JP2024015646A - ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法 - Google Patents

ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024015646A
JP2024015646A JP2022117858A JP2022117858A JP2024015646A JP 2024015646 A JP2024015646 A JP 2024015646A JP 2022117858 A JP2022117858 A JP 2022117858A JP 2022117858 A JP2022117858 A JP 2022117858A JP 2024015646 A JP2024015646 A JP 2024015646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accumulator
injection
charge pressure
setting
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022117858A
Other languages
English (en)
Inventor
則禎 小江
Norisada Koe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Machinery Corp Ltd
Original Assignee
Ube Machinery Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Machinery Corp Ltd filed Critical Ube Machinery Corp Ltd
Priority to JP2022117858A priority Critical patent/JP2024015646A/ja
Publication of JP2024015646A publication Critical patent/JP2024015646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

Figure 2024015646000001
【課題】チャージ圧の調整が可能なアキュムレータを備えた油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、金型キャビティに向けて溶湯を射出充填する際の必要な加速度を確保できる、ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、鋳造金型を型締して形成された金型キャビティに向けて、射出駆動部と連結した射出部から溶湯を射出充填するダイカストマシンにおいて、油圧供給部は、チャージ圧の調整が可能なアキュムレータと、アキュムレータのチャージ圧を設定するチャージ圧設定部と、チャージ圧設定部の設定に基づいてアキュムレータに圧縮性流体をチャージする圧縮性流体チャージ部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャージ圧の調整が可能なアキュムレータを備えた油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、鋳造金型を型締して形成された金型キャビティに向けて、射出駆動部と連結した射出部から溶湯を射出充填するダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法に関する。
鋳造金型を型締して形成された金型キャビティに向けて、アルミニウム合金等の溶融金属(溶湯という)を高速で射出充填して鋳造品を製造するダイカストマシンは、鋳造金型を支持する型締部と、給湯手段から供給を受けた溶湯を押圧して金型キャビティ内に射出充填する射出部と、射出部の射出充填動作を操作する射出駆動部と、を備える。この射出駆動部は、油圧ポンプ等の油圧供給部から作動油の供給を受けて駆動する射出シリンダを備える油圧駆動手段、または、電動モータ等の回転運動を直線運動に変換する変換手段を備える電動駆動手段、あるいは、油圧駆動手段と電動駆動手段を組み合せたハイブリット駆動手段、が用途やコスト等によって適宜選択される。
なお、溶湯は熱伝導率が高いために、金型キャビティ内に射出充填されると鋳造金型から脱熱を受けて短時間で冷却凝固する。そのために、金型キャビティ内への射出充填に要する時間(射出時間という)は、1秒以下に設定されることが一般的であり、高速射出できる射出駆動部が要求される。また、金型キャビティ内に射出充填された溶湯密度を高めて冷却凝固させることで、高品質な鋳造品の安定供給を可能とする。そのため、溶湯の押圧力(充填力という)の高い射出駆動部が要求される。この高速射出と高い充填力を同時に満足させる射出駆動部として、アキュムレータを備えた油圧供給部から作動油の供給を受けて駆動する油圧駆動手段が多く利用されている。
