JP2024013286A - 形状計測装置、及び形状計測方法 - Google Patents

形状計測装置、及び形状計測方法 Download PDF

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Hirohito AKIYAMA
英彦 神藤
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Abstract

【課題】 形状測定装置に多関節ロボットを採用した場合において、多関節ロボットに追加の駆動軸を付加させることなく、対象物の形状を高精度に測定する。【解決手段】 形状計測装置は、複数の駆動軸を有する多関節ロボットと、前記多関節ロボットに取り付けられた非接触測距センサと、を備え、前記多関節ロボットは、前記複数の駆動軸のうち、所定の一軸だけを駆動することにより、前記非接触測距センサから射出された測定光を対象物に対して走査する。【選択図】 図1

Description

本発明は、形状計測装置、及び形状計測方法に関する。
対象物の形状を測定する技術として、例えば特許文献1には、三次元座標測定システムのXYZステージのZ軸の先端に回転ロータを取り付け、半径Rだけロータ軸からオフセットした位置にプローブを取り付けて、ロータを回転させることによりプローブを回転させて対象物の形状を測定する技術が開示されている。
特開2008-241714号公報
特許文献1に記載された技術では、対象物の測定面が水平である場合、測定光の射出方向が固定されているシンプルなプローブを採用すればよい。しかしながら、対象物の表面が様々な方向に向いている場合、測定光の射出方向を変更可能な多関節プローブを用いる必要がある。多関節プローブは、構造が複雑であるためにコスト高となる。また、多関節プローブは、構造が複雑であるために重量が重くなるため移動の精度が悪い。
なお、多関節プローブを用いる代わりに、多関節ロボットのアームの先端に、測定光の射出方向が固定されているシンプルなプローブを取り付けて駆動させる方法も考えられる。ただし、この場合、多関節ロボットの移動の精度が充分でないと、対象物の表面の測定精度が制限されてしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、形状測定装置に多関節ロボットを採用した場合において、多関節ロボットに追加の駆動軸を付加させることなく、対象物の形状を高精度に測定することを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る形状計測装置は、複数の駆動軸を有する多関節ロボットと、前記多関節ロボットに取り付けられた非接触測距センサと、を備え、前記多関節ロボットは、前記複数の駆動軸のうち、所定の一軸だけを駆動することにより、前記非接触測距センサから射出された測定光を対象物に対して走査する。
本発明によれば、形状測定装置に多関節ロボットを採用した場合において、多関節ロボットに追加の駆動軸を付加させることなく、対象物の形状を高精度に測定することが可能となる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る形状計測装置の一例を示す模式図である。 図2は、計測プローブの構成例を示す模式図である。 図3は、計測プローブの変形例を示す模式図である。 図4は、計測プローブの他の変形例を示す模式図である。 図5は、計測プローブの走査と測定されたプロファイルの処理方法の第1の例を説明するための図である。 図6は、計測プローブの走査と測定されたプロファイルの処理方法の第2の例を説明するための図である。 図7は、プローブ先端部の変形例を示す図である。 図8は、プローブ先端部の変形例に対応する、計測プローブの走査と測定されたプロファイルの処理方法の一例を説明するための図である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係る形状計測装置の一例を示す模式図である。 図10は、形状計測装置を含む形状計測システムの構成例を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、各実施形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須ではない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除しない。同様に、以下の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含む。
