JP2024013508A - プリント配線板 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い品質を有するプリント配線板の提供。【解決手段】プリント配線板は、第1パッドを含む第1導体層と、第1導体層上に形成されていて、第1パッドを露出する第1開口を有する第1樹脂絶縁層と、第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを含む第2導体層と、第1開口内に形成されていて、第1パッドと第2パッドとを接続する第1ビア導体と、第2導体層と第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを露出する第2開口を有する第2樹脂絶縁層と、第2樹脂絶縁層上に形成されていて、第3パッドを含む第3導体層と、第2開口内に形成されていて、第2パッドと第3パッドとを接続する第2ビア導体、とを有する。第2パッドの上面には第2パッドの上面より下方に凹んだ凹部が形成されている。第2ビア導体の下端部には、凹部の底面よりさらに下方に入り込んで第2パッドと接続されている嵌入部が形成されている。【選択図】図1
Description
本明細書によって開示される技術は、プリント配線板に関する。
特許文献1は、基板上に、導体回路と層間樹脂絶縁層とが順次積層されて形成されるビルドアップ層を備える多層プリント配線板を開示する。この多層プリント配線板では、階層の異なるバイアホール同士がスタックビア構造を形成するように積層されている。
[特許文献1の課題]
特許文献1の多層プリント配線板では、スタックビア構造中、上段のバイアホールの下端部と下段のバイアホールのランドとの接続部分に大きい応力が加わると考えられる。大きい応力が加わることにより、上段のバイアホールの下端部と下段のバイアホールのランドとの剥離が発生しやすいと考えられる。
特許文献1の多層プリント配線板では、スタックビア構造中、上段のバイアホールの下端部と下段のバイアホールのランドとの接続部分に大きい応力が加わると考えられる。大きい応力が加わることにより、上段のバイアホールの下端部と下段のバイアホールのランドとの剥離が発生しやすいと考えられる。
本発明のプリント配線板は、第1パッドを含む第1導体層と、前記第1導体層上に形成されていて、前記第1パッドを露出する第1開口を有する第1樹脂絶縁層と、前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを含む第2導体層と、前記第1開口内に形成されていて、前記第1パッドと前記第2パッドとを接続する第1ビア導体と、前記第2導体層と前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、前記第2パッドを露出する第2開口を有する第2樹脂絶縁層と、前記第2樹脂絶縁層上に形成されていて、第3パッドを含む第3導体層と、前記第2開口内に形成されていて、前記第2パッドと前記第3パッドとを接続する第2ビア導体、とを有する。前記第2パッドの上面には前記第2パッドの上面より下方に凹んだ凹部が形成されている。前記第2ビア導体の下端部には、前記凹部の底面よりさらに下方に入り込んで前記第2パッドと接続されている嵌入部が形成されている。
本発明の実施形態のプリント配線板では、第2パッドの上面に凹部が形成されており、第2ビア導体の下端部に嵌入部が形成されている。このため、第2パッドの凹部と第2ビア導体の嵌入部がない構成と比較して、第2ビア導体と第2パッドの接続面積が大きい。第2ビア導体の下端部に応力が集中しがたい。第2ビア導体と第2パッドの接続信頼性が向上する。高品質のプリント配線板が提供される。
[実施形態]
図1は実施形態のプリント配線板2を示す断面図である。図2は図1のプリント配線板2の一部を示す拡大断面図である。図1に示されるように、プリント配線板2は、絶縁層4と第1導体層10と第1樹脂絶縁層20と第2導体層30と第1ビア導体40と第2樹脂絶縁層50と第3導体層60と第2ビア導体70とを有する。
