部113から出力先に関する信号を受け取り、受け取った信号に応じて、撮影データを判断部113が判断した所定の出力先に出力する(ステップS14)。
次に、撮影データ処理装置100は、一連の処理が終了か否かを判断する(ステップS15)。撮影データ処理装置100は、一連の処理が終了するか否かについて、例えばユーザの操作を受け付けることにより判断してもよいし、自動車のエンジンが停止したこと、またはユーザが運転席から離れたこと、をトリガとして判断してもよい。一連の処理が終了したと判断した場合(ステップS15:YES)、撮影データ処理装置100は処理を終了する。一方、一連の処理が終了したと判断しない場合(ステップS15:NO)、撮影データ処理装置100は、ステップS11に戻り、撮影データの取得を行う。
次に、図3を参照して、記憶部115が記憶するユーザ情報について説明する。図3は、実施の形態1にかかるユーザ情報を示す図である。図3に示す表は、登録されたユーザのID(Identifier)と、ユーザの特徴量と、出力先に関する情報とがそれぞれ対応付けられている。ユーザIDは、登録されたユーザそれぞれに付与された固有識別子である。ユーザ特徴量は、ユーザを特定するためのユーザの画像から抽出される特徴量である。ユーザ特徴量は例えばユーザの顔画像における画素値から算出される値を含むものであってもよい。ユーザ特徴量は画像データそれ自体であってもよい。出力先に関する情報は、例えば出力先のMACアドレスであってもよい。あるいは出力先に関する情報は、インターネット上のクラウドのアドレスであってもよい。
なお、ユーザ情報における出力先は、1ユーザにつき1つに限定されない。例えば撮影システム10はユーザを特定した後に、撮影データの出力先を選択する操作を受け付けるものであってもよい。この場合、ユーザ情報は1ユーザに対応する出力先を複数有する。
以上、実施の形態1について説明した。本実施の形態示によれば、ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供できる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2について説明する。図4は、実施の形態2にかかる撮影データ処理装置200を含む撮影システム20のブロック図である。図4に示す撮影システム20は、センサ13を有する。
センサ13は、ユーザを特定するためのセンサである。センサ13は例えば指紋認証が可能なセンサである。またセンサ13は、ユーザの声や静脈等の特徴を取得するものであってもよい。センサ13は、ユーザの特定を行うためにユーザの生体情報を取得するためのセンサであれば、上述のセンサに限定されない。センサ13は、ユーザの生体情報に代えて、ユーザが所持するIDカードや携帯端末から固有識別情報を取得するものであってもよい。またセンサ13は、複数のセンサを含むものであってもよい。
撮影システム20は、撮影データ処理装置100に代えて、撮影データ処理装置200を有する。撮影データ処理装置200は、記憶部115に撮影データを記憶する記憶領域を有している。すなわち撮影データ処理装置200は、撮影データ取得部112が取得した撮影データを記憶部115に保存できる。
なお、撮影データ処理装置200は、記憶部115に保存した撮影データを所定の出力先に出力した後は、保存しておいた撮影データを削除してもよい。また、記憶部115が記憶する撮影データの記憶領域は、例えばユーザごとに区分されたものであってもよい。この場合、撮影データ処理装置200は、出力先を記憶部115におけるユーザごと区分された記憶領域と設定してもよい。
図5は、実施の形態2にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。図5に示すフローチャートは、ステップS13とステップS14の間にステップS20を有する点が、図2に示すフローチャートと異なる。また図5に示すフローチャートは、ステップS15を有さない点が、図2に示すフローチャートと異なる。
ステップS13の後、撮影データ処理装置200は、カメラ11が撮影を終了したか否かを判断する(ステップS20)。カメラ11は、例えばユーザの操作により撮影を終了してもよい。またカメラ11は、例えばエンジンを停止することにより撮影を終了してもよい。カメラ11が撮影を終了したと判断しない場合(ステップS20:NO)、撮影データ処理装置200はステップS11に戻り撮影データを取得する。カメラ11が撮影を終了したと判断する場合(ステップS20:YES)、撮影データ処理装置200はステップS14に進む。
ステップS14において、出力部114は、判断部113が判断した出力先に撮影データを出力する(ステップS14)。このとき、出力部114は、記憶部115が記憶した撮影データを通信部12に順次供給する。これにより撮影データ処理装置200はファイルサイズが大きい撮影データを出力先に送信できる。なおこの場合、出力部114は、撮影データの一部をバッファメモリ116に一時的に記憶した後に、一時的に記憶したデータを通信部12に供給してもよい。なお、実施の形態2において判断部113は、特定部111から受け取ったユーザに関する情報が「不明」だった場合は、記憶部115を出力先と判断してもよい。
