JP2024014529A - 情報処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリブレーションの実行状況に基づく通知を行う情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置は、測色装置による測色の対象となる複数のパッチを画像形成装置により記録媒体に印刷させるための印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御手段と、印刷設定画面を介して印刷の指示を受け付ける受付手段と、受け付けた印刷の指示に基づいて画像形成装置による複数のパッチの印刷を開始させる印刷制御手段と、記録媒体に対応するキャリブレーションに関する情報を取得する取得手段と、取得されたキャリブレーションに関する情報に基づいて、記録媒体についてキャリブレーションが実行されているか否かを判定する判定手段とを備える。キャリブレーションが実行されていないと判定された場合、印刷制御手段は、印刷の指示を受け付けても印刷を開始させず、表示制御手段は、キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面を表示部に表示させる。【選択図】図12

Description

本発明は、測色を実行可能なシステムで用いられる情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
画像形成装置、および画像形成装置と接続されたコントローラ上で、キャリブレーションを実施することで、画像形成装置が生成した印刷物の色品質を調整することができる。特許文献1には、コントローラが受信した印刷指示データに、キャリブレーションが必要か否かを確認する要求が含まれていた場合、キャリブレーション実行履歴に基づいてキャリブレーションが必要か否かを判断することが記載されている。そして、キャリブレーションが必要と判断された場合にはユーザにキャリブレーションを促すように通知することが記載されている。
画像形成装置が生成した印刷物の色品質を検証するための方法として、複数の検証用パッチが印刷されたチャートを測色装置によって測色し、その測色結果を、業界標準や企業独自の基準と比較することが知られている。
特開2005-343066号公報
記録媒体についてのキャリブレーションの実行状況に関わらずに測色を実行すると、その測色を用いた検証等において適切な結果を得られない可能性がある。
本発明は、キャリブレーションの実行状況に基づく通知を行う情報処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、測色装置による測色の対象となる複数のパッチを画像形成装置により記録媒体に印刷させるための印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御手段と、前記印刷設定画面を介して前記印刷の指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させる印刷制御手段と、前記記録媒体に対応するキャリブレーションに関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記キャリブレーションに関する情報に基づいて、前記記録媒体についてキャリブレーションが実行されているか否かを判定する判定手段と、を備え、前記判定手段により前記キャリブレーションが実行されていないと判定された場合、前記印刷制御手段は、前記受付手段により前記印刷の指示を受け付けても前記印刷を開始させず、前記表示制御手段は、前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、キャリブレーションの実行状況に基づく通知を行うことができる。
色検証システムの構成を示す図である。 装置の制御構成を示すハードウェアブロック図である。 装置の制御構成を示すソフトウェアブロック図である。 色検証サーバに保存されるテスト設定情報を示す図である。 テスト設定情報を示す図である。 テスト設定を選択するための画面を示す図である。 コントローラに保存されている情報を示す図である。 色検証で使用するチャートの印刷設定画面を示す図である。 キャリブレーション実施の確認を促す画面を示す図である。 色検証用チャートを示す図である。 色検証のレポートを表示する画面を示す図である。 色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。 測色情報を入力するための画面を示す図である。 測色を開始する際に表示される画面を示す図である。 測色の状況を表示する画面を示す図である。 色検証用チャートを測色する際の処理を示すフローチャートである。 色検証で使用するチャートの印刷設定画面を示す図である。 色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。 キャリブレーション実施指示画面を示す図である。 色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。 キャリブレーション有効期間情報に関する構成を示す図である。 色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。 コントローラに保存されている情報を示す図である。 色検証で使用するチャートの印刷設定画面を示す図である。 色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。 色検証サーバに保存されている情報を示す図である。 基準情報テーブルに情報を設定するための画面を示す図である。 色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1実施形態]
本実施形態では、複数の検証用パッチが印刷されたチャートを測色装置によって測色し、その測色結果を、業界標準や企業独自の基準と比較することによって、画像形成装置が生成した印刷物の色品質を検証するシステムを説明する。本実施形態では、その検証を「色検証」と呼ぶ。
図1は、本実施形態における、クライアントコンピュータ、画像形成装置、コントローラ、色検証サーバを含む色検証システムの構成の一例を示す図である。クライアントコンピュータ101は、ネットワーク113を介して、同一ネットワーク上のコントローラ108、色検証サーバ112と接続される。
色検証に必要な情報(図4(A)及び図4(B)で後述)、色検証結果の情報(図11で後述)は、色検証サーバ112に保存される。ここで、色検証に必要な情報、色検証結果の情報は、色検証サーバ112ではなく、クライアントコンピュータ101に保存されていてもよい。色検証サーバ112は、コントローラ108の情報(図7(A)~図7(C)で後述)の取得、色検証で使用するチャート(図10で後述)の印刷指示、色検証結果のレポート(図11で後述)の作成等、色検証に必要な処理を実行する。なお、これらの処理は、色検証サーバ112ではなく、クライアントコンピュータ101によって実行されてもよい。即ち、色検証サーバ112の少なくとも一部の機能は、クライアントコンピュータ101によって実行されても良い。
画像形成装置102は、例えば電子写真方式の印刷装置であり、ケーブル109、ビデオケーブル110を介してコントローラ108と接続されている。画像形成装置102は、UIパネル103、給紙デッキ104、給紙デッキ105、さらに3段の給紙デッキからなるオプション給紙デッキ106を備える。UIパネル103は、例えば静電容量方式のタッチパネルを備えたユーザインタフェースである。さらに、画像形成装置102は、ケーブル111を介して排紙装置107と接続される。排紙装置107は、2段の排紙トレイを備えており、画像形成装置102によって出力された成果物を、排紙トレイ上に積載する。
印刷ジョブは、クライアントコンピュータ101で生成され、ネットワーク113を介してコントローラ108に送信され、コントローラ108によって管理される。さらに、印刷ジョブは、ケーブル109、ビデオケーブル110を介してコントローラ108から画像形成装置102に送信され、画像形成装置102は、送信された印刷ジョブに基づいて、印刷を実行する。画像形成装置102は、ネットワーク113上に1つだけではなく、複数存在してもよい。クライアントコンピュータ101、画像形成装置102、コントローラ108、色検証サーバ112の接続形態は一例であり、図1に示す構成に限られず、様々な接続形態で構成されても良い。
画像形成装置102は、エンジンキャリブレーションを実行可能である。エンジンキャリブレーションとは、画像形成装置102が、標準として定めた用紙上に目標の色を再現できるようにするための、CMYK濃度やCMYK階調の調整である。CMYKとは、画像形成装置102が印刷可能な色の一例であり、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、K(ブラック)を表している。本実施形態では、画像形成装置102が印刷可能な色としてCMYKを説明するが、ライトシアンやライトマゼンタ等、他の色が印刷可能であっても良い。CMYK濃度やCMYK階調は印刷量や経過時間に応じて次第に変化するため、目標の色を再現するためには、画像形成装置102に対して、エンジンキャリブレーションを定期的に実施する必要がある。
コントローラ108は、コントローラキャリブレーションを実行可能である。コントローラキャリブレーションとは、用紙毎の色味や表面性の違いを吸収し、一貫した色を出力するための調整であり、用紙毎に実施される。調整は、例えば、色材色ごとに設定されている1次元ルックアップテーブル(1DLUT)により行われる。用紙は、種類毎に色や表面性が変化する。そのため、全ての用紙に対して同じ設定で印刷すると、用紙によって色が変化してしまい、目標に近い色を実現できない。そこで、用紙毎にコントローラキャリブレーションを実施することにより、各用紙に対して画像形成装置102が出力する色が目標に近づくように補正され、結果、各用紙に対して一貫して、目標に近い色を実現できる。
使用する用紙に対して、コントローラキャリブレーションを実施していない状態では、用紙上に目標通りの色を再現できない。そのため、色検証で使用する用紙に対して、コントローラキャリブレーションを実施していない場合、色検証が不合格になり得る。エンジンキャリブレーションは、画像形成装置102によって実行される、標準として定めた用紙に対して実施する調整であるのに対して、コントローラキャリブレーションは、コントローラ108によって実行される、各用紙に対して実施する調整である。印刷で使用する用紙は、その用紙の種類によって、表面性や色味が異なるため、用紙の種類によって再現される色が異なる。そのため、色品質の調整と色検証は、用紙の種類毎に実施する必要がある。用紙の種類毎の色品質の調整は、コントローラ108におけるキャリブレーションによって実施される。以降では、キャリブレーションと記載する場合、コントローラにおけるキャリブレーションを指すものとする。
図2は、本実施形態における、クライアントコンピュータ101、画像形成装置102、コントローラ108、色検証サーバ112の制御構成の一例を示すブロック図である。 クライアントコンピュータ101の構成を説明する。
CPU201は、システムバス207を介して、クライアントコンピュータ101の各部における制御や演算を行う。例えば、表示部205における各種ユーザインタフェース画面を表示する表示制御、画像形成装置102による印刷を制御する印刷制御が行われる。CPU201は、記憶部203に記憶されRAM202にロードされるプログラムを実行する。RAM202は、CPU201から直接アクセスできる一般的な揮発性メモリの一種で、CPU201のワークエリアまたはその他の一時的なデータ記憶領域として使用される。記憶部203は、クライアントコンピュータ101の動作時の一時記憶領域およびワークメモリとして機能する。本実施形態におけるクライアントコンピュータ101の動作は、例えば、CPU201が記憶部203に記憶されたプログラムをRAM202にロードして実行することにより実現される。