アキュムレータとは、例えば窒素等の高圧ガス(圧縮性流体という)を封入するガス室と、作動油を蓄圧する油圧室に区分けされた高圧容器である(蓄圧器またはACCという)。圧縮性流体の膨張力を利用して、油圧室内の作動油を射出シリンダ等に向けて瞬間的に排出することで、高速射出動作を可能とする。また、ガス室内の圧縮性流体のチャージ圧を高めることで、油圧室から高圧の作動油を射出駆動部に供給でき、金型キャビティ内を流動する溶湯の充填抵抗に負けない高い充填力を可能とする。そのため、アキュムレータへの圧縮性流体のチャージ圧は、設備能力の最大値を設定することが一般的である。
ここで、例えば、チャージ圧10MPaに対して、実際の鋳造成形に必要な充填力を鋳造圧力に換算して5MPaとした場合、アキュムレータからの作動油の供給を調整して、作動油の圧力を鋳造圧力と同等に制限して鋳造成形が行われる。つまり、チャージ圧と鋳造圧力の差分5MPaは無駄である。この無駄を含めてガス室への圧縮性流体のチャージを行うために、チャージに要する設備の稼働時間や消費電力が増加し、生産効率の悪い鋳造成形となっている。そのため、実際の鋳造成形に合わせたチャージ圧を設定する手段が多く提案されている。
例えば、特許文献1に示すような、射出シリンダに作動油を供給可能な速度アキュムレータと、プランジャに伝達される駆動力を生じる増圧アキュムレータを有し、速度アキュムレータのチャージ圧は、成形条件として設定された高速射出速度を実現する必要最小限の圧力を算出するチャージ圧の設定手段が提案されている。これによると、速度アキュムレータの圧力を低くすることによってサージ圧を低くすることができ、サージ圧に起因する鋳バリ等の鋳造不良を低減できるとされている。
特開2017-136618号公報
ここで、アキュムレータを備えるダイカストマシンを用いた鋳造成形について、図4を用いて説明する。図4の横軸は射出位置を示し、縦軸は射出速度と充填力を示す。金型キャビティと連結した円筒状の射出スリーブに溶湯を供給し、プランジャチップを前進させて射出スリーブ内の溶湯を金型キャビティ内に射出充填させる。その際の射出充填パターンは、例えば、射出スリーブ内に溶湯を充満させる低速射出工程の射出速度VZ1と、金型キャビティ内に溶湯を充満させる高速射出工程の射出速度VZ2の多段設定とする。また、射出充填に伴い金型キャビティ内を流動する溶湯の充填抵抗に対して、金型キャビティ内に溶湯を充填させる充填力PZ1と、溶湯密度を高める増圧工程の充填力PZ2を破線で示す。なお、射出位置SZ1とSZ2の間隔は、射出速度VZ1からVZ2への加速度を示す。金型キャビティ内に充填された溶湯は、短時間で冷却凝固するため、1秒以下の射出時間となるように射出速度VZ2が設定され、射出速度VZ2を確保するために大きな加速度を有する射出駆動部が好ましい。
例えば、加速度が小さい場合では、射出速度の増加が緩やかであり、破線で示すように、低い射出速度VZ3の状態で増圧切換の射出位置SZ3に到達し高速射出工程を終え、増圧工程に切替わる。その結果、射出時間が長くなり、溶湯の冷却凝固が進んで金型キャビティ内の溶湯の流動が途中で停止し、製品ショート等の鋳造不良となる。また、溶湯の冷却凝固により溶湯への充填力の伝達が低下し、増圧工程において、破線で示すように、低い充填圧PZ3となって溶湯密度を高めることができず、鋳造品質の大幅な低下を招く。そのために、加速度を優先させた射出駆動部の設定が重要であり、アキュムレータのチャージ圧の設定においても、必要とする加速度を確保できる最適チャージ圧の設定が好ましい。これに対して、特許文献1において、高速射出工程の射出速度を確保できるアキュムレータのチャージ圧の設定であり、加速度に関しては一切考慮されていない。
そこで本発明は、チャージ圧の調整が可能なアキュムレータを備えた油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、金型キャビティに向けて溶湯を射出充填する際の必要な加速度を確保できる、ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法を提供することを目的とする。
本発明のダイカストマシンは、
油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、鋳造金型を型締して形成された金型キャビティに向けて、前記射出駆動部と連結した射出部から溶湯を射出充填するダイカストマシンにおいて、前記油圧供給部は、チャージ圧の調整が可能なアキュムレータと、前記アキュムレータのチャージ圧を設定するチャージ圧設定部と、前記チャージ圧設定部の設定に基づいて前記アキュムレータに圧縮性流体をチャージする圧縮性流体チャージ部と、を備えることを特徴とする。
本発明のアキュムレータのチャージ圧設定方法は、
請求項1に記載のダイカストマシンを用いて行うアキュムレータのチャージ圧設定方法において、前記チャージ圧設定部の設定に基づいて、前記圧縮性流体チャージ部から前記アキュムレータに向けて前記圧縮性流体をチャージする、ことを特徴とする。
本発明のアキュムレータのチャージ圧設定方法において、