以上、実施の形態2について説明した。本実施の形態示によれば、ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供できる。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3について説明する。図6は、実施の形態3にかかる撮影データ処理装置300を含む撮影システム30のブロック図である。撮影システム30は、位置検出部14をさらに有している点が、上述の撮影システムと異なる。また実施の形態3にかかる撮影システム30は、撮影データ処理装置200に代えて撮影データ処理装置300を有する点が、実施の形態2にかかる撮影システム20と異なる。
位置検出部14は、撮影システム30が設置されている自動車の位置を検出し、位置に関する情報を撮影データ処理装置300に供給する。位置検出部14は例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)の技術により、衛星から所定の信号を受信することにより自動車の位置を検出する。あるいは位置検出部14は、周囲のWi-Fi等の電波を受信することにより、自動車の位置を検出するものであってもよい。この場合、位置検出部14は例えば予め登録された駐車場に自動車が存在することを検出するものであってもよい。
撮影データ処理装置300は、属性設定部117を有している。属性設定部117は、撮影データ取得部112が取得した撮影データに対して所定の属性を設定する。この場合、撮影データの属性とは、撮影データが撮影された状況を示す指標である。撮影データの属性は、判断部113が出力先を判断する際に用いられる。より具体的には、撮影データの属性は、撮影データの画像が撮影された状況を示す。すなわちその属性は、例えば撮影データの画像が、自動車が走行中(ユーザが自動車を運転中)に撮影されたものか、駐車中に撮影されたものか、を示す。ここで駐車中とは、例えばエンジンが停止しかつ運転者が車内に不在の状態である。
またその属性は、位置検出部14から受け取る自動車の位置に関する情報を参照して設定されてもよい。例えば属性設定部117は、撮影データの画像が撮影された場所が登録された駐車場であること、つまり駐車に関する情報を、属性として設定できる。以下、登録された駐車場のことを登録駐車場と称することがある。登録駐車場とは、ユーザが図示しない入力部などを介して事前に登録しておいた駐車場のことである。登録駐車場は、駐車場を管理する管理者または駐車場を保有する保有者の少なくともいずれかが紐づけられているものとする。登録駐車場とは、例えばユーザが、撮影システム30が搭載された自動車を駐車するために、保有する、またはユーザが管理者などより借りている駐車場のことである。
上述の構成により、本実施の形態にかかる判断部113は、車両が駐車している期間に取得した撮影データの出力先を、駐車の前後において特定したユーザおよび駐車に関する情報の少なくともいずれか一方に基づいて、判断する。ここで、出力先の設定は、撮影システム30のユーザにより設定されるものであって、1つに限定されず、複数の出力先を選択してもよい。
例えば、判断部113は、自動車が登録された所定の駐車場に駐車している場合の撮影データを、駐車場の管理者に紐付く出力先に出力することを判断する。また判断部113は、未登録の駐車場に駐車している場合の撮影データを、駐車する直前に運転していたユーザに紐付く出力先に出力することを判断する。また判断部113は、未登録の駐車場に駐車している場合の撮影データを、駐車の後に運転するユーザに紐付く出力先に出力することを判断してもよい。判断部113の判断する出力先は、ここに例示した設定に限られない。
次に、図7を参照して、ユーザ情報、撮影データの属性および出力先の関係の例について説明する。図7は、実施の形態3にかかるユーザ情報と出力先の関係を示す図である。図7に示す表は、記憶部115が記憶するユーザ情報に含まれるものであって、ユーザと、撮影データの属性と、出力先との対応関係を示している。
図7の表によれば、例えば撮影データの属性すなわち駐車位置の属性が「登録駐車場」の場合の出力先は「駐車場管理者または駐車場保有者」が対応している。すなわちこの例の場合、自動車が所定の登録された駐車場に停車しているときに撮影された画像の撮影データを、撮影システム30は所定の駐車場管理者または駐車場保有者に紐づけられた出力先に出力する。
次に、図7に示す例は、駐車位置の属性が「未登録駐車場」であり、駐車前のユーザが「#01」であり、駐車後のユーザが「#01」の場合出力先は「#01」が対応している。すなわちこの場合、撮影システム30は、登録されていない駐車場に停車しているときの撮影データをユーザ#01に紐づけられた出力先に出力する。
次に、図7には駐車位置の属性が「未登録駐車場」であり、駐車前のユーザが「#02」であり、駐車後のユーザが「#02」の場合の出力先は「#02」が対応している。すなわちこの場合、撮影システム30は、登録されていない駐車場に停車しているときの撮影データをユーザ#02に紐づけられたユーザ#01に紐づけられた出力先に出力する。