ネットワークインタフェース(NW I/F)204は、ネットワーク113を介してコントローラ108のNW I/F229と接続され、クライアントコンピュータ101とコントローラ108の間の通信を行う。また、NW I/F204は、ネットワーク113を介して色検証サーバ112のNW I/F235と接続され、クライアントコンピュータ101と色検証サーバ112の間の通信を行う。表示部205は、クライアントコンピュータ101の情報をユーザに表示するためのユーザインタフェースである。例えば、表示部205は、モニタディスプレイである。USB I/F206は、ケーブル114を介して測色装置115のUSB I/F241と接続され、クライアントコンピュータ101と測色装置115の間の通信を行う。
画像形成装置102の構成を説明する。
CPU208は、システムバス219を介して画像形成装置102内の各部における制御や演算を行う。CPU208は、記憶部210に記憶されRAM209にロードされるプログラムを実行する。RAM209は、CPU208から直接アクセスできる一般的な揮発性メモリの一種で、CPU208のワークエリアまたはその他の一時的なデータ記憶領域として使用される。記憶部210は、画像形成装置102の動作時の一時記憶領域およびワークメモリとして機能する。本実施形態における画像形成装置102の動作は、例えば、CPU208が記憶部210に記憶されたプログラムをRAM209にロードして実行することにより実現される。
NW I/F211は、ケーブル109を介してコントローラ108のNW I/F230と接続され、画像形成装置102とコントローラ108の間の通信を行う。ビデオI/F212は、ビデオケーブル110を介して、コントローラ108のビデオI/F231と接続され、画像形成装置102とコントローラ108の間の画像データの通信を行う。UIパネル213は、UIパネル103のハードウェア構成であり、画像形成装置102の操作全般を受け付けるためのユーザインタフェースである。給紙デッキI/F214は、給紙デッキ215との間の通信を行う。給紙デッキ215は、図1の給紙デッキ104、給紙デッキ105、オプション給紙デッキ106をハードウェア構成として総称するものである。エンジンI/F216は、プリンタエンジン217の通信制御を行う。アクセサリI/F218は、ケーブル111を介して排紙装置107のアクセサリI/F224と接続され、画像形成装置102と排紙装置107の間の通信を行う。
排紙装置107の構成を説明する。
CPU220は、システムバス225を介して、排紙装置107内の各部における制御や演算を行う。また、CPU220は、記憶部222に記憶されRAM221にロードされるプログラムを実行する。RAM221は、CPU220から直接アクセスできる一般的な揮発性メモリの一種で、CPU220のワークエリアまたはその他の一時的なデータ記憶領域として使用される。記憶部222は、排紙装置107の動作時の一時記憶領域および、ワークメモリとして機能する。本実施形態における排紙装置107の動作は、例えば、CPU220が記憶部222に記憶されたプログラムをRAM221にロードして実行することにより実現される。排紙部223は、排紙装置107が備えている排紙トレイへの排紙動作や各々のトレイの積載状況の監視を行う。
コントローラ108の構成を説明する。
CPU226は、システムバス232を介してコントローラ108内の各部における制御や演算を行う。CPU226は、記憶部228に記憶されRAM227にロードされるプログラムを実行する。RAM227は、CPU226から直接アクセスできる一般的な揮発性メモリの一種で、CPU226のワークエリアまたはその他の一時的なデータ記憶領域として使用される。記憶部228は、コントローラ108の動作時の一時記憶領域および、ワークメモリとして機能する。本実施形態におけるコントローラ108の動作は、例えば、CPU226が記憶部228に記憶されたプログラムをRAM227にロードして実行することにより実現される。
NW I/F229は、ネットワーク113を介して色検証サーバ112のNW I/F235と、クライアントコンピュータ101のNW I/F204と接続される。コントローラ108は、NW I/F229とNW I/F235の接続を用いて、色検証サーバ112との間の通信を行う。また、コントローラ108は、NW I/F229とNW I/F204の接続を用いて、クライアントコンピュータ101との間の通信を行う。NW I/F230は、ケーブル109を介して画像形成装置102のNW I/F211と接続され、コントローラ108と画像形成装置102の間の通信を行う。ビデオI/F231は、ビデオケーブル110を介して画像形成装置102のビデオI/F212と接続され、コントローラ108と画像形成装置102の間の画像データの通信を行う。
色検証サーバ112の構成を説明する。
CPU233は、システムバス237を介して色検証サーバ112の各部における制御や演算を行う。CPU233は、記憶部236に記憶されRAM234にロードされるプログラムを実行する。RAM234は、CPU233から直接アクセスできる一般的な揮発性メモリの一種で、CPU233のワークエリアまたはその他の一時的なデータ記憶領域として使用される。記憶部236は、色検証サーバ112の動作時の一時記憶領域およびワークメモリとして機能する。本実施形態における色検証サーバ112の動作は、例えば、CPU233が記憶部236に記憶されたプログラムをRAM234にロードして実行することにより実現される。NW I/F235は、ネットワーク113を介してクライアントコンピュータ101のNW I/F204と接続され、色検証サーバ112とクライアントコンピュータ101の間の通信を行う。また、NW I/F235は、ネットワーク113を介してコントローラ108のNW I/F229と接続され、色検証サーバ112とコントローラ108の間の通信を行う。
測色装置115の構成を説明する。
CPU238は、システムバス243を介して測色装置115の各部における制御や演算を行う。CPU238は、記憶部240に記憶されRAM239にロードされるプログラムを実行する。RAM239は、CPU238から直接アクセスできる一般的な揮発性メモリの一種で、CPU238のワークエリアまたはその他の一時的なデータ記憶領域として使用される。記憶部240は、測色装置115の動作時の一時記憶領域およびワークメモリとして機能する。本実施形態における測色装置115の動作は、例えば、CPU238が記憶部240に記憶されたプログラムをRAM239にロードして実行することにより実現される。測色部242は、シート等の記録媒体上のパッチの測色を行い、その測色結果をRAM239もしくは記憶部240に一時保存する。クライアントコンピュータ101のCPU210は、その一時保存された測色結果を、ケーブル114を介して、測色装置115のRAM239もしくは記憶部240から取得する。
本実施形態では、装置間のデータの送受信は、取得側の装置がデータを要求し、該要求を受けた側の装置がデータを送信することにより行われるものとする。但し、要求を受けずにデータを主体的に送信するようにしても良い。
図3は、クライアントコンピュータ101,画像形成装置102、排紙装置107、コントローラ108、色検証サーバ112、測色装置115の制御部の構成の一例を示すソフトウェアブロック図である。
クライアントコンピュータ101は、色検証UI制御部301を有しており、色検証UI制御部301は、クライアントコンピュータ101のRAM202、または記憶部203に存在するモジュールである。色検証UI制御部301は、クライアントコンピュータ101のCPU201によって実行される。色検証UI制御部は、各種ユーザインタフェース(UI)画面の表示を制御する。
画像形成装置102は、印刷処理部302、印刷属性制御部303を有しており、これらは、画像形成装置102のRAM209または記憶部210に存在するモジュールであり、画像形成装置102のCPU208によって実行される。印刷処理部302、印刷属性制御部303は、印刷ジョブに基づいてシート等の記録媒体への印刷を制御する。
排紙装置107は、後処理制御部304を有している。後処理制御部304は、排紙装置107のRAM221または記憶部222に存在するモジュールであり、排紙装置107のCPU220によって実行される。後処理制御部304は、画像形成装置102において印刷が行われた記録媒体に対する後処理の実行を制御する。
コントローラ108は、印刷ジョブ処理部305、印刷指示部306、データ管理部307を有しており、これらは、RAM227または記憶部228に存在するモジュールであり、コントローラ108のCPU226によって実行される。印刷ジョブ処理部305は、印刷指示部306からの指示により印刷ジョブを実行する。印刷指示部306は、印刷ジョブを実行するよう印刷ジョブ処理部305に指示する。データ管理部307は、コントローラ108で保存される各種情報を管理する。
色検証サーバ112は、データ登録部308、データ要求部309、色検証制御部310、色検証判定部311、レポート作成部312、レポート送信部313を有しており、これらは、RAM234または記憶部236に存在するモジュールである。これらのモジュールは、色検証サーバ112のCPU233によって実行される。データ登録部308は、色検証サーバ112で保存される各種情報を管理する。ここでの管理は、情報の編集や新しい情報の登録等を含む。データ要求部309は、色検証に必要な情報を取得する。色検証制御部310は、測色装置115に指示することにより、色検証の実行を制御する。色検証判定部311は、色検証の結果に基づいて、画像形成装置102の色品質の合格もしくは不合格を判定する。レポート作成部312、レポート送信部313は、色検証の結果に基づいてレポートを作成し、クライアントコンピュータ101等、他の装置にレポートを送信する。
測色装置115は、測色制御部314を有している。測色制御部314は、測色装置115のRAM239または記憶部240に存在するモジュールであり、測色装置115のCPU238によって実行される。測色制御部314は、印刷された色検証用チャートに対する測色の実行を制御する。
図4(A)は、色検証サーバ112に保存されるテスト設定情報の一例を示す図である。テスト設定とは、色検証における設定もしくは条件をまとめたものであり、複数種類用意されている。ユーザは任意のテスト設定を選択することで、様々な条件の色検証を実施することができる。
テスト設定情報テーブル401は、各テスト設定にどのような情報が含まれているかを示すテーブルである。テスト設定情報テーブル401は、色検証サーバ112の記憶部236に保存される。テスト名情報402は、テスト設定の名称を示す情報である。テスト仕様情報403は、色検証に適用するテスト仕様を表す情報である。テスト仕様情報403の詳細は図4(B)で後述する。画像形成装置名情報404は、色検証の対象となる画像形成装置102の名称を表す情報である。コントローラ情報405は、色検証の対象の画像形成装置102と接続されているコントローラ108の名称を表す情報である。用紙情報406は、色検証で使用する用紙を表す情報である。テストID情報407は、テスト設定の識別するための識別情報である。テストID情報407はテスト設定を一意に定めるための番号であり、テストID情報407同士が重複することはない。
図4(B)は、テスト仕様を構成する情報の一例を示す図である。ここでテスト仕様とは、色検証を実施する上で検証の基準となる情報を集めたものである。
テスト仕様情報テーブル408は、テスト仕様を構成する情報を示すテーブルである。テスト仕様情報テーブル408は、色検証サーバ112の記憶部236に保存される。ここで示したテスト仕様情報テーブル408の構成は一例であり、テスト仕様情報テーブル408は、本例で示した構成に限定されない。テスト仕様名情報409は、テスト仕様の名称を示す情報である。許容値セット情報410は、テスト仕様に適用する許容値セットを示す情報である。許容値セット情報410の詳細は、図5(A)~図5(C)で後述する。リファレンス情報411は、テスト仕様に適用するリファレンスを示す情報である。リファレンス情報411は、図5(A)~図5(C)で後述する。パッチセット情報412は、テスト仕様に適用するパッチセットを示す情報である。パッチセット情報412は、図5(A)~図5(C)で後述する。