前記油圧供給部からの作動油の供給に基づいて前記射出駆動部を操作し、前記射出駆動部を低速で前進させて前記射出部を溶湯で充満させる低速射出工程と、前記射出駆動部を高速で前進させて前記射出部から前記金型キャビティに向けて溶湯を射出充填する高速射出工程と、前記低速射出工程と前記高速射出工程を行う生産鋳造において、前記高速射出工程は、前記アキュムレータから前記作動油の供給を行う、ことが好ましい。
本発明のアキュムレータのチャージ圧設定方法において、
予め設定された前記低速射出工程から前記高速射出工程の切替えの加速度に基づいて前記アキュムレータのチャージ圧を演算し、演算結果を最適チャージ圧として前記チャージ圧設定部に設定する、ことが好ましい。
本発明のアキュムレータのチャージ圧設定方法において、
圧力軸と速度軸とで作成される圧力速度線図を用いて、前記アキュムレータが許容する最大チャージ圧と前記射出駆動部の最大空打ち速度から第1マシンラインを設定する第1設定工程と、前記生産鋳造の前に行う捨て打ち鋳造時の捨て打ち射出速度と捨て打ち充填力から第1ダイラインを設定する第2設定工程と、前記生産鋳造時の前記高速射出工程の前記射出駆動部の前進速度を示す速度線と前記第1ダイラインの交点を通過する第2マシンラインを設定し、前記第2マシンラインと前記圧力軸の交点の最小チャージ圧を設定する第3設定工程と、前記生産鋳造時の前記低速射出工程から前記高速射出工程の切替えの加速度を保証する前記アキュムレータの保証チャージ圧を設定する第4設定工程と、前記最小チャージ圧に前記保証チャージ圧を加算して最適チャージ圧を設定する第5設定工程と、を備えることが好ましい。
また、本発明のアキュムレータのチャージ圧設定方法において、
前記最適チャージ圧に基づいて前記圧縮性流体チャージ部を操作して、前記圧縮性流体を前記アキュムレータにチャージする、ことが好ましい。
さらに、本発明のアキュムレータのチャージ圧設定方法において、
前記射出駆動部は、前記最適チャージ圧にチャージした前記アキュムレータからの作動油の供給を受けて前記高速射出工程を操作する、ことが好ましい。
本発明によれば、チャージ圧の調整が可能なアキュムレータを備えた油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、金型キャビティに向けて溶湯を射出充填する際の必要な加速度を確保できる、ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るダイカストマシンを示す概念図である。 図1に示すダイカストマシンのチャージ圧設定部の詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係るアキュムレータのチャージ圧設定方法の手順を示す図である。 ダイカストマシンを用いた鋳造成形を説明する図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが、各請求項に係る発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の尺度や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
(ダイカストマシン)
先ず、本発明の実施形態に係るダイカストマシンについて、図1を用いて説明する。図1に示すダイカストマシン100は、鋳造金型10と、射出部20と、射出駆動部30と、油圧供給部40と、射出制御部50と、チャージ圧設定部60と、を備える。なお、チャージ圧設定部60を独立した形態としたが、例えば、射出制御部50とチャージ圧設定部60を一体とする形態であっても良い。
鋳造金型10は、図示しない型締手段に支持される固定金型11と可動金型12を備える。固定金型11と可動金型12を型締して金型キャビティ13と金型ゲート14を形成する。ここで、金型キャビティ13の表面温度および鋳造品の温度の安定化と、鋳造成形のサイクル短縮を得るために、固定金型11および可動金型12には図示しない冷却回路を含む冷却手段を設けることが好ましい。また、固定金型11あるいは可動金型12に配置される図示しない押出手段を用いて、金型キャビティ13から鋳造品を押し出す際の離型性を高めるために、離型剤等を金型キャビティ13に塗布することが好ましい。また、鋳造金型10に図示しない真空吸引手段を設けて、鋳造成形と同期させて金型キャビティ13内を真空吸引する形態としても良い。
射出部20は、水平方向に配置された円筒状の射出スリーブ21と、射出スリーブ21内にアルミニウム合金等の溶湯Mを供給する注湯口22と、射出スリーブ21内で前後方向に摺動するプランジャチップ23と、射出駆動部30とプランジャチップ23とを連結するプランジャロッド24と、を備える。ここで、射出スリーブ21およびプランジャチップ23には、必要に応じて、冷却媒体が流れる図示しない冷却手段が設けられている。また、プランジャチップ23の摩耗損傷の防止や摺動状態の安定化、および溶湯Mの残渣物の付着防止等のために、射出スリーブ21とプランジャチップ23との摺動面に潤滑剤を塗布することが好ましい。また、射出スリーブ21に図示しない真空吸引手段を設けて、鋳造成形と同期させて射出スリーブ21内を真空吸引する形態としても良い。