図1は実施形態のプリント配線板2を示す断面図である。図2は図1のプリント配線板2の一部を示す拡大断面図である。図1に示されるように、プリント配線板2は、絶縁層4と第1導体層10と第1樹脂絶縁層20と第2導体層30と第1ビア導体40と第2樹脂絶縁層50と第3導体層60と第2ビア導体70とを有する。
絶縁層4は樹脂を用いて形成される。絶縁層4はシリカ等の無機粒子を含んでもよい。絶縁層4は、ガラスクロス等の補強材を含んでもよい。絶縁層4はコア基板を形成することができる。絶縁層4はビルドアップ層を形成する樹脂絶縁層を形成することができる。
第1導体層10は絶縁層4上に形成されている。第1導体層10は信号配線12、14とパッド16を含む。図に示されていないが、第1導体層10は信号配線12、14とパッド16以外の導体回路も含んでいる。第1導体層10は主に銅によって形成される。第1導体層10は、絶縁層4上のシード層10aとシード層10a上の電解めっき層10bで形成されている。シード層10aは無電解めっき層である。改変例ではシード層10aはスパッタ層であってもよい。パッド16の上面には嵌合凹部18が形成されている。嵌合凹部18はパッド16の上面から下方に凹んでいる。
第1樹脂絶縁層20は絶縁層4と第1導体層10上に形成されている。第1樹脂絶縁層20は樹脂と樹脂内に分散されている多数の無機粒子で形成されている。樹脂はエポキシ系樹脂である。樹脂の例は熱硬化性樹脂と光硬化性樹脂である。無機粒子は、例えば、シリカやアルミナである。第1樹脂絶縁層20には第1導体層10のパッド16を露出する開口25が形成されている。開口25はパッド16の上面を露出する。嵌合凹部18は、パッド16の上面のうち開口25から露出する部分に形成されている。
第2導体層30は第1樹脂絶縁層20上に形成されている。第2導体層30は信号配線32、34とパッド36を含む。図に示されていないが、第2導体層30は信号配線32、34とパッド36以外の導体回路も含んでいる。第2導体層30は主に銅によって形成される。第2導体層30は、第1樹脂絶縁層20上のシード層30aとシード層30a上の電解めっき層30bで形成されている。シード層30aは無電解めっき層である。改変例ではシード層30aはスパッタ層であってもよい。
図1と図2に示されるように、パッド36の上面には、パッド36の上面より下方に凹んだ凹部37が形成されている。さらに、凹部37の底面の一部(開口55(後述)から露出する部分)には嵌合凹部38が形成されている。嵌合凹部38は凹部37の底面からさらに下方に開口径を大きくして凹んでいる。
第1ビア導体40は開口25内に形成されている。第1ビア導体40は第1導体層10と第2導体層30を接続する。図1では第1ビア導体40はパッド16とパッド36を接続する。第1ビア導体40はシード層30aとシード層30a上の電解めっき層30bで形成されている。第1ビア導体40を形成するシード層30aと第2導体層30を形成するシード層30aは共通である。
第1ビア導体40の下端部には、パッド16の嵌合凹部18に嵌入する嵌入部42が形成されている。嵌入部42はパッド16の上面よりさらに下方に入り込んでパッド16と接続されている。嵌入部42は嵌合凹部18内を充填する。嵌入部42の径は、開口25の下端部の開口径よりも大きい。嵌入部42の径は、開口25の下端部の開口径の1.1倍以上1.3倍以下である。パッド16の上面からの嵌入部42の下端部分の深さは5μm以上10μm以下である。
第2樹脂絶縁層50は第1樹脂絶縁層20と第2導体層30上に形成されている。第2樹脂絶縁層50は樹脂と樹脂内に分散されている多数の無機粒子で形成されている。樹脂はエポキシ系樹脂である。樹脂の例は熱硬化性樹脂と光硬化性樹脂である。無機粒子は、例えば、シリカやアルミナである。第2樹脂絶縁層50には第2導体層30のパッド36を露出する開口55が形成されている。開口55はパッド36の凹部37の底面を露出する。嵌合凹部38は、パッド36の凹部37の底面のうち開口55から露出する部分に形成されている。
第3導体層60は第2樹脂絶縁層50上に形成されている。第3導体層60は信号配線62、64とパッド66を含む。図に示されていないが、第3導体層60は信号配線62、64とパッド66以外の導体回路も含んでいる。第3導体層60は主に銅によって形成される。第3導体層60は、第2樹脂絶縁層50上のシード層60aとシード層60a上の電解めっき層60bで形成されている。シード層60aは無電解めっき層である。改変例ではシード層60aはスパッタ層であってもよい。図1と図2に示されるように、パッド66の上面には、パッド66の上面より下方に凹んだ凹部67が形成されている。