図5(A)は、許容値セットを構成する情報の一例を示す図である。ここで、許容値セットとは、色検証を実施する上で許容可能な範囲を定めた情報である。許容値セット情報テーブル501は、許容値セットに含まれる情報を示したテーブルである。ここで示した許容値セット情報テーブル501の構成は一例であり、本例で示した構成に限定されない。許容値セット名情報502は、許容値セット情報410に対して定めた名称を示す情報である。平均ΔE許容限度503は、許容値セット情報410における平均ΔE許容限度を示す情報である。平均ΔE許容限度は、測色した各パッチの値とリファレンスが示す値との色差を平均した値において許容する境界値である。測色した結果得られる平均ΔEが、平均ΔE許容限度503以下の場合、色検証は合格と判定され、平均ΔE許容限度503を上回る場合、色検証は不合格と判定される。最大ΔE許容限度504は、許容値セット情報410における最大ΔE許容限度を示す情報である。最大ΔE許容限度504は、測色した各パッチの値とリファレンスが示す値との色差の内の最大値において許容する境界値である。測色した結果得られる最大ΔEが、最大ΔE許容限度504以下の場合、色検証は合格と判定され、最大ΔE許容限度504を上回る場合、色検証は不合格と判定される。
図5(B)は、リファレンスを構成する情報の一例を示す図である。ここで、リファレンスとは、色検証を実施する上で測定結果と比較するための基準となる情報である。リファレンス情報テーブル505は、リファレンスに含まれる情報を示したテーブルである。ここで示したリファレンス情報テーブル505の構成は一例であり、本例で示した構成に限定されない。なお、本実施形態では、各パッチの色の基準を、L*a*b*色空間に基づいて定めているが、各パッチの色基準をその他の色空間に基づいて定めてもよい。
リファレンス名情報506は、リファレンス情報411に対して定めた名称を示す情報である。ID情報507は、リファレンス情報411に含まれるパッチを識別するための値を示す情報である。パッチID情報507はパッチを識別するための値であるため、パッチID情報507の値はパッチ間で重複しない。基準L*情報508は、パッチにおけるL*の基準となる値を示す情報である。基準a*情報509は、パッチにおけるa*の基準となる値を示す情報である。基準b*情報510は、パッチにおけるb*の基準となる値を示す情報である。
図5(C)は、パッチセットを構成する情報の一例を示す図である。ここでパッチセットとは、色検証の実施時に印刷する色検証用チャート(図10で後述)を定義する情報である。パッチセット情報テーブル511は、パッチセットに含まれる情報を示したテーブルである。ここで示したパッチセット情報テーブル511の構成は一例であり、本例で示した構成に限定されない。パッチセット名情報512は、パッチセット情報412に対して定めた名称を示す情報である。Cyan信号値情報514は、各パッチにおけるCyanの信号値を定める情報である。Magenta信号値情報515は、各パッチにおけるMagentaの信号値を定める情報である。Yellow信号値情報516は、各パッチにおけるYellowの信号値を定める情報である。Black信号値情報517は各パッチにおけるBlackの信号値を定める情報である。
図6は、色検証で使用するテスト設定を選択するための画面の一例を示す図である。テスト設定選択画面601は、色検証のテスト設定を選択するための画面を示す。テスト設定選択画面601は、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301によって、クライアントコンピュータ101の表示部205に表示される。領域602は、テスト設定情報の一覧を表示する領域である。ユーザが選択可能なテスト設定情報は、領域602に表示される。領域602に表示する情報は、色検証サーバ112の記憶部236に保存されているテスト設定情報テーブル401から取得される。もしくは、ユーザから選択を受け付けるためのデフォルトの表示データに基づいて表示されても良い。ボタン603は、色検証で使用するテスト設定を選択するためのボタンである。ボタン603は、領域602の横に配置されている。ユーザは、テスト設定を選択する際には、領域602の中の選択したいテスト設定の情報が表示されている行の横のボタン603を押下する。ボタン604は、色検証を開始する際に押下されるボタンである。ボタン605は、テスト設定を追加する際に押下されるボタンである。ボタン606は、領域602に表示されているいずれかのテスト設定を編集する際に押下されるボタンである。ボタン603によって任意のテスト設定が選択された後にボタン606が押下されると、ユーザは、任意のテスト設定を編集することができる。ボタン607は、領域602に表示されているいずれかのテスト設定を削除する際に押下されるボタンである。ボタン603によって任意のテスト設定が選択された後にボタン607が押下されると、ユーザは、任意のテスト設定を削除することができる。
図7(A)~図7(C)は、コントローラ108に保存されている情報の一例を示す図である。色検証サーバ112は、図7(A)~図7(C)の情報をコントローラ108から取得する。
図7(A)は、用紙情報の一例を示す図である。用紙情報テーブル701は、用紙情報に含まれる情報を示したテーブルである。用紙情報テーブル701は、コントローラ108の記憶部228に保存されている。ここで示した用紙情報テーブル701の構成は一例であり、本例で示した構成に限定されない。用紙名情報702は、用紙の名称を表す情報である。用紙種類情報703は、用紙の種類を表す情報である。用紙種類情報703は、例えば用紙の表面性の違い毎に種類分けされていてもよく、例えば、普通紙、コート紙といった種類に分けられる。キャリブレーション情報704は、用紙名702で表される用紙と紐づいたキャリブレーションの名称を示すキャリブレーション情報である。キャリブレーション情報704が示すキャリブレーションの名称は、キャリブレーションがどの種類の用紙と紐づいたものかを識別するためにつけられる。例えば、用紙種類が普通紙の用紙と紐づくキャリブレーションの場合は、「普通紙用」といった名称がつけられる。
図7(B)は、キャリブレーション情報の一例を示す図である。キャリブレーション情報とは、キャリブレーションに関する情報を示しており、例えば、キャリブレーションの名称の情報や、キャリブレーションが実施された実施日や日時の情報などである。キャリブレーション情報テーブル705は、キャリブレーション情報に含まれる情報を示したテーブルである。キャリブレーション情報テーブル705は、コントローラ108の記憶部228に保存されている。ここで示したキャリブレーション情報テーブル705の構成は一例であり、本例で示した構成に限定されない。キャリブレーション名情報706は、キャリブレーションの名称を表す情報である。キャリブレーション日時情報707は、キャリブレーションが実施された日時を表す情報である。
図7(C)は、画像形成装置情報の一例を示す図である。画像形成装置情報テーブル708は、画像形成装置情報に含まれる情報を示したテーブルである。画像形成装置情報テーブル708は、コントローラ108の記憶部228に保存されている。ここで示した画像形成装置情報テーブル708の構成は一例であり、本例で示した構成に限定されない。画像形成装置名情報709は、コントローラ108と接続されている画像形成装置102の名称を表す情報である。給紙デッキ情報710は、コントローラ108と接続されている画像形成装置102に備えられている給紙デッキ104、給紙デッキ105およびオプション給紙デッキ106の情報を表す情報である。排紙トレイ情報711は、コントローラ108と接続されている画像形成装置102と接続されている排紙装置107に備えられている排紙トレイの情報を表す情報である。入力プロファイル情報712は、コントローラ108と接続されている画像形成装置0102で使用可能な入力プロファイルを表す情報である。ここで、入力プロファイルとは、画像形成装置102の色再現における特性が記述されたデータファイルである。
図8は、色検証で使用するチャートの印刷設定を行うための印刷設定画面の一例を示す図である。印刷設定画面801は、テスト設定選択画面601においてテスト設定が選択された後に表示される。
印刷設定画面801は、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301によって、クライアントコンピュータ101の表示部205に表示される。領域802は、テスト設定選択画面601において選択されたテスト設定のテスト名情報402が表示される領域である。領域803は、テスト設定選択画面601において選択されたテスト設定のテスト仕様情報403が表示される領域である。領域804は、テスト設定選択画面601において選択されたテスト設定の画像形成装置名情報404が表示される領域である。領域805は、テスト設定選択画面601において選択されたテスト設定のテスト用紙情報406が表示される領域である。領域802、領域803、領域804、領域805に表示される情報は、テスト設定情報テーブル401から取得される。
プルダウン806は、印刷を実行する画像形成装置102に備えられている給紙デッキ104、給紙デッキ105、またはオプション給紙デッキ106の中から、使用する給紙デッキを選択するためのプルダウンである。プルダウン807は、印刷を実行する画像形成装置102と接続されている排紙装置107に備えられている排紙トレイの中から、使用する排紙トレイを選択するためのプルダウンである。プルダウン808は、印刷を実行する画像形成装置102で使用可能な入力プロファイルの中から、使用する入力プロファイルを選択するためのプルダウンである。プルダウン806、プルダウン807、プルダウン808で表示する内容は、コントローラ108から取得した画像形成装置情報テーブル708に基づいて決定される。印刷開始ボタン809は、印刷を開始する際に押下されるボタンである。キャンセルボタン810は、印刷設定をキャンセルし、色検証を中止する際に押下されるボタンである。
図9は、色検証の実行の際に、キャリブレーション実施の確認が必要であると判定された場合に表示される警告画面の一例を示す図である。警告画面901は、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301によって、クライアントコンピュータ101の表示部205に表示される。領域902は、キャリブレーション実施の確認を要する警告メッセージを表示する領域である。色検証継続ボタン903は、色検証を継続する際に押下されるボタンである。中止ボタン904は、色検証を中止する際に押下されるボタンである。
図10は、色検証で使用する色検証用チャートの一例を示す図である。色検証用チャート1001は、画像形成装置102により印刷される。色検証用チャート1001は、色検証で使用する色検証用チャートである。領域1002は、色検証の設定情報が印刷される領域である。領域1002は、テスト設定情報テーブル401の情報に基づいて印刷される。領域1003は、色検証で使用するパッチが印刷される領域である。領域1003中のパッチは、パッチセット情報テーブル511の情報に基づいて印刷される。
図11は、色検証のレポートを表示する画面の一例を示す図である。レポート表示画面1101は、色検証サーバ112のRAM234あるいは記憶部236に保存されている色検証結果のデータに基づいて、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301によって表示部205に表示される。色検証結果のデータは、例えば測色した各パッチの値とリファレンスが示す値との色差に基づいて算出された各パッチにおける平均色差を表す平均ΔEや、各パッチにおける最大色差を表す最大ΔEなどである。領域1102は、色検証の結果を表示する領域である。領域1103は、色検証の詳細情報を表示する領域である。領域1103には、上述の平均ΔEや最大ΔEといった、色検証に関する詳細情報が表示される。OKボタン1104は、レポート表示を終了する際に押下されるボタンである。
図12は、本実施形態における色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。図12では、色検証で使用する用紙に対するキャリブレーションの実施状況を判定し、その判定結果を用いて色検証の実施を制御する。図12の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