射出スリーブ21の先端は、鋳造金型10の金型ゲート14に接続し、金型ゲート14を介して射出スリーブ21と金型キャビティ13が連通状態となる。ここで、プランジャチップ23の摺動に関して、金型ゲート14に近づく方向を前方F、前方Fに向かう摺動を前進動作、金型ゲート14から離れる方向を後方R、後方Rに向かう摺動を後退動作、と定義する。プランジャチップ23の前進動作により、射出スリーブ21内に供給された溶湯Mは、金型ゲート14を通過して金型キャビティ13内に充満される。
射出駆動部30は、前後方向に摺動するピストンヘッド32と、ピストンヘッド32と連結したピストンロッド33と、ピストンヘッド32とピストンロッド33を内蔵する射出シリンダ31と、を備える。連結部34でピストンロッド33とプランジャロッド24を連結し、プランジャチップ23とピストンロッド33およびピストンヘッド32は、一体となって前進動作および後退動作する。例えば、射出シリンダ31のヘッド側油圧室35に作動油を供給し、ピストンヘッド32とピストンロッド33を前方F側に押圧して前進動作させる。また、射出シリンダ31のロッド側油圧室36に作動油を供給し、ピストンロッド33およびピストンヘッド32を後方R側に押圧して後退動作させる。この前進動作および後退動作の調整は、ヘッド側油圧室35およびロッド側油圧室36への作動油の供給量の調整(メータイン制御という)、あるいは排出量の調整(メータアウト制御という)で行う。そのために、ヘッド側油圧室35およびロッド側油圧室36の作動油の供給あるいは排出を調整する調整バルブ(37、38)をそれぞれ設けることが好ましい。
油圧供給部40は、圧力および流量が調整された作動油を射出駆動部30に供給する油圧ポンプ41と、油圧ポンプ41を操作する油圧制御部42と、を備える。また、例えば、ガス室に高圧状態で蓄圧された窒素等の圧縮性流体の膨張力を利用して、油圧室から大容量の作動油の排出を行うことで、射出駆動部30へ作動油を供給するアキュムレータ43を備える。油圧ポンプ41とアキュムレータ43は、調整バルブ38を介して射出シリンダ31のヘッド側油圧室35に接続される。そのために、調整バルブ38は、油圧ポンプ41およびアキュムレータ43とヘッド側油圧室35の接続の切替えを行う切替え手段を備える。
ここで、調整バルブ38を介して、油圧ポンプ41とヘッド側油圧室35が接続された状態において、油圧制御部42で油圧ポンプ41を操作して、油圧ポンプ41からヘッド側油圧室35に圧力および流量が調整された作動油を供給する。これにより、プランジャチップ23の前進動作が調整され、例えば、図4に示すような、射出スリーブ21内に溶湯Mを充満させる低速射出工程を行うことができる。また、油圧ポンプ41は、調整バルブ37を介してロッド側油圧室36と接続する。油圧ポンプ41からヘッド側油圧室35に作動油を供給する場合は、調整バルブ37を介して、ロッド側油圧室36から排出される作動油を油圧ポンプ41に戻す。そのために、油圧ポンプ41には作動油を貯蔵する油圧タンク等の貯蔵手段を備えることが好ましい。また、油圧制御部42で油圧ポンプ41を操作して、ロッド側油圧室36に圧力および流量が調整された作動油を供給し、プランジャチップ23の後退動作を調整する。この場合は、調整バルブ38を介して、ヘッド側油圧室35から排出される作動油を油圧ポンプ41に戻すとなる。
また、調整バルブ38を介して、アキュムレータ43とヘッド側油圧室35が接続された状態において、アキュムレータ制御部45で油圧サーボバルブ46を操作して、アキュムレータ43からヘッド側油圧室35に圧力および流量が調整された作動油を供給する。アキュムレータ43からの作動油の供給量は大容量であるので、プランジャチップ23の高速の前進動作を可能とし、例えば、図4に示すような、金型キャビティ13内に溶湯Mを高速で充満させる高速射出工程を行うことができる。また、調整バルブ37を介して、ロッド側油圧室36から排出される作動油を油圧ポンプ41に貯蔵する。その後、鋳造成形のタイミングを見計らって、調整バルブ38および油圧サーボバルブ46を介して、油圧ポンプ41からアキュムレータ43に作動油の補給を行う。あるいは、図示しない油圧補給手段を用いて、アキュムレータ43に作動油の補給を行うとしても良い。
ここで、油圧制御部42およびアキュムレータ制御部45は、射出制御部50に設定された鋳造成形データに基づいて、油圧ポンプ41および油圧サーボバルブ46を操作する。この鋳造成形データは、試し打ち鋳造および生産鋳造における鋳造条件データと鋳造計測データ、射出駆動部30および油圧供給部40の設備能力、過去の鋳造成形の実績データ、流動解析等の解析手段を用いた解析データ、等を示す。
また、アキュムレータ43と所定の圧力に調整された窒素等の圧縮性流体を貯蔵する圧縮性流体チャージ部44が接続されている。アキュムレータ制御部45で圧縮性流体チャージ部44を操作して、鋳造成形で消費したアキュムレータ43に対して、圧縮性流体の補給を行う(チャージという)。このチャージする圧縮性流体の圧力、あるいはチャージ完了後のアキュムレータ43内の圧縮性流体の圧力をチャージ圧という。そのために、圧縮性流体チャージ部44あるいはアキュムレータ43に、チャージ圧を計測する圧力計測手段を設けることが好ましい。このチャージ圧の設定方法については、図2および図3を用いて説明する。なお、鋳造成形で消費したアキュムレータ43に対して、作動油の補給をチャージという形態もあるが、ここでは混乱が生じないように、作動油の補給と区別することにする。