第2ビア導体70は開口55内に形成されている。第2ビア導体70は第2導体層30と第3導体層60を接続する。図1、図2では第2ビア導体70はパッド36とパッド66を接続する。第2ビア導体70はシード層60aとシード層60a上の電解めっき層60bで形成されている。第2ビア導体70を形成するシード層60aと第3導体層60を形成するシード層60aは共通である。
第2ビア導体70の下端部には、パッド36の嵌合凹部38に嵌入する嵌入部72が形成されている。嵌入部72はパッド36の凹部37の底面よりさらに下方に入り込んでパッド36と接続されている。嵌入部72は嵌合凹部38内を充填する。
図2において、符号Aは第2樹脂絶縁層50の上面とパッド36の凹部37の底面の間の距離を示す。符号Bは第2樹脂絶縁層50の上面とパッド36の上面の間の距離を示す。符号Cは第2樹脂絶縁層50の上面と嵌合凹部38の底面の間の距離(即ち第2ビア導体70の深さ)を示す。符号Dはパッド36の凹部37と嵌合凹部38の底面の間の距離(即ち嵌合凹部38の深さ)を示す。
パッド36の上面からの凹部37の深さ(A-B)は5μm以上15μm以下である。パッド36の凹部37の底面からの嵌入部72の下端部分の深さ(D:嵌合凹部38の深さ)は5μm以上10μm以下である。嵌入部72の径R2は、開口55の下端部の開口径R1よりも大きい。嵌入部72の径R2は、開口55の下端部の開口径R1の1.1倍以上1.3倍以下である。
[実施形態のプリント配線板2の製造方法]
図3A~図3Lは実施形態のプリント配線板2の製造方法を示す。図3A~図3Lは断面図である。図3Aは絶縁層4と絶縁層4上に形成されている第1導体層10を示す。第1導体層10はセミアディティブ法によって形成される。シード層10aは無電解めっきで形成される。電解めっき層10bは電解めっきで形成される。この時点ではパッド16の上面に嵌合凹部18(図1)は形成されていない。
図3A~図3Lは実施形態のプリント配線板2の製造方法を示す。図3A~図3Lは断面図である。図3Aは絶縁層4と絶縁層4上に形成されている第1導体層10を示す。第1導体層10はセミアディティブ法によって形成される。シード層10aは無電解めっきで形成される。電解めっき層10bは電解めっきで形成される。この時点ではパッド16の上面に嵌合凹部18(図1)は形成されていない。
図3Bに示されるように、絶縁層4と第1導体層10上に第1樹脂絶縁層20が形成される。
第1樹脂絶縁層20にレーザが照射される。図3Cに示されるように、パッド16の直上の第1樹脂絶縁層20に開口25が形成される。開口25はパッド16を露出する。開口25内が第1樹脂絶縁層20の表面粗化処理と同時に洗浄される。開口25内の洗浄はウェットデスミア処理を含む。ウェットデスミア処理は過マンガン酸ナトリウムと硫酸等の溶液によって行われる。ソフトエッチング処理によって開口25から露出するパッド16は、一部除去される。ソフトエッチング処理は、過硫酸ソーダの溶液によって行われる。処理温度20℃~80℃、処理時間30秒~400秒の範囲で嵌合凹部18の深さと、嵌入部42の径が調整される。第1樹脂絶縁層20とパッド16の接触部のパッド16の一部がエッチングによって除去されることで、嵌入部42の径は、レーザ開口径より大きくなる。嵌合凹部18は、パッド16の嵌入部42の下端部分の深さは5μm以上10μm以下である。嵌入部42の径は、開口25の下端部の開口径よりも大きい。嵌入部42の径は、開口25の下端部の開口径の1.1倍以上1.3倍以下である。
図3Dに示されるように、第1樹脂絶縁層20上にシード層30aが形成される。シード層30aは無電解めっきによって形成される。改変例ではシード層30aはスパッタで形成されてもよい。シード層30aは開口25から露出するパッド16の上面(即ち嵌合凹部18の内面)と開口25の内壁面にも形成される。