<本発明の第1の実施形態に係る形状計測装置100の構成例>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る形状計測装置100の構成例を示している。形状計測装置100は、多関節ロボット500、計測プローブ160、及び試料台330を備える。
多関節ロボット500は、例えば、6つの駆動軸A1~A6を有する6軸垂直多関節型ロボットである。
計測プローブ160は、本発明の非接触測距センサに相当する。計測プローブ160は、多関節ロボット500のアームL3の端部501に設けられたフランジ502に固定されている。計測プローブ160は、多関節ロボット500によって移動されることにより、対象物Tに対して様々な位置、様々な姿勢、様々な方向から接近し、その先端から測定光を出射して対象物Tの形状を測定する。
対象物Tが載置される試料台330は、多関節ロボット500との相対的な位置関係が固定されている。可能であれば、試料台330における対象物Tの位置が再現性良く搭載できるように、対象物Tは、試料台330の所定の位置に押し付けて搭載することが望ましい。この場合、試料台330上に形成された2点以上の位置合わせマーク340を計測プローブ160で測定することにより、対象物Tの位置を正確に測定できる。または、対象物T自身の特徴的な形状を測定することにより、対象物Tの位置を正確に測定してもよい。具体的には、対象物Tの複数のコーナそれぞれについて、コーナを取り囲む3面の位置を測定光により測定したり、互いに直行しない面の位置姿勢を、各面当たり3点以上測定光により測定したり、対象物T上の複数の穴の位置を測定光により測定すればよい。対象物Tの位置を正確に測定できた場合、予め取得した対象物TのCAD(Computer Aided Design)データを用いて、対象物Tの任意の形状(平面等)に自動的に接近して対象物Tの形状を測定することができる。
なお、測定の際には、CADデータの間違いや多関節ロボット500の位置誤差等によって、計測プローブ160のプローブ先端部164が誤って対象物Tに衝突しないように、計測プローブ160から射出する測定光の方向を第1の方向300aまたは第2の方向300bに切り替えて対象物Tとの距離が所定の閾値以下にならないように制御する。これによって、対象物Tの立体形状を測定することが可能になる。
<計測プローブ160の構成例>
次に、図2は、計測プローブ160の構成例を示している。計測プローブ160は、接続ケーブル150を介してプローブ制御装置200に接続されている。
プローブ制御装置200は、内蔵する測距光源にて生成した測定光を、接続ケーブル150を介して計測プローブ160に出力する。
接続ケーブル150は、測定光を伝搬する光ファイバを含み、測定光を計測プローブ160に導く。また、対象物Tからの反射光をプローブ制御装置200に導く。
計測プローブ160は、プローブ制御装置200から入力された測定光を対象物Tに照射し、対象物Tからの反射光をプローブ制御装置200に出力する。
計測プローブ160は、レンズ系161、回転機構162、光路切替素子163、プローブ先端部164、偏光状態制御部165、及び偏光状態制御部駆動部166を有する。
レンズ系161は、プローブ制御装置200から接続ケーブル150を介して入力された測定光を絞り、偏光状態制御部165に導く。回転機構162は、モータ等からなる。回転機構162は、プローブ制御装置200からの制御に従い、レンズ系161から入力された測定光と平行な回転軸Cの周りにプローブ先端部164を回転させる。
光路切替素子163は、例えば偏光ビームスプリッタからなる。光路切替素子163は、光路切り替え機能を有し、偏光状態制御部165によって偏光状態が制御された測定光を、その偏光方向に応じ、レンズ系161から出力される測定光の進行方向と同じ進行方向である第1の方向300a、または、第1の方向300aに略直交する第2の方向300bに向かって選択的に測定光を射出する。以下、第1の方向300aに射出された測定光を測定光300aと称し、第2の方向300bに射出された測定光を測定光300bと称する。
プローブ先端部164は、光路切替素子163を係止するとともに、光路切替素子163から射出される光を通過させる。プローブ先端部164は、第1の方向300aに開口部位を有する筒状であり、内壁の少なくとも一部で光路切替素子163を係止している。プローブ先端部164は、回転機構162によって回転軸Cの周りに回転される。そして、プローブ先端部164の回転に伴い、プローブ先端部164が係止する光路切替素子163も回転される。