(チャージ圧設定部60)
次に、アキュムレータ43のチャージにおいて、チャージ圧の設定を行うチャージ圧設定部60について、図2を用いて説明する。先ず、図2(a)に示すように、チャージ圧設定部60は、データ送受信部61と、データ設定部62と、演算部63と、表示部64と、を備える。また、チャージ圧設定部60は、射出制御部50と接続し、また、射出制御部50を経由して油圧制御部42およびアキュムレータ制御部45(図2(a)ではACC制御部と簡素化して表記)と接続される。
データ送受信部61は、射出制御部50に設定された鋳造成形データの中からチャージ圧の設定に必要なデータを抽出し、データ設定部62にデータ転送する。
データ設定部62は、図2(b)に示すように、データ送受信部61から転送されたデータに基づいて、チャージ圧の算出条件を設定する。具体的には、モード選択部621と、アキュムレータ43の最大チャージ圧を設定する最大チャージ圧設定部622と、最大チャージ圧を設定した際の射出駆動部30の無負荷運転時の最大射出速度(最大空打ち速度という)を設定する最大空打ち速度設定部623と、捨て打ち鋳造時の捨て打ち速度を設定する捨て打ち速度設定部624と、生産鋳造時の高速射出工程の射出速度を設定する射出速度設定部625および射出ストロークを設定する射出ストローク設定部626と、低速射出工程から高速射出工程への切替えの加速度を設定する加速度設定部627、を備える。モード選択部621でONを選択すると、データ設定部62の設定に基づいて演算部63で生産鋳造時に好適とされるチャージ圧(最適チャージ圧という)の演算を開始する。モード選択部621でOFFを選択すると、アキュムレータ43のチャージ圧は、最大チャージ圧とする。なお、図2(b)において、設定部等の表記は省略している。
演算部63は、データ設定部62で設定した項目に基づいて、アキュムレータ43の最適チャージ圧を演算し設定する。表示部64は、図2(c)に示すように、演算部63の演算結果を表示する。具体的には、捨て打ち鋳造時に計測した捨て打ち圧を表示する捨て打ち圧表示部641と、生産鋳造時に必要な最小チャージ圧を表示する最小チャージ圧表示部642と、設定した加速度を保証する保証チャージ圧を表示する保証チャージ圧表示部643と、最適チャージ圧を表示する最適チャージ圧表示部644と、を備える。なお、図2(c)において、表示部の表記は省略している。
また、演算部63で設定した最適チャージ圧のデータは、データ送受信部61および射出制御部50を経由してアキュムレータ制御部45に送信される。アキュムレータ制御部45は、送信データに基づいて、圧縮性流体チャージ部44を操作して窒素等の圧縮性流体をアキュムレータ43にチャージし、アキュムレータ43を最適チャージ圧に設定する。また、射出駆動部30は、最適チャージ圧に設定されたアキュムレータ43から作動油の供給を受けて、高速射出工程の射出充填動作を行う。
これにより、射出制御部50で設定した鋳造成形データの射出速度パターンを正確に制御でき、高品質な鋳造品の安定供給を可能とするダイカストマシン100を提供することができる。また、最適チャージ圧の設定により、アキュムレータ43のチャージ時間の短縮およびチャージにかかる設備の小型化や消費電力の削減等による生産性の改善効果、および、アキュムレータ43等のダイカストマシン100の負荷を低減することができ、設備の予防保全効果が期待できる。
(アキュムレータのチャージ圧設定方法)
次に、図2に示すチャージ圧設定部60を用いたアキュムレータ43のチャージ圧設定方法について、図3を用いて説明する。射出充填動作は、図4に示すように、射出部20の射出スリーブ21内に溶湯Mを充満させる低速射出工程と、射出駆動部30を高速で前進動作させて、金型キャビティ13内に溶湯Mを射出充填する高速射出工程とする。この高速射出工程に、チャージ圧設定部60で設定した最適チャージ圧に圧縮性流体をチャージした、アキュムレータ43からの作動油の供給を用いる。
一般的に、鋳造成形の鋳造条件と鋳造設備の適正検討において、ダイカストマシン100および鋳造金型10の設備能力と、生産鋳造時の鋳造条件との相関を示すPQ2線図が用いられる。この場合の縦軸は、プランジャチップ23の表面に発生する力を示す。また、横軸は、プランジャチップ23が単位時間あたりに移動させることができる溶湯流量の二乗値を示す。なお、横軸および縦軸ともに係数を乗じれば、縦軸は充填力またはアキュムレータ43のチャージ圧に変換でき、横軸は溶湯流速または射出駆動部30の射出速度に変換することができる。そこで、図3に示すように、演算部63において、アキュムレータ43のチャージ圧を縦軸(P軸または圧力軸という)とし、射出速度を横軸(V軸または速度軸という)としたPQ2線図を変形させた圧力速度線図を用いる。また、表示部64は、この圧力速度線図を表示するとしても良い。