次に、図7には駐車位置の属性が「未登録駐車場」であり、駐車前のユーザが「#01」であり、駐車後のユーザが「#02」の場合の出力先は「#01及び#02」が対応している。すなわちこの場合、撮影システム30は、登録されていない駐車場に停車しているときの撮影データをユーザ#01及びユーザ#02に紐づけられたユーザ#01に紐づけられた出力先に出力する。これは、駐車前後でユーザが切り替わった場合、どちらのユーザも登録されていない駐車場に停車しているときの撮影データが必要な可能性があるためである。
以上のように、記憶部115は、撮影データの属性が対応づいたユーザ情報を記憶する。そして判断部113は、ユーザ情報と撮影データの属性とから、これらに対応する出力先を判断する。
次に図8を参照して本実施の形態にかかる撮影データ処理方法について説明する。図8は、実施の形態3にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。図8に示すフローチャートは、駐車中の車両における撮影データ処理方法である。図8に示すフローチャートは、ユーザを特定する処理および出力先を判断する処理等が、図5に示したフローチャートと異なる。
まず、撮影データ処理装置300は、カメラ11に駐車中の撮影を開始させるか否かを判断する(ステップS30)。カメラ11に撮影を開始させるか否かの判断は、例えば自動車の位置および運転者であるユーザを検出しないことを条件として行う。カメラ11に撮影を開始させると判定しない場合(ステップS30:NO)、撮影データ処理装置300は、ステップS30を繰り返す。カメラ11に撮影を開始させると判定する場合(ステップS30:YES)、撮影データ処理装置300は、ステップS31に進む。
ステップS31において、特定部111は、自動車が駐車状態となる前のユーザを特定する(ステップS31)。より具体的には例えば、特定部111は、駐車状態となる前に特定したユーザに関する情報をバッファメモリ116に記憶しておき、駐車中の撮影が開始された場合に、直前に特定したユーザに関する情報を用いてユーザを特定する。
次に、ステップS11において、特定部111は、カメラ11から撮影データを取得し、取得した撮影データを属性設定部117に供給する。
ステップS11の後、属性設定部117は、撮影データ取得部112から撮影データを受け取り、受け取った撮影データに対して属性を設定する(ステップS32)。ここで例えば属性設定部117は、位置検出部14から受け取る自動車の位置に関する情報に基づいて、撮影データの画像が撮影された場所が登録駐車場または未登録駐車場であることを、属性として設定する。属性設定部117は、撮影データの属性を設定すると、設定した属性に関する情報を判断部113に供給する。
次に、撮影データ処理装置300は、カメラ11が撮影を終了したか否かを判断する(ステップS33)。カメラ11は、例えばユーザの操作により撮影を終了してもよい。またカメラ11は、所定のセンサが例えばエンジンの起動を検出することにより撮影を終了してもよい。あるいはカメラ11は、所定のセンサが自動車にユーザが乗り込んだことを検出することにより撮影を終了してもよい。カメラ11が撮影を終了したと判断しない場合(ステップS33:NO)、撮影データ処理装置300はステップS11に戻り撮影データを取得する。カメラ11が撮影を終了したと判断する場合(ステップS33:YES)、撮影データ処理装置300はステップS34に進む。
続いて、ステップS34において、特定部111が駐車後におけるユーザの特定を行う(ステップS34)。さらに、判断部113は、撮影データの属性データと、ユーザ情報と、から出力先を判断する(ステップS35)。
以上、実施の形態3について説明した。実施の形態3にかかる撮影データ処理装置300は、ユーザ情報に撮影データの属性を加味することにより、種々の状況における出力先を柔軟に設定できる。よって、本実施の形態示によれば、ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供できる。
<実施の形態4>
次に実施の形態4について説明する。図9は、実施の形態4にかかる撮影データ処理装置400を含む撮影システム40のブロック図である。図9に示す撮影システム40は、アクセス設定部118を有する点が、実施の形態2と異なる。
アクセス設定部118は、記憶部115に記憶する撮影データについて、アクセス権の設定を行う。アクセス設定部118は例えば、登録された第1ユーザに紐付く撮影データには、この第1ユーザを特定している期間に限定してアクセス可能と設定する。換言すると、第1ユーザと異なる第2ユーザを特定部111が特定している期間は、アクセス設定部118は第1ユーザに紐付く撮影データにアクセスしないと設定する。また、第2ユーザが運転席に存在している期間だけでなく、助手席を含めた運転席以外の座席に存在している期間も、アクセス設定部118は第1ユーザに紐付く撮影データにアクセスしないと設定してもよい。ここで、撮影データにアクセスしない設定とは例えば、撮影データの一覧が閲覧できない状態でもよいし、撮影データの一覧は閲覧できるが動画を再生できない状態でもよい。