なお、プローブ先端部164の構成は上述した構成例に限られない。例えば、1本以上の支柱により光路切替素子163を係止し、該支柱の駆動に伴い光路切替素子163が回転するものであってもよい。また、プローブ先端部164は、例えば透明な2層の筒からなり、内筒で光路切替素子163を係止し、光路切替素子163を回転させてもよい。
偏光状態制御部165は、例えば波長板や液晶素子等からなり、プローブ制御装置200(図10)からの制御により、レンズ系161から入力された測定光の偏光を制御する。具体的には、偏光状態制御部165は、レンズ系161から入力された測定光の偏光方向を変更できる。
偏光状態制御部駆動部166は、偏光状態制御部165を回転駆動して、レンズ系161から入力された測定光の偏光方向を変更させる。
計測プローブ160において、プローブ制御装置200から接続ケーブル150を介して入力された測定光は、レンズ系161を経由して偏光状態制御部165に到達し、偏光状態制御部165によって、その偏光が制御され、光路切替素子163に到達する。
偏光方向に応じて光路切替素子163を通過した測定光300aは、プローブ先端部164の開口部位から対象物Tに到達する。対象物Tにて反射または散乱した反射光は、射出された測定光300aの経路とは逆の方向、すなわち、光路切替素子163、偏光状態制御部165、レンズ系161、接続ケーブル150の順に進行してプローブ制御装置200に到達する。
プローブ制御装置200は、到達した反射光を電気信号に光電変換し、対象物Tまでの距離を算出する。なお、反射光の光電変換は、本実施形態の場合、プローブ制御装置200にて行われているが、計測プローブ160内に光電変換手段(不図示)を設け、反射光に対応する電気信号を、計測プローブ160からプローブ制御装置200に出力するようにしてもよい。
例えば、図2に示されたように、対象物Tの円筒形状の穴311の形状を測定する場合、偏光状態制御部165による偏光の制御によって測定光300aを射出させ、穴311の底部までの深さを測定することができる。
一方、偏光方向に応じて光路切替素子163から側方に射出された測定光300bは、プローブ先端部164の側面の開口部位または壁面を透過して対象物Tに照射される。対象物Tにて反射または散乱した反射光は、測定光300bの経路を逆行してプローブ制御装置200に到達し、対象物Tまでの距離が算出される。測定光300bを用いた場合、例えば穴311の側面の形状を測定することができる。なお、測定光300bが出射されている間、光路切替素子163は、プローブ先端部164の回転とともに回転させることができるので、その場合、穴311の側面の全周の形状を測定することができる。
なお、本実施形態の場合、計測プローブ160は、測定光300aと測定光300bとを切り替えて射出可能であるが、本発明の主たる目的である多関節ロボットの走査による立体形状計測にとっては、必ずしも測定光300bの射出は必須ではなく、測定光300aを射出できればよい。
次に、図3は、測定光300aのみを射出するようにした計測プローブ160の変形例を示している。
該変形例は、いわゆるレーザ測距センサである。該変形例は、図2の構成例から、回転機構162、光路切替素子163、プローブ先端部164、偏光状態制御部165、及び偏光状態制御部駆動部166を省略したものである。
次に、図4は、計測プローブ160の他の変形例を示している。該変形例は、いわゆるレーザ光切断センサであり、測定光を扇状に拡がるシート状のビーム300cとして射出するレンズ系190、及び対象物Tからの反射光を受光する受光部191を備える。該変形例においては、レンズ系190が測定光をビーム300cとして対象物Tに射出し、対象物Tに照射されて光る線のパターンを受光部191で撮像し、撮像結果に基づき、ビーム300cが照射された箇所の形状を三角測量の原理で測定する。
なお、図示は省略するが、さらに他の変形例として、図4の扇状に拡がるシート状のビーム300cの代わりに、直線状のビームを対象物Tに射出し、対象物Tに照射されて光る1点の位置を受光部191で検出して、一点の距離を三角測量原理で測定する変位センサを計測プローブ160に採用してもよい。
<形状計測装置100による対象物Tの立体形状計測>
以下は、形状計測装置100による対象物Tの立体形状計測の説明である。