S1201において、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301は、表示部205にテスト設定選択画面601を表示する。S1202において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証を開始するためのボタン604が押されたか否かを判定する。ボタン604が押されていないと判定された場合は、S1202の処理を繰り返す。一方、ボタン604が押されたと判定された場合は、S1203に進む。
S1203において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1201で選択されたテスト設定の情報を取得してクライアントコンピュータ101のRAM202に保存する。例えば、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証サーバ112にテスト情報テーブル401を要求して取得する。S1203で取得するテスト設定の情報は、例えば図4のテスト名情報402、テスト仕様情報403、画像形成装置名情報404、コントローラ情報405、テスト用紙情報406、テストID情報407である。
S1204において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したコントローラ情報405で示されているコントローラ108に画像形成装置情報テーブル708を要求して取得する。クライアントコンピュータ101のCPU201は、取得した画像形成装置情報テーブル708をクライアントコンピュータ101のRAM202に保存する。
S1205において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したコントローラ情報405で示されているコントローラ108に用紙情報テーブル701を要求して取得する。クライアントコンピュータ101のCPU201は、取得した用紙情報テーブル701をクライアントコンピュータ101のRAM202に保存する。
S1206において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したコントローラ情報405で示されているコントローラ108にキャリブレーション情報テーブル705を要求して取得する。クライアントコンピュータ101のCPU201は、取得したキャリブレーション情報テーブル705をクライアントコンピュータ101のRAM202に保存する。
S1207において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証UI制御部301により、印刷設定画面801を表示部205に表示する。印刷設定画面801の表示の内容は、S1203で取得したテスト設定の情報と、S1204で取得した画像形成装置情報テーブル708の情報に基づいて決定される。
S1208において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、印刷設定画面801中のキャンセルボタン810が押されたか否かを判定する。キャンセルボタン810が押されたと判定された場合は、S1210に進む。S1210において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、表示部205における印刷設定画面801の表示を終了し、色検証の処理を終了する。一方、キャンセルボタン810が押されていないと判定された場合は、S1209に進む。
S1209において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、印刷開始ボタン809が押されたか否かを判定する。印刷開始ボタン809が押されていないと判定された場合は、S1208からの処理を繰り返す。一方、印刷開始ボタン809が押されたと判定された場合は、S1211に進む。S1211において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証UI制御部301により、表示部205における印刷設定画面801の表示を終了する。
S1212において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したテスト用紙情報406と紐づくキャリブレーションが存在するか否かを、S1205で取得した用紙情報テーブル701を用いて判定する。S1212の判定は、クライアントコンピュータ101のCPU201が、S1205で取得した用紙情報テーブル701においてS1203で取得したテスト用紙情報406と対応するキャリブレーション情報704が存在するかを判定することで実行される。S1205で取得した用紙情報テーブル701において、S1203で取得したテスト用紙情報406と対応するキャリブレーション情報704が存在する場合、S1213に進む。S1213については後述する。一方、S1205で取得した用紙情報テーブル701において、S1203で取得したテスト用紙情報406と対応するキャリブレーション情報704が存在しない場合、S1214に進む。
S1214において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証UI制御部301により、表示部205に警告画面901を表示する。本実施形態では、このように、テスト設定選択画面601で選択されたテスト設定におけるテスト用紙情報406と紐づいたキャリブレーションが存在しない場合には、色検証を継続するか否かをユーザに確認させることができる。
S1215において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、警告画面901の色検証継続ボタン903が押されたか否かを判定する。色検証継続ボタン903が押されたと判定された場合はS1216に進む。S1216において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証UI制御部301により、表示部205における警告画面901の表示を終了し、S1219に進む。S1219については後述する。一方、色検証継続ボタン903が押されていないと判定された場合は、S1217に進む。S1217において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、警告画面901の中止ボタン904が押されたか否かを判定する。中止ボタン904が押されていないと判定された場合は、S1215からの処理を繰り返す。一方、中止ボタン904が押されたと判定された場合は、S1218に進む。S1218において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、表示部205における警告画面901の表示を終了し、色検証の処理を終了する。
S1213において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1212で存在すると判定されたキャリブレーション情報704が示すキャリブレーションが実施済みであるか否かを判定する。S1213の判定は、S1206で取得したキャリブレーション情報テーブル705を用いて行われる。S1213の判定では、まず、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1206で取得したキャリブレーション情報テーブル705を参照する。そして、S1212で存在すると判定されたキャリブレーション情報704と対応するキャリブレーション日時情報707を確認することにより行われる。キャリブレーション情報704が示すキャリブレーションが実施済みでないと判定された場合はS1214に進む。本実施形態では、このように、テスト設定選択画面601で選択されたテスト設定におけるテスト用紙情報406と紐づいたキャリブレーションが実施されていない場合には、色検証を継続するか否かをユーザに確認させることができる。一方、キャリブレーション情報704が示すキャリブレーションが実施済みであると判定された場合はS1219に進む。
S1219において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証サーバ112のCPU233に対して、色検証用チャート1001の印刷を要求する。その要求の際、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したテスト設定の情報を色検証サーバ112に送信する。要求を受けた色検証サーバ112のCPU233は、S1203で取得されたテスト設定の情報に基づいて、色検証用チャート1001の印刷指示をコントローラ108に対して行う。指示を受けたコントローラ108は、画像形成装置102に対して色検証チャート1001の印刷を指示する。
S1219の後、画像形成装置102において色検証用チャート1001が印刷される。そして、ユーザは、その色検証用チャート1001を測色装置115にセットし、クライアントコンピュータ101に表示される画面1301を介して測色を実施するよう指示する。測色の結果は、測色装置115からクライアントコンピュータ101に送信される。
S1220において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証用チャート1001の測色結果を色検証サーバ112に送信する。色検証サーバ112のCPU233は、色検証用チャート1001の測色結果をRAM234または記憶部236に保存する。
S1221において、色検証サーバ112のCPU233は、色検証判定部311、レポート作成部312により、S1220で取得した測色結果とS1203で取得したテスト仕様情報403を用いて色検証のレポートを作成する。作成された色検証のレポートは、記憶部236またはRAM234に保存される。また、色検証サーバ112のCPU233は、レポート送信部313により、作成した色検証のレポートをクライアントコンピュータ101に送信する。
S1222において、クライアントコンピュータ101のCPU233は、色検証UI制御部301により、S1221で作成された色検証のレポートに基づいて、表示部205に色検証レポート表示画面1101を表示する。
S1223において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、レポート表示画面1101上のレポート表示を終了するためのOKボタン1104が押されたか否かを判定する。OKボタン1104が押されていないと判定された場合は、S1223の処理を繰り返す。一方、OKボタン1104が押されたと判定された場合は、S1224に進む。S1224において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、表示部205におけるレポート表示画面1101の表示を終了し、色検証の処理を終了する。
次に、図13、図14、図15、図16を用いて、クライアントコンピュータ101上で色検証用チャート1001の測色を実行する際の処理の流れについて説明する。
図13は、測色情報を入力するための画面の一例を示す図である。測色情報入力画面1301は、測色情報を入力するための画面であり、クライアントコンピュータ101上の表示部205に表示される。領域1302は、色検証用チャート1001に印刷されているテストID情報407を入力するための領域である。テストID情報407により、測色結果と許容値セット410とが対応づけられ、色検証サーバ112による色検証の判定が可能となる。測色開始ボタン1303は、測色を開始する際に押下されるボタンである。中止ボタン1304は、測色を中止する際に押下されるボタンである。
図14は、測色を開始する際に表示される画面の一例を示す図である。測色開始画面1401は、測色開始時にクライアントコンピュータ101のCPU201によって、表示部205に表示される。プルダウン1402は、測色において使用する測色装置115を選択するためのプルダウンである。プルダウン1402には、クライアントコンピュータ101のUSB I/F206に接続されている測色装置115が選択肢として表示される。測色実施ボタン1403は、測色を実施する際に押下されるボタンである。中止ボタン1404は、測色を中止する際に押下されるボタンである。