図3Eに示されるように、シード層30a上にめっきレジスト100が形成される。めっきレジスト100は、信号配線32、34とパッド36(図1)を形成するための開口を有する。
図3Fに示されるように、めっきレジスト100から露出するシード層30a上に電解めっき層30bが形成される。電解めっき層30bは開口25を充填する。電解めっき層30bは嵌合凹部18も充填する。第1樹脂絶縁層20上のシード層30aと電解めっき層30bによって、信号配線32、34とパッド36が形成される。第2導体層30が形成される。開口25内のシード層30aと電解めっき層30bによって、第1ビア導体40が形成される。嵌合凹部18内のシード層30aと電解めっき層30bによって、嵌入部42が形成される。第1ビア導体40は、パッド16とパッド36を接続する。信号配線32、34はペア配線を形成する。
電解めっき層30bが開口25を充填する際、開口25の底部と側壁部から先に充填される。そのため、開口25の中央付近はパッド36のランド部に比べて電解めっき層30bの形成が遅い。パッド36の上面からの凹部37の深さ(A-B)は5μm以上15μm以下になるように電解めっき層30bの形成を調整する。そのため、形成されるパッド36の上面の中央付近に、パッド36の上面より下方に凹んだ凹部37が形成される。
図3Gに示されるように、めっきレジスト100が除去される。電解めっき層30bから露出するシード層30aが除去される。第2導体層30と第1ビア導体40は同時に形成される。
図3Hに示されるように、第1樹脂絶縁層20と第2導体層30上に第2樹脂絶縁層50が形成される。
第2樹脂絶縁層50にレーザが照射される。図3Iに示されるように、パッド36の直上の第2樹脂絶縁層50に開口55が形成される。開口55はパッド36(凹部37)を露出する。開口25内が第1樹脂絶縁層20の表面粗化処理と同時に洗浄される。開口55内の洗浄はウェットデスミア処理を含む。ウェットデスミア処理は過マンガン酸ナトリウムと硫酸等の溶液によって行われる。ソフトエッチング処理によって開口55から露出するパッド36は、一部除去される。ソフトエッチング処理は、過硫酸ソーダの溶液によって行われる。処理温度20℃~80℃、処理時間30秒~400秒の範囲で嵌合凹部38の深さDと、嵌入部72の径R2が調整される。第1樹脂絶縁層20とパッド36の接触部のパッド36の一部がエッチングによって除去されることで、嵌入部72の径R2は、レーザ開口径R1より大きくなる。図3Iに示されるように、開口55から露出する凹部37の底面に嵌合凹部38が形成される。嵌合凹部38は、パッド36の上面からの凹部37の深さ(A-B)は5μm以上15μm以下である。パッド36の凹部37の底面からの嵌入部72の下端部分の深さ(D:嵌合凹部38の深さ)は5μm以上10μm以下である。嵌入部72の径R2は、開口55の下端部の開口径R1よりも大きい。嵌入部72の径R2は、開口55の下端部の開口径R1の1.1倍以上1.3倍以下である。
図3Jに示されるように、第2樹脂絶縁層50上にシード層60aが形成される。シード層60aは無電解めっきによって形成される。改変例ではシード層60aはスパッタで形成されてもよい。シード層60aは開口55から露出するパッド36の上面(即ち凹部37の底面および嵌合凹部38の内面)と開口55の内壁面にも形成される。
図3Kに示されるように、シード層60a上にめっきレジスト110が形成される。めっきレジスト110は、信号配線62、64とパッド66(図1)を形成するための開口を有する。
図3Lに示されるように、めっきレジスト110から露出するシード層60a上に電解めっき層60bが形成される。電解めっき層60bは開口55を充填する。電解めっき層60bは嵌合凹部38も充填する。第2樹脂絶縁層50上のシード層60aと電解めっき層60bによって、信号配線62、64とパッド66が形成される。第3導体層60が形成される。開口55内のシード層60aと電解めっき層60bによって、第2ビア導体70が形成される。嵌合凹部38内のシード層60aと電解めっき層60bによって、嵌入部72が形成される。第2ビア導体70は、パッド36とパッド66を接続する。信号配線62、64はペア配線を形成する。