一般に、多関節ロボットは、複数の回転軸の動きを組み合わせることにより多自由度の動作を実現している。例えば、多関節ロボット500(図1)は、人間の肩関節に相当する駆動軸A1,A2により、人間の上腕部に相当するアームL1の旋回及び上下移動を実現する。また、多関節ロボット500は、人間の肘関節に相当する駆動軸A3により、人間の前腕部に相当するアームL2の曲げ伸ばしを実現する。さらに、多関節ロボット500は、駆動軸A4により、アームL2の回旋を実現する。またさらに、多関節ロボット500は、人間に手首関節に相当する駆動軸A5,A6により、人間の手に相当するアームL3の屈曲、及び旋回を実現する。アームL3の端部501にはフランジ502が設けられており、そこに計測プローブ160を取り付けることにより対象物までの距離を測定する。
多関節ロボット500は、駆動軸A1~A6の動きを組み合わせることにより、フランジ502に取り付けた計測プローブ160を任意の位置、任意の姿勢に位置決めして保持することができる。ただし、フランジ502に取り付けた計測プローブ160には、各駆動軸の角度の誤差や軸間距離の誤差等が積み上げられて出現するため、通常1mmを超すような位置誤差が生じ得る。
そのため、計測プローブ160をフランジ502に取り付けて、計測プローブ160を直線状に走査して対象物Tまでの距離を測定しながら、対象物Tの表面の段差形状を測定するような場合、計測プローブ160の軌道が直線を維持できずに蛇行してしまうため、その誤差が測定結果に影響を与えてしまう。例えば、直線移動時の軌道の誤差は、多関節ロボット500の精度にも依るが小さいと0.2mm程度、大きいと1mmを超えてしまう。
そこで、本実施形態では、対象物Tまでの距離測定時に駆動させる駆動軸として、駆動軸A1~A6のうちの一軸を選択し、選択した駆動軸と、プローブ先端部164から出射される測定光300aとが略平行となるように、計測プローブ160をフランジ502に取り付ける。なお、計測プローブ160を所望の位置、及び向きで多関節ロボット500に固定できれば、フランジ502に限らず、他の取付部材(固定部材)を使用してもよい。
なお、駆動させる一軸の選択は、対象物Tの測定対象とする面310の垂線、または測定対象とする穴311の軸と略平行になり得る駆動軸をユーザが選択する。換言すれば、測定光300aを走査する面の垂線と、略平行に得る駆動軸をユーザが選択すればよい。選択可能な駆動軸が複数存在する場合、最も先端側の駆動軸(いまの場合、駆動軸A6)を選択することが望ましい。
例えば、対象物T上の面310に開口している穴311の深さを測定する場合、計測プローブ160のプローブ先端部164を対象物T上の面310と平行に、または、穴311の軸に垂直な基準面390に沿って走査させればよい。また、その前段階として、駆動させる駆動軸A6が基準面390と略直交するように、他の駆動軸A1~A5を適切に駆動して多関節ロボット500の姿勢を調整すればよい。
駆動軸A6と測定光300aとの軸間距離をRとすれば、駆動軸A6を角速度Vで回転させた場合、測定光は周速度VRで円弧状に軌道を描いて走査されることになる。この時の円弧状の軌道は、多関節ロボット500の質量が小さい先端部分だけを回転させるので振動を抑えることができる。また、多関節ロボット500が有する6つの駆動軸A1~A6のうち、駆動軸A6だけを動かすため、各軸の誤差が積み重なって軌道が蛇行してしまうことも抑えることができる。
したがって、多関節ロボット500の動作の精度にも依るが、駆動軸A6だけを駆動させた場合、測定光300aの走査軌道の振動や蛇行幅は20μmから50μm程度に抑えることができる。
次に、図5は、計測プローブ160の走査と測定されたプロファイルの処理方法の第1の例を説明するための図である。
同図上段に示すように、プローブ先端部164からの測定光300aは、基準面390に沿って走査される。この走査を駆動軸A6の回転によって実現するためには、同図中段に示された、基準面390を計測プローブ160側から見た上面図に示すように、駆動軸A6から軸間距離Rだけオフセットした位置に測定対象の穴311の軸が位置するように、駆動軸A6の位置及び姿勢を、多関節ロボット500の残りの駆動軸A1~A5によって保持するようにする。
この状態において、駆動軸A6だけを角速度Vで駆動させた場合、プローブ先端部164から射出された測定光300aは、周速度VRで駆動軸A6を中心とする円弧状の走査軌道410に沿って走査される。
この時、他の駆動軸A1~A5は静止しているので、これらの駆動誤差の影響を受けることなく、駆動軸A6だけの精度に依る、基準面390に対してプローブ先端部164の距離が上下に変動せずに周速度VRが一定である滑らかな円弧状の走査を実現できる。