図15は、測色の状況を表示する画面の一例を示す図である。測色状況表示画面1501は、測色の状況をユーザに表示するための画面であり、クライアントコンピュータ101のCPU201によって、表示部205に表示される。領域1502は、測色対象のチャート画像を画面上に表示するための領域である。測色対象のチャート画像は、色検証用チャート1001の領域1003に対応している。領域1503は、測色対象のチャートの各行において、測色が実施されたか否かを記号によって表示する領域である。領域1503は、例えば、領域1503に表示されるチャート画像中の測色実施済みの行の横にチェックマークを表示するなどして、チャートの各行の測色が終了したか否かをユーザに表示する。測色完了ボタン1504は、測色を完了する際に押下されるボタンである。中止ボタン1505は、測色を中止する際に押下されるボタンである。
図16は、色検証用チャート1001を測色する際の処理を示すフローチャートである。図16の処理は、S1219の後、クライアントコンピュータ101および測色装置115により実行される。図16の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
S1601において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色情報入力画面1301を表示部205に表示する。S1602において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色情報入力画面1301の中止ボタン1304が押されたか否かを判定する。中止ボタン1304が押されたと判定された場合は、測色処理を終了する。一方、中止ボタン1304が押されていないと判定された場合は、S1603に進む。
S1603において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色情報入力画面1301上の測色開始ボタン1303が押されたか否かを判定する。測色開始ボタン1303が押されていないと判定された場合はS1602からの処理を繰り返す。一方、測色開始ボタン1303が押されたと判定された場合は、S1604に進む。
S1604において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色情報入力画面1301上の領域1302にテストID情報407が入力されているか否かを判定する。領域1302にテストID情報407が入力されていないと判定された場合は、S1602からの処理を繰り返す。一方、領域1302にテストID情報407が入力されていると判定された場合は、S1605に進む。
S1605において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、入力されたテストID情報407と対応したテスト設定の情報を、色検証サーバ112に要求する。色検証サーバ112は、要求に応じてテスト設定の情報をクライアントコンピュータ101に送信する。
S1606において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証サーバ112から送信されたテスト設定の情報を取得する。S1607において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色開始画面1401を表示部205に表示する。S1608において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色開始画面1401上の中止ボタン1404が押されたか否かを判定する。中止ボタン1404が押されたと判定された場合は、測色処理を終了する。一方、中止ボタン1404が押されていないと判定された場合は、S1609に進む。
S1609において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色開始画面1401上の測色実施ボタン1403が押されたか否かを判定する。測色実施ボタン1403が押されていないと判定された場合は、S1608からの処理を繰り返す。一方、ボタン1403が押されたと判定された場合は、S1610に進む。
S1610において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色開始画面1401上の測色装置を選択するためのプルダウン1402において測色装置115が選択されているか否かを判定する。プルダウン1402において測色装置115が選択されていないと判定された場合、S1608からの処理を繰り返す。一方、プルダウン1402において測色装置115が選択されたと判定された場合は、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色装置115に対して測色の実行を要求し、S1611に進む。
S1611において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色状況表示画面1501を表示部205に表示する。測色装置115のCPU238は、測色の進捗に応じて、測色結果をクライアントコンピュータ101に送信する。クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色装置115から送信された測色結果に基づいて、測色状況表示画面1501の領域1502に表示されるチャート画像中の測色実施済みの行の横にチェックマークを表示する。S1612において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色状況表示画面1501上の中止ボタン1505が押されたか否かを判定する。中止ボタン1505が押されたと判定された場合は、測色処理を終了する。一方、中止ボタン1505が押されていないと判定された場合は、S1613に進む。
S1613において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色状況表示画面1501上の測色完了ボタン1504が押されたか否かを判定する。測色完了ボタン1504が押されていないと判定された場合は、S1612からの処理を繰り返す。一方、測色完了ボタン1504が押されたと判定された場合は、S1614に進む。
S1614において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色対象となっている全てのパッチが測色済みか否かを判定する。S1614の判定は、クライアントコンピュータ101のCPU201が取得した、測色装置115の記憶部240またはRAM239に保存されている測色結果に基づいて行われる。S1614ですべてのパッチが測色済みではないと判定された場合は、S1612からの処理を繰り返す。一方、すべてのパッチが測色済みと判定された場合は、S1615に進む。
S1615において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、測色結果を、記憶部203またはRAM202に保存する。S1616において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1615で記憶部203またはRAM202に保存した測色結果を色検証サーバ0112に送信し、測色処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、色検証で使用するチャートの印刷指示を受け付けた際に、用紙に対応するキャリブレーションが実施されていないのであれば、色検証の実施の継続をユーザに確認させる画面を表示する。これにより、キャリブレーションが意図せず実施されていないことにより、色検証の結果が不適切なものになってしまうことを防ぐことができる。
[第2実施形態]
以下、第1実施形態と異なる点について第2実施形態を説明する。本実施形態では、印刷設定画面801上で、色検証で使用する用紙についてのキャリブレーションの実施状況を表示する。
図17は、色検証で使用するチャートの印刷設定を行うための印刷設定画面を示す図である。領域1701は、色検証で使用する用紙が表示されている領域805の横に表示され、色検証で使用する用紙でキャリブレーションが実施されたか否かを表示する領域である。ユーザは、領域1701を確認することによって、印刷開始ボタン809を押す前に、色検証で使用する用紙についてキャリブレーションの実施状況を確認することができる。
図18は、本実施形態における色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。図18では、印刷設定画面801上で、色検証で使用する用紙についてキャリブレーションの実施状況を表示する。図18の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
図18においてS1201からS1206、S1208からS1211、S1214からS1224は第1実施形態における図12と同じであるため、それらの説明を省略する。
S1206の後、S1801において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したテスト用紙情報406が示す用紙と紐づいたキャリブレーションが実施されているか否かを判定する。S1801では、クライアントコンピュータ101のCPU201は、まず、S1203で取得したテスト用紙情報406と対応するキャリブレーション情報704が用紙情報テーブル701上に存在するかを確認する。次に、CPU201は、確認したキャリブレーション情報704に対応するキャリブレーション日時情報707をキャリブレーション情報テーブル705上で確認する。
S1802において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、領域805の横の領域1701にS1801の判定結果を表示する。
S1211の後、S1803において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1801の判定結果がキャリブレーション実施済みであるか否かを判定する。S1803の判定結果がキャリブレーション実施済みでないと判定された場合はS1214に進む。一方、S1803の判定結果がキャリブレーション実施済みであると判定された場合はS1219に進む。以降の処理は、図12における説明と同じであるので、それらの説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、色検証で使用するチャートの印刷指示を受付可能な画面上に、色検証で使用する用紙に対応するキャリブレーションが実施済みであるかについての情報が表示される。これにより、キャリブレーションが意図せず実施されていないことにより、色検証の結果が不適切なものになってしまうことを防ぐことができる。
[第3実施形態]
以下、第1及び第2実施形態と異なる点について第3実施形態を説明する。本実施形態では、色検用チャート1001の印刷を開始する時点で、色検証で使用する用紙についてキャリブレーションが未実施であった場合、キャリブレーションを実施させ、その実施後に色検証を行う。
図19は、色検証で使用する用紙についてキャリブレーションが未実施の状態で、印刷設定画面801上の印刷開始ボタン809を押下した際に表示されるキャリブレーション実施指示画面の一例を示す図である。キャリブレーション実施指示画面1901は、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301によって、表示部205に表示される。領域1902は、キャリブレーションの実施を促すメッセージを表示する領域である。キャリブレーション実施ボタン1903は、キャリブレーションを実施する際に押されるボタンである。中止ボタン1904は、色検証を中止する際に押されるボタンである。
図20は、本実施形態における色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。図20では、色検証で使用する用紙についてキャリブレーションが未実施である場合、キャリブレーションを実施させ、その実施後に色検証を行うように制御する。図20の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