電解めっき層60bが開口55を充填する際、開口55の底部と側壁部から先に充填される。そのため、開口55の中央付近はパッド66のランド部に比べて電解めっき層60bの形成が遅い。パッド66の上面からの凹部67の深さ(A-B)は5μm以上15μm以下になるように電解めっき層60bの形成を調整する。そのため、形成されるパッド66の上面の中央付近に、パッド66の上面より下方に凹んだ凹部67が形成される。
その後、めっきレジスト110が除去される。電解めっき層60bから露出するシード層60aが除去される。第3導体層60と第2ビア導体70は同時に形成される。実施形態のプリント配線板2(図1)が得られる。
実施形態のプリント配線板2(図1、図2)では、パッド36の上面に凹部37が形成されており、第2ビア導体70の下端部に嵌入部72が形成されている。このため、実施形態のプリント配線板2では、パッド36の凹部37と第2ビア導体70の嵌入部72がない構成と比較して、第2ビア導体70とパッド36の接続面積が大きい。第2ビア導体70の下端部に応力が集中しがたい。第2ビア導体70とパッド36の接続信頼性が向上する。高品質のプリント配線板2が提供される。
パッド16が「第1パッド」の一例であり、開口25が「第1開口」の一例である。パッド36が「第2パッド」の一例であり、開口55が「第2パッド」の一例である。パッド66が「第3パッド」の一例である。
[実施形態の別例]
別例では、第1樹脂絶縁層20がコア基板であってもよい。開口25はスルーホールであってもよい。
別例では、第1樹脂絶縁層20がコア基板であってもよい。開口25はスルーホールであってもよい。
2:プリント配線板
4:絶縁層
10:第1導体層
16:パッド
18:嵌合凹部
20:第1樹脂絶縁層
25:開口
30:第2導体層
36:パッド
37:凹部
38:嵌合凹部
40:第1ビア導体
42:嵌入部
50:第2樹脂絶縁層
55:開口
60:第3導体層
66:パッド
67:凹部
70:第2ビア導体
72:嵌入部
4:絶縁層
10:第1導体層
16:パッド
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25:開口
30:第2導体層
36:パッド
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38:嵌合凹部
40:第1ビア導体
42:嵌入部
50:第2樹脂絶縁層
55:開口
60:第3導体層
66:パッド
67:凹部
70:第2ビア導体
72:嵌入部
Claims (5)
- 第1パッドを含む第1導体層と、
前記第1導体層上に形成されていて、前記第1パッドを露出する第1開口を有する第1樹脂絶縁層と、
前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを含む第2導体層と、
前記第1開口内に形成されていて、前記第1パッドと前記第2パッドとを接続する第1ビア導体と、
前記第2導体層と前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、前記第2パッドを露出する第2開口を有する第2樹脂絶縁層と、
前記第2樹脂絶縁層上に形成されていて、第3パッドを含む第3導体層と、
前記第2開口内に形成されていて、前記第2パッドと前記第3パッドとを接続する第2ビア導体、とを有するプリント配線板であって、
前記第2パッドの上面には前記第2パッドの上面より下方に凹んだ凹部が形成されており、
前記第2ビア導体の下端部には、前記凹部の底面よりさらに下方に入り込んで前記第2パッドと接続されている嵌入部が形成されている。 - 請求項1のプリント配線板であって、前記第2パッドの上面からの前記凹部の深さは5μm以上15μm以下である。
- 請求項1のプリント配線板であって、前記凹部の底面からの前記嵌入部の下端部分の深さは5μm以上10μm以下である。
- 請求項1のプリント配線板であって、前記嵌入部の径は前記第2開口の下端部の開口径よりも大きい。
- 請求項4のプリント配線板であって、前記嵌入部の径は、前記第2開口の下端部の開口径の1.1倍以上1.3倍以下である。
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