同図下段左側の図は、このようにして測定された、穴311のプロファイル400を示す。ただし、測定されたプロファイル400は、円弧状の走査軌道410に対応するものであり、横軸x411は走査軌道410に沿った距離である。本来得たいのは穴311の中心を通る直線軌道に対応するプロファイルであることが多いので、その場合は変換を行う。走査軌道410に沿った各点の穴311からの距離r410を計算して、横軸をxからrに変換する。このようにすることで、円弧状の走査軌道410に対応するプロファイル400を、直線状の走査軌道に対応するプロファイル401に変換することができる。
さらに、多関節ロボット500の動作誤差や対象物Tの設置誤差等により、駆動軸A6が基準面390に対して傾いてしまい、走査した計測プローブ160と基準面390との距離が一定ではなくなってしまうことがある。この結果、測定されたプロファイルは、例えば、同図下段右側に示すプロファイル402のように歪が生じたものとなる。例えば、駆動軸A6の基準面390に対する傾きがθであれば、基準面390までの距離は曲面390’のように楕円状に変化してしまい、その楕円の短軸に対する長軸の比はsinθとなる。
これを補正するには、穴311の周り存在する既知の平坦な面310までの距離を測定し、測定したプロファイル401の平坦な面310に対応する部分の形状に楕円を当てはめる。そして、得られた楕円状の曲面390’に基づき、プロファイル402をプロファイル400に変換し、プロファイル400をプロファイル401に変換すればよい。
なお、上述した説明では、計測プローブ160を走査させるときに駆動する駆動軸として、多関節ロボット500の最も先端側の駆動軸A6を選択することにしたが、上述した条件を満たしていれば、他の駆動軸を選択してもよい。
例えば、図1に示された対象物Tの上面、及び上面に開口された穴の形状を測定する場合、対象物Tの上面に対して、プローブ先端部164が垂直となるように多関節ロボット500の姿勢を調整した後、駆動軸A6の代わりに駆動軸A1を旋回駆動してもよい。この場合、駆動軸A1の旋回半径は、駆動軸A6の旋回半径よりも大きいので、走査軌道410を直線状に近づけることができる。ただし、駆動軸A6を駆動させる場合に比べて、旋回する部分の質量や慣性モーメントが大きいので、走査軌道の振動が大きくなってしまうので、略水平面以外の測定には適していない。
また、本実施形態では、多関節ロボット500を6軸垂直多関節型ロボットとしたが、多関節ロボット500に7軸以上の冗長な駆動軸を有するロボットを採用してもよい。その場合、根元から順に駆動軸A1,A2,・・・A7とすれば、駆動軸A1~A6を用いて、駆動軸A7の位置、及び姿勢を基準面390に対して略垂直になるように調整し、駆動軸A7だけの旋回によって測定光300aを走査することが望ましい。
または、駆動軸A1~A5を用いて、駆動軸A6の位置、及び姿勢を基準面390に対して略垂直になるように調整し、駆動軸A6だけの旋回によって測定光300aを走査し、駆動軸A7は、駆動軸A6から見た測定光300aの向きの調整に用いるようにしてもよい。
このように、7軸以上の冗長な駆動軸を有する持ったロボットを採用することにより、より複雑な形状を有する対象物Tに対してプローブ先端部164を接近させて、測定光300aを走査させることができる。さらに、プローブ先端部164を旋回させて、測定光300bを射出すれば、さらに多彩な走査が可能となる。
次に、図6は、計測プローブ160の走査と測定されたプロファイルの処理方法の第2の例を説明するための図である。
対象物Tの穴311の内部に段差形状があり、その幅の狭い場合、これに対して穴311の軸と平行な測定光300aで走査しても段差形状を検出できないことがある。該第2の方法は、このような場合に適している。
穴311の右側エッジを測定する場合、同図上段左側に示すように、穴311の周囲の平坦な面310に対して測定光を走査させる基準面390がわずかに右上がりになるように、穴311の軸に対して計測プローブ160をわずかに左側に傾けた状態として同図中段左側に示すように測定光300aを走査させる。これにより、同図下段左側に示すように、穴311の右側の側面形状が反映されており、左側の側面形状が反映されていないプロファイル451を得ることができる。
反対に、穴311の左側エッジを測定する場合、同図上段右側に示すように、穴311の周囲の平坦な面310に対して測定光を走査させる基準面390がわずかに左上がりになるように、穴311の軸に対して計測プローブ160をわずかに右側に傾けた状態として同図中段右側に示すように測定光300aを走査させる。これにより、同図下段右側に示すように、穴311の左側の側面形状が反映されており、右側の側面形状が反映されていないプロファイル452を得ることができる。