本実施形態にかかる判断部113は、特定部111が直前に特定したユーザと異なる人物を検出した場合に、記憶部115が記憶している直前の撮影データ及び直前に特定したユーザが出力先となっている撮影データへのアクセスを制限することを判断する。また判断部113は、撮影データの出力先を、特定部111が特定したユーザに対応させることを判断する。このような設定により、撮影システム40は、出力先として記憶部115を利用した場合に、複数の異なるユーザのそれぞれに紐付く撮影データのプライバシーを確保することができる。
図10は、実施の形態4にかかる撮影データ処理方法のフローチャートである。図10に示すフローチャートは、ステップS12とステップS13との間にステップS40およびステップS41が存在する点が、図5に示す実施の形態2のフローチャートと異なる。
ステップS12の後、撮影データ処理装置400は、特定したユーザが変更されたか否かを判断する(ステップS40)。すなわち撮影データ処理装置400は、撮影終了までの期間に撮影データを取得しつつ、ユーザの特定を繰り返し行うことにより、運転者であるユーザが入れ替わったか否かを判断する。特定したユーザが変更されたと判断しない場合(ステップS40:NO)、撮影データ処理装置400は、ステップS13に進む。一方、特定したユーザが変更されたと判断した場合(ステップS40:YES)、撮影データ処理装置400は、ステップS41に進む。
ステップS41において、アクセス設定部118は、記憶部115に記憶している撮影データのアクセス設定を変更する(ステップS41)。より具体的には、アクセス設定部118は、変更する前に特定していたユーザに紐付けられた撮影データを、新たに特定したユーザがアクセスできないように設定する。これにより、撮影システム40は、ユーザが入れ替わった場合であっても、それぞれのプライバシーを確保することができる。
以上、実施の形態4について説明したが、実施の形態4は、上述の構成に限られない。撮影データ処理装置400の判断部113は、例えば上述のステップS40においてユーザが変更したことを検出した場合に、変更する前のユーザにかかる撮影データを消去することを判断してもよい。以上、本実施の形態示によれば、プライバシーを確保しつつ、ユーザに紐付く撮影データを好適に処理する撮影データ処理装置等を提供できる。
なお、上述のプログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術を含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、又はその他の形式の伝搬信号を含む。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10 撮影システム
11 カメラ
12 通信部
13 センサ
14 位置検出部
20 撮影システム
30 撮影システム
40 撮影システム
100 撮影データ処理装置
101 通信バス
111 特定部
112 撮影データ取得部
113 判断部
114 出力部
115 記憶部
116 バッファメモリ
117 属性設定部
118 アクセス設定部
200 撮影データ処理装置
300 撮影データ処理装置
400 撮影データ処理装置

Claims (5)

  1. 予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定する特定部と、
    前記車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、
    特定した前記ユーザに基づいて前記撮影データの出力先を判断する判断部と、
    判断した前記出力先に前記撮影データを出力する出力部と、
    を備える撮影データ処理装置。
  2. 前記判断部は、前記車両が駐車している期間に取得した前記撮影データの前記出力先を、前記駐車の前後において特定した前記ユーザおよび前記駐車に関する情報の少なくともいずれか一方に基づいて、判断する、
    請求項1に記載の撮影データ処理装置。
  3. 前記撮影データを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記判断部は、前記特定部が特定した前記ユーザと異なる人物を検出した場合に、前記記憶部に記憶している前記撮影データへのアクセスを制限することを判断する、
    請求項1または2に記載の撮影データ処理装置。
  4. コンピュータが、
    予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定し、
    前記車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得し、
    特定した前記ユーザに基づいて前記撮影データの出力先を判断し、
    判断した前記出力先に前記撮影データを出力する、
    撮影データ処理方法。
  5. 予め登録した複数のユーザから車両の運転にかかるユーザを特定し、
    前記車両の外部または内部の少なくともいずれかを撮影した撮影データを取得し、
    特定した前記ユーザに基づいて前記撮影データの出力先を判断し、
    判断した前記出力先に前記撮影データを出力する、
    撮影データ処理方法を、コンピュータに実行させる
    プログラム。
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