図20において、S1201からS1213、S1219からS1224は第1実施形態の図12と同じであるため、それらの説明を省略する。
S1212もしくはS1213でNOと判定された場合、S2001において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証UI制御部301により、表示部205にキャリブレーション実施指示画面1901を表示する。S2002において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、キャリブレーション実施画面1901のキャリブレーション実施ボタン1903が押されたか否かを判定する。キャリブレーション実施ボタン1903が押されたと判定された場合はS2003に進む。
S2003において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証で使用する用紙の情報とともに、コントローラ108に対してキャリブレーション実行を要求する。コントローラ108のCPU226は、クライアントコンピュータ101からの要求に応じて、色検証で使用する用紙についてキャリブレーションを実行し、キャリブレーションが完了すると、その旨をクライアントコンピュータ101に通知する。S2004において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S2003で実行を指示したキャリブレーションの完了を確認し、S1219に進む。
S2002でキャリブレーション実施ボタン1903が押されていないと判定された場合は、S2005へ進む。S2005において、クライアントコンピュータ101のCPU0201は、キャリブレーション実施画面1901上の中止ボタン1904が押されたか否かを判定する。中止ボタン1904が押されていないと判定された場合は、S2002からの処理を繰り返す。一方、中止ボタン1904が押されたと判定された場合は、S1218に進む。S1218において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、表示部205におけるキャリブレーション実施画面1901の表示を終了させ、色検証の処理を終了する。以降の処理は、図12における説明と同じであるので、それらの説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、色検証で使用する用紙についてのキャリブレーションが実施されていない場合、ユーザに対して、キャリブレーションの実施を指示可能な画面を表示する。そのような構成により、キャリブレーションを実施させてから色検証を実施することができる。これにより、キャリブレーションが意図せず実施されていないことにより、色検証の結果が不適切なものになってしまうことを防ぐことができる。
[第4実施形態]
第1~第3実施形態と異なる点について第4実施形態を説明する。本実施形態では、色検証で使用する用紙と紐づくキャリブレーションが、事前に設定したキャリブレーション有効期間内に実施されていなかった場合に、色検証の実施の継続を確認させる画面を表示する。
図21(A)は、キャリブレーションの有効期間を示す情報の一例を示す図である。キャリブレーション有効期間情報2101は、キャリブレーションが有効であるとみなす期間を示す情報である。キャリブレーション有効期間情報2101は、色検証サーバ112の記憶部236に保存されている。
図21(B)は、キャリブレーション有効期間情報の設定画面の一例を示す図である。キャリブレーション有効期間を設定するための設定画面2102は、クライアントコンピュータ101のCPU201によって表示部205上に表示される画面である。領域2103は、キャリブレーション有効期間情報2101の入力を受け付けるための領域である。完了ボタン2104は、キャリブレーション有効期間情報2101の設定を完了するためのボタンである。中止ボタン2105は、キャリブレーション有効期間情報2101の設定を中止するためのボタンである。ユーザは、色検証の事前準備として、クライアントコンピュータ101上で設定画面2102により、キャリブレーション有効期間情報2101を設定することができる。
図22は、本実施形態における色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。図22では、色検証で使用する用紙と紐づいているキャリブレーションが、事前に設定したキャリブレーション有効期間を超えていた場合に、色検証の実施の継続を確認させる画面を表示するよう制御する。図22の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
図22において、S1201からS1224は第1実施形態の図12と同様であるため、それらの説明を省略する。
S1206の後、S2201において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証サーバ112の記憶部236に保存されているキャリブレーション有効期間情報2101を取得する。
S1213でYESと判定された場合、S2202に進む。S2202において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、キャリブレーション有効期間情報2101で示されている有効期間内に実施されているか否かを判定する。S2202の判定は、S1213で確認したキャリブレーション日時情報707と、S2201で取得したキャリブレーション有効期間情報2101とを比較することによって行われる。S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、キャリブレーション有効期間情報2101で示されている有効期間内に実施されていないと判定された場合は、S1214に進む。一方、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、キャリブレーション有効期間情報2101で示されている有効期間内に実施されていると判定された場合は、S1219に進む。以降の処理は、図12における説明と同じであるので、それらの説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、色検証で使用する用紙について実施されているキャリブレーションが所定の有効期間内でないときに実施されている場合、ユーザに対して色検証の実施の継続を確認させる画面を表示する。これにより、キャリブレーションが不適切に実施されているまま、色検証を実施してしまうことを防ぐことができる。
[第5実施形態]
第1~第4実施形態と異なる点について第5実施形態を説明する。本実施形態では、色検証とキャリブレーションとの間で実施条件が異なる場合に、ユーザに対して色検証の実施の継続を確認させる画面を表示する。
図23(A)は、コントローラ108の記憶部228に保存されるキャリブレーションに関する詳細情報のテーブルの一例を示す図である。キャリブレーション詳細情報テーブル2301は、キャリブレーションに関する詳細情報に、どのような情報が含まれているかを示すテーブルである。ここで示したキャリブレーション詳細情報テーブル2301の構成は一例であり、キャリブレーション詳細情報テーブル2301は、本例で示した構成に限定されない。キャリブレーション名情報2302は、キャリブレーションの名前を示す情報である。キャリブレーション日時情報2303は、キャリブレーションが実施された日時を示す情報である。使用用紙情報2304は、キャリブレーションの実施時に使用した用紙を示す情報である。使用測色装置情報2305は、キャリブレーションで使用した測色装置115を示す情報である。使用ハーフトーン情報2306は、キャリブレーションで使用したハーフトーンを示す情報である。
図23(B)は、コントローラ108と接続されている画像形成装置102で使用可能なハーフトーンの情報の一例を示す図である。図23(B)の使用可能なハーフトーンの情報は、コントローラ108の記憶部228に保存される。
ハーフトーン情報テーブル2307は、画像形成装置102で使用可能なハーフトーンの情報を示すテーブルである。画像形成装置名情報2308は、ハーフトーン情報テーブル2307を保持するコントローラ108と接続されている画像形成装置102の名称を示す情報である。使用可能ハーフトーン2309は、画像形成装置名情報2308で示される画像形成装置102において使用可能なハーフトーンを示す情報である。図23(B)では、「resolution」と「gradation」が一例として示されている。使用可能ハーフトーン2309は、例えば、ドットをランダムに配置することにより表現されるハーフトーンのパターンを示す情報、ドットを一定の法則に従って配置することにより表現されるハーフトーンのパターンを示す情報を表す。
図24は、本実施形態における、色検証で使用するチャートの印刷設定を行うための印刷設定画面を示す図である。プルダウン2401は、色検証において使用する測色装置115を選択するためのプルダウンである。プルダウン2401には、クライアントコンピュータ101のUSB I/F206に接続されている測色装置115が選択肢として表示される。プルダウン2402は、色検証において使用するハーフトーンを選択するためのプルダウンである。プルダウン2402に表示されるハーフトーンの選択肢は、コントローラ108の記憶部228に保存されるハーフトーン情報テーブルに基づいて、クライアントコンピュータ101のCPU201が決定する。
図25は、本実施形態における色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。図25では、色検証とキャリブレーションとの間で実施条件が異なる場合に、色検証の開始前に警告メッセージを表示するように制御する。図25の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
S1201からS1224は第1実施形態の図12と同様であるため、それらの説明を省略する。
S1206の後、S2501において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したコントローラ情報405が示すコントローラ108にキャリブレーション詳細情報テーブル2301を要求して取得する。取得したキャリブレーション詳細情報テーブル2301は、クライアントコンピュータ101のRAM202に保存される。
S2502において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したコントローラ情報405が示すコントローラ108に、ハーフトーン情報テーブル2307を要求して取得する。取得したハーフトーン情報テーブル2307は、クライアントコンピュータ101のRAM202に保存される。
S1213でYESと判定された場合、S2503に進む。S2503において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、S1203で取得したテスト用紙情報が示す用紙を用いて実施されているか否かを判定する。S2503の判定は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションと対応する使用用紙情報2304とS1203で取得したテスト用紙情報406とを比較することによって行われる。S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、S1203で取得したテスト用紙情報が示す用紙を用いて実施されていないと判定された場合はS1214に進む。一方、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、S1203で取得したテスト用紙情報が示す用紙を用いて実施されたと判定された場合はS2504に進む。
S2504において、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、プルダウン2401で選択された測色装置115を使用して実施されていたか否かを判定する。S2504の判定は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションと対応する使用測色装置情報2305と、プルダウン2401で選択された測色装置115とが一致するか否かに基づいて行われる。S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、プルダウン2401で選択された測色装置115を使用して実施されていないと判定された場合は、S1214に進む。一方、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、プルダウン2401で選択された測色装置115を使用して実施されたと判定された場合は、S2505に進む。