このようにして得られた2つのプロファイル451,452を、穴311の周囲の平坦な面の傾きが一致するように合成すれば、穴311の内部の細い段差形状や若干オーバーハングした形状(不図示)等を測定することが可能となる。
<プローブ先端部164の変形例>
次に、図7は、プローブ先端部164の変形例を示している。当該変形例は、図2のプローブ先端部164と比べて、その先端にて係止している光路切替素子163’が、図2の光路切替素子163に比べて傾いている点が異なる。光路切替素子163’以外の構成要素は図2に示された計測プローブ160の構成要素と共通であり、同一の符号を付しているので、その説明は省略する。
光路切替素子163’は、光路切替素子163と同様、例えば偏光ビームスプリッタからなる。光路切替素子163’は、光路切り替え機能を有し、偏光状態制御部165によって偏光状態が制御された測定光を、レンズ系161から出力される測定光の進行方向と同じ進行方向である第1の方向300aから僅かに傾けた第3の方向300a’と、第1の方向300aに略直交する第2の方向300bと、少なくとも一方に向かって測定光を射出する。以下、第3の方向300a’への測定光を、測定光300a’と称する。なお、第1の方向300aに対する第3の方向300a’の傾きは、例えば、0.5度以上10度以下とする。
該変形例の場合、計測プローブ160の位置は固定したまま、プローブ先端部164を回転させることによって測定光300a’の方向を調整できる。
図8は、該変形例を多関節ロボット500の先端に取り付けた場合における、計測プローブ160の走査と測定されたプロファイルの処理方法の一例を説明するための図である。
この場合、図1と同様に、走査の基準面390とロボットの駆動軸A6とが略垂直になり、プローブ先端部164の回転軸と穴311の軸とが略平行となるように計測プローブ160を保持する。穴311の右側エッジ測定では、同図1段目左側に示すように、測定光300a’の先端が図面右側に傾くようにプローブ先端部164の回転角を制御する。そして、同図2段目左側に示すように、駆動軸A6を旋回させて測定光300a’を走査させる。これにより、同図3段目左側に示すように、穴311の右側の側面形状が反映されており、左側の側面形状が反映されていないプロファイル461を得ることができる。
反対に、穴311の左側エッジ測定では、同図1段目右側に示すように、測定光300a’の先端が図面左側に傾くようにプローブ先端部164の回転角を制御する。そして、同図2段目右側に示すように、駆動軸A6を旋回させて走査する。これにより、同図3段目右側に示すように、穴311の左側の側面形状が反映されており、右側の側面形状が反映されていないプロファイル462を得ることができる。
ただし、得られた2つのプロファイル461,462は、測定光300a’が基準面390の垂線から傾いている分だけ斜めに歪んだものとなっている。そこで、同図4段目に示すように、プロファイル461,462から歪を除去し、その結果得られたプロファイル461’,462’を合成する。これにより、穴311の内部の細い段差形状や若干オーバーハングした形状(不図示)等を測定することが可能となる。
<本発明の第2の実施形態に係る形状計測装置100の構成例>
次に、図9は、本発明の第2の実施形態に係る形状計測装置100の構成例を示している。
形状計測装置100は、第1の実施形態である形状計測装置100(図1)において6軸垂直多関節型ロボットであった多関節ロボット500を、スカラ型ロボットを採用した多関節ロボット500’に置換したものである。形状計測装置100の多関節ロボット500’以外の構成要素については、形状計測装置100(図1)の構成要素と共通するので、同一の符号を付してその説明を省略する。
多関節ロボット500’は、垂直方向を回転軸とする駆動軸A1,A2,A3を有する。また、多関節ロボット500’は、先端の駆動軸A3と同軸方向(Z方向)に端部501を昇降させる昇降部510を有する。多関節ロボット500’は、駆動軸A1,A2の旋回によって端部501のXY平面上の位置を決定する。また、多関節ロボット500’は、昇降部510の昇降によって端部501のZ座標を決定する。なお、昇降部510の代わりに、または追加しては、駆動軸A1または駆動軸A2と同軸方向に昇降する昇降部を設けてもよい。