先ず、図3(a)に示すように、最大チャージ圧設定部622で設定した最大チャージ圧P1を縦軸に設定し、最大空打ち速度設定部623で設定した最大空打ち速度V1を横軸に設定し、最大チャージ圧P1と最大空打ち速度V1を結んだ線を第1マシンラインML1として設定する(第1設定工程)。この第1マシンラインML1と縦軸および横軸で囲まれた領域は、射出駆動部30の設備能力に相当し、この領域内で鋳造条件を設定することが好ましい。
次に、捨て打ち速度設定部624で設定した捨て打ち速度V2に基づいて、鋳造金型10を用いて捨て打ち鋳造を行い、捨て打ち鋳造時に計測した充填力をアキュムレータ43のチャージ圧に換算し捨て打ち圧P2とする。この捨て打ち速度V2と捨て打ち圧P2の交点PV1と圧力速度線図の原点を通る線を第1ダイラインDL1として設定する(第2設定工程)。この第1ダイラインDL1は、例えば、鋳造金型10のゲート比等によって変わるので、試し打ち鋳造時に鋳造成形データを取得して第1ダイラインDL1を設定することが好ましい。また、この第1ダイラインDL1の線上で鋳造条件を設定することが好ましい。
次に、図4に示すように、射出速度設定部625で設定した高速射出工程の射出速度VZ2に基づいて、第1速度線VL1を設定し、第1速度線VL1と第1ダイラインDL1の交点PV2を設定する。第1マシンラインML1を交点PV2側に平行移動させて、交点PV2を通過する平行移動させた線を第2マシンラインML2として設定する。この第2マシンラインML2と速度軸の交点を最小空打ち速度V3とし、第2マシンラインML2と圧力軸の交点を最小チャージ圧P3として設定する(第3設定工程)。この最小チャージ圧P3でアキュムレータ43に圧縮性流体をチャージすることで、高速射出工程の射出速度VZ2が保証される。また、例えば、射出駆動部30の試運転調整において、最小空打ち速度V3を試運転調整の目安とすることができる。なお、第1マシンラインML1を平行移動させて第2マシンラインML2を設定するとしたが、射出駆動部30の設備能力の効率等を考慮して、第2マシンラインML2の傾斜角度を補正しても良い。
次に、加速度設定部627で設定した加速度を保証するアキュムレータ43のチャージ圧(保証チャージ圧P4)を算出する。ここで、加速度は以下に示す(式1)を用いて計算され、圧力は以下に示す(式2)を用いて計算される。この(式1)および(式2)を用いて、加速度を圧力で設定することができる。なお、加速度設定部627で設定した加速度とは、図4に示すように、低速射出工程から高速射出工程に切替えた際に、射出速度VZ2を確実に実現することを保証するものである。
F=m×α(式1)
F(荷重)
m(質量)
α(加速度)
F=P×S(式2)
F(荷重)
P(圧力)
S(面積)
ここで、(式1)および(式2)に示す、F(荷重)は、射出駆動部30が発生することができる推進力、または、プランジャチップ23で溶湯Mを押圧する力(充填力)とする。また、(式1)に示す、m(質量)は、プランジャチップ23およびプランジャロッド24等の前後方向に摺動する射出駆動部30の部品重量とする。また、(式2)に示す、P(圧力)は、アキュムレータ43からヘッド側油圧室35に供給される作動油の圧力とし、S(面積)は、ピストンヘッド32の受圧面積または溶湯Mを押圧するプランジャチップ23の断面積とする。なお、アキュムレータ43からヘッド側油圧室35に供給される作動油の圧力は、アキュムレータ43の圧縮性流体のチャージ圧に変換することができる。つまり、P(圧力)は、アキュムレータ43のチャージ圧とする。これらの項目は、ダイカストマシン100の設備能力に関係するものであり、射出制御部50に設定され、鋳造成形データとしてチャージ圧設定部60にデータ転送される。
これらの関係を用いて、図3(a)に示すように、加速度設定部627に設定した加速度から保証チャージ圧P4を算出し設定する(第4設定工程)。なお、保証チャージ圧P4には、鋳造成形によるアキュムレータ43のチャージ圧の消費量を見越して設定されている。また、第1ダイラインDL1に保証チャージ圧P4を加算して平行移動させた第2ダイラインDL2を設定する。なお、第1ダイラインDL1を平行移動させて第2ダイラインDL2を設定するとしたが、鋳造金型10の設備能力の効率等を考慮して、第2ダイラインDL2の傾斜角度を補正しても良い。
最後に、最小チャージ圧P3に保証チャージ圧P4を加算して、最適チャージ圧P5を設定する(第5設定工程)。また、第2ダイラインDL2と第1速度線VL1の交点PV3を求め、最適チャージ圧P5と交点PV3を結ぶ延長線上の速度軸との交点を最適空打ち速度V4と設定する。この最適空打ち速度V4と最適チャージ圧P5を結ぶ線を第3マシンラインML3と設定する。この第3マシンラインML3は、鋳造成形の開始時の状態を示し、第3マシンラインML3と第2マシンラインML2で囲まれた範囲で、鋳造成形が繰返し行われる。