S2505において、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、プルダウン2402で選択されたハーフトーンを使用して実施されていたか否かを判定する。S2505の判定は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションと対応する使用ハーフトーン情報2306と、プルダウン2402で選択されたハーフトーンとが一致するか否かに基づいて行われる。S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、プルダウン2402で選択されたハーフトーンを使用して実施されていないと判定された場合は、S1214に進む。一方、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、プルダウン2402で選択されたハーフトーンを使用して実施されていた場合は、S1219に進む。以降の処理は、図12における説明と同じであるので、それらの説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、色検証とキャリブレーションとの間で実施条件が異なる場合に、ユーザに対して色検証の実施の継続を確認させる画面を表示する。これにより、キャリブレーションが不適切に実施されているまま、色検証を実施してしまうことを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、色検証とキャリブレーションとの間で実施条件が異なるかの判定を、S2503、S2504、S2505の3ステップ分行うとして説明した。しかしながら、判定は必ずしもこの3つのステップから構成される必要はなく、3つのステップの内の一部のステップのみを用いて行うようにしても良い。
[第6実施形態]
第1~第5実施形態と異なる点について第6実施形態を説明する。本実施形態では、用紙毎にキャリブレーションの実施基準を保持し、その実施基準に基づいてキャリブレーションが実施されているか否かを判定する。
図26は、用紙毎のキャリブレーション実施基準の情報を示す基準情報テーブルの一例を示す図である。基準情報テーブル2601は、用紙毎のキャリブレーション実施基準の情報を示すテーブルである。基準情報テーブル2601は、色検証サーバ112の記憶部236に、コントローラ108の情報毎に保持される。コントローラ名情報2602は、基準情報テーブル2601が適用されるコントローラ108の名称を示す情報である。用紙名情報2603は、用紙の名称を示す情報である。キャリブレーション有効期間情報2604は、各用紙についてキャリブレーションの有効期間を示す情報である。キャリブレーション指定用紙情報2605は、各用紙についてのキャリブレーションを実施する際に使用する用紙を指定するための情報である。
図27は、基準情報テーブル2601に情報を設定するための画面の一例を示す図である。基準情報設定画面2701は、基準情報テーブル2601に情報を設定するための設定画面である。基準情報設定画面2701は、クライアントコンピュータ101の色検証UI制御部301によって、表示部205に表示される。プルダウン2702は、基準情報テーブル2601中のコントローラ名情報2602を選択するためのプルダウンである。プルダウン2703は、基準情報テーブル2601中の用紙名情報2603を選択するためのプルダウンである。領域2704は、基準情報テーブル2601中のキャリブレーション有効期間情報2604の入力を受け付けるための領域である。領域2705は、基準情報テーブル2601中のキャリブレーション指定用紙情報2605の入力を受け付けるための領域である。設定完了ボタン2706は、基準情報テーブル2601への情報の設定を完了する際に押されるボタンである。中止ボタン2707は、基準情報テーブル2601への情報の設定を終了する際に押されるボタンである。ユーザは、色検証の事前準備として、クライアントコンピュータ101の表示部205に表示される基準情報設定画面2701を介して、基準情報テーブル2601を設定する。
図28は、本実施形態における色検証システムにおける制御処理を示すフローチャートである。図28では、用紙毎にキャリブレーションの実施基準を保持し、その実施基準に基づいてキャリブレーションが適切に実施されているかを判定する。図28の処理は、クライアントコンピュータ101のCPU201により実行される。ただし、他の装置のCPUが実行の主体となる処理においては、その旨が記載される。また、クライアントコンピュータ101のCPU201から処理を要求された各装置の動作は、各装置のCPUにより実行される。
図28において、S1201からS1224は第1実施形態の図12と同様であるため、それらの説明を省略する。
S1206の後、S2801において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、色検証サーバ112に基準情報テーブル2601を要求して取得する。S2802において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1203で取得したコントローラ情報405が示すコントローラ108にキャリブレーション詳細情報テーブル2301を要求して取得する。
S1213でYESと判定された場合、S2803に進む。S2803において、クライアントコンピュータ101のCPU201は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、基準情報テーブル2601のキャリブレーション有効期間情報2604が示す期間内に実施されているか否かを判定する。S2803の判定は、キャリブレーション有効期間情報2604と、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションのキャリブレーション日時情報707とを比較することによって行われる。キャリブレーション有効期間情報2604は、S1203で取得したコントローラ情報405およびテスト用紙情報406と対応している。S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、キャリブレーション有効期間情報2604が示す期間内に実施されていないと判定された場合は、S1214に進む。一方、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、キャリブレーション有効期間情報2604が示す期間内に実施されたと判定された場合は、S2804に進む。
S2804においてクライアントコンピュータ101のCPU201は、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、基準情報テーブル2601のキャリブレーション指定用紙情報2605が示す用紙を用いて実施されているかを判定する。S2804の判定は、キャリブレーション指定用紙情報2605と、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションと対応する使用用紙情報2304とを比較することによって行われる。キャリブレーション指定用紙情報2605は、S1203で取得したコントローラ情報405およびテスト用紙情報406と対応している。S1213において実施済みであると判定されたキャリブレーションが、基準情報テーブル2601のキャリブレーション指定用紙情報2605が示す用紙を用いて実施されていないと判定された場合は、S1214に進む。一方、S1213で実施済みであると判定されたキャリブレーションが、基準情報テーブル2601のキャリブレーション指定用紙情報2605が示す用紙を用いて実施されたと判定された場合は、S1219に進む。以降の処理は、図12における説明と同じであるので、それらの説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、用紙毎にキャリブレーションの実施基準を保持し、その実施基準に基づいてキャリブレーションが実施されているか否かを判定する。そして、実施基準に基づいてキャリブレーションが実施されていない場合には、ユーザに対して色検証の実施の継続を確認させる画面を表示する。これにより、キャリブレーションが不適切に実施されているまま、色検証を実施してしまうことを防ぐことができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の情報処理装置、方法およびプログラムを含む。
(項目1)
測色装置による測色の対象となる複数のパッチを画像形成装置により記録媒体に印刷させるための印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記印刷設定画面を介して前記印刷の指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させる印刷制御手段と、
前記記録媒体に対応するキャリブレーションに関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記キャリブレーションに関する情報に基づいて、前記記録媒体についてキャリブレーションが実行されているか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記判定手段により前記キャリブレーションが実行されていないと判定された場合、前記印刷制御手段は、前記受付手段により前記印刷の指示を受け付けても前記印刷を開始させず、前記表示制御手段は、前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする情報処理装置。
(項目2)
前記判定手段は、前記記録媒体について前記キャリブレーションが実行されていても、当該実行されたキャリブレーションが条件を満たしていない場合、前記キャリブレーションが実行されていないと判定することを特徴とする項目1に記載の情報処理装置。
(項目3)
前記条件は、前記実行されたキャリブレーションが所定の期間内に実行されたキャリブレーションであることを含むことを特徴とする項目2に記載の情報処理装置。
(項目4)
前記条件は、前記実行されたキャリブレーションに用いられた記録媒体の情報と、前記複数のパッチの印刷に用いられる記録媒体の情報とが一致していることを含むことを特徴とする項目2又は3に記載の情報処理装置。
(項目5)
前記条件は、前記実行されたキャリブレーションに用いられたハーフトーンの情報と、前記画像形成装置で用いられるハーフトーンの情報とが一致していることを含むことを特徴とする項目2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目6)
前記条件は、前記実行されたキャリブレーションに用いられた測色装置の情報と、前記複数のパッチの測色で用いる測色装置の情報とが一致していることを含むことを特徴とする項目2乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目7)
前記条件は、前記実行されたキャリブレーションが所定の基準により実行されたキャリブレーションであることを含むことを特徴とする項目2乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目8)
前記所定の基準は、記録媒体の情報と、キャリブレーションを実行するための期間の情報との少なくともいずれかを含むことを特徴とする項目7に記載の情報処理装置。
(項目9)
前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面は、前記複数のパッチの印刷を開始させるか否かの指示を受け付けるための画面であることを特徴とする項目1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目10)