多関節ロボット500’の端部501に設けたフランジ502には、計測プローブ160を取り付ける。この際、駆動軸A3と、プローブ先端部164から出射される測定光300aとが略平行となるように取付ける。この場合、測定光300aの射出方向は垂直になる。よって、本実施形態は、対象物Tの水平面と、水平面に開口した穴等の形状測定に適する。
駆動軸A3と測定光300aとの軸間距離はRとすれば、駆動軸A3を角速度Vで回転させた場合、測定光は周速度VRで円弧状に軌道を描いて移動する。この時の軌道は、多関節ロボット500’の質量が小さい先端部分だけを回転させるので振動を抑えることが可能である。また、多関節ロボット500’が有する駆動機構である駆動軸A1~A3、及び昇降部510のうち、駆動軸A3だけを動かすので、各駆動部位の誤差が積み重なって軌道が蛇行することが抑えられる。
また、上記と同じ走査を多関節ロボット500’が有する駆動機構のうち、駆動軸A1だけを旋回させたり、駆動軸A2だけを旋回させたりして実現してもよい。その場合、多関節ロボット500’の先端の駆動軸A3を回転駆動しない固定軸としてもよい。
また、形状計測装置100において、プローブ先端部164から測定光300bを出射するようにし、多関節ロボット500’の駆動機構のうち、昇降部510だけを動かして、穴311の奥行プロファイルを測定することも可能である。この場合においては、駆動部位は1つだけで、高精度な測定光の走査が可能となる。なお、測定光300bの向きは、プローブ先端部164の旋回角、または多関節ロボット500’の駆動軸A3の旋回によって任意に調整できる。また、この場合、対象物Tの外側面に測定光300bを垂直に照射することにより、対象物Tの外側面の形状を測定することも可能である。
以下、形状計測装置100,100を個々に区別する必要なない場合、形状計測装置100と称する。多関節ロボット500,500’についても同様とする。
<形状計測装置100を包含する計測システムの構成例>
次に、図10は、形状計測装置100を包含する計測システムの構成例を示している。
該計測システムは、LAN(Local Area Network),WAN(Wide Area Network)等のネットワークNを介して接続された形状計測装置100、製造装置700、及びデータ処理装置701を備える。
形状計測装置100は、上述した計測プローブ160、プローブ制御装置200、多関節ロボット500の他、ロボット制御装置215、表示装置220、形状データ処理装置221、及び全体制御装置225を備える。
形状計測装置100において、全体制御装置225は、ロボット制御装置215に多関節ロボット500を制御させるとともに、プローブ制御装置200に計測プローブ160を制御させることにより、対象物Tの3D形状計測を行う。
また、全体制御装置225は、ロボット制御装置215から得た多関節ロボット500の位置姿勢情報、及びプローブ制御装置200から得た計測プローブ160による3D形状データを形状データ処理装置221に出力する。
形状データ処理装置221は、本発明の変換部、及び補正部に相当する。形状データ処理装置221は、多関節ロボット500の位置姿勢情報、及び計測プローブ160からの3D形状データに基づいて、対象物Tの全体的な3D形状データを合成する。すなわち、計測プローブ160から得られる対象物Tの3D形状データは、計測プローブ160の測定時の位置姿勢に対する相対的なデータであるため、形状データ処理装置221は、多関節ロボット500の位置姿勢情報から計測プローブ160の測定時の位置姿勢を計算し、3D形状データを基準座標系に変換することにより、対象物Tの全体的な3D形状データを合成する。
また、形状データ処理装置221は、得られた対象物Tの全体的な3D形状データ、または、対象物Tの個々の狭隘部位の3D形状データを解析して、対象物Tの設計情報に基づき、対象物Tの設計上の形状と実際の形状との誤差を計算したり、例えば、穴の深さ、径、ピッチ等の寸法情報を計算したり、円筒度、真直度、平面度等の幾何公差情報を計算したりする。
さらに、全体制御装置225は、形状データ処理装置221による計算結果を表示装置220に表示させる。