これにより、図4で示すような、射出制御部50で設定した鋳造成形データの射出速度パターンを正確に制御でき、高品質な鋳造品の安定供給を可能とするアキュムレータ43の最適チャージ圧P5の設定方法を提供することができる。その結果、アキュムレータ43のチャージ時間の短縮およびチャージにかかる設備の小型化や消費電力の削減等による生産性の改善効果を得ることができる。また、アキュムレータ43等のダイカストマシン100の負荷を低減することができ、設備の予防保全効果が期待できる。
次に、アキュムレータ43の最適チャージ圧P5の設定方法の他の実施形態について、図3(b)を用いて説明する。図3(b)においても、第1設定工程から第5設定工程を備える。なお、第1設定工程から第3設定工程までは、図3(a)と同じであるので説明を省略し、第4設定工程と第5設定工程について説明する。
先ず、他の実施形態の第4設定工程(便宜上、第4H設定工程という)は、以下に示す(式3)を用いて、加速度設定部627で設定した加速度から保証射出速度V5を算出する。次いで、図4に示すように、保証射出速度V5を起点とする第2速度線VL2を設定する。
α=dv/dt(式3)
α(加速度)
dv(速度の変位)
dt(時間の変位)
次に、他の実施形態の第5設定工程(便宜上、第5H設定工程という)は、第1ダイラインDL1と第2速度線VL2の交点PV4を求め、この交点PV4を通過する第1マシンラインML1あるいは第2マシンラインML2と平行な線を第4マシンラインML4として設定する。なお、第4マシンラインML4と第3マシンラインML3は、結果的に同じとなる。そのため、この第4マシンラインML4と圧力軸との交点を、最適チャージ圧P5としても良い。また、第4マシンラインML4と速度軸との交点を最適空打ち速度V4としても良い。このように、必要とする加速度を保証射出速度V5に変換して、アキュムレータ43の最適チャージ圧P5を設定するとしても良い。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に記載された範囲には限定されない。上記の実施形態には多様な変更または改良を加えることが可能である。
100 ダイカストマシン
10 鋳造金型
11 固定金型
12 可動金型
13 金型キャビティ
14 金型ゲート
20 射出部
21 射出スリーブ
22 注湯口
23 プランジャチップ
24 プランジャロッド
30 射出駆動部
31 射出シリンダ
32 ピストンヘッド
33 ピストンロッド
34 連結部
35 ヘッド側油圧室
36 ロッド側油圧室
37、38 調整バルブ
40 油圧供給部
41 油圧ポンプ
42 油圧制御部
43 アキュムレータ
44 圧縮性流体チャージ部
45 アキュムレータ制御部(ACC制御部)
46 油圧サーボバルブ
50 射出制御部
60 チャージ圧設定部
61 データ送受信部
62 データ設定部
621 モード選択部
622 最大チャージ圧設定部
623 最大空打ち速度設定部
624 捨て打ち速度設定部
625 射出速度設定部
626 射出ストローク設定部
627 加速度設定部
63 演算部
64 表示部
641 捨て打ち圧表示部
642 最小チャージ圧表示部
643 保証チャージ圧表示部
644 最適チャージ圧表示部
M 溶湯
P1 最大チャージ圧
P2 捨て打ち圧
P3 最小チャージ圧
P4 保証チャージ圧
P5 最適チャージ圧
V1 最大空打ち速度
V2 捨て打ち速度
V3 最小空打ち速度
V4 最適空打ち速度
V5 保証射出速度
ML1 第1マシンライン
ML2 第2マシンライン
ML3 第3マシンライン
ML4 第4マシンライン
DL1 第1ダイライン
DL2 第2ダイライン
PV1~PV4 交点
VL1 第1速度線
VL2 第2速度線
VZ1~VZ3 射出速度
PZ1~PZ3 充填力
SZ1~SZ3 射出位置

Claims (7)

  1. 油圧供給部からの作動油の供給に基づいて射出駆動部を操作し、鋳造金型を型締して形成された金型キャビティに向けて、前記射出駆動部と連結した射出部から溶湯を射出充填するダイカストマシンにおいて、
    前記油圧供給部は、チャージ圧の調整が可能なアキュムレータと、前記アキュムレータのチャージ圧を設定するチャージ圧設定部と、前記チャージ圧設定部の設定に基づいて前記アキュムレータに圧縮性流体をチャージする圧縮性流体チャージ部と、を備えることを特徴とするダイカストマシン。
  2. 請求項1に記載のダイカストマシンを用いて行うアキュムレータのチャージ圧設定方法において、
    前記チャージ圧設定部の設定に基づいて、前記圧縮性流体チャージ部から前記アキュムレータに向けて前記圧縮性流体をチャージする、ことを特徴とするアキュムレータのチャージ圧設定方法。
  3. 前記油圧供給部からの作動油の供給に基づいて前記射出駆動部を操作し、前記射出駆動部を低速で前進させて前記射出部を溶湯で充満させる低速射出工程と、前記射出駆動部を高速で前進させて前記射出部から前記金型キャビティに向けて溶湯を射出充填する高速射出工程と、前記低速射出工程と前記高速射出工程を行う生産鋳造において、
    前記高速射出工程は、前記アキュムレータから前記作動油の供給を行う、請求項2に記載のアキュムレータのチャージ圧設定方法。
  4. 予め設定された前記低速射出工程から前記高速射出工程の切替えの加速度に基づいて前記アキュムレータのチャージ圧を演算し、演算結果を最適チャージ圧として前記チャージ圧設定部に設定する、請求項2または3に記載のアキュムレータのチャージ圧設定方法。
  5. 圧力軸と速度軸とで作成される圧力速度線図を用いて、前記アキュムレータが許容する最大チャージ圧と前記射出駆動部の最大空打ち速度から第1マシンラインを設定する第1設定工程と、前記生産鋳造の前に行う捨て打ち鋳造時の捨て打ち射出速度と捨て打ち充填力から第1ダイラインを設定する第2設定工程と、前記生産鋳造時の前記高速射出工程の前記射出駆動部の前進速度を示す速度線と前記第1ダイラインの交点を通過する第2マシンラインを設定し、前記第2マシンラインと前記圧力軸の交点の最小チャージ圧を設定する第3設定工程と、前記生産鋳造時の前記低速射出工程から前記高速射出工程の切替えの加速度を保証する前記アキュムレータの保証チャージ圧を設定する第4設定工程と、前記最小チャージ圧に前記保証チャージ圧を加算して最適チャージ圧を設定する第5設定工程と、を備える請求項4に記載のアキュムレータのチャージ圧設定方法。
  6. 前記最適チャージ圧に基づいて前記圧縮性流体チャージ部を操作して、前記圧縮性流体を前記アキュムレータにチャージする、請求項5に記載のアキュムレータのチャージ圧設定方法。
  7. 前記射出駆動部は、前記最適チャージ圧にチャージした前記アキュムレータからの作動油の供給を受けて前記高速射出工程を操作する、請求項6に記載のアキュムレータのチャージ圧設定方法。
JP2022117858A 2022-07-25 2022-07-25 ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法 Pending JP2024015646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022117858A JP2024015646A (ja) 2022-07-25 2022-07-25 ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022117858A JP2024015646A (ja) 2022-07-25 2022-07-25 ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024015646A true JP2024015646A (ja) 2024-02-06

Family

ID=89772658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022117858A Pending JP2024015646A (ja) 2022-07-25 2022-07-25 ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024015646A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090242161A1 (en) Injection device for die casting machine
JP6745642B2 (ja) ダイカストマシン及び固液共存金属の成形方法
JP5905617B1 (ja) 射出装置及び成形装置
JP4669733B2 (ja) ダイカストマシン
JP6146878B2 (ja) 射出装置、成形装置及び成形方法
JP2011131225A (ja) ダイカストマシンの射出装置および射出制御方法
CN113677456B (zh) 压铸机、带模具的压铸机、压铸机用控制装置以及压铸方法
JP5177394B2 (ja) 成形機
CN105312534A (zh) 成形装置
JP5109314B2 (ja) 制御性に優れたハイブリッド高速射出装置及び制御方法
JP4844209B2 (ja) 制御性に優れたハイブリッド射出装置
JP2012240069A (ja) ダイカストマシンにおける流量制御弁の異常検知方法
JP2024015646A (ja) ダイカストマシンおよびアキュムレータのチャージ圧設定方法
JP5028069B2 (ja) ダイカストマシン
JP2006315072A (ja) ダイカストマシン
JP2018001252A (ja) 射出装置及び成形機
JP4646695B2 (ja) ダイカストマシン
JP2021137838A (ja) ダイカストマシンの油圧システム、それを備えた射出装置、およびダイカスト成形方法
JP5654327B2 (ja) ダイカストマシン及びダイカストマシンの増圧制御方法
JP6472053B2 (ja) ダイカストマシン及び固液共存金属の成形方法
JP7392523B2 (ja) ダイカスト成形方法および制御装置
WO2023210701A1 (ja) 射出装置、成形機及び成形品の製造方法
CN218656741U (zh) 一种压铸机用挤压机构
JP2005152905A (ja) ダイカスト鋳造方法、ダイカストマシンおよびダイカストマシン用プランジャ
JP5279689B2 (ja) ダイカストマシン