前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面は、前記キャリブレーションを実行するか否かの指示を受け付けるための画面であることを特徴とする項目1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目11)
前記画面を介して前記キャリブレーションを実行する指示を受け付けた場合、前記画像形成装置で実行されるジョブを管理する装置に対して、キャリブレーションの実行を要求する手段、をさらに備えることを特徴とする項目10に記載の情報処理装置。
(項目12)
前記表示制御手段は、前記印刷設定画面において、前記キャリブレーションが実行されているか否かを示す情報を表示することを特徴とする項目1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目13)
前記表示制御手段は、前記測色の結果を用いて前記画像形成装置の色品質の検証を実施する指示を受付可能な画面を前記表示部に表示させ、当該画面において該指示が受け付けられた場合、前記印刷設定画面を前記表示部に表示させることを特徴とする項目1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目14)
前記色品質の検証を実施する指示を受付可能な画面はさらに、前記色品質の検証を実施するための設定を受付可能であることを特徴とする項目13に記載の情報処理装置。
(項目15)
前記設定は、前記画像形成装置、前記測色装置、前記画像形成装置で用いられるハーフトーン、の少なくともいずれかの指定を含むことを特徴とする項目14に記載の情報処理装置。
(項目16)
前記判定手段により前記キャリブレーションが実行されていると判定された場合、前記印刷制御手段は、前記受付手段により受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させることを特徴とする項目13乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目17)
前記複数のパッチの印刷が行われた後、前記測色装置に対して、該印刷された複数のパッチの測色を要求する手段、をさらに備えることを特徴とする項目16に記載の情報処理装置。
(項目18)
前記印刷された複数のパッチの測色が行われた後、前記色品質の検証を実行する検証手段、をさらに備えることを特徴とする項目17に記載の情報処理装置。
(項目19)
前記表示制御手段は、前記検証手段による前記色品質の検証の結果を前記表示部に表示させることを特徴とする項目18に記載の情報処理装置。
(項目20)
前記キャリブレーションに関する情報を記憶する記憶手段、をさらに備え、
前記キャリブレーションに関する情報は、キャリブレーションの実施もしくは未実施、キャリブレーションの実施日、キャリブレーションと記録媒体との対応づけ、の少なくともいずれかの情報を含む、
ことを特徴とする項目1乃至19のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(項目21)
情報処理装置において実行される方法であって、
測色装置による測色の対象となる複数のパッチを画像形成装置により記録媒体に印刷させるための印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
前記印刷設定画面を介して前記印刷の指示を受け付ける受付工程と、
前記受付工程において受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させる印刷制御工程と、
前記記録媒体に対応するキャリブレーションに関する情報を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された前記キャリブレーションに関する情報に基づいて、前記記録媒体についてキャリブレーションが実行されているか否かを判定する判定工程と、
を有し、
前記判定工程において前記キャリブレーションが実行されていないと判定された場合、前記印刷制御工程では、前記受付工程において前記印刷の指示を受け付けても前記印刷を開始させず、前記表示制御工程では、前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする方法。
(項目22)
項目1乃至20のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101 クライアントコンピュータ: 102 画像形成装置: 108 コントローラ: 112 色検証サーバ: 115 測色装置: 201、208、226、233、238 CPU

Claims (22)

  1. 測色装置による測色の対象となる複数のパッチを画像形成装置により記録媒体に印刷させるための印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記印刷設定画面を介して前記印刷の指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させる印刷制御手段と、
    前記記録媒体に対応するキャリブレーションに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記キャリブレーションに関する情報に基づいて、前記記録媒体についてキャリブレーションが実行されているか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段により前記キャリブレーションが実行されていないと判定された場合、前記印刷制御手段は、前記受付手段により前記印刷の指示を受け付けても前記印刷を開始させず、前記表示制御手段は、前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記記録媒体について前記キャリブレーションが実行されていても、当該実行されたキャリブレーションが条件を満たしていない場合、前記キャリブレーションが実行されていないと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記条件は、前記実行されたキャリブレーションが所定の期間内に実行されたキャリブレーションであることを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記条件は、前記実行されたキャリブレーションに用いられた記録媒体の情報と、前記複数のパッチの印刷に用いられる記録媒体の情報とが一致していることを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記条件は、前記実行されたキャリブレーションに用いられたハーフトーンの情報と、前記画像形成装置で用いられるハーフトーンの情報とが一致していることを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記条件は、前記実行されたキャリブレーションに用いられた測色装置の情報と、前記複数のパッチの測色で用いる測色装置の情報とが一致していることを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記条件は、前記実行されたキャリブレーションが所定の基準により実行されたキャリブレーションであることを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の基準は、記録媒体の情報と、キャリブレーションを実行するための期間の情報との少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面は、前記複数のパッチの印刷を開始させるか否かの指示を受け付けるための画面であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面は、前記キャリブレーションを実行するか否かの指示を受け付けるための画面であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記画面を介して前記キャリブレーションを実行する指示を受け付けた場合、前記画像形成装置で実行されるジョブを管理する装置に対して、キャリブレーションの実行を要求する手段、をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記印刷設定画面において、前記キャリブレーションが実行されているか否かを示す情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示制御手段は、前記測色の結果を用いて前記画像形成装置の色品質の検証を実施する指示を受付可能な画面を前記表示部に表示させ、当該画面において該指示が受け付けられた場合、前記印刷設定画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記色品質の検証を実施する指示を受付可能な画面はさらに、前記色品質の検証を実施するための設定を受付可能であることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記設定は、前記画像形成装置、前記測色装置、前記画像形成装置で用いられるハーフトーン、の少なくともいずれかの指定を含むことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記判定手段により前記キャリブレーションが実行されていると判定された場合、前記印刷制御手段は、前記受付手段により受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  17. 前記複数のパッチの印刷が行われた後、前記測色装置に対して、該印刷された複数のパッチの測色を要求する手段、をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 前記印刷された複数のパッチの測色が行われた後、前記色品質の検証を実行する検証手段、をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記表示制御手段は、前記検証手段による前記色品質の検証の結果を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 前記キャリブレーションに関する情報を記憶する記憶手段、をさらに備え、
    前記キャリブレーションに関する情報は、キャリブレーションの実施もしくは未実施、キャリブレーションの実施日、キャリブレーションと記録媒体との対応づけ、の少なくともいずれかの情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  21. 情報処理装置において実行される方法であって、
    測色装置による測色の対象となる複数のパッチを画像形成装置により記録媒体に印刷させるための印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
    前記印刷設定画面を介して前記印刷の指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程において受け付けた前記印刷の指示に基づいて前記画像形成装置による前記複数のパッチの印刷を開始させる印刷制御工程と、
    前記記録媒体に対応するキャリブレーションに関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記キャリブレーションに関する情報に基づいて、前記記録媒体についてキャリブレーションが実行されているか否かを判定する判定工程と、
    を有し、
    前記判定工程において前記キャリブレーションが実行されていないと判定された場合、前記印刷制御工程では、前記受付工程において前記印刷の指示を受け付けても前記印刷を開始させず、前記表示制御工程では、前記キャリブレーションが実行されていないことに基づく画面を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする方法。
  22. 請求項21に記載の方法の各工程をコンピュータを実行させるためのプログラム。
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