またさらに、全体制御装置225は、形状データ処理装置221による計算結果を、ネットワークNを介してデータ処理装置701に出力する。データ処理装置701は、形状データ処理装置221による計算結果を記憶装置702に蓄積する。そして、データ処理装置701は、記憶装置702に蓄積した、形状データ処理装置221による計算結果に基づき、対象物Tの誤差を解析して、対象物Tを加工した製造装置700を制御する。具体的には、データ処理装置701は、製造装置700に対して、工具の交換を指示したり、工具サイズ補正量や加工パスや加工速度等の加工条件の変更を指示したりする。また、データ処理装置701は、製造装置700に対して、仕上げ加工量の変更を指示したり、対象物Tを組み付ける組立工程に対して、組み付ける対象物Tどうしそれぞれの形状誤差を考慮して、組み付ける対象物Tの組み合わせを指定したりする。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えたり、追加したりすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100,100・・・形状計測装置、150・・・接続ケーブル、160・・・計測プローブ、161・・・レンズ系、162・・・回転機構、163,163’・・・光路切替素子、164・・・プローブ先端部、165・・・偏光状態制御部、166・・・偏光状態制御部駆動部、190・・・レンズ系、191・・・受光部、200・・・プローブ制御装置、215・・・ロボット制御装置、220・・・表示装置、221・・・形状データ処理装置、225・・・全体制御装置、330・・・試料台、500,500’・・・多関節ロボット、501・・・端部、502・・・フランジ、510・・・昇降部、700・・・製造装置、701・・・データ処理装置、702・・・記憶装置

Claims (12)

  1. 複数の駆動軸を有する多関節ロボットと、
    前記多関節ロボットに取り付けられた非接触測距センサと、を備え、
    前記多関節ロボットは、前記複数の駆動軸のうち、所定の一軸だけを駆動することにより、前記非接触測距センサから射出された測定光を対象物に対して走査する
    形状計測装置。
  2. 請求項1に記載の形状計測装置であって、
    前記多関節ロボットは、前記所定の一軸だけを旋回することによって前記非接触測距センサから射出された前記測定光を円弧状に走査する
    形状計測装置。
  3. 請求項1に記載の形状計測装置であって、
    前記所定の一軸は、前記複数の駆動軸と、前記対象物の実体面、または前記対象物に対して想定される基準面との角度に基づいて決定される
    形状計測装置。
  4. 請求項3に記載の形状計測装置であって、
    前記所定の一軸は、前記対象物の実体面、または前記対象物に対して想定される前記基準面と略垂直である
    形状計測装置。
  5. 請求項1に記載の形状計測装置であって、
    前記多関節ロボットは、前記複数の駆動軸を駆動することにより、前記非接触測距センサと前記対象物との相対的な位置、及び姿勢の両方を変化させ得る
    形状計測装置。
  6. 請求項1に記載の形状計測装置であって、
    対象物を載置する試料台、を備え、
    前記試料台は、前記多関節ロボットとの相対的な位置関係が固定されている
    形状計測装置。
  7. 請求項1に記載の形状計測装置であって、
    前記非接触測距センサは、点までの距離を測定するレーザ測距センサ、または点までの距離を測定するレーザ光切断センサからなる
    形状計測装置。
  8. 請求項2に記載の形状計測装置は、
    前記非接触測距センサの前記円弧状の走査に対応するプロファイルを、前記非接触測距センサの直線状の走査に対応するプロファイルに変換する変換部、を備える
    形状計測装置。
  9. 請求項3に記載の形状計測装置は、
    前記所定の一軸の前記実体面、または前記基準面に対する傾きに起因して生じるプロファイルの歪みを補正する補正部、を備える
    形状計測装置。
  10. 請求項1に記載の形状計測装置は、
    前記非接触測距センサは、前記所定の一軸の旋回軸と略平行な方向に前記測定光を射出する
    形状計測装置。
  11. 請求項1に記載の形状計測装置は、
    前記非接触測距センサは、前記所定の一軸の旋回軸から、0.5度以上10度以下の範囲で傾けた方向に前記測定光を射出する
    形状計測装置。
  12. 複数の駆動軸を有する多関節ロボットと、
    前記多関節ロボットに取り付けられた非接触測距センサと、を備える形状計測装置による形状計測方法であって、
    前記多関節ロボットによる、前記複数の駆動軸のうち、所定の一軸だけを駆動することにより、前記非接触測距センサから射出された測定光を対象物に対して走査するステップ、
    を含む形状計測方